JP2023041177A - 光ファイバ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造かつ安価でありながら低伝送損失のフューモードファイバとしての光ファイバを提供すること。【解決手段】光ファイバは、センタコアからなる、または、センタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層以下のコア層とからなる、コア部と、前記コア部の最大屈折率および純石英ガラスよりも屈折率が低く、前記コア部の外周を取り囲むクラッド部と、を備え、波長1550nmにおいて、LP伝搬モードである2以上の伝搬モードで光を伝搬する。【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバに関する。
クラッド部にフッ素の様な屈折率を下げるドーパントをドープすることによって、波長1550nmにおいて0.18dB/km以下の超低伝送損失を実現するフューモードファイバが提案されている(特許文献1)。ここで、フューモードファイバとは、LP(Linear Polarized)伝搬モードである2以上の伝搬モードで光を伝搬する光ファイバである。
クラッド部の屈折率を純石英ガラスより低くした光ファイバでは、コア部のドーパントを減らす、あるいはほぼなくすことが可能であり、これにより、コア部でのゲルマニウム(Ge)などのドーパントの濃度分布に起因するレイリー散乱損失を低減させることで、低伝送損失を実現することが可能となる。特許文献1では、4つまでのLP伝搬モードの全てで、波長1550nmにおいて0.18dB/km以下の伝送損失を実現した結果が開示されている。
一方、波長1550nmにおいて0.18dB/km以下の超低伝送損失を実現するマルチコアファイバとしては、非特許文献1に開示されるような結合型マルチコアタイプのファイバが、すでに数多く報告されている。
特表2017-526960号公報
佐久間 洋宇ら,電子情報通信学会,EXAT研究会,EXAT2020-17
しかしながら、特許文献1に開示されている光ファイバは、Geを含まないコアとフッ素を含むシリカガラスとからなる3層構造と、その外側のフッ素ドープトレンチ層と、の合計4層のコア構造を備える。このようにコア構造の層数が多いと、光ファイバの製造プロセスにおいて、より複雑なプロセス制御が必要となり、結果として光ファイバが高価になるという課題がある。
また、特許文献1では、コア構造内での屈折率の差が非常に大きい、具体的にはΔ1とΔ2との差が非常に大きいので、多量のドーパントを使用することとなるため、その点でも光ファイバが高価になるという課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡易な構造かつ安価でありながら低伝送損失のフューモードファイバとしての光ファイバを提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様は、センタコアからなる、または、センタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層以下のコア層とからなる、コア部と、前記コア部の最大屈折率および純石英ガラスよりも屈折率が低く、前記コア部の外周を取り囲むクラッド部と、を備え、波長1550nmにおいて、LP伝搬モードである2以上の伝搬モードで光を伝搬する光ファイバである。
波長1550nmにおいて、前記2以上の伝搬モードのそれぞれにおける伝送損失は、0.20dB/km以下であるものでもよい。
前記2以上の伝搬モードは、LP01モード、LP11モード、LP21モードおよびLP02モードのうち2以上の組み合わせであるものでもよい。
前記2以上の伝搬モードは、LP01モードおよびLP11モードの2つの伝搬モードであるものでもよい。
前記クラッド部の少なくとも一部は、フッ素がドープされた石英ガラスからなるものでもよい。
前記センタコアは、カリウムおよびナトリウムの少なくとも一方がドープされた石英ガラスからなるものでもよい。
前記センタコアの径方向の外側において、前記2以上の伝搬モードの全てについて光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までは、カリウムおよびナトリウムの少なくとも一方がドープされているものでもよい。
波長1550nmにおいて、前前記2以上の伝搬モードのそれぞれにおける伝送損失は、0.19dB/km以下であるものでもよい。
波長1550nmにおいて、前前記2以上の伝搬モードのそれぞれにおける伝送損失は、0.18dB/km以下であるものでもよい。
ステップ型の屈折率プロファイルを有するものでもよい。
W型の屈折率プロファイルを有するものでもよい。
階段型の屈折率プロファイルを有するものでもよい。
