JP2023008255A - 音響処理装置および音響処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】音源を聞き取りやすくすることができる音響処理装置および音響処理方法を提供すること。【解決手段】実施形態に係る音響処理装置は、検出部と、補正部とを備える。検出部は、車両の室内における騒音ノイズをキャンセルするノイズキャンセル処理によりキャンセルされた騒音ノイズの室内における残留量を検出する。補正部は、残留量に基づいて、室内に出力する音源の出力音量を補正する。【選択図】図2

Description

本発明は、音響処理装置および音響処理方法に関する。
従来、車両の室内に流れるエンジン音やロードノイズ等の騒音ノイズを能動的にキャンセルするANC(Active Noise Cancellation)の機能を有する音響処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6-282281号公報
しかしながら、従来技術では、車両の性能上、騒音ノイズをキャンセルしきれない場合があり、かかる場合には、残留した騒音ノイズによってオーディオ等の音源が聞き取りにくくなるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、音源を聞き取りやすくすることができる音響処理装置および音響処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る音響処理装置は、検出部と、補正部とを備える。前記検出部は、車両の室内における騒音ノイズをキャンセルするノイズキャンセル処理によりキャンセルされた前記騒音ノイズの前記室内における残留量を検出する。前記補正部は、前記残留量に基づいて、前記室内に出力する音源の出力音量を補正する。
本発明によれば、音源を聞き取りやすくすることができる。
図1は、実施形態に係る音響処理方法の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る音響処理装置の構成を示すブロック図である。 図3は、補償ゲイン情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る音響処理装置が実行する音源の補正処理の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、変形例その1に係る音響処理方法を示す図である。 図6は、変形例その2に係る音響処理方法を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する音響処理装置および音響処理方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態により本発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて、実施形態に係る音響処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る音響処理方法の概要を示す図である。実施形態に係る音響処理方法は、図1に示す音響処理装置1によって実行される。
実施形態に係る音響処理方法では、車両Cの室内に流れる騒音ノイズをキャンセルするノイズキャンセル処理によりキャンセルされた騒音ノイズの室内における残留量を検出し、残留量に基づいて室内に出力する音源の出力音量を補正する。
まず、図1を用いて、ノイズキャンセル処理について説明する。図1に示すように、ノイズキャンセル処理では、第1処理部231と、第2処理部232と、第3処理部233と、第4処理部234と、第5処理部235とが処理を実行する。
第1処理部231は、エンジン回転数を取得し、エンジン回転数に基づいて参照信号を生成する。第2処理部232は、生成した参照信号を伝達関数に入力してキャンセル音の予測値を算出する。第3処理部233は、マイク100で集音した音(残留量)と、第2処理部232で算出した予測値とを乗算することで、第4処理部234の適応フィルタのフィルタ係数を更新する。つまり、マイク100は、室内の音を集音することで、ノイズキャンセル処理のキャンセル効果を監視するためのものである。
第4処理部234は、フィルタ係数が更新された適応フィルタに参照信号を入力することで、騒音ノイズをキャンセルするキャンセル音を生成する。第5処理部235は、リミッタによりキャンセル音の出力を制限することでキャンセル音の出力過多によりシステムが破損することを防ぐ。
このように、ノイズキャンセル処理では、第1処理部231~第5処理部235を実行することでキャンセル音を生成する。
ここで、図1に示すように、車両Cの室内では、キャンセル音に加えて音源がスピーカ200から出力される場合がある。かかる場合、騒音ノイズがキャンセル音により十分にキャンセルされなかったときには、残留した騒音ノイズによりマスクされてしまい、音源が聞き取りにくくなってしまうおそれがあった。
