JP2023009598A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動が光学部材へ伝わる状態と伝わらない状態とを切り替える。【解決手段】撮像素子126の被写体側において光軸C1上に光学フィルタ252を含む撮像ユニット250が配置される。切り替えボタン200に応じて、振動伝達部材350は、撮像ユニット250に対して離間(非接触)状態となって振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝えない第1状態と、撮像ユニット250に対して接触状態となって振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝える第2状態とに遷移する。【選択図】図5

Description

本発明は、撮像装置に関する。
撮像装置には、撮像光軸上に光学フィルタ(光学部材)として光学ローパスフィルタや赤外吸収フィルタ等が配置されるものがある。これらの光学フィルタの表面に塵埃等の異物が付着すると撮影画像の品位が低下する。これを回避するため、特許文献1では、光学フィルタを振動デバイスで振動させることにより、光学フィルタの表面に付着した塵埃等の異物を除去するいわゆるダストリダクション(以下、DLと称する)機能を設けることが開示されている。
特開2012-157139号公報 特開2014-164172号公報
しかしながら、振動デバイスは光学フィルタと物理的に常に接続状態にあるので、振動デバイスが発生させた振動は光学フィルタに常に伝わる。従って、光学フィルタへの振動の伝達の有無を切り替えることはできない。
一方、ユーザに操作感を与えるために振動デバイスを設ける撮像装置も開示されている。例えば特許文献2には、レリーズボタンの表面やグリップ部等に複数の振動デバイスを配置し、ユーザ操作に応じて振動デバイスを振動させることで、ユーザに操作感を付与する。
本発明は、振動が光学部材へ伝わる状態と伝わらない状態とを切り替えることを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被写体像を光電変換する撮像素子と、前記撮像素子の被写体側において、撮像光軸上に配置された光学部材と、駆動されることで振動を発生させる振動デバイスと、前記光学部材および前記振動デバイスの少なくとも一方に対して離間し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝えない第1状態と、前記光学部材および前記振動デバイスの双方に対して接触し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝える第2状態と、に遷移する伝達部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、振動が光学部材へ伝わる状態と伝わらない状態とを切り替えることができる。
カメラシステムの斜視図である。 カメラシステムのブロック図である。 ベースユニットの正面側の斜視図、背面側の分解斜視図を示す図である。 切り替えボタンと検知部の正面図、図4(a)のA-A線に沿う断面図である。 切り替えボタン、振動伝達部材および撮像ユニットの正面図、図5(a)のB-B線に沿う断面図である。 変形例における振動伝達部材を駆動する部分の模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1(a)、(b)、(c)は、本発明の一実施の形態に係る撮像装置が適用されるカメラシステムの斜視図である。このカメラシステムは、交換レンズを装着可能な撮像装置としてのレンズ交換式デジタルカメラ(以下、カメラ100という)と交換レンズ102とから構成される。
以降、各部の方向を、図1(a)等に示したX、Y、Z座標軸を基準として呼称する。ここでは便宜上、交換レンズ102の撮像光軸C1と平行な方向において、被写体側を前方と称する。従って、+Y方向が上方、+Z方向が前方である。+X方向は、被写体側から見て右方である。従って、図1(a)、(b)はそれぞれ、カメラシステムの前側斜視図、背面側斜視図を示している。図1(c)では、交換レンズ102がカメラ100から外れている状態が示されている。
交換レンズ102の外周には、回転操作リング103が設けられている(図1(a)、(c))。回転操作リング103は、交換レンズ102の光軸C1回りに回転操作可能である。ユーザは、焦点位置や露出値等の撮像条件を変更する機能を回転操作リング103に割り当てることができる。
カメラ100の-X側の前部には、ユーザがカメラ100を把持するためのフロントグリップ101が設けられている(図1(a))。フロントグリップ101は、前方に突出する。カメラ100の前部中央には、交換レンズ102を着脱可能とするマウント部107が設けられている(図1(c))。
