JP2023036491A - 弾性ストッキング着脱補助具 - Google Patents

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智子 鈴木
Tomoko Suzuki
亜友美 木村
Ayumi Kimura
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【課題】病院や介護施設等で血栓予防に使用される医療用弾性ストッキングは弾力性が強く着脱が容易でないという課題を有している。【解決手段】摩擦係数の小さな布が角の丸められた細長い略矩形の袋状に縫製され、略矩形のひとつの短辺2に取っ手3が設けられ、取っ手3がつけられていない短辺4から取っ手3がつけられた短辺2に布が内側から折り込める形状を有する弾性ストッキング脱着補助具1を用いて、弾性ストッキングを着脱補助具1の上を滑らせるようにして装着、脱着することにより、安全、簡便に着脱することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、病院や介護施設等で血栓予防に使用される医療用弾性ストッキングを簡易に着脱できる補助具に関するものである。
病院への入院や介護施設への入居で、寝たきり、あるいは、運動量が極度に減少した状態が続くと、下肢の筋肉の収縮と弛緩の作用が弱まり、血液が血管内に澱みやすくなる。医療用弾性ストッキングは、弾力性を持った特殊なストッキングで、これを着用して締め付けることにより、下肢の血流還流を改善する効果があり、広く用いられている。下肢への締め付けにより、血管内の逆流防止弁を正常に作用させる効果や血管径を縮小させて血管の本来の働きを改善させる血行促進効果があり、血栓や血液の澱みを回避することができる。弾性ストッキングにはパンティストッキング型、ストッキング型、ハイソックス型など様々な形状があるが、一般的には装着性と血流への効果からハイソックス型が用いられることが多い。
しかし、医療用弾性ストッキングは弾力性が強いため、その着脱が容易ではないという課題を有している。弾性ストッキングの着用が必要な入院患者や要介護者は、高齢化や運動量の低下により筋肉量が低下している場合が多く、自力でストッキングを押し広げて、つま先から踵、踝などの凸部を通し、ふくらはぎまで引き上げることが難しい。また、看護者や介護者が補助する場合にも、機能が低下している患者や要介護者の身体に痛みや損傷を与えないように弾性ストッキングを押し広げて装着することは、多大な労力を要し容易ではない。
実用新案登録第3073368号公報 実用新案登録第3105881号公報 特許第4500367号公報
従来より弾性ストッキングを容易に着脱できるよう、多くの用具、補助具が提案されてきた。特許文献1には、スリッパ形状に類似した用具を足にあてがって用具の上から弾性ストッキングを履かせることにより、踵や踝の凸部より押し広げられたストッキングを容易に下肢に装着できる技術が開示されている。
また、特許文献2には、反発力のある逆U字形状の樹脂シートを折り曲げた補助具の先端に弾性ストッキングを装着し、折り曲げられた樹脂シートの間に足を入れて、樹脂シートの反発力を利用して弾性ストッキングを押し広げながら下肢に装着する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、一端を連結棒で結合し、他端をU字状に結合した一対の棒状部材による主フレームと、この主フレームに回転可能に支持した波型フレーム、および、主フレームのU字部に設けられた係止部からなる補助具により、弾性ストッキングを先端に被せた補助具に足を入れ、補助具を引き抜くことにより容易に弾性ストキングを装着できる技術が開示されている。
しかしながら、先行技術文献においては、弾性ストッキングを下肢に装着できるよう押し広げるために、用具、補助具の材料として固形の素材が用いられている。よって、弾性ストッキングの装着時にストッキングが素材との摩擦により損傷したり、用具、補助具が破損すると、ストキングだけでなく人体にも損傷を与えたりする可能性がある。また、弾性ストッキングを脱着させる際には、用具、補助具を弾性ストッキングと下肢の間に挿入する必要があり、無理に挿入すると下肢を傷つける可能性がある。
本発明は、かかる先行技術で解決できなかった課題を、摩擦係数が小さな布が角の丸められた細長い略矩形の袋状に縫製され、矩形のひとつの短辺に取っ手が設けられ、取っ手がつけられていない短辺から取っ手がつけられた短辺に内側から折り込める形状を有する弾性ストッキング脱着補助具により解決するものである。
