JP2023005688A - 負荷制御ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能な構成を、スイッチング素子及び制御部を備える操作装置を三路スイッチの代わりに用いて実現可能な負荷制御ユニットを提供すること。【解決手段】実施形態の負荷制御ユニットは、2つの操作装置を備え、操作装置のそれぞれは、負荷の作動状態を切替える操作の入力を検知する検知部を備える。2つの操作装置は、商用電源から負荷への電力の供給経路を介して電気的に接続される。一方の操作装置は、スイッチング素子及び制御部を備え、スイッチング素子のオンオフの切替りにより、商用電源から負荷への電力の供給状態が変化する。制御部は、一方の操作装置の検知部での検知結果及び他方の操作装置から伝達された他方の操作装置の検知部での検知結果に基づいて、スイッチング素子のオンオフを制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、負荷制御ユニットに関する。
照明負荷等の負荷が設けられる負荷制御システムにおいて負荷の作動を制御する負荷制御ユニットとして、1つの負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能なものがある。このような負荷制御ユニットでは、2つの操作装置として物理スイッチの一種であるいわゆる三路スイッチが用いられ、商用電源から負荷への電力の供給経路は、2つの三路スイッチの間において、2つの電気経路に分岐して延設される。分岐して延設される2つの電気経路の一方を介して2つの三路スイッチの間が電気的に接続されている状態では、商用電源から負荷に電力が供給される。一方、2つの三路スイッチの間が電気的に接続されていない状態では、商用電源から負荷に電力が供給されない。
前述のように1つの負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能な負荷制御ユニットでは、スイッチング素子、及び、スイッチング素子のオンオフを制御する制御部を備える操作装置(電子化スイッチ)を、三路スイッチの代わりに用いる要望がある。すなわち、1つの負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能な構成を、スイッチング素子及び制御部を備える操作装置を三路スイッチの代わりに用いて実現することが、求められている。
特開2017-135101号公報
本発明が解決しようとする課題は、負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能な構成を、スイッチング素子及び制御部を備える操作装置を三路スイッチの代わりに用いて実現可能な負荷制御ユニットを提供することにある。
実施形態によれば、負荷制御ユニットは、第1の操作装置及び第2の操作装置を備える。第1の操作装置は、商用電源からの電力の供給状態に対応して作動状態が変化する負荷の作動状態を切替える操作の入力を検知する第1の検知部を備え、第2の操作装置は、負荷の作動状態を切替える操作の入力を検知する第2の検知部を備える。第2の操作装置は、商用電源から負荷への電力の供給経路を介して第1の操作装置に電気的に接続される。第1の操作装置は、スイッチング素子、及び、スイッチング素子のオンオフを制御する制御部を備える。スイッチング素子は、電力の供給経路に配置され、オンオフが切替わることにより、負荷への電力の供給状態を変化させる。制御部は、第1の検知部での検知結果、及び、第2の操作装置から伝達された第2の検知部での検知結果に基づいて、スイッチング素子のオンオフを制御する。
本発明によれば、負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能な構成を、スイッチング素子及び制御部を備える操作装置を三路スイッチの代わりに用いて実現可能な負荷制御ユニットを提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る負荷制御システムを示す概略図である。 図2は、第1の実施形態に係る負荷制御システムにおいて、2つのスイッチング素子がスイッチング状態になる場合における、商用電源からの出力電圧の経過時的な変化の一例、及び、制御部のそれぞれに印加される電圧の経時的な変化の一例を示す概略図である。 図3は、第1の実施形態に係る負荷制御ユニットにおいて、2つの操作装置の一方の制御部によって行われる処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、第2の実施形態に係る負荷制御システムを示す概略図である。 図5は、第2の実施形態に係る負荷制御ユニットにおいて、2つの操作装置の一方の制御部によって行われる処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、ある参照例に係る負荷制御システムを示す概略図である。
実施形態の負荷制御ユニット(10A,10B)は、第1の操作装置(10A)及び第2の操作装置(10B)を備える。第1の操作装置(10A)は、商用電源(11)からの電力の供給状態に対応して作動状態が変化する負荷(12)の作動状態を切替える操作の入力を検知する第1の検知部(13A)を備え、第2の操作装置(10B)は、負荷(12)の作動状態を切替える操作の入力を検知する第2の検知部(13B)を備える。第2の操作装置(10B)は、商用電源(11)から負荷(12)への電力の供給経路を介して第1の操作装置(10A)に電気的に接続される。第1の操作装置(10A)は、第1のスイッチング素子(15A)、及び、第1のスイッチング素子(15A)のオンオフを制御する第1の制御部(16A)を備える。第1のスイッチング素子(15A)は、電力の供給経路に配置され、オンオフが切替わることにより、負荷(12)への電力の供給状態を変化させる。第1の制御部(16A)は、第1の検知部(13A)での検知結果、及び、第2の操作装置(10B)から伝達された第2の検知部(13B)での検知結果に基づいて、第1のスイッチング素子(15A)のオンオフを制御する。これにより、負荷(12)の作動状態を切替える操作を2つの操作装置(10A,10B)のそれぞれで入力可能な構成を、第1のスイッチング素子(15A)及び第1の制御部(16A)を備える第1の操作装置(10A)を三路スイッチの代わりに用いて実現可能になる。
実施形態の負荷制御ユニット(10A,10B)では、第2の操作装置(10B)は、第2のスイッチング素子(15B)及び第2の制御部(16B)を備える。第2のスイッチング素子(15B)は、電力の供給経路において第1のスイッチング素子(15A)に対して電気的に直列に接続され、オンオフが切替わることにより、負荷(12)への電力の供給状態を変化させる。第2の制御部(16B)は、第2の検知部(13B)での検知結果、及び、第1の操作装置(10A)の第1の制御部(16A)から伝達された第1の検知部(13A)での検知結果に基づいて、第2のスイッチング素子(15B)のオンオフを制御する。これにより、負荷(12)の作動状態を切替える操作を2つの操作装置(10A,10B)のそれぞれで入力可能な構成を、第1の操作装置(10A)を三路スイッチの代わりに用いるとともに、第2のスイッチング素子(15B)及び第2の制御部(16B)を備える第2の操作装置(10B)を三路スイッチの代わりに用いて実現可能となる。
実施形態の負荷制御ユニット(10A,10B)では、第1の制御部(16A)には、第1のスイッチング素子(15A)がオフの状態において、商用電源(11)から電力が供給される。第2の制御部(16B)には、第2のスイッチング素子(15B)がオフの状態において、商用電源(11)から電力が供給される。これにより、第1のスイッチング素子(15A)がオフの状態における電力供給によって、第1の制御部(16A)への電力が適切に確保され、第2のスイッチング素子(15B)がオフの状態における電力供給によって、第2の制御部(16B)への電力が適切に確保される。
実施形態の負荷制御ユニット(10A,10B)では、第1のスイッチング素子(15A)及び第2のスイッチング素子(15B)のそれぞれは、スイッチング状態及び非スイッチング状態に切替わり可能である。第1のスイッチング素子(15A)及び第2のスイッチング素子(15B)のそれぞれは、非スイッチング状態において、オフの状態で維持される。第1のスイッチング素子(15A)及び第2のスイッチング素子(15B)のそれぞれは、スイッチング状態において、商用電源(11)からの出力電圧がゼロクロスになる度に、オンの状態からオフの状態に切替わるとともに、スイッチング状態において、出力電圧がゼロクロスから次のゼロクロスになる前に、オフの状態からオンの状態に切替わる。第1の制御部(16A)は、第2の操作装置(10B)の第2の制御部(16B)から伝達された第2の検知部(13B)での検知結果に基づいて、第2の制御部(16B)によるスイッチング状態と非スイッチング状態との間での第2のスイッチング素子(15B)の切替えに同期させて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間で第1のスイッチング素子(15A)を切替える。第2の制御部(16B)は、第1の操作装置(10A)の第1の制御部(16A)から伝達された第1の検知部(13A)での検知結果に基づいて、第1の制御部(16A)によるスイッチング状態と非スイッチング状態との間での第1のスイッチング素子(15A)の切替えに同期させて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間で第2のスイッチング素子(15B)を切替える。これにより、スイッチング素子及びスイッチング素子のオンオフを制御する制御部を備える電子化スイッチを2つの操作装置(10A,10B)のそれぞれに用いても、負荷(12)の作動状態を切替える操作を2つの操作装置(10A,10B)のそれぞれで入力可能な構成が適切に実現される。
