JP2023026640A - 情報処理装置、電子カルテ作成方法および電子カルテ作成プログラム - Google Patents

情報処理装置、電子カルテ作成方法および電子カルテ作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医師が電子カルテを作成する負担を軽減すること。【解決手段】情報処理装置10は、医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出し、抽出した項目に対応するテキストデータを用いて、電子カルテを作成する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、電子カルテ作成方法および電子カルテ作成プログラムに関する。
近年、カルテの電子化が進行しており、多くの医療機関で電子カルテシステムが導入されつつある。例えば、電子カルテシステムを利用する医師等の医療従事者は、受診者の診察結果や検査結果などを電子カルテに記録する。
また、患者個人の医療情報を電子記憶カード(電子カルテ)に格納し、それを患者が所持して各種医療機関で利用することができる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-285189号公報
しかしながら、従来の技術では、医師が電子カルテを作成する負担が大きい場合があるという課題があった。例えば、テレビ電話を介して医療従事者と患者が会話している際に、医療従事者が患者の話を聞きながら、キーボードで文章を入力したり、予め用意された定型文の中から文章を選択したりする等の作業を行うため、医療従事者が電子カルテを作成することが容易でない場合があった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、前記電子カルテを作成する作成部とを有し、前記抽出部は、前記医師が発話した音声データから変換されたテキストデータと所定の定型文とを比較し、当該テキストデータに前記患者に対する症状の質問が含まれると判定した場合には、該質問の直後に前記患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出し、前記作成部は、前記抽出部によって抽出された前記症状の項目に対応するテキストデータを前記電子カルテの主観的情報を示す項目に書き込み、前記患者のバイタルデータまたは前記患者の医療画像データを前記電子カルテの客観的情報を示す事項に書き込み、前記患者の病名のテキストデータを前記電子カルテの評価の項目に書き込み、前記患者に処方した薬名または治療法、検査方法のテキストデータを電子カルテの計画の項目に書き込むことを特徴とする。
また、本発明の電子カルテ作成方法は、情報処理装置によって実行される電子カルテ作成方法であって、医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、前記電子カルテを作成する作成工程とを含み、前記抽出工程は、前記医師が発話した音声データから変換されたテキストデータと所定の定型文とを比較し、当該テキストデータに前記患者に対する症状の質問が含まれると判定した場合には、該質問の直後に前記患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出し、前記作成工程は、前記抽出工程によって抽出された前記症状の項目に対応するテキストデータを前記電子カルテの主観的情報を示す項目に書き込み、前記患者のバイタルデータまたは前記患者の医療画像データを前記電子カルテの客観的情報を示す事項に書き込み、前記患者の病名のテキストデータを前記電子カルテの評価の項目に書き込み、前記患者に処方した薬名または治療法、検査方法のテキストデータを電子カルテの計画の項目に書き込むことを特徴とする。
また、本発明の電子カルテ作成プログラムは、医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、前記電子カルテを作成する作成ステップとをコンピュータに実行させ、前記抽出ステップは、前記医師が発話した音声データから変換されたテキストデータと所定の定型文とを比較し、当該テキストデータに前記患者に対する症状の質問が含まれると判定した場合には、該質問の直後に前記患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出し、前記作成ステップは、前記抽出ステップによって抽出された前記症状の項目に対応するテキストデータを前記電子カルテの主観的情報を示す項目に書き込み、前記患者のバイタルデータまたは前記患者の医療画像データを前記電子カルテの客観的情報を示す事項に書き込み、前記患者の病名のテキストデータを前記電子カルテの評価の項目に書き込み、前記患者に処方した薬名または治療法、検査方法のテキストデータを電子カルテの計画の項目に書き込むことを特徴とする。
