JP2023020056A - 全固体二次電池及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023020056000001
【課題】エネルギー効率を向上させつつ、基板における溝間領域の強度が良好な全固体二次電池を提供する。また、当該全固体二次電池を備える電子機器を提供する。
【解決手段】主面10A、主面10Aとは反対側の主面10B、及び主面10Aから主面10Bまで延在している貫通溝10aを有する基板10と、主面10Aの少なくとも一部、主面10Bの少なくとも一部、及び貫通溝10aを構成する側壁面10Cの少なくとも一部を覆っている固体電解質13と、固体電解質13の少なくとも一部を覆い、かつ、一部が貫通溝10a内にある電極14と、を備え、電極14は、正極及び負極からなる群から選択されるいずれかとして機能する、全固体二次電池100。
【選択図】図1

Description

本実施形態は、全固体二次電池及び電子機器に関する。
近年、自動車、電子機器、及び家庭用蓄電池等の用途に適した二次電池の研究が盛んに行われている。なかでも、負極、正極、電解質のすべてが固体からなる全固体電池は、安全性、高エネルギー密度、長寿命を兼ねそろえた電池としてその開発が期待されている。
例えば、電子機器が小型化されるにつれて電池のサイズも小さくなっているが、電子機器の小型化に合わせて電池の性能も向上させる必要がある。また、半導体プロセスを用いて電池を小型化することも可能である。小型化された電池の一つである薄膜型電池は、形状や大きさに制限はない。そのため、電子機器の電源として使用する場合、薄膜型電池を比較的小型に製造することができ、したがって、薄膜型電池に適合させることができる。
米国特許第6495283号明細書
基板に複数の溝を形成し、隣り合う溝同士の間隔を狭くし、当該溝内部に正極、電解質、及び負極等を埋め込むことにより、単位面積当たりの、正極と電解質との接触面積及び負極と電解質との接触面積を増大させることができ、電流密度、蓄電量,及び充電速度などのエネルギー効率を向上させることができる。しかしながら、隣り合う溝同士の間隔を狭くしすぎると、基板における、隣り合う溝同士の間の領域(溝間領域ともいう)の強度が低下し、当該領域の一部が破損するおそれがある。
本実施形態の一態様は、エネルギー効率を向上させつつ、基板における溝間領域の強度が良好な全固体二次電池を提供する。また、当該全固体二次電池を備える電子機器を提供する。
本実施形態は、基板に貫通溝を設け、固体電解質が、基板の上側の主面の少なくとも一部、基板の下側の主面の少なくとも一部、及び貫通溝の側壁面の少なくとも一部を覆い、当該固体電解質を挟むように正極及び負極を設けることにより、エネルギー効率を向上させつつ、基板における貫通溝周辺の強度の低下を抑制することができる。本実施形態の一態様は以下のとおりである。
本実施形態の一態様は、第1の主面、前記第1の主面とは反対側の第2の主面、及び前記第1の主面から前記第2の主面まで延在している貫通溝を有する基板と、前記第1の主面の少なくとも一部、前記第2の主面の少なくとも一部、及び前記貫通溝を構成する側壁面の少なくとも一部を覆っている固体電解質と、前記固体電解質の少なくとも一部を覆い、かつ、一部が前記貫通溝内にある第1の電極と、を備え、前記第1の電極は、正極及び負極からなる群から選択されるいずれかとして機能する、全固体二次電池である。
本実施形態の他の一態様は、上記全固体二次電池を備える電子機器である。
本実施形態によれば、エネルギー効率を向上させつつ、基板における溝間領域の強度が良好な全固体二次電池を提供することができる。また、当該全固体二次電池を備える電子機器を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る全固体二次電池の一態様を示す断面模式図である。 図2は、第1の実施形態に係る全固体二次電池の変形例を示す断面模式図である。 図3は、第2の実施形態に係る全固体二次電池の一態様を示す断面模式図である。 図4は、第3の実施形態に係る全固体二次電池の一態様を示す断面模式図である。 図5は、第4の実施形態に係る全固体二次電池の一態様を示す断面模式図である。 図6Aは、基板の第1の主面の法線方向から見たときの、貫通溝の面形状を説明する図である。 図6Bは、基板の第1の主面の法線方向から見たときの、貫通溝の面形状を説明する図である。 図6Cは、基板の第1の主面の法線方向から見たときの、貫通溝の面形状を説明する図である。 図7は、全固体二次電池を搭載したスマートフォンである。 図8は、全固体二次電池を搭載したタブレット端末である。 図9は、全固体二次電池を搭載したスマートウォッチである。 図10は、全固体二次電池を搭載した電気自動車である。
