JP2023005077A - き電線束合金具取付け工具およびこれを用いたき電線の束合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業対象となる2本のき電線同士が離れている場合にも容易に接近させて束ねることができるき電線束合金具取付け工具を提供する。【解決手段】2本のき電線を、蝶番により連結された一対の半管状拘束部材を有する束合金具によって束ねるのに使用するき電線束合金具取付け工具において、離れている2本のき電線を接近させるための第1工具(10A,10B)と、近接している前記2本のき電線に束合金具を開いた状態で取り付けて一対の半管状拘束部材を回動させて閉塞し蝶番と反対側の端部の筒状部に連結ピンを挿入するための第2工具(20)とを備え、第2工具は、ベース部材と、一対のガイドロッドと、束合金具を保持可能な保持部材と、電線収容部材と、束合金具の一対の半管状拘束部材を操作棒が回転されることに応じて閉塞させる閉塞手段と、束合金具の蝶番と反対側の端部の所定部位に連結ピンを挿入させるピン押し込み手段と、フック部材とを備えるようにした。【選択図】図5

Description

この発明は、支持構造物より垂下され対をなして敷設されている2本のき電線を束ねるのに使用するき電線束合金具のき電線への取付け工具およびこれを用いたき電線の束合方法に関するものである。
鉄道軌道に沿って敷設され走行する電気車へ電力を供給するためのき電線は、一般に、2本一組で敷設されており、10メートルおきに束合金具によって束ねられている。かかるき電線の束合金具としては、図9に示されているような構成のものがある。
図9に示す束合金具40は、一対の半管状拘束部材41A,41Bの一端を蝶番42で結合し、他端も同様に結合可能にするため、連結ピン43を挿入するため互い違いに筒状部44A,44B,44Cを設け、2本のき電線を抱くようにして半管状拘束部材41A,41Bを取り付けて近接する方向へ押圧し、両バンドの端部の筒状部44A,44B,44Cが一直線上に揃った状態で連結ピン43を挿入することによって半管状拘束部材41A,41Bを結合させて、き電線を拘束するというものである。なお、上記のような束合金具(把治具)に関する改良発明として、例えば特許文献1に記載されているものがある。
特開平11-278108号公報
図9に示す束合金具や特許文献1に記載されている束合金具のき電線への取付けおよび束合作業は、高所作業用の軌陸車または梯子、宙乗器を使用して行われており、いずれも高所作業となるため、常に墜落の危険性が伴っている。
なお、軌陸車を使用した作業は、梯子または宙乗器を使用した作業に比べて安全性は高いが、き電線が軌道から離れている個所や、他の設備が設けられている個所では軌陸車を使用した作業をすることができないという課題があった。また、作業対象となる2本のき電線同士が離れている場合があり、その場合には2本のき電線を接近させるという別の作業が必要であった。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、高所作業を伴わずに地上での作業のみでき電線へ束合金具を取り付けて2本のき電線を束ねることができるき電線束合金具取付け工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、作業対象となる2本のき電線同士が離れている場合にも容易に接近させて束ねることができるき電線束合金具取付け工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、き電線束合金具取付け工具を用いて効率よく2本のき電線を束ねることができるき電線の束合方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、
支持構造物より垂下され対をなして敷設されている2本のき電線を、蝶番により連結された一対の半管状拘束部材を有する束合金具によって束ねるのに使用するき電線束合金具取付け工具において、
第1操作棒の先端部に装着され、離れている2本のき電線を接近させるための第1工具と、
