JP2023011680A - シングルキャリア周波数分割多元接続(sc-fdma)およびofdmaを用いた柔軟性のある参照信号送信のための方法 - Google Patents

シングルキャリア周波数分割多元接続(sc-fdma)およびofdmaを用いた柔軟性のある参照信号送信のための方法 Download PDF

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Abstract

【課題】周波数領域参照シンボルを含む離散フーリエ変換(DFT)DFT-S-OFDM信号を送信するための方法が開示される。【解決手段】方法は、DFT拡散の前に複数のデータシンボルをヌル化するように決定するステップと、決定されたヌルデータシンボルを含むDFT拡散を実施するステップと、DFT拡散のインターリーブされた出力をパンクチャするステップと、パンクチャされ、インターリーブされたDFT-S-OFDM信号の周波数領域に参照シンボルを挿入するステップと、挿入された参照シンボルを備えたDFT-S-OFDM信号を受信機に送信するステップとを含む。送信されたDFT-S-OFDM信号は、受信機が、DFT逆拡散のインターリーブされた入力に参照シンボルに対応するゼロを適用し、DFT逆拡散のすべての出力を用いることにより、パンクチャに起因する干渉をキャンセルすることを可能にする。【選択図】図5

Description

本発明は、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)およびOFDMAを用いた柔軟性のある参照信号送信のための方法に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2016年8月10日に出願された米国特許仮出願第62/373,126号明細書、および2017年3月31日に出願された米国特許仮出願第62/479,792号明細書の利益を主張するものであり、その内容が参照により本明細書に組み込まれる。
ロングタームエボリューション(LTE)アップリンク送信で使用されるものなど、典型的なシングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)通信では、データ送信のための参照信号(RS:Reference Signal)は、2つの時間領域シンボル位置に割り当てることができるだけであり、これらの位置でデータシンボルを送信することはできない。
このオーバーヘッドは、リソース使用量の点において、チャネル状態がユーザ間でいかに異なっていようとも、すべてのユーザに対して固定されており、チャネル状態およびサービスの必要性に基づいて動的に変化させることができない。例えば、低SINRおよび超信頼性用途のシナリオにおいては、さらなるRSを追加することは、受信機がより正確にチャネル推定をできるようにし、したがって、データは低い誤り率で検出され得る。他方で、高SINRおよび高いデータレート要件のシナリオでは、普通であればRSを送信するために使用されるいくつかのリソースを使用して、データを送信することができる。したがって、柔軟に、各ユーザのリンク状態に応じて参照信号を挿入できるようにする送信機および受信機方式を設計することが望ましい。
周波数領域参照シンボルを含む離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多元接続(DFT-S-OFDM)信号を送信するための方法が開示される。方法は、DFT拡散の前に、複数のデータシンボルをヌル化するように決定するステップと、決定されたヌルデータシンボルを含むDFT拡散を実施するステップと、DFT拡散の交互配置(インターリーブ:interleave)された出力をパンクチャするステップと、パンクチャされ、交互配置(インターリーブ)されたDFT-S-OFDM信号の周波数領域に参照シンボルを挿入するステップと、挿入された参照シンボルを有するDFT-S-OFDM信号を受信機に送信するステップとを含む。送信されたDFT-S-OFDM信号は、受信機が、参照シンボルに対応するゼロを、DFT逆拡散の交互配置(インターリーブ)された入力に適用し、DFT逆拡散のすべての出力を用いることによって、パンクチャに起因する干渉をキャンセルできるようにする。
挿入される参照シンボルの数は、受信機に関連付けられたチャネル状態に基づくことができる。例えば、チャネル状態が比較的悪い場合、挿入される参照シンボルの数を増加させることができる。より詳細な理解は、添付図面と共に例として示される以下の説明から得ることができよう。
1つまたは複数の開示される実施形態が実施され得る例示的通信システムのシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用され得る例示的無線送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aで示された通信システム内で使用され得る例示的無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 実施形態による1つのサブフレームに対する例示的なアップリンクフレームを示す図である。 複数のDFT拡散ブロックを含むDFT-S-OFDMに対する一般的な構造を示す図である。 二人のユーザに対する参照信号のリソース割り当ての例を示す図である。 動的なRS挿入のための送信機および受信機構造の例を示す図である。 図5で示されたICブロックの細部を示す図である。 シングルキャリア波形を有するサブフレーム内の異なるニューメロロジを示す図である。 OFDM波形を有するサブフレーム内の異なるニューメロロジを示す図である。 一般化された周波数領域参照シンボルを有するDFT-S-OFDMのための送信機および受信機ブロック図である。
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態が実施され得る例示的な通信システム100を示す図である。通信システム100は、複数の無線ユーザに、音声、データ、ビデオ、メッセージング、同報通信などのコンテンツを提供する複数のアクセスシステムとすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザに、無線帯域幅を含むシステムリソースを共用することにより、このようなコンテンツにアクセスできるようにする。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT拡散OFDM(ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)、リソースブロック-フィルタ処理されたOFDM(resource block-filtered OFDM)、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)、および同様のものなど、1つまたは複数のチャネルアクセス法を使用することができる。
図1Aで示すように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、RAN104、CN106、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含むことができるが、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図していることが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境で動作し、かつ/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、そのいずれも「ステーション」および/または「STA」と呼ばれ得るが、無線信号を送信かつ/または受信するように構成され、またユーザ装置(UE)、移動局、固定または移動加入者ユニット、サブスクリプションベースのユニット、ページャ、セルラ式電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポットもしくはMi-Fiデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、時計もしくは他の装着可能なもの、頭部搭載型ディスプレイ(HMD)、車両、ドローン、医用デバイスおよび応用(例えば、遠隔手術)、産業用デバイスおよび応用(例えば、ロボット、ならびに/または産業および/または自動化処理チェーンコンテキストで動作する他の無線デバイス)、家庭用電子デバイス、商用および/または産業用無線ネットワークで動作するデバイスなどを含むことができる。WTRU102a、102b、102c、および102dのいずれも、相互に交換可能にUEと呼ばれ得る。
通信システム100はまた、基地局114aおよび/または基地局114bを含むことができる。基地局114a、114bのそれぞれは、CN106、インターネット110、および/または他のネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dの少なくとも1つと無線でインターフェースをとるように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、基地局114a、114bは、送受信機基地局(BTS)、ノードB、eNodeB、ホームノードB、ホームeNodeB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータ、および同様のものとすることができる。基地局114a、114bが、それぞれ、単一の要素として示されているが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含み得ることが理解されよう。
基地局114aは、RAN104の一部とすることができ、それはまた、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、中継ノードなどの他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)を含むことができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれ得る1つまたは複数のキャリア周波数で無線信号を送信および/または受信するように構成され得る。これらの周波数は、認可スペクトル、未認可スペクトル、または認可および未認可スペクトルの組合せとすることができる。セルは、時間経過に対して比較的固定され得る、または変化し得る特定の地理学的エリアに対して無線サービスを行うための到達範囲を提供することができる。セルは、セルセクタへとさらに分割され得る。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つの送受信機、すなわち、セルの各セクタに対して1つを含むことができる。実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を使用することができ、またセルの各セクタに対して複数の送受信機を利用できる。例えば、望ましい空間方向において、信号を送信および/または受信するために、ビーム形成が使用され得る。
