JP2023019482A - ドア構造および個室ブース - Google Patents

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Abstract

【課題】非常時などにおいて大きな力が不要で、かつ作業に掛かる手間や時間をかけずに内開きドアを外側に開くことができる。【解決手段】ドアパネル2の吊元側に設けられる吊元側壁パネル11Aと、ドアパネル2の戸先側に設けられる戸先側壁パネル11Bと、を備え、戸先側壁パネル11Bにおけるトイレブース10の出入口を形成する開口部10A側の内側縁部11cに対して取り外し可能に設けられた取外し可能パネル3が設けられ、ドアパネル2の戸先部は、取外し可能パネル3の内面に対して内外方向に重なっているドアを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、ドア構造および個室ブースに関する。
従来、公共施設等に設置されているトイレブース等の個室ブースとして、例えばドアパネルの吊元側における手指の挟まれを防ぐために吊元側の壁パネル(吊元側壁パネル)および戸先側の壁パネル(戸先側壁パネル)に対してドアパネルが内外方向に重なった構成とされ、通常は、ブース内側のみに開く内開きドアとして動作するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-224710号公報
上述したようなトイレブースに使用される内開きドアの場合には、ドアパネルの戸先側の部分が戸先側壁パネルのブース内側の面(内面)に当接する位置で閉位置となり、ドアパネルが外側に開くことができないように構成されている。そのため、例えば、ドアパネルが内側から施錠された状態でブース内で人が倒れた場合のような非常時において、倒れた人がドアパネルの内開き側の開閉可動領域を塞いでしまうと、ドアパネルが内側に開くことができない。
このような場合には、ドアパネルを取り外してブース内で倒れた人を救助することになる。ドアパネルを取り外す際には、例えば、ドアパネル自体を吊元側壁パネルに設けられる丁番のピンから外れるまで持ち上げる作業が行われる。そして、吊元側壁パネルから離脱させたドアパネルは、吊元側壁パネル又は戸先側壁パネルと内外方向に重ならない姿勢となるように横にずらした後、ブースの外側に引き出すようにして移動させることでブースの開口からドアパネルを取り外すことができる。
ところが、上述したようなトイレブースとして使用されるドアパネルは、例えば有効開口幅が600mm程度であり、ドアパネルの高さは少なくとも1800mmであり、厚さも13mm程度のものが多く、ドアパネル1枚の重量が20kg以上にもなっている。そのため、重量の大きなドアパネルを持ち上げたり横に移動させるためには、大きな力が必要となる。また、ドアパネルを吊元側壁パネルから取り外す際にも丁番の構造を理解していないと手間と時間を要し、非常時に迅速な対応ができないという問題があり、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、非常時などにおいて大きな力が不要で、かつ作業にかかる手間や時間をかけずに内開きドアを外側に開くことができるドア構造および個室ブースを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るドア構造は、個室ブースの内側に向けて開く内開き用のドアパネルを備えたドア構造であって、前記ドアパネルの外開き方向への回動を規制する回動規制部材が設けられ、前記回動規制部材は、通常時に回動規制位置に設けられ、非常時に前記回動規制位置から前記ドアパネルを外開き方向に回動する回動規制解除位置に移動可能に設けられていることを特徴としている。
また、本発明に係る個室ブースは、上述したドア構造を備えたことを特徴としている。
本発明では、通常時には、回動規制部材が開閉規制位置に設けられ、ドアパネルが回動規制部材によってドアパネルの外開き方向への開閉動作が規制され、内開きの動作のみとなる。非常時には、回動規制部材を回動規制位置から回動規制解除位置に移動させることで、ドアパネルを外開き方向に回動させることができる。そのため、ドアパネルを内側のみならず外側に回動させることが可能となる。したがって、例えば、個室ブース内で利用者が倒れてドアパネルが内側に開くことができない場合などの非常時において、個室ブースの外側にいる発見者がドアパネルを外側に容易にかつ効率よく開くことができ、個室ブース内の利用者を救出することができる。
このように本発明では、回動規制部材を移動させるといった簡単な操作によってドアパネルが外開き可能となるので、従来のように重量の大きなドアパネルを丁番から取り外すといった負荷の大きな作業が不要となり、操作にかかる手間や時間を低減することができる。
