JP2023020383A - シリンダブロック、及びボア面の加工条件の設定方法 - Google Patents

シリンダブロック、及びボア面の加工条件の設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低燃費と低LOC/低ブローバイガスとを両立するボア面性状を提供する。【解決手段】シリンダブロック1のボア面2のRk+Rpkの値を所定値(例えば0.5μm)以下とし、ボア面2の油溜り量Voを所定値(例えば0.005mm3/cm2)以上とし、ボア面2の表層油溜り量Dを所定値(例えば0.25μm)以下とする。【選択図】図2

Description

本発明は、シリンダブロック、及びボア面の加工条件の設定方法に関する。
一般的な内燃機関エンジンの実働時は、様々な部位で摺動抵抗が発生する。そのうち、シリンダブロックのボア面とピストンの外周面との間の摺動抵抗が最も大きいため、この部位のフリクション低減を行うことがエンジンの燃費向上に最も効果的である。
例えば、下記の特許文献1には、ボア面と摺動するピストンリングの外周面の十点平均粗さ(Rz)を0.7μm以下、且つ、初期摩耗粗さ(Rpk)を0.07~0.14μmとすることが示されている。これにより、初期なじみにおいて短時間で相手材の面粗度が改善され、大幅な摩擦損失低減効果を得ることができる、とされている。
また、下記の特許文献2には、シリンダブロックのボア面にレーザ加工により多数の微細な窪みを形成するにあたり、窪みを奥部側よりも口元側が開いた形状とすることが示されている。これにより、窪みに保有されるオイルを含む油膜のせん断抵抗が小さくなり、相手側部材との間の摩擦係数が小さくなる、とされている。
特開2007-232026号公報 特開2004-230402号公報
ボア面には、ホーニング加工等の研削あるいは研磨加工を施すことが一般的に行われる。この場合、ボア面には無数の線状の加工痕が残り、この加工痕が油溜まりとして機能する。従って、ボア面に形成される加工痕の本数を多くすれば、ボア面に保持されるオイル量が増えるため、両者の間のフリクションが低減されて低燃費化が図られる。しかし、ボア面に保持されるオイル量が増えると、燃焼室内で燃焼するオイル量が増えるため、LOCが悪化する。また、ボア面に、クランク室から燃焼室まで繋がる深溝の加工痕が形成されると、燃焼室内の燃焼ガスが加工痕を介してクランク室に侵入しやすくなるため、ブローバイガス量が増大する恐れがある。
そこで、本発明は、低燃費と低LOC/低ブローバイガスとを両立するボア面性状を提供することを目的とする。
本発明者らは、ボア面が以下の条件を全て満たせば、低燃費と低LOC/低ブローバイガスとを両立できることを見出した。
(1)Rk+Rpkの値が所定値以下である。
(2)油溜り量Voが所定値以上である。
(3)表層油溜り量Dが所定値以下である。
油溜り量Voは下記の式で表され、ボア面の谷部に保持される単位面積当たりのオイル量を示している。
Vo=(100-Mr2)×Rvk/2000 [mm/cm
表層油溜り量Dは下記の式で表され、ボア面の表面付近に保持されるオイル量を示している。
D=Rk×(1-(Mr1+Mr2)/200)+Rvk×(1/2-Mr2/200) [μm]
Rk、Rpk、Rvk、Mr1、およびMr2は、JIS B0671-2-2002 (IS013565-2-1996) に規定するコア部のレベル差Rk、突出山部高さRpk、突出谷部深さRvk、コア部の負荷長さ率Mr1、Mr2である。具体的には、図6に示す粗さ曲線(左図)の負荷曲線(右図)において、横軸方向に40%離れた2点を結ぶ直線(割線)を引き、傾斜が最も緩くなる割線を等価直線Lとする。この等価直線Lが、Mr=0%及びMr=100%の位置で縦軸と交わる点から、横軸と平行な水平直線H1、H2を引く。これらの二本の水平直線H1、H2の縦方向間隔が「コア部のレベル差Rk」である。また、負荷曲線のうち、上側の水平直線H1よりも上側の領域の縦方向寸法が「突出山部高さRpk」、下側の水平直線H2よりも下側の領域の縦方向寸法が「突出谷部深さRvk」である。また、各水平曲線H1、H2と負荷曲線との交点の横軸座標が「コア部の負荷長さ率Mr1、Mr2」である。
