JP2023025310A - 処理液生成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より安定的に加熱処理できる処理液生成装置を提供する。【解決手段】【請求項1】処理液生成装置1は、液体を加熱する周波数のマイクロ波を放射するマイクロ波放射部10と、マイクロ波放射部10側に対して凹んだ形状の面を有し、液体を加熱処理して処理液を生成する加熱処理部20と、を備え、加熱処理部20が、凹んだ形状の面の上に沿って接するように配置された、液体を流す管p2を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、マイクロ波で液体を加熱処理した処理液を生成する処理液生成装置に関する。
液体を連続的に殺菌する際に、配管を流れる液体をマイクロ波等で加熱して殺菌が行われている。例えば、特許文献1には、汚廃水が流入する流入管が形成された流入フレームと、 浄化された処理水が排出される流出管が形成された流出フレームと、流入フレームと流出フレームの間に設置され、汚廃水が流れる流路が動心円を成すように巻いる少なくとも一つの螺旋チューブと、殺菌用マイクロ波を生成し、螺旋チューブに向けてマイクロ波を放出する少なくとも一つのマイクロ波の放出手段と、螺旋チューブを収容し、マイクロ波の放出手段から放出されたマイクロ波を反射する反射ケースと、を有する水質殺菌浄化装置が開示されている。
大韓民国特許公開番号第10-2006-0068477号公報
しかしながら、上記従来技術では、配管がコイル状に形成された円筒の側面からマイクロ波が照射されているため、マイクロ波の照射の強さが、放出手段に極端に近いところと、遠いところとでは異なり、照射の強弱が生じやすく、均一的に徐々にマイクロ波を照射していくことが難しかった。
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、より安定的に加熱処理できる処理液生成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、液体を加熱する周波数のマイクロ波を放射するマイクロ波放射器を有するマイクロ波放射部と、前記マイクロ波放射部側に対して凹んだ形状の面を有し、前記液体を加熱処理して処理液を生成する加熱処理部と、を備え、前記加熱処理部が、前記凹んだ形状の面の上に沿って接するように配置された、前記液体を流す管を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の処理液生成装置において、前記管が、螺旋形状に配置されたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の処理液生成装置において、前記凹んだ形状の面が、前記マイクロ波を反射することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1からは請求項3のいずれか1項に記載の処理液生成装置において、前記マイクロ波放射部が、前記放射された前記マイクロ波を前記加熱処理部側に誘導する第1ハウジングを、更に備えたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の処理液生成装置において、前記凹んだ形状の面の内壁に沿って前記管に設置される第2ハウジングを更に備え、前記第1ハウジングは、上端部に前記マイクロ波放射器が設置され、下端部に及ぶほど内径が広がるように内部空間が形成されて下端部が開放され、前記第2ハウジングは、下端部に及ぶほど内径が小さくなるように内部空間が形成されて下端部が閉鎖され、前記第1ハウジングの下端部と前記第2ハウジングの上端部とが結合され、前記加熱処理部が、前記第2ハウジングの内壁に沿って上側から下側へ及ぶほど径が小さくなるように、前記管が螺旋形状に設置されて形成された液体流路を含むことを特徴とする。
本発明によれば、マイクロ波放射部側に対して凹んだ形状の面の上に沿って接するように配置された管を液体が流れることにより、ほぼ均一的に、徐々にマイクロ波放射部からマイクロ波が照射され、菅の液体が徐々に加熱され、安定的に加熱処理できる。