次に、図面を参照して、本実施の形態について説明する。以下に説明する図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各構成部品の厚みと平面寸法との関係等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
また、以下に示す実施の形態は、技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を特定するものではない。本実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本実施形態の一態様は、以下の通りである。
<1> 第1の主面、前記第1の主面とは反対側の第2の主面、及び前記第1の主面から前記第2の主面まで延在している貫通溝を有する基板と、前記第1の主面の少なくとも一部、前記第2の主面の少なくとも一部、及び前記貫通溝を構成する側壁面の少なくとも一部を覆っている固体電解質と、前記固体電解質の少なくとも一部を覆い、かつ、一部が前記貫通溝内にある第1の電極と、を備え、前記第1の電極は、正極及び負極からなる群から選択されるいずれかとして機能する、全固体二次電池。
<2> 前記基板の電気抵抗率は1×10-2Ω・cm以下である、<1>に記載の全固体二次電池。
<3> 前記基板と前記固体電解質に挟まれている第1の集電体をさらに備える、<1>又は<2>に記載の全固体二次電池。
<4> 前記第1の集電体と前記固体電解質に挟まれている第2の電極をさらに備え、前記第2の電極は、前記第1の電極の対極として機能する、<3>に記載の全固体二次電池。
<5> 前記固体電解質は、前記第1の主面の少なくとも一部、前記第2の主面の少なくとも一部、及び前記側壁面の少なくとも一部に接しており、前記基板は、前記第1の電極の対極をなす第2の電極として機能する、<1>又は<2>に記載の全固体二次電池。
<6> 前記基板と前記固体電解質に挟まれている、前記第1の電極の対極をなす第2の電極をさらに備え、前記基板は、第1の集電体として機能する、<1>又は<2>に記載の全固体二次電池。
<7> 前記第2の電極は、負極である、<4>~<6>のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
<8> 前記第1の電極を少なくとも一部を覆い、かつ、一部が前記貫通溝内にある第2の集電体をさらに備える、<1>~<7>のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
<9> 前記基板はシリコン基板である、<1>~<8>のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
<10> 前記第1の主面の法線方向から見たときの、前記貫通溝の面形状は、多角形、円形、及びトリロッドからなる群から選択されるいずれかである、<1>~<9>のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
<11> 前記基板は、前記貫通溝を複数有し、前記第1の主面の法線方向から見たときの、前記複数の貫通溝の中心同士は等間隔である、<1>~<10>のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
<12> <1>~<11>のいずれか1項に記載の全固体二次電池を備える電子機器。
(第1の実施形態)
本実施形態に係る全固体二次電池について説明する。
本実施形態に係る全固体二次電池100を示す断面模式図を図1に示す。全固体二次電池100は、基板10と、導電膜11と、電極12と、固体電解質13と、電極14と、導電膜15と、絶縁膜16と、接続電極17と、接続電極18と、を備える。