第2操作棒の先端部に装着され、互いに近接している前記2本のき電線に、前記束合金具を前記一対の半管状拘束部材が開いた状態で取り付けて、前記一対の半管状拘束部材を回動させて閉塞し前記蝶番と反対側の端部の筒状部に連結ピンを挿入するための第2工具と、を備え、
前記第2工具は、
前記第2操作棒の先端部に連結され、上方へ突出した状態の雄ネジ部が設けられている連結部材と、
前記連結部材に軸受け部材を介して回転可能に装着されたベース部材と、
前記ベース部材に上方へ向かって互いに平行して延びるように固着された一対のガイドロッドと、
前記ガイドロッドに沿って上下移動可能に設けられ束合金具を保持可能な保持部材と、
前記一対のガイドロッドの上端部に固着され水平方向に延設された電線収容部材と、
前記一対の半管状拘束部材が開いた状態で前記保持部材によって保持されている前記束合金具の前記一対の半管状拘束部材を、前記第2操作棒が回転されることに応じて閉塞させる閉塞手段と、
前記一対の半管状拘束部材が閉塞された状態で前記蝶番と反対側の端部の所定部位に連結ピンを挿入させるピン押し込み手段と、
前記ベース部材に回転可能に取り付けられ第1のロープの一端が係止される係止部を有するフック部材と、を備えるように構成したものである。
上記した手段によれば、第1操作棒の先端部に装着した第1工具によって、離れている2本のき電線を互いに接近させ、第2操作棒の先端部に装着した第2工具によって、接近された2本のき電線に開いた状態の束合金具を取り付けるとともに半管状拘束部材を閉塞させ、蝶番と反対側の端部の筒状部に連結ピンを挿入させる作業を、地上からの操作のみで行うことができるため、2本のき電線を束合金具によって束合する作業を、高所作業を伴わずに安全に実施することができる。
ここで、望ましくは、前記第2工具は、前記保持部材を上方へ付勢するための引っ張りバネを備え、前記第1のロープが引かれると前記フック部材がフック解除方向へ回動されて、前記保持部材が前記引っ張りバネのバネ力で上方へ移動されるように構成され、
前記閉塞手段は、前記ベース部材と前記保持部材との間に配設され、前記連結部材の前記雄ネジ部に螺合されたナット部および上方へ向かって突出する一対の押圧ピンを有し前記ガイドロッドに沿って上下移動可能に設けられたスライド部材を備え、
前記スライド部材は前記第2操作棒が回転されることに応じて上昇して前記一対の押圧ピンを上昇させ、前記一対の半管状拘束部材に当接して閉塞する方向へ回動させるように構成する。
かかる構成によれば、第2工具を少ない部品点数でコンパクトに構成することができる。また、第1のロープを下方へ引っ張るとフック部材を解除して保持部材を引っ張りバネのバネ力で上方へ移動させることができるとともに、第2操作棒を回転させてスライド部材を上昇させ、押圧ピンを押し上げて束合金具の一対の半管状拘束部材に当接して閉塞させ、2本のき電線を束合金具によって容易かつ確実に束合させることができる。
さらに、望ましくは、前記ピン押し込み手段は、前記束合金具の前記連結ピンと同一軸上に移動可能に配設されたプッシュピンと、当該プッシュピンを前方へ押圧する圧縮バネと、前記プッシュピンおよび圧縮バネを内蔵する収納パイプとから構成され、前記収納パイプは前記電線収容部材の所定部位に固着され、
前記プッシュピンには、当該プッシュピンの軸と直交する方向へ突出した操作ピンが固設され、
前記収納パイプには前記操作ピンが挿通される螺旋状の溝が形成され、
前記操作ピンには第2のロープの一端が係止され、前記第2のロープが引かれるとロックが外れて前記圧縮バネのバネ力によって前記プッシュピンが前記収納パイプから突出する方向へ移動して、前記一対の半管状拘束部材の前記蝶番と反対側の端部の所定部位に前記連結ピンを挿入させるように構成され、
前記保持部材には第3のロープの一端が係止されているように構成する。
