JP3581956B2 - 瞬間湯沸し器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パイプ内を連続的に流れる液体を瞬間的に加熱することのできる瞬間湯沸かし器に関し、より詳しくは、マイクロ波を使用して瞬間的に流体を加熱する瞬間湯沸かし器である。
【0002】
【従来の技術】
瞬間湯沸器には、パイプ内を連続的に流れる水を、ガス又は電気を使用して加熱し、所要の温度に温めて供給する2つの方式がある。
【0003】
ガス方式は、ハウジング内の底部にガスバーナーを設け、水を通す熱交換用のパイプをハウジング内で経路が比較的長く設定できるよう、例えば、螺旋状等に配置し、このパイプを外部からガスバーナーで加熱することによって実施している。
【0004】
しかしながら、パイプが加熱されて内部の水が熱水になるまでに時間を要するので、熱効率の観点からは必ずしも良好なものでない。また、燃焼工程を伴うため空気の汚染が生じ、燃焼による一酸化中毒、消炎によるガス中毒のおそれもある。さらに、加熱温度を上げるため、パイプの経路を長くする必要性を有するので、装置自体も小型化が難しいなどの問題があった。
【0005】
一方、電気方式は、ガス方式が有する空気の汚染やガス中毒、換気の必要性などの問題を発生するおそれはないものの、流水を加熱するために使用するヒーターは温度上昇に時間を要し、ランニングコストが高くなるとともに、温水の使用中に温水の温度が下がり、一定の温度の水を供給することが技術的に難しいという問題があった。
【0006】
このようなガスや電気が有する問題に鑑み、瞬間湯沸器などの連続フロー方式の加熱装置において、マグネトロンを使用して流体を瞬間的に加熱する誘電加熱法が提案されている。
【0007】
たとえば、実開63−52296号公報においては、マイクロ波発生装置に関係づけたマイクロ波照射室内に、フェライトを外装部材中に混入し、外装部材を金属管に外被してなる加熱管を、単又は複数並設して作成した加熱部を位置させ、加熱部には、液体送入管と液体送出管を連結し、マイクロ波を利用して液体を内部から連続的に加熱し、この加熱時にマイクロ波吸収効率のよいフェライトを利用して外部からも連続的に加熱できる連続式液体加熱装置が開示されている。
【0008】
また、実開63−194251号公報においては、マイクロ波を遮蔽する遮蔽部材で周囲壁が形成された室と、該室内にマイクロ波を放射するための放射部と、前記室内のマイクロ波照射域を通過するように配設させた送水路とを備え、連続的に必要量の温水を供給し得る温水器が開示されている。
【0009】
さらに、実開平1−88345号公報においては、マイクロ波発振器と、外部から導入される流体を収容する第2室に画成する仕切板と、この仕切板及び湯沸器本体の第1室を通り、湯沸器本体の内部に向けて、マイクロ波発振器から発振されるマイクロ波により、内部を通る流体が加熱されるように形成された、パイプを有する瞬間湯沸器が開示されている。
【0010】
一方、特開昭63−65251号公報では、シールドケース内にマイクロ波発振部を備えたマイクロ波発生装置を設けると共に、前記マイクロ波発振部に相対するシールドケース内に弗素樹脂製のパイプを配し、パイプ内を流れる流体をマイクロ波で効率的に加熱する液体加熱方法が開示され、特に、この公報においては、マイクロ波発生装置は、商用AC100Vの供給を受ける電源回路と、この電源電圧に基づいて数KV以上の高圧を発する高圧発生回路からの高圧を受けて、2450MHzのマイクロ波を発振することが記載されている。
【0011】
また、特開平1−102242号公報においては、マイクロ波が照射される通水路の外周面に、マイクロ波抵抗材料の加熱体を装着することによって、連続的に必要量の温水を供給できるように構成した温水器が開示されている。
【0012】
また、特開平5−248700号公報では、マイクロ波発振装置から発振されるマイクロ波を、管や容器及び浴槽内の水に照射し、湯沸かしするに際し、湯温の調整をマイクロ波発振器の出力及び水の流量を変えることによって行う湯沸機器が提案されている。
【0013】
さらにまた、特開平5−288403号公報では、マイクロ波アプリケータ内に、メッシュ状のマイクロ波吸収体を有する注水口と取水口を取付け、マイクロ波吸収体中を流れる水に対してマイクロ波を照射する電気温水器が提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
