JP2023010594A - アバター付商品作製システム及びアバター付商品作製プログラム、及びアバター付商品の製造方法並びに絵本制作システム - Google Patents

Abstract

【課題】 ユーザを主人公としつつ、絵本における主人公の違和感がない絵本制作システムを提供する。【解決手段】本発明の絵本制作システムでは、アバター作製用の複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報をサーバに送信し、サーバが、３Ｄポリゴンに対して、選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作製し、予め準備された絵本の画像データに対して、３Ｄアバターを配置したアバター付絵本画像データを生成し、製本者が保有する製本者端末が、前記絵本画像データに基づき印刷をベースとした絵本を製本し、ユーザに送付するようにした。【選択図】 図１

Description

本発明は、例えば子供のアバターを印刷したアバター付商品作製システム及びアバター付商品作製プログラム、及びアバター付商品の製造方法並びに絵本制作システムに適用して好適なものである。

従来、撮影した写真を主人公の顔に使用することにより、ユーザ（被撮影者）を主人公として制作するオリジナル絵本やオリジナル商品（マグカップやＴシャツなど）が知られている（例えば特許文献１参照）。

特開２００５－１５７９７２号

しかしながら、かかる撮影画像を用いる方法では、絵本の主人公の状況や商品の形状に合わせて顔の角度などを変更することができず、絵本や商品の中の主人公が不自然で違和感があるという問題があった。

本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、ユーザを主人公としつつ、絵本や商品における主人公の違和感がない絵本制作システム及び絵本制作プログラム並びに絵本の製造方法を提供するものである。

かかる課題を解決するため本発明の商品作製システムでは、
サーバが、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
前記ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作成するアバター作成ステップと、
前記サーバが、前記３Ｄアバターを配置したアバター対商品を模したアバター付商品画像データを生成するアバター付商品画像データ生成ステップと、
商品作製者が保有する作製者端末が、前記アバター付商品画像データに基づきアバター付商品を作製するアバター付商品作製ステップと
を備えることを特徴とする。

また本発明の商品作製プログラムでは、コンピュータに対し、
サーバが、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
前記ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作成するアバター作成ステップと、
前記サーバが、前記３Ｄアバターを配置したアバター対商品を模したアバター付商品画像データを生成するアバター付商品画像データ生成ステップと、
商品作製者が保有する作製者端末が、前記アバター付商品画像データに基づきアバター付商品を作製させるアバター付商品作製ステップと
を実行させることを特徴とする。

また本発明の商品の製造方法では、サーバが、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
前記ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作成するアバター作成ステップと、
前記サーバが、前記３Ｄアバターを配置したアバター対商品を模したアバター付商品画像データを生成するアバター付商品画像データ生成ステップと、
商品作製者が保有する作製者端末が、前記アバター付商品画像データに基づきアバター付商品を作製するアバター付商品作製ステップとを備えることを特徴とする。

かかる課題を解決するため、本発明の絵本制作システムは、
サーバが、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作成するアバター作製ステップと、
前記サーバが、予め準備された絵本の画像データに対して、前記３Ｄアバターを配置したアバター付絵本画像データを生成するアバター付絵本画像データ生成ステップと、
製本者が保有する製本者端末が、前記アバター付絵本画像データに基づき印刷をベースとした絵本を製本する絵本製本ステップとを備えることを特徴とする。

本発明は、絵本制作システム及び絵本制作プログラム並びに絵本の製造方法を実現できる。

第１の実施の形態の絵本制作システムの構成を示す略線図である。 サーバのブロック図を示す略線図である。 ユーザ端末のブロック図を示す略線図である。 製本者端末のブロック図を示す略線図である。 パーツ選択画面を示す略線図である。 アバターシミュレーション画面を示す略線図である。 ページ画面を示す略線図である。 絵本制作処理の説明に供するシステムチャートである。 第２の実施の形態の商品作製システムの構成を示す略線図である。 アバター付商品画像（１）の構成を示す略線図である。 アバター付商品画像（２）の構成を示す略線図である。 アバター付商品作製処理の説明に供するシステムチャートである。

以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。

＜第１の実施の形態＞
図１に示す１は、全体として絵本制作システムを示している。絵本制作システム１では、サーバ２と、ユーザが保有するユーザ端末３と、製本者が保有する製本者端末４とを有している。なお、本実施の形態では、ユーザ自身が主人公として絵本が制作される場合について説明するが、例えば親や友人（購入者）からユーザ（主人公）へのプレゼントとして制作されても良い。

図２に示すように、サーバ２は、ＣＰＵ（Central Processing Unit）、ＲＯＭ（Read Only Memory）及びＲＡＭ（Random Access Memory）から構成される制御部２１がサーバ２の全体を統括的に制御し、予めＲＯＭに記憶された絵本制作プログラムに従って絵本制作処理を実行するようになされている。記憶部２２には、絵本購入データベース（以下、データベースをＤＢと略す）が記憶されている。なお、サーバ２において、表示部２５及び出力部２６は必須ではない。

