JP2023035338A - トルクセンサ - Google Patents

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俊介 岡▲崎▼
Shunsuke Okazaki
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Abstract

【課題】従来に対して出力誤差を低減可能とする。【解決手段】ディスク状部材である本体部1と、本体部1の外周側に設けられ、第1の外部機器が締結される締結部11と、本体部1の内周側に設けられ、第2の外部機器が締結される締結部12と、本体部1における締結部11と締結部12との間に設けられ、センサ素子2が設けられたセンシング部13と、本体部1における締結部12とセンシング部13との間に設けられた円状の溝部14とを備えた。【選択図】図1

Description

この発明は、トルクを検出するトルクセンサに関する。
従来、回転軸体の外周面に取付けられたセンサ素子を有し、トルクにより当該外周面に生じるせん断応力の大きさを、センサ素子における抵抗値変化から検出するトルクセンサが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002-139391号公報
ここで、トルクセンサに加えられる力のうち、トルクセンサの一端のみにトルク軸(トルクセンサの軸心)に対して径方向の外力(張力又は圧縮力)が加えられる場合がある。この場合、外力の方向とセンサ素子の位置との関係によっては、トルクセンサに出力誤差が生じる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、従来に対して出力誤差を低減可能となるトルクセンサを提供することを目的としている。
この発明に係るトルクセンサは、ディスク状部材である本体部と、本体部の外周側に設けられ、外部機器が締結される第1の締結部と、本体部の内周側に設けられ、外部機器が締結される第2の締結部と、本体部における第1の締結部と第2の締結部との間に設けられ、センサ素子が設けられたセンシング部と、本体部における第2の締結部とセンシング部との間に設けられた円状の溝部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、上記のように構成したので、従来に対して出力誤差を低減可能となる。
実施の形態1に係るトルクセンサの構成例を示す斜視図である。 実施の形態1に係るトルクセンサの構成例を示す断面斜視図である。 従来のトルクセンサの構成例を示す断面斜視図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1,2は実施の形態1に係るトルクセンサの構成例を示す図である。
トルクセンサは、トルクを検出する。このトルクセンサは、図1,2に示すように、本体部1、センサ素子2及び計測部3を備えている。なお、図1,2では、センサ素子2及び計測部3の図示を省略している。
本体部1は、軸心に孔を有するディスク状部材である。本体部1は、例えばステンレスにより構成される。この本体部1は、図1,2に示すように、締結部(第1の締結部)11、締結部(第2の締結部)12、センシング部13、溝部14、スリット部15及び切欠き部16を有している。
締結部11は、第1の外部機器(不図示)が締結される部位である。この締結部11は、本体部1の外周側に設けられ、本体部1における一方の面に上記第1の外部機器が締結される。
この締結部11には、孔111が周方向に複数設けられている。孔111は、ボルト等の締結部材の軸部を挿入可能に構成されている。そして、この孔111により、上記第1の外部機器が上記締結部材を介して締結部11に締結される。
図1,2では、孔111は、トルク軸(トルクセンサの軸心)に垂直な面において90°毎に設けられた軸(センサ軸101)を中心にして2つずつ、合計8つ設けられている。
締結部12は、第2の外部機器(不図示)が締結される部位である。この締結部12は、本体部1の内周側に設けられ、本体部1における他方の面に上記第2の外部機器が締結される。
この締結部12には、孔121が周方向に複数設けられている。孔121は、ボルト等の締結部材の軸部を挿入可能に構成されている。そして、この孔121により、上記第2の外部機器が上記締結部材を介して締結部12に締結される。
図1,2では、孔121は、センサ軸101を中心にして2つずつ、合計8つ設けられている。
また、図1,2では、締結部11に締結される第1の外部機器は、締結部材に加えて座金を用いて取付けられる場合を想定している。一方、締結部12に締結される第2の外部機器は、締結部材のみで取付けられる場合を想定している。
そこで、図1,2では、締結部12における孔121の外周に、接触面122が設けられている。接触面122は、締結部12における主面に対してトルク軸方向に厚みを有し、締結部材の頭部が当接可能に構成されている。
なお、締結部11に締結される第1の外部機器について、締結部材のみで取付けられる場合には、上記と同様に、締結部11における孔111の外周に接触面が設けられるように構成されていてもよい。
なお、例えば、ロボットにおけるモータ等の駆動系及びロボットハンド等の負荷系のうちの一方が、第1の外部機器に相当し、当該駆動系及び当該負荷系のうちの他方が、第2の外部機器に相当する。
センシング部13は、本体部1における締結部11と締結部12との間に設けられ、センサ素子2が設けられた部位である。図1,2では、センシング部13は、センサ軸101上に1か所ずつ、合計4か所設けられている。
溝部14は、本体部1における締結部12とセンシング部13との間に設けられた円状の溝である。なお、溝部14は、本体部1における表面又は裏面のうちの一方の面に形成されていればよい。
この溝部14は、トルクセンサの一端のみに加えられるトルク軸に対して径方向の外力(張力又は圧縮力)による影響を低減するための部位である。また、この溝部14は、トルクセンサに加えられる曲げモーメントによる影響を低減する役割も果たす。
スリット部15は、本体部1における締結部12とセンシング部13との間に複数設けられた円弧状のスリットである。この複数のスリット部15は、回転対称に配置されている。図1,2では、スリット部15は、溝部14の外側に8つ設けられている。
このスリット部15は、トルクセンサに加えられるトルクに対する感度を向上するための部位である。
なお図1,2では、スリット部15間の非スリット部分のうちの少なくとも一部が、センサ軸101上に位置するように、各スリット部15が配置されている。