カメラ100の上部には、電源レバー104、モードダイアル105、レリーズボタン106が備えられる。ユーザによる電源レバー104の操作によって、カメラ100の電源オン(ON)/オフ(OFF)が切り替わる。モードダイアル105の回転操作により各種撮像モードが切り替わる。各種撮像モードには、シャッタ速度や絞り値等の撮像条件をユーザが任意に設定可能なマニュアル静止画撮像モード、自動で適正な露光量が得られるオート静止画撮像モード、および動画を撮像するための動画撮像モード等がある。レリーズボタン106の押圧操作により撮像が開始される。
フロントグリップ101の内側には、後述する振動デバイス109が配置されている図1(a)、(c)。振動デバイス109は、例えばリニアアクチュエータ(LRA)タイプや圧電素子タイプの振動デバイスであり、振動強度(振幅)や振動周波数等の振動パラメータの設定が可変である。振動デバイス109は、回転操作リング103、モードダイアル105およびレリーズボタン106等のユーザによる操作に応じて振動を発生する。さらに、振動デバイス109は、振動パラメータを変更することで、様々なパターンの振動を発生させることができる。
カメラ100の背面には、背面操作部110と、表示部111とが設けられている(図1(b))。カメラ100の電源がオン状態であり、静止画または動画撮像モードが設定されている状態が撮影待機状態である。撮影待機状態のとき、表示部111には、撮像素子126(図2参照)により撮像されている被写体像の画像信号(スルー画像)が表示される。また、表示部111には、シャッタ速度や絞り値等の撮像条件を示す撮像パラメータが表示される。ユーザは表示部111の表示を見ながら背面操作部110を操作することによって撮像パラメータの設定値を変更することが可能である。
また、背面操作部110は、記録された撮像画像の再生を指示するための再生ボタンのほか、詳細設定画面へ移行するためのメニューボタンを含む。これらのボタンをユーザが操作することで、カメラ100は撮影を行えない非撮影状態となる。再生ボタンの押下により撮像画像が表示部111に再生表示される。メニューボタンの操作により表示部111に各種設定画面が表示される。背面操作部110におけるその他のボタン操作により各種設定を切り替えることが可能である。
カメラ100のマウント部107には、電気接点群108が備えられている。カメラ100とマウント部107に装着された交換レンズ102との、通信や電源供給は、電気接点群108を介して行われる。
図1(d)は、振動デバイス109の内部構造を示す模式図である。LRAタイプの振動デバイス109は、振動子109a、マグネット109b、バネ109c、コイル109dおよびベース109eを含む。振動子109aはマグネット109bを保持する。振動子109aは、ベース109eに対してバネ109cにより移動可能に結合されている。コイル109dは、マグネット109bの近傍に配置され、後述する制御部115(図2参照)と電気的に接続される。コイル109dは、制御部115から電流を与えられることで電磁力を発生させ、その電磁力とマグネット109bとの間の吸着力また反発力により振動子109aが往復運動し、振動デバイス109に振動が発生する。振動子109aの振動方向はZ方向と略平行である。
図2は、カメラシステムのブロック図である。図2で、カメラ100および交換レンズ102の電気的、光学的な構成を説明する。
制御部115はカメラシステム全体を制御する。交換レンズ102は、マウント部107の電気接点群108を介して制御部115と通信する。制御部115は、CPU、ROM、RAMおよびタイマを備える(いずれも図示せず)。ROMには、CPUにより実行される制御プログラムが格納されている。RAMは、CPUが制御プログラムを実行する際のワークエリアを提供する。
カメラ100は、電源部113、操作部114、撮像素子126、画像処理部131、表示部111、記憶部132を有する。電源部113は、カメラ100の各部に電力を供給する。操作部114は、前述した電源レバー104、モードダイアル105、レリーズボタン106および背面操作部110を含む。
交換レンズ102は、ズームユニット116、レンズ防振ユニット118、絞りユニット122、フォーカスユニット124、ズーム駆動部117、防振駆動部119、絞り駆動部123、フォーカス駆動部125を有する。ズームユニット116は、光軸C1方向に移動して変倍を行うズームレンズを含む。レンズ防振ユニット118は、光軸C1に対して直交するX軸/Y軸方向に移動(シフト)して像振れを低減(補正)するシフトレンズを含む。レンズ防振ユニット118は防振駆動部119により駆動される。絞りユニット122は、光量調節機能を有する。フォーカスユニット124は、光軸C1方向に移動して焦点調節を行う。
さらに、交換レンズ102は、回転操作リング103の回転を検出する回転検出部133を有する。制御部115は、回転操作リング103が操作されて回転検出部133を介して変倍の指示が入力されると、ズーム駆動部117を介してズームユニット116の駆動を制御することで変倍を行わせる。
制御部115は、操作部114から受けた絞り値の設定値または画像処理部131から取得した輝度信号に応じて、絞り駆動部123を介して絞りユニット122の駆動を制御する。制御部115は、画像処理部131から取得した焦点信号に応じて、フォーカス駆動部125を介してフォーカスユニット124の駆動を制御することで、オートフォーカスを行う。