本発明の弾性ストッキング脱着補助具によれば、素材として摩擦係数の小さな布が用いられ、角が丸められた袋状に縫製されているため、弾性ストッキング着脱補助具の上を滑らせて弾性ストッキングを下肢に装着、脱着できる。よって、下肢を損傷する恐れがなく、また、補助具に合わせて弾性ストッキングを押し広げる必要もないため、多大な労力を要することなく、安全、簡便に弾性ストッキングを下肢に装着、脱着することができる。
本発明の一実施の形態に係る弾性ストッキング脱着用具の正面図、および断面図である。 本発明の弾性ストッキング着脱補助具を用いて弾性ストキングを装着する方法を示す説明図である。(図面代用写真) 本発明の弾性ストッキング着脱補助具を用いて弾性ストッキングを脱着する方法を示す説明図である。(図面代用写真)
図1に弾性ストッキング着脱補助具1を示す。弾性ストッキング着脱補助具1は、摩擦係数が小さな布を用いて角が丸められた細長い略矩形の袋状に縫製され略矩形のひとつの短辺2に取っ手3を設け、取っ手2がつけられていない短辺4から取っ手3がつけられた短辺2に素材が内側から折り込めるよう、A-A’断面に示すように袋状の構造を有している。袋状に縫製された布が内側にぴったり折り込まれると弾性ストッキングの着脱に使いやすいので、弾性ストッキング着脱補助具1の形状は、短辺2と短辺4の長さはほほ同じで、取っ手3を除いて左右対称であることが望ましい。
弾性ストッキング着脱補助具1を用いて弾性ストッキングを装着する手順を図2(A)~(D)に示す。弾性ストッキング着脱補助具1を、図2(A)に示すように取っ手3がつけられていない短辺4から取っ手3がつけられた短辺2に内側から折り込み、図2(B)に示すように下肢5に被せる。次に、図2(C)に示すように弾性ストッキング6を弾性ストッキング脱着補助具1の上に被せる。最後に、弾性ストッキング6の先端に設けられた穴7から、弾性ストッキング脱着補助具1の取っ手3を引いて、弾性ストッキング着脱補助具1を抜き取る。
弾性ストッキング着脱補助具1は、摩擦係数が小さく滑りやすい布、例えば、移動介護などに用いられるナイロン製スライディングシートから縫製されている。よって、弾性ストッキング6を装着する際には、弾性ストッキング着脱補助具1の表面を滑らせながら装着することができ、弾性ストッキング6を装着する下肢5の太さより押し広げる必要がないため、大きな力を必要とせず、スムースに装着することができる。
なお、弾性ストッキング着脱補助具1に用いる素材としては、摩擦係数が0.3以下の滑りやすい布を用いることが望ましく、ナイロン製スライディングシート以外にも、同等の性能を有する素材、例えば商品名「すぴらどぅ」等を使用することができる。
一般的な弾性ストッキング6の先端には穴7が開けられている。その理由は、装着した際に、指の動きや皮膚色(チアノーゼの有無)、冷感の有無、足背動脈の触知等の確認をするためである。この穴7を利用して、弾性ストッキング着脱補助具1を抜き取ることができる。
次に、図3(A)、(B)を用いて弾性ストッキング着脱補助具1を脱着する手順を示す。図3(A)に示すように、下肢5に装着された弾性ストッキング6の上から、図2(A)と同様の形状に折り込まれた弾性ストッキング着脱補助具1を被せる。次に、図3(B)に示すように、弾性ストッキング6を弾性ストッキング着脱補助具1の上から脱着する。
弾性ストッキング6の脱着の際にも、弾性ストッキング6に用いられている素材よりも弾性ストッキング着脱補助具1に用いられている素材の摩擦係数が低いため、弾性ストッキング6を弾性ストッキング着脱補助具1の上を滑らせるようにして脱着することができるので、大きな力を必要とせず、スムースに脱着させることができる。
1 弾性ストッキング着脱補助具
2 弾性ストッキング着脱補助具の取っ手が取り付けられていない短辺
3 弾性ストッキング着脱補助具の取っ手
4 弾性ストッキング着脱補助具の取っ手が取り付けられていない短辺
5 下肢
6 弾性ストッキング
7 弾性ストッキング先端の穴

Claims (4)

  1. 摩擦係数の小さな布により、角が丸められた細長い略矩形の袋状に縫製され、前記略矩形のひとつの短辺に取っ手が設けられた形状であることを特徴とする弾性ストッキング着脱補助具。
  2. 摩擦係数の小さな布により、角が丸められた細長い略矩形の閉じた袋状に縫製され、前記略矩形のひとつの短辺に取っ手が設けられており、前記取っ手が取り付けられていない短辺から前記取っ手が取り付けられている短辺に内側から折り込める形状であることを特徴とする弾性ストッキング着脱補助具。
  3. 前記摩擦係数の小さな布は、ナイロン製スライディングシートである請求項1乃至請求項2に記載の弾性ストッキング着脱補助具。
  4. 前記摩擦係数の小さな布は、摩擦係数が0.3以下のナイロン製スライディングシートである請求項1乃至請求項3に記載の弾性ストッキング着脱補助具。
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