JP2023027872A - 画像処理方法、及び、画像処理回路 - Google Patents

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文夫 小山
Fumio Koyama
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Abstract

【課題】画像に画像処理を施す場合の、表示設計上の制約を低減させる。【解決手段】フレームバッファーに、画像信号の第1のライン数を有する第1フレームを第1周波数で書き込むことと、フレームバッファーから、第1周波数よりも高い第2周波数で第1フレームを読み出すことと、第1フレームから、第1のライン数よりも少ない第2のライン数を有する第2フレームを生成することと、第2フレームに基づく出力用フレームを、第2周波数よりも低い第3周波数で出力することと、を含む、画像処理方法。【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理方法、及び、画像処理回路に関する。
従来、表示装置のアスペクト比と画像信号のアスペクト比とが異なる場合等に、画像信号の解像度を変換する技術が知られている。特許文献1は、入力画像信号のアスペクト比が表示装置のアスペクト比と異なる場合に、レターボックス表示を行う構成を開示する。この構成では、入力画像信号の有効走査線領域を圧縮して画像部を表示し、垂直ブランキング期間に黒帯部を表示する。
特開2005-275357号公報
特許文献1記載の構成は、黒帯部を挿入する処理において黒帯部分の水平周波数を黒帯以外の部分より高くするので、処理後の画像信号が変則的な信号となる。これが要因となって、画像処理後の画像信号に基づく表示を行うために、変則的な信号を処理可能な表示回路を必要としていた。このため、表示設計上の制約を招くという課題があった。
本開示の一態様は、フレームバッファーに、画像信号の第1のライン数を有する第1フレームを第1周波数で書き込むことと、前記フレームバッファーから、前記第1周波数よりも高い第2周波数で前記第1フレームを読み出すことと、前記第1フレームから、前記第1のライン数よりも少ない第2のライン数を有する第2フレームを生成することと、前記第2フレームに基づく出力用フレームを、前記第2周波数よりも低い第3周波数で出力することと、を含む、画像処理方法である。
本開示の別の一態様は、第1周波数で画像信号の第1のライン数を有する第1フレームが書き込まれ、前記第1周波数よりも高い第2周波数で前記第1フレームが読み出されるフレームバッファーと、前記第1フレームの複数のラインが第2周波数で書き込まれるラインバッファーを備え、前記ラインバッファーから前記複数のラインの一部を前記第2周波数よりも低い第3周波数で読み出すことによって、前記第1のライン数よりも少ない第2のライン数を有する第2フレームを生成するフレーム生成回路と、前記第2フレームに基づく出力用フレームを前記第2周波数よりも低い第3周波数で出力する出力回路と、を備える、画像処理回路である。
実施形態に係るプロジェクターの構成の一例を示す図。 解像度変換部の構成の一例を示す図。 解像度変換部による処理の一例を示す説明図。 解像度変換部の動作を示すタイミングチャート。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1の構成の一例を示す図である。
プロジェクター1は、画像供給装置2に接続され、画像供給装置2から入力される画像データに基づいて、スクリーンSCに画像を投写する。プロジェクター1は表示装置の一例であり、プロジェクター1が画像を投写することは、表示の一例である。以下の説明における画像は、動画像すなわち画像、及び、静止画像を含む。
画像供給装置2は、プロジェクター1に対して画像データを供給する装置である。画像供給装置2は、例えば、DVD(Digital Versatile Disk)やBlu-ray Disc等を再生するメディア再生装置や、パーソナルコンピューターである。画像供給装置2は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)規格に準拠した画像データをプロジェクター1に出力する。Blu-rayは登録商標である。HDMIは登録商標である。
プロジェクター1は、投写部10と、投写部10を駆動する駆動部20とを備える。投写部10は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投写する。
投写部10は、光源部11、光変調装置12及び投写光学系13を備える。駆動部20は、光源駆動部21及び光変調装置駆動部22を備える。
光源部11は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ光源、又は、LED(Light Emitting Diode)やレーザー光源等の固体光源を備える。
光源駆動部21は、バス36に接続され、同じくバス36に接続された制御部50の制御に従って、光源部11の光源を点灯及び消灯させる。光源駆動部21は、例えば、制御部50の制御に従って光源部11に電力を供給する光源駆動回路を備える。
光変調装置12は、例えば、透過型の液晶パネル15を備え、光源部11が発した光を液晶パネル15に透過させることによって変調する。液晶パネル15は、例えば、赤色光を変調する液晶パネル15R、緑色光を変調する液晶パネル15R、及び、青色光を変調する液晶パネル15Bを含む。