図３に示すように、ユーザ端末３は、ＣＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭから構成される制御部３１がユーザ端末３の全体を統括的に制御し、予めＲＯＭに記憶された絵本制作プログラムに従って絵本制作処理を実行するようになされている。ユーザ端末３は、例えばスマートフォンやタブレット端末、パソコンなどである。なおユーザ端末３において、カメラ部３７は必須ではない。

図４に示すように、製本者端末４は、ＣＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭから構成される制御部４１が製本者端末４の全体を統括的に制御し、予めＲＯＭに記憶された絵本制作プログラムに従って絵本制作処理を実行するようになされている。製本者端末４は、例えば印刷所など、製本装置を保有する製本者が保有する端末である。なお、製本者がサーバ２を保有し、サーバ２を製本者端末４として兼用使用することも可能である。なお、製本者端末４において、表示部４５及び出力部４６は必須ではない。

なお、サーバ２と、ユーザ端末３と、製本者端末４とは、インターネットなどの電気通信回路によって相互に接続されており、外部インターフェース２４，３４，４４を介してデータの送受信が実行される。

具体的に、絵本制作システム１では、サーバ２を介して絵本制作ウェブサイトが公開されている。ユーザは、絵本を注文する際に、ユーザ端末３を使って絵本制作ウェブサイトにアクセスする。

ユーザ端末３の表示部３５には、絵本制作ウェブサイト（図示せず）が表示される。絵本制作ウェブサイトには、購入可能な絵本が表示されている。ユーザ端末３の操作入力部３３に対するユーザの操作入力に応じて、一の絵本が指定されると、続いて購入の処理が実行される。

すなわち、ユーザは絵本の送付先情報（氏名、住所、電話番号など）と、購入者としてのユーザ情報（氏名、住所、電話番号など）を入力し、サーバ２へ送信する。

サーバ２の制御部２１は、購入する絵本の識別子である絵本ＩＤ（IDentification）、送付先情報及びユーザ情報を受信すると、記憶部２２に記憶されている絵本購入ＤＢにユーザ（購入者）の識別子とともに対応付けて保存する。この絵本制作ウェブサイトでは、一度購入すると任意でアカウントが作成される。この後、クレジットカードや各種電子決済サービスによる決済処理により、絵本の購入代金を支払う。なお決済処理は、後述するアバター作製処理の後に行うことも可能である。

続いて、アバター作製処理が実行される。この処理は、ウェブサイト上で実行されるため、ユーザ端末３に対するユーザの操作入力がサーバ２に送信され、サーバ２の制御部２１が処理を実行する。すなわちユーザ端末３からの要求信号に応じて、サーバ２の記憶部２２に記憶されている各画像データなどがユーザ端末３に送信される。

図５に示すように、ユーザ端末３の表示部３５には、サーバ２から供給されるアバター選択画像情報に基づいてパーツ選択画面５１が表示される。パーツ選択画面５１の上部には、ドレス色、目、眉毛、鼻、口を選択する項目選択欄５２（５２Ａ～５２Ｅ）が表示されており、その下には各項目に対する単数又は複数のパーツ５３Ａが表示される。

また左側には、選択済みのパーツ５３Ａに基づいて２次元的に表現された２Ｄ（Dimensional）アバター５５が表示されている。例えば図５では、項目としてドレス色が選択されている。ユーザがパーツ５３Ａを変更して指定すると、２Ｄアバター５５におけるドレス色が選択されたパーツ５３Ａの色に変更される。以下、選択されたパーツ５３ＡＡを選択パーツと呼ぶ。

このように、２Ｄアバター５５に対して選択パーツを変更して表示することにより、簡易な処理によってユーザに対して３Ｄアバターをイメージさせ易くできる。

ユーザがプレビューボタン５４を操作（クリック、長押しなど）すると、図６に示すように、アバターシミュレーション画面６１が表示され、３Ｄ（Dimensional）アバター６２が表示される。この３Ｄアバターは、予め記憶されている立体形状を表す３Ｄポリゴンデータに対して、選択パーツが予め設定された位置に貼り付けられることにより作製される。

この３Ｄアバター６２は、例えばユーザの指による操作や、矢印キー、マウス操作などによって、視点の角度を変えたり、大きさを変えたり、回転させたりすることが可能である。

アバターシミュレーション画面６１の左下には、戻るボタン６３が表示されており、ユーザが戻るボタン６３を操作すると、パーツ選択画面５１（図５）に戻る。パーツ５３Ａの選択を終了すると、ユーザは進むボタン５６を操作する。

この結果、図７に示すように、３Ｄアバター６２が入った状態の絵本のページ画面７１が表示される。このとき、３Ｄアバター６２は、アバター配置として、予め設定された位置、角度、ポーズ、大きさで２次元に投影した２次元画像である３Ｄ投影アバター６２Ａとして、ベースとなる絵本ベース画像データ上に配置されるとともに、ユーザ名が文章（図の○○○○○の部分）の中にはめ込まれることにより、アバター付絵本画像データが生成される。すなわち、アバターのない状態の絵本ベース画像データが記憶部２２に記憶されており、絵本ベース画像データに３Ｄ投影アバター６２Ａを重畳するとともに、文章の特定部位をユーザ名に置換することにより、アバター付絵本画像データが生成される。

