JP2023006070A - 車両用バッテリパックの支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】支持装置の剛性を低下させることなく車両用バッテリパックの保護性能を改善するとともに、重量増加を抑制する。【解決手段】一対のバッテリ側面41が車両3のサイドレール21よりも車幅方向D2外側に位置する車両用バッテリパック4の支持装置1であって、バッテリ側面41と対向する対向板51と、対向板51の上縁及び下縁から延出して車両用バッテリパック4の上面及び下面にそれぞれ重なる一対の延出板52とを有し、車両用バッテリパック4を収容するバッテリ側ブラケット5と、延出板52とサイドレール21とを連結する一対のフレーム側ブラケット6とを含む。延出板52において一対のフレーム側ブラケット6に挟まれる車長方向中央には、複数の軽量化孔73が形成される軽量化孔領域73が設けられ、軽量化孔領域73の車長方向D1についての幅は、車幅方向D2内側に向かって徐々に大きくなるように形成される。【選択図】図1
Description
本件は、車両用バッテリパックを支持する支持装置に関する。
従来、環境への負荷を低減する観点から、駆動用のバッテリの電力をモータに供給することで走行する電気自動車やハイブリッド自動車等の電動車両の開発が進んでいる。近年では、トラック等の商用車の分野においても、電動車両の開発が行われている(例えば特許文献1参照)。このような電動の商用車においては、コスト低減の観点から、乗用車に用いられる汎用バッテリパックを適用することが検討されている。
しかしながら、乗用車向けのバッテリパックは、車体の内部に搭載されることを前提としているため、その筐体自体の耐荷重強度が比較的低いという課題がある。一方で、トラック等の商用車において、ラダーフレームの下方に配置されるバッテリパックには側突時に高い衝撃荷重が印加されうることから、バッテリパックを支持する支持装置に高い耐荷重強度が要求される。
また、バッテリパックの側突安全性を考慮すると、支持装置の剛性をより高めるためにスチール等の比較的剛性が高い金属を使用したり、バッテリパックを覆う部材の板厚を厚くしたりする必要が生じる。その結果、支持装置の総重量が増加し、電動トラックの航続可能距離や積載量に悪影響を及ぼす虞がある。このような事情を考慮して、バッテリパックを覆う部材に複数の開口部を形成し、支持装置を軽量化することも考えられる。しかしながら、開口部を設けることで支持装置の剛性が低下し、バッテリパックの側突安全性が損なわれる虞がある。
本件は、上記のような課題に鑑み創案されたものであり、支持装置の剛性を低下させることなく車両用バッテリパックの保護性能を改善するとともに、重量増加を抑制できる車両用バッテリパックの支持装置を提供することを目的の一つとする。
本件は上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現できる。
(1)本適用例に係る車両用バッテリパックの支持装置は、車両のラダーフレームを構成するサイドレールの下方に搭載され、車幅方向外側にそれぞれ向く一対のバッテリ側面を有し、前記バッテリ側面が前記サイドレールよりも車幅方向外側に位置する車両用バッテリパックの支持装置であって、前記バッテリ側面と対向する対向板と、前記対向板の上縁及び下縁から延出して前記車両用バッテリパックの上面及び下面にそれぞれ重なる一対の延出板と、を有し、前記車両用バッテリパックを収容するバッテリ側ブラケットと、前記バッテリ側ブラケットの前記延出板と前記サイドレールとを連結する一対のフレーム側ブラケットと、を含み、前記延出板において前記一対のフレーム側ブラケットに挟まれる車長方向中央には、複数の軽量化孔が形成される軽量化孔領域が設けられ、前記軽量化孔領域の前記車長方向についての幅は、車幅方向内側に向かって徐々に大きくなるように形成されることを特徴としている。
(1)本適用例に係る車両用バッテリパックの支持装置は、車両のラダーフレームを構成するサイドレールの下方に搭載され、車幅方向外側にそれぞれ向く一対のバッテリ側面を有し、前記バッテリ側面が前記サイドレールよりも車幅方向外側に位置する車両用バッテリパックの支持装置であって、前記バッテリ側面と対向する対向板と、前記対向板の上縁及び下縁から延出して前記車両用バッテリパックの上面及び下面にそれぞれ重なる一対の延出板と、を有し、前記車両用バッテリパックを収容するバッテリ側ブラケットと、前記バッテリ側ブラケットの前記延出板と前記サイドレールとを連結する一対のフレーム側ブラケットと、を含み、前記延出板において前記一対のフレーム側ブラケットに挟まれる車長方向中央には、複数の軽量化孔が形成される軽量化孔領域が設けられ、前記軽量化孔領域の前記車長方向についての幅は、車幅方向内側に向かって徐々に大きくなるように形成されることを特徴としている。