前記各刊行物に記載された電気温水器や瞬間湯沸器は、いずれもマイクロ波を一時的に貯留した液体、乃至は連続的に流れる流体、特に水に照射し、水の分子の摩擦熱によって流体を加熱沸騰させるという技術思想において共通しているが、発明者の調査によれば、未だ家庭で使用することのできるマイクロ波を使用した瞬間湯沸器は販売され、使用されている事実がない。
【0015】
そこで、この発明の発明者等は、これら刊行物に記載のマイクロ波を使用した瞬間湯沸かし器について鋭意研究の結果、マイクロ波を使用した瞬間湯沸器や温水器が実用化されないのは、マイクロ波の照射によっても十分な温度の温水が得られないという事実を突き止めた。
【0016】
すなわち、実用段階で必要な温水量を供給するには、装置に配管するパイプの径を太くする必要があるが、パイプの径を大きくするとパイプ内を流通する流体の量が多く、しかもその流速があるため、十分な加熱ができない。
【0017】
また、加熱温度を上げるには、マイクロ波を照射する装置自体を大型化し、加熱能力を向上させることが必要であるが、装置を大型化すると設置に場所を占めるとともに、一般家庭用電源(A.C.100V)の電圧では使用できず、稼働の際に騒音の発生が懸念され、マイクロ波の漏れ(電波漏れ)も生じ易く、ランニングコストも大幅に増加するなど解決すべき多くの課題を残している。
【0018】
この発明はかかる解決すべき課題に鑑み、さらなる研究の結果、水に照射されたマイクロ波は、水に浸透し、吸収され熱に変換され減衰し、水の内部に至るにしたがって弱くなって水の加熱に寄与しなくなるという事実を発見した。
【0019】
すなわち、水に対して加熱できる深さの電力半減深度、換言すると、マイクロ波電力密度が1/2になるまでの深さ、がおよそ10mm、流水の場合には、前記の電力半減深度がさらに1/3位まで減少することを見出し、この発明を完成させたものである。
【0020】
この発明の目的は、パイプ内を流れる水をマイクロ波で加熱し、実用化に耐える流量と温度を有する温水を連続的に供給することのできる瞬間湯沸かし器を提供せんとするものである。
【0021】
この発明の他の目的は、流体が流れるパイプの長さを可及的に短くし、効果的に湯温を上げることのできる瞬間湯沸かし器を提供することにある。
【0022】
この発明のさらに他の目的は、マイクロ波を照射するマイクロ波発振器が発する熱を効果的に使用することによって流水の温度を事前に昇温させ、消費電力を削減することのできる瞬間湯沸かし器を提供することにある。
【0023】
この発明のさらに他の目的は、マイクロ波発振器を水冷式とし、装置全体を完全密封型とすることによって、騒音の発生がなく、設置場所を選ばず、装置内部への埃の侵入を防止し、コンデンサーやトランス、マグネトロンや内部への埃の付着をなくし、埃に起因する漏電を防止することのできる瞬間湯沸かし器を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、この発明の請求項1に記載の発明は、
中空のボックス内に、楕円形又は扁平な長方形状の送水パイプを配置するとともに、
この送水パイプを挟んで、送水パイプの直径以下の長さを有するスリットの複数を、長手方向に沿って所要間隔で形成した一対のマイクロ波の照射部を、前記スリットが送水パイプと直交するようにして相対させて配置し、
前記スリットから照射されるマイクロ波によって、前記送水パイプを通過する流体の半分づつを同時に加熱するよう構成したこと
を特徴とする瞬間湯沸かし器である。
【0025】
より具体的には、請求項2に記載するように、
金属材料からなる横長中空ボックスの一方側の上面部に、所要の幅の開口部を形成してマイクロ波の発射口とし、
この中空ボックス内を縦の隔壁によって、前記発射口の上下部を除き2分割するとともに、一方側の空間を、長手方向に直交する状態で複数のスリットを所要の間隔で配した、上下2枚の隔壁によって横方向に3分割し、
上方の隔壁上に形成された空間を第1の照射部とし、
下方の隔壁下に形成され、かつ他方側の空間と下方において連通する空間を、第2の照射部とし、
上下2枚の隔壁間に形成された空間の中央部に、直径が5〜20mm以内の送水パイプもしくは楕円形又は偏平な長方形状の送水パイプを配置し、
前記中空ボックス上に設けたマイクロ波発振器からのマイクロ波を、前記発射口から中空ボックス内に発射し、
