JP2023013560A - 食パンのカット装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】主として家庭での使用を想定し、安価で嵩張ることがなく、操作が容易で安全性に優れた食パンのカット装置を提供する。【解決手段】食パンBを載置する折畳可能なテーブル1と、テーブル1から起立するガイド支柱4と、ガイド支柱4に沿ったスライドに伴い昇降する刃物駆動部5とから成り、刃物駆動部5は、ガイド支柱4に対し手動で昇降させるためのハンドル9を備えた駆動部本体6と、駆動部本体6に対して左右に往復動する往復移動体7とから構成され、往復移動体7に鋸状の刃物8が保持され、駆動部本体6は、指押スイッチ14と、ハンドル9を放しても刃物駆動部5が落下しないようにする落下防止機構15とを備えており、刃物駆動部5の下方には、食パンBの切り分けの厚さを調整する厚さ調整機構2が設けられ、テーブル1の両側には、食パンBの両側面に沿うサイドガイド3が立設されたものとする。【選択図】図3
Description
この発明は、ブロック状の食パンを所望の厚さに切り分ける食パンのカット装置に関するものである。
近年、牛乳やバター等を練り込んだ生地を箱型の型に入れて焼いた高級な食パンが人気を博している。このような食パンは、風味を維持するため、型から取り出したブロック状の形状のままで販売され、家庭で切り分けて食するものとなっている。
上記のようなブロック状の食パンを家庭で切り分ける際には、パン切り用の包丁を使用し、まな板に載せた食パンを一方の手で押さえつつ、他方の手に持った包丁で切断するのが一般的である。ところが、このように食パンを単にまな板に載せて適当に包丁で切り分けると、多量の切り屑が発生して、切断面がきれいな垂直面にならず、均等な厚さに切り分けることも難しい。
このため、下記特許文献1に記載されたような既存の食パンカットガイドを使用することが考えられる。この食パンカットガイドは、図9に示すように、ブロック状の食パンBの切り分けの先頭側を前方とし、末尾側を後方と規定した場合、食パンBを載置するテーブル51の本体基部51aの後端に延長部51bが折畳可能に連結され、食パンBの切り分けの厚さを調整する厚さ調整機構52の厚さ調整板52aが本体基部51aの前端部から起立し、本体基部51aの両側にサイドガイド53が立設され、対向するサイドガイド53に上端から下方へ延びるガイドスロット53aを有する構成とされている。
このような食パンカットガイドを使用して食パンBを切断するには、食パンBの一端面を厚さ調整板52aに突き当て、食パンBの両側面をサイドガイド53に沿わせ、サイドガイド53のガイドスロット53aにパン切り用の包丁Cの刃部を挿入し、包丁Cを刃先が延びる方向に押し引きしつつ下降させる。このとき、食パンBの他端面を別途用意した補助プレート55で押さえておく。
食パンBの切り分けの厚さは、厚さ調整機構52を操作して、厚さ調整板52aを前後方向へ移動させ、本体基部51aに固定することにより、変化させることができる。対向するサイドガイド53の間隔は、図示省略した可変機構により、食パンBの幅に応じて変化させることができる。
一方、下記特許文献2には、機械力で刃物を動作させて食品を切断する食品カット装置が記載されている。この食品カット装置は、図10に示すように、長方形の板状の刃物61の下辺に切刃を有し、刃物61の上辺に超音波振動子62が接続され、超音波振動子62のノード部にシリンダ63を備え、これらを上下スライド機構64により昇降自在に支持したものである。この食品カット装置では、刃物61に超音波振動子62で縦振動を付与すると共に、刃物61をシリンダ63により左右に往復動させつつ、刃物61を下降させ、これらの動作に伴い、刃物61の刃先の下方に置いたケーキやパン類、肉や魚、野菜などの様々な食品(図示省略)を切断することができる。
しかしながら、図9に示すような食パンカットガイドを使用しても、包丁Cを刃先が延びる方向に押し引きする力や速さが適切でない場合、やはり切断面が滑らかな面にならないことがあり、きれいな切断面とするためには、ある程度の熟練が必要とされる。
また、図10に示すような食品カット装置は、超音波振動子62やシリンダ63等を備えていることから、相当高価で大型のものとなり、専ら業務用とされ、家庭用として手軽に購入し、使用できるものではない。さらに、上下スライド機構64に安全対策が施されていなければ、操作ミス等により刃物61が不意に落下したとき、刃物61の刃先の下方に置いた指に大きな怪我を負う恐れがある。
