JP2023043775A - 半導体装置及びこれを備えた点火制御装置 - Google Patents

半導体装置及びこれを備えた点火制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体装置に使用される、パワー半導体素子のオフ期間にグランド配線の寄生インダクタンスによる起電力によって入力判定回路がオンを誤認、パワー半導体素子の再オンによるコレクタ電流の振動を防ぐ。【解決手段】入力判定回路の出力にディレイ回路を設置、入力判定回路が出力する信号がオン判定信号であった場合、これを10μsec~20μsecの間ディレイさせる事により、数μsecのオン判定信号をマスクし、パワー半導体素子の再オンを防ぐ。【選択図】図1

Description

本発明は半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の回路構成に属する。
内燃機関の点火コイルに通電される電流を制御するイグナイタは、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などのパワー半導体素子等を備え、エンジンコントロールユニット(ECU)からのスイッチング制御信号に基づきパワー半導体素子を制御することで点火コイルの1次側電流の通電を制御する。
パワー半導体素子のターンオフ時に1次側コイルの電圧は数百V程度まで上昇し、1次側コイルと2次側コイルの巻き線比に応じた数十kVの高電圧を2次側コイルに発生させることで、スパークプラグを火花放電させる。
また、イグナイタには例えば特許文献1に示すように、イグナイタのゲート信号入力端子とパワー半導体素子のゲート端子の間に繋がる抵抗や、イグナイタのゲート信号入力端子とグランド端子(またはエミッタ端子)の間に繋がる抵抗を備え、パワー半導体のターンオフ時にはこれらを介してゲート電荷を引抜く。
更には、例えば特許文献1に示すように、パワー半導体のゲート端子からイグナイタの信号入力端子に向かうスピードアップ用ダイオードを備えることで、パワー半導体素子のターンオフ時に、パワー半導体素子のゲート電荷を高速に引き抜き、早急にパワー半導体素子をオフする技術がある。
特開2018-7539号
パワー半導体素子の急速なターンオフ時の急激な電流変化とグランド配線の寄生インダクタンスによる起電力により、ECUのグランドに対してイグナイタのエミッタ電位が低下してしまうことで、イグナイタの信号入力端子-エミッタ端子間電位差が上昇する。
これにより、パワー半導体素子が正常にターンオフできず、ターンオフ時間が延びたり、ターンオフ期間中に1次側コイル電流に相当するコレクタ電流が振動するなどして、点火コイルの放電のタイミングに影響が出たり、ノイズとなり車内の他の機器に影響を及ぼすという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、パワー半導体素子のコレクタ電流の振動による悪影響を抑制する事が出来る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置を提供することにある。
上記問題を解決させるために、本発明では、高電位側の第1端子および低電位側の第2端子との間に接続されたパワー半導体素子と、スイッチング制御信号が入力される制御端子と、前記パワー半導体素子のゲートとの間に接続されたゲート抵抗と、前記パワー半導体素子のゲートと前記第2端子との間に接続された遮断部と、前記制御端子電位と前記第2端子電位との電位差、が所定電位より高いか否かを判定し、この判定結果を入力判定信号として出力する入力判定回路と、前記入力判定信号が入力され、出力が前記遮断部の入力に接続され、前記電位差が前記所定電位より高いオン判定信号のときに、該入力判定信号を、前記電位差の前記所定電位超過時より所定時間遅延させて出力するディレイ回路とを有する半導体装置及びこれを備えた点火制御装置を提供する。
本発明によれば、パワー半導体素子のコレクタ電流の振動による悪影響を抑制する事が出来る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置を提供できる。
