JP2023043730A - 冷蔵庫 - Google Patents

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進太郎 小池
Shintaro Koike
隆人 関根
Takahito Sekine
慎太郎 草野
Shintaro Kusano
貴史 山▲崎▼
Takafumi Yamazaki
匠 大谷
Takumi Otani
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Abstract

Figure 2023043730000001
【課題】貯蔵室内を精度よく認識可能な冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫100は、高さ方向に複数のドアポケットを備える扉1aにより閉塞される開口を正面側に有し、収容物を載置する複数の棚を備えた貯蔵室を備える冷蔵庫本体10と、冷蔵庫本体10の正面側かつ上部に配置され、前記貯蔵室に正面側から光を照射する光源と、冷蔵庫本体10の正面側かつ上部のうち、前記光源による光の照射範囲外に配置され、前記貯蔵室を正面側から撮像するカメラとを備えるカメラユニット50と、扉1aを開いた状態で、少なくとも、最上段の前記棚及び最上段の前記ドアポケットが前記光源による光の照射範囲内に配置される。
【選択図】図1

Description

本開示は冷蔵庫に関する。
特許文献1の請求項1には「庫内を撮影するカメラを備えた冷蔵庫において、カメラ1台にて複数箇所の撮影を行うことを特徴とする冷蔵庫。」が記載されている。
特開2003-42626号公報
特許文献1に記載の冷蔵庫では、冷蔵庫本体の外部上面にカメラユニットが固定され、カメラユニットに備えられるカメラによって、貯蔵室が正面側から撮像される。しかし、撮像環境によっては画像が暗くなり、例えば使用者が当該画像に基づいて貯蔵室内を精度よく認識できない可能性がある。
本開示が解決しようとする課題は、貯蔵室内を精度よく認識可能な冷蔵庫の提供である。
本開示の冷蔵庫は、高さ方向に複数のドアポケットを有する扉により閉塞される開口を正面側に有し、収容物を載置する複数の棚を備えた貯蔵室を備える冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の正面側かつ上部に配置され、前記貯蔵室に正面側から光を照射する光源と、前記冷蔵庫本体の正面側かつ上部のうち、前記光源による光の照射範囲外に配置され、前記貯蔵室を正面側から撮像するカメラと、を備え、前記扉を開いた状態で、少なくとも、最上段の前記棚及び最上段の前記ドアポケットが前記光源による光の照射範囲内に配置される。
本開示の冷蔵庫の正面図である。 貯蔵室の正面図である。 本開示の冷蔵庫の側面図である。 カメラユニットの構造を説明する図である。 基板での発光体の固定側を説明する図である。 基板での発光体の固定側とは反対側を説明する図である。 光源による光の照射範囲を説明する側面図である。 レンズの模式図である。 別の実施形態に係るレンズの模式図である。 別の実施形態に係る冷蔵庫100の側面図である。 図10に示す冷蔵庫での光源による光の照射範囲を説明する側面図である。 図1に示す冷蔵庫での光源による貯蔵室への光の照射を説明する図である。 棚の構造を説明する図である。 光源による光の照射範囲を説明する正面図である。 光源による光の照射範囲を説明する上面図である。 扉を開けたときの本開示の冷蔵庫の側面図であり、光を照射しているときを示す図である。
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための形態(実施形態と称する)を説明する。以下の一の実施形態の説明の中で、適宜、一の実施形態に適用可能な別の実施形態の説明も行う。本開示は以下の一の実施形態に限られず、異なる実施形態同士を組み合わせたり、本開示の効果を著しく損なわない範囲で任意に変形したりできる。また、同じ部材については同じ符号を付すものとし、重複する説明は省略する。更に、同じ機能を有するものは同じ名称を付すものとする。図示の内容は、あくまで模式的なものであり、図示の都合上、本開示の効果を著しく損なわない範囲で実際の構成から変更したり、図面間で一部の部材の図示を省略したり変形したりすることがある。
