JP2023007989A - コーヒードリッパー - Google Patents
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Abstract
Description
ただ、ペーパーフィルタを用いるとコーヒー豆の油分が、ペーパーフィルタに浸み込んで除かれてしまう。油分まで取り除かれると、油分に在るコーヒーの旨みやコクが逃げてしまう。また、ペーパーフィルタは使い捨てになるため、コスト面を考えると望ましくない。
一方、セラミック濾過部材を用いたものは、使用続けることによって、セラミックのポーラスな細孔へ粉粒滓が入り込んで、目詰まりを起こす。洗浄や焼成等を行っても目詰まり除去が難しくなると、新たなセラミック濾過部材と交換しなければならない。
こうしたことから、金属製濾過皿を用いたドリッパーも提案されている(例えば特許文献1)。
段落0019には「…注ぎ入れた湯は、ゆっくりと上方濾過皿17の濾過孔17aから濾過して下方のドリッパー本体1の下付開口11に取付けた下方の濾過皿15のコーヒー粉Kを濡らしてコーヒー成分を濾過孔15a及びネット16を介して下方に摘下して、コーヒーポットPにコーヒー飲物を貯える。ネット16の篩目より大きい粉・固形物は濾過皿内に残される。」とあるが、上方濾過皿17の孔は大きくて、茶葉などは除けても、挽いたコーヒー豆は素通りする。また、段落0019のごとく、「…濾過皿15の内に、コーヒー粉Kを所定量置き」とし、実質、たった一枚のネット16に濾過処理を頼っている。よって、ネット16の篩目が細かいと直ぐに目詰まりを起こし、篩目が粗いとコーヒー豆の粒状滓までも通過してしまう問題がある。
第2発明は、第1発明で、ドリップ容器は容器側部の下端部分から前記底部をつくる内鍔部分が底部中央へ向けて延在し、該内鍔部分に囲まれた底部の中央が前記下方開口部となる穴開き容器にして、前記第一漉し具に係る中央部分が該下方開口部を塞ぎ、該中央部分よりも外方域の部分が該内鍔部分に載っていることを特徴とする。第3発明は、第1又は第2発明で、第二漉し具が、シート状に形成された前記第二網部と、該第二網部の周縁に沿って環状に設けられ、内側域が該第二網部の周縁部分を埋設一体化し、外側域が第二網部の全周に亘って該第二網部からヒレ状に外方へ張り出す合成樹脂製又はゴム製の第二ヒレと、を備え、該第二ヒレを前記下方開口部周りの前記ドリップ容器の内側周壁に当接させることを特徴とする。第4発明は、第1又は第2発明で、平面視略同じ大きさのシート状に形成された前記第一網部と前記第二網部とを重ね合わせ、且つ該第一網部及び該第二網部の周縁に沿って環状に設けられ、内側部分が該第一網部及び該第二網部の両周縁部分を埋設一体化して両網部を連結させると共に、外側部分が両網部の全周に亘って両網部からヒレ状に外方へ張り出す合成樹脂製又はゴム製の連結ヒレを、さらに具備して、第一漉し具と第二漉し具とが一体化され、該連結ヒレを前記下方開口部周りの前記ドリップ容器の内側周壁に当接させることを特徴とする。第5発明は、第2~第4発明において、ドリップ容器の側部で、前記内鍔部分から上方の近傍地点となる内側周壁に、複数の小突起を互いに離間して突出形成し、前記第一漉し具及び前記第二漉し具が、前記内鍔部分と該小突起との間に挟まれるようにして該内鍔部分に載って、前記ドリップ容器内に着脱自在に取付けられたことを特徴とする。
それでいて、第一網部よりも第二網部の方の網目を大きくして、上方開口から投入して第二漉し具上に載せたコーヒー粉体へお湯を注いで、第二網部、第一網部と順に漉すと、大きな粒径の粉粒滓は第二漉し具が捕集して通し、該第二漉し具を潜った細かい粉粒滓に限って第一漉し具が捕集して、抽出コーヒー液は通して濾過される。第二漉し具の網目よりも細かい網目の第一漉し具を採用して、雑味がなく、コーヒー本来の味・香り豊かなコーヒーを楽しむことができる。第二漉し具と第一漉し具が役割分担を果たして、細かい網目の第二網部を使用しても直ぐに目詰まりを起こすことなく、抽出した美味しいコーヒー液が、第二漉し具、第一漉し具を順に通過して、ドリップ液となって下方開口部から円滑に滴下する。
図1~図9は本発明のコーヒードリッパーの一形態で、図1はその分解斜視図、図2は図1のドリップ容器に第一漉し具及び第二漉し具をセットした斜視図、図3は図2の縦断面図、図4は第二漉し具の拡大断面図、図5は図4の第二漉し具の画像斜視図、図6は第一網部と第二網部を連結ヒレで連結し、両漉し具が一体化した拡大断面図、図7は図6の第一漉し具と第二漉し具の一体品をドリップ容器に取付けた縦断面図、図8は第一漉し具と第二漉し具と別形態のドリップ容器とを示す分解斜視図、図9は図8の第一漉し具と第二漉し具を図8のドリップ容器にセットした縦断面図を示す。各図は判り易くするため要部を強調図示し、また本発明と直接関係しない部分を省略する。
