JP2023026366A - ポジティブロックシールド端子コネクタ - Google Patents

Abstract

【課題】少なくとも１つの終端相手側端子と基板との電気的接続を提供するためのコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタは、少なくとも１つの端子受入キャビティを有するハウジングを備える。レセプタクル端子が、少なくとも１つの端子受入キャビティに位置決めされている。レセプタクル端子はラッチ突起を有し、このラッチ突起は、少なくとも１つの相手側端子が少なくとも１つの端子受入キャビティに完全に挿入されたときに、少なくとも１つの相手側端子と協働して、少なくとも１つの相手側端子をレセプタクル端子に電気的に係合させて保持する。解放機構が、レセプタクル端子のラッチ突起の位置に合わせてハウジングに設けられ、解放機構は、少なくとも１つの相手側端子が少なくとも１つの端子受入キャビティから取り外されるときに、レセプタクル端子と協働してラッチ突起を押し下げるように構成されている。
【選択図】図１

Description

本発明は、追加の工具を必要とせずに相手側端子との電気的接続を提供するコネクタに関する。特に、本発明は、リングタング端子と嵌合するレセプタクル端子を有するシールドコネクタ（sealed connector）に関する。

リングタング端子ラグ(ring tongue terminal lugs)は、導体またはワイヤと基板または他のデバイスのアースとの間に電気的接続部を設けるために、多くの適用先において使用されている。しかしながら、端子ラグをレセプタクル端子に適切に終端させるには、多くの場合、１つまたは複数の工具を使用する必要がある。密閉空間またはアクセスしにくい空間にコネクタが位置する様々な適用先においては、工具の使用は困難であり得る。

したがって、リングタング端子ラグの既知の終端に関連する問題を克服するコネクタを提供することが有利であろう。特に、追加の工具を必要とせずにリングタング端子ラグをコネクタに終端させることができるコネクタを提供することが有利であろう。

少なくとも１つの終端相手側端子と基板との電気的接続を提供するためのコネクタによって、解決策が提供される。コネクタは、少なくとも１つの端子受入キャビティを有するハウジングを備える。レセプタクル端子が、少なくとも１つの端子受入キャビティに位置決めされている。レセプタクル端子はラッチ突起を有し、このラッチ突起は、少なくとも１つの相手側端子が少なくとも１つの端子受入キャビティに完全に挿入されたときに、少なくとも１つの相手側端子と協働して、少なくとも１つの相手側端子をレセプタクル端子に電気的に係合させて保持する。解放機構が、レセプタクル端子のラッチ突起の位置に合わせてハウジングに設けられ、解放機構は、少なくとも１つの相手側端子が少なくとも１つの端子受入キャビティから取り外されるときに、レセプタクル端子と協働してラッチ突起を押し下げるように構成されている。

以下で、添付図面を参照しながら、本発明について例として説明する。

ワイヤシールがコネクタの端子受入通路に完全に挿入された２つの圧着ワイヤ端子と、対応する端子受入通路に部分的に挿入された状態で示される第３のコネクタとを有する、本発明の例示的なコネクタの上面斜視図である。 図１の例示的なコネクタの底面斜視図である。 図１の線３－３に沿って取った断面図である。 圧着ワイヤ端子がコネクタのレセプタクル端子に完全に嵌合した状態を示し、解放ボタンを係合解除位置で示した、図１の線４－４に沿って取った拡大断面図である。 解放ボタンを係合位置で示した、図４と同様の拡大断面図である。 コネクタのハウジングに挿入する前の、レセプタクル端子の例示的なストリップの斜視図である。 図６のレセプタクル端子のうちの１つの拡大上面斜視図である。 図７のレセプタクル端子の拡大底面斜視図である。

