JP2023039559A - 加熱調理システム、及び、加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる新規な技術を提供する。【解決手段】加熱調理システムは、加熱調理器と、外部装置と、を備える。制御部は、加熱調理器の第1制御プログラムの更新に関する状態である第1の更新関連状態が、第1制御プログラムを更新するのに適していない第1の状態から、第1制御プログラムを更新するのに適している第2の状態に変化する場合に、第1の更新許可信号を外部装置に送信する。外部装置は、加熱調理器から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムを特定の加熱調理器に送信する。制御部は、第1の更新許可信号を外部装置に送信した後に、外部装置から第1更新プログラムを受信する場合に、第1更新プログラムを利用して、第1制御プログラムを更新する。【選択図】図2
Description
本明細書で開示する技術は、加熱調理システム、及び、加熱調理器に関する。
特許文献1には、加熱調理器と、外部装置と、を備える加熱調理システムが開示されている。加熱調理器は、被加熱物を加熱する加熱部と、加熱部を動作させるための操作部と、加熱部に対応する制御プログラムを記憶する調理器側記憶部と、加熱部の動作を制御する制御部と、を備えている。制御部は、ユーザによって操作部が操作される場合に、制御プログラムを利用して加熱部を動作させるように構成されている。外部装置は、加熱調理器の制御プログラムの更新を要求する更新要求を加熱調理器に送信した後に、加熱調理器から更新許可信号を受信する場合に、更新指令を加熱調理器に送信する。加熱調理器は、外部装置から更新指令を受信する場合に、制御プログラムの更新を実行する。
本明細書では、加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる新規な技術を提供する。
本明細書によって開示される加熱調理システムは、加熱調理器と、外部装置と、を備える。加熱調理器と、外部装置と、を備える加熱調理システムであって、前記加熱調理器は、被加熱物を加熱する第1の加熱部と、前記第1の加熱部に対応する第1制御プログラムを記憶する調理器側記憶部と、前記第1の加熱部の動作を制御する制御部と、を備え、前記加熱調理システムは、さらに、前記第1の加熱部を動作させるための操作部を備え、前記制御部は、ユーザによって前記操作部が操作される場合に、前記第1制御プログラムを利用して前記第1の加熱部を動作させるように構成されており、前記制御部は、前記加熱調理器の前記第1制御プログラムの更新に関する状態である第1の更新関連状態が、前記第1制御プログラムを更新するのに適していない第1の状態から、前記第1制御プログラムを更新するのに適している第2の状態に変化する場合に、前記第1制御プログラムを更新可能であることを示す第1の更新許可信号を前記外部装置に送信し、前記外部装置は、前記加熱調理器から前記第1の更新許可信号を受信する場合に、前記第1制御プログラムに対応する第1更新プログラムを前記加熱調理器に送信し、前記制御部は、前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信した後に、前記外部装置から前記第1更新プログラムを受信する場合に、前記第1更新プログラムを利用して、前記第1制御プログラムを更新する。
上記の構成によると、加熱調理器は、第1の更新関連状態が第1の状態から第2の状態に変化する場合に、第1の更新許可信号を外部装置に送信する。そして、外部装置は、加熱調理器から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムを加熱調理器に送信する。そして、加熱調理器は、第1更新プログラムを利用して、第1制御プログラムを更新する。加熱調理器の第1の更新関連状態が第2の状態に変化した直後に、ユーザによって加熱調理器が使用される可能性は低い。このため、加熱調理器の第1の更新関連状態が第2の状態に変化した後に、第1制御プログラムを更新しても、第1制御プログラムが更新されている間に、ユーザによって加熱調理器が使用される可能性は低い。従って、加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、外部装置は、第1更新プログラムを記憶可能に構成されている装置側記憶部を備えてもよい。外部装置は、第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されていない状態から、第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されている状態に変化する場合に、第1制御プログラムの更新を要求する更新要求信号を加熱調理器に送信してもよい。加熱調理器は、外部装置から更新要求信号を受信した後に、加熱調理器の第1の更新関連状態が第1の状態から第2の状態に変化する場合に、第1の更新許可信号を外部装置に送信し、外部装置から更新要求信号を受信していない状態において、加熱調理器の第1の更新関連状態が第1の状態から第2の状態に変化する場合に、第1の更新許可信号を送信しなくてもよい。
第1制御プログラムに対応する第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されていない場合、外部装置は、加熱調理器から第1の更新許可信号を受信しても、第1更新プログラムを加熱調理器に送信することができない。このような状況において、加熱調理器が外部装置に第1の更新許可信号を送信することは、無駄な通信となる。上記の構成によると、加熱調理器は、第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されていない場合、即ち、外部装置から更新要求信号を受信していない場合に、第1の更新許可信号を送信しない。従って、加熱調理器が、第1の更新許可信号を無駄に送信することを抑制することができ、加熱調理器と外部装置との間の通信回数を低減することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、外部装置は、第1更新プログラムを記憶可能に構成されている装置側記憶部を備えてもよい。外部装置は、第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されている状態において、加熱調理器から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムを加熱調理器に送信し、第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されていない状態において、加熱調理器から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1の更新許可信号に対する応答を加熱調理器に送信しなくてもよい。
第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されていない状態において、外部装置が加熱調理器から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1の更新許可信号に対する応答が加熱調理器に送信される構成が考えられる。外部装置は、第1更新プログラムが装置側記憶部に記憶されていない状態において、第1の更新許可信号に対する応答を加熱調理器に送信する必要はない。上記の構成によると、加熱調理器と外部装置との間の通信回数を低減することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、第2の状態は、第1の加熱部の動作が停止しており、操作部を操作することによって第1の加熱部を動作させることができ、かつ、外部装置との通信を実行可能な状態、又は、第1の加熱部の動作が停止しており、外部装置との通信を実行可能であるが、操作部を操作しても、第1の加熱部を動作させることができない状態であってもよい。
上記の構成によると、第2の状態では、第1の加熱部が動作していない。従って、加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、第2の状態は、第1の加熱部の動作が停止しており、操作部を操作することによって第1の加熱部を動作させることができ、かつ、外部装置との通信を実行可能な状態になってから、ユーザによって操作部が操作されていない時間である未操作時間が所定時間を経過した後の状態、又は、第1の加熱部の動作が停止しており、外部装置との通信を実行可能であるが、操作部を操作しても、第1の加熱部を動作させることができない状態になってから、未操作時間が所定時間を経過した後の状態であってもよい。
上記の構成によると、第2の状態では、第1の加熱部が動作しておらず、かつ、未操作時間が所定時間を経過した後態である。この場合、直後に、ユーザによって第1の加熱部を動作させるための操作が操作部に実行される可能性は低い。従って、加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、加熱調理システムは、さらに、外部装置とは異なる端末装置を備えてもよい。端末装置が、操作部を備えてもよい。端末装置は、操作部へのユーザによる所定の操作を受付ける場合に、不使用情報であって、第1の加熱部が使用されないことを示す情報である不使用情報を加熱調理器に送信してもよい。制御部は、端末装置から不使用情報を受信する場合に、第1の更新関連状態が第1の状態から第2の状態に変化したと判断し、第1の更新許可信号を外部装置に送信してもよい。
上記の構成によると、加熱調理器は、端末装置の操作部への所定の操作に応じて端末装置から送信される不使用情報を受信する場合に、第1の更新関連状態が第1の状態から第2の状態に変化したと判断し、第1の更新許可信号を外部装置に送信する。この場合、加熱調理器は、加熱調理器が第2の状態であることを正しく判定することができる。従って、加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる。
