JP2023014029A - 端子および中央電気ボックス - Google Patents

Abstract

【課題】本発明により、端子が回路基板を貫通するので、回路基板の両側に位置する２つの電子デバイスを、端子を介して直接電気的に接続することができ、端子の数が少なくなり、また、回路基板上に端子を電気的に接続するための配線を設ける必要がないため、コストを大幅に削減することができる、端子および中央電気ボックスを提供する。【解決手段】端子は、回路基板に取り付けられるために用いられる。端子は、第１の終端部と、第２の終端部と、第１の終端部と第２の終端部との間に接続された屈曲部と、を備える。屈曲部は、第１の終端部と第２の終端部とが回路基板に対する端子の挿入方向に対して横断する方向に沿って所定距離ずらして配置するように、第１の終端部と第２の終端部とに対して所定角度折り曲げられて、端子が回路基板に取り付けられる場合、第１の終端部および第２の終端部のうちの一方が回路基板を通過する。【選択図】図１

Description

（関連出願の相互参照）
本出願は、２０２１年７月１６日に中国国家知識産権局に出願された中国特許出願第２の０２１２１６２２５０９.１号の利益を主張し、その開示全体は、参照により本明細書中に援用される。

本発明は、端子およびその端子を含む中央電気ボックスに関する。

中央電気ボックスは、自動車の電気系統に使用される重要な構成要素である。その機能は、車両全体の電気機器に電力を分配し、回路を保護することである。同時に、ある種の論理制御機能も有している。

一般に、中央電気ボックスは、主にボックス・ボディ（またはボックス本体）と、ボックス・ボディに設置された回路基板を含む。先行技術では、第１の端子は回路基板の前面に設けられ、ヒューズのピンと電気的に接続され、第２の端子は回路基板の裏面に設けられ、ケーブル・コネクタと電気的に接続され、回路基板はまた、第１の端子と第２の端子と電気的に接続する配線を備えている。

従来の技術方式では、端子の数が多く、コストがかかる。また、第１の端子と第２の端子とを接続する配線を回路基板に印刷する必要がある。これらの配線は、回路基板の面積を占有することになり、その結果、回路基板の通電負荷が増加する。

本発明は、上述した欠点の少なくとも一面を克服または緩和するためになされたものである。

本発明の１つの態様によれば、回路基板に取り付けられるための端子が提供される。この端子は、第１の終端部と、第２の終端部と、第１の終端部と第２の終端部との間に接続された屈曲部とを備える。屈曲部は、第１の終端部および第２の終端部に対して、所定の角度折り曲げられて、第１の終端部と第２の終端部とが、端子を回路基板に挿入する方向に対して横断する方向に沿って、所定の距離（だけ）ずらして配置される。端子が回路基板に取り付けられる場合、第１の終端部および第２の終端部のうちの一方が、回路基板を貫通する。

