JP2023018736A - 制御装置および媒体処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作者の利便性を向上させつつ、操作者による誤操作の可能性を低減することが可能な技術が提供されることが望まれる。【解決手段】第1の検知領域における操作体の座標を第1の座標として検知する第1の操作部と、前記第1の検知領域よりも画面から遠くに位置する第2の検知領域における前記操作体の座標を第2の座標として検知する第2の操作部と、前記第1の座標に基づいて前記画面を制御するとともに、前記第2の座標に基づいて前記画面を制御する表示制御部と、所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知および前記第2の操作部による検知の少なくともいずれか一方を無効にする無効化処理を行う検知制御部と、を備える、制御装置が提供される。【選択図】図3
Description
本発明は、制御装置および媒体処理装置に関する。
近年、画面に対する操作を検知するデバイスとしてタッチパネルが知られている。タッチパネルの例として、光を発する発光素子と発光素子によって発せられた光を検知する受光素子とを備え、発光素子および受光素子を用いて、操作体(例えば、指など)によって遮光された位置を画面に対する指定座標として検知するタッチパネルが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
かかるタッチパネルにおいては、画面に対して、発光素子によって発せられて受光素子によって検知される光の軸(光軸)が近くに設けられているのが一般的である。したがって、かかるタッチパネルを用いて操作を入力する場合、操作者は、画面に対して操作体を接触させて操作を入力するのが一般的である。
しかし、操作者の利便性を向上させつつ、操作者による誤操作の可能性を低減することが可能な技術が提供されることが望まれる。
上記問題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の検知領域における操作体の座標を第1の座標として検知する第1の操作部と、前記第1の検知領域よりも画面から遠くに位置する第2の検知領域における前記操作体の座標を第2の座標として検知する第2の操作部と、前記第1の座標に基づいて前記画面を制御するとともに、前記第2の座標に基づいて前記画面を制御する表示制御部と、所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知および前記第2の操作部による検知の少なくともいずれか一方を無効にする無効化処理を行う検知制御部と、を備える、制御装置が提供される。
前記所定の条件は、前記第1の操作部または前記第2の操作部によって前記操作体の第1の検知座標が検知されたという条件を含んでもよい。
前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の検知座標を前記表示制御部に通知し、前記表示制御部は、前記第1の検知座標に基づいて前記画面を制御してもよい。
前記検知制御部は、前記第1の検知座標が検知された後に、前記第1の操作部または前記第2の操作部によって検知される前記操作体の第2の検知座標を前記表示制御部に通知しないモードに遷移することにより、前記無効化処理を行ってもよい。
前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の検知座標を基準としたエリアを特定し、前記エリアにおける前記無効化処理を行ってもよい。
前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知を無効にする無効化処理を行ってもよい。
前記検知制御部は、前記無効化処理を行った後に、前記第2の操作部によって第3の検知座標が検知されたことに基づいて、前記第3の検知座標を前記表示制御部に通知し、前記表示制御部は、前記第3の検知座標に基づいて前記画面を制御してもよい。
前記無効化処理が行われてから所定の時間が経過したことに基づいて、前記無効化処理によって無効にされた検知が有効にされ、前記検知制御部は、前記第3の検知座標が検知されたことに基づいて、前記所定の時間を計測するためのタイマーをリセットしてもよい。
前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知および前記第2の操作部による検知を無効にする無効化処理を行ってもよい。
前記所定の条件は、前記第1の操作部によって前記操作体の第1の検知座標が検知されたという条件を含んでもよい。
前記第2の操作部による検知は、有効にされており、前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第2の操作部による検知を無効にする無効化処理を行ってもよい。
前記第1の操作部による検知は、無効にされており、前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知を有効にする有効化処理を行ってもよい。
前記検知制御部は、前記無効化処理を行ってから所定の時間が経過したことに基づいて、前記無効化処理によって無効にした検知を有効にしてもよい。
前記所定の条件は、前記表示制御部によって制御される画面があらかじめ定められた所定の画面であるという条件を含み、前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知を無効にする無効化処理を行ってもよい。
前記検知制御部は、前記第1の操作部によって検知される前記操作体の検知座標を前記表示制御部に通知しない動作モードに遷移することにより、前記無効化処理を行ってもよい。
前記検知制御部は、前記第1の操作部の機能が無効になるよう制御することにより、前記無効化処理を行ってもよい。
前記所定の画面は、暗証番号を入力するための暗証番号入力画面を含んでもよい。
上記問題を解決するために、本発明の他の観点によれば、第1の検知領域における操作体の座標を第1の座標として検知する第1の操作部と、前記第1の検知領域よりも画面から遠くに位置する第2の検知領域における前記操作体の座標を第2の座標として検知する第2の操作部と、前記第1の座標に基づいて前記画面を制御するとともに、前記第2の座標に基づいて前記画面を制御する表示制御部と、所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知および前記第2の操作部による検知の少なくともいずれか一方を無効にする無効化処理を行う検知制御部と、を備える、媒体処理装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、操作者の利便性を向上させつつ、操作者による誤操作の可能性を低減することが可能な技術が提供される。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合がある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。また、異なる実施形態の類似する構成要素については、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合がある。ただし、異なる実施形態の類似する構成要素等の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。
<0.概要>
(装置の構成)
本発明の実施形態においては、媒体処理装置として、発券機を例に挙げて説明する。このとき、発券機によって発行される券は、媒体処理装置によって処理される媒体の一例に該当し得る。しかし、本発明の実施形態に係る媒体処理装置は、後にも説明するように、発券機に限定されない。すなわち、本発明の実施形態は、発券機の代わりに、発券機以外の媒体処理装置にも広く適用され得る。
(装置の構成)
本発明の実施形態においては、媒体処理装置として、発券機を例に挙げて説明する。このとき、発券機によって発行される券は、媒体処理装置によって処理される媒体の一例に該当し得る。しかし、本発明の実施形態に係る媒体処理装置は、後にも説明するように、発券機に限定されない。すなわち、本発明の実施形態は、発券機の代わりに、発券機以外の媒体処理装置にも広く適用され得る。
図1は、本発明の実施形態に係る発券機の外観図である。図1を参照して、本発明の実施形態に係る発券機1の構成例について説明する。発券機1は、発券を行う装置であり、顧客による券の購入と引き換えに、券を発行して顧客に提供する。例えば、発券機によって発行される券は、顧客が各種サービスの提供を受けるために必要な券であってよい。なお、顧客は、操作者の一例であるため、発券機1の操作者は、顧客に限定されない。
ここで、発券機1が設置される場所は特に限定されない。例えば、発券機1によって発行される券の種類が鉄道の乗車券などである場合には、発券機1は、駅などに設置されてもよい。あるいは、発券機1によって発行される券の種類が各種会場への入場券などである場合には、発券機1は、会場の入口に設置されてもよいし、コンビニエンスストアの店内などに設置されてもよい。
図1を参照すると、発券機1を基準とした「上下」、「前後」、「左右」それぞれの方向が矢印によって示されている。以下の説明においては、発券機1を基準としたこれらの方向を便宜的に使用することもある。しかし、これらの方向はあくまでも便宜的に使用されるに過ぎないため、特定の方向に限定されない。なお、図1に示された「前」方向は、発券機1の位置を基準として顧客が位置する方向に該当する。
図1に示されるように、発券機1は、表示操作部2、カード挿入排出口3、券排出口4、近接センサ5およびスピーカ6を備える。まず、図2を参照しながら、表示操作部2の詳細な構成例について説明する。
図2は、表示操作部2の詳細な構成例を示す図である。図2に示されるように、表示操作部2は、表示部25、接触タッチパネル21(第1の操作部)および空中タッチパネル22(第2の操作部)を有する。接触タッチパネル21には、赤外線発光素子21aおよび赤外線受光素子21bが含まれる。一方、空中タッチパネル22には、赤外線発光素子22aおよび赤外線受光素子22bが含まれる。
表示部25は、顧客によって視認される画面を表示する。例えば、表示部25は、ディスプレイによって構成され得る。表示部25を構成するディスプレイは、典型的には液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)などであってよい。しかし、表示部25を構成するディスプレイは、液晶ディスプレイに限定されない。