ページ画面７１の左右両端に位置するページ変更ボタン７４，７５を操作すると、ページ画面が変更される。また、ページ画面７１の右下には、パーツ選択画面５１へ戻るための戻るボタン７２と、３Ｄアバター６２を確定するための決定ボタン７３とが表示されている。パーツ選択画面５１では、再度選択パーツの変更を行うことができる。

一方、ページ画面７１において決定ボタン７３が操作されると、確認画面（図示せず）が表示され、確認が完了すると、サーバ２の制御部２１は、決定された３Ｄアバター６２において選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を絵本購入ＤＢに登録し、アバター作製処理が終了する。

サーバ２の制御部２１は、アバター付絵本画像データ及び絵本の送付先情報を製本者端末４に送信する。製本者端末４の制御部４１は、接続されている印刷機（図示しない）などの製本装置に対してアバター付絵本画像データを送信する。この結果、ユーザの選択されたオリジナルの３Ｄアバター６２が印刷された絵本５が完成する。

製本者端末４の制御部４１は、絵本の送付先情報に基づいて宛名を印刷する。製本者は、絵本を梱包して印刷された宛名を用いて発送処理を行う。この結果、ユーザの手元にはユーザが主人公となったオリジナルの絵本５が届くようになされている。

次に、絵本制作システム１において実行される絵本制作処理について、図８のシステムチャートを用いて説明する。

ステップＳ３１において、ユーザ端末３は、インターネット上にサーバ２が公開しているウェブサイトにアクセスする。ステップＳ２１において、サーバ２は、作製する絵本、ユーザ情報、依頼者情報などの情報を入力するための情報入力用の画像をユーザ端末３に送信する。

ステップＳ３２において、ユーザ端末３は、情報入力用の画像に基づいて情報を入力し、入力された情報はサーバ２へ送信される。ステップＳ２２において、サーバ２は、ユーザ端末３から供給された情報を絵本購入ＤＢに登録し、ステップＳ２３においてアバター選択画像データをユーザ端末３に送信する。また、ステップＳ２１及びステップＳ３１において、電子決済やクレジットカード決済などによる支払いも実行される。

ステップＳ３３において、ユーザ端末３は、複数のパーツ５３Ａの中から、自分（又は主人公とする人物）を表現する３Ｄアバター６２に使用するパーツを選択し、選択パーツ情報としてサーバ２へ送信する。

ステップＳ２４において、サーバ２は、選択パーツ情報に基づいて３Ｄアバター６２を作製し、ユーザ端末３へ送信する。ステップＳ３４において、ユーザ端末３は、表示された３Ｄアバター６２を確認し、３Ｄアバター６２の決定を行う。

ステップＳ２５において、サーバ２は、アバター付絵本画像データを生成し、ユーザ端末３へ送信する。ステップＳ３５において、ユーザ端末３は、ユーザによる確認完了を認識すると、確認完了をサーバ２へ送信する。

ステップＳ２６において、サーバ２は、アバター付絵本画像データを送付先情報と対応付けた状態で製本者端末４に送信する。ステップＳ４１において、製本者端末４は、接続されている製本装置によってデータ付絵本画像データに基づく絵本５を製本する。ステップＳ４２において、製本者端末４は、宛名や納品書などを印刷する。この後、絵本５が梱包され、発送される。

＜他の実施の形態＞
上述実施形態では、アバター配置として、予め設定された位置、角度、ポーズ、大きさで２次元の画像として配置されたが、本発明はこれに限られない。例えばページ画面７１において、３Ｄアバターを回転させたり拡大縮小したりしてもよく、また複数のポーズから一のポーズを選択するようにしても良い。また、複数の３Ｄポリゴンから１の３Ｄポリゴンを選択したり、基本の３Ｄポリゴンに対して装飾品用の３Ｄポリゴンを付加したりすることも可能である。また、例えば鼻などの顔のパーツ、選択されたドレス（の形状）など、選択パーツに連動して３Ｄポリゴンの一部を変更することもできる。

なお上述実施形態では述べていないが、製本された絵本に対して音声出力機能を設けることが可能である。この場合、絵本には、音楽や読み聞かせなどの音データが収録される音データ収録部と、ユーザの絵本に対する操作を検知する操作検知部と、収録された前記音データを再生する音データ再生部とが内蔵されている。例えば表示に設けられたボタン又は電極センサなどの操作部をユーザが操作すると、予め収納された音楽や音声が再生されるようにできる。また、ページが変わったことを自動で検出し、又は操作部をユーザが操作することにより、ページごとに相違する音楽や音声を再生しても良い。この音楽や音声の収録は、絵本の購入時にユーザ端末３から音データを送信したり、予め設定された音楽や音声をユーザが選択するようにしても良い。また、操作部の操作によってユーザが自身で録音することも可能である。

また、上述実施形態では述べていないが、前記絵本画像データは、ＮＦＴ（Non Fungible Token）と紐付けられることができ、ユーザだけのオリジナルの絵本とすることができる。