具体的には、基板10は、主面10A、主面10Aとは反対側の主面10B、及び主面10Aから主面10Bまで延在している貫通溝10aを有する。導電膜11は、主面10Aの少なくとも一部、主面10Bの少なくとも一部、及び貫通溝10aを構成する側壁面10Cの少なくとも一部を接して覆っている。電極12は、主面10Aの少なくとも一部、主面10Bの少なくとも一部、及び側壁面10Cの少なくとも一部を覆い、かつ、導電膜11と接している。固体電解質13は、主面10Aの少なくとも一部、主面10Bの少なくとも一部、及び側壁面10Cの少なくとも一部を覆い、かつ、電極12と接している。電極14は、主面10Aの少なくとも一部、主面10Bの少なくとも一部、及び側壁面10Cの少なくとも一部を覆い、かつ、固体電解質13と接している。導電膜15は、主面10Aの少なくとも一部、主面10Bの少なくとも一部、及び側壁面10Cの少なくとも一部を覆い、かつ、電極14と接している。絶縁膜16は、導電膜15上の一部、及び導電膜11上の一部と接している。接続電極17は、導電膜11を介して電極12と電気的に接続している。接続電極18は、導電膜15を介して電極14と電気的に接続している。
なお、本明細書の説明では、図1に示す全固体二次電池100の状態を基準に上下方向を定義するが、全固体二次電池を使用する方向を限定するものではない。
基板10は、主面10Aから主面10Bまで延在している貫通溝10aを有しており、貫通溝10a内には、導電膜11の一部、電極12の一部、固体電解質13の一部、電極14の一部、及び導電膜15の一部が少なくとも埋め込まれている。また、電極12は正極及び負極からなる群から選択されるいずれかとして機能し、電極14は電極12の対極として機能する。例えば、電極12が負極として機能し、電極14が正極として機能する。本実施形態では、電極12が負極として機能し、電極14が正極として機能する。
基板10としては、例えば、シリコン基板が挙げられる。耐久性が高い、及び信頼性が高いなどの観点から、基板10は、単結晶シリコンを含むことが好ましい。また、基板10としては、半導体プロセスを用いて貫通溝のような緻密な構造に形成することができるシリコン基板を用いることが好ましい。さらに、基板10は貫通溝10aを有しているため、基板を貫通しない底部を有する溝と比較して、単位面積あたりの、電極12と固体電解質13との界面の面積及び電極14と固体電解質13との界面の面積を増大させることができ、エネルギー効率を向上させることができる。また、貫通溝10aは複数存在し、隣り合う貫通溝10a同士の間隔は、例えば、1~100μmである。隣り合う貫通溝10a同士の間隔を当該範囲に調整することにより、エネルギー効率を向上させつつ、基板10における、貫通溝10a同士の間に位置する溝間領域を狭くしすぎず、溝間領域における基板10の強度を保持し、基板10の破損を抑制することができる。
導電膜11は、主面10Aの少なくとも一部、主面10Bの少なくとも一部、及び貫通溝10aを構成する側壁面10Cの少なくとも一部を覆っている。本実施形態では、導電膜11は、主面10Aの全面、主面10Bの全面、及び側壁面10Cの全面を覆っているがこれに限られない。導電膜11は、集電体として機能し、例えば、固体電解質13に含まれるリチウムと反応しない材料、つまり、リチウムとの合金化及び化合物を形成しない材料によって構成される。導電膜11は、例えば、Pt、Au、Ag、Cu、Al、Fe、Ni、Ti、In、Zn、Ge、Co、Mg等の金属またはこれらを主成分とする合金等の金属系材料などを用いることができる。導電膜11は、前述の金属のうち1種によって構成されてもよいし、2種以上の金属の合金によって構成されてもよい。導電膜11の材料は、電極12との接触抵抗が小さいものを用いることが好ましい。また、導電膜11は、設けなくてもよい。
電極12は、集電体層と当該集電体層を覆っている活物質層を含む。電極12中の集電体層は導電膜11と接している。電極12は、一部が貫通溝10a内に設けられている。電極12が貫通溝10a内に設けられているため、導電膜11と電極12との界面の面積が増大し、導電膜11と電極12との接触抵抗を低減することができる。
電極12中の集電体層は、例えば、Pt、Au、Ag、Cu、Al、Fe、Ni、Ti、In、Zn、Ge、Co、Mg等の金属またはこれらを主成分とする合金等の金属系材料などを用いることができる。集電体層は、前述の金属のうち1種によって構成されてもよいし、2種以上の金属の合金によって構成されてもよい。
