JP2023006929A - 空撮動画提供システム、情報端末装置、空撮動画提供方法および空撮動画提供プログラム - Google Patents

空撮動画提供システム、情報端末装置、空撮動画提供方法および空撮動画提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】無人航空機を用いて空撮した動画データを簡便な操作で提供することができる空撮動画提供システム、情報端末装置、空撮動画提供方法および空撮動画提供プログラムを提供する。【解決手段】情報端末装置100の通信部101は、無人飛行機200の備えるカメラ部203が撮像した動画データを無人飛行機100から受信し、受信した動画データを管理サーバ300に送信する。管理サーバ300の通信部301は、情報端末装置100から受信した、動画データを動画データ記憶部320に格納し、通信部301は、動画データの動画データ記憶部320における格納場所を示すURLを情報端末装置100に送信する。情報端末装置100の2次元コード生成部105は、管理サーバ300から受信したURLから2次元コードを生成し、入出力部103は、2次元コードを表示する。【選択図】図2

Description

特許法第30条第2項適用申請有り (1)令和2年7月13日 長崎県立北松農業高校 (2)令和2年8月22日,23日 長崎県平戸市中瀬草原キャンプ場 (3)令和3年4月10日,11日 Snow Peak Headquarters キャンプフィールド (4)令和3年6月7日,8日,9日,10日 静岡県下田市下田公園
本発明は、空撮動画提供システム、情報端末装置、空撮動画提供方法および空撮動画提供プログラムに関する。
近年、カメラを備えた無人航空機を操作し、上空から動画を撮像することによって、地上からは観ることができない、印象的な映像を提供することが、TV番組をはじめ、さまざまな場面で行われている。一方で、無人航空機の操作は、一定の訓練が必要であり、経験の少ない者が意図通りに無人航空機を飛行させることは難しかった。このような問題を解決するため、予め用意された経路パーツの指示を受付け、指示された連続する経路パーツから飛行経路を作成する技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2016-184288号公報
しかしながら、上述する特許文献1に記載した技術は、机上で作成した無人航空機の飛行経路で無人航空機を飛行させることは可能であるが、無人航空機に搭載したカメラを用いて撮像した動画の取扱いについてはなんら考慮されていない。例えば、観光客の要望に応え、観光地でのダイナミックな映像を無人航空機で撮像する場合、撮像した映像を動画データとして後日DVD(Digital Versatile Disc)等で郵送することが一般的であり、滞在時間の限られた観光客に対し、動画データをタイムリーに提供することはできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、無人航空機を用いて空撮した動画データを簡便な操作で提供することができる空撮動画提供システム、情報端末装置、空撮動画提供方法および空撮動画提供プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、情報端末装置が、無人飛行機の備えるカメラが撮像した動画データを無人飛行機から受信し、受信した動画データを管理サーバに送信し、管理サーバが、情報端末装置から受信した動画データを動画データ記憶部に格納し、動画データの動画データ記憶部における格納場所を示すURL(Uniform Resource Locator)を情報端末装置に送信し、情報端末装置が、管理サーバから受信したURLから2次元コードを生成し、2次元コードを表示することを特徴とする。
上述したように、本発明は、無人航空機を用いて空撮した動画データを簡便な操作で提供することができるという効果を奏する。