切欠き部16は、本体部1の外周に、径方向に沿って形成されている。図1,2では、切欠き部16は、センサ軸101に対して45°ずれた軸を中心にして2つずつ、合計8つ設けられている。
この切欠き部16は、孔111を介して第1の外部機器が締結部11に締結部材により締結される際に生じる応力を抑制するための部位である。
センサ素子2は、センシング部13に1つ以上貼付けられている。センサ素子2は、外部からのせん断応力に応じた信号を出力する。センサ素子2としては、例えば半導体歪ゲージ又は金属歪ゲージを用いることができる。
なお、本体部1の軸心を介して対向するように2つのセンサ素子2が設けられることで、トルクセンサは他軸干渉を低減可能となる。
計測部3は、センサ素子2により出力された信号をトルクとして計測する。トルクセンサに2つ以上のセンサ素子2が設けられる場合には、計測部3は、各センサ素子2により出力された信号の演算値をトルクとして計測する。この計測部3によるトルクの計測方法は、従来の計測方法と同様であり、その説明を省略する。
なお、計測部3は、システムLSI(Large Scale Integration)等の処理回路、又はメモリ等に記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等により実現される。
このように、実施の形態1に係るトルクセンサは、第1の外部機器が締結される締結部11と、第2の外部機器が締結される締結部12と、センサ素子2が設けられたセンシング部13とを有する。そして、実施の形態1に係るトルクセンサでは、締結部12とセンシング部13との間に、剛性に方向異方性がある溝部14が設けられている。ここでいう剛性に方向異方性があるとは、トルク軸周りに高剛性であり、且つ、トルク軸の径方向に低剛性であるということを意味する。
このように、実施の形態1に係るトルクセンサは、センシング部13に対し、選択的にトルク軸周りの変位を伝達し且つトルク軸の径方向の変位を抑制して伝達することで、トルクセンサの出力誤差を低減可能となる。
なお、トルクセンサの出力誤差を低減するための方法として、例えば図3に示すように、貫通孔301をトルク軸の径方向に沿って多重に設ける方法も考えられる。しかしながら、この場合、径方向の外力を低減することはできるが、曲げモーメントに対しては弱くなってしまう。
これに対し、実施の形態1に係るトルクセンサでは、貫通孔301ではなく溝部14を用いることで、径方向の外力の低減を維持しつつ、曲げモーメントを低減可能となる。
なお、溝部14の深さ及び幅等は、要求される剛性等に応じて適宜設計可能である。
また、スリット部15の数、長さ及び幅等は、要求される感度等に応じて適宜設計可能である。
また、切欠き部16の数、長さ及び幅等は、要求される応力の上限等に応じて適宜設計可能である。
また、外部機器が座金を用いずにトルクセンサに取付けられる場合において、トルクセンサと外部機器とが接触する面(接触面)が均一でない場合、又は、接触面に小さなバリ等の異物が存在する場合等によって均一に面接触していない場合等に、ヒステリシス特性が大きく影響を与える。すなわち、この場合、トルクの変化方向(増減)によって、同じトルクであっても検出される計測値に相違が発生し、トルクセンサの計測精度が低下してしまう。
これに対し、図1,2に示すトルクセンサでは、締結部12における孔121の外周に、接触面122が設けられている。このように、トルクセンサと外部機器(図1,2では第2の外部機器)とが接触する面を一定箇所に限定することで、小さなバリ等の影響を受けることなくヒステリシス特性の低減が可能となる。
なお、図1,2では、締結部12における孔121の外周に、接触面122が設けられた場合を示した。しかしながら、これに限らず、締結部11に締結される第1の外部機器が締結部材のみで取付けられる場合には、締結部11における孔111の外周に、接触面122と同様の接触面が設けられていてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、トルクセンサは、ディスク状部材である本体部1と、本体部1の外周側に設けられ、第1の外部機器が締結される締結部11と、本体部1の内周側に設けられ、第2の外部機器が締結される締結部12と、本体部1における締結部11と締結部12との間に設けられ、センサ素子2が設けられたセンシング部13と、本体部1における締結部12とセンシング部13との間に設けられた円状の溝部14とを備えた。これにより、実施の形態1に係るトルクセンサは、従来に対して出力誤差を低減可能となる。すなわち、実施の形態1に係るトルクセンサは、一端のみに径方向の外力(張力又は圧縮力)が加えられる装置に搭載された場合でも、従来に対して高精度にトルクを計測可能となる。
また、この実施の形態1に係るトルクセンサでは、溝部14が用いられることで、径方向の外力の低減を維持しつつ、曲げモーメントを低減可能となる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、若しくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 本体部
2 センサ素子
3 計測部
11 締結部(第1の締結部)
12 締結部(第2の締結部)
13 センシング部
14 溝部
15 スリット部
16 切欠き部
101 センサ軸
111 孔
121 孔
122 接触面

Claims (3)

  1. ディスク状部材である本体部と、
    前記本体部の外周側に設けられ、第1の外部機器が締結される第1の締結部と、
    前記本体部の内周側に設けられ、第2の外部機器が締結される第2の締結部と、
    前記本体部における前記第1の締結部と前記第2の締結部との間に設けられ、センサ素子が設けられたセンシング部と、
    前記本体部における前記第2の締結部と前記センシング部との間に設けられた円状の溝部と
    を備えたトルクセンサ。
  2. 前記本体部における前記第2の締結部と前記センシング部との間に設けられ、回転対称に位置する複数の円弧状のスリット部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のトルクセンサ。
  3. 前記本体部の外周に設けられた切欠き部を備えた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のトルクセンサ。
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