そこで、この発明は、主として家庭での使用を想定し、安価で嵩張ることがなく、操作が容易で安全性に優れた食パンのカット装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、ブロック状の食パンを載置する折畳可能なテーブルと、前記テーブルの両側から起立するガイド支柱と、前記ガイド支柱に沿ったスライドに伴い昇降する刃物駆動部とから成り、
前記刃物駆動部は、前記ガイド支柱に対し手動で昇降させるためのハンドルを備えた駆動部本体と、前記駆動部本体に対して左右に往復動する往復移動体とから構成され、この往復移動体に鋸状の刃物が保持され、
前記駆動部本体は、動力源となるモーターと、前記モーターの回転を減速する減速機構と、前記減速機構の出力側の回転運動を前記往復移動体の左右方向の往復運動に変換するためのクランクと、前記モーターの作動用の指押スイッチと、前記ハンドルを放しても前記刃物駆動部が落下しないようにするための落下防止機構とを備えており、
前記刃物駆動部の下方には、食パンの突当位置を前後方向に移動させることにより、食パンの切り分けの厚さを調整する厚さ調整機構が設けられ、
前記テーブルの両側には、食パンの両側面に沿うように間隔を変化させることができるサイドガイドが立設された食パンのカット装置を提供することとしたのである。
前記刃物駆動部は、前記ガイド支柱に対し手動で昇降させるためのハンドルを備えた駆動部本体と、前記駆動部本体に対して左右に往復動する往復移動体とから構成され、この往復移動体に鋸状の刃物が保持され、
前記駆動部本体は、動力源となるモーターと、前記モーターの回転を減速する減速機構と、前記減速機構の出力側の回転運動を前記往復移動体の左右方向の往復運動に変換するためのクランクと、前記モーターの作動用の指押スイッチと、前記ハンドルを放しても前記刃物駆動部が落下しないようにするための落下防止機構とを備えており、
前記刃物駆動部の下方には、食パンの突当位置を前後方向に移動させることにより、食パンの切り分けの厚さを調整する厚さ調整機構が設けられ、
前記テーブルの両側には、食パンの両側面に沿うように間隔を変化させることができるサイドガイドが立設された食パンのカット装置を提供することとしたのである。
また、前記テーブルの両側のサイドガイドは、それぞれ上下方向に延びるガイドスロットを有しており、前記刃物は、両端寄り部分が前記ガイドスロットに挿入され、前記ガイドスロットに沿って昇降及び往復動するものとしたのである。
また、前記落下防止機構は、前記ハンドルに付随するロックレバーを備え、前記ロックレバーの揺動に伴い、前記ガイド支柱に対する摩擦力が変化し、
前記ハンドルと共に前記ロックレバーが握られている状態では、前記ガイド支柱に対する前記駆動部本体のスライドが許容されるロック解除状態となり、
前記ハンドルと共に前記ロックレバーが握られていない状態では、前記ガイド支柱に対する前記駆動部本体のスライドが阻止されるロック状態となるものとしたのである。
前記ハンドルと共に前記ロックレバーが握られている状態では、前記ガイド支柱に対する前記駆動部本体のスライドが許容されるロック解除状態となり、
前記ハンドルと共に前記ロックレバーが握られていない状態では、前記ガイド支柱に対する前記駆動部本体のスライドが阻止されるロック状態となるものとしたのである。
さらに、前記駆動部本体は、前記指押スイッチが押されていても、前記刃物駆動部が下限位置から上昇する過程では、前記刃物が左右に往復動しない動作規制状態となるようにする往復動規制機構を備えているものとしたのである。
そして、前記往復動規制機構は、前記駆動部本体のケースに対して上下にスライドするスイッチセット棒を備え、
前記刃物駆動部が下限位置に達すると、前記スイッチセット棒が前記駆動部本体のケースに対して押し上げられ、前記指押スイッチから前記モーターに至る操作の伝達が遮断されて、前記モーターが回転しない動作規制状態となるものとしたのである。
前記刃物駆動部が下限位置に達すると、前記スイッチセット棒が前記駆動部本体のケースに対して押し上げられ、前記指押スイッチから前記モーターに至る操作の伝達が遮断されて、前記モーターが回転しない動作規制状態となるものとしたのである。
