JP2023039240A - プログラム、情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より正確にユーザの与信審査を行う与信審査のためのシステム、プログラム、情報処理装置及び方法を提供する。【解決手段】クレジットカード発行管理システムにおいて、プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムは、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けS501、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得しS551、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行いS552、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行いS553、クレジットカードを発行した後における、所定の期間毎の処理として、ユーザの口座情報を取得しS554、取得した口座情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行いS555、与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定を行うS556。【選択図】図5

Description

本開示は、プログラム、情報処理装置及び方法に関する。
ユーザの決算状況等に基づいて、クレジットカードの審査を行うシステムが知られている。
特許文献1には、ユーザの財務状況および希望極度額に基づいて法人カードの極度額を算出するシステムについての技術が開示されている。
特開2020-067667号公報
特許文献1の技術は、すでにカード発行済のユーザ(法人)に対して、ユーザの財務状況および希望極度額に基づいて極度額の算出を行う技術が記載されている。しかし、特許文献1の技術は、月次等のタイミングで財務状況を審査するため、ユーザの正確な与信審査が行なえないおそれがある。
そこで、本開示では、クレジットカード発行管理のためのシステムにおいて、より正確にユーザの与信審査を行い、クレジットカードの発行管理をすることを可能にする技術について説明する。
本開示の一実施形態によると、プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行うステップと、を実行させ、クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、ユーザの口座情報から、金融機関における口座の残高情報を取得するステップと、取得した残高情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップと、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定を行うステップと、を実行させる、プログラムが提供される。
本開示の一実施形態によると、制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、制御部が、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行うステップと、を実行させ、クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップと、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定を行うステップと、を実行する、情報処理装置が提供される。
また、本開示の一実施形態によると、プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行される方法であって、記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、方法は、プロセッサが、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行うステップと、を実行させ、クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップと、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定を行うステップと、を実行する、方法が提供される。
本開示によれば、クレジットカード発行管理のためのシステムにおいて、より正確にユーザの与信審査を行うことができる。
クレジットカード発行管理システム1の全体の構成を示す図である。 実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。 実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。 サーバ20が記憶するユーザ情報データベース2021、口座情報データベース2022のデータ構造の例を示す図である。 実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1による与信審査のための処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。 クレジットカード発行管理システム1における与信審査の結果をユーザに提示する際の画面例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<概要>
以下、本開示に係るクレジットカード発行管理システムについて説明する。このクレジットカード発行管理システムは、ユーザに対して、与信審査等をオンライン上で行い、クレジットカードの発行管理をするためのサービスを提供するためのシステムである。昨今、クレジットカードの発行に係る与信審査等をオンライン上で行うことが浸透してきており、ユーザの所有する端末、金融機関に設置されている端末等から必要事項を入力されることによりユーザの与信審査を実行する。
しかし、従来のクレジットカード発行管理システムは、必要な各種情報、例えば、ユーザの口座情報、ユーザの財務状況等の情報は、所定の期間ごとに取得される。そのため、ユーザのリアルタイムかつ正確な財務状況を把握することは難しく、クレジットカードの限度額が適切に設定されないおそれがある。そこで、本開示では、ユーザの与信審査を即時的に行うことで、適切にユーザの与信審査を行うことを可能にし、クレジットカードの発行管理をする技術を提供する。
また、昨今では、PC(Personal Computer)だけでなく、スマートフォン等のモバイル端末に対応することも浸透しているため、モバイル端末に対応したインタフェースを提供することも求められている。
本開示では、クレジットカード発行管理のためのシステムにおいて、モバイル端末の簡易な入力で与信審査を完結させることを可能にする技術を提供する。
そこで、本開示に係るクレジットカード発行管理システム1では、プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行うステップと、を実行させ、クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、ユーザの口座情報を取得するステップと、取得した口座情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップと、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定をするステップと、を実行させる、プログラムを提供する。