光源部11が発する光は、光源部11と光変調装置12の間の光路に配置された不図示の光学素子によって、赤色光、緑色光、青色光の3色の色光に分離される。これらの色光は、それぞれ、液晶パネル15R、15G、15Bに入射する。液晶パネル15R、15G、15Bは、透過光を変調して画像光PLを生成する。変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投写光学系13に射出される。光変調装置12は、光変調素子として透過型の液晶パネル15を備える構成に限定されない。例えば、光変調装置12が備える光変調素子は、反射型の液晶パネルでもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD:Digital Micromirror Device)でもよい。
光変調装置12は、光変調装置駆動部22によって駆動される。光変調装置駆動部22は、例えば、光変調装置12の液晶15R、15G、15Bを駆動する液晶ドライバー回路を備える。光変調装置駆動部22は、画像処理部45に接続される。
光変調装置駆動部22には、画像処理部45からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。Rは赤色、Gは緑色、Bは青色を示す。光変調装置駆動部22は、画像データを、液晶パネル15R、15B、15Gの動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部22は、変換したデータ信号に基づいて、液晶パネル15R、15B、15Gの各画素に電圧を印加し、液晶パネル15R、15B、15Gに画像を描画する。
投写光学系13は、画像光PLをスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。画像光PLは、投写光学系13を経てスクリーンSCに投写され、スクリーンSCに投写画像を結像させる。
プロジェクター1は、操作部31、リモコン受光部33、入力インターフェイス35、記憶部37、画像入力インターフェイス41、画像処理部45及び制御部50を更に備える。入力インターフェイス35、記憶部37、画像入力インターフェイス41、画像処理部45及び制御部50は、バス36を介して相互にデータ通信可能に接続される。
操作部31は、プロジェクター1の筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備える。操作部31は、ボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェイス35に出力する。入力インターフェイス35は、操作部31から入力された操作信号を制御部50に出力する回路を備える。
リモコン受光部33は、リモコン5から送信される赤外線信号を受光する。リモコン受光部33は、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン受光部33は、生成した操作信号を入力インターフェイス35に出力する。入力インターフェイス35は、リモコン受光部33から入力された操作信号を制御部50に出力する回路を備える。
リモコン5及びリモコン受光部33が赤外線信号を送受信する構成は一例である。例えば、リモコン5とリモコン受光部33がBluetooth等の近距離無線通信を実行することによって、操作信号を送受信する構成であってもよい。Bluetoothは登録商標である。
記憶部37は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気的記録装置、又は、フラッシュメモリー等の半導体記憶素子を用いた記憶装置である。記憶部37は、制御部50が実行するプログラムや、制御部50が処理したデータ、画像データ等を不揮発的に記憶する。
画像入力インターフェイス41は、コネクター及びインターフェイス回路を備える。画像入力インターフェイス41には、ケーブルを介して画像供給装置2が接続される。例えば、画像入力インターフェイス41は、HDMIケーブルを接続するコネクター、及び、HDMI規格の伝送フォーマットで画像データを受信するインターフェイス回路を備える。画像入力インターフェイス41は、アンテナ及び無線通信回路を備え、画像供給装置2と無線通信を実行することによって画像データを受信する構成であってもよい。
制御部50は、メモリー51及びプロセッサー53を備える。メモリー51は、プロセッサー53が実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。メモリー51は、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置により構成される。メモリー51は、プロセッサー53のワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。メモリー51は、制御部50により処理されるデータや、プロセッサー53が実行する制御プログラムを記憶する。
プロセッサー53は、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーがプロセッサー53として機能する構成であってもよい。プロセッサー53は、制御プログラムを実行してプロジェクター1の各部を制御する。
例えば、プロセッサー53は、操作部31及びリモコン5によって受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部45に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーンSCに投写する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。