本発明の実施形態に係る処理液生成装置の概要構成例を示す側面構成図である。 図1の液体殺菌部の概略的な平面構成図である。 放射されたマイクロ波と流路との関係を示す模式図である。 液体流路ハウジングおよび流路の変形例を示す模式図である。 液体流路ハウジングおよび流路の変形例を示す模式図である。 液体流路ハウジングおよび流路の変形例を示す模式図である。 マイクロ波誘導ハウジングおよび液体流路ハウジングの変形例を示す模式図である。 液体流路の変形例を示す模式図である。 液体流路の変形例を示す模式図である。 液体流路の変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、処理液生成装置に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
まず、本発明の一実施形態に係る処理液生成装置の構成および概要機能について、図1から図3を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る処理液生成装置の概要構成例を示す側面構成図である。図2は、液体殺菌部の概略的な平面構成図である。図3は、放射されたマイクロ波と流路との関係を示す模式図である。
図1に示すように、処理液生成装置1は、マイクロ波を放射するマイクロ波放射部10と、マイクロ波により加熱処理される液体が流れる流路を有する加熱処理部20と、加熱処理の前の液体に対して所定の処理を行う前処理部30と、を備える。ここで、液体の一例としては、河川の水、農業用水、雨水、水道水、海水、工業用水、清涼飲料水等があげられる。
また、処理液生成装置1は、機台5の上に載せられて固定されている。マイクロ波放射部10および加熱処理部20は、機台5から上側に所定距離離隔されて位置するように複数の支持台6に支持されている。前処理部30は、機台5から上側に所定距離離隔されて位置するように複数の支持台7に指示されている。
なお、処理液生成装置1は、処理液生成装置1を収容できる直六面体型で、金属板、木板または合成樹脂材板等のハウジング(図示せず)を有してもよい。また、機台5の下端部に設置され、処理液生成装置1の移動を自由に行うための移動手段(図示せず)があってもよい。
マイクロ波放射部10は、放射されたマイクロ波を加熱処理部20側に誘導するマイクロ波誘導ハウジング11と、マイクロ波放射するマイクロ波放射器12と、を有する。
マイクロ波誘導ハウジング11は、マイクロ波放射器12を上端部に有する。マイクロ波誘導ハウジング11は、マイクロ波放射器12から下方にマイクロ波を照射させることができるように、上端の開口部が形成される。
また、マイクロ波誘導ハウジング11は、下端部に及ぶほど内径が広がるように内部空間が形成され、下端部が開放されている。マイクロ波誘導ハウジング11は、上端部の各辺と所定の鈍角を持って下方に繋がって形成されることが好ましい。例えば、マイクロ波誘導ハウジング11は、菱形の4つの側壁になり、上側から下側に及ぶほど間隔が広がる内部空間を形成するよう構成できる。
マイクロ波誘導ハウジング11は、マイクロ波放射器12から照射されたマイクロ波を下方に誘導する。マイクロ波誘導ハウジング11の材質は、マイクロ波を反射する金属等の物質が好ましい。
マイクロ波放射器12は、マグネトロンと導波管とから構成される。マイクロ波放射器12は、マイクロ波誘導ハウジング11の上端部に固定されている。
マグネトロンはマイクロ波を発生させる電子管で円筒形の両極とその円筒形の同心軸を陰極に設定して、軸方向に均一な磁場を加えてマイクロ波を発生させる。マイクロ波放射器12のマイクロ波の周波数は、約900MHz~80GHzであるが、2450MHzが好ましい。マイクロ波放射器12の出力は、例えば、300Wから10kWである。
マイクロ波放射器12は、マイクロ波を発生して、流路を流れる液体に照射する。マイクロ波の周波数と水の粒子の固有周波数が同一する時に共振による加熱により水が加熱され、殺菌作用を有する。また、マイクロ波の周波数と細菌の固有周波数が同一時に共振を起こすことで細菌が死滅することもある。
加熱処理部20は、マイクロ波放射部10側に対して凹んだ形状の面を有する液体流路ハウジング21と、マイクロ波が照射されながら、液体が流れる液体流路22と、を有する。
液体流路ハウジング21は、下端部に及ぶほど内径が小さくなるように内部空間が形成され下端部が閉鎖されている。液体流路ハウジング21の材質は、マイクロ波を反射する金属等の物質が好ましい。