<第1の実施の形態>
以下、クレジットカード発行管理システム1について説明する。以下の説明では、例えば、端末装置10がサーバ20へアクセスすることにより、サーバ20が、端末装置10で画面を生成するための情報を応答する。端末装置10は、サーバ20から受信した情報に基づいて画面を生成し表示する。
<1 クレジットカード発行管理システム1の全体構成>
図1は、クレジットカード発行管理システム1の全体の構成を示す図である。図1に示すように、クレジットカード発行管理システム1は、複数の端末装置(図1では、端末装置10A及び端末装置10Bを示している。以下、総称して「端末装置10」ということもある)と、サーバ20とを含む。端末装置10とサーバ20とは、ネットワーク80を介して相互に通信可能に接続されている。ネットワーク80は、有線または無線ネットワークにより構成される。
端末装置10は、各ユーザが操作する装置である。ここで、ユーザとは、端末装置10を使用してクレジットカード発行管理システム1の機能である口座情報の入力等を行う者であり、例えば法人(企業)の経営者等をいう。端末装置10は、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPC等により実現される。この他、端末装置10は、例えば移動体通信システムに対応したタブレットや、スマートフォン等の携帯端末であるとしてもよい。
端末装置10は、ネットワーク80を介してサーバ20と通信可能に接続される。端末装置10は、4G、5G、LTE(Long Term Evolution)等の通信規格に対応した無線基地局81、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11等の無線LAN(Local Area Network)規格に対応した無線LANルータ82等の通信機器と通信することにより、ネットワーク80に接続される。図1に端末装置10Bとして示すように、端末装置10は、通信IF(Interface)12と、入力装置13と、出力装置14と、メモリ15と、記憶部16と、プロセッサ19とを備える。
通信IF12は、端末装置10が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入力装置13は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置(例えば、キーボードや、タッチパネル、タッチパッド、マウス等のポインティングデバイス等)である。出力装置14は、ユーザに対し情報を提示するための出力装置(ディスプレイ、スピーカ等)である。メモリ15は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。記憶部16は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ19は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
サーバ20は、クレジットカード発行管理に係る一連の処理を管理する装置である。サーバ20は、記憶部にユーザの情報、ユーザの口座情報等を登録させており、記憶部に登録されている各種情報から、ユーザの財務状況を取得する。サーバ20は、取得したユーザの財務状況から、ユーザの与信審査を行い、ユーザが利用可能なクレジットカードの限度額を設定するための処理を行う。サーバ20は、ユーザが初めてクレジットカードの申し込みをした時だけでなく、ユーザのクレジットカードを発行後、所定の期間ごとにユーザの財務状況を確認し、与信審査を再度行うことで、限度額の再設定を行ってもよい。
サーバ20は、ネットワーク80に接続されたコンピュータである。サーバ20は、通信IF22と、入出力IF23と、メモリ25と、ストレージ26と、プロセッサ29とを備える。
通信IF22は、サーバ20が外部の装置と通信するため、信号を入出力するためのインタフェースである。入出力IF23は、ユーザからの入力操作を受け付けるための入力装置、及び、ユーザに対し情報を提示するための出力装置とのインタフェースとして機能する。メモリ25は、プログラム、及び、プログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものであり、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。ストレージ26は、データを保存するための記憶装置であり、例えばフラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)である。プロセッサ29は、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアであり、演算装置、レジスタ、周辺回路等により構成される。
<1.1 端末装置10の構成>
図2は、実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1を構成する端末装置10の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、複数のアンテナ(アンテナ111、アンテナ112)と、各アンテナに対応する無線通信部(第1無線通信部121、第2無線通信部122)と、操作受付部130(キーボード1301及びマウス1302を含む)と、音声処理部140と、マイク141と、スピーカ142と、ディスプレイ150と、記憶部170と、制御部180とを含む。端末装置10は、図2では特に図示していない機能及び構成(例えば、電力を保持するためのバッテリー、バッテリーから各回路への電力の供給を制御する電力供給回路等)も有している。図2に示すように、端末装置10に含まれる各ブロックは、バス等により電気的に接続される。
アンテナ111は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ111は、空間から電波を受信して受信信号を第1無線通信部121へ与える。
アンテナ112は、端末装置10が発する信号を電波として放射する。また、アンテナ112は、空間から電波を受信して受信信号を第2無線通信部122へ与える。
第1無線通信部121は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ111を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第2無線通信部122は、端末装置10が他の無線機器と通信するため、アンテナ112を介して信号を送受信するための変復調処理等を行う。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、チューナー、RSSI(Received Signal Strength Indicator)算出回路、CRC(Cyclic Redundancy Check)算出回路、高周波回路等を含む通信モジュールである。第1無線通信部121と第2無線通信部122とは、端末装置10が送受信する無線信号の変復調や周波数変換を行い、受信信号を制御部180へ与える。