この発明に係る食パンのカット装置は、刃物駆動部のモーターの回転を鋸状の刃物の往復運動に変換し、その動力で鋸引きするように食パンを切断するので、簡素で安価な構成となり、厚さ調整機構及びサイドガイドも備えているので、複雑な操作を行うことなく、食パンを切断面がきれいな垂直面になるように均等な厚さで切り分けることができる。
また、使用しない時には、食パンを載置するテーブルを折り畳んでおくことができるので、嵩張ることがなく、キッチンやリビングの空きスペースに収納することができ、家庭用として手軽に購入し、使用できるものとなる。
そして、刃物駆動部の落下防止機構を備えることにより、ハンドルを放しても刃物が不意に落下しないように対策が講じられているので、刃物で指に怪我をする危険性を回避することができ、刃物駆動部を下限位置から上昇する過程では、刃物が往復動しないようにする往復動規制機構を備えることにより、安全性の向上が図られている。
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この食パンのカット装置は、ブロック状の食パンBを載置するテーブル1の本体基部1aの後端に後方延長部1bが、前端に前方延長部1cがそれぞれ折畳可能に連結され、本体基部1aにカバー30が被せられ、使用時には、テーブル1の後方延長部1b及び前方延長部1cを展開し、図2に示す収納時には、後方延長部1b及び前方延長部1cをカバー30の開口部に嵌め込むように折り畳む構成とされている。
図3に示すように、本体基部1aには、食パンBの切り分けの厚さを調整するための厚さ調整機構2が設けられ、厚さ調整機構2は、食パンBを突き当てる厚さ調整板2aを備えている。厚さ調整板2aは、前後方向に移動可能とされている。
本体基部1aの両側には一対のサイドガイド3が対向するように立設され、それぞれのサイドガイド3には、上端から下方へ延びるガイドスロット3aが形成されている。一方のサイドガイド3は、左右方向に移動させることができ、これにより、食パンBの両側面に沿うように、対向するサイドガイド3の間隔を変化させることができる。
厚さ調整機構2のダイヤル式のツマミ2bとサイドガイド3の移動用の操作片3bは、本体基部1aにカバー30を被せていても、カバー30の側面下部の切欠部を介して操作できるようになっている。
図3乃至図5に示すように、本体基部1aには、左右に間隔を開けて2本の丸棒状のガイド支柱4が立設されており、ガイド支柱4に沿ったスライドに伴い刃物駆動部5が昇降するようになっている。
一対のガイド支柱4の上端部は、連結部材31により連結され、連結部材31には、持ち運び用の把手32が設けられている。把手32は、カバー30が被せられた状態でも把持できるように、カバー30の天面から突出するので、この食パンのカット装置は、テーブル1の後方延長部1b及び前方延長部1cを折り畳んだ状態で、容易に運搬できる。
刃物駆動部5は、ガイド支柱4に対し手動で昇降する駆動部本体6と、駆動部本体6に対して左右に往復動する往復移動体7とから構成され、往復移動体7の背面板7aの両端部から後方へ突出したアーム7bに渡すように鋸状の刃物8が保持されている。
刃物8は、両端寄り部分が対向するサイドガイド3のガイドスロット3aに挿入され、ガイドスロット3aに沿って昇降及び往復動する。対向するサイドガイド3の上部間には刃物カバー10が設けられ、刃物8が上昇位置にあるとき、対向するサイドガイド3の間で刃物8に手が触れないようになっている。
駆動部本体6のケース6aの一側部には、ガイド支柱4に沿って昇降させるためのハンドル9が着脱自在に設けられている。なお、ハンドル9は、駆動部本体6の各機構の主要部を収容するケース6aに一体的に固定されたものとしてもよい。
図5及び図6に示すように、駆動部本体6は、動力源となる2個のモーター11と、モーター11の回転を減速する減速機構12と、減速機構12の出力側の回転運動を往復移動体7の左右方向の往復運動に変換するためのクランク13と、モーター11の作動用の指押スイッチ14と、ハンドル9を放しても刃物駆動部5が落下しないようにするための落下防止機構15と、刃物駆動部5の上昇過程での往復移動体7の往復動を規制する往復動規制機構16とを備えている。