上記の条件(1)に示すようにボア面のRk+Rpkの値が所定値以下であることは、ボア面の粗さ曲線における山部及び中間部の割合が小さいこと、すなわち、ボア面に、ピストンリングと接触してフリクションが生じる山部が少ない状態を示す。
上記の条件(2)に示すようにボア面の油溜り量Voが所定値以上であることは、ボア面に保持されるオイル総量が多いことを示す。これにより、ボア面とシリンダとの摺動部に十分なオイルが供給されるため、低燃費化が図られる。
上記の条件(3)に示すようにボア面の表層油溜り量Dが所定値以下であることは、ボア面の表面付近に保持されるオイルが少ないことを示す。このように、本発明に係るボア面は、ボア面に保持されるオイル総量は多いが(条件(2))、ボア面の表層に保持されるオイルは少ない(条件(3))。すなわち、ボア面の谷部にオイルを保持してオイル総量を確保しながら、ボア面の表面付近に保持されるオイルを少なくしている。このように、ボア面の表面付近に保持されるオイルが少ないことで、燃焼室で燃焼するオイル量が低減され、LOCが改善される。
また、ボア面の山部高さが低く、且つ、ボア面の表面付近に保持されるオイル量が少ないことは、ボア面の表面にフラットな面が多いこと、すなわち、ボア面の加工痕(谷部)の本数が少ないことを表している。このように、ボア面の加工痕の本数が少ないことで、燃焼室の燃焼ガスが加工痕を介してクランク室に侵入しにくくなるため、ブローバイガス量が低減される。
具体的には、例えば、ボア面のRk+Rpkの値が0.5μm以下、ボア面の油溜り量Voが0.005mm/cm以上、ボア面の表層油溜まり量Dが0.25μm以下とされる。
加工痕のクロスハッチ角度は所定の範囲内に設定することが好ましく、具体的には、20°以上45°以下とすることが好ましい。
上記のようなボア面を得るための加工条件の設定方法は、シリンダブロックのボア面にホーニング加工を施す工程と、ホーニング加工後のボア面のRk+Rpk、油溜り量Vo、表層油溜り量Dの値を測定する工程と、前記ボア面のRk+Rpk、油溜り量Vo、表層油溜り量Dの値に基づいてホーニング加工条件を調整する工程とを有する。
以上のようなボア面性状を有するシリンダブロックによれば、低燃費と低LOC/低ブローバイガスとを両立することができる。
シリンダブロックのボア面にホーニング加工を施す様子を示す断面図である。 (a)はボーリング加工後のボア面の断面図、(b)は荒ホーニング加工後のボア面の断面図、(c)は仕上げホーニング加工後のボア面の断面図、(d)は超仕上げホーニング加工後のボア面の断面図である。 シリンダブロックの断面図である。 上図は、比較品のボア面を内周側から撮影した写真であり、下図は同ボア面の面粗度波形である。 上図は、実施品のボア面を内周側から撮影した写真であり、下図は同ボア面の面粗度波形である。 左図は、測定対象表面の粗さ曲線であり、右図は同粗さ曲線の負荷曲線である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
シリンダブロック1のボア面2は、図1に示すようなホーニングヘッド10によりホーニング加工が施される。ホーニングヘッド10は、ヘッド本体11と、ヘッド本体11の外周面に取り付けられた複数(例えば6個)の砥石12とを有する。ホーニングヘッド10をシリンダブロック1のボアの内周に挿入し、砥石12をボア面2に押し付けながら回転させると共に、軸方向に往復動させることにより、ボア面2に研削あるいは研磨を施す。
ホーニング加工は、複数の工程に分けて行われる。本実施形態では、荒ホーニング加工、仕上げホーニング加工、及び超仕上げホーニング加工が順に行われる。
ホーニング加工前のボア面2には、図2(a)に示すように、ボーリング加工等の切削による粗い加工痕2a(例えば深さ20μm程度)が形成されている。このボア面2に荒ホーニング加工を施すことにより、切削加工痕2aが削り落とされ、図2(b)に示すように、砥石による細かい加工痕2b(例えば深さ5μm程度)が形成される。
