JP2023006476A - 情報表示システム、情報表示方法、及び、情報表示プログラム - Google Patents

情報表示システム、情報表示方法、及び、情報表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種データを効率良く画面に表示させる情報表示システムを提供する。【解決手段】情報表示システムは、ディスプレイと、ユーザ操作を受け付ける入力装置と、ディスプレイ及び入力装置に接続される制御装置と、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶するデータベースと、を備え、制御装置は、データベースを参照し、各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフを、ディスプレイに表示させるグラフ表示制御部と、グラフのデータ点を選択するユーザ操作を入力装置が受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において表示パラメータと関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報をディスプレイに表示させる情報表示制御部とを有する。【選択図】図1

Description

本開示は、情報表示システム、情報表示方法、及び、情報表示プログラムに関する。
特許文献1は、射出成形工程で得られた情報を画面に表示する装置を開示する。この装置は、生産達成率を示す情報と異常発生を示す情報とを共通の時間軸に沿って表示するとともに、成形条件変更の有無、金型温度、充てん時間、クッション位置の変化を共通の時間軸に沿って同一の画面に表示する。これにより、情報の相関が一目でわかるように表示される。
特開2004-230901号公報
ところで、特許文献1記載の装置を鋳物の製造工程に適用することが考えられる。鋳物の製造工程は、砂処理工程、造型工程、中子工程、溶解工程、注湯工程、冷却搬送工程、後処理工程及び検査工程を含み、それらの工程で計測及び算出されるデータは多種に渡る。このため、本開示は、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種データを効率良く画面に表示させる技術を提供する。
本開示の一側面に係る情報表示システムは、ディスプレイと、ユーザ操作を受け付ける入力装置と、ディスプレイ及び入力装置に接続される制御装置と、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶するデータベースと、を備え、制御装置は、データベースを参照し、各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフを、ディスプレイに表示させるグラフ表示制御部と、グラフのデータ点を選択するユーザ操作を入力装置が受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において表示パラメータと関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報をディスプレイに表示させる情報表示制御部とを有する。
この情報表示システムでは、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフが表示される。そして、表示パラメータのグラフのデータ点を選択するユーザ操作を入力装置が受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において表示パラメータと関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報がディスプレイに表示される。このように、情報表示システムは、情報を表示しつつ、ユーザ操作により選択されたデータ点に関連する他種のパラメータに係る情報をユーザ操作に応じて表示させることにより、ユーザが確認したい情報をユーザが必要とするタイミングで表示させることができる。よって、情報表示システムは、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種データを効率良く画面に表示させることができる。
一実施形態においては、情報表示制御部は、ユーザ操作によって選択されたデータ点において表示パラメータと関連付けられた各種パラメータのうち予め設定された表示条件に合致したパラメータに係る情報をディスプレイに表示させてもよい。このように構成することで、情報表示システムは、例えば、表示パラメータの傾向の分析に必要なパラメータに係る情報のみを表示させることができるので、見るべき情報を一目でユーザに把握させることができる。
一実施形態においては、情報表示制御部は、少なくとも一種のパラメータのうち予め設定された強調条件に合致したパラメータに係る情報を強調表示させてもよい。このように構成することで、情報表示システムは、例えば、より確認すべきパラメータをユーザに視覚的に把握させることができる。
一実施形態においては、情報表示制御部は、表示パラメータのデータ点が表示パラメータに予め設定された自動表示条件を満たす場合、ユーザ操作に関わらず、データ点における少なくとも一種のパラメータに係る情報をディスプレイに表示させてもよい。このように構成することで、情報表示システムは、例えば表示パラメータのデータ点のうち注目すべきデータ点においてパラメータに係る情報を能動的に表示させることで、当該パラメータをユーザに把握させることができる。一実施形態においては、情報表示制御部は、表示パラメータのデータ点が表示パラメータに予め設定された許容範囲から外れた場合、データ点は自動表示条件を満たすと判定し、自動表示条件を満たすデータ点のうち、許容範囲から最も外れたデータ点における少なくとも一種のパラメータに係る情報をディスプレイに表示させてもよい。このように構成することで、情報表示システムは、パラメータに予め設定された許容範囲から最も外れたデータ点において各種パラメータをユーザに把握させることができる。
一実施形態においては、情報表示制御部は、予め設定された表示終了条件が満たされた場合にユーザ操作によって表示されたパラメータの表示を終了させ、グラフのデータ点を選択するユーザ操作が第一ユーザ操作である場合には、表示終了条件が満たされた場合であってもユーザ操作によって表示されたパラメータに係る情報の表示を継続してもよい。このように構成することで、情報表示システムは、ユーザ操作に応じて、ユーザ操作によって表示されたパラメータに係る情報の表示を継続させたり、表示を終了させたりすることができる。