本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第1の実施形態の構成例の図である。 入力判定回路の構成例の図である。 ディレイ回路の構成例の図である。 従来技術の半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の構成例の図である。 従来技術の実施形態の動作波形の図である。 第1の実施形態の動作波形の図である。 制御信号発生部の構成例の図である。 本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第2の実施形態の構成例の図である。 本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第3の実施形態の構成例の図である。 エミッタ配線の寄生インダクタンスが高い状態における、第1の実施形態の動作波形の図である。 エミッタ配線の寄生インダクタンスが高い状態における、第3の実施形態の動作波形の図である。 本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第4の実施形態の構成例の図である。 本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第5の実施形態の構成例の図である。
図1~図3は、本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第1の実施形態の構成例である。ここで、本願の半導体装置は、イグナイタの様なインダクタンスを持つ負荷駆動装置であってよい。
自動車等の内燃機関の点火制御装置1000は制御信号発生部10と、点火プラグ20と、点火コイル30と、電源40と、本発明に係る半導体装置100とを備える。
制御信号発生部10は、半導体装置100に内蔵されるパワー半導体素子110のオンおよびオフの切り換えを制御するスイッチング制御信号Vinを発生する。
制御信号発生部10は、例えば、自動車のECUの一部または全部である。
制御信号発生部10がスイッチング制御信号Vinを半導体装置100に供給することにより、内燃機関の点火制御装置1000は点火プラグ20の点火動作を開始する。
点火プラグ20は、放電により電気的に火花を発生させる。点火プラグ20は、例えば、10kV程度以上の印加電圧により放電する。
点火プラグ20は、一例として、内燃機関に設けられ、この場合、燃焼室の混合気等の燃焼ガスを点火する。
点火プラグ20は、例えば、シリンダの外部からシリンダ内部の燃焼室まで貫通する貫通孔に設けられ、当該貫通孔を封止するように固定される。この場合、点火プラグ20の一端は燃焼室内に露出され、他端はシリンダ外部から電気信号を受け取る。
点火コイル30は、点火プラグ20を放電させる高電圧を電気信号として供給する。
点火コイル30は、変圧器として機能してよく、例えば、1次側コイル32および2次側コイル34を有するイグニッションコイルである。
1次側コイル32および2次側コイル34の一端は、電気的に接続される。
点火コイル30の1次側コイル32は、2次側コイル34よりも巻き線数が少なく、2次側コイル34とコアを共有する。2次側コイル34は、1次側コイル32に発生する起電力に応じて、起電力(相互誘導起電力)を発生させる。
2次側コイル34は、他端が点火プラグ20と接続され、発生させた起電力を点火プラグ20に供給して放電させる。
電源40は、点火コイル30に電圧を供給する。電源40は、例えば、1次側コイル32および2次側コイル34の一端に予め定められた定電圧Vb(一例として、14V)を供給する。電源40は、一例として、自動車のバッテリーである。
半導体装置100は、制御信号発生部10から供給されるスイッチング制御信号Vinに応じて、点火コイル30の1次側コイル32の他端および基準電位の間の導通および非導通を切り換える。
半導体装置100は、例えば、スイッチング制御信号Vinがハイ電位(オン電位)であることに応じて1次側コイル32および基準電位の間を導通させ、ロー電位(オフ電位)であることに応じて非導通にさせる。
ここで、基準電位は、自動車の制御システムにおける基準電位でよく、また、自動車内における半導体装置100に対応する基準電位でもよい。基準電位は、半導体装置100をオフにするロー電位でもよく、一例として、0Vである。
半導体装置100は、制御端子102と、第1端子104と、第2端子106と、パワー半導体素子110と、遮断部120と、入力判定回路130と、ディレイ回路140と、ロジック回路150と、ゲート抵抗170と、スピードアップ用ダイオード180と、プルダウン抵抗190とを備える。半導体装置100は、これらを1つの半導体基板内に集積した構成である。
また、入力判定回路130と、ディレイ回路140を動作させる電源電圧は、制御端子102から入力されるスイッチング制御信号Vinを兼用しており、スイッチング制御信号Vinがハイ電位の場合のみ、入力判定回路130とディレイ回路140が動作する構成としている。