上記の車両用バッテリパックの支持装置では、例えば側突時に支持装置の側方から入力される外力が、対向板から延出板を通過してフレーム側ブラケット側へと伝達される。このとき、延出板の内部応力は、軽量化孔領域以外の部位を介して効率的に伝達される。つまり、軽量化孔領域の車長方向についての幅は、車幅方向外側において短く、車幅方向内側に向かって徐々に大きくなるように形成されているため、外力が無理なく軽量化孔領域を避けてフレーム側ブラケット側へと伝達されやすくなる。したがって、支持装置の耐側突強度が向上し、バッテリパックの保護性能が改善される。また、軽量化孔領域に複数の軽量化孔を形成することで、軽量化孔を形成した分だけ延出板が軽量化されるため、電動トラックの航続可能距離の延長や積載量の増量が容易となる。
本件の車両用バッテリパックの支持装置によれば、支持装置の剛性を低下させることなく車両用バッテリパックの保護性能を改善でき、かつ重量増加を抑制できる。
図面を参照して、本件の実施形態について説明する。以下の実施形態はあくまでも例示に過ぎず、この実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。下記の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。また、必要に応じて取捨選択でき、あるいは適宜組み合わせられる。
[1.構成]
[1-1.全体構成]
図1に示すように、本実施形態に係る車両用バッテリパックの支持装置1(以下、単に支持装置1ともいう)は、ラダーフレーム2を備えた電動トラック(車両)3に搭載されている。電動トラック3は、駆動用のバッテリパック4(車両用バッテリパック)の電力を図示しないモータに供給することで走行する電動車両(電気自動車、ハイブリッド車)である。
[1-1.全体構成]
図1に示すように、本実施形態に係る車両用バッテリパックの支持装置1(以下、単に支持装置1ともいう)は、ラダーフレーム2を備えた電動トラック(車両)3に搭載されている。電動トラック3は、駆動用のバッテリパック4(車両用バッテリパック)の電力を図示しないモータに供給することで走行する電動車両(電気自動車、ハイブリッド車)である。
以下、電動トラック3の前後方向を車長方向D1ともいい、電動トラック3の左右方向を車幅方向D2ともいう。また、前後方向と左右方向とのいずれにも直交する上下方向を車高方向D3ともいう。図面では、前方を「FR」で示し、後方を「RR」で示し、左方を「LH」で示し、右方を「RH」で示し、上方を「UP」で示し、下方を「DW」で示す。なお、図1には、電動トラック3の下部構造を示しており、ラダーフレーム2の上方に配置される上部構造(ボデー)は省略している。
ラダーフレーム2は、電動トラック3の骨格をなす部材であって、高い剛性及び強度を有する。ラダーフレーム2は、車長方向D1に延びる一対のサイドレール21と、車幅方向D2に延びてサイドレール21同士を連結する複数のクロスメンバ22とを含む。
一対のサイドレール21は、車幅方向D2に互いに離間して配置される。各サイドレール21は、車長方向D1及び車高方向D3に沿う板状のウェブ部の上縁及び下縁から、一対の板状のフランジ部が車幅方向D2の内側に向けて延出するチャネル形状(断面U字状)をなす。
複数のクロスメンバ22は、車長方向D1に互いに離間して配置される。ここでは、バッテリパック4と車高方向D3において重なる位置、及びバッテリパック4よりも後方の位置の二か所にそれぞれ配置された二つのクロスメンバ22を例示する。
一対のサイドレール21は、車幅方向D2に互いに離間して配置される。各サイドレール21は、車長方向D1及び車高方向D3に沿う板状のウェブ部の上縁及び下縁から、一対の板状のフランジ部が車幅方向D2の内側に向けて延出するチャネル形状(断面U字状)をなす。
複数のクロスメンバ22は、車長方向D1に互いに離間して配置される。ここでは、バッテリパック4と車高方向D3において重なる位置、及びバッテリパック4よりも後方の位置の二か所にそれぞれ配置された二つのクロスメンバ22を例示する。
バッテリパック4は、例えば、乗用車に用いられる汎用の高電圧バッテリパックである。電動トラック3において、バッテリパック4は、一対のサイドレール21の下方に搭載され、各サイドレール21よりも車幅方向D2の外側に突出している。ここでは、車高方向D3の寸法が車長方向D1及び車幅方向D2の各寸法よりも小さい(薄い)箱型のバッテリパック4を例示する。ただし、バッテリパック4の形状は特に限定されない。
バッテリパック4は、車幅方向D2の外側にそれぞれ向く一対のバッテリ側面41を有する。一対のバッテリ側面41は、一対のサイドレール21よりも車幅方向D2の外側にそれぞれ位置する。より具体的にいえば、右のバッテリ側面41は右のサイドレール21よりも右側に位置し、左のバッテリ側面41は左のサイドレール21よりも左側に位置する。
バッテリパック4は、上記のようにバッテリ側面41がサイドレール21よりも車幅方向D2の外側に配置されることから、車幅方向D2の寸法がサイドレール21のウェブ部間の距離よりも大きく確保されている。これにより、バッテリパック4は大容量化が図られている。また、バッテリパック4は、電動トラック3の航続距離を確保するうえでは、ホイールベース(前輪軸と後輪軸との間の距離)の広範囲にわたって配置されることが好ましい。比較的小型な(ホイールベースが比較的短い)電動トラック3では、一つのバッテリパック4がホイールベースのほぼ全域にわたって配置されうる。この場合、バッテリパック4の前方には前輪が近接して配置され、バッテリパック4の後方には後輪が近接して配置される。
