JP2023015926A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】処理実行前に使用した文書情報の保存を指示することなく、過去の処理の際に使用した文書情報を再利用可能な情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】アプリケーション管理部60が、予めインストールされたアプリケーション62を管理すると共に、アプリケーション62の実行を制御し、文書保存処理部64が、文書保存を伴わない処理を実行した際に、実行対象の文書情報を予め定めた特殊な保存領域に保存する。そして、処理を実行する際に、保存領域に保存された文書情報をユーザインタフェースのディスプレイに表示してユーザに選択させ、選択された文書情報を用いた出力処理を行う。
【選択図】図3
【解決手段】アプリケーション管理部60が、予めインストールされたアプリケーション62を管理すると共に、アプリケーション62の実行を制御し、文書保存処理部64が、文書保存を伴わない処理を実行した際に、実行対象の文書情報を予め定めた特殊な保存領域に保存する。そして、処理を実行する際に、保存領域に保存された文書情報をユーザインタフェースのディスプレイに表示してユーザに選択させ、選択された文書情報を用いた出力処理を行う。
【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、送信ジョブが指定されて転送処理が指示されるとそのジョブの履歴を記録し、実行された送信ジョブの宛先を変更するなどして再送信する際に、ユーザがホストコンピュータのWebブラウザを使って所望の実行済みジョブを指定し、必要があれば宛先の変更、追加等を行って再送信可能な画像処理システムが提案されている。
処理実行前に、文書情報の保存を指示しておくことで、処理実行後に保存された文書情報を再利用した処理が可能となる。処理実行前に文書情報の保存を指示しない場合、処理実行後に文書情報が保存されない。従って、設定を変えて原稿を再度読み取るといった、原稿も含めて過去の処理時の内容を再利用しようとすると、原稿の再読み取り等の処理が必要となってしまう。また、文書情報を画像形成装置に送信して画像を形成する処理を行う場合においても、過去の処理時の内容を再利用しようとすると、原稿となる文書情報が残っていないため、文書情報の再送信が必要となってしまう。
そこで、本発明では、処理実行前に使用した文書情報の保存を指示することなく、過去の処理の際に使用した文書情報を再利用可能な情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、文書保存を伴わない処理を実行した際に、実行対象の文書情報を予め定めた保存領域に保存し、処理を実行する際に、前記保存領域に保存された前記文書情報を表示部に表示してユーザに選択させ、選択された前記文書情報を用いた処理を実行する。
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、過去に処理を実行した際の設定情報も前記保存領域に保存し、前記選択された前記文書情報を用いた処理を実行する際に前記設定情報を再利用する。
また、第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、ユーザを特定し、前記保存領域に保存された前記文書情報を表示する際に、特定したユーザが実行した処理については前記文書情報及び前記設定情報を表示し、特定したユーザ以外が実行した処理については前記設定情報を表示する。
また、第4態様に係る情報処理装置は、第2態様又は第3態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記保存領域に保存された前記設定情報に対して変更を受け付け、前記選択された前記文書情報を用いて処理を実行する。
また、第5態様に係る情報処理装置は、第2態様~第4態様の何れか1の態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記設定情報に対して変更を受け付ける画面を表示し、かつ前記設定情報のうち、変更可能又は変更不可能なパラメータを認識可能な表示態様で表示する。
また、第6態様に係る情報処理装置は、第1態様~第5態様の何れか1の態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記保存領域へ保存する予め定めた条件に該当する前記文書情報を前記保存領域に保存する。
また、第7態様に係る情報処理装置は、第1態様~第6態様の何れか1の態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、過去の処理日時、及び保存領域に保存された前記文書情報を用いた処理の再実行回数の少なくとも一方を用いて前記保存領域に保存された前記文書情報を削除する。
また、第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記保存領域から前記文書情報が削除されて存在しない場合は、過去に処理を実行した際の設定情報のみを再利用する。
また、第9態様に係る情報処理装置は、第1態様~第8態様の何れか1の態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記保存領域に保存された前記文書情報を前記表示部に表示する際に、前記文書情報を表す画像を表示する。