1つまたはそれ以上の実施形態において、加熱調理器は、さらに、被加熱物を加熱する第2の加熱部を備え、調理器側記憶部は、第1制御プログラムを記憶する第1の調理器側記憶部と、第2の加熱部に対応する第2制御プログラムを記憶する第2の調理器側記憶部と、を含み、制御部は、第1制御プログラムを利用して、第1の加熱部の動作を制御する第1の制御部と、第2制御プログラムを利用して、第2の加熱部の動作を制御する第2の制御部と、を含んでもよい。制御部は、加熱調理器の第2制御プログラムの更新に関する状態である第2の更新関連状態が、第2制御プログラムを更新するのに適していない第3の状態から、第2制御プログラムを更新するのに適している第4の状態に変化する場合に、第2制御プログラムを更新可能であることを示す第2の更新許可信号を外部装置に送信してもよい。外部装置は、加熱調理器から第2の更新許可信号を受信する場合に、第2制御プログラムに対応する第2更新プログラムを加熱調理器に送信してもよい。制御部は、第1の更新許可信号を外部装置に送信した後に、外部装置から第1更新プログラムを受信する場合に、第1更新プログラムを利用して、第1制御プログラムを更新し、第1制御プログラムが更新されている間において、第1の加熱部が動作することを禁止するとともに、第2の加熱部が動作することを許容し、第2の更新許可信号を外部装置に送信した後に、外部装置から第2更新プログラムを受信する場合に、第2更新プログラムを利用して、第2制御プログラムを更新し、第2制御プログラムが更新されている間において、第2の加熱部が動作することを禁止するとともに、第1の加熱部が動作することを許容してもよい。
上記の構成によると、加熱調理器は、外部装置から、第1更新プログラムを受信する場合に、第2の加熱部が動作することを許容し、外部装置から、第2更新プログラムを受信する場合に、第1の加熱部が動作することを許容する。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本明細書によって開示される加熱調理器は、被加熱物を加熱する第1の加熱部と、前記第1の加熱部に対応する第1制御プログラムを記憶する調理器側記憶部と、前記第1の加熱部の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1制御プログラムを利用して前記第1の加熱部を動作させるように構成されており、前記制御部は、前記加熱調理器の前記第1制御プログラムの更新に関する状態である第1の更新関連状態が、前記第1制御プログラムを更新するのに適していない第1の状態から、前記第1制御プログラムを更新するのに適している第2の状態に変化する場合に、前記第1制御プログラムを更新可能であることを示す第1の更新許可信号を外部装置に送信し、前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信した後に、前記外部装置から、前記第1制御プログラムに対応する第1更新プログラムを受信し、前記外部装置から前記第1更新プログラムを受信する場合に、前記第1更新プログラムを利用して、前記第1制御プログラムを更新する。
上記の構成によると、加熱調理器は、加熱調理器の第1の更新関連状態が第1の状態から第2の状態に変化する場合に、第1の更新許可信号を外部装置に送信する。そして、加熱調理器は、外部装置から第1更新プログラムを受信する場合に、第1更新プログラムを利用して、第1制御プログラムを更新する。加熱調理器の第1の更新関連状態が第2の状態に変化した直後に、ユーザによって加熱調理器が使用される可能性は低い。このため、加熱調理器の第1の更新関連状態が第2の状態に変化した後に、第1制御プログラムを更新しても、第1制御プログラムが更新されている間に、ユーザによって加熱調理器が使用される可能性は低い。従って、加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる。
また、本明細書によって開示される加熱調理システムは、加熱調理器と、外部装置と、端末装置と、を備える。前記加熱調理器は、被加熱物を加熱する第1の加熱部と、前記第1の加熱部に対応する第1制御プログラムを記憶する記憶部と、前記第1の加熱部の動作を制御する制御部と、を備え、前記端末装置は、前記第1の加熱部を動作させるための操作部を備え、前記端末装置は、ユーザによって前記操作部が操作される場合に、前記第1の加熱部を動作させるための動作信号を前記加熱調理器に送信し、前記制御部は、前記端末装置から前記動作信号を受信する場合に、前記第1制御プログラムを利用して前記第1の加熱部を動作させるように構成されており、前記端末装置は、前記加熱調理器の前記第1制御プログラムの更新に関する状態である第1の更新関連状態が、前記第1制御プログラムを更新するのに適していない第1の状態から、前記第1制御プログラムを更新するのに適している第2の状態に変化する場合に、前記第1制御プログラムを更新可能であることを示す第1の更新許可信号であって、前記加熱調理器を識別する識別情報を含む前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信し、前記外部装置は、前記端末装置から前記第1の更新許可信号を受信する場合に、前記第1制御プログラムに対応する第1更新プログラムを前記加熱調理器に送信し、前記制御部は、前記外部装置から前記第1更新プログラムを受信する場合に、前記第1更新プログラムを利用して、前記第1制御プログラムを更新する。
上記の構成によると、端末装置は、加熱調理器の第1の更新関連状態が第1の状態から第2の状態に変化したことを検知する場合に、第1の更新許可信号を外部装置に送信する。外部装置は、端末装置から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムを加熱調理器に送信する。加熱調理器は、外部装置から第1更新プログラムを受信する場合に、第1更新プログラムを利用して、第1制御プログラムを更新する。加熱調理器の第1の更新関連状態が第2の状態に変化した直後に、ユーザによって加熱調理器が使用される可能性は低い。このため、加熱調理器の第1の更新関連状態が第2の状態に変化した後に、第1制御プログラムを更新しても、第1制御プログラムが更新されている間に、ユーザによって加熱調理器が使用される可能性は低い。従って、加熱調理器のユーザに不便を強いることなく、加熱調理器の第1制御プログラムを更新することができる。
(第1実施例)
(加熱調理システム2の構成)
図1に示すように、加熱調理システム2は、第1加熱調理器100と、第2加熱調理器200と、第1端末装置300と、第2端末装置400と、サーバ500と、を備える。第1加熱調理器100、及び、第1端末装置300は、主に、家屋10で利用される装置である。第1加熱調理器100、第1端末装置300、及び、サーバ500は、インターネット4を介して、通信可能である。第2加熱調理器200、及び、第2端末装置400は、主に、家屋20で利用される装置である。第2加熱調理器200、第2端末装置400、及び、サーバ500は、インターネット4を介して、通信可能である。
(加熱調理システム2の構成)
図1に示すように、加熱調理システム2は、第1加熱調理器100と、第2加熱調理器200と、第1端末装置300と、第2端末装置400と、サーバ500と、を備える。第1加熱調理器100、及び、第1端末装置300は、主に、家屋10で利用される装置である。第1加熱調理器100、第1端末装置300、及び、サーバ500は、インターネット4を介して、通信可能である。第2加熱調理器200、及び、第2端末装置400は、主に、家屋20で利用される装置である。第2加熱調理器200、第2端末装置400、及び、サーバ500は、インターネット4を介して、通信可能である。
(第1加熱調理器100、第2加熱調理器200の構成)
第1加熱調理器100は、電源スイッチ110と、加熱操作部112と、表示部114と、通信インターフェース(以下では、「I/F」と記載する)116と、第1コンロバーナ120と、第2コンロバーナ122と、制御装置130と、を備える。第1加熱調理器100には、第1加熱調理器100を識別する機器ID「ck1」が割り当てられている。
第1加熱調理器100は、電源スイッチ110と、加熱操作部112と、表示部114と、通信インターフェース(以下では、「I/F」と記載する)116と、第1コンロバーナ120と、第2コンロバーナ122と、制御装置130と、を備える。第1加熱調理器100には、第1加熱調理器100を識別する機器ID「ck1」が割り当てられている。
電源スイッチ110は、第1加熱調理器100の電源のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。加熱操作部112は、第1コンロバーナ120、第2コンロバーナ122の点火、消火、及び、加熱量の調整を行うための操作部である。なお、第1加熱調理器100は、第1コンロバーナ120、第2コンロバーナ122の自動調理の設定を行うための操作部を含んでいてもよい。表示部114は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部114は、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)としても機能する。通信I/F116は、Wi-Fi(登録商標)方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースである。通信I/F116は、他の無線I/Fであってもよいし、有線I/Fであってもよい。
第1コンロバーナ120は、加熱対象物(例えば、調理容器)を加熱するためのバーナである。第1コンロバーナ120には、ガス供給路(図示省略)が接続されている。ガス供給路には、第1コンロバーナ120へのガスの供給量を調整するためのコンロ調整弁(図示省略)が設けられている。第1コンロバーナ120は、第1コンロバーナ120にガスが供給されている状態でイグナイタ(図示省略)を動作させることで点火する。第2コンロバーナ122は、第1コンロバーナ120と同様の構造を有している。第1コンロバーナ120と第2コンロバーナ122とは、最大火力が異なっている。
制御装置130は、第1加熱調理器100の動作を制御する。制御装置130は、第1マイコン140と、第2マイコン150と、を備える。第1マイコン140は、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどによって構成される第1メモリ142に記憶されている第1制御プログラム144に従って、表示部114、通信I/F116、及び、第1コンロバーナ120の動作を制御する。第1メモリ142には、さらに、自動調理を実行するための自動調理プログラム146が記憶されている。第2マイコン150は、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどによって構成される第2メモリ152に記憶されている第2制御プログラム154に従って、第2コンロバーナ122の動作を制御する。以下では、第1メモリ142及び第2メモリ152を総称して、「調理器側メモリ」と記載することがある。