トレンチ型の屈折率プロファイルを有するものでもよい。
前記センタコアの最大屈折率の純石英ガラスに対する比屈折率差をΔ1とし、前記センタコアに隣接する領域の屈折率の、純石英ガラスに対する比屈折率差をΔ2とすると、(Δ1-Δ2)は0.40%以上0.70%以下であり、前記2以上の伝搬モードの全てについて、波長1550nmにおける有効コア断面積が240μm以下であるものでもよい。
(Δ1-Δ2)が0.40%以上0.55%以下であるものでもよい。
前記センタコアと、前記センタコアの径方向の外側において前記2以上の伝搬モードの全てについて光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までと、において、圧縮応力が存在するものでもよい。
圧縮応力がピークとなる位置が、少なくとも前記センタコアの外側の位置にあるものでもよい。
波長1550nmにおいて、前記2以上の伝搬モードの間の伝送損失の差が0.02dB/km以下であるものでもよい。
サンドペーパー法によって測定された波長1550nmにおけるマイクロベンド損失が1dB/km以下であるものでもよい。
本発明によれは、簡易な構造かつ安価でありながら低伝送損失のフューモードファイバを実現できるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る光ファイバの長手方向に垂直な面における模式的な断面図である。 図2は、実施形態に係る光ファイバの屈折率プロファイルの模式図である。 図3は、径方向位置と、光のフィールド強度、屈折率プロファイル、およびKまたはNaのドープ領域との関係の一例を示す図である。 図4は、ドーパントがドープされている境界での対ピーク比光強度と伝送損失との関係の一例を示す図である。 図5は、有効コア断面積と規格化マイクロベンド損失との関係の一例を示す図である。 図6は、コア直径と有効コア断面積との関係の一例を示す図である。 図7は、径方向位置と、残留応力および屈折率プロファイルとの関係の一例を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する構成要素には適宜同一の符号を付している。また、本明細書においては、カットオフ波長または実効カットオフ波長とは、国際通信連合(ITU)のITU-T G.650.1で定義するケーブルカットオフ波長(λcc)をいう。また、その他、本明細書で特に定義しない用語についてはG.650.1およびG.650.2における定義、測定方法に従うものとする。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る光ファイバの長手方向に垂直な面における模式的な断面図である。光ファイバ1は、石英系ガラスからなり、コア部1aと、コア部1aの外周を取り囲むクラッド部1bとを備える。なお、光ファイバ1におけるコア部1aとクラッド部1bとを備える部分は、光ファイバにおいてガラスからなる部分であり、ガラス光ファイバと記載する場合がある。また、光ファイバ1は、クラッド部1bの外周を取り囲む被覆層1cを備える。被覆層1cは、クラッド部1bの外周を取り囲むプライマリ層1caと、プライマリ層1caの外周を取り囲むセカンダリ層1cbとを有する。被覆層1cを備える光ファイバは、光ファイバ心線と記載する場合がある。
プライマリ層1caおよびセカンダリ層1cbは、樹脂からなる。この樹脂は、たとえば、紫外線硬化樹脂である。紫外線硬化樹脂は、たとえば、オリゴマー、希釈モノマー、光重合開始剤、シランカップリング剤、増感剤、滑剤等、各種の樹脂材料と添加剤とを配合したものである。オリゴマーとしては、ポリエーテル系ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート、シリコーンアクリレート等、従来公知の材料を用いることができる。希釈モノマーとしては、単官能モノマー、多官能モノマー等、従来公知の材料を用いることができる。また、添加剤は、上記したものに限定されず、紫外線硬化樹脂等に対して使用される従来公知の添加剤等を広く用いることができる。
光ファイバ1は、たとえば図2に示すような屈折率プロファイルを有する。図2(a)、(b)、(c)、(d)は、いずれも、光ファイバ1のコア部1aの中心軸から半径方向における屈折率プロファイルを示している。なお、屈折率プロファイルは、純石英ガラスに対する比屈折率差で示している。ここで、純石英ガラスとは、屈折率を変化させるドーパントを実質的に含まず、波長1550nmにおける屈折率が約1.444である、きわめて高純度の石英ガラスである。
