JP2023023517A - 液冷ジャケット、および冷却装置 - Google Patents

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雅昭 花野
Masaaki Hanano
浩二 村上
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Abstract

【課題】冷却性能を向上させる液冷ジャケットを提供する。【解決手段】冷媒Wが流れる方向に沿う方向を第1方向とし、第1方向に直交する方向を第2方向とし、第1方向及び第2方向に直交する方向を第3方向としたとき、液冷ジャケット2は、第2方向に幅を有する流路であり、かつ、第3方向一方側に放熱部材3を配置可能な冷媒流路20を有する。冷媒流路は、幅狭流路部を含む。下流側を第1方向一方側X1とし、上流側を第1方向他方側X2としたとき、幅狭流路部の第2方向の幅は、幅狭流路部に対して第1方向一方側における流路の第2方向の幅及び幅狭流路部に対して第1方向他方側における流路の第2方向の幅よりも狭い。【選択図】図2

Description

本発明は、液冷ジャケットに関する。
従来、水冷に用いられるウォータージャケットが知られている。ウォータージャケットには、放熱部材が収容される。ウォータージャケット内部が冷却水の流路となり、発熱体は放熱部材を介して水冷される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-220382号公報
ここで、ウォータージャケットによる冷却性能のさらなる向上が昨今、望まれている。
上記状況に鑑み、本開示は、冷却性能を向上させることが可能となる液冷ジャケットを提供することを目的とする。
本開示の例示的な液冷ジャケットは、冷媒が流れる方向に沿う方向を第1方向とし、第1方向に直交する方向を第2方向とし、第1方向および第2方向に直交する方向を第3方向として、第2方向に幅を有する流路であり、かつ第3方向一方側に放熱部材を配置可能な冷媒流路を有する。前記冷媒流路は、幅狭流路部を含む。下流側を第1方向一方側とし、上流側を第1方向他方側として、前記幅狭流路部の第2方向の幅は、前記幅狭流路部に対して第1方向一方側における流路の第2方向の幅、および前記幅狭流路部に対して第1方向他方側における流路の第2方向の幅よりも狭い。
本開示の例示的な液冷ジャケットによれば、冷却性能を向上させることが可能となる。
図1は、第1実施形態に係る冷却装置の分解斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る冷却装置の平面図と側面断面図である。 図3は、第1実施形態に係る冷却装置の平面図である。 図4は、流路形成部の一変形例を示す平面図である。 図5は、流路形成部の一変形例を示す平面図である。 図6は、流路形成部の一変形例を示す平面図である。 図7は、第2実施形態に係る冷却装置の平面図である。 図8は、第3実施形態に係る冷却装置の側面断面図である。 図9は、第4実施形態に係る冷却装置の平面図である。 図10は、第5実施形態に係る冷却装置の平面図と側面断面図である。
以下に、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、図面においては、第1方向をX方向として、X1を第1方向一方側、X2を第1方向他方側として示す。第1方向は、冷媒Wが流れる方向Fに沿う方向であり、下流側をF1、上流側をF2として示す。下流側F1が第1方向一方側、上流側F2が第1方向他方側である。また、第1方向に直交する第2方向をY方向として、Y1を第2方向一方側、Y2を第2方向他方側として示す。また、第1方向および第2方向に直交する第3方向をZ方向として、Z1を第3方向一方側、Z2を第3方向他方側として示す。なお、上記直交とは、90度から若干ずれた角度での交差も含む。また、上記の各方向は、冷却装置1を各種機器に組み込んだときの方向を限定しない。
<1.第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る冷却装置1の分解斜視図である。図2は、第1実施形態に係る冷却装置1の第3方向一方側から視た平面図(上段)と、I-I側面断面図(下段)である。図2に示すように、I-I線は、冷却装置1の第2方向中心位置を通る中心線である。