画像処理部45は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、例えば、LSI(Large Scale Integration)で構成される。より具体的には、画像処理部45は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等により構成される。PLDには、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU)、SoC(System-on-a-Chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部45には、不図示のフレームメモリーが接続されてもよい。フレームメモリーは、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。この場合、画像処理部45は、画像入力インターフェイス41から入力された画像データをフレームメモリーに展開する。画像処理部45は、フレームメモリーに展開した画像データに対して、画像処理を実行する。画像処理部45が実行可能な画像処理は、例えば、解像度変換処理、幾何補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度を調整する画像補正処理等である。
本実施形態において、画像処理部45は、解像度変換部100を備える。解像度変換部100は、画像入力インターフェイス41に入力された画像データの解像度を変換する処理を行い、変換後の画像データを光変調装置駆動部22に出力する。解像度変換部100は、画像処理部45が上述した画像処理を施した後の画像データに対し、解像度変換処理を実行してもよい。
図1に示すように、プロジェクター1は、出力インターフェイス49を備えてもよい。出力インターフェイス49は、コネクター及びインターフェイス回路を備える。出力インターフェイス49には、例えば、表示装置7が接続される。
表示装置7は、プロジェクター1が出力する画像データに基づいて画像を表示する装置である。表示装置7は、具体的には、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プロジェクター等である。例えば、出力インターフェイス49は、HDMIケーブルを接続するコネクター、及び、HDMI規格の伝送フォーマットで画像データを受信するインターフェイス回路を備える。この場合、出力インターフェイス49は、HDMIケーブルを介して表示装置7に接続される。出力インターフェイス49は、アンテナ及び無線通信回路を備え、表示装置7と無線通信を実行することによって画像データを送信する構成であってもよい。出力インターフェイス49は、画像処理部45に接続され、解像度変換部100によって処理された画像データを出力する。プロジェクター1は、画像入力インターフェイス41と出力インターフェイス49とを統合した画像入出力インターフェイスを備えてもよい。
図2は、解像度変換部100の構成の一例を示す図である。
解像度変換部100は、例えば、画像処理部45を構成するLSIに実装された回路であり、画像処理回路の一例である。
図2に示すように、解像度変換部100は、フレームバッファー111、垂直スケーラー113、画像付与部117、及び、同期制御部150を備える。
解像度変換部100には、画像信号VS1が入力される。画像信号VS1は、画像処理部45によって画像処理が施された処理後の画像信号であってもよいし、画像入力インターフェイス41に画像供給装置2から入力された画像データの信号であってもよい。
画像信号VS1は、同期信号SS1及びフレームデータP1を含む。フレームデータP1は、画像信号VS1の画像を構成するフレームのデータである。同期信号SS1は、垂直同期信号および水平同期信号を含む。画像信号VS1は、例えば、HDMI規格等に準拠する信号であり、規格化された信号と呼ぶことができる。フレームデータP1は、第1のライン数を有する第1フレームの一例である。
フレームバッファー111は、画像信号をフレーム単位で記憶する記憶領域を備える。フレームバッファー111は、例えば、複数のバンクを備える。フレームバッファー111の1つのバンクは、画像信号に含まれる1フレーム分のデータを書き込み可能な記憶容量を備える。フレームバッファー111は、例えば、SDRAMにより構成される。
フレームバッファー111には、フレームデータP1が書き込まれる。フレームバッファー111には、書き込まれたフレームデータP1を読み出す回路が設けられている。この回路によってフレームバッファー111からフレームデータP1が読み出され、読み出されたフレームデータP1が、後述する同期制御部150に入力される。同期制御部150は、フレームデータP1を垂直スケーラー113に出力する。
垂直スケーラー113は、フレームデータP1をもとに、フレームデータP1より水平ライン数が少ないフレームデータP2を生成する。垂直スケーラー113は、ラインバッファー115を備える。ラインバッファー115は、フレームデータP1を構成する水平ラインのデータを記憶する記憶領域を備える。ラインバッファー115は、例えば、SDRAMやSRAM(Static RAM)により構成される。垂直スケーラー113には、フレームバッファー111から読み出されたフレームデータP1が水平ライン単位で入力される。垂直スケーラー113は、入力されるフレームデータP1の水平ラインのデータを、順次、ラインバッファー115に書き込む。フレームデータP2は、第2のライン数を有する第2フレームの一例である。垂直スケーラー113は、フレーム生成回路の一例である。
