JP2023043039A - ケースの連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップを抑え、ケースの汎用性を維持しつつシール部材の位置決めを可能とする。【解決手段】減速機1は、減速機ケース2と、モータケース4とが、両ケース2,4の互いの対向面間にゴムシール35を介在させた状態で、モータケース4の前面側から減速機ケース2の後面側へ締結されるネジ40によって連結される構造である。そして、ゴムシール35に、ネジ40と干渉して減速機ケース2の後面側へ変形し、連結状態でネジ40の外面に当接する位置決め片38が設けられている。【選択図】図2

Description

本開示は、例えばモータケースと減速機ケース等の2つのケースをボルト等の締結部材で連結する構造に関する。
モータ付き減速機は、出力軸及びギアを含む減速部を収容した減速機ケースに、モータを収容したモータケースを取り付けてなる。モータの回転軸は、減速機ケースとモータケースとの一方に設けられた連結部を貫通して減速機ケース内に突出し、減速部のギアと噛合している。
連結部は、減速機ケースとモータケースとにそれぞれ開口部を有する端面同士を付き合わせてボルト等の締結部材で連結することで形成される。よって、両端面の間には、開口部の周囲をシールするシール構造が必要となる。このシール構造として、特許文献1には、一方の端面に環状溝部を設け、環状溝部内に保持させたOリング等のシール部材を他方の端面に圧接させる構造が開示されている。特にここでは、シール部材の半径方向外側に複数の突起を設け、環状溝部に、各突起に対応する複数の凹部を設けて、各突起を各凹部に挿入させることでシール部材を位置決めしている。
特許第6502834号公報
上記従来のケースの連結構造においては、シール部材に突起を、環状溝部に凹部をそれぞれ設ける必要があるため、コストアップに繋がる。特に環状溝部を設ける減速機ケース又はモータケースは、環状溝部に凹部を設けることで専用品となり、汎用性が失われてしまう。
そこで、本開示は、コストアップを抑え、且つケースの汎用性を維持しつつシール部材の位置決めを行うことができるケースの連結構造を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示は、第1のケースと、第2のケースとが、両ケースの互いの対向面の間にシール部材を介在させた状態で、一方の前記対向面側から他方の前記対向面側へ締結される締結部材によって連結されている構造であって、
前記シール部材に、前記締結部材と干渉して前記他方の対向面側へ変形し、連結状態で前記締結部材の外面に当接する位置決め片が設けられていることを特徴とする。
本開示の別の態様は、上記構成において、前記一方の対向面に凸面部が形成され、前記他方の対向面に、前記一方の対向面との連結状態で前記凸面部が嵌合する凹面部が形成されて、前記凸面部の端面と前記凹面部の底面との間に前記シール部材が配置され、前記位置決め片は、前記変形後は前記凸面部の外面と前記締結部材の外面との間に挟持されていることを特徴とする。
本開示の別の態様は、上記構成において、前記シール部材は、前記互いの対向面の間に介在されるリング部を有し、前記位置決め片と前記締結部材とは、前記リング部を中心とした点対称位置に一対配置されていることを特徴とする。
本開示の別の態様は、上記構成において、前記第1のケースは、減速部を収容する減速機ケースであり、前記第2のケースは、モータを収容するモータケースであることを特徴とする。
本開示の別の態様は、上記構成において、前記第1のケースは、モータを収容するモータケースであり、第2のケースは、前記モータのブレーキ機構を収容するブレーキケースであることを特徴とする。
本開示によれば、シール部材に位置決め片を設ければ足り、両ケースに位置決め用の余計な加工が不要となる。よって、コストアップを抑え、且つケースの汎用性を維持しつつシール部材の位置決めを行うことができる。また、位置決め片によって連結後の締結部材の緩み防止効果も得られる。
本開示の別の態様によれば、上記効果に加えて、一方の対向面に凸面部が形成され、他方の対向面に、連結状態で凸面部が嵌合する凹面部が形成されて、凸面部の端面と凹面部の底面との間にシール部材が配置され、位置決め片は、変形後は凸面部の外面と締結部材の外面との間に挟持されているので、位置決め片が締結部材のネジ孔に噛み込むおそれがなくなる。
本開示の別の態様によれば、上記効果に加えて、シール部材は、互いの対向面の間に介在されるリング部を有し、位置決め片と締結部材とは、リング部を中心とした点対称位置に一対配置されているので、ケースの連結がバランスよく行え、必要なシール性も確保できる。
形態1のモータ付き減速機の縦断面図である。 ゴムシール部分の拡大図である。 ゴムシール部分で分解して示すモータ付き減速機の斜視図である。 形態2のブレーキ付きモータの一部縦断面図である。 ゴムシール部分の拡大図である。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、モータ付き減速機の一例を示す縦断面図である。便宜上、図1の左側を前方、上側を上方として説明する。