そこで、実施形態に係る音響処理方法では、騒音ノイズの残留量に応じて音源の出力音量を補正する。具体的には、実施形態に係る音響処理方法では、まず、キャンセル音によりキャンセルされた騒音ノイズの室内における残留量を検出する。
そして、実施形態に係る音響処理方法では、検出した残留量に基づいて、音源の出力音量を補正する。図1に示す例では、検出した残留量に基づいて、アンプ261のゲイン(以下では、補償ゲインと記載する)を決定し、アンプ261に適用する。
これにより、音源は、アンプ261により補償ゲインの分だけ出力音量が増加する。そして、アンプ261により出力音量が増加した音源をミキサ271によってキャンセル音と混合してスピーカ200から出力する。
すなわち、実施形態に係る音響処理方法では、騒音ノイズの残留量の分だけ音源の出力音量を増やすように補正する。これにより、室内に騒音ノイズが残留する場合であっても出力音量の増加により音源を聞き取りやすくすることができる。
なお、図1では、騒音ノイズとして、エンジン音を例に挙げたが、例えば、エンジンを搭載しない電気自動車等におけるロードノイズを騒音ノイズとしてもよい。なお、騒音ノイズがロードノイズである場合、第1処理部231は、加速度センサで検出された加速度に基づいて参照信号を生成する。
なお、図1では、ノイズキャンセル処理のキャンセル効果を監視するためのマイク100で集音した音から残留量を検出する構成を示した。これにより、残留量を検出するための専用のマイクを準備する必要がないため、コストを抑えることができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る音響処理装置1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る音響処理装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施形態に係る音響処理装置1は、マイク100と、回転数センサ110と、スピーカ200とに接続される。なお、図2では、キャンセル音および音源を1つのスピーカ200から出力する構成例を示しているが、キャンセル音および音源をそれぞれ別々のスピーカ200から出力する構成であってもよい。
マイク100は、車両Cの室内における音を検出する集音装置である。上述したように、マイク100は、後段のANC部23によるノイズキャンセル処理のキャンセル効果を監視するマイクである。
なお、図2に示す例では、マイク100は、ANC部23によるノイズキャンセル処理用と、検出部22による残留量の検出処理用とを兼ねた構成としたが、ANC部23によるノイズキャンセル処理用と、検出部22による残留量の検出処理用とを別々のマイク100で構成してもよい。
回転数センサ110は、車両Cのエンジン回転数を検出するセンサである。なお、上述したように、騒音ノイズがロードノイズである場合には、回転数センサ110に代えて加速度センサが用いられる。
スピーカ200は、車両Cの室内(例えば、ドア部)に配置され、室内へ向けてキャンセル音および模擬音を出力する出力装置である。
図2に示すように、実施形態に係る音響処理装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、取得部21と、検出部22と、ANC部23と、音源再生部24と、音源処理部25と、補正部26と、出力部27とを備える。記憶部3は、補償ゲイン情報31を記憶する。
なお、図2に示す構成例は一例であって、例えば、ノイズキャンセル処理に係る機能ブロック(取得部21およびANC部23)については、別装置として構成されてもよい。
ここで、音響処理装置1は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、データフラッシュ、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の取得部21、検出部22、ANC部23、音源再生部24、音源処理部25、補正部26および出力部27として機能する。
また、制御部2の取得部21、検出部22、ANC部23、音源再生部24、音源処理部25、補正部26および出力部27の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、たとえば、RAMやデータフラッシュに対応する。RAMやデータフラッシュは、補償ゲイン情報31や、各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、音響処理装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
補償ゲイン情報31は、後段の補正部26によって補償ゲインを決定するための情報である。図3は、補償ゲイン情報31の一例を示す図である。図3に示すように、補償ゲイン情報31は、「残留量(dBA)」および「補償ゲイン」といった項目を含む。