冷却装置1は、液冷ジャケット2と、放熱部材3と、を有する。冷却装置1は、複数の発熱体4A,4B,4C,4Dを冷媒Wにより冷却する装置である。冷媒Wは、水などの液体である。すなわち、冷却装置1は、水冷などの液冷を行う。なお、発熱体は、4つ以外の複数であってもよいし、単数であってもよい。
液冷ジャケット2は、第1方向、第2方向、および第3方向に延びる各辺を有する直方体状である。液冷ジャケット2は、例えばアルミニウムなどの金属によるダイキャスト品である。液冷ジャケット2は、冷媒Wを流すための流路を内部に有する。
具体的には、液冷ジャケット2は、冷媒流路20と、入口流路204と、出口流路205と、を有する。入口流路204は、液冷ジャケット2の第1方向他方側端部に配置され、第1方向に延びる円柱状である。
冷媒流路20は、第1流路201と、第2流路202と、第3流路203と、を有する。第1流路201は、第2方向に幅を有し、第1方向一方側かつ第3方向一方側に傾斜する。第1流路201の第1方向他方側端部は、入口流路204の第1方向一方側端部に連接される。第2流路202は、第2方向に幅を有し、第1方向に延びる。第2流路202の第1方向他方側端部は、第1流路201の第1方向一方側端部に連接される。第3流路203は、第2方向に幅を有し、第1方向一方側かつ第3方向他方側に傾斜する。第2流路202の第1方向一方側端部は、第3流路203の第1方向他方側端部に連接される。
出口流路205は、液冷ジャケット2の第1方向一方側端部に配置され、第1方向に延びる円柱状である。第3流路203の第1方向一方側端部は、出口流路205の第1方向他方側端部に連接される。
これにより、入口流路204に流入した冷媒Wは、第1流路201に流入して第1流路201内を第1方向一方側かつ第3方向一方側へ流れ、第2流路202に流入して第2流路202内を第1方向一方側へ流れ、第3流路203に流入して第3流路203内を第1方向一方側かつ第3方向他方側へ流れ、出口流路205に流入して液冷ジャケット2の外部へ排出される。
ここで、放熱部材3は、第1方向、第2方向、および第3方向に延びる各辺を有する直方体状の平板であり、第3方向に厚みを有する。放熱部材3は、例えば銅プレートである。放熱部材3を液冷ジャケット2に取り付けていない状態では、第1流路201、第2流路202、および第3流路203のそれぞれの第3方向一方側は、外部に露出している。放熱部材3は、第1流路201、第2流路202、および第3流路203の第3方向一方側に配置することで液冷ジャケット2に取り付けられる。これにより、第1流路201、第2流路202、および第3流路203のそれぞれの第3方向一方側は、外部に露出しなくなる。
すなわち、液冷ジャケット2は、第2方向に幅を有する流路であり、かつ第3方向一方側に放熱部材3を配置可能な冷媒流路20を有する。
発熱体4A,4B,4C,4Dは、この順に第1方向一方側へ並んで配置される。発熱体4A,4B,4C,4Dは、放熱部材3の第3方向一方側面3Aに直接的あるいは間接的に接触する。発熱体4A,4B,4C,4Dから発生した熱が放熱部材3を介して第2流路202を流れる冷媒Wに伝達されることで、発熱体4A,4B,4C,4Dの冷却が行われる。
液冷ジャケット2は、複数の流路形成部21A,21B,21C,21Dを有する。流路形成部の個数は、発熱体4A,4B,4C,4Dの個数にあわせて4つとしている。なお、流路形成部の個数は、4つ以外の複数であってもよいし、単数であってもよい。
第2流路202の第2方向一方側には、第1方向および第3方向に広がる壁部W1が設けられる。第2流路202の第2方向他方側には、第1方向および第3方向に広がる壁部W2が設けられる。
流路形成部21A,21Cは、壁部W1から第2流路202の第2方向中心側に向かって柱状に突出する。流路形成部21A,21Cは、第3方向に視て第1方向一方側かつ上記第2方向中心側に突出する。
流路形成部21B,21Dは、壁部W2から上記第2方向中心側に向かって柱状に突出する。流路形成部21B,21Dは、第3方向に視て第1方向一方側かつ上記第2方向中心側に突出する。