第1加熱調理器100は、電源オフ状態、電源オン状態、及び、省電力状態のうちのいずれかの状態で動作することができる。電源オフ状態は、制御装置130に電力が供給されていない状態である。電源オン状態は、制御装置130に電力が供給されている状態である。ユーザは、電源スイッチ110を操作することによって、電源オフ状態と電源オン状態とを切替えることができる。第1加熱調理器100は、さらに、省電力状態で動作することができる。省電力状態は、制御装置130に電力が供給されている状態である。電源オン状態と省電力状態との違いについて説明する。電源オン状態では、制御装置130は、第1コンロバーナ120、第2コンロバーナ122、表示部114、及び、通信I/F116の動作を制御する。省電力状態では、制御装置130は、通信I/F116の動作を制御するが、第1コンロバーナ120、第2コンロバーナ122、及び、表示部114の動作を制御しない。即ち、制御装置130は、省電力状態において、ユーザによって加熱操作部112が操作された場合でも、第1コンロバーナ120及び第2コンロバーナ122を動作させない。制御装置130は、第1加熱調理器100が電源オン状態で動作している状態において、ユーザによって加熱操作部112及び表示部114が操作されない時間(以下では、「未操作時間」と記載することがある)が第1判定時間(例えば、20分)を経過する場合に、第1加熱調理器100の状態を電源オン状態から省電力状態に移行させる。また、制御装置130は、第1加熱調理器100が省電力状態で動作している状態において、ユーザによって電源スイッチ110が操作される場合に、第1加熱調理器100の状態を省電力状態から電源オン状態に移行させる。
また、第1加熱調理器100は、第1制御プログラム144の更新に関する状態である第1の更新関連状態として、第1制御プログラム144を更新するのに適している第1の更新可能状態と、第1制御プログラム144を更新するのに適していない第1の更新不可能状態と、のうちのいずれかの状態で動作する。また、第1加熱調理器100は、第2制御プログラム154の更新に関する状態である第2の更新関連状態として、第2制御プログラム154を更新するのに適している第2の更新可能状態と、第2制御プログラム154を更新するのに適していない第2の更新不可能状態と、のうちのいずれかの状態で動作する。
第2加熱調理器200は、機器ID「ck2」が割り当てられている点を除いて、第1加熱調理器100と同様の構造を有する。
(第1端末装置300、第2端末装置400の構成)
第1端末装置300は、例えば、スマートフォン、タブレット端末等の可搬型の端末装置である。第1端末装置300は、表示部312と、通信I/F316と、端末制御部330と、を備える。
第1端末装置300は、例えば、スマートフォン、タブレット端末等の可搬型の端末装置である。第1端末装置300は、表示部312と、通信I/F316と、端末制御部330と、を備える。
表示部312は、タッチパネルとして機能する。表示部312は、様々な情報を表示することができる。また、表示部312は、様々な操作を受付けることができる。通信I/F316は、Wi-Fi方式に従った無線通信を実行するためのインターフェースである。
端末制御部330は、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどによって構成される端末側メモリ332に記憶されているプログラム(図示省略)に従って、第1端末装置300の動作を制御する。端末側メモリ332には、調理アプリ334が記憶されている。調理アプリ334は、第1加熱調理器100及び第2加熱調理器200のベンダによって提供されるアプリケーションである。調理アプリ334は、自動調理を利用するためのアプリケーションである。
第2端末装置400は、第1端末装置300と同様の構造を有する。
(サーバ500の構成)
サーバ500は、第1加熱調理器100及び第2加熱調理器200のベンダによってインターネット4上に提供されるサーバである。サーバ500は、第1加熱調理器100及び第2加熱調理器200の制御プログラムを更新するためのサーバである。また、サーバ500は、自動調理の情報(例えばレビュー情報)を管理するためのサーバでもある。サーバ500は、通信I/F516と、制御部530と、を備える。通信I/F516は、有線I/Fである
サーバ500は、第1加熱調理器100及び第2加熱調理器200のベンダによってインターネット4上に提供されるサーバである。サーバ500は、第1加熱調理器100及び第2加熱調理器200の制御プログラムを更新するためのサーバである。また、サーバ500は、自動調理の情報(例えばレビュー情報)を管理するためのサーバでもある。サーバ500は、通信I/F516と、制御部530と、を備える。通信I/F516は、有線I/Fである
制御部530は、揮発性メモリ、不揮発性メモリなどによって構成されるサーバ側メモリ532に記憶されているプログラム(図示省略)に従って、サーバ500の動作を制御する。サーバ側メモリ532には、サーバテーブル534が記憶されている。
サーバテーブル534は、機器IDと、第1更新プログラム(例えば、UP11)と、第2更新プログラム(例えば、UP21)と、が関連付けて記憶されている。第1更新プログラム、第2更新プログラムは、それぞれ、第1コンロバーナ120、第2コンロバーナ122に対応するプログラムである。なお、変形例では、サーバ500は、加熱調理器のモデル毎のサーバテーブルを有していてもよい。
(具体的なケースA~ケースD;図2~図6)
続いて、図2~図6を参照して、本実施例の加熱調理システム2によって実現される具体的なケースA~ケースDについて説明する。以下では、理解の容易さのために、各装置(例えば、第1加熱調理器100、第1端末装置300)を主体として記載する。また、以下では、通信I/Fを介した通信に関する処理を説明する際には、「通信I/Fを介して」という記載を省略する。
続いて、図2~図6を参照して、本実施例の加熱調理システム2によって実現される具体的なケースA~ケースDについて説明する。以下では、理解の容易さのために、各装置(例えば、第1加熱調理器100、第1端末装置300)を主体として記載する。また、以下では、通信I/Fを介した通信に関する処理を説明する際には、「通信I/Fを介して」という記載を省略する。
(ケースA;図2)
図2を参照して、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144が更新されるケースAについて説明する。図2の初期状態では、サーバ500のサーバテーブル534には、機器ID「ck1」、「ck2」が記憶されている。また、サーバテーブル534の第1更新プログラム及び第2更新プログラムは空の状態である。即ち、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144及び第2制御プログラム154が最新の状態である。また、第1加熱調理器100は、電源オン状態で動作しており、第2加熱調理器200は、省電力状態で動作している。本ケースでは、第1加熱調理器100で自動調理が実行されている間に、第1更新プログラムUP11がサーバ500のサーバテーブル534の第1更新プログラムに登録される状況を想定する。
図2を参照して、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144が更新されるケースAについて説明する。図2の初期状態では、サーバ500のサーバテーブル534には、機器ID「ck1」、「ck2」が記憶されている。また、サーバテーブル534の第1更新プログラム及び第2更新プログラムは空の状態である。即ち、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144及び第2制御プログラム154が最新の状態である。また、第1加熱調理器100は、電源オン状態で動作しており、第2加熱調理器200は、省電力状態で動作している。本ケースでは、第1加熱調理器100で自動調理が実行されている間に、第1更新プログラムUP11がサーバ500のサーバテーブル534の第1更新プログラムに登録される状況を想定する。
第1端末装置300は、T10において、ユーザによる自動調理選択操作を受付ける。自動調理選択操作は、調理アプリ334を起動させるための操作と、自動調理の調理メニューを選択するための操作と、を含む。本ケースでは、メニュー「MN1」が調理メニューとして選択される。メニュー「MN1」は、第1コンロバーナ120を利用する調理である。第1端末装置300は、T12において、メニュー「MN1」を含む自動調理指示を第1加熱調理器100に送信する。
第1加熱調理器100は、T12において、第1端末装置300から自動調理指示を受信すると、自動調理開始操作を受付けるまで待機する。第1加熱調理器100は、T14において、ユーザによる加熱操作部112への点火操作を受付けると、自動調理開始操作を受付けたと判断し、T16において、メニュー「MN1」に対応する自動調理を開始する。また、第1加熱調理器100は、T18において、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態に変化したと判断する。
サーバ500は、T20において、サーバ500の管理者による第1更新プログラムUP11の登録操作を受付けると、T22において、サーバテーブル534を更新する。具体的には、サーバ500は、サーバテーブル534において、第1更新プログラムUP11を機器ID「ck1」及び「ck2」に関連付けて記憶する。次いで、サーバ500は、T24において、機器ID「ck1」によって識別される第1加熱調理器100に第1の更新要求信号を送信する。また、T26において、サーバ500は、機器ID「ck2」によって識別される第2加熱調理器200に更新要求信号を送信する。第1の更新要求信号は、第1制御プログラムの更新を要求するための信号である。