本発明によれば、医師が電子カルテを作成する負担を軽減することができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、医療用語データ記憶部に記憶されたデータの一例を示す図である。 図3は、電子カルテの表示例を示す図である。 図4は、医師と患者の会話から電子カルテを自動作成する処理例を説明する図である。 図5は、医師と患者の会話から電子カルテを自動作成する処理例を説明する図である。 図6は、第1の実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図7は、電子カルテ作成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、電子カルテ作成方法および電子カルテ作成プログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本願に係る情報処理装置、電子カルテ作成方法および電子カルテ作成プログラムが限定されるものではない。
[第1の実施形態]
以下の実施の形態では、第1の実施形態に係る情報処理装置10の構成、情報処理装置10の処理の流れを順に説明し、最後に第1の実施形態による効果を説明する。
[情報処理装置の構成]
まず、図1を用いて、情報処理装置10の構成を説明する。図1は、第1の実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置10は、医師が使用する端末装置20Aおよび患者が使用する端末装置20Bとネットワーク30を介して接続されている。
ここで端末装置20Aおよび端末装置20Bは、例えば、デスクトップ型PC、タブレット型PC、ノート型PC、携帯電話機、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置である。
医師側の端末装置20Aと患者側の端末装置20Bとが通信を行うことで、遠隔診療を行う。遠隔診療の具体的な方法としては、どのような方法であってもよいが、例えば、テレビ電話機能を用いて、医師と患者が互いの姿を撮影した映像を見ながら会話する。なお、以下の説明では、主に、テレビ電話機能を用いて医師と患者が互いの姿を撮影した映像を見ながら会話する場合を例として説明する。
情報処理装置10は、医師が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される各項目に対応するテキストデータを抽出し、抽出した各項目に対応するテキストデータを用いて、電子カルテを作成する。
また、図1に示すように、この情報処理装置10は、通信処理部11、制御部12および記憶部13を有する。以下に情報処理装置10が有する各部の処理を説明する。
通信処理部11は、各種情報に関する通信を制御する。例えば、通信処理部11は、音声データを医師側の端末装置20Aおよび患者側の端末装置20Bから受信する。
記憶部13は、制御部12による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する。記憶部13は、医療用語データ記憶部13aおよび電子カルテ記憶部13bを有する。例えば、記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置などである。
医療用語データ記憶部13aは、病名や薬名等の医療用語のうち、正式名称や略称、俗称等の複数の呼び名がある医療用語を記憶する。例えば、医療用語データ記憶部13aは、図2に例示するように、「キーワード」と「病名」とを対応付けて記憶する。なお、図2の例では、病名のみを例として記載しているが、これに限定されるものではなく、その他薬名等の医療用語も記憶するようにしてもよい。
また、医療用語データ記憶部13aに記憶されるデータは、後述する抽出部12aによって医師または患者の発話に含まれるキーワードを抽出する際に参照される。この際、医療用語について、同じ意味であっても正式名称とは異なる呼称や省略した呼称がある場合には、複数の名称を同じ意味の医療用語として扱われる。例えば、「インフルエンザ」と「インフル」とでは、名称が異なるが同じ意味の医療用語として扱われる。
また、医療用語データ記憶部13aに記憶されるデータは適宜更新可能なデータである。つまり、どのような単語をキーワードとするかについて、適宜追加、変更、削除を行うことが可能である。なお、医療用語データ記憶部13aが記憶するデータは、情報処理装置10の外部のデータベースが記憶していてもよい。
電子カルテ記憶部13bは、患者ごとに、電子カルテのデータを記憶する。例えば、電子カルテ記憶部13bは、SOAP(Subjective、Objective、Assessment、Plan)形式で記載されている電子カルテのデータを記憶する。この場合には、電子カルテ記憶部13bは、電子カルテのデータとして、患者の話から得られた主観的情報(S:Subjective)と、診察や検査から得られた客観的情報(O:Objective)と、主観的情報から客観的情報から医師が診断した評価結果である評価(A:Assessment)と、治療方針や治療内容等の計画(P:Plan)とを記憶する。なお、その他にも、電子カルテ記憶部13bは、処方した薬の情報や、過去の診察の結果等のデータを記憶してもよい。
また、電子カルテ記憶部13bに記憶されるデータは適宜更新可能なデータである。例えば、医者が電子カルテの内容を適宜修正することができる。なお、電子カルテ記憶部13bが記憶するデータは、情報処理装置10の外部のデータベースが記憶していてもよい。