「残留量(dBA)」は、後段の検出部22によって検出される情報であり、室内における騒音ノイズの残留量を示す情報である。「補償ゲイン」は、後段の補正部26による出力音量の補正値を示す情報であり、上述したアンプ261のゲインである。
次に、制御部2の各機能(取得部21、検出部22、ANC部23、音源再生部24、音源処理部25、補正部26および出力部27)について説明する。
取得部21は、各種情報を取得する。例えば、取得部21は、マイク100に入力された室内の音の情報を取得する。また、取得部21は、回転数センサ110によって検出されたエンジン回転数の情報を取得する。
検出部22は、取得部21によって取得された音の情報に基づいて、音の大きさを検出し、検出した音の大きさを騒音ノイズの残留量として検出する。
ANC部23は、上述した第1処理部231~第5処理部235を有し、騒音ノイズをキャンセルするキャンセル音を生成する。具体的には、ANC部23は、まず、第1処理部231が、回転数センサ110によって検出されたエンジン回転数に基づいて参照信号を生成する。
つづいて、第2処理部232は、生成された参照信号を伝達関数に入力してキャンセル音の予測値を算出する。第3処理部233は、マイク100で集音した音と、第2処理部232で算出したキャンセル音の予測値とを乗算することで、第4処理部234の適応フィルタのフィルタ係数を更新する。
第4処理部234は、フィルタ係数が更新された適応フィルタに参照信号を入力することで、騒音ノイズをキャンセルするキャンセル音を生成する。第5処理部235は、リミッタによりキャンセル音の出力を制限することでキャンセル音の出力過多によりシステムが破損することを防ぐ。
そして、ANC部23は、第5処理部235から出力されたキャンセル音の情報を出力部27へ出力する。
音源再生部24は、車両Cの室内で流す音源を再生する。例えば、音源再生部24は、乗員の操作によって指定された音源を再生する。音源は、例えば、楽曲、動画の音声、ナビゲーション装置のシステム音等がある。
音源処理部25は、音源再生部24によって再生された音源に対してオーディオ処理を施す。具体的には、音源処理部25は、イコライザーによる処理や、タイムアライメント、ボリューム調整等のオーディオ処理を施す。
音源処理部25は、オーディオ処理が施された音源を補正部26へ出力する。
補正部26は、検出部22によって検出された残留量に基づいて、音源処理部25から入力された音源の出力音量を補正する。具体的には、補正部26は、記憶部3に記憶された補償ゲイン情報31を参照して、残留量に対応する補償ゲインを算出(決定)する。
つづいて、補正部26は、算出した補償ゲインを適用したアンプ261(図1参照)に音源を入力することで、音源の出力音量を補正する。補正部26は、出力音量を補正した後の音源を出力部27へ出力する。
出力部27は、補正部26から入力される音源と、ANC部23から入力されるキャンセル音とをミキサ271により混合してスピーカ200から室内へ出力する。
次に、図4を用いて、実施形態に係る音響処理装置1が実行する音源の補正処理の処理手順について説明する。図4は、実施形態に係る音響処理装置1が実行する音源の補正処理の処理手順を示すフローチャートである。
図4に示すように、まず、取得部21は、マイク100から室内に流れる音を取得する(ステップS101)。
つづいて、検出部22は、取得した音に基づいて、室内に残留する騒音ノイズの残留量を検出する(ステップS102)。
つづいて、補正部26は、補償ゲイン情報31を参照して、検出した残留量から補償ゲインを算出する(ステップS103)。
つづいて、補正部26は、算出した補償ゲインに基づいて、音源の出力音量を補正し(ステップS104)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係る音響処理装置1は、検出部22と、補正部26とを備える。検出部22は、車両Cの室内における騒音ノイズをキャンセルするノイズキャンセル処理によりキャンセルされた騒音ノイズの室内における残留量を検出する。補正部26は、残留量に基づいて、室内に出力する音源の出力音量を補正する。これにより、音源を聞き取りやすくすることができる。
なお、上述した実施形態では、マイク100で集音した音から残留量を検出したが、例えば、集音した音のうち、特定の周波数帯域以外の周波数帯域における残留量を検出するようにしてもよい。かかる点について、図5を用いて説明する。
図5は、変形例その1に係る音響処理方法を示す図である。図5に示すように、変形例その1では、音響処理装置1は、帯域フィルタ28をさらに備える。帯域フィルタ28は、マイク100によって集音された音のうち、特定の周波数帯域を阻止するフィルタである。帯域フィルタ28は、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ等の各種のフィルタを用いることができる。