基地局114a、114bは、無線インターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数のものと通信することができ、それは、任意の適切な無線通信リンクとすることができる(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)。無線インターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて確立され得る。
より具体的には、上記のように、通信システム100は、複数のアクセスシステムとすることができ、またCDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および同様のものなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN104における基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を用いて無線インターフェース116を確立できるユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または進化型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含むことができる。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンク(UL)パケットアクセス(HSUPA)を含むことができる。
実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、進化型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)などの無線技術を実施することができ、それは、ロングタームエボリューション(LTE)、および/またはLTEアドバンスト(LTE-A)、および/またはLTEアドバンストプロ(LTE-A Pro)を用いて、無線インターフェース116を確立することができる。
実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、新無線(NR)を用いる無線インターフェース116を確立できるNR無線アクセスなどの無線技術を実施することができる。
実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、複数の無線アクセス技術を実施することができる。例えば、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、例えば、デュアルコネクティビティ(DC)原理を用いて、LTE無線アクセス、およびNR無線アクセスを共に実施することができる。したがって、WTRU102a、102b、102cにより利用される無線インターフェースは、複数タイプの無線アクセス技術により、かつ/または複数タイプの基地局(例えば、eNBおよびgNB)との間で送られる送信により特徴付けられ得る。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.11(すなわち、無線の忠実度(WiFi:Wireless Fidelity))、IEEE802.16(すなわち、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV-DO、暫定基準2000(IS-2000)、暫定基準95(IS-95)、暫定基準856(IS-856)、グローバルシステムフォーモバイル通信(GSM)、GSMエボリューション拡張データレート(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)、および同様のものなどの無線技術を実施することができる。
図1Aの基地局114bは、例えば、無線ルータ、ホームノードB、ホームeNodeB、またはアクセスポイントとすることができ、また職場、家庭、車両、キャンパス、産業施設、空中回廊(例えば、ドローンで使用される)、車道、および同様の場所など、局所化されたエリアにおける無線接続を容易にするために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するために、IEEE802.11などの無線技術を実施することができる。実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立するために、IEEE802.15などの無線技術を実施することができる。さらに他の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するために、セルラベースのRAT(例えば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、NRなど)を利用することができる。図1Aで示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、CN106を介してインターネット110にアクセスする必要のないこともあり得る。
RAN104は、CN106と通信することができ、それは、WTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数のものに対して、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスを提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。データは、異なるスループット要件、待ち時間要件、誤り許容要件、信頼性要件、データスループット要件、移動性要件、および同様のものなど、様々なサービス品質(QoS)要件を有することがあり得る。CN106は、呼制御、課金サービス、移動体位置ベースサービス、プリペイドコーリング、インターネット接続、ビデオ配信などを提供し、かつ/またはユーザ認証などの高水準のセキュリティ機能を実施することができる。図1Aで示されていないが、RAN104および/またはCN106は、RAN104と同じRAT、または異なるRATを使用する他のRATと直接または間接的に通信できることが理解されよう。例えば、NR無線技術を利用することのできるRAN104に接続されるのに加えて、CN106はまた、GSM、UMTS、CDMA2000、WiMAX、E-UTRA、またはWiFi無線技術を使用する別のRAN(図示せず)と通信することもできる。
CN106はまた、PSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするための、WTRU102a、102b、102c、102dに対するゲートウェイとして働くことができる。PSTN108は、基本電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話網を含むことができる。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコル群における伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、および/またはインターネットプロトコル(IP)などの共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの大域システムを含むことができる。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運営される有線および/または無線通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRAT、または異なるRATを使用できる1つまたは複数のRANに接続された別のCNを含むことができる。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのいくつか、またはすべては、マルチモード機能を含むことができる(例えば、WTRU102a、102b、102c、102dは、様々な無線リンクを介して、様々な無線ネットワークと通信するための複数の送受信機を含むことができる)。例えば、図1Aで示されるWTRU102cは、セルラベースの無線技術を使用できる基地局114aと、かつIEEE802無線技術を使用できる基地局114bと通信するように構成され得る。
図1Bは、例示的なWTRU102を示すシステム図である。図1Bで示されるように、WTRU102は、いくつかある中で特に、プロセッサ118、送受信機120、送信/受信素子122、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取外し不能メモリ130、取外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および/または他の周辺装置138を含むことができる。WTRU102は、前述の要素の任意の下位の組合せを含むことができるが、なお実施形態との一貫性を有していることが理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連付けられた1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、書き替え可能ゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態機械、および同様のものとすることができる。プロセッサ118は、信号コーディング、データ処理、電力制御、入力/出力処理、および/またはWTRU102を無線環境で動作できるようにする任意の他の機能を実施することができる。プロセッサ118は、送受信機120に結合され得るが、送受信機120は、送信/受信素子122に結合され得る。図1Bは、プロセッサ118と送受信機120とを別々の構成要素として示しているが、プロセッサ118および送受信機120は、電子パッケージまたはチップにおいて共に一体化され得ることが理解されよう。