上述実施形態では述べていないが、前記絵本は、香りカプセルを含むインキで少なくともその一部が印刷されることにより、香りのする絵本にすることができる。香りは、購入時において、予め設定された香りの中から、選択することができる。ページごとに相違する香りを選択することも可能である。

上述実施形態では述べていないが、ユーザ端末３は、カメラ部３７が絵本における３Ｄアバターを撮影すると、表示部２５において撮影された撮影画像上に３Ｄアバターが動く画像が表示される、いわゆるＡＲ（拡張現実）を表示したり、出力部３６から音や振動などを出力したりできる。すなわち、ユーザ端末３には、予め専用のアプリケーションがダウンロードされており、絵本ＩＤと紐付けられている。ユーザ端末３には、絵本ＩＤと対応する３Ｄアバターの動画と、絵本内に配置されている３Ｄアバターの画像が予めダウンロードされており、記憶部３２に記憶されている。ユーザがユーザ端末３において専用のアプリケーションを起動し、３Ｄアバターを撮影すると、撮影された撮影画像から制御部３１が３Ｄアバターを検出する。このとき、表示部３５に表示される動画は、３Ｄアバターだけでなく、絵本上の３Ｄアバターが隠れるように周囲の背景画像の一部も含むことが好ましい。表示部３５に絵本の３Ｄアバターと動画の３Ｄアバターとが重複して表示されることを防止するためである。なお、３Ｄアバターの動画データや音声データをオンタイムでサーバからダウンロードして表示しても良い。

また、ページの特定箇所に、ＱＲコード（登録商標）や特定の形状などの検出情報を埋め込んでおき、撮影画像から検出情報を検出して３Ｄアバターの動画を重複再生したり、音声出力を行うことも可能である。この検出情報には、現在が何ページ目であるかを識別する情報も含まれる。これにより、検出速度を高めることが期待できる。

＜動作及び効果＞
以下、上記した実施形態から抽出される発明群の特徴について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下においては、理解の容易のため、上記各実施形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。また、各特徴に記載した用語の意味や例示等は、同一の文言にて記載した他の特徴に記載した用語の意味や例示として適用しても良い。

本発明の絵本制作システム（絵本制作システム１）では、サーバ（サーバ２）が、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像（パーツ選択画面５１）を表示させる選択画像表示ステップと、
ユーザ端末（ユーザ端末３）が、前記複数のパーツ（パーツ５３Ａ）のうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバター（３Ｄアバター６２）を作成するアバター作製ステップと、
前記サーバが、予め準備された絵本の画像データに対して、前記３Ｄアバターを配置したアバター付絵本画像データを生成するアバター付絵本画像データ生成ステップと、
製本者が保有する製本者端末（製本者端末４）が、前記アバター付絵本画像データに基づき印刷をベースと（印刷機による印刷）したアバター付商品としての絵本を製本する絵本製本ステップとを備えることを特徴とする。

従来、タブレット端末やスマートフォンなどで自身の３Ｄアバターが動くようなゲームや絵本は存在した。ところが、絵本は小さい子供むけであることが多いため、仮にタブレット端末に絵本を表示すると、子供が投げてしまったりしてタブレット端末を壊してしまうという自体が発生してしまう。また、絵本が一つの「モノ」として実際に存在することにより、まるで写真のアルバムのように、記念品として保存することができる。また、敢えて３Ｄアバターを作製することにより、ユーザの選んだアバターをいろいろな角度やポーズで簡単に表すことができ、絵本の中に自然な状態で３Ｄアバターに基づく２次元画像である３Ｄ投影アバター６２Ａを入れ込む事が可能である。

本発明の絵本制作システムにおいて、前記絵本製本ステップでは、
前記製本者端末が、接続された印刷機を用いて絵本画像データを印刷することを特徴とする。

これにより、ユーザによるアバターの作製後は、３Ｄアバターの作製、アバター付絵本画像データの生成、製本、までの工程を、人が介さずほぼ自動で行うことができる。

本発明の絵本制作システムにおいて、前記サーバは、購入された絵本に関する購入絵本情報と、ユーザの氏名及び住所などに関するユーザ情報とを対応付けて記憶する絵本購入リストを記憶しており、
前記アバター付絵本画像データ生成ステップの後段において、製本者端末に対して前記ユーザ情報が送信され、
前記絵本製本ステップにおいて、前記製本者端末は、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ情報のうち、絵本をユーザに送付するために必要な送付情報を印刷することを特徴とする。

これにより、絵本の送付に必要な送付情報を印刷することができるため、後は梱包して印刷された送付情報を貼り付けるだけの簡易な操作で発送作業を行うことができる。

本発明の絵本制作システムにおいて、 前記アバター付絵本画像データ生成ステップでは、
前記アバター作製ステップにおいて作製された前記３Ｄアバターのアバター配置を、予め設定された設定アバター配置になるよう前記３Ｄアバターを配置することを特徴とする。

これにより、選択肢が少なくなるため、サーバの処理負荷を著しく軽減できるとともに、絵本ベース画像データに一番適したアバター配置で３Ｄアバターを配置することができ、見栄えが良くなる。