操作受付部130は、ユーザの入力操作を受け付けるための機構を有する。具体的には、操作受付部130は、キーボード1301と、マウス1302とを含む。なお、操作受付部130は、例えば静電容量方式のタッチパネルを用いることによって、タッチパネルに対するユーザの接触位置を検出する、タッチスクリーンとして構成してもよい。
キーボード1301は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。キーボード1301は、文字入力を行う装置であり、入力された文字情報を入力信号として制御部180へ出力する。
マウス1302は、端末装置10のユーザの入力操作を受け付ける。マウス1302は、ディスプレイ150に表示されている表示物を選択等するためのポインティングデバイスであり、画面上で選択された位置情報と、ボタン押下されていることを示す情報とを入力信号として制御部180へ出力する。
音声処理部140は、音声信号の変復調を行う。音声処理部140は、マイク141から与えられる信号を変調して、変調後の信号を制御部180へ与える。また、音声処理部140は、音声信号をスピーカ142へ与える。音声処理部140は、例えば音声処理用のプロセッサによって実現される。マイク141は、音声入力を受け付けて、当該音声入力に対応する音声信号を音声処理部140へ与える。スピーカ142は、音声処理部140から与えられる音声信号を音声に変換して当該音声を端末装置10の外部へ出力する。
ディスプレイ150は、制御部180の制御に応じて、画像、動画、テキストなどのデータを表示する。ディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、または有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイによって実現される。
記憶部170は、例えばフラッシュメモリ等により構成され、端末装置10が使用するデータ及びプログラムを記憶する。ある局面において、記憶部170は、ユーザ情報1701を記憶する。
ユーザ情報1701は、端末装置10を使用してクレジットカード発行管理システム1の機能である口座情報の入力等を行うユーザの情報である。ユーザ情報としては、ユーザを識別する情報(ユーザID)、ユーザの名称、ユーザの年齢、ユーザの性別、ユーザが所属している企業、当該企業における役職、ユーザの口座情報を連携している金融機関の情報等が含まれる。
制御部180は、記憶部170に記憶されるプログラムを読み込んで、プログラムに含まれる命令を実行することにより、端末装置10の動作を制御する。制御部180は、例えば予め端末装置10にインストールされているアプリケーションである。制御部180は、プログラムに従って動作することにより、入力操作受付部1801と、送受信部1802と、データ処理部1803と、報知制御部1804としての機能を発揮する。
入力操作受付部1801は、キーボード1301等の入力装置に対するユーザの入力操作を受け付ける処理を行う。
送受信部1802は、端末装置10が、サーバ20等の外部の装置と、通信プロトコルに従ってデータを送受信するための処理を行う。
データ処理部1803は、端末装置10が入力を受け付けたデータに対し、プログラムに従って演算を行い、演算結果をメモリ等に出力する処理を行う。
報知制御部1804は、ユーザに対し情報を提示する処理を行う。報知制御部1804は、表示画像をディスプレイ150に表示させる処理、音声をスピーカ142に出力させる処理等を行う。
<1.2 サーバ20の機能的な構成>
図3は、実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1を構成するサーバ20の機能的な構成を示す図である。図3に示すように、サーバ20は、通信部201と、記憶部202と、制御部203としての機能を発揮する。
通信部201は、サーバ20が外部の装置と通信するための処理を行う。
記憶部202は、サーバ20が使用するデータ及びプログラムを記憶する。記憶部202は、ユーザ情報データベース2021と、口座情報データベース2022等を記憶する。
ユーザ情報データベース2021は、クレジットカード発行管理システム1において、口座情報等の入力を行うユーザに関する各種情報として、例えば、下記の情報を保持するためのデータベースである。詳細は後述する。
・ユーザが個人である場合、ユーザの氏名、勤務先等の情報
・ユーザが法人である場合、法人の名称、代表者氏名等の情報
口座情報データベース2022は、クレジットカード発行管理システム1において、各ユーザの口座情報について、予め記憶部202に登録されている各種情報、または、ユーザにより入力されたユーザの銀行口座に関する各種情報を保持するためのデータベースである。ここで、口座情報を取得するユーザは、法人でもよいし、個人であってもよい。詳細は後述する。
ある局面において、サーバ20は、連携する会計サービス等を提供するソフトウェア、アプリケーション、プログラム等からユーザの口座に関連する情報を取得し、口座情報データベース2022に保持してもよい。このとき、連携するソフトウェア、アプリケーション、プログラム等は、システム1とは異なる外部のシステムに備えられているものでもよいし、システム1の内部に備えられているものでよい。
制御部203は、サーバ20のプロセッサがプログラムに従って処理を行うことにより、各種モジュールとして受信制御モジュール2031、送信制御モジュール2032、ユーザ情報取得モジュール2033、クレジットカード申し込み受付モジュール2034、口座情報取得モジュール2035、与信審査実行モジュール2036、限度額設定モジュール2037に示す機能を発揮する。
受信制御モジュール2031は、サーバ20が外部の装置から通信プロトコルに従って信号を受信する処理を制御する。
送信制御モジュール2032は、サーバ20が外部の装置に対し通信プロトコルに従って信号を送信する処理を制御する。
ユーザ情報取得モジュール2033は、クレジットカード発行管理システム1を使用するユーザ(例えば、法人)から、ユーザに関する各種情報を取得する処理を制御する。ユーザに関する各種情報とは、ユーザの氏名、年齢、性別、勤務先、役職、連携している金融機関の名称等の情報を含む。ユーザ情報取得モジュール2033は、取得したユーザに関する情報を、ユーザ情報データベース2021へ格納する、
クレジットカード申し込み受付モジュール2034は、クレジットカード発行管理システム1を使用するユーザから、クレジットカードの申し込みに関する情報を受け付ける処理を制御する。ここで、ユーザが申し込むクレジットカードは、個人事業主を含む個人向けに発行されるクレジットカードでも良いし、法人向けクレジットカードでも良い。
口座情報取得モジュール2035は、クレジットカード発行管理システム1を使用するユーザから、ユーザの口座に関する情報を取得する処理を制御する。具体的には、口座情報取得モジュール2035は、クレジットカード申し込み受付モジュール2034がユーザからクレジットカードの申し込みを受け付けると、予め記憶部に記憶している当該ユーザの口座情報を取得する。例えば、口座情報取得モジュール2035は、ユーザの口座情報として、下記の情報を取得する。
・所定期間におけるユーザの入出金の履歴
・所定期間におけるユーザの口座残高の推移
・ユーザの入出金の入金元・出金先
ある局面において、サーバ20は、予め記憶部に記憶しているユーザの口座情報ではなく、連携する会計サービス等を提供するソフトウェア、アプリケーション、プログラム等からユーザの口座に関連する情報を取得してもよい。
