JP2023023384A - 白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法 - Google Patents

白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023023384A
JP2023023384A JP2021128871A JP2021128871A JP2023023384A JP 2023023384 A JP2023023384 A JP 2023023384A JP 2021128871 A JP2021128871 A JP 2021128871A JP 2021128871 A JP2021128871 A JP 2021128871A JP 2023023384 A JP2023023384 A JP 2023023384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platinum
metal
element metal
occupancy
halogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021128871A
Other languages
English (en)
Inventor
慶一 大久保
Keiichi Okubo
大 井殿
Masaru Idono
健仁 西川
Takehito Nishikawa
怜児 岸
Reiji Kishi
直也 青木
Naoya Aoki
秀男 井上
Hideo Inoue
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Ishifuku Metal Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Ishifuku Metal Industry Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2021128871A priority Critical patent/JP2023023384A/ja
Publication of JP2023023384A publication Critical patent/JP2023023384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)

Abstract

【課題】白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法を提供する。【解決手段】以下の(1)~(6)の工程を備える。(1)多元素金属の表面にCOを吸着する。(2)多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第1電気量)を記録する。(3)酸化脱離した多元素金属を、1種のハロゲン元素が含まれるハロゲン元素含有溶液に浸漬するハロゲン処理。(4)ハロゲン処理工程後の多元素金属の表面にCOを吸着する。(5)多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第2電気量)を記録する。(6)第2電気量を第1電気量で除して100を乗じることにより、多元素金属表面の白金元素占有率を算出する。【選択図】図1

Description

本開示は、白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法に関する。
燃料電池(FC)は、1つの単セル(以下、セルと記載する場合がある)又は複数の単セルを積層した燃料電池スタック(以下、単にスタックと記載する場合がある)で構成され、アルコール、アンモニア、尿素、及び、水素等の燃料と酸素等の酸化剤との電気化学反応によって電気エネルギーを取り出す発電装置である。なお、単セル、及び、単セルを積層した燃料電池スタックのいずれも、燃料電池と呼ぶ場合がある。
複合材料の表面組成は材料の性能や耐久性に大きな影響を及ぼすため、複数の元素を含む複合材料の表面組成を評価することは材料化学において普遍的な課題である。例えば燃料電池の電極触媒分野においては、ナノ粒子表面一層の元素組成が触媒性能や耐久性に影響を持つことが報告されている。特に、化学的安定性の高い白金の表面組成を100%に近づけることで触媒活性や耐久性が向上することは既知である。
例えば特許文献1では、金属表面積評価手法として電気化学的に評価可能な一酸化炭素(CO)ストリッピング法が開示されている。
その他従来技術として、水素UPD法、銅UPD法、または気相で評価するCOパルス法等の材料検査方法がある。これらの手法は、金属に吸着した物質量(水素、銅、又は、一酸化炭素)から金属表面積を算出する手法である。
特許文献2では、PdRu合金電極材料(PdxRu1-x/C)の試料についての、COパルス法による金属表面積測定装置(日本ベル社製 BEL-METAL)を用いて測定した結果が開示されている。