一実施形態においては、情報表示制御部は、グラフのデータ点を選択するユーザ操作が複数のデータ点を選択するユーザ操作である場合には、複数のデータ点に関するパラメータに係る情報を表形式で纏めて表示させてもよい。このように構成することで、情報表示システムは、複数のデータ点に係るパラメータに係る情報をコンパクトに表示させることができる。
一実施形態においては、情報表示制御部は、ディスプレイに表示させたパラメータに係る情報を選択するユーザ操作に応じて、選択されたパラメータがデータ点としてプロットされたグラフをディスプレイに表示させてもよい。このように構成することで、情報表示システムは、ユーザ操作に応じて他種のパラメータのグラフを表示させることができる。
本開示の他の側面に係る情報表示方法は、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶するデータベースに記憶された情報をディスプレイに表示させる情報表示方法であって、各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフを、ディスプレイに表示させるグラフ表示工程と、グラフのデータ点を選択するユーザ操作を受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において表示パラメータと関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報をディスプレイに表示させる情報表示工程とを含む。
本開示のさらに他の側面に係る情報表示プログラムは、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶するデータベースに記憶された情報をディスプレイに表示させる装置としてコンピュータを機能させる情報表示プログラムであって、コンピュータを、データベースを参照し、各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフを、ディスプレイに表示させるグラフ表示制御部、及び、グラフのデータ点を選択するユーザ操作を受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において表示パラメータと関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報をディスプレイに表示させる情報表示制御部として機能させる。
上述した情報表示方法及び情報表示プログラムによれば、上述した情報表示システムと同一の効果を奏する。
本開示の種々の側面及び実施形態によれば、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種データを効率良く画面に表示させることができる。
図1は、例示的な実施形態に係る情報表示システムの構成を示すブロック図である。 図2の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。 図3は、図1の情報表示システムの動作を示すフローチャートである。 図4は、CB値と時間との関係を示すグラフである。 図5は、図1の情報表示システムの動作を示すフローチャートである。 図6の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。 図7は、図1の情報表示システムの動作を示すフローチャートである。 図8の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。 図9の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。
以下、図面を参照して、本開示の例示的な実施形態について説明する。なお、以下の説明において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は繰り返さない。
[情報表示システムの構成]
図1は、例示的な実施形態に係る情報表示システムの構成を示すブロック図である。図1に示される情報表示システム1は、鋳造設備の情報を表示するシステムである。鋳造設備とは、鋳物を製造する設備であり、砂処理工程、造型工程、中子工程、溶解工程、注湯工程、冷却搬送工程、後処理工程及び検査工程が実行される設備である。なお、情報表示システム1が対象とする鋳造設備は、上記工程の全てを含む必要はなく、少なくとも1つの工程を含んでいればよい。図1に示されるように、情報表示システム1は、ディスプレイ2、入力装置3、制御装置4及びDBサーバ5(Data base server)を備える。制御装置4は、ディスプレイ2、入力装置3及びDBサーバ5に相互に通信可能に接続される。
ディスプレイ2は、画面を有し、作業員などのユーザに対して視覚的な情報を画面に表示する装置である。入力装置3は、ユーザ操作を受け付けるインターフェイスであり、一例としてマウス又はキーボードなどである。入力装置3は、ディスプレイ2とともに、タッチスクリーンなどの単一のハードウェアで構成されてもよい。
制御装置4は、プロセッサ40及びメモリ41を備える。プロセッサ40は、制御装置4の動作を統括する演算装置である。メモリ41は、記憶媒体である。メモリ41は、プロセッサ40により実行されるプログラムのモジュール、及び、定義データなどを記憶する。メモリ41は、グラフ表示モジュール410(グラフ表示制御部の一例)、関連情報表示モジュール411(情報表示制御部の一例)及び定義データ412を格納する。
DBサーバ5は、鋳造設備から収集した情報を格納し、管理する装置である。DBサーバ5は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random AccessMemory)及びROM(Read Only Memory)などの主記憶装置、タッチパネルやキーボードなどの入力デバイス、ディスプレイなどの出力デバイス、ハードディスクなどの補助記憶装置などを含む通常のコンピュータシステムとして構成される。DBサーバ5は、パラメータDB50(データベースの一例)を有する。パラメータDB50は、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶する。制御装置4は、DBサーバ5に情報を要求し、パラメータDB50に格納された情報を受信し、ディスプレイ2に表示させることができる。
(パラメータDBの詳細)
パラメータDB50は、砂処理工程、造型工程、中子工程、溶湯工程、注湯工程、冷却搬送工程、後処理工程及び検査工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶する。パラメータDB50は、一例として、製品に付与される識別子、各工程で計測される計測データ、及び、製品検査の結果(良品/不良品)を関連付けて記憶する。製品に付与される識別子は、例えば、製品番号(文字、数字、記号)などである。製品に付与される識別子は、鋳型に付与(例えば刻印)された識別子が、鋳型に溶湯が注湯されることで製品に転写されてもよいし、鋳型から取り出された製品に直接付与(例えば刻印)されてもよい。