また、本発明に係るドア構造は、前記ドアパネルの吊元側に設けられる吊元側壁パネルと、前記ドアパネルの戸先側に設けられる戸先側壁パネルと、を備え、前記回動規制部材は、前記戸先側壁パネルにおける前記個室ブースの出入口を形成する開口部側の内側縁部に対して取り外し可能に設けられた取外し可能パネルであり、前記ドアパネルの戸先部は、前記取外し可能パネルのブース内側の内面に対して内外方向に重なっていることを特徴としてもよい。
この場合には、通常時において、戸先側壁パネルに取り付けられている取外し可能パネルが回動規制位置となっているので、この取外し可能パネルに対してドアパネルの戸先部が内側から当接することで、ドアパネルの外開き方向への開閉動作が規制される。非常時には、取外し可能パネルを戸先側壁パネルから取り外して回動規制位置から回動規制解除位置に移動させることで、ドアパネルを外開き方向に回動させることができる。
また、本発明に係るドア構造は、前記取外し可能パネルの下端部は、前記戸先側壁パネルの下端に設けられる下横材の内側の上向き凹部が形成された下受け部材に上方から係合され、前記戸先側壁パネルの上部から前記開口部側に向けて張り出す下向き凹部が形成された上受け部材が設けられ、前記下向き凹部には、前記戸先側壁パネルに装着された前記取外し可能パネルの上端部が係合され、かつ取外し可能パネルを上方に移動可能な持ち上げ可能領域を有し、前記持ち上げ可能領域は、前記上向き凹部から前記取外し可能パネルの下端が上になる高さ寸法より大きいことを特徴としてもよい。
この場合には、取外し可能パネルを持ち上げる際、上受け部材の下向き凹部における持ち上げ可能領域の範囲で取外し可能パネルを上方に移動させることができる。このとき、取外し可能パネルの下端部は、下横材の下受け部材の上端よりも上側に位置して支持されない状態、すなわち開放された状態となる。そのため、取外し可能パネルの下端部側を左右方向で吊元側に横移動させることが可能となり、取外し可能パネルを戸先側壁パネルから取り外すことができる。
また、本発明に係るドア構造は、前記上受け部材には、前記下向き凹部に係合される前記取外し可能パネルの上方部分に進入出可能な上方移動規制部材が設けられ、前記上方移動規制部材が前記下向き凹部内に介在しているときには、前記取外し可能パネルの上方移動が規制されることが好ましい。
この場合には、上方移動規制部材が下向き凹部内に介在しているときには、取外し可能パネルの上方移動を規制することができる。これにより取外し可能パネルを個室ブースの外側から容易に取り外せない構成となる。
また、本発明に係るドア構造は、前記上方移動規制部材は、化粧ねじであることを特徴としてもよい。
この場合には、化粧ねじが下向き凹部内に介在しているときには、取外し可能パネルの上方移動が規制される。化粧ねじは、上受け部材の外板とほぼ同色とすることで、化粧ねじであることが個室ブースの外側から目立たなく、かつ認識しにくい状態で上受け部材に取り付けることができる。
また、本発明に係るドア構造は、前記ドアパネルの吊元部は、前記吊元側壁パネルの内面に対して内外方向に重なっていることを特徴としてもよい。
この場合には、ドアパネルが施錠された状態のときには、吊元側壁パネルの内面がドアパネルの吊元部によって内側から覆われ、かつ吊元側壁パネルの内面とドアパネルの吊元部との間に隙間を形成できる。これにより、吊元側においてドアパネルとの間で手指の挟まれを防止できるとともに、戸先側壁パネルとドアパネルとの間から個室ブース内が覗かれることを防止する目隠しとしても機能する。
また、本発明に係るドア構造は、前記戸先側壁パネルと前記取外し可能パネルとの間の少なくとも外面には目地が形成されていることを特徴としてもよい。
この場合には、戸先側壁パネルと取外し可能パネルとの間の連結部分に上下方向に延びる目地を設けることで、取外し可能パネルにおける組み立て誤差による隙間が目立たなくなり、外観から見た意匠性を向上させることができる。すなわち、本発明では、取外し可能パネルの組み立て時の誤差によって隙間が目立つことで、取外し可能パネルが戸先側壁パネルに対して取り外しを行うことができるものとして個室ブースの外部の人に容易に認識させてしまうことを防止できる。
また、本発明に係るドア構造は、前記戸先側壁パネルには、前記取り外し可能パネルに対して施錠/解除が可能な鍵付き錠部材が設けられていることを特徴としてもよい。
この場合には、戸先側壁パネルに取外し可能パネルに対してブース外側から施錠する鍵付き錠部材が設けられているので、鍵を使用して開錠しない限り取外し可能パネルが戸先側壁パネルに対して取り外しができない構成となる。これにより取外し可能パネルが容易に個室ブース外から取り外す操作が行えないようにすることができる。