本発明の絵本制作システムにおいて、 前記サーバが、前記アバター作製ステップにおいて作製された前記３Ｄアバターのアバター配置の一部又は全部を、前記ユーザ端末を介したユーザの操作に応じて選択させる配置変更選択ステップを有し、
前記アバター付絵本画像データ生成ステップでは、
ユーザによって選択された選択アバター配置に基づいて前記３Ｄアバターを配置することを特徴とする。

これにより、ユーザが選ぶことのできる項目が増えるため、世界でたった一つしかないオリジナル絵本を制作することができるとともに、絵本を制作する（アバター配置を決める）過程をユーザに楽しませることができる。もちろん、ユーザが自由にアバター配置を変更することも可能であるが、一部のみ変更するようにしても良い。例えば、予め記憶部に絵本ベース画像データにおける位置に応じたアバター位置が設定されている。ユーザが階段上に３Ｄアバターを配置すると、自動的に階段を降りるポーズ、階段に合わせたサイズ及び角度に変更されるなど、３Ｄアバターが配置された位置によって自動的に配置場所以外のアバター配置が決定されるようにできる。これにより、背景のシチュエーションに応じた適切なアバター配置に３Ｄアバターを配置することができる。なお、アバター付絵本画像データに基づくページ画面には、デフォルトのアバター配置によって３Ｄアバターが配置され、その後にアバター配置を調整して変更するようにもできる。

本発明の絵本制作システムにおいて、選択画像表示ステップにおいて、
前記パーツと共に、２次元の２Ｄアバターを表示させ、
ユーザの前記パーツの選択に応じて、２Ｄアバターを変更することを特徴とする。

これにより、現時点において選択されているパーツに基づくアバターを簡易な状態で表示してユーザにわかりやすくできるとともに、パーツが選択されるたびに３Ｄアバターを作製する場合と比較して、サーバの処理負荷を著しく削減できる。

本発明の絵本制作システムにおいて、前記絵本は、
音楽や読み聞かせなどの音データが収録される音データ収録部と、
ユーザの絵本に対する操作を検知する操作検知部と、
収録された前記音データを再生する音データ再生部とを有することを特徴とする。

これにより、絵本としてのオリジナル性を高めるとともに、ユーザに視覚的だけでなく聴覚的に絵本を楽しませることができる。

本発明の絵本制作システムにおいて、 前記絵本画像データは、ＮＦＴと紐付けられていることを特徴とする。

これにより、世界で一つだけのオリジナル絵本として取り扱うことができる。

本発明の絵本制作システムにおいて、前記絵本は、香りカプセルを含むインキで印刷されていることを特徴とする。

これにより、絵本としてのオリジナル性を高めるとともに、ユーザに視覚的だけでなく嗅覚的に絵本を楽しませることができる。

本発明の絵本制作システムにおいて、前記ユーザ端末は、
撮影可能なカメラ部と、
撮影された画像が表示される表示部とを有し、
前記カメラ部が前記絵本に印刷された印刷３Ｄアバターを撮影すると、
前記撮影中の画像において、前記表示部に表示された３Ｄアバターが動くことを特徴とする。

これにより、３Ｄアバターの特徴を最大限活用してユーザを楽しませることができる。

本発明の絵本制作システムにおいて、前記ユーザ端末は、
撮影可能なカメラ部と、
撮影された画像が表示される表示部と、
音の出力が可能な音出力部とを有し、
前記カメラ部が前記絵本のページを撮影すると、
前記ページに合わせた音が出力されることを特徴とする。

これにより、ユーザ端末を活用して絵本を聴覚的に楽しませることができる。

＜第２の実施の形態＞
次に、第２の実施の形態について説明する。図９～図１２を用いて示す第２の実施の形態では、作製される商品が絵本でない点と、アバター装飾が可能な点などが第１の実施の形態と相違する。第２の実施の形態では、第１の実施の形態と同一箇所に同一符号、対応する符号に１００を付加して示し、同一箇所についての説明を省略する。

図９に示すように、サーバ１０２は、商品の作製を行う作製会社に設置されており、サーバ１０２が作製装置を直接制御して商品の作製が実行される。商品としては特に制限はなく、例えば３Ｄアバターを２次元で表現した３Ｄ投影アバターが印刷されたマグカップ、Ｔシャツ、アクリルスタンド、缶バッジなどの他、３Ｄアバターをそのまま模した形状のフィギュアやミニフィギュア付キーフォルダー、貯金箱などが挙げられる。

具体的に、アバター付商品作製システム１０１では、サーバ１０２からダウンロードされることにより、アバター付商品作製アプリがユーザ端末１０９にインストールされている。ユーザは、アバター付商品を注文する際に、ユーザ端末１０３を使ってアバター付き商品作製アプリを起動させる。

ユーザ端末１０３の表示部１３５には、ログイン画面が表示される。ユーザ固有の識別子であるログインＩＤ及びパスワードを入力すると、当該ログインＩＤとパスワードとがサーバ１０２へ送信される。サーバ１０２には、アバター付商品の送付先情報（氏名、住所、電話番号など）と、購入者としてのユーザ情報（氏名、住所、電話番号など）がログインＩＤ及びパスワードと紐づけられた状態で購入者ＤＢ（データベース）に記憶されている。

