JP2023020442A - 近赤外線異物選別機 - Google Patents

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Abstract

【課題】近赤外線を用いた異物選別機を提供する。【解決手段】本実施例の近赤外線異物選別機1000は、搬送コンベア上の異物を検査する近赤外線異物選別機において、前記搬送コンベア上の測定対象に近赤外線を照射する照射手段1010と、前記測定対象からの反射光の中から所定の3種類の波長を検出する検出手段1020と、検出された前記3種類の波長に基づいて、前記搬送コンベア上の異物の有無を判定する判定手段1030と、搬送コンベア上の所定範囲内にある前記異物に対して気体を噴射する噴射手段1040と、備え、前記検出手段によって前記異物が検出されると、前記噴射手段は、前記異物に対して気体を噴射することにより、前記異物が前記搬送コンベアの外の任意の方向に排出されるように構成されたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、異物選別機に関するものであり、特に、複数波長の近赤外線を用いて異物を選別する装置に関する。
食品などの対象物を搬送するコンベアにおいては、異物が混入することを防止するために、搬送コンベア上の対象物の状態を個別に検査する必要がある。このような対象物の状態を検査する検査装置としては、特許文献1から特許文献4に示すように、内容物がパッケージに収容された対象物に赤外線を照射することによって透過画像を取得し、当該透過画像に基づいて対象物の状態を検出する検査装置が知られている。
特許文献1(特許6484075)の検査装置は、包材や箱等のパッケージ内に食品等の内容物を収容して出荷するような対象物の搬送ラインにおける検査装置に関するものであり、解決する技術的課題は、光照射部又は光受光部の少なくとも一方にゴミ又は塵埃等が付着することに起因する、光受光部における光受光量の低下を抑制できる検査装置を提供することである。
特許文献2(特許6668249)の検査装置は、物質の流れを検査する装置、ならびにそのような装置を含むシステムに関するものであり、解決する技術的課題は、物質の流れを検査する改善された装置を提供することである。
特許文献3(特許6275911)の色彩選別機は、被選別物中の異物を除去するための色彩選別機に関するものであり、解決する技術的課題は、被選別物の比重が小さくても、適切に異物を除去することができる色彩選別機を提供することである。
特許文献4(特許5569799)の色彩選別機は、色彩選別機に関するものであり、解決する技術的課題は、一次選別部と二次選別部との間において、選別アルゴリズム及びエジェクターノズルの作動の両者を異ならせ、良粒の巻き添えによる歩留まり低下を抑制することができる色彩選別機を提供することである。
しかしながら、特許文献1から4に開示されている装置は、搬送コンベア上の異物を効率的に除去することまでは考慮されていない。
特許6,484,075号 特許6,668,249号 特許6,275,911号 特許5,569,799号
本発明の一態様によると、搬送コンベア上の異物を効率的に除去することができる装置を提供することである。
本発明の一態様によると、
搬送コンベア上の異物を検査する近赤外線異物選別機において、
前記搬送コンベア上の測定対象に近赤外線を照射する照射手段と、
前記測定対象からの反射光の中から所定の3種類の波長を検出する検出手段と、
検出された前記3種類の波長に基づいて、前記搬送コンベア上の異物の有無を判定する判定手段と、
搬送コンベア上の所定範囲内にある前記異物に対して気体を噴射する噴射手段と、備え、
前記検出手段によって前記異物が検出されると、前記噴射手段は、前記異物に対して気体を噴射することにより、前記異物が前記搬送コンベアの外の任意の方向に排出されるように構成されたことを特徴とする近赤外線異物選別機を提供する。
本発明の一態様によると、搬送コンベア上の異物を非破壊検査で検出して効率的に除去することができる。例えば、従来のX線・色彩選別機では除去できなかった異物も検出して排出することができる。これによって、歩留まりの向上や安心・安全面の向上といった効果が期待できる。
本発明の他の目的、特徴及び利点は添付図面に関する以下の本発明の実施例の記載から明らかになるであろう。