電極12中の活物質層は、例えば、カーボン、グラファイト等の炭素・黒鉛系材料、Sn系酸化物、In系酸化物、Pb系酸化物、Ag系酸化物、Sb系酸化物、Si系酸化物、LiTi12、LixV(PO(1≦x≦5)等の酸化物系材料、Li、In、Al、Si、Sn等の金属またはこれらを主成分とする合金等の金属系材料、LiAl、LiZn、LiBi、LiCd、LiSd、LiSi、Li4.4Pb、Li4.4Sn、Li0.17C(LiC)、LiFeN、Li2.6Co0.4N、Li2.6Cu0.4N等のリチウム金属化合物系材料を活物質として含む。
電極12中の活物質層には、活物質内での電子の移動度を向上させるために、例えば、黒鉛、カーボンブラック(CB:carbon black)、アセチレンブラック(AB:acetylene black)、ケッチェン(KB:Ketjen black)ブラック、炭素ファイバ、金属粉末などの導電剤を添加することができる。さらに、電極12中の活物質層には、活物質同士、及び活物質と集電体とを結着させるために、例えば、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンなどのバインダーを添加することができる。
固体電解質13は、電極12と接しており、一部が貫通溝10a内に設けられている。固体電解質13の一部及び電極12の一部が貫通溝10a内に設けられているため、電極12と固体電解質13との界面の面積増大させることができ、エネルギー効率を向上させることができる。また、電極12と固体電解質13との界面の面積が増大することにより、電極12と固体電解質13との接触抵抗を低減することができる。
固体電解質13は、例えば、酸化物系固体電解質又は硫化物系固体電解質を用いることができる。酸化物系固体電解質は、ペロブスカイト型のLa-Li-Ti系酸化物(La0.51Li0.34TiO2.94等)、NASICON型のLi-Al-Ti系酸化物(Li1.3Al0.3TiO1.7(PO等)、ガーネット型のLi-La-Zr系酸化物(LiLaZr12等)、ガラスの50LiSiO・50LiBO、アモルファス薄膜のLi2.9PO3.30.46(LIPON)及びLi3.6Si0.60.4、ガラスセラミックのLi1.07Al0.69Ti1.46(PO及びLi1.5Al0.5Ge1.5(POなどを用いることができ、ペロブスカイト型のLa-Li-Ti系酸化物、NASICON型のLi-Al-Ti系酸化物、及びガーネット型のLi-La-Zr系酸化物は室温(25℃)で10-4~10-3Scm-1の高い導電率を有する。酸化物系固体電解質は、大気安定性に優れる。
硫化物系固体電解質は、結晶の硫化リチウム-硫化シリコン系などの二成分系やそこにさらにヨウ化リチウムやリン酸リチウムを加えた三成分系などを用いることができ、例えば、Li10GeP12、Li3.25Ge0.250.75、30LiS・26B・44LiI、63LiS・36SiS・1LiPO、57LiS・38SiS・5LiSiO、70LiS・30P、50LiS・50PGeS、Li11、及びLi3.250.95などを用いることができる。
電極14は、活物質層と当該活物質層を覆っている集電体層を含む。電極14中の集電体層は導電膜15と接している。電極14は、一部が貫通溝10a内に設けられている。固体電解質13の一部及び電極14の一部が貫通溝10a内に設けられているため、電極14と固体電解質13との界面の面積を増大させることができ、エネルギー効率を向上させることができる。また、電極14と固体電解質13との界面の面積が増大することにより、電極14と固体電解質13との接触抵抗を低減することができる。
電極14中の活物質層は、例えば、LiCoO、LixV(PO(1≦x≦5)等の酸化物系材料及びLiS等の硫化物系材料を活物質として含む。
電極14中の活物質層には、活物質内での電子の移動度を向上させるために、例えば、黒鉛、カーボンブラック(CB:carbon black)、アセチレンブラック(AB:acetylene black)、ケッチェン(KB:Ketjen black)ブラック、炭素ファイバ、金属粉末などの導電剤を添加することができる。さらに、電極14中の活物質層には、活物質同士、及び活物質と集電体とを結着させるために、例えば、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンなどのバインダーを添加することができる。
電極14中の集電体層は、例えば、Pt、Au、Ag、Cu、Al、Fe、Ni、Ti、In、Zn、Ge、Co、Mg等の金属またはこれらを主成分とする合金等の金属系材料などを用いることができる。集電体層は、前述の金属のうち1種によって構成されてもよいし、2種以上の金属の合金によって構成されてもよい。