第1加熱調理器100は、T24において、サーバ500から第1の更新要求信号を受信すると、T28において、更新待機信号をサーバ500に送信する。更新待機信号は、サーバ500に対して更新プログラムの送信を待機することを要求するための信号である。また、省電力状態で動作している第2加熱調理器200は、T26において、サーバ500から第1の更新要求信号を受信すると、T30において、更新待機信号をサーバ500に送信する。なお、変形例では、第1加熱調理器100及び第2加熱調理器200は、第1の更新要求信号に対する応答を送信しなくてもよい。
第1加熱調理器100は、T40において、メニュー「MN1」に対応する自動調理が終了すると、T42において、自動調理が完了したことを示す終了信号を第1端末装置300に送信する。
第1端末装置300は、T42において、第1加熱調理器100から終了信号を受信すると、T50において、完了画面D1を表示部312に表示する。図7に示すように、完了画面D1は、自動調理が完了したことを示すメッセージと、レビューボタンB1と、プログラム更新ボタンB2と、を含む。レビューボタンB1は、メニュー「MN1」のレビューを入力するためのレビュー画面D2に遷移するためのボタンである。プログラム更新ボタンB2は、第1加熱調理器100の制御プログラムの更新を選択するためのボタンである。図2に示すように、本ケースでは、第1端末装置300は、T52において、ユーザによるプログラム更新ボタンB2の選択を受付ける。この場合、第1端末装置300は、ユーザがプログラム更新ボタンB2を選択したために、その後に、ユーザによって第1加熱調理器100(特に、第1コンロバーナ120)が使用される可能性が低いと判断し、T54において、ユーザによって第1コンロバーナ120が使用される可能性が低いことを示す第1の不使用情報を第1加熱調理器100に送信する。
第1加熱調理器100は、T54において、第1端末装置300から第1の不使用情報を受信する。第1加熱調理器100は、第1の不使用情報を受信したことで、T56において、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断する。また、第1加熱調理器100は、サーバ500から第1の更新要求信号を受信済み(T24参照)であると判断し、T60において、機器ID「ck1」を含む第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。なお、第1加熱調理器100は、サーバ500から第1の更新要求信号を受信していない場合、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断しても、第1の更新許可信号をサーバ500に送信しない。
サーバ500は、T60において、第1加熱調理器100から第1の更新許可信号を受信すると、第1の更新許可信号に含まれる機器ID「ck1」を特定する。次いで、サーバ500は、サーバテーブル534において、特定済みの機器ID「ck1」に関連付けて記憶されている第1更新プログラムUP11を特定する。次いで、サーバ500は、T62において、特定済みの第1更新プログラムUP11を第1加熱調理器100に送信する。
第1加熱調理器100は、T62において、サーバ500から第1更新プログラムUP11を受信すると、T64において、第1更新プログラムUP11を利用して、第1制御プログラム144を更新する。第1加熱調理器100は、第1制御プログラム144を更新している間において、第1コンロバーナ120の動作を制限する。なお、第1加熱調理器100は、受信済みの第1更新プログラムUP11に対応する第1コンロバーナ120とは異なる第2コンロバーナ122の動作は制限しない。即ち、第1制御プログラム144を更新中においても、第2コンロバーナ122を利用することができる。
次いで、第1加熱調理器100は、T66において、第1制御プログラム144の更新が終了すると、T68において、第1コンロバーナ120の動作制限を解除する。これにより、第1制御プログラム144の更新が終了する。このように、本実施例の第1加熱調理器100は、第1の更新要求信号を受信した後に、第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化することをトリガとして、第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。同様に、第2加熱調理器200も、第1の更新要求信号を受信した後に、第2加熱調理器200の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化する場合に、第1の更新許可信号をサーバ500に送信するように構成されている。このため、省電力状態で動作している第2加熱調理器200は、T26の時点では、第1の更新許可信号をサーバ500に送信せず、T30の後において、第2加熱調理器200の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化する場合に、機器ID「ck2」を含む第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。
(ケースB;図3、図4)
続いて、図3、図4を参照して、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144が更新されるケースBについて説明する。ケースBの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。本ケースは、第1端末装置300の表示部312に完了画面D1(図7参照)が表示された後の処理が図2のケースAと異なる。このため、第1端末装置300の表示部312に完了画面D1が表示される前の処理(T10~T42)については、図2と同じ処理番号を付し、その説明を省略する。
続いて、図3、図4を参照して、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144が更新されるケースBについて説明する。ケースBの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。本ケースは、第1端末装置300の表示部312に完了画面D1(図7参照)が表示された後の処理が図2のケースAと異なる。このため、第1端末装置300の表示部312に完了画面D1が表示される前の処理(T10~T42)については、図2と同じ処理番号を付し、その説明を省略する。
第1端末装置300は、T50において、完了画面D1(図7参照)を表示部312に表示する。本ケースでは、第1端末装置300は、T152において、ユーザによるレビューボタンB1(図7参照)の選択を受付ける。この場合、第1端末装置300は、T154において、レビュー画面D2を表示部312に表示する。図7に示すように、レビュー画面D2は、メニュー名「MN1」と、レビューを入力するためのレビュー入力欄と、送信ボタンB3と、キャンセルボタンB4と、を含む。第1端末装置300は、図3のT156において、レビュー入力操作を受付け、送信ボタンB3の選択を受付けると、T158において、レビュー情報をサーバ500に送信する。
第1加熱調理器100は、T160において、未操作時間が第1判定時間を経過したと判断すると、T162において、電源オン状態から省電力状態に移行する。次いで、第1加熱調理器100は、T164において、第1加熱調理器100が省電力状態に移行したことを示す省電力情報を第1端末装置300に送信する。
第1端末装置300は、T164において、第1加熱調理器100から省電力情報を受信する。第1端末装置300は、ユーザによってレビューが入力された後に、第1加熱調理器100が省電力状態に移行したために、その後に、ユーザによって第1加熱調理器100(特に第1コンロバーナ120)が使用される可能性が低いと判断する。この場合、第1端末装置300は、図4のT170において、第1の不使用情報を第1加熱調理器100に送信する。なお、変形例では、第1端末装置300は、T158の直後に、第1の不使用情報を第1加熱調理器100に送信してもよい。
第1加熱調理器100は、T170において、第1端末装置300から第1の不使用情報を受信する。第1加熱調理器100は、第1の不使用情報を受信したことで、T172において、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断する。また、第1加熱調理器100は、サーバ500から第1の更新要求信号を受信済み(図4のT24参照)であると判断し、T180において、機器ID「ck1」を含む第1の更新許可信号をサーバ500に送信し、T182において、サーバ500から第1更新プログラムUP11を受信する。次いで、第1加熱調理器100は、T184において、第1更新プログラムUP11を利用して、第1制御プログラム144を更新するとともに、第1コンロバーナ120の動作を制限する。次いで、第1加熱調理器100は、T186において、第1制御プログラム144の更新が終了すると、T188において、第1コンロバーナ120の動作制限を解除する。これにより、第1制御プログラム144の更新が終了する。
(ケースC;図5)
続いて、図5を参照して、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144が更新されるケースCについて説明する。ケースCの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。本ケースでは、第1コンロバーナ120が動作している間に、第1更新プログラムUP11がサーバ500のサーバテーブル534の第1更新プログラムに登録される状況を想定する。なお、図2のケースAと共通する処理については、同じステップ番号を付してその説明を省略する。
続いて、図5を参照して、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144が更新されるケースCについて説明する。ケースCの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。本ケースでは、第1コンロバーナ120が動作している間に、第1更新プログラムUP11がサーバ500のサーバテーブル534の第1更新プログラムに登録される状況を想定する。なお、図2のケースAと共通する処理については、同じステップ番号を付してその説明を省略する。