制御部12は、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部12は、抽出部12a、作成部12bおよび送信部12cを有する。ここで、制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路やASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路である。
抽出部12aは、医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する。具体的には、抽出部12aは、医師または患者が発話した音声データを端末装置20Aまたは端末装置20Bから受信すると、該音声データをテキストデータに変換する。なお、音声データをテキストデータに変換する手法については、どのような手法であってもよく、既存の手法を用いるものとする。
そして、抽出部12aは、例えば、医師が発話した音声データから変換されたテキストデータに特定の医療用語(キーワード)が含まれる場合には、該医療用語を含むテキストデータが所定の定型文と一致または類似するか判定し、一致または類似する場合には、該医療用語を抽出する。
具体例を挙げて説明すると、抽出部12aは、医師が発話した音声データから変換されたテキストデータに医療用語データ記憶部13aに記憶されたキーワードが含まれる場合には、該キーワードが所定の定型文と一致または類似するか判定する。ここで、定型文として、例えば、『「病名」でしょうね』、『「病名」っぽいね』、『「病名」だね』等が予め用意されている。「病名」には、医療用語データ記憶部13aに記憶されたどの病名のキーワードが含まれていてもよいものとする。
例えば、テキストデータが「インフルっぽいね」である場合には、定型文『「病名」っぽいね』に一致するため、「インフル」を患者の病名として抽出する。なお、抽出部12aは、「インフル」を抽出した場合には、医療用語データ記憶部13aを参照し、キーワード「インフル」に対応する病名「インフルエンザ」に変換するようにしてもよい。
また、定型文として、例えば、『「薬名」を服用しましょう』、『「薬名」を飲んでみましょう』、『「薬名」を出しますね』等が予め用意されている。「薬名」には、医療用語データ記憶部13aに記憶されたどの薬名のキーワードが含まれていてもよいものとする。例えば、テキストデータが「薬剤Aを服用しましょう」である場合には、定型文『「薬名」を服用しましょう』に一致するため、「薬剤A」を患者に処方した薬名として抽出する。
また、例えば、抽出部12aは、医師が発話した音声データから変換されたテキストデータに患者に対する症状の質問が含まれる場合には、該質問の直後に患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出する。
ここで、医師から患者に対する症状の質問の定型文として、例えば、「最近の調子はどうですか」、「症状はいかがですか」等が用意されている。抽出部12aは、テキストデータの一部または全部と患者に対する症状の質問の定型文とが一致または類似するか判定し、一致又は類似する場合には、テキストデータに患者に対する症状の質問が含まれていると判定する。
そして、抽出部12aは、質問の直後に患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出する。例えば、医師から患者に対して「最近の調子はどうですか」と質問があり、患者が「1週間前から熱が出た」と発話した場合には、「1週間前から熱が出た」というテキストデータを患者の症状の項目に対応するテキストデータとして抽出する。
作成部12bは、抽出部12aによって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、電子カルテを作成する。具体的には、作成部12bは、抽出部12aによって抽出された項目に対応するテキストデータを、電子カルテのフォーマットデータの対応する項目に書き込む。そして、作成部12bは、作成した電子カルテを電子カルテ記憶部13bに格納する。例えば、作成部12bは、抽出部12aが患者の症状の項目に対応するテキストデータとして抽出したデータを電子カルテの主観的情報(S:Subjective)の項目に書き込む。
また、作成部12bは、患者の症状に応じて、患者のバイタルデータまたは患者の医療画像データを電子カルテにさらに追加するようにしてもよい。例えば、作成部12bは、抽出された患者の症状のテキストデータが、体温や発熱に関するものである場合には、患者が身に着けているウェアラブル端末から体温のデータを取得し、電子カルテの客観的情報(O:Objective)の項目に追加する。
また、例えば、作成部12bは、抽出部12aが患者の病名として抽出したテキストデータを電子カルテの評価(A:Assessment)の項目に書き込む。また、例えば、作成部12bは、抽出部12aが患者に処方した薬名や治療法、検査方法として抽出したテキストデータを電子カルテの計画(P:Plan)の項目に書き込む。
送信部12cは、作成部12bによって作成された電子カルテを外部の端末装置に送信する。なお、端末装置20Aでは、作成された電子カルテを修正できるようにしてもよい。例えば、送信部12cは、端末装置20Aからの要求に応じて、電子カルテを電子カルテ記憶部13bから読み出し、読み出した電子カルテを医師側の端末装置20Aに送信する。