導電膜15は、電極14と接しており、一部が貫通溝10a内に設けられている。貫通溝10aにおいて、対向し合う溝間領域の中央部に導電膜15の一部が配置されている。導電膜15が貫通溝10a内に設けられているため、導電膜15と電極14との界面の面積が増大し、導電膜15と電極14との接触抵抗を低減することができる。
導電膜15は、集電体として機能し、例えば、固体電解質13に含まれるリチウムと反応しない材料、つまり、リチウムとの合金化及び化合物を形成しない材料によって構成される。導電膜15は、例えば、Pt、Au、Ag、Cu、Al、Fe、Ni、Ti、In、Zn、Ge、Co、Mg等の金属またはこれらを主成分とする合金等の金属系材料などを用いることができる。導電膜15は、前述の金属のうち1種によって構成されてもよいし、2種以上の金属の合金によって構成されてもよい。また、導電膜15は、電極14中の集電体層と同じ材料であっても異なる材料であってもよい。
絶縁膜16は、導電膜15及び接続電極17と、接続電極18を絶縁分離するように配置されている。つまり、絶縁膜16は、電極12と電極14とが互いに導通しないように設けられており、絶縁膜16により、電極12は電極14と電気的に絶縁されている。絶縁膜16の材料としては、酸化シリコンなどの酸化物膜、窒化シリコンなどの窒化物膜等の絶縁性を有する膜であれば特に限定されない。
接続電極17は、導電膜11を介して電極12と電気的に接続しており、電極12の外部との接続端子として機能する。接続電極18は、導電膜15を介して電極14と電気的に接続しており、電極14の外部との接続端子として機能する。接続電極17及び接続電極18は、基板10の主面10A側に配置されており、絶縁膜16によって、接続電極17及び接続電極18は絶縁分離されている。接続電極17及び接続電極18の材料としては、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料を用いることができる。
本実施形態によれば、基板に設けられている貫通溝内に、正極として機能する電極、固体電解質、負極として機能する電極を設けることにより、隣り合う貫通溝同士の間隔を極端に狭くしなくてもエネルギー効率を向上させつつ、基板における貫通溝周辺の強度の低下を抑制することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態に係る全固体二次電池について説明する。
本実施形態に係る全固体二次電池100Aを示す断面模式図を図2に示す。全固体二次電池100Aは、基板10と、導電膜11と、電極12と、固体電解質13と、電極14と、導電膜15と、絶縁膜16Aと、接続電極17Aと、接続電極18Aと、を備える。本実施形態に係る全固体二次電池100Aが第1の実施形態に係る全固体二次電池100と異なる点は、絶縁膜16Aが主面10Aの上方に露出した導電膜15の部分を覆っている点、接続電極17及び接続電極18に代えて接続電極17A及び接続電極18Aを用いる点である。本実施形態において図1に示す全固体二次電池100と共通する点は前述の説明を援用し、以下、異なる点について説明する。
絶縁膜16Aは、主面10Aの上方に露出した導電膜15を覆っており、導電膜15及び接続電極17と、接続電極18を絶縁分離するように配置されている。つまり、絶縁膜16Aは、電極12と電極14とが互いに導通しないように設けられている。
接続電極17Aは、導電膜11を介して電極12と電気的に接続しており、電極12の外部との接続端子として機能する。接続電極18Aは、基板10を主面10A側に配置されている接続電極17Aと挟むように主面10B側に設けられており、導電膜15を介して電極14と電気的に接続しており、電極14の外部との接続端子として機能する。接続電極17A及び接続電極18Aの材料としては、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金等のアルミニウム系金属材料を用いることができる。
接続電極17A及び接続電極18Aは、蒸着により形成される。このため、同時に接続電極17A及び接続電極18Aを形成することができ、第1の実施形態における接続電極17及び接続電極18の形成に比べて工程を簡略することができる。