パラメータDB50は、砂性状に関する情報を格納してもよい。砂性状に関する情報は、主に砂処理工程で計測される。砂性状に関する情報は、例えば、CB値、水分、圧縮強度、砂温、通気度、混練機での注水量、混練時間、大気温度、湿度、カレンダー情報(曜日、季節など)、設備状態(混練機・砂性状測定機器の摩耗状況・設定条件・メンテナンス状況など)、水質、新砂と添加剤との割合、乾態試験項目(微粉量、粒度分布など)、ラインの稼働状態(停止時間)である。砂性状に関する情報は、シフトデータとして製造中の鋳型(例えば鋳型の識別子)に紐付けられる。シフトデータは、鋳型列内の位置情報と関連付けられており、鋳型が移動(搬送)されるたびに、移動に合わせてシフトされる。シフトされるとは、鋳型列内の位置情報との関連をずらすことである。例えば、列内の第1位置に位置する鋳型識別子Nの鋳型に係るシフトデータは第1位置と関連付けられる。鋳型識別子Nの鋳型が第1位置から第2位置へと移動した場合、鋳型識別子Nの鋳型の移動に合わせて鋳型識別子Nの鋳型に係るシフトデータと第1位置との関連が解消され、鋳型識別子Nの鋳型に係るシフトデータと第2位置とが関連付けされる。
パラメータDB50は、鋳型に関する情報を格納してもよい。鋳型に関する情報は、主に造型工程で計測される。鋳型に関する情報は、製品及び時間に関連付けられた情報であって、例えば、鋳型強度、混練条件(混練時間、注水量、添加剤添加量など)、造型条件(スクイズ圧、スクイズ時間、砂充てん時間、砂充てんエアー圧力、サンドタンク内の砂量など)、ラインの稼働状態(停止時間)である。
パラメータDB50は、注湯に関する情報を格納してもよい。注湯に関する情報は、主に注湯工程で計測される。注湯に関する情報は、製品及び時間(チャージ)に関連付けられた情報であって、例えば、溶湯温度、注湯温度、溶湯搬送時間、保持炉温度、取鍋温度、溶湯処理時間(接種剤処理時間、ノロ取り時間など)である。チャージとは、1回の溶解の単位であり、1チャージ分の溶湯が複数枠に注湯される。
パラメータDB50は、溶湯に関する情報を格納してもよい。溶湯に関する情報は、主に注湯工程で計測される。溶湯に関する情報は、製品及び時間(チャージ)に関連付けられた情報であって、例えば、CE値、及び溶湯材料の配合割合(スクラップ材、銑鉄、戻り材の割合)である。
(情報表示態様の一例)
制御装置4は、DBサーバ5から情報を取得し、表示パラメータをデータ点としてプロットし、グラフをディスプレイ2の画面に表示する。表示パラメータは、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータから選択されたパラメータであり、予め定められる。以下では、表示パラメータが不良率である場合を説明する。不良率は、製品として予め定められた基準を満たさない不良品の数と、製造した製品数との割合いで表される。
図2の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。図2の(A)に示されるように、制御装置4は、例えば、不良率(%)を表示パラメータとし、不良率(%)と時間(チャージ)との関係をグラフAとしてディスプレイ2の画面2aに表示する。グラフAは、横軸が時間、縦軸が不良率の折れ線グラフである。制御装置4のプロセッサ40は、メモリ41に格納されたグラフ表示モジュール410を実行することにより、グラフAをディスプレイ2の画面2aに表示させる。グラフ表示モジュール410は、プロセッサ40がグラフAを表示させる一連の動作を実行するように機能させるプログラムである。グラフを定義する情報は、定義データ412としてメモリ41に予め格納される。プロセッサ40は、パラメータに予め設定された許容範囲を示す情報(図2の(A)においては不良率3%の破線)を表示してもよい。このような許容範囲を示す情報は、定義データ412としてメモリ41に予め格納される。
プロセッサ40は、グラフAを表示させつつ、ユーザ操作によってグラフAのデータ点を選択可能にする。例えば、プロセッサ40は、ユーザが入力装置3を介して操作可能なカーソルBを画面2aに表示させる。そして、プロセッサ40は、ユーザによって選択されたデータ点を認識し、選択されたデータ点に関連する情報をDBサーバ5から取得して画面2aに表示させる。例えば、図2の(B)に示されるように、ユーザがカーソルBをあるデータ点(時間が12/1の2チャージ目、不良率が5%)に合わせて選択したとする。プロセッサ40は、グラフAのデータ点を選択するユーザ操作を入力装置3が受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において不良率と関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る関連情報Cを、当該データ点に関連した情報であると認識可能な態様で、画面2aに表示させる。関連情報Cは、表示パラメータに関連する各種パラメータに係る情報であり、表示パラメータごとに予め設定されたパラメータに係る情報である。定義データ412は、表示パラメータと関連情報Cとの関連性を関連条件として含む。プロセッサ40は、ディスプレイ2に表示された表示パラメータと、定義データ412に含まれる関連条件とに基づいて、ディスプレイ2に表示された表示パラメータに関連付けられた関連情報Cを決定する。プロセッサ40は、決定された関連情報Cをディスプレイ2に表示する。図2の(B)に示される例では、データ点(時間が12/1の2チャージ目、不良率が5%)から引き出し線が表示され、CB値「40」(標準偏差××、平均値○○)、注湯温度「1320℃」(標準偏差××、平均値○○)などを含む関連情報Cが表示される。
なお、図2の(A)及び(B)は一例であり、プロセッサ40は、パラメータDB50に格納された全ての情報をグラフとして表示できる。以下では、グラフとして表示される代表的な表示パラメータと関連情報Cとを説明する。
(不良率)
表示パラメータが不良率である場合、プロセッサ40は、上記のとおり1チャージごとの不良率を時系列で示すグラフ(横軸がチャージ、縦軸が不良率)を表示させてもよいし、不良率を時系列で示すグラフを製品ごとに作成して表示させてもよい。不良率の関連情報Cは、一例として各工程で計測される全ての計測データである。
(砂性状に関する情報)