垂直スケーラー113は、ラインバッファー115に所定数の水平ラインのデータが記憶された状態で、ラインバッファー115のデータをもとに、上記の所定数より少ない数の水平ラインのデータを生成する。つまり、垂直スケーラー113は、フレームデータP1を構成する水平ラインを、見かけ上、間引きする処理を行う。垂直スケーラー113は、例えば、ラインバッファー115に記憶した所定数の水平ラインのデータに対しフィルター処理を実行することによって、所定数より少ない数の水平ラインのデータを生成する。ここで、所定数は、例えば3以上の整数である。また、垂直スケーラー113は、ラインバッファー115に書き込まれた水平ラインのデータを、所定の割合で1ラインを単位として欠落させることにより、水平ラインを実際に間引きする構成であってもよい。
垂直スケーラー113は、新たな水平ラインのデータが入力される毎に、ラインバッファー115に新たなデータを上書きする。そして、垂直スケーラー113は、ラインバッファー115に、所定数の新たな水平ラインのデータが書き込まれる毎に、フィルター処理を実行する。そして、垂直スケーラー113は、間引き後の水平ラインで構成されるフレームデータP2を出力する。
画像付与部117は、垂直スケーラー113が出力するフレームデータP2に付加画像を付加することによって、フレームデータP3を生成する。画像付与部117は、フレームデータP3を、光変調装置駆動部22、または出力インターフェイス49に出力する。画像付与部117は、出力回路の一例である。
図3は、解像度変換部100による処理の一例を示す説明図であり、解像度変換部100の要部構成と処理される画像の一例を示している。図3には、フレームバッファー111に書き込まれるフレームデータP1が、縦1200×横1920の解像度を有する画像である例を示す。
フレームデータP1は、フレームバッファー111から読み出された後、同期制御部150を経て、垂直スケーラー113に入力される。この過程においてフレームデータP1は変化しない。
縦1200×横1920の解像度を有するフレームデータP1は、垂直スケーラー113によって間引きされることにより、縦1080×横1920の解像度を有するフレームデータP2に変換される。この例において、垂直スケーラー113は、フレームデータP1の水平ラインを9/10に間引く処理を行う。
画像付与部117は、付加画像P11、P12を生成してフレームデータP2に付加することにより、フレームデータP3を生成する。付加画像P11、P12は、単一色の画像である。付加画像P11、P12の色は、黒、黒以外の無彩色、或いは、その他の色とすることができる。フレームデータP3は、出力用フレームの一例である。
図3の付加画像P11、P12の例は、横方向の画素数がフレームデータP2と等しい、いわゆる黒帯画像である。黒帯状の付加画像P11、P12がフレームデータP2に付加されることによって、レターボックス形式のフレームデータP3が生成される。付加画像P11、P12の水平ライン数が、合計で120ラインである場合、フレームデータP3は、フレームデータP1と等しい縦1200×横1920の解像度を有する画像である。
このように、解像度変換部100は、フレームデータP1を垂直方向に圧縮する解像度変換処理を行うことによってフレームデータP2を生成する。さらに、解像度変換部100は、フレームデータP2に付加画像P11、P12を付加することによってフレームデータP3を生成する。
画像信号VS5は、解像度変換部100から光変調装置駆動部22または出力インターフェイス49に出力される信号である。このため、画像信号VS5は、HDMI等の規格に準拠した信号、すなわち規格化された信号であることが望まれる。この場合、画像信号VS5が汎用性を有するので、一般的な仕様の投写部10や表示装置7によって画像信号VS5に基づく表示を行うことができる。つまり、画像信号VS5を規格化された信号とすることによって、画像信号VS5を利用する投写部10や表示装置7の仕様に関する制約が少なくなり、プロジェクター1の設計や表示装置7の選定に関する自由度が高いという利点がある。
解像度変換部100は、規格化された画像信号VS5を出力可能とし、かつ、フレームデータP1の解像度変換および付加画像P11、P12の付加を実現するため、同期制御部150を利用する。
同期制御部150は、図2に示すように、読出信号供給部151、同期信号供給部152、及び、タイミング変換部153を含む。同期制御部150は、解像度変換部100の各部に同期信号SS2、SS3を供給する。同期信号SS2、SS3は、解像度変換部100においてフレームデータP1、P2、P3の伝送タイミングを規定する垂直同期信号および水平同期信号を含む。また、図2に示すCS1、CS2は制御信号である。
図4は、解像度変換部100の動作を示すタイミングチャートである。
図4には、解像度変換部100が処理する信号の状態を示す。具体的には、画像信号VS1に含まれる同期信号SS1及びフレームデータP1、画像信号VS2、VS3の同期信号SS2及びフレームデータP1、画像信号VS4の同期信号SS3及びフレームデータP2、及び、画像信号VS5のフレームデータP3を示す。図4において、同期信号SS1、SS2、SS3に含まれる垂直同期信号をVsyncとし、水平同期信号をHsyncとする。また、図4には、制御信号CS1、CS2を示す。図4は、説明の便宜のために各信号の波形、波長、周波数、クロック数等を誇張して示しており、実際の信号波形や周波数とは一致しない場合がある。