例えば、帯域フィルタ28は、ノイズキャンセル処理によってキャンセルされる特定の周波数帯域を阻止する。つまり、検出部22は、特定の周波数帯域以外の周波数帯域における残留量を検出する。そして、補正部26は、音源の周波数帯域のうち、特定の周波数帯域以外の周波数帯域の出力音量を、残留量に基づいて補正する。
これは、特定の周波数帯域がノイズキャンセル処理によりキャンセルされているため、音源の聞き取りが良好であるためである。このため、仮に、特定の周波数帯域まで出力音量を補正してしまうと、特定の周波数帯域以外の周波数帯域との音量バランスが崩れるおそれがある。従って、変形例その1によれば、特定の周波数帯域の出力音量を補正しないようすることで、特定の周波数帯域と、それ以外の周波数帯域とで、音源の聞こえ方(音量)がばらつくことを高精度に回避することができる。
なお、図5では、ノイズキャンセル処理を施す特定の周波数帯域について、出力補正をしないようにしたが、例えば、騒音ノイズの周波数帯域毎の影響に応じた出力補正をしてもよい。
具体的には、検出部22は、まず、所定の周波数帯域毎に残留量を検出する。つづいて、補正部26は、音源について、所定の周波数帯域毎に出力音量を補正する。これにより、例えば、騒音ノイズの周波数帯域毎の影響に応じた出力補正を行う等、柔軟な出力補正が可能となる。
また、その他の変形例として、マイク100で集音した音から音源の成分を除いて残留量を検出する方法がある。かかる点について、図6を用いて説明する。
図6は、変形例その2に係る音響処理方法を示す図である。図6に示すように、変形例その2では、音響処理装置1は、第2処理部221と、論理回路222をさらに備える。
第2処理部221は、上述した第2処理部232と同様の伝達関数を有し、アンプ261から出力された音源を伝達関数に入力して室内における音源の予測値を算出する。
論理回路222は、マイク100で集音した音から第2処理部221で算出された予測値を減算する回路である。つまり、論理回路222は、マイク100に入力された音から音源の成分を除く処理を行う。
そして、検出部22は、マイク100に入力された音から音源の成分を除いた信号に基づいて残留量を検出する。そして、後段の補正部26は、音源の影響を除いた残留量に基づいて、補償ゲインを算出する。これにより、例えば、音源の音量を大きくした際に騒音ノイズが大きくなったと誤検知することを高精度に回避することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 音響処理装置
2 制御部
3 記憶部
21 取得部
22 検出部
23 ANC部
24 音源再生部
25 音源処理部
26 補正部
27 出力部
28 帯域フィルタ
31 補償ゲイン情報
100 マイク
110 回転数センサ
200 スピーカ
221 第2処理部
222 論理回路
231 第1処理部
232 第2処理部
233 第3処理部
234 第4処理部
235 第5処理部
261 アンプ
271 ミキサ
C 車両

Claims (6)

  1. 車両の室内における騒音ノイズをキャンセルするノイズキャンセル処理によりキャンセルされた前記騒音ノイズの前記室内における残留量を検出する検出部と、
    前記残留量に基づいて、前記室内に出力する音源の出力音量を補正する補正部と
    を備えることを特徴とする音響処理装置。
  2. 前記検出部は、
    前記ノイズキャンセル処理のキャンセル効果を監視するマイクに入力された音に基づいて前記残留量を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の音響処理装置。
  3. 前記検出部は、
    前記マイクに入力された音から前記音源の成分を除去した信号に基づいて前記残留量を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の音響処理装置。
  4. 前記検出部は、
    所定の周波数帯域毎に前記残留量を検出し、
    前記補正部は、
    前記音源について、前記所定の周波数帯域毎に前記出力音量を補正すること
    を特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の音響処理装置。
  5. 前記ノイズキャンセル処理は、
    特定の周波数帯域の前記騒音ノイズをキャンセルする処理であり、
    前記検出部は、
    前記特定の周波数帯域以外の周波数帯域における前記残留量を検出し、
    前記補正部は、
    前記音源の周波数帯域のうち、前記特定の周波数帯域以外の周波数帯域の前記出力音量を補正すること
    を特徴とする請求項4に記載の音響処理装置。
  6. 車両の室内における騒音ノイズをキャンセルするノイズキャンセル処理によりキャンセルされた前記騒音ノイズの前記室内における残留量を検出する検出工程と、
    前記残留量に基づいて、前記室内に出力する音源の出力音量を補正する補正工程と
    を含むことを特徴とする音響処理方法。
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