流路形成部21A,21B,21C,21Dは、それぞれ第3方向に視て平行四辺形の四角柱である。流路形成部21A,21B,21C,21Dは、第2流路202の第3方向他方側に配置される底面部BTから放熱部材3の第3方向他方側面3Bにかけて配置される。
図3は、図2に示す冷却装置1の平面図と同様の図である。図3に示すように、流路形成部21Aと壁部W2との間に幅狭流路部202Aが配置される。流路形成部21Bと壁部W1との間に幅狭流路部202Bが配置される。流路形成部21Cと壁部W2との間に幅狭流路部202Cが配置される。流路形成部21Dと壁部W1との間に幅狭流路部202Dが配置される。
図3に示すように、幅狭流路部202Aにおける第2方向の任意の幅Waは、幅狭流路部202Aに対して第1方向一方側の流路の第2方向の幅Wcよりも狭く、かつ幅狭流路部202Aに対して第1方向他方側の流路の第2方向の幅Wbよりも狭い。幅狭流路部202B,202C,202Dについても同様である。
すなわち、冷媒流路20は、幅狭流路部202A,202B,202C,202D(以下、202A等)を含む。幅狭流路部202A等の第2方向の幅は、幅狭流路部202A等に対して第1方向一方側における流路の第2方向の幅、および幅狭流路部202A等に対して第1方向他方側における流路の第2方向の幅よりも狭い。
幅狭流路部202A,202B,202C,202Dにより冷媒Wの流速を速めることで乱流が発生しやすくなり、発熱体4A,4B,4C,4D(以下、4A等)を冷却する冷却性能を向上させることができる。
また、先述したように、液冷ジャケット2は、幅狭流路部202A等の第2方向一方側と第2方向他方側の少なくとも一方に配置される流路形成部21A,21B,21C,21D(以下、21A等)を有する。流路形成部21A等により幅狭流路部202A等を形成し、発熱体4A等を冷却する冷却性能を向上させることができる。
また、液冷ジャケット2は、冷媒流路20の第2方向両側に配置される壁部W1,W2を有する。流路形成部21A等は、少なくとも一方の壁部W1,W2から冷媒流路20の第2方向中心側に向かって突出する。流路形成部21A等を壁部W1,W2から突出する凸部として構成することで、乱流の強度が向上し、冷却性能を向上させることができる。なお、乱流強度=速度変動成分/平均流の代表速度である。また、冷媒Wの流れによる負荷に対する流路形成部21A等の強度を向上させることもできる。
また、図2に示すように、第3方向に視て、流路形成部21A等における壁部W1,W2と反対側の先端部21AT等は、発熱体4A等と重なる。これにより、幅狭流路部202A等の第2方向の幅をより狭くすることで、発熱体4A等が配置される箇所における冷媒Wの流速をより速めることができる。
さらに、図2に示すように、例えば、流路形成部21Bは、壁部W2における流路形成部21Aと対向する箇所から第1方向一方側にずれた位置に配置される。すなわち、液冷ジャケット2は、壁部W2において流路形成部21Aと第2方向に対向する箇所から第1方向にずれた位置から第2方向に突出する凸部21Bを有する。第3方向に視て、凸部21Bにおける壁部W2と反対側の先端部21BTは、発熱体4Aと第1方向にずれて配置される発熱体4Bと重なる。流路形成部21Aと凸部21Bのそれぞれにより、第2方向にずれて配置されるそれぞれの発熱体4A,4Bに冷媒Wを導くことができる。
また、流路形成部21A等は、第3方向に視て、第1方向一方側、かつ冷媒流路20の第2方向中心側に傾斜する傾斜面21AS等を第1方向他方側に有する。冷媒Wが傾斜面21AS等に沿って流れることで、圧力損失を低減させることができる。
また、図3に示すように、幅狭流路部202A等の少なくとも一部は、発熱体4A等と重なる。発熱体の配置箇所において冷媒Wの流速を速め、発熱体4A等を冷却する冷却性能を向上させることができる。
また、図3に示すように、第1流路201の第1方向他方側端部の第2方向の幅Winは、幅狭流路部202A等の第2方向の幅Waよりも広く、かつ、第3流路203の第1方向一方側端部の第2方向の幅Woutは、幅狭流路部202A等の第2方向の幅Waよりも広い。すなわち、冷媒流路20の第1方向一方側端部の第2方向幅Wout、および冷媒流路20の第1方向他方側端部の第2方向幅Winは、幅狭流路部202A等の第2方向の幅よりも広い。冷媒流路20の入口および出口の第2方向の幅を広くすることで、上記入口および出口における圧力損失を低減させることができる。