図1は、本開示の冷蔵庫100の正面図である。冷蔵庫100は、冷蔵庫本体10と、詳細は後記する光源51(図3)及びカメラ52(図3)を備える。光源51及びカメラ52は、カメラユニット50に配置され、冷蔵庫100は、冷蔵庫本体10の外部上面である上部に固定されたカメラユニット50を備える。カメラユニット50は、水平面内(前後左右方向を含む面内)で回動可能に固定されてもよい。また、冷蔵庫本体10は、貯蔵室6を備える。
図2は、冷蔵庫100に備えられる貯蔵室6の正面図である。貯蔵室6は、扉1a(図1)により閉塞される開口6aを正面側に有する。貯蔵室6は、上方に配置された冷蔵室1、製氷室2、上段冷凍室3、野菜室4、及び下段冷凍室5を含む。冷蔵室1では、庫内が冷蔵温度帯(0℃以上)の例えば平均的に4℃程度に設定される。上段冷凍室3及び下段冷凍室5では、庫内が冷凍温度帯(0℃未満)の例えば平均的に-18℃程度に設定される。野菜室4では、庫内が冷蔵温度帯の例えば平均的に6℃程度に設定される。それぞれの貯蔵室6には、開口6aを通じて、食品等が出し入れされる。
図1に戻って、冷蔵庫本体10は、冷蔵室1、製氷室2、上段冷凍室3、野菜室4、及び下段冷凍室5のそれぞれの開口6a(図2)を閉塞する扉1a,2a,3a,4a,5aを備える。扉1aは、冷蔵庫本体10の左右端に設置された回動軸(不図示)を軸中心に回動可能である。回動軸は、扉1aの上側及び下側にそれぞれ備えられたドアヒンジ1bにより、支持される。扉2a,3a,4a,5aは引き出し可能である。
図3は、本開示の冷蔵庫100の側面図である。図3は、説明の都合上、扉1aを開いた状態を示す。扉1aは、高さ方向(上下方向)に複数のドアポケット7を備える。ドアポケット7には、例えば飲料を収容した容器(PETボトル、ガラス瓶)等の収容物(不図示)が収容される。貯蔵室6は、食品等の収容物(不図示)を載置する複数の棚8を高さ方向に備える。棚8は、開口6aよりも後側に配置され、扉1aを閉めたときに扉1aと対向して配置される。
なお、扉1aを開けたとき、ドアポケット7は貯蔵室6の外部に配置される。しかし、扉1aを閉めると、貯蔵室6は、冷蔵庫本体10の左右及び後側内壁と扉1aとによって区画されて形成される。そして、ドアポケット7に収容した収容物(不図示)は貯蔵室6に貯蔵される。そこで、扉1aを開いたときには貯蔵室6の外部に配置されるものの、ドアポケット7も貯蔵室6の一部を構成する。
カメラユニット50は、正面側に突出して配置される。光源51は、冷蔵庫本体10の正面側(前側と同義)かつ上部に配置され、貯蔵室6に正面側から光を照射するものである。光源51は例えばLEDである。カメラ52は、冷蔵庫本体10の正面側かつ上部に配置され、貯蔵室6を正面側から撮像するものである。カメラユニット50は、上記のように冷蔵庫本体10の上部に固定され、これにより、光源51及びカメラ52が冷蔵庫本体10の正面側かつ上部に配置される。
例えば図3に示す側面視で、冷蔵庫本体10の正面側から遠ざかる方向(紙面左方向。開口6aから視て正面方向)に向かって、光源51とカメラ52とがこの順で配置される。このようにすることで、カメラ52を貯蔵室6からできるだけ離すことができ、貯蔵室6を正面側から撮像し易くできる。これにより、撮像により得られる画像において、貯蔵室6の歪みを低減できる。また、カメラ52と光源51との間に十分な距離を設け易くできる。これにより、カメラ52への光源51の光の直接的な光の入射を抑制でき、撮像により得られる画像の白飛びを抑制できる。
図4は、カメラユニット50の構造を説明する図である。光源51は、例えばLED等の発光体511と、発光体511を覆うレンズ512とを備える。発光体511と、発光体511を覆うレンズ512と、発光体511を固定する基板513とを備える。カメラ52は、撮像素子522と、撮像素子522を覆うレンズ521とを備える。発光体511、レンズ512、基板513、撮像素子522及びレンズ521は、カメラユニット50に備えられ。具体的には筐体53に収容される。ただし、レンズ512,521はの一部は筐体53から露出する。発光体511及び撮像素子522には、電源ケーブル(不図示)を介して電力が供給される。