本発明のドア構造および個室ブースによれば、非常時などにおいて大きな力が不要で、かつ作業に掛かる手間や時間をかけずに内開きドアを外側に開くことができる。
本発明の実施形態によるドアおよびトイレブースを示す正面図である。 図1に示すトイレブースを上方から見た平面図であって、通常時の状態を示す図である。 図2に示すトイレブースにおいて、非常時の状態を示す平面図である。 図1に示すA-A線断面図である。 図1に示すB-B線断面図である。 (a)~(c)は、ドアパネルを外開きにする際の作業手順を示す図である。 シリンダー錠をブース外側から見た正面図である。 シリンダー錠をブース内側から見た正面図である。 図7に示すC-C線矢視断面図である。
以下、本発明の実施形態によるドア構造および個室ブースについて、図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施形態の個室ブースは、例えば学校内や駅構内などに設けられ、内側に便器(図示省略)を備えたトイレブース10に適用されている。トイレブース10は、ブースの出入口をブースの内側に向けて開く内開き用のドアパネル2を備えたドア1(ドア構造)を有している。
ここで、トイレブース10において、壁パネル11で囲われた内空側を「内側」とし、壁パネル11の外方を「外側」として以下説明する。また、トイレブース10の使用時において、開口部10Aを向く正面視で開口部10Aに対して内外方向X1といい、さらに正面視で横方向を左右方向X2、鉛直方向を上下方向X3という。内外方向X1において、ブース内側を内側とし、ブース外側を外側という。
トイレブース10は、内開きとなる入口をなす開口部10Aを形成して図示しない便器を囲むように配置された壁パネル11と、開口部10Aの両側の壁パネル11(11A、11B)の一方(ここでは吊元側壁パネル11A)の内面11d(図2参照)にヒンジ継手12を支点にして回動可能(矢印E1、E2方向)に連結されたドアパネル2と、戸先側壁パネル11Bの内側縁部11cに対して着脱可能に設けられた取外し可能パネル3(回動規制部材)と、を備えている。
ここで、開口部10Aの左右両側に位置する壁パネル11は、ドアパネル2の吊元側(図1に示すブース外側から見た正面視で右側)を吊元側壁パネル11Aとし、戸先側(図1に示す正面視で左側)を戸先側壁パネル11Bとする。
戸先側壁パネル11Bの内面11aにおける所定の高さの位置には、戸先側壁パネル11Bの内面11aに直交する方向を回転軸として回動してドアパネル2を施錠する打掛錠13が設けられている。打掛錠13は、通常の使用時には、手動で回転させて後述する打掛錠受け部材22に上方から係止させることでドアパネル2を施錠することができる。
戸先側壁パネル11Bの開口部10A側の内側縁部11cには、上下方向X3の全体にわたって延びる凸条16が形成されている。
吊元側壁パネル11Aおよび戸先側壁パネル11Bは、それぞれの上端部が横方向(左右方向X2)に延びる上横材14によって支持され、それぞれの下端部が横方向(左右方向X2)に延びる下横材15によって支持されている。
上横材14は、吊元側壁パネル11A及び戸先側壁パネル11Bの上端部同士を架け渡すように延在している。上横材14の開口部10Aに面する下面には、戸先側壁パネル11B側の位置に後述する上受け部材4が固定されている。
図1に示すように、戸先側壁パネル11Bにおける内側縁部11cの上部には、左右方向で開口部10A側(図1の紙面右側)に向けて張り出す上受け部材4が設けられている。上受け部材4は、戸先側壁パネル11Bに一端が固定され互いに内外方向X1に対向する外板及び内板と、外板及び内板のそれぞれの他端同士を接続する端板と、を有している。これら外板、内板及び端板の上端は、上横材14に固定されている。これにより、上受け部材4には、取外し可能パネル3の上端部3aが取り外し可能に係合される下向き凹部41が形成されている。
下向き凹部41の一部には、取外し可能パネル3の上端部3aが係合される。下向き凹部41は、この下向き凹部41に取外し可能パネル3が係合された状態で、取外し可能パネル3の上端部3aより上方に持ち上げ可能領域Sが形成された状態となる。この持ち上げ可能領域Sの高さ寸法を、以下、持ち上げ寸法D1(図6(a)参照)という。取外し可能パネル3は、持ち上げ寸法D1の範囲で上方に移動させることが可能となっている。
なお、上受け部材4は、吊元側の下部に切欠部(図示省略)を設けるようにしてもよい。このような切欠部を設けることにより、取外し可能パネル3を上受け部材4の下向き凹部41に対して着脱する際に、例えば図4に示すように後述する取外し可能パネル3の凹溝32と、戸先側壁パネル11Bの凸条16とが干渉することを防止できる。
