JP2023038549A - 自動車 - Google Patents
自動車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023038549A JP2023038549A JP2021145341A JP2021145341A JP2023038549A JP 2023038549 A JP2023038549 A JP 2023038549A JP 2021145341 A JP2021145341 A JP 2021145341A JP 2021145341 A JP2021145341 A JP 2021145341A JP 2023038549 A JP2023038549 A JP 2023038549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- relative position
- power
- vehicle
- controller
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 16
- 230000008569 process Effects 0.000 description 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 10
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 5
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】走行レーンに埋設された給電装置から効率よく電力を受け取ることができる自動車を提供する。【解決手段】走行レーン20の長手方向に沿って埋設されている複数の給電装置から電力供給を受ける自動車2は、給電装置から電力を受け取る受電装置12と、給電装置から電力を受け取る際の自動車に対する走行レーン幅方向における給電装置の相対位置と受け取った電力の大きさに基づいて、受け取る電力が最大となる相対位置(最適相対位置)を決定する受電制御器(制御器15)と、最適相対位置が決定された後、自動車の前方の給電装置が最適相対位置に近づくように操舵する操舵制御器(制御器15)又は自動車の前方の給電装置が最適相対位置に近づく方向を運転者に通知する表示器6と、を備える。【選択図】図1
Description
本明細書が開示する技術は、走行レーンに埋設されている複数の給電装置から電力供給を受けることができる自動車に関する。
走行レーンに埋設された複数の給電装置から電力供給を受ける自動車が検討されている(例えば、特許文献1、2)。給電装置の典型はコイルであり、車載される受電装置の典型もコイルである。
給電装置は走行レーン幅方向の特定の位置に配置されている。走行レーン幅方向において、給電装置に対する自動車の通過位置が異なると受電量も異なる。すなわち、給電装置に対して受電量が最大となる通過位置(走行レーン幅方向における通過位置)が存在する。特許文献1、2の自動車では、受電量が最大となる通過位置が予め自動車に与えられている。
給電装置の配置位置が設計値からずれることがある。別言すれば、予め与えられた通過位置を正確に通過しても受電量が最大にならない可能性がある。給電装置から効率よく電力を受けることができる通過位置を走行中に特定できる技術が望まれている。
本明細書は、走行レーンの長手方向に沿って埋設されている複数の給電装置から電力供給を受けることが可能な自動車を開示する。その自動車は、受電装置と、受電制御器と、操舵制御器または表示器の一方を備える。受電装置は、走行レーンに埋設された給電装置から電力を受け取ることができる。受電制御器は、給電装置から電力を受け取る際の自動車に対する当該給電装置の走行レーン幅方向における相対位置と受け取った電力の大きさに基づいて、受け取る電力が最大となる相対位置を決定する。受け取る電力が最大となる相対位置を以下では最適相対位置と称する。操舵制御器は、最適相対位置が決定された後、自動車の前方の給電装置が最適相対位置に近づくように車輪を操舵する。表示器は、最適相対位置が決定された後、自動車の前方の給電装置が最適相対位置に近づく方向を運転者に通知する。
前述した操舵制御器を備える自動車は自動操舵が可能な自動車である。操舵制御器を備える場合、操舵制御器は、最適相対位置を決定するのに先立って、少なくとも2個の給電装置が異なる相対位置で通過するように操舵するとよい。そのように操舵すれば、より早く最適相対位置を決定することができる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
(第1実施例)図面を参照して第1実施例の自動車2を説明する。図1に、走行レーン20を走行する自動車2の模式的な平面図を示す。別言すれば、図1は、自動車2の平面図に走行系のブロック図を重ねた図である。
自動車2は、電気モータ3で走行する電気自動車である。自動車2は、バッテリ4を搭載しており、バッテリ4の電力で電気モータ3を駆動する。図示は省略しているが、バッテリ4と電気モータ3の間にはインバータが接続されている。インバータは、バッテリ4が出力する直流電力を電気モータ3の駆動に適した交流電力に変換する。