特許文献3では、Pt合金触媒についての、COストリッピングによる表面組成の測定方法が開示されている。
特開2021-023873号公報 特開2020-033647号公報 特表2012-529135号公報
上記先行文献およびその他の従来手法では、複数の元素を含む多元素金属においてCO等を吸着するすべての金属の合計金属表面積を計上してしまい、表面元素ごとの組成を評価することができないため、複数の元素を含む多元素金属の表面組成を正確に算出することが困難である。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、燃料電池の電極触媒用の白金を含む多元素金属において、化学的安定性の高い白金の表面組成の正確な把握が容易となる表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法を提供することを主目的とする。
本開示の白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法は、以下の(1)~(6)の工程を備える、白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法である。
(1)前記多元素金属の表面に一酸化炭素(CO)を吸着する第1吸着工程。
(2)前記第1吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第1電気量)を記録する工程。
(3)前記酸化脱離した多元素金属を、塩素、臭素、及び、ヨウ素からなる群より選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素が含まれるハロゲン元素含有溶液に浸漬するか、又は、当該ハロゲン元素が含まれるガスに曝露するか、又は、溶液に浸漬させ、当該溶液中に当該ハロゲン元素が含まれるガスを吹き込む、ハロゲン処理工程。
(4)前記ハロゲン処理工程後の多元素金属の表面にCOを吸着する第2吸着工程。
(5)前記第2吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第2電気量)を記録する工程。
(6)前記第2電気量を前記第1電気量で除して100を乗じることにより、多元素金属表面の白金元素占有率を算出する工程。
本開示の燃料電池用触媒の製造方法は、カーボン担体の表面にパラジウム含有コアを担持させ、前記パラジウム含有コアの表面に白金含有シェルを形成することで、前記カーボン担体にパラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を担持させる工程と、
前記定量方法により前記多元素金属として前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒の表面の白金元素占有率を算出する工程と、
所定値を75%以上とし、当該所定値以上の白金元素占有率を有する前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を燃料電池用触媒として選別する工程と、を有することを特徴とする。
本開示の白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法によれば、燃料電池の電極触媒用の白金を含む多元素金属において、化学的安定性の高い白金の表面組成の正確な把握が容易となる。
図1は、本開示の白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法の一例を示すフローチャート図である。 図2は、参考例1(白金単一金属材料:Pt/C)、参考例2(パラジウム単一金属材料:Pd/C)の金属表面積の測定結果を示す図である。 図3は、各コアシェル触媒の表面の白金元素占有率とORR面積比活性との関係を示す図である。
1.白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法
本開示の白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法は、以下の(1)~(6)の工程を備える、白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法である。
(1)前記多元素金属の表面に一酸化炭素(CO)を吸着する第1吸着工程。
(2)前記第1吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第1電気量)を記録する工程。
(3)前記酸化脱離した多元素金属を、塩素、臭素、及び、ヨウ素からなる群より選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素が含まれるハロゲン元素含有溶液に浸漬するか、又は、当該ハロゲン元素が含まれるガスに曝露するか、又は、溶液に浸漬させ、当該溶液中に当該ハロゲン元素が含まれるガスを吹き込む、ハロゲン処理工程。