実施形態の負荷制御ユニット(10A,10B)では、第2の操作装置(10B)は、半導体素子回路(41)及び第2の制御部(16B)を備える。半導体素子回路(41)は、電力の供給経路において第1のスイッチング素子(15A)に対して電気的に直列に接続される。第2の制御部(16B)は、第2の検知部(13B)での検知結果を第1の操作装置(10A)の第1の制御部(16A)へ伝達する。これにより、負荷(12)の作動状態を切替える操作を2つの操作装置(10A,10B)のそれぞれで入力可能な構成を、第1の操作装置(10A)を三路スイッチの代わりに用いるとともに、第2の制御部(16B)を備える第2の操作装置(10B)を三路スイッチの代わりに用いて実現可能となる。
実施形態の負荷制御ユニット(10A,10B)では、第1の制御部(16A)には、第1のスイッチング素子(15A)がオフの状態において、商用電源(11)から電力が供給される。第2の制御部(16B)は、半導体素子回路(41)での電圧降下に起因して商用電源(11)から電力が供給される。これにより、第1のスイッチング素子(15A)がオフの状態における電力供給によって、第1の制御部(16A)への電力が適切に確保され、半導体素子回路(41)での電圧降下に起因する電力供給によって、第2の制御部(16B)への電力が適切に確保される。
実施形態の負荷制御ユニット(10A,10B)では、第1のスイッチング素子(15A)は、スイッチング状態及び非スイッチング状態に切替わり可能である。第1のスイッチング素子(15A)は、非スイッチング状態において、オフの状態で維持される。第1のスイッチング素子(15A)は、スイッチング状態において、商用電源(11)からの出力電圧がゼロクロスになる度に、オンの状態からオフの状態に切替わるとともに、スイッチング状態において、出力電圧がゼロクロスから次のゼロクロスになる前に、オフの状態からオンの状態に切替わる。第1の制御部(16A)は、第1の検知部(13A)での検知結果、及び、第2の操作装置(10B)から伝達された第2の検知部(13B)での検知結果に基づいて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間で第1のスイッチング素子(15A)を切替える。これにより、電子回路を構成する制御部を備える操作装置を2つの操作装置(10A,10B)のそれぞれに用いても、負荷(12)の作動状態を切替える操作を2つの操作装置(10A,10B)のそれぞれで入力可能な構成が、適切に実現される。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、実施形態に係る負荷制御システムの一例として第1の実施形態の負荷制御システム1を示す。図1に示すように、負荷制御システム1は、2つ操作装置10A,10B、交流電源等の商用電源11、及び、負荷である照明負荷12を備える。商用電源11は、例えば、所定の電圧波形の交流電圧を、出力電圧として出力する。商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路は、2つの操作装置10A,10Bを通って延設される。このため、2つの操作装置10A,10Bは、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路を介して、電気的に接続される。
本実施形態では、操作装置10A,10Bのそれぞれでは、照明負荷12の作動状態を切替える操作を入力可能である。操作装置(第1の操作装置)10Aは、操作装置(第2の操作装置)10Bとは別体で設けられ、操作装置10Bから離れた位置に配置される。ある一例では、照明負荷12は、1階と2階との間の階段において光を照射可能である。そして、操作装置10Aは、1階に配置され、操作装置10Aでは、1階の操作者等によって、照明負荷12の作動状態を切替える操作が入力される。また、操作装置10Bは、2階に配置され、操作装置10Bでは、2階の操作者等によって、照明負荷12の作動状態を切替える操作が入力される。本実施形態の負荷制御システム1では、操作装置10A,10Bによって、照明負荷12の作動を制御する負荷制御ユニットが構成される。
操作装置(第1の操作装置)10Aは、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力を検知する検知部(第1の検知部)13Aを備え、操作装置(第2の操作装置)10Bは、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力を検知する検知部(第2の検知部)13Bを備える。ある一例では、検知部13A,13Bのそれぞれは、赤外線を発光する発光部、及び、赤外線を受光可能な受光部を備える。そして、検知部13A,13Bのそれぞれは、発光部から出射した赤外線が操作者の手等で反射され、反射された赤外線を受光部が受光したことに基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力を検知する。
また、別のある一例では、検知部13A,13Bのそれぞれは、静電容量の時間変化率を検知する。そして、検知部13A,13Bのそれぞれでは、操作者の手の近接等に起因して静電容量の時間変化率が閾値以上になったことに基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力を検知する。また、検知部13A,13Bのそれぞれは、前述した形態のように非接触(人体と、検知部が物理的に接触しないことをいう)でのトリガーに基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力を検知してもよいし、操作ボタン等の操作部材での操作に基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力を検知してもよい。
操作装置(第1の操作装置)10Aは、スイッチング素子(第1のスイッチング素子)15A、及び、スイッチング素子15Aのオンオフを制御する制御部(第1の制御部)16Aを備え、操作装置(第2の操作装置)10Bは、スイッチング素子(第2のスイッチング素子)15B、及び、スイッチング素子15Bのオンオフを制御する制御部(第2の制御部)16Bを備える。このため、操作装置10A,10Bのそれぞれは、スイッチング素子、及び、スイッチング素子のオンオフを制御する制御部が設けられる電子化スイッチとなる。なお、外部からの入力を検知する検知部と、スイッチング素子と、スイッチング素子のオンオフを検知部での検知結果に基づいて制御する制御部と、を備える構成を電子化スイッチと定義してもよい。
制御部16A,16Bのそれぞれは、例えば、コンピュータ等の処理装置から構成される。そして、操作装置10Aでは、制御部16Aによって制御回路となる電子回路が構成され、操作装置10Bでは、制御部16Bによって制御回路となる電子回路が構成される。制御部16A,16Bのそれぞれは、プロセッサ又は集積回路、及び、メモリ等の記憶媒体を備える。プロセッサ又は集積回路は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、マイコン、FPGA(Field Programmable Gate Array)及び、DSP(Digital Signal processor)等のいずれかを含む。制御部16A,16Bのそれぞれは、集積回路等を1つのみ備えてもよく、集積回路等を複数備えてもよい。制御部16A,16Bのそれぞれは、記憶媒体等に記憶されるプログラム等を実行することにより、処理を行う。
制御部16Aは、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Aでの検知結果を取得し、制御部16Bは、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Bでの検知結果を取得する。また、操作装置10Aの制御部16A及び操作装置10Bの制御部16Bは、シリアル通信等によって、互いに対して双方向通信する(図1の矢印A1)。このため、制御部16Aは、制御部16Bとの間で情報交換が可能である。制御部16Aには、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Bでの検知結果が、制御部16Bから伝達され、制御部16Bには、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Aでの検知結果が、制御部16Aから伝達される。なお、図1の一例では、制御部16A,16Bの間において、有線により通信が行われるが、ある一例では、制御部16A,16Bの間において、無線通信が行われてもよい。
スイッチング素子15A,15Bのそれぞれは、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路に配置される。スイッチング素子15Bは、スイッチング素子15Aに対して電気的に直列に接続される。スイッチング素子15A,15Bのそれぞれでは、オンの状態において通電し(電流を流し)、オフの状態において通電しない(電流を流さない)。図1の一例では、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれとして、半導体スイッチング素子であるトライアックが用いられる。
制御部16Aは、検知部13Aでの検知結果、及び、制御部16Bから伝達された検知部13Bでの検知結果に基づいて、スイッチング素子15Aのオンオフを制御する。また、制御部16Bは、検知部13Bでの検知結果、及び、制御部16Aから伝達された検知部13Aでの検知結果に基づいて、スイッチング素子15Bのオンオフを制御する。