カメラユニット50は、第1開口56、第2開口57及びリブ58を備える。第1開口56は、光源51をカメラユニット50の下方に露出させる。第2開口57は、カメラ52をカメラユニット50の下方に露出させる。カメラ52は、光源51よりも下方に突出し、これにより、カメラ52への光源51の光に入射を抑制し易くできる。リブ58は、光源51(特に発光体511及びレンズ512)を囲うように第1開口56からカメラユニット50の内側に立設する。基板513は、リブ58の上端581と接触する。更に、光源51(特に発光体511及びレンズ512)は、リブ58の内側に配置される。
このようなリブ58を備えることで、発光体511の光が、第1開口56を通じて外部に照射されること以外に、リブ58の外側、具体的にはカメラユニット50の内部に漏出することを抑制できる。これにより、例えば暗い部屋等でカメラユニット50のうち第1開口56以外の部分の発光を抑制でき、使用者に違和感を与え難くできる。
図5は、基板513での発光体511の固定側を説明する図である。発光体511は、基板513の下面(図5での上面に対応)に固定され、例えば左右方向に複数配置される。発光体511の下方(図5での上方に対応)には、レンズ512(図4)が配置される。基板513は、発光体511の固定側の面(図5に示す面)で発光体511の周囲に、光を反射する第1反射部材514を備える。第1反射部材514を備えることで、発光体511から下方に照射されたものの、レンズ512で反射した光を、更に第1反射部材514で反射できる。これにより、反射光を再びレンズ512に向かわせることができ、レンズ512を通じた外部への照射量を増加できる。
第1反射部材514は、例えば基板への白色シルク加工より形成されたベタシルク、絶縁加工を施した金属箔、白色樹脂等により構成される。第1反射部材514は、図示の例では、基板513の前側半分の全域に配置される。第1反射部材514は更に後側の少なくとも一部に配置されてもよく、前側半分の少なくとも一部に配置されてもよい。
図6は、基板513での発光体511の固定側とは反対側を説明する図である。図6において、破線で囲った枠は、基板513の下面(上記図5に示す面)に固定された発光体511の投影位置を示す。基板513は、発光体511の固定側(上記図5に示す側)とは反対側(図6に示す側)の面に、少なくとも発光体511の投影位置(図6での破線枠)を含むように、光を反射する第2反射部材515を備える。第2反射部材515を備えることで、発光体511から出射した光のうち、下方のレンズ512に向かわずに発光体511の固定側とは反対側(即ち上方)に向かった光を、第2反射部材515により反射できる。これにより、反射光を再びレンズ512に向かわせることができ、レンズ512を通じた外部への照射量を増加できる。また、発光体511の固定側とは反対側への光の漏出を抑制できる。これにより、例えば暗い部屋等でカメラユニット50のうち第1開口56以外の部分の発光を抑制でき、使用者に違和感を与え難くできる。
図7は、光源51による光の照射範囲を説明する側面図である。レンズ512は、複数配置された発光体511の全体を覆うように配置される。レンズ512はカメラユニット50の下面に配置され、レンズ512の上方に発光体511が配置される。発光体511の光は、レンズ512を通じて、カメラユニット50の下方に対し、照射範囲R1に照射される。
図8は、レンズ512の模式図である。レンズ512は、複数の発光体511(図7)の全体覆うように、図示の例では4つの角をR形状に変更した矩形状を有する。レンズ512は、少なくとも一部に、光を拡散させる光拡散部516を備える。光拡散部516を備えることで、光拡散部516を透過して下方に照射される光を拡散できる。
光拡散部516は、レンズ512を例えば前後方向に半分に区画した場合に、少なくとも冷蔵庫本体10の側(図示の例では背面側。一部でも全部でもよい)に備えられることが好ましい。これにより、貯蔵室6に向かう光を拡散でき、貯蔵室6の全体を明るくし易くできる。図示の例ではレンズ512の全部に備えられる。
レンズ512は、例えば透明な樹脂板、ガラス板等の透明部材により構成される。そして、光拡散部516は、そのような透明部材に対し、光拡散加工を行うことで形成できる。光拡散加工は例えばシボ加工であり、凹凸が多いほど光が拡散する。