図1に示すように、戸先側壁パネル11Bを下方から支持する下横材15は、左右方向X2で開口部10A側(図1の紙面右側)に張り出した下受け部材15Aを有している。下受け部材15Aの張り出し先端には、端板152が設けられている。そして、下受け部材15Aには、取外し可能パネル3の下端部3bが取り外し可能に係合される上向き凹部151が形成されている。すなわち、取外し可能パネル3は、上向き凹部151内に落とし込まれた状態で係合されている(図5参照)。
図6(a)に示すように、上受け部材4における下向き凹部41の持ち上げ寸法D1は、下横材15の下受け部材15Aの上向き凹部151の凹み深さD2(図5参照)よりも大きな寸法に設定されている。つまり、下向き凹部41の持ち上げ寸法D1は、取外し可能パネル3を持ち上げたときに、取外し可能パネル3の下端部3bが下受け部材15Aの上端15aに対して上下方向X3に所定の離間D3(図6(b)参照)をあけた位置となるように設定されている。すなわち、離間D3は、持ち上げ寸法D1と凹み深さD2との差になる。
図2及び図3に示すように、ヒンジ継手12は、ドアパネル2を両開きとして動作させることができる。ヒンジ継手12は、吊元側壁パネル11Aの内面11dに固定される第1ヒンジ部121と、第1ヒンジ部121に対して回動可能に連結されドアパネル2の吊元部2bの外面に固定される第2ヒンジ部122と、を備えている。ヒンジ継手12は、高さ方向に間隔をあけて複数(ここでは3つ)が設けられている。これにより、ドアパネル2は、ヒンジ継手12のヒンジの回転中心を回転軸にして矢印E1、E2方向に開閉される。なお、本実施形態のヒンジ継手12は、ドアパネル2が打掛錠13によって掛止されていない場合には、自然に内開きとなる。
ドアパネル2は、開口部10Aの左右方向X2の幅よりも大きな横寸法に設定されている。ドアパネル2の戸先部2aは、ドアパネル2を閉じた状態で取外し可能パネル3の内面3dのみに対して内外方向X1に重なって設けられている。また、ドアパネル2の吊元部2bは、ドアパネル2を閉じた状態で吊元側壁パネル11Aの内面11dのみに対して内外方向X1に重なって設けられている。
ドアパネル2の戸先部2aの外面には、当接ストッパ21が突出している。当接ストッパ21は、ドアパネル2を閉じたときに、当接ストッパ21の先端が取外し可能パネル3の内面3dに当接することでドアパネル2の回動を停止させる。ドアパネル2は、閉じる際に当接ストッパ21が取外し可能パネル3の内面3dに当接することで閉じる回動が規制され、この位置が通常時の回動規制位置P1となる。
ここで、通常時とは、後述する非常時でない場合であって、通常のトイレ使用時全般をいう。
ドアパネル2は、図2に示すように、閉じた状態で、取外し可能パネル3の内面3dに対して一定の間隔をあけて平行に配置される。ドアパネル2の吊元部2bと吊元側壁パネル11Aとの間には、閉じた状態で上述したようにヒンジ継手12によって内外方向X1に第1隙間T1が形成されている。ドアパネル2の戸先部2aと取外し可能パネル3との間には、閉じた状態で当接ストッパ21によって内外方向X1に第2隙間T2が形成されている。第1隙間T1および第2隙間T2は、同じ寸法であり、手指が挟まれない寸法で、かつ外からブース内が見えない程度の寸法に設定されている。
ドアパネル2の戸先部2aは、左右方向X2で戸先側壁パネル11Bの内側縁部11cから離反する位置となるように設けられている。つまり、ドアパネル2は、取り外し可能パネル3が設けられていない状態において戸先側壁パネル11Bに対して干渉することなく開閉動作が可能である。
ドアパネル2の戸先部2aの内面には、打掛錠13を下方から受けて係合させる位置に打掛錠受け部材22が固定されている。打掛錠13は、ドアパネル2が閉止位置のときに打掛錠受け部材22に対して解除可能に係合される。
図1乃至3に示すように、取外し可能パネル3は、上下方向X3に長く伸びる長尺で帯状の平板部材である。取外し可能パネル3の長さ(高さ)は、詳しくは後述するがドアパネル2の高さ寸法とほぼ同等である。取外し可能パネル3の厚みは、壁パネル11およびドアパネル2と同等である。取外し可能パネル3の左右方向X2の幅は、施錠位置となる打掛錠13に対して内外方向X1に重ならない幅寸法(左右方向X2の長さ寸法)に設定され、施錠位置にある打掛錠13が取外し可能パネル3を左右方向X2に跨ぐ幅寸法になっている。