送信/受信素子122は、無線インターフェース116を介して、基地局(例えば、基地局114a)に信号を送信する、または信号を受信するように構成され得る。例えば、一実施形態では、送信/受信素子122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。実施形態では、送信/受信素子122は、例えば、IR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された発光体/検出器とすることができる。さらに別の実施形態では、送信/受信素子122は、RFおよび光信号を共に送信および/または受信するように構成され得る。送信/受信素子122は、無線信号の任意の組合せを送信および/または受信するように構成され得ることが理解されよう。
送信/受信素子122が、図1Bで単一の要素として示されているが、WTRU102は、任意の数の送信/受信素子122を含むことができる。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を使用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、無線インターフェース116を介して、無線信号を送信および受信するために、2つ以上の送信/受信素子122(例えば、複数のアンテナ)を含むことができる。
送受信機120は、送信/受信素子122により送信される信号を変調し、かつ送信/受信素子122により受信される信号を復調するように構成され得る。前述のように、WTRU102は、マルチモード機能を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が、例えば、NRおよびIEEE802.11などの複数のRATにより通信できるようにするための複数の送受信機を含むことができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(例えば、液晶表示(LCD)ディスプレイユニット、または有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイユニット)に結合され得るが、またそこからユーザ入力データを受信することができる。プロセッサ118はまた、ユーザデータを、スピーカ/マイクロフォン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することができる。加えて、プロセッサ118は、取外し不能メモリ130、および/または取外し可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスし、かつデータをそこに記憶することができる。取外し不能メモリ130は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含むことができる。取外し可能メモリ132は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード、および同様のものを含むことができる。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバまたは家庭用コンピュータ(図示せず)など、WTRU102上に物理的に位置していないメモリからの情報にアクセスし、かつそこにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、またWTRU102における他の構成要素に電力を配布し、かつ/または制御するように構成され得る。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池(例えば、ニッケル-カドミウム(NiCd)、ニッケル-亜鉛(NiZn)ニッケル水素(NiMH)、リチウム-イオン(Li-ion)など)、太陽電池、燃料電池、および同様のものを含むことができる。
プロセッサ118はまた、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば、経度および緯度)を提供するように構成され得るGPSチップセット136に結合され得る。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、WTRU102は、基地局(例えば、基地局114a、114b)から無線インターフェース116を介して位置情報を受け取り、かつ/または2つ以上の近傍の基地局から受信される信号のタイミングに基づき、その位置を決定することができる。WTRU102は、実施形態との一貫性を有しながら、任意の適切な位置決定法により位置情報を取得できることを理解されよう。
プロセッサ118は、さらなる特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続性を提供する1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含むことのできる他の周辺装置138にさらに結合され得る。例えば、周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星送受信機、デジタルカメラ(写真および/またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信機、手を使用しないヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタルミュージックプレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ、仮想現実および/または拡張現実感(VR/AR)デバイス、活動量計(activity tracker)、および同様のものを含むことができる。周辺装置138は、1つまたは複数のセンサを含むことができ、センサは、ジャイロスコープ、加速度計、ホール効果センサ、磁力計、方向センサ、近接センサ、温度センサ、時間センサ、ジオロケーションセンサ、高度計、光センサ、タッチセンサ、気圧計、ジェスチャセンサ、生物測定センサ、および/または湿度センサのうちの1つまたは複数のものとすることができる。
WTRU102は、全二重無線を含むことができ、その場合、(例えば、UL(例えば、送信用)とダウンリンク(例えば、受信用)の両方に対する特定のサブフレームに関連付けられた)信号のいくつか、またはすべての送信および受信は一致して(Concurrent)おり、かつ/または同時に(Simultaneous)行うことができる。全二重無線は、干渉管理ユニット139を含み、ハードウェア(例えば、チョーク)により、またはプロセッサによる(例えば、別個のプロセッサ(図示せず)もしくはプロセッサ118による)信号処理により自己干渉を低下させる、および/または実質的に除去することができる。実施形態では、WTRU102は、半二重無線を含むことができ、その場合、(例えば、UL(例えば、送信用)またはダウンリンク(例えば、受信用)に対する特定のサブフレームに関連付けられた)信号のいくつか、またはすべての送信および受信。
図1Cは、実施形態によるRAN104およびCN106を示すシステム図である。上記のように、RAN104は、無線インターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、E-UTRA無線技術を使用することができる。RAN104はまた、CN106と通信することができる。
RAN104は、eNodeB140a、140b、140cを含むことができるが、RAN104は、実施形態との一貫性を有しながら任意の数のeNodeBを含み得ることが理解されよう。eNodeB140a、140b、140cは、それぞれ、無線インターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態では、eNodeB140a、140b、140cは、MIMO技術を実施することができる。したがって、eNodeB140aは、例えば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/またはそこから無線信号を受信することができる。
eNodeB140a、140b、140cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)と関連付けられ、また無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成され得る。図1Cで示されるように、eNodeB140a、140b、140cは、X2インターフェースを介して互いに通信することができる。
図1Cで示されるCN106は、モビリティ管理エンティティ(MME)142、サービングゲートウェイ(SGW)144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(またはPGW)146を含むことができる。前述の要素のそれぞれは、CN106の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、CN運営者以外のエンティティによって所有され、かつ/または運営され得ることが理解されよう。
MME142は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB140a、140b、140cのそれぞれに接続され、制御ノードとして働くことができる。例えば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラの活動化/非活動化、WTRU102a、102b、102cの初期アタッチ間の特定のサービングゲートウェイを選択すること、および同様のものを扱うことができる。MME142は、RAN104と、GSMおよび/またはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間を切り換えるための制御プレーン機能を提供することができる。
SGW144は、S1インターフェースを介して、RAN104におけるeNodeB140a、140b、140cのそれぞれに接続され得る。SGW144は、概して、WTRU102a、102b、102cとの間で、ユーザデータパケットの経路指定をし、かつ転送することができる。SGW144は、eNodeB間のハンドオーバの間にユーザプレーンをアンカリングすること、DLデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能になったとき、ページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理し、かつ記憶すること、ならびに同様のものなど、他の機能を実施することができる。