また、接続電極18Aは、導電膜15の主面10Bの下方に露出した部分を覆っており、導電膜15との接触抵抗を低減することができる。さらに、接続電極18Aは、導電膜15と接している面積が広いため、Cレート等の充放電特性を向上させることができる。
本実施形態によれば、同時に接続電極17A及び接続電極18Aを形成することができ、第1の実施形態における接続電極17及び接続電極18の形成に比べて工程を簡略することができる。さらに、基板に設けられている貫通溝内に、正極として機能する電極、固体電解質、負極として機能する電極を設けることにより、隣り合う貫通溝同士の間隔を極端に狭くしなくてもエネルギー効率を向上させつつ、基板における貫通溝周辺の強度の低下を抑制することができる。
(第3の実施形態)
本実施形態に係る全固体二次電池について説明する。
本実施形態に係る全固体二次電池100Bを示す断面模式図を図3に示す。全固体二次電池100Bは、基板20と、電極12と、固体電解質13と、電極14と、導電膜15と、絶縁膜16と、接続電極17と、接続電極18と、を備える。本実施形態に係る全固体二次電池100Bが第1の実施形態に係る全固体二次電池100と異なる点は、基板10及び導電膜11に代えて基板20を用いる点である。本実施形態において図1に示す全固体二次電池100と共通する点は前述の説明を援用し、以下、異なる点について説明する。
基板20は、主面20Aから主面20Bまで延在している貫通溝20aを有しており、貫通溝20a内には、電極12の一部、固体電解質13の一部、電極14の一部、及び導電膜15の一部が少なくとも埋め込まれている。電極12は、主面20Aの少なくとも一部、主面20Bの少なくとも一部、及び貫通溝20aを構成する側壁面20Cの少なくとも一部を覆っている。
基板20としては、導電性を有するものであればよく、例えば、電気抵抗率が1×10-2Ω・cm以下であればよい。基板20は、第1の実施形態における導電膜11と同様に集電体として機能する。基板20は、第1の実施形態における導電膜11を介さずに直接接続電極17と電気的に接続している。基板20としては、例えば、リン、ヒ素、アンチモンなどの不純物を含み、かつ、n型の性質を示す(n型である)シリコン基板が挙げられる。変換効率が高い、耐久性が高い、及び信頼性が高いなどの観点から、基板20は、単結晶シリコンを含むことが好ましい。
さらに、基板20は貫通溝20aを有しているため、基板を貫通しない底部を有する溝と比較して、単位面積あたりの、電極12と固体電解質13との界面の面積及び電極14と固体電解質13との界面の面積を増大させることができ、エネルギー効率を向上させることができる。また、貫通溝20aは複数存在し、隣り合う貫通溝20a同士の間隔は、例えば、1~100μmである。隣り合う貫通溝20a同士の間隔を当該範囲に調整することにより、エネルギー効率を向上させつつ、基板20における、貫通溝20a同士の間に位置する溝間領域を狭くしすぎず、溝間領域における基板20の強度を保持し、基板20の破損を抑制することができる。
本実施形態によれば、導電膜11を形成する第1の実施形態に比べて工程を簡略することができる。さらに、基板に設けられている貫通溝内に、正極として機能する電極、固体電解質、負極として機能する電極を設けることにより、隣り合う貫通溝同士の間隔を極端に狭くしなくてもエネルギー効率を向上させつつ、基板における貫通溝周辺の強度の低下を抑制することができる。
(第4の実施形態)
本実施形態に係る全固体二次電池について説明する。
本実施形態に係る全固体二次電池100Cを示す断面模式図を図4に示す。全固体二次電池100Cは、基板30と、固体電解質13と、電極14と、導電膜15と、絶縁膜16と、接続電極17と、接続電極18と、を備える。本実施形態に係る全固体二次電池100Cが第1の実施形態に係る全固体二次電池100と異なる点は、基板10、導電膜11、及び電極12に代えて基板30を用いる点である。本実施形態において図1に示す全固体二次電池100と共通する点は前述の説明を援用し、以下、異なる点について説明する。
基板30は、主面30Aから主面30Bまで延在している貫通溝30aを有しており、貫通溝30a内には、固体電解質13の一部、電極14の一部、及び導電膜15の一部が少なくとも埋め込まれている。固体電解質13は、主面30Aの少なくとも一部、主面30Bの少なくとも一部、及び貫通溝30aを構成する側壁面30Cの少なくとも一部を覆っている。また、基板30は、直接固体電解質13と接している。