取外し可能パネル3は、図6(a)~(c)に示すように、上端部3aが上受け部材4の下向き凹部41に保持され、下端部3bが下横材15の下受け部材15Aに形成される上向き凹部151に保持されている。取外し可能パネル3の上下方向X3の長さは、取外し可能パネル3が取り付けられた状態で上受け部材4の下向き凹部41において取外し可能パネル3の上端部3aと下向き凹部41の底面41aとの間に上述した持ち上げ寸法D1を確保した長さに設定されている。
取外し可能パネル3は、図2に示すように、ドアパネル2の外開き方向への回動を規制する回動規制位置P1で停止させるものである。取外し可能パネル3は、図2に示す通常時にドアパネル2の回動規制位置P1に設けられ、図3に示す非常時に回動規制位置P1からドアパネル2を外開き方向に回動可能な回動規制解除位置P2に取り外し可能に設けられている。取外し可能パネル3は、戸先側壁パネル11Bの内側縁部11cに対して取り外し可能に設けられている。
図4に示すように、取外し可能パネル3の戸先側壁パネル11B側を向く側縁部3cには、上下方向X3の全体にわたって延びるとともに戸先側壁パネル11Bの凸条16に係合可能な凹溝32が形成されている。取り外し可能パネル3は、凹溝32が凸条16に係合することで、内外方向X1のずれが規制される。
凸条16の突出高さは、凹溝32の深さよりも大きく設定されている。これにより、取外し可能パネル3は、戸先側壁パネル11Bに取り付けられた状態で、戸先側壁パネル11Bの内側縁部11cとの間に目地3Aが形成されている。
また、図1に示すように、上述した上受け部材4には、下向き凹部41に係合される取外し可能パネル3の上端部3aより上方の持ち上げ可能領域Sに進入出可能な化粧ねじ45(上方移動規制部材)が設けられている。化粧ねじ45が下向き凹部41内に介在しているときには、取外し可能パネル3の上方移動が規制される。化粧ねじ45は、上受け部材4の外板42とほぼ同色であることが好ましく、化粧ねじ45であることがトイレブース10の外側から目立たなく、かつ認識しにくい状態で上受け部材4に取り付けられていることが好ましい。
また、本実施形態では、戸先側壁パネル11Bに、取外し可能パネル3に対してトイレブース10の外側から施錠するシリンダー錠17(鍵付き錠部材)が設けられている。シリンダー錠17は、不図示の鍵付きのものが採用され、鍵を使用して開錠しない限り取外し可能パネル3が戸先側壁パネル11Bに対して取り外しができないように構成されている。
図7乃至図9に示すように、シリンダー錠17は、戸先側壁パネル11Bの上受け部材4寄りの上部に配置されている。シリンダー錠17は、戸先側壁パネル11Bの開口側端部より吊元側に突出するように左右方向に進退可能なシリンダー171と、シリンダー171を突出可能に収容するケース部172と、ケース部172の外面側に不図示の錠が挿入される錠穴173と、を備えている。シリンダー171は、取外し可能パネル3の内面に沿って進退移動する。シリンダー171は、錠穴173に錠が挿し込まれたときに錠を回すことにより進退する。シリンダー錠17は、シリンダー171が突出した位置で錠を錠穴173から抜き出すことにより進退不能な状態でロックされる。
取外し可能パネル3の内面3dには、シリンダー錠17に対応する高さの位置にシリンダー受け部材18が設けられている。シリンダー受け部材18は、板をL型に形成した部材からなり、一方の板181が取外し可能パネル3の内面3dにビス184によって固定されている。他方の板182は、戸先側の板面182aを取外し可能パネル3の内面3dに直交し、かつ取外し可能パネル3から内外方向X1の内側に向けて突出するように配置されている。他方の板182は、取外し可能パネル3の戸先側の側縁部3cから戸先側に張り出さないように配置されている。また、他方の板182は、ロック状態で突出したシリンダー171が係合可能な係合穴183を有している。
これにより、係合穴183の内側に位置するシリンダー171は、少なくとも係合穴183の天端部183aと底端部183bとによって上下方向X3の移動が規制された状態となる。すなわち、このような構成では、シリンダー錠17を解除しない限り、取外し可能パネル3が上に持ち上げることができない。つまり、後述する図6(a)~(c)のように、取外し可能パネル3の下端部3bを上げて下横材15の下受け部材15Aから抜き出すことができず、戸先側壁パネル11Bに対する取外し可能パネル3の取り外しが防止される。
次に、上述したトイレブース10におけるドア1の動作と、ドアパネル2を外開きにする際の作業手順等について、図面に基づいて詳細に説明する。