画像信号VS1に含まれるフレームデータP1は、同期信号SS1に同期してフレームバッファー111に書き込まれる。同期信号SS1に含まれる水平同期信号Hsyncの周波数は第1周波数の一例に対応し、同期信号SS2に含まれる水平同期信号Hsyncの周波数は第2周波数の一例に対応する。同期信号SS3に含まれる水平同期信号Hsyncの周波数は第3周波数の一例に対応する。
読出信号供給部151は、フレームバッファー111からフレームデータP1を読み出すときの同期信号である同期信号SS2を、フレームバッファー111に供給する。同期信号SS2の水平同期信号Hsyncの周波数は、同期信号SS1の水平同期信号Hsyncよりも高い周波数である。また、同期信号SS2の垂直同期信号Vsyncの周波数は同期信号SS1の垂直同期信号Vsyncと等しい周波数であることが好ましい。
このため、同期信号SS1よりも高い周波数の同期信号SS2に同期して、フレームバッファー111からフレームデータP1が読み出されて、タイミング変換部153に出力される。フレームバッファー111から出力される画像信号VS2は、同期信号SS2及びフレームデータP1を含む。
図4において、符号T2は、フレームデータP1の1フレームに対応する同期信号SS1の1期間を示す。符号T3は、フレームデータP1の1フレームに対応する同期信号SS2の1期間を示す。なお、符号T1は同期信号SS1の帰線期間を示す。
同期信号SS1は同期信号SS2よりも周波数が高い。このため、画像信号VS1がフレームデータP1を伝送するために期間T2を要するのに対し、画像信号VS2は期間T2よりも短い期間T3で、フレームデータP1を伝送する。画像信号VS3は画像信号VS2と同様である。
図2に戻り、タイミング変換部153には、同期信号供給部152から同期信号SS3が供給される。同期信号SS3は、垂直同期信号Vsyncおよび水平同期信号Hsyncを含む。同期信号SS3に含まれる水平同期信号Hsyncは、同期信号SS2の水平同期信号Hsyncの周波数よりも低い周波数である。また、同期信号SS3の垂直同期信号Vsyncの周波数は同期信号SS2の垂直同期信号Vsyncと等しい周波数であることが好ましい。
タイミング変換部153は、フレームバッファー111から入力される画像信号VS2に同期信号SS3を付加することによって、画像信号VS3を生成する。画像信号VS3は、同期信号SS2、SS3及びフレームデータP1を含む。より具体的には、画像信号VS3は、同期信号SS2に同期してフレームデータP1を伝送する信号であり、同期信号SS3を示す信号成分を含んでいる。タイミング変換部153は、画像信号VS3をラインバッファー115に出力する。
垂直スケーラー113は、画像信号VS3に含まれる同期信号SS2に同期して、ラインバッファー115にフレームデータP1の水平ラインのデータを書き込む。そして、垂直スケーラー113は、画像信号VS3に含まれる同期信号SS3に同期して、ラインバッファー115から水平ラインのデータを読み出す。垂直スケーラー113は、上述したようにラインバッファー115から読み出したデータを間引きすることによって、フレームデータP2を生成する。
図4において、符号T4は、1フレームに対応する同期信号SS3の1期間を示す。図3及び図4には、画像信号VS5が画像信号VS1と同じ周波数の信号である例を示す。つまり、同期信号SS1と同期信号SS3とが同じ周波数である。また、この例では、付加画像P11、P12が付加されたフレームデータP3の解像度は、フレームデータP1と等しい。この場合、期間T4の長さは期間T1に一致する。なお、これは一例であって、画像信号VS5は規格化された信号であればよい。例えば、同期信号SS3の1周期が同期信号SS1の1周期より長くてもよいし、短くてもよい。
同期信号SS3は同期信号SS2より周波数が低いので、画像信号VS4がフレームデータP1と同じサイズのフレームのデータを伝送するために要する期間T4は、期間T3よりも長い。しかしながら、フレームデータP2は垂直スケーラー113によって間引きされているので、画像信号VS4は、フレームデータP2を期間T4よりも短い期間T5で伝送する。従って、期間T4と期間T5との差分である期間T6及び期間T7に、付加画像P11、P12を挿入することが可能となる。
そして、画像信号VS5は、付加画像P11、P12が付加された1フレーム分のフレームデータP3を期間T4で伝送できる。期間T4は、例えば、画像信号VS1の1周期である期間T2と等しい長さ或いは同程度の長さである。従って、画像信号VS5を、画像信号VS1と同様に規格化された信号とすることが容易である。
さらに、図4に示すように、画像信号VS5が画像信号VS1と同じ周波数の信号である場合、画像信号VS5の帰線期間T8は、画像信号VS1の帰線期間T1と同じ長さである。このように、解像度変換部100は、画像信号VS5の帰線期間に影響を与えることなく、付加画像P11、P12を付加できる。これにより、画像信号VS5を利用する投写部10や表示装置7の仕様に関する制約が少なくなり、プロジェクター1の設計や表示装置7の選定に関する自由度が高いという利点がある。
ここで、垂直スケーラー113において、同期信号SS3の周波数が同期信号SS2よりも低い周波数であることに起因して、書き込みと読み出しの調整を行う必要が生じる。すなわち、ラインバッファー115への書き込みが同期信号SS2に同期して行われるのに対し、ラインバッファー115からの読み出しが、同期信号SS2より低周波数の同期信号SS3に同期して行われる。このため、ラインバッファー115からのデータの読み出しの処理は、書き込みよりも遅い。