図2(a)は、ステップ(Step)型の屈折率プロファイルを示している。図2(a)において、プロファイルP11がコア部1aの屈折率プロファイルを示し、プロファイルP12がクラッド部1bの屈折率プロファイルを示す。ステップ型の屈折率プロファイルでは、コア部1aの直径(コア直径)は2aであり、純石英ガラスの屈折率に対する、コア部1aの最大屈折率の比屈折率差(最大比屈折率差)はΔ1である。また、純石英ガラスの屈折率に対するクラッド部1bの平均屈折率の比屈折率差はΔcladである。図2(a)の場合、コア部1aのなかで平均の屈折率が最大である部分であるセンタコアは、コア部1a全体に対応する。すなわち、図2(a)の場合は、コア部がセンタコアからなる場合の一例である。
図2(b)は、いわゆるW型の屈折率プロファイルを示している。図2(b)において、プロファイルP21がコア部1aの屈折率プロファイルを示し、プロファイルP22がクラッド部1bの屈折率プロファイルを示す。W型の屈折率プロファイルでは、コア部1aは、直径が2aのセンタコアと、センタコアの外周を取り囲むように形成されており、屈折率がクラッド部の屈折率よりも小さく内径が2aで外径が2bのディプレスト層とで構成されている。センタコアは、コア部1aのなかで平均の屈折率が最大である部分である。純石英ガラスの屈折率に対するセンタコアの最大比屈折率差はΔ1である。純石英ガラスの屈折率に対するディプレスト層の平均屈折率の比屈折率差はΔ2である。また、純石英ガラスの屈折率に対するクラッド部1bの平均屈折率の比屈折率差はΔcladである。
図2(b)の場合は、コア部がセンタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層以下(具体的には1層)のコア層とからなる場合の一例である。ディプレスト層はコア層の一例である。
図2(c)は、いわゆるトレンチ型の屈折率プロファイルを示している。図2(c)において、プロファイルP31がコア部1aの屈折率プロファイルを示し、プロファイルP32がクラッド部1bの屈折率プロファイルを示す。トレンチ型の屈折率プロファイルでは、コア部1aは、直径が2aのセンタコアと、センタコアの外周を取り囲むように形成されており、屈折率がセンタコアの最大屈折率よりも小さく内径が2aで外径が2bの中間層と、中間層の外周を取り囲むように形成されており、屈折率がクラッド部の屈折率よりも小さく内径が2bで外径が2cのトレンチ層とで構成されている。センタコアは、コア部1aのなかで平均の屈折率が最大である部分である。純石英ガラスの屈折率に対するセンタコアの最大比屈折率差はΔ1である。純石英ガラスの屈折率に対する中間層の比屈折率差はΔ2である。純石英ガラスの屈折率に対するトレンチ層の比屈折率差はΔ3である。また、純石英ガラスの屈折率に対するクラッド部1bの平均屈折率の比屈折率差はΔcladである。なお、Δ2は、通常はΔcladと同値またはその近傍に設定される。
図2(c)の場合は、コア部がセンタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層のコア層とからなる場合の一例である。中間層とトレンチ層は、2層のコア層の一例である。
図2(d)は、いわゆる階段型の屈折率プロファイルを示している。図2(d)において、プロファイルP41がコア部1aの屈折率プロファイルを示し、プロファイルP42がクラッド部1bの屈折率プロファイルを示す。階段型の屈折率プロファイルでは、コア部1aは、直径が2aのセンタコアと、センタコアの外周を取り囲むように形成されており、屈折率がクラッド部の屈折率よりも小さく内径が2aで外径が2bの階段層とで構成されている。センタコアは、コア部1aのなかで平均の屈折率が最大である部分である。純石英ガラスの屈折率に対するセンタコアの最大比屈折率差はΔ1である。純石英ガラスの屈折率に対する階段層の平均屈折率の比屈折率差はΔ2である。また、純石英ガラスの屈折率に対するクラッド部1bの平均屈折率の比屈折率差はΔcladである。
図2(d)の場合は、コア部がセンタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層以下(具体的には1層)のコア層とからなる場合の一例である。階段層はコア層の一例である。
ここで、コア部1aのセンタコアの屈折率プロファイルは、幾何学的に理想的な形状のステップ型である場合だけでなく、頂部の形状が平坦ではなく製造特性により凹凸が形成されたり、頂部から裾を引くような形状となっていたりする場合がある。この場合、製造設計上のコア部1aのコア直径2aの範囲内における、屈折率プロファイルの頂部で略平坦である領域の屈折率が、Δ1を決定する指標となる。なお、略平坦である領域が複数個所に分かれていると思われる場合や、あるいは連続的な変化が起こっていて略平坦である領域の定義が難しい場合も、隣の層に向かって急激に屈折率が変化する部分以外のコア部の少なくともいずれかの部分が下記のΔ1の範囲に入っていて、最大値と最小値とのΔの差が、或る値±30%以内であれば、所望に近い特性を出すことが可能であることを確認しており、特に問題はない。