自動車2は、制御器15と操舵アクチュエータ5を備えており、自動運転が可能である。自動車2は、前方を撮影するカメラ14を有しており、制御器15は、カメラ14の映像から左右の車線20a(すなわち走行レーン20)を認識する。制御器15は、自動車2が走行レーン20のほぼ中央を維持するように、操舵アクチュエータ5に指令を出す。操舵アクチュエータ5は、制御器15から受けた指令に基づいて自動車2の舵輪を制御する。前方の走行レーン20がカーブしていれば、制御器15はカーブに合わせて自動車2が旋回するように、操舵アクチュエータ5に指令を出す。なお、図1の破線は信号線を表す。また、制御器15は、カメラ14の映像から前方の自動車を検知し、適切な車間距離を保持するように、車速(すなわち電気モータ3の出力)を調整する。
バッテリ4は、走行中に走行レーン20に埋設された非接触型の地上コイル21から電力を受けて充電することもできる。図1には1個の地上コイル21のみが描かれているが、走行レーン20には、その長手方向に沿って複数の地上コイル21が埋設されている。複数の地上コイル21は、走行レーン20の長手方向に沿って一列に埋設されている。隣り合う地上コイル21の間隔は一定であってもよいし、場所に応じて異なっていてもよい。
地上コイル21には不図示の電力源が接続されており、地上コイル21には所定の周波数の交流電力が流れる。自動車2は、車載コイル12aと電力変換器12bを含む受電装置12を備えている。自動車2が走行中に地上コイル21の上を通過すると、地上コイル21と車載コイル12aが磁気結合し、車載コイル12aに誘導電流が発生する。車載コイル12aに発生した誘導電流を電力変換器12bが直流電力に変換し、バッテリ4にチャージする。
車載コイル12aに発生する電力の大きさは、車載コイル12aと地上コイル21の相対位置に依存する。自動車2が地上コイル21の上を通過する際のレーン幅方向の相対位置に依存する。レーン幅方向とは、走行レーン20の長手方向に直交する方向、別言すれば、走行レーン20の短手方向である。地上コイル21の中心(図1の中心線CL1)と車載コイル12aの中心(図1の中心線CL2)のレーン幅方向の距離dLが小さいほど、送電効率が高くなり、受電装置12は大きな電力を得ることができる。
実施例の自動車2の場合、車載コイル12aは自動車2の車幅方向の中心に位置している。従って、地上コイル21が自動車2の車幅方向の中心を通過するとき、受電装置12は大きな電力を得ることができる。
自動車2は、自動運転中は、地上コイル21から最大電力が得られるように、地上コイル21を通過する際のレーン幅方向の位置を調整する。地上コイル21は走行レーン20に埋設されているが、自動車2が地上コイル21の位置を検知できるように、走行レーン20の表面に地上コイル21の位置を示す表示(マーカ)が描かれている。図1では、グレーの太線で示した角丸の矩形が埋設された地上コイル21を表すとともに地上に描かれたマーカを表す。
自動車2の制御器15は、車載のカメラ14が撮影する前方の映像から地上コイル21の位置(マーカの位置)を検知する。また制御器15は、地上コイル21から受けた電力の大きさを電力変換器12bから受け取る。制御器15は、いくつかの地上コイル21を通過する毎に、自動車2(車載コイル12aの中心)に対する地上コイル21の相対位置(レーン幅方向における相対位置)と受け取った電力の大きさを対応付けて記憶する。制御器15は、相対位置と電力の大きさの複数の組から、受け取る電力が最大となる相対位置を決定する。別言すれば、制御器15は、地上コイル21から電力を受け取る際の自動車2(車載コイル12a)に対する地上コイル21のレーン幅方向における相対位置と受け取った電力の大きさに基づいて、受け取る電力が最大となる相対位置を決定する。受け取る電力が最大となる相対位置を以下では最適相対位置と称する。
なお、「地上コイル21から電力を受け取る際の自動車2に対する地上コイル21の走行レーン幅方向における相対位置」とは、より厳密には、「自動車2が地上コイル21の上を通過するときの相対位置」である。しかし、地上コイル21の上を通過するときの相対位置も通過する直前の相対位置もほぼ同じである。それゆえ、実際にはカメラ14の映像から検知される車両直前の地上コイル21の相対位置が、「地上コイル21から電力を受け取る際の自動車2に対する地上コイル21の走行レーン幅方向における相対位置」に相当する。
図2を参照して最適相対位置の決定手順の一例を説明する。先に述べたように、実施例では、車載コイル12aは自動車2の車幅方向の中心に位置する。グラフの横軸は、自動車2の中心(車載コイル12aの中心)に対する地上コイル21の相対位置(レーン幅方向の相対位置)を示している。相対位置ゼロは、自動車2の中心と、地上コイル21の中心(実際には地上コイル21を示すレーン上のマーカの位置)とが一致する状態を意味する。
以下では、説明の便宜上、自動車2の車幅方向の中心(すなわち車載コイル12aの中心)を単に車両中心と称する。
図2の例では、車両中心の右側と左側を地上コイル21がそれぞれ2回ずつ通過したときの受け取った電力を示してある。符号Rpが示す2個のプロットが、地上コイル21が車両中心の右側を通過したときの相対位置と電力を示している。符号Lpが示す2個のプロットが、地上コイル21が車両中心の左側を通過したときの相対位置と電力を示している。制御器15は、右側の2個のプロットを通る直線RLと、左側の2個のプロットを通る直線LLの交点Cpに対応する相対位置Cxを最適相対位置として決定する。地上コイル21が車両中心に対して相対位置Cxで通過するとき、最大の電力が得られる。