詳細に説明すると、垂直スケーラー113は、ラインバッファー115に所定数の水平ラインのデータが書き込まれたタイミングで、ラインバッファー115からのデータの読み出しを開始する。ここで、垂直スケーラー113がラインバッファー115からデータを読み出している間も、次の水平ラインのデータがラインバッファー115に書き込まれる。データの読み出しが実行されている記憶領域に、新たな水平ラインのデータが書き込まれると、書き込みと読み出しの処理が衝突する。
ラインバッファー115における書き込みと読み出しの衝突を回避するため、タイミング変換部153は、読出信号供給部151に対して制御信号CS1を出力する。制御信号CS1は、フレームバッファー111からのフレームデータP1の読み出しの停止を指示する信号である。
図4に示すように、制御信号CS1が時刻t1で立ち上がると、制御信号CS1に重複する期間において同期信号SS2の水平同期信号Hsyncの出力が停止される。このタイミングでフレームバッファー111からの読み出しが停止されることによって、ラインバッファー115への書き込みが停止する。
タイミング変換部153は、同期信号SS2と同期信号SS3の周波数の差、及び、画像信号VS3により伝送されるフレームデータP1のライン数に基づいて、衝突が発生するタイミングを特定する。タイミング変換部153は、特定したタイミングに合わせて、周期的に制御信号CS1を読出信号供給部151に出力する。例えば、図4では、時刻t1から所定時間後の時刻t2で制御信号CS1が立ち上がる。このように、同期信号SS2の出力を、ラインバッファー115からの読み出しの速度に応じて、周期的に停止させることにより、フレームバッファー111からの読み出しを停止させる。これにより、ラインバッファー115における読み出しと書き込みの衝突が回避される。
図2に仮想線で示すように、垂直スケーラー113が読出信号供給部151に制御信号CS2を出力してもよい。制御信号CS2は、制御信号CS1と同様の信号である。垂直スケーラー113は、ラインバッファー115に対する書き込み処理のタイミング、及び、ラインバッファー115からの読み出し処理のタイミングに基づいて、衝突が発生するタイミングを特定する。垂直スケーラー113は、特定したタイミングに合わせて制御信号CS2を読出信号供給部151に出力することによって、読出信号供給部151からフレームバッファー111への同期信号SS2の出力を停止させる。これにより、フレームバッファー111からの読み出しが停止されるため、ラインバッファー115の読み出しと書き込みの衝突が回避される。この場合、タイミング変換部153から同期信号供給部152への制御信号CS1の出力は不要である。
同期信号供給部152は、タイミング変換部153に対して、同期信号SS3そのものを供給する構成に限定されない。例えば、同期信号供給部152は、同期信号SS3を生成するための制御信号を、タイミング変換部153に供給する構成であってもよい。この場合、タイミング変換部153は、同期信号SS3を生成するための制御信号を含む画像信号VS3を、垂直スケーラー113に出力する。また、垂直スケーラー113は、画像信号VS3に含まれる制御信号に従って同期信号SS3を生成することにより、同期信号SS3に同期して画像信号VS4を出力する。
また、読出信号供給部151は、同期信号SS2を生成する機能を備えていてもよいし、不図示の信号生成回路または制御部50から読出信号供給部151に対し、同期信号SS2が供給される構成であってもよい。同様に、同期信号供給部152は、同期信号SS3を生成する機能を備えていてもよいし、不図示の信号生成回路または制御部50から同期信号供給部152に対し、同期信号SS3が供給される構成であってもよい。
フレームデータP1の読み出しが開始されるタイミング、すなわち期間T3の始期は、垂直同期信号Vsyncから所定数の同期信号SS2の水平同期信号Hsyncが出力されたタイミングである。ここで、所定数は、画像信号VS5の出力タイミングに合わせて設定される。詳細には、規格化された信号である画像信号VS5の出力タイミングに合わせて、画像信号VS4の垂直バックポーチの水平ライン数が設定されている。読出信号供給部151は、画像信号VS4の垂直バックポーチの水平ライン数に合わせたフレームデータP1の読出開始タイミングを計算する。フレームデータP1の読出開始タイミングは、期間T4で画像信号VS4の出力が開始されるまでに、ラインバッファー115に水平ラインのデータが蓄積されるタイミングであればよい。例えば、読出信号供給部151は、同期信号SS3の水平同期信号Hsyncの周期に、同期信号SS3の垂直バックポーチを乗じた時間を基準として、読出開始タイミングを算出する。また、読出信号供給部151は、ラインバッファー115に水平ラインのデータが蓄積されるタイミングが、期間T4で画像信号VS4の出力が開始されるまでに間に合うように、より早いタイミングを決定してもよい。例えば、同期信号SS2の水平同期信号Hsyncの周期と、同期信号SS2の垂直バックポーチのライン数とをもとに、読出開始タイミングを算出してもよい。読出信号供給部151は、上記の計算結果に基づいて、フレームデータP1の読み出し開始を指示する制御信号を同期信号SS2とともにフレームバッファー111に出力する。この制御信号に従って、フレームバッファー111からフレームデータP1の出力が開始される。