図6(a)は、ドアパネル2が壁パネル11に対して固定され、開口部10Aを閉じたドア施錠状態(閉止状態)である。すなわち、図1及び図2に示すように、ドアパネル2の打掛錠受け部材22に打掛錠13が係合してトイレブース10の内側から施錠された状態となっている。図2に示すように、ドア施錠状態において、通常時には、トイレブース10内の利用者が打掛錠13による施錠を解除することで、ドアパネル2が内側(矢印E1方向)に開いて、開口部10Aを開放できる。なお、ドアパネル2は、取外し可能パネル3が戸先側壁パネル11Bに取り付けられているので、打掛錠13による施錠及び解除に関わらず、外開き(図3に示す矢印E2方向)が不可能となっている。
そして、図2に示すように、ドアパネル2がドア施錠状態(回動規制位置P1)の場合には、取外し可能パネル3の内面3dがドアパネル2の戸先部2aによって内側から覆われる。これにより、取外し可能パネル3は、戸先側壁パネル11Bとドアパネル2との間からブース内が覗かれることを防止する目隠しとしても機能する。
次に、非常時においてドアパネル2を外開きとして動作させる場合について説明する。
ドアパネル2が打掛錠13によって施錠されたドア施錠状態(回動規制位置P1)において、ブース内の内側にいる利用者が動くことができない緊急事態をドアパネル2(トイレブース10)の外側にいる人(以下、発見者という)が発見し、または気づいた非常時の場合には、トイレブース10の外側からドアパネル2を開ける必要が生じる。
このような非常時において、トイレブース10の外側にいる発見者は、図1に示すように、上受け部材4の外板に設けられている化粧ねじ45を取り外す。これにより、上受け部材4の下向き凹部41の持ち上げ可能領域Sに介在される部材が存在しない状態となり、下向き凹部41に係合されている取外し可能パネル3が持ち上げ可能領域Sに向けて進入可能な状態となる。
また、本実施形態では、取外し可能パネル3が戸先側壁パネル11Bに設けられているシリンダー錠17によって施錠された状態になっているので、発見者は対応する鍵を使用してシリンダー錠17を開錠する。
続いて、図6(b)に示すように、発見者は、取外し可能パネル3を持ち上げて上受け部材4の下向き凹部41の持ち上げ可能領域Sの範囲で上方に移動(図6(b)に示す符号F1)させる。このとき、取外し可能パネル3の下端部3bは、下横材15の下受け部材15Aの上端15aよりも上側に上述した離間D3をあけて位置して支持されない状態、すなわち開放された状態となる。
その後、図6(c)に示すように、取外し可能パネル3の下端部3b側を左右方向X2で吊元側(開口部10A側)に横移動(図6(c)に示す符号F2)させる。
そして、取外し可能パネル3の下端部3bが左右方向X2で下横材15の下受け部材15Aの上方に重ならない位置まで移動させた後、取外し可能パネル3を下方に移動(図6(c)に示す符号F3)させることで、取外し可能パネル3の上端部3aを上受け部材4の下向き凹部41から抜き出し、取外し可能パネル3を戸先側壁パネル11Bから取り外す。
これによりドアパネル2は、図3に示すように、内側のみならず外側(矢印E2方向)に回動させることが可能となる。そして、発見者は、ドアパネル2を外側に開いてブース内の利用者を救出することができる。
次に、上述したように非常時で取外し可能パネル3を取り外した状態から通常の使用状態に戻す場合には、上述した取外し可能パネル3の取外し手順と逆の順序で取外し可能パネル3を戸先側壁パネル11Bに取り付ける。
具体的には、先ず、ドアパネル2が外開きになっている状態から閉じた状態、あるいはブース内側に開いた状態にする(図6(c)の状態)。続いて、取外し可能パネル3の上端部3aを上受け部材4の下向き凹部41に進入させながら、取外し可能パネル3の下側を左右方向X2で戸先側(戸先側壁パネル11B側)に向けて横移動する(図6(b)の状態)。このとき、図4に示すように、戸先側壁パネル11の凸条16に取外し可能パネル3の凹溝32を係合させる。その後、図6(a)に示すように、取外し可能パネル3を下方に移動させ、下受け部材15Aの上向き凹部151に取外し可能パネル3の下端部3bを落とし込む。これにより取外し可能パネル3を戸先側壁パネル11Bに取り付けることができ、ドアパネル2が通常時の内開きのみの動作となる。
さらに、図1に示すように、本実施形態では、化粧ねじ45を上受け部材4の外側からねじ込んで下向き凹部41内にねじ部を介在させること、または、上受け部材4が存在しない場合はシリンダー錠17を施錠した状態で不図示の鍵を使用してロックすることで、取外し可能パネル3を容易にブースの外側から取り外せないようにすることができる。