与信審査実行モジュール2036は、クレジットカード発行管理システム1を使用するユーザの与信審査を実行する処理を制御する。具体的には、与信審査実行モジュール2036は、口座情報取得モジュール2035が取得したユーザの口座情報に基づいて、所定の指標に基づき、ユーザの与信審査を実行する。所定の指標とは、例えば、ユーザの口座情報の基準残高であり、サーバ20は、与信審査を行う直前の、ユーザの口座情報における残高推移をもとにした統計値に基づいて基準残高を算出し、算出した基準残高に基づいて与信審査を実行してもよい。
ある局面において、与信審査実行モジュール2036は、連携する外部の与信情報提供システムから情報提供を受け、当該情報を参照することで与信審査を実行してもよい。
与信審査実行モジュール2036は、与信審査の結果を記憶部202に記憶してもよい。このとき、与信審査の結果は、例えば、下記を含む。
・決定された与信区分(Aランク、Bランク等の区分を定義し、区分毎に限度額が設定されている)
・クレジットカードの発行の許可
・クレジットカードの発行の拒否
ある局面において、与信審査実行モジュール2036は、機械学習による学習済みモデルを利用してユーザの与信審査を実行してもよい。具体的には、サーバ20は、決定木分析(CHAID、CART、C5.0等)を利用することにより、ユーザの与信審査を実行してもよい。
限度額設定モジュール2037は、与信審査実行モジュール2036から受け付けたユーザの与信審査の結果に基づいて、ユーザのクレジットカードにおける限度額を設定する処理を制御する。具体的には、限度額設定モジュール2037は、ユーザの口座情報における、過去の現預金残高の安定性を表す指標に基づき、所定の与信区分を決定し、当該与信区分ごとに定められている比率を与信審査実行モジュール2036において算出した基準残高に掛け合わせて、クレジットカードの限度額を設定する。ある局面において、限度額設定モジュール2037は、与信審査の結果、クレジットカードの発行が拒否される場合には、当該クレジットカードの限度額を0円として設定してもよい。
ある局面において、口座情報取得モジュール2035は、クレジットカードを発行後、所定の期間ごとにユーザの口座情報を取得する処理を実行してもよい。与信審査実行モジュール2036は、口座情報取得モジュール2035が取得したユーザの口座情報に基づいて、ユーザの与信審査を再度実行してもよい。このとき、与信審査実行モジュール2036は、ユーザのクレジットカードの使用状況を参照し、与信審査を行ってもよい。ユーザのクレジットカードの使用状況に含まれる情報は、例えば、下記を含む。
・一定期間内のクレジットカードの利用額
・ユーザの銀行口座残高
・一定期間内のユーザの銀行口座残高の推移
・一定期間内のユーザのキャッシング利用額
限度額設定モジュール2037は、与信審査実行モジュール2036が行った与信審査の結果に基づき、ユーザのクレジットカードの限度額の再設定を行ってもよい。所定の期間としては、ユーザの口座情報が変化するたびでもよいし、ユーザ、または連携する金融機関が指定する任意の期間でもよい。
ある局面において、サーバ20は、与信審査を再度行った結果、基準残高が所定の閾値以下になった場合、ユーザがクレジットカードを利用することを停止させる処理を実行してもよい。
これにより、クレジットカードを発行する金融機関は、ユーザに対し適切にクレジットカードを使用させることができる。
<2 データ構造>
図4は、サーバ20が記憶するユーザ情報データベース2021、口座情報データベース2022のデータ構造の例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報データベース2021のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「個人/法人」と、項目「氏名・名称」と、項目「代表者氏名」と、項目「年齢」と、項目「性別」と、項目「勤務先」と、項目「事業内容」と、項目「役職」と、項目「口座種別」と、項目「口座連携先」と、項目「備考」等を含む。
項目「ユーザID」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザそれぞれを識別する情報である。
項目「個人/法人」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザが個人(一般)か法人(個人事業主を含む)かを識別する情報である。
項目「氏名・名称」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザの氏名・名称(法人名等)を示す情報である。このとき、ユーザが個人である場合は、当該項目は「氏名」の情報として保持され、ユーザが法人そのものである場合は、当該項目は「名称」の情報として保持されてよい。
項目「代表者氏名」は、ユーザが法人であった場合の、法人の代表者氏名を識別する情報である。
項目「年齢」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザが個人であった場合の、ユーザの年齢を示す情報である。
項目「性別」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザが個人であった場合の、ユーザの性別を示す情報である。
項目「勤務先」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザが個人であった場合の、ユーザの勤務先を示す情報である。ある局面において、サーバ20は、当該勤務先の情報に基づいて、ユーザの与信審査を実行してもよい。例えば、サーバ20は、当該勤務先が、反社会的な企業に属している、当該企業に利益供与している、等の情報を取得した場合に、当該ユーザにクレジットカードを発行しない等の処理を実行してもよい。
項目「事業内容」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザが個人である場合はユーザの勤務先の事業内容、当該ユーザが法人である場合はユーザの事業内容を識別する情報を示す。
項目「役職」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザが個人であった場合の、ユーザの役職を示す情報である。具体的には、当該項目は、ユーザの役職として、例えば、下記を含む。
・一般社員(役職なし)
・主任
・係長
・グループ長
項目「口座種別」は、ユーザが開設している口座が一般口座であるか、法人口座であるかを識別する情報である。
項目「口座連携先」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザが当該システムと口座情報を連携させている金融機関を示す情報である。口座連携先は、例えば、下記の情報を含む。
・金融機関の名称
・金融機関の支店名
・金融機関の口座種別
ある局面において、サーバ20は、各金融機関が提供しているアプリケーション等と連携することで、当該情報を取得することとしてもよい。
これにより、クレジットカードを発行する金融機関は、財務状況が条件に合致していても、公序良俗に反するユーザにクレジットカードを発行することを防ぐことができる。
項目「備考」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザに関して、特記事項などがある場合に保持される情報である。