(4)前記ハロゲン処理工程後の多元素金属の表面にCOを吸着する第2吸着工程。
(5)前記第2吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第2電気量)を記録する工程。
(6)前記第2電気量を前記第1電気量で除して100を乗じることにより、多元素金属表面の白金元素占有率を算出する工程。
本開示によれば、白金を含む多元素金属に対し、白金とその他の金属元素とで共通して選択可能なストリッピング法を用い、多元素金属表面の白金の組成を算出することを可能とする。具体的には、一酸化炭素の吸着力が、白金とその他の金属元素で異なり、表面に吸着したハロゲン元素の一酸化炭素への置換が顕著に起こる白金の特性を利用して、既存のCOストリッピング法にハロゲン処理を追加することで、白金とその他の金属元素を含む多元素金属の表面の白金元素占有率を算出することを可能とする。
本開示によれば、燃料電池の電極触媒分野において、多元素金属表面の化学的安定性の高い白金の表面組成の正確な把握が容易となり、白金を含む多元素金属の触媒活性や耐久性の向上につなげることができる。
図1は、本開示の白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法の一例を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本開示の白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法は、(1)第1吸着工程、(2)第1電気量記録工程、(3)ハロゲン処理工程、(4)第2吸着工程、(5)第2電気量記録工程、(6)算出工程を含む。
例えば、(2)第1電気量記録工程において、Ptを含む多元素金属(Pt-X)の全表面積を算出し、(5)第2電気量記録工程において、白金の表面積を算出し、(6)算出工程において、白金の表面積とPtを含む多元素金属(Pt-X)の全表面積との比Pt/(Pt-X)を、予め設定した所定値と比較することで、触媒の出荷前検査等をすることが可能である。
(1)第1吸着工程
第1吸着工程は、多元素金属の表面に一酸化炭素(CO)を吸着する工程である。
多元素金属にCOを吸着する方法は、電解液中にCOガスを導入する方法があり、例えば以下に示すサイクリックボルタンメトリーによる方法が挙げられる。サイクリックボルタンメトリーにおいて、作用極に多元素金属を塗布し、当該作用極の電位を0.1M HClO電解液中0.4Vvs.RHEに保持し、電解液中にCOガスを10分吹き込んでもよい。
サイクリックボルタンメトリーに用いる作用極、対極、参照極、これらを浸漬させる電解液、装置は、例えば以下のものが挙げられる。
作用極としては、例えば、チタン、金等の金属材料、グラッシーカーボン、カーボン板等の導電性炭素材料等の導電性が担保できる材料を用いることができる。
対極としては、例えば、Pt線、白金メッシュに白金黒をめっきしたもの及び導電性炭素繊維等を用いることができる。
参照極としては、可逆水素電極(reversible hydrogen electrode;RHE)、銀-塩化銀電極等を用いることができる。
電解液としては、例えば、硝酸、硫酸、過塩素酸、塩酸、次亜塩素酸等が挙げられる。
装置としては、ポテンショスタット及びポテンショガルバノスタット等を用いることができる。
また、上記多元素金属にCOを吸着する方法は、多元素金属にCOガスを噴霧してもよい。
また、第1吸着工程に先行して多元素金属の表面清浄化を行ってもよい。例えば、表面清浄化を目的として、3電極系のサイクリックボルタンメトリー装置を用意し、多元素金属をグラッシーカーボン(GC)作用極に塗布し、25℃、0.1M HClO中で0.05V-1.0Vvs.RHE、50mV/s、20~50サイクルの条件でサイクリックボルタンメトリーを実施してもよい。
また、第1吸着工程後に電解液中に溶存したCOを除去する工程を設けてもよい。例えば、電解液内に溶存したCOを除去するために、第1吸着工程後に作用極を0.4Vvs.RHEに保持し、窒素ガスを30分吹き込んでもよい。
多元素金属は、白金を含む材料であればよく、合金、複合金属材、金属混合物等が挙げられ、コアシェル触媒であってもよい。コアシェル触媒は、例えばパラジウム含有コア-白金含有シェル触媒、及び、パラジウムコア-白金シェル触媒等であってもよい。コアシェル触媒には、コアを担持するカーボン担体が含まれていてもよい。
多元素金属に含まれる白金以外の金属(X)は、一酸化炭素を吸着可能な金属であり且つハロゲン処理後は、一酸化炭素を吸着しないか、又は、ほとんど吸着しない金属であればよく、例えば、Pd、Ag、Rh、Ru、Mo、Ir、W、Cu、Ni、Co、Fe、及び、Mn等が挙げられる。
(2)第1電気量記録工程