砂性状に関する表示パラメータは、一例として、CB値、水分、圧縮強度、砂温及び通気度から選択されたパラメータである。プロセッサ40は、製品ごとに表示パラメータの計測データを時系列で示すグラフ(横軸がバッチ、縦軸が表示パラメータ)を表示する。バッチとは、砂処理装置における処理単位である。例えば、プロセッサ40は、ある製品のCB値のグラフと別の製品のCB値のグラフを別々で作成する。砂性状に関する表示パラメータの関連情報Cは、それぞれのパラメータに関連する全ての計測データである。計測データの一例は、混練機での注水量、混練時間、大気温度、湿度、カレンダー情報(曜日、季節など)、設備状態(混練機・砂性状測定機器の摩耗状況・設定条件・メンテナンス状況など)、水質、新砂と添加剤との割合、乾態試験項目(微粉量、粒度分布など)、ラインの稼働状態(停止時間)である。なお、表示パラメータのグループから選択されなかったパラメータに係る情報は、関連情報Cに含まれる。例えば、表示パラメータとしてCB値が選択された場合、選択されなかったその他のパラメータである水分、圧縮強度、砂温及び通気度の計測データは関連情報Cとなる。なお、表示パラメータは、砂性状の計測データに関するパラメータの中から選択されてもよい。この場合、関連情報Cは、砂性状に関するパラメータのうち選択されたパラメータを除いたパラメータに係る計測データとなる。
(鋳型に関する情報)
鋳型に関する表示パラメータは、一例として鋳型強度である。プロセッサ40は、製品ごとに鋳型強度の計測データを時系列で示すグラフ(横軸が時間、縦軸が鋳型強度)を表示してもよいし、製品ごとではなく全ての鋳型強度の計測データを時系列で示すグラフを表示してもよい。鋳型に関する表示パラメータの関連情報Cは、鋳型強度に関連する全ての計測データである。計測データの一例は、混練条件(混練時間、注水量、添加剤添加量など)、造型条件(スクイズ圧、スクイズ時間、砂充てん時間、砂充てんエアー圧力、サンドタンク内の砂量など)、砂性状(CB値、水分、圧縮強度、砂温、通気度、微粉量、活性粘土分)、鋳型強度計の摩耗状況・メンテナンス状況)、ラインの稼働状態(停止時間)である。なお、表示パラメータは、鋳型の計測データに関するパラメータの中から選択されてもよい。この場合、関連情報Cは、選択されたパラメータを除くパラメータの計測データである。
(注湯に関する情報)
注湯に関する表示パラメータは、一例として注湯温度である。プロセッサ40は、注湯温度の計測データを時系列で示すグラフ(横軸が時間、縦軸が注湯温度)を表示する。関連情報Cは、溶湯温度に関連する全ての計測データである。計測データの一例は、溶湯温度、溶湯搬送時間、保持炉温度、取鍋温度、溶湯処理時間(接種剤処理時間、ノロ取り時間など)である。なお、表示パラメータは、注湯の計測データに関するパラメータの中から選択されてもよい。この場合、関連情報Cは、注湯に関するパラメータのうち選択されたパラメータを除いたパラメータに係る計測データである。
(溶湯に関する情報)
溶湯に関する表示パラメータは、一例としてCE値である。プロセッサ40は、製品ごとにCE値の計測データを時系列で示すグラフ(横軸が時間、縦軸がCE値)を表示してもよいし、製品ごとではなく全てのCE値の計測データを時系列で示すグラフを表示してもよい。関連情報Cは、CE値に関連する全ての計測データである。計測データの一例は、溶湯材料の配合割合(スクラップ材、銑鉄、戻り材の割合など)である。なお、表示パラメータは、溶湯の計測データに関するパラメータの中から選択されてもよい。この場合、関連情報Cは、溶湯に関するパラメータのうち選択されたパラメータを除いたパラメータに係る計測データである。
なお、表示されるグラフは、折れ線グラフに限定されない。プロセッサ40は、棒グラフ、チャートなど異なる形態のグラフを表示できる。また、プロセッサ40は、座標軸も適宜変更可能である。例えば、時間の幅はチャージだけでなく、年、月、日、午前/午後でもよい。また、データ点を選択するユーザ操作は、カーソルBをデータ点に合わせる操作に限定されず、データ点をクリックやダブルクリックする操作であってもよいし、タッチパネルであればデータ点をタップやダブルタップする操作であってもよい。また、プロセッサ40は、ユーザ操作に応じてDBサーバ5と通信してもよいし、グラフAの表示時点においてデータ点に関連する情報をDBサーバ5から予め取得してメモリ41に記憶しておき、ユーザ操作に応じてメモリ41に記憶された情報を表示してもよい。
[情報表示システムの動作]
図3は、図1の情報表示システムの動作(情報表示方法M1)を示すフローチャートである。図3に示されるフローチャートは、例えばグラフ表示開始のユーザ操作を受け付けたタイミングで開始される。以下では、図2の(A)及び(B)に示される画面を表示する場合を一例として説明する。
図3に示されるように、プロセッサ40は、グラフ定義取得工程(S10)として、定義データ412を参照し、グラフ定義を取得する。グラフ定義は、グラフを描画するために必要な情報であり、表示パラメータ、グラフの横軸及び縦軸の情報を含む。図2の(A)及び(B)の例では、表示パラメータが不良率(パーセント単位)であり、横軸が時間(チャージ単位)、縦軸が不良率(パーセント単位)である旨を取得する。
続いて、プロセッサ40は、データ取得工程(S12)として、DBサーバ5と通信し、グラフ定義に基づいてパラメータDB50に格納された情報を取得する。図2の(A)及び(B)の例では、プロセッサ40は、不良率を取得する。パラメータDB50には、製品に付与される識別子、各工程で計測される計測データ、及び、製品検査の結果(良品/不良品)が関連付けて記憶されている。プロセッサ40は、製品に付与される識別子に基づいて各工程で計測される計測データを参照し、製品がいつ製造されたのかを把握する。例えば、プロセッサ40は、計測データに含まれる時間に関するデータ(注湯時間、又はチャージ)を特定し、特定したデータに基づいて、該当するチャージでの製品の不良率を取得する。
続いて、プロセッサ40は、グラフ表示工程(S14)として、グラフ定義取得工程(S10)及びデータ取得工程(S12)で取得された情報に基づいて、ディスプレイ2の画面2aにグラフAを表示させる(図2の(A)参照)。なお、以下では、グラフ定義取得工程(S10)、データ取得工程(S12)及びグラフ表示工程(S14)を纏めてグラフ工程(S16)ともいう。
続いて、プロセッサ40は、判定工程(S24)として、ユーザ操作を受け付けたか否かを判定する。ユーザ操作は、グラフAのデータ点を選択する操作である。プロセッサ40は、データ点の座標位置とユーザが操作するカーソルBの座標位置とに基づいて、グラフAのデータ点を選択する操作を受け付けたか否かを判定する。