本実施例にかかる空撮動画提供システム10のデータの流れを示す説明図である。 本実施例にかかる空撮動画提供システム10の構成を示すブロック図である。 無人航空機制御データ記憶部110のデータ構成の一例を示す説明図である。 情報端末装置100と管理サーバ300とが実行する空撮動画提供処理手順を示すフローチャートである。 情報端末装置100と無人航空機200が実行する無人航空機制御処理手順を示すフローチャートである。 情報端末装置100と無人航空機200が実行する撮像開始判断処理手順を示すフローチャートである。 情報端末装置100と無人航空機200が実行するカメラ制御処理手順を示すフローチャートである。 情報端末装置100と無人航空機200が実行する操作受付処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照し本発明の実施例を説明する。なお、以下の説明は、実施の形態の一例であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1は、本実施例にかかる空撮動画提供システム10のデータの流れを示す説明図である。操作者1が操作する情報端末装置100は、無人航空機の飛行やカメラに関する制御データ等を無線通信によって無人飛行機200に送信することによって、無人航空機200の飛行やカメラを制御する。情報端末装置100は、無人飛行機200から送信された動画データ等を受信する。情報端末装置100は、動画データを管理サーバ300に送信し、動画データを格納した格納場所を示すURLを管理サーバ300から受信して、受信したURLから2次元コード、一例としてQRコード(登録商標)を生成し、画面に表示する。1または複数の顧客2のそれぞれが所持する携帯端末装置400は、情報端末装置100に表示された2次元コードを撮像することによってURLを取得し、URLで示す格納場所に格納された動画データをアクセスしてダウンロードする。
図2は、本実施例にかかる空撮動画提供システム10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、空撮動画提供システム10は、情報端末装置100と、無人航空機200と、管理サーバ300と、を備える。顧客2が携帯端末装置400を所持する。情報端末装置100と、無人飛行機200とは、無線通信で互いに通信可能に接続する。情報端末装置100と、管理サーバ300、携帯端末装置400とは、ネットワークNを介して互いに通信可能に接続する。ネットワークNは、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、移動体通信網等の任意の通信ネットワークおよびそれらの組合せであり、その一部または全部が有線または無線であってもよい。
情報端末装置100は、無人航空機200に制御データを送信して操作するとともに、無人航空機200が撮像した動画データ等を受信する。情報端末装置100は、タブレット端末やスマートフォン、パーソナルコンピュータ等の一般的なコンピュータであり、通信部101と、画像解析部102と、入出力部103と、動画編集部104と、2次元コード生成部105と、無人航空機制御データ記憶部110とを備える。
図3は、無人航空機制御データ記憶部110のデータ構成の一例を示す説明図である。無人航空機制御データ記憶部110は、無人航空機200の飛行経路やカメラを制御する制御データを記憶する。無人航空機制御データ記憶部110は、飛行パターンと、飛行データと、撮像条件と、その他の情報とを対応付けて記憶する。飛行パターンとは、飛行データを識別する情報である。飛行データは、無人航空機200の飛行経路を示すデータである。例えば、図3に示すように、飛行パターン“A”の飛行データは“地上→地上からX+Ym→地上”を記憶する。飛行データは、GPS(Global Positioning System)データであってもよい。
撮像条件は、無人航空機200の備えるカメラが動画を撮像する条件である。例えば、飛行パターン“A”の撮像条件は“地上からXm上昇~撮像開始からYm上昇”が記載されており、無人航空機200が地上からXm上昇したときから、さらにYm上昇するまでの間、カメラが動画を撮像すること(より具体的には、カメラで撮像した動画データを記憶部に格納すること)を示す。
その他の情報として、撮像条件に追加する撮像開始条件等を記載してもよい。例えば、人物の顔がカメラの方向に向いていることを動画データから判断できた場合を撮像開始の条件としてもよい。また、その他の情報として、カメラの向きを制御するデータを記憶してもよい。例えば、飛行パターン“C”において、上空で360°回転して撮像する際の撮像を開始する始点のカメラの向きを南東方向と記憶してもよい。
通信部101は、無人航空機200との間で4Gや5G、LTE(Long Term Evolution)、等の移動体通信、Wi-Fi(登録商標)等の無線LANの規格に従った無線通信、Bluetooth(登録商標)及びBLE(Bluetooth Low Energy)等の近距離通信等によって、データを送受信する。より具体的には、通信部101は、無人航空機200を制御する飛行データや撮像条件等を送信し、無人航空機200のカメラが撮像した動画データを受信する。通信部101は、動画データを管理サーバ300に送信し、動画データを格納した格納場所を示すURLを受信する。