ユーザ情報データベース2021は、この他にも、例えば、下記の情報を保持していてもよい。
・ユーザの年収/年商
・設立年(ユーザが法人の場合)
・従業員数(ユーザが法人の場合)
ある局面において、サーバ20は、上記に示したユーザの各種情報に基づいて、クレジットカードの発行に係る与信審査を行ってもよい。
図4に示すように、口座情報データベース2022のレコードのそれぞれは、項目「ユーザID」と、項目「日付」と、項目「アクション」と、項目「詳細」と、項目「金額」と、項目「残高」と、項目「備考」等を含む。
項目「ユーザID」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理する、口座情報と紐づけられるユーザそれぞれを識別する情報である。
項目「日付」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザの銀行口座において、所定のアクションが起こった日付を示す情報である。具体的には、当該項目は、ユーザの銀行口座において、入金、出金等のアクションが生じた日付の情報を示す。
項目「分類」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザの銀行口座において生じたアクションの分類を示す情報である。例えば、項目「分類」は、下記の情報を含む。
・入金
・出金
項目「詳細」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザの銀行口座において生じたアクションの詳細を示す情報である。具体的には、アクションの詳細情報として、例えば、下記を含む。
・入金元、出金先企業の名称
・入金、出金の分類(振り込み、引き落とし、返済等)
ある局面において、サーバ20は、当該詳細情報に基づいて、ユーザの与信審査を実行してもよい。
項目「金額」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザの銀行口座において生じたアクションで入金、出金された金額を示す情報である。
項目「残高」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザの銀行口座において、アクションが生じた後の銀行口座の預金残高を示す情報である。サーバ20は、与信審査を行う直前の、ユーザの口座情報における残高推移をもとにした統計値に基づいて基準残高を算出し、算出した基準残高に基づいて与信審査を実行してもよい。
項目「備考」は、クレジットカード発行管理システム1にて管理するユーザの銀行口座の情報において、特記事項などがある場合に保持される情報である。
<3 動作>
以下、図5を参照しながら、第1の実施の形態におけるクレジットカード発行管理システム1による一連の処理について説明する。
図5は、実施の形態1のクレジットカード発行管理システム1による与信審査のための処理を行う流れの一例を示すフローチャートである。
後述するステップS551の前処理として、ステップS550において、サーバ20の制御部203は、記憶部202に、ユーザの口座情報をあらかじめ登録する。具体的には、サーバ20の制御部203を構成する口座情報取得モジュール2035は、クレジットカード発行管理システム1を使用するユーザから、ユーザの銀行口座に関する情報等を取得する処理を制御する。ここで、ユーザの銀行口座に関する情報は、例えば、下記を含む。
・金融機関の名称
・金融機関の支店名
・金融機関の口座種別
・ユーザの入出金の履歴
・ユーザの口座残高
・ユーザの入出金の入金元・出金先
ここで、制御部203は、ユーザの銀行口座に関する各種情報を、連携する会計サービス等を提供するソフトウェア、アプリケーション、プログラム等、または、各金融機関が提供しているアプリケーション等から取得してもよい。
ステップS501において、端末装置10の制御部180は、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付ける。具体的には、例えば、制御部180は、ディスプレイ150等にクレジットカード申し込みのための画面を表示し、ユーザからの入力操作を受け付けることで、当該申し込みを受け付ける。ある局面において、制御部180は、クレジットカードの申し込みを受け付ける際に、ユーザから銀行口座の情報等を受け付けてもよい。
ステップS551において、サーバ20の制御部203は、ユーザの口座情報を取得する。具体的には、サーバ20の制御部203を構成する口座情報取得モジュール2035は、記憶部202に登録されているユーザの銀行口座に関する情報から、与信審査に必要な情報を取得する。例えば、口座情報取得モジュール2035は、ユーザの口座情報として、下記の情報を取得する。
・所定期間におけるユーザの入出金の履歴
・所定期間におけるユーザの口座残高の推移
・ユーザの入出金の入金元・出金先
ある局面において、サーバ20は、予め記憶部に記憶しているユーザの口座情報ではなく、連携する会計サービス等を提供するソフトウェア、アプリケーション、プログラム等からユーザの口座に関連する情報を取得してもよい。
ステップS552において、サーバ20の制御部203は、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行う。具体的には、サーバ20の制御部203を構成する与信審査実行モジュール2036は、口座情報取得モジュール2035から受け付けたユーザの口座情報に基づいて、所定の指標に基づき、ユーザの与信審査を実行する。所定の指標とは、例えば、ユーザの口座情報の基準残高であり、サーバ20は、与信審査を行う直前の、ユーザの口座情報における残高推移をもとにした統計値に基づいて基準残高を算出し、算出した基準残高に基づいて与信審査を実行してもよい。
ある局面において、サーバ20は、学習済みモデルを利用してユーザの与信審査を実行してもよい。具体的には、サーバ20は、決定木分析(CHAID、CART、C5.0等)を利用することにより、ユーザの与信審査を実行してもよい。
これにより、クレジットカードを発行する金融機関、法人等は、適切にユーザの与信審査を行うことができる。
ステップS553において、サーバ20の制御部203は、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行う。具体的には、サーバ20の制御部203を構成する与信審査実行モジュール2036は、限度額設定モジュール2037は、ユーザの口座情報における、過去の現預金残高の安定性を表す指標に基づき、所定の与信区分を決定し、当該与信区分ごとに定められている比率を与信審査実行モジュール2036において算出した基準残高に掛け合わせて、クレジットカードの限度額を設定する。
これにより、クレジットカードを発行する金融機関は、適切にユーザの限度額を設定することができる。
ステップS502において、端末装置10の制御部180は、与信審査の結果、限度額の設定値等をディスプレイ150に表示する等によりユーザに提示する。
ある局面において、口座情報取得モジュール2035は、クレジットカードを発行後、所定の期間ごとにユーザの口座情報を取得する処理を実行してもよい。以下、クレジットカードを発行後、所定の期間ごとにユーザの口座情報を取得し、与信審査を実行する処理について例示する。所定の期間としては、ユーザの口座情報が変化するたびでもよいし、ユーザ、または連携する金融機関が指定する任意の期間でもよい。