さらに第10態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、文書保存を伴わない処理を実行した際に、実行対象の文書情報を予め定めた保存領域に保存し、処理を実行する際に、前記保存領域に保存された前記文書情報を表示部に表示してユーザに選択させ、選択された前記文書情報を用いた処理を実行させる。
第1態様によれば、処理実行前に使用した文書情報の保存を指示することなく、過去の処理の際に使用した文書情報を再利用可能な情報処理装置を提供できる。
第2態様によれば、過去の処理の際に使用した設定情報も再利用することが可能となる。
第3態様によれば、全てのユーザに文書情報を表示する場合に比べて、セキュリティを向上することが可能となる。
第4態様によれば、過去の処理の際に使用した設定情報から変更して処理を実行することが可能となる。
第5態様によれば、設定情報を変更する際に、変更不可能なパラメータを確認してパラメータを変更することが可能となる。
第6態様によれば、全ての文書情報を保存する場合に比べて、保存容量の節約が可能となる。
第7態様によれば、再利用する可能性がある文書情報以外を削除することが可能となる。
第8態様によれば、文書情報が削除されて存在しない場合であっても設定情報は再利用することが可能となる。
第9態様によれば、文書情報の名称のみを表示する場合に比べて、保存された文書情報の誤選択を抑制できる。
第10態様によれば、処理実行前に使用した文書情報の保存を指示することなく、過去の処理の際に使用した文書情報を再利用可能な情報処理プログラムを提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。なお、本実施形態では、画像形成装置を情報処理装置の一例として説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置10の外観を示す斜視図である。本実施形態に係る画像形成装置10は、ネットワーク等の通信回線を介して各種データを受信し、受信したデータに基づく画像形成処理を行うプリント機能を有する。また、本実施形態に係る画像形成装置10は、原稿を読み取って原稿を表す画像情報を得る読取機能、原稿に記録された画像を用紙に複写する複写機能、図示しない電話回線を介して各種データの送受信を行うファクシミリ機能、読取機能等によって読み取った画像情報等の文書情報を転送する転送機能、読み取った画像情報等の文書情報を蓄積する蓄積機能等の複数の機能を有する。
また、本実施形態に係る画像形成装置10は、装置上部に原稿読取部52を備え、原稿読取部52の下方に画像形成部24が配置されている。原稿読取部52は、原稿カバー54内に原稿搬送部(図示省略)を備えている。原稿搬送部は、原稿カバー54に設けられている原稿給紙部54A上に載せられた原稿56を順に引き込んで図示しないプラテンガラス上に搬送して原稿56に記録された画像の読み取りを行う。また、原稿搬送部は、画像の読み取りが終了した原稿56を原稿カバー54に設けられている原稿排出部54B上に排出する。
また、原稿読取部52には、ユーザによる各種の指示操作を受け付けるユーザインタフェース22が設けられている。このユーザインタフェース22は、ソフトウエアプログラムによって指示操作の受け付けを実現する表示ボタンや各種情報が表示されるディスプレイ22A、テンキー等のハードウエアキー22B等が設けられている。ディスプレイ22Aは、液晶パネル等の表示装置とタッチパッド等の位置入力装置を組み合わせたタッチパネル式のものが適用される。ユーザインタフェース22は、ディスプレイ22Aの表示ボタンやハードウエアキー22Bによって複写機能を用いるときの複写枚数の設定や倍率設定、ファクシミリ機能を用いるときの電話機のダイヤルキー等として用いられる。なお、ハードウエアキー22Bは省略してもよい。
一方、画像形成部24は、画像形成用の記録媒体となる用紙が収容される給紙格納部58を備えている。画像形成部24では、給紙格納部58に収容されている用紙を、1枚ずつ取り出し、例えば、電子写真プロセスによって画像データに基づいた画像を用紙に形成する。また、画像形成部24では、画像形成を行った用紙を順に図示しない排紙部上へ排出する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置10の電気系の要部構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る画像形成装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)20A、ROM(Read Only Memory)20B、及びRAM(Random Access Memory)20Cを含む制御部20を備えている。CPU20Aは、画像形成装置10の全体の動作を司る。RAM20Cは、CPU20Aによる各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられる。ROM20Bは、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶される。そして、画像形成装置10は、制御部20の各部がシステムバス42によって電気的に接続されている。