画像解析部102は、無人航空機200から送信された動画データを解析する。より具体的には、画像解析部102は、動画データの画像フレームに含まれる人物の顔(または、人物の眼)がカメラの方向を向いているか否かを解析する。画像解析部102は、動画データの画像フレームに対象者や対象者群、対象物等が含まれているか否かを解析する。
入出力部103は、入力部と出力部とからなる。入力部は、キーボードやマウス、マイクロフォン、USBメモリを接続するインタフェースであるUSBポート、SDカードを挿入するSDカードスロット等である。出力部は、ディスプレイ、スピーカ等である。入出力部103は、液晶ディスプレイや有機ELパネル等とタッチセンサが重畳したタッチパネル等であってもよい。より具体的には、入出力部103は、画面に表示された飛行パターンの選択を受付ける。入出力部103は、撮像対象の指示や飛行の変更・修正等の操作の入力を受付ける。入出力部103は、無人航空機200から送信された、動画データを画面に表示してもよい。
動画編集部104は、無人航空機200から受信した動画データを、管理サーバ300の編集素材データ記憶部310から送信された素材データを用いて編集する。
2次元コード生成部105は、管理サーバ300から受信した、動画データ記憶部320に格納された動画データの格納場所を示すURLから2次元コードを生成する。
無人航空機200は、無人で遠隔操作や自動制御によって飛行できる航空機であり、ドローンとも称する。無人航空機200は、情報端末装置100からの指示に応じて飛行を開始し、選択された飛行パターンに対応付けられた飛行データに基づいて飛行する。無人航空機200は、通信部201と、飛行制御部202と、カメラ部203と、GPS部204とを備える。
通信部201は、情報端末装置100から送信された、飛行開始の指示や飛行データ、撮像条件、画像解析による解析結果等を受信する。通信部201は、カメラ部203が撮像した動画データやGPS部204が取得したGPSデータ等を情報端末装置100に送信する。
飛行制御部202は、飛行データに基づいてモータを駆動させ、複数のプロペラそれぞれを制御して無人航空機200の進行方向や飛行速度等を制御する。
カメラ部203は、CCD(Charged Coupled Devices)、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor) あるいはCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)等のイメージセンサによる撮像装置を備え、撮像条件、カメラに対する操作等に応じて撮像やカメラの向き等を制御する。
GPS部204は、地球の周囲を周回する複数の人工衛星からの信号を受信し、受信した信号から位置情報、例えば、地球上の位置である緯度、経度、及び高度を取得する。
管理サーバ300は、無人航空機200が撮像し、情報端末装置100によって送信された動画データを記憶するサーバである。管理サーバ300は、通信部301と、編集素材データ記憶部310と、動画データ記憶部320とを備える。
編集素材データ記憶部310は、動画データを編集する際に使用するテキストデータ、画像データ、音声データ等の素材データを記憶する。素材データには、例えば観光地の地名のテキストデータや施設等のロゴマークやご当地キャラクタの画像データ、BGM(background music)やナレーションの音声データ等を記憶する。
動画データ記憶部320は、情報端末装置100から送信された動画データを記憶する。
通信部301は、情報端末装置100および携帯端末装置400とネットワークNを介してデータを送受信する。より具体的には、通信部301は、情報端末装置100から送信された動画データを受信する。通信部301は、携帯端末装置400から送信された動画データのダウンロードのリクエストを受信し、受信したリクエストに応じた動画データを携帯端末装置400に送信する。
携帯端末装置400は、1または複数の顧客2のそれぞれが所持して操作するスマートフォン、タブレット端末等のコンピュータである。携帯端末装置400は、通信部401と、2次元コード読取部402と、動画データ記憶部410とを備える。
2次元コード読取部402は、情報端末装置200の画面に表示された2次元コードを撮像することによって動画データの格納場所を示すURLを取得する。
