JP2023007135A - 遠隔監視装置 - Google Patents

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祐 長田
Yu Osada
隆弘 石原
Takahiro Ishihara
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Abstract

【課題】遠隔監視者が車両の遠隔監視を効率的に行うことができる遠隔監視装置を提供すること。【解決手段】遠隔監視装置は、自律的に走行可能であり、予め設定された区間で乗客を乗せて運行する車両から取得した情報を、ディスプレイに表示させるように構成されるプロセッサを備え、プロセッサが、車両から、車両の内外に設置されたカメラの映像と、車両の状況を示す情報とを含む運行情報を取得し、運行情報をディスプレイに表示させる。【選択図】図5

Description

本開示は、遠隔監視装置に関する。
通信ネットワークを介した通信により、自動運転車の状態を遠隔で監視する遠隔監視システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2020-149161号公報
自動運転車の状態を遠隔で監視する遠隔監視者(オペレータ)が、遠隔監視をより効率的に行うことができる技術が求められている。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、遠隔監視者が車両の遠隔監視を効率的に行うことができる遠隔監視装置を提供することを目的とする。
本開示に係る遠隔監視装置は、自律的に走行可能であり、予め設定された区間で乗客を乗せて運行する車両から取得した情報を、ディスプレイに表示させるように構成されるプロセッサを備え、前記プロセッサが、前記車両から、前記車両の内外に設置されたカメラの映像と、前記車両の状況を示す情報とを含む運行情報を取得し、前記運行情報を前記ディスプレイに表示させる。
本開示によれば、遠隔監視者が車両の遠隔監視を効率的に行うことができる。
図1は、実施形態に係る遠隔監視装置を含む遠隔監視システムの全体構成を示す概略図である。 図2は、実施形態に係る遠隔監視システムの各構成要素の詳細を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る遠隔監視装置がディスプレイに表示させる運行管理画面の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る遠隔監視装置がディスプレイに表示させる遠隔監視画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る遠隔監視装置が実行する遠隔監視方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。
本開示の実施形態に係る遠隔監視装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(遠隔監視システム)
実施形態に係る遠隔監視装置を含む遠隔監視システムについて、図1~図4を参照しながら説明する。遠隔監視システム1は、図1に示すように、遠隔監視装置10と、複数のディスプレイ20と、複数のカメラ30と、複数の車両40と、を有している。遠隔監視装置10および車両40は、いずれも通信機能を備えており、ネットワークNWを通じて相互に通信可能に構成されている。このネットワークNWは、例えばインターネット回線網、携帯電話回線網等から構成される。
(遠隔監視装置)
遠隔監視装置10は、自動走行中の車両40の状態を遠隔で監視するためのものである。遠隔監視装置10は、自動走行中の車両40から、ネットワークNWを通じて所定の情報を取得し、取得した情報を、遠隔監視者(オペレータ)が用いるディスプレイ20に表示させる。この遠隔監視装置10は、例えばワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータによって実現される。また、遠隔監視装置10は、例えば車両40の運行を管理する会社(例えばバス会社等)に設けられている。
また、本実施形態において、遠隔監視者とは、自動走行中の車両40の状態を遠隔で監視するオペレータのことであり、例えば一人で複数台(例えば8台)の車両40の状態を監視する。また、遠隔監視者は、具体的には、ディスプレイ20に表示される運行管理画面51(後記する図3参照)と、遠隔監視画面55(後記する図4参照)とを通じて、車両40の状態を監視する。
遠隔監視装置10は、図2に示すように、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、を備えている。制御部11は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等からなるプロセッサと、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等からなるメモリ(主記憶部)と、を備えている。