コーヒードリッパー1は、ドリップ容器2と第一漉し具3と第二漉し具4とを具備する(図1~図4)。
ドリップ容器2は、上方開口20の容器に係る底部22に、該上方開口20よりも小さい開口の下方開口部220がある穴開き底部22を有した陶器製容器になっている。ここで、本発明でいう上方開口20の「上方」とは、使用状態を示す図3のコーヒードリッパー1でいえば、その紙面上方を指し、下方開口部220の「下方」とは紙面下方を指す。
ここでは、コーヒーカップに似せてこれよりも一回り大きな図示のごとくカップ形状にして、下方開口部220を有し、また側部21の下端部分から外方に外鍔部23が延在するドリップ容器2とする。外鍔部23を設けることによって、図3ごとくの受けカップ6(又はサーバー等)の開口上縁にドリップ容器2を安定載置でき、抽出コーヒー液を受けカップ内60へドリップ可能とする。符号2a,25はドリップ容器2の外壁,把手、符号61,62,65は受けカップ6の側部,底部,把手を示す。
尚、本実施形態の第一漉し具3は第一網部31だけからなるが、次に述べる第二漉し具4のように、第一網部31に第二ヒレ42に相当するヒレを備えた漉し具としてもよい。
ドリップ容器2の上方開口20からコーヒー豆を挽いたコーヒー紛体7を投入して第二漉し具4上に載せた後、該コーヒー粉体へお湯8を注げば、第二網部41、次いで、第一網部31で漉すコーヒードリッパー1となる。ここで、前記第一網部31よりも該第二網部41の方の網目410が大きく設定される。詳しくは、30~50メッシュの粗い目開きの第二網部41が用いられる。
本実施形態の第二漉し具4は、シート状に形成された第二網部41と、合成樹脂製又はゴム製の第二ヒレ42と、を備えて、可撓性のある扁平化シート状体とする(図4,図5)。第二ヒレ42は、該第二網部41の周縁に沿って環状に設けられ、内側域42aが第二網部41の周縁部分411を埋設一体化し、外側域42bが第二網部41の全周に亘って、該第二網部41からヒレ状に外方へ張り出す。図1,図3のように第二漉し具4の平面視外径4dをドリップ容器2の底部22の内径よりも大きくする。第二漉し具4の外周部を撓ませ、第二ヒレ42の外周域が底部22近くの側部21に係る内側周壁211に当接して、第二漉し具4をドリップ容器2内に着脱自在に係止固定させる。第二漉し具4の第二網部41及び第二ヒレ42は可撓性を有する。図3のように、第二漉し具4の外周部にあたる第二ヒレ42又は/及び第二網部41を撓ませ、第二ヒレを前記下方開口部周りの前記ドリップ容器の内側周壁に当接させる。第二ヒレ42を撓ませ、第二ヒレ42を前記下方開口部220周りの前記ドリップ容器2の内側周壁211に当接させると、第二ヒレ42が有する可撓性,弾性変形のし易さによって、ドリップ容器2への第二漉し具4のセットが容易になり、さらに内側周壁211への第二ヒレ42の当接シール性も良好となる。また、使用後のドリップ容器2からの第二漉し具4の取外しも容易となる。
ここでの第二漉し具4は、下方開口部220を覆った第一網部31上に該第二網部41が上から重なるように押さえて、下方開口部220周りのドリップ容器2内に取付けセットされる。したがって、第一漉し具3が内鍔部分221に載っただけでも、第二漉し具4によってドリップ容器2に係止された状態となる。尚、図4では判り易くするため、第二ヒレ42の肉厚を大きく描くが、実際の肉厚は図5のごとく小さく、第二ヒレ42は薄肉化した扁平環状体になっている。
さらに、ここでの第二ヒレ42はシリコーン樹脂製又はシリコーンゴム製として、耐熱性に加え、ドリップ容器2に対し優れた粘着性を発揮させ、ドリップ容器2に取付けセットした第二漉し具4が底部22周りの側部21に係る内側周壁211への密着度合いを一段と高めさせている。故に、第一漉し具3,第二漉し具4を上方開口20から順に挿入し、図3のようにドリップ容器2に両漉し具3,4を取付けただけで、第二漉し具4上に載せたコーヒー紛体7へお湯8を注いで下方開口部220からドリップ液9を滴下させる際、コーヒー液や粉粒滓が第二漉し具4とドリップ容器2との間を通ってショートパスするのを確実に防げる製品になっている。