通信部401は、格納場所に格納された動画データのダウンロードのリクエストを管理サーバ300に送信し、管理サーバ300から送信された動画データを受信する。
動画データ記憶部410は、管理サーバ300から受信した動画データを格納する。
上述したように構成された空撮動画提供システム10において実行する空撮動画提供処理について説明する。図4は、情報端末装置100と管理サーバ300とが実行する空撮動画提供処理手順を示すフローチャートである。
情報端末装置100において、入出力部103は、編集素材の選択を受付ける(ステップS401)。編集素材の選択は、管理サーバ300の編集素材データ記憶部310に記憶する素材データの一覧からの選択、編集素材データ記憶部310に格納する素材データの格納場所を示す2次元コードの読込みによる選択等によって行う。選択された素材データは、動画編集部104に素材データとして設定される。入出力部103は、無人航空機制御データ記憶部110に記憶する飛行パターンのうちの1の飛行パターンを受付ける(ステップS402)。入出力部103は、飛行開始を受付ける(ステップS403)。例えば、入出力部103が画面に表示された“スタート”ボタンのタップ等を受付けることによって、無人航空機200が飛行を開始する。無人航空機制御処理を実行する(ステップS404)。無人航空機制御処理の詳細は、後述する。
通信部101は、無人航空機200が撮像した動画データを受信する(ステップS405)。動画編集部104は、素材データを用いて動画データを編集する(ステップS406)。より具体的は、動画編集部104は、選択された素材データ、例えばテキストデータや画像データ、音声データ等を予め定められたタイミングまたは目印となる対象物が撮像された場合に動画データに追加する。また、日付等のテキストデータやその他の映像効果、音響効果等を追加してもよい。通信部101は、編集後の動画データを管理サーバ300に送信する(ステップS407)。
管理サーバ300の通信部301は、情報端末装置100から受信した、編集後の動画データを動画データ記憶部320に格納する(ステップS408)。通信部301は、編集後の動画データを格納した格納場所であるURLを情報端末装置100に送信する(ステップS409)。
情報端末装置100の2次元コード生成部105は、管理サーバ300から受信したURLから2次元コードを生成する(ステップS410)。入出力部103は、2次元コードを画面に表示する(ステップS411)。携帯端末装置400の2次元コード読取部402は、情報端末装置100の画面に表示された2次元コードを撮像することによって、管理サーバ300の動画データ記憶部320に格納された編集後の動画データのURLを取得する。携帯端末装置400の通信部401は、編集後の動画データのURLとダウンロードの指示を送信し、編集後の動画データを管理サーバ300から受信し、動画データ記憶部410に格納する。
このように、情報端末装置100で飛行パターンや素材データを選択するという簡便な操作を行うことによって、無人航空機200による空撮動画を撮像することができ、観光客等に対し、その場で編集後の動画データを提供することができる。これにより、観光地等において上空から観た風景を含む映像を動画データとして容易に提供することができ、風景を観光資源として活用することができる。
次に、図4のステップS404の無人航空機制御処理の詳細について説明する 図5は、情報端末装置100と無人航空機200が実行する無人航空機制御処理手順を示すフローチャートである。無人航空機200の通信部201は 情報端末装置100が送信した飛行データおよび撮像条件を受信する(ステップS501)。 飛行制御部202は、飛行データに応じてプロペラ等を制御して飛行する(ステップS502)。GPS部204は、GPSデータを取得し、取得したGPSデータを、図示しない記憶部に格納する(ステップS503)。なお、通信部201は、GPSデータを記憶部に格納することに代えて、情報端末装置100に送信し、情報端末装置100の記憶部に格納してもよい。
カメラ部203は、撮像条件に合致するか否かを判断する(ステップS504)。例えば、撮像条件が“地上からXm上昇~撮影開始からYm上昇”である場合、GPSデータやモータの駆動データ等から無人航空機200が“地上からXm上昇~撮影開始からYm上昇”の範囲であるか否かを判断する。撮像条件に合致すると判断した場合(ステップS504:Yes)、カメラ部203は動画を撮像する(ステップS505)。カメラ部203は、撮像した動画データを、図示しない記憶部に格納する(ステップS506)。なお、通信部201は、動画データを記憶部に格納することに代えて、情報端末装置100に送信し、情報端末装置100の記憶部に格納してもよい。撮像条件に合致しないと判断した場合(ステップS504:No)、ステップS507に進む。