また、カメラ100は、ミラーユニット153、ミラー駆動部154、シャッタユニット151、シャッタ駆動部152を有する。ミラーユニット153は、メインミラーとサブミラー(不図示)とから成り、ミラー駆動部154により駆動される。シャッタユニット151は、機械式のフォーカルプレーンシャッタ(不図示)から成り、シャッタ駆動部152により駆動される。
カメラ100は、ピッチ振れ検出部120a、ヨー振れ検出部120b、ピッチ防振演算部121a、ヨー防振演算部121b、デバイス駆動部134、振動デバイス109を有する。ピッチ防振演算部121aは、ピッチ振れ検出部120aからの振れ信号を用いて、レンズ防振ユニット118(シフトレンズ)のY軸方向でのシフト位置を算出する。また、ヨー防振演算部121bは、ヨー振れ検出部120bからの振れ信号を用いて、レンズ防振ユニット118のX軸方向でのシフト位置を算出する。
制御部115は、演算部121a、121bがそれぞれ算出したピッチ、ヨー方向のシフト位置に応じて、防振駆動部119を介してレンズ防振ユニット118のシフト位置を制御する。これにより、像振れを補正する防振動作が行われる。
また、制御部115は、レリーズボタン106による撮像指示操作に応じて、ミラー駆動部154、シャッタ駆動部152を介して、それぞれミラーユニット153、シャッタユニット151の駆動を制御する。これにより、交換レンズ102により形成された光学像(被写体像)が撮像素子126に露光され、撮像素子126によって光電変換され撮像信号として出力される。画像処理部131は、撮像信号に対して各種画像処理を行って画像信号を生成し、SDカードなどの記憶部132に記憶させる。表示部111は、画像処理部131から出力された画像信号(スルー画像)を表示したり、記憶部132に記録された撮像画像を再生表示したりする。
制御部115は、回転操作リング103や操作部114等の操作を検出すると、デバイス駆動部134を介して振動デバイス109を制御して振動を発生させる。このように、振動デバイス109がフロントグリップ101(図1(a))に振動を与えることで、フロントグリップ101を把持するユーザに対して回転操作リング103の回転操作に対するクリック感や操作部114の操作に対する操作感を与えることができる。制御部115およびデバイス駆動部134が協働して、振動デバイス109を駆動する駆動手段の機能を果たす。
また、図5等で後述するように、ユーザによる切り替えボタン200の押圧操作が検出されると、伝達部材としての振動伝達部材350が、振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝達しない位置から振動を伝達する位置へ変位する。さらに制御部115は、切り替えボタン200の押圧操作が検出されると、デバイス駆動部134を介して振動デバイス109を制御して振動を発生させる。従って、振動伝達部材350を介して撮像ユニット250に振動を伝達することで、撮像ユニット250に付着した塵埃等が除去される。この塵埃等の異物を除去する機能が、いわゆるダストリダクション機能(以下、DL機能と称する)である。
図3(a)は、ベースユニットの正面側の斜視図、図3(b)はベースユニットの背面側の分解斜視図を示す図である。
ベースユニット300は、外装カバーを固定するベース部材301を備えている。ベースユニット300の正面から側面にかけての表層には、弾性を有し且つユーザが把持するためのフロントグリップ101が設けられる。フロントグリップ101は、ベース部材301に不図示の両面テープ等により固定されている。さらに、フロントグリップ101は開口部101aを備えている。開口部101aから、後述するグリップ部305の表面が露出している。グリップ部305はフロントグリップ101の表面と面一、もしくはフロントグリップ101から+Z側へ飛び出るように配置される。従って、ユーザがフロントグリップ101を把持するとグリップ部305に接触する。
主に図3(b)に示すように、ベース部材301には、切り替えボタン200(図3(a))、振動デバイス109、検知部201、グリップ部305および振動伝達部材350が組み付けられている。振動デバイス109には、振動デバイス109を駆動するための回路が配線された振動デバイス基板部109fが接続されている。振動デバイス基板部109fは、不図示の制御回路基板と振動デバイス109とを電気的に接続する。振動デバイス109は、振動伝達部材350におけるデバイス固定部350aに対して不図示の両面テープ等により接着固定されている。
振動伝達部材350は、弾性部材で構成される。例えば振動伝達部材350は、ステンレスやアルミなどの金属で構成され、振動を伝搬させやすい材料で構成される。振動伝達部材350およびグリップ部305は、ベース部材301に対してビス303a、303bで固定される。ここで、ベース部材301は開口部301aを備えており、グリップ部305が開口部301aおよび開口部101aを貫通して外観に露出する。