また、図2に示すように、第1流路201の第1方向他方側端部の第3方向の幅WINは、第2流路202の第3方向の幅W202よりも広く、かつ、第3流路203の第1方向一方側端部の第3方向の幅WOUTは、第2流路202の第3方向の幅W202よりも広い。すなわち、冷媒流路20の第1方向一方側端部の第3方向幅WOUT、および冷媒流路20の第1方向他方側端部の第3方向幅WINは、幅狭流路部202A等を含む流路202の第3方向幅W202よりも広い。冷媒流路20の入口および出口の第3方向の幅を広くすることで、上記入口および出口における圧力損失を低減させることができる。
また、本実施形態に係る冷却装置1は、液冷ジャケット2と、冷媒流路20の第3方向一方側に配置され、かつ第1方向および第2方向に広がって第3方向に厚みを有する平板状の放熱部材3と、を有する。これにより、放熱部材にピンフィンなどのフィンを設けることなくコストを低減しつつ、幅狭流路部202A等によって冷却性能を向上させることができる。
なお、流路形成部21A等は、図2に示す形状に限ることはなく、以下のようにしてもよい。例えば、図4に示すように、流路形成部21Aは、第3方向に視て三角形とした凸部としてもよい。この場合、図4に示すように、流路形成部21Aにおける第1方向他方側の傾斜面21ASを設けることができる。
また例えば、図5に示すように、流路形成部21Aは、第3方向に視て半円とした凸部としてもよい。この場合、冷媒Wが第1方向他方側の円弧面に沿って流れることで、圧力損失を低減させることができる。
また、図6に示すように、壁部W1から冷媒流路20の第2方向中心側に突出する流路形成部21Aと、壁部W2から上記第2方向中心側に突出する流路形成部21Bと、を設けて、流路形成部21Aと流路形成部21Bが第2方向に対向するようにしてもよい。なお、図6では、一例として、流路形成部21A,21Bは、第3方向に視て台形状の凸部としている。流路形成部21Aと流路形成部21Bとの間に幅狭流路部202Aが配置される。すなわち、流路形成部21A,21Bは、第2方向両側の壁部W1,W2から冷媒流路20の第2方向中心側に向かって突出する。これにより、幅狭流路部202Aの第2方向の幅をより狭くし、冷媒Wの流速をより速めることができる。
<2.第2実施形態>
図7は、第2実施形態に係る冷却装置1の平面図である。図7に示す液冷ジャケット2は、流路形成部22A,22B,22C,22D(以下、22A等)を有する。流路形成部22A等は、一例として、第3方向に視て三角形に構成される。流路形成部22A等は、壁部W1,W2から離れて配置される。流路形成部22A,22Cと、壁部W2との間に幅狭流路部202A,202Cが配置される。。流路形成部22B,22Dと、壁部W1との間に幅狭流路部202B,202Dが配置される。従って、流路形成部は、必ずしも壁部W1,W2から突出する凸部として構成しなくてもよい。
なお、壁部W1,W2から離れて配置される流路形成部を第2方向に対向して配置してもよい。
<3.第3実施形態>
図8は、第3実施形態に係る冷却装置1の側面断面図である。図8に示す液冷ジャケット2は、流路形成部23A,23B,23C,23D(以下、23A等)を有する。なお、図8に示す冷却装置1を第3方向から視た状態は、図2に示す平面図と同様である。本実施形態に係る流路形成部23A,23B,23C,23Dは、それぞれ図2に示す平面図における流路形成部21A,21B,21C,21Dに相当する。図8では、側面断面の図示のため、流路形成部23A,23Cは図示されていない。すなわち、流路形成部23A等は、壁部W1,W2から突出する。本実施形態では、図8に示すように、流路形成部23A等の第3方向一方側面と放熱部材3の第3方向他方側面3Bとの間には、隙間SA,SB,SC,SD(以下、SA等)が配置される。
隙間SA等では第3方向の幅が狭くなるため、隙間SA等を流れる冷媒Wの流速が速くなり、乱流を発生させやすくなる。なお、流路形成部23A等の第3方向他方側面と底面部BTとの間に隙間を設けてもよい。