第1電気量記録工程は、前記第1吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、第1電気量を記録する工程である。COストリッピングボルタンメトリーの結果から多元素金属の表面に吸着した一酸化炭素の酸化電気量(第1電気量)を求める。多元素金属に吸着した一酸化炭素の酸化電気量から、多元素金属の表面積を算出することができる。
COストリッピングボルタンメトリーにおいて用いる作用極、対極、参照極、電解液、装置は、サイクリックボルタンメトリーに用いるものと同様のものを用いることができる。
電位掃引の条件は、例えば、25℃、0.1M HClO電解液中で、電位掃引範囲0.05V-1.2Vvs.RHE、電位掃引速度10mV/s等であってもよい。
(3)ハロゲン処理工程
ハロゲン処理工程は、前記酸化脱離した多元素金属を、塩素、臭素、及び、ヨウ素からなる群より選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素が含まれるハロゲン元素含有溶液に浸漬するか、又は、当該ハロゲン元素が含まれるガスに曝露するか、又は、溶液に浸漬させ、当該溶液中に当該ハロゲン元素が含まれるガスを吹き込む工程である。
ハロゲン処理により、COが酸化脱離した多元素金属の表面にハロゲンイオンを吸着する。
ハロゲン元素含有溶液は、多元素金属の表面にハロゲンイオンを吸着させる観点から、塩素、臭素、及び、ヨウ素からなる群より選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素のイオンが含まれていればよく、ヨウ化カリウム溶液等であってもよい。
ハロゲン元素が含まれるガスは、多元素金属の表面にハロゲンイオンを吸着させる観点から、塩素、臭素、及び、ヨウ素からなる群より選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素が含まれていればよく、塩素ガス、臭素ガス、及び、ヨウ素ガス等であってもよい。
ハロゲン元素が含まれるガスを吹き込む際に用いる溶液は、水、電解液、及び、上述したハロゲン元素含有溶液等であってもよい。ハロゲン元素が含まれるガスを吹き込む際に用いる電解液としては、イオン、及び、電子等を伝導する溶液であればよく、塩、酸、及び、塩基等を溶解した水溶液、並びに、有機電解液等であってもよく、上述したサイクリックボルタンメトリーに用いる電解液であってもよい。
(4)第2吸着工程
第2吸着工程は、前記ハロゲン処理工程後の多元素金属の表面にCOを吸着する工程である。
多元素金属の表面にCOを吸着する方法は、第1吸着工程で例示した方法と同様の方法等を挙げることができる。
第2吸着工程においては、多元素金属の表面に存在する白金にCOが吸着され、多元素金属の表面に存在するその他の金属は、ハロゲン処理されたままとなり、COが吸着されない。
また、第1吸着工程と同様に、第2吸着工程に先行して多元素金属の表面清浄化を行ってもよく、また第2吸着工程後に電解液中に溶存したCOを除去する工程を設けてもよい。
(5)第2電気量記録工程
第2電気量記録工程は、前記第2吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、第2電気量を記録する工程である。
第2吸着工程においては、多元素金属の表面に存在する白金にCOが吸着され、その他の金属には、COがほとんど又は全く吸着されないため、第2電気量記録工程においては、多元素金属の表面に存在する白金量に対応する電気量が得られる。
第2吸着工程におけるCOストリッピングボルタンメトリーの結果から、白金に吸着した一酸化炭素の酸化電気量(第2電気量)を求める。白金に吸着した一酸化炭素の酸化電気量から、多元素金属表面の白金の表面積を算出することができる。
電位掃引の条件は、第1電気量記録工程で例示した条件と同様の条件等を挙げることができる。
(6)算出工程
算出工程は、前記第2電気量を前記第1電気量で除して100を乗じることにより、多元素金属表面の白金元素占有率を算出する工程である。
第1電気量から、多元素金属の表面積が得られ、第2電気量から多元素金属表面の白金の表面積が得られ、第2電気量を第1電気量で除して100を乗じることにより多元素金属表面の白金元素占有率(%)を算出することができる。すなわち、多元素金属表面の白金元素占有率は、下記式(1)から算出することができる。
式(1):白金元素占有率(%)=(第2電気量/第1電気量)×100
2.燃料電池用触媒の製造方法
本開示の燃料電池用触媒の製造方法は、カーボン担体の表面にパラジウム含有コアを担持させ、前記パラジウム含有コアの表面に白金含有シェルを形成することで、前記カーボン担体にパラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を担持させる工程と、
前記定量方法により前記多元素金属として前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒の表面の白金元素占有率を算出する工程と、