ユーザ操作を受け付けたと判定された場合(S24:YES)、プロセッサ40は、関連情報表示工程(S26)として、ユーザ操作によって選択されたデータ点において不良率と関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報をディスプレイ2の画面2aに表示させる。例えば、図2の(B)に示されるように、ユーザがカーソルBをあるデータ点(時間が12/1の2チャージ目、不良率が5%)に合わせて選択する操作を入力装置3が受け付けた場合、プロセッサ40は、DBサーバ5と通信し、不良率と関連付けられたCB値、注湯温度、それらの標準偏差、平均値、中央値などを関連情報Cとして取得する。なお、不良率の関連情報CはCB値及び注湯温度に限されない。例えば、不良率の関連情報Cは各工程で計測されるすべての計測データとすることができる。プロセッサ40は、ユーザに選択されたデータ点に関連情報Cを対応させて表示させる。
続いて、プロセッサ40は、判定工程(S28)として、表示終了条件を満たすか否かを判定する。表示終了条件は、関連情報の表示を終了させるか否かの条件であり、例えば定義データ412に予め含まれる。定義データ412は、例えば、データ点を選択してからの経過時間又はカーソルBとデータ点との距離に基づいた表示終了条件を格納する。一例として、表示終了条件が経過時間5秒である場合、プロセッサ40は、データ点を選択するユーザ操作を受け付けてからの経過時間をカウントし、経過時間が5秒以内の場合には表示終了条件を満たさないと判定して、関連情報表示工程(S26)を継続する(S28:NO)。プロセッサ40は、経過時間が5秒を超える場合には表示終了条件を満たすと判定して、関連情報終了工程(S32)へ移行する(S28:YES)。プロセッサ40は、関連情報終了工程(S32)として、関連情報Cの表示を終了する。
ユーザ操作を受け付けていないと判定された場合(S24:NO)、又は、関連情報終了工程(S32)が終了した場合、プロセッサ40は、判定工程(S34)として、グラフ終了条件を満たすか否かを判定する。グラフ終了条件は、グラフAの表示を終了させるか否かの条件であり、例えば定義データ412に予め含まれる。グラフ終了条件は、一例として、ユーザによってグラフ表示を終了するボタンがクリックされることである。グラフ表示を終了するボタンがクリックされていないと判定された場合、プロセッサ40は、グラフの表示終了条件が満たされていないと判定し、判定工程(S24)から処理を再実行する(S34:NO)。グラフ表示を終了するボタンがクリックされたと判定された場合、プロセッサ40は、グラフ表示終了工程(S38)として、グラフAの表示を終了する。
[実施形態のまとめ]
情報表示システム1では、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフが表示される。そして、表示パラメータのグラフのデータ点を選択するユーザ操作を入力装置3が受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において表示パラメータと関連付けられた各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報がディスプレイ2に表示される。さらに、情報表示システム1は、情報を表示しつつ、ユーザ操作により選択されたデータ点に関連する他種のパラメータに係る情報をユーザ操作に応じて表示させることにより、ユーザが確認したい情報をユーザが必要とするタイミングで表示させることができる。よって、情報表示システム1は、鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種データを効率良く画面に表示させることができる。
以上、例示的実施形態について説明してきたが、上述した例示的実施形態に限定されることなく、様々な省略、置換、及び変更がなされてもよい。
[変形例1:関連情報の表示の制限]
プロセッサ40は、表示パラメータに関連する各種パラメータに係る情報を関連情報として表示する際に、表示条件に合致する表示パラメータに係る情報のみ、ディスプレイ2の画面2aに表示させてもよい。表示条件は、関連情報の中から表示する情報を決定するための条件であり、予め設定され、定義データ412としてメモリ41に格納される。例えば、不良率の関連情報Cは各工程で計測される全ての計測データであるため、関連情報Cを表示させた場合、画面内に収まらない場合がある。このため、プロセッサ40は、関連情報Cの中から表示条件に合致する表示パラメータに係る情報のみを選択し、ディスプレイ2の画面2aに表示させる。図2の(B)に示される例においては、不良率の表示条件に合致したパラメータの例がCB値及び注湯温度である。このように構成することにより、プロセッサ40は、関連情報Cの種別が多い場合であっても、画面2a内に関連情報Cが表示されるように調整できる。また、表示条件は、表示パラメータの傾向の分析に必要なパラメータのみが含まれるように予め定めることができる。これにより、プロセッサ40は、表示パラメータの傾向の分析に必要なパラメータのみを表示させることができるので、見るべき情報を一目でユーザに把握させることができる。あるいは、表示条件は、閾値(例えば鋳型強度:10~25N/cm)に対して上下限値から所定値(例えば鋳型強度:5N/cm)以上外れた場合には関連情報Cとして表示すると、各表示パラメータに対して設定されてもよい。なお、閾値と比較する計測値が複数存在する場合がある。例えば、1チャージ分の溶湯を複数の鋳型に注湯した場合、複数の鋳型ごとに鋳型強度が存在する。このような場合、プロセッサ40は、複数の計測値の平均値と閾値とを比較する。プロセッサ40は、平均値の代わりに、最大値、最小値、パラメータに予め設定された許容範囲から最も外れた値、標準偏差など、種々の値を用いてもよい。
[変形例2:関連情報の強調表示]