モーター11は、ケース6aの背面側の電池室6bにセットされる乾電池Eから給電されて回転するものであり、電池室6bには電池蓋6cが被せられる。なお、モーター11への給電は、家庭のコンセントから行うようにしてもよい。
減速機構12は、モーター11の出力軸のウォーム12aと、これに噛合するウォームホイール12bと、ウォームホイール12bと同軸で共に回転する小径の歯車12cと、この歯車12cに噛合する大径の歯車12dとから成る。
クランク13は、歯車12dと同軸で共に回転するクランクホイール13aと、このクランクホイール13aのクランクピン13bとから成り、クランクピン13bが往復移動体7の背面板7aに形成された上下方向に延びるピンガイドスロット7cに移動自在に挿入されて、クランク機構を構成している。
指押スイッチ14は、ハンドル9の上面に位置する押しボタン式のものであり、指押スイッチ14を押すと、スイッチ連結部材14a,14bが揺動し、ケース6aに対して上下にスライドするスイッチセット棒17がケース6aから下方へ突出した位置にあるとき、スイッチ連結部材14bでスイッチセット棒17の押圧片17aを介してマイクロスイッチ18のボタンが押され、モーター11が回転するようになっている。
落下防止機構15は、ハンドル9の下側に付随するロックレバー19を備え、ロックレバー19の揺動軸19aの反対側に、ロックレバー19と一体に揺動するロック環部20を有するものとされている。ロック環部20の内径は、ガイド支柱4の外径よりも大きくなっており、ロック環部20はガイド支柱4に遊嵌されている。
ロックレバー19は、トーションばね21によりハンドル9から離反する方向に付勢され、ロック環部20は、ガイド支柱4に嵌められたコイルばね22により押し上げられる方向に付勢されている。
そして、図6に示すように、ハンドル9と共にロックレバー19が握られている状態では、ロック環部20の内径面とガイド支柱4の外径面との間に隙間があることから、ガイド支柱4に対する駆動部本体6のスライドが許容されるロック解除状態となり、図7に示すように、ハンドル9と共にロックレバー19が握られていない状態では、ロック環部20の内径面がガイド支柱4の外径面に圧接して、その接触面に大きな摩擦力が生じ、ガイド支柱4に対する駆動部本体6のスライドが阻止されるロック状態となる。
また、図8に示すように、往復動規制機構16は、刃物駆動部5が下限位置に達したとき、スイッチセット棒17の下端が本体基部1aに当接して、スイッチセット棒17が駆動部本体6のケース6aに対して押し上げられ、スイッチセット棒17の押圧片17aの位置がマイクロスイッチ18のボタンの位置からずれるものとされている。
これにより、刃物駆動部5が下限位置から上昇する過程では、指押スイッチ14が押されてスイッチ連結部材14a,14bが揺動に伴い変位しても、マイクロスイッチ18のボタンが押されない動作規制状態となり、刃物8が左右に往復動することがない。
そして、刃物駆動部5が上限位置に達すると、駆動部本体6のケース6aから上方へ突出したスイッチセット棒17の上端がガイド支柱4の上端の連結部材31に当接し、スイッチセット棒17がケース6aに対して押し下げられるので、図6に示すように、指押スイッチ14が押されたとき、スイッチセット棒17の押圧片17aによりマイクロスイッチ18のボタンが押され、刃物8が左右に往復動する状態に復帰する。
上記のような食パンのカット装置を使用する際には、図1に示すように、テーブル1の後方延長部1b及び前方延長部1cを展開し、後方延長部1bに食パンBを載せる。そして、食パンBが所望の厚さに切り分けられるように、厚さ調整機構2により厚さ調整板2aを前後方向に適宜移動させ、食パンBを厚さ調整板2aに突き当てると共に、食パンBの両側面が対向するサイドガイド3の内面に沿うように、一方のサイドガイド3を適宜移動させて、対向するサイドガイド3の間隔を調整する(図4(a)参照)。
次に、ハンドル9と共にロックレバー19を握り、指押スイッチ14を押すと、刃物8が左右に往復動するので、その状態を維持しつつ、図4(b)に示すように、ハンドル9を下降させる。これにより、食パンBが刃物8で切り込まれ、刃物8がテーブル1の本体基部1aの溝に達すると、食パンBは上端から下端にかけて完全に切断される。