制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムを主記憶部の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等を制御することにより、所定の目的に合致した機能を実現する。制御部11は、記憶部13に格納されたプログラムの実行を通じて、情報表示部111および警告発信部112として機能する。
情報表示部111は、自動走行中の複数の車両40から、これらの車両40の内外に設置されたカメラ45の映像と、これらの車両40の状況を示す情報とを含む運行情報を取得する。そして、情報表示部111は、取得した運行情報を複数のディスプレイ20に表示させる。情報表示部111が車両40から取得する「車両40の状況を示す情報」には、例えば車両40の現在位置に関する情報(以下、「車両位置情報」という)、車両40の車速等のテルテールに対応する、車両状態に関する情報等が含まれる。
情報表示部111は、具体的には、図3に示すような運行管理画面51と、図4に示すような遠隔監視画面55とを、ディスプレイ20に表示させる。また、情報表示部111は、運行管理画面51および遠隔監視画面55を、それぞれ切り替え可能に表示させる。
図3は、運行管理画面51の一例を示している。この運行管理画面51では、予め設定された複数の経路ごとに、車両40の運行情報を表示する。運行管理画面51には、例えば切り替えタブ52、アラート一覧表示領域53およびロケーション表示領域54が含まれる。
切り替えタブ52は、運行管理画面51を別の画面(例えば遠隔監視画面55や設定画面等)に切り替えるためのタブである。また、アラート一覧表示領域53は、経路ごとの車両40の状況(アラート)を一覧で表示する領域である。このアラート一覧表示領域53では、発生時刻、対象の経路の番号、対象の車両40の番号およびアラートの内容を表形式で表示する。
アラート一覧表示領域53において、例えば「アラートNo.15」は、1号車の移動中に乗客が転倒したことを示している。また、アラート一覧表示領域53において、例えば「アラートNo.14,15」は、現在運行中の車両40に関するアラートを、「アラートNo.12,13」は、過去に運行した車両40に関するアラートを示している。
ロケーション表示領域54は、予め設定された複数の経路から選択した一つの経路と、当該経路を走行中の車両40を表示する領域である。このロケーション表示領域54は、対象経路表示領域541と、経路切替部542と、を有している。
対象経路表示領域541では、車両40が走行する経路(矢印線参照)と、当該経路を走行中の複数の車両40のシンボルマークとが、地図上に重畳して表示される。経路切替部542には、予め設定された複数の経路(ここでは経路1~4)を含む地図が表示されており、例えばポインティングデバイス等により、いずれかの経路を選択するか、左右の切替ボタン543,544を押すことにより、対象経路表示領域541に表示する経路を切り替え可能となっている。
このように、情報表示部111は、運行管理画面51において、各車両40の運行情報を、各車両40が走行する経路ごとに切り替え可能に表示させる。これにより、遠隔監視者が車両40の遠隔監視を効率的に行うことができる。
図4は、遠隔監視画面55の一例を示している。この遠隔監視画面55では、対象の車両40の具体的な運行情報を表示する。遠隔監視画面55は、例えば運行管理画面51において、切り替えタブ52を押すことにより、切り替えることが可能である。
遠隔監視画面55には、例えば切り替えタブ52、対象車両表示領域56、運行状況表示領域57、車両状態表示領域58、車両操作表示領域59、現在時刻等表示領域60、映像表示領域61およびアラート表示領域62が含まれる。
対象車両表示領域56は、遠隔監視画面55で表示中の車両40の番号を表示する領域である。また、運行状況表示領域57は、対象の車両40の運行状況を表示する霊異記である。この運行状況表示領域57では、予め設定された停留所ごとに、ダイヤおよび実績の停車時刻を表形式で表示する。
車両状態表示領域58は、車両40の状態を表示する領域である。この車両状態表示領域58には、車両40のテルテールに対応する情報と、運転モード、緊急SWおよび定員数に関する情報とが含まれる。「運転モード」は、車両40が自動運転モードと手動運転モードのどちらで走行中であるかを示している。また、「緊急SW」は、車両40の緊急時に押される緊急スイッチが押されたか否かを示している。また、「定員数」は、車両40が満車であるか否かを示している。
車両操作表示領域59は、遠隔監視者が車両40を遠隔で操作するためのボタンを表示する領域である。この車両操作表示領域59には、例えば車両40のドアを開閉するためのドア開閉ボタン591と、車両40を緊急停止させるための緊急停止ボタン592とが含まれる。
現在時刻等表示領域60には、現在の年月日および時刻と、現在の通信状態を示すアンテナマーク等が含まれる。映像表示領域61には、対象の車両40の車内または車外の映像が表示される。映像表示領域61の上部には、車内と車外の映像を切り替えるための切替ボタン611,612が設けられている。