本発明の例示的な実施形態によれば、第１の終端部および第２の終端部に対する屈曲部の曲げ角度が９０度に等しいか、または第１の終端部および第２の終端部に対する屈曲部の曲げ角度が０度より大きく９０度より小さいか、または第１の終端部および第２の終端部に対する屈曲部の曲げ角度が９０度より大きく１８０度より小さい。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、第１の終端部および第２の終端部に対する屈曲部の曲げ角度が９０度に等しく、端子が回路基板上に取り付けられる場合、第１の終端部および第２の終端部は回路基板の表面に対して垂直であり、屈曲部は回路基板の表面に対して平行である。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、端子が回路基板に取り付けられる場合、第１の終端部は回路基板のサイド（または片面）に位置して、回路基板のサイドに位置する第１の電子デバイスと電気的に接続し、端子が回路基板に取り付けられる場合、第２の終端部は回路基板を通過して、回路基板の反対面に位置する第２の電子デバイスと電気的に接続される。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、端子が回路基板に取り付けられる場合、第１の終端部および屈曲部は、回路基板の同一サイドに位置する。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、屈曲部に接続され、かつ屈曲部のサイドに配置された、端子を回路基板に固定するための固定部を更に備え、固定部は、第１の終端部または第２の終端部に対して平行ではない。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、固定部が、回路基板の第１の穴に締り嵌め方式（interference fit manner）で挿入されて、端子を回路基板に固定するように適合された挿入部、および挿入部と屈曲部の間に接続され、かつ回路基板の表面で支持され、溶接されるように適合されたショルダー部（または肩部）を有する位置決め部を備える。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、端子が回路基板に取り付けられる場合、位置決め部のショルダー部が回路基板の表面で支持されて、屈曲部が回路基板の表面から離れて配置される（space）。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、屈曲部は矩形プレート状であり、かつ一対の平行な第１の側縁部と一対の平行な第２の側縁部を有し、第１の終端部および第２の終端部は、それぞれ屈曲部の一対の第１の側縁部に接続され、固定部は屈曲部の第２の側縁部に接続されている。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、第１の終端部および第２の終端部が舌状であり、第２の終端部が、第２の電子デバイスにプラグで接続される（plug）ように適合された舌状部（または舌片部；tongue part）を有し、第２の終端部の舌状部の厚さおよび／または幅が、第１の終端部のそれとは異なる。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、第２の終端部が、舌状部と屈曲部との間に接続されるベースプレート部を有し、ベースプレート部の厚さおよび／または幅が、舌状部のそれとは異なり、ベースプレート部は、回路基板の第２の穴に挿入され、位置決めされるよう適合されている。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、舌状部を除く端子の他の部分の厚さは同じであり、舌状部の厚さは端子の他の部分の厚さと異なる。

本発明の別の態様によれば、ボックス・ボディと、ボックス・ボディに設置された回路基板と、回路基板に取り付けられた上記端子と、を備える中央電気箱が提供される。

本発明の例示的な実施形態によれば、中央電気ボックスは、接続端子と、安全デバイスと、を更に備える。接続端子は、回路基板に設けられる。安全デバイスは、２つのスロットを有するハウジングと、ハウジングに受容されるヒューズと、を含む。第１の終端部および接続端子は、それぞれ安全デバイスの２つのスロットに挿入されて、ヒューズの２つのピンと電気的に接続される。

本発明の別の例示的な実施形態によれば、中央電気ボックスは、挿入スロットを有するケーブル・コネクタを更に備える。端子の第２の終端部は、ケーブル・コネクタの挿入スロットに挿入されて、ケーブル・コネクタと電気的に接続される。

本発明による前述の例示的な実施形態では、端子が回路基板を通過するので、回路基板の両面に位置する２つの電子デバイスが端子を介して直接電気的に接続されることが可能である。従って、端子の数が減少し、回路基板上に端子を電気的に接続するための配線を設定する必要がなく、コストを大幅に削減することができる。

本発明の上記および他の特徴は、添付図面を参照してその例示的な実施形態を詳細に説明することによって、より明らかになる。
本発明の例示的な実施形態による回路基板、回路基板に取り付けられた端子、および接続端子の例示的な斜視図である。 端子が回路基板に取り付けられていない、図１に示された回路基板および端子の例示的な斜視図を示す。 図１に示された回路基板および端子の断面図を示す。 底面側から見た場合の図１に示された１つの端子の例示的な斜視図である。 上面側から見た場合の図１に示された１つの端子の例示的な斜視図である。

以下、本開示の例示的な実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明するが、ここで、同様の参照数字は、同様の要素を指す。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具体化され得、本明細書に記載された実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、本開示が十分かつ完全なものとなり、当業者に本開示の概念を十分に伝えるように提供されるものである。

以下の詳細な説明では、説明のために、開示された実施形態の完全な理解を提供するために、多数の具体的な詳細が記載される。しかしながら、１つ以上の実施形態は、これらの具体的な詳細なしに実施され得ることは明らかである。他の例では、図面を簡略化するために、周知の構造およびデバイスが概略的に示される。

本発明の一般的な技術的概念によれば、回路基板に取り付けられるための端子が提供される。この端子は、第１の終端部と、第２の終端部と、第１の終端部と第２の終端部との間に接続された屈曲部とを備える。前記屈曲部は、前記第１の終端部および前記第２の終端部に対して、所定の角度（だけ）折り曲げられて、前記第１の終端部と前記第２の終端部とは、前記端子を前記回路基板に挿入する方向に対して横断する方向に沿って、所定の距離（だけ）ずらして配置される。端子が回路基板に取り付けられる場合、第１の終端部および第２の終端部のうちの一方が回路基板を貫通する。