SGW144は、PGW146に接続され得るが、それは、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能なデバイスとの間の通信を容易にすることができる。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、WTRU102a、102b、102cに、PSTN108などの回線交換網へのアクセスを提供し、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むことができる、またはそれと通信することができる。加えて、CN106は、WTRU102a、102b、102cに、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含むことのできる他のネットワーク112へのアクセスを提供することができる。
WTRUが、図1A~図1Cで無線端末として述べられているが、いくつかの代表的な実施形態では、このような端末は、通信ネットワークとの有線通信インターフェースを(例えば、一時的に、または恒久的に)使用できることも企図される。
代表的な実施形態では、他のネットワーク112は、WLANとすることができる。
インフラストラクチャ基本サービスセット(BSS)モードにおけるWLANは、BSSに対するアクセスポイント(AP)、およびそのAPに関連付けられた1つまたは複数のステーション(STA)を有することができる。APは、配信システム(DS)への、またはBSSに、かつ/またはBSSからトラフィックを搬送する別のタイプの有線/無線ネットワークへのアクセスもしくはインターフェースを有することができる。BSSの外側から生ずるSTAへのトラフィックはAPを介して到来し、STAに送達され得る。BSSの外側の宛先へのSTAから生ずるトラフィックは、各宛先に送達されるようにAPに送られ得る。BSS内のSTA間のトラフィックは、例えば、APを介して送られ得るが、ソースSTAは、トラフィックをAPに送ることができ、またAPは、トラフィックを宛先のSTAに送達することができる。BSS内のSTA間のトラフィックは、ピアツーピアトラフィックであると考えられ、かつ/またはそのように呼ばれ得る。ピアツーピアトラフィックは、ダイレクトリンクのセットアップ(DLS)で、ソースと宛先STAとの間で(例えば、その間で直接)送られ得る。いくつかの代表的な実施形態では、DLSは,802.11e DLS、または802.11zトンネルDLS(TDLS)を使用することができる。独立したBSS(IBSS)モードを使用するWLANは、APを有しないこともあり得るが、IBSS内の、またはそれを使用するSTA(例えば、STAのすべて)は、互いに直接通信することができる。通信のIBSSモードは、本明細書において、通信の「アドホック」モードと呼ばれることもあり得る。
802.11acインフラストラクチャ動作モード、または同様の動作モードを使用する場合、APは、プライマリチャネルなどの固定チャネルでビーコンを送信することができる。プライマリチャネルは、固定された幅(例えば、20MHz幅の帯域幅)、またはシグナリングにより動的に設定された幅とすることができる。プライマリチャネルは、BSSの動作チャネルとすることができ、またAPとの通信を確立するためにSTAによって使用され得る。いくつかの代表的な実施形態では、例えば、802.11システムでは、衝突回避を備えたキャリア検知の多重アクセス(CSMA/CA)が実施され得る。CSMA/CAの場合、STA(例えば、あらゆるSTA)は、APも含めて、プライマリチャネルを感知することができる。プライマリチャネルが、特定のSTAにより、ビジー状態にあると感知/検出される、かつ/または決定された場合、特定のSTAは取り下げることができる。1つのSTA(例えば、1つのステーションだけ)が、所与のBSSにおいて、任意の所与の時間に送信することができる。
高スループット(HT)STAは、40MHz幅のチャネルを形成するために、例えば、主となる20MHzチャネルを、隣接する、または非隣接の20MHzチャネルと組み合わせることにより、40MHz幅のチャネルを通信に使用することができる。
非常に高いスループット(VHT)STAは、20MHz、40MHz、80MHz、および/または160MHz幅のチャネルをサポートすることができる。40MHzおよび/または80MHzチャネルは、隣接する20MHzチャネルを組み合わせることによって形成され得る。160MHzチャネルは、8個の隣接する20MHzチャネルを組み合わせることにより、または2つの隣接しない80MHzチャネルを組み合わせることにより形成され得るが、それは、80+80構成と呼ばれ得る。80+80構成の場合、チャネル符号化の後、データは、データを2つのストリームへと分割できるセグメントパーサを通され得る。逆高速フーリエ変換(IFFT)処理、および時間領域処理が、別々に各ストリームに対して行われ得る。ストリームは、2つの80MHzチャネルにマップされ、データは、送信STAによって送信され得る。受信STAの受信機において、80+80構成に対する前述の動作が逆にされ、組み合わされたデータは、メディアアクセス制御(MAC)に送られ得る。
Sub-1GHz動作モードが、802.11afおよび802.11ahでサポートされる。チャネル動作帯域幅および搬送波は、802.11nおよび802.11acで使用されるものに対して802.11afおよび802.11ahでは低減される。802.11afは、TVホワイトスペース(TVWS)スペクトルにおいて、5MHz、10MHz、および20MHz帯域幅をサポートし、また802.11ahは、非TVWSスペクトルを使用して1MHz、2MHz、4MHz、8MHz、および16MHz帯域幅をサポートする。代表的な実施形態によれば、802.11ahは、マクロカバレッジエリアにおけるMTCデバイスなど、メータタイプ制御/マシンタイプ通信をサポートすることができる。MTCデバイスは、例えば、いくつかの、かつ/または限定された帯域幅に対するサポート(例えば、それに対するサポートだけ)を含む限定された機能など、いくつかの機能を有することができる。MTCデバイスは、(例えば、非常に長い電池寿命を維持するために)閾値を超える電池寿命を有する電池を含むことができる。
802.11n、802.11ac、802.11af、および802.11ahなど、複数のチャネルおよびチャネル帯域幅をサポートできるWLANシステムは、プライマリチャネルとして指定され得るチャネルを含む。プライマリチャネルは、BSSにおけるすべてのSTAによりサポートされる最大の共通動作帯域幅に等しい帯域幅を有することができる。プライマリチャネルの帯域幅は、BSS内で動作するすべてのSTAの中から、最小の帯域幅動作モードをサポートするSTAによって設定および/または制限され得る。802.11ahの例では、プライマリチャネルは、AP、およびBSSにおける他のSTAが、2MHz、4MHz、8MHz、16MHz、および/または他のチャネル帯域幅動作モードをサポートする場合であっても、1MHzモードをサポートする(例えば、それだけをサポートする)STA(例えば、MTCタイプのデバイス)に対する1MHz幅とすることができる。キャリア感知および/またはネットワーク割当てベクトル(NAV)設定は、プライマリチャネルの状況に依存することがあり得る。例えば、APに送信するSTA(1MHzの動作モードだけをサポートする)に起因して、プライマリチャネルがビジー状態である場合、周波数帯の大部分がアイドル状態のままであり、かつ利用可能であり得るとしても、利用可能な周波数帯全体がビジー状態であると見なされ得る。
米国では、802.11ahにより使用され得る利用可能な周波数帯は、902MHzから928MHzである。韓国では、利用可能な周波数帯は、917.5MHzから923.5MHzである。日本では、利用可能な周波数帯は、916.5MHzから927.5MHzである。802.11ahに利用可能な全体の帯域幅は、国の法規に応じて6MHzから26MHzである。
通信システムは、RAN104およびCN106を含み得る。上記のように、RAN104は、NR無線技術を使用して、無線インターフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104はまた、CN106と通信することができる。
RAN104は、gNB(不図示)を含むことができるが、実施形態との一貫性を有しながら、RANは、任意の数のgNBを含み得ることが理解されよう。gNBは、それぞれ、無線インターフェース116を介して、WTRU102a、102b、102cと通信するための1つまたは複数の送受信機を含むことができる。一実施形態では、gNBは、MIMO技術を実施することができる。例えば、gNBは、ビーム形成を利用して、gNBに信号を送信し、かつ/または信号をそこから受信することができる。したがって、例えば、gNBは、複数のアンテナを使用して、WTRU102aに無線信号を送信し、かつ/またはそこから無線信号を受信することができる。実施形態では、gNBは、キャリアアグリゲーション技術を実施することができる。例えば、gNBは、WTRU102aに複数のコンポーネントキャリアを送信することができる。これらのコンポーネントキャリアのサブセットは、未認可スペクトル上のものとすることができるが、残りのコンポーネントキャリアは、認可スペクトル上のものとすることができる。実施形態では、gNBは、多地点協調(CoMP:Coordinated Multi-Point)技術を実施することができる。例えば、WTRU102aは、複数のgNBからの協調された送信を受信することができる。
WTRU102a、102b、102cは、スケーラブルなニューメロロジ(numerology)に関連付けられた送信を用いて、gNBと通信することができる。例えば、OFDMシンボルスペーシング、および/またはOFDMサブキャリアスペーシングは、異なる送信、異なるセル、および/または無線送信スペクトルの異なる部分に対して変化することができる。WTRU102a、102b、102cは、様々な、もしくはスケーラブルな長さのサブフレーム、または送信時間間隔(TTI)(例えば、様々な数のOFDMシンボルを含む、および/または様々な長さの絶対時間が続く)を用いて、gNBと通信することができる。