前記各照射部のスリットからマイクロ波を、送水パイプの上下部にそれぞれ照射するよう構成したこと
を特徴とする瞬間湯沸かし器である。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係る瞬間湯沸かし器の好ましい実施の形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明するが、その構成は図示された構成にのみ限定されるものではない。
【0027】
図1は、この発明に係る瞬間湯沸かし器の一例を示す概略説明図である。
この瞬間湯沸器1は、水道などの給水口(図示せず)と連通する送水パイプ2と、この送水パイプ2内を通過する水を加熱するため、送水パイプ2を中心として相対するよう配置された第1及び第2のマイクロ波の照射部4,5と、前記マイクロ波を発振するためのマイクロ波発振器6と、このマイクロ波発振器6の出力を制御する高圧トランス7と、前記送水パイプ2の吐出口3の近傍に設けられた温度検出スイッチ8と連動し、前記高圧トランスの出力を制御するコントローラ9とから構成されている。
【0028】
前記マイクロ波を照射するための、第1及び第2の照射部4,5は、図2及び図3から明らかなように、アルミニウム又はステンレスなどの金属材料からなる、横長矩形状の中空ボックス10の、上面部10aの一方の短辺側に、所要の幅の開口部を形成してマイクロ波の発射口10b(図1参照)とする。
そして、この中空ボックス10内を隔壁11によって、前記発射口10bの位置する上下部を除き縦方向に2分割し、分割された一方の空間を、さらに、上下2枚の隔壁12,13によって横方向に3分割し、隔壁12によって区画された上部の空間を、第1の照射部4とし、隔壁13によって区画された下部の空間を、第2の照射部5とする。
ついで、隔壁12,13間に形成される空間内に送水パイプ2を、短辺側の一方の側面10dから他方の側面10eに貫通する状態で配置する。
なお、前記第2の照射部5は、隔壁11によって区画された、中空ボックス10の他の空間10cと連通している。
【0029】
前記第1の照射部4を形成する隔壁12には、図3に示すように、長手方向と直交する状態で、複数のスリット12a,12a・・・が所要の間隔を存して形成されている。
一方、第2の照射部5を形成する隔壁13にも、同様に複数のスリット13a,13a・・・・が所要の間隔を存して形成され、マイクロ発振器6から照射されたマイクロ波が、これらスリット12a,13aから前記送水パイプ2に向けて、照射されるよう構成されている。
【0030】
また、前記隔壁12,13間に形成される空間に配置される送水パイプ2は、図2から明らかなように、その中心部が、前記隔壁12と13のほぼ中央に位置するよう配置し、第1及び第2の照射部4,5から照射されるマイクロ波によって、送水パイプ2の上半分と下半分を、それぞれ180度ずつを同時に加熱するよう構成される。
【0031】
なお、前記第1の照射部4と、第2の照射部5との距離(間隔)は、可能な限り短くすることが望ましく、その距離が短いほど、効率的にマイクロ波が送水パイプ2に照射され、送水パイプ2内を流れる水を加熱することができる。
【0032】
前記マイクロ波発振器6は、その照射口が、前記中空ボックス10の上面部10aに形成された開口部10bに位置するようにして、中空ボックス10上に設けられるもので、マイクロ波発振器6から発射されたマイクロ波は、その一部が隔壁11によって第1の照射部4に至り、底部の隔壁12に形成されたスリット12a,12a・・・から、また、他の一部は、空間10cを経て第2の照射部5に至り、上部の隔壁13に形成されたスリット13a,13a・・・から、送水パイプ2を照射する。
【0033】
その際、第1の照射部5は、マイクロ発振器6からのマイクロ波が上方から照射されるため、隔壁11と隔壁12との接する部位が直角に形成されていると、そのコーナー部が隘路となって、マイクロ波がスリット12aから効果的に送水パイプ2に照射されにくくなるので、隔壁11と隔壁12の接する部位に、マイクロ波が内側に集まるようガイド部14を形成すれば、マイクロ発振器6から発振れたマイクロ波がガイド部14によって強制的にスリット12a側に送られ、マイクロ波を効率的に送水パイプ2に向けて照射させることができる。
【0034】