アラート表示領域62は、対象の車両40の状況(アラート)を一覧で表示する領域である。このアラート表示領域62では、発生時刻、対象の車両40の番号およびアラートの内容を表形式で表示する。
ここで、情報表示部111は、運行管理画面51のアラート一覧表示領域53において、各車両40の状況を一覧で表示させるとともに、重要度の高い状況が発生した車両40がある場合、当該車両40の遠隔監視画面55へと自動的に切り替える。
「重要度の高い状況」としては、例えば電力の充電が完了した車両40が充電拠点から経路へと投入される場合、運行が完了した車両40が経路から充電拠点へと戻る(跳ね出される)場合、車両40の緊急停止や乗客の転倒等のトラブルが発生した場合、等が挙げられる。なお、車両40の緊急停止は、例えば車両40から取得した車両状態に関する情報に基づいて検知することができる。また、車両40の乗客の転倒は、例えば車両40から取得した車内の映像を、公知の画像解析技術を用いて解析することにより検知することができる。このように、重要度の高い状況が発生した場合、対応する車両40の遠隔監視画面55へと自動的に切り替えることにより、遠隔監視者が車両40の遠隔監視を効率的に行うことができる。
また、情報表示部111は、運行管理画面51において、アラート一覧表示領域53に表示されたいずれかアラートを選択する、またはロケーション表示領域54に表示された車両40のシンボルを選択することにより、当該車両40の遠隔監視画面55へと切り替えてもよい。このように、運行管理画面51において、各車両40の遠隔監視画面55を切り替え可能とすることにより、遠隔監視者が車両40の遠隔監視を効率的に行うことができる。
また、情報表示部111は、車両状態表示領域58に車両40のテルテールに対応する情報を表示させるとともに、当該テルテールに関連した映像を、映像表示領域61に表示させてもよい。この場合、情報表示部111は、例えば車両40が右ウインカーを点滅させたタイミングで、当該車両40のカメラ45によって撮影した、右側前方および右側後方の映像を、映像表示領域61に表示させる。このように、テルテールに対応する情報とともに、当該テルテールに関連した映像を表示させることにより、遠隔監視者が車両40の現在の状況を的確に把握することができる。
また、情報表示部111は、例えば車両40で緊急停止等のトラブルが発生し、遠隔監視装置10から救助業者(例えばJAF、民間の車両レスキュー等)に対して救助要請が行われている場合、運行管理画面51または遠隔監視画面55にその旨の情報を表示させてもよい。この場合、情報表示部111は、例えば救助業者が到着するまでの時間や、救助業者が救助に来る際の経路等を表示することができる。このように、救助要請に関する情報を表示させることにより、いつ救助が来るのか等を容易に把握することができる。
また、情報表示部111は、遠隔監視画面55に表示させている車両40が、特定のリスク度の高い状況となることが予想される場合、対象の車両40の遠隔監視画面55を強調表示させてもよい。「特定のリスク度の高い状況」とは、例えば以下の(1)や(2)のような状況を示している。なお、例えば以下の(3)のような状況は、特定のリスク度の高い状況には含まれない。
(1)時速50km/h以上で走行中であって、前後に他の車両がある場合において、車線変更または十字路を右左折する場合
(2)事故発生場所や、事故発生率の高い場所(ヒヤリ・ハット場所)を走行する場合
(3)時速10~20km/h程度で走行中、単に直進している場合
情報表示部111は、車両40から取得する車両位置情報および車両状態に関する情報に基づいて、車両40が将来的に特定のリスク度の高い状況となるか否かを判定することができる。また、遠隔監視画面55を強調表示する方法としては、例えば遠隔監視画面55の周囲に赤枠を付加する、遠隔監視装置10または遠隔監視画面55を表示中のディスプレイ20に接続されたスピーカ等から警告ブザーを発する、等の方法が挙げられる。このように、車両40のリスク度が高くなることが予想される際に、遠隔監視画面55を強調表示させることにより、運行中の車両40のトラブルの発生を事前に回避することができる。
警告発信部112は、遠隔監視画面55を見ている遠隔監視者に対して、所定の場合に警告を発信する。警告発信部112は、情報表示部111が遠隔監視画面55を強調表示させた際に、当該遠隔監視画面55に対応するカメラ30によって、遠隔監視者を撮影する。「遠隔監視画面55に対応するカメラ30」とは、遠隔監視画面55を表示しているディスプレイ20に取り付けられたカメラ30のことを示している。