gNBは、スタンドアロン構成で、かつ/または非スタンドアロン構成で、WTRU102a、102b、102cと通信するように構成され得る。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、他のRAN(例えば、eNodeB140a、140b、140cなど)にさらにアクセスすることなく、gNBと通信することができる。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、モビリティアンカーポイントとして、gNBのうちの1つまたは複数のものを利用することができる。スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、未認可帯域における信号を用いてgNBと通信することができる。非スタンドアロン構成では、WTRU102a、102b、102cは、eNodeB140a、140b、140cなどの別のRANとも通信/接続しながら、gNBと通信/接続することができる。例えば、WTRU102a、102b、102cは、DC原理を実施して、実質的に同時に、1つまたは複数のgNB、および1つまたは複数のeNodeB140a、140b、140cと通信することができる。非スタンドアロン構成では、eNodeB140a、140b、140cは、WTRU102a、102b、102cに対するモビリティアンカーとして働くことができ、またgNBは、WTRU102a、102b、102cをサービスするためにさらなる到達範囲および/またはスループットを提供することができる。
gNBのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連付けることができ、また無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、ULおよび/またはDLにおけるユーザのスケジューリング、ネットワークスライシングのサポート、デュアル接続、NRとE-UTRAとの間の相互接続、ユーザプレーン機能(UPF)に向けたユーザプレーンデータの経路指定、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に向けた制御プレーン情報の経路指定、および同様のものを処理するように構成され得る。図1Dで示されるように、gNBは、Xnインターフェースを介して互いに通信することができる。
CN106は、少なくとも1つのAMF、少なくとも1つのUPF、少なくとも1つのセッション管理機能(SMF)、およびおそらくデータネットワーク(DN)を含むことができる。前述の要素のそれぞれは、CN106の一部として示されているが、これらの要素のいずれも、CN運営者以外のエンティティにより所有され、かつ/または運営され得ることが理解されよう。
AMFは、N2インターフェースを介して、RAN104におけるgNBのうちの1つまたは複数のものに接続され、かつ制御ノードとして働くことができる。例えば、AMFは、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ネットワークスライシングをサポートすること(例えば、様々な要件を有する様々なPDUセッションを処理すること)、特定のSMFを選択すること、登録エリアの管理、NASシグナリングの終了、モビリティ管理、および同様のものを扱うことができる。ネットワークスライシングは、利用されるサービスのタイプに基づいて、WTRU102a、102b、102cに対するCNポートをカスタマイズするために、AMFによって使用され得る。例えば、様々なネットワークスライスが、超高信頼低遅延(URLLC)アクセスを利用するサービス、拡張大容量モバイルブロードバンド(eMBB)アクセスを利用するサービス、マシンタイプ通信(MTC)アクセスに対するサービス、および/または同様のものなど、様々な使用例に対して確立され得る。AMFは、RAN104と、LTE、LTE-A、LTE-A Pro、および/またはWiFiなどの非3GPPアクセス技術など他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間を切り換えるための制御プレーン機能を提供することができる。
SMFは、N11インターフェースを介して、CNにおけるAMFに接続され得る。SMFはまた、N4インターフェースを介して、CN106におけるUPFに接続され得る。SMFは、UPFを選択し、制御することができ、またUPFを通るトラフィックの経路指定を構成することができる。SMFは、UEのIPアドレスを管理し、割り当てること、PDUセッションを管理すること、ポリシ施行およびQoSを制御すること、ダウンリンクデータ通知を提供すること、および同様のものなど、他の機能を実施することができる。PDUセッションタイプは、IPベース、非IPベース、イーサネットベース、および同様のものとすることができる。
UPFは、N3インターフェースを介してRAN104におけるgNBのうちの1つまたは複数のものに接続され得るが、それは、WTRU102a、102b、102cに、インターネット110などのパケット交換網へのアクセスを提供して、WTRU102a、102b、102cとIP使用可能デバイスとの間の通信を容易にすることができる。UPFは、パケットを経路指定し、かつ転送すること、ユーザプレーンポリシを施行すること、マルチホームPDUセッションをサポートすること、ユーザプレーンQoSを処理すること、ダウンリンクパケットをバッファすること、モビリティアンカリングを提供すること、および同様のものなど、他の機能を実施することができる。
CN106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、CN106は、CN106とPSTN108との間のインターフェースとして働くIPゲートウェイ(例えば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含む、またはそれと通信することができる。加えて、CNは、他のサービスプロバイダにより所有され、かつ/または運営される他の有線および/または無線ネットワークを含むことのできる他のネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。一実施形態では、WTRU102a、102b、102cは、UPFへのN3インターフェースにより、またUPFとDNとの間のN6インターフェースにより、UPFを介してローカルデータネットワーク(DN)に接続され得る。
図1A~図1Cの図、および図1A~図1Cの対応する記述において、WTRU102a~102d、基地局114a~114b、eNodeB140a~140c、MME142、SGW144、PGW146、gNB、AMF、UPF、SMF、DN、および/または本明細書で述べられる任意の他のデバイスのうちの1つまたは複数のものに関して本明細書で述べられる機能のうちの1つまたは複数のもの、またはすべては、1つまたは複数のエミュレーションデバイス(図示せず)によって実施され得る。エミュレーションデバイスは、本明細書で述べられる機能のうちの1つまたは複数のもの、またはすべてをエミュレートするように構成された1つまたは複数のデバイスとすることができる。例えば、エミュレーションデバイスは、他のデバイスを試験するために、ならびに/またはネットワークおよび/またはWTRU機能をシミュレートするために使用され得る。
エミュレーションデバイスは、実験室環境で、かつ/または運営者ネットワーク環境で他のデバイスの1つまたは複数の試験を実施するように設計され得る。例えば、1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、1つまたは複数の、またはすべての機能を実施できるが、通信ネットワーク内の他のデバイスを試験するために、有線および/または無線通信ネットワークの一部として、完全に、または部分的に実施される、かつ/または展開される。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、1つまたは複数の、またはすべての機能を実施できるが、有線および/または無線通信ネットワークの一部として一時的に実施/または展開される。エミュレーションデバイスは、試験を行うために別のデバイスに直接結合され得る、かつ/または空中を介する無線通信を用いて試験を実施することができる。
1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、1つまたは複数の、すべても含む機能を実施することができるが、有線および/または無線通信ネットワークの一部としては実施/展開されない。例えば、エミュレーションデバイスは、1つまたは複数の構成要素の試験を実施するために、試験用実験室、および/または展開されない(例えば、試験用の)有線および/または無線通信ネットワークにおける試験シナリオで利用され得る。1つまたは複数のエミュレーションデバイスは、試験装置とすることができる。データを送信および/または受信するために、直接RF結合、および/またはRF回路(例えば、1つまたは複数のアンテナを含むことができる)を介する無線通信が、エミュレーションデバイスによって使用され得る。
図2は、1つのサブフレームに対するLTEアップリンクフレームフォーマットの例を提供する。LTEアップリンクは、SC-FDMA方式ベースのDFT-s-OFDM変調を使用する。LTEにおけるダウンリンク(DL)と同様に、ULに対する各サブフレーム、または送信時間間隔(TTI)は、14シンボル(巡回プレフィックス(CP)を含む)へと区分され、またシステム帯域幅全体は、UL送信用にスケジュールされたユーザによって共用される。システム帯域幅のエッジにおける周波数領域リソース(RB)は、制御チャネル(PUCCH)およびその参照チャネルPUCCH RSを送信するために使用される。帯域幅の残りは、データチャネル(PUSCH)、または参照チャネル(PUSCH RS)を送信するために使用される。例えば、図2において、第4および第11のシンボルは、PUSCH RSに専用のものであり、それは、受信機におけるチャネル推定に使用され得るが、残りのシンボルは、PUSCHに使用される。
図3は、DFT-S-OFDMを実施するための例示的な構造を示しており、複数のDFT拡散ブロックが波形構造を備えている。従来のCP DFT-S-OFDM(多元接続を有するSC-FDMAと呼ばれることもある)においては、データシンボルは、まず、DFTブロックで拡散され、次いで、IDFTブロックの入力にマップされる。受信機においてシンボル間干渉(ISI)を回避し、1タップ周波数領域等化(FDE)を可能にするために、CPがシンボルの最初に付加される。
DFT-S-OFDMは、プリコードされたOFDM方式の例であり、DFTを用いたプリコーディングは、PAPRを低減するためのものである。t DFT-S-OFDMはまた、IDFTとDFTブロックサイズの比に等しい因子により、データシンボルをアップサンプリングし、CP拡張の前に、ディリクレのシンク関数を用いる循環パルス成形(circular pulse shaping)を適用する方式の例である。DFT-S-OFDMの利点は、普通のCP-OFDMシンボルよりも低いPAPRを示すことである。