プロセッサ40は、強調条件を満たす関連情報を強調して表示させてもよい。強調条件は、関連情報に含まれる情報のうち強調表示させる情報を決定するための条件であり、予め設定され、例えば定義データ412としてメモリ41に格納される。定義データ412は、強調の態様も含む。強調の態様は、例えば、関連情報の文字を大きくすること、文字の太さを太くすること、シンボルマークを付与すること、ハイライト表示することなどである。シンボルマークは、エクスクラメーションマークを囲む三角の図形であってもよいし、円の図形でもよい。文字の大きさ、太さ、シンボルマークの色、ハイライト表示(色の濃淡)の強さは、強調の度合いに応じて変更してもよい。例えば、プロセッサ40は、強調したい関連情報に黄色のシンボルマークを付与し、さらに強調したい関連情報に赤色のシンボルマークを付与する。強調条件は、表示条件と同様に、表示パラメータの傾向の分析に必要なパラメータを対象としてもよい。あるいは、強調条件は、パラメータに予め設定された許容範囲から外れたデータを有するパラメータを対象としてもよい。図4は、CB値と時間との関係を示すグラフである。図4に示されるように、プロセッサ40は、計測されたCB値がCB値に予め設定された許容範囲から外れた割合(計測されたCB値がCB値に予め設定された許容範囲から外れた枠数を1チャージ分の枠数で除算した値)を算出し、当該割合が5%以上10%未満である場合には関連情報であるCB値を第一の強調度合いで強調表示し、当該割合が10%以上である場合には第一の強調度合いよりも強い第二の強調度合いで関連情報であるCB値を強調表示してもよい。あるいは、プロセッサ40は、パラメータに予め設定された許容範囲の上下限値から所定の数値範囲以上計測データが外れた場合に、パラメータを強調表示してもよい。例えば、プロセッサ40は、関連情報であるCB値がCB値に予め設定された許容範囲の上下限値から3~5離れた場合に、関連情報であるCB値を強調表示する。あるいは、プロセッサ40は、上述した割合に替えて、パラメータに予め設定された許容範囲の上下限値から計測データが外れた距離に応じて強調度合いを変更してもよい。例えば、プロセッサ40は、関連情報であるCB値の計測データがCB値に予め設定された許容範囲の上下限値から3離れた場合にはCB値に黄色のシンボルマークを付与し、関連情報であるCB値の計測データがCB値に予め設定された許容範囲の上下限値から5離れた場合にはCB値に赤色のシンボルマークを付与する。このように構成することで、情報表示システム1は、例えば、より確認すべきパラメータをユーザに視覚的に把握させることができる。あるいは、強調条件は、例えば1チャージ分の平均値が予め設定した所定の値だけ外れた場合に満たされるとしてもよい。強調条件は、平均値の代わりに、最大値、最小値、標準偏差など、種々の値を用いて設定されてもよい。
[変形例3:関連情報の自動表示]
プロセッサ40は、ユーザ操作に関わらず、関連情報を自動表示させてもよい。例えば、プロセッサ40は、表示パラメータの計測データが表示パラメータに予め設定された自動表示条件を満たす場合、ユーザ操作に関わらず、当該計測データにおける関連情報Cをディスプレイ2に表示させる。自動表示条件は、表示パラメータに予め設定され、例えば定義データ412としてメモリ41に格納される。自動表示条件は、一例として、表示パラメータの計測データが予め設定された許容範囲から外れた場合に満たされると設定される。プロセッサ40は、自動表示条件を満たす表示パラメータの計測データのうち、許容範囲から最も外れた計測データにおける関連情報Cをディスプレイ2に表示させてもよい。例えば、図2の(A)に示されるグラフAにおいて、表示パラメータである不良率に予め設定された許容範囲が3.0%以下であるとする。この場合、プロセッサ40は、不良率5.0%のデータ点(時間が12/1の2チャージ目)、不良率3.8%のデータ点(時間が12/1の3チャージ目)、不良率3.5%のデータ点(時間が12/2の1チャージ目)について、自動表示条件を満たすと判定する。プロセッサ40は、これらのデータ点における関連情報Cをユーザ操作に関わらず自動で表示してもよいし、許容範囲から最も外れた不良率5.0%のデータ点(時間が12/1の2チャージ目)のみ、関連情報Cをユーザ操作に関わらず自動で表示させてもよい。
プロセッサ40は、ユーザ操作に関わらず、予め設定された注目表示条件に合致したパラメータに係る情報を関連情報として表示させてもよい。注目表示条件は、関連情報に含まれる情報のうちユーザ操作に関わらず表示させる情報を決定するための条件であり、予め設定され、例えば定義データ412としてメモリ41に格納される。注目表示条件は、パラメータに予め設定された許容範囲から外れたデータを有するパラメータを対象とすることができる。図5は、図1の情報表示システムの動作(情報表示方法M2)を示すフローチャートである。図5に示されるフローチャートは、例えばグラフ表示開始のユーザ操作を受け付けたタイミングで開始される。なお、図3と同一の処理は同一の符号を付し、詳細な説明は繰り返さない。以下では、図2の(A)及び(B)に示される画面を表示する場合を一例として説明する。
図5に示されるように、プロセッサ40は、グラフ工程(S16)を実行する(図3参照)。これにより、ディスプレイ2の画面2aにグラフが表示される。続いて、プロセッサ40は、判定工程(S18)として、注目表示条件に合致するか否かを判定する。プロセッサ40は、不良率に関連付けられた関連情報を取得し、注目表示条件に合致するか否かを判定する。例えば、関連情報がCB値である場合、図4に示されるように、CB値には許容範囲V1~V2が設定される。図4に示されるCB値は、許容範囲V1~V2から外れたデータを含む。このため、プロセッサ40は、CB値は注目表示条件に合致すると判定する(S18:YES)。そして、プロセッサ40は、注目関連情報表示工程(S20)として、ディスプレイ2の画面2aにCB値を表示させる。
注目関連情報表示工程(S20)が終了した場合、又は、関連情報が注目表示条件に合致しないと判定された場合(S18:NO)、プロセッサ40は、ユーザ表示工程(S36)を実行し、ユーザ操作に応じた関連情報を表示させる(図3参照)。そして、プロセッサ40は、グラフ表示終了工程(S38)を実行し、グラフの表示を終了させる(図3参照)。
図5に示されるフローチャートを実行することにより、情報表示システム1は、パラメータに予め設定された許容範囲から外れたパラメータなどの特に確認すべきパラメータに係る情報を能動的に表示させることができ、当該パラメータをユーザに把握させることができる。なお、情報表示システム1は、注目表示条件に合致するパラメータのうち、パラメータに予め設定された許容範囲から最も外れたデータを有するパラメータ(関連情報の中で相対的に外れた距離が大きいパラメータ)を表示させてもよい。この場合、情報表示システム1は、パラメータに予め設定された許容範囲から最も外れたデータを有するパラメータに係る情報を常時表示してユーザ(作業者)に視認させることができる。
[変形例4:関連情報の同時表示]