かかる構成によれば、ピン押し込み手段を少ない部品点数でコンパクトに構成することができるとともに、第2のロープを下方へ引っ張るとプッシュピンを突出させて束合金具の半管状拘束部材の蝶番と反対側の端部の筒状部に連結ピンを確実に挿入させることができる。また、保持部材には第3のロープの一端が係止されているため、連結ピンを束合金具に挿入した後に第3のロープを下方へ引っ張ると保持部材を下げることができ、容易に第2工具をき電線から外すことができる。
また、望ましくは、前記第1工具は、
前記雄ネジ部が上方へ突出した状態で前記第1操作棒の先端部に連結された前記連結部材に軸受け部材を介して回転可能に装着された本体フレームと、
前記本体フレームの上部に水平軸周りに回転自在に装着された上部ローラと、
前記本体フレームの上部より前記上部ローラの回転軸と平行に延設された一対のガイドロッドと、
前記連結部材に設けられている前記雄ネジ部に螺合された保持フレームと、
前記保持フレームによって水平な回転軸の周りに回転自在に保持された下部ローラと、を備え、
前記回転軸の一端は前記保持フレームの外側へ突出し、その突出部が前記本体フレームの側面に接触して摺動可能であって、前記保持フレームの前記本体フレームに対する回転を阻止するように構成する。
かかる構成によれば、2本のき電線が比較的短い距離をおいて離れている場合に、第1工具によって容易に2本のき電線を互いに接するように接近させることができる。
あるいは、前記第1工具は、
前記第1操作棒の上端部に結合されたU字状の保持体と、
前記保持体に固着された水平軸に回転自在に装着された案内ハンドと、
前記水平軸に回転自在に装着されたローラと、
先端に下向きのフックを有し前記案内ハンドの上部より水平方向前方へ向かって延設された一対の引っ掛けロッドと、
前記引っ掛けロッドの先端に設けられた係止片に一端が固着され前記ローラの上部に接するように捲回されたロープと、
を備え、前記引っ掛けロッドは、前記案内ハンドの上部に軸方向へスライド可能に装着され、前記案内ハンドは、下部に前方へ向かって突出する突出片と前記引っ掛けロッドとにより、束合対象の2本のき電線を収納可能な収納凹部を形成するように構成する。
かかる構成によれば、2本のき電線が比較的長い距離をおいて離れている場合に、第1工具によって容易に2本のき電線を互いに接するように接近させることができる。
本出願に係る他の発明は、
上記のような構成を有するき電線束合金具取付け工具を用いて、支持構造物より垂下され対をなして敷設されている2本のき電線を、蝶番により連結された一対の半管状拘束部材を有する束合金具によって束ねるのに使用するき電線の束合方法において、
前記第1工具を用いて、離れている2本のき電線を互いに接近させる工程と、
前記スライド部材および前記保持部材を降下させた状態にて、前記保持部材に前記束合金具を前記一対の半管状拘束部材が開いた状態で保持させる工程と、
前記第1のロープを下方へ引っ張って前記フック部材を解除させ、前記保持部材を前記引っ張りバネのバネ力で上方へ移動させる工程と、
前記第2操作棒を回転させて前記スライド部材を上昇させて前記一対の押圧ピンを前記一対の半管状拘束部材に当接させて上方へ押し上げて閉塞する方向へ回動させる工程と、
前記第2のロープを下方へ引っ張ってロックを外して前記圧縮バネのバネ力によって前記プッシュピンを前記収納パイプから突出する方向へ移動させて、前記一対の半管状拘束部材の前記蝶番と反対側の端部の所定部位に前記連結ピンを挿入させる工程と、
を有するようにしたものである。
上記のような手順の束合方法によれば、効率よく束合金具で2本のき電線を束ねることができる。
本発明のき電線束合金具取付け工具によれば、高所作業を伴わずに地上での作業のみでき電線へ束合金具を取り付けて2本のき電線を束ねることができる。また、作業対象となる2本のき電線同士が離れている場合にも容易に接近させて束ねることができる。さらに、本発明のき電線の束合方法によれば、き電線束合金具取付け工具を用いて効率よく2本のき電線を束ねることができるという効果がある。