一方、本実施形態に係る画像形成装置10は、各種のデータやアプリケーション・プログラム等を記憶する記憶部26を備えている。また、画像形成装置10は、ユーザインタフェース22に接続され、ユーザインタフェース22のディスプレイ22Aへの各種の操作画面等の表示を制御する表示制御部28を備えている。また、画像形成装置10は、ユーザインタフェース22に接続され、ユーザインタフェース22を介して入力される操作指示を検出する操作入力検出部30を備えている。そして、画像形成装置10では、記憶部26、表示制御部28、及び操作入力検出部30がシステムバス42に電気的に接続されている。なお、記憶部26は、一例として、HDD(hard disk drive)を適用してもよいし、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶部を適用してもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置10は、原稿光学読取部46による光学的な画像の読み取り動作、及び原稿搬送部による原稿送り動作を制御する読取制御部32と、画像形成部24による画像形成処理、及び搬送部25による画像形成部24への用紙の搬送を制御する画像形成制御部34と、を備えている。また、画像形成装置10は、図示しない通信回線に接続され、当該通信回線に接続されたサーバ等の他の外部装置と通信データの送受信を行う通信回線インタフェース(通信回線I/F)部36、及び各種画像処理を行う画像処理部44を備えている。また、画像形成装置10は、図示しない電話回線に接続され、当該電話回線に接続されているファクシミリ装置とファクシミリデータの送受信を行うファクシミリインタフェース(ファクシミリI/F)部38を備えている。また、画像形成装置10は、ファクシミリインタフェース部38を介したファクシミリデータの送受信を制御する送受信制御部40を備えている。そして、画像形成装置10では、送受信制御部40、読取制御部32、画像形成制御部34、通信回線インタフェース部36、ファクシミリインタフェース部38、及び画像処理部44がシステムバス42に電気的に接続されている。
以上の構成により、本実施形態に係る画像形成装置10は、CPU20Aにより、RAM20C、ROM20B、及び記憶部26へのアクセスを各々実行する。また、画像形成装置10は、CPU20Aにより、表示制御部28を介したユーザインタフェース22のディスプレイ22Aへの操作画面、各種のメッセージ等の情報の表示の制御を実行する。また、画像形成装置10は、CPU20Aにより、読取制御部32を介した原稿光学読取部46及び原稿搬送部の作動の制御を実行する。また、画像形成装置10は、CPU20Aにより、画像形成制御部34を介した画像形成部24及び搬送部25の作動の制御と、通信回線インタフェース部36を介した通信データの送受信の制御と、を各々実行する。また、画像形成装置10は、CPU20Aにより、送受信制御部40によるファクシミリインタフェース部38を介したファクシミリデータの送受信の制御を実行する。さらに、画像形成装置10は、CPU20Aにより、操作入力検出部30によって検出された操作情報に基づくユーザインタフェース22における操作内容の把握が行われ、この操作内容に基づく各種の制御を実行する。
続いて、本実施形態に係る画像形成装置10において、制御部20のCPU20AがROM20Bに記憶されたプログラムをRAM20Cに展開して実行することにより実現される機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置10の制御部20の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
制御部20は、アプリケーション管理部60、文書保存処理部64、及び保存文書削除部66の機能を有する。
アプリケーション管理部60は、予めインストールされたアプリケーション62を管理すると共に、アプリケーション62の実行を制御する。アプリケーション62としては、図3では、1つのみ記載するが、複数のアプリケーション62を有する。一例としては、画像形成装置10の複数の機能を用いたサービスを提供するアプリケーションを有する。具体的には、上述したプリント機能、読取機能、複写機能、ファクシミリ機能、転送機能、及び蓄積機能の少なくとも1つの機能を用いたサービスを提供するアプリケーションを有する。
文書保存処理部64は、文書保存を伴わない処理を実行した際に、実行対象の文書情報を予め定めた特殊な保存領域としてのリサイクル文書ボックス26Aに保存する。そして、処理を実行する際に、保存領域に保存された文書情報をユーザインタフェース22のディスプレイ22Aに表示してユーザに選択させ、選択された文書情報を用いた出力処理を行う。出力処理は、例えば、文書保存処理部64が、アプリケーション管理部60に対して、文書情報に基づく画像形成等を実行させることで文書を出力する。
保存文書削除部66は、予め定めた特殊な保存領域としてのリサイクル文書ボックス26Aに保存された文書情報を予め定めた条件に従って削除する処理を行う。
ところで、一般的な画像処理装置では、主な文書処理サービスとして、複写機能、プリント機能、読取機能、ファクシミリ機能、転写機能等の他に、各機能を組み合わせたサービスがある。これらのサービス利用時に、文書情報は、一時的に画像処理装置の記憶部等に保存されるが、ユーザは文書情報の存在を意識できないし(例えば、画面上から見えないし、アクセスできない)、処理の完了後に記憶部から自動的に削除される。