なお、電動トラック3のサイズ及びバッテリパック4の個数は、本実施形態の例示に限定されない。比較的大型の(ホイールベースが比較的長い)電動トラック3には、複数のバッテリパック4が車長方向D1に並んで設けられてもよい。この場合も、ホイールベースの広範囲にわたって複数のバッテリパック4が配置されることで、バッテリパック4全体としての大容量化が図られ、航続距離を確保できる。
支持装置1は、バッテリパック4をサイドレール21に連結し、バッテリパック4を支持する。換言すれば、バッテリパック4は、支持装置1を介してサイドレール21に支持されている。本実施形態では、車幅方向D2の中心を通り車長方向D1に延在する鉛直面を対称面として、左右対称(面対称)に構成された支持装置1を例示する。
支持装置1は、バッテリパック4を収容するバッテリ側ブラケット5と、バッテリ側ブラケット5及びサイドレール21を連結するフレーム側ブラケット6とを含む。バッテリ側ブラケット5は、バッテリパック4の外周に配置される外壁体であって、バッテリパック4を衝撃荷重から保護する機能をもつ。一方、フレーム側ブラケット6は、サイドレール21から車幅方向D2の外側かつ下方へ延びており、バッテリ側ブラケット5に収容されたバッテリパック4をサイドレール21から吊り下げる機能をもつ。
本実施形態のバッテリ側ブラケット5は、バッテリパック4の車幅方向D2の外側(左右)に配置される一対のエンドクロスメンバ7と、バッテリパック4の車長方向D1の外側(前後)に配置される一対のメインブラケット8とを有する。バッテリ側ブラケット5は、これらのエンドクロスメンバ7及びメインブラケット8により、バッテリパック4の四方を囲むように配置される。
一対のエンドクロスメンバ7は、車幅方向D2の中心を通り車長方向D1に延在する鉛直面を対称面として互いに左右対称に形成される。一対のメインブラケット8も、車長方向D1の中心を通り車幅方向D2に延在する鉛直面を対称面として互いに前後対称に形成される。図2に示すように、本実施形態のエンドクロスメンバ7及びメインブラケット8はいずれも、鋼板で形成されており、チャネル形状をなす。
エンドクロスメンバ7は、バッテリ側面41に沿って配置されるウェブ部71と、ウェブ部71の上縁及び下縁からバッテリパック4側(車幅方向D2の内側)へそれぞれ突設された一対のフランジ部72とを有する。本実施形態のエンドクロスメンバ7は、ウェブ部71がバッテリ側面41と離間して(隙間をあけて)配置されることで、衝突時の変形代(衝撃荷重の吸収代)が確保されている。
バッテリ側ブラケット5は、バッテリ側面41と対向する対向板51と、対向板51の上縁及び下縁からバッテリパック4側へそれぞれ延出した一対の延出板52とを有する。対向板51は、例えば車幅方向D2に沿って水平に延在する法線を有する平面状に形成される。また、延出板52は、例えば車高方向D3に沿って上下に延在する法線を有する平面状に形成される。一対の延出板52は、バッテリパック4の上面及び下面の各々に対向するように設けられ、互いにほぼ平行に配置される。
エンドクロスメンバ7のウェブ部71は、バッテリ側ブラケット5において、バッテリ側面41と対向する対向板51をなす。本実施形態では、上記のとおりエンドクロスメンバ7のウェブ部71がバッテリ側面41と離間しているため、対向板51がバッテリ側面41と非接触である。ただし、対向板51(エンドクロスメンバ7のウェブ部71)は、バッテリ側面41に接触した状態で配置されてもよい。
エンドクロスメンバ7のフランジ部72は、バッテリ側ブラケット5において、対向板51の上縁及び下縁からバッテリパック4側へそれぞれ延出した一対の延出板52をなす。各バッテリ側ブラケット5の一対の延出板52は、バッテリパック4の上面及び下面にそれぞれ重なるように配置される。対向板51の上縁から延出した延出板52は、バッテリパック4の上方に配置され、対向板51の下縁から延出した延出板52は、バッテリパック4の下方に配置される。なお、これらの延出板52は、バッテリパック4の上面及び下面に対して接触した状態で配置されてもよいし、所定の隙間が確保されるように離間した状態で配置されてもよい。
メインブラケット8は、バッテリパック4の前面42又は後面43に沿って配置されるウェブ部81と、ウェブ部81の上縁及び下縁からバッテリパック4側(車長方向D1の内側)へそれぞれ突設された一対のフランジ部82とを有する。メインブラケット8のフランジ部82は、エンドクロスメンバ7のフランジ部72(延出板52)よりもバッテリパック4側(車高方向D3の内側)に重ねられ、図示しない固定具や任意の接合手段(溶接、接着等)を介してエンドクロスメンバ7のフランジ部72(延出板52)と結合される。