ステップS554において、サーバ20の制御部203は、ユーザの口座情報から、金融機関における口座の残高情報を取得する。
ステップS555において、サーバ20の制御部203は、取得した残高情報から、クレジットカードの利用可否や限度額に対する与信の再審査を行う。
ステップS556において、サーバ20の制御部203は、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定をする。
ある局面において、サーバ20は、与信審査を再度行った結果、基準残高が所定の閾値以下になった場合、ユーザがクレジットカードを利用することを停止させる処理を実行してもよい。
また、ある局面において、限度額の再設定に伴い、ユーザのクレジットカードの利用額が再設定された限度額を既に超過していた場合には、実質的にユーザに対してクレジットカードの利用停止のための処理を実行してもよい。
ステップS503において、端末装置10の制御部180は、与信審査の結果、限度額の設定値等をディスプレイ150に表示する等によりユーザに提示する。
ある局面において、端末装置10はユーザの事業に係る資金需要に対する情報提供を行うための、クレジットカードへの申込手段を備えていてもよい。端末装置10の制御部180は、ユーザから、クレジットカードへの申込手段が操作されることに伴い、クレジットカードへの申込を受け付けることとしてもよい。
このとき、記憶部170には、ユーザの会計情報があらかじめ登録されていてもよく、ユーザの会計情報に基づき、ユーザの事業に係る資金需要を判定し、クレジットカードへの申込手段をユーザに提示してもよい。
また、ある局面において、サーバ20は、クレジットカードの利用に係る制御を行うための利用制御手段を備えていてもよい。サーバ20の制御部203は、ユーザから、利用制御手段が操作されることに伴い、クレジットカードの利用の申請を受け付け、当該申請に対して、クレジットカードの限度額の範囲内で、クレジットカードの利用を許可する通知を行ってもよい。例えば、法人カードであるクレジットカードを特定の従業者等が特定の目的(出張等)で使用する場合、その範囲内でのみクレジットカードの利用を許可するような場合が挙げられる。
これにより、クレジットカードを発行する金融機関、法人等は、ユーザに対し適切にクレジットカードを使用させることができる。
また、利用制御手段を備えることで、法人であるユーザは、クレジットカードの利用可否のコントロールが可能になり、オーソリ電文受信によるリアルタイムな明細管理(会計システムとの連携)が可能になる。
上記、端末装置10とサーバ20とで各種信号をやりとりする態様で説明したが、本開示における処理はこれに限られない。例えば、上記説明した処理は、全て端末装置10の制御部180により処理されてもよい。
これにより、ユーザは、各自の所有する端末で一貫してクレジットカード発行に係る与信審査等を行うことができる。
<4 画面例>
以下、図6を参照しながら、クレジットカード発行管理システム1の画面例について説明する。
図6は、クレジットカード発行管理システム1における与信審査の結果をユーザに提示する際の画面例を示す図である。
図6に示すように、端末装置10のディスプレイ150には、ユーザ残高推移601と、審査結果表示部602とが表示されている。
ユーザ残高推移601において、端末装置10の制御部180は、クレジットカード発行管理システムにおける、ユーザの銀行口座の残高の推移を表示する。具体的には、制御部180は、ユーザ残高推移601において、ユーザの銀行口座の残高を、所定の態様で表示する。所定の態様は、例えば、以下を含む。
・グラフ(棒・折れ線等)形式
・表・リスト形式
これにより、ユーザは、自身の銀行口座残高の推移を視覚的に把握することができる。
審査結果表示部602において、端末装置10の制御部180は、ユーザの与信審査、限度額設定の結果を表示する。この時、制御部180は、審査結果表示部602に、下記の情報を表示してもよい。
・審査結果(クレジットカード発行の可否)
・クレジットカードの種別(一般、ゴールド、プラチナ等)
・クレジットカードの限度額
・クレジットカードの申し込みボタン
・その他、ユーザが利用可能なサービスを参照するためのボタン(ローンの申し込み、資金の借り入れ等)
制御部180は、ユーザからクレジットカードの申し込みボタンを押下する操作を受け付けると、クレジットカード発行のための手続き指示を、金融機関に送信してもよい。
これにより、ユーザは、自身の財務状況に基づいたクレジットカードを発行することができる。
ある局面において、サーバ20は、当該画面をクレジットカードを発行する金融機関のユーザにも表示してもよい。これにより、金融機関のユーザは、ユーザの財務状況に基づいて、適切にクレジットカードを発行することができる。
また、売上実績等のない、登記して間もない法人のユーザであっても、本システムを利用することで、財務指標、会計情報、事業状態等を評価することで企業自体を評価することができ、当該評価に基づいたクレジットカードの発行をすることができる。
<小括>
以上のように、本実施形態によると、サーバ20は、記憶部202に、ユーザの銀行口座に関する情報をあらかじめ登録する。サーバ20は、ユーザからクレジットカードの申し込みを受け付けると、記憶部202に登録されている銀行口座に関する情報から、与信審査に必要な各種情報を取得する。サーバ20は、取得した各種情報から、ユーザの財務状況について与信審査を実行する。サーバ20は、与信審査の結果に基づいて、クレジットカードの限度額を設定する。端末装置10は、与信審査の結果等をユーザに提示する。クレジットカードの発行後、サーバ20は、所定の期間ごとに、ユーザの口座情報を再度取得し、与信審査、および限度額の設定を再度実行する。
これにより、ユーザは適切にクレジットカードを発行され、使用することが可能となる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換及び変更を行なって実施することができる。これらの実施形態及び変形例ならびに省略、置換及び変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を、以下に付記する。
(付記1)
プロセッサ29と、記憶部202とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、記憶部202には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており(S550)、プログラムは、プロセッサに、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップ(S501)と、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップ(S551)と、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップ(S552)と、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行うステップ(S553)と、を実行させ、クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、ユーザの口座情報を取得するステップ(S554)と、取得した口座情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップ(S555)と、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定を行うステップ(S556)と、を実行させる、プログラム。