その後、指押スイッチ14を離して刃物8の往復動を停止させ、ハンドル9を上限位置に復帰させる。このとき、指押スイッチ14を押したままであっても、往復動規制機構16により刃物8の往復動が停止するので、刃物8による指の怪我が防止される。
このような作業を、切り分けた食パンBを一枚ずつテーブル1の前方延長部1cへ順次移しながら繰り返すと、一本の食パンBの切り分けが完了する。
上述の作業は、本体基部1aにカバー30を被せたまま行うのが安全であるが、図4に示すように、カバー30を外した状態で行っても、刃物8は両端部を除いて対向するサイドガイド3の内側にあるので、刃物8に手が触れにくく、また、刃物8が上限位置の近くまで上昇した状態では、刃物カバー10の内部に隠れるので、刃物8に手が触れる危険性が極めて低くなり、安全性が確保される。
上記のような食パンのカット装置は、刃物駆動部5のモーター11の回転を鋸状の刃物8の往復運動に変換し、その動力で鋸引きするように食パンBを切断するので、超音波振動子やシリンダ等のない簡素で安価な構成となり、厚さ調整機構2及びサイドガイド3も備えているので、複雑な操作を行うことなく、食パンBを切断面がきれいな垂直面になるように均等な厚さで切り分けることができる。
また、使用しない時には、食パンBを載置するテーブル1を折り畳んでおくことができるので、嵩張ることがなく、キッチンやリビングの空きスペースに収納することができ、家庭用として手軽に購入し、使用できるものとなる。
そして、刃物駆動部5の落下防止機構15を備えることにより、ハンドル9を放しても刃物8が不意に落下しないように対策が講じられているので、刃物8で指に怪我をする危険性を回避することができる。また、刃物駆動部5を下限位置から上昇する過程では、刃物8が往復動しないようにする往復動規制機構16を備えているので、食パンBの切り分け後における安全性の向上も図られている。
1 テーブル
1a 本体基部
1b 後方延長部
1c 前方延長部
2 厚さ調整機構
2a 厚さ調整板
2b ツマミ
3 サイドガイド
3a ガイドスロット
3b 操作片
4 ガイド支柱
5 刃物駆動部
6 駆動部本体
6a ケース
6b 電池室
6c 電池蓋
7 往復移動体
7a 背面板
7b アーム
7c ピンガイドスロット
8 刃物
9 ハンドル
10 刃物カバー
11 モーター
12 減速機構
12a ウォーム
12b ウォームホイール
12c,12d 歯車
13 クランク
13a クランクホイール
13b クランクピン
14 指押スイッチ
14a,14b スイッチ連結部材
15 落下防止機構
16 往復動規制機構
17 スイッチセット棒
17a 押圧片
18 マイクロスイッチ
19 ロックレバー
19a 揺動軸
20 ロック環部
21 トーションばね
22 コイルばね
30 カバー
31 連結部材
32 把手
B 食パン
E 乾電池
1a 本体基部
1b 後方延長部
1c 前方延長部
2 厚さ調整機構
2a 厚さ調整板
2b ツマミ
3 サイドガイド
3a ガイドスロット
3b 操作片
4 ガイド支柱
5 刃物駆動部
6 駆動部本体
6a ケース
6b 電池室
6c 電池蓋
7 往復移動体
7a 背面板
7b アーム
7c ピンガイドスロット
8 刃物
9 ハンドル
10 刃物カバー
11 モーター
12 減速機構
12a ウォーム
12b ウォームホイール
12c,12d 歯車
13 クランク
13a クランクホイール
13b クランクピン
14 指押スイッチ
14a,14b スイッチ連結部材
15 落下防止機構
16 往復動規制機構
17 スイッチセット棒
17a 押圧片
18 マイクロスイッチ
19 ロックレバー
19a 揺動軸
20 ロック環部
21 トーションばね
22 コイルばね
30 カバー
31 連結部材
32 把手
B 食パン
E 乾電池
Claims (5)
- ブロック状の食パン(B)を載置する折畳可能なテーブル(1)と、前記テーブル(1)の両側から起立するガイド支柱(4)と、前記ガイド支柱(4)に沿ったスライドに伴い昇降する刃物駆動部(5)とから成り、
前記刃物駆動部(5)は、前記ガイド支柱(4)に対し手動で昇降させるためのハンドル(9)を備えた駆動部本体(6)と、前記駆動部本体(6)に対して左右に往復動する往復移動体(7)とから構成され、この往復移動体(7)に鋸状の刃物(8)が保持され、