上述した実施形態では、関連情報は予め設定された表示終了条件を満たした場合に表示されなくなる。例えば、選択されたデータ点からカーソルBを外すと、一定時間後に関連情報は表示されなくなる。プロセッサ40は、データ点に関連付けられた関連情報同士を比較しやすいように、関連情報の表示を工夫してもよい。プロセッサ40は、グラフのデータ点を選択するユーザ操作が第一ユーザ操作である場合には、予め設定された表示終了条件を満たした場合であってもユーザ操作によって表示されたパラメータに係る情報の表示を継続してもよい。つまり、データ点を選択する操作が第一ユーザ操作である場合には、関連情報が継続して表示されるようになる。ユーザ操作は任意に設定可能である。例えば、データ点をクリックで選択した場合、表示終了条件を満たした場合に表示されなくなり、データ点をダブルクリックで選択した場合、表示終了条件を満たした場合であっても表示が継続される。第一ユーザ操作は、表示終了条件を満たした場合に表示されなくなるユーザ操作と区別できていれば特に限定されず、長押し、右クリック、ダブルタップ、Ctrlキーを押しながらクリックなど、適宜の操作が設定される。第一ユーザ操作は、予め設定され、例えば定義データ412としてメモリ41に格納される。
図6の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。図6の(A)に示されるように、ユーザがカーソルをあるデータ点(時間が12/1の2チャージ目、不良率が5%)に合わせてダブルクリック(第一ユーザ操作の一例)で選択したとする。プロセッサ40は、グラフのデータ点を選択するユーザ操作を入力装置3が受け付けたことに応じて、ユーザ操作によって選択されたデータ点において不良率と関連付けられた各種パラメータを含む関連情報C1を、当該データ点に関連した情報であると認識可能な態様で、画面2aに表示させる。具体的には、データ点(時間が12/1の2チャージ目、不良率が5%)から引き出し線が表示され、CB値「40」(標準偏差××、平均値○○)、注湯温度「1320℃」(標準偏差××、平均値○○)などを含む関連情報C1が表示される。プロセッサ40は、関連情報C1が表示終了条件を満たしたとしても、常に表示させる。続いて、図6の(B)に示されるように、ユーザがカーソルを次のデータ点(時間が12/2の2チャージ目、不良率が1.3%)に合わせてダブルクリック(第一ユーザ操作の一例)で選択したとする。この場合、関連情報C2が表示される。このとき、関連情報C1及び関連情報C2は同時に同一の画面2aに表示される。
図7は、図1の情報表示システムの動作(情報表示方法M3)を示すフローチャートである。図7に示されるフローチャートは、例えばグラフ表示開始のユーザ操作を受け付けたタイミングで開始される。なお、図3と同一の処理は同一の符号を付し、詳細な説明は繰り返さない。以下では、図6の(A)及び(B)に示される画面を表示する場合を一例として説明する。
図7に示されるように、プロセッサ40は、グラフ工程(S16)を実行する(図3参照)。これにより、ディスプレイ2の画面2aにグラフが表示される。続いて、プロセッサ40は、判定工程(S24)、関連情報表示工程(S26)、判定工程(S28)を順次実行する(図3参照)。これにより、図6の(A)に示されるように、関連情報C1が画面2aに表示される。続いて、プロセッサ40は、判定処理(S30)として、ユーザ操作が第一ユーザ操作であるか否かを判定する。プロセッサ40は、定義データ412を参照し、関連情報C1を表示させるためのユーザ操作が第一ユーザ操作であるか否かを判定する。例えば、第一ユーザ操作がダブルクリックであり、関連情報C1を表示させるデータ点をクリックで選択している場合、プロセッサ40は、ユーザ操作は第一ユーザ操作ではないと判定する。この場合、プロセッサ40は、関連情報終了工程(S32)として、関連情報C1の表示を終了させる。一方、例えば、第一ユーザ操作がダブルクリックであり、関連情報C1を表示させるデータ点をダブルクリックで選択している場合、プロセッサ40は、ユーザ操作は第一ユーザ操作であると判定する。この場合、プロセッサ40は、関連情報終了工程(S32)をスキップする。これにより、ユーザが他のデータ点を選択した場合であっても、関連情報C1の表示が継続される。そして、プロセッサ40は、グラフ表示終了工程(S38)を実行し、グラフの表示を終了させる(図3参照)。
なお、プロセッサ40は、途中で関連情報の表示を終了させる場合には、例えば関連情報の表示領域の右上にキャンセルボタンを表示させておき、キャンセルボタンが押下されたときに関連情報の表示を終了させてもよい。また、プロセッサ40は、同時に表示する関連情報C1と関連情報C2とのパラメータが共通になるように関連情報のパラメータを選択してもよい。あるいは、プロセッサ40は、結果が予め設定された許容範囲外(不合格)とされたデータ点の関連情報と、結果が予め設定された許容範囲内(合格)とされたデータ点の関連情報とを表示する場合、結果が合格とされたデータ点の関連情報が、結果が不合格とされたデータ点の関連情報のパラメータを含むように、関連情報のパラメータが選択される。
図7に示されるフローチャートを実行することにより、情報表示システム1は、ユーザ操作に応じて、ユーザ操作によって表示されたパラメータの表示を継続させたり、表示を終了させたりすることができる。
[変形例5:関連情報の比較表示]
プロセッサ40は、データ点に関連付けられた関連情報同士を比較しやすいように、関連情報の表示をさらに工夫してもよい。例えば、グラフのデータ点を選択するユーザ操作が複数のデータ点を選択するユーザ操作である場合には、複数のデータ点に関するパラメータに係る情報を表形式で纏めて表示させてもよい。複数のデータ点を選択するユーザ操作とは、例えば所定の時間間隔において複数のデータ点をクリックする操作である。あるいは、複数のデータ点を選択するユーザ操作は、CTRLキーを押下しながら複数のデータ点をクリックする操作である。図8の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。図8の(A)に示されるように、破線で囲まれたデータ点(時間が12/1の2チャージ目、不良率が5%)と、データ点(時間が12/2の2チャージ目、不良率が1.3%)とがユーザによって選択されたとする。この場合、プロセッサ40は、2つのデータ点の関連情報のパラメータを表D1に纏めて表示する。さらに、プロセッサ40は、その他のパラメータも比較表に追加できるように、選択表D2を表示し、表D1に追加するパラメータを選択可能としてもよい。このように構成することで、情報表示システム1は、複数のデータ点に係るパラメータをコンパクトに表示させることができる。
[変形例6:関連情報の詳細表示]