その後、ボア面2に仕上げホーニング加工を施す。仕上げホーニング加工では、荒ホーニング加工の砥石よりも砥粒の細かい砥石12が用いられる。これにより、荒ホーニングによる加工痕2bが削り落とされ、ボア面2の寸法が調整される。仕上げホーニング加工後のボア面2には、図2(c)に示すように、荒ホーニング加工による加工痕2bよりも細かく、深谷部2dを有する加工痕2c(例えば深さ2μm程度)が形成される。
その後、ボア面に超仕上げホーニング加工を施す。超仕上げホーニング加工では、仕上げホーニング加工の砥石よりも砥粒の細かい砥石12が用いられる。これにより、図2(d)に示すように、仕上げホーニング加工による加工痕2cの山部が削られて略平坦面2eが形成される。超仕上げホーニング加工後のボア面2には、仕上げホーニング加工で形成された深谷部2dが残っている。
上記のようなホーニング加工が施されたボア面2は、以下の条件(1)~(3)を全て満たしている。
(1)Rk+Rpkが0.5μm以下(好ましくは0.25μm以下)
(2)油溜り量Voが0.005mm/cm以上(好ましくは0.007mm/cm以上)
(3)表層油溜り量Dが0.25μm以下(好ましくは0.2μm以下)
上記の条件(1)~(3)を満たすボア面2は、図2(d)に示されるように、超仕上げによる極めて微小な凹凸を有する略平坦面2eと、略平坦面2eの谷部よりもはるかに深い深谷部2dが形成される。
上記の条件(2)より、ボア面2には十分な量のオイルが保持されるため、ボア面2とピストンとの摺動部に十分なオイルを供給して低燃費化を図ることができる。また、上記の条件(3)より、ボア面2の表面付近(山部)に保持されるオイルが少ないため、燃焼室で燃焼するオイル量が低減され、LOCが改善される。さらに、上記の条件(1)及び(3)より、ボア面2に形成される深谷部2dの本数が少ないため、加工痕(深谷部2d)を介して燃焼室からクランク室に侵入する燃焼ガスが低減され、ブローバイガス量が低減される。以上により、ボア面2が上記の条件(1)~(3)を満たすことで、低燃費と低LOC/低ブローバイガス量を両立させることが可能となる。
ホーニング加工の加工条件は、上記のようなボア面2が形成されるように調整される。具体的に、図2(d)に示すような表面性状のボア面2を形成するためには、仕上げホーニング加工で、少ない本数の深谷部2dを深く掘り込むことが重要である{図2(c)参照}。このために、仕上げホーニング加工の砥石の種類(砥粒の大きさや密集度、バインダーの種類等)やホーニングヘッド10の制御条件(回転速度や加工時間等)を調整する。本実施形態では、シリンダヘッド1のサンプルのボア面2に所定の条件で上記のホーニング加工を施した後、ボア面2のRk+Rpk、油溜り量Vo、表層油溜り量Dの値を測定する。そして、これらの値が上記の条件(1)~(3)を満たすように、ホーニング加工の加工条件を調整する。以上の工程を繰り返すことで、上記の条件(1)~(3)を満たすボア面2を形成するためのホーニング加工の加工条件が設定される。
ホーニング加工が施されたボア面2には、図3に示すように、クロスハッチ状の加工痕が形成され、図示例では深谷部2dが線として現れている。ボア面2の加工痕のクロスハッチ角度θは所定の範囲内であることが好ましく、具体的には20°以上45°以下に設定することが好ましい。本実施形態では、加工痕のクロスハッチ角度θが30°に設定される。
本発明は、上記の実施形態に限られない。例えば、ホーニング加工のうち、超仕上げホーニング加工を省略してもよい。この場合、エンジンの完成時のボア面2は図2(c)に示すような表面性状を有しているが、慣らし運転時にボア面2とピストンが摺動することにより、ボア面2の山部が削られて、図2(d)と同様のボア面2が形成される。この場合、工程数が削減されるため、生産性の向上及び製造コストの低減が図られる。一方、上記のように超仕上げホーニング加工を施せば、エンジンの完成時に既に上記の条件(1)~(3)を満たすボア面2が形成されているため、運転初期から低燃費、低LOC、低ブローバイガスの特性を有している。何れの場合でも、所定時間以上(例えば100時間以上)の慣らし運転後のボア面2が、上記の条件(1)~(3)を満たしている。