図9は、別の実施形態に係るレンズ512の模式図である。図9に示すレンズ512は、冷蔵庫本体10側(図示の例では背面側。一部でも全部でもよい)とは反対側の少なくとも一部に、光の透過を抑制させる透過抑制部517を備える。図示の例では、透過抑制部517は、例えばレンズ512を例えば前後方向に半分に区画した場合に、冷蔵庫本体10側とは反対側の領域の全てに形成される。透過抑制部517を備えることで、冷蔵庫本体10とは反対側への光の照射量を抑制できる。これにより、冷蔵庫本体10とは反対側に配置されるカメラ52への直接的な光の照射を抑制できる。また、レンズ512から視て冷蔵庫本体10とは反対側に存在する使用者(不図示)のまぶしさを低減できる。
透過抑制部517は、例えばレンズ512を構成する透明部材に対し、例えば灰色等の着色加工により形成できる。また、図9に示すレンズ512は、透過抑制部517以外の部分(例えば冷蔵庫本体10側の領域)に、光透過部518を備える。光透過部518は、例えばレンズ512を構成する透明部材を加工しないことで、構成できる。レンズ512により、貯蔵室6に光を照射できる。ただし、光透過部518として、例えば光拡散部516(図8)を備えるようにしてもよい。
図7に戻って、カメラ52は、上記のように、冷蔵庫本体10の正面側かつ上部に配置されるが、更に、この範囲の内、光源51による光の照射範囲R1の外に配置される。このように配置することで、カメラ52への光の直接的な照射を抑制でき、撮像により得られる画像の白飛びを抑制できる。これにより、画像に基づいて貯蔵室6の内部の様子を把握し易くできる。
なお、カメラ52が照射範囲R1の外に配置されているか否かは、発光体511及びレンズ512の構造に基づいて判断できる。更には、実際に光源51から光を照射したときにカメラが照射範囲R1の外に配置されているか判断してもよく、カメラ52により得られた画像に白飛びが生じていないかどうかに基づき、判断してもよい。
図10は、別の実施形態に係る冷蔵庫100の側面図である。図7は、光源51とカメラ52との配置場所を入れ替えたこと、及び、冷蔵庫100が遮光部材54を備えること以外は、図3の例と同じである。
図10に示す側面視では、冷蔵庫本体10の正面側から遠ざかる方向に向かって、カメラ52と光源51とがこの順で配置される。このようにすることで、光源51を貯蔵室6からできるだけ離すことができ、貯蔵室6の例えば上部(例えば最上段の棚8)に光を照射し易くできる。これにより、明るい画像を撮像でき、画像に基づいて貯蔵室6の内部の様子を把握し易くできる。
図11は、図10に示す冷蔵庫での光源による光の照射範囲を説明する側面図である。図10に示す冷蔵庫100は、光源51とカメラ52との間に、光源51による光のカメラ52への入射を抑制する遮光部材54を備える。遮光部材54を備えることで、光源51の光のカメラ52への直接的な入射を抑制でき、画像の白飛びを抑制できる。即ち、例えば設計上の都合により照射範囲R1の内部にカメラ52を配置する場合、光源51とカメラ52との間に遮光部材54を配置することが好ましい。これにより、カメラ52が遮光部材54により遮光されるため、カメラ52の位置が影の部分になり、照射範囲R1の内部ではあるものの直接的な光の入射を抑制できる。
なお、光源51の光は、遮光部材54で遮光された部分以外では、正面視で遮光部材54の側方を通り貯蔵室6に至る。このため、遮光部材54を設置しても貯蔵室6を明るくできる。また、遮光部材54を備える場合、遮光部材54を挟むように、光源51及びカメラ52を左右方向に横並びに配置することもできる。
遮光部材54は、例えば、カメラユニット50からの下方へのカメラ52の突出長さ以上の高さ方向長さを有し、カメラユニット50から下方に立設するリブである。遮光部材54がこのような構造を有することで、冷蔵庫本体10から視てカメラ52よりも遠い位置に配置される光源51の光が貯蔵室6に至るとき、光がカメラ52に直接的に入射することを抑制できる。なお、遮光部材54は、正面視で、少なくともカメラ52の全体と重なるように左右方向に延在することが好ましい。
図示の例では、レンズ52aがカメラユニット50の下方に突出する。従って、遮光部材54の一例手であるリブの高さは、レンズ52aのカメラユニット50からの高さ以上に設定される。また、リブは、例えばカメラ52を囲うにように円筒状に形成できる。ただし、リブは、少なくともカメラ52の側に配置されればよい。また、リブは、例えば、平板状に構成してもよい。