ここで、図3を用いて、端末装置20Aに表示される電子カルテについて説明する。図3は、電子カルテの表示例を示す図である。図3に例示するように、画面の上部には、患者に関する情報として、患者の氏名、生年月日、年齢、性別、ID番号等が表示される。また、画面の左側には、受診日や予約日が分かるカレンダや日付の情報が表示される。また、電子カルテの中央の上部には、患者が罹っている病気の病名、罹っている可能性がある病気の病名、もしくは、罹っていた病気についての病名が表示されている。
また、画面の中央部には、患者の過去の受診履歴として、過去に作成された電子カルテが表示されている。図3の例では、平成30年4月5日に内科へ初回来院で受診した履歴が、SOAP形式で記載されるとともに、処方された薬についても記載されている。図3に例示するように、「主査」の項目には、患者が医師に申し立てた症状として、『会社の健康診断で「要精密検査」と指摘されたので来院した。血圧・血糖値が高いらしい』と記載されている。また、主観的情報を示す「S」の項目には、運動習慣について、「運動する習慣がない」ことと、「会社までは徒歩5分程度」であることが記載されている。
また、客観的情報を示す「O」の項目には、体循環について、「最高血圧」、「最低血圧」および「脈拍」のデータが記載されており、尿検査について、「尿糖」および「タンパク」のデータが記載されている。また、評価を示す「A」の項目には、「高血圧を合併した糖尿病の疑い。」と記載されている。また、計画を示す「P」の項目には、「採血してHbA1C検査を実施する」ことと、「降圧薬を1週間処方する」ことが記載されている。また、電子カルテには、△△錠を処方したことも記載されている。
また、電子カルテの右側には、今回の受診で作成された最新の電子カルテが表示されている。図3の例では、平成30年5月3日に受診した結果がSOAP形式で記載されるとともに、処方された薬についても記載されている。この電子カルテが作成される処理について、図4および図5の会話例を用いて説明する。図4および図5は、医師と患者の会話から電子カルテを自動作成する処理例を説明する図である。図4および図5の例では、テレビ電話機能を用いて、医師と患者が互いの姿を撮影した映像を見ながら会話することで遠隔診療を行っている場合を例示している。
図4に例示するように、医師から患者に対して「最近の調子はどうですか」と質問があった場合には、抽出部12aは、定型文と発話のテキストデータとを比較し、テキストデータに患者に対する症状の質問が含まれていると判定し、質問の直後に患者が発話した「1週間前から熱が出た」というテキストデータを抽出する。そして、作成部12bは、抽出したテキストデータを電子カルテの主観的情報を示す「S」の項目に書き込む。
ここで、作成部12bは、抽出された患者の症状のテキストデータが、発熱に関するものであるため、患者が身に着けているウェアラブル端末等から体温のデータを取得し、電子カルテの客観的情報(O:Objective)の項目に追加するようにしてもよい。
続いて、図4では、さらに医師から患者に対して「他にも具合が悪いところありますか」と質問があった場合には、抽出部12aは、定型文と発話のテキストデータとを比較し、テキストデータに患者に対する症状の質問が含まれていると判定し、質問の直後に患者が発話した「咳が出続けて止まらない」というテキストデータを抽出する。なお、抽出部12aは、感嘆詞である「う~ん」は抽出しないものとする。そして、作成部12bは、抽出したテキストデータを電子カルテの主観的情報を示す「S」の項目に書き込む。
ここで、作成部12bは、抽出された患者の症状のテキストデータが、咳に関するものであるため、患者が身に着けているウェアラブル端末等から胸部音を取得するとともに、外部の装置から胸部XP(X-ray Photograph)のデータを取得し、電子カルテの客観的情報(O:Objective)の項目に追加するようにしてもよい。
続いて、図5に例示するように、医師が患者に対して「おそらく軽度な気管支炎ですね」と発話した場合には、抽出部12aは、医療用語データ記憶部13aを参照し、病名(キーワード)である「気管支炎」というテキストデータを抽出する。なお、抽出部12aは、推量を表す副詞である「おそらく」というテキストデータも抽出するものとする。そして、作成部12bは、抽出したテキストデータを電子カルテの評価(A:Assessment)の項目に書き込む。
さらに、医師が患者に対して「抗生剤の○○錠を処方しておきます」と発話した場合には、抽出部12aは、医療用語データ記憶部13aを参照し、薬名(キーワード)を特定し、「○○錠を処方」というテキストデータを抽出する。そして、作成部12bは、作成部12bは、抽出部12aが患者に処方した薬名として抽出したテキストデータを電子カルテの計画(P:Plan)の項目に書き込む。
なお、作成部12bは、処方した薬についての情報も電子カルテに書き込む。例えば、作成部12bは、処方した○○錠についての情報を外部の装置から取得し、電子カルテに書き込む。なお、電子カルテに記載する内容は、発話内容から全て自動で作成せずに、医師が手動で記載してもよい。また、作成された電子カルテは、医師が適宜修正するようにしてもよい。
なお、上述した各部の処理については、一部または全部をAI(Artificial Intelligence)に実行させるようにしてもよい。例えば、情報処理装置10は、電子カルテを作成するための学習済みモデルを記憶しており、医師および患者の音声データまたはテキストデータを学習済みモデルに対して入力することで、学習済みモデアルから出力データとして電子カルテを得るようにしてもよい。