続いて、警告発信部112は、カメラ30から取得した遠隔監視者の映像(または画像)に基づいて、公知の視線検知技術等を利用して、遠隔監視者の視線を検知する。そして、警告発信部112は、遠隔監視者の視線が遠隔監視画面55から外れている場合、遠隔監視者に対して警告を発信する。この警告を発信する方法としては、例えば遠隔監視装置10または遠隔監視画面55を表示中のディスプレイ20に接続されたスピーカ等から警告ブザーを発する、当該スピーカ等から「No.〇〇の画面(遠隔監視画面55)を見て下さい」等の警告音声を再生する、等が挙げられる。このように、車両40のリスク度が高くなることが予想される際に、遠隔監視者が遠隔監視画面55を注視するように促すことにより、運行中の車両40のトラブルの発生を事前に回避することができる。
通信部12は、例えばLAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路等から構成される。通信部12は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークNWに接続されている。そして、通信部12は、当該ネットワークNWに接続することにより、車両40との間で通信を行う。
記憶部13は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)およびリムーバブルメディア等の記録媒体から構成される。リムーバブルメディアとしては、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)のようなディスク記録媒体が挙げられる。記憶部13には、オペレーティングシステム(Operating System:OS)、各種プログラム、各種テーブル、各種データベース等が格納可能である。
また、記憶部13には、例えば車両40から取得した当該車両40の内外の映像、車両位置情報、車両状態に関する情報等が、必要に応じて格納される。
(ディスプレイ)
ディスプレイ20は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)やOLED(有機ELディスプレイ)等により実現される。このディスプレイ20は、例えば車両40の運行を管理する会社(例えばバス会社等)に設けられている。
ディスプレイ20は、例えば運行管理の対象となる車両40の台数と同じ台数だけ用いられる。そして、遠隔監視者は、これら複数のディスプレイ20に表示される運行管理画面51(図3参照)および遠隔監視画面55(図4参照)を通じて、車両40の運行管理および遠隔監視を行う。なお、ディスプレイ20は、遠隔監視者を撮影するためのカメラ30や、警告ブザーまたは警告音声を再生するためのスピーカ等を内蔵していてもよい。
(カメラ)
カメラ30は、例えばCCD(Charge Coupled Device)、CIS(CMOS Image Sensor)等の撮像素子を内蔵する撮影装置である。このカメラ30は、ディスプレイ20の台数と同じ台数だけ用いられる。また、カメラ30は、例えばディスプレイ20を見る遠隔監視者の視線を検知できる位置(例えばディスプレイ20の上部のベゼル部分等)に取り付けられている。なお、カメラ30は、ディスプレイ20と一体で構成されていてもよい。
カメラ30は、遠隔監視装置10の情報表示部111によって遠隔監視画面55が強調表示された際に、遠隔監視画面55を見ている遠隔監視者を撮影する。そして、カメラ30は、撮影した映像(または画像)を、遠隔監視装置10に送信する。
(車両)
車両40は、自律的に走行(自動走行)可能な移動体である。車両40は、例えば予め設定された区間で乗客を乗せて運行する自動運転バスである。車両40は、完全に無人で運行される場合と、セーフティドライバを乗せて運行される場合とがある。この「セーフティドライバ」は、例えばバス会社から派遣されるスタッフであり、自動運転中のトラブルに対処したり、あるいは乗客の安全を守ったりする(例えば乗客の転倒を防止等)役割を担う。
車両40は、図2に示すように、制御部41と、通信部42と、記憶部43と、測位部44と、カメラ45と、センサ群46と、を備えている。制御部41、通信部42および記憶部43は、ハードウェアとしては制御部11、通信部12および記憶部13と同様である。なお、車両40は、同図で示した構成以外にも、当該車両40の機能を実現するためのその他のハード構成(例えば駆動源等)も当然備えている。
通信部42は、例えばDCM(Data Communication Module)等から構成され、ネットワークNWを介した無線通信により、遠隔監視装置10との間で通信を行う。記憶部43には、例えば測位部44によって取得された車両位置情報、カメラ45によって撮影された車両40の内外の映像、センサ群46によって取得されたセンサデータ、車両40が自動走行する際に利用する3Dデジタル地図等が、必要に応じて格納される。
測位部44は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信して、車両40の車両位置情報を検出する。車両位置情報の検出方法は、GPS衛星を利用した方法に限定されず、例えばLiDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)と3次元デジタル地図とを組み合わせた方法等を利用してもよい。測位部44は、検出した車両位置情報を、遠隔監視装置10に常時または定期的に送信する。