図1に示すように、フレーム側ブラケット6は、エンドクロスメンバ7及びメインブラケット8の上側のフランジ部72、82同士が重なる部分に固定される。また、フレーム側ブラケット6は、サイドレール21のウェブ部にも固定される。ここでは、フレーム側ブラケット6が、電動トラック3の左右(各サイドレール21の車幅方向D2の外側)に二つずつ(すなわち一対ずつ、合計四つ)設けられた例を示す。フレーム側ブラケット6は、少なくとも左右一対のサイドレール21のいずれか一方において、車長方向D1に間隔を空けて二個以上設けられる。なお、車長方向D1に配置される複数のフレーム側ブラケット6の数は、一つのバッテリパック4に対して三個以上であってもよい。また、複数のフレーム側ブラケット6が、車幅方向D2に対をなして左右対称に配置されてもよいし、左右非対称に配置されてもよい。
[1-2.要部構成]
図3に示すように、バッテリ側ブラケット5の対向板51(ウェブ部71)には、車載機器10を搭載する機器搭載部9が設けられる。機器搭載部9は、車載機器10の取付先となる部位であって、車載機器10を取付可能な構造を有する。機器搭載部9は、バッテリ側ブラケット5の少なくとも対向板51の一部に設定される。本実施形態では、左右の対向板51のそれぞれにおいて、機器搭載部9が二箇所に設定されている。二つの機器搭載部9は、一つの対向板51において、例えば車長方向D1に間隔を空けて配置される。なお、機器搭載部9の具体的な位置や個数は、本実施形態の例示に限定されない。
図3に示すように、バッテリ側ブラケット5の対向板51(ウェブ部71)には、車載機器10を搭載する機器搭載部9が設けられる。機器搭載部9は、車載機器10の取付先となる部位であって、車載機器10を取付可能な構造を有する。機器搭載部9は、バッテリ側ブラケット5の少なくとも対向板51の一部に設定される。本実施形態では、左右の対向板51のそれぞれにおいて、機器搭載部9が二箇所に設定されている。二つの機器搭載部9は、一つの対向板51において、例えば車長方向D1に間隔を空けて配置される。なお、機器搭載部9の具体的な位置や個数は、本実施形態の例示に限定されない。
また、バッテリ側ブラケット5の延出板52(フランジ部72)には、複数の軽量化孔74が形成された軽量化孔領域73が設けられる。軽量化孔74とは、バッテリ側ブラケット5の総重量を削減するために穿孔される孔(開口部)である。軽量化孔74の形状及び数は任意に設定されうる。一方、軽量化孔74の配設位置は、軽量化孔領域73の内側に制限される。軽量化孔領域73は、延出板52において、車長方向D1に並んだ前後一対のフレーム側ブラケット6に挟まれた車長方向中央に設けられる。図3に示すように、軽量化孔領域73は、上面視でバッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)とフレーム側ブラケット6との接合部78によって前後を挟まれた範囲内に配置される。また、本実施形態の軽量化孔領域73は、延出板52において車幅方向D2の内側に位置する端辺77に接するような領域として定義されている。なお、軽量化孔領域73が設けられる延出板52は、バッテリパック4の上面側に位置する延出板52のみに限定されない。バッテリパック4の下面側に位置する延出板52に軽量化孔領域73を設けてもよいし、上下一対の延出板52の両方に軽量化孔領域73を設けてもよい
軽量化孔領域73の車長方向D1についての幅(車両前後方向の寸法)は、車幅方向D2の内側に向かって徐々に大きくなるように形成される。ここで、軽量化孔領域73のうち、最も車幅方向D2の外側に位置する部分を最外部76と呼ぶ。軽量化孔領域73の形状は、最外部76から車幅方向D2の内側(端辺77)に向かうに連れて、車長方向D1に拡大する形状とされる。軽量化孔領域73の輪郭75の形状は、好ましくは滑らかな曲線状に形成されるが、折れ線状に形成されてもよい。なお、軽量化孔領域73の車長方向D1についての幅は、最外部76から端辺77までの範囲内で一様に増加するように形成されてもよいし、幅の増加量が0になる部位(一定幅が維持される部位)を含んでいてもよい。
図4(A)~(C)は、軽量化孔領域73の具体例を示す延出板52(フランジ部72)の上面図である。図中に示す軸C1は、バッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)の上面視において、車幅方向D2に延在する延出板52(フランジ部72)の中心線である。
図4(A)に示す軽量化孔領域73は、円弧状の輪郭75を有する。軽量化孔領域73の内側には、円形の軽量化孔74が所定のパターンで配置されている。ここでいう「所定のパターン」には、周期的な配列形状を有するパターンだけでなく、非周期的な配列形状を有するパターンも含まれる。輪郭75の形状は、バッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)の上面視において、軸C1について左右対称形状に形成されうる。なお、輪郭75の形状は厳密な円弧状でなくてもよく、例えば楕円弧状や放物線状の曲線を半分に切った形状(あるいはそれらの曲線の一部分に対応する形状)に形成してもよい。