制御端子102は、制御信号発生部10に接続され、パワー半導体素子110を制御するスイッチング制御信号Vinを入力する。第1端子104は、点火コイル30を介して電源40に接続される。
第2端子106は、基準電位に接続される。即ち、第1端子104は、第2端子106と比較して高電位側の端子であり、第2端子106は、第1端子104と比較して低電位側の端子である。
パワー半導体素子110は、ゲート端子、コレクタ端子、およびエミッタ端子を含み、ゲート端子に入力するスイッチング制御信号Vinに応じてゲートが制御され、コレクタ端子およびエミッタ端子の間を電気的に接続または切断する。
パワー半導体素子110は、高電位側の第1端子104および低電位側の第2端子106の間に接続され、ゲート電位に応じてオンまたはオフに制御される。
パワー半導体素子110は、一例として、IGBTである。また、パワー半導体素子110は、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)であってもよい。
MOSFETの場合は、前記コレクタ端子はドレイン端子、前記エミッタ端子はソース端子として読み替えればよい。
パワー半導体素子110のエミッタ端子は、第2端子106と接続される。また、コレクタ端子は、第1端子104に接続される。
なお、本実施形態において、パワー半導体素子110は、スイッチング制御信号Vinがハイ電位となることに応じて、コレクタ端子およびエミッタ端子の間を電気的に接続するIGBTである例について説明する。
先ず、半導体装置100の基本動作を説明する。パワー半導体素子110をオンさせて1次側コイル電流を導通させるターンオン動作としては、スイッチング制御信号Vinにハイ電位が入力されると、ゲート抵抗170を介して、パワー半導体素子110のゲート端子にパワー半導体素子110の閾値電圧以上のハイ電位が加わり、パワー半導体素子110はオンし、1次側コイル電流が流れ始める。
一方、スイッチング制御信号Vinにロー電位が入力されると、パワー半導体素子110のゲート端子の電荷はゲート抵抗170およびスピードアップ用ダイオード180、更にプルダウン抵抗190を介して、基準電位に放電される。これによりパワー半導体素子110のゲート電位はパワー半導体素子の閾値電圧以下のロー電位に下がり、パワー半導体素子110はオフとなり、1次側コイル電流が遮断される。
前記の基本動作に加えて、図1の半導体装置100では入力判定回路130、ディレイ回路140,ロジック回路150、遮断部120を備える。
遮断部120は、パワー半導体素子110のゲート端子および基準電位の間に接続される。遮断部120は、一例として、ゲート電位である遮断部入力信号Vmosに応じてドレイン端子およびソース端子の間をオンまたはオフに制御されるnチャネル型のMOSFETである。
遮断部120は、一例として、ゲート電位である遮断部入力信号Vmosがハイ電位となることに応じて、ドレイン端子およびソース端子の間を電気的に接続する、ノーマリーオフのスイッチ素子である。
遮断部120は、ドレイン端子がパワー半導体素子110のゲート端子に接続され、ソース端子が基準電位に接続され、ゲート端子に入力される遮断部入力信号Vmosがハイ電位であるかロー電位であるかによって、制御端子102から入力するスイッチング制御信号Vinをパワー半導体素子110のゲート端子に供給するか否かを切り換える。
ゲート抵抗170は、制御端子102およびパワー半導体素子110のゲート端子の間に接続される。
ゲート抵抗170は、遮断部120がオフ状態の場合、スイッチング制御信号Vinをパワー半導体素子110のゲート端子に供給する。遮断部120がオン状態の場合は、ゲート抵抗170を介して流れ込むスイッチング制御信号Vinは、遮断部120を介して基準電位へと流れ、パワー半導体素子110のゲート端子にはロー電位が加わる。
また、遮断部120がオン状態の場合は、パワー半導体素子110のゲート電圧は、遮断部120を介して基準電位に放電される。即ち、パワー半導体素子110はオフ状態となる。
入力判定回路130は、制御端子102およびディレイ回路140との間に接続される。
入力判定回路130は、制御信号発生部10からの制御端子電位Vgおよびエミッタ電位Veを入力として判定する。制御端子電位Vgとエミッタ電位Veとの差が所定の電位以上である場合、パワー半導体素子のオン信号と判定し入力判定信号Vjとしてオン判定信号を出力する。制御端子電位Vgとエミッタ電位Veとの差が所定電位より低い場合は、パワー半導体素子のオフ信号と判定し入力判定信号Vjとしてオフ判定信号を出力する。入力判定信号Vjは、ディレイ回路140およびロジック回路150を介して遮断部120に送信される。ここで、所定の電位とは、例えば、パワー半導体素子の閾値電位である。また本例では、オン判定信号はハイレベルの信号で、オフ判定信号はローレベルの信号である。