赤外線発光素子21aは、赤外線を発光する素子であり、赤外線受光素子21bは、赤外線発光素子21aによって発光された光を受光する素子である。赤外線発光素子21aによって発光された光は、検知領域23(第1の検知領域)を通過して赤外線受光素子21bによって受光される。
例えば、顧客が、表示部25に表示されている画面の所望の位置に指を近づけ、検知領域23に指が進入すると、検知領域23を通過する光が指によって遮光される。このとき、検知領域23において指によって遮光された座標(すなわち、指の座標)が、接触タッチパネル21によって第1の座標として検知される。
表示部25と検知領域23との距離は限定されない。しかし、検知領域23は、顧客が表示部25に接触させる指の位置が検知される程度に、表示部25と検知領域23とが近いことが望ましい。これによって、接触タッチパネル21は、表示部25に指を接触させて行う顧客による操作を検知することが可能となる。
赤外線発光素子22aは、赤外線を発光する素子であり、赤外線受光素子22bは、赤外線発光素子22aによって発光された光を受光する素子である。赤外線発光素子22aによって発光された光は、検知領域24(第2の検知領域)を通過して赤外線受光素子22bによって受光される。
例えば、顧客が、表示部25に表示されている画面の所望の位置に指を近づけ、検知領域24に指が進入すると、検知領域24を通過する光が指によって遮光される。このとき、検知領域24において指によって遮光された座標(すなわち、指の座標)が、空中タッチパネル22によって第2の座標として検知される。
表示部25と検知領域24との距離は限定されない。しかし、検知領域24は、顧客が表示部25に指を接触させなくても指の位置が検知される程度に、表示部25と検知領域24とが離れていることが望ましい。したがって、図2に示されるように、検知領域24と表示部25との距離は、検知領域23と表示部25との距離よりも大きいのが望ましい(すなわち、検知領域24は、検知領域23よりも画面から遠くに配置されているのが望ましい)。
さらに、以下では、接触タッチパネルと空中タッチパネルとを特に区別しない場合には、単に「タッチパネル」と称する場合がある。また、タッチパネルによって検知される指の座標を「タッチ座標」とも言う。
図1に戻って説明を続ける。
カード挿入排出口3は、顧客によってカード(例えば、クレジットカード)が挿入されるカード挿入口として機能する。さらに、カード挿入排出口3は、カードが排出されるカード排出口として機能する。券排出口4は、発行された券を顧客に排出する。近接センサ5は、顧客が近接センサ5に接近したことを検知するセンサである。スピーカ6は、顧客への音声案内を出力する機能を有する。
図3は、本発明の実施形態に係る発券機1の機能構成例を示す図である。図3を参照すると、本発明の実施形態に係る発券機1は、表示操作部2、近接センサ5およびスピーカ6を備えている。近接センサ5およびスピーカ6は、図1を参照しながら説明したため、ここでの説明は省略する。表示操作部2は、表示部25、接触タッチパネル21および空中タッチパネル22を含む。
接触タッチパネル21は、接触タッチパネル21のタッチ座標を制御部50に通知する。より詳細に、接触タッチパネル21は、検知領域23において指が挿入されていない状態から検知領域23に指が挿入された状態に変化した位置が存在した場合に、その位置を接触タッチパネル21のタッチ座標として検知する。そして、接触タッチパネル21は、接触タッチパネル21のタッチ座標を制御部50に通知する。
換言すると、検知領域23に指が挿入され続けている間は、接触タッチパネル21は、接触タッチパネル21のタッチ座標を制御部50に通知しない。なお、以下の説明では、検知領域23に顧客が指を挿入することを、単に「顧客が接触タッチパネルにタッチする」とも言う。
空中タッチパネル22は、空中タッチパネル22のタッチ座標を制御部50に通知する。より詳細に、空中タッチパネル22は、検知領域24において指が挿入されていない状態から検知領域24に指が挿入された状態に変化した位置が存在した場合に、その位置を空中タッチパネル22のタッチ座標として検知する。そして、空中タッチパネル22は、空中タッチパネル22のタッチ座標を制御部50に通知する。
換言すると、検知領域24に指が挿入され続けている間は、空中タッチパネル22は、空中タッチパネル22のタッチ座標を制御部50に通知しない。なお、以下の説明では、検知領域24に顧客が指を挿入することを、単に「顧客が空中タッチパネルにタッチする」とも言う。
さらに、図3を参照すると、発券機1は、カード処理部31、発券部32および制御部50を備える。
カード処理部31は、カード挿入排出口3から挿入されたカードからカード情報を読み取り、読み取ったカード情報に基づいて、顧客の暗証番号を図示しないサーバから取得する。顧客によって入力された暗証番号と図示しないサーバから取得した暗証番号とが一致する場合には、カード情報に基づいて、券の購入処理を行う。購入処理では、券の代金が支払い予定額として、カード情報に関連付けられて図示しないサーバに記録される。
なお、本発明の実施形態では、暗証番号の桁数が4である場合を主に想定する。しかし、暗証番号の桁数は限定されない。さらに、暗証番号には、数字が主に含まれる。しかし、暗証番号には、数字以外の各種の文字(例えば、記号、アルファベットなど)が含まれてもよい。
発券部32は、券の購入処理が完了すると、券を発行する。発券部32によって発行された券は、券排出口4(図1)から排出される。
制御部50は、発券機1の動作全般を制御する。例えば、制御部50は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムおよび演算パラメータ等を記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの実行において使用するプログラムおよび、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、データ等を記憶するHDD(Hard Disk Drive)装置などのデータ格納用記憶装置等で構成される。
制御部50を実現するためのプログラムには、OS(Operating System)、アプリケーションおよびドライバ51などが含まれ得る。ドライバ51は、発券機1のOSが、接触タッチパネル21および空中タッチパネル22を制御するためのプログラムである。例えば、ドライバ51は、検知制御部40を含む。
検知制御部40は、接触タッチパネル21から接触タッチパネル21のタッチ座標を受け取ると、接触タッチパネル21のタッチ座標をタッチイベントに含め、タッチイベントを、OSを介してアプリケーション制御部52に通知する。さらに、検知制御部40は、空中タッチパネル22から空中タッチパネル22のタッチ座標を受け取ると、空中タッチパネル22のタッチ座標をタッチイベントに含め、タッチイベントを、OSを介してアプリケーション制御部52に通知する。
アプリケーション制御部52は、検知制御部40からOSを介してアプリケーション制御部52にタッチイベントが通知されたことに基づいて、タッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて(表示部25が備える)画面の制御を行う。なお、アプリケーション制御部52は、表示制御部の一例に該当する。
以上、本発明の実施形態に係る発券機1の機能構成例について説明した。
(課題の整理)
図2を参照しながら説明したように、表示操作部2が空中タッチパネル22を含むことによって、顧客は画面に指を接触させなくても指での操作を行うことが可能になるため、衛生面でのリスクが低減され得る。発券機1を不特定多数の顧客が利用する場合には、かかるリスクが高まる。さらに、表示操作部2が接触タッチパネル21を含むことによって、顧客は画面に指を接触させて指での操作を行うことが可能になるため、操作性の低下を抑制することが可能となる。
図2を参照しながら説明したように、表示操作部2が空中タッチパネル22を含むことによって、顧客は画面に指を接触させなくても指での操作を行うことが可能になるため、衛生面でのリスクが低減され得る。発券機1を不特定多数の顧客が利用する場合には、かかるリスクが高まる。さらに、表示操作部2が接触タッチパネル21を含むことによって、顧客は画面に指を接触させて指での操作を行うことが可能になるため、操作性の低下を抑制することが可能となる。
このように、本発明の実施形態においては、表示操作部2が、接触タッチパネル21と空中タッチパネル22との両方を含むことによって、衛生面でのリスクの低減を重視する顧客と、操作性の低下の抑制を重視する顧客との両方に対応することが可能である。これによって、操作者の利便性が向上することが期待される。
しかしながら、表示操作部2が、接触タッチパネル21と空中タッチパネル22との両方を含むことによって、操作者による誤操作の可能性が高まり得るという課題が残される。例えば、顧客は、接触タッチパネル21および空中タッチパネル22のいずれか一方をタッチして操作を行おうとしたにも関わらず、接触タッチパネル21および空中タッチパネル22の両方を意図せず連続的にタッチしてしまう可能性がある。
特に、接触タッチパネル21よりも空中タッチパネル22のほうが顧客から見て手前に位置している。そのため、顧客は、接触タッチパネル21をタッチしようとしても、接触タッチパネル21にタッチする前に空中タッチパネル22にもタッチしてしまう。あるいは、顧客は、空中タッチパネル22にタッチしようとして、空中タッチパネル22にタッチした後に、接触タッチパネル21にもタッチしてしまう可能性がある。このような場合には、接触タッチパネル21および空中タッチパネル22の両方が意図せず連続的にタッチされてしてしまう。
例えば、顧客は、ボタン選択による文字入力を行う場合に、接触タッチパネル21および空中タッチパネル22の両方を連続的にタッチしてしまうと、同じボタンまたは異なるボタンが連続して複数回選択されてしまい、顧客の意図に反して同じ文字または異なる文字の入力が複数回行われてしまう。特に、顧客が暗証番号入力画面において暗証番号入力を行う場合に、顧客の意図に反して同じ番号入力が複数回行われてしまい、暗証番号による認証失敗が繰り返されてしまうと、顧客による取引が停止してしまう可能性もある。