所定値を75%以上とし、当該所定値以上の白金元素占有率を有する前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を燃料電池用触媒として選別する工程と、を有することを特徴とする。
本開示の燃料電池用触媒の製造方法は、(A)担持工程、(B)白金元素占有率算出工程、(C)選別工程を有する。
(A)担持工程
担持工程は、カーボン担体の表面にパラジウム含有コアを担持させ、前記パラジウム含有コアの表面に白金含有シェルを形成することで、前記カーボン担体にパラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を担持させる工程である。
カーボン担体の表面にパラジウム含有コアを担持させる方法、及び、パラジウム含有コアの表面に白金含有シェルを形成する方法は、特に限定されず、従来公知の方法を適宜採用することができる。
パラジウム含有コアを担持するカーボン担体として使用できる材料の具体例としては、ケッチェンブラック(商品名:ケッチェン・ブラック・インターナショナル社製)、バルカン(商品名:Cabot社製)、ノーリット(商品名:Norit社製)、ブラックパール(商品名:Cabot社製)、アセチレンブラック(商品名:Chevron社製)等の炭素粒子や炭素繊維等の導電性炭素材料が挙げられる。
コアシェル触媒のコアとなるパラジウム含有コアとしては、パラジウム及びパラジウム合金等を用いることができる。パラジウム含有コアは、粒子であってもよい。
パラジウム合金としては、Ir、Ru、Rh、Fe、Co、Ni、Cu、Ag及びAuからなる群より選ばれる金属材料とパラジウムとの合金が挙げられ、パラジウム合金を構成するパラジウム以外の金属は1種でも2種以上でもよい。
コアシェル触媒のシェルとなる白金含有シェルとしては、白金及び白金合金等を用いることができる。白金含有シェルは、粒子であってもよい。
白金合金としては、Ir、Ru、Rh、Ni及びAuからなる群より選ばれる金属材料との合金が挙げられ、白金合金を構成する白金以外の金属は1種でも2種以上でもよい。
(B)白金元素占有率算出工程
白金元素占有率算出工程は、前記定量方法により前記多元素金属として前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒の表面の白金元素占有率を算出する工程である。
白金元素占有率算出工程で用いる定量方法は、上記「1.白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法」に記載の通りである。
(C)選別工程
選別工程は、所定値を75%以上とし、当該所定値以上の白金元素占有率を有する前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を燃料電池用触媒として選別する工程である。
パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を燃料電池用触媒として選別する白金元素占有率の所定値は、75%以上であればよく、狙いとする触媒活性等に応じて適宜設定することができる。
(参考例1~2)
参考例1としてカーボン担体に担持された白金ナノ粒子である白金担持カーボン担体(Pt/C)と、参考例2としてカーボン担体に担持されたパラジウムナノ粒子であるパラジウム担持カーボン担体(Pd/C)を準備した。
2つの参考例1~2それぞれについて以下の(1)~(6)の工程を実施した。
(1)第1吸着工程
3電極系のサイクリックボルタンメトリー装置を用意し、各参考例をグラッシーカーボン(GC)作用極に塗布し、当該作用極の電位を電解液である0.1M 過塩素酸(HClO)水溶液中で0.4Vvs.RHEに保持し、電解液内にCOガスを10分吹込み、各参考例表面にCOを吸着させた。
第1吸着工程に先行して、表面清浄化を目的とした25℃、0.1M HClO中で0.05V-1.0Vvs.RHE、50mV/s、50サイクルの条件でサイクリックボルタンメトリーを実施した。
電解液内に溶存したCOを除去するために、第1吸着工程後に作用極を0.4Vvs.RHEに保持し、窒素ガスを30分吹き込んだ。
(2)第1電気量記録工程
その後、0.05V-1.2Vvs.RHE、10mV/sの条件で、COストリッピングボルタンメトリーを行い、第1電気量を記録した。
その後、洗浄目的として、電解液を新しい0.1M HClOに入れ替え、0.05V-1.2Vvs.RHE、10mV/sの条件でサイクリックボルタンメトリーを行った。
(3)ハロゲン処理工程
その後、0.1Mのヨウ化カリウム水溶液に10分間作用極を浸漬し、各参考例表面にヨウ素を吸着させた。
(4)第2吸着工程
作用極電位を0.4Vvs.RHEに保持し、電解液である0.1M HClO内にCOガスを10分吹込み、各参考例表面にCOを吸着させた。
第2吸着工程に先行して、表面清浄化を目的として25℃、0.1M HClO中で0.05V-1.0Vvs.RHE、50mV/s、20サイクルの条件でサイクリックボルタンメトリーを実施した。