また、ディプレスト層、中間層、トレンチ層、階段層、およびクラッド部1bの平均屈折率とは、屈折率プロファイルの径方向における屈折率の平均値である。クラッド部1bは、コア部1aの最大屈折率および純石英ガラスよりも屈折率が低い。
この光ファイバ1は、波長1550nmにおいて、LP伝搬モードである2以上の伝搬モードで光を伝搬する。波長1550nmにおいて、この2以上の伝搬モードのそれぞれにおける伝送損失は、0.20dB/km以下が好ましく、0.19dB/km以下がより好ましく、0.18dB/km以下がさらに好ましい。
2以上の伝搬モードは、たとえば、LP01モード、LP11モード、LP21モードおよびLP02モードのうち2以上の組み合わせである。たとえば、伝搬モードが2つの場合は、LP01モードおよびLP11モードの2つである。
また、波長1550nmにおいて、2以上の伝搬モードの間の伝送損失の差が0.02dB/km以下であることが好ましい。これにより、伝搬モード間での特性の差が低減される。
つぎに、光ファイバ1のコア部1aおよびクラッド部1bの構成材料について説明する。コア部1aのセンタコアおよび階段層は、塩素(Cl)がドープされるとともに、カリウム(K)およびナトリウム(Na)の少なくとも一方がドープされた石英ガラスからなる。Clおよび、KやNaなどのアルカリ金属元素は、石英ガラスの屈折率を上昇させるとともに、粘性を低下させるドーパントである。なお、KやNaは化合物、たとえばカリウム化合物やナトリウム化合物としてドープされていてもよい。
一方、クラッド部1bは、その少なくとも一部が、屈折率を低下させるドーパントであるたとえばフッ素(F)またはホウ素(B)を含む石英ガラスからなる。一方、ディプレスト層およびトレンチ層は、屈折率を低下させる屈折率低下ドーパントであるフッ素またはホウ素をクラッド部1bよりもさらに多く含む石英ガラスからなる。中間層は、クラッド部1bと同じ成分またはそれに近い成分の石英ガラスからなる。ここで、屈折率を下げるドーパントとしては、フッ素にする方が製造性の観点でより好ましい。なお、フッ素は、フッ素化合物としてドープされていてもよい。
なお、以下に説明するように、所望の屈折率プロファイルが実現されているならば、コア部1aにおけるセンタコアと階段層以外のコア層、またはクラッド部1bに、KやNaやClがドープされていてもよい。
つぎに、光ファイバ1においてカリウムおよびナトリウムの少なくとも一方がドープされている場合の好適な状態について説明する。
図3は、光ファイバ1の径方向位置と、光のフィールド強度(以下、光の強度とも記載する場合がある)、屈折率プロファイル、およびKまたはNaのドープ領域との関係の一例を示す図である。径方向位置が0μmの位置は、センタコアの中心軸の位置を意味する。また、図3では、屈折率プロファイルがステップ型であり、(Δ1-Δclad)が0.45%であり、コア半径(コア直径の1/2)が8μmの場合を示している。また、光のフィールド強度はピーク値で規格化してある。
図3に示すように、LP01モードの光のフィールド強度は、径方向におけるコア半径の位置では、ピークの10%未満である。したがって、「公知のドープ領域」で示すように、中心軸からコア半径の位置(センタコアであるコア部1aとクラッド部1bとの界面の位置)までカリウムおよびナトリウムの少なくとも一方がドープされていれば、カリウムまたはナトリウムによる低損失化の効果は十分得られる。
これに対して、光ファイバ1のようなフューモードファイバの場合、より高次モードであるLP11モード、LP21モード、LP02モードについては、図3に示すように、光のフィールド強度が、径方向におけるコア半径の位置でも、ピークの10%以上である。
この場合、「実施形態のドープ領域」で示すように、センタコアの径方向の外側において、光ファイバ1における伝搬モードの全てについて光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までは、カリウムおよびナトリウムの少なくとも一方がドープされていることが好ましい。ピーク値の10%となる径方向位置とは、規格化した強度が0.1となる形方向位置である。これによって、フューモードファイバであっても、カリウムまたはナトリウムによる低損失化の効果が十分得られる。なお、光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までカリウムおよびナトリウムの少なくとも一方が5ppm以上ドープされていれば、低損失化の効果がより好適に得られる。
なお、図3は屈折率プロファイルがステップ型であり、所定のコア半径および所定の(Δ1-Δclad)である場合を示しているが、屈折率プロファイルはW型、トレンチ型、階段型などの他の屈折率プロファイルでもよく、コア半径やΔ1も特に限定されない。