基板30としては、導電性を有するものであればよく、例えば、電気抵抗率が1×10-2Ω・cm以下であればよい。基板30は、第1の実施形態における電極12と同様に電極として機能し、特に負極として機能する。基板30としては、例えば、リン、ヒ素、アンチモンなどの不純物を含み、かつ、n型の性質を示す(n型である)シリコン基板が挙げられる。変換効率が高い、耐久性が高い、及び信頼性が高いなどの観点から、基板20は、単結晶シリコンを含むことが好ましい。さらに、負極材料としてシリコン基板を用いると、理論容量密度が黒鉛と比べて10倍ほど高く、エネルギー密度を向上させることができる。
シリコン基板を負極に用いると、電池の充電に伴ってシリコンの体積が膨張し、電池の寿命が短くなってしまうが、シリコン基板に炭素を含ませることでシリコン基板がシリコンと炭素を含む複合材料からなり、複合材料は体積変化を起こしにくいため、シリコンの凝集又は電気化学的焼結が減少する。これにより、シリコンの膨張を抑え、電池の安定性を向上させることができる。
さらに、基板30は貫通溝30aを有しているため、基板を貫通しない底部を有する溝と比較して、単位面積あたりの、負極として機能する基板30と固体電解質13との界面の面積及び電極14と固体電解質13との界面の面積を増大させることができ、エネルギー効率を向上させることができる。また、貫通溝30aは複数存在し、隣り合う貫通溝30a同士の間隔は、例えば、1~100μmである。隣り合う貫通溝30a同士の間隔を当該範囲に調整することにより、エネルギー効率を向上させつつ、基板30における、貫通溝30a同士の間に位置する溝間領域を狭くしすぎず、溝間領域における基板30の強度を保持し、基板30の破損を抑制することができる。
本実施形態によれば、導電膜11及び電極12を形成する第1の実施形態に比べて工程を簡略することができる。さらに、負極として機能する基板に設けられている貫通溝内に、固体電解質、及び正極として機能する電極を設けることにより、隣り合う貫通溝同士の間隔を極端に狭くしなくてもエネルギー効率を向上させつつ、基板における貫通溝周辺の強度の低下を抑制することができる。
(第5の実施形態)
本実施形態に係る全固体二次電池について説明する。
本実施形態に係る全固体二次電池100Dを示す断面模式図を図5に示す。全固体二次電池100Dは、基板10と、導電膜11と、電極12と、固体電解質13と、電極24と、絶縁膜16と、接続電極17と、接続電極18と、を備える。本実施形態に係る全固体二次電池100Dが第1の実施形態に係る全固体二次電池100と異なる点は、電極14及び導電膜15に代えて電極24を用いる点である。本実施形態において図1に示す全固体二次電池100と共通する点は前述の説明を援用し、以下、異なる点について説明する。
電極24は、活物質層と当該活物質層を覆っている集電体層を含む。電極24中の集電体層は接続電極18と接している。電極24は、一部が貫通溝10a内に設けられている。固体電解質13の一部及び電極24の一部が貫通溝10a内に設けられているため、電極24と固体電解質13との界面の面積を増大させることができ、エネルギー効率を向上させることができる。また、電極24と固体電解質13との界面の面積が増大することにより、電極24と固体電解質13との接触抵抗を低減することができる。
電極24中の活物質層及び集電体層の材料は、第1の実施形態で説明した電極14の活物質層及び集電体層の材料を用いることができる。
本実施形態によれば、電極14及び導電膜15を形成する第1の実施形態に比べて工程を簡略することができる。さらに、基板に設けられている貫通溝内に、正極として機能する電極、固体電解質、負極として機能する電極を設けることにより、隣り合う貫通溝同士の間隔を極端に狭くしなくてもエネルギー効率を向上させつつ、基板における貫通溝周辺の強度の低下を抑制することができる。
<貫通溝の面形状>
さらに、第1の実施形態、第2の実施形態、及び第5の実施形態において、基板10の主面10Aの法線方向から見たときの貫通溝10aの面形状は、図6A示すような多角形、図6Bに示すような円形、及び図6Cに示すようなトリロッドであってもよい。また、基板10の主面10Aの法線方向から見たときの、貫通溝10aの中心10b同士は等間隔であると、単位面積当たりの、電極12と固体電解質13との界面の面積及び電極14と固体電解質13との界面の面積をより増大させることができ、エネルギー効率を向上させることができるため好ましい。特に、貫通溝10aの面形状が多角形であるハニカム構造である場合、ハニカム構造は、最密充填構造であり、エネルギー密度をより向上させることができるため好ましい。