(付記2)
ユーザの口座情報を取得するステップ(S551、S554)において、ユーザの口座情報から、ユーザの入出金明細または残高からなる群から選択される少なくとも1つを取得する、付記1に記載のプログラム。
(付記3)
口座情報を記憶部202に登録する対象となるユーザは、クレジットカードの発行を希望する法人であるユーザである、付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)
クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップ(S555)において、プログラムは、与信における指標として、ユーザの銀行口座の基準残高を算出し、算出した基準残高に基づいて与信を行う、付記1から3のいずれかに記載のプログラム。
(付記5)
クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップ(S555)において、プログラムは、与信審査を行う直前の、銀行口座における残高推移をもとにした統計値に基づいて基準残高を算出する、付記4に記載のプログラム。
(付記6)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップ(S555)において、基準残高が所定の閾値以下になった場合、ユーザがクレジットカードを利用することを停止させるステップを実行させる、付記4または5のいずれかに記載のプログラム。
(付記7)
プログラムは、プロセッサ29に、さらに、ユーザの過去の現預金残高の安定性を表す指標に基づき、所定の与信区分を決定するステップを実行させる、付記1から6のいずれかに記載のプログラム。
(付記8)
クレジットカードの限度額設定を行うステップ(S556)において、プログラムは、与信区分ごとに定められている比率を基準残高に掛け合わせて、クレジットカードの限度額を設定する、付記7に記載のプログラム。
(付記9)
ユーザの事業に係る資金需要に対する情報提供を行うため、クレジットカードへの申込手段を備え、ユーザから、クレジットカードへの申込手段が操作されることに伴い、クレジットカードへの申込を受け付ける、付記1から8のいずれかに記載のプログラム。
(付記10)
記憶部202には、ユーザの会計情報があらかじめ登録されており、ユーザの会計情報に基づき、ユーザの事業に係る資金需要を判定し、クレジットカードへの申込手段を提示する、付記9に記載のプログラム。
(付記11)
クレジットカードの利用に係る制御を行うための利用制御手段を備え、プログラムは、プロセッサ29に、さらに、ユーザがクレジットカードの利用を許可しようとする申請者から、利用制御手段が操作されることに伴い、クレジットカードの利用の申請を受け付けるステップと、申請に対して、クレジットカードの限度額の範囲内で、クレジットカードの利用を許可する通知を行うステップと、を実行させる、付記1から10のいずれかに記載のプログラム。
(付記12)
与信審査を行うステップ(S555)において、プログラムは、学習済みモデルによるモデリングを行うことにより与信審査を行う、付記1から11のいずれかに記載のプログラム。
(付記13)
制御部203と、記憶部202とを備える情報処理装置であって、記憶部202には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており(S550)、制御部203が、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップ(S501)と、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップ(S551)と、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップ(S552)と、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行うステップ(S553)と、を実行させ、クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、ユーザの口座情報を取得するステップ(S554)と、取得した口座情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップ(S555)と、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定を行うステップ(S556)と、を実行する、情報処理装置。
(付記14)
プロセッサ29と、記憶部202とを備えるコンピュータによって実行される方法であって、記憶部202には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており(S550)、方法は、プロセッサが、ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップ(S501)と、クレジットカードへの申込に対する処理として、ユーザの口座情報を取得するステップ(S551)と、取得した口座情報から、クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップ(S552)と、行った与信審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額設定を行うステップ(S553)と、を実行させ、クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、ユーザの口座情報を取得するステップ(S554)と、取得した口座情報から、クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップ(S555)と、行った与信の再審査の結果に基づき、クレジットカードの限度額の再設定を行うステップ(S556)と、を実行する、方法。
10 端末装置、20 サーバ、80 ネットワーク、130 操作受付部、170 記憶部、1701 ユーザ情報、180 制御部、1801 入力操作受付部、1802 送受信部、1803 データ処理部、1804 報知制御部、22 通信IF、23 入出力IF、25 メモリ、26 ストレージ、29 プロセッサ、201 通信部、202 記憶部、2021 ユーザ情報データベース、2022 口座情報データベース、203 制御部、2031 受信制御モジュール、2032 送信制御モジュール、2033 ユーザ情報取得モジュール、2034 クレジットカード申し込み受付モジュール、2035 口座情報取得モジュール、2036 与信審査実行モジュール、2037 限度額設定モジュール。


Claims (14)

  1. プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行されるプログラムであって、
    前記記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、
    前記ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、
    前記クレジットカードへの申込に対する処理として、