すなわち、流路形成部23A等と、冷媒流路20の第3方向一方側端面と第3方向他方側端面の少なくとも一方との間には、隙間SA等が配置される。このような隙間SA等により、冷媒Wの流速を速めて乱流が発生しやすくなり、冷却性能を向上させることができる。
<4.第4実施形態>
図9は、第4実施形態に係る冷却装置1の平面図である。図9に示す液冷ジャケット2においては、第2流路202は、凹部24A,24B,24C,24D,24Eを有する。凹部24A,24B,24C,24D,24Eは、第2方向両側に凹む。幅狭流路部202Aの第1方向一方側に凹部24Bが配置され、第1方向他方側に凹部24Aが配置される。幅狭流路部202Bの第1方向一方側に凹部24Cが配置され、第1方向他方側に凹部24Bが配置される。幅狭流路部202Cの第1方向一方側に凹部24Dが配置され、第1方向他方側に凹部24Cが配置される。幅狭流路部202Dの第1方向一方側に凹部24Eが配置され、第1方向他方側に凹部24Dが配置される。
すなわち、冷媒流路20は、幅狭流路部202A等の第1方向一方側および第1方向他方側にそれぞれ配置され、かつ第2方向一方側と第2方向他方側の少なくとも一方に凹む凹部24A等を有する。このような凹部24A等により、幅狭流路部202A等よりも第2方向の幅が広い箇所を設けることで、圧力損失を低減させることができる。
<5.第5実施形態>
図10は、第5実施形態に係る冷却装置1の第3方向一方側から視た平面図(上段)と、I-I側面断面図(下段)である。
図10に示す液冷ジャケット2は、流路形成部25A,25B,25C,25Dを有する。流路形成部25A,25Bは、それぞれ壁部W1,W2から突出し、第2方向に対向する。流路形成部25C,25Dは、それぞれ壁部W1,W2から突出し、第2方向に対向する。流路形成部25Aと流路形成部25Bとの間には、幅狭流路部202Aが配置される。流路形成部25Cと流路形成部25Dとの間には、幅狭流路部202Bが配置される。
第3方向に視て、幅狭流路部202A,202Bは、それぞれ発熱体4A,4Bの第1方向他方側に配置される。また、放熱部材3は、平板部30と、ピンフィン31A,31Bを有する。ピンフィン31A,31Bは、平板部30の第3方向他方側面から第3方向他方側へ円柱状に突出する。ピンフィン31A,31Bは、第2流路202内に収容される。ピンフィン31A,31Bは、それぞれ第3方向に視て発熱体4A,4Bと重なる。
すなわち、本実施形態に係る冷却装置1は、第3方向に視て、幅狭流路部202A,202Bが発熱体4A,4Bの第1方向他方側に配置される液冷ジャケット2と、冷媒流路20の第3方向一方側に配置される放熱部材3と、を有する。放熱部材3は、第3方向に視て発熱体4A,4Bと重なる位置に冷媒流路20内に配置され、かつ第3方向に柱状に延びるピンフィン31A,31Bを有する。これにより、発熱体4A,4Bの上流側で幅狭流路部202A,202Bにより冷媒Wの流速を速めることで、幅狭流路部202A,202Bの下流側に位置するピンフィン31A,31Bで乱流を発生させやすくし、ピンフィン31A,31Bによる発熱体4A,4Bを冷却する冷却性能を向上させることができる。
<6.その他>
以上、本開示の実施形態を説明した。なお、本開示の範囲は上述の実施形態に限定されない。本開示は、発明の主旨を逸脱しない範囲で上述の実施形態に種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
例えば、放熱部材は、金属プレートに限らず、ベイパーチャンバーあるいはヒートパイプであってもよい。
本開示は、各種発熱体の冷却に利用することができる。
1 冷却装置
2 液冷ジャケット
3 放熱部材
3A 第3方向一方側面
3B 第3方向他方側面
4A,4B,4C,4D 発熱体
20 冷媒流路
21A,21B,21C,21D 流路形成部
22A,22B,22C,22D 流路形成部
23A,23B,23C,23D 流路形成部
24A,24B,24C,24D,24E 凹部
25A,25B,25C,25D 流路形成部
30 平板部
31A,31B ピンフィン
201 第1流路
202 第2流路
202A,202B,202C,202D 幅狭流路部
203 第3流路
204 入口流路
205 出口流路
BT 底面部
SA,SB,SC,SD 隙間
W 冷媒