液体流路ハウジング21は、マイクロ波誘導ハウジング11を裏返して置いた形状で構成される。なお、液体流路ハウジング21の下端部は、閉鎖されている構成である。液体流路ハウジング21は、マイクロ波誘導ハウジング11の下端部に開放された上端部が結合される。
液体流路22は、液体が流れる管p2を有する。図1および図2に示すように、管p2は、液体流路ハウジング21の内壁(凹んだ形状の面の一例)に沿って、接するように配置される。管p2は、上側から下側へ及ぶほど直径が小さくなるように螺旋形に設置される。管p2は、液体流路ハウジング21の上の方から下側に及ぶほど間隔が狭まる4つの内壁を沿って上部から下端部の底面まで螺旋形に設置される。
管p2は、例えば、マイクロ波が透過可能で、可撓性の合成樹脂材のチューブである。管p2の内径は、例えば、2~30mmである。
マイクロ波誘導ハウジング11は、液体流路ハウジング21と密閉結合させるためのハウジング結合部11aを有する。液体流路ハウジング21は、マイクロ波誘導ハウジング11と密閉結合させるためのハウジング結合部21aを有する。
ハウジング結合部11aおよびハウジング結合部21aにより、マイクロ波誘導ハウジング11の4つの側壁の下端部と、液体流路ハウジング21の4つの側壁の上端部とが、ねじ結合させることができる。
結合したマイクロ波誘導ハウジング11と液体流路ハウジング21とからなる処理液生成装置1の本体が、所定長さの複数の支持台6により機台5に設置される。処理液生成装置1の本体が、支持台6によって機台5から所定距離離隔されるように設置されることが好ましい。
前処理部30は、第1前処理器31と、第2前処理器32と、第3前処理器33と、第4前処理器34と、を有する。前処理部30は、処理液生成装置1本体、に近接して設置された少なくとも2個以上の前処理器を含む構成である。
第1前処理器31と、第2前処理器32と、第3前処理器33と、第4前処理器34は、液体流路ハウジング21の4つの側壁外部にそれぞれ近接して設置される。4つの第1前処理器31、第2前処理器32、第3前処理器33および第4前処理器34が、機台5に複数の支持台7によってそれぞれ固定されている。この場合、支持台7によって各前処理器31、32、33、34が機台5から所定距離離隔されるように設置されていることが好ましい。なお、4つの前処理器31、32、33、34の設置位置に対応する位置に4つ保護カバー(図示せず)が形成されている。
図1および図2に示すように、前処理部30により第1処理された液体を加熱処理部20の管p2に供給するための管p1が、各前処理器31、32、33、34の中を貫いている。管p1は、合成樹脂材管で構成されることが好ましい。管p1は、菅p2と同様に、可撓性の合成樹脂材のチューブでもよい。
図1および図2に示すように、管p1は、液体流路ハウジング21の4つの側壁外部において、液体流路ハウジング21を取り囲むように配管されている。管p1が4つの前処理器を順次に通過するように、液体流路ハウジング21の各側壁に近接して設置される。
管p1は、液体流路ハウジング21の内部に設置された螺旋形の管p2に接続される。
図2に示すように、液体は、流入管p0から処理液生成装置1に入る。流入管p0は、管p1に接続する。液体は、管p1の中を流れ、第1前処理器31と、第2前処理器32と、第3前処理器33と、第4前処理器34を順次通過する。
管p1は、液体流路ハウジング21の内部に入り、管p2に接続する。液体は、管p2の中を流れ、液体流路ハウジング21の内部において、液体流路ハウジング21の4つの内壁に沿って、外側から内側にらせん状に流れる。
管p2は、液体流路ハウジング21の底面で、流出管p3に接続する。流出管p3は、液体流路ハウジング21の外へ抜き出る。液体は、処理液生成装置1の外へ流出管p3から排出される。
液体流路22は上から見たとき、上から下まですべての管p2が見える構成である。すなわち、液体流路22は、マイクロ波放射器12からのマイクロ波が1次的に直接照射される。なお、流入管p0、管p1、管p2と、流出管p3は、説明の便宜上、区分して説明したが、一体に構成された一つの管でもよい。一体に構成されることにより、つなぎ目無しにすることができる。
次に、液体の処理作用について、図3を用いて説明する。