飛行制御部202は、飛行データに基づいて飛行を終了するか否かを判断する(ステップS507)。 飛行を終了しないと判断した場合(ステップS507:No)、 ステップS502に戻り、飛行を継続する。 飛行を終了すると判断した場合(ステップS507:Yes)、飛行データに基づいて飛行を終了する。
上述したステップS501では、情報端末装置100から飛行データと撮像条件のすべてを一度に受信するのではなく、飛行データを逐次情報端末装置100から受信してもよい。
次に、図5のステップS504の撮像条件に合致するか否かの処理において、さらに、動画データを用いて撮像を開始するか否かを判断する処理について説明する。図6は、情報端末装置100と無人航空機200が実行する撮像開始判断処理手順を示すフローチャートである。ステップS504において、撮像条件に合致すると判断した場合に(ステップS504:Yes)、ステップS505に代えて、図6の処理を実行する。
無人航空機200のカメラ部203は、動画を撮像する(ステップS601)。通信部201は、撮像した動画データを情報端末装置100に送信する(ステップS602)。
情報端末装置100の画像解析部102は、動画データを解析する(ステップS603)。例えば、画像解析部102は、動画データの画像フレームに含まれる人物の顔(または人物の目)がカメラの方向を向いているか否かを判断する。画像解析部102は、教師データで学習した人工知能を用いて人物の顔(または人物の目)がカメラの方向を向いているか否かを判断してもよい。通信部101は、解析結果を無人航空機200に送信する(ステップS604)。なお、画像解析処理は、情報端末装置100ではなく、無人航空機200で実行してもよく、また管理サーバ300や他のサーバで実行してもよい。
無人航空機200のカメラ部203は、解析結果に基づいて動画の撮像を開始するか否かを判断する(ステップS605)。解析結果に基づいて動画の撮像を開始しないと判断した場合は(ステップS605:No)、ステップS601に戻り、新たな動画を撮像する。このとき、無人航空機200は移動せず、例えば地上からXmの位置でホバリングしていてもよい。解析結果に基づいて動画の撮像を開始すると判断した場合は(ステップS605:Yes)、図5のステップS506に進み、動画データを記憶部に格納する。
このように、動画を撮像する条件に、撮像された動画データの解析結果を加えることによって、顧客2の希望に沿った動画を撮像することができる。例えば、人物の顔(または人物の目)がカメラの方向を向いていることを判断することによって人物の顔を漏れなく撮像することができる。また、人物の顔(または人物の目)に代えて、特定のジェスチャーや音声等を撮像開始の条件としてもよい。
次に、カメラの向きを制御する処理について説明する。図7は、情報端末装置100と無人航空機200が実行するカメラ制御処理手順を示すフローチャートである。かかるカメラ制御処理は、図5のステップS505に代えて、図7のステップS701~ステップS707を実行する。
無人航空機200のカメラ部203は、動画を撮像する(ステップS701)。通信部201は、撮像した動画データを情報端末装置100に送信する(ステップS702)。
情報端末装置100の画像解析部102は、動画データを解析する(ステップS703)。例えば、画像解析部102は、動画データの画像フレームに含まれる、1または複数の撮像対象(例えば、1または複数の人物の顔や指定した対象物、山などの自然物)の中心点を算出し、画像フレームの中心点と算出した中心点とのずれを解析結果として算出する。通信部101は、解析結果を無人航空機200に送信する(ステップS704)。なお、画像解析処理は、情報端末装置100ではなく、無人航空機200で実行してもよく、また管理サーバ300や他のサーバで実行してもよい。
無人航空機200のカメラ部203は、解析結果に基づいてカメラの向きを制御する(ステップS705)。より具体的には、カメラ部203は、上述した例では、1または複数の人物の顔の中心点が画像フレームの中心点となるようカメラの向きを修正する。また、カメラの向きの修正に加え、飛行制御部202によって無人航空機200自体の向きを修正してもよい。