サーバ１０２の制御部１２１は、ユーザアカウントとログインＩＤとが正しいことを確認すると、ユーザを認証し、ユーザ端末１０３には、サーバ１０２から供給されたシリーズ選択画像に基づくシリーズ選択画面（図示しない）が表示される。

シリーズ選択画面には、例えば「桃太郎」、シンデレラ、美女と野獣などのシリーズが画像付きで表示される。以下、「桃太郎」が選択された場合について説明する。ユーザは、ユーザ端末１０３を介して「桃太郎」を選択すると、サーバ１０２から供給されるアバター選択画像情報に基づいてパーツ選択画面１５１（図示せず）が表示される。

パーツ選択画面５１（図５）と同様にしてパーツが選択されると、ユーザ端末１０３には、図６と同様に、選択されたパーツを使用した３Ｄアバター及び進むボタンを含むプレビュー画面（図示しない）が表示される。ユーザが進むボタンを操作すると、サーバ１０２から供給された商品選択画像データに基づく商品選択画面（図示しない）がユーザ端末１０３に表示される。例えば商品として「マグカップ」を選択すると、図１０（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、３Ｄ投影アバターが印刷されたマグカップを模したアバター付商品の３Ｄイメージ画像がアバター付商品画像１０５Ａとして表示される。ユーザは、このユーザの角度を変更してマグカップの表も裏も確認できる。また、曲面に３Ｄ投影アバターが印刷されたときの印象も確認できる。

また、図１１に示すように、Ｔシャツなど、商品単体と使用状況とにおいて形状が変化する商品の場合には、商品の使用状態を表す３Ｄ形状のイメージ画像がアバター付商品画像１０５Ｂとして表示される。これにより、着衣したときに３Ｄアバターがどのように見えるかをユーザに視認させることができる。この３Ｄアバターのサイズ変更や位置変更なども可能である。なお、人間を模した顔つきのマネキンに着衣させた状態でアバター付商品を表示することも可能である。

図示しないが、３Ｄアバターの３Ｄ形状をそのまま模したフィギュア（図示しない）などは、そのサイズがイメージしにくい。このため、サイズの参照できるものを近くに表示したり、人間の掌の上に載せてみたりすることで、アバター付商品の実物をイメージしやすくできる。

具体的には、サーバ１０２の記憶部１２２には、予め商品の３Ｄ形状を模した商品ポリゴンデータが記憶されている。サーバ１０２の制御部１２１は、選択された商品の商品ポリゴンデータに対して、デフォルトで設定されている位置及び大きさで３Ｄ投影アバターを貼り付けてアバター付商品画像データを作成し、ユーザ端末１０３に供給する。

例えばユーザのユーザ端末１０３に対する操作に応じて、ユーザ端末１０３から３Ｄアバターを小さくする旨の要求信号が供給されると、サーバ１０２は、小さくした３Ｄ投影アバターを貼り付けてアバター付商品画像データを作成し、ユーザ端末１０３に供給する。

ユーザのユーザ端末１０３に対する操作に応じて、ユーザ端末１０３からアバター付商品画像が決定された旨の決定信号が供給されると、サーバ１０２は、商品ＩＤ、選択された商品、選択された選択パーツ、３Ｄ投影アバターの位置や大きさなどの商品指定情報をログインＩＤに紐づけて購入者ＤＢに登録する。

続いてサーバ１０２の制御部１２１は、ユーザ端末１０３に対して決済処理情報の入力を要求する。サーバ１０２の制御部１２１は、ユーザ端末１０３から供給された決済情報に基づいて決済処理を完了すると、アバター付商品を作製する作製装置１０４に対して商品指定情報及び作製要求信号を送信する。この結果、サーバ１０２の制御により、商品が作製される。

作製装置１０４は、商品指定情報に基づいてアバター付商品を作製する。作製装置１０４は、例えば商品がマグカップやＴシャツであれば、商品に対して印刷を行い、フィギュアであれば３Ｄプリンタで立体形状を印刷し、缶バッジなどであれば金属に印刷後に成形処理などを実行することにより、商品が自動的に作製される。

続いてサーバ１０２は、購入者ＤＢに登録されている送付先情報に基づいて、アバター付商品の梱包を行う作業場の印刷機などを制御して送付伝票などを印刷したり、出荷指示を表示するなどの送付処理を実行する。自動梱包装置がある場合には、サーバ１０２の制御により自動で商品が梱包され、宛名（郵送先）の記載された送付書が梱包物に貼り付けされる。

次に、アバター付商品作製システム１０１において実行される商品作製処理について、図１２のシステムチャートを用いて説明する。

ステップＳ３１において、ユーザ端末１０３は、予めインストールされているアプリケーションソフトウェア（以下、アプリと呼ぶ）を起動し、ログインＩＤ、パスワードなどのログイン情報を入力する。入力されたログイン情報はサーバ１０２へ送信される。ステップＳ１２１において、サーバ１０２は、購入者ＤＢを確認し、ログインＩＤとパスワードとが合致するとユーザを認証する。