グリップ部305とベース部材301との間には、振動減衰部材304が挟まれている。振動減衰部材304は、例えばゴムやエラストマなどのように、小さな力で大きく変形し、大きな弾性変形領域を持った材料で構成されている。従って、振動デバイス109が振動を発生させると、グリップ部305は振動する一方、振動減衰部材304によりベース部材301には振動が伝わり難い構成となっている。
振動伝達部材350は、板状部材を2カ所で屈曲させた形状をしており、デバイス固定部350aおよび腕部350bを有する。すなわち、X-Y平面に略平行なデバイス固定部350aから、腕部350bが延出し、腕部350bがさらに屈曲している。腕部350bの先端部は接触部350cとなっている。接触部350cは、振動伝達部材350における、デバイス固定部350aとは遠い側の端部に形成される。
切り替えボタン200(図3(a))は、振動伝達部材350の接触部350cの位置を切り替えるボタンである。切り替えボタン200は、ベース部材301に対して光軸C1と平行なZ方向に移動可能に保持され、Eリング206により抜け止めされている。また、切り替えボタン200とベース部材301との間に配置されたボタンばね205によって、切り替えボタン200は+Z方向に常に付勢されている。ユーザにより切り替えボタン200が-Z方向に押圧操作されると腕部350bが押し下げられ、腕部350bが撓むことで接触部350cの位置が-Z方向へ変化する。なお、接触部350cの位置の変化による効果については図5で後述する。
検知部201は、検知基板部202上に設置される検知センサ202aにより、切り替えボタン200が押されたことを検知する。検知基板部202は不図示の制御回路基板と電気的に接続されている。
次に、切り替えボタン200と検知部201による検知動作について図4を用いて説明する。図4(a)は、切り替えボタン200と検知部201の正面図である。図4(b)、(c)は、図4(a)のA-A線に沿う断面図である。図4(a)では振動伝達部材350の図示を省略している。図4(b)は、切り替えボタン200が押圧操作されていない第1位置にある状態を示し、図4(c)は、切り替えボタン200が押圧操作されている第2位置にある状態を示している。
振動伝達部材350は、第1状態と第2状態とに遷移する伝達部材である。第1状態は、振動伝達部材350が撮像ユニット250に対して離間(非接触)状態となって、振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝えない状態である。第2状態は、振動伝達部材350が撮像ユニット250および振動デバイス109の双方に対して接触状態となって、振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝える状態である。切り替えボタン200の第1位置、第2位置は、それぞれ、振動伝達部材350の第1状態、第2状態に対応する。
検知部201は、検知基板部202および保持部203を含む。検知基板部202は、不図示の両面テープ等によって保持部203に固定されている。検知基板部202は、ユーザが切り替えボタン200を操作したことを検知するための検知センサ202aを備える。検知センサ202aは、一例としてフォトインタラプタ(PI)である。
保持部203は、ビス204でベース部材301(図3(b))に固定される。切り替えボタン200は、操作面部材200a、受け部200b、検知腕200d、押圧部200e、振動減衰テープ200fを含む。受け部200bは軸部200cを有する。
軸部200cは、切り替えボタン200がZ方向に移動可能なようにベース部材301に嵌合されている。また、軸部200cは、Eリング保持溝200gを備えている。Eリング保持溝200gにEリング206が圧入保持されることで、切り替えボタン200はベース部材301に対して抜け止めされる。つまり、切り替えボタン200は、ボタンばね205(図3(a))に+Z方向に付勢された状態でベース部材301に保持されている。
切り替えボタン200が第1位置にある状態(図4(b))において、切り替えボタン200の検知腕200dは、検知センサ202aにおける検知位置202bに到達しない。従って、切り替えボタン200が押圧操作されていない第1位置にあるときは検知センサ202aによりボタン操作が検知されない。そのため、振動デバイス109は駆動されず振動は発生しない。また、切り替えボタン200の先端部である押圧部200eは、振動伝達部材350の腕部350bと接触しない(離間している)。従って、振動伝達部材350は第1状態である。
切り替えボタン200が第2位置にある状態(図4(c))において、切り替えボタン200の検知腕200dは、検知位置202bに到達している。従って、切り替えボタン200が押圧操作されている第2位置にあるときは検知センサ202aによりボタン操作が検知される。そのため、振動デバイス109は駆動されて振動が発生する。また、切り替えボタン200の押圧部200eは、振動伝達部材350の腕部350bと接触するため、腕部350bは押圧されて-Z方向へ撓んで変位する。従って、振動伝達部材350は第2状態となる。