電解液内に溶存したCOを除去するために、第2吸着工程後に作用極を0.4Vvs.RHEに保持し、窒素ガスを30分吹き込んだ。
(5)第2電気量記録工程
その後、0.05V-1.2Vvs.RHE、10mV/sの条件でCOストリッピングボルタンメトリーを行い、第2電気量を記録した。
(6)算出工程
第1電気量、第2電気量から、各参考例の表面積を算出した。
図2は、参考例1(白金単一金属材料:Pt/C)、参考例2(パラジウム単一金属材料:Pd/C)の金属表面積の測定結果を示す図である。
ハロゲン未処理の第1電気量で算出した金属表面積を黒色で示す(タイトル:CO stripping)。
ハロゲン処理後の第2電気量で算出した金属表面積を白色で示す(タイトル:KI-CO stripping)。
図2に示すように、Pt/Cではハロゲン処理の有無に関わらず、第1電気量と第2電気量において同程度の金属表面積を示した。
一方、Pd/Cではハロゲン処理後の第2電気量記録工程において第2電気量はほぼ認められず、第2電気量から算出される金属表面積がほとんど消失した。
以上のことから、白金とパラジウムとの多元素金属の場合、ハロゲン処理後の第2電気量で算出した金属表面積を当該多元素金属における白金の表面積とみなすことができる。
一方、白金とパラジウムとの多元素金属の場合、ハロゲン処理前の第1電気量で算出した金属表面積を、当該多元素金属における白金とパラジウムの合計の表面積とみなすことができる。
上記の結果より、ハロゲン処理前後のCO stripping法で得られたCO酸化脱離電気量より算出した金属表面積の結果を比較することで、白金を含む多元素金属表面の白金元素占有率を求めることが可能であることが示唆された。
(実施例1)
(i) パラジウムコア担持カーボン担体(Pd/C)の作製
8.0gのPdを含むPd(NOを純水400mlに溶解させ、この水溶液に12gのカーボン担体(Ketjen Black EC 300J,KB,比表面積800m/g,LION社製)を超音波分散させた後、エバポレーターで水分を蒸発させて乾固物を得た。次に、この乾固物を窒素ガス雰囲気下、400℃で4時間熱還元してPd/Cを得た。
(ii) パラジウムコア-白金シェル触媒担持カーボン担体(Pt/Pd/C)の合成
前記Pd/C(Pd担持率39.3wt%、平均粒径4.6nm)10gを0.1MのHSOが1,000ml入ったセパラブルフラスコ中で、窒素ガス雰囲気下(流量1,000ml/分)、液温を5℃に設定し、超音波分散した。セパラブルフラスコに、1モノレーヤーのPtシェルに相当する量のKPtClを加え、5℃で30分間、回転数500rpmで攪拌した。水浴を用い、約2℃/分の昇温速度で70℃に溶液の温度を上昇させ、70℃で3時間攪拌することによりコアシェル触媒としてPt/Pd/Cを合成した。得られたPt/Pd/Cを濾別し、純水500mlに再分散して10分間撹拌後、濾別した。この操作を3回繰り返してPt/Pd/Cを洗浄した。その後、大気中60℃のオーブンで一昼夜乾燥した。
(iii)Pt/Pd/CのPt被覆性向上処理
前記で作製したPt/Pd/C 1gを2MのHSO 1,000mlを含むセパラブルフラスコ中で5分間超音波分散し、セパラブルフラスコを恒温槽に移して80℃で保持した。マグネティックスターラーを使用して分散液を撹拌しながら、先ず不活性ガスとしてNガスを1,000ml/minの流量で15分間流し、水素ガスを1,000ml/minで20分間流し、次に、不活性ガスとしてNガスを1,000ml/minの流量で15分間流した。その後、Oガスを1,000ml/minで20分間流した。このサイクルを30回繰り返した後、Pt/Pd/Cを濾別し、超純水1,000mlに再分散して30分攪拌した。この操作を3回繰り返してPt/Pd/Cを洗浄した。その後、大気中60℃のオーブンで乾燥させ、実施例1のPt/Pd/Cを作製した。
(比較例1)
(i) Pd/Cの作製
実施例1の(i)Pd/Cの作製に記載の方法と同様の方法でPd/Cを作製した。
(ii) Pt/Pd/Cの合成
前記Pd/C(Pd担持率38.9wt%、平均粒径4.6nm)10gを0.1MのHSOが1,000ml入ったセパラブルフラスコ中で、窒素ガス雰囲気下(流量1,000ml/分)、液温を5℃に設定し、超音波分散した。セパラブルフラスコに1モノレーヤーのPtシェルに相当する量のKPtClを加え、5℃で30分間、回転数500rpmで攪拌した。水浴を用い、約2℃/分の昇温速度で25℃に溶液の温度を上昇させ、25℃で3時間攪拌することによりコアシェル触媒としてPt/Pd/Cを合成した。得られたPt/Pd/Cを濾別し、純水500mlに再分散して10分間撹拌後、濾別した。この操作を3回繰り返してPt/Pd/Cを洗浄した。その後、大気中60℃のオーブンで一昼夜乾燥させ、比較例1のPt/Pd/Cを作製した。
(比較例2)
(i) Pd/Cの作製
実施例1の(i)Pd/Cの作製に記載の方法と同様の方法でPd/Cを作製した。
(ii) Pt/Pd/Cの合成