入力判定回路130の構成例を図2に示す。
入力判定回路130は、制御端子102と第2端子106との間に直列に接続される抵抗131および132と、抵抗131、132と並列に、互いに直列に配置される抵抗133およびMOSFET134を含む。入力判定回路130はさらに、抵抗133の一端とMOSFET134のコレクタ間より、互いの入力と出力を直列に接続される複数のインバータ135を含む。
抵抗131と抵抗132の接続点より伸びる配線はMOSFET134のゲートと接続される。
また、複数のインバータ135のうち1つのインバータの入力は抵抗133の一端とMOSFET134のドレインとの接続点に接続され、1つのインバータの出力は、ディレイ回路140の入力端子に接続される。
ここで一般的には、半導体装置100は点火コイル30と一体化されており、制御端子102、第2端子106および点火コイル30の電源40側接続端子に相当する端子は、ECUの信号出力端子、基準電位およびバッテリー端子、または各々に相当する接続端子とハーネスを介して接続される。このハーネス長等によって、第2端子106と基準電位間の寄生インダクタンスは最大5μH程度が想定される。
制御端子102に入力されるスイッチング制御信号Vinがオフ信号となり、前記パワー半導体素子110であるIGBTがターンオフする時、コレクタ電流Icの傾きとハーネスの寄生インダクタンス値により決まる電圧値で第2端子106の電位は下降し、その結果、制御端子102と第2端子106との間の電位差が上昇し、その上昇電位によってはスイッチング制御信号Vinからオン信号が入力された場合と同等の入力信号となり、この信号に反応して半導体装置100が動作するとターンオフ動作を妨げる動作となる。なお、この上昇時間は数μsec程度となる。
入力判定回路130の複数のインバータ135にも入力された信号の遅延効果は存在するが、オン判定信号を数μsecの間マスクする能力を有しない。
ディレイ回路140は、入力判定回路130より出力された入力判定信号Vjを入力とし、その出力をロジック回路150の入力に接続されており、ディレイ回路出力信号Vdを出力する。
ディレイ回路140は、入力判定回路130がロジック回路150へ出力する入力判定信号Vjがオン判定信号であった場合、これをオン判定信号受信より10μsec~20μsec遅延させる事が出来る。
ディレイ回路140の構成例を図3に示す。
ディレイ回路140は、入力判定回路130の出力に接続された抵抗141と、抵抗141を介して電流が供給されるコンデンサ142と、抵抗141とコンデンサ142との接続点に接続され、互いの入力と出力を直列に接続される複数のインバータ143を備える。
抵抗141は、一端を入力判定回路130の出力に、もう一端をコンデンサに接続されている。
複数のインバータ143の1つのインバータの入力は抵抗141とコンデンサ142の接続点に接続され、複数のインバータ143の1つのインバータの出力は遮断部120の入力端子に接続される。
ディレイ回路140はコンデンサ142の蓄電・放電効果によって、入力された電位の一時的な上昇・低下を平滑化させて出力し、コンデンサ142の容量を調整する事によって、遅延時間を調整することも出来る。
ロジック回路150はディレイ回路140から出力されるディレイ回路出力信号Vdを遮断部入力信号Vmosに変換する装置で、本実施形態ではインバータ回路を用いる。
以上の本実施形態に係る半導体装置100は、パワー半導体素子110が正常な状態にあり、スイッチング制御信号Vinがハイ電位からロー電位となると、パワー半導体素子110がオン状態からオフ状態となる。
これにより、電源40から点火コイル30の1次側コイル32を介して流れていたコレクタ電流Icは急激に減少する。
なお、スイッチング制御信号Vinがハイ電位で制御端子102に印加されると、コレクタ電流Icの時間変化dIc/dtは、1次側コイル32のインダクタンスおよび電源40の供給電圧に応じて定まり、オン時間に応じてコレクタ電流Icは予め定められた(または設定された)電流値を保つ。
例えば、コレクタ電流Icは、オン状態において数A、十数A、または数十A程度である。
オフ状態におけるコレクタ電流の急激な減少により、1次側コイル32の両端電圧は、自己誘電起電力により急激に増加し、2次側コイル34の両端電圧に数十kV程度に至る誘導起電力を発生させる。