図1は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を制御する情報処理装置のブロック図を示す。 図2は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を制御する情報処理装置で実行される情報処理をフローチャートで示す。 図3は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を上面から見た概略図を示す。 図4は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を側面から見た概略図を示す。 図5は、本発明の一実施例による噴射手段の付加的な態様を示す。 図6は、本発明の一実施例による噴射手段の更なる付加的な態様を示す。
図1は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を制御する情報処理装置1000のブロック図を示す。
本実施例の情報処理装置1000は、照射手段1010と、検出手段1020と、判定手段1030と、噴射手段1040を備える。更に、制御パラメータDB1110と、異物検出DB1120と、判定結果DB1130とを備える。更に、制御部1210とインターフェイス部1220を備える。
照射手段1010は、搬送コンベア1310上の測定対象1320に近赤外線を照射することができる。ここで、照射手段1010の具体例は、近赤外線ライン照明である。
検出手段1020は、測定対象1320から反射された近赤外線を検出することができる。ここで、検出手段1020の具体例は、近赤外3波長ラインセンサカメラである。
判定手段1030は、搬送コンベア上にゴミ又は塵埃等が付着することに起因して異物選別の精度が低下する可能性もあるので、照射手段1010から照射された近赤外線から任意の3種類の波長を検出して解析することにより、異物であるか否かを判定することができる。 噴射手段1040は、搬送コンベア1310上の所定範囲内にある異物に対して気体(空気など)を噴射することができる。
制御パラメータDB1110は、本実施例における異物選別機を制御するにあたって必要な制御パラメータを記憶しているデータベースである。例えば、異物を排出する際に、噴射手段1040が異物に噴射する気体の量や時間などである。また、検査対象ごとの搬送コンベアの搬送速度なども記憶している。
異物検出DB1120は、異物検出に関する検出パラメータなどを記憶しているデータベースである。例えば、測定対象から反射した光から検出すべき赤外線の波長の組み合わせの範囲などである。
判定結果DB1130は、異物検出の際の判定結果などを記録するデータベースである。例えば、異物と判定された対象物の数(時間あたりの数)である。
制御部1210は、上述した各手段1010-1040や各DB1110-1130やインターフェイス部1220を制御することができる。
インターフェイス部1220は、情報処理装置1000の外部とネットワーク(図示せず)を介して必要なデータを送受信することができる。
さらに、本実施例における異物選別機の情報処理装置1000では、検出手段1020によって異物が検出されると、噴射手段1040は、異物に対して気体を噴射することにより、異物が搬送コンベア1310の外側(下側など)の任意の方向に排出されて任意のボックス(異物収集箱)に収容できるように構成されている。
本実施例の異物選別機は、複数(本実施例では3種類)の近赤外線を照射することにより、例えば、同色異物を検出することや、水分量を測定することや、腐敗状態を検出することができる。具体的には、例えば、従来の色彩選別機では選別できない同色異物を検出し除去することができる。また、対象物の水分量の含有量が所定範囲外(所定範囲以上または以下でもよい)の異物を検出し除去することができる。また、所定の範囲を超えて腐敗しているものも異物であると判定し除去することができる。
さらに、本実施例の異物選別機は、搬送コンベアによって搬送される対象物に近赤外線を照射し、対象物から反射した光に基づいて対象物であるか異物でるかを判定するように構成されている。更に、本実施例の異物選別機は、コンベアの一端に対して空気(エア)などの気体を連続的に噴き付ける噴射手段1040を備えている。ここで、照射手段1010は、図3や図4でも示されれているように、コンベアの一端側(上流側)に配置されている一方で、噴射手段1040は、コンベアの反対側の一端側(下流側)に配置されている。このような配置により、上流側の一端で近赤外線を照射して判定している間、コンベア上で搬送されている対象物や異物が判定することができる。そして、異物と判定された対象物が、コンベアの下流に到達したときに、噴射手段1040により、コンベアの外側(例えば、下側)の任意の方向にある異物を収集するボックス(異物収集箱1330)などに排出することができる。