図3において、DFTブロック305は、入力されるデータdを拡散するために使用される。概して、PARPを最小化する、または低減するために、ユーザごとにDFTブロックを有することが望ましい。拡散されたデータは、次いで、サブキャリアにマップされ、310におけるIDFTブロックに送られる。次に、315で、IDFTブロック310の出力に、巡回プレフィックス(CP)が付加される。
リソースのセット(例えば、リソースブロック)がWTRUに割り当てられた後、WTRUは、サブフレーム内で参照信号を送るために、割り宛てられたリソースのセット内のいくつかのリソース要素を使用することを選択する、または知らされ得る。例えば、各ユーザは、RS用にOFDM/DFT-S-OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアを使用することができ、残りのサブキャリアを使用して、DFT拡散データシンボルを送信することができる。リソース要素の数および時間は、各ユーザに特有のものとすることができ、したがって、様々なユーザが、ユーザのRSを送信するために、様々な時間に様々な数のリソース要素を使用することができる。
図4で示された実施形態では、二人のユーザがアップリンク送信に割り当てられ、各ユーザは、システム帯域幅の一部が許可されている。参照信号(陰付きの要素)が、これらの二人のユーザ間において異なるシンボル上の異なるパターンで使用される。第1のユーザ(ユーザ1)からeNBへのチャネル状態は十分良好であり、したがって、信頼性のあるチャネル推定を達成するには、わずかな参照シンボルが必要になるだけである。一方、ユーザ2に関しては、チャネルが非常に高速である、またはノイズが多いので、より信頼性のあるチャネル推定を達成するためには、より多くの参照シンボルが望ましい。DFT-s-OFDMに対して参照信号の動的な割り当てを達成するために、特別なDFT-S-OFDMシンボルを使用することができる。
図5は、提案される特別なDFT-S-OFDMシンボルを送信および受信できる例示的な送信機510および受信機560構造を示す。送信機510(例えば、UE)は、サイズM1518をそれぞれが有するK個のDFTブロックを有することができる。KM2参照シンボル(またはパイロット)が、周波数領域で、すなわち、IDFT演算520の入力で送信される必要がある。これを達成するために、DFTブロックのM2入力523は、干渉をキャンセルできるようにするためにゼロに設定することができ、またM1入力518は、変調されたデータシンボルとすることができる、ここで、M1+M2=Mである。ゼロシンボルおよびデータシンボルの位置は、ランダム化することができ、この図で示されたものとは異なることができる。ゼロサンプルの位置は、受信機が、少なくともM3+1サンプルを観察するように選択することができる。各DFTブロックの出力において、サンプルをM3おきに破棄し、参照シンボル530によって置き換えることができる、ここで、M3=M1/M2である。これは、交互配置(インターリーブ)された出力をパンクチャすることによって行うことができる。例えば、DFTブロックの1つまたは複数の出力525をパンクチャすることができ、各パンクチャされた出力を、RSシンボルで置き換えることができる。パンクチャされた出力は、交互配置されたパターンを有するように選択される(例えば、n番目ごとの出力が選択される(n=M3))。
これらのサンプルをRSシンボルで置き換えた後、新しいベクトルは、IDFTブロック520の入力に送られる。例えば、M=8およびM2=2である場合、8個のサブキャリアに対して、参照シンボル{r1、r2}が必要である。その場合、DFTブロックの入力は、{d1、d2、・・・、d6、0、0}とすることができる(この場合、M1=6)。{x1、x2、・・・、x8}がDFTの出力である場合、
Figure 2023011680000002
おきにDFT出力を破棄し、それらを{r1、r2}で置き換えた後、{r1、x2、x3、x4、r2、x6、x7、x8}が得られ、IDFTブロックに送られて、時間領域信号が生成されるようになる。参照シンボルはまた、オフセットを用いて挿入することができ、例えば、S=1のとき、{x1、r1、x3、x4、x5、r2、x7、x8}となることに留意されたい。最後にCP535が、IDFTブロック520の出力に付加される。
受信機側560において、IDFT演算565までは、信号処理は、DFT-S-OFDM信号に対する受信機と同様である。DFTブロックの出力において、参照信号を搬送するサブキャリアは、チャネル推定に使用することができる。加えて、送信機側で破棄されたサブキャリアが参照信号で置き換えられない(すなわち、ゼロで置き換えられる)場合、受信機のDFT出力570における対応するサブキャリアは、ノイズまたは干渉パワー推定に使用され得る。
DFTブロック出力のいくつかは、送信機側において参照シンボルまたはパイロットで置き換えられるので、受信機側におけるIDFTの出力は、「ヌル化」演算575のため干渉される。しかし、その干渉は、IDFTブロックのM2出力577から回復させることができ、IDFTブロックの他の出力における干渉を除去するために使用され得る。このプロセスは、「IC」ブロック580で行うことができる。例として、ICブロック580の構造は、ゼロオフセット(すなわち、S=0)に対して図6で与えられる。ICブロック580はまた、反復する受信機アーキテクチャを用いて向上させることもできる。
別の例示的な実施形態では、図5で示されている参照シンボルrijはまた、いくつかのデータシンボルが周波数領域で送信される必要がある場合、データシンボルで置き換えることもできる。したがって、図5で示されるシステムアーキテクチャは、DFT-S-OFDMおよびOFDM信号を同時に送信できるようにする。
別の実施形態では、無線チャネルを介して通信する送信機および受信機からなる単一ユーザシナリオを考える。1つのDFT-s-OFDMシンボル内で送信されるデータシンボルは、ベクトル
Figure 2023011680000003
の要素とすることができ、式中、Ndはデータシンボルの数である。まず、基本的なDFT-s-OFDMにおいては、データシンボルは、マッピング行列
Figure 2023011680000004
を用いて
Figure 2023011680000005
により示されるDFT行列の入力にマップされる、式中、MはDFTサイズであり、特別な場合、M=Ndである。DFTの出力は、次いで、別のマッピング行列
Figure 2023011680000006
により、周波数領域におけるサブキャリアのセットにマップされる。一般性を失うことなく、マッピング行列Mfは、低PAPRを達成するために、M個の局所化された、または交互配置(インターリーブ)されたサブキャリアを割り当てるように構成することができる。最後に、行列Mfの出力は、
x=FHfDMtd 式(1)
のように、FHにより時間領域に変換される、式中、
Figure 2023011680000007
は、逆DET(IDFT)行列であり、またNはサブキャリアの数である。
送信機と受信機との間のチャネルインパルス応答(CIR)をベクトルh=[h01・・・hL]とする、式中、L+1はタップの数である。巡回プレフィックスのサイズがLよりも大きいとすると、受信された信号ベクトルyは、
y=Hx+n 式(2)
と表すことができ、式中
Figure 2023011680000008
は、送信された信号xとチャネルhとの間の相互作用をモデル化する巡回畳み込み行列であり、また
Figure 2023011680000009
は、分散δ2を有する加算性白色ガウスノイズ(AWGN)である。
受信機において、送信機に適用される演算は、マルチパスチャネルの影響を考慮することにより逆に行われる。受信機演算は、
Figure 2023011680000010
と表すことができ、式中、
Figure 2023011680000011
は、推定されるデータシンボルベクトルであり、また
Figure 2023011680000012
は等化器であり、マルチパスチャネルの影響を除去する。等化器Qは対角行列であり、また最小平均二乗誤差(MMSE)基準を用いることにより導出することができる。
式(1)で分かるように、データシンボルは、DFT-s-OFDMにおける行列Dにより周波数にわたって拡散される。したがって、以前からあるDFT-s-OFDMは、FHのM列にわたるM次元の部分空間において、周波数領域RSに対する何らかの余地を残していない。受信機がチャネルを推定できるようにするために、固定されたシーケンス(例えば、LTEのようにZadoff-Chuシーケンス)を用いることによって、RSを、別のDFT-s-OFDMシンボルを用いて送信することができる。しかし、チャネル周波数応答を外挿するために必要な推定される係数の数は、かなりMより少なくなり得るので、2つの別々のDFT-s-OFDMシンボルを採用することは、データレートを大幅に低減する。
いくつかの周波数トーンにおいてRSを挿入するためには、以下のものを含む異なる戦略に従うことができる。1つの選択肢は、チャネル符号化によって導入される冗長性を利用することにより、周波数領域における情報をパンクチャすることである。しかし、パンクチャした後の1つのシンボル内で、未知のものの数、すなわち、Nd(=M)が、観察されたものの数、すなわち、M-NPよりも多いため、すなわち、Nd=M>M-NP、式中、NP>0は、周波数におけるパンクチャされたサンプルの数である、それは、受信機で復元可能なDFT-s-OFDM信号を得ることはできない。
別の選択肢では、データシンボルの数は、Nd<Mと低減することができ、またDのサイズを、M次元の部分空間内に参照シンボルを収容するように、MからNdに変更することができる。しかし、参照シンボルは、一般に、フレームまたはサブフレーム内のシンボルのすべてに必要ではない。したがって、この選択肢は、送信機と受信機の両方に可変サイズのDFTブロックを使用する必要性を生じ、radix-2 FFT実装に適していない可能性がある。
第3の選択肢では、未知のものの数が、パンクチャした後、観察したものの数以下にする、すなわち、Nd≦M-NPになるように、データシンボルの数Nd≦Mを低減するが、DFTのサイズはMに維持する。この選択肢は、送信機の複雑さを増加することはない。しかし、パンクチャすることは、暗黙的にデータシンボルへの干渉を生じ、複雑さの低い受信機を用いてデータシンボルを復元することは単純ではない。以下の記述において、この課題は克服され、特定のパンクチャパターンを使用し、送信機におけるDFT拡散ブロックの前にいくつかの位置にゼロを挿入することにより、複雑さの低い受信機を用いてデータシンボルを復元できることが示される。