一実施形態は、少なくとも１つの終端相手側端子と基板との電気的接続を提供するためのコネクタに関する。コネクタは、少なくとも１つの端子受入キャビティを有するハウジングを備える。レセプタクル端子が、少なくとも１つの端子受入キャビティに位置決めされている。レセプタクル端子はラッチ突起を有し、このラッチ突起は、少なくとも１つの相手側端子が少なくとも１つの端子受入キャビティに完全に挿入されたときに、少なくとも１つの相手側端子と協働して、少なくとも１つの相手側端子をレセプタクル端子に電気的に係合させて保持する。解放機構が、レセプタクル端子のラッチ突起の位置に合わせてハウジングに設けられ、解放機構は、少なくとも１つの相手側端子が少なくとも１つの端子受入キャビティから取り外されるときに、レセプタクル端子と協働してラッチ突起を押し下げるように構成されている。

一実施形態は、少なくとも１つの終端リングタング端子ラグ(terminating ring tongue terminal lug)と基板との電気的接続を提供するためのコネクタに関する。コネクタは、少なくとも１つの端子受入キャビティを有するハウジングを備える。レセプタクル端子が、少なくとも１つの端子受入キャビティに位置決めされている。レセプタクル端子は、ラッチ突起を含むばねアームを有する。ラッチ突起はロック肩部を有する。ラッチ突起とロック肩部とは、少なくとも１つのリングタング端子が少なくとも１つの端子受入キャビティに完全に挿入されたときに、少なくとも１つのリングタング端子と協働して、少なくとも１つのリングタング端子をレセプタクル端子に電気的に係合させて保持する。ばねアームは、自由端に設けられた解放突起を有する。解放機構が、レセプタクル端子のラッチ突起の解放突起の位置に合わせてハウジングに設けられている。
解放機構は、少なくとも１つのリングタング端子が少なくとも１つの端子受入キャビティから取り外されるときに、レセプタクル端子のラッチ突起の解放突起と協働してラッチ突起を押し下げるように構成されている。

本発明によるコネクタ１０の例示的な実施形態が、図１および図２に示されている。コネクタ１０は、第１の面または上面１４と第２の面または底面１６とを含むハウジング１２を有する。底面１６は、限定されないが、プリント回路基板などの基板（図示せず）に取り付けるための取付部１８を有する。

ハウジング１２は、前面２２、後面２４、および側面２６を有する。図示の実施形態において、前面２２は、上面１４および底面１６に本質的に垂直である。しかしながら、他の形状を使用してもよい。

図示の例示的な実施形態において、３つの端子受入開口部３０が前面２２を貫通している。端子受入開口部３０は端子受入キャビティ３２まで延びている。３つの端子受入開口部３０が設けられているが、他の数および構成の端子受入開口部３０を設けてもよい。斜面または丸みのある面３４が、端子受入開口部３０から端子受入キャビティ３２まで延びている。斜面または丸みのある面３４は導入面(lead-in surfaces)として作用する。

取付フランジまたは突起３８が側面２６から延びている。取付フランジ３８は、ハウジング１２の底面１６の取付部１８と同一平面にある底面４０（図２）を有する。取付開口部４２は取付フランジ３８を貫通している。取付開口部４２は、取付金具（図示せず）を受け入れて、ハウジング１２を基板（図示せず）に固定するように構成されている。

例示的な実施形態において、端子受入開口部３０の各々は円形または長円形の形状を有するが、他の形状を使用してもよい。端子受入キャビティ３２は、ワイヤ受入部４４とレセプタクル受入部４６とを有する。レセプタクル受入部４６は、ワイヤ受入部４４よりも小さい直径を有する。

コンタクトストリップ受入開口部４８が、ハウジング１２の底面１６の取付部１８を貫通している。コンタクトストリップ受入開口部４８は、端子受入キャビティ３２の各々まで延びている。