操作装置(第1の操作装置)10Aでは、制御部(第1の制御部)16Aは、スイッチング素子(第1のスイッチング素子)15Aに対して電気的に並列に接続される。スイッチング素子15Aがオフの状態では、スイッチング素子15Aが通電しないため、スイッチング素子15Aと電気的に並列な制御部16Aが通電し、制御部16Aに電圧が印加される。このため、スイッチング素子15Aがオフの状態では、スイッチング素子15Aが通電しないことに起因して、商用電源11から制御部16Aに電力が供給される。なお、このとき、商用電源11から検知部13Aにも電力が供給されてもよいし、検知部13Aには、制御部16Aから電力が供給されてもよい。
一方、スイッチング素子15Aがオンの状態では、トライアックであるスイッチング素子15Aにおいて電圧降下が発生し、スイッチング素子15Aと電気的に並列な制御部16Aには、スイッチング素子15Aでの電圧降下と同一(又は略同一)の大きさの電圧が印加される。このため、スイッチング素子15Aがオンの状態では、スイッチング素子15Aでの電圧降下に起因して、商用電源11から制御部16Aに電力が供給される。なお、制御部16Aは、コンデンサ等の蓄電部を備えており、スイッチング素子15Aがオフの状態で商用電源11から供給される電力を蓄電部で蓄える構成であってもよい。この蓄電部で蓄えられた電力は、例えば、スイッチング素子15Aがオンの状態の時に、制御部16Aでの制御及び通信、及び、検知部13Aの動作等に用いられる。
また、本実施形態では、操作装置(第2の操作装置)10Bにおいて、制御部(第2の制御部)16Bは、スイッチング素子(第2のスイッチング素子)15Bに対して電気的に並列に接続される。スイッチング素子15Bがオフの状態では、スイッチング素子15Bが通電しないため、スイッチング素子15Bと電気的に並列な制御部16Bが通電し、制御部16Bに電圧が印加される。このため、スイッチング素子15Bがオフの状態では、スイッチング素子15Bが通電しないことに起因して、商用電源11から制御部16Bに電力が供給される。なお、このとき、商用電源11から検知部13Bにも電力が供給されてもよいし、検知部13Bには、制御部16Bから電力が供給されてもよい。
一方、スイッチング素子15Bがオンの状態では、トライアックであるスイッチング素子15Bにおいて電圧降下が発生し、スイッチング素子15Bと電気的に並列な制御部16Bには、スイッチング素子15Bでの電圧降下と同一(又は略同一)の大きさの電圧が印加される。このため、スイッチング素子15Bがオンの状態では、スイッチング素子15Bでの電圧降下に起因して、商用電源11から制御部16Bに電力が供給される。なお、制御部16Bは、コンデンサ等の蓄電部を備えており、スイッチング素子15Bがオフの状態で商用電源11から供給される電力を蓄電部で蓄える構成であってもよい。この蓄電部で蓄えられた電力は、例えば、スイッチング素子15Bがオンの状態の時に、制御部16Bの制御及び通信、及び、検知部13Bの動作等に用いられる。
スイッチング素子15A,15Bの両方がオンの状態では、商用電源11から照明負荷12にある程度の大きさの電力が供給される。このため、スイッチング素子15A,15Bの両方がオンの状態では、ある程度の大きさの電流が照明負荷12に流れ、照明負荷12が点灯する。一方、スイッチング素子15A,15Bの少なくとも一方がオフの状態では、商用電源11から照明負荷12に電力がほとんど供給されない。このため、スイッチング素子15A,15Bの少なくとも一方がオフの状態では、照明負荷12に電流がほとんど流れず、照明負荷12は点灯しない。
なお、図1の一例では、スイッチング素子15A,15Bの少なくとも一方がオフの状態において、照明負荷12に電流は流れるが、照明負荷12を流れる電流は、照明負荷12を点灯させる程度まで大きくならない。前述のように本実施形態では、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれのオンオフが切替わることにより、照明負荷12への電力の供給状態が変化する。これにより、照明負荷12の作動状態が変化し、照明負荷12の点灯及び消灯が切替わる。
スイッチング素子15A,15Bのそれぞれは、スイッチング状態(アクティブ状態)及び非スイッチング状態(非アクティブ状態)に切替わり可能である。制御部16Aは、スイッチング素子15Aの動作を制御することにより、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替える。図1の一例では、制御部16Aは、トライアックであるスイッチング素子15Aのゲート端子にトリガー信号を入力することにより、スイッチング素子15Aをスイッチング状態にする。そして、スイッチング素子15Aのゲート端子にトリガー信号が入力されていない状態では、スイッチング素子15Aは、非スイッチング状態になる。
同様に、制御部16Bは、スイッチング素子15Bの動作を制御することにより、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替える。図1の一例では、制御部16Bは、トライアックであるスイッチング素子15Bのゲート端子にトリガー信号を入力することにより、スイッチング素子15Bをスイッチング状態にする。そして、スイッチング素子15Bのゲート端子にトリガー信号が入力されていない状態では、スイッチング素子15Bは、非スイッチング状態になる。ある一例では、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれをスイッチング状態にするトリガー信号として、パルス電流がゲート端子に入力される。
スイッチング素子15A,15Bのそれぞれは、非スイッチング状態において、オフの状態で維持され、オンの状態にならない。このため、スイッチング素子15Aの非スイッチング状態では、スイッチング素子15Aが通電しないことに起因して、商用電源11から制御部16Aに電力が供給される。そして、スイッチング素子15Bの非スイッチング状態では、スイッチング素子15Bが通電しないことに起因して、商用電源11から制御部16Bに電力が供給される。また、スイッチング素子15A,15Bの少なくとも一方が非スイッチング状態になると、照明負荷12に電流がほとんど流れず、照明負荷12は点灯しない。
また、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれでは、スイッチング状態において、オンオフが繰返し(周期的に)切替わる。スイッチング素子15A,15Bのそれぞれのスイッチング状態における周期的なオンオフは、検知部13A,13Bのいずれかが操作の入力を検知したことに基づいた切替えとは、異なるものである。以下、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれのスイッチング状態での動作について説明する。図2は、2つのスイッチング素子15A,15Bがスイッチング状態になる場合における、商用電源11からの出力電圧の経過時的な変化の一例、及び、制御部16A,16Bのそれぞれに印加される電圧の経時的な変化の一例を示す。図2では、横軸に時間を示し、縦軸に電圧を示す。また、図2では、商用電源11からの出力電圧の経時的な変化を実線で示し、制御部16A,16Bのそれぞれに印加される電圧の経時的な変化を破線で示す。図2の一例では、制御部16A,16Bに印加される電圧の経時的な変化は、互いに対して同様又はほぼ同様になる。
スイッチング素子15A,15Bのそれぞれは、スイッチング状態において、商用電源11からの出力電圧がゼロクロスになる度に、オンの状態からオフの状態に切替わる。また、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれは、スイッチング状態において、商用電源11からの出力電圧がゼロクロスから次のゼロクロスになる前に、オフの状態からオンの状態に切替わる。このため、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれは、スイッチング状態になると、出力電圧のゼロクロスと次のゼロクロスとの間の半周期期間のそれぞれにおいて、オフの状態からオンの状態に切替わる。そして、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれは、スイッチング状態において、出力電圧のゼロクロスから基準時間Δt経過する度に、オフの状態からオンの状態に切替わる。
ここで、基準時間Δtは、出力電圧の半周期より短く、図2の一例等のように、基準時間Δtは、出力電圧の4分の1周期より短いことが好ましい。また、基準時間Δtは、調整可能であってもよい。この場合、制御部16Aは、スイッチング素子15Aのゲート端子に入力するトリガー信号(パルス電流)においてパルスのタイミング又はパルス幅等を調整することにより、基準時間Δtを調整する。厳密には、基準時間Δtは、トライアック等のスイッチング素子15Aの特性(ゼロクロスタイミングのオン遅延)で発生する時間Δt1と、トライアック等のスイッチング素子15Aのゲートオンのタイミングを調整することで確保できる時間Δt2と、の和で構成される。言い換えれば、基準時間Δt=Δt1+Δt2である。時間Δt1はスイッチング素子15Aの特性によって発生するため、時間Δt1の長さは調整不可能である。このため、後述するスイッチング素子15Aの電圧降下に起因する電力供給及び自然発生する時間Δt1での電力供給だけでは制御部16Aへの電力を確保できない場合は、ゲート信号のタイミング等を調整して時間Δt2の長さを調整することで、基準時間Δtを調整し、制御部16Aへの電力を確保することが可能となる。このとき、基準時間Δt(時間Δt2)が長いほど制御部16Aにて使用できる電力が大きくなるが、制御部16Aへの電力が大きくなったことにより負荷12への出力が低下するため、制御部(制御回路)16Aで必要な電力に基づいて基準時間Δt(時間Δt2)を設定するとよい。これにより、制御部16Aは、出力電圧のゼロクロスと次のゼロクロスとの間の半周期期間のそれぞれにおいて、スイッチング素子15Aがオフの状態からオンの状態に切替わるタイミングを調整する。制御部16Bも、制御部16Aと同様にして、出力電圧のゼロクロスと次のゼロクロスとの間の半周期期間のそれぞれにおいて、スイッチング素子15Bがオフの状態からオンの状態に切替わるタイミングを調整する。