文書情報を明示的に画像形成装置10内に保存する場合には、親展ボックス等のボックスサービスを利用する。この場合、ユーザは、文書情報を記憶部26上の文書情報を保存する親展ボックスに予め保存することにより、保存した文書情報にユーザインタフェース等から文書情報にアクセスして、特定のサービス(例えば、転送機能、ファクシミリ機能、プリント機能等)の処理を行う。この場合には、文書情報はサービスの処理の完了後にも自動削除はされず、ユーザが明示的に削除操作することで削除される。
同じ内容の処理を実行する場合には、ボックスサービスを利用したケースの方が、操作のステップ数が多く、操作時間がより多くかかる傾向がある。例えば、紙媒体の文書を特定のファイルサーバに電子データで保存したい場合に、原稿の文書を読み取って転送するサービスで実現可能だが、文書のボックス保存を伴わせるには、読取文書の保存と、ボックス出力(文書の転送)の2つを連続して操作する必要がある。
また、文書のボックス保存を利用している場合に再実行する際には、ユーザが、同じ文書を複数回利用することを予見している場合は、ユーザは意識的にボックスサービスを利用し、文書をボックス保存することで、過去に実行した文書の出力処理の再実行は容易となる。この場合には、ユーザはボックスに保存した情報を出力するサービスから、再実行したい文書情報を指定して、画像形成や転送等の出力指示を実施する。従って、原稿の読み取り等の文書情報の再入力処理は不要となるが、再実行する場合のパラメータ(例えば、転送の場合には宛先など)をユーザは画面上から再入力しなければならない。
一方、ユーザが文書情報の再利用を予見していない、文書保存を伴わない一般的なサービスを利用する場合に再実行する際には、操作時間の問題等から、ボックスサービスを利用せず、通常のサービス(例えば、原稿の文書を読み取って転送するサービス等)を利用することが多いと考えられる。この場合には、過去に実行した文書情報は、画像形成装置10の記憶部26には残っていないため、原稿文書の読み取りなどの文書情報の再入力処理を含めて、全ての操作を最初からやり直す必要がある。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置10では、制御部20が以下の処理を実行するようになっている。ここで、本実施形態に係る画像形成装置10の制御部20の処理を具体的に説明する。
文書保存処理部64は、文書保存を伴わない一般的なサービス(例えば、原稿の文書を読み取って転送する処理等)で使用された文書情報を、ジョブ完了後にも記憶部26から完全には削除せずに、記憶部26内の特殊な保存領域としてのリサイクル文書ボックス26Aに保持する。そして、保存する際に実行したジョブの履歴情報としてログIDと紐づけて管理する。また、親展ボックス等のボックスサービスで使用された文書情報の場合も、ジョブ完了後に使用文書を親展ボックスから削除する場合に限り、リサイクル文書ボックス26Aに保持する。なお、特殊な保存領域としてのリサイクル文書ボックス26Aは、親展ボックスの保存領域とは別に設けた保存領域である。また、ジョブとは、予め定められた機能を実現するために画像形成装置10が実行する処理または処理の集まりをいう。
そして、画像形成装置10のユーザインタフェース22に、予め定めたメニュー画面等の初期表示画面から少ないステップで、ジョブ履歴一覧を表示する。例えば、メニュー画面に履歴画面表示ボタン等を表示して履歴画面表示ボタンが操作された場合にジョブ履歴一連を表示する。ジョブ履歴一覧に表示されるジョブ履歴には、親展ボックス等のボックスサービスのジョブ(例えば、文書出力のみのジョブ)と、ボックスサービス以外の文書保存を伴わない一般的なサービスのジョブ(例えば、文書入力と文書出力のジョブ等)を混在して表示するが、ジョブの種類毎に分けて表示してもよい。また、ジョブ履歴一覧から選択したジョブについて、そのジョブの詳細情報(例えば、実行日時、処理内容など)と共に、リサイクル文書ボックス26A又は親展ボックスに文書情報が保存されている場合には、その画像の一部をジョブ履歴として表示する。なお、ジョブ履歴一覧を表示する際には、ユーザ認証等によりユーザを特定して、特定したユーザが過去に実行したジョブ履歴のみを表示し、他のユーザのジョブ履歴は表示しないようにしてもよい。或いは、特定したユーザが過去に実行したジョブ履歴については設定情報を含むジョブの詳細情報と文書の画像の一部を表示し、特定されたユーザ以外のユーザが過去に実行したジョブ履歴については設定情報を含むジョブの詳細情報のみを表示してもよい。
また、ジョブ履歴には、前回実行時の文書保存の有無にかかわらず、再実行ボタンを表示する。再実行ボタンが操作されると、前回実行時の文書情報が保存されている場合は、前回文書を再実行するか、または、別の新規の文書を再実行するかどうかを確認する確認画面を表示し、何れかを受け付ける。
表示されたジョブ履歴の中から前回文書の再実行が選択された場合には、文書出力についての設定画面を、前回実行の際に指定したパラメータがデフォルトで設定された状態で表示する。なお、ボックスサービスのジョブ、及びボックスサービス以外のジョブの何れの場合も同じ処理となる。設定完了後に、スタートボタンが操作されると、前回実行時の文書に対して、再設定した内容で、転送などの文書出力処理を実行する。