図２、図４、および図５に示すように、ガスケット５０がハウジング１２の底面１６の取付部１８の周囲に延在している。ガスケット５０はガスケット受入キャビティ５２に位置決めされている。ガスケット５０は、限定されないが、ゴムなどの変形可能材料から形成されている。ガスケット５０は、コネクタ１０が基板に嵌合したときに、基板と協働して、基板とコネクタ１０との間にシールを提供する。

図４および図５に示すように、ラッチ解放機構またはアセンブリ５４が、ハウジング１２の上面１４に設けられたラッチ解放アセンブリ開口部５６に近接し、ラッチ解放アセンブリ開口部５６内に延在している。図示の例示的な実施形態において、ラッチ解放アセンブリ開口部５６とラッチ解放アセンブリ５４とは、端子受入キャビティ３２の位置に合わせて位置決めされている。ラッチ解放アセンブリ５４は、操作者側作動部材(operator engagement members)またはメンブレン６０とレセプタクル端子係合部材６２とを有する。図示の例示的な実施形態において、メンブレン６０は端子受入キャビティ３２全体にわたって延在している。しかしながら、他の実施形態において、個々のメンブレン係合部材６０を設けてもよい。

レセプタクル端子係合部材６２は、一端部にメンブレン係合部６４を有し、他端部に固定部６６を有する。端子係合面６８がメンブレン係合部６４と固定部６６との間に設けられている。

図３～図５に示すように、レセプタクル端子、ソケット端子、または雌端子１１０が、端子受入キャビティ３２に位置決めされている。図６～図８に示すように、レセプタクル端子１１０は、嵌合部１１２と、嵌合部１１２の位置に合わせて嵌合部１１２の後ろに位置決めされたキャリアストリップ係合部１１４とを含む。キャリアストリップ係合部１１４は、キャリアストリップ１１６から延び、キャリアストリップ１１６に電気的に係合している。キャリアストリップ１１６は、取付金具１１８（図４および図５）または他の既知の手段によって、基板に機械的および電気的に係合している。図示の例示的な実施形態において、端子１１０およびキャリアストリップ１１６は、良好な導電性を有する金属板から打ち抜かれて形成されている。

図６～図８に示すように、嵌合部１１２の各々の例示的な実施形態は、底壁１２０と、底壁１２０の両側から延びる弾性コンタクトアーム１２２とを含む。底壁１２０にばねアーム１２４が設けられている。ばねアーム１２４は、底壁１２０から打ち抜かれて形成されている。嵌合部１１２の例示的な実施形態について説明しているが、嵌合部１１２は他の形態を有していてもよい。ばねアーム１２４は、対応するラッチ解放アセンブリ開口部５６およびラッチ解放アセンブリ５４の位置に合わせて位置決めされている。

ばねアーム１２４は、底壁１２０から延びて、底壁１２０の内面から弾性アーム１２２に向かって延びる隆起部またはアームを形成する。ばねアーム１２４は、限定されないが、突起、戻り止め、くぼみ、もしくはランス１２６などのラッチ突起またはエンボスを含み、これは、ばねアーム１２４から形成されて、ばねアーム１２４の内面の隆起領域を形成する。ラッチ突起１２６は、導入面１４２とロック肩部１４４とを有する。

ばねアーム１２４は、ばねアーム１２４の自由端に設けられた解放突起１３２を含む。解放突起１３２は、ばねアーム１２４から、ばねアーム１２４に本質的に垂直方向に延びている。解放突起１３２は、その自由端に設けられたラッチ解放アセンブリ係合面１３８を有する。エンボス１４０（図７）を、ばねアーム１２４と解放突起１３２との間に設けて、解放突起１３２に追加の強度を与えることができる。