図１は、本発明の例示的な実施形態による回路基板１０、回路基板１０に取り付けられた端子１００および接続端子２００の例示的な斜視図である。図２は、端子１００が回路基板１０に取り付けられていない、図１に示された回路基板１０および端子１００の例示的な斜視図である。

図１および図２に示すように、図示の実施形態では、端子１００は、回路基板１０に取り付けられるために使用される。端子１００は、主に、第１の終端部１１０と、第２の終端部１２０と、屈曲部１３０とを含む。屈曲部１３０は、第１の終端部１１０と第２の終端部１２０との間に接続されている。

図１および図２に示すように、図示された実施形態では、屈曲部１３０は、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０に対して、所定角度折り曲げられて、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０が、端子１００を回路基板１０に挿入する方向に対して横断する方向に所定距離ずらして配置され、すなわち、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０が、回路基板１０の表面に対して平行な方向に所定距離ずらして配置される（stagger）。本発明では、屈曲部１３０の長さを調整することにより、第１の終端部１１０と第２の終端部１２０との間の、ずらして配置した距離を調整することができる。

図１および図２に示すように、図示の実施形態では、端子１００が回路基板１０に取り付けられる場合、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０の一方が回路基板１０を貫通して、回路基板１０の両面に位置する２つの電子デバイスを、端子を介して直接電気的に接続することができる。従って、本発明では、端子の数を減らすことができ、これらの端子を電気的に接続するための配線を回路基板に設置する必要がないため、電子デバイスのレイアウトが容易になり、コストを大幅に削減することができる。また、図示の実施形態では、回路基板１０の両面に異なる電子デバイスが配置されているので、終端部１１０、１２０の位置が異なり、電子デバイスのレイアウトがより容易になっている。

図３は図１に示された回路基板１０および端子１００の断面図を示し、図４は底面側から見た場合の図１に示された１つの端子１００の例示的な斜視図であり、図５は、上面側から見た場合の図１に示された１つの端子１００の例示的な斜視図である。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０に対する端子１００の屈曲部１３０の曲げ角度は、９０度に等しい。従って、図示された実施形態では、端子１００が回路基板１０に取り付けられる場合、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０は、回路基板１０の表面に対して垂直であり、屈曲部１３０は回路基板１０の表面に対して平行である。