このように、動画データを用いてカメラの向きを制御することによって、撮像対象を確実に含む動画を撮像することができる。なお、撮影対象を画像フレームに含めるようにカメラの向きを制御する処理は、地上からの所定の高さや所定の時間等のように予め定められた範囲で実行してもよい。
他の実施例として、飛行データに基づいて飛行する無人航空機200に対し情報端末装置100で入力された操作を受付ける処理について説明する。図8は、情報端末装置100と無人航空機200が実行する操作受付処理手順を示すフローチャートである。かかる操作受付処理は、図5のステップS502において、飛行データに含まれた操作受付処理を読み込んだ際に実行する。
無人航空機200の飛行制御部202は、操作受付の有無を判断する(ステップS801)。より具体的には、飛行制御部202は、飛行データに操作受付処理が記載されているか否かを判断する。操作受付が有ると判断した場合(ステップS801:Yes)、通信部201は、操作受付を情報端末装置100に送信する(ステップS802)。操作受付がないと判断した場合(ステップS801:No)、操作受付処理を行わない。
情報端末装置100の入出力部103は、無人航空機200から受信した操作受付に応じて操作の入力を受付ける(ステップS803)。例えば、入出力部103は、カメラの方向や無人航空機200のホバリング時間、飛行経路の変更・修正等の操作の入力を受付ける。通信部101は、入力された操作を無人航空機200に送信する(ステップS804)。
無人航空機200は、情報端末装置100から受信した、操作を実行する(ステップS805)。より具体的には、カメラ部203は、操作に応じカメラの向きを修正する。また、飛行制御部202は、操作に応じて無人航空機200のホバリング時間、飛行経路等を変更・修正等する。
このように、飛行データの途中に、情報端末装置100からの操作の入力を受付けることによって、そのときの状況に応じた動画を撮像することができる。また、予め定められた飛行データやカメラの向きに加えて、操作の入力を受付けることによって顧客ごとに異なる動画を撮像することができる。
予め設定された飛行データに対する操作を加えることによって、変更・修正等された、無人航空機200が実際に飛行した経路をGPSデータで記憶することができ、その後いつでも同様の飛行経路で無人航空機200を飛行させることができる。また、操作者1が自由に操作した場合であっても、無人航空機200が実際に飛行した経路をGPSデータで記憶することによって、そのGPSデータを使用して同様の飛行経路で無人航空機200を飛行させることができる。
他の実施例として、予め設定された飛行データではなく、予め定めた所定の人物を含む動画を撮像できるよう、情報端末装置100の画像解析部102が動画を解析し、解析結果を無人航空機200に送信し、飛行制御部202は、解析結果に基づいて、無人航空機200を飛行させ、カメラ部203は、カメラの向きを制御してもよい。
上述した実施例にかかる情報端末装置100、無人航空機200、管理サーバ300、携帯端末装置400等のハードウェア構成は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)又はGPU(Graphics Processing Unit)等の1又は複数のプロセッサを含み、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の外部記憶装置、通信制御装置等を備えたコンピュータであり、ROMやRAM、HDD等に記憶されたプログラムをCPU等が読み出し動作させることによって、上述した構成や機能を実現する。
情報端末装置100、無人航空機200、管理サーバ300、携帯端末装置400等で動作するプログラムは、インターネット等のネットワークNに接続されたコンピュータ上に格納しておき、ネットワークN経由でダウンロードさせることにより提供したり、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、DVD、USBメモリ、SDカード等のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録し提供してもよい。また、上述した機能や処理を実現するプログラムは、API(Application Programming Interface)やSaaS(Software as a Service)、クラウドコンピューティングという利用形態で提供してもよい。