また、本実施例では異物のみが噴射手段1040により1つの異物収集箱に排出するように構成されているが、別の実施例として、異物の種類(カテゴリ)を判定して、判定された種類に応じた複数の異物収集箱のそれぞれに仕分けできるように噴射手段1040からの気体の噴射方向や噴射量が変化するように構成されてもよい。
本実施例における異物選別機は、コンベアに断続的に気体を噴き付けるので、コンベアにゴミ又は塵埃等が付着することも抑制できる。この結果、コンベアにゴミ又は塵埃等が付着することに起因する異物検出精度の低下を抑制できる。
本実施例における異物選別機は、噴射手段1040における単位時間当たりの気体の噴付量を切り替える手段を更に備えていてもよい。このような噴射手段を備えることにより、異物に対して噴き付ける気体の噴付量を状況に合わせて切り替えることができるので、異物(ゴミ又は塵埃等)を効果的に除去することができる。
また、本実施例における異物選別機では、噴射手段1040が、対象異物により、噴付量を切り替えてもよい。このような噴射手段1040によれば、例えば、対象異物の大きさなどに応じて、異物に対する噴付量が、通常の噴付量よりも多くなるように切り替えることにより、通常の噴付量では除去できないようなゴミ又は塵埃等を除去することができる。また、通常よりも多い気体で異物が除去できたことが記録または学習することができれば、そのフィードバックにより、特定の異物に対する噴射量をデータとして記録することができるようになる。
また、本実施例における異物選別機の別の実施例として、コンベアによって搬送される対象物に気体を噴き付けて排出させる第2の噴射手段を、噴射手段1040の後段に配置してもよい。これにより、異物だけでなく、正常な対象物も所定の場所に収集することができるようになる。なお、噴射手段1040における単位時間当たりの気体の噴付量(圧力・流量)と、第2の噴射手段における噴付量は異なっていてもよい。また、本実施例における異物選別機の更に別の実施例として、噴射手段1040の前段に第2の噴射手段が配置されてもよい。
本実施例における異物選別機は、異物の比重が相対的に小さくても、適切に異物を除去することができる。例えば、異物にのみ気体が当たるように、噴射手段のノズル(電磁弁)などが可能な限り、コンベア上の異物に近づけるように、噴射手段が可動するように構成されてもよい。別の実施例として、噴射手段1040が、異物に応じたノズル(例えば、太さの違うノズル)が選択できるように構成されてもよい。このような噴射手段を備えることにより、例えば、気体の噴射の際の気流のバラつきを低減することができるので、異物を適切に除去することができるようになる。さらに別の構成として、噴射用の空気取り込み口の空気の取り込み量を調整する開口調整手段をさらに備えてもよい。
本実施例における異物選別機においては、異物の噴射により、良品の巻き添えによる歩留まり低下を抑制するように構成されてもよい。例えば、噴射手段に、複数のノズルを並列に並べて、異物の中心に一番近いノズルから気体が噴射できるように構成されてもよい。
また、別の実施例として、複数のノズルのうち、上述した状況に応じて、または異物の形状などに応じて、1つまたは複数のノズルから同時に気体が噴射できるように構成されてもよい。
図2は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を制御する情報処理装置で実行される情報処理をフローチャートで示す。
S2010では、照射手段により、搬送コンベア上の測定対象に近赤外線を照射する。
S2020では、検出手段により、測定対象からの反射光の中から所定の3種類の波長を検出する。
S2030では、判定手段により、検出された3種類の波長に基づいて、搬送コンベア上の異物の有無を判定する、
S2040では、噴射手段により、搬送コンベア上の所定範囲内にある異物に対して気体を噴射する。そして、検出手段によって異物が検出されると、噴射手段は、異物に対して気体を噴射することにより、異物が搬送コンベアの外の任意の方向に排出されるように制御する。
図3は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を上面から見た概略図を示す。