しかしながら、本発明は図示された実施形態に限定されないことに注意されるべきである。例えば、本発明の任意の実施形態において、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０に対する屈曲部１３０の曲げ角度は、０度より大きく９０度より小さくてもよい。本発明の別の任意の実施形態において、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０に対する屈曲部１３０の曲げ角度は、９０度より大きく１８０度より小さくてもよい。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、端子１００が回路基板１０に取り付けられる場合、第１の終端部１１０は、回路基板１０のサイド（例えば、前面）に位置して、回路基板１０のサイドに位置する第１の電子デバイス（例えば、ヒューズ）と電気的に接続する。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、端子１００が回路基板１０に取り付けられる場合、第２の終端部１２０が回路基板１０を貫通して、回路基板１０の反対面（例えば、裏面）に位置する第２の電子デバイス（例えば、ケーブル・コネクタ）と電気的に接続する。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、端子１００が回路基板１０に取り付けられる場合、第１の終端部１１０および屈曲部１３０は、回路基板１０の同じサイドに位置する。また、図示の実施形態では、第１の終端部１１０と屈曲部１３０の両方が、回路基板１０の前面に位置する。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、端子１００はまた、一対の固定部１４０を含む。一対の固定部１４０は、端子１００を回路基板１０に固定するために、屈曲部１３０に接続され、屈曲部１３０の両側に対称的に配設されている。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、固定部１４０は、挿入部１４１および位置決め部１４２を含む。一対の固定部１４０の挿入部１４１は、それぞれ、回路基板１０に設けられた一対の第１の穴１４に締り嵌め方式で挿入されて、端子１００を回路基板１０に固定する。従って、端子１００が回路基板１０から分離されることを防止することができる。しかしながら、本発明はこれに限定されず、挿入部１４１はまた、第１の穴１４と合わさる（または番いを成すもしくは嵌り合うようになっている、mate）のに好適な弾性ラッチに形成されてもよい。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、挿入部１４１と屈曲部１３０との間に、位置決め部１４２が接続されている。位置決め部１４２は、回路基板１０の表面で支持されるように適合されたショルダー部１４２ａを有し、位置決め部１４２のショルダー部１４２ａは、回路基板１０の表面に溶接することが可能である。このように、端子１００と回路基板１０との間の機械的接続強度を高めることができ、端子１００と回路基板１０との分離を更に防止することができる。本発明の例示的な実施形態において、固定部１４０は、より大きな溶接スペースを有するように、第１の終端部１１０または第２の終端部１２０と並行に配置されない。例えば、図示された実施形態では、固定部１４０は、第１の終端接続部１１０、第２の終端接続部１２０、および屈曲部１３０に対して垂直になるように配置される。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、端子１００が回路基板１０に取り付けられる場合、位置決め部１４２のショルダー部１４２ａが回路基板１０の表面に支持されて、屈曲部１３０が回路基板１０の表面から所定の隙間だけ離れて配置される。すなわち、端子を回路基板１０に取り付ける場合、屈曲部１３０は回路基板１０の表面と接触していない。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、屈曲部１３０は、一対の平行な第１の側縁部と一対の平行な第２の側縁部とを有する矩形プレート状である。第１の終端部１１０および第２の終端部１２０は、屈曲部１３０の一対の第１の側縁部にそれぞれ接続されている。一対の固定部１４０は、屈曲部１３０の一対の第２の側縁部にそれぞれ接続されている。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、第１の終端部１１０および第２の終端部１２０は、舌状である。第２の終端部１２０は、第２の電子デバイスに挿入されるように適合された舌状部１２１を有する。第２の終端部１２０の舌状部１２１の厚さおよび／または幅は、第１の終端部１１０の厚さおよび／または幅と異なる。例えば、図示された実施形態では、第２の終端部１２０の舌状部１２１の厚さおよび幅は、第２の終端部１２０のそれよりも小さい。このようにすることで、端子１００の適用範囲を拡大することができる。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、第２の終端部１２０はまた、舌状部１２１と屈曲部１３０との間に接続されたベースプレート部１２２を有する。図示の実施形態では、ベースプレート部１２２の厚さおよび／または幅は、舌状部１２１の厚さおよび／または幅と異なる。例えば、図示された実施形態では、ベースプレート部１２２の厚さおよび幅は、舌状部１２１の厚さおよび幅よりも大きい。ベースプレート部１２２は、回路基板１０の第２の穴１２に挿入され、位置決めされるように適合されている。

図１～図５に示すように、図示の実施形態では、舌状部１２１を除く端子１００の他の部分の厚さは同じであり、舌状部１２１の厚さは端子１００の他の部分の厚さと異なる。例示的な実施形態において、第２の終端部１２０のベースプレート部１２２の厚さおよび幅は、第１の終端部１１０の厚さおよび幅と同じである。

本発明の例示的な実施形態では、中央電気ボックスも開示されており、この中央電気ボックスは、ボックス・ボディ（図示せず）、回路基板１０、および前述した端子１００を備える。回路基板１０は、ボックス・ボディに設置される。端子１００は、回路基板１０に取り付けられる。

本発明の例示的な実施形態において、中央電気ボックスはまた、安全デバイス（図示せず）および接続端子２００を含む。接続端子２００は、回路基板１０に設けられる。図示された実施形態では、接続端子２００のピン２０６は、回路基板１０の穴１６に挿入される。前述した安全デバイスは、主に、ハウジング（図示せず）と、ハウジングに収容されたヒューズ（図示せず）とを含む。ハウジングには、２つのスロットが形成されている。第１の終端部１１０および接続端子２００は、それぞれ安全デバイスの２つのスロットに挿入されて、ヒューズの２つのピンと電気的に接続される。

本発明の例示的な実施形態において、中央電気ボックスはまた、ケーブル・コネクタ（図示せず）を含む。端子１００の第２の終端部１２０の舌状部１２１は、ケーブル・コネクタの挿入スロットに挿入されて、ケーブル・コネクタと電気的に接続される。