本発明に係るき電線束合金具取付け工具を構成する第1工具Aの一実施例を示すもので、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。 (A)、(B)、(C)は第1工具Aの操作途中の状態を示す側面図である。 本発明に係るき電線束合金具取付け工具を構成する第1工具Bの一実施例を示すもので、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は背面図である。 (A)、(B)、(C)は第1工具Bの操作途中の状態を示す側面図である。 本発明に係るき電線束合金具取付け工具を構成する第2工具の一実施例を示すもので、(A)は正面図、(B)は側面図である。 (第2工具の一実施例を示す平面図である。 (A)、(B)は第2工具の操作途中の状態を示す側面図である。 (A)、(B)は図7に続く第2工具の操作途中の状態を示す側面図である。 本発明のき電線束合金具取付け工具を用いてき電線へ取り付けられる束合金具の詳細を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るき電線束合金具取付け工具の実施形態について説明する。なお、本発明に係るき電線束合金具取付け工具は、図9に示すような束合金具40をき電線へ取り付ける際に使用して好適な工具として設計されたものであり、対をなして敷設されている2本のき電線同士が離れている場合に接近させるための第1工具10と、接近された2本のき電線を束合金具で束合させるための第2工具20とからなる。さらに、第1工具10には、2本のき電線の距離が小さい箇所が近くにある場合に使用する工具Aと、2本のき電線の距離が比較的大きい箇所で使用する工具Bとがある。
図1および図2には第1工具10Aの実施例が、図3および図4には第1工具10Bの実施例が、また図5~図8には第2工具20の実施例が示されている。
先ず、図1および図2を用いて第1工具10Aの実施例について説明する。
図1において、(A)は本実施例の第1工具10Aの平面図、(B)はその側面図、(C)は正面図である。図2には、第1工具10Aの使用手順が示されている。
第1工具10Aは、図1(B)に示すように、絶縁性の操作棒34の上端部に装着されたL字状をなす本体フレーム12と、該本体フレーム12の上部に固着された水平軸13に回転自在に装着された上部ローラ14と、本体フレーム12の上部より上記水平軸13と平行に延設された一対のガイドロッド15A,15Bと、操作棒34の上端に嵌合されピン結合された連結スリーブ11の上部に形成されている雄ネジ部11aに螺合されたU字状の保持フレーム16と、該保持フレーム16に保持された水平軸17A,17Bの周りに回転自在に設けられた一対の円柱状の下部ローラ18A,18Bとを備える。
下部ローラ18A,18Bの回転軸となる水平軸17A,17Bの一端は保持フレーム16の外側(図1では左方)へ突出し、その突出部が上記本体フレーム12の垂直辺部12aの側面に接触して摺動可能に構成されているとともに、保持フレーム16の本体フレーム12に対する回転を阻止するように構成されている。また、本体フレーム12の下部水平辺部12bと連結スリーブ11との間にはすべり軸受け等のベアリング(軸受け部材)19Aが介挿されているとともに、保持フレーム16の中央には連結スリーブ11の上部に形成されている雄ネジ部11aに螺合するナット19Bが固着されており、操作棒34を回すと、連結スリーブ11および雄ネジ部11aが回転することによって、ナット19Bおよび保持フレーム16が本体フレーム12に対して上昇または下降するように構成されている。
ガイドロッド15A,15Bは、基端側すなわち保持フレーム16に近い側に上方に向かって凹部を形成するように折曲された折曲部15aが設けられているとともに、先端側すなわち保持フレーム16から遠い側の端部が下方へ折曲された垂下部15bが設けられている。
また、ガイドロッド15A,15B間には、ガイドロッド15Aと15Bとの間隔を一定に保持しつつ変形を防止する補助ロッド15Cが設けられている。