図６に示すように、弾性アーム１２２は、底壁１２０から相手側端子用係合部材１３０まで延びる弧状部またはカール部１２８を有する。例示的な一実施形態において、弾性アーム１２２はテーパ形状を有することができ、これにより、底壁１２０に近接する各アーム１２２の幅は、相手側端子用係合部材１３０に近接する各アーム１２２の幅よりも大きい。しかしながら、他の形状を使用してもよい。弾性コンタクトアーム１２２の形状により、弾性コンタクトアーム１２２の剛性およびばね定数を制御することができる。底壁１２０に近接する各アーム１２２の幅が大きいほど、ばね定数が高くなり、弾性アーム１２２から底壁１２０への力の分布がより均一になる。逆に、底壁１２０に近接する各アーム１２２の幅が小さいほど、弾性コンタクトアーム１２２のばね定数は低くなる。

図示の実施形態において、相手側端子用係合部材１３０は、端子嵌合スロット１３４の上で弾性コンタクトアーム１２２から延びている。弾性コンタクトアーム１２２の形状は、相手側端子がスロット１３４に挿入されたときに、相手側端子用係合部材１３０が底壁１２０に対して動くことができるのに必要な弾性を与える。相手側端子用係合部材１３０は、弧状または丸みのある形状を有することができる。しかしながら、他の形状の相手側端子用係合部材１３０を使用してもよい。

図示の例示的な実施形態において、ばねアーム１２４は底壁１２０から打ち抜かれて形成されている。ばねアーム１２４は、その自由端１３６が底壁１２０に対して動くまたは弾性変形することができるように形成されて、ばねアーム１２４は、相手側端子用係合部材１３０に向かうように、かつ相手側端子用係合部材１３０から離れるように動くことができる。

図１～図５に示すように、コネクタ１０は、リングタング端子ラグ２０２が端部に圧着された導体またはワイヤ２００に嵌合するように構成されている。ワイヤシール２０４がワイヤ２００に設けられている。端子２０２は、円形開口部２０６が貫通している略円形の形状を有する。円形の形状で、円形開口部２０６を有する端子２０２が示されているが、他の形状の端子および開口部を使用してもよい。

使用時に、キャリアストリップ１１６とハウジング１２とは、取付金具または他の既知の取付手段によって基板に適切に固定される。この位置で、ガスケット５０は、基板と協働して、ハウジング１２の底面１６の取付部１８にシールを提供する。キャリアストリップ１１６とハウジング１２とが適切に固定された状態で、ワイヤ２００を端子受入キャビティ３２に挿入することができる。

ワイヤ２００の各々が挿入されると、リングタング端子２０２が挿入されて、レセプタクル端子１１０に係合する。挿入を続けることにより、リングタング端子２０２はレセプタクル端子１１０の端子嵌合スロット１３４に挿入されて、リングタング端子２０２は相手側端子用係合部材１３０およびばねアーム１２４に係合する。

リングタング端子２０２がその完全挿入位置に向かって動くと、リングタング端子２０２は、ばねアーム１２４のラッチ突起１２６の導入面１４２に係合して、ばねアーム１２４は、相手側端子用係合部材１３０から離れるように下方に弾性変形する。リングタング端子２０２の開口部２０６がばねアーム１２４のラッチ突起１２６と位置合わせされるまで挿入を続けると、ばねアーム１２４は力が加えられていない位置に戻ることができる。この位置で、ラッチ突起１２６は開口部２０６に位置決めされ、開口部２０６を貫通する。

ラッチ突起１２６が開口部２０６に位置決めされた状態で、ラッチ突起１２６のロック肩部１４４は、リングタング端子２０２およびワイヤ２００の望ましくない取外しを防ぐ。この位置で、リングタング端子２０２は、相手側端子用係合部材１３０およびばねアーム１２４によって、レセプタクル端子１１０に電気的に係合している。レセプタクルコンタクト１１０がキャリアストリップ係合部１１４を通してコンタクトストリップ１１６に電気的に係合すると、リングタング端子２０２およびワイヤ２００は接地され、または基板と電気的に接続して配置される。