ステップＳ１２２において、サーバ１０２は、ユーザ端末１０３に対してアバター選択画像データをユーザ端末１０３に送信する。

ステップＳ１３２において、ユーザ端末１０３は、複数のパーツの中から、自分（又は主人公とする人物）を表現する３Ｄアバターに使用するパーツを選択し、選択パーツ情報としてサーバ１０２へ送信する。

ステップＳ１２４において、サーバ１０２は、選択パーツ情報に基づいて３Ｄアバターを作製し、ユーザ端末１０３へ送信する。ステップＳ１３４において、ユーザ端末１０３は、表示された３Ｄアバターを確認し、３Ｄアバターの決定を行う。

ステップS１３５において、ユーザ端末１０３は、ユーザの操作に応じて選択された商品の商品ＩＤをサーバ１０２に送信する。

ステップＳ１２５において、サーバ１０２は、アバター付商品画像データを生成し、ユーザ端末１０３へ送信する。ステップＳ１３６において、ユーザ端末１０３は、ユーザによる確認完了を認識すると、決定信号をサーバ１０２へ送信する。

ステップＳ１２６において、サーバ１０２は、決済情報入力画面データをユーザ端末１０３に送信することにより、ユーザに対して決済処理の要求を行う。

ステップＳ１３７において、ユーザ端末１０３は、ユーザによって入力された決済情報をサーバ１０２へ供給する。ステップＳ１２７において、サーバ１０２は、決済処理を実行する。

ステップＳ１２８において、サーバ１０２は、商品指定情報を作製装置１０４に送信する。ステップＳ１４１において、作製装置１０４は、商品指定情報に基づく商品１０５を作製する。ステップＳ１２９において、サーバ１０２は、宛名や納品書などを印刷する送付処理を実行する。この後、商品１０５が梱包され、発送される。

＜第２の実施の形態の動作及び効果＞
以下、上記した実施形態から抽出される発明群の特徴について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下においては、理解の容易のため、上記各実施形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。また、各特徴に記載した用語の意味や例示等は、同一の文言にて記載した他の特徴に記載した用語の意味や例示として適用しても良い。

本発明のアバター付商品作製システムでは、サーバ（サーバ１０２）が、ユーザが保有するユーザ端末（ユーザ端末１０３）に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
前記ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作成するアバター作成ステップと、
前記サーバが、予め準備された印刷前の印刷前商品を模した印刷前画像データに対して、前記３Ｄアバターを配置したアバター付商品画像データ（アバター付商品画像１０５Ａ，１０５Ｂ）を生成するアバター付商品画像データ生成ステップと、
商品作製者が保有する作製端末（サーバ１０２及び作製装置１０４）が、前記アバター付商品画像データに基づきアバター付商品を作製するアバター付商品作製ステップとを備えることを特徴とする。

これにより、商品に合わせた違和感のないアバターを商品に付すことが可能である。また、例えば年少の子供を模して、いろいろな意匠やポーズを変えたアバターを使用でき、子供に着替えや特定のポーズをする負担をかけずにアバター付商品を作製することができる。

本発明のアバター付商品作製システムにおいて、前記アバター付商品画像データは、３Ｄデータとして作成されることを特徴とする。

これにより、ユーザはアバター付商品を３Ｄの画像データで確認することができるため、印刷の出方や相違する角度でアバター付商品のイメージを確認することができる。

本発明のアバター付商品作製システムにおいて、前記サーバは、予め準備された印刷前の商品を模した３Ｄポリゴンデータの表面に対して、前記３Ｄアバターを２次元で表した平面アバターを貼り付けることにより、前記アバター付商品画像データを生成することを特徴とする。

これにより、簡易な処理でアバター付商品画像データを生成することができる。

本発明は、例えば自分だけのオリジナル絵本やオリジナルグッズの制作・作製に利用することができる。

１ ：絵本制作システム
１０２ ：サーバ
１０３ ：ユーザ端末
４ ：製本者端末
５ ：絵本
２１ ：制御部
２２ ：記憶部
２４ ：外部インターフェース
２５ ：表示部
２６ ：出力部
５１ ：パーツ選択画面
５２ ：項目選択欄
５３Ａ ：パーツ
５３ＡＡ ：パーツ
５４ ：プレビューボタン
５５ ：２Ｄアバター
５６ ：ボタン
６１ ：アバターシミュレーション画面
６２ ：３Ｄアバター
６２Ａ ：３Ｄ投影アバター
１０１ ：アバター付商品作製システム
１０４ ：作製装置
１０５ ：商品
１０５Ａ，１０５Ｂ：アバター付商品画像

Claims (16)