同様に、空間10cの底面部にガイド板15を、角度45度で設けることによって、第2の照射部5にマイクロ波を効率的に送ることができるので、図3に示すように、中空ボックス10内の必要な部位にガイド板15aを設けることが好ましい。
なお、前記ガイド部14は、ガイド板を45度の角度で第1の照射部4の、隔壁11側の底面部(実質的に隔壁12)に配置してもよい。
【0035】
さらに、送水パイプ2へのマイクロ波の照射効率を上げるため、第1の照射部4及び第2の照射部5内に、内部が空洞のブロック体16,17を配置し、このブロック体16,17によってチャンネル状の通路を形成すれば、前記スリット12a,13aに強電界が生じ、ブロック体16,17がない場合に比較し、マイクロ波による照射効率を50〜100倍程度強くできる。
【0036】
この強電界を通過した水は、水の分子集団(クラスター)が小さくなって、水に含まれる塩素の除去をはじめ、水中の雑菌を死滅させ、水質を変化させ、シンクなどへのスケール(水垢)の付着を防止し、付着したスケールを溶解流失させるなど、界面活性効果あがり、市販の浄水器などを使用することなく、簡単に飲用やシャワーなどに適した水を得ることができる。
【0037】
さらにまた、前記第1の照射部4,第2の照射部5の内部に反射板を設けることによって、又は中空ボックス10自体を、アルミニウムなどマイクロ波を反射させる材質で形成することによって、反射板から反射してくるマイクロ波が中心部で交差、衝突し、ランナウエイ加熱の効果に似た現象が発生し、送水パイプ2の中心部の温度を効果的に高めることができる。
【0038】
中空ボックス10内に配置される送水パイプ2の材質は、テフロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなど損失係数(比誘電率・誘電体損失角)の小さいものを使用する。
【0039】
この送水パイプ2は、流量を多くしようとすれば、パイプの径は必然的に大きくならざるを得ないが、水に照射されたマイクロ波は水に浸透し、吸収され熱に変わって減衰し、水の内部に行くほど弱くなって水の加熱に寄与しなくなる。
したがって、径の大きなパイプを使用した場合、パイプの内周面に近い部分を流れる水は比較的高温に加熱されるものの、中心部を流れる水はマイクロ波の影響をほとんど受けないため、出口にはぬるま湯しかでてこなくなる。
【0040】
そのため、発明者らは鋭意研究の結果、送水パイプ2の直径を5〜20mmの範囲内に設定することによって、送水パイプ2内を連続的に流れる流水を最も効率的に加熱できることを知見したので、使用する送水パイプ2の径を、5〜20mm以内とすることが最も好ましい。
【0041】
なお、この場合、断面が円形の送水パイプを使用するよりも、マイクロ波が照射される部位の送水パイプの形状を楕円形状、又は偏平な長方形状とすることによって、送水パイプ内を流れる水の流量を円形のものよりも多くでき、かつマイクロ波を送水パイプの中心部にまで照射することができるので、より熱いお湯を供給することができる。
【0042】
その際、第1の照射部4及び第2の照射部5の互いに対向する面に形成するスリット12a,13aは、各スリット12a,13aの長さを使用する送水パイプ2の直径、楕円形の送水パイプにあっては、その長軸、以内とすることによって、マイクロ波を効率的に送水パイプ2に照射することができる。
【0043】
マイクロ波発振器6には、マイクロ波の発振によって高温となる、マグネトロンや高圧トランスを冷却する方法として、水冷式と空冷式のものが存在する。空冷式のものは、放熱のためにハウジングに放熱部を形成するため、室内が騒音に曝され、埃がハウジング内に吸い込まれマイクロ波発振器などに付着して機器に影響を与えるおそれがあり、電波が外部に漏れだし、人体に不測の影響を与えるおそれもあるので、水冷式を採用することが好ましい。
【0044】
この発明においては、水冷式のマイクロ波発振器6を使用するに際し、図1に示すように、マイクロ波発振器6及び高圧トランス7に送水パイプ2の一部を巻き付け、マイクロ波発振器6及び高圧トランス7から発する熱エネルギーによって、送水パイプ2内を流れる水を一時的に予備加熱し、水の取水温度を上げ、これによって消費電力の削減と、エネルギー効率の向上を図っている。
【0045】
同時に、マイクロ波発振器6を水冷式とすることによって、装置本体を収容するシールド材からなるハウジング18を完全密閉型とすることができ、マイクロ波の漏洩を完全に防止でき、冷却ファンを必要としないので、騒音を0とすることができる。