カメラ45は、例えばCCD、CIS等の撮像素子を内蔵する撮影装置である。このカメラ45は、車両40の内外に複数配置されており、例えば車両40の入口付近、車両40の出口付近、車両40の座席付近、車両40の前方、車両40の後方等に配置されている。カメラ45は、撮影した車両40の内外の映像(または画像)を、ネットワークNWを経由して、遠隔監視装置10に送信する。
センサ群46は、自律走行を実現するための複数のセンサであり、例えば3D-LiDAR、ミリ波センサ、赤外線センサ、加速度センサ、GPSセンサ、車速センサ等によって構成される。センサ群46は、検出したセンサデータを、ネットワークNWを経由して、遠隔監視装置10に送信する。
(遠隔監視方法)
実施形態に係る遠隔監視装置10が実行する遠隔監視方法の処理手順の一例について、図5を参照しながら説明する。同図では、遠隔監視者が遠隔監視画面55を見ている場合を想定して説明を行う。
まず、情報表示部111は、複数の車両40の遠隔監視画面55を、対応するディスプレイ20にそれぞれ表示させる(ステップS1)。続いて、情報表示部111は、例えば車両位置情報および車両状態に関する情報に基づいて、各車両40の将来のリスク度をそれぞれ算出する(ステップS2)。続いて、情報表示部111は、リスク度が予め設定された閾値よりも高い車両40があるか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3において、リスク度が閾値よりも高い車両40があると判定した場合(ステップS3でYes)、当該車両40の状況に対応する映像を、ディスプレイ20に表示させる(ステップS4)。例えば車両40が、「時速50km/h以上で走行中であって、前後に他の車両がある場合において、車線変更する」場合、ステップS4では、「車両40の状況に対応する映像」として、車線変更する側の車線を写した映像や、車両40の後方を写した映像等をディスプレイ20に表示させる。
続いて、情報表示部111は、対応する遠隔監視画面55を強調表示させる(ステップS5)。続いて、警告発信部112は、遠隔監視画面55に対応するカメラ30によって、遠隔監視者を撮影する(ステップS6)。続いて、警告発信部112は、カメラ30から取得した遠隔監視者の映像(または画像)に基づいて、公知の視線検知技術等を利用して、遠隔監視者の視線を検知する(ステップS7)。
続いて、警告発信部112は、遠隔監視者の視線が遠隔監視画面55から外れているか否かを判定する(ステップS8)。ステップS8において、遠隔監視者の視線が遠隔監視画面55から外れていると判定した場合(ステップS8でYes)、警告発信部112は、警告ブザーや警告音声等を通じて、遠隔監視者に警告を発信する(ステップS9)。以上により、本処理を終了する。
なお、ステップS3において、リスク度が閾値よりも高い車両40がないと判定した場合(ステップS3でNo)、および、ステップS8において、遠隔監視者の視線が遠隔監視画面55から外れていないと判定した場合(ステップS8でNo)、情報表示部111および警告発信部112は、本処理を終了する。
以上説明したように、実施形態に係る遠隔監視装置によれば、車両40から取得した車両40の運行情報をディスプレイ20に表示させることにより、遠隔監視者が車両40の遠隔監視を効率的に行うことができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付のクレームおよびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 遠隔監視システム
10 遠隔監視装置
11 制御部
111 情報表示部
112 警告発信部
12 通信部
13 記憶部
20 ディスプレイ
30 カメラ
40 車両
41 制御部
42 通信部
43 記憶部
44 測位部
45 カメラ
46 センサ群
51 運行管理画面
52 切り替えタブ
53 アラート一覧表示領域
54 ロケーション表示領域
541 対象経路表示領域
542 経路切替部
543,544 切替ボタン
55 遠隔監視画面
56 対象車両表示領域
57 運行状況表示領域
58 車両状態表示領域
59 車両操作表示領域
591 ドア開閉ボタン
592 緊急停止ボタン
60 現在時刻等表示領域
61 映像表示領域
611,612 切替ボタン
62 アラート表示領域
NW ネットワーク

Claims (1)

  1. 自律的に走行可能であり、予め設定された区間で乗客を乗せて運行する車両から取得した情報を、ディスプレイに表示させるように構成されるプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    前記車両から、前記車両の内外に設置されたカメラの映像と、前記車両の状況を示す情報とを含む運行情報を取得し、
    前記運行情報を前記ディスプレイに表示させる、
    遠隔監視装置。
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