前記Pd/C(Pd担持率38.9wt%、平均粒径4.6nm)10gを0.1MのHSOが1,000ml入ったセパラブルフラスコ中で窒素ガス雰囲気下(流量1,000ml/分)、液温を5℃に設定し、超音波分散した。セパラブルフラスコに1モノレーヤーのPtシェルに相当するKPtClを加え、5℃で30分間、回転数500rpmで攪拌した。水浴を用い、約2℃/分の昇温速度で70℃に溶液の温度を上昇させ、70℃で3時間攪拌することによりコアシェル触媒としてPt/Pd/Cを合成した。得られたPt/Pd/Cを濾別し、純水500mlに再分散して10分間撹拌後、濾別した。この操作を3回繰り返してPt/Pd/Cを洗浄した。その後、大気中60℃のオーブンで一昼夜乾燥させ、比較例2のPt/Pd/Cを作製した。
[触媒活性の評価]
実施例1、比較例1、2の各コアシェル触媒のORR(酸素還元反応)活性を、回転ディスク法で評価した。回転リングディスク電極のGC電極(直径6mm)上に、Ptが14.1μg/cmになるよう各コアシェル触媒を塗布し、作用極を作製した。作製した作用極をアルゴンガス飽和した、25℃、濃度0.1MのHClO水溶液に浸漬し、参照極に可逆水素電極(RHE)、対極にPt線を使用し、電位幅0.05V~1.2Vvs.RHE、電位掃引速度50mV/sでサイクリックボルタモグラム(CV)を測定した。得られたCVの水素脱着波から、各コアシェル触媒の電気化学的表面積(Electro-Chemical Surface Area: ECSA)を算出した。その後、酸素ガスに置換し、GC電極を1,600rpmで回転させながら電位幅0.05V~1.0Vvs.RHE、電位掃引速度10mV/sで分極曲線を測定した。得られた分極曲線から、0.9Vvs.RHEの酸素還元電流値と0.4Vvs.RHEでの限界電流値から活性化支配電流(i)を求めた。得られたiをECSAとPt重量でそれぞれ除することにより、ORR面積比活性(Specific Activity: SA)を算出した。算出した各コアシェル触媒のORR面積比活性(μA/cm)を図3に示す。
[白金元素占有率の算出]
実施例1、比較例1、2の各コアシェル触媒の表面の白金元素占有率を、本開示の定量方法により算出した。実施例1の白金元素占有率は79.3%、比較例1、2の白金元素占有率はそれぞれ51.0%、66.3%であった。算出した各コアシェル触媒の表面の白金元素占有率を図3に示す。
図3は、各コアシェル触媒の表面の白金元素占有率とORR面積比活性との関係を示す図である。図3では、白金元素占有率の所定値を75%に設定した。
図3に示すように、本開示の定量方法にてコアシェル触媒のシェルの被覆性を評価し、コアシェル触媒の白金元素占有率が75%以上の場合に、ORR面積比活性(μA/cm)が標準的なPt触媒の3倍以上となり、実施例1のコアシェル触媒を燃料電池用触媒として選別することができる。
以上のことから、本開示の定量方法によれば、高活性なコアシェル触媒の判定及び選別が可能である。

Claims (2)

  1. 以下の(1)~(6)の工程を備える、白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法。
    (1)前記多元素金属の表面に一酸化炭素(CO)を吸着する第1吸着工程。
    (2)前記第1吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第1電気量)を記録する工程。
    (3)前記酸化脱離した多元素金属を、塩素、臭素、及び、ヨウ素からなる群より選ばれる少なくとも1種のハロゲン元素が含まれるハロゲン元素含有溶液に浸漬するか、又は、当該ハロゲン元素が含まれるガスに曝露するか、又は、溶液に浸漬させ、当該溶液中に当該ハロゲン元素が含まれるガスを吹き込む、ハロゲン処理工程。
    (4)前記ハロゲン処理工程後の多元素金属の表面にCOを吸着する第2吸着工程。
    (5)前記第2吸着工程後の多元素金属の表面に吸着したCOを、電位掃引により酸化脱離させ、その際の電気量(第2電気量)を記録する工程。
    (6)前記第2電気量を前記第1電気量で除して100を乗じることにより、多元素金属表面の白金元素占有率を算出する工程。
  2. カーボン担体の表面にパラジウム含有コアを担持させ、前記パラジウム含有コアの表面に白金含有シェルを形成することで、前記カーボン担体にパラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を担持させる工程と、
    請求項1に記載の定量方法により前記多元素金属として前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒の表面の白金元素占有率を算出する工程と、
    所定値を75%以上とし、当該所定値以上の白金元素占有率を有する前記パラジウム含有コア-白金含有シェル触媒を燃料電池用触媒として選別する工程と、を有することを特徴とする燃料電池用触媒の製造方法。