【0046】
また、空冷式の場合においては、ハウジングに空気の取入口と、排出口の最低2ヵ所の開口部を設け、前記排出口を介して約30〜80℃の温風を外部に排出するので、設置場所が限定され、取付けの自由度がきわめて少なく、状況によっては異常加熱による装置の一時停止を招くおそれもあるが、水冷式を採用することによってかかる問題はすべて消失し、完全密閉型とすることできるため、ハウジング内への埃の侵入がなく、埃に起因する漏電のおそれもない。
【0047】
なお、送水パイプ2の吐出口3の近傍に設けられた温度検出スイッチ8は、吐出口3から送り出される温水の温度を自動的に検知し、コントローラ9にその情報を送るため、コントローラ9によって所望の温度を設定するだけで、高圧トランス7の出力を自動的に変更し、流量を一定に保ちながら、所定の温度の温水を得ることができる。
【0048】
【実施例】
以下、この発明の瞬間湯沸かし器の実施例について述べる。
<実施例1>
図2に示す瞬間湯沸器において、三菱電機製の電源100V、マイクロ波最大出力500W、消費電力950Wのマイクロ波発振器6と、高圧トランス7の部品を水冷式に加工し、直径8mmの円形パイプを送水パイプ2とする。
この送水パイプ2に4リットル/分の流量で、水道管から流れ出る水温約10℃の水を流しながら、第1の照射部4と第2の照射部5の各スリット12a,13aを介して、送水パイプ2の上下両方向から、2450MHzのマイクロ波を照射したところ、吐出口3において温度約55℃の温水を得た。
さらに、パイプの形状を円形から、パイプ内面積を同等にし、直径を4cm(1/2)にした楕円形のパイプに変更したところ、水への加熱効率が上昇し、約13%程の上昇が確認できた。
これにより、吐出口3において、温度62℃の温水を得た。なお、図2の中空ボックス内において、マイクロ波の照射を受ける送水パイプの長さは500mmである。
【0049】
<実施例2>
図4の瞬間湯沸器において、日立製作所製の電源単相200V、マイクロ波最大出力1500Wのマイクロ波発振器6と、高圧トランス7の部品を水冷式に加工し、直径20mmの円形パイプを送水パイプ2とした。
この送水パイプ2に、12リットル/分の流量で水道管から流れ出る水温約10℃の水を流し、第1の照射部4と第2の照射部5の各スリット12a,13aを介して、送水パイプ2の上下両方向から2450MHzのマイクロ波を照射したところ、吐出口3において温度約80℃の温水を得た。
さらに、パイプの形状を円形から、パイプ内面積を同等にし、直径を10cm(1/2)にした楕円形のパイプに変更したところ、水への加熱効率が上昇し、約15%程の上昇が確認できた。
これにより、吐出口3において温度92℃の温水を得た。なお、図の中空ボックス内において、マイクロ波の照射を受ける送水パイプの長さは500mmである。
【0050】
この発明の瞬間湯沸かし器は、小型化を図り、高圧トランスやマイクロ波発振器を作動させるための電源を、野外で使用することのできる発電機とし、河川や湖沼の水を送水パイプの一端に適宜手段で供給し、送水パイプの吐出口をシャワー部材に変更することによって、野外用の簡易シャワーとすることもできる。
また、送水パイプの径は、電源を変更することで、工業用の温水を得るための加熱装置としても使用できる。
【0051】
【発明の効果】
この発明の瞬間湯沸かし器は、流体が連続的に流れる送水パイプを、送水パイプを挟んで相対する位置に配置した照射部からそれぞれマイクロ波を照射し、送水パイプ中を通過する流体を、半分ずつを同時に誘電加熱するよう構成したので、効率的に流水を加熱することができ、送水パイプの長さを可能な限り短くでき、作動中に騒音の発生がなく、流水中に含まれる菌類をほとんど死滅させることができるなど、瞬間湯沸器として最良のものを得ることができる。
【0052】
特に、この発明においては、送水パイプとして、楕円形又は扁平なものを使用し、送水パイプ内を流れる流量を多くし、かつマイクロ波をパイプの中心部にまで照射できる。また、この送水パイプにマイクロ波を照射するに際し、前記送水パイプの直径以下の長さとしたスリットを介して照射するので、マイクロ波を効率的に送水パイプに照射することができる。
【0053】