本発明者は、ステップ型、W型、トレンチ型、階段型の様々な屈折率プロファイルおよび屈折率プロファイルを規定する構造パラメータを想定し、ドーパントとしてカリウムまたはナトリウムを想定して、シミュレーション計算や実験などを網羅的に実行し、各伝搬モードにて最低の伝送損失を求めた。なお、ステップ型、W型、トレンチ型、階段型のような、コア部がセンタコアからなる、または、コア部が、センタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層以下のコア層とからなるので、コア構造としては、1層構造、2層構造、または3層構造と呼ばれる。これらのコア構造は、層数が比較的少ないので、光ファイバの製造プロセスにおいて、プロセス制御がより簡易となり、結果として光ファイバが安価になるというメリットがある。
本発明者は、表1のような結果を得た。表1に示すように、ステップ型、W型、トレンチ型、階段型のような、コア部がセンタコアからなる、または、コア部が、センタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層以下のコア層とからなる、いわゆる三層以下構造では、LP01、LP11、LP21、LP02の各モード以外の伝搬モード(たとえばLP31)では、どれだけ最適化を行っても、0.20dB/km以下となる解がないことが確認された。したがって、光ファイバ1における2以上の伝搬モードは、たとえば、LP01モード、LP11モード、LP21モードおよびLP02モードのうち2以上の組み合わせである。また、たとえば、伝搬モードが2つの場合は、LP01モードおよびLP11モードの2つであれば、0.18dB/km以下の低伝送損失を得る上で好ましい。
Figure 2023041177000002
つぎに、図4は、多数の実験の結果得られた、ドーパントがドープされている境界での対ピーク比光強度と伝送損失との関係の一例を示す図である。なお、ドーパントとしてはカリウムを選択した。
図4に示すように、各伝搬モードについて、光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までは、カリウムがドープされていることによって、伝送損失を低減できることが実験的に確認された。なお、ドーパントをカリウムからナトリウムに変更した実験を行った結果でも、同様の傾向が確認された。
なお、図3で示したような、屈折率プロファイルがステップ型であり、(Δ1-Δclad)が0.45%であり、コア半径(コア直径の1/2)が8μmの場合、光の強度がピーク値の10%となる径方向位置とは、LP11モードでは9.2μmであり、LP21モードでは10.4μmであり、LP02モードでは8.8μmである。したがって、光を伝搬させるモードに応じて、カリウムやナトリウムをドープする領域を選択すればよい。
ここで、光ファイバにおいて、Aeffが大きすぎるとマイクロベンド損失が増大するおそれがある。マイクロベンド損失は、JIS C6823:2010に規定される固定径ドラム法に類似するサンドペーパー法で測定した値を採用することができる。サンドペーパー法は、たとえば、番手が#1000のサンドペーパーを巻いた固定ドラムに、100gfの張力で、500mの長さの光ファイバを互いに重ならないように1層巻きに巻き付けた状態Aにおける伝送損失と、巻き束の状態Bの光ファイバの伝送損失との差をマイクロベンド損失の値として定義するものである。ここで状態Bの光ファイバの伝送損失はマイクロベンド損失を含まず、光ファイバそのものに固有の伝送損失と考えられる。また、この測定方法では、伝送損失はたとえば波長1550nmで測定しているので、マイクロベンド損失も波長1550nmでの値である。以下、特に断らない限り、マイクロベンド損失は波長1550nmでの値である。なお、サンドペーパー法によって測定された波長1550nmにおけるマイクロベンド損失は、1dB/km以下であることが好ましい。
そこで、本発明者は、屈折率プロファイルがステップ型の光ファイバについて、波長1550nmにおけるLP01モードのAeffと、規格化マイクロベンド損失との関係について調べた。ここで、規格化マイクロベンド損失とは、マイクロベンド損失を標準SMFにおけるマイクロベンド損失で規格化した値である。標準SMFとは、ITU-T G.652で定義される規格に準拠する特性を有するシングルモード光ファイバであるが、ここでは、さらに波長1550nmにおけるAeffが80μmのものを選択した。
図5は、Aeffと規格化マイクロベンド損失との関係の一例を示す図である。図5に示すように、規格化マイクロベンド損失はAeffの対数関数として表される。なお、LP01モードよりも高次モードについても、Aeffと規格化マイクロベンド損失との関係は同様の傾向を示した。また、規格化マイクロベンド損失が100以上であると、他の構造パラメータや製造条件などを最適化しても、0.20dB/km以下の伝送損失を実現することができないことが確認された。この点から、各伝搬モードについて、波長1550nmにおけるAeffは240μm以下が好ましい。