第1加熱調理器100は、T210において、ユーザによる加熱操作部112への点火操作を受付けると、第1コンロバーナ120を点火する。本ケースでは、第1コンロバーナ120の火力は、ユーザによる加熱操作部112への操作に基づいて決定される。第1加熱調理器100は、T218において、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態に変化したと判断する。その後、第1加熱調理器100、第2加熱調理器200、及び、サーバ500において、図2のT20~T30と同様の処理が実行される。そして、第1加熱調理器100は、T240において、ユーザによる消火操作を受付けると、第1コンロバーナ120を消火する。次いで、第1加熱調理器100は、消火操作を受付けてから、未操作時間が第2判定時間(例えば、10分)を経過する場合に、T250において、未操作時間が第2判定時間を経過したと判断し、T252において、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断する。その後、第1加熱調理器100及びサーバ500において、図2のT60~T68と同様の処理が実行される。これにより、第1制御プログラム144が更新される。
(ケースD)
続いて、図6を参照して、第1加熱調理器100の第2制御プログラム154が更新されるケースDについて説明する。ケースDの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。本ケースでは、第2コンロバーナ122が動作している間に、第2更新プログラムUP21がサーバ500のサーバテーブル534の第2更新プログラムに登録される状況を想定する。
続いて、図6を参照して、第1加熱調理器100の第2制御プログラム154が更新されるケースDについて説明する。ケースDの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。本ケースでは、第2コンロバーナ122が動作している間に、第2更新プログラムUP21がサーバ500のサーバテーブル534の第2更新プログラムに登録される状況を想定する。
第1加熱調理器100は、T310において、ユーザによる加熱操作部112への点火操作を受付けると、第2コンロバーナ122を点火する。本ケースでは、第2コンロバーナ122の火力は、ユーザによる加熱操作部112への操作に基づいて決定される。第1加熱調理器100は、T318において、第1加熱調理器100の第2の更新関連状態が第2の更新不可能状態に変化したと判断する。
サーバ500は、T320において、サーバ500の管理者による第2更新プログラムUP21の登録操作を受付けると、T322において、第2更新プログラムUP21を機器ID「ck1」及び「ck2」に関連付けてサーバテーブル534に記憶する。次いで、サーバ500は、T324において、第1加熱調理器100に第2の更新要求信号を送信し、T326において、第2加熱調理器200に第2の更新要求信号を送信する。
第1加熱調理器100は、T324において、サーバ500から第2の更新要求信号を受信すると、T328において、更新待機信号をサーバ500に送信する。また、省電力状態で動作している第2加熱調理器200は、T326において、サーバ500から第2の更新要求信号を受信すると、T330において、更新待機信号をサーバ500に送信する。
第1加熱調理器100は、T340において、ユーザによる消火操作を受付けると、第2コンロバーナ122を消火し、T350において、未操作時間が第2判定時間を経過したと判断し、T352において、第1加熱調理器100の第2の更新関連状態が第2の更新不可能状態から第2の更新可能状態に変化したと判断する。また、第1加熱調理器100は、サーバ500から第2の更新要求信号を受信済み(T324参照)であると判断し、T360において、機器ID「ck1」を含む第2の更新許可信号をサーバ500に送信する。次いで、第1加熱調理器100は、T362において、サーバ500から第2更新プログラムUP21を受信すると、T364において、第2更新プログラムUP21を利用して、第2制御プログラム154を更新する。第1加熱調理器100は、第2制御プログラム154を更新している間において、第2コンロバーナ122の動作を制限する。なお、第1加熱調理器100は、第1コンロバーナ120の動作は制限しない。次いで、第1加熱調理器100は、T366において、第2制御プログラム154の更新が終了すると、T368において、第1コンロバーナ120の動作制限を解除する。これにより、第2制御プログラム154の更新が終了する。
上記の構成によると、1またはそれ以上の実施形態において、加熱調理システム2は、複数の加熱調理器100、200と、サーバ500と、を備える。第1加熱調理器100は、第1コンロバーナ120と、第1コンロバーナ120に対応する第1制御プログラム144を記憶する第1メモリ142と、第1コンロバーナ120の動作を制御する制御装置130と、を備える。加熱調理システム2は、さらに、第1コンロバーナ120を動作させるための加熱操作部112又は表示部312を備える。制御装置130は、ユーザによって加熱操作部112又は表示部312が操作される場合に、第1制御プログラム144を利用して第1コンロバーナ120を動作させるように構成されている。制御装置130は、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化する場合(図2のT56、図4のT172、図5のT252)に、第1制御プログラム144を更新可能であることを示す第1の更新許可信号をサーバ500に送信する(図2のT60、図4のT180、図5のT60)。サーバ500は、第1加熱調理器100から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムUP11を第1加熱調理器100に送信する(図2のT62、図4のT182、図5のT62)。制御装置130は、第1の更新許可信号をサーバ500に送信した後に、サーバ500から第1更新プログラムUP11を受信する場合に、第1更新プログラムUP11を利用して、第1制御プログラム144を更新する(図2のT64、図4のT184、図5のT64)。上記の構成によると、第1加熱調理器100は、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化する場合に、第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。そして、サーバ500は、第1加熱調理器100から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムUP11を第1加熱調理器100に送信する。そして、第1加熱調理器100は、第1更新プログラムUP11を利用して、第1制御プログラム144を更新する。第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新可能状態に変化した直後に、ユーザによって第1加熱調理器100(特に第1コンロバーナ120)が使用される可能性は低い。このため、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新可能状態に変化した後に、第1制御プログラム144を更新しても、第1制御プログラム144が更新されている間に、ユーザによって第1加熱調理器100が使用される可能性は低い。従って、第1加熱調理器100のユーザに不便を強いることなく、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144を更新することができる。
また、1またはそれ以上の実施形態において、サーバ500は、第1更新プログラムを記憶可能に構成されているサーバ側メモリ532を備えている。サーバ500は、第1更新プログラムUP11がサーバ側メモリ532に記憶されていない状態から、第1更新プログラムUP11がサーバ側メモリ532に記憶されている状態に変化する場合(図2、図3、図5のT22)に、第1の更新要求信号を第1加熱調理器100に送信する(図2、図3、図5のT24)。第1加熱調理器100は、サーバ500から第1の更新要求信号を受信した後に、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化する場合に、第1の更新許可信号をサーバ500に送信する(図2のT60、図4のT180、図5のT60)。また、第1加熱調理器100は、サーバ500から第1の更新要求信号を受信していない状態において、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化する場合に、第1の更新許可信号を送信しない。上記の構成によると、第1加熱調理器100は、サーバ側メモリ532において、第1更新プログラムUP11がサーバ側メモリ532に記憶されていない場合、即ち、サーバ500から第1の更新要求信号を受信していない場合に、第1の更新許可信号を送信しない。従って、第1加熱調理器100が、第1の更新許可信号を無駄に送信することを抑制することができ、第1加熱調理器100とサーバ500との間の通信回数を低減することができる。この結果、第1加熱調理器100とサーバ500との間の通信が実行されていることに起因して、第1加熱調理器100を動作させることができなくなる可能性を低減することができる。
また、1またはそれ以上の実施形態において、第1の更新可能状態は、第1加熱調理器100が、第1コンロバーナ120の動作が停止しており、かつ、加熱操作部112、表示部312を操作することによって、第1コンロバーナ120を動作させることができる状態になってから、未操作時間が第2判定時間を経過した後の状態である(図5のT250)。上記の構成によると、第1の更新可能状態となるのは、第1加熱調理器100が動作しておらず、かつ、未操作時間が第2判定時間を経過した後である。この場合、直後に、ユーザによって第1加熱調理器100を動作させるための操作が加熱操作部112に実行される可能性は低い。従って、第1加熱調理器100のユーザに不便を強いることなく、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144を更新することができる。