そこで、本発明の実施形態においては、操作者の利便性を向上させつつ、操作者による誤操作の可能性を低減することが可能な技術について主に説明する。以下では、かかる技術の例として、本発明の第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態、第4の実施形態および第5の実施形態について順に説明する。各実施形態の説明においては、暗証番号を入力するための暗証番号入力画面における操作について主に説明する。しかし、後にも説明するように、本発明の実施形態は、暗証番号入力画面以外の画面にも適用され得る。
各実施形態における発券機1の動作の概略を先に説明すると、以下の通りとなる。すなわち、顧客は、発券機1に券を発行させたいと考え、発券機1に近づくと、近接センサ5によって顧客が発券機1に近づいたことが検知される。このとき、表示部25は、画面に触れずに操作が可能である旨を表示する。あるいは、スピーカ6は、画面に触れずに操作が可能である旨を示す音声ガイダンスを出力する。
表示部25は、券の種類を選択するための券選択画面を表示する。券選択画面には、発行可能な券に対応するボタンが配置されている。ボタン選択は、接触タッチパネル21へのタッチによって行われてもよいし、空中タッチパネル22へのタッチによって行われてもよい。
顧客が、購入したい券に対応するボタンを選択すると、表示部25は、決済手段を選択するための決済手段選択画面を表示する。決済手段選択画面には、決済手段に対応するボタンが配置されている。例えば、決済手段としては、現金、クレジットカードなどが想定され得る。顧客が、決済手段としてクレジットカードに対応するボタンを選択すると、表示部25は、暗証番号入力画面を表示する。
検知制御部40は、暗証番号入力画面においては、所定の条件(以下、「無効化条件」とも言う。)が満たされたことに基づいて、接触タッチパネル21による検知および空中タッチパネル22による検知の少なくともいずれか一方を無効にする無効化処理を行う。これによって、顧客の利便性を向上させつつ、顧客による誤操作の可能性を低減することが可能となる。無効化条件の例については、各実施形態において詳細に説明する。
また、各実施形態においては、検知制御部40が、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しないモード(以下、「非通知モード」とも言う。)に遷移することにより、無効化処理を行う場合を主に想定する。しかし、後にも説明するように、検知制御部40によって行われる無効化処理は、かかる例に限定されない。
顧客によって入力された暗証番号と、図示しないサーバから取得された暗証番号とが一致する場合には、カード情報に基づいて、券の購入処理が実行される。なお、決済手段として現金に対応するボタンが選択された場合には、暗証番号の入力は行われずに、現金での券の購入処理が実行されてよい。券の購入処理が完了すると、発券部32によって券が発行され、券排出口4(図1)から券が排出される。
<1.第1の実施形態>
続いて、本発明の第1の実施形態について説明する。
続いて、本発明の第1の実施形態について説明する。
(画面制御例の説明)
まず、本発明の第1の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
まず、本発明の第1の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る発券機1による画面の制御例を説明するための図である。図4を参照すると、画面の例として、暗証番号入力画面G11が示されている。暗証番号入力画面G11には、番号入力ボタンB1、訂正ボタンB2、前画面遷移ボタンB3および確定ボタンB4の他、入力結果表示欄F1が含まれている。
なお、番号入力ボタンB1は、番号を入力する場合に選択される。訂正ボタンB2は、直近に入力された番号を一つ削除する場合に選択される。前画面遷移ボタンB3は、暗証番号入力画面G11の前の画面に遷移する場合に選択される。確定ボタンB4は、暗証番号の入力が完了した場合に選択される。入力結果表示欄F1には、それまでに入力された番号の桁数が表示される。
アプリケーション制御部52は、暗証番号入力画面G11が表示されるように表示部25を制御する。検知制御部40は、アイドル状態に移行する。アイドル状態は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22へのタッチの受け付け待ち(すなわち、入力待ち)の状態を意味する。
ここで、顧客が接触タッチパネル21を用いて1桁目の番号「9」を入力しようと考えた場合を想定する。このとき、顧客は、番号入力ボタンB1の所望の番号に対応するボタン(ここでは、番号「9」)に指を近づける。これによって、接触タッチパネル21よりも先に、空中タッチパネル22における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。空中タッチパネル22は、タッチ座標(第1の検知座標)を検知制御部40に通知する(T11)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G11を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が1であること(例えば、「*」)を表示部25に表示させる。
さらに、検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされたことに基づいて、接触タッチパネル21がタッチされても、空中タッチパネル22がタッチされても、タッチ座標(第2の検知座標)をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移することにより、無効化処理を行う(T12)。
なお、図4に示された例では、空中タッチパネル22がタッチされたという条件が無効化条件に含まれる場合が想定されている。しかし、接触タッチパネル21がタッチされたという条件が無効化条件に含まれてもよい。すなわち、本発明の第1の実施形態において、無効化条件は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22によってタッチ座標(第1の検知座標)が検知されたという条件を含んでよい。
続いて、顧客が接触タッチパネル21にも誤ってタッチしてしまった場合を想定する(暗証番号入力画面G12)。しかし、検知制御部40は、T12において、既に非通知モードに遷移している。そのため、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされたにも関わらず、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない(T13)。
検知制御部40は、無効化処理を行ってから所定の時間が経過したことに基づいて、無効化処理によって無効にした検知を有効にしてもよい。より詳細に、検知制御部40は、非通知モードに遷移してから所定の時間が経過したことに基づいて、非通知モードを解除してもよい(T14)。これによって、顧客は、再び番号入力を行うことが可能になる。そして、検知制御部40は、再びアイドル状態に移行する。
顧客が接触タッチパネル21を用いて2桁目の番号を入力しようと考えた場合を想定する(暗証番号入力画面G13)。このとき、顧客は、接触タッチパネル21において番号入力ボタンB1の所望の番号に対応するボタン(ここでは、番号「9」)に指を接触させる。これによって、接触タッチパネル21における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。接触タッチパネル21は、タッチ座標(第2の検知座標)を検知制御部40に通知する(T15)。
なお、接触タッチパネル21がタッチされている場合には、空中タッチパネル22に対応する検知領域24にも指が挿入されていることが想定される。しかし、検知領域24に指が挿入されていない状態から検知領域24に指が挿入された状態に変化したわけではなく、検知領域24に指が挿入され続けている。そのため、空中タッチパネル22は、タッチ座標を検知しない。
検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G13を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が2であること(例えば、「**」)を表示部25に表示させる。
引き続き3桁目以降の番号も同様に入力される。顧客は、暗証番号の入力が完了すると、確定ボタンB4を選択する。顧客によって確定ボタンB4が選択されると、顧客によって入力された暗証番号と、図示しないサーバから取得された暗証番号とが一致するか否かが判定される。
以上、本発明の第1の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明した。
(動作の説明)
続いて、本発明の第1の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
続いて、本発明の第1の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る発券機1の動作例を示すフローチャートである。図5に示されるように、本発明の第1の実施形態においては、検知制御部40は、アイドル状態を維持する(S11)。検知制御部40は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22からタッチ座標が通知されたか否かに基づいて、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされたか否かを判定する(S12)。
検知制御部40は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされていない場合には(S12において「NO」)、再びS12に動作を移行させる。一方、検知制御部40は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされた場合には(S12において「YES」)、タッチ座標をタッチイベントに含め、タッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する(S13)。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面を制御する。
さらに、検知制御部40は、タッチパネルのタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移する(S14)。検知制御部40は、非通知モードにおいては、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされたとしても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない。