点火制御装置1000は、このような2次側コイル34の電圧を点火プラグ20に供給することにより、点火プラグ20を放電させて燃焼ガスを点火する。
パワー半導体素子110がオン状態からオフ状態に至る過程の、半導体装置100の各部の動作波形を図5bに示す。
動作波形を説明する上で、図1の制御信号発生部10の出力回路構成の一例を示した図6を用いて説明する。
時刻T4に制御信号発生部10内のCPU710からの指令信号(CPU出力信号)CPUoutがハイ電位からロー電位に変わる事によってトランジスタ720はオフとなり、スイッチング制御信号Vinはコンデンサ730を放電するため、緩やかに電位が低下する。
このスイッチング制御信号Vinが入力判定回路130の電源電圧も兼ねる構成のため、スイッチング制御信号Vinに追従して、入力判定回路130の出力電圧である入力判定信号Vjも低下し、スイッチング制御信号Vinが入力判定回路130の判定電圧を下回ると、入力判定信号Vjはオフ判定信号としてロー電位を出力する。
また、スイッチング制御信号Vinが低下し始めると、パワー半導体素子110のゲート電荷はスピードアップ用ダイオード180を介してプルダウン抵抗190に放電を開始する。
入力判定信号Vjがオフ判定信号を出力すると、ディレイ回路出力電圧Vdもロー電位を出力し、ロジック回路150の出力電圧である遮断部入力信号Vmosはハイ電位となり、遮断部120が導通する。パワー半導体素子110のゲート電荷は遮断部120を介しても放電されるようになり、ゲート電荷放電が加速される。
パワー半導体素子110のゲート電位がパワー半導体素子110の閾値電圧付近まで低下した時刻T5からコレクタ電流Icが下がり始め、-dIc/dtと寄生インダクタンスによってエミッタ電位Veが急峻に低下し、その結果、制御端子102とエミッタ電位Ve間の電圧が上昇し、入力判定回路130はスイッチング制御信号Vinからハイ電位が入力されたと誤認してオン判定信号を出力し、遮断部120の導通は遮断される。
その結果、制御端子102側とパワー半導体素子110のゲート電位の大小関係が変わり、電荷の放電速度は緩まる、または再びパワー半導体素子110のゲートが充電され、コレクタ電流Icの低下は緩まり、エミッタ電位Veの低下は上昇に転じる。制御端子102とエミッタ電位Ve間の電圧は再び低下し、入力判定回路130は再びオフ判定信号を出力し、遮断部120を導通させ、パワー半導体素子110のオフを加速させる。
この動作が繰り返されることで、図5bに示すようにパワー半導体素子は期間T5~T6の間でオンとオフを繰り返し、コレクタ電圧Vcおよびコレクタ電流Icが数μsecの周期で振動する。
本発明ではディレイ回路140を有することで、図5bに示すように、エミッタ電位Veの低下でディレイ回路の入力信号である入力判定信号Vjが上昇に転じても、ディレイ回路140によって10μsec~20μsecディレイさせられ、遮断部120の導通状態を維持しようとするため、パワー半導体素子110もゲート放電を維持し続け、コレクタ電圧Vc、コレクタ電流Icの振動を抑制することができる。
以上より本願におけるプルダウン抵抗190の役割はパワー半導体素子110のゲート電荷およびコンデンサ730の電荷の引き抜きである。従って、パワー半導体素子110のゲート電荷を遮断部120で完全に引き抜く事が出来、制御信号発生部10がコンデンサ730を有しない構造の場合、プルダウン抵抗190は無くてもよい。
図4に参考例の内燃機関の点火制御装置及びこれを備えた点火制御装置の一例10000を示す。点火制御装置10000を構成する半導体装置900は、パワー半導体素子910と、そのゲート端子に接続されるゲートプルダウン回路(遮断部)920と、制御端子902とパワー半導体素子910のゲート端子との間に接続されたゲート抵抗912、970と、プルダウン抵抗990と、スピードアップ用ダイオード980とを有する。
また半導体装置900は、パワー半導体素子910とゲート抵抗912等を含むパワー半導体チップ911と、遮断部920と入力判定回路930とゲート制御回路950等を含む制御半導体チップ921の2チップから構成される。
制御端子902に入力される信号がオフ判定信号である場合に、パワー半導体素子910のゲート容量の電荷はスピードアップ用ダイオード980およびプルダウン抵抗990を介して引き抜かれる。また遮断部920はパワー半導体素子910のゲートとエミッタとを導通させる。これにより、パワー半導体素子910のゲート容量から電荷を引き抜き、ゲート電位を急速に低下させ、コレクタ電流を遮断する。