図示の実施形態では、安全デバイスおよびケーブル・コネクタは、それぞれ回路基板１０の前面および裏面に位置する。端子１００の第１の終端部１１０は、回路基板１０の前面に配置されて、安全デバイスと電気的に接続される。端子１００の第２の終端部１２０は、回路基板１０を貫通して、回路基板１０の裏面に位置するケーブル・コネクタと電気的に接続される。

図４に示すように、図示の実施形態では、第１の終端部１１０の端部に、傾斜ガイド部１１０ａが形成されて、安全デバイスのスロットにスムーズに挿入されるように、第１の終端部１１０をガイドする。同様に、第２の終端部１２０の舌状部１２１の端部に、傾斜ガイド部１２１ａが形成されて、ケーブル・コネクタの挿入スロットにスムーズに挿入されるように、第２の終端部１２０の舌状部１２１をガイドする。

当業者であれば、上記の実施形態は例示を意図したものであり、制限的なものではないことが理解されるはずである。例えば、当業者であれば、上記実施形態に多くの変更を加えることができ、異なる実施形態で説明した様々な特徴を、構成や原理が矛盾することなく、互いに自由に組み合わせてもよい。

いくつかの例示的な実施形態が示され、説明されてきたが、本開示の原理および精神から逸脱することなく、これらの実施形態において様々な変更または修正を行ってもよいことが当業者には理解され、その範囲は特許請求の範囲およびその同等物において定義される。

本明細書中で使用される場合、単数形で記載され、用語「ａ」または「ａｎ」を用いて進められる要素は、そのような排除が明示されない限り、当該要素またはステップの複数形を排除しないものとして理解されるべきである。更に、本発明の「１つの実施形態」への言及は、記載された特徴も組み込んだ追加の実施形態の存在を排除するものと解釈することを意図していない。更に、反対のことを明示的に述べない限り、特定の特性を有する要素または複数の要素を「含む（comprising）」または「有する（having）」実施形態は、その特性を有さない別のそのような要素を含むことができる。

１０ … 回路基板
１２、１４、１６ … 穴
１００ … 端子
１１０ … 第１の終端部
１２０ … 第２の終端部
１２１ … 舌状部
１２１ａ … ガイド部
１２２ … ベースプレート部
１３０ … 屈曲部
１４０ … 固定部
１４１ … 挿入部
１４２ … 位置決め部
１４２ａ … ショルダー部
２００ … 接続端子
２０６ … ピン

Claims (15)