検知制御部40は、非通知モードに遷移してから所定の時間(例えば、500mS)が経過していない場合には(S15において「NO」)、再びS15に動作を移行させる。所定の時間の長さは、特に限定されない。一方、検知制御部40は、非通知モードに遷移してから所定の時間(例えば、500mS)が経過した場合には(S15において「YES」)、非通知モードを解除する(S16)。これによって、顧客は、再び番号入力を行うことが可能になる。そして、検知制御部40は、再びアイドル状態に移行する(S17)。
以上、本発明の第1の実施形態に係る発券機1の動作例について説明した。
(効果の説明)
本発明の第1の実施形態によれば、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされたことに基づいて、タッチ座標がアプリケーション制御部52に所定の時間通知されなくなる。これによって、顧客の意図に反して同じ文字または異なる文字の入力が複数回行われてしまう可能性が低減され得るため、顧客による誤操作の可能性が低減され得る。
本発明の第1の実施形態によれば、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされたことに基づいて、タッチ座標がアプリケーション制御部52に所定の時間通知されなくなる。これによって、顧客の意図に反して同じ文字または異なる文字の入力が複数回行われてしまう可能性が低減され得るため、顧客による誤操作の可能性が低減され得る。
<2.第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
本発明の第2の実施形態においては、本発明の第1の実施形態と比較して、検知制御部40が有する機能が主に異なり、その他の構成が有する機能は共通する。したがって、本発明の第2の実施形態においては、検知制御部40が有する機能について主に説明し、その他の構成が有する機能の詳細な説明については省略する。なお、本発明の第2の実施形態においても、図3に示された発券機1の機能構成例を用いて説明する。
(画面制御例の説明)
まず、本発明の第2の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
まず、本発明の第2の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る発券機1による画面の制御例を説明するための図である。図6を参照すると、画面の例として、暗証番号入力画面G21が示されている。暗証番号入力画面G21は、本発明の第1の実施形態に係る暗証番号入力画面G11(図4)と同様である。本発明の第1の実施形態と同様に、アプリケーション制御部52は、暗証番号入力画面G21が表示されるように表示部25を制御する。検知制御部40は、アイドル状態を維持する。
本発明の第1の実施形態と同様に、顧客が接触タッチパネル21を用いて1桁目の番号「9」を入力しようと考えた場合を想定する。このとき、接触タッチパネル21よりも先に、空中タッチパネル22における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。空中タッチパネル22は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T21)。
本発明の第1の実施形態と同様に、検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。さらに、検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされたことに基づいて、タッチ座標を基準としたエリアを非通知エリアとして特定する。
ここで、暗証番号入力画面G21では、非通知エリアR1が、タッチ座標を中心とした矩形領域として示されている。しかし、非通知エリアR1は、必ずしもタッチ座標が中心となるように設定されなくてもよい。また、非通知エリアR1の形状は、矩形領域に限定されない。例えば、非通知エリアR1の形状は、円などであってもよい。
さらに、暗証番号入力画面G21では、非通知エリアR1のサイズが、ボタン1つ分を含む程度のサイズに設定されている。しかし、非通知エリアR1のサイズは特定のサイズに限定されない。
検知制御部40は、接触タッチパネル21の非通知エリアR1がタッチされても、空中タッチパネル22の非通知エリアR1がタッチされても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移することにより、非通知エリアR1における無効化処理を行う(T22)。なお、本発明の第1の実施形態と同様に、接触タッチパネル21がタッチされたという条件が無効化条件に含まれてもよい。
続いて、顧客が接触タッチパネル21の非通知エリアR1に誤ってタッチしてしまった場合を想定する(暗証番号入力画面G22)。しかし、検知制御部40は、T22において、既に非通知エリアR1の非通知モードに遷移している。そのため、検知制御部40は、接触タッチパネル21の非通知エリアR1がタッチされたにも関わらず、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない(T23)。
なお、非通知エリアR1の非通知モードに遷移している状態において、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22の非通知エリアR1以外のエリアがタッチされる場合も想定され得る。しかし、非通知エリアR1以外のエリアは非通知に設定されていないため、かかる場合には、検知制御部40は、非通知エリアR1以外のエリアに対するタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知してよい。
検知制御部40は、検知制御部40は、非通知エリアR1の非通知モードに遷移してから所定の時間が経過したことに基づいて、非通知エリアR1の非通知モードを解除してもよい(T24)。これによって、顧客は、再び非通知エリアR1に対応する番号入力を行うことが可能になる。そして、検知制御部40は、再びアイドル状態に移行する。
顧客が接触タッチパネル21を用いて2桁目の番号として、非通知モードが解除されたエリアに対応する番号を入力しようと考えた場合を想定する(暗証番号入力画面G23)。このとき、顧客は、接触タッチパネル21において非通知モードが解除されたエリア(ここでは、番号「9」)に指を接触させる。これによって、接触タッチパネル21における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。接触タッチパネル21は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T25)。
本発明の第1の実施形態と同様に、検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G23を制御する。引き続き3桁目以降の番号も同様に入力される。
以上、本発明の第2の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明した。
(動作の説明)
続いて、本発明の第2の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る発券機1の動作例を示すフローチャートである。図7に示されたS21~S23は、図5に示された本発明の第1の実施形態に係る発券機1の動作(S11~S13)と同様に実行される。
検知制御部40は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされた場合には(S22において「YES」)、タッチ座標を基準とした、横幅20mm、縦幅20mmのエリア(非通知エリア)のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移する(S24)。横幅および縦幅の大きさは限定されない。検知制御部40は、非通知エリアの非通知モードにおいては、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22における非通知エリアがタッチされたとしても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない。
検知制御部40は、非通知エリアの非通知モードに遷移してから所定の時間(例えば、500mS)が経過していない場合には(S25において「NO」)、S26に動作を移行させる。所定の時間の長さは、特に限定されない。
検知制御部40は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22の非通知エリア外がタッチされた場合に(S26において「YES」)、再びS23に動作を移行させる。一方、検知制御部40は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22の非通知エリア外がタッチされない場合に(S26において「NO」)、再びS25に動作を移行させる。
一方、検知制御部40は、非通知モードに遷移してから所定の時間(例えば、500mS)が経過した場合には(S25において「YES」)、本発明の第1の実施形態と同様に、非通知モードを解除し(S27)、再びアイドル状態に移行する(S28)。
以上、本発明の第2の実施形態に係る発券機1の動作例について説明した。
(効果の説明)
本発明の第2の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
本発明の第2の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
さらに、非通知エリアへのタッチは、誤操作の可能性がより高いと考えられる。そこで、本発明の第2の実施形態においては、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22のタッチ座標がアプリケーション制御部52に通知されないエリアが非通知エリアに限定される。これによって、非通知エリアへの誤操作の可能性を低減しつつ、非通知エリア以外のエリアを用いた操作の迅速性を担保することが可能となる。
<3.第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。