遮断部920によりゲート電荷を引き抜くことによって、パワー半導体素子910の急速なターンオフが可能となる。
パワー半導体素子910の遮断速度が急速なほど、エミッタ電位Veの低下も急速となり、入力判定回路930がオンを誤認識し、それによってパワー半導体素子910が再オンする。パワー半導体素子910がオンすることにより制御端子-第2端子間電位差Vgeが低下し、入力判定回路930がオフ信号を認識するとパワー半導体素子910はオフする。これらを繰り返すことでコレクタ電流が振動してしまう。
この振動によって、点火コイル830の2次側コイル834の放電のタイミングに影響が出たり、ノイズとなり他機器に影響を及ぼしたり、損失が大きくなる等の悪影響を及ぼす。
図5aにパワー半導体素子910がオン状態からオフ状態に至る過程の、半導体装置900の各部の動作波形を示す。
時刻T1において、スイッチング制御信号Vinがハイ電位からロー電位に変わる事によって、入力判定回路930の動作が停止し、入力判定信号Vjが低下する。その結果、時刻T2において、遮断部入力信号Vmosが上昇し、遮断部920が導通、コレクタ電流Icが下がり始める。期間T2~T3では、-dIc/dtと寄生インダクタンスによってエミッタ電位Veが数μsecの周期で振動し、同じく制御端子-第2端子間電位差Vgeも振動し、入力判定回路930はパワー半導体素子910のオン信号と誤認する。その結果、出力された入力判定信号Vjも振動、遮断部920が遮断され、パワー半導体素子910がオンする。この後、パワー半導体素子910がオンオフを繰り返すことによりコレクタ電圧Vcが振動し、コレクタ電流Icもわずかに振動している。
図7は、本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第2の実施形態1001の構成例である。
点火制御装置1001と第1の実施形態の点火制御装置1000との相違点は、半導体装置200が制御半導体チップ101とパワー半導体チップ111の2チップからなる構成されている事である。このような構成においても第1の実施形態と同様の効果を奏する。
以降の実施形態においても同様に半導体装置300,400,500を2チップ構成とすることができる。
図8は、本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第3の実施形態1003の構成例である。
点火制御装置1003と第1の実施形態の点火制御装置1000との相違点は、半導体装置300内部のスピードアップ用ダイオード180を削除し、逆流防止用のダイオード181を備える事である。その他の構成は半導体装置100と同様である。
ダイオード181は制御信号発生部10とパワー半導体素子110のゲートとの間に、アノードを制御信号発生部10側に、カソードをパワー半導体素子110側に接続される。
プルダウン抵抗190は、パワー半導体素子110のオフ期間にゲート電荷の引き抜き経路ともなり得る。そこで、ゲート電荷を確実に遮断部120より引き抜くため、ダイオード181を設置し、パワー半導体素子110のゲート電荷の、プルダウン抵抗190への逆流を防ぐ。
図9bにパワー半導体素子110がオン状態からオフ状態に至る過程の、半導体装置300の各部の動作波形を示す。比較のため、図9aに半導体装置100の動作波形を示す。ここでは、両者の差異を示すため、エミッタ配線の寄生インダクタンスを図5aおよび図5bよりも高い場合で示す。
時刻T1~T6で発生する現象は図5a、bとほぼ同様である。ただしエミッタ配線の寄生インダクタンスが大きいため、ターンオフ時のエミッタ電位Veの低下幅が大きく、スイッチング制御信号Vinの上昇も大きくなる。半導体装置100の動作波形図に相当する図9aでは、入力判定回路130とディレイ回路では振動を抑えきれず、遮断部120が導通状態を維持できず、パワー半導体素子110のゲート電荷の放電速度が一度緩まり、コレクタ電圧Vcに落ち込みが生じ、コレクタ電流Icもわずかに振動している。
これに対して半導体装置300の動作波形図に相当する図9bでは、ダイオード181の存在によってパワー半導体素子110のゲート端子から制御端子102へのインピーダンスが高くなるため、ターンオフ信号が入っても、パワー半導体素子110のゲート電荷はプルダウン抵抗側に放電されず、スイッチング制御信号Vinが十分下がり、入力判定回路がオフを検出すると、遮断部120が導通して、パワー半導体素子のゲート電荷の引抜きを開始し始める。この期間もスイッチング制御信号Vinは低下し続け、ゲート電圧がパワー半導体素子110の閾値電圧を下回ったT5のタイミングでコレクタ電流Icは低下を開始する。