制御器15は、走行レーン20の中央をキープするように操舵アクチュエータ5を制御することができる。すなわち、自動車2は、自動運転モードで走行することができる。自動運転モードで走行している際、制御器15は、車両前方に地上コイルを検知すると、最適相対位置を決定する。最適相対位置が決定された後、制御器15は、次の地上コイル21が最適相対位置に近づくように操舵アクチュエータ5を制御する。
制御器15には表示器6が接続されている。表示器6の利用については第2実施例で説明する。
図3に、自動運転中に制御器15が実行する操舵制御のフローチャートを示す。図3の処理は、所定の制御周期で繰り返される。制御器15は、カメラ14の画像の中から地上コイル21を探す。制御器15は、地上コイル21が検知されると(ステップS2:YES)、ステップS3以降の処理を実行する。先に述べたように、地上コイル21が検知されないときには、制御器15は、走行レーン20の中央をキープするように操舵アクチュエータ5を制御する。なお、図3では、走行レーン20の中央をキープするように操舵アクチュエータ5を制御する処理については記載を省いた。
地上コイル21が検知され後、最適相対位置が決定されるまでは(ステップS3:NO)、ステップS4の最適相対位置決定処理を実行する。
図4に最適相対位置決定処理のフローチャートを示す。制御器15は、地上コイル21の相対位置を特定する(ステップS12)。より詳細には、制御器15は、車両中心(すなわち車載コイル12aの中心)に対する地上コイル21の相対位置(レーン幅方向における相対位置)を特定する。制御器15は、その地上コイル21から受け取った電力を特定する(ステップS13)。制御器15は、車両中心の右側と左側を地上コイル21がそれぞれ所定回数(例えば2回ずつ)通過するまで、ステップS12、S13の処理を続ける(ステップS14:NO、リターン)。なお、ステップS14の判断がNOのとき、図4の処理は終了し、図3の処理が繰り返される毎に、最適相対位置が決定されるまでステップS12、S13の処理が繰り返される。
地上コイル21が車両中心の右側と左側をそれぞれ所定回数(例えば2回)だけ通過すると、制御器15は、最適相対位置を決定する(ステップS15)。最適相対位置の決定プロセスの一例は前述したとおりである。
図3の説明に戻る。直前の地上コイル21が検知された後、最適相対位置が決定済みの場合、制御器15は、車両中心に対するその地上コイル21の相対位置(レーン幅方向の相対位置)を特定する(ステップS3:YES、S5)。制御器15は、前方の地上コイル21が最適相対位置に近づくように操舵アクチュエータ5を制御する(ステップS6)。自動車2は、地上コイル21が最適相対位置で(あるいは最適相対位置に近い位置で)通過するように走行するため、電力を効率よく地上コイル21から受け取ることができる。
図4のフローチャートの場合、地上コイル21が車両中心の右側と左側を所定回数ずつ通過するまで、制御器15は走行レーンの中央をキープするように操舵アクチュエータ5を制御する。最適相対位置を決定するのに地上コイル21が車両中心の右側と左側を積極的に通過するように操舵アクチュエータ5を制御することも好適である。そうすることによって最適相対位置を速やかに決定することができる。
図5に、最適相対位置決定の変形例のフローチャートを示す。制御器15は、カメラ14の画像から地上コイル21を検知すると(図3のステップS2)、車両中心に対する地上コイル21の相対位置を決定する(ステップS22)。制御器15には、最適相対位置決定処理において地上コイルが通過すべき複数の相対位置が予め記憶されている。例えば、車両中心の右側と左側のそれぞれ2か所の相対位置が地上コイル21の予定経路として記憶されている。制御器15は、予定経路を一つずつ読み出し、地上コイル21がその予定経路を辿るように操舵アクチュエータ5を制御する(ステップS23)。次いで制御器15は、通過した地上コイル21から受けとった電力を特定する(ステップS24)。制御器15は、地上コイルが全ての予定経路(予定された相対位置)を通過するまで、ステップS22-S24の処理を繰り返す(ステップS25:NO、リターン)。なお、図5の処理がリターンで終了すると図3の処理に戻る。図3の処理が繰り返される毎に、最適相対位置が決定されるまでステップS22-S24の処理が繰り返される。
全ての予定経路を通過すると、制御器15は、最適相対位置を決定する(ステップS25:YES、S26)。
最適相対位置が決定された後は、制御器15は、近づいてくる地上コイル21が最適相対位置を通過するように(あるいは最適相対位置に近い位置を通過するように)操舵アクチュエータ5を制御する。その結果、自動車2は地上コイル21から効率よく電力を受け取ることができるようになる。
(第2実施例)自動運転モードでなく手動運転モードの場合、制御器15は、地上コイル21の最適相対位置を決定すると、表示器6を使って運転者をガイドする。表示器6は、直前の地上コイル21が最適相対位置に近づく方向を運転者に通知する。このときの制御器15の処理は、図3のステップS6の処理を、「前方の地上コイル21が最適相対位置に近づく方向を運転者に通知する」とすればよい。