本発明の第3の実施形態においては、本発明の第1の実施形態と比較して、検知制御部40が有する機能が主に異なり、その他の構成が有する機能は共通する。したがって、本発明の第3の実施形態においては、検知制御部40が有する機能について主に説明し、その他の構成が有する機能の詳細な説明については省略する。なお、本発明の第3の実施形態においても、図3に示された発券機1の機能構成例を用いて説明する。
(画面制御例の説明)
まず、本発明の第3の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
まず、本発明の第3の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
図8および図9は、本発明の第3の実施形態に係る発券機1による画面の制御例を説明するための図である。図8を参照すると、画面の例として、暗証番号入力画面G31が示されている。暗証番号入力画面G31は、本発明の第1の実施形態に係る暗証番号入力画面G11(図4)と同様である。本発明の第1の実施形態と同様に、アプリケーション制御部52は、暗証番号入力画面G31が表示されるように表示部25を制御する。検知制御部40は、アイドル状態を維持する。
顧客が空中タッチパネル22を用いて1桁目の番号「9」を入力しようと考えた場合を想定する(暗証番号入力画面G31)。このとき、顧客によって空中タッチパネル22における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。空中タッチパネル22は、タッチ座標(第1の検知座標)を検知制御部40に通知する(T31)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G31を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が1であること(例えば、「*」)を表示部25に表示させる。
さらに、検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされたことに基づいて、接触タッチパネル21がタッチされても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移することにより、接触タッチパネル21による検知を無効にする無効化処理を行う(T32)。なお、本発明の第1の実施形態と同様に、接触タッチパネル21がタッチされたという条件が無効化条件に含まれてもよい。
さらに、検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされたことに基づいて、所定の時間を計測するためのタイマーをセットする(T33)。これによって、所定の時間の計測が開始される。
続いて、顧客が空中タッチパネル22を用いて2桁目の番号「0」を入力しようと考えた場合を想定する。このとき、顧客によって空中タッチパネル22における番号「0」に対応する位置へのタッチがなされる。このとき、空中タッチパネル22のタッチ座標は、非通知に設定されていないため、空中タッチパネル22は、タッチ座標(第3の検知座標)を検知制御部40に通知する(T34)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G32を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が2であること(例えば、「**」)を表示部25に表示させる。
検知制御部40は、所定の時間が経過していない場合、かつ、空中タッチパネル22がタッチされた場合、所定の時間を計測するためのタイマーをリセットする(T35)。なお、タイマーのリセットは、タイマーをセットし直すことを意味し得る。所定の時間が経過しないうちに、空中タッチパネル22がタッチされたことによって、空中タッチパネル22へのタッチが継続して行われる可能性が高いと考えられる。そのため、タイマーのリセットによって、接触タッチパネル21への誤操作がより効果的に防止され得る。
図9に示されるように、顧客が接触タッチパネル21にも誤ってタッチしてしまった場合を想定する(暗証番号入力画面G33)。しかし、検知制御部40は、T32において、既に接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードに遷移している。そのため、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされたにも関わらず、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない(T36)。
顧客は接触タッチパネル21から指を離す(暗証番号入力画面G34)。その後、検知制御部40は、所定の時間が経過したことに基づいて、接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードを解除してもよい(T37)。これによって、顧客は、再び接触タッチパネル21を用いて番号入力を行うことが可能になる。そして、検知制御部40は、再びアイドル状態に移行する。
顧客が接触タッチパネル21を用いて3桁目の番号を入力しようと考えた場合を想定する(暗証番号入力画面G35)。このとき、顧客は、接触タッチパネル21において番号入力ボタンB1の所望の番号に対応するボタン(ここでは、番号「0」)に指を接触させる。これによって、接触タッチパネル21における番号「0」に対応する位置へのタッチがなされる。接触タッチパネル21は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T38)。
本発明の第1の実施形態と同様に、検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G35を制御する。そして、引き続き4桁目の番号も同様に入力される。
以上、本発明の第3の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明した。
(動作の説明)
続いて、本発明の第3の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
続いて、本発明の第3の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る発券機1の動作例を示すフローチャートである。図10に示されたS31~S32は、図5に示された本発明の第1の実施形態に係る発券機1の動作(S11~S12)と同様に実行される。
検知制御部40は、接触タッチパネル21または空中タッチパネル22がタッチされた場合には(S32において「YES」)、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移する(S33)。検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードにおいては、接触タッチパネル21がタッチされたとしても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない。
検知制御部40は、所定の時間を計測するためのタイマーをセットする(S34)。所定の時間の長さは、特に限定されない。そして、検知制御部40は、先ほど検知された接触タッチパネル21のタッチ座標をタッチイベントに含め、タッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する(S35)。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面を制御する。
検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードに遷移してから所定の時間(例えば、500mS)が経過していない場合には(S36において「NO」)、S37に動作を移行させる。
検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされた場合に(S37において「YES」)、タイマーをリセットして(S38)、再びS35に動作を移行させる。一方、検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされない場合に(S37において「NO」)、再びS36に動作を移行させる。
一方、検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードに遷移してから所定の時間(例えば、500mS)が経過した場合には(S36において「YES」)、接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードを解除し(S39)、再びアイドル状態に移行する(S40)。
以上、本発明の第3の実施形態に係る発券機1の動作例について説明した。
(効果の説明)
本発明の第3の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
本発明の第3の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
さらに、本発明の第3の実施形態においては、タッチ座標がアプリケーション制御部52に通知されないタッチパネルが接触タッチパネル21に限定される。これによって、接触タッチパネル21への誤操作の可能性を低減しつつ、空中タッチパネル22を用いた操作の迅速性を担保することが可能となる。
<4.第4の実施形態>
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。
本発明の第4の実施形態においては、本発明の第1の実施形態と比較して、検知制御部40が有する機能が主に異なり、その他の構成が有する機能は共通する。したがって、本発明の第4の実施形態においては、検知制御部40が有する機能について主に説明し、その他の構成が有する機能の詳細な説明については省略する。なお、本発明の第4の実施形態においても、図3に示された発券機1の機能構成例を用いて説明する。
(画面制御例の説明)
まず、本発明の第4の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
まず、本発明の第4の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