そこで、本発明者は、Aeffを240μm以下にするための最適な構造パラメータ(プロファイルパラメータとも呼ばれる)に関して、体系的な検討を行った。その結果、Aeffは、Δ1とΔ2とに深い関係があることがわかった。なお、Δ2は、センタコアに隣接する領域の屈折率の、純石英ガラスに対する比屈折率差ということできるので、ステップ型の場合は、Δ2はΔcladに置き換えて考えることができる。
図6は、コア直径と波長1550nmにおけるAeffとの関係の一例を示す図である。図6は、(Δ1-Δ2)を0.4%に固定し、図2に示す様々な異なる屈折率プロファイルにおいて、各伝搬モードにおけるコア直径とAeffとの関係を計算し、さらに異なる屈折率プロファイルの値を平均化したものである。図6の場合のような計算を、様々な(Δ1-Δ2)の値について行ったところ、(Δ1-Δ2)が0.40%以上の場合、Aeffが安定して240μm以下となることが確認された。(Δ1-Δ2)が0.40%より大きくなると、同一コア直径で比較するとAeffは小さくなっていき、240μm以下の範囲に入る傾向にある。したがって、(Δ1-Δ2)は0.40%以上であることが好ましい。
また、表2は、様々な(Δ1-Δ2)の値について、構造パラメータや製造プロセスを最適化して得られた光ファイバの、LP01モードとLP11モードとの伝送損失を示している。表2に示すように、構造パラメータや製造プロセスを最適化すると、(Δ1-Δ2)が0.7%以下であれば、各モードでの伝送損失を0.20dB/km以下とできるので好ましい。さらに、(Δ1-Δ2)が0.55%以下であれば、各モードでの伝送損失を0.18dB/km以下さらには0.17dB/km以下とできるので好ましい。
Figure 2023041177000003
つぎに、実施形態の光ファイバ1においては、センタコアと、センタコアの径方向の外側において、伝搬する2以上の伝搬モードの全てについて光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までと、において、圧縮応力が存在することが好ましい。光ファイバ1において、ある領域での残留応力が圧縮応力となっているということは、その領域は、カリウムやナトリウムがドープされていることによって、光ファイバ1の線引き中の構造緩和がその他の領域よりも進んでいることを示している。このような構造緩和は、レイリー散乱損失ひいては伝送損失の抑制の点で好ましい。
図7は、光ファイバ1の実施例として製造した光ファイバの径方向位置と、残留応力および屈折率プロファイルとの関係の一例を示す図である。径方向位置が0μmの位置は、センタコアの中心軸の位置を意味する。また、図7の光ファイバは、屈折率プロファイルがステップ型であり、(Δ1-Δclad)が0.4%であり、コア半径(コア直径の1/2)が7μmである。
図7に示す光ファイバは、LP01モードとLP11モードとの2つの伝搬モードで光が伝搬する。このとき、LP11モードについて光の強度がピーク値の10%となる径方向位置は8.8μmであるが、その径方向をセンタコアの外側に超えて、約11μmの範囲までが圧縮応力(負値の残留応力)となっている。また、径方向位置が11μmでの、LP11モードの光の強度は、ピーク値の約2%と非常に小さい。その結果、図7に示す光ファイバは、LP11モードの伝送損失でも0.165dB/km以下という極めて低い値であった。
また、図7に示す光ファイバでは、圧縮応力のピークが、径方向位置が0μmmの位置と約8μmの位置とにあるが、約8μmの位置にあるピークは、少なくともセンタコアの外側の位置にあるピークである。このようなピークは、カリウムやナトリウムの濃度が濃い位置、たとえばカリウムやナトリウムがドープされた位置に形成されると考えられる。
以上説明したように、実施形態および実施例の光ファイバによれば、3層構造以下の簡易な構造かつ安価でありながら、波長155nmでの伝送損失が0.20dB/km以下、0.19dB/km以下、さらには0.18dB/km以下の低伝送損失のフューモードファイバを実現できる。
(製造方法)
図7に示す実施例の光ファイバは以下のようにして製造した。まず、公知のVAD(Vapor-phase Axial Deposition)装置を用いて、四塩化ケイ素(SiCl)ガス、水素ガス、酸素ガス、不活性ガスを用いてシリカスートを作製した。その後、シリカスートの焼結ガラス化時にヘリウムガスと塩素ガスとを流すことで塩素を高濃度にドープした。なお、焼結時に流す塩素系ガスは、たとえば四塩化ケイ素のような塩素化合物でもよい。これにより、Δ1が0.1%のコア母材を形成した。