ワイヤ２００が端子受入キャビティ３２に適切に位置決めされた状態で、図１～図５に示すように、ワイヤシール２０４は端子受入開口部３０および端子受入キャビティ３２に入る。ワイヤシール２０４は弾性変形可能な材料または柔軟な材料から形成されているため、当業界で知られているように、ワイヤシール２０４は、端子受入キャビティ３２の壁に係合して、端子受入キャビティ３２を封止する。

ワイヤ２００をコネクタ１０から取り外すことが望ましい場合、操作者は、メンブレン６０を図４に示す位置から図５に示す位置へ押し下げる。メンブレン６０が押し下げられると、メンブレン６０はラッチ解放アセンブリ５４のメンブレン係合部６４に係合して、ラッチ解放アセンブリ５４をラッチ解放アセンブリ５４の固定部６６の周りで動かすまたは旋回させる。これにより、ラッチ解放アセンブリ５４は、図４に示す位置から図５に示す位置へ動く。

ラッチ解放アセンブリ５４が図５に示す位置へ動くと、端子係合面６８は、ばねアーム１２４に設けられた解放突起１３２のラッチ解放アセンブリ係合面１３８に係合して、ラッチ解放アセンブリ係合面１３８、解放突起１３２、およびばねアーム１２４を図５に示す位置へ下方に動かす。

メンブレン６０を動かすまたは押し下げることにより、ばねアーム１２４は、相手側端子用係合部材１３０から離れるように下方に弾性変形する。これにより、ロック肩部１４４およびラッチ突起１２６は、リングタング端子２０２の開口部２０６から出る。ロック肩部１４４およびラッチ突起１２６が開口部２０６から取り外された状態で、リングタング端子２０２をレセプタクル端子１１０から係合解除することができ、ワイヤ２００およびリングタング端子２０２を、端子受入キャビティ３２およびコネクタ１０から取り外すことができる。

コネクタ１０は、このコネクタに差し込まれているものが何であれ、一緒に接地する必要がある基板または他の部品に電気的および機械的に固定されるレセプタクル端子１１０のストリップを提供する。これにより、標準的なリングタング端子２０２をコネクタ１０に差し込み、コネクタ１０が取り付けられている基板または部品に電気的に接続することができる。レセプタクル端子１１０とラッチばねアーム１２４とはコネクタ１０内に位置しているため、必要に応じてラッチ解放アセンブリ５４を使用することにより、リングタング端子２０２を解放することができる。

Claims (15)

1. 少なくとも１つの終端相手側端子（２０２）と基板との電気的接続を提供するためのコネクタ（１０）であって、
   - 少なくとも１つの端子受入キャビティ（３２）を有するハウジング（１２）と、
   - 前記少なくとも１つの端子受入キャビティ（３２）に位置決めされているレセプタクル端子（１１０）であって、前記レセプタクル端子（１１０）はラッチ突起（１２６）を有し、前記ラッチ突起（１２６）は、前記少なくとも１つの相手側端子（２０２）が前記少なくとも１つの端子受入キャビティ（３２）に完全に挿入されたときに、前記少なくとも１つの相手側端子（２０２）と協働して、前記少なくとも１つの相手側端子（２０２）を前記レセプタクル端子（１１０）に電気的に係合させて保持する、レセプタクル端子（１１０）と、
   - 前記レセプタクル端子（１１０）の前記ラッチ突起（１２６）の位置に合わせて前記ハウジング（１２）に設けられている解放機構（５４）であって、前記解放機構（５４）は、前記少なくとも１つの相手側端子（２０２）が前記少なくとも１つの端子受入キャビティ（３２）から取り外されるときに、前記レセプタクル端子（１１０）と協働して前記ラッチ突起（１２６）を押し下げるように構成されている、解放機構（５４）と、
   を備える、
   コネクタ（１０）。
   
2. 前記ハウジング（１２）は第１の面（１４）と第２の面（１６）とを有し、前記第２の面（１６）は基板に取り付けるための取付部（１８）を有する、
   請求項１に記載のコネクタ（１０）。
   
