JP2023027525A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、データや状況に合わせて、データを送るか否かを判定する場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、利用者Uの端末装置10は、端末装置10の機能により計測又は記録されるデータを取得する(ステップS1)。例えば、端末装置10は、データとして、端末装置10の位置情報、センサデータ、利用者Uの属性情報、履歴情報(操作履歴、決済履歴等)等を取得する。端末装置10は、GPS(Global Positioning System)やRTK(Real Time Kinematic)等の測位方法で、第1精度(例えば、10メートル精度、10mメッシュ)での詳細な位置情報を取得する。また、端末装置10は、端末に搭載又は接続された各センサで計測されたセンサデータを取得してもよい。
本実施形態では、利用者Uの端末装置10は、オンデバイス(端末側)で学習するか、オンライン(サーバ側)で学習するかをコンテキストによって判断する。すなわち、利用者Uの端末装置10は、取得したデータを送るか否かをコンテキストによって判断する。また、利用者Uの端末装置10は、サーバ側(情報提供装置100)に送信対象のデータを生データの状態で送るか抽象化して送るかについてもコンテキストによって判断する。判断基準となるコンテキストの例として、以下のような状況が挙げられる。
利用者Uの端末装置10は、利用者Uが鉄道駅や繁華街のような混雑しているエリアにいる場合には、位置情報等のデータを抽象化せず送ってもよい。すなわち、端末装置10は、同じ場所に不特定多数の人がいて、同じデータ(同じ位置情報等)が多数集まる場合、あるいは個人を特定することが容易でない場合には、データを抽象化せず送ってもよい。この場合、利用者Uの端末装置10は、データをオンライン(サーバ側)で学習するように判定する。
多くの端末装置において、オンデバイスで機械学習を行うと、電池(バッテリー等)の残量の消費が激しい。そこで、利用者Uの端末装置10は、当該端末装置10の残り電池(電池残量)が少ない時(例えば、電池残量が所定の閾値未満の場合)には、オンライン(サーバ側)で機械学習を行うように判断する。反対に、端末装置10は、当該端末装置10の残り電池(電池残量)が多い時(例えば、電池残量が所定の閾値以上の場合)には、オンデバイス(端末側)で機械学習を行うように判断する。
利用者Uの端末装置10は、利用者Uの位置情報等のデータが、利用者Uにわからないように暗黙的に取得(例えば、バックグラウンドで取得)されているか、利用者Uにもわかるように明示的に取得(例えば、ナビアプリで取得)されているかにより、オンデバイス(端末側)で学習するか、オンライン(サーバ側)で学習するかを判断する。
続いて、端末装置10は、オンライン(サーバ側)で学習すると判断した場合、送信対象のデータを抽象化して送るか否かの判断に応じて、生データの状態で又はデータを抽象化した抽象化データを情報提供装置100に送信する(ステップS4)。このとき、端末装置10は、送信対象のデータを生データの状態で送ると判断した場合、取得されたデータを生データの状態で情報提供装置100に送信する。また、端末装置10は、送信対象のデータを抽象化して送ると判断した場合、取得されたデータを抽象化した抽象化データを情報提供装置100に送信する。
一方、利用者Uの端末装置10は、オンデバイス(端末側)で学習すると判断した場合、生データに基づいて機械学習を行い、ローカルモデルを構築する(ステップS8)。すなわち、端末装置10は、オンデバイス(on device)の機械学習を行う。例えば、端末装置10は、機械学習により生データのグループ分けやパターン化を行う。また、端末装置10は、生データと利用者Uの現在や将来の位置や行動とを学習データとして機械学習を行う。このとき、端末装置10は、生データと、端末装置10に搭載(又は接続)されたセンサにより収集されたセンサデータとを組み合わせて機械学習を行ってもよい。
なお、端末装置10は、サーバ側のグローバルモデルが100メートル精度(例えば100mメッシュ単位)で選択された複数の提供情報(レコメンド情報)を受信し、これら複数の提供情報について端末側のローカルモデルでスコアリングをして、複数の提供情報のうちいずれかの提供情報を提示情報として出力する。
なお、上記の実施形態において、データをサーバ側に送るか否かの判断は、端末側で行ってもよいし、サーバ側で行ってもよい。例えば、以下のような手順で判断してもよい。なお、サーバ側に送るデータは、生データであってもよいし、抽象化したデータ(抽象化データ)であってもよい。
利用者Uの端末装置10は、データを取得した際に、様々な基準で、そのデータをサーバ側に送るか、サーバ側に送らず端末側だけで処理するかを判断する。例えば、基準は、上記のように、電池の残量と行うタスクの予測電池消費量や、データのプライバシー具合(プライバシー性の程度)等のコンテキストである。データのプライバシー具合とは、そのデータは混雑した公共の施設で明示的に取得されたデータか、周囲に人がいない状況で暗黙的/秘密裡に得られたデータかといったデータの取得状況等を示す。
利用者Uの端末装置10は、データを取得した際に、そのデータをサーバ側に送るか否かを情報提供装置100(サーバ側)に問い合わせる。このとき、端末装置10は、試しにデータを1件分(又は数件分)のみサーバ側に送信して以降(今後)の送信を希望するか否かを問い合わせてもよい。
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
次に、図3を用いて、端末装置10の構成について説明する。図3は、端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