図2等に示すように、スイッチング素子15Aのスイッチング状態では、出力電圧のゼロクロスのそれぞれから基準時間Δtが経過するまでの間は、スイッチング素子15Aが通電しないため、制御部16Aにある程度の大きさの電力が供給され、制御部16Aにある程度の大きさの電圧が印加される。また、スイッチング素子15Aがオンの状態になってから出力電圧の次のゼロクロスまでの間は、スイッチング素子15Aでの電圧降下と同一(又は略同一)の大きさの電圧が、制御部16Aに印加される。したがって、スイッチング素子15Aのスイッチング状態では、スイッチング素子15Aがオンの状態及びオフの状態の両方において、制御部16Aに商用電源11からの電力が供給される。ただし、出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれでは、ゼロクロスからスイッチング素子15Aがオンの状態になるまでの間の期間における制御部16Aに供給される電力の最大値は、スイッチング素子15Aがオンの状態になってから出力電圧の次のゼロクロスまでの間の期間における制御部16Aに供給される電力の最大値に比べて、大きい。そして、出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれでは、ゼロクロスからスイッチング素子15Aがオンの状態になるまでの間の期間における制御部16Aに印加される電圧の最大値は、スイッチング素子15Aの電圧降下に比べて、大きい。このとき、制御部16Aでは、例えば、任意のN回目の基準時間Δtで印加された電力を用いて検知部13Aでの検知結果を受け取って、N+1回目の基準時間Δtで印加された電力を用いて制御部16Bと通信を行ってもよい。つまり、制御部16Aでの動作を基準時間Δtごとに分割して行ってもよい。
なお、スイッチング素子15Bのスイッチング状態において制御部16Bに印加される電圧は、スイッチング素子15Aのスイッチング状態において制御部16Aに印加される電圧と同様にして、経時的に変化する。したがって、スイッチング素子15Bのスイッチング状態では、スイッチング素子15Bがオンの状態及びオフの状態の両方において、制御部16Bに商用電源11からの電力が供給される。そして、出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれでは、ゼロクロスからスイッチング素子15Bがオンの状態になるまでの間の期間における制御部16Bに供給される電力の最大値は、スイッチング素子15Bがオンの状態になってから出力電圧の次のゼロクロスまでの間の期間における制御部16Bに供給される電力の最大値に比べて、大きい。そして、出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれでは、ゼロクロスからスイッチング素子15Bがオンの状態になるまでの間の期間における制御部16Bに印加される電圧の最大値は、スイッチング素子15Bの電圧降下に比べて、大きい。このとき、制御部16Bでは、例えば、任意のN回目の基準時間Δtで印加された電力を用いて検知部13Bでの検知結果を受け取って、N+1回目の基準時間Δtで印加された電力を用いて制御部16Aと通信を行ってもよい。つまり、制御部16Bでの動作を基準時間Δtごとに分割して行ってもよい。
スイッチング素子15A,15Bの両方がスイッチング状態になると、出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれにおいて、スイッチング素子15A,15Bがオンの状態になってから出力電圧の次のゼロクロスまでの間は、ある程度の大きさの電流が照明負荷12に流れ、照明負荷12が点灯する。このため、スイッチング素子15A,15Bの両方がスイッチング状態になると、出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれにおいて、一部の期間で照明負荷12が点灯する。前述のように本実施形態では、スイッチング素子15A,15Bのそれぞれがスイッチング状態と非スイッチング状態との間で切替わることにより、照明負荷12への電力の供給状態が変化し、照明負荷12の作動状態が変化する。
制御部16Aは、検知部13Aでの検知結果、及び、制御部16Bから伝達された検知部13Bでの検知結果に基づいて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間におけるスイッチング素子15Aの切替えを行う。そして、制御部16Bは、検知部13Bでの検知結果、及び、制御部16Aから伝達された検知部13Aでの検知結果に基づいて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間におけるスイッチング素子15Bの切替えを行う。
図3は、負荷制御ユニット(操作装置10A,10B)において、2つの操作装置の一方である操作装置10Aの制御部16Aによって行われる処理の一例を示すフローチャートである。制御部16Aは、図3に示す処理を経時的に繰返し実行する。図3の処理を開始すると、制御部16Aは、検知部13Aでの検知結果に基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作が操作装置(第1の操作装置)10Aで入力されたか否かを判定する(S31)。この際、検知部13Aでの検知結果を示す信号が、検知部13Aから制御部16Aに入力される。そして、制御部16Aは、検知部13Aから入力された信号が照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力されたことを示す信号であるか否かを判定するとともに、検知部13Aから入力された信号がノイズ等に起因する信号であるか否かを判定する。
操作装置10Aで操作が入力されていないと判定した場合は(S31-No)、制御部16Aは、制御部16Bから伝達された検知部13Bでの検知結果に基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作が操作装置(第2の操作装置)10Bで入力されたか否かを判定する(S32)。ここで、操作装置10Bで操作が入力されたと操作装置10Bの制御部16Bが判定した場合、制御部16Bは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替えさせる切替え指令を、検知部13Bの検知結果として、制御部16Aに送信する。制御部16Aは、制御部16Bからの切替え指令を受信したか否かに基づいて、操作装置10Bで操作が入力されたか否かを判定する。例えば、制御部16Aは、制御部16Bからの切替え指令を受信したことに基づいて、操作装置10Bで操作が入力されたと判定する。この際、制御部16Aは、制御部16Bから受信した信号が前述の切替え指令であるか否かを判定するとともに、制御部16Bから受信した信号がノイズ等に起因する信号であるか否かを判定する。
操作装置10Bで操作が入力されていないと判定した場合は(S32-No)、処理はS31に戻る。そして、制御部16Aは、S31以降の処理を順次に実施する。一方、操作装置10Bで操作が入力されたと判定した場合は(S32-Yes)、制御部16Aは、スイッチング状態又は非スイッチング状態へスイッチング素子15Aを切替える(S33)。この際、スイッチング素子15Aがスイッチング状態で動作している場合は、スイッチング素子15Aは、非スイッチング状態に切替えられ、スイッチング素子15Aが非スイッチング状態で動作している場合は、スイッチング素子15Aは、スイッチング状態へ切替えられる。
また、S31において操作装置10Aで操作が入力されたと判定した場合は(S31-Yes)、制御部16Aは、S33の処理と同様に、スイッチング状態又は非スイッチング状態へスイッチング素子15Aを切替える(S34)。そして、制御部16Aは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替えさせる切替え指令を、検知部13Aでの検知結果として、制御部16Bに送信する(S35)。ここで、S34においてスイッチング素子15Aがスイッチング状態から非スイッチング状態へ切替えられる場合は、S35において、制御部16Aは、スイッチング素子15Bをスイッチング状態から非スイッチング状態へ切替えさせる切替え指令を、制御部16Bへ送信する。一方、S34においてスイッチング素子15Aが非スイッチング状態からスイッチング状態へ切替えられる場合は、S35において、制御部16Aは、スイッチング素子15Bを非スイッチング状態からスイッチング状態へ切替えさせる切替え指令を、制御部16Bへ送信する。
また、制御部16Bについては、以下の事項を除き、制御部16Aと同様の処理を実行する。すなわち、制御部16Bでは、スイッチング状態(アクティブ状態)と非スイッチング状態(非アクティブ状態)との間の切替える対象が、スイッチング素子15Aではなく、スイッチング素子15Bとなる。また、照明負荷12の作動状態を切替える操作が操作装置(第1の操作装置)10Aで入力されたと制御部16Aが判定した場合、操作装置10Bの制御部16Bは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替えさせる切替え指令を、制御部16Aから受信する。そして、照明負荷12の作動状態を切替える操作が操作装置(第2の操作装置)10Bで入力されたと制御部16Bが判定した場合、制御部16Bは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替えさせる切替え指令を、制御部16Aに送信する。