図7は、送信機710の一例を示しており、周波数領域参照シンボルを有する一般化されたDFT-S-OFDMに対する受信機760について述べられる。この方式では、周波数におけるNPサンプルをパンクチャした後、観察されたものの数が、未知のものの数以上になるように、Nz=M-Nd≧Npのヌルシンボルが、DFT拡散720の前に導入される715。パンクチャリング演算730は、Pが、オフセットを用いてDFT720の出力において、NIシンボルおきに、1つのシンボルをパンクチャすることを考慮して、行列
Figure 2023011680000013
を用いて表現することができる。その周期的な構造のため、行列Pは、
Figure 2023011680000014
と表すことができ、式中、
Figure 2023011680000015
およびNi+1は、Mの整数倍である。一般性を失うことなく、パンクチャされたベクトルは、l=1、2、・・・、NPであるclにより示される周波数領域の参照シンボルに適合させるために、ヌル化行列
Figure 2023011680000016
によってNP個のゼロを挿入することにより、M次元空間における別のベクトルにマップされる(740)。参照シンボルは、受信機におけるチャネル推定性能を向上させるために、IDFTブロック(750)により周波数において一様に分散され得る(750)。この場合、行列Nを、
Figure 2023011680000017
として選択することができる。
送信演算全体は最終的に、
Figure 2023011680000018
と表すことができ、式中、
Figure 2023011680000019
は、パンクチャした後、xのエネルギーをNdに変えるスカラーである。CPは、シンボルの送信前に付加することができる(755)。
上記で論じたように、パンクチャリング演算は、DFT拡散の出力を暗黙的に歪ませ、データシンボルに対して大幅な干渉を生ずる。データおよびヌルシンボルに対する干渉は、
r=DHHPDde-de 式(7)
と表すことができ、式中、
Figure 2023011680000020
は、マップされたデータシンボルであり、
Figure 2023011680000021
として得ることができ、また
Figure 2023011680000022
は干渉ベクトルである。干渉ベクトルは、任意のものではなく、DFT拡散ブロックのNIおきの出力がヌル化される。以下で示される補助定理(lemma)を用いることにより、干渉ベクトルrの構造を得ることができる。
以下で与えられる補助定理1は、2つの重要な結果を有する。第1に、補助定理1を用いることにより、ベクトルrのk番目の要素は、
Figure 2023011680000023
および
Figure 2023011680000024
であると推論することができる。第2に、干渉ベクトルrの自由度は、
Figure 2023011680000025
としてのNPであることが示される。したがって、pkの1つの期間内のサンプルに対応するrのNP個の要素だけを観察し、
Figure 2023011680000026
の関係を用いることによりベクトルrの残りを推測することによって、ベクトルrを再生成することができる。言い換えると、Mtは、ヌルシンボルの位置が、少なくともpkの1つの期間に対するサンプルを取り込むように選択されるべきである。したがって、補助定理1は、受信機が何らかの歪みなく、データシンボルを復元できるようにするためには、ヌルシンボルをどこに挿入すべきかを明らかにする。例えば、M=8、S=0、およびNP=2であるとし、DFTブロックの入力を、(d1、d2、・・・、d6、0、0)、(すなわち、Nz=2、Mt=I8)であるようにDFTブロックの入力を選択するものと想定する。(x1、x2、・・・、x8)をDFTの出力であるとする。NI=4DFT出力ごとに破棄し、それらを(c1、c2)により置き換えた後、{c1、x2、x3、x4、c2、x6、x7、x8}が得られ、それは、IDFTブロック750に送られて、時間領域信号が生成される。受信側では、IDFTブロックの出力において、データシンボルに関係する6サンプルがあるだけである。明確化のためにノイズの影響を無視し、補助定理1を用いることにより、等化されたベクトルdeのIDFTは、(d1+p1、d2+p2、d3+p1、・・・、d5+p1、d6+p2、p1、p2)であり、ここで、最後の2サンプルは、干渉ベクトルrをpk=pk+2として示す。他方で、(0、d1、0、d2、・・・、d6)としてデータベクトルを選択することは、パンクチャした後に、第1および第3のサンプルが、同じ干渉サンプルを搬送するので、受信機がrを再生成することができない。
受信機側760において、周波数領域のマッピング解除演算、すなわち、
Figure 2023011680000027
763に至るまで、信号処理は、以前からあるDFT-s-OFDMと本明細書で述べられる提案方式の両方に対して同じである。以前からあるDFT-s-OFDMとは反対に、DFTの出力における参照信号を搬送するサブキャリアは、提案方式を用いたチャネル推定(CHEST)765に対して使用することができる。推定されたチャネルを用いることにより、データを運ぶサブキャリアは、まず、
Figure 2023011680000028
によって等化され770、等化器の出力におけるシンボルは、次いで、PH775によってIDFTの入力にマップされる。IDFT DH780の出力は、
Figure 2023011680000029
と表すことができ、式中、
Figure 2023011680000030
は、ノイズ、等化、およびパンクチャリングの影響を含む受信されたベクトルである。パンクチャリングに起因する干渉の構造を考慮すると、データシンボルを復元するための簡単な方法は、
Figure 2023011680000031
であり、式中、
Figure 2023011680000032
および
Figure 2023011680000033
は、Mt=[Mt,dt,r]とするMtの部分行列であり、また
Figure 2023011680000034
は、補助定理1により示された
Figure 2023011680000035
および
Figure 2023011680000036
の関係に基づくパンクチャリングに起因する歪みを計算する再構成行列である。特別な場合として、S=0、およびMt=IMであるとき、Rは、
Figure 2023011680000037
により与えられる繰り返し行列となり、それは、受信機構造を実質的に簡単化する。例えば、deが(d1+p1、d2+p2、d3+p1、・・・、d5+p1、d6+p2、p1、p2)である場合、Rは、最後の2つのサンプルをNI=3回繰り返し、繰り返されたベクトルを、式(9)で表すように、
Figure 2023011680000038
のサンプルの残りから減算することによって、データシンボルを復元することができる。
上記で論じた方法は、複雑さの低い受信機を可能にするが、それは、式(9)により2つのノイズのある観察が加えられているので、3dBだけノイズを増加する。そのノイズの増加を軽減する1つの有効な方法は、反復する受信機を使用することであり、それは、式(9)の第2の部分のノイズ、すなわち、パンクチャリングに起因する歪みを除去することを目的としている。この目的のために、i番目の反復に対して、データシンボルは、
Figure 2023011680000039
により推定され、式中、
Figure 2023011680000040
である。推定されたデータシンボル
Figure 2023011680000041
は、次いで、非線形関数f(・)による空間配置(constellation)における最も近いシンボルにマップされる、すなわち、復調される、また
Figure 2023011680000042
は、
Figure 2023011680000043
として、次の反復に備える。
Figure 2023011680000044
は、
Figure 2023011680000045
により判断が行われた後に生成されるので、それは、式(11)の第2の部分からのノイズを有効に除去し、(i+1)番目の反復に対して
Figure 2023011680000046
の良好な推定を導く。
本明細書で述べられる提案の方式が、パンクチャリングパターン、参照信号の数NP、ヌルシンボルの数NZ、およびヌルシンボルのパターンに対するいくつかの条件を導くことを強調することは重要である。第1に、上記で論じた受信機構造は、オフセットSを有するDFTのNiおきの出力がパンクチャされることを利用する。第2に、NZ≧NPは保持する必要があり、またDFT拡散ブロックの入力におけるNZのヌルシンボルのパターンは、復元可能なDFT-s-OFDMシンボルを生ずるために、パンクチャリングに起因する歪みの少なくとも1つの期間を取り込むべきである。そのようにする1つの簡単な方法は、NZの隣接するヌルシンボルを考慮することである。
受信機の性能を高める余地がさらにある。例えば、受信機性能を高める1つの簡単な方法は、パンクチャされるシンボルの数よりも多くヌルシンボルの数を増やすこと、すなわち、NZ>NPである。この場合、受信機は、サンプルを組み合わせて、スペクトル効率が低下することを犠牲にしてより信頼性のある干渉ベクトルを計算することができる。上記で述べた受信機構造はまた、フィードバック分岐における復調と共に、チャネル符号化復号器を含めることにより向上させることができる。
一般性を失うことなく、本明細書で述べられる方式は、複数のDFTブロックに使うことができる。加えて、送信機側で破棄されたサブキャリアが、RSにより置き換えられない(すなわち、ゼロで置き換えられる)場合、受信機のDFT出力における対応するサブキャリアはまた、ノイズまたは干渉パワー推定に使用することができる。
上記で述べたように、補助定理1を次に述べるものとする。補助定理1(周期的干渉):(Xn)を、n=0、1、・・・、M-1に対するサイズ
Figure 2023011680000047
のシーケンスとし、また(Yn)を、
Figure 2023011680000048
であるSのオフセットを用いて(Xn)の要素を
Figure 2023011680000049
おきにゼロにすることによって得られた別のシーケンスとする。その場合、次のようにYnのIDFTを分解することが可能である、
k=xk+rk、ただし、n=0、・・・、M-1 式(13)
式中、(yk)は(Yn)のIDFT、(xk)は(Xn)のIDFTであり、また(rk)はk=0、・・・、M-1に対して
Figure 2023011680000050