次に、上述したドア1およびトイレブース10の作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施形態によるドア1では、通常時において、戸先側壁パネル11Bに取り付けられている取外し可能パネル3が回動規制位置となっているので、この取外し可能パネル3によってドアパネル2の戸先部2aが内側から当接することで、ドアパネル2の外開き方向への開閉動作が規制され、内開きの動作のみとなる。非常時には、図6(a)~(c)に示すように、取外し可能パネル3を戸先側壁パネル11Bから取り外して回動規制位置P1から回動規制解除位置P2に移動させることで、ドアパネル2を外開き方向に回動させることができる。そのため、ドアパネル2を内側のみならず外側に回動させることが可能な状態となる。
したがって、例えば、トイレブース10内で利用者が倒れてドアパネル2が内側に開くことができない場合などの非常時において、トイレブース10の外側にいる発見者がドアパネル2を外側に容易にかつ効率よく開くことができ、トイレブース10内の利用者を救出することができる。
このように本実施形態では、取外し可能パネル3を移動させるといった簡単な操作によってドアパネル2が外開き可能となるので、従来のように重量の大きなドアパネル2を丁番から取り外すといった負荷の大きな作業が不要となり、操作にかかる手間や時間を低減することができる。
また、本実施形態では、取外し可能パネル3を持ち上げる際、上受け部材4の下向き凹部41における持ち上げ可能領域Sの範囲で取外し可能パネル3を上方に移動させることができる。このとき、取外し可能パネル3の下端部3bは、下横材15の下受け部材15Aの上端15aよりも上側に位置して支持されない状態、すなわち開放された状態となる。そのため、取外し可能パネル3の下端部3b側を左右方向X2で吊元側に横移動させることが可能となり、取外し可能パネル3を戸先側壁パネル11Bから取り外すことができる。
また、本実施形態では、ドアパネル2の吊元部2bが吊元側壁パネル11Aの内面に対して内外方向X1に重なっているので、ドアパネル2が施錠された状態のときに、吊元側壁パネル11Aの内面11dがドアパネル2の吊元部2bによって内側から覆われ、かつ吊元側壁パネル11Aの内面11dとドアパネル2の吊元部2bとの間に隙間を形成できる。これにより、吊元側においてドアパネル2との間で手指の挟まれを防止できるとともに、戸先側壁パネル11Bとドアパネル2との間からトイレブース10内が覗かれることを防止する目隠しとしても機能する。
さらに、本実施形態では、戸先側壁パネル11Bと取外し可能パネル3との間の連結部分に上下方向X3に延びる目地3Aを設けることで、取外し可能パネル3における組み立て誤差による隙間が目立たなくなり、外観から見た意匠性を向上させることができる。すなわち、本実施形態では、取外し可能パネル3の組み立て時の誤差によって隙間が目立つことで、取外し可能パネル3が戸先側壁パネル11Bに対して取り外しを行うことができるものとしてトイレブース10の外部の人に容易に認識させてしまうことを防止できる。
また、本実施形態では、化粧ねじ45が下向き凹部41内に介在しているときには、取外し可能パネル3の上方移動を規制することができる。これにより取外し可能パネル3が容易にトイレブース10外から取り外す操作が行えないようにすることができる。
さらに、化粧ねじ45を上受け部材4の外板42とほぼ同色とすることで、化粧ねじ45であることがトイレブース10の外側から目立たなく、かつ認識しにくい状態で上受け部材に取り付けることができる。
また、本実施形態では、戸先側壁パネル11Bに取外し可能パネル3に対してブース外側から施錠する鍵付きのシリンダー錠17が設けられているので、鍵を使用して開錠しない限り取外し可能パネル3が戸先側壁パネル11Bに対して取り外しができない構成となる。これにより取外し可能パネル3が容易にトイレブース10外から取り外す操作が行えないようにすることができる。
上述のように本実施形態によるドア構造および個室ブースでは、非常時などにおいて大きな力が不要で、かつ作業に掛かる手間や時間をかけずに内開きドアを外側に開くことができる。
以上、本発明によるドア構造および個室ブースの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、トイレブース10を個室ブースの一例として示したが、個室ブースの用途としてトイレブース10であることに限定されることはない。例えば、個室ブースとして、更衣室、作業用ブース、その他、人が滞在する部屋や荷物を保管するスペース等に適用可能である。
また、本実施形態では、回転規制部材として取外し可能パネル3を採用しているが、これに限定されることはなく、他の構成の回転規制部材を適用することも可能である。そのため、取外し可能パネル3の上端部3aおよび下端部3bを係合するための構成、すなわち、上受け部材4、下向き凹部41、下受け部材15A、上向き凹部151の位置や形状、大きさ等についても本実施形態に限定されることはない。さらに、取外し可能パネル3の取外し手順についても上述した実施形態に限定されることもない。