ここで、伝達部材である振動伝達部材350を介することなくユーザに対して操作感を与える「所定の操作」をするための部材には、回転操作リング103、モードダイアル105、レリーズボタン106および背面操作部110のうち少なくとも1つが該当する。言い換えると、所定の操作は、変倍操作、モード変更操作、レリーズ操作または設定値変更操作の少なくとも1つを含む。一方、所定の操作をするための部材とは異なる部材であって、第1位置と第2位置とに変位する特定の操作部材には、切り替えボタン200が該当する。なお、「所定の操作」をするための部材に電源レバー104を含めてもよい。
次に、図5で、振動伝達部材350の接触部350c(図3(b))の位置の変化と撮像ユニット250への振動伝達について説明する。
図5(a)は、切り替えボタン200、振動伝達部材350および撮像ユニット250の正面図(+Z側から見た図)である。図5(b)、(c)は、図5(a)のB-B線に沿う断面図である。特に、図5(b)、(c)はそれぞれ、切り替えボタン200が第1位置、第2位置にある状態を示している。
撮像ユニット250は、固定部材251、撮像素子126(図2)、光学フィルタ252およびフィルタ保持枠253を含む。撮像素子126は固定部材251に固定され、固定部材251はベース部材301(図3(b))に固定されている。光軸C1方向における撮像素子126の+Z側に光学フィルタ252が設置されている。光学フィルタ252は、フィルタ保持枠253に保持され、撮像素子126の有効画素よりも広い範囲を覆う略矩形形状をしている。フィルタ保持枠253は固定部材251に固定されている。
撮像素子126の被写体側において光軸C1上(撮像光軸上)に配置された「光学部材」には、撮像ユニット250のうち少なくとも光学フィルタ252が該当する。なお、DL機能により異物を除去する対象となる光学フィルタの種類は問わない。
図5(b)、(c)に示すように、振動伝達部材350の接触部350cは、-Z側に突出する突部である。接触部350cは、Y方向を長手方向とし、接触部350cのY方向における長さはL0である(図3(b)参照)。一方、フィルタ保持枠253には、接触部350cに対応して保持溝253a(溝部)が形成されている。保持溝253aは-Z側に窪んでいる。
上述したように、ボタンばね205によって切り替えボタン200は+Z方向に常に付勢されている。従って、図5(b)に示すように、切り替えボタン200が押圧操作されていない状態では、切り替えボタン200の押圧部200eは振動伝達部材350の腕部350bとは接触しない。従って、腕部350bは自由状態であり、撓まない。すなわち、切り替えボタン200は、接触部350cがフィルタ保持枠253に対して離間する第1位置で保持される。振動伝達部材350は第1状態に維持されるので、仮に振動デバイス109が振動したとしても、その振動はフィルタ保持枠253に伝達されない。
切り替えボタン200が押圧操作されると、図5(c)に示すように、切り替えボタン200の押圧部200eが腕部350bと接触して押圧するので、腕部350bが撓み、接触部350cがフィルタ保持枠253と接触する位置まで移動する。すなわち、切り替えボタン200は、接触部350cがフィルタ保持枠253と接触する第2位置となる。より詳細には、接触部350cがフィルタ保持枠253の保持溝253aと嵌合的に係合接触する。また、振動伝達部材350は、振動デバイス109からの振動を、接触部350cを介してフィルタ保持枠253に伝達できる第2状態となる。特に、突部である接触部350cと凹部である保持溝253aとが当接することで、振動伝達部材350とフィルタ保持枠253との接触面積が増えるので、振動が効率的に伝達される。
上述したように、切り替えボタン200が、第2状態に対応する第2位置に変位すると、検知部201が切り替えボタン200の操作を検出し、振動デバイス109が振動を発生させる。振動伝達部材350は、振動デバイス109とは常に接触している。従って、振動デバイス109が発生させた振動が、振動伝達部材350を介して撮像ユニット250へ伝達される。これにより、ユーザが切り替えボタン200を操作することによって、DL機能が果たされる。なお、上記「所定の操作」がされると振動デバイス109から振動が発生するが、その場合でも、切り替えボタン200が押圧操作されない第1位置にあれば、上記振動は撮像ユニット250へ伝達されない。
図5(a)に示すように、光学フィルタ252の一辺252aのY方向における長さをL1とする。Y方向における保持溝253aの長さは、接触部350cのY方向における長さと同じL0である。すなわち、接触部350cと保持溝253aとの接触長さはL0である。長さL0は長さL1と同等以上である。これにより、振動デバイス109の振動は、光学フィルタ252上を、保持溝253a側の一辺252aから反対側の一辺252bまで均等に伝達する。従って、DL機能によって、光学フィルタ252上の塵埃などの異物を効率良く除去することができる。