つづいて、製管法にて、純石英ガラスに対する比屈折率差が-0.3%となるようにフッ素をドープしたチューブを準備した。そして、塩化カリウム(KCl)原料を電気炉で融点以上に昇温して溶融・蒸発させた後、冷却ガスによってエアロゾル粒子を生成し、Arキャリアガスでチューブの内部に輸送し、表面にカリウムを堆積させた。その後、チューブの中にコア母材を挿入し、内部を真空にし、酸水素火炎をチューブの外部に当ててコラップス処理を行うことで、コア/クラッド一体化母材を得た。その後、線引き後の光ファイバのコア直径が14μmになるように、さらにチューブを被せ、光ファイバ母材を作製した。つづいて、この光ファイバ母材から光ファイバを線引きした。なお、カリウムは、堆積後に行われた各熱処理工程により、中心方向(センタコア方向)および径方向外側(クラッド部側)の両方に拡散し、所望の領域にドープされる。
なお、カリウムのドープ方法は上記に限られない。たとえば、シリカスートを作製した後、緻密化が起こらない温度範囲で仮焼結を行い、仮焼結体に液浸法にてカリウムをドープしてもよい。また塩化カリウムの代わりにカリウムの硝酸化物、ヨウ化物、臭化物等を用いてもよい。さらに、カリウムの代わりにナトリウムをドープする場合には、各種のナトリウム化合物を用いることができる。
上記実施例の光ファイバにおける各伝搬モードでの光学特性を表3に示す。光学特性測定は、シフトインプット法を用いて行い、モード結合の影響を考慮して、長尺での測定に関しては複数回の測定の平均値をとる形にした。また、マイクロベンド損失はサンドペーパー法にて測定した。なお、表3において「MFD」とはモードフィールド径を意味する。
表3に示すように、LP01モード、LP11モードの両方について、波長1550nmにて0.16dB/km程度の良好な伝送損失特性が得られた。また、波長1550nmにおけるAeffは240μm以下であり、マイクロベンド損失も0.5dB/km以下の低い値であった。すなわち、この光ファイバは、通常のボビン巻き状態では、巻き束の状態に比べた伝送損失の増加は十分に小さいことが確認された。
Figure 2023041177000004
つづいて、上記実施例と同様の方法にてサンプルNo.1~10の光ファイバを作製し、その各伝搬モードにおける光学特性を測定した。その結果を表4、5に示す。なお、表4、5中、「ΔC」は、クラッド部の純石英ガラスに対する比屈折率差を意味し、図2のΔcladと同じである。また、「ドーパント(1層/2層)」とは、1層目(センタコア)とその外側の層の少なくとも一部とにドープされているアルカリドーパントの種類を示している。したがって、たとえばNo.5の光ファイバでは、センタコアとディプレスト層とに、KとNaとの両方がドープされている。また、「伝送損失」、「マイクロベンド損失」、「Aeff」、「MFD」はすべて波長1550nmでの値である。また、屈折率プロファイルについては、No.1~4はステップ型、No.5~7はW型、No.8は階段型、No.9、10はトレンチ型である。
No.1~10の光ファイバのいずれもが、各伝搬モードにおいて0.20dB/km以下の良好な伝送損失であった。また、Aeffは240μm以下であり、マイクロベンド損失も小さい値に抑制されていた。たとえば、No.1の光ファイバは、Δ1-ΔC(=Δ1-Δ2)が0.45%、2aが14.0μm、ドーパントがKの場合であるが、LP01モードについては、伝送損失が0.156dB/km、マイクロベンド損失が0.020dB/km、Aeffが123μm、MFDが11.9μmであった。また、LP11モードについては、伝送損失が0.167dB/km、マイクロベンド損失が0.293dB/km、Aeffが193μm、MFDが10.0μmであった。このように、No.1の光ファイバは、伝送損失の観点から、最も良好な一例である。また、No.1~10の光ファイバのいずれも波長1550nmにおいて各伝搬モードの間の伝送損失の差が0.02dB/km以下であったが、これは、クラッド部にもカリウムがドープされた結果であると考えられる。すなわち、クラッド部にも、伝送損失低減効果を有するカリウムがドープされていることで、クラッド部への光のフィールドの染み出しが大きい高次モードに光に対しても、カリウムの伝送損失低減効果が十分に発揮されていると考えられる。
Figure 2023041177000005
Figure 2023041177000006
なお、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1 :光ファイバ
1a :コア部
1b :クラッド部
1c :被覆層
1ca :プライマリ層
1cb :セカンダリ層

Claims (19)

  1. センタコアからなる、または、センタコアと該センタコアの外周を取り囲む2層以下のコア層とからなる、コア部と、
    前記コア部の最大屈折率および純石英ガラスよりも屈折率が低く、前記コア部の外周を取り囲むクラッド部と、