図4(A)に示す軽量化孔領域73は、円弧状の輪郭75を有する。軽量化孔領域73の内側には、円形の軽量化孔74が所定のパターンで配置されている。ここでいう「所定のパターン」には、周期的な配列形状を有するパターンだけでなく、非周期的な配列形状を有するパターンも含まれる。輪郭75の形状は、バッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)の上面視において、軸C1について左右対称形状に形成されうる。なお、輪郭75の形状は厳密な円弧状でなくてもよく、例えば楕円弧状や放物線状の曲線を半分に切った形状(あるいはそれらの曲線の一部分に対応する形状)に形成してもよい。
図4(B)に示す軽量化孔領域73は、台形状の輪郭75を有する。この例では、軽量化孔領域73の最外部76が車長方向D1に延在する直線状に形成される。輪郭75の形状は、軸C1について左右対称にしてもよい。輪郭75の形状は厳密な台形状でなくてもよく、例えば台形の角を丸めた形状や台形に類する形状に形成してもよい。
図4(C)に示す軽量化孔領域73は、三角形状の輪郭75を有し、車長方向D1についての幅が最外部76から端辺77までの範囲内で一様に増加する例である。輪郭75の形状は、軸C1について左右対称にしてもよい。輪郭75の形状は厳密な三角形状でなくてもよく、例えば三角形の角を丸めた形状や三角形に類する形状に形成してもよい。なお、内角が小さい多角形状の輪郭75を形成する場合には、その小さな内角の内側に収まる程度に小径の軽量化孔74を形成することが好ましい。
図4(C)に示す軽量化孔領域73は、三角形状の輪郭75を有し、車長方向D1についての幅が最外部76から端辺77までの範囲内で一様に増加する例である。輪郭75の形状は、軸C1について左右対称にしてもよい。輪郭75の形状は厳密な三角形状でなくてもよく、例えば三角形の角を丸めた形状や三角形に類する形状に形成してもよい。なお、内角が小さい多角形状の輪郭75を形成する場合には、その小さな内角の内側に収まる程度に小径の軽量化孔74を形成することが好ましい。
図5(A)~(D)は、軽量化孔74の形状の具体例を示す延出板52(フランジ部72)の上面図である。図5(A)に示す軽量化孔74は、菱形の孔を斜方格子状に配置したものである。斜方格子状に配置する代わりに、正方格子状に配置することも可能であり、矩形格子状に配置することも可能である。図5(B)は、車長方向D1に延在する短冊状の孔を軸C1に沿って二分割するとともに、それらの孔を車幅方向D2に並べたものである。また、図5(C)は、円弧状に形成された複数の孔を同心円状に配置したものであり、図5(D)は、扇形状に形成された複数の孔を放射状に配置したものである。これらの軽量化孔74は、図5(A)~(D)のいずれにおいても軸C1について左右対称に配置されうる。
図6、図7にそれぞれ示すように、機器搭載部9は、バッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)に車載機器10を取り付けるための溶接ボルト91や溶接ナット94を含んでもよい。
図6に示すように、溶接ボルト91は、対向板51に溶接された頭部92と、頭部92から外側に突出したネジ部93とを有する。詳細にいえば、溶接ボルト91は、バッテリ側ブラケット5の対向板51(ウェブ部71)を貫通する孔95に対し、ネジ部93が車幅方向D2の内側から挿通された状態で、対向板51に固定されている。
溶接ボルト91のネジ部93は、車載機器10(又はそのブラケット等)に形成された貫通孔(図示略)に挿通されたうえで、ナット14と締結される。これにより、溶接ボルト91を含む機器搭載部9に車載機器10が取り付けられる。
図6に示すように、溶接ボルト91は、対向板51に溶接された頭部92と、頭部92から外側に突出したネジ部93とを有する。詳細にいえば、溶接ボルト91は、バッテリ側ブラケット5の対向板51(ウェブ部71)を貫通する孔95に対し、ネジ部93が車幅方向D2の内側から挿通された状態で、対向板51に固定されている。
溶接ボルト91のネジ部93は、車載機器10(又はそのブラケット等)に形成された貫通孔(図示略)に挿通されたうえで、ナット14と締結される。これにより、溶接ボルト91を含む機器搭載部9に車載機器10が取り付けられる。
図7に示すように、溶接ナット94は、対向板51に溶接される。詳細にいえば、溶接ナット94は、孔95と同軸上に配置された状態で対向板51に固定されている。
溶接ナット94は、車載機器10(又はそのブラケット等)に形成された貫通孔(図示略)に車幅方向D2の外側から挿通されたボルト15と締結される。これにより、溶接ナット94を含む機器搭載部9に車載機器10が取り付けられる。なお、溶接ナット94に締結されるボルト15は、バッテリパック4との干渉防止のために、ネジ部の長さ寸法Lがバッテリ側面41と対向板51との距離(隙間)Sよりも十分に短く設定される(L<S)。
溶接ナット94は、車載機器10(又はそのブラケット等)に形成された貫通孔(図示略)に車幅方向D2の外側から挿通されたボルト15と締結される。これにより、溶接ナット94を含む機器搭載部9に車載機器10が取り付けられる。なお、溶接ナット94に締結されるボルト15は、バッテリパック4との干渉防止のために、ネジ部の長さ寸法Lがバッテリ側面41と対向板51との距離(隙間)Sよりも十分に短く設定される(L<S)。