なお、保持溝253aはフィルタ保持枠253に設けられたが、光学フィルタ252に設けられてもよい。その場合は、振動伝達部材350は光学フィルタ252に直接接触することになる。ただし、撮像素子126の投影を避ける必要がある。従って、振動伝達部材350と光学フィルタ252とは、光軸C1方向から見て撮像素子126を避けた領域で接触するように構成される。
また、振動デバイス109の振動子109aの移動方向、つまり振動デバイス109の振動方向は、接触部350cの付勢方向(-Z方向)や光軸方向と略平行である。これにより、光学フィルタ252へ効率よく振動を伝達することができる。
ところで、振動伝達部材350が振動すると、振動伝達部材350と接触している切り替えボタン200にも振動が伝わる。ここで、切り替えボタン200におけるユーザにより操作される操作面部材200a(図4(c))は、減衰部材としての振動減衰テープ200fにより受け部200bに対して貼り付け固定されている。振動減衰テープ200fは、弾性変形可能な両面テープや接着材などで構成される。従って、操作面部材200aへ伝達される振動は減衰される。これにより、切り替えボタン200を操作するユーザが感じる振動は減衰され、不快感を与えるおそれが抑制される。なお、この観点からは、操作面部材200a等のユーザに操作される部分と、振動伝達部材350を押圧する押圧部200e等の部分との間に、振動を減衰させる減衰部材が介在すればよい。
ところで、制御部115は、周波数や振幅、入力波形などを変化させることで、振動デバイス109の振動パターンを制御することができる。制御部115は、所定の操作が検知されたことに応じて振動デバイス109が振動する際の振動パターンと、切り替えボタン200が第2位置に変位したことが検知されたことに応じて振動デバイス109が振動する際の振動パターンとを異ならせる。つまり、制御部115は、所定の操作に応じた操作感用の振動パターンと、DL機能用の振動パターンとを異ならせる。例えば、制御部115は、操作感用の振動には、ユーザが知覚しやすい振動パターンを用い、DL用の振動には、光学フィルタ252上の塵埃などの異物を除去しやすい振動パターンを用いる。これにより、1つの振動デバイス109を、目的に適した振動発生に利用することができる。
本実施の形態によれば、振動伝達部材350が振動デバイス109の振動を撮像ユニット250へ伝えない第1状態と撮像ユニット250へ伝える第2状態とに遷移する。これにより、振動デバイス109の振動が光学フィルタ252等へ伝わる状態と伝わらない状態とを切り替えることができる。
また、切り替えボタン200が、第2状態に対応する第2位置に変位したことが検知されたことに応じて振動デバイス109が振動すると共に、その振動が振動伝達部材350を介して撮像ユニット250へ伝わる。従って、ユーザによる切り替えボタン200の操作によって、DL機能の実施/非実施を切り替えることができる。一方、振動デバイス109は、切り替えボタン200の操作とは別の所定の操作が検知されたことに応じて振動を発生させることで、振動伝達部材350を介することなくユーザに対して操作感を与える。よって、共通の振動デバイス109からの振動を、操作感用とDL用とに併用することができる。
仮に、DL専用の振動デバイスと操作感専用の振動デバイスとをそれぞれ搭載するとカメラが大型化する。しかし本実施の形態では、振動デバイス109共用化により部品点数の増加を抑制できるので、操作感用とDL用とで別々に振動デバイスを設ける構成に比べてカメラ100を小型・軽量化できる。よって、構成の複雑化の抑制や省スペース化に寄与する。
また、振動伝達部材350は弾性部材で成り、切り替えボタン200が第2位置になることで、振動伝達部材350を押圧して撓ませて第2状態にするので、構成が簡単である。
また、切り替えボタン200において、操作面部材200aと受け部200bとに貼り付け固定された振動減衰テープ200fが、操作面部材200aと押圧部200eとの間に介在する。これにより、切り替えボタン200の操作時にユーザに伝わる振動を減衰させ、与える不快感を抑制することができる。
また、第2状態においては、振動伝達部材350は撮像光軸方向と略平行な方向において撮像ユニット250を付勢し、振動デバイス109の振動方向は撮像光軸方向と略平行である。これにより、撮像ユニット250への振動の伝達効率を高めることができる。
また、第2状態における振動伝達部材350と撮像ユニット250との接触長さL0は、光学フィルタ252の一辺252aの長さL1以上である。これにより、光学フィルタ252上における振動の伝達を均等にし、異物の除去効率を高めることができる。
また、第2状態においては、振動伝達部材350における突部である接触部350cと、フィルタ保持枠253における凹部である保持溝253aとが当接する。これにより、振動伝達部材350とフィルタ保持枠253との接触面積を増やし、振動の伝達効率を高めることができる。
また、操作感用とDL機能用とで振動デバイス109の振動パターンを異ならせることで、共通の振動デバイス109を目的に適した振動発生に利用することができる。特に、従来のように、撮像素子の被写体側へ圧電素子を設置する構成に比べて、振動デバイス109には、強力な振動を発生させる構成を採用することが容易である。従って、DL機能の効率を高める上で有利である。