この時にコレクタ電流Icの傾きと寄生インダクタンスでVe電圧は低下し、スイッチング制御信号Vinは上昇するが、電流遮断開始時のスイッチング制御信号Vinが図9aのT2のタイミングよりも低く、入力判定回路の判定電圧を上回らないため、オン信号という誤検出に至らず、遮断部120は導通を維持し、パワー半導体素子110は振動することなく、電流を遮断することができる。
図10は、本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第4の実施形態の構成例である。
本実施形態の点火制御装置1004の半導体装置400と半導体装置300の相違点は、半導体装置400はダイオード181が無く、ゲート抵抗170の抵抗値が非常に大きい事である。その他の構成は半導体装置300と同様である。
遮断部120はインピーダンスを有し、ゲート抵抗170の抵抗値は遮断部120のインピーダンスの5倍以上とすることが望ましい。
ゲート抵抗170の抵抗値を十分に大きく設定する事により、第3の実施形態同様、パワー半導体素子110のゲート端子から制御端子102へのインピーダンスが高くすることで、プルダウン抵抗によるパワー半導体素子110のゲート電荷の引抜きを抑え、Vin電圧が十分下がった状態から、遮断部120により引き抜く。
図11は、本発明に係る半導体装置及びこれを備えた点火制御装置の第5の実施形態の構成例である。
点火制御装置1005の半導体装置500と半導体装置300の相違点は、制御端子102とパワー半導体素子110のゲートとの間に、第2のゲート抵抗171と並列にゲート抵抗170と逆流防止用ダイオード181の直列回路を有する事である。ここで第2のゲート抵抗171の抵抗値は、遮断部120のインピーダンスの5倍以上とすることが望ましい。その他の構成は半導体装置300と同様である。
第4の実施形態のゲート抵抗170および第5の実施形態で示した第2のゲート抵抗171は、ターンオフ時にパワー半導体素子110のゲート端子から制御端子102へのインピーダンスを高くすることで、プルダウン抵抗190によるパワー半導体素子110のゲート電荷の引抜きを抑え、Vin電圧が十分下がった状態から、遮断部120により引き抜く。
図10に示す第4の実施形態は、ゲート抵抗170の抵抗値を大きくしすぎるとパワー半導体素子110をオンさせる際の遅延時間が長くなりすぎる問題が発生する。これに対して図11に示す第5の実施例は、オン期間はゲート抵抗170およびダイオード181を経由してパワー半導体素子110のゲートに荷電し、オフ期間は第2のゲート抵抗171を設けることよりパワー半導体素子110のゲート電荷の大部分を遮断部120より引き抜く事で、パワー半導体素子110をオンさせる際の遅延時間増加を軽減する。
以上のとおり、本実施形態では、パワー半導体素子の急速なターンオフ時にECUのグランドに対してエミッタ電位が低下して、ゲート-エミッタ間電位差が上昇しても、ディレイ回路を備えていることにより、パワー半導体素子の誤動作を抑制する。
これにより、パワー半導体素子のコレクタ電流の振動による悪影響を抑制する事が出来る。
本願の実施形態はこれに限定されるものでは無く、例えば遮断部120をp型のMOSFETとし、ロジック回路150のインバータを廃しても良い。また半導体装置100は同一半導体基板上に構成されていなくてもよい。
10…制御信号発生部
20…点火プラグ
30…点火コイル
32…1次側コイル
34…2次側コイル
40…電源
100…半導体装置(第1の実施形態)
102…制御端子
104…第1端子
106…第2端子
110…パワー半導体素子
120…遮断部
130…入力判定回路
131、132、133…抵抗
134…MOSFET
135…インバータ
140…ディレイ回路
141…定電流源
142…コンデンサ
143…インバータ
150…ロジック回路
170…ゲート抵抗
171…第2のゲート抵抗
180…スピードアップ用ダイオード
181…ダイオード
190…プルダウン抵抗
1000…第1の実施形態の半導体装置を含む点火制御装置
101…半導体装置の制御半導体チップ(第2の実施形態)
111…半導体装置のパワー半導体チップ(第2の実施形態)
1001…第2の実施形態の半導体装置を含む点火制御装置
200…半導体装置(第2の実施形態)
300…半導体装置(第3の実施形態)
1003…第3の実施形態の半導体装置を含む点火制御装置
400…半導体装置(第4の実施形態)
1004…第4の実施形態の半導体装置を含む点火制御装置
500…半導体装置(第5の実施例)
1005…第5の実施形態の半導体装置を含む点火制御装置
710…CPU