1. 回路基板（１０）に取り付けられるための端子であって、
   前記端子（１００）は、
   第１の終端部（１１０）、
   第２の終端部（１２０）、および
   前記第１の終端部（１１０）と前記第２の終端部（１２０）との間に接続された屈曲部（１３０）
   を備え、
   前記屈曲部（１３０）は、前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）に対して、所定角度折り曲げられて、前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）が、前記端子（１００）を前記回路基板（１０）に挿入する方向に対して横断する方向に沿って、所定距離ずらして配置され、
   前記端子（１００）が前記回路基板（１０）に取り付けられる場合、前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）のうちの一方が前記回路基板（１０）を貫通する、端子。
2. 前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）に対する前記屈曲部（１３０）の曲げ角度が９０度に等しいか、または
   前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）に対する前記屈曲部（１３０）の曲げ角度が、０度より大きく９０度より小さいか、または
   前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）に対する前記屈曲部（１３０）の曲げ角度が、９０度より大きく１８０度より小さい、請求項１に記載の端子。
3. 前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）に対する前記屈曲部（１３０）の曲げ角度が９０度に等しく、
   前記端子（１００）が前記回路基板（１０）に取り付けられる場合、前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）は前記回路基板（１０）の表面に対して垂直であり、前記屈曲部（１３０）は前記回路基板（１０）の表面に対して平行である、請求項１に記載の端子。
4. 前記端子（１００）が前記回路基板（１０）に取り付けられる場合、前記第１の終端部（１１０）は、前記回路基板（１０）のサイドに位置して、前記回路基板（１０）のサイドに位置する第１の電子デバイスと電気的に接続し、
   前記端子（１００）が前記回路基板（１０）に取り付けられる場合、前記第２の終端部（１２０）は、前記回路基板（１０）を通過して、前記回路基板（１０）の反対面に位置する第２の電子デバイスと電気的に接続される、請求項１に記載の端子。
5. 前記端子（１００）が前記回路基板（１０）に取り付けられる場合、前記第１の終端部（１１０）および前記屈曲部（１３０）は、前記回路基板（１０）の同一サイドに位置する、請求項４に記載の端子。
6. 前記屈曲部（１３０）に接続され、かつ前記屈曲部（１３０）のサイドに配置された、前記端子（１００）を前記回路基板（１０）に固定するための固定部（１４０）を更に備え、
   前記固定部（１４０）は、前記第１の終端部（１１０）または前記第２の終端部（１２０）に対して平行でない、請求項１に記載の端子。
7. 前記固定部（１４０）が、
   前記回路基板（１０）の第１の穴（１４）に締り嵌め方式で挿入されて、前記端子（１００）を前記回路基板（１０）に固定するように適合された挿入部（１４１）、および
   前記挿入部（１４１）と前記屈曲部（１３０）との間に接続され、かつ前記回路基板（１０）の表面で支持され、溶接されるように適合されたショルダー部（１４２ａ）を有する位置決め部（１４２）
   を備える、請求項６に記載の端子。
8. 前記端子（１００）が前記回路基板（１０）に取り付けられる場合、前記位置決め部（１４２）のショルダー部（１４２ａ）が前記回路基板（１０）の表面で支持されて、前記屈曲部（１３０）が前記回路基板（１０）の表面から離れて配置される、請求項７に記載の端子。
9. 前記屈曲部（１３０）は、矩形プレート状であり、かつ一対の平行な第１の側縁部と一対の平行な第２の側縁部とを有し、
   前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）は、前記屈曲部（１３０）の前記一対の第１の側縁部にそれぞれ接続されており、
   前記固定部（１４０）は、前記屈曲部（１３０）の第２の側縁部に接続されている、請求項６に記載の端子。
10. 前記第１の終端部（１１０）および前記第２の終端部（１２０）が、舌状であり、
    前記第２の終端部（１２０）が、第２の電子デバイスにプラグで接続されるように適合された舌状部（１２１）を有し、
    前記第２の終端部（１２０）の舌状部（１２１）の厚さおよび／または幅が、前記第１の終端部（１１０）の厚さおよび／または幅と異なる、請求項１～９のいずれか１項に記載の端子。
11. 前記第２の終端部（１２０）が、前記舌状部（１２１）と前記屈曲部（１３０）との間に接続されるベースプレート部（１２２）を有し、
    前記ベースプレート部（１２２）の厚さおよび／または幅が、前記舌状部（１２１）の厚さおよび／または幅と異なり、前記ベースプレート部（１２２）は、前記回路基板（１０）の第２の穴（１２）に挿入され、位置決めされるように適合されている、請求項１０に記載の端子。
12. 前記舌状部（１２１）を除く前記端子（１００）の他の部分の厚さは同じであり、前記舌状部（１２１）の厚さは前記端子（１００）の他の部分の厚さと異なる、請求項１１に記載の端子。
13. ボックス・ボディ、
    前記ボックス・ボディに設置された回路基板（１０）、および
    前記回路基板（１０）に取り付けられた、請求項１～１２のいずれか１項に記載の端子
    を備える中央電気ボックス。
14. 前記回路基板（１０）に設けられた接続端子（２００）、および
    安全デバイス
    を更に備え、
    前記安全デバイスが、
    ２つのスロットを有するハウジング、および
    前記ハウジングに受容されるヒューズ
    を含み、
    前記第１の終端部（１１０）および前記接続端子（２００）は、前記安全デバイスの２つのスロットにそれぞれ挿入されて、前記ヒューズの２つのピンと電気的に接続されている、請求項１３に記載の中央電気ボックス。
15. 挿入スロットを有するケーブル・コネクタを更に備え、
    前記端子（１００）の前記第２の終端部（１２０）は、前記ケーブル・コネクタの前記挿入スロットに挿入されて、前記ケーブル・コネクタと電気的に接続されている、請求項１３に記載の中央電気ボックス。

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