図11および図12は、本発明の第4の実施形態に係る発券機1による画面の制御例を説明するための図である。図11に示されるように、まず、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされても、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移することにより、接触タッチパネル21による検知を無効にする無効化処理を行う(T51)。これにより、接触タッチパネル21への誤操作の可能性が低減される。
一方、空中タッチパネル22による検知は有効にされている。検知制御部40は、アイドル状態に移行する。
図11を参照すると、画面の例として、暗証番号入力画面G51が示されている。暗証番号入力画面G51は、本発明の第1の実施形態に係る暗証番号入力画面G11(図4)と同様である。本発明の第1の実施形態と同様に、アプリケーション制御部52は、暗証番号入力画面G51が表示されるように表示部25を制御する。
顧客が空中タッチパネル22を用いて1桁目の番号「9」を入力しようと考えた場合を想定する。このとき、顧客によって空中タッチパネル22における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。空中タッチパネル22は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T52)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。そして、検知制御部40は、アイドル状態に移行する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G51を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が1であること(例えば、「*」)を表示部25に表示させる。
顧客が接触タッチパネル21にも誤ってタッチしてしまった場合を想定する(暗証番号入力画面G52)。しかし、検知制御部40は、T51において、既に接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードに遷移している。そのため、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされたにも関わらず、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない(T53)。
さらに、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされたことに基づいて、空中タッチパネル22がタッチされても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移する。これにより、空中タッチパネル22による検知を無効にする無効化処理が行われる。このとき、無効化条件には、接触タッチパネル21がタッチされたという条件が含まれる。
さらに、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされたことに基づいて、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知する通知モードに遷移する(T54)。これにより、接触タッチパネル21の検知を有効にする有効化処理が行われる。
さらに、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされたことに基づいて、所定の時間を計測するためのタイマーをセットする(T55)。これによって、所定の時間の計測が開始される。
続いて、顧客が接触タッチパネル21を用いて2桁目の番号「9」を入力しようと考えた場合を想定する。このとき、顧客によって接触タッチパネル21における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。このとき、接触タッチパネル21のタッチ座標は、通知するように既に設定されているため、接触タッチパネル21は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T56)。
検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G53を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が2であること(例えば、「**」)を表示部25に表示させる。
検知制御部40は、所定の時間を計測するためのタイマーをリセットする(T57)。所定の時間が経過しないうちに、接触タッチパネル21がタッチされたことによって、接触タッチパネル21へのタッチが継続して行われる可能性が高いと考えられる。そのため、タイマーのリセットによって、空中タッチパネル22への誤操作がより効果的に防止され得る。
顧客は接触タッチパネル21から指を離す(暗証番号入力画面G54)。その後、検知制御部40は、所定の時間が経過したことに基づいて、空中タッチパネル22のタッチ座標の通知モードに遷移する。さらに、検知制御部40は、所定の時間が経過したことに基づいて、接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードに遷移する(T58)。これによって、顧客は、接触タッチパネル21への誤操作を防ぎつつ、空中タッチパネル22を用いて番号入力を行うことが可能になる。そして、検知制御部40は、再びアイドル状態に移行する。
顧客が空中タッチパネル22を用いて3桁目の番号を入力しようと考えた場合を想定する(暗証番号入力画面G55)。このとき、顧客は、空中タッチパネル22において番号入力ボタンB1の所望の番号に対応するボタン(ここでは、番号「0」)に指を接触させる。これによって、空中タッチパネル22における番号「0」に対応する位置へのタッチがなされる。空中タッチパネル22は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T59)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G55を制御する。そして、引き続き4桁目の番号も同様に入力される。
以上、本発明の第4の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明した。
(動作の説明)
続いて、本発明の第4の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
続いて、本発明の第4の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
図13は、本発明の第4の実施形態に係る発券機1の動作例を示すフローチャートである。図13に示されるように、まず、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされても、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移することにより、接触タッチパネル21による検知を無効にする無効化処理を行う(S51)。これにより、接触タッチパネル21への誤操作の可能性が低減される。
一方、空中タッチパネル22による検知は有効にされている。検知制御部40は、アイドル状態に移行する(S52)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされた場合には(S53において「YES」)、タッチ座標を検知制御部40に通知する(S54)。検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面を制御する。検知制御部40は、アイドル状態に移行する(S55)。
一方、検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされない場合には(S53において「NO」)、S56に動作を移行させる。検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされない場合には(S56において「NO」)、再びS53に動作を移行させる。
一方、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされた場合には(S56において「YES」)、空中タッチパネル22がタッチされても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移するとともに、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知する通知モードに遷移する(S57)。検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標の非通知モードにおいては、空中タッチパネル22がタッチされたとしても、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない。
検知制御部40は、所定の時間を計測するためのタイマーをセットする(S58)。検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされた場合には(S59において「YES」)、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知する(S60)。検知制御部40は、接触タッチパネル21のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面を制御する。
検知制御部40は、タイマーをリセットし(S61)。再びS59に動作を移行させる。検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされない場合には(S59において「NO」)、S62に動作を移行させる。検知制御部40は、所定の時間(例えば、500mS)が経過していない場合には(S62において「NO」)、再びS59に動作を移行させる。
一方、検知制御部40は、所定の時間(例えば、500mS)が経過した場合には(S62において「YES」)、空中タッチパネル22のタッチ座標の通知モードに遷移するとともに、接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードに遷移する(S63)。検知制御部40は、再びアイドル状態に移行する(S64)。
以上、本発明の第4の実施形態に係る発券機1の動作例について説明した。
(効果の説明)
本発明の第4の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