図6は、第一漉し具3と第二漉し具4との一体品で、図1~図5に代わる別形態図を示す。図7はこの一体品を図1のドリップ容器2に組込んだコーヒードリッパー1の断面図である。
第一漉し具3と第二漉し具4との一体品は、平面視略同じ大きさに形成された孔空きシート状の第一網部31と第二網部41との対向面同士を重ね合わせ、連結ヒレ5の内側部分5aで両網部31,41を連結させる。そして、外側部分5bが両網部31,41の全周に亘って該両網部からヒレ状に外方へ張り出す合成樹脂製又はゴム製の連結ヒレ5を形成して、第一漉し具3と第二漉し具4とを一体化している。連結ヒレ5は、第一網部31及び第二網部41の周縁に沿って環状に設けられ、内側部分5aが第一網部31及び第二網部41の両周縁部分311,411を埋設一体化している。
本実施形態は、第一漉し具3と第二漉し具4との一体品の平面視外径3d,4dを、実施形態1の第二漉し具4とほぼ同じにする。図6のように第一漉し具3,第二漉し具4の平面視大きさはドリップ容器2の底部22の内面よりも大きい。第一漉し具3,第二漉し具4の外周部を撓ませ、連結ヒレ5の外周域を底部22近くの側部21に係る内側周壁211に密着させて、第一漉し具3,第二漉し具4をドリップ容器2内に着脱自在に係止固定できるようにしている。
また、図示を省略するが、連結ヒレ5の外側部分5bを撓ませることによって、該外側部分5bを底部22近くの側部21に係る内側周壁211に密着させ、第一漉し具3,第二漉し具4をドリップ容器2内に着脱自在に係止固定させてもよい。連結ヒレ5の有する可撓性,弾性変形によって、連結ヒレの内側周壁211に密着度合が一層高まる。
他の構成は実施形態1と同様で、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
本実施形態は、実施形態1,2のドリップ容器2に代えて図8,図9に示すドリップ容器2を採用したコーヒードリッパー1とする。底部22の内鍔部分221は、図示のごとく側部21の下端部分から底部22中央へ向け水平に張り出す水平部分221aになっている。第一漉し具3が第一網部31のみからなり、第二漉し具4も第二網部41のみからなり、両網部31,41の平面視大きさを、底部22の平面視内面大きさよりも若干大きくする。
ドリップ容器2の側部21には、前記内鍔部分221から上方の近傍地点となる内側周壁211に、複数の小突起34が互いに離間して突出形成される。そうして、上方開口20から挿入された第一漉し具3及び第二漉し具4は、撓んで小突起34を乗り越え、内鍔部分221と該小突起34との間に挟まれるようにして該内鍔部分221に載り、ドリップ容器2内に着脱自在に取付けセットされる。第一漉し具3及び第二漉し具4に、特に第二ヒレ42や連結ヒレ5を設けなくても、一旦セットされた第一漉し具3及び第二漉し具4は小突起34が係止し、ズレ難くなっている。第一漉し具3及び第二漉し具4をドリップ容器2に安定設置できる所望のコーヒードリッパー1になる。
他の構成は実施形態1と同様で、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は相当部分を示す。
このように構成したコーヒードリッパー1は、第一漉し具3が下方開口部220を覆ってドリップ容器2内に取付けられ、また第二漉し具4が第二漉し具3の上面側に重なるようにして平面視で下方開口部220を覆ってドリップ容器2内に取付けられる。且つ、第一網部31の網目310よりも該第二網部41の方の網目410を大きくしているので、第一網部31に細かい網を採用しても、粉粒滓で直ぐに詰まるようなことがない。
コーヒードリッパー1でコーヒー液(ドリップ液9)を得ようとするなら、第二漉し具4上に載せたコーヒー粉体7へ、上方開口20からお湯8を注いで、抽出されたコーヒー液を例えば図3のような受けカップ6に滴下させていくことになる。斯かる場合、細かい網目310の第一網部31だけだと直ぐに目詰まりを起こすが、本コーヒードリッパー1は、大きな粒径の粉粒滓を、第一網部31よりも上方にある粗い目の第二網部41に捕捉させる。網目の大きさに違いがある第一網部31と第二網部41とが分離除去する粉粒滓の粒径を効果的に選択している。細かい網目310の第一網部31で直ぐに目詰まりを起こしてしまう粒度大の粉粒滓が、第一網部31に到達する前に、その上方域に在る第二網部41で捕捉する。
したがって、第二網部41を潜り抜けた細かい粒度の粉粒滓に対してだけ第二網部41が捕捉すれば済み、第二網部41の目詰まりが起き難くなる。したがって、たくさんの量の香り豊かなコーヒー液(ドリップ液9)を持続的且つ円滑に受けカップ6へ溜めることができる。