で与えられるサイズMのシーケンスである、ただし、(pk)は、
Figure 2023011680000051
の周期を有する周期シーケンスである。
シーケンス(Yn)の要素は、
n=Xn+Rn 式(14)
のように、補助シーケンス(Rn)を用いることにより表すことができ、式中、
Figure 2023011680000052
である。IDFT演算は線形であるので、(Yn)のIDFTは、(yk)=(xk)+(rk)と表すことができ、式中、(rk)は、(Rn)のIDFTである。(rk)の要素は、
Figure 2023011680000053
と計算することができる、式中、(Sm)は、
Figure 2023011680000054
に対する
Figure 2023011680000055
のIDFTである。式16において、(a)は、
Figure 2023011680000056
が整数でないとき、rnがゼロであるため真であり、(b)は、指数関数
Figure 2023011680000057
の周期性により真であり、
Figure 2023011680000058
となる。
いくつかのシナリオでは、DFT-s-OFDMなどのシングルキャリア波形が使用される場合、割り当てられた帯域幅内のサブキャリアのすべてが、参照信号(パイロット)シンボルを送信するために使用され得る。このような送信モードでは、参照信号を搬送する波形シンボル(例えば、DFT-s-OFDMシンボル)の数を動的に変えることが可能である。例として、LTEアップリンクデータ送信において、1つのサブフレームは、14個のDFT-s-OFDMシンボルから構成され、これらのシンボルのうちの2つを使用してパイロットを送信する。WTRUが、例えば、移動性に起因して、よりよいチャネル推定を必要とする場合、RS送信に対するシンボルの数を、2つから3以上に増やすことも可能である。
パイロットシンボルの数を変えることは、データ送信に割り当てられたリソースの量を変えることになる。その結果、トランスポートブロックサイズおよび/または符号化率を修正する必要があり得る。1つの解決策では、パイロットシンボルの数および位置を、eNBなどの中心制御装置により構成し、かつ/または各送信に対して、制御チャネルにおいて動的に知らせることができる。パイロットシンボルの可能な数のそれぞれに対して、トランスポートブロックサイズに関する対応する値を規定することができる。
図8は、例示的なサブフレームを示しており、この場合、特定の時間間隔内で送信されるシンボルのいくつかが、残りのシンボルとは異なる波形ニューメロロジを用いることによって生成される。図8では、第1のPUSCHシンボル810に使用される時間間隔が、2つのDFT-s-OFDMシンボルを送信するために使用され、ここで、各DFT-s-OFDMシンボルは、残りのシンボルの半分のシンボル持続期間を有する。2つの新しいDFT-s-OFDMシンボルのうちの1つは、参照信号送信に使用されるが、他のシンボルは、データ送信に使用される。
波形が、例えば、OFDMであるなど、シングルキャリア波形ではないとき、いくつかのOFDMシンボルのいくつかのサブキャリアを、データまたはパイロットサブキャリアとして動的に、または半静的に構成することが可能であり得る。データ送信に使用されたサブキャリアを、参照シンボルを搬送するように構成することができる、またはパイロット送信に使用されたサブキャリアを、データを搬送するように構成することができる。特定の時間間隔内でいくつかのOFDMシンボルを送信することが可能であり、そのいくつかのOFDMシンボルは、残りのOFDMシンボルとは異なる波形およびニューメロロジを用いることにより生成することができる。
図9では、元々参照シンボルを送信するように構成されたサブキャリアに加えて、サブフレームの最後のOFDMシンボルにおけるいくつかのサブキャリアが、参照シンボルを送信するように構成された例が提供されている。さらに、最初の2つのOFDMシンボルは、残りのOFDMシンボルの持続期間の半分を有し、第1のOFDMシンボルのいくつかのサブキャリアはまた、参照シンボル送信用に構成される。異なる波形ニューメロロジにより、最初の2つのOFDMシンボルは、残りのOFDMシンボルよりも大きなサブキャリア間隔を有し得ることに留意されたい。さらに巡回プレフィックス(CP)が図で示されていないが、CPは、各OFDMシンボルに先行することができる。これらの技法は、窓型(Windowed)OFDM、フィルタ処理(Filtered)OFDM、フィルタバンクマルチキャリア、および同様のものなど、他のマルチキャリア波形に適用することができる。
機能および要素が、特定の組合せにおいて上記で述べられているが、当業者であれば、各機能または要素は、単独で、または他の機能および要素との任意の組合せで使用できることが理解されよう。さらに本明細書で述べる方法は、コンピュータまたはプロセッサで実行するために、コンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアで実施することができる。コンピュータ可読媒体の例は、電子信号(有線または無線接続を介して送信される)、およびコンピュータ可読記憶媒体を含む。コンピュータ可読記憶媒体の例は、これだけに限らないが、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部のハードディスクおよび取外し可能なディスク、光磁気媒体などの磁気媒体、ならびにCD-ROMディスク、およびデジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体を含む。ソフトウェアに関連付けられるプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータで使用される無線周波数送受信機を実施するために使用され得る。
510 送信機
520 IDFT演算
523 入力
525 出力
530 参照シンボル
560 受信機
565 IDFT演算
570 DFT出力
575 演算
577 出力
580 ICブロック

Claims (12)

  1. 無線送受信ユニット(WTRU)によって、基地局から動的スケジューリング情報を受信することであって、前記動的スケジューリング情報は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信のための参照信号シンボルに対して用いる離散フーリエ変換拡散-直交周波数分割多重(DFTS-OFDM)シンボル時間とDFTS-OFDMシンボルの数とを示す、ことと、
    前記WTRUによって、前記示されたシンボル時間とDFTS-OFDMシンボルの数との参照信号を有するDFTS-OFDMを用いて前記PUSCH送信を送信することと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記基地局はgNodeBであり、前記WTRUは新無線(NR)ユーザ装置(UE)であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記WTRUによって、第2の動的スケジューリング情報を受信し、前記WTRUによって、前記第2の動的スケジューリング情報によって示されたシンボル時間とDFTS-OFDMシンボルの数との参照シンボルを有するDFTS-OFDMを用いて前記PUSCH送信を送信することであって、前記シンボル時間または前記数は、前記動的スケジューリング情報と前記第2の動的スケジューリング情報との間において異なる、ことをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記WTRUによって、第2の動的スケジューリング情報を受信し、参照信号を送信するのに用いられるシンボルにおいてヌル化されたサブキャリアを有するPUSCH送信を送信することをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記シンボル時間とシンボルの数とは、チャネル状態に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. シンボルの前記数は、チャネル状態が悪くなると増加することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 無線送受信ユニット(WTRU)であって、
    基地局から動的スケジューリング情報を受信し、前記動的スケジューリング情報は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)送信のための参照信号シンボルに対して用いる離散フーリエ変換拡散-直交周波数分割多重(DFTS-OFDM)シンボル時間とDFTS-OFDMシンボルの数とを示すように構成された受信機と、
    DFTS-OFDMを用いて前記PUSCHにて信号を送信し、前記信号は、前記示されたシンボル時間とDFTS-OFDMシンボルの数との参照信号を有するように構成された送信機と
    を備えたことを特徴とするWTRU。
  8. 前記基地局はgNodeBであり、前記WTRUは新無線(NR)ユーザ装置(UE)であることを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
  9. 前記受信機は、第2の動的スケジューリング情報を受信するようにさらに構成され、前記送信機は、前記第2の動的スケジューリング情報によって示されたシンボル時間とDFTS-OFDMシンボルの数との参照シンボルを有するDFTS-OFDMを用いて前記PUSCHにて前記信号を送信するようにさらに構成され、前記シンボル時間または前記数は、前記動的スケジューリング情報と前記第2の動的スケジューリング情報との間において異なることを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
  10. 前記受信機は、第2の動的スケジューリング情報を受信するようにさらに構成され、前記送信機は、参照信号を送信するのに用いられるシンボルにおいてヌル化されたサブキャリアを有するPUSCHにて信号を送信するようにさらに構成されることを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
  11. 前記シンボル時間とシンボルの数とは、チャネル状態に基づくことを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
  12. シンボルの前記数は、チャネル状態が悪くなると増加することを特徴とする請求項7に記載のWTRU。
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