モータ付き減速機(以下単に「減速機」という。)1は、減速部3を収容する四角箱状の減速機ケース2の後部に、モータ5を収容する筒状のモータケース4を、連結部6を介して連結してなる。連結部6は、減速機ケース2から後方へ突出し、前後に貫通する貫通孔7を有する筒状となっている。
減速部3は、入力ピニオン10と、出力ギアセット11とを備えている。
入力ピニオン10は、連結部6を貫通して減速機ケース2内に突出している。
出力ギアセット11は、入力ピニオン10と直交方向に支持されて上下両端が減速機ケース2から突出する中空の出力軸12と、出力軸12へ一体に結合されて入力ピニオン10が噛合する大径の出力ギア13とを備えている。
モータ5は、モータケース4内に固定されるステータ15と、ステータ15を貫通して軸心に回転軸17を備えたロータ16とを有する。回転軸17の後部は、モータケース4の後部でボールベアリング18を介して支持される。回転軸17の前部は、貫通孔7の内部でボールベアリング19を介して支持される。貫通孔7の後部には、ボールベアリング19を保持する軸受保持部20が形成されている。ボールベアリング19の前方には、貫通孔7と回転軸17との間をシールするオイルシール21が設けられている。回転軸17の前端に、入力ピニオン10が同軸で一体に設けられている。
連結部6の後面には、図2及び図3に示すように、軸受保持部20と同心となる背面視円形の凸面部25が形成されている。凸面部25の後端面は、リング状の平坦な前側受け座26となっている。凸面部25の径方向外側は、前側受け座26よりも前側に位置する平坦な前側突き当て面27となっている。この前側突き当て面27に、一対のネジ孔28,28が形成されている。ネジ孔28,28は、連結部6の軸線を中心とした点対称位置に配置されている。凸面部25におけるネジ孔28,28に隣接する外周には、円弧状の切欠き29,29が形成されている。
モータケース4の前端には、フランジ部30が形成されている。フランジ部30の前面には、連結部6の凸面部25が嵌合する正面視円形の凹面部31が形成されている。凹面部31の底面は、リング状の平坦な後側受け座32となっている。フランジ部30の前面は、後側受け座32よりも前側に位置する平坦な後側突き当て面33となっている。
ここでは凸面部25を凹面部31に嵌合させて、前側突き当て面27と後側突き当て面33とを当接させるいんろう結合となっている。この結合状態で、前側受け座26と後側受け座32とは、前後に所定の隙間を隔てて対向している。フランジ部30には、連結部6のネジ孔28,28に対応した一対の透孔34,34が形成されている。
前側受け座26と後側受け座32との間には、ゴムシール35が配置されている。ゴムシール35は、正面視円形で板状のリング部36を備えている。リング部36は、組み付け前では、前側受け座26と後側受け座32との隙間よりも大きい厚みを有している。
リング部36の前面外周側には、全周に亘って段差が形成されて、外周が薄肉部37となっている。薄肉部37の外周には、一対の位置決め片38,38が一体に形成されている。位置決め片38,38は、正面視四角形状の舌片で、薄肉部37と略同じ厚みを有して径方向外側へ突出している。位置決め片38,38は、リング部36を中心とした点対称位置に配置されている。ゴムシール35は、位置決め片38,38がネジ孔28,28と透孔34,34との間に位置するように前側受け座26と後側受け座32との間に配置されている。
以上の如く構成された減速機1において、減速機ケース2にモータケース4を組み付ける際、連結部6の前側受け座26にゴムシール35のリング部36を、位置決め片38,38がネジ孔28,28の後方に位置するようにセットする。こうして位置決め片38,38をネジ孔28,28に合わせることでゴムシール35の位置決めが行われる。
この状態でモータケース4を後方から組み付けて凹面部31に凸面部25を嵌合させると、ネジ孔28,28と透孔34,34との間に位置決め片38,38が位置することになる。
ここから透孔34,34に後方からネジ40,40を貫通させてネジ孔28,28にねじ込むと、図1及び図2に示すように、ネジ40,40と干渉した位置決め片38,38が前方へ折曲し、切欠き29,29内で凸面部25の外面とネジ40,40の外面との間に挟持される。そして、リング部36は、前側受け座26と後側受け座32との間で前後に圧縮されて両受け座26,32の間をシールする。
このように、上記形態1の減速機1は、減速機ケース2(第1のケース)と、モータケース4(第2のケース)とが、両ケース2,4の互いの対向面間にゴムシール35(シール部材)を介在させた状態で、モータケース4の前面側から減速機ケース2の後面側へ締結されるネジ40(締結部材)によって連結される構造である。そして、ゴムシール35に、ネジ40と干渉して減速機ケース2の後面側へ変形し、連結状態でネジ40の外面に当接する位置決め片38が設けられている。