本発明の第4の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
さらに、本発明の第4の実施形態においては、タッチ座標がアプリケーション制御部52に通知されないタッチパネルが接触タッチパネル21および空中タッチパネル22のうちの一方に限定される。これによって、一方のタッチパネルへの誤操作の可能性を低減しつつ、他方のタッチパネルを用いた操作の迅速性を担保することが可能となる。
<5.第5の実施形態>
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。
続いて、本発明の第5の実施形態について説明する。
本発明の第5の実施形態においては、本発明の第1の実施形態と比較して、検知制御部40が有する機能が主に異なり、その他の構成が有する機能は共通する。したがって、本発明の第5の実施形態においては、検知制御部40が有する機能について主に説明し、その他の構成が有する機能の詳細な説明については省略する。なお、本発明の第5の実施形態においても、図3に示された発券機1の機能構成例を用いて説明する。
(画面制御例の説明)
まず、本発明の第5の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
まず、本発明の第5の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明する。
図14および図15は、本発明の第5の実施形態に係る発券機1による画面の制御例を説明するための図である。本発明の第5の実施形態においては、接触タッチパネル21による検知を無効にすべき画面が所定の画面(以下、「接触操作無効画面」とも言う。)として設計者によってあらかじめ定められる。そして、本発明の第5の実施形態において、無効化条件は、表示部25に表示される画面が接触操作無効画面であるという条件を含む。
ここで、暗証番号入力画面は、文字入力が連続的に行われる画面であるため、設計者によって接触操作無効画面としてあらかじめ定められている。なお、暗証番号入力画面の前に表示される券選択画面、暗証番号の入力が確定した後に表示される画面などは、文字入力が連続的に行われる画面ではないため、設計者によって接触操作無効画面ではないとしてあらかじめ定められている。
検知制御部40は、暗証番号入力画面が接触操作無効画面であるか否かを判定する。そして、検知制御部40は、暗証番号入力画面が接触操作無効画面であると判定したことに基づいて、接触タッチパネル21がタッチされても、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移する(T71)。これにより、接触タッチパネル21による検知を無効にする無効化処理が行われ、接触タッチパネル21への誤操作の可能性が低減される。
一方、空中タッチパネル22による検知は有効にされている。検知制御部40は、アイドル状態に移行する。
図14を参照すると、画面の例として、暗証番号入力画面G71が示されている。暗証番号入力画面G71は、本発明の第1の実施形態に係る暗証番号入力画面G11(図4)と同様である。本発明の第1の実施形態と同様に、アプリケーション制御部52は、暗証番号入力画面G71が表示されるように表示部25を制御する。
顧客が空中タッチパネル22を用いて1桁目の番号「9」を入力しようと考えた場合を想定する。このとき、顧客によって空中タッチパネル22における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。空中タッチパネル22は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T72)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。そして、検知制御部40は、空中タッチパネル22へのタッチが解除されると、アイドル状態に移行する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G71を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が1であること(例えば、「*」)を表示部25に表示させる。
顧客が接触タッチパネル21にも誤ってタッチしてしまった場合を想定する(暗証番号入力画面G72)。しかし、検知制御部40は、T71において、既に接触タッチパネル21のタッチ座標の非通知モードに遷移している。そのため、検知制御部40は、接触タッチパネル21がタッチされたにも関わらず、タッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない(T73)。
続いて、顧客が空中タッチパネル22を用いて2桁目および3桁目の番号を入力し終わり、空中タッチパネル22を用いて4桁目の番号「9」を入力しようと考えた場合を想定する(暗証番号入力画面G73)。このとき、顧客によって空中タッチパネル22における番号「9」に対応する位置へのタッチがなされる。このとき、空中タッチパネル22は、タッチ座標を検知制御部40に通知する(T74)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面G73を制御する。より詳細に、アプリケーション制御部52は、入力結果表示欄F1にそれまでに入力された番号の桁数が4であること(例えば、「****」)を表示部25に表示させる。
顧客は、空中タッチパネル22において確定ボタンB4に指を接触させる。これによって、暗証番号の入力が確定する。暗証番号の入力が確定した後に表示される画面は、接触操作無効画面ではないとしてあらかじめ定められている。そのため、検知制御部40は、暗証番号の入力が確定したことに基づいて、接触タッチパネル21のタッチ座標の通知モードに遷移する(T75)。
以上、本発明の第5の実施形態に係る発券機1による画面の制御例について説明した。
(動作の説明)
続いて、本発明の第5の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
続いて、本発明の第5の実施形態に係る発券機1の動作例について説明する。
図16は、本発明の第5の実施形態に係る発券機1の動作例を示すフローチャートである。まず、検知制御部40は、暗証番号入力画面が接触操作無効画面であるか否かを判定する。そして、図16に示されるように、検知制御部40は、暗証番号入力画面が接触操作無効画面であると判定したことに基づいて、接触タッチパネル21がタッチされても、接触タッチパネル21のタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しない非通知モードに遷移する(S71)。これにより、接触タッチパネル21による検知を無効にする無効化処理が行われ、接触タッチパネル21への誤操作の可能性が低減される。
一方、空中タッチパネル22による検知は有効にされている。検知制御部40は、アイドル状態に移行する(S72)。
検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされない場合には(S73において「NO」)、再びS73に動作を移行させる。一方、検知制御部40は、空中タッチパネル22がタッチされた場合には(S73において「YES」)、タッチ座標を検知制御部40に通知する(S74)。検知制御部40は、空中タッチパネル22のタッチ座標を含んだタッチイベントをアプリケーション制御部52に通知する。
アプリケーション制御部52は、検知制御部40から通知されたタッチイベントに含まれるタッチ座標に基づいて、暗証番号入力画面を制御する。検知制御部40は、空中タッチパネル22へのタッチが解除されない場合には(S75において「NO」)、再びS75に動作を移行させる。一方、検知制御部40は、空中タッチパネル22へのタッチが解除された場合には(S75において「YES」)、アイドル状態に移行する(S76)。
以上、本発明の第5の実施形態に係る発券機1の動作例について説明した。
(効果の説明)
本発明の第5の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
本発明の第5の実施形態によれば、本発明の第1の実施形態が奏する効果と同様の効果が享受され得る。
さらに、本発明の第5の実施形態においては、接触タッチパネル21による検知を無効にすべき接触操作無効画面が設計者によってあらかじめ定められる。そして、表示される画面が接触操作無効画面であると判定されたことに基づいて、接触タッチパネル21による検知が無効にされる。これによって、接触操作無効画面が表示される場合に、接触タッチパネル21への誤操作の可能性を低減しつつ、空中タッチパネル22を用いた操作の迅速性を担保することが可能となる。
<6.各種の変形例>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本発明の第1の実施形態から本発明の第5の実施形態までにおいては、タッチパネル(接触タッチパネル21または空中タッチパネル22)による検知を無効にする無効化処理として、検知制御部40がタッチ座標をアプリケーション制御部52に通知しないモードに遷移する動作を例として主に説明した。しかし、タッチパネルによる検知を無効にする無効化処理は、かかる例に限定されない。
例えば、本発明の第1の実施形態から本発明の第5の実施形態までにおいて、タッチパネルによる検知を無効にする無効化処理は、アプリケーション制御部52が検知制御部40から通知されたタッチイベントを無視する動作によって実現されてもよい。
あるいは、本発明の第5の実施形態において、タッチパネルによる検知を無効にする無効化処理は、接触タッチパネル21の機能が無効になるよう検知制御部40が制御することにより実現されてもよい。図17を参照しながら、接触タッチパネル21の機能が無効になるよう検知制御部40が制御する変形例について説明する。
図17は、変形例に係る発券機11の機能構成例を示す図である。図17に示されるように、変形例に係る発券機11は、本発明の第5の実施形態に係る発券機1が備えるブロックの他、USB(Universal Serial Bus)バスパワー制御部33を備える。USBバスパワー制御部33は、接触タッチパネル21への電力供給をオンとオフとの間において切り替えることが可能である。
したがって、検知制御部40は、接触タッチパネル21への電力供給をオフにするようUSBバスパワー制御部33を制御することにより、接触タッチパネル21の機能が無効になるよう制御してもよい。同様に、検知制御部40は、接触タッチパネル21への電力供給をオンにするようUSBバスパワー制御部33を制御することにより、接触タッチパネル21の機能が有効になるよう制御してもよい。