なお、本発明は、上述した実施例そのままに限定されるものではなく、必ずしも物理的に図示のように構成されている必要はない。また、本発明は、実施例で説明した構成要素の全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じ、任意の単位で機能的または物理的に分割、統合、入替、変形または削除して構成することができる。
N…ネットワーク、10…空撮動画提供システム、100…情報端末装置、101…通信部、102…画像解析部、103…入出力部、104…動画編集部、105…2次元コード生成部、110…無人航空機制御データ記憶部、200…無人航空機、201…通信部、202…飛行制御部、203…カメラ部、204…GPS部、300…管理サーバ、301…通信部、310…編集素材データ記憶部、320…動画データ記憶部、400…携帯端末装置、401…通信部、402…2次元コード読取部、410…動画データ記憶部

Claims (11)

  1. 無人飛行機と無線通信する情報端末装置と、前記情報端末装置とネットワークを介して接続する管理サーバと、を備える空撮動画提供システムであって、
    前記情報端末装置は、
    前記無人飛行機の備えるカメラが撮像した動画データを前記無人飛行機から受信し、受信した前記動画データを前記管理サーバに送信する通信手段と、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記情報端末装置から受信した前記動画データを動画データ記憶部に格納する動画データ格納手段と、
    前記動画データの前記動画データ記憶部における格納場所を示すURLを前記情報端末装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記情報端末装置は、
    前記管理サーバから受信した前記URLから2次元コードを生成する2次元コード生成手段と、
    前記2次元コード生成手段が生成した前記2次元コードを表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする空撮動画提供システム。
  2. 前記情報端末装置は、
    前記無人飛行機から受信した前記動画データを編集する動画編集手段、をさらに備え、
    前記通信手段手段は、編集後の動画データを前記管理サーバに送信すること、を特徴とする請求項1に記載の空撮動画提供システム。
  3. 無人飛行機と、前記無人飛行機と無線通信する情報端末装置と、前記情報端末装置とネットワークを介して接続する管理サーバと、を備える空撮動画提供システムであって、
    前記情報端末装置は、
    前記無人飛行機の飛行経路を示す飛行データと、前記飛行データを識別する飛行パターンと、撮像条件と、を対応付けて記憶する無人航空機制御データ記憶手段と、
    前記無人航空機制御データ記憶手段に記憶する前記飛行パターンのうちの1の飛行パターンを受付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受付けた前記飛行パターンに対応付けられた前記飛行データおよび前記撮像条件を前記無人飛行機に送信する第1通信手段と、を備え、
    前記無人飛行機は、
    前記情報端末装置から受信した前記飛行データに従って飛行する飛行制御手段と、
    前記情報端末装置から受信した前記撮像条件に従って動画を撮像するカメラ手段と、
    前記カメラ手段によって撮像した動画データを前記情報端末装置に送信する第2通信手段と、を備え、
    前記情報端末装置は、
    前記無人飛行機が送信した前記動画データを編集する動画編集手段、を備え、
    前記第1通信手段が、編集後の動画データを前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、
    前記情報端末装置から受信した、前記動画データを動画データ記憶部に格納する動画データ格納手段と、
    前記動画データの前記動画データ記憶部における格納場所を示すURLを前記情報端末装置に送信する第3通信手段と、を備え、
    前記情報端末装置は、
    前記管理サーバから受信した前記URLから2次元コードを生成する2次元コード生成手段と、
    前記2次元コードを表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする空撮動画提供システム。
  4. 前記情報端末装置は、
    前記無人飛行機から受信した前記動画データを解析する画像解析手段、をさらに備え、