また、1またはそれ以上の実施形態において、加熱調理システム2は、さらに、サーバ500とは異なる第1端末装置300を備え、第1端末装置300が、表示部312を備えている。第1端末装置300は、表示部312への所定の操作(図2のT52のプログラム更新ボタンB2の選択、図3のT156の送信ボタンB3の選択)を受付ける場合に、第1の不使用情報を第1加熱調理器100に送信する(図2のT54、図4のT170)。第1加熱調理器100は、第1端末装置300から第1の不使用情報を受信する場合に、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断し(図2のT62、図4のT172)、第1の更新許可信号を第1加熱調理器100に送信する(図2のT60、図4のT180)。上記の構成によると、第1加熱調理器100は、第1端末装置300の表示部312への所定の操作に応じて第1端末装置300から送信される第1の不使用情報を受信する場合に、第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断し、第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。この場合、第1加熱調理器100は、第1加熱調理器100が第1の更新可能状態であることを正しく判定することができる。従って、第1加熱調理器100のユーザに不便を強いることなく、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144を更新することができる。
また、1またはそれ以上の実施形態において、第1加熱調理器100は、さらに、被加熱物を加熱する第2コンロバーナ122を備える。調理器側メモリは、第1制御プログラム144を記憶する第1メモリ142と、第2制御プログラム154を記憶する第2メモリ152と、を含み、制御装置130は、第1制御プログラム144を利用して、第1コンロバーナ120の動作を制御する第1マイコン140と、第2制御プログラム154を利用して、第2コンロバーナ122の動作を制御する第2マイコン150と、を含む。制御装置130は、第1加熱調理器100の第2の更新関連状態が第2の更新不可能状態から第2の更新可能状態に変化する場合(図6のT352)に、第2の更新許可信号をサーバ500に送信する(図6の360)。サーバ500は、第1加熱調理器100から第2の更新許可信号を受信する場合に、第2更新プログラムUP21を第1加熱調理器100に送信する(T362)。制御装置130は、サーバ500から第1更新プログラムUP11を受信する場合に、第1更新プログラムUP11を利用して、第1制御プログラム144を更新し、第1制御プログラム144が更新されている間において、第1コンロバーナ120が動作することを禁止するとともに、第2コンロバーナ122が動作することを許容する(図2のT64、図4のT184、図5のT64)。制御装置130は、サーバ500から第2更新プログラムUP21を受信する場合に、第2更新プログラムUP21を利用して、第2制御プログラム154を更新し、第2制御プログラム154が更新されている間において、第2コンロバーナ122が動作することを禁止するとともに、第1コンロバーナ120が動作することを許容する(図6のT364)。上記の構成によると、第1加熱調理器100は、サーバ500から第1更新プログラムUP11を受信する場合に、第2コンロバーナ122が動作することを許容し、サーバ500から第2更新プログラムUP21を受信する場合に、第1コンロバーナ120が動作することを許容する。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
(対応関係)
第1加熱調理器100、第2加熱調理器200が、「加熱調理器」の一例である。サーバ500が、「外部装置」の一例である。第1コンロバーナ120が、「第1の加熱部」の一例である。調理器側メモリが、「調理器側記憶部」の一例である。制御装置130が、「制御部」の一例である。第1加熱調理器100の加熱操作部112、第1端末装置300の表示部312が、「操作部」の一例である。第1の更新不可能状態、第1の更新可能状態が、「第1の状態」、「第2の状態」の一例である。機器ID「ck1」、「ck2」が、「特定の識別情報」の一例である。サーバ側メモリ532が、「装置側記憶部」の一例である。第2判定時間が、「所定時間」の一例である。第1端末装置300が、「端末装置」の一例である。第2コンロバーナ122が、「第2の加熱部」の一例である。第1メモリ142、第2メモリ152が、それぞれ、「第1の調理器側記憶部」、「第2の調理器側記憶部」の一例である。第1マイコン140、第2マイコン150が、それぞれ、「第1の制御部」、「第2の制御部」の一例である。第2の更新不可能状態、第2の更新可能状態が、「第3の状態」、「第4の状態」の一例である。
第1加熱調理器100、第2加熱調理器200が、「加熱調理器」の一例である。サーバ500が、「外部装置」の一例である。第1コンロバーナ120が、「第1の加熱部」の一例である。調理器側メモリが、「調理器側記憶部」の一例である。制御装置130が、「制御部」の一例である。第1加熱調理器100の加熱操作部112、第1端末装置300の表示部312が、「操作部」の一例である。第1の更新不可能状態、第1の更新可能状態が、「第1の状態」、「第2の状態」の一例である。機器ID「ck1」、「ck2」が、「特定の識別情報」の一例である。サーバ側メモリ532が、「装置側記憶部」の一例である。第2判定時間が、「所定時間」の一例である。第1端末装置300が、「端末装置」の一例である。第2コンロバーナ122が、「第2の加熱部」の一例である。第1メモリ142、第2メモリ152が、それぞれ、「第1の調理器側記憶部」、「第2の調理器側記憶部」の一例である。第1マイコン140、第2マイコン150が、それぞれ、「第1の制御部」、「第2の制御部」の一例である。第2の更新不可能状態、第2の更新可能状態が、「第3の状態」、「第4の状態」の一例である。
(第2実施例)
続いて、第2実施例の加熱調理システム2について説明する。本実施例のサーバ500は、更新要求信号(図3のT24、T26参照)を送信しない点が、第1実施例のサーバ500と異なる。
続いて、第2実施例の加熱調理システム2について説明する。本実施例のサーバ500は、更新要求信号(図3のT24、T26参照)を送信しない点が、第1実施例のサーバ500と異なる。
(ケースE;図8)
図8を参照して、本実施例の加熱調理システム2によって実現されるケースDについて説明する。ケースEの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。なお、図2のケースEと共通する処理については、同じステップ番号を付してその一部の説明を省略する。
図8を参照して、本実施例の加熱調理システム2によって実現されるケースDについて説明する。ケースEの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。なお、図2のケースEと共通する処理については、同じステップ番号を付してその一部の説明を省略する。
まず、第1加熱調理器100、第1端末装置300、及び、サーバ500において、図2のT10~T22と同様の処理が実行される。本実施例では、サーバ500は、第1更新プログラムUP11がサーバテーブル534に登録されても、第1の更新要求信号を送信しない。その後、第1加熱調理器100、第1端末装置300、及び、サーバ500において、図2のT40~T56と同様の処理が実行される。第1加熱調理器100は、T460において、機器ID「ck1」を含む第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。
サーバ500は、T460において、第1加熱調理器100から、機器ID「ck1」を含む第1の更新許可信号を受信すると、T461において、サーバテーブル534において、第1更新プログラムUP11が機器ID「ck1」に関連付けて記憶されていると判断する。この場合、サーバ500は、T62において、第1更新プログラムUP11を第1加熱調理器100に送信する。なお、サーバ500は、サーバテーブル534において、機器ID「ck1」に関連付けて第1更新プログラムが記憶されていない場合、更新信号に対する応答を第1加熱調理器100に送信しない。その後、第1加熱調理器100において、図2のT64~T68と同様の処理が実行される。これにより、第1制御プログラム144が更新される。
上記の構成によると、1またはそれ以上の実施形態において、サーバ500は、更新プログラムを記憶可能に構成されているサーバ側メモリ532を備えている。サーバ500は、第1更新プログラムUP11がサーバ側メモリ532に記憶されている状態において、第1加熱調理器100から第1の更新許可信号を受信する場合(図8のT460)に、第1更新プログラムUP11を第1加熱調理器100に送信する(図8のT62)。一方、サーバ500は、第1更新プログラムUP11がサーバ側メモリ532に記憶されていない状態において、第1加熱調理器100から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1の更新許可信号に対する応答を第1加熱調理器100に送信しない。上記の構成によると、サーバ500が、第1加熱調理器100から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムUP11がサーバ側メモリ532に記憶されているのか否かに関わらず、第1の更新許可信号に対する応答を第1加熱調理器100に送信する構成と比較して、第1加熱調理器100とサーバ500との間の通信回数を低減することができる。この結果、第1加熱調理器100とサーバ500との間の通信が実行されていることに起因して、第1加熱調理器100を動作させることができなくなる可能性を低減することができる。
(第3実施例)
続いて、第3実施例の加熱調理システム2について説明する。本実施例は、第1端末装置300が、第1加熱調理器100に代えて、第1の更新許可信号をサーバ500に送信するように構成されている。また、本実施例のサーバ500は、第2実施例のサーバ500と同様に、第1の更新要求信号(図2のT24、T26参照)を送信しない。
続いて、第3実施例の加熱調理システム2について説明する。本実施例は、第1端末装置300が、第1加熱調理器100に代えて、第1の更新許可信号をサーバ500に送信するように構成されている。また、本実施例のサーバ500は、第2実施例のサーバ500と同様に、第1の更新要求信号(図2のT24、T26参照)を送信しない。
(ケースE;図9)
図9を参照して、本実施例の加熱調理システム2によって実現されるケースEについて説明する。ケースEの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。なお、図2のケースAと共通する処理については、同じステップ番号を付してその一部の説明を省略する。