表示器6の例を図6に示す。表示器6は、運転者から視認できる位置、例えばインストルメントパネルの中に配置されている。あるいは、表示器6は、図6の映像がフロントガラスに映し出すことができるヘッドアップディスプレイタイプであってもよい。
制御器15は、前方に地上コイル21を検知すると、検知した旨を表示器6に表示させる。図6の表示31が、地上コイル検知の表示の一例である。表示器6には、車両中心が縦線32で示されている。制御器15は、車両中心に対する地上コイル21の相対位置をランプの点滅で運転者に通知する。図6の例では、車両中心を示す縦線32の上と、縦線32の左右にランプ33が一列に配置されている。制御器15は、車両中心に対する地上コイル21の相対位置を、ランプ33aを点滅させることで運転者に通知する。地上コイル21の相対位置が変化すれば、点滅するランプの位置も変化する。
自動車2の取り扱い説明書には、車両中心を示す縦線の上のランプが点滅するように操舵すれば、効率よく受電できることが説明されている。すなわち、最適相対位置が決定された後、表示器6は、自動車2の前方の地上コイル21が最適相対位置に近づく方向を運転者に通知する。表示器6の表示に従い、運転者は、点滅するランプが縦線32の上に移動するように操舵する。そうすることで、自動車2は地上コイル21から効率よく電力を受け取ることができる。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例の自動車2の場合、車載コイル12aは車両中心に配置されている。車載コイル12aが車両中心からずれた位置に配置されている場合には、実施例の説明における「車両中心」を「車載コイルの中心」と読み替えればよい。
実施例の自動車2の制御器15は、道路に描かれたマーカ(地上コイル21の位置を示すマーカ)を検知し、自動車2に対する走行レーン幅方向における地上コイル21の位置を特定する。地上コイル21の埋設位置(走行レーン幅方向における埋設位置)が車線20aに対して正確に定められている場合、制御器15は、自動車2に対する車線20の位置(走行レーン幅方向における車線20の相対位置)を検知し、検知した車線20の相対位置を、「自動車2に対する走行レーン幅方向における地上コイル21の位置」とみなしてもよい。また、「相対位置」であるので、自動車2に対する地上コイル21の相対位置は、地上コイル21に対する自動車2の相対位置と等価である。
実施例では、最適相対位置とは、車載の受電装置が受け取る電力が最大となる相対位置を意味する。地上コイル21と車載コイル12aの間で電力を伝送する場合、制御器15は、「地上コイル21と車載コイル12aの磁気結合が最も強くなる位置」を指標として「車載の受電装置が受け取る電力が最大となる相対位置」を特定してもよい。また、自動車2が受けとった電力でバッテリが充電される場合、制御器15は、地上の給電装置から送られる電力で車載のバッテリが充電されるときの充電効率が最大となる相対位置」を指標として「車載の受電装置が受け取る電力が最大となる相対位置」を特定してもよい。
図5の処理を整理すると次の通りである。制御器15は、最適相対位置を決定するのに先立って、少なくとも2個の地上コイル21が車両中心の右側を通過し、少なくとも2個の別の地上コイル21が車両中心の左側を通過するように操舵する。そして制御器15は、地上コイル21が車両中心の右側と左側を通過したときのそれぞれの相対位置と受け取った電力から、最適相対位置を決定する。
走行レーン20に埋設された複数の地上コイル21が給電装置の一例に相当する。給電装置と受電装置は、非接触で電力を移送できるものであればよく、コイルに限定されない。
自動車は、画像認識以外の技術で走行レーンに設置された給電装置を検知してもよい。自動で操舵する第1実施例の自動車2の場合、表示器6は備えていなくともよい。運転者が操舵する第2実施例の自動車2の場合、操舵アクチュエータ5は備えていなくてもよい。
最適相対位置を決定するときの制御器15が受電制御器の一例に相当する。最適相対位置を決定した後、地上コイル21の相対位置に応じて操舵する制御器15が操舵制御器の一例に相当する。図1では制御器15を一つの矩形で示したが、通信可能に接続された複数のコンピュータが協働して実施例の制御器15の機能を実現してもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:自動車 3:電気モータ 4:バッテリ 5:操舵アクチュエータ 6:表示器 12:受電装置 12a:車載コイル 12b:電力変換器 14:カメラ 15:制御器 20:走行レーン 20a:車線 21:地上コイル 31:表示 32:車両中心を示す縦線 33、33a:ランプ
Claims (2)
- 走行レーンの長手方向に沿って埋設されている複数の給電装置から電力供給を受ける自動車であり、
前記給電装置から電力を受け取る受電装置と、
前記給電装置から電力を受け取る際の前記自動車に対する走行レーン幅方向における前記給電装置の相対位置と受け取った電力の大きさに基づいて、受け取る電力が最大となる前記相対位置(最適相対位置)を決定する受電制御器と、
前記最適相対位置が決定された後、前記自動車の前方の前記給電装置が前記最適相対位置に近づくように操舵する操舵制御器、または、前記自動車の前方の前記給電装置が前記最適相対位置に近づく方向を運転者に通知する表示器と、