また、表示されたジョブ履歴の中からボックスサービスのジョブ、かつ、新規の文書の再実行が選択された場合には、親展ボックスに保存されている新規文書を選択する選択画面に移行する。文書の選択完了後には、文書出力についての設定画面を、前回実行の際に指定したパラメータがデフォルトで設定された状態で表示する。設定完了後に、スタートボタンが操作されると、選択した文書に対して、再設定した内容で、転送などの文書出力処理を実行する。
また、表示されたジョブ履歴の中からボックスサービス以外のジョブ、かつ、新規の文書の再実行を選択した場合には、文書入力と文書出力の両方についての設定画面を、前回実行の際に指定したパラメータがデフォルトで設定された状態で表示する。設定完了後に、スタートボタンが操作されると、再設定した内容で、スキャンなどの文書入力処理と、続けて、転送などの文書出力処理を実行する。
なお、原稿の文書を読み取って転送する処理を例とした場合には、転送に関するパラメータを表示する際には、プロトコル等の転送方式、転送方式毎の形式の宛先情報、ファイル名、その他で転送方式によりユニークな指定(例えば、暗号化、署名など)をパラメータとして表示する。
また、原稿の文書を読み取って転送する処理を例とした場合には、原稿の文書の読み取りに関するパラメータを表示する際には、カラーモード、ファイル形式、解像度などを一例として表示するが、実際には文書の読み取りは実施せず、前回の画像情報を変換するため、変換可能なケースのみを表示及び設定可能とする。例えば、元のカラーモードが白黒の画像をカラー画像に変更、或いは、元の解像度が「200dpi」の画像を「300dpi」に変更などは不可能とされている。ここで、変更可能又は変更不可能なパラメータを認識可能な表示態様で表示してもよい。例えば、変更可能なパラメータと変更不可能なパラメータを異なる色で表示したり、異なる表示濃度で表示したりすることで、変更可能なパラメータと変更不可能なパラメータとで異なる表示態様で表示してもよい。或いは、変更不可能なパラメータをグレーアウト表示することで、変更不可能なパラメータを認識可能な表示態様で表示してもよい。
上述の文書保存処理部64による処理では、入力した画像情報を画像形成装置10の記憶部26に保持するが、記憶部26又はリサイクル文書ボックス26Aの容量の上限に達してしまうと、それ以降は、文書情報が保存されなくなってしまう。
そこで、文書保存処理部64が、記憶部26の容量の上限に達しないように、保存する文書を選別して予め定めた条件に従って文書を保存する。また、保存文書削除部66が、記憶部26又はリサイクル文書ボックス26Aの上限に達した際に、保存文書の中からより不要な文書情報を選別して削除する。
文書保存処理部64が、保存する文書情報を選別する条件の一例としては、宛先及びジョブの性質に応じて予め定めた条件が適用される。例えば、ジョブの内容が予め定めた条件を満たす場合や宛先が予め定めた条件を満たす場合などがあり、より具体的な一例としては、以下に示す条件が一例として挙げられる。
・ジョブ処理の一部又は全てが、エラー終了した場合
・入力処理に時間がかかる文書情報である場合(例えば、特定のページ数以上、又は、特定のファイルサイズ以上の場合)
・マニュアル操作で、例えば、実行時にユーザインタフェース22を操作して保存するかどうかを指定可能とし、保存を選択した場合
・特定のユーザが実行した場合
・原稿の文書を読み取って転送する場合には、他の宛先にも送る可能性を考慮して、転送の宛先が複数(例えば、予め定めた数以上)の場合
・原稿の文書を読み取って転送する場合には、送り先を間違えて再送する可能性を考慮して、初見の宛先の場合
・原稿の文書を読み取って転送する場合には、入力ミスによる再送の可能性を考慮して、アドレス帳からでなく、手入力の宛先の場合
・以前に保存されたものと同じ画像が保存されていない場合
・ジョブ処理の一部又は全てが、エラー終了した場合
・入力処理に時間がかかる文書情報である場合(例えば、特定のページ数以上、又は、特定のファイルサイズ以上の場合)
・マニュアル操作で、例えば、実行時にユーザインタフェース22を操作して保存するかどうかを指定可能とし、保存を選択した場合
・特定のユーザが実行した場合
・原稿の文書を読み取って転送する場合には、他の宛先にも送る可能性を考慮して、転送の宛先が複数(例えば、予め定めた数以上)の場合
・原稿の文書を読み取って転送する場合には、送り先を間違えて再送する可能性を考慮して、初見の宛先の場合
・原稿の文書を読み取って転送する場合には、入力ミスによる再送の可能性を考慮して、アドレス帳からでなく、手入力の宛先の場合
・以前に保存されたものと同じ画像が保存されていない場合
また、保存文書削除部66が不要な文書情報を選別して削除する条件としては、以下に示す条件が一例として挙げられる。
・最も古い日時に保存された文書情報(FIFO:First in First out)
・保存されてから予め指定した一定の期間(例えば、1週間等)が経過した文書情報
・再実行された回数が少ない文書情報
・最も古い日時に保存された文書情報(FIFO:First in First out)
・保存されてから予め指定した一定の期間(例えば、1週間等)が経過した文書情報
・再実行された回数が少ない文書情報
続いて、本実施形態に係る画像形成装置10の制御部20で行われる具体的な処理について説明する。