通信部11は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、入力部13は、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。なお、入力部13は、入出力ポート(I/O port)やUSB(Universal Serial Bus)ポート等であってもよい。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。また、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図3に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33と、取得部34と、判定部35と、変換部36と、学習部37とを備える。
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100からの各種情報の要求を受信することができる。
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。なお、処理部33は、下記の取得部34と、判定部35と、変換部36と、学習部37とを含んでいてもよい。
取得部34は、測位部14やセンサ部20又は入力部13を介して、データを取得する。具体的には、取得部34は、データとして、端末装置10の位置情報、センサデータ、利用者Uの属性情報、履歴情報(操作履歴、決済履歴等)等を取得する。例えば、取得部34は、GPS(Global Positioning System)やRTK(Real Time Kinematic)等の測位方法で、第1精度(例えば、10メートル精度、10mメッシュ)での位置情報を取得する。また、取得部34は、端末に搭載又は接続された各センサで計測されたセンサデータを取得する。
判定部35は、データ及びコンテキストに応じて、データを情報提供装置100(サーバ側)へ送るか否かを判定する。このとき、送信部31は、データを情報提供装置100(サーバ側)へ送ると判定した場合、通信部11を介して、データを情報提供装置100(サーバ側)へ送信する。受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100(サーバ側)からデータを用いたグローバルモデルでの機械学習の結果を受信する。
変換部36は、データを抽象化して抽象化データに変換する。このとき、変換部36は、判定部35がデータを抽象化すると判定した場合、データを抽象化して抽象化データに変換する。
学習部37は、生データを用いてローカルモデルで機械学習を行う。すなわち、学習部37は、オンデバイス機械学習を行う。例えば、学習部37は、データを情報提供装置100(サーバ側)へ送らないと判定した場合、生データを用いてローカルモデルで機械学習を行う。
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続される。
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD、SSD、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、レコメンド情報データベース123とを有する。
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する利用者情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図5は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図5に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示す履歴情報(ログデータ)に関する各種情報を記憶する。図6は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図6に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購買履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
レコメンド情報データベース123は、利用者Uに対する提供情報(レコメンド情報)に関する各種情報を記憶する。図7は、レコメンド情報データベース123の一例を示す図である。図7に示した例では、レコメンド情報データベース123は、「地域」、「区域」、「施設」、「提供情報」といった項目を有する。
レコメンド情報データベース123は、利用者Uに対する提供情報(レコメンド情報)に関する各種情報を記憶する。図7は、レコメンド情報データベース123の一例を示す図である。図7に示した例では、レコメンド情報データベース123は、「地域」、「区域」、「施設」、「提供情報」といった項目を有する。
図4に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図4に示す例では、制御部130は、収集部131と、推定部132と、提供部133とを有する。
収集部131は、通信部110を介して、各利用者Uの端末装置10から、生データ又は抽象化データを収集する。
推定部132は、生データ又は抽象化データに基づいて学習及び推論を行う。例えば、推定部132は、生データ又は抽象化データに基づいて機械学習を行い、グローバルモデルを構築する。例えば、推定部132は、生データ又は抽象化データと利用者Uの大まかな現在や将来の位置や行動とを学習データとして機械学習を行う。あるいは、推定部132は、生データ又は抽象化データと利用者Uに提供するレコメンド情報(recommendation)とを学習データとして機械学習を行う。