第1工具10Aは、2本のき電線W1,W2の距離が小さい場合に使用すると有効な工具であり、作業者が操作棒34を操作して、図2(A)に示すようにガイドロッド15A,15Bを2本のき電線W1,W2上に載せるように配置してから、前方(図では左方)へ移動させて、図2(B)に示すように、き電線W1,W2を互いに近接した状態でガイドロッド15A,15Bの折曲部15aにより形成された凹部に係合させる。なお、操作棒34は、3脚を使用して支えるようにしても良い。
その後、操作棒34を回して雄ネジ部11aを回転させる。すると、保持フレーム16が上昇して、図2(C)に示すように、下部ローラ18A,18Bが上部ローラ14に接近してき電線W1,W2を挟み込んで凹部から外れないようになる。次に、操作棒34をき電線の延設方向へ引っ張って、上部の第1工具10Aを、束合金具を取り付ける位置まで移動させる。これにより、離れていた2本のき電線を接近させて、き電線W1,W2に図9の束合金具を取り付けて、き電線W1,W2を束合させる作業を簡単に行える状態に設定することができるようになる。
次に、図3および図4を用いて、2本のき電線同士が比較的離れている場合に接近させるのに使用する第1工具10Bの実施例について説明する。
図3において、(A)は本実施例の第1工具10Bの平面図、(B)はその側面図、(C)は背面図である。図4には、第1工具10Bの使用手順が示されている。
第1工具10Bは、図3に示すように、絶縁性の操作棒34の上端部に結合された保持体111と、該保持体111の上部に形成された一対の垂直支持片111a間に横架された水平軸112に回転自在に装着された案内ハンド113と、同じく水平軸112に回転自在に装着されたローラ114と、先端に下向きのフックF1,F2を有し上記案内ハンド113の上部より水平方向前方(図では右方)へ向かって延設された一対の引っ掛けロッド115A,115Bと、引っ掛けロッド115A,115Bの先端に設けられた係止部116と、該係止部116に一端が固着され上記ローラ114の上部に接するとともに90度下方へ方向を変えるように捲回されたロープ117と、を備える。
引っ掛けロッド115A,115Bは、案内ハンド113の上部に取り付けられたホルダ118によって軸方向へスライド可能に装着されている。案内ハンド113は、下部に前方へ向かって突出する突出片113aを備え、この突出片113aと引っ掛けロッド115A,115Bとにより、2本のき電線を収納可能な収納凹部を形成するように構成されている。
係止部116は、ロープ117の一端を係止するピン116aを備えるとともに、引っ掛けロッド115Aと115Bの間隔を保持する機能を有している。また、引っ掛けロッド115A,115Bの後端(図では左端)には、引っ掛けロッド115A,115Bの間隔を保持するとともに抜け止めの機能を有する抜け止め部材119が結合されている。
第1工具10Bは、2本のき電線W1,W2の距離が比較的大きい場合に使用すると有効な工具であり、作業者が操作棒34を操作して、図4(A)に示すように、引っ掛けロッド115A,115Bを2本のき電線W1,W2のうち低い方のき電線(図ではW1)の上方へ移動させて、先端のフックF1,F2を高い方のき電線(図ではW2)に引っ掛けるように配置する。
次に、操作棒34を引き下げて、図4(B)に示すように、引っ掛けロッド115A,115Bをき電線W1の上部に接触させる。このとき、案内ハンド113が回転して、引っ掛けロッド115A,115Bが傾く。
その後、ロープ117を引っ張って引っ掛けロッド115A,115Bを後方へ移動させ、図4(C)に示すように、フックF1,F2と案内ハンド113の突出片113aとによって、2本のき電線W1,W2を並んだ状態で保持する。これにより、き電線W1,W2に図9の束合金具を取り付けて、き電線W1,W2を束合させる作業を簡単に行える状態に設定することができる。
次に、図5~図8を用いて、2本のき電線に束合金具を取り付けて束合させるのに使用する第2工具20の実施例について説明する。
図5(A)は本実施例の第2工具20の正面図、図5(B)はその側面図、図6は平面図である。図7~図8には、第2工具20の使用手順が示されている。