以上、図1~図4を参照して説明したように、本実施形態に係る解像度変換部100が実行する画像処理方法は、フレームバッファー111に、画像信号VS1の第1のライン数を有するフレームデータP1を第1周波数で書き込むことを含む。この画像処理方法は、フレームバッファー111から、第1周波数よりも高い第2周波数でフレームデータP1を読み出すことと、フレームデータP1から、第1のライン数よりも少ない第2のライン数を有するフレームデータP2を生成することとを含む。この画像処理方法は、フレームデータP2に基づくフレームデータP3を、第2周波数よりも低い第3周波数で出力することを含む。
解像度変換部100は、第1周波数で画像信号VS1の第1のライン数を有するフレームデータP1が書き込まれ、第1周波数よりも高い第2周波数でフレームデータP1が読み出されるフレームバッファー111を備える。解像度変換部100は、フレームデータP1の複数のラインが第2周波数で書き込まれるラインバッファー115を備える。解像度変換部100は、ラインバッファー115から複数のラインの一部を第2周波数よりも低い第3周波数で読み出すことによって、第1のライン数よりも少ない第2のライン数を有するフレームデータP2を生成する垂直スケーラー113を備える。解像度変換部100は、フレームデータP2に基づくフレームデータP3を第2周波数よりも低い第3周波数の画像信号VS5で出力する画像付与部117を備える。
解像度変換部100、及び、解像度変換部100が実行する画像処理方法によれば、画像信号VS1よりも高い第2周波数で、フレームデータP1をフレームバッファー111から読み出し、第2周波数よりも低い第3周波数でフレームデータP3を出力する。これにより、フレームデータP3を、規格化された信号である画像信号VS5によって出力できる。例えば、フレームデータP3を生成するために、画像の解像度の変換や付加画像P11、P12の付加等の画像処理を施す場合、画像信号VS1よりも高い第2周波数の信号を利用することによって、画像処理を行う期間を確保できる。従って、フレームデータP3を表示する投写部10や表示装置7は、変則的な信号を処理する回路を必要とせず、一般的な仕様の投写部10や表示装置7を採用できる。このため、投写部10や表示装置7の仕様に関する制約が少なくなり、プロジェクター1の設計や表示装置7の選定に関する自由度が高いという利点がある。
解像度変換部100が実行する画像処理方法は、フレームデータP2に単一色の付加画像P11、P12を付加することによって、第1のライン数以下のフレームデータP3を生成することを含む。これにより、付加画像P11、P12を有するフレームデータP3を、規格化された信号である画像信号VS5によって出力できる。
解像度変換部100が実行する画像処理方法は、ラインバッファー115に、第2周波数で、フレームバッファー111から読み出したフレームデータP1を構成する複数のラインを書き込むこと、をさらに含む。フレームデータP2を生成することは、ラインバッファー115に書き込まれた複数のラインのライン数を減らすことによって、フレームデータP2を生成することと、フレームデータP2を第3周波数で出力することとを含む。これにより、フレームデータP1のライン数を、見かけ上間引くことによって、付加画像P11、P12を付加可能なフレームデータP2を得ることができる。
解像度変換部100が実行する画像処理方法において、フレームデータP2を生成することは、ラインバッファー115に書き込まれた複数のラインのライン数を、複数のラインに対してフィルター処理を施すことによって減らすことを含む。これにより、フレームデータP1のライン数を速やかに削減してフレームデータP2を生成し、かつ、高品位のフレームデータP2を得ることができる。
解像度変換部100が実行する画像処理方法は、フレームデータP3を含む画像信号のフレーム間における帰線期間T8の長さと、画像信号VS1のフレーム間における帰線期間T1の長さとを等しくすることを含む。これにより、一般的な仕様の投写部10や表示装置7によって、付加画像P11、P12が付加されたフレームデータP3を表示させることができる。
解像度変換部100が実行する画像処理方法において、フレームデータP1を第1周波数で書き込むことは、画像信号VS1に含まれる第1周波数の同期信号SS1の水平同期信号Hsyncに従って、フレームバッファー111にフレームデータP1を書き込むことを含む。フレームデータP1を、フレームバッファー111から、同期信号SS1より周波数が高い同期信号SS2に同期して読み出すことにより、付加画像P11、P12を付加する画像処理等を実行する期間を確保できる。
解像度変換部100が実行する画像処理方法は、第1周波数を有する同期信号SS1の水平同期信号Hsyncの入力を受け付けて、フレームバッファー111にフレームデータP1を書き込む。これにより、入力された画像信号VS1を基準としてフレームデータP1を処理できる。
解像度変換部100が実行する画像処理方法は、フィルター処理においてラインバッファー115に書き込まれたラインを読み出す速度に応じて、フレームバッファー111からのフレームデータP1の読み出しを停止させることを含む。これにより、第1周波数と第2周波数との速度の差、または、第2周波数と第3周波数との速度の差に起因して、データが欠落することを回避できる。これにより、高品位のフレームデータP3を出力できる。