まず、ジョブ履歴を表示して再実行を指示するまでの処理について説明する。図4は、本実施形態に係る画像形成装置10の制御部20で行われる、ジョブ履歴の表示から再実行までの処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、図4の処理は、例えば、画像形成装置10の予め定めた起動処理後に開始してもよいし、ユーザインタフェース22に対してメニュー画面を表示する操作が行われた場合に開始してもよい。
ステップ100では、CPU20Aが、予め定めたメニュー画面をディスプレイ22Aに表示してステップ102へ移行する。例えば、図5上段に示すメニュー画面をディスプレイ22Aに表示する。
ステップ102では、CPU20Aが、過去に実行したジョブ履歴リストを表示するジョブ履歴リストボタンが操作されたか否かを判定する。該判定は、例えば、図5上段に示すジョブ履歴ボタンが操作されたか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ104へ移行し、否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ104では、CPU20Aが、ジョブ履歴リストをディスプレイ22Aに表示してステップ106へ移行する。例えば、図5中段に示すジョブ履歴リストをディスプレイ22Aに表示する。なお、図5中段では、ユーザを特定せずに全てのジョブ履歴リストを表示する例を示すが、ユーザ認証が設定されている場合には、ユーザを特定して特定されたユーザが過去に実行したジョブ履歴のみを表示してもよい。例えば、図5中段中のユーザAのみのジョブ履歴を表示してもよい。
ステップ106では、CPU20Aが、再実行するジョブ履歴を選択する操作が行われたか否かを判定する。該判定は、例えば、図5中段に示すジョブ履歴リスト中の各ジョブ履歴の何れかを選択する操作が行われたか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ108へ移行し、判定が否定された場合にはステップ104に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ108では、CPU20Aが、ボックスサービスのジョブであるか否かを判定する。該判定は、親展ボックス等のボックスサービスのジョブ履歴が選択されたか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ110へ移行し、否定された場合にはステップ116へ移行する。
ステップ110では、CPU20Aが、親展ボックス内で前回実行時の文書を検索してステップ112へ移行する。
ステップ112では、CPU20Aが、文書があるか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ114へ移行し、判定が否定された場合にはステップ116へ移行する。なお、ユーザ認証が設定されている場合には、文書があると判定されても、認証されたユーザ以外の文書である場合にはセキュリティの観点からステップ112の判定を否定するようにしてもよい。
ステップ114では、CPU20Aが、文書のプレビュー画像とジョブ履歴の詳細をディスプレイ22Aに表示してステップ122へ移行する。例えば、図5下段に示すように、ジョブ履歴の詳細と共に、1ページ目のサムネイル画像、又は最初の文字列の画像等の文書情報を表すプレビュー画像を表示する。
一方、ステップ116では、CPU20Aが、リサイクル文書ボックス26A内で前回実行時の文書を検索してステップ118へ移行する。
ステップ118では、CPU20Aが、文書があるか否かを判定する。該判定が肯定された場合には上述のステップ114へ移行し、否定された場合にはステップ120へ移行する。なお、ユーザ認証が設定されている場合には、文書があると判定されても、認証されたユーザ以外の文書である場合にはセキュリティの観点からステップ118の判定を否定するようにしてもよい。
ステップ120では、CPU20Aが、ジョブ履歴の詳細のみをディスプレイ22Aに表示してステップ122へ移行する。例えば、過去のジョブ実行時の設定情報のみをディスプレイ22Aに表示する。
ステップ122では、CPU20Aが、選択されたジョブ履歴を再実行する再実行ボタンが操作されたか否かを判定する。例えば、図5下段に示す「再実行」が操作されたか否かを判定する。該判定が肯定されるまで待機して一連の処理を終了する。なお、待機中に再実行ボタン以外が操作された場合には、処理を終了して操作されたボタンに応じた処理を行う。
続いて、上述のステップ122において再実行ボタンが操作された場合に行われる具体的な処理を説明する。図6は、本実施形態に係る画像形成装置10の制御部20において、再実行ボタンが操作された場合に行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ200では、CPU20Aが、再実行が指示されたジョブが親展ボックス等のボックスサービスのジョブであるか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ202へ移行し、否定された場合にはステップ222へ移行する。
ステップ202では、CPU20Aが、前回実行時の文書を親展ボックス及びリサイクル文書ボックス26Aから検索してステップ204へ移行する。
ステップ204では、CPU20Aが、文書があるか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ206へ移行し、否定された場合にはステップ210へ移行する。なお、ステップ200~204の処理は図4の処理で実施済みであるので、再実施せずに文書あり、又はなしの情報を記憶しておいてもよい。