なお、DL機能を実施するために、切り替えボタン200を手動操作することで振動伝達部材350を駆動する構成を例示したが、これに限らず、振動伝達部材350を電気的に駆動・付勢する構成を採用してもよい。また、第1位置と第2位置とに変位する操作部材として切り替えボタン200を例示したが、これに限らず、接触部350cの位置を変位させる操作部材であればよく、例えば電源レバー104を適用してもよい。また、操作感用の振動を発生させる「所定の操作」をする操作部材とDL機能用の振動を発生させる操作部材との双方に該当する操作部材が存在してもよい。これらを考慮した変形例を図6(a)~(c)で説明する。
図6(a)、(b)、(c)はそれぞれ、第1、第2、第3変形例における振動伝達部材を駆動する部分の模式図である。
第1変形例(図6(a))では、振動伝達部材350を付勢する電気的な付勢部としてプッシュソレノイド601が採用される。プッシュソレノイド601は、プランジャ602を備え、カメラ100の筐体に対して固定された部分に固定される。プッシュソレノイド601の非動作時にはプランジャ602は振動伝達部材350に当接せず、振動伝達部材350は第1状態にある。プッシュソレノイド601が動作するとプランジャ602が突出して振動伝達部材350を押圧し、振動伝達部材350は第2状態に遷移する。
プッシュソレノイド601を動作させる操作部材は、所定の操作をする部材とは異なる切り替えボタン200でもよいが、電源レバー104であってもよい。例えば、電源レバー104の操作により電源ON状態のカメラ100が電源OFF状態へ遷移したことを制御部115が検知すると、制御部115はプッシュソレノイド601を動作させる。従って、ユーザがカメラ100の電源をOFFすることに応じてDL機能が実施される。なお、電源ON状態を基準に考えれば、電源レバー104のON位置が第1位置に対応し、電源レバー104のOFF位置が第2位置に対応する。
なお、電気的な付勢部としてプッシュソレノイド601に代えて、第2変形例(図6(b))に示すように、磁石603とコイル604との組み合わせを採用してもよい。振動伝達部材350にコイル604が配置されると共に、カメラ100の筐体に対して固定された部分に磁石603が固定される。コイル604と磁石603とは近接対向している。コイル604に電流が流れていない状態では振動伝達部材350は第1状態にある。コイル604に電流が流れると、電磁力によって磁石603から離れる方向へコイル604が移動する。すると振動伝達部材350は撓んで第2状態に遷移する。
また、本実施の形態では、振動伝達部材350は弾性変形することで第1状態と第2状態とに遷移した。しかしこれに限らず、第3変形例(図6(c))に示すように、部材自体の位置が移動することで第1状態と第2状態とに遷移する構成であってもよい。
例えば、振動伝達部材350に相当する振動伝達部材350-2と、カメラ100の筐体に対して固定された部分607との間に、圧縮状態のバネ605が介在する。第2変形例と同様に、磁石603とコイル604が設けられる。コイル604に電流が流れていない状態では、バネ605からの付勢力によって、振動伝達部材350は第1状態に維持される。コイル604に電流が流れると、電磁力によって磁石603に近づく方向へコイル604が移動する。すると振動伝達部材350-2が-Z方向へ全体的に移動することで、第2状態に遷移する。すなわち、接触部350cがフィルタ保持枠253に接触する。
なお、第2、第3変形例において、コイル604に電流を流すための操作をする操作部材は、第1変形例と同様に電源レバー104であってもよい。
なお、本実施の形態において、振動伝達部材350は、振動を伝達する/伝達しないために、切り替えボタン200の操作に応じて撮像ユニット250に対して接触/離間する構成であった。しかし、これとは逆に、撮像ユニット250に代えて、振動伝達部材350が振動デバイス109に対して接触/離間する構成であってもよい。あるいは、振動伝達部材350が撮像ユニット250および振動デバイス109の双方に対して接触/離間する構成であってもよい。
なお、本発明は、レンズ交換式でない撮像装置にも適用可能である。なお、本実施の形態において、「略」を付したものは完全を除外する趣旨ではない。例えば、「略平行」、「略矩形」は、それぞれ完全な平行、矩形を含む趣旨である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
109 振動デバイス
126 撮像素子
200 切り替えボタン
250 撮像ユニット
252 光学フィルタ
253 フィルタ保持枠
350 振動伝達部材

Claims (16)

  1. 被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子の被写体側において、撮像光軸上に配置された光学部材と、
    駆動されることで振動を発生させる振動デバイスと、