本実施例の近赤外線異物選別機では、搬送コンベア1310上に測定対象物1320が矢印方向(左から右方向)に流れている。測定対象物1320が、照射手段1010の下を通過したときに、少なくとも3種類以上の近赤外線を含む所定の周波数範囲内の近赤外線が照射される。そして、測定対象物1320から反射した近赤外線を検出する検出手段1020は、予め決定された少なくとも3つの周波数の近赤外線を検出する。そして、判定手段1030では、検出された近赤外線を基に、異物であるか否かを判定する。ここで、異物であるか否かの判定基準は、検出された3つの周波数の近赤外線が、所定範囲内のレベルにあるか、所定の閾値を超えていることにより異物であるか否かを判定してもよい。そして、異物であると判定されると、異物が搬送コンベア1310上の所定位置(噴射手段1040に近い位置)に到達すると、噴射手段1040は異物に対して気体を噴射して、異物収集箱1330に移動させる。異物と判定されなかった対象物は、良品である(異物ではない)ので、そのままコンベア等で搬送されて、搬送コンベアの下流から、任意の収集箱に収集される。なお、別の実施例として、異物と判定されなかった対象物が、噴射により、任意の収集箱に収集されるのではなく、別のコンベアに移動されて搬送されるような構成でもよい。
図4は、本発明の一実施例による近赤外線異物選別機を側面から見た概略図を示す。搬送コンベア1310から異物が搬送されることが検知されると、噴射手段1040は、異物であると判定された対象物に対して気体を噴射する。これにより、異物と判定された対象物は、噴射方向に配置された異物収集箱1330に収容される。一方、異物と判定されなかった対象物は、搬送コンベア1310の端部に到達すると、搬送コンベアの搬送運動の勢いで搬送方向に飛び出して、次の搬送コンベア1311へ移動する。なお、前段の搬送コンベア1310と後段の搬送コンベア1311との間隔は、搬送コンベアの搬送速度(分速数十メートル程度)、搬送される対象物の平均寸法や平均重量や水分含有量を基に計算されてもよい。
本実施例の近赤外線異物選別機によれば、例えば、高速で搬送中の対象物を照射手段や検出手段などの組み合わせにより異物であるか否かを瞬時に判定し、当該判定に基づく排出信号を噴射手段に出力することにより、異物を適切に排出することができるようになる。
本実施の異物選別機では、特に、食品(特に、乾物などの水分が少ない食品)に異物が含まれているか否かを判定するときに有用である。水分が多い食品は搬送コンベアのベルト部分に付着しやすいからである。
図5は、本発明の一実施例による噴射手段1040の付加的な態様を示す。噴射手段1040は、搬送コンベア1310の搬送方向に対して移動可能なように構成されて、当該搬送コンベア1310からの距離を調整できるように構成されてもよい。このような構成を採用することによって、例えば異物の形状や重量などに応じて適切に除去することができるようになる。例えば、噴射手段1040が、搬送コンベア1310に近すぎて異物が適切に除去できない場合がある。除去したい異物の表面積がある程度広いと、噴射手段1040から噴射される気体の圧力や流量のロス(損失)が大きくなるからである。このような場合には、異物の大きさ等に応じて、噴射手段1040を搬送コンベアからある程度離れるように制御する。これにより、噴射手段1040から噴射された気体が当たる異物の表面積が相対的に広がることになるので異物を除去する方向に押し出す力が相対的に増すことになり(すなわち、噴射される気体の圧力や流量が適切になり)、異物が適切に除去できるようになる。また、検出手段1020が、検出した反射波に基づいて、異物の形状や重量をある程度予測することができれば、制御パラメータDB1110にアクセスして、噴射手段1040から噴射する気体の圧力や流量の情報を取得して、噴射手段1040に伝達するように構成されてもよい。
図6は、本発明の一実施例による噴射手段1040の更なる付加的な態様を示す。噴射手段1040は、気体を噴射することにより異物を除去する機能を有しているので、異物を確実に排除することができるか否かで製品品質全体に影響を与える。そのため、噴射手段1040は、製造前の点検で、気体の圧力や流量や噴射音から正常であることを確認できる機能を備えてもよい。
具体的には、例えば、図6に示すように、噴射手段1040の前段に圧力・流量センサ1041を配置すると共に、噴射手段1040の後段にマイク1042を配置する。そして、圧力・流量センサ1041とマイク1042からの出力信号を受信して噴射手段1040の機能が正常に動作しているか否かを判定するためのコントローラ1043を配置する。