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の本実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、投写部10を有するプロジェクター1が備える解像度変換部100によって、画像信号VS1から画像信号VS5を生成して出力する構成を例示した。例えば、解像度変換部100、或いは、画像処理部45を備えるコンピューターによって、上述した画像処理方法を実行してもよい。具体的には、制御部50、画像入力インターフェイス41、画像処理部45、及び出力インターフェイス49を備えるコンピューターによって、画像供給装置2が出力する画像信号VS1から画像信号VS5を生成する構成が挙げられる。
また、本実施形態では、表示装置の一例としてプロジェクター1を挙げて説明したが、表示装置はプロジェクター1に限定されない。例えば、上述した画像処理方法を実行する表示装置として、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等が挙げられる。
また、図1に示したプロジェクター1の各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター1の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
1…プロジェクター(表示装置)、10…投写部、11…光源部、12…光変調装置、13…投写光学系、15…液晶パネル、20…駆動部、21…光源駆動部、22…光変調装置駆動部、35…入力インターフェイス、37…記憶部、41…画像入力インターフェイス、45…画像処理部、49…出力インターフェイス、50…制御部、51…メモリー、53…プロセッサー、100…解像度変換部(画像処理回路)、111…フレームバッファー、113…垂直スケーラー(フレーム生成回路)、115…ラインバッファー、117…画像付与部(出力回路)、150…同期制御部、151…読出信号供給部、152…同期信号供給部、153…タイミング変換部、CS1、CS2…制御信号、P1…フレームデータ(第1フレーム)、P2…フレームデータ(第2フレーム)、P3…フレームデータ(出力用フレーム)、P11、P11…付加画像、SC…スクリーン、SS1、SS2、SS3…同期信号、T1、T8…帰線期間。

Claims (9)

  1. フレームバッファーに、画像信号の第1のライン数を有する第1フレームを第1周波数で書き込むことと、
    前記フレームバッファーから、前記第1周波数よりも高い第2周波数で前記第1フレームを読み出すことと、
    前記第1フレームから、前記第1のライン数よりも少ない第2のライン数を有する第2フレームを生成することと、
    前記第2フレームに基づく出力用フレームを、前記第2周波数よりも低い第3周波数で出力することと、
    を含む、画像処理方法。
  2. 前記第2フレームに単一色の付加画像を付加することによって、前記第1のライン数以下の前記出力用フレームを生成すること、を含む、請求項1記載の画像処理方法。
  3. ラインバッファーに、前記第2周波数で、前記フレームバッファーから読み出した前記第1フレームを構成する複数のラインを書き込むこと、をさらに含み、
    前記第2フレームを生成することは、
    前記ラインバッファーに書き込まれた前記複数のラインのライン数を減らすことによって、前記第2フレームを生成することと、
    前記第2フレームを前記第3周波数で出力することと、を含む、請求項1または請求項2に記載の画像処理方法。
  4. 前記第2フレームを生成することは、前記ラインバッファーに書き込まれた前記複数のラインのライン数を、前記複数のラインに対してフィルター処理を施すことによって減らすことを含む、請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 前記出力用フレームを含む画像信号のフレーム間における帰線期間の長さと、前記画像信号のフレーム間における帰線期間の長さとを等しくすることを含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  6. 前記第1フレームを前記第1周波数で書き込むことは、前記画像信号に含まれる前記第1周波数の水平同期信号に従って、前記フレームバッファーに前記第1フレームを書き込むことを含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  7. 前記第1周波数の水平同期信号の入力を受け付けて、前記フレームバッファーに前記第1フレームを書き込む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  8. 前記フィルター処理において前記ラインバッファーに書き込まれたラインを読み出す速度に応じて、前記フレームバッファーからの前記第1フレームの読み出しを停止させることを含む、請求項4に記載の画像処理方法。
  9. 第1周波数で画像信号の第1のライン数を有する第1フレームが書き込まれ、前記第1周波数よりも高い第2周波数で前記第1フレームが読み出されるフレームバッファーと、
    前記第1フレームの複数のラインが第2周波数で書き込まれるラインバッファーを備え、前記ラインバッファーから前記複数のラインの一部を前記第2周波数よりも低い第3周波数で読み出すことによって、前記第1のライン数よりも少ない第2のライン数を有する第2フレームを生成するフレーム生成回路と、
    前記第2フレームに基づく出力用フレームを前記第2周波数よりも低い第3周波数で出力する出力回路と、
    を備える、画像処理回路。
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