この構成によれば、ゴムシール35に位置決め片38を設ければ足り、減速機ケース2及びモータケース4に位置決め用の余計な加工が不要となる。よって、コストアップを抑え、且つ減速機ケース2及びモータケース4の汎用性を維持しつつゴムシール35の位置決めを行うことができる。また、位置決め片38によって連結後のネジ40の緩み防止効果も得られる。
特に、減速機ケース2の後面に凸面部25が形成され、モータケース4の前面に、減速機ケース2の後面との連結状態で凸面部25が嵌合する凹面部31が形成されて、凸面部25の端面と凹面部31の底面との間にゴムシール35が配置され、位置決め片38は、変形後は凸面部25の外面とネジ40の外面との間に挟持されている。
よって、位置決め片38がネジ40のネジ孔28に噛み込むおそれがなくなる。
ゴムシール35は、減速機ケース2の後面とモータケース4の前面との間に介在されるリング部36を有し、位置決め片38とネジ40とは、リング部36を中心とした点対称位置に一対配置されている。
よって、減速機ケース2とモータケース4との連結がバランスよく行え、必要なシール性も確保できる。
なお、上記形態1では、凸面部の外面でネジ孔の位置に切欠きを設けているが、ネジ孔との距離によっては切欠きはなくてもよい。
ゴムシールは、薄肉部がない形状であってもよい。
上記形態1では、凸面部を減速機ケースに、凹面部をモータケースにそれぞれ形成しているが、これと逆に、凸面部をモータケースに、凹面部を減速機ケースにそれぞれ形成してもよい。但し、凸面部と凹面部とによる結合に限らない。シール部材に設けた位置決め片がネジと干渉して変形可能であれば、平坦面同士の突き当てであっても差し支えない。
ネジのねじ込み方向も、モータケース側からでなく、減速機ケース側からであってもよい。
減速部は、中間ギアセットが複数あってもよいし、連結部は、減速機ケースでなくモータケースへ一体に設けてもよい。両ケースにそれぞれ設けた連結部同士を連結してもよい。
[形態2]
本開示のケースの連結構造は、減速機ケースとモータケースとの間への適用に限らない。2つのケース同士をシール部材を介して締結部材で連結する構造であれば、他のケース同士の連結にも適用できる。以下、別の形態を説明する。
図4及び図5は、ブレーキ付きモータ50を示している。便宜上、図4の右側を前方として説明する。ブレーキ付きモータ50は、図示しないモータを収容するモータケース51の前側(出力側)に、図示しない減速機構を収容するギアヘッド52を連結し、後側に、ブレーキ機構54を収容するブレーキケース53を連結している。ギアヘッド52から、減速機構の出力軸55が突出している。モータの回転軸56は、モータケース51の後端を閉塞するブラケット57を貫通してブレーキケース53内に突出している。
ブレーキ機構54は、モータの回転軸56をOFF状態で制動し、ON状態で制動を解除する動作を行う。ブレーキケース53は、前ケース58と後ケース59とを複数のボルトで連結してなり、前ケース58が、ブラケット57に、後方から複数のボルト60によって連結されている。ボルト60の内側でブレーキケース53とブラケット57との間には、シールリング61が介在されている。
ブラケット57の後面には、回転軸56を中心としたリング状の溝62が形成されて、溝62の底面に、ボルト60が螺合するネジ孔63が形成されている。前ケース58の前面には、回転軸56を中心としたリング状の突条64が形成されて、突条64の前端面に、ボルト60が貫通する透孔65が形成されている。
ここでのゴムシール35Aは、ブラケット57と前ケース58との間に介在されている。ゴムシール35Aのリング部36は、ボルト60の外側で、溝62内に配置されている。リング部36には薄肉部が設けられておらず、位置決め片38は、リング部36の内周から径方向内側へ向けて一体形成されている。
よって、モータケース51に前ケース58を組み付ける際、ブラケット57の溝62にゴムシール35Aのリング部36を、位置決め片38がネジ孔63の後方に位置するようにセットする。こうして位置決め片38をネジ孔63に合わせることでゴムシール35Aの位置決めが行われる。
この状態で前ケース58を後方から組み付けると、ネジ孔63と透孔65との間に位置決め片38が位置することになる。
ここから透孔65に後方からボルト60を貫通させてネジ孔63にねじ込むと、ボルト60と干渉した位置決め片38が前方へ折曲し、図5に示すようにボルト60の外面に当接する。そして、リング部36は、溝62の底面と突条64の前端面との間で前後に圧縮されて両面間をシールすることになる。