を備えている、自動車。 - 前記操舵制御器を備えており、
前記操舵制御器は、前記受電制御器が前記最適相対位置を決定するのに先立って、少なくとも2個の前記給電装置が異なる前記相対位置で通過するように操舵する、請求項1に記載の自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021145341A JP2023038549A (ja) | 2021-09-07 | 2021-09-07 | 自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021145341A JP2023038549A (ja) | 2021-09-07 | 2021-09-07 | 自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023038549A true JP2023038549A (ja) | 2023-03-17 |
Family
ID=85514827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021145341A Pending JP2023038549A (ja) | 2021-09-07 | 2021-09-07 | 自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023038549A (ja) |
-
2021
- 2021-09-07 JP JP2021145341A patent/JP2023038549A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10053096B2 (en) | Method of operating a motor vehicle driven electrically at least temporarily on a roadway, control unit for a motor vehicle, and corresponding motor vehicle | |
US10454287B2 (en) | Charging station for utility vehicle | |
JP5509883B2 (ja) | 車両用無線充電装置 | |
US9876370B2 (en) | Charging station and charging station guide for autonomously navigating utility vehicle | |
US11163313B2 (en) | Methods for positioning vehicles using electric road systems and vehicles operated using these methods | |
CN104423526A (zh) | 一种辅助机动车辆的感应电池充电的方法 | |
US9956914B2 (en) | Parking assistance device and parking assistance method | |
EP3054558B1 (en) | Wireless power supply device and parking support device | |
US20100271236A1 (en) | Feasible region determination for autonomous parking | |
EP0268979A2 (en) | Guidance system for inductively coupled electric vehicles | |
WO2014199499A1 (ja) | 車両給電システム | |
CN111204238B (zh) | 汽车的无线充电对准方法及装置、存储介质、终端 | |
CN103809593A (zh) | 汽车变车道控制装置及其控制方法 | |
CN103158701A (zh) | 为车辆推导泊车轨迹的系统和方法 | |
CN102662401A (zh) | 一种基于电磁感应循迹的导航系统 | |
US20180273089A1 (en) | Lane keeping control device | |
CN109195829B (zh) | 停车辅助方法和停车辅助装置 | |
EP3778327B1 (en) | Method and device for controlling autonomous driving vehicle | |
JP2016164036A (ja) | 車両駐車制御装置 | |
CN112400267A (zh) | 非接触供电装置及非接触供电系统 | |
JP2013153564A (ja) | 移動車両給電システム | |
CN107428341A (zh) | 用于适配车辆的车辆速度的方法和设备 | |
JP2023038549A (ja) | 自動車 | |
JP2020091719A (ja) | 車載装置、駐車制御方法、コンピュータプログラム、及び誘導無線ケーブル | |
JP7459967B2 (ja) | 給電装置及び給電システム |