さらに、この発明においては、送水パイプを挟んで相対させてマイクロ波の照射部を配置させ、各照射部で送水パイプの半分づつを同時にマイクロ波で加熱するので、送水パイプ中の流水が効率的に加熱され、出口からは一定温度の温水を供給することができるなど実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る瞬間湯沸かし器の一例を示す概略説明図である。
【図2】図1における瞬間湯沸器の要部の断面図である。
【図3】図1における瞬間湯沸器の要部の斜視図である。
【図4】図1における瞬間湯沸器の、他の例の要部断面図である。
【符号の説明】
1 瞬間湯沸器
2 送水パイプ
3 吐出口
4 第1の照射部
5 第2の照射部
6 マイクロ波発振器
7 高圧トランス
8 温度検出スイッチ
9 コントローラ
10 中空ボックス
10a 中空ボックスの上面部
10b マイクロ波の発射口
10c 空間
10d,10e 中空ボックスの側面
11 縦の隔壁
12,13 横の隔壁
12a,13a スリット
14 ガイド部
15,15a ガイド板
16,17 ブロック体
18 ハウジング

Claims (8)

  1. 中空のボックス内に、楕円形又は扁平な長方形状の送水パイプを配置するとともに、
    この送水パイプを挟んで、送水パイプの直径以下の長さを有するスリットの複数を、長手方向に沿って所要間隔で形成した一対のマイクロ波の照射部を、前記スリットが送水パイプと直交するようにして相対させて配置し、
    前記スリットから照射されるマイクロ波によって、前記送水パイプを通過する流体の半分づつを同時に加熱するよう構成したこと
    を特徴とする瞬間湯沸かし器。
  2. 金属材料からなる横長中空ボックスの一方側の上面部に、所要の幅の開口部を形成してマイクロ波の発射口とし、
    この中空ボックス内を縦の隔壁によって、前記発射口の上下部を除き2分割するとともに、一方側の空間を、長手方向に直交する状態で複数のスリットを所要の間隔で配した、上下2枚の隔壁によって横方向に3分割し、
    上方の隔壁上に形成された空間を第1の照射部とし、
    下方の隔壁下に形成され、かつ他方側の空間と下方において連通する空間を、第2の照射部とし、
    上下2枚の隔壁間に形成された空間の中央部に、直径が5〜20mm以内の送水パイプもしくは楕円形又は偏平な長方形状の送水パイプを配置し、
    前記中空ボックス上に設けたマイクロ波発振器からのマイクロ波を、前記発射口から中空ボックス内に発射し、
    前記各照射部のスリットからマイクロ波を、送水パイプの上下部にそれぞれ照射するよう構成したこと
    を特徴とする瞬間湯沸かし器
  3. 前記中空ボックス内に形成された各照射部が、
    その内側にブロック体を配置してチャンネル状の通路を形成し、前記各スリットに対して強電界が生ずるよう構成したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の瞬間湯沸かし器
  4. 前記マイクロ波発振器が、
    水冷式であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の瞬間湯沸かし器
  5. 前記マイクロ波発振器が、
    水冷式であって、その外周部に送水パイプの一部を巻き付け、加熱せんとする流体を予備加熱するよう構成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の瞬間湯沸かし器
  6. 前記中空ボックスが、
    第1の照射部を形成するに際し、第1の照射部を形成する縦の隔壁と横の隔壁の接する部位に、マイクロ波が集まるようガイド部を形成したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の瞬間湯沸かし器
  7. 前記中空ボックスが、
    前記ガイド部以外に、横方向に配置された各隔壁のスリットに向かって、マイクロ波を収束するよう、ガイド板を配置したこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の瞬間湯沸かし器
  8. 前記ガイド板が、
    45度の角度で中空ボックス内に配置されること
    を特徴とする請求項7に記載の瞬間湯沸かし器
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