3. ガスケット（５０）が前記ハウジング（１２）の前記取付部（１８）の周囲に延在し、前記ガスケット（５０）はガスケット受入キャビティ（５２）に位置決めされ、前記ガスケット（５０）は、前記基板と協働して、前記基板と前記コネクタ（１０）との間にシールを提供するように構成されている、
   請求項２に記載のコネクタ（１０）。
   
4. 前記ハウジング（１２）は、前記少なくとも１つの端子受入キャビティ（３２）まで延びる少なくとも１つの端子受入開口部（３０）を有する前面（２２）を有し、前記少なくとも１つの端子受入開口部（３０）は導入面を有する、
   請求項１に記載のコネクタ（１０）。
   
5. 前記ハウジング（１２）は、前記ハウジング（１２）の側面から延びる取付フランジ（３８）を有し、前記取付フランジ（３８）は、前記ハウジング（１２）の前記第２の面（１６）の前記取付部（１８）と同一平面にある底面（４０）を有する、
   請求項１に記載のコネクタ（１０）。
   
6. 前記少なくとも１つの端子受入キャビティ（３２）は、ワイヤ受入部（４４）とレセプタクル受入部（４６）とを有し、前記レセプタクル受入部（４６）は前記ワイヤ受入部（４４）よりも小さい直径を有する、
   請求項１に記載のコネクタ（１０）。
   
7. 前記レセプタクル端子（１１０）は、嵌合部（１１２）と、前記嵌合部（１１２）の位置に合わせて位置決めされたキャリアストリップ係合部（１１４）とを有し、前記キャリアストリップ係合部（１１４）は、キャリアストリップ（１１６）から延び、前記キャリアストリップ（１１６）に電気的に係合している、
   請求項１に記載のコネクタ（１０）。
   
8. 前記キャリアストリップ（１１６）は、前記ハウジング（１２）の前記第２の面（１６）の前記取付部（１８）のコンタクトストリップ受入開口部（４８）内に延在し、前記コンタクトストリップ受入開口部（４８）は、前記少なくとも１つの端子受入キャビティ（３２）の各キャビティまで延びている、
   請求項７に記載のコネクタ（１０）。
   
9. 前記解放機構（５４）は、前記ハウジング（１２）の前記第１の面（１４）に設けられたラッチ解放アセンブリ開口部（５６）に近接して設けられ、前記ラッチ解放アセンブリ開口部（５６）内に延在している、
   請求項１に記載のコネクタ（１０）。
   
10. 前記解放機構（５４）は、操作者側作動部材（６０）とレセプタクル端子係合部材（６２）とを有する、
    請求項９に記載のコネクタ（１０）。
    
11. 前記操作者側作動部材（６０）はメンブレンである、
    請求項１０に記載のコネクタ（１０）。
    
12. 前記レセプタクル端子係合部材（６２）は、一端部に係合部（６４）を有し、他端部に固定部（６６）を有し、端子係合面（６８）が前記係合部（６４）と前記固定部（６６）との間に設けられている、
    請求項１０に記載のコネクタ（１０）。
    
13. 前記ラッチ突起（１２６）は前記レセプタクル端子（１１０）のばねアーム（１２４）に設けられている、
    請求項１２に記載のコネクタ（１０）。
    
14. 前記ラッチ突起（１２６）は導入面（１４２）とロック肩部（１４４）とを有する、
    請求項１３に記載のコネクタ（１０）。
    
15. 前記ばねアーム（１２４）は、前記ばねアーム（１２４）の自由端に設けられた解放突起（１３２）を含み、前記解放突起（１３２）は前記解放機構（５４）の位置に合わせて設けられ、前記解放機構（５４）が押し下げられると、前記解放機構（５４）は前記解放突起（１３２）に係合して、前記ばねアーム（１２４）を力が加わった位置へ動かす、
    請求項１４に記載のコネクタ（１０）。

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