機器搭載部9に車載機器10を搭載する手法は、上記の溶接ボルト91及び溶接ナット94を用いた手法に限定されず、公知の種々の手法を適用できる。例えば、車載機器10は、対向板51に溶接されていない通常のボルトやナット(図示略)により、機器搭載部9に搭載されてもよい。あるいは、一部の車載機器10は、機器搭載部9に直接溶接されてもよい。
図1に示すように、本実施形態の車載機器10は、バッテリパック4に外部から給電するための充電口11が設けられた筐体12と、車幅方向D2の外側の物体を検知するセンサ13とを含む。ここでは、左側の機器搭載部9に筐体12が搭載され、右側の機器搭載部9にセンサ13が搭載された例を示す。筐体12及びセンサ13はいずれも、バッテリ側ブラケット5よりも車幅方向D2の外側に突出して設けられる。
筐体12は、CIB(Charge Inlet Box)とも呼ばれ、充電口11が電動トラック3の外部からアクセス可能となる所定位置に設けられる。筐体12において充電口11は、車幅方向D2の外側に向けて配置される。
センサ13は、例えば、電動トラック3のブラインドスポット内に存在する物体を検知してドライバに知らせる技術(いわゆるブラインドスポットアシスト)に適用されるレーダやカメラである。センサ13は、ブラインドスポットが検知範囲となる所定位置に設けられる。
センサ13は、例えば、電動トラック3のブラインドスポット内に存在する物体を検知してドライバに知らせる技術(いわゆるブラインドスポットアシスト)に適用されるレーダやカメラである。センサ13は、ブラインドスポットが検知範囲となる所定位置に設けられる。
[2.作用及び効果]
(1)本実施形態の車両用バッテリパックの支持装置1では、バッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)に対向板51と延出板52とが設けられる。また、延出板52において、一対のフレーム側ブラケット6に挟まれる車長方向中央には、複数の軽量化孔74が形成される軽量化孔領域73が設けられる。さらに、軽量化孔領域73の車長方向D1についての幅は、車幅方向D2の内側に向かって徐々に大きくなるように形成される。これにより、例えば側突時に支持装置1の側方から入力される外力は、対向板51から延出板52を通過してフレーム側ブラケット6側へと伝達される。このとき、延出板52の内部応力は、軽量化孔領域73以外の部位を介して効率的に伝達される。つまり、軽量化孔領域73の車長方向D1についての幅は、車幅方向D2の外側において短く、車幅方向D2の内側に向かって徐々に大きくなるように形成されているため、外力が無理なく軽量化孔領域73を避けてフレーム側ブラケット6側へと伝達されやすくなり、支持装置1の耐側突強度が向上する。また、軽量化孔領域73に複数の軽量化孔74を形成することで、延出板52が軽量化される。したがって、車両用バッテリパックの支持装置1によれば、支持装置1の剛性を低下させることなくバッテリパック4の保護性能を改善でき、かつ重量増加を抑制できる。
(1)本実施形態の車両用バッテリパックの支持装置1では、バッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)に対向板51と延出板52とが設けられる。また、延出板52において、一対のフレーム側ブラケット6に挟まれる車長方向中央には、複数の軽量化孔74が形成される軽量化孔領域73が設けられる。さらに、軽量化孔領域73の車長方向D1についての幅は、車幅方向D2の内側に向かって徐々に大きくなるように形成される。これにより、例えば側突時に支持装置1の側方から入力される外力は、対向板51から延出板52を通過してフレーム側ブラケット6側へと伝達される。このとき、延出板52の内部応力は、軽量化孔領域73以外の部位を介して効率的に伝達される。つまり、軽量化孔領域73の車長方向D1についての幅は、車幅方向D2の外側において短く、車幅方向D2の内側に向かって徐々に大きくなるように形成されているため、外力が無理なく軽量化孔領域73を避けてフレーム側ブラケット6側へと伝達されやすくなり、支持装置1の耐側突強度が向上する。また、軽量化孔領域73に複数の軽量化孔74を形成することで、延出板52が軽量化される。したがって、車両用バッテリパックの支持装置1によれば、支持装置1の剛性を低下させることなくバッテリパック4の保護性能を改善でき、かつ重量増加を抑制できる。
(2)上記の車両用バッテリパックの支持装置1では、複数の軽量化孔74が形成された延出板52によって、バッテリパック4の上面及び下面が被覆される。これにより、例えばバッテリ側ブラケット5の内側に配置されるMSD(Manual Service Disconnect、サービスプラグ)を延出板52でカバーすることができ、バッテリパック4の保護性能を改善できる。また、延出板52には複数の軽量化孔74が形成されるため、バッテリパック4の放熱性を維持しつつ、バッテリ側ブラケット5の内側への異物の進入や整備点検時における手の挿入を防止でき、バッテリパック4の保護性能をさらに改善できる。