図12は、図1に示す冷蔵庫100での光源51による貯蔵室6への光の照射を説明する図である。図12は、扉1a(図3)の図示を省略する。本開示の冷蔵庫100では、扉を開いた状態で、全ての棚8のうち、少なくとも最上段の棚8が、光源51による光の照射範囲R1内に配置される。このようにすることで、最上段の棚8に載置された収容物を明るくでき、カメラ52による画像を鮮明にできる。また、最上段の棚8が照射範囲R1に入ることで、最上段の棚8以外の棚8も照射範囲R1に入るため、棚8の全体を明るくできる。
図13は、棚8の構造を説明する図である。図13は、扉1a(図3)及びカメラユニット50(図3)の図示を省略する。棚8は、収容物(不図示)を載置する棚本体81と、棚本体81の上面前端部811に配置され、光を反射する光反射部材82とを備える。光反射部材82を備えることで、冷蔵庫本体10の正面側であって上部の光源51から照射されて棚8に至った光を、光反射部材82により反射できる。これにより、貯蔵室6の天面(不図示)及び棚8の下面側も明るくでき、カメラ52により得られる画像全体を明るくし易くできる。
光反射部材82は、棚本体81の材質よりも、可視光の反射率が高い材質により構成される。光反射部材82をこのような材質により構成することで、画像全体を明るくし易くできる。光反射部材82は、例えば、鏡、金属板、白色の樹脂板等である。例えば、棚本体81としてガラス、樹脂等の無色透明板の上面前端部811に、このような光反射部材82を固定する(例えば貼り付ける)ことで、棚8を構成できる。
光反射部材82の大きさは、棚8の大きさに応じて適宜設定すればよい。例えば、光反射部材82は、上面視で、棚8の左右全域に配置される矩形状にできる。また、光反射部材82の奥行(前後方向長さ)は、例えば1cm以上2cm以下にできるが、この長さに限定されない。
図14は、光源51による光の照射範囲R1を説明する正面図である。扉1aを開いた状態で、少なくとも、上記のように最上段の棚8の他に、更に、全てのドアポケット7のうちの最上段のドアポケット7が光源51による光の照射範囲R1内に配置される。このようにすることで、最上段のドアポケット7に収容された収容物(不図示)を明るくでき、カメラ52による画像を鮮明にできる。また、最上段のドアポケット7が照射範囲R1に入ることで、最上段のドアポケット7の下方に配置されるドアポケット7も照射範囲R1に入るため、ドアポケット7の全体を明るくできる。
図15は、光源51による光の照射範囲R1を説明する上面図である。扉1aを冷蔵庫本体10の左右方向に対して90°の角度θで開いたときに、ドアポケット7の正面側端部71と、冷蔵庫本体10との間に、光源51が配置される。この位置に光源51を配置することで、光源51の光を前後左右方向に照射させて、少なくとも最上段の棚8及び最上段のドアポケット7を照射範囲R1内に配置し易くできる。
図16は、扉1aを開けたときの本開示の冷蔵庫100の側面図であり、光を照射しているときを示す図である。上記のように、光源51による光の照射範囲R1内に、少なくとも最上段の棚8及び最上段のドアポケット7が配置される。一方で、カメラ52は、貯蔵室6(図示の例では冷蔵室1)の全体である撮像範囲R2について撮像する。これにより、貯蔵室6全体について明るい画像が得られ、画像に基づいて、貯蔵室6の内部を精度よく認識できる。
1 冷蔵室
10 冷蔵庫本体
100 冷蔵庫
1a 扉
1b ドアヒンジ
2 製氷室
2a 扉
3 上段冷凍室
3a 扉
4 野菜室
4a 扉
5 下段冷凍室
50 カメラユニット
51 光源
511 発光体
512 レンズ
513 基板
514 第1反射部材
515 第2反射部材
516 光拡散部
517 透過抑制部
518 光透過部
52 カメラ
521 レンズ
522 撮像素子
52a レンズ
53 筐体
54 遮光部材
56 第1開口
57 第2開口
58 リブ
581 上端
5a 扉
6 貯蔵室
6a 開口
7 ドアポケット
71 正面側端部
8 棚
81 棚本体
811 上面前端部
82 光反射部材
R1 照射範囲
R2 撮像範囲
θ 角度

Claims (13)

  1. 高さ方向に複数のドアポケットを備える扉により閉塞される開口を正面側に有し、収容物を載置する複数の棚を備えた貯蔵室を備える冷蔵庫本体と、