図9を参照して、本実施例の加熱調理システム2によって実現されるケースEについて説明する。ケースEの初期状態は、図2のケースAの初期状態と同様である。なお、図2のケースAと共通する処理については、同じステップ番号を付してその一部の説明を省略する。
まず、第1加熱調理器100,第1端末装置300、及び、サーバ500において、図2のT10~T22、T40~T52と同様の処理が実行される。第1端末装置300は、T52において、プログラム更新ボタンB2を受付けると、T554において、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したことを検知したと判断する。次いで、第1端末装置300は、T556において、第1加熱調理器100の調理器ID「ck1」を含む第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。この場合、サーバ500は、T561において、サーバテーブル534において、第1更新プログラムUP11が機器ID「ck1」に関連付けて記憶されていると判断する。その後、第1加熱調理器100及びサーバ500において、図2のT62~T68と同様の処理が実行される。これにより、第1制御プログラム144が更新される(T62~T68)。なお、本実施例において、第1端末装置300は、第1加熱調理器100から省電力情報(図3のT164参照)を受信する場合にも、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したことを検知したと判断し、第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。
上記の構成によると、1またはそれ以上の実施形態において、加熱調理システム2は、複数の加熱調理器100、200と、サーバ500と、第1端末装置300と、を備える。第1加熱調理器100は、被加熱物を加熱する第1コンロバーナ120と、第1コンロバーナ120に対応する第1制御プログラム144を記憶する調理器側メモリと、第1コンロバーナ120の動作を制御する制御装置130と、を備える。第1端末装置300は、第1コンロバーナ120を動作させるための表示部312を備える。第1端末装置300は、ユーザによって表示部312が操作される場合に、第1コンロバーナ120を動作させるための自動調理指示を第1加熱調理器100に送信する(図9のT12)。制御装置130は、第1端末装置300から自動調理指示を受信する場合に、第1制御プログラム144を利用して第1コンロバーナ120を動作させるように構成されている(図9のT16)。第1端末装置300は、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したことを検知する場合(図9のT554)に、第1加熱調理器100の機器「ck1」を含む第1の更新許可信号をサーバ500に送信する(図9のT556)。サーバ500は、第1端末装置300から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1制御プログラム144に対応する第1更新プログラムUP11を第1加熱調理器100に送信する(図9のT62)。制御装置130は、サーバ500から第1更新プログラムUP11を受信する場合に、第1更新プログラムUP11を利用して、第1制御プログラム144を更新する(図9のT64)。上記の構成によると、第1端末装置300は、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したことを検知する場合に、第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。サーバ500は、第1端末装置300から第1の更新許可信号を受信する場合に、第1更新プログラムUP11を第1加熱調理器100に送信する。第1加熱調理器100は、サーバ500から第1更新プログラムUP11を受信する場合に、第1更新プログラムUP11を利用して、第1制御プログラム144を更新する。第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新可能状態に変化した直後に、ユーザによって第1加熱調理器100(特に第1コンロバーナ120)が使用される可能性は低い。このため、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新可能状態に変化した後に、第1制御プログラム144を更新しても、第1制御プログラム144が更新されている間に、ユーザによって第1加熱調理器100が使用される可能性は低い。従って、第1加熱調理器100のユーザに不便を強いることなく、第1加熱調理器100の第1制御プログラム144を更新することができる。
(対応関係)
自動調理指示が、「動作信号」の一例である。
自動調理指示が、「動作信号」の一例である。
以上、各実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(第1変形例)第1加熱調理器100は、グリルバーナを備えていてもよい。また、第1加熱調理器100は、電磁誘導加熱調理器(IH調理器)であってもよいし、オーブンレンジであってもよい。
(第2変形例)第1加熱調理器100は、第1端末装置300から更新プログラムを受信するように構成されていてもよい。本変形例では、第1端末装置300は、サーバ500から更新プログラムを受信する。そして、第1加熱調理器100は、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断する場合に、第1の更新許可信号を第1端末装置300に送信する。そして、第1加熱調理器100は、第1端末装置300から第1更新プログラムを受信する。本変形例では、第1端末装置300が、「外部装置」の一例である。
(第3変形例)図5のケースCにおいて、第1加熱調理器100は、T240の直後に、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断してもよい。また、別の変形例では、図2のケースA、及び、図3、図4のケースBにおいて、第1加熱調理器100は、第1端末装置300から第1の不使用情報を受信してから、未操作時間が第3の判定時間(例えば、2分)が経過する場合に、第1加熱調理器100の更新関連状態が更新不可能状態から更新可能状態に変化したと判断してもよい。また、別の変形例では、第1加熱調理器100は、第1加熱調理器100が電源オン状態から省電力状態に移行する場合に、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断してもよい。このような構成によっても、第1実施例と同様の効果を奏することができる。
(第4変形例)第1加熱調理器100の加熱操作部112、又は、第1端末装置300の表示部312を利用して、第1加熱調理器100を使用しないことを示す情報を入力することができるように構成されていてもよい。本変形例では、第1加熱調理器100は、第1加熱調理器100を使用しないことを示す情報が入力される場合に、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断して、第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。
(第5変形例)図8の第2実施例のT56において、第1加熱調理器100は、第1加熱調理器100の第1の更新関連状態が第1の更新不可能状態から第1の更新可能状態に変化したと判断する場合に、サーバテーブル534に第1加熱調理器100のための更新プログラムが記憶されているのか否かを確認するための確認信号をサーバ500に送信してもよい。本変形例では、第1加熱調理器100は、サーバ500から、サーバテーブル534に第1加熱調理器100のための更新プログラムが記憶されていることを示す情報を受信する場合に、T60の第1の更新許可信号をサーバ500に送信する。一方、第1加熱調理器100は、サーバテーブル534に第1加熱調理器100に対応する更新プログラムが記憶されていないことを示す情報を受信する場合に、第1の更新許可信号をサーバ500に送信しない。
(第6変形例)上記の各実施例では、第1加熱調理器100の通信I/F116は、Wi-FiI/F方式に従った無線通信を実行可能なI/Fである。通信I/F116は、Bluetooth(登録商標)方式に従った無線通信を実行可能なI/Fであってもよい。本変形例では、第1加熱調理器100は、Wi-FiI/F方式に従った無線通信を実行可能なI/F、及び、Bluetooth方式に従った無線通信を実行可能なI/Fを有するリモコンと通信可能であるとよい。リモコンは、例えば、家屋10に設置される給湯器のリモコンである。第1実施例及び第2実施例の変形例では、第1加熱調理器100は、リモコンを介して、サーバ500に第1の更新許可信号を送信する。また、第1加熱調理器100は、サーバ500から、リモコンを介して、更新プログラムを受信する。Bluetooth方式に従った無線通信を実行する場合の消費電力は、Wi-Fi方式に従った無線通信を実行する場合の消費電力よりも小さい。このため、本変形例では、通信I/F116がWi-FiI/F方式に従った無線通信を実行可能なI/Fである場合と比較して、第1加熱調理器100の消費電力を低減することができる。
(第7変形例)第1加熱調理器100は、第1制御プログラム144及び第2制御プログラム154のうちの一方の制御プログラムが更新されている場合に、第1コンロバーナ120及び第2コンロバーナ122の両方の動作を制限してもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :加熱調理システム
4 :インターネット
10 :家屋
20 :家屋
100 :第1加熱調理器
110 :電源スイッチ
112 :加熱操作部
114 :表示部
116 :通信I/F
120 :第1コンロバーナ
122 :第2コンロバーナ
130 :制御装置
140 :第1マイコン
142 :第1メモリ
144 :第1制御プログラム
146 :自動調理プログラム
150 :第2マイコン
152 :第2メモリ
154 :第2制御プログラム
200 :第2加熱調理器
300 :第1端末装置
312 :表示部
316 :通信I/F
330 :端末制御部