流入管p0から処理液生成装置1に入った液体は、図3に示すように、管p1に入り、前処理部30により第1処理される。具体的には、管p1の中の液体が、第1前処理器31、第2前処理器32、第3前処理器33および第4前処理器34を順次通過しながら、前処理のための作用を液体が受ける。
第4前処理器34を通過した液体は、図2に示すように液体流路ハウジング21の液体流路22の管p2に流入し、螺旋形の管p2を沿って下側底面まで所定の時間(例えば、10秒から30秒)をかけて流れる。
マイクロ波放射器12から放射されるマイクロ波mwは、マイクロ波誘導ハウジング11によって、液体流路22の上側から底側までの管p2の中の液体に同時に照射される。これにより、液体流路22を流れる液体は、液体流路22を流れる間、持続的にマイクロ波mwに同時に露出される。液体流路22の管2を液体が流れることにより、ほぼ均一的に、徐々にマイクロ波mwが管2の中の液体に照射され、徐々に液体が加熱処理される。管2を流れる液体がマイクロ波mwに所定時間以上、暴露されることにより、液体流路22の管2の所定の位置以降、殺菌に必要な温度以上で、殺菌に必要な時間以上となる流量により、十分に殺菌された液体が生成される。
処理液の一例である加熱処理された液体は、流出管p3により、処理液生成装置1の外に排出される。
以上、本実施形態によれば、マイクロ波放射部10側に対して凹んだ形状の面の上に沿って接するように配置された管p2を液体が流れることにより、ほぼ均一的に、徐々にマイクロ波放射部からマイクロ波mwが照射され、菅2の液体が徐々に加熱され、安定的に加熱処理できる。
そのため、菅p2の液体の温度が、徐々に上昇し、殺菌に必要な温度以上で、殺菌に必要な時間以上、加熱処理することにより、処理液生成装置1は、十分殺菌された液体を生成できる。液体流路22を流れる液体が同時的、持続的、反復的にマイクロ波mwに暴露されることで、十分に殺菌された液体を得ることができる。
また、逆三角形形状のような凹んだ形状の面を覆うように管p2が展開しているため、広い面積に一度に、効率よく照射できる。凹んだ形状によって、管を配置できる面積が広がり、より長く管を配置できる。
また、管p2が、螺旋形状に配置された場合、管p2を配置しやすく、効率的に液体流路22を製作することができる。
また、凹んだ形状の面が、マイクロ波mwを反射する場合、加熱処理部20の管p2の液体に吸収されなかったマイクロ波mwを反射して管p2を流れる液体を更に照射するので、管p2を流れる液体にマイクロ波mwをより効率よく照射できる。
また、マイクロ波放射部10が、放射されたマイクロ波mwを加熱処理部20側に誘導するマイクロ波誘導ハウジング11を有する場合、加熱処理部20の管p2を流れる液体に、マイクロ波mwをより効率よく照射できる。
凹んだ形状の面の内壁に沿って管p2に設置される液体流路ハウジング21を更に備え、マイクロ波誘導ハウジング11は、上端部にマイクロ波放射器12が設置され、下端部に及ぶほど内径が広がるように内部空間が形成されて下端部が開放され、液体流路ハウジング21は、下端部に及ぶほど内径が小さくなるように内部空間が形成されて下端部が閉鎖され、マイクロ波誘導ハウジング11の下端部と液体流路ハウジング21の上端部とが結合され、加熱処理部20が、液体流路ハウジング21の内壁に沿って上側から下側へ及ぶほど径が小さくなるように、管p2が螺旋形状に設置されて形成された液体流路22を含む場合、結合されたマイクロ波誘導ハウジング11と液体流路ハウジング21により形成される、閉鎖された内部空間によって、より効率よく管p2を流れる液体に、マイクロ波mwをより効率よく照射できる。
また、液体流路ハウジング21の内壁に沿って上側から下側へ及ぶほど径が小さくなるように、管p2が螺旋形状に設置されていることにより、できるだけ長い管p2を、マイクロ波の照射面に設置でき、マイクロ波mwをより効率よく照射できる。
また、図1および図2に示すように、マイクロ波誘導ハウジング11および液体流路ハウジング21の縦断面が台形形状の場合、製作が容易になる。
また、マイクロ波誘導ハウジング11と液体流路ハウジング21との形状が、対称形である場合、マイクロ波誘導ハウジング11の内壁で反射するマイクロ波も、液体流路ハウジング21の内壁の上の管p2に効率よく照射される。
(変形例)
次に、液体流路ハウジングおよび流路の変形例について、図4Aから図4Cを用いて説明する。図4Aから図4Cは、液体流路ハウジングおよび流路の変形例を示す模式図である。