    前記光学部材および前記振動デバイスの少なくとも一方に対して離間し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝えない第1状態と、前記光学部材および前記振動デバイスの双方に対して接触し、前記振動デバイスの振動を前記光学部材へ伝える第2状態と、に遷移する伝達部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記振動デバイスは、所定の操作が検知されたことに応じて振動を発生させることで、前記伝達部材を介することなくユーザに対して操作感を与えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1状態に対応する第1位置と前記第2状態に対応する第2位置とに変位する操作部材と、
    前記振動デバイスを駆動する駆動手段と、を有し、
    前記駆動手段は、前記操作部材が前記第2位置に変位したことが検知されたことに応じて前記振動デバイスを駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記伝達部材は弾性部材であり、
    前記操作部材は、前記第1位置にあるときには前記伝達部材を押圧せず、
    前記操作部材は、前記第2位置にあるときには前記伝達部材を押圧して撓ませることで前記第2状態にすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記操作部材において、ユーザに操作される部分と、前記伝達部材を押圧する部分との間に、振動を減衰させる減衰部材が介在することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記伝達部材は、前記振動デバイスとは常に接触しており、
    前記伝達部材は、前記操作部材が前記第1位置にあるときには前記光学部材と接触せず、前記操作部材が前記第2位置にあるときには前記光学部材と接触することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記第2状態においては、前記伝達部材は前記撮像光軸方向と略平行な方向において前記光学部材を付勢することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記振動デバイスの振動方向は前記撮像光軸方向と略平行であることを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記光学部材は矩形であり、
    前記第2状態における前記伝達部材と前記光学部材との接触長さは、前記光学部材の一辺の長さ以上であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記第2状態においては、前記伝達部材と前記光学部材とは、前記撮像光軸方向から見て前記撮像素子を避けた領域で接触することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記第2状態においては、前記伝達部材の突部が前記光学部材の溝部と係合することで、前記伝達部材と前記光学部材とが接触することを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 前記伝達部材は弾性部材であり、
    電気的に駆動されて前記伝達部材を撓ませる付勢部を有し、
    前記付勢部は、前記操作部材が前記第1位置にあることが検知された場合は前記伝達部材を付勢せず、前記操作部材が前記第2位置にあることが検知された場合は前記伝達部材を付勢して撓ませることで前記第2状態にすることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  13. 前記所定の操作をするための部材とは異なる部材であって、前記第1状態に対応する第1位置と前記第2状態に対応する第2位置とに変位する操作部材と、
    前記振動デバイスを駆動する駆動手段と、を有し、
    前記駆動手段は、前記操作部材が前記第2位置に変位したことが検知されたことに応じて前記振動デバイスを駆動することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  14. 前記所定の操作が検知されたことに応じて前記振動デバイスが振動する際の振動パターンと、前記操作部材が前記第2位置に変位したことが検知されたことに応じて前記振動デバイスが振動する際の振動パターンとは異なることを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記所定の操作は、変倍操作、モード変更操作、レリーズ操作または設定値変更操作の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2、13または14に記載の撮像装置。
  16. 前記光学部材は、光学フィルタを含むことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像装置。
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