本実施形態では、前述のようにして、制御部16A,16Bが処理を行う。このため、検知部13Bでの検知結果として制御部16Bから前述の切替え指令を制御部16Aが受信した場合、制御部16Aは、制御部16Bによるスイッチング状態と非スイッチング状態との間でのスイッチング素子15Bの切替えに同期させて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替える。そして、検知部13Aでの検知結果として制御部16Aから前述の切替え指令を制御部16Bが受信した場合、制御部16Bは、制御部16Aによるスイッチング状態と非スイッチング状態との間でのスイッチング素子15Aの切替えに同期させて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替える。
このため、スイッチング素子15Aがスイッチング状態に切替わることに同期して、スイッチング素子15Bがスイッチング状態に切替わる。そして、スイッチング素子15Aが非スイッチング状態に切替わることに同期して、スイッチング素子15Bが非スイッチング状態に切替わる。これにより、スイッチング素子15Aのスイッチング状態では、スイッチング素子15Bもスイッチング状態となり、スイッチング素子15Aの非スイッチング状態では、スイッチング素子15Bも非スイッチング状態となる。したがって、操作装置10A,10Bのいずれでの操作の入力によっても、照明負荷12が点灯しない状態と出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれの一部の期間で照明負荷12が点灯する状態との間を、切替え可能となる。すなわち、操作装置10A,10Bのいずれでの操作の入力によっても、照明負荷12の作動状態を適切に切替え可能になる。
なお、操作装置10A,10Bのそれぞれは、インジケータ等の表示部を備えてもよい。この場合、操作装置10Aの表示部では、スイッチング素子15Aがスイッチング状態及び非スイッチング状態のいずれであるかを示す情報、又は、照明負荷12の作動状態を示す情報が表示される。そして、制御部16Aは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替えることにより、表示部での表示内容も切替える。また、操作装置10Bの表示部では、スイッチング素子15Bがスイッチング状態及び非スイッチング状態のいずれであるかを示す情報、又は、照明負荷12の作動状態を示す情報が表示される。そして、制御部16Bは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替えることにより、表示部での表示内容も切替える。なお、操作装置10Aの表示部に、操作装置10Aに設けられるスイッチング素子15Aとは異なるスイッチング素子(例えばスイッチング素子15B)について、スイッチング状態及び非スイッチング状態のいずれであるかを示す情報を表示してもよい。このとき、スイッチング状態及び非スイッチング状態のいずれであるかを示す情報は、例えば、他の操作装置(例えば操作装置10B)に送信した切替え指令や、他の操作装置から受信した切替え指令に応じて、表示される。操作装置10Bの表示部についても、操作装置10Aの表示部と同様である。
本実施形態では、操作装置(第1の操作装置)10Aにおいて、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路に、スイッチング素子15Aが配置される。そして、操作装置10Aでは、制御部16Aは、検知部13Aでの検知結果、及び、操作装置(第2の操作装置)10Bから伝達された検知部13Bでの検知結果に基づいて、スイッチング素子15Aのオンオフを制御する。このため、操作装置10A,10Bから構成される負荷制御ユニットでは、スイッチング素子15A及び制御部16Aを備える電子化スイッチである操作装置10Aを三路スイッチの代わりに用いても、1つの照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成が、実現可能となる。
また、操作装置10Aにおいてスイッチング素子15Aに対して電気的に並列に制御部16Aを接続することにより、スイッチング素子15Aがオフの状態では、スイッチング素子15Aが通電しないことに起因して、商用電源11から電力が制御部16Aに供給される。また、スイッチング素子15Aがオンの状態では、スイッチング素子15Aでの電圧降下に起因して、商用電源11から電力が制御部16Aに供給される。このため、電子化スイッチである操作装置10Aでは、スイッチング素子(第1のスイッチング素子)15Aのオンオフ等に関係なく、制御部(第1の制御部)16Aへの電力が適切に確保される。
また、前述のように制御部16Aへの電力が確保されるため、操作装置10Aへ2本の配線を接続するだけで、スイッチング素子15A及び制御部16Aへ電力を供給する電気経路を構成可能となる。このため、操作装置10Aの代わりに三路スイッチが用いられる場合から配線系統をほとんど変更することなく、制御部16Aへの電力が適切に確保される。したがって、本実施形態の負荷制御ユニットでは、照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成において、三路スイッチが用いられる場合から配線系統等をほとんど変更することなく、操作装置10Aの制御部16Aへの電力が適切に確保される。
また、本実施形態では、操作装置(第2の操作装置)10Bのスイッチング素子15Bは、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路において、スイッチング素子15Aに対して電気的に直列に配置される。そして、操作装置10Bでは、制御部16Bは、検知部13Bでの検知結果、及び、操作装置(第1の操作装置)10Aの制御部16Aから伝達された検知部13Aでの検知結果に基づいて、スイッチング素子15Bのオンオフを制御する。このため、操作装置10A,10Bから構成される負荷制御ユニットでは、電子化スイッチである操作装置10Aを三路スイッチの代わりに用いるとともに、スイッチング素子15B及び制御部16Bを備える電子化スイッチである操作装置10Bを三路スイッチの代わりに用いても、1つの照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成が、実現可能となる。
また、操作装置10Bにおいてスイッチング素子15Bに対して電気的に並列に制御部16Bを接続することにより、スイッチング素子15Bがオフの状態では、スイッチング素子15Bが通電しないことに起因して、商用電源11から電力が制御部16Bに供給される。また、スイッチング素子15Bがオンの状態では、スイッチング素子15Bでの電圧降下に起因して、商用電源11から電力が制御部16Bに供給される。このため、電子化スイッチである操作装置10Bでは、スイッチング素子(第2のスイッチング素子)15Bのオンオフ等に関係なく、制御部(第2の制御部)16Bへの電力が適切に確保される。
また、操作装置10Aと同様に、操作装置10Aへ2本の配線を接続するだけで、スイッチング素子15B及び制御部16Bへ電力を供給する電気経路を構成可能となる。このため、操作装置10Bの代わりに三路スイッチが用いられる場合から配線系統をほとんど変更することなく、制御部16Bへの電力が適切に確保される。したがって、本実施形態の負荷制御ユニットでは、照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成において、三路スイッチが用いられる場合から配線系統等をほとんど変更することなく、制御部16A,16Bの両方への電力が適切に確保される。
また、本実施形態では、制御部16Aは、制御部16Bによるスイッチング状態と非スイッチング状態との間でのスイッチング素子15Bの切替えに同期させて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替える。そして、制御部16Bは、制御部16Aによるスイッチング状態と非スイッチング状態との間でのスイッチング素子15Aの切替えに同期させて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替える。このため、スイッチング素子及びスイッチング素子のオンオフを制御する制御部を備える電子化スイッチを2つの操作装置10A,10Bのそれぞれに用いても、照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成が適切に実現される。
また、スイッチング状態と非スイッチング状態との間の切替えが制御部16A,16Bで同期するため、照明負荷12の作動状態を表示するインジケータ等の表示部を、制御部16A,16Bのそれぞれに設けることが可能となる。また、本実施形態では、操作装置10A,10Bのそれぞれがスイッチング素子及び制御部を備える構成であるため、操作装置10A,10Bとして互いに対して同一の種類を用いることが可能になる。これにより、負荷制御システム1(負荷制御ユニット)に用いる操作装置の種類を少なくすることが、可能になる。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る負荷制御システム1を示す。図4に示すように、本実施形態でも、負荷制御システム1は、2つ操作装置10A,10B、商用電源11、及び、照明負荷12を備える。そして、操作装置10A,10Bによって、照明負荷12の作動を制御する負荷制御ユニットが構成される。そして、操作装置10Aは、検知部13A、スイッチング素子15A及び制御部16Aを備え、制御部16Aは、スイッチング素子15Aのゲート端子にトリガー信号を入力することにより、スイッチング素子15Aを、非スイッチング状態からスイッチング状態へと切替える。そして、スイッチング素子15Aは、スイッチング状態及び非スイッチング状態のそれぞれにおいて、第1の実施形態等と同様にして動作する。このため、電子化スイッチである操作装置10Aでは、第1の実施形態等と同様に、スイッチング素子(第1のスイッチング素子)15Aのオンオフ等に関係なく、制御部(第1の制御部)16Aへの電力が適切に確保される。