前記駆動部本体(6)は、動力源となるモーター(11)と、前記モーター(11)の回転を減速する減速機構(12)と、前記減速機構(12)の出力側の回転運動を前記往復移動体(7)の左右方向の往復運動に変換するためのクランク(13)と、前記モーター(11)の作動用の指押スイッチ(14)と、前記ハンドル(9)を放しても前記刃物駆動部(5)が落下しないようにするための落下防止機構(15)とを備えており、
前記刃物駆動部(5)の下方には、食パン(B)の突当位置を前後方向に移動させることにより、食パン(B)の切り分けの厚さを調整する厚さ調整機構(2)が設けられ、
前記テーブル(1)の両側には、食パン(B)の両側面に沿うように間隔を変化させることができるサイドガイド(3)が立設された食パンのカット装置。 - 前記テーブル(1)の両側のサイドガイド(3)は、それぞれ上下方向に延びるガイドスロット(3a)を有しており、前記刃物(8)は、両端寄り部分が前記ガイドスロット(3a)に挿入され、前記ガイドスロット(3a)に沿って昇降及び往復動することを特徴とする請求項1に記載の食パンのカット装置。
- 前記落下防止機構(15)は、前記ハンドル(9)に付随するロックレバー(19)を備え、前記ロックレバー(19)の揺動に伴い、前記ガイド支柱(4)に対する摩擦力が変化し、
前記ハンドル(9)と共に前記ロックレバー(19)が握られている状態では、前記ガイド支柱(4)に対する前記駆動部本体(6)のスライドが許容されるロック解除状態となり、
前記ハンドル(9)と共に前記ロックレバー(19)が握られていない状態では、前記ガイド支柱(4)に対する前記駆動部本体(6)のスライドが阻止されるロック状態となることを特徴とする請求項1又は2に記載の食パンのカット装置。 - 前記駆動部本体(6)は、前記指押スイッチ(14)が押されていても、前記刃物駆動部(5)が下限位置から上昇する過程では、前記刃物(8)が左右に往復動しない動作規制状態となるようにする往復動規制機構(16)を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の食パンのカット装置。
- 前記往復動規制機構(16)は、前記駆動部本体(6)のケース(6a)に対して上下にスライドするスイッチセット棒(17)を備え、
前記刃物駆動部(5)が下限位置に達すると、前記スイッチセット棒(17)が前記駆動部本体(6)のケース(6a)に対して押し上げられ、前記指押スイッチ(14)から前記モーター(11)に至る操作の伝達が遮断されて、前記モーター(11)が回転しない動作規制状態となることを特徴とする請求項4に記載の食パンのカット装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021117850A JP2023013560A (ja) | 2021-07-16 | 2021-07-16 | 食パンのカット装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2021117850A JP2023013560A (ja) | 2021-07-16 | 2021-07-16 | 食パンのカット装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023013560A true JP2023013560A (ja) | 2023-01-26 |
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2023013560A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023219151A1 (ja) * | 2022-05-13 | 2023-11-16 | 誠 廣海 | 食パンのカット装置 |
-
2021
- 2021-07-16 JP JP2021117850A patent/JP2023013560A/ja active Pending
Cited By (1)
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WO2023219151A1 (ja) * | 2022-05-13 | 2023-11-16 | 誠 廣海 | 食パンのカット装置 |
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