また、使用を終えたコーヒードリッパー1から第一網部31,第二網部41を、洗浄のため取り外す際は、図3の下方開口部220よりも下方から手の指等で、下方開口部220に覗く第一漉し具3を上方へ向けて突き上げれば、ドリップ容器2から第一網部31,第二網部41を簡単に取り外すことができる。
また、第二漉し具4で、内側域42aが該第二網部41の周縁部分411を埋設一体化し、外側域42bが第二網部41の全周に亘って該第二網部41からヒレ状に外方へ張り出す合成樹脂製又はゴム製の環状第二ヒレ42を備えると、金属製第二網部41の周縁に在る針金が手に直接触れないため安全性に富み、手を傷つけない。第二ヒレ42が可撓性を有するので、図3のように該第二ヒレ42を下方開口部220周りのドリップ容器内壁2bに密着させて下方開口部220を覆うことができる。この密着によって、図3のように第二漉し具4上にコーヒー紛体7をセットして、お湯8を注いでコーヒー液を抽出する際、粉粒滓やコーヒー液がドリップ容器2と第二漉し具4との間を潜り抜けるのを防止できる。第二漉し具4と第一漉し具3とで濾過処理されたコーヒー液だけが下方開口部220から滴下する優れたコーヒードリッパー1になる。
さらにいえば、図8,図9のような小突起34を形成して、第一漉し具3と第二漉し具4とが内鍔部分221と該小突起34との間に挟まれるようにして取付けられると、セットした第一漉し具3と第二漉し具4が上動等のズレがなくなり、設置安定した良好の漉し具として機能発揮できる。
かくのごとく、本コーヒードリッパー1は、上述した種々の優れた効果を発揮し極めて有益である。
2 ドリップ容器
20 上方開口
21 側部
22 底部
220 下方開口部
221 内鍔部分
3 第一漉し具
31 第一網部
4 第二漉し具
41 第二網部
41 第二ヒレ
5 連結ヒレ
5a 内側部分
5b 外側部分
7 コーヒー紛体
Claims (5)
- 上方開口の容器に係る底部に、該上方開口よりも小さい開口の下方開口部を有するドリップ容器と、
金属製ネットで形成された第一網部を有して、前記下方開口部を該第一網部で覆って前記ドリップ容器内に着脱自在にセットされた第一漉し具と、
金属製ネットで形成された第二網部を有して、平面視で前記下方開口部を該第二網部で覆って、該第一網部上に該第二網部が重なるようにして前記ドリップ容器内に着脱自在にセットされた第二漉し具と、を具備し、且つ該第一網部よりも該第二網部の方の網目を大きくして、
前記第二漉し具上にコーヒー粉体へ入れ、お湯を注いで該第二網部及び該第一網部で漉すようにしたことを特徴とするコーヒードリッパー。 - 前記ドリップ容器は容器側部の下端部分から前記底部をつくる内鍔部分が底部中央へ向けて延在し、該内鍔部分に囲まれた底部の中央が前記下方開口部となる穴開き容器にして、前記第一漉し具に係る中央部分が該下方開口部を覆い、該中央部分よりも外方域の部分が該内鍔部分に載っている請求項1記載のコーヒードリッパー。
- 前記第二漉し具が、シート状に形成された前記第二網部と、該第二網部の周縁に沿って環状に設けられ、内側域が該第二網部の周縁部分を埋設一体化し、外側域が第二網部の全周に亘って該第二網部からヒレ状に外方へ張り出す合成樹脂製又はゴム製の第二ヒレと、を備え、該第二ヒレを前記下方開口部周りの前記ドリップ容器の内側周壁に当接させる請求項1又は2に記載のコーヒードリッパー。
- 平面視略同じ大きさのシート状に形成された前記第一網部と前記第二網部とを重ね合わせ、且つ該第一網部及び該第二網部の周縁に沿って環状に設けられ、内側部分が該第一網部及び該第二網部の両周縁部分を埋設一体化して両網部を連結させると共に、外側部分が両網部の全周に亘って両網部からヒレ状に外方へ張り出す合成樹脂製又はゴム製の連結ヒレを、さらに具備して、第一漉し具と第二漉し具とが一体化され、
該連結ヒレを前記下方開口部周りの前記ドリップ容器の内側周壁に当接させる請求項1又は2に記載のコーヒードリッパー。 - 前記ドリップ容器の側部で、前記内鍔部分から上方の近傍地点となる内側周壁に、複数の小突起を互いに離間して突出形成し、前記第一漉し具及び前記第二漉し具が、前記内鍔部分と該小突起との間に挟まれるようにして該内鍔部分に載って、前記ドリップ容器内に着脱自在に取付けられた請求項2乃至4のいずれか1項に記載のコーヒードリッパー。
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