    前記冷蔵庫本体の正面側かつ上部に配置され、前記貯蔵室に正面側から光を照射する光源と、
    前記冷蔵庫本体の正面側かつ上部のうち、前記光源による光の照射範囲外に配置され、前記貯蔵室を正面側から撮像するカメラと、を備え、
    前記扉を開いた状態で、少なくとも、最上段の前記棚及び最上段の前記ドアポケットが前記光源による光の照射範囲内に配置される
    ことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記光源は、発光体と、前記発光体を固定する基板とを備え、
    前記光源と、前記光源を固定する基板と、前記カメラとを備え、前記冷蔵庫本体の上部に固定されたカメラユニットを備え、
    前記カメラユニットは、
    前記光源を前記カメラユニットの下方に露出させる第1開口と、
    前記光源を囲うように前記第1開口から前記カメラユニットの内側に立設するリブと、を備え、
    前記基板は、前記リブの上端と接触しているとともに、前記光源は、前記リブの内側に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記基板は、前記発光体の固定側の面で前記発光体の周囲に、光を反射する第1反射部材を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記基板は、前記発光体の固定側とは反対側の面に、少なくとも前記発光体の投影位置を含むように、光を反射する第2反射部材を備える
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の冷蔵庫。
  5. 側面視で、前記冷蔵庫本体の正面側から遠ざかる方向に向かって、前記光源と前記カメラとがこの順で配置される
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 側面視で、前記冷蔵庫本体の正面側から遠ざかる方向に向かって、前記カメラと前記光源とがこの順で配置される
    ことを特徴とする請求項1~4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記光源と前記カメラとの間に、前記光源による光の前記カメラへの入射を抑制する遮光部材を備える
    ことを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記遮光部材は、前記カメラを備えるカメラユニットからの下方への前記カメラのの突出長さ以上の高さ方向長さを有し、前記カメラを収容するカメラユニットから下方に立設するリブである
    ことを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記光源は、発光体と、前記発光体を覆うレンズとを備え、
    前記レンズは、少なくとも一部に、光を拡散させる光拡散部を備える
    ことを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記光源は、発光する発光体と、前記発光体を覆うレンズとを備え、
    前記レンズは、前記冷蔵庫本体側とは反対側の少なくとも一部に、光の透過を抑制させる透過抑制部を備える
    ことを特徴とする請求項1~8の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記棚は、前記収容物を載置する棚本体と、前記棚本体の上面前端部に配置され、光を反射する光反射部材とを備える
    ことを特徴とする請求項1~10の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記光反射部材は、前記棚本体の材質よりも、可視光の反射率が高い材質により構成される
    ことを特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
  13. 前記扉を前記冷蔵庫本体の左右方向に対して90°の角度で開いたときに、
    前記ドアポケットの正面側端部と、前記冷蔵庫本体との間に、前記光源が配置される
    ことを特徴とする請求項1~12の何れか1項に記載の冷蔵庫。
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