本実施形態でも、操作装置10Bは、検知部13B及び制御部16Bを備える。ただし、本実施形態では、操作装置10Bは、スイッチング素子15Bを備えず、代わりに、半導体素子回路41を備える。半導体素子回路41は、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路に配置され、供給経路においてスイッチング素子15Aに対して電気的に直列に接続される。また、半導体素子回路41は、半導体素子として2つのダイオード42A,42Bを備え、半導体素子回路41では、ダイオード42A,42Bは、互いに対して電気的に並列に接続される。また、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路では、ダイオード42Aの順方向は、ダイオード42Bの順方向とは反対になる。前述のように半導体素子回路41が形成されるため、商用電源11から照明負荷12に電力が供給されている状態では、半導体素子回路41は、常時、通電する(電流を流す)。
また、本実施形態では、操作装置10Bにおいて、制御部16Bは、半導体素子回路41の動作(通電状態)を制御不可能である。また、操作装置(第2の操作装置)10Bでは、制御部(第2の制御部)16Bは、半導体素子回路41に対して電気的に並列に接続される。商用電源11から電力が出力されている状態では、半導体素子回路41に電流が流れ、半導体素子回路41において電圧降下が発生する。この際、2つのダイオード42A,42Bの中の通電している一方において電圧降下が発生するため、半導体素子回路41において電圧降下が発生する。そして、商用電源11から電力が出力されている状態では、半導体素子回路41と電気的に並列な制御部16Bには、半導体素子回路41での電圧降下と同一(又は略同一)の大きさの電圧が印加される。このため、半導体素子回路41での電圧降下に起因して、商用電源11から制御部16Bに電力が供給される。よって、第2の実施形態においては、制御部16Bには安定して電力が供給されるため、使用頻度が高い場所に操作装置10Bを配設することが好ましい。
本実施形態では、スイッチング素子15Aがオンの状態において、商用電源11から照明負荷12にある程度の大きさの電力が供給され、照明負荷12が点灯する。一方、スイッチング素子15Aがオフの状態では、商用電源11から照明負荷12に電力がほとんど供給されず、照明負荷12は点灯しない。なお、図4の一例では、スイッチング素子15Aがオフの状態において、照明負荷12に電流は流れるが、照明負荷12を流れる電流は、照明負荷12を点灯させる程度まで大きくならない。前述のように本実施形態では、スイッチング素子15Aのオンオフが切替わることにより、照明負荷12への電力の供給状態が変化し、照明負荷12の点灯及び消灯が切替わる。
また、本実施形態では、スイッチング素子15Aが非スイッチング状態になると、照明負荷12に電流がほとんど流れず、照明負荷12は点灯しない。一方、スイッチング素子15Aがスイッチング状態になると、出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれにおいて、一部の期間で照明負荷12が点灯する。この際、半周期期間のそれぞれにおいて照明負荷12が点灯する期間は、第1の実施形態等と同様である。したがって、本実施形態では、スイッチング素子15Aがスイッチング状態と非スイッチング状態との間で切替わることにより、照明負荷12への電力の供給状態が変化し、照明負荷12の作動状態が変化する。
また、本実施形態では、操作装置10Aの制御部16Aは、操作装置10Bから情報等を受信可能であるが、操作装置10Bへは情報等を送信不可能である。すなわち、操作装置10Bの制御部16Bから操作装置10Aの制御部16Aへの一方向のみ、情報等を送信可能である(図4の矢印A2)。本実施形態でも、制御部16Aは、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Aでの検知結果を取得し、制御部16Bは、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Bでの検知結果を取得する。そして、制御部16Aには、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Bでの検知結果が、制御部16Bから伝達される。
ただし、本実施形態では、制御部16Aは、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Aでの検知結果を、制御部16Bに送信しない。このため、制御部16Bは、操作の入力についての検知部13Aでの検知結果を取得しない。図1の一例では、制御部16Bは、有線により情報等を送信するが、ある一例では、制御部16Bは、無線通信により情報等を制御部16Aに送信してもよい。
図5は、負荷制御ユニット(操作装置10A,10B)において、スイッチング素子15A及び制御部16Aを備える操作装置10Aの制御部16Aによって行われる処理の一例を示すフローチャートである。制御部16Aは、図5に示す処理を経時的に繰返し実行する。図5の処理を開始すると、制御部16Aは、第1の実施形態等と同様に、検知部13Aでの検知結果に基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作が操作装置(第1の操作装置)10Aで入力されたか否かを判定する(S31)。そして、操作装置10Aで操作が入力されていないと判定した場合は(S31-No)、制御部16Aは、第1の実施形態等と同様に、制御部16Bから伝達された検知部13Bでの検知結果に基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作が操作装置(第2の操作装置)10Bで入力されたか否かを判定する(S32)。この際、制御部16Aは、制御部16Bからの前述の切替え指令を受信したか否かに基づいて、操作装置10Bで操作が入力されたか否かを判定する。
そして、操作装置10Bで操作が入力されていないと判定した場合は(S32-No)、処理はS31に戻り、制御部16Aは、S31以降の処理を順次に実施する。一方、操作装置10Bで操作が入力されたと判定した場合は(S32-Yes)、制御部16Aは、第1の実施形態等同様に、スイッチング状態又は非スイッチング状態へスイッチング素子15Aを切替える(S33)。また、S31において操作装置10Aで操作が入力されたと判定した場合は(S31-Yes)、制御部16Aは、第1の実施形態等と同様に、スイッチング状態又は非スイッチング状態へスイッチング素子15Aを切替える(S34)。ただし、本実施形態では、操作装置10Aで操作が入力されたと判定した場合でも、制御部16Aは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替えさせる切替え指令等を、制御部16Bに送信しない。
また、本実施形態では、制御部16Bは、半導体素子回路41の動作を制御不可能である。このため、本実施形態では、操作装置10Bで操作が入力されたと判定した場合、制御部16Bは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替えさせる切替え指令を、検知部13Bでの検知結果として制御部16Aに送信する。また、本実施形態では、制御部16Bは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Bを切替えさせる切替え指令等を、制御部16Aから受信しない。
本実施形態では、前述のようにして、制御部16A,16Bが処理を行う。このため、操作装置10A,10Bのいずれでの操作の入力によっても、スイッチング状態と非スイッチング状態との間で、スイッチング素子15Aが切替わる。したがって、操作装置10A,10Bのいずれでの操作の入力によっても、照明負荷12が点灯しない状態と出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれの一部の期間で照明負荷12が点灯する状態との間を、切替え可能となる。すなわち、操作装置10A,10Bのいずれでの操作の入力によっても、照明負荷12の作動状態を適切に切替え可能になる。
本実施形態でも第1の実施形態等と同様に、スイッチング素子15A及び制御部16Aを備える電子化スイッチである操作装置10Aを三路スイッチの代わりに用いても、1つの照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成が、実現可能となる。また、本実施形態でも、電子化スイッチである操作装置10Aにおいて、スイッチング素子(第1のスイッチング素子)15Aのオンオフ等に関係なく、制御部(第1の制御部)16Aへの電力が適切に確保される。したがって、本実施形態の負荷制御ユニットでも、照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成において、三路スイッチが用いられる場合から配線系統等をほとんど変更することなく、操作装置10Aの制御部16Aへの電力が適切に確保される。
また、本実施形態では、操作装置(第2の操作装置)10Bの半導体素子回路41は、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路において、スイッチング素子15Aに対して電気的に直列に配置される。そして、操作装置10Bでは、制御部16Bは、検知部13Bでの検知結果を操作装置(第1の操作装置)10Aの制御部16Aへ伝達する。このため、操作装置10A,10Bから構成される負荷制御ユニットでは、電子化スイッチである操作装置10Aを三路スイッチの代わりに用いるとともに、制御部16Bを備える操作装置10Bを三路スイッチの代わりに用いても、1つの照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成が、実現可能となる。