このように、上記形態2のブレーキ付きモータ50は、モータケース51(第1のケース)と、ブレーキケース53(第2のケース)とが、両ケース51,53の互いの対向面間にゴムシール35Aを介在させた状態で、ブレーキケース53の前面側からモータケース51のブラケット57の後面側へ締結されるボルト60(締結部材)によって連結されている構造である。そして、ゴムシール35Aに、ボルト60と干渉してブラケット57の後面側へ変形し、連結状態でボルト60の外面に当接する位置決め片38が設けられている。
この構成によれば、ゴムシール35Aに位置決め片38を設ければ足り、モータケース51及びブレーキケース53に位置決め用の余計な加工が不要となる。よって、コストアップを抑え、且つモータケース51及びブレーキケース53の汎用性を維持しつつゴムシール35Aの位置決めを行うことができる。また、位置決め片38によって連結後のボルト60の緩み防止効果も得られる。
なお、上記形態2でも、ねじ込み方向は、ブレーキケース側からでなく、モータケース側からであってもよい。
ゴムシールは、両ケースを連結するボルトの外側に設けられているが、ボルトの内側に設けてもよい。上記形態1のように、ゴムシールの内周に薄肉部を設けて位置決め片を形成してもよい。
モータケースとブレーキケースとの連結も、上記形態1のように、両ケースの対向面の一方に凸面部を、他方に凹面部を設けて嵌合させるいんろう結合であってもよい。
ブレーキケースの前ケースと後ケースとの間に本開示の連結構造を採用してもよい。但し、ブレーキケースは、2分割でなくてもよい。
そして、各形態において、位置決め片の数及び配置は、上記形態に限らない。ネジ(ボルト)の数及び位置に合わせて適宜変更できる。位置決め片の形状や厚みも、正面視四角形状に限らず、ネジ(ボルト)と干渉して変形可能であれば適宜変更可能である。
シール部材は、上記形態のゴムシールに限らない。例えばリング部が、板状でなく横断面が円形等であってもよいし、リング部の正面視が円形でなく四角形等であってもよい。ゴム製でなくてもよい。
ネジ(ボルト)は、ネジ孔へのねじ込みに限らない。両ケースを貫通させたネジ(ボルト)にナットを締結して連結してもよい。締結部材としては、ネジに限らず、リベットやピン等も使用できる。
本開示の連結構造を適用するケースは、減速機及びブレーキ付きモータのケースに限らない。形態2のブレーキケースのように分割されるケース同士の連結に本開示を適用することもできる。
1・・モータ付き減速機、2・・減速機ケース、3・・減速部、4・・モータケース、5・・モータ、6・・連結部、10・・入力ピニオン、11・・出力ギアセット、12,55・・出力軸、17,56・・回転軸、25・・凸面部、26・・前側受け座、27・・前側突き当て面、28,63・・ネジ孔、29・・切欠き、30・・フランジ部、31・・凹面部、32・・後側受け座、33・・後側突き当て面、34,65・・透孔、35,35A・・ゴムシール、36・・リング部、37・・薄肉部、38・・位置決め片、40・・ネジ、50・・ブレーキ付きモータ、51・・モータケース、53・・ブレーキケース、54・・ブレーキ機構、57・・ブラケット、58・・前ケース、59・・後ケース、60・・ボルト、62・・溝、64・・突条。

Claims (5)

  1. 第1のケースと、第2のケースとが、両ケースの互いの対向面の間にシール部材を介在させた状態で、一方の前記対向面側から他方の前記対向面側へ締結される締結部材によって連結されている構造であって、
    前記シール部材に、前記締結部材と干渉して前記他方の対向面側へ変形し、連結状態で前記締結部材の外面に当接する位置決め片が設けられていることを特徴とするケースの連結構造。
  2. 前記一方の対向面に凸面部が形成され、前記他方の対向面に、前記一方の対向面との連結状態で前記凸面部が嵌合する凹面部が形成されて、前記凸面部の端面と前記凹面部の底面との間に前記シール部材が配置され、前記位置決め片は、前記変形後は前記凸面部の外面と前記締結部材の外面との間に挟持されていることを特徴とする請求項1に記載のケースの連結構造。
  3. 前記シール部材は、前記互いの対向面の間に介在されるリング部を有し、前記位置決め片と前記締結部材とは、前記リング部を中心とした点対称位置に一対配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケースの連結構造。
  4. 前記第1のケースは、減速部を収容する減速機ケースであり、前記第2のケースは、モータを収容するモータケースであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のケースの連結構造。
  5. 前記第1のケースは、モータを収容するモータケースであり、第2のケースは、前記モータのブレーキ機構を収容するブレーキケースであることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のケースの連結構造。
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