JP2021128871A 2021-08-05 2021-08-05 白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法 Pending JP2023023384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021128871A JP2023023384A (ja) 2021-08-05 2021-08-05 白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021128871A JP2023023384A (ja) 2021-08-05 2021-08-05 白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023023384A true JP2023023384A (ja) 2023-02-16

Family

ID=85203297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021128871A Pending JP2023023384A (ja) 2021-08-05 2021-08-05 白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023023384A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8143185B2 (en) Photocatalytic deposition of metals and compositions comprising the same
CN105377428B (zh) 燃料电池用电极催化剂、及使催化剂活化的方法
JP6653875B2 (ja) 白金触媒の製造方法及びそれを用いた燃料電池
JPS6224908B2 (ja)
JP6116000B2 (ja) 白金コアシェル触媒の製造方法及びそれを用いた燃料電池
EP3175916B1 (en) Method for producing core-shell catalyst
US20160359173A1 (en) Method for producing core-shell catalyst particles
Ahmed et al. The nanostructure of nitrogen atom linked carbon nanotubes with platinum employed to the electrocatalytic oxygen reduction
JP2012192334A (ja) 触媒微粒子の製造方法
JP2016126907A (ja) 燃料電池用コアシェル触媒の製造方法及び燃料電池用コアシェル触媒製造装置
US10232351B2 (en) Method for producing core-shell catalyst
JP5678698B2 (ja) 触媒微粒子の製造方法
US9972848B2 (en) Method for producing fine catalyst particles and method for producing carbon-supported catalyst
JP5708524B2 (ja) 触媒微粒子の被覆率算出方法及び触媒微粒子の評価方法
JP2023023384A (ja) 白金を含む多元素金属の表面の白金元素占有率の定量方法およびその定量方法を組み入れた燃料電池用触媒の製造方法
JPWO2014069208A1 (ja) 白金コアシェル触媒、その製造方法及びそれを用いた燃料電池
JP2014002981A (ja) 電極触媒の製造方法
JP2013089287A (ja) 白金コアシェル触媒、その製造方法及びそれを用いた燃料電池
JP2014221448A (ja) コアシェル触媒粒子の製造方法及びコアシェル触媒粒子
JP5521959B2 (ja) 固体高分子形燃料電池用触媒、それを使用した電極および電池
JP6668018B2 (ja) 燃料電池用電極触媒、燃料電池、及びその電極触媒の製造方法
JP5673598B2 (ja) コアシェル粒子の被覆率定量方法およびコアシェル粒子の製造方法
JP2006092957A (ja) 固体高分子形燃料電池用カソード触媒、該触媒を備えてなるカソード電極、該電極を有する固体高分子形燃料電池、ならびに該触媒の製造方法
US20170214060A1 (en) Method for producing core-shell catalyst
WO2015151578A1 (ja) コアシェル触媒の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20210908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210908