圧力・流量センサ1041は、噴射手段1040から噴射するために入力される気体の圧力・流量を検知するためのセンサである。
マイク1042は、噴射手段1040から噴射された気体の音(および/または振動音など)を検知して、当該検知された音の周波数や振幅などから噴射された気体の圧力・流量を推定して、その推定量をコントローラ1043に出力する。
コントローラ1043は、圧力・流量センサ1041から検知された気体の圧力・流量と、マイク1042から推定された気体の圧力・流量を比較して、噴射手段1040の機能が正常か否かを判定する。圧力・流量センサ1041から検知された気体の圧力・流量と、マイク1042から推定された気体の圧力・流量とはそれぞれ異なるが、噴射手段1040が正常に作動していれば、両者の圧力・流量は、所定の相関関係がある。例えば、噴射手段1040が正常に作動していれば、圧力・流量センサ1041から検知された気体の圧力・流量と、マイク1042から推定された気体の圧力・流量の少なくとも一方の総和は、概ね一致する。もしくは、圧力・流量センサ1041から検知された気体の圧力・流量が増加すると、マイク1042から推定された気体の圧力・流量も同程度に増加する。一方で、例えば、マイク1042から推定された気体の圧力・流量の少なくとも一方が、圧力・流量センサ1041から検知された気体の圧力・流量よりも所定の相関関係を外れて圧力が低いおよび/または流量が少ない場合や、圧力・流量センサ1041検知された気体の圧力・流量が増加しても、マイク1042から推定された気体の圧力・流量が増加しないまたは増加量が極めて小さいまたは変化しない場合には、噴射手段1041から気体が漏れているか噴射手段1041の噴射部分のノズルにゴミなどが詰まっている可能性が考えられる。そのような場合、コントローラ1043は、噴射手段1041が正常に作動していない可能性があることをアラームの形式で表示手段(図示せず)などを介してユーザ(作業者)に示すようにしてもよい。
また、コストや機能選択の観点を考慮した別の実施例として、圧力・流量センサ1041を使用せずに、マイク1042のみを使って、コントローラ1043が、製造前の点検で、気体の圧力や流量や噴射音から正常であることを確認できる機能を備えてもよい。例えば、マイク1042から推定された気体の圧力・流量が、所定値を超えた場合には、噴射手段1040が正常に作動していない可能性があることをアラームの形式で表示手段(図示せず)などを介してユーザ(作業者)に示すようにしてもよい。
上述した異物選別機とは別の実施例として、照射手段1010および検出手段1020の後段に、更に、別の照射手段および別の検出手段を備えてもよい。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
情報処理装置1000、照射手段1010、検出手段1020、判定手段1030、噴射手段1040、圧力・流量センサ1041、マイク1042、コントローラ1043、制御パラメータDB1110、異物検出DB1120、判定結果DB1130、制御部1210、インターフェイス部1220、搬送コンベア1310、1311、測定対象物1320、異物収集箱1330

Claims (3)

  1. 搬送コンベア上の異物を検査する近赤外線異物選別機において、
    前記搬送コンベア上の測定対象に近赤外線を照射する照射手段と、
    前記測定対象からの反射光の中から所定の3種類の波長を検出する検出手段と、
    検出された前記3種類の波長に基づいて、前記搬送コンベア上の異物の有無を判定する判定手段と、
    搬送コンベア上の所定範囲内にある前記異物に対して気体を噴射する噴射手段と、備え、
    前記検出手段によって前記異物が検出されると、前記噴射手段は、前記異物に対して気体を噴射することにより、前記異物が前記搬送コンベアの外の任意の方向に排出されるように構成されたことを特徴とする近赤外線異物選別機。
  2. 前記噴射手段は、前記搬送コンベアの搬送方向に対して移動可能なように構成されることにより、前記噴射手段と前記搬送コンベアとの間の間隔の調整が可能になることを特徴とする請求項1に記載の近赤外線異物選別機。
  3. 前記噴射手段が正常に動作しているか否かを判定する手段を更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の近赤外線異物選別機。
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