提供部133は、通信部110を介して、生データ又は抽象化データに応じた推論結果に基づく提供情報を、当該データの送信元である利用者Uの端末装置10に提供する。例えば、提供部133は、グローバルモデルによる推論結果に基づいて、利用者Uの端末装置10にレコメンド情報を提供する。
次に、図8を用いて実施形態に係る端末装置10による処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、端末装置10の制御部30によって繰り返し実行される。
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上述してきたように、本願に係る情報処理装置(端末装置10)は、データを取得する取得部34と、データ及びコンテキストに応じて、データをサーバ側へ送るか否かを判定する判定部35と、データをサーバ側へ送ると判定した場合、データをサーバ側へ送信する送信部31と、サーバ側からデータを用いたグローバルモデルでの機械学習の結果を受信する受信部32と、データをサーバ側へ送らないと判定した場合、データを用いてローカルモデルで機械学習を行う学習部37と、を備える。
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
10 端末装置
11 通信部
14 測位部
20 センサ部
30 制御部
31 送信部
32 受信部
33 処理部
34 取得部
35 判定部
36 変換部
37 学習部
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
123 レコメンド情報データベース
130 制御部
131 収集部
132 推定部
133 提供部
Claims (10)
- データを取得する取得部と、
前記データ及びコンテキストに応じて、前記データをサーバ側へ送るか否かを判定する判定部と、
前記データを前記サーバ側へ送ると判定した場合、前記データを前記サーバ側へ送信する送信部と、
前記サーバ側から前記データを用いたグローバルモデルでの機械学習の結果を受信する受信部と、
前記データをサーバ側へ送らないと判定した場合、前記データを用いてローカルモデルで機械学習を行う学習部と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記データを抽象化して抽象化データに変換する変換部と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判定部は、前記データを前記サーバ側へ送ると判定した場合、前記データを抽象化するか否かを判定し、
前記変換部は、前記データを抽象化すると判定した場合、前記データを抽象化して抽象化データに変換し、
前記送信部は、前記抽象化データをサーバ側へ送信し、
前記受信部は、前記サーバ側から前記抽象化データを用いたグローバルモデルでの機械学習の結果を受信する
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記取得部は、前記データとして位置情報を取得し、
前記変換部は、前記データを抽象化すると判定した場合、前記位置情報を特定の地点を示す位置情報から広域の位置情報に変換する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。 - 前記判定部は、前記データのプライバシー性の程度に応じて、前記データをサーバ側へ送るか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記判定部は、前記データを取得した端末装置の電池残量に応じて、前記データをサーバ側へ送るか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記判定部は、前記データの取得が明示的か暗黙的かに応じて、前記データをサーバ側へ送るか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 前記判定部は、前記データに基づいて前記グローバルモデルが更新されるまで、前記データに基づいて前記ローカルモデルを更新しないように判定する
ことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。 - 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
データを取得する取得工程と、
前記データ及びコンテキストに応じて、前記データをサーバ側へ送るか否かを判定する判定工程と、
前記データを前記サーバ側へ送ると判定した場合、前記データを前記サーバ側へ送信する送信工程と、
前記サーバ側から前記データを用いたグローバルモデルでの機械学習の結果を受信する受信工程と、
前記データをサーバ側へ送らないと判定した場合、前記データを用いてローカルモデルで機械学習を行う学習工程と
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - データを取得する取得手順と、
前記データ及びコンテキストに応じて、前記データをサーバ側へ送るか否かを判定する判定手順と、
前記データを前記サーバ側へ送ると判定した場合、前記データを前記サーバ側へ送信する送信手順と、
前記サーバ側から前記データを用いたグローバルモデルでの機械学習の結果を受信する受信手順と、
前記データをサーバ側へ送らないと判定した場合、前記データを用いてローカルモデルで機械学習を行う学習手順と
をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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