また、ドアパネル2の吊元側壁パネル11Aに対する連結構造においても、本実施形態のようなヒンジ継手12の構成に限定されることはない。
また、本実施形態では、戸先側壁パネル11Bと取外し可能パネル3との間の少なくとも外面に目地3Aを形成した構成としているが、この目地3Aは省略することも可能である。
さらに、本実施形態では、取外し可能パネル3の上方移動規制部材として化粧ねじ45を採用しているが、他の構成のものであってもかまわないし、このような上方移動規制部材を省略することも可能である。
さらにまた、本実施形態では、取り外し可能パネル3に対して施錠/解除が可能な鍵付きのシリンダー錠17を鍵付き錠部材として設けた構成としているが、このような鍵付き錠部材を省略することも可能であるし、他の構成の鍵付き錠部材を採用してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 ドア(ドア構造)
2 ドアパネル
3 取外し可能パネル(回転規制部材)
3A 目地
3a 上端部
3b 下端部
4 上受け部材
10 トイレブース(個室ブース)
10A 開口部
11 壁パネル
11A 吊元側壁パネル
11B 戸先側壁パネル
11c 内側縁部
12 ヒンジ継手
13 打掛錠
14 上横材
15 下横材
15A 下受け部材
15a 上端
17 シリンダー錠(鍵付き錠部材)
41 下向き凹部
45 化粧ねじ(上方移動規制部材)
151 上向き凹部
S 持ち上げ可能領域

Claims (9)

  1. 個室ブースの内側に向けて開く内開き用のドアパネルを備えたドア構造であって、
    前記ドアパネルの外開き方向への回動を規制する回動規制部材が設けられ、
    前記回動規制部材は、通常時に回動規制位置に設けられ、非常時に前記回動規制位置から前記ドアパネルを外開き方向に回動する回動規制解除位置に移動可能に設けられていることを特徴とするドア構造。
  2. 前記ドアパネルの吊元側に設けられる吊元側壁パネルと、
    前記ドアパネルの戸先側に設けられる戸先側壁パネルと、を備え、
    前記回動規制部材は、前記戸先側壁パネルにおける前記個室ブースの出入口を形成する開口部側の内側縁部に対して取り外し可能に設けられた取外し可能パネルであり、
    前記ドアパネルの戸先部は、前記取外し可能パネルのブース内側の内面に対して内外方向に重なっていることを特徴とする請求項1に記載のドア構造。
  3. 前記取外し可能パネルの下端部は、前記戸先側壁パネルの下端に設けられる下横材の内側の上向き凹部が形成された下受け部材に上方から係合され、
    前記戸先側壁パネルの上部から前記開口部側に向けて張り出す下向き凹部が形成された上受け部材が設けられ、
    前記下向き凹部には、前記戸先側壁パネルに装着された前記取外し可能パネルの上端部が係合され、かつ取外し可能パネルを上方に移動可能な持ち上げ可能領域を有し、
    前記持ち上げ可能領域は、前記上向き凹部から前記取外し可能パネルの下端が上になる高さ寸法より大きいことを特徴とする請求項2に記載のドア構造。
  4. 前記上受け部材には、前記下向き凹部に係合される前記取外し可能パネルの上方部分に進入出可能な上方移動規制部材が設けられ、
    前記上方移動規制部材が前記下向き凹部内に介在しているときには、前記取外し可能パネルの上方移動が規制されることを特徴とする請求項3に記載のドア構造。
  5. 前記上方移動規制部材は、化粧ねじであることを特徴とする請求項4に記載のドア構造。
  6. 前記ドアパネルの吊元部は、前記吊元側壁パネルの内面に対して内外方向に重なっていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のドア構造。
  7. 前記戸先側壁パネルと前記取外し可能パネルとの間の少なくとも外面には目地が形成されていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のドア構造。
  8. 前記戸先側壁パネルには、前記取り外し可能パネルに対して施錠/解除が可能な鍵付き錠部材が設けられていることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載のドア構造。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載のドア構造を備えたことを特徴とする個室ブース。
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