また、超仕上げホーニングの後に、さらに細かい砥石でホーニング加工(例えば、バリ取りホーニング加工)を施してもよい。
本発明の効果を確認するため、以下の試験を行った。
まず、ボア面性状の異なる2種類のシリンダブロック(比較品及び実施品)を形成した。比較品及び実施品のボア面には、上記の実施形態のように荒ホーニング加工、仕上げホーニング加工、及び超仕上げホーニング加工が施されており、仕上げホーニング加工の加工条件(特に、砥石の種類)が異なる。比較品及び実施品を用いてエンジンを組み立て、それぞれについてモータリングベンチで慣らし運転を行った。慣らし運転は、一定の回転数2000rpmで100時間以上行った。エンジンオイルは、粘度が0W―16のものを使用した。
慣らし運転を行った後、比較品及び実施品のボア面のうち、ピストンとの摺動領域の上部、中部、下部において、それぞれ周方向に離間した3か所(合計9か所)で写真及び面粗度波形を取得した。図4は、比較品のボア面の一箇所における写真及び面粗度波形を示し、図5は、実施品のボア面の一箇所における写真及び面粗度波形を示す。そして、比較品、実施品のそれぞれにおいて、各部の面粗度波形からRpk、Rk、Rvk、Mr1、およびMr2の値を算出し、これらの値の平均値に基づいて下記の表1に示す各パラメータの値を算出した。
Figure 2023020383000002
また、慣らし運転後の比較品及び実施品を有するエンジンを用いて、運転時のフリクショントルク(すなわちメカニカルロス)、LOC、及びブローバイガス量を測定した。具体的には、エンジンのクランク軸とモータとの間にトルク計を挟んで取り付け、モータでエンジンのクランク軸を回転させたときのトルク計の値をフリクショントルクとした。その結果、実施品の運転時のフリクショントルクは、比較品よりも10~20%程度小さかった。従って、実施品は比較品よりもメカニカルロスが少ない、すなわちボア面とピストンとの間のフリクションが小さく、燃費低減が期待できることが確認された。また、比較品は、優れたLOC及びブローバイガス量を示すものであり、実施品でもこれと同等のLOC及びブローバイガス量が得られた。以上より、ボア面のRk+Rpkの値が0.5μm以下であり、油溜り量Voが0.005mm/cm以上であり、表層油溜り量Dが0.25μm以下である実施品は、これらの条件を満たさない比較品と比べて、燃費が低減されると共に、低LOC/低ブローバイガス量を維持できることが確認された。
すなわち、ボア面のRk+Rpkの値については値をある一定以下とし、さらに前記ボア面の油溜り量Voについてはある一定以上とする一方で、前記ボア面の表層油溜り量Dについてはある一定以下とするという、相反するとも考えられる設定条件とすることで、燃費の低減共に、低LOC/低ブローバイガス量の維持に寄与できることを見出した。
1 シリンダブロック
2 ボア面
2a 加工痕
2b 加工痕
2c 加工痕
2d 深谷部
2e 平坦面
10 ホーニングヘッド
11 ヘッド本体
12 砥石
θ クロスハッチ角度

Claims (4)

  1. ボア面のRk+Rpkの値が所定値以下であり、
    前記ボア面の油溜り量Voが所定値以上であり、
    前記ボア面の表層油溜り量Dが所定値以下であるシリンダブロック。
  2. ボア面のRk+Rpkの値が0.5μm以下であり、
    前記ボア面の油溜り量Voが0.005mm/cm以上であり、
    前記ボア面の表層油溜り量Dが0.25μm以下である請求項1に記載のシリンダブロック。
  3. 前記ボア面に形成される加工痕のクロスハッチ角度が20°以上45°以下である請求項1又は2に記載のシリンダブロック。
  4. シリンダブロックのボア面にホーニング加工を施す工程と、
    ホーニング加工後の前記ボア面のRk+Rpk、油溜り量Vo、表層油溜り量Dの値を測定する工程と、
    前記ボア面のRk+Rpk、油溜り量Vo、表層油溜り量Dの値に基づいてホーニング加工条件を調整する工程とを有するボア面の加工条件の設定方法。
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