[情報処理装置の処理手順]
次に、図6を用いて、第1の実施形態に係る情報処理装置10による処理手順の例を説明する。図6は、第1の実施形態に係る情報処理装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、以下の図6の説明では、医師の端末装置20Aと患者の端末装置20Bとがテレビ電話機能を用いて遠隔診療を行っている場合を例に説明する。
図6に例示するように、情報処理装置10の抽出部12aは、医師または患者が発話した音声データを端末装置20Aまたは端末装置20Bから受信すると(ステップS101)、該音声データをテキストデータに変換する(ステップS102)。
そして、抽出部12aは、医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する(ステップS103)。例えば、抽出部12aは、医師が発話した音声データから変換されたテキストデータに特定の医療用語(キーワード)が含まれる場合には、該医療用語を含むテキストデータが所定の定型文と一致または類似するか判定し、一致または類似する場合には、該医療用語を抽出する。
続いて、作成部12bは、抽出部12aによって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、電子カルテを作成する(ステップS104)。具体的には、作成部12bは、抽出部12aによって抽出された項目に対応するテキストデータを、電子カルテのフォーマットデータの対応する項目に書き込む。例えば、作成部12bは、抽出部12aが患者の症状の項目に対応するテキストデータとして抽出したデータを電子カルテの主観的情報(S:Subjective)の項目に書き込む。
その後、送信部12cは、作成部12bによって作成された電子カルテを医師側の端末装置20Aに送信して(ステップS105)、処理を終了する。
(第1の実施形態の効果)
第1の実施形態に係る情報処理装置10は、医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出し、抽出した項目に対応するテキストデータを用いて、電子カルテを作成する。このため、情報処理装置10は、医師が電子カルテを作成する負担を軽減することが可能である。
例えば、情報処理装置10では、医師のセリフに定型文を用意し、該当する定型文の前後の情報から電子カルテに記載する必要項目を抽出し、自動で電子カルテに入力する。このため、医師と患者による遠隔診療において、医師が発するセリフに基づき、服薬情報や病名等の電子カルテに記載する項目をAIが自動で判断して入力するため、医師の負担なく、電子カルテを作成することが可能である。
(システム構成等)
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
(プログラム)
また、上記実施形態において説明した情報処理装置が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述したプログラムを作成することもできる。例えば、実施形態に係る情報処理装置10が実行する処理をコンピュータが実行可能な言語で記述した電子カルテ作成プログラムを作成することもできる。この場合、コンピュータが電子カルテ作成プログラムを実行することにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、かかる電子カルテ作成プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録された電子カルテ作成プログラムをコンピュータに読み込ませて実行することにより上記実施形態と同様の処理を実現してもよい。
図7は、電子カルテ作成プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図7に例示するように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有し、これらの各部はバス1080によって接続される。
メモリ1010は、図7に例示するように、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、図7に例示するように、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、図7に例示するように、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、図7に例示するように、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、図7に例示するように、例えばディスプレイ1130に接続される。
ここで、図7に例示するように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、上記の、電子カルテ作成プログラムは、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施形態で説明した各種データは、プログラムデータとして、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出し、各種処理手順を実行する。