(3)軽量化孔領域73の軽量化孔74は、バッテリ側ブラケット5(エンドクロスメンバ7)の上面視において、軸C1について左右対称に配置されうる。このようなレイアウトを設定することで、バッテリ側ブラケット5の側面視における左右方向(車両前後方向)についての剛性分布を均すことができ、例えば剛性分布をほぼ均一にできる。したがって、バッテリパック4の保護性能をさらに改善できる。
(4)側突時における延出板52の内部応力分布に関して、図4(B)に示すように、輪郭75の形状が角ばっている場合には、角部近傍に応力が集中しやすくなる虞がある。一方、図3や図4(A)に示すように、輪郭75の形状を滑らかな曲線状にすることで、このような応力集中を回避することができ、支持装置1の耐側突強度を向上させることができる。したがって、バッテリパック4の保護性能をさらに改善できる。
(5)本実施形態の車両用バッテリパックの支持装置1では、一対のフレーム側ブラケット6に挟まれる車長方向中央に軽量化孔領域73が設けられる。これにより、例えば側突時に延出板52に伝達される荷重を、二つのフレーム側ブラケット6に対してほぼ均等に分配することができる。したがって、支持装置1の耐側突強度を向上させることができ、バッテリパック4の保護性能をさらに改善できる。
(6)なお、バッテリ側ブラケット5に車載機器10を搭載する機器搭載部9が設けられるため、側突時に車幅方向D2の外側から入力される衝撃荷重が、バッテリ側ブラケット5に入力されるよりも前に車載機器10に入力される。これにより、衝撃荷重の初期入力を、バッテリ側ブラケット5で吸収するよりも前に車載機器10で吸収できる。この結果、バッテリ側ブラケット5に伝達される衝撃荷重を低減できるため、バッテリ側ブラケット5を通じてバッテリパック4に伝達される衝撃荷重も低減できる。よって、側突時におけるバッテリパック4の保護性能を高められる。
(7)また、本実施形態では、バッテリパック4がサイドレール21の下方に搭載され、バッテリ側面41がサイドレール21よりも車幅方向D2の外側に位置するため、バッテリパック4の大容量化を図れる。この反面、バッテリパック4がサイドレール21よりも車幅方向D2の外側に突出するため、サイドレール21への車載機器10の搭載性が低下しうる。これに対し、上記のバッテリ側ブラケット5の対向板51には、複数の孔95が形成された機器搭載部9が設けられる。これにより、バッテリ側ブラケット5の外側に車載機器10の搭載スペースを確保でき、車載機器の搭載性を改善できる。また、複数の孔95が形成された分だけバッテリ側ブラケット5が軽量化されるため、支持装置1の重量増加を抑制できる。
[3.その他]
上記のバッテリ側ブラケット5の構成は一例である。バッテリ側ブラケット5は、少なくとも、バッテリ側面41と対向する対向板51を有するとともにバッテリパック4を収容する形状であればよく、上記のエンドクロスメンバ7及びメインブラケット8以外の部材で形成されてもよい。
フレーム側ブラケット6の構成、配置及び個数も、上記の例示に限定されない。
上記のバッテリ側ブラケット5の構成は一例である。バッテリ側ブラケット5は、少なくとも、バッテリ側面41と対向する対向板51を有するとともにバッテリパック4を収容する形状であればよく、上記のエンドクロスメンバ7及びメインブラケット8以外の部材で形成されてもよい。
フレーム側ブラケット6の構成、配置及び個数も、上記の例示に限定されない。
機器搭載部9の具体的な構造は、上記の例示に限定されない。機器搭載部9は、溶接ボルト91及び溶接ナット94の双方を含んでもよいし、溶接ボルト91及び溶接ナット94以外の構造を含んでもよい。
機器搭載部9に搭載される車載機器10としては、上記の筐体12及びセンサ13に限らず、電動トラック3に搭載される様々な機器を採用できる。例えば、車載機器10は、電動トラック3の補機用の低電圧バッテリ(図示略)を含んでもよい。車載機器10がこのような低電圧バッテリを含む場合も、支持装置1及び電動トラック3によれば、側突時におけるバッテリパック4の保護性能を高めつつ、車載機器10の搭載性を確保できる。
機器搭載部9に搭載される車載機器10としては、上記の筐体12及びセンサ13に限らず、電動トラック3に搭載される様々な機器を採用できる。例えば、車載機器10は、電動トラック3の補機用の低電圧バッテリ(図示略)を含んでもよい。車載機器10がこのような低電圧バッテリを含む場合も、支持装置1及び電動トラック3によれば、側突時におけるバッテリパック4の保護性能を高めつつ、車載機器10の搭載性を確保できる。
他の車載機器10の具体例としては、電動トラック3に架装される架装装置や架装装置の付随装置が挙げられる。架装装置には、冷蔵冷凍装置、発電装置、照明装置、給水装置、シュレッダー装置、廃棄物貯留装置、クレーン装置等が含まれる。また、付随装置には、モータ、コンプレッサ、ポンプ、配線材、配管材、ツールボックス等が含まれる。このような架装装置や付随装置をバッテリ側ブラケット5に搭載できるようにすることで、例えばバッテリパック4が搭載されない既存の車両と同じ架装装置及び付随装置を、ほぼ同じ位置に取り付けることができ、ユーザビリティや利便性をさらに高めることができる。