また、操作装置10Bにおいて半導体素子回路41に対して電気的に並列に制御部16Bを接続することにより、半導体素子回路41での電圧降下に起因して、商用電源11から電力が制御部16Bに供給される。このため、本実施形態でも、制御部(第2の制御部)16Bへの電力が適切に確保される。
前述のように制御部16Bへの電力が確保されるため、操作装置10Bへ2本の配線を接続するだけで、半導体素子回路41及び制御部16Bへ電力を供給する電気経路を構成可能となる。このため、操作装置10Bの代わりに三路スイッチが用いられる場合から配線系統をほとんど変更することなく、制御部16Bへの電力が適切に確保される。したがって、本実施形態の負荷制御ユニットでも、照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成において、三路スイッチが用いられる場合から配線系統等をほとんど変更することなく、制御部16A,16Bの両方への電力が適切に確保される。
また、本実施形態では、制御部16Aがスイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替えることにより、照明負荷12の作動状態が切替えられる。そして、制御部16Aは、操作装置10Aでの操作の入力についての検知結果を検知部13Aから取得するとともに、操作装置10Bでの操作の入力についての検知結果を制御部16Bから受信する。このため、電子回路を構成する制御部を備える操作装置を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれに用いても、照明負荷12の作動状態を切替える操作を2つの操作装置10A,10Bのそれぞれで入力可能な構成が、適切に実現される。
また、本実施形態では、操作装置10Bの制御部16Bは、前述の切替え指令を含む検知部13Bでの検知結果を制御部16Aに送信するだけで、半導体素子回路41の動作の制御等は行わない。このため、処理を行っている状態における制御部16Bでの消費電力が、低減される。これにより、半導体素子回路41での電圧降下と同一の大きさの電圧を印加するだけでも、処理を行っている状態において制御部16Bが必要とする電力が、適切に確保される。また、制御部16Bは、検知部13Bでの検知結果を制御部16Aに送信するだけであるため、制御部16Bが構成する電子回路を大型化及び複雑化することなく、操作装置10Bを製造可能となる。これにより、操作装置10Bの製造におけるコスト等が抑えられる。
なお、無線通信によって制御部16Bから制御部16Aに情報等を送信する場合、例えば、Bluetooth(登録商標)等の双方向通信が可能な無線通信規格を用いて、制御部16Bは、情報等を制御部16Aに送信してもよい。この場合、制御部16Aから制御部16Bへも情報等を送信可能になる。制御部16A,16Bの間で双方向の無線通信が可能になることにより、制御部16Aは、スイッチング素子15Aがスイッチング状態及び非スイッチング状態のいずれであるかを示す情報、又は、照明負荷12の作動状態を示す情報等を、制御部16Bへ送信可能になる。このため、操作装置10Bにインジケータ等の表示部を設けることにより、操作装置10Bにおいても、スイッチング素子15Aがスイッチング状態及び非スイッチング状態のいずれであるかを示す情報、又は、照明負荷12の作動状態を示す情報等を、表示可能になる。
また、無線通信によって制御部16Bから制御部16Aに情報等を送信する場合、制御部16Aは、操作装置10A,10Bとは別体のリモコン等から、情報等を無線通信によって受信可能であってもよい。この場合、リモコンにおいても、照明負荷12の作動状態を切替える操作が入力可能となる。そして、照明負荷12の作動状態を切替える操作がリモコンにおいて入力されると、制御部16Aは、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替えさせる切替え指令を、リモコンから受信する。そして、制御部16Aは、リモコンからの切替え指令に基づいて、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替え、照明負荷12の作動状態を切替える。
(参照例)
以下、前述の実施形態等に関連する参照例について説明する。図6は、ある参照例に係る負荷制御システム1を示す。図6に示すように、本参照例でも、負荷制御システム1は、操作装置10A、商用電源11、及び、照明負荷12を備える。そして、操作装置10Aは、検知部13A、スイッチング素子15A及び制御部16Aを備え、制御部16Aは、スイッチング素子15Aのゲート端子にトリガー信号を入力することにより、スイッチング素子15Aを、非スイッチング状態からスイッチング状態へと切替える。そして、スイッチング素子15Aは、スイッチング状態及び非スイッチング状態のそれぞれにおいて、前述の実施形態等と同様にして動作する。このため、電子化スイッチである操作装置10Aでは、前述の実施形態等と同様に、スイッチング素子15Aのオンオフ等に関係なく、制御部16Aへの電力が適切に確保される。
ただし、本参照例では、操作装置10Bが設けられず、商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路は、操作装置10Aのみを通って延設される。また、本参照例では、負荷制御システム1は、1つ以上(図6の一例では3つ)の遠隔操作装置6を備える。本参照例では、操作装置10A及び遠隔操作装置6によって、照明負荷12の作動を制御する負荷制御ユニットが構成される。商用電源11から照明負荷12への電力の供給経路は、いずれの遠隔操作装置6も通過することなく、延設される。本参照例では、前述の実施形態等と同様に、照明負荷12の作動状態を切替える操作を、操作装置10Aにおいて入力可能である。また、本参照例では、遠隔操作装置6のそれぞれでも、照明負荷12の作動状態を切替える操作を入力可能である。遠隔操作装置6のそれぞれは、操作装置10Aを親機とする子機、又は、照明負荷12についての操作を入力可能なリモコンである。遠隔操作装置6のそれぞれは、制御部(図示しない)を備え、遠隔操作装置6のそれぞれの制御部は、プロセッサ又は集積回路、及び、メモリ等の記憶媒体を備える。
遠隔操作装置6のそれぞれの制御部(プロセッサ)は、無線通信によって、操作装置10Aの制御部16Aに情報等を送信可能である。また、遠隔操作装置6のそれぞれの制御部は、無線通信によって、操作装置10Aの制御部16Aから情報等を受信可能である。また、遠隔操作装置6のそれぞれは、自己発電可能である。このため、遠隔操作装置6のそれぞれでは、外部から電力を供給しなくても、自己発電した電力によって、制御部が処理を実行可能となる。ある一例では、遠隔操作装置6のそれぞれにスイッチボタンが設けられる。そして、遠隔操作装置6のそれぞれでは、操作者等がスイッチボタンを押圧することにより、自己発電によって電力が発生する。
本参照例では、第2の実施形態等と同様に、スイッチング素子15Aがスイッチング状態と非スイッチング状態との間で切替わることにより、照明負荷12への電力の供給状態が変化し、照明負荷12の作動状態が変化する。本参照例でも、照明負荷12の作動状態を切替える操作の入力についての検知部13Aでの検知結果に基づいて、制御部16Aは、スイッチング素子15Aの動作を制御する。また、本参照例では、遠隔操作装置6のそれぞれは、照明負荷12の作動状態を切替える操作が入力されると、スイッチング状態と非スイッチング状態との間でスイッチング素子15Aを切替える切替え指令を、制御部16Aに送信する。制御部16Aは、遠隔操作装置6のそれぞれからの切替え指令に基づいて、スイッチング素子15Aの動作を制御する。
ここで、遠隔操作装置6のそれぞれについては、操作装置10Aと通信可能とするために操作装置10Aとのペアリングを予め行う必要がある。遠隔操作装置6のそれぞれは、操作装置10Aとペアリングされることにより、前述の切替え指令等を制御部16Aに送信可能となる。以下、ある1つの遠隔操作装置6の操作装置10Aとのペアリングについて、説明する。なお、ほかの遠隔操作装置6も、同様にして操作装置10Aとペアリングされる。ある遠隔操作装置6のペアリングでは、遠隔操作装置6が操作装置10Aと通信を行うチャンネルを設定する。チャンネルの設定は、例えば、前述のスイッチボタンとは別の物理ボタン等によって行われる。また、遠隔操作装置6のペアリングでは、操作装置10Aを、使用モードから設定モードへ切り替える。
そして、前述のスイッチボタンを複数回連打することにより、ペアリングにおける遠隔操作装置6の制御部の処理に必要な電力を発生させる。なお、ペアリングにおける制御部の処理では、スイッチボタンの1回の押圧で発生する電力より大きい電力が、制御部において消費されるものとする。スイッチボタンが連打されることにより、遠隔操作装置6は、設定信号を操作装置10Aの制御部16Aに送信する。設定信号には、遠隔操作装置6のIDを示す情報等が、含まれる。操作装置10Aの制御部16Aは、遠隔操作装置6からの設定信号を受信することにより、設定信号を送信した遠隔操作装置6のIDを認証する。これにより、遠隔操作装置6は、操作装置10Aとペアリングされる。なお、操作装置10Aの制御部16Aは、IDを認証したことを示す信号をレスポンスとして遠隔操作装置6に送信してもよい。