332 :端末側メモリ
334 :調理アプリ
400 :第2端末装置
500 :サーバ
516 :通信I/F
530 :制御部
532 :サーバ側メモリ
534 :サーバテーブル
4 :インターネット
10 :家屋
20 :家屋
100 :第1加熱調理器
110 :電源スイッチ
112 :加熱操作部
114 :表示部
116 :通信I/F
120 :第1コンロバーナ
122 :第2コンロバーナ
130 :制御装置
140 :第1マイコン
142 :第1メモリ
144 :第1制御プログラム
146 :自動調理プログラム
150 :第2マイコン
152 :第2メモリ
154 :第2制御プログラム
200 :第2加熱調理器
300 :第1端末装置
312 :表示部
316 :通信I/F
330 :端末制御部
332 :端末側メモリ
334 :調理アプリ
400 :第2端末装置
500 :サーバ
516 :通信I/F
530 :制御部
532 :サーバ側メモリ
534 :サーバテーブル
Claims (9)
- 加熱調理器と、外部装置と、を備える加熱調理システムであって、
前記加熱調理器は、
被加熱物を加熱する第1の加熱部と、
前記第1の加熱部に対応する第1制御プログラムを記憶する調理器側記憶部と、
前記第1の加熱部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記加熱調理システムは、さらに、
前記第1の加熱部を動作させるための操作部を備え、
前記制御部は、
ユーザによって前記操作部が操作される場合に、前記第1制御プログラムを利用して前記第1の加熱部を動作させるように構成されており、
前記制御部は、
前記加熱調理器の前記第1制御プログラムの更新に関する状態である第1の更新関連状態が、前記第1制御プログラムを更新するのに適していない第1の状態から、前記第1制御プログラムを更新するのに適している第2の状態に変化する場合に、前記第1制御プログラムを更新可能であることを示す第1の更新許可信号を前記外部装置に送信し、
前記外部装置は、
前記加熱調理器から前記第1の更新許可信号を受信する場合に、前記第1制御プログラムに対応する第1更新プログラムを前記加熱調理器に送信し、
前記制御部は、
前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信した後に、前記外部装置から前記第1更新プログラムを受信する場合に、前記第1更新プログラムを利用して、前記第1制御プログラムを更新する、
加熱調理システム。 - 前記外部装置は、
前記第1更新プログラムを記憶可能に構成されている装置側記憶部を備えており、
前記外部装置は、
前記第1更新プログラムが前記装置側記憶部に記憶されていない状態から、前記第1更新プログラムが前記装置側記憶部に記憶されている状態に変化する場合に、前記第1制御プログラムの更新を要求する更新要求信号を前記加熱調理器に送信し、
前記加熱調理器は、
前記外部装置から前記更新要求信号を受信した後に、前記加熱調理器の前記第1の更新関連状態が前記第1の状態から前記第2の状態に変化する場合に、前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信し、
前記外部装置から前記更新要求信号を受信していない状態において、前記加熱調理器の前記第1の更新関連状態が前記第1の状態から前記第2の状態に変化する場合に、前記第1の更新許可信号を送信しない、請求項1に記載の加熱調理システム。 - 前記外部装置は、
前記第1更新プログラムを記憶可能に構成されている装置側記憶部を備えており、
前記外部装置は、
前記第1更新プログラムが前記装置側記憶部に記憶されている状態において、前記加熱調理器から前記第1の更新許可信号を受信する場合に、前記第1更新プログラムを前記加熱調理器に送信し、
前記第1更新プログラムが前記装置側記憶部に記憶されていない状態において、前記加熱調理器から前記第1の更新許可信号を受信する場合に、前記第1の更新許可信号に対する応答を前記加熱調理器に送信しない、請求項1に記載の加熱調理システム。 - 前記第2の状態は、前記第1の加熱部の動作が停止しており、前記操作部を操作することによって前記第1の加熱部を動作させることができ、かつ、前記外部装置との通信を実行可能な状態、又は、前記第1の加熱部の動作が停止しており、前記外部装置との通信を実行可能であるが、前記操作部を操作しても、前記第1の加熱部を動作させることができない状態である、請求項1から3のいずれか一項に記載の加熱調理システム。
- 前記第2の状態は、前記第1の加熱部の動作が停止しており、前記操作部を操作することによって前記第1の加熱部を動作させることができ、かつ、前記外部装置との通信を実行可能な状態になってから、前記ユーザによって前記操作部が操作されていない時間である未操作時間が所定時間を経過した後の状態、又は、前記第1の加熱部の動作が停止しており、前記外部装置との通信を実行可能であるが、前記操作部を操作しても、前記第1の加熱部を動作させることができない状態になってから、前記未操作時間が前記所定時間を経過した後の状態である、請求項1から3のいずれか一項に記載の加熱調理システム。
- 前記加熱調理システムは、さらに、前記外部装置とは異なる端末装置を備え、
前記端末装置が、前記操作部を備え、
前記端末装置は、
前記操作部へのユーザによる所定の操作を受付ける場合に、不使用情報であって、前記第1の加熱部が使用されないことを示す情報である前記不使用情報を前記加熱調理器に送信し、
前記制御部は、
前記端末装置から前記不使用情報を受信する場合に、前記第1の更新関連状態が前記第1の状態から前記第2の状態に変化したと判断し、前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信する、請求項1から5のいずれか一項に記載の加熱調理システム。 - 前記加熱調理器は、さらに、
被加熱物を加熱する第2の加熱部を備え、
前記調理器側記憶部は、前記第1制御プログラムを記憶する第1の調理器側記憶部と、前記第2の加熱部に対応する第2制御プログラムを記憶する第2の調理器側記憶部と、を含み、
前記制御部は、前記第1制御プログラムを利用して、前記第1の加熱部の動作を制御する第1の制御部と、前記第2制御プログラムを利用して、前記第2の加熱部の動作を制御する第2の制御部と、を含み、
前記制御部は、
前記加熱調理器の前記第2制御プログラムの更新に関する状態である第2の更新関連状態が、前記第2制御プログラムを更新するのに適していない第3の状態から、前記第2制御プログラムを更新するのに適している第4の状態に変化する場合に、前記第2制御プログラムを更新可能であることを示す第2の更新許可信号を前記外部装置に送信し、
前記外部装置は、
前記加熱調理器から前記第2の更新許可信号を受信する場合に、前記第2制御プログラムに対応する第2更新プログラムを前記加熱調理器に送信し、
前記制御部は、
前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信した後に、前記外部装置から前記第1更新プログラムを受信する場合に、
前記第1更新プログラムを利用して、前記第1制御プログラムを更新し、
前記第1制御プログラムが更新されている間において、前記第1の加熱部が動作することを禁止するとともに、前記第2の加熱部が動作することを許容し、
前記第2の更新許可信号を前記外部装置に送信した後に、前記外部装置から前記第2更新プログラムを受信する場合に、
前記第2更新プログラムを利用して、前記第2制御プログラムを更新し、
前記第2制御プログラムが更新されている間において、前記第2の加熱部が動作することを禁止するとともに、前記第1の加熱部が動作することを許容する、請求項1から6のいずれか一項に記載の加熱調理システム。 - 加熱調理器であって、
被加熱物を加熱する第1の加熱部と、
前記第1の加熱部に対応する第1制御プログラムを記憶する調理器側記憶部と、
前記第1の加熱部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記第1制御プログラムを利用して前記第1の加熱部を動作させるように構成されており、
前記制御部は、
前記加熱調理器の前記第1制御プログラムの更新に関する状態である第1の更新関連状態が、前記第1制御プログラムを更新するのに適していない第1の状態から、前記第1制御プログラムを更新するのに適している第2の状態に変化する場合に、前記第1制御プログラムを更新可能であることを示す第1の更新許可信号を外部装置に送信し、
前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信した後に、前記外部装置から、前記第1制御プログラムに対応する第1更新プログラムを受信し、
前記外部装置から前記第1更新プログラムを受信する場合に、前記第1更新プログラムを利用して、前記第1制御プログラムを更新する、
加熱調理器。 - 加熱調理器と、外部装置と、端末装置と、を備える加熱調理システムであって、
前記加熱調理器は、
被加熱物を加熱する第1の加熱部と、
前記第1の加熱部に対応する第1制御プログラムを記憶する記憶部と、
前記第1の加熱部の動作を制御する制御部と、を備え、
前記端末装置は、
前記第1の加熱部を動作させるための操作部を備え、
前記端末装置は、
ユーザによって前記操作部が操作される場合に、前記第1の加熱部を動作させるための動作信号を前記加熱調理器に送信し、
前記制御部は、
前記端末装置から前記動作信号を受信する場合に、前記第1制御プログラムを利用して前記第1の加熱部を動作させるように構成されており、
前記端末装置は、
前記加熱調理器の前記第1制御プログラムの更新に関する状態である第1の更新関連状態が、前記第1制御プログラムを更新するのに適していない第1の状態から、前記第1制御プログラムを更新するのに適している第2の状態に変化する場合に、前記第1制御プログラムを更新可能であることを示す第1の更新許可信号であって、前記加熱調理器を識別する識別情報を含む前記第1の更新許可信号を前記外部装置に送信し、
前記外部装置は、
前記端末装置から前記第1の更新許可信号を受信する場合に、前記第1制御プログラムに対応する第1更新プログラムを前記加熱調理器に送信し、
前記制御部は、
前記外部装置から前記第1更新プログラムを受信する場合に、前記第1更新プログラムを利用して、前記第1制御プログラムを更新する、
加熱調理システム。
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