ここでは、貫通溝10aの面形状について説明したが、第3の実施形態における貫通溝20aの面形状、第4の実施形態における貫通溝30aの面形状についても同様に多角形、円形、及びトリロッドであってもよく、貫通溝20aの中心同士が等間隔であると好ましく、貫通溝30aの中心同士が等間隔であると好ましい。
[アプリケーション]
上述した全固体二次電池は、例えば、図7に示すスマートフォン200、図8に示すタブレット端末210、図9に示すスマートウォッチ220等のなどの電子機器に搭載して使用することができる。また、図10に示す電気自動車230、電動工具、掃除機、医療機器、ロボットなどの駆動用電源、建築物の電力貯蔵用電源、家庭用蓄電池などとして、上述の全固体二次電池を使用することができる。
10、20、30 基板
10a、20a、30a 貫通溝
10A、10B、20A、20B、30A、30B 主面
10C、20C、30C 側壁面
11、15 導電膜
12、14、24 電極
13 固体電解質
16、16A 絶縁膜
17、17A、18、18A 接続電極
100、100A、100B、100C、100D 全固体二次電池
200 スマートフォン
210 タブレット端末
220 スマートウォッチ
230 電気自動車

Claims (12)

  1. 第1の主面、前記第1の主面とは反対側の第2の主面、及び前記第1の主面から前記第2の主面まで延在している貫通溝を有する基板と、
    前記第1の主面の少なくとも一部、前記第2の主面の少なくとも一部、及び前記貫通溝を構成する側壁面の少なくとも一部を覆っている固体電解質と、
    前記固体電解質の少なくとも一部を覆い、かつ、一部が前記貫通溝内にある第1の電極と、を備え、
    前記第1の電極は、正極及び負極からなる群から選択されるいずれかとして機能する、全固体二次電池。
  2. 前記基板の電気抵抗率は1×10-2Ω・cm以下である、請求項1に記載の全固体二次電池。
  3. 前記基板と前記固体電解質に挟まれている第1の集電体をさらに備える、請求項1又は2に記載の全固体二次電池。
  4. 前記第1の集電体と前記固体電解質に挟まれている第2の電極をさらに備え、
    前記第2の電極は、前記第1の電極の対極として機能する、請求項3に記載の全固体二次電池。
  5. 前記固体電解質は、前記第1の主面の少なくとも一部、前記第2の主面の少なくとも一部、及び前記側壁面の少なくとも一部に接しており、
    前記基板は、前記第1の電極の対極をなす第2の電極として機能する、請求項1又は2に記載の全固体二次電池。
  6. 前記基板と前記固体電解質に挟まれている、前記第1の電極の対極をなす第2の電極をさらに備え、
    前記基板は、第1の集電体として機能する、請求項1又は2に記載の全固体二次電池。
  7. 前記第2の電極は、負極である、請求項4~6のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
  8. 前記第1の電極を少なくとも一部を覆い、かつ、一部が前記貫通溝内にある第2の集電体をさらに備える、請求項1~7のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
  9. 前記基板はシリコン基板である、請求項1~8のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
  10. 前記第1の主面の法線方向から見たときの、前記貫通溝の面形状は、多角形、円形、及びトリロッドからなる群から選択されるいずれかである、請求項1~9のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
  11. 前記基板は、前記貫通溝を複数有し、
    前記第1の主面の法線方向から見たときの、前記複数の貫通溝の中心同士は等間隔である、請求項1~10のいずれか1項に記載の全固体二次電池。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載の全固体二次電池を備える電子機器。
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