あるいは、検知制御部40は、OSによって認識されているデバイスマネージャーのタッチパネル部の機能をソフトウェアによる動作によって無効にすることにより、接触タッチパネル21の機能が無効になるよう制御してもよい。同様に、検知制御部40は、OSによって認識されているデバイスマネージャーのタッチパネル部の機能をソフトウェアによる動作によって有効にすることにより、接触タッチパネル21の機能が有効になるよう制御してもよい。
また、本発明の第1の実施形態から本発明の第5の実施形態までにおいては、暗証番号を入力するための暗証番号入力画面における操作について主に説明した。しかし、本発明の第1の実施形態から本発明の第5の実施形態までの各実施形態は、暗証番号入力画面以外の画面にも適用され得る。例えば、本発明の第1の実施形態から本発明の第5の実施形態までの各実施形態は、装置運用中の全ての画面に適用されてもよいし、特定の画面にのみ適用されてもよい。
また、上記では、タッチパネルの方式として、赤外線方式を用いる場合を主に想定した。しかし、タッチパネルの方式は、赤外線方式に限定されない。例えば、タッチパネルの方式は、静電容量方式などであってもよい。
また、上記では、画面に対して操作を行う操作体の例として指が用いられる場合を主に想定した。しかし、操作体は指に限定されない。例えば、操作体として指以外の身体部分(例えば、腕など)または身体以外の物体が用いられてもよい。
また、上記では、画面に表示されるオブジェクトの例としてボタンが用いられる場合を主に想定した。しかし、画面に表示されるオブジェクトはボタンに限定されない。例えば、画面に表示されるオブジェクトとして、ボタン以外のオブジェクトが用いられてもよい。ボタン以外のオブジェクトは、アイコンであってもよいし、文字列であってもよいし、画像であってもよいし、他のオブジェクトであってもよい。
また、上記では、顧客に提示される画面を制御する制御装置として、発券機1を例に挙げて説明した。しかし、本発明の実施形態に係る制御装置は、発券機1に限定されない。例えば、本発明の実施形態に係る制御装置は、現金の入出金を行う入出金機であってもよい。あるいは、本発明の実施形態に係る制御装置は、現金自動預け払い機であってもよいし、商品を販売する自動販売機であってもよいし、他の制御装置であってもよい。
また、発券機1の処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、発券機1の処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
1、11 発券機
2 表示操作部
21 接触タッチパネル
21a 赤外線発光素子
21b 赤外線受光素子
22 空中タッチパネル
22a 赤外線発光素子
22b 赤外線受光素子
23 検知領域
24 検知領域
25 表示部
3 カード挿入排出口
31 カード処理部
32 発券部
33 USBバスパワー制御部
4 券排出口
40 検知制御部
5 近接センサ
50 制御部
51 ドライバ
52 アプリケーション制御部
6 スピーカ
2 表示操作部
21 接触タッチパネル
21a 赤外線発光素子
21b 赤外線受光素子
22 空中タッチパネル
22a 赤外線発光素子
22b 赤外線受光素子
23 検知領域
24 検知領域
25 表示部
3 カード挿入排出口
31 カード処理部
32 発券部
33 USBバスパワー制御部
4 券排出口
40 検知制御部
5 近接センサ
50 制御部
51 ドライバ
52 アプリケーション制御部
6 スピーカ
Claims (18)
- 第1の検知領域における操作体の座標を第1の座標として検知する第1の操作部と、
前記第1の検知領域よりも画面から遠くに位置する第2の検知領域における前記操作体の座標を第2の座標として検知する第2の操作部と、
前記第1の座標に基づいて前記画面を制御するとともに、前記第2の座標に基づいて前記画面を制御する表示制御部と、
所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知および前記第2の操作部による検知の少なくともいずれか一方を無効にする無効化処理を行う検知制御部と、
を備える、制御装置。 - 前記所定の条件は、前記第1の操作部または前記第2の操作部によって前記操作体の第1の検知座標が検知されたという条件を含む、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の検知座標を前記表示制御部に通知し、
前記表示制御部は、前記第1の検知座標に基づいて前記画面を制御する、
請求項2に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記第1の検知座標が検知された後に、前記第1の操作部または前記第2の操作部によって検知される前記操作体の第2の検知座標を前記表示制御部に通知しないモードに遷移することにより、前記無効化処理を行う、
請求項2または3に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の検知座標を基準としたエリアを特定し、前記エリアにおける前記無効化処理を行う、
請求項2~4のいずれか一項に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知を無効にする無効化処理を行う、
請求項1~5のいずれか一項に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記無効化処理を行った後に、前記第2の操作部によって第3の検知座標が検知されたことに基づいて、前記第3の検知座標を前記表示制御部に通知し、
前記表示制御部は、前記第3の検知座標に基づいて前記画面を制御する、
請求項6に記載の制御装置。 - 前記無効化処理が行われてから所定の時間が経過したことに基づいて、前記無効化処理によって無効にされた検知が有効にされ、
前記検知制御部は、前記第3の検知座標が検知されたことに基づいて、前記所定の時間を計測するためのタイマーをリセットする、
請求項7に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知および前記第2の操作部による検知を無効にする無効化処理を行う、
請求項6に記載の制御装置。 - 前記所定の条件は、前記第1の操作部によって前記操作体の第1の検知座標が検知されたという条件を含む、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記第2の操作部による検知は、有効にされており、
前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第2の操作部による検知を無効にする無効化処理を行う、
請求項10に記載の制御装置。 - 前記第1の操作部による検知は、無効にされており、
前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知を有効にする有効化処理を行う、
請求項11に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記無効化処理を行ってから所定の時間が経過したことに基づいて、前記無効化処理によって無効にした検知を有効にする、
請求項1~12のいずれか一項に記載の制御装置。 - 前記所定の条件は、前記表示制御部によって制御される画面があらかじめ定められた所定の画面であるという条件を含み、
前記検知制御部は、前記所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知を無効にする無効化処理を行う、
請求項1に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記第1の操作部によって検知される前記操作体の検知座標を前記表示制御部に通知しない動作モードに遷移することにより、前記無効化処理を行う、
請求項14に記載の制御装置。 - 前記検知制御部は、前記第1の操作部の機能が無効になるよう制御することにより、前記無効化処理を行う、
請求項14に記載の制御装置。 - 前記所定の画面は、暗証番号を入力するための暗証番号入力画面を含む、
請求項14~16のいずれか一項に記載の制御装置。 - 第1の検知領域における操作体の座標を第1の座標として検知する第1の操作部と、
前記第1の検知領域よりも画面から遠くに位置する第2の検知領域における前記操作体の座標を第2の座標として検知する第2の操作部と、
前記第1の座標に基づいて前記画面を制御するとともに、前記第2の座標に基づいて前記画面を制御する表示制御部と、
所定の条件が満たされたことに基づいて、前記第1の操作部による検知および前記第2の操作部による検知の少なくともいずれか一方を無効にする無効化処理を行う検知制御部と、
を備える、媒体処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021122957A JP2023018736A (ja) | 2021-07-28 | 2021-07-28 | 制御装置および媒体処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021122957A JP2023018736A (ja) | 2021-07-28 | 2021-07-28 | 制御装置および媒体処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023018736A true JP2023018736A (ja) | 2023-02-09 |
Family
ID=85159514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021122957A Pending JP2023018736A (ja) | 2021-07-28 | 2021-07-28 | 制御装置および媒体処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
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- 2021-07-28 JP JP2021122957A patent/JP2023018736A/ja active Pending
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