    前記第1通信手段が、前記画像解析手段で解析された解析結果を前記無人飛行機に送信し、
    前記無人飛行機は、
    前記カメラ手段が、前記情報端末装置から受信した前記解析結果に基づいて撮像を開始するか否かを判断すること、を特徴とする請求項3に記載の空撮動画提供システム。
  5. 前記情報端末装置は、
    前記無人飛行機から受信した前記動画データを解析する画像解析手段、をさらに備え、
    前記第1通信手段が、前記画像解析手段で解析された解析結果を前記無人飛行機に送信し、
    前記無人飛行機は、
    前記カメラ手段が、前記情報端末装置から受信した前記解析結果に基づいて前記カメラの向きを変更すること、を特徴とする請求項3に記載の空撮動画提供システム。
  6. 前記情報端末装置は、
    前記無人飛行機から受信した前記動画データを解析する画像解析手段、をさらに備え、
    前記第1通信手段が、前記画像解析手段で解析された解析結果を前記無人飛行機に送信し、
    前記無人飛行機は、
    前記飛行制御手段が、前記情報端末装置から受信した前記解析結果に基づいて飛行経路を変更すること、を特徴とする請求項3に記載の空撮動画提供システム。
  7. 前記無人飛行機は、
    前記飛行制御手段が、前記飛行データに含まれる操作受付の有無を判断し、
    前記第2通信手段が、前記飛行制御手段によって操作受付が有と判断した場合、操作受付を前記情報端末装置に送信し、
    前記情報端末装置は、
    前記受付手段が、前記無人飛行機から受信した操作受付に応じ、操作の入力を受付け、
    前記第1通信手段が、前記操作を前記無人飛行機に送信し、
    前記無人飛行機は、
    前記飛行制御手段が、前記情報端末装置から受信した前記操作に従って飛行し、
    または、前記カメラ手段が、前記情報端末装置から受信した前記操作に従って動画を撮像すること、を特徴とする請求項3に記載の空撮動画提供システム。
  8. 前記無人飛行機は、
    前記無人飛行機の飛行した位置を示すGPSデータを取得し、取得した前記GPSデータを記憶部に格納するGPS手段、をさらに備えることを特徴とする請求項3~7のいずれか1つに記載の空撮動画提供システム。
  9. カメラを備える無人飛行機と無線通信する情報端末装置であって、
    前記無人飛行機の飛行経路を示す飛行データと、前記飛行データを識別する飛行パターンとを対応付けて記憶する無人航空機制御データ記憶手段と、
    前記無人航空機制御データ記憶手段に記憶する前記飛行パターンのうちの1の飛行パターンを受付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受付けた前記飛行パターンに対応付けられた前記飛行データに従って飛行する前記無人飛行機の備える前記カメラが撮像した動画データを受信するとともに、受信した前記動画データをネットワークで接続する管理サーバに送信する通信手段と、
    前記管理サーバから受信した前記動画データの格納場所を示すURLから2次元コードを生成する2次元コード生成手段と、
    前記2次元コードを表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報端末装置。
  10. カメラを備える無人飛行機と無線通信し、前記無人飛行機の飛行経路を示す飛行データと、前記飛行データを識別する飛行パターンとを対応付けて記憶する無人航空機制御データ記憶部を備えるコンピュータで実行される空撮動画提供方法であって、
    前記無人航空機制御データ記憶部に記憶する前記飛行パターンのうちの1の飛行パターンの指示を受付ける受付ステップと、
    前記受付ステップによって受付けた前記飛行パターンに対応付けられた前記飛行データに従って飛行する前記無人飛行機の備える前記カメラが撮像した動画データを受信するとともに、受信した前記動画データをネットワークで接続する管理サーバに送信する通信ステップと、
    前記管理サーバから受信した前記動画データの格納場所を示すURLから2次元コードを生成する2次元コード生成ステップと、
    前記2次元コードを表示する表示ステップと、
    を含むことを特徴とする空撮動画提供方法。
  11. 請求項10に記載した空撮動画提供方法をコンピュータに実行させることを特徴とする空撮動画提供プログラム。
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