    前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
    前記取得した前記口座情報から、前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、
    前記行った与信審査の結果に基づき、前記クレジットカードの限度額設定を行うステップと、を実行させ、
    前記クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、
    前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
    前記取得した前記口座情報から、前記クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップと、
    前記行った与信の再審査の結果に基づき、前記クレジットカードの限度額の再設定を行うステップと、
    を実行させる、プログラム。
  2. 前記ユーザの口座情報を取得するステップにおいて、
    前記ユーザの口座情報から、前記ユーザの入出金明細または残高からなる群から選択される少なくとも1つを取得する、請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記口座情報を前記記憶部に登録する対象となるユーザは、クレジットカードの発行を希望する法人であるユーザである、請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップにおいて、前記プログラムは、
    与信における指標として、前記ユーザの銀行口座の基準残高を算出し、前記算出した基準残高に基づいて与信を行う、請求項1から3のいずれかに記載のプログラム。
  5. 前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップにおいて、前記プログラムは、
    前記与信審査を行う直前の、前記銀行口座における残高推移をもとにした統計値に基づいて前記基準残高を算出する、請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップにおいて、前記基準残高が所定の閾値以下になった場合、前記ユーザが前記クレジットカードを利用することを停止させるステップを実行させる、請求項4または5のいずれかに記載のプログラム。
  7. 前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザの過去の現預金残高の安定性を表す指標に基づき、所定の与信区分を決定するステップを実行させる、請求項1から6のいずれかに記載のプログラム。
  8. 前記クレジットカードの限度額設定を行うステップにおいて、前記プログラムは、
    前記与信区分ごとに定められている比率を基準残高に掛け合わせて、前記クレジットカードの限度額を設定する、請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記ユーザの事業に係る資金需要に対する情報提供を行うため、前記クレジットカードへの申込手段を備え、
    前記ユーザから、前記クレジットカードへの申込手段が操作されることに伴い、前記クレジットカードへの申込を受け付ける、請求項1から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 前記記憶部には、ユーザの会計情報があらかじめ登録されており、
    前記ユーザの会計情報に基づき、前記ユーザの事業に係る資金需要を判定し、前記クレジットカードへの申込手段を提示する、請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記クレジットカードの利用に係る制御を行うための利用制御手段を備え、
    前記プログラムは、前記プロセッサに、さらに、
    前記ユーザが前記クレジットカードの利用を許可しようとする申請者から、前記利用制御手段が操作されることに伴い、前記クレジットカードの利用の申請を受け付けるステップと、
    前記申請に対して、前記クレジットカードの限度額の範囲内で、前記クレジットカードの利用を許可する通知を行うステップと、を実行させる、請求項1から10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 前記与信審査を行うステップにおいて、前記プログラムは、
    学習済みモデルによるモデリングを行うことにより与信審査を行う、請求項1から11のいずれかに記載のプログラム。
  13. 制御部と、記憶部とを備える情報処理装置であって、
    前記記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、
    前記制御部が、
    前記ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、
    前記クレジットカードへの申込に対する処理として、
    前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
    前記取得した前記口座情報から、前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、
    前記行った与信審査の結果に基づき、前記クレジットカードの限度額設定を行うステップと、を実行させ、
    前記クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、
    前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
    前記取得した前記口座情報から、前記クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップと、
    前記行った与信の再審査の結果に基づき、前記クレジットカードの限度額の再設定を行うステップと、
    を実行する、情報処理装置。
  14. プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータによって実行される方法であって、
    前記記憶部には、ユーザの口座情報が、あらかじめ登録されており、
    前記方法は、前記プロセッサが、
    前記ユーザから、クレジットカードへの申込を受け付けるステップと、
    前記クレジットカードへの申込に対する処理として、
    前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
    前記取得した前記口座情報から、前記クレジットカードの発行に係る与信審査を行うステップと、
    前記行った与信審査の結果に基づき、前記クレジットカードの限度額設定を行うステップと、を実行させ、
    前記クレジットカードを発行した後における、所定の期間ごとの処理として、
    前記ユーザの口座情報を取得するステップと、
    前記取得した前記口座情報から、前記クレジットカードの限度額に対する与信の再審査を行うステップと、
    前記行った与信の再審査の結果に基づき、前記クレジットカードの限度額の再設定を行うステップと、
    を実行する、方法。

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