プロセッサ40は、関連情報にリンクを付与し、関連情報のパラメータを選択可能としてもよい。そして、プロセッサ40は、ディスプレイ2に表示させた関連情報のパラメータを選択するユーザ操作に応じて、選択されたパラメータをデータ点としてプロットしたグラフをディスプレイ2に表示させてもよい。図9の(A)及び(B)は、情報表示態様を説明する画面例である。図9の(A)に示されるように、関連情報Cとして、CB値及び注湯温度が示されている。関連情報Cのパラメータにはリンクが付与される。プロセッサ40は、ユーザ操作によって選択されたパラメータのグラフをディスプレイ2の画面2aに表示する。例えば、図9の(A)に示される関連情報C内のCB値がユーザによって選択された場合、図9の(B)に示されるように、CB値と時間との関係を示すグラフEを表示する。グラフEにおいて破線で示されるデータ点群Fは、関連情報Cとして表示されたCB値及びその近傍の情報である。プロセッサ40は、グラフEを表示させるために画面を遷移させてもよいし、画面2aを2画面に分割して元のグラフとグラフEとを表示させてもよい。このように構成することで、情報表示システム1は、ユーザ操作に応じて他種のパラメータのグラフを表示させることができる。また、情報表示システム1は、詳細な情報を簡易な操作でユーザに把握させることができるので、利便性を向上できる。
[その他の変形例]
情報表示システム1は、通信を介して複数の装置が接続されることで構成されてもよいし、1つの装置として構成されてもよい。制御装置4の機能は、情報表示プログラムとして機能されてもよい。情報表示プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されて提供されてもよい。
1…情報表示システム、2…ディスプレイ、3…入力装置、50…パラメータDB、410…グラフ表示モジュール(グラフ表示制御部の一例)、411…関連情報表示モジュール(情報表示制御部の一例)、412…定義データ。

Claims (10)

  1. ディスプレイと、
    ユーザ操作を受け付ける入力装置と、
    前記ディスプレイ及び前記入力装置に接続される制御装置と、
    鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶するデータベースと、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記データベースを参照し、前記各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフを、前記ディスプレイに表示させるグラフ表示制御部と、
    前記グラフの前記データ点を選択する前記ユーザ操作を前記入力装置が受け付けたことに応じて、前記ユーザ操作によって選択された前記データ点において前記表示パラメータと関連付けられた前記各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報を前記ディスプレイに表示させる情報表示制御部と、
    を有する、
    情報表示システム。
  2. 前記情報表示制御部は、前記ユーザ操作によって選択された前記データ点において前記表示パラメータと関連付けられた前記各種パラメータのうち予め設定された表示条件に合致したパラメータに係る情報を前記ディスプレイに表示させる、請求項1に記載の情報表示システム。
  3. 前記情報表示制御部は、前記少なくとも一種のパラメータのうち予め設定された強調条件に合致したパラメータに係る情報を強調表示させる、請求項1又は2に記載の情報表示システム。
  4. 前記情報表示制御部は、前記表示パラメータの前記データ点が前記表示パラメータに予め設定された自動表示条件を満たす場合、前記ユーザ操作に関わらず、前記データ点における前記少なくとも一種のパラメータに係る情報を前記ディスプレイに表示させる、請求項1~3の何れか一項に記載の情報表示システム。
  5. 前記情報表示制御部は、前記表示パラメータのデータ点が前記表示パラメータに予め設定された許容範囲から外れた場合、前記データ点は前記自動表示条件を満たすと判定し、前記自動表示条件を満たすデータ点のうち、前記許容範囲から最も外れたデータ点における前記少なくとも一種のパラメータに係る情報を前記ディスプレイに表示させる、請求項4に記載の情報表示システム。
  6. 前記情報表示制御部は、
    予め設定された表示終了条件を満たした場合に前記ユーザ操作によって表示された前記パラメータに係る情報の表示を終了させ、
    前記グラフの前記データ点を選択する前記ユーザ操作が第一ユーザ操作である場合には、予め設定された表示終了条件を満たした場合であっても前記ユーザ操作によって表示された前記パラメータに係る情報の表示を継続する、請求項1~4の何れか一項に記載の情報表示システム。
  7. 前記情報表示制御部は、
    前記グラフの前記データ点を選択する前記ユーザ操作が複数のデータ点を選択するユーザ操作である場合には、前記複数のデータ点に関するパラメータに係る情報を表形式で纏めて表示させる、請求項1~6の何れか一項に記載の情報表示システム。
  8. 前記情報表示制御部は、前記ディスプレイに表示させた前記パラメータに係る情報を選択する前記ユーザ操作に応じて、選択された前記パラメータがデータ点としてプロットされたグラフを前記ディスプレイに表示させる、請求項1~7の何れか一項に記載の情報表示システム。
  9. 鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶するデータベースに記憶された情報をディスプレイに表示させる情報表示方法であって、
    前記各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフを、前記ディスプレイに表示させるグラフ表示工程と、
    前記グラフの前記データ点を選択するユーザ操作を受け付けたことに応じて、前記ユーザ操作によって選択された前記データ点において前記表示パラメータと関連付けられた前記各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報を前記ディスプレイに表示させる情報表示工程と、
    を含む、
    情報表示方法。
  10. 鋳物を製造する工程で計測及び算出される各種パラメータを関連付けて記憶するデータベースに記憶された情報をディスプレイに表示させる装置としてコンピュータを機能させる情報表示プログラムであって、前記コンピュータを、
    前記データベースを参照し、前記各種パラメータから選択されたパラメータである表示パラメータをデータ点としてプロットしたグラフを、前記ディスプレイに表示させるグラフ表示制御部、及び、
    前記グラフの前記データ点を選択するユーザ操作を受け付けたことに応じて、前記ユーザ操作によって選択された前記データ点において前記表示パラメータと関連付けられた前記各種パラメータのうちの少なくとも一種のパラメータに係る情報を前記ディスプレイに表示させる情報表示制御部
    として機能させる、
    情報表示プログラム。
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