1. サーバが、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
   前記ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
   前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作成するアバター作成ステップと、
   前記サーバが、前記３Ｄアバターを配置したアバター対商品を模したアバター付商品画像データを生成するアバター付商品画像データ生成ステップと、
   商品作製者が保有する作製者端末が、前記アバター付商品画像データに基づきアバター付商品を作製するアバター付商品作製ステップと
   を備えることを特徴とするアバター付商品作製システム。
2. 前記商品作製ステップでは、
   前記作製者端末が、接続された印刷機を用いて商品画像データを印刷する
   ことを特徴とする請求項１に記載の商品作製システム。
3. 前記サーバは、購入された商品に関する購入商品情報と、ユーザの氏名及び住所などに関するユーザ情報とを対応付けて記憶する商品購入リストを記憶しており、
   前記商品作製ステップにおいて、前記作製者端末は、前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザ情報のうち、商品をユーザに送付するために必要な送付情報を印刷する
   ことを特徴とする請求項２に記載のアバター付商品作製システム。
4. 前記アバター付商品画像データ生成ステップでは、
   前記アバター作製ステップにおいて作製された前記３Ｄアバターのアバター配置を、予め設定された設定アバター配置になるよう前記３Ｄアバターを配置する
   ことを特徴とする請求項１に記載のアバター付商品作製システム。
5. 前記サーバが、前記アバター作製ステップにおいて作製された前記３Ｄアバターのアバター配置の一部又は全部を、前記ユーザ端末を介したユーザの操作に応じて選択させる配置変更選択ステップを有し、
   前記アバター付商品画像データ生成ステップでは、
   ユーザによって選択された選択アバター配置に基づいて前記３Ｄアバターを配置する
   ことを特徴とする請求項１に記載のアバター付商品作製システム。
6. 前記画像表示ステップにおいて、
   前記パーツと共に、２次元の２Ｄアバターを表示させ、
   ユーザの前記パーツの選択に応じて、２Ｄアバターを変更する
   ことを特徴とする請求項１に記載のアバター付商品作製システム。
7. 前記ユーザ端末は、
   撮影可能なカメラ部と、
   撮影された画像が表示される表示部とを有し、
   前記カメラ部が前記商品に印刷された印刷３Ｄアバターを撮影すると、
   前記撮影中の画像において、前記表示部に表示された３Ｄアバターが動く
   ことを特徴とする請求項１に記載のアバター付商品作製システム。
8. 前記ユーザ端末は、
   撮影可能なカメラ部と、
   撮影された画像が表示される表示部と、
   音の出力が可能な音出力部とを有し、
   前記カメラ部が前記商品のページを撮影すると、
   前記ページに合わせた音が出力される
   ことを特徴とする請求項１に記載のアバター付商品作製システム。
9. 前記アバター付商品画像データは、３Ｄデータとして作成される
   ことを特徴とする請求項１に記載のアバター付商品作製システム。
10. 前記サーバは、予め準備された印刷前の商品を模した３Ｄポリゴンデータの表面に対して、前記３Ｄアバターを２次元で表した平面アバターを貼り付けることにより、前記アバター付商品画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項１に記載のアバター付商品作製システム。
11. コンピュータに対し、
    ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
    前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を取得する選択パーツ取得ステップと、
    前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンに対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作製するアバター作製ステップと、
    前記サーバが、前記３Ｄアバターを配置したアバター対商品を模したアバター付商品画像データを作製するアバター付商品画像データ生成ステップと、
    作製者が保有する作製者端末に対し、前記商品画像データに基づきアバター付商品を作製させる商品作製ステップと
    を実行させることを特徴とするアバター付商品作製プログラム。
12. サーバが、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
    ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
    前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンに対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作製するアバター作製ステップと、
    前記サーバが、前記３Ｄアバターを配置したアバター対商品を模したアバター付商品画像データを作製するアバター付商品画像データ生成ステップと、
    作製者が保有する作製者端末が、アバター付商品を作製する商品作製ステップと、
    を備えることを特徴とするアバター付商品の製造方法。
13. サーバが、ユーザが保有するユーザ端末に対して、アバター作製用の複数のパーツが表示されたパーツ選択画像を表示させる選択画像表示ステップと、
    前記ユーザ端末が、前記複数のパーツのうち、ユーザの操作に応じて選択された選択パーツを表す選択パーツ情報を前記サーバに送信する選択パーツ送信ステップと、
    前記サーバが、３Ｄ（Dimensional）ポリゴンの表面に対して、前記選択パーツを張り付けて３Ｄアバターを作成するアバター作製ステップと、
    前記サーバが、予め準備された絵本の画像データに対して、前記３Ｄアバターを配置したアバター付絵本画像データを生成するアバター付絵本画像データ生成ステップと、
    製本者が保有する製本者端末が、前記アバター付絵本画像データに基づき印刷をベースとした絵本を製本する絵本製本ステップと
    を備えることを特徴とする絵本制作システム。
14. 前記絵本は、
    音楽や読み聞かせなどの音データが収録される音データ収録部と、
    ユーザの絵本に対する操作を検知する操作検知部と、
    収録された前記音データを再生する音データ再生部と
    を有することを特徴とする請求項１１に記載の絵本制作システム。
15. 前記絵本画像データは、ＮＦＴ（Non Fungible Token）
    と紐付けられている
    ことを特徴とする請求項１又は請求項１１のいずれかに記載の絵本制作システム。
16. 前記絵本は、
    香りカプセルを含むインキで印刷されている
    ことを特徴とする請求項１１に記載の絵本制作システム。
    
    

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