なお、電子カルテ作成プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、電子カルテ作成プログラムに係るプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
上記の実施形態やその変形は、本願が開示する技術に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 情報処理装置
11 通信処理部
12 制御部
12a 抽出部
12b 作成部
12c 送信部
13 記憶部
13a 医療用語データ記憶部
13b 電子カルテ記憶部
20A、20B 端末装置
30 ネットワーク

Claims (5)

  1. 医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、前記電子カルテを作成する作成部と
    を有し、
    前記抽出部は、前記医師が発話した音声データから変換されたテキストデータと所定の定型文とを比較し、当該テキストデータに前記患者に対する症状の質問が含まれると判定した場合には、該質問の直後に前記患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出し、
    前記作成部は、前記抽出部によって抽出された前記症状の項目に対応するテキストデータを前記電子カルテの主観的情報を示す項目に書き込み、前記患者のバイタルデータまたは前記患者の医療画像データを前記電子カルテの客観的情報を示す事項に書き込み、前記患者の病名のテキストデータを前記電子カルテの評価の項目に書き込み、前記患者に処方した薬名または治療法、検査方法のテキストデータを電子カルテの計画の項目に書き込むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記抽出部は、前記医師が発話した音声データから変換されたテキストデータに特定の医療用語が含まれる場合には、該医療用語を含むテキストデータが前記所定の定型文と一致または類似するか判定し、一致または類似する場合には、該医療用語を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記作成部は、前記患者の症状に応じて、前記患者のバイタルデータまたは前記患者の医療画像データを前記電子カルテに追加することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 情報処理装置によって実行される電子カルテ作成方法であって、
    医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、前記電子カルテを作成する作成工程と
    を含み、
    前記抽出工程は、前記医師が発話した音声データから変換されたテキストデータと所定の定型文とを比較し、当該テキストデータに前記患者に対する症状の質問が含まれると判定した場合には、該質問の直後に前記患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出し、
    前記作成工程は、前記抽出工程によって抽出された前記症状の項目に対応するテキストデータを前記電子カルテの主観的情報を示す項目に書き込み、前記患者のバイタルデータまたは前記患者の医療画像データを前記電子カルテの客観的情報を示す事項に書き込み、前記患者の病名のテキストデータを前記電子カルテの評価の項目に書き込み、前記患者に処方した薬名または治療法、検査方法のテキストデータを電子カルテの計画の項目に書き込むことを特徴とする電子カルテ作成方法。
  5. 医師または患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、所定の定型文に基づいて、電子カルテに記載される項目に対応するテキストデータを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された項目に対応するテキストデータを用いて、前記電子カルテを作成する作成ステップと
    をコンピュータに実行させ、
    前記抽出ステップは、前記医師が発話した音声データから変換されたテキストデータと所定の定型文とを比較し、当該テキストデータに前記患者に対する症状の質問が含まれると判定した場合には、該質問の直後に前記患者が発話した音声データから変換されたテキストデータから、電子カルテに記載される症状の項目に対応するテキストデータを抽出し、
    前記作成ステップは、前記抽出ステップによって抽出された前記症状の項目に対応するテキストデータを前記電子カルテの主観的情報を示す項目に書き込み、前記患者のバイタルデータまたは前記患者の医療画像データを前記電子カルテの客観的情報を示す事項に書き込み、前記患者の病名のテキストデータを前記電子カルテの評価の項目に書き込み、前記患者に処方した薬名または治療法、検査方法のテキストデータを電子カルテの計画の項目に書き込むことを特徴とする電子カルテ作成プログラム。
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