W1,W2 壁部

Claims (14)

  1. 冷媒が流れる方向に沿う方向を第1方向とし、第1方向に直交する方向を第2方向とし、第1方向および第2方向に直交する方向を第3方向として、
    第2方向に幅を有する流路であり、かつ第3方向一方側に放熱部材を配置可能な冷媒流路を有し、
    前記冷媒流路は、幅狭流路部を含み、
    下流側を第1方向一方側とし、上流側を第1方向他方側として、
    前記幅狭流路部の第2方向の幅は、前記幅狭流路部に対して第1方向一方側における流路の第2方向の幅、および前記幅狭流路部に対して第1方向他方側における流路の第2方向の幅よりも狭い、液冷ジャケット。
  2. 前記幅狭流路部の第2方向一方側と第2方向他方側の少なくとも一方に配置される流路形成部を有する、請求項1に記載の液冷ジャケット。
  3. 前記冷媒流路の第2方向両側に配置される壁部を有し、
    前記流路形成部は、少なくとも一方の前記壁部から前記冷媒流路の第2方向中心側に向かって突出する、請求項2に記載の液冷ジャケット。
  4. 第3方向に視て、前記流路形成部における前記壁部と反対側の先端部は、発熱体と重なる、請求項3に記載の液冷ジャケット。
  5. 前記壁部において前記流路形成部と第2方向に対向する箇所から第1方向にずれた位置から第2方向に突出する凸部を有し、
    第3方向に視て、前記凸部における前記壁部と反対側の先端部は、前記発熱体と第1方向にずれて配置される発熱体と重なる、請求項4に記載の液冷ジャケット。
  6. 前記流路形成部は、第2方向両側の前記壁部から前記冷媒流路の第2方向中心側に向かって突出する、請求項3または請求項4に記載の液冷ジャケット。
  7. 前記流路形成部は、第3方向に視て、第1方向一方側、かつ前記冷媒流路の第2方向中心側に傾斜する傾斜面を第1方向他方側に有する、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の液冷ジャケット。
  8. 前記流路形成部と、前記冷媒流路の第3方向一方側端面と第3方向他方側端面の少なくとも一方との間には、隙間が配置される、請求項2から請求項7のいずれか1項に記載の液冷ジャケット。
  9. 第3方向に視て、前記幅狭流路部の少なくとも一部は、発熱体と重なる、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の液冷ジャケット。
  10. 前記冷媒流路は、前記幅狭流路部の第1方向一方側および第1方向他方側にそれぞれ配置され、かつ第2方向一方側と第2方向他方側の少なくとも一方に凹む凹部を有する、請求項1に記載の液冷ジャケット。
  11. 前記冷媒流路の第1方向一方側端部の第2方向幅、および前記冷媒流路の第1方向他方側端部の第2方向幅は、前記幅狭流路部の第2方向の幅よりも広い、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の液冷ジャケット。
  12. 前記冷媒流路の第1方向一方側端部の第3方向幅、および前記冷媒流路の第1方向他方側端部の第3方向幅は、前記幅狭流路部を含む流路の第3方向幅よりも広い、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の液冷ジャケット。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の液冷ジャケットと、
    前記冷媒流路の第3方向一方側に配置され、かつ第1方向および第2方向に広がって第3方向に厚みを有する平板状の放熱部材と、
    を有する、冷却装置。
  14. 第3方向に視て、前記幅狭流路部が発熱体の第1方向他方側に配置される請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の液冷ジャケットと、
    前記冷媒流路の第3方向一方側に配置される放熱部材と、
    を有し、
    前記放熱部材は、第3方向に視て前記発熱体と重なる位置に前記冷媒流路内に配置され、かつ第3方向に柱状に延びるピンフィンを有する、冷却装置。
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