    を備え、
    波長1550nmにおいて、LP伝搬モードである2以上の伝搬モードで光を伝搬する
    光ファイバ。
  2. 波長1550nmにおいて、前記2以上の伝搬モードのそれぞれにおける伝送損失は、0.20dB/km以下である
    請求項1に記載の光ファイバ。
  3. 前記2以上の伝搬モードは、LP01モード、LP11モード、LP21モードおよびLP02モードのうち2以上の組み合わせである
    請求項1または2に記載の光ファイバ。
  4. 前記2以上の伝搬モードは、LP01モードおよびLP11モードの2つの伝搬モードである
    請求項1~3のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  5. 前記クラッド部の少なくとも一部は、フッ素がドープされた石英ガラスからなる
    請求項1~4のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  6. 前記センタコアは、カリウムおよびナトリウムの少なくとも一方がドープされた石英ガラスからなる
    請求項1~5のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  7. 前記センタコアの径方向の外側において、前記2以上の伝搬モードの全てについて光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までは、カリウムおよびナトリウムの少なくとも一方がドープされている
    請求項1~6のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  8. 波長1550nmにおいて、前前記2以上の伝搬モードのそれぞれにおける伝送損失は、0.19dB/km以下である
    請求項1~7のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  9. 波長1550nmにおいて、前前記2以上の伝搬モードのそれぞれにおける伝送損失は、0.18dB/km以下である
    請求項1~8のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  10. ステップ型の屈折率プロファイルを有する
    請求項1~9のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  11. W型の屈折率プロファイルを有する
    請求項1~9のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  12. 階段型の屈折率プロファイルを有する
    請求項1~9のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  13. トレンチ型の屈折率プロファイルを有する
    請求項1~9のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  14. 前記センタコアの最大屈折率の純石英ガラスに対する比屈折率差をΔ1とし、前記センタコアに隣接する領域の屈折率の、純石英ガラスに対する比屈折率差をΔ2とすると、(Δ1-Δ2)は0.40%以上0.70%以下であり、前記2以上の伝搬モードの全てについて、波長1550nmにおける有効コア断面積が240μm以下である
    請求項1~13のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  15. (Δ1-Δ2)が0.40%以上0.55%以下である
    請求項14に記載の光ファイバ。
  16. 前記センタコアと、前記センタコアの径方向の外側において前記2以上の伝搬モードの全てについて光の強度がピーク値の10%となる径方向位置までと、において、圧縮応力が存在する
    請求項1~15のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  17. 圧縮応力がピークとなる位置が、少なくとも前記センタコアの外側の位置にある
    請求項1~16のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  18. 波長1550nmにおいて、前記2以上の伝搬モードの間の伝送損失の差が0.02dB/km以下である
    請求項1~17のいずれか一つに記載の光ファイバ。
  19. サンドペーパー法によって測定された波長1550nmにおけるマイクロベンド損失が1dB/km以下である
    請求項1~18のいずれか一つに記載の光ファイバ。
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