図4Aに示すように、凹んだ形状の面の一例として、液体流路ハウジング21Aの形状は、底面がない四角錐、三角錐、円錐等の錐形でもよい。また、液体流路22Aは、錐形の側面のみに形成されてもよい。管p2は、錐形の内壁の上に沿って接するように配置される。
図4Bに示すように、凹んだ形状の面の一例として、液体流路ハウジング21Bの形状は、球面形状でもよい。また、液体流路22Bは、管p2が球面の内壁に沿って形成されてもよい。管p2は、球面の内壁の上に沿って接するように配置される。
図4Cに示すように、凹んだ形状の面の一例として、液体流路ハウジング21Cの面形状は、放物面、楕円面の形状でもよい。また、液体流路22Cは、管p2が球面の内壁に沿って形成されてもよい。管p2は、放物面、楕円面の形状の内壁の上に沿って接するように配置される。
次に、マイクロ波誘導ハウジングおよび液体流路ハウジングの変形例について、図5を用いて説明する。図5は、マイクロ波誘導ハウジングおよび液体流路ハウジングの変形例を示す模式図である。
マイクロ波誘導ハウジング11と液体流路ハウジング21との形状は、ほぼ対称形でもよいが、図5に示すように、マイクロ波誘導ハウジング11Aと液体流路ハウジング21Bとの形状は非対称でもよい。マイクロ波誘導ハウジング11の形状が、球面形状や放物面、楕円面の形状でもよい。
次に、液体流路の変形例を図6Aから図6Cを用いて説明する。図6Aから図6Cは、液体流路の変形例を示す模式図である。
図6Aに示すように、液体流路22Dが、管p2により液体流路22の螺旋形状とは逆向きの螺旋を形成してもよい。また、液体流路22とは異なり、内側から外側にらせん状に流れるように、管p2により液体流路を形成してもよい。
液体流路22Eは、液体流路ハウジング21の内面を管p2が埋めるような流路であればよい。例えば、図6Bに示すように、液体流路ハウジング21を形成する4つ側壁のうち1側壁をつづら折りに管p2が覆ってもよい。
図6Cに示すように、液体流路22Fは、半球形の液体流路ハウジング21Bの内面を管p2が円形の螺旋形状でもよい。
さらに、本発明は、上記各実施形態に限定されるものでは無い。上記各実施形態は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
1:処理液生成装置
10: マイクロ波放射部
20:加熱処理部
p2:管

Claims (5)

  1. 液体を加熱する周波数のマイクロ波を放射するマイクロ波放射器を有するマイクロ波放射部と、
    前記マイクロ波放射部側に対して凹んだ形状の面を有し、前記液体を加熱処理して処理液を生成する加熱処理部と、
    を備え、
    前記加熱処理部が、前記凹んだ形状の面の上に沿って接するように配置された、前記液体を流す管を有することを特徴とする処理液生成装置。
  2. 請求項1に記載の処理液生成装置において、
    前記管が、螺旋形状に配置されたことを特徴とする処理液生成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の処理液生成装置において、
    前記凹んだ形状の面が、前記マイクロ波を反射することを特徴とする処理液生成装置。
  4. 請求項1からは請求項3のいずれか1項に記載の処理液生成装置において、
    前記マイクロ波放射部が、前記放射された前記マイクロ波を前記加熱処理部側に誘導する第1ハウジングを、更に備えたことを特徴とする処理液生成装置。
  5. 請求項3に記載の処理液生成装置において、
    前記凹んだ形状の面の内壁に沿って前記管に設置される第2ハウジングを更に備え、
    前記第1ハウジングは、上端部に前記マイクロ波放射器が設置され、下端部に及ぶほど内径が広がるように内部空間が形成されて下端部が開放され、
    前記第2ハウジングは、下端部に及ぶほど内径が小さくなるように内部空間が形成されて下端部が閉鎖され、
    前記第1ハウジングの下端部と前記第2ハウジングの上端部とが結合され、
    前記加熱処理部が、前記第2ハウジングの内壁に沿って上側から下側へ及ぶほど径が小さくなるように、前記管が螺旋形状に設置されて形成された液体流路を含むことを特徴とする処理液生成装置。
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