ステップ206では、CPU20Aが、使用文書の確認画面を表示してステップ208へ移行する。ここで、表示される文書は、検索の文書がある場合は前回文書の確認画面が表示され、検索の文書がない場合は新規文書が表示される。
ステップ208では、CPU20Aが、前回文書を使用するか否かを判定する。該判定が否定された場合にはステップ210へ移行し、肯定された場合にはステップ216へ移行する。
ステップ210では、CPU20Aが、ボックス文書を使用するか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ212へ移行し、否定された場合にはステップ230へ移行する。
ステップ212では、CPU20Aが、ボックス及び文書選択画面をディスプレイ22Aに表示してステップ214へ移行する。すなわち、親展ボックスを選択して文書を選択する画面をディスプレイ22Aに表示する。
ステップ214では、CPU20Aが、新規処理対象の文書が選択されたか否かを判定する。該判定が肯定されるまで待機してステップ216へ移行する。
ステップ216では、CPU20Aが、文書出力ジョブのパラメータ設定画面をディスプレイ22Aに表示してステップ218へ移行する。例えば、前回実行の際に指定したパラメータがデフォルトで設定された状態で、設定情報に対して変更を受け付ける画面をディスプレイ22Aに表示する。設定情報を表示する際に、設定情報のうち変更不可能なパラメータを認識可能な表示態様で表示してもよい。
ステップ218では、CPU20Aが、パラメータ設定後にスタートボタンが操作されたか否かを判定する。該判定が肯定されるまで待機してステップ220へ移行する。
ステップ220では、CPU20Aが、文書出力処理を実行して一連の処理を終了する。すなわち、文書保存処理部64が、選択された文書情報を読み出し、アプリケーション管理部60に対して、文書情報に基づく画像形成等を実行させることで文書を出力する処理を実行する。
一方、ステップ222では、CPU20Aが、前回実行時の文書をリサイクル文書ボックス26Aから検索してステップ224へ移行する。
ステップ224では、CPU20Aが、文書があるか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ226へ移行し、否定された場合にはステップ234へ移行する。なお、ステップ200、222、224の処理は図4の処理で実施済みであるので、再実施せずに文書あり、又はなしの情報を記憶しておいてもよい。
ステップ226では、CPU20Aが、使用文書の確認画面を表示してステップ228へ移行する。ここで、表示される文書は、検索の文書がある場合は前回文書の確認画面が表示され、検索の文書がない場合は新規文書が表示される。
ステップ228では、CPU20Aが、前回文書を使用するか否かを判定する。該判定が否定された場合にはステップ230へ移行し、肯定された場合には上述のステップ216へ移行する。
ステップ230では、CPU20Aが、文書入力ジョブのパラメータ設定画面をディスプレイ22Aに表示してステップ232へ移行する。すなわち、文書を入力する際の条件となるパラメータを設定する画面をディスプレイ22Aに表示する。
ステップ232では、CPU20Aが、文書入力ジョブのパラメータの設定が終了したか否かを判定する。該判定は、パラメータの設定を終了する操作が行われたか否かを判定し、該判定が肯定されるまで待機してステップ234へ移行する。
ステップ234では、CPU20Aが、文書出力ジョブのパラメータ設定画面をディスプレイ22Aに表示してステップ236へ移行する。例えば、前回実行の際に指定したパラメータがデフォルトで設定された状態で、設定情報に対して変更を受け付ける画面をディスプレイ22Aに表示する。
ステップ236では、CPU20Aが、パラメータ設定後にスタートボタンが操作されたか否かを判定する。該判定が肯定されるまで待機してステップ238へ移行する。
ステップ238では、CPU20Aが、文書入力処理を実行して上述のステップ220へ移行して、文書出力処理を実行して一連の処理を終了する。すなわち、文書保存処理部64が、文書入力として、原稿の文書を読み取る処理を行って、読み取った文書情報に基づく画像形成等を行う出力処理を実行する。
ここで、図4の処理の変形例について説明する。図7は、本実施形態に係る画像形成装置10の制御部20で行われる、ジョブ履歴の表示から再実行までの処理の流れの変形例の一例を示すフローチャートである。なお、図7の処理は、例えば、画像形成装置10の予め定めた起動処理後に開始してもよいし、メニュー画面を表示する操作が行われた場合に開始してもよい。また、図4と同一処理については同一符号を付して説明する。
ステップ100では、CPU20Aが、予め定めたメニュー画面をディスプレイ22Aに表示してステップ102へ移行する。
ステップ102では、CPU20Aが、過去に実行したジョブ履歴リストを表示するジョブ履歴リストボタンが操作されたか否かを判定する。該判定が肯定された場合にはステップ103へ移行し、否定された場合にはステップ100に戻って上述の処理を繰り返す。
ステップ103では、CPU20Aが、再実行ボタンを含むジョブ履歴リストをディスプレイ22Aに表示してステップ105へ移行する。すなわち、ジョブ履歴リストの各ジョブ履歴に対して再実行ボタンを表示する。