また、既存の車両では、サイドレール21から比較的長いブラケットを介して架装装置や付随装置を取り付けていた。一方、本実施態様では、サイドレール21よりも車幅方向D2の外側に位置するバッテリ側ブラケット5の対向板51(エンドクロスメンバ7のウェブ部71)に対して架装装置や付随装置が取り付けられるため、従来のブラケットよりも短いブラケットで事足りる。したがって、ブラケットを小型化できるとともに耐振動性も改善でき、かつコストを削減できる。
なお、支持装置1の適用対象は、上記の電動トラック3に限定されない。支持装置1は、ラダーフレーム2を備える様々な車両に適用可能である。
なお、支持装置1の適用対象は、上記の電動トラック3に限定されない。支持装置1は、ラダーフレーム2を備える様々な車両に適用可能である。
1 支持装置(バッテリパックの支持装置)
2 ラダーフレーム
3 電動トラック(車両)
4 バッテリパック(車両用バッテリパック)
5 バッテリ側ブラケット
6 フレーム側ブラケット
7 エンドクロスメンバ
8 メインブラケット
9 機器搭載部
10 車載機器
11 充電口
12 筐体
13 センサ
14 ナット
15 ボルト
21 サイドレール
22 クロスメンバ
41 バッテリ側面
42 前面
43 後面
51 対向板
52 延出板
71 ウェブ部
72 フランジ部
73 軽量化孔領域
74 軽量化孔
75 輪郭
76 最外部
77 端辺
78 接合部
81 ウェブ部
82 フランジ部
91 溶接ボルト
92 頭部
93 ネジ部
94 溶接ナット
95 孔
2 ラダーフレーム
3 電動トラック(車両)
4 バッテリパック(車両用バッテリパック)
5 バッテリ側ブラケット
6 フレーム側ブラケット
7 エンドクロスメンバ
8 メインブラケット
9 機器搭載部
10 車載機器
11 充電口
12 筐体
13 センサ
14 ナット
15 ボルト
21 サイドレール
22 クロスメンバ
41 バッテリ側面
42 前面
43 後面
51 対向板
52 延出板
71 ウェブ部
72 フランジ部
73 軽量化孔領域
74 軽量化孔
75 輪郭
76 最外部
77 端辺
78 接合部
81 ウェブ部
82 フランジ部
91 溶接ボルト
92 頭部
93 ネジ部
94 溶接ナット
95 孔
Claims (1)
- 車両のラダーフレームを構成するサイドレールの下方に搭載され、車幅方向外側にそれぞれ向く一対のバッテリ側面を有し、前記バッテリ側面が前記サイドレールよりも車幅方向外側に位置する車両用バッテリパックの支持装置であって、
前記バッテリ側面と対向する対向板と、前記対向板の上縁及び下縁から延出して前記車両用バッテリパックの上面及び下面にそれぞれ重なる一対の延出板と、を有し、前記車両用バッテリパックを収容するバッテリ側ブラケットと、
前記バッテリ側ブラケットの前記延出板と前記サイドレールとを連結する一対のフレーム側ブラケットと、を含み、
前記延出板において前記一対のフレーム側ブラケットに挟まれる車長方向中央には、複数の軽量化孔が形成される軽量化孔領域が設けられ、
前記軽量化孔領域の前記車長方向についての幅は、車幅方向内側に向かって徐々に大きくなるように形成される
ことを特徴とする、車両用バッテリパックの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021108464A JP2023006070A (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | 車両用バッテリパックの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021108464A JP2023006070A (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | 車両用バッテリパックの支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023006070A true JP2023006070A (ja) | 2023-01-18 |
Family
ID=85107401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021108464A Pending JP2023006070A (ja) | 2021-06-30 | 2021-06-30 | 車両用バッテリパックの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023006070A (ja) |
-
2021
- 2021-06-30 JP JP2021108464A patent/JP2023006070A/ja active Pending
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Legal Events
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
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