720…PNPトランジスタ
730…コンデンサ
820…点火プラグ(従来技術例)
830…点火コイル(従来技術例)
832…1次側コイル(従来技術例)
834…2次側コイル(従来技術例)
840…電源(従来技術例)
900…半導体装置(従来技術例)
902…制御端子(従来技術例)
904…コレクタ端子(従来技術例)
910…パワー半導体素子(従来技術例)
911…パワー半導体チップ(従来技術例)
912…ゲート抵抗(従来技術例)
920…遮断部(従来技術例)
921…制御半導体チップ(従来技術例)
930…入力判定回路(従来技術例)
950…ゲート制御回路(従来技術例)
970…抵抗(従来技術例)
980…スピードアップ用ダイオード(従来技術例)
990…プルダウン抵抗(従来技術例)
10000…点火制御装置例(従来技術例)
CPUout…CPU出力信号
Vg…制御端子電位
Ve…エミッタ電位
Vin…スイッチング制御信号
Vj…入力判定信号
Vd…ディレイ回路出力信号
Vmos…遮断部入力信号
Ic…コレクタ電流

Claims (11)

  1. 高電位側の第1端子および低電位側の第2端子との間に接続されたパワー半導体素子と、
    スイッチング制御信号が入力される制御端子と、前記パワー半導体素子のゲートとの間に接続されたゲート抵抗と、
    前記パワー半導体素子のゲートと前記第2端子との間に接続された遮断部と、
    前記制御端子電位と前記第2端子電位との電位差が、所定電位より高いか否かを判定し、この判定結果を入力判定信号として出力する入力判定回路を有し、
    ここで、前記入力判定回路は、前記電位差が前記所定電位より高い場合、前記入力判定信号としてオン判定信号を出力し、
    前記入力判定信号が入力され、出力が前記遮断部の入力に接続され、前記オン判定信号の入力時より所定の遅延時間遅延させて出力するディレイ回路とを更に有する、
    半導体装置。
  2. 前記制御端子と、前記第2端子との間に接続されたプルダウン抵抗を有する、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記制御端子と、前記パワー半導体素子のゲートとの間に、アノードを前記制御端子に、カソードを前記パワー半導体素子のゲートに接続された逆流防止用ダイオードを備えた事を特徴とする、
    請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲート抵抗の抵抗値が、前記遮断部のインピーダンスの5倍以上であることを特徴とする、
    請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記制御端子と、前記パワー半導体素子のゲートとの間の前記ゲート抵抗と前記逆流防止用ダイオードの直列回路に並列に接続された、前記第2のゲート抵抗を備え、
    前記第2のゲート抵抗の抵抗値が、前記遮断部のインピーダンスの5倍以上である事を特徴とする、
    請求項3に記載の半導体装置。
  6. 前記ディレイ回路は、前記入力判定回路の出力と、前記第2端子との間に直列に接続された抵抗またはデプレッション型MOSFETおよびコンデンサを備えることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記ディレイ回路における前記遅延時間は、前記入力判定信号のオン判定信号受信時より10μsecから20μsecである、請求項1から6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記パワー半導体素子と、前記遮断部と、前記ディレイ回路のいずれか1つは、同一のチップ内に形成されていない、請求項1から7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記半導体装置は、内燃機関の点火制御装置のイグナイタである、請求項1から8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の半導体装置をイグナイタとして備えた内燃機関の点火制御装置。
  11. 前記パワー半導体素子のスイッチング制御信号を前記イグナイタの前記制御端子に出力する制御信号発生部を備え、
    前記制御信号発生部は、
    前記制御端子にコレクタを接続されたPNPトランジスタと、
    一端を前記制御端子に接続されたコンデンサと、
    を備える
    請求項10に記載の点火制御装置。
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