ステップ105では、CPU20Aが、ジョブ履歴リストの再実行ボタンが操作されたか否かを判定する。該判定は、ジョブ履歴リスト中のジョブ履歴毎に表示された何れかの再実行ボタンが操作されたか否かを判定する。該判定が肯定されるまで待機して処理を終了して上述の図6の処理を開始する。
すなわち、図7の処理では、各ジョブ履歴の詳細画面を表示することなく、ジョブ履歴リストを表示する時点で、再実行ボタンを表示して、詳細表示のステップを省略して、直接、過去のジョブの再実行を受け付ける。
なお、上記の実施形態では、ユーザ認証によりユーザを特定して、特定されたユーザのジョブ履歴のみを表示してもよいことを述べたが、これに限るものではない。例えば、ユーザ認証によりユーザを特定し、ジョブ履歴リストから過去の処理を実行したユーザが処理を実行する場合は、文書情報及び設定情報をディスプレイ22Aに表示する。一方、過去の処理を実行したユーザと異なるユーザが処理を実行する場合は、文書情報は表示せずに、設定情報のみをディスプレイ22Aに表示して設定情報のみ再利用可能な形態としてもよい。
また、上記の実施形態において、ジョブ履歴一覧を表示してジョブ履歴から選択したジョブ履歴における文書情報が、保存文書削除部66によって削除されて存在しない場合、設定情報のみを表示して、設定情報のみを再利用可能としてもよい。
また、上記の実施形態において、CPUをプロセッサの一例として説明したが、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また、上記の実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
また、上記の実施形態に係る画像形成装置10の制御部20で行われる処理は、ソフトウエアで行われる処理としてもよいし、ハードウエアで行われる処理としてもよいし、双方を組み合わせた処理としてもよい。また、画像形成装置10の制御部20の各部で行われる処理は、プログラムとして記憶媒体に記憶して流通させるようにしてもよい。
また、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 画像形成装置
20 制御部
20A CPU
26 記憶部
26A リサイクル文書ボックス
64 文書保存処理部
66 保存文書削除部
20 制御部
20A CPU
26 記憶部
26A リサイクル文書ボックス
64 文書保存処理部
66 保存文書削除部
Claims (10)
- プロセッサを備え、前記プロセッサは、
文書保存を伴わない処理を実行した際に、実行対象の文書情報を予め定めた保存領域に保存し、
処理を実行する際に、前記保存領域に保存された前記文書情報を表示部に表示してユーザに選択させ、
選択された前記文書情報を用いた処理を実行する情報処理装置。 - 前記プロセッサは、過去に処理を実行した際の設定情報も前記保存領域に保存し、
前記選択された前記文書情報を用いた処理を実行する際に前記設定情報を再利用する請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、ユーザを特定し、前記保存領域に保存された前記文書情報を表示する際に、特定したユーザが実行した処理については前記文書情報及び前記設定情報を表示し、特定したユーザ以外が実行した処理については前記設定情報を表示する請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、前記保存領域に保存された前記設定情報に対して変更を受け付け、前記選択された前記文書情報を用いて処理を実行する請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、前記設定情報に対して変更を受け付ける画面を表示し、かつ前記設定情報のうち、変更可能又は変更不可能なパラメータを認識可能な表示態様で表示する請求項2~4の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、前記保存領域へ保存する予め定めた条件に該当する前記文書情報を前記保存領域に保存する請求項1~5の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、過去の処理日時、及び保存領域に保存された前記文書情報を用いた処理の再実行回数の少なくとも一方を用いて前記保存領域に保存された前記文書情報を削除する請求項1~6の何れか1項に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、前記保存領域から前記文書情報が削除されて存在しない場合は、過去に処理を実行した際の設定情報のみを再利用する請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記プロセッサは、前記保存領域に保存された前記文書情報を前記表示部に表示する際に、前記文書情報を表す画像を表示する請求項1~8の何れか1項に記載の情報処理装置。
- コンピュータに、
文書保存を伴わない処理を実行した際に、実行対象の文書情報を予め定めた保存領域に保存し、
処理を実行する際に、前記保存領域に保存された前記文書情報を表示部に表示してユーザに選択させ、
選択された前記文書情報を用いた処理を実行させるための情報処理プログラム。
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