また、操作装置10Aが使用モードの状態では、制御部16Aは、S32の処理の代わりに以下の処理を行うことを除き、図5のフローと同様の処理を行う。すなわち、本参照例では、制御部16Aは、S32の処理の代わりに、ペアリングされた遠隔操作装置6から伝達された前述の切替え指令等に基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作が遠隔操作装置6のいずれかで入力されたか否かを判定する。そして、遠隔操作装置6のいずれかで操作が入力されたと判定した場合は、制御部16Aは、スイッチング状態又は非スイッチング状態へスイッチング素子15Aを切替える。ある一例では、ペアリングされた遠隔操作装置6のそれぞれにおいて、前述のスイッチボタンを1回押圧するより、スイッチング素子15Aをスイッチング状態と非スイッチング状態との間で切替える切替え指令が、操作装置10Aに送信される。この際、スイッチボタンの1回の押圧によって、切替え指令の送信において遠隔操作装置6の制御部が必要とする電力が、発生する。
また、スイッチング素子15Aのスイッチング状態では、商用電源11からの出力電圧の前述の半周期期間のそれぞれにおいて、ゼロクロスからスイッチング素子15Aがオンの状態になるまでの間に制御部16Aに供給される電力は、ある程度大きいが、スイッチング素子15Aがオンの状態になってから出力電圧の次のゼロクロスまでの間に制御部16Aに供給される電力は、小さい。このため、操作装置10Aの制御部16Aにコンデンサ等の蓄電部が設けられない場合、前述の半周期期間のそれぞれにおいて、スイッチング素子15Aがオンの状態になってから出力電圧の次のゼロクロスまでの間では、遠隔操作装置6からの前述の切替え指令が、制御部16Aで適切に受信されない可能性がある。
そこで、ある一例では、遠隔操作装置6のそれぞれは、出力電圧の半周期期間と同一又は略同一の期間継続して、切替え指令を送信する。これにより、操作装置10Aの制御部16Aは、半周期期間の中のゼロクロスからスイッチング素子15Aがオンの状態になるまでの間に、切替え指令を受信可能となり、遠隔操作装置6からの切替え指令が制御部16Aで適切に受信される。なお、出力電圧の半周期期間は、ある一例では1/100sであり、別のある一例では、1/120sである。
また、前述の例では、遠隔操作装置6と操作装置10Aとのペアリングを予め行い、操作装置10Aとペアリングをした後は、遠隔操作装置6から操作装置10Aへ切替え指令を送信可能となるが、これに限るものではない。ある一例では、遠隔操作装置6のそれぞれにおいて、1回の切替え指令の送信ごとに、操作装置10Aとのペアリングが必要であってもよい。この場合、制御部16Aは、遠隔操作装置6からペアリングの要求があったか否かを判定する。この際、前述の設定信号等を遠隔操作装置6から受信したか否かに基づいて、制御部16Aは、判定を行う。そして、遠隔操作装置6からペアリングの要求を認証した場合のみ、制御部16Aは、ペアリングされた遠隔操作装置6から伝達された前述の切替え指令等に基づいて、照明負荷12の作動状態を切替える操作がペアリングされた遠隔操作装置6で入力されたか否かを判定する。
前述のように本参照例でも、操作装置10Aにおいて照明負荷12の作動状態を切替える操作を入力可能となる。また、本参照例では、操作装置10Aとペアリングされた遠隔操作装置6のそれぞれにおいても、照明負荷12の作動状態を切替える操作を入力可能となる。
なお、前述の実施形態等は、負荷として照明負荷を例に挙げて説明したが、負荷は、照明負荷に限るものではない。負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能な構成であれば、前述の実施形態等の負荷制御ユニット及び負荷制御システム1を適用可能である。
これら少なくとも一つの実施形態によれば、第1の操作装置及び第2の操作装置のそれぞれは、負荷の作動状態を切替える操作の入力を検知する検知部を備え、第2の操作装置は、商用電源から負荷への電力の供給経路を介して第1の操作装置に電気的に接続される。第1の操作装置は、スイッチング素子及び制御部を備え、制御部は、第1の操作装置の検知部での検知結果、及び、第2の操作装置から伝達された第2の操作装置の検知部での検知結果に基づいて、スイッチング素子のオンオフを制御する。これにより、負荷の作動状態を切替える操作を2つの操作装置のそれぞれで入力可能な構成を、スイッチング素子及び制御部を備える操作装置を三路スイッチの代わりに用いて実現可能な負荷制御ユニットを提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…負荷制御システム、10A…操作装置(第1の操作装置)、10B…操作装置(第2の操作装置)、11…商用電源、12…照明負荷(負荷)、13A…検知部(第1の検知部)、13B…検知部(第2の検知部)、15A…スイッチング素子(第1のスイッチング素子)、15B…スイッチング素子(第2のスイッチング素子)、16A…制御部(第1の制御部)、16B…制御部(第2の制御部)、41…半導体素子回路。

Claims (7)

  1. 商用電源からの電力の供給状態に対応して作動状態が変化する負荷の前記作動状態を切替える操作の入力を検知する第1の検知部と、前記電力の供給経路に配置され、オンオフが切替わることにより、前記負荷への前記電力の前記供給状態を変化させる第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子の前記オンオフを制御する第1の制御部と、を備える第1の操作装置と;
    前記負荷の前記作動状態を切替える操作の入力を検知する第2の検知部を備え、前記商用電源から前記負荷への前記電力の前記供給経路を介して前記第1の操作装置に電気的に接続される第2の操作装置と;
    を具備し、
    前記第1の制御部は、前記第1の検知部での検知結果、及び、前記第2の操作装置から伝達された前記第2の検知部での検知結果に基づいて、前記第1のスイッチング素子の前記オンオフを制御する、負荷制御ユニット。
  2. 前記第2の操作装置は、前記電力の前記供給経路において前記第1のスイッチング素子に対して電気的に直列に接続され、オンオフが切替わることにより、前記負荷への前記電力の前記供給状態を変化させる第2のスイッチング素子と、前記第2の検知部での検知結果、及び、前記第1の操作装置の前記第1の制御部から伝達された前記第1の検知部での検知結果に基づいて、前記第2のスイッチング素子の前記オンオフを制御する第2の制御部と、を備える、請求項1の負荷制御ユニット。
  3. 前記第1の制御部は、前記第1のスイッチング素子がオフの状態において、前記商用電源から前記電力が供給され、
    前記第2の制御部は、前記第2のスイッチング素子がオフの状態において、前記商用電源から前記電力が供給される、
    請求項2の負荷制御ユニット。
  4. 前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子のそれぞれは、スイッチング状態及び非スイッチング状態に切替わり可能であり、
    前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子のそれぞれは、前記非スイッチング状態において、オフの状態で維持され、
    前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子のそれぞれは、前記スイッチング状態において、前記商用電源からの出力電圧がゼロクロスになる度に、オンの状態から前記オフの状態に切替わるとともに、前記スイッチング状態において、前記出力電圧が前記ゼロクロスから次の前記ゼロクロスになる前に、前記オフの状態から前記オンの状態に切替わり、
    前記第1の制御部は、前記第2の操作装置の前記第2の制御部から伝達された前記第2の検知部での前記検知結果に基づいて、前記第2の制御部による前記スイッチング状態と前記非スイッチング状態との間での前記第2のスイッチング素子の切替えに同期させて、前記スイッチング状態と前記非スイッチング状態との間で前記第1のスイッチング素子を切替え、
    前記第2の制御部は、前記第1の操作装置の前記第1の制御部から伝達された前記第1の検知部での前記検知結果に基づいて、前記第1の制御部による前記スイッチング 状態と前記非スイッチング状態との間での前記第1のスイッチング素子の切替えに同期させて、前記スイッチング状態と前記非スイッチング状態との間で前記第2のスイッチング素子を切替える、
    請求項2又は3の負荷制御ユニット。
  5. 前記第2の操作装置は、前記電力の前記供給経路において前記第1のスイッチング素子に対して電気的に直列に接続される半導体素子回路と、前記第2の検知部での検知結果を前記第1の操作装置の前記第1の制御部へ伝達する第2の制御部と、を備える、請求項1の負荷制御ユニット。
  6. 前記第1の制御部は、前記第1のスイッチング素子がオフの状態において、前記商用電源から電力が供給され、
    前記第2の制御部は、前記半導体素子回路での電圧降下に起因して前記商用電源から電力が供給される、
    請求項5の負荷制御ユニット。
  7. 前記第1のスイッチング素子は、スイッチング状態及び非スイッチング状態に切替わり可能であり、
    前記第1のスイッチング素子は、前記非スイッチング状態において、オフの状態で維持され、
    前記第1のスイッチング素子は、前記スイッチング状態において、前記商用電源からの出力電圧がゼロクロスになる度に、オンの状態から前記オフの状態に切替わるとともに、前記スイッチング状態において、前記出力電圧が前記ゼロクロスから次の前記ゼロクロスになる前に、前記オフの状態から前記オンの状態に切替わり、
    前記第1の制御部は、前記第1の検知部での前記検知結果、及び、前記第2の操作装置から伝達された前記第2の検知部での前記検知結果に基づいて、前記スイッチング状態と前記非スイッチング状態との間で前記第1のスイッチング素子を切替える、
    請求項1、5及び6のいずれか1項の負荷制御ユニット。
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