本実施例の第2工具20は、図5に示すように、絶縁性の操作棒34の上端に嵌合されピン結合された連結スリーブ21と、該連結スリーブ21の中段位置にベアリング22aを介して回転可能に装着されたベース部材22と、該ベース部材22の後部に上方へ向かって延びるように固着された一対の平行なガイドロッド23A,23Bと、連結スリーブ21の上部に形成されている雄ネジ部21aに螺合されたナット部を有するスライド部材24を備えており、操作棒34を回すと、連結スリーブ21および雄ネジ部21aが回転することによって、スライド部材24を上下方向へ移動させることができるように構成されている。
また、第2工具20は該スライド部材24の上方に位置し上記ガイドロッド23A,23Bに沿って上下移動可能な束合金具の保持部材25と、該保持部材25を上方へ付勢するための一対の引っ張りバネ26A,26Bと、上記ガイドロッド23A,23Bの上端部に固着され水平方向前方(図では右方)へ延びる横向きのJ字状をなす一対の電線収容プレート27A,27Bと、上記ガイドロッド23A,23Bの上端間に横架された梁部材28と、ベース部材22にピン軸29aにより回転可能に取り付けられたフック部材29を備える。
保持部材25は、一対のL字状把持プレート25aと、該L字状把持プレート25a間に横架された結合ピン25bと、把持プレート25aの後端部に固着され上記ガイドロッド23A,23Bに摺動可能に嵌合する一対の筒状部25cを備え、一対の把持プレート25aの先端に螺合された一対の締め付けネジ25dによって束合金具(図9参照)の蝶番42のピンを両側から挟持することで束合金具を把持するように構成されている。また、保持部材25には、ロープの係止片25eが設けられており、この係止片25eにロープ31の一端が結合されており、ロープ31を下方へ引っ張ることで保持部材25を下方へ移動させることができるように構成されている。
また、保持部材25の筒状部25cの近傍と上記梁部材28との間に、上記一対の引っ張りバネ26A,26Bが張設されている。また、上記係止片25eに、上記フック部材29の先端のフックが係止可能にされているとともに、フック部材29の中間位置に設けられた係止部29bにロープ32(図7参照)の一端が結合されており、ロープ32を下方へ引っ張ると、フックが外れて保持部材25が引っ張りバネ26A,26Bの張力で上昇されるように構成されている。
なお、フック部材29は、ベース部材22との間に張設された引っ張りバネ29cによって、常時前方へ向かって付勢されている。ロープ31を下方へ引っ張って保持部材25を下方へ移動させると、結合ピン25bがフック部材29の先端のフックに当接して一旦外側へ逃がし、さらに保持部材25を下げると引っ張りバネ29cによってフック部材29が回動して自動的にロックがかかるようになっている。
スライド部材24は、後方(図では左方)へ突出する一対のガイド片24cを備えており、このガイド片24cの側面が上記ガイドロッド23A,23Bの外周面に内側から接することで、上下方向へ移動可能に構成されている。
また、スライド部材24には、上方へ向かって突出する一対の押圧ピン24bが、位置値要請可能に装着されており、押圧ピン24bの先端が、束合金具を構成する半管状拘束部材の外周中央部に当接可能に押圧ピン24bの位置と間隔が設定される。
さらに、第2工具20を構成する電線収容プレート27Aには、図6に示すように、保持部材25の把持プレート25aの先端部の上方位置に、側方へ突出する収納パイプ30の一端が固着されており、この収納パイプ30内にはプッシュピン30aと該プッシュピンを押圧する圧縮バネ30bが内蔵されている。
また、プッシュピン30aには当該ピンの軸と直交する方向へ突出した操作ピン30cが固設されているとともに、収納パイプ30には操作ピン30cを案内する螺旋状のガイド溝が形成されており、操作ピン30cにロープ33の一端が係止されている。ロープ31を下方へ引っ張ると、プッシュピン30aが回転してロックが外れ、圧縮バネ30bのバネ力でプッシュピン30aが押されて収納パイプ30から突出するように移動し、保持部材25に保持されている束合金具(40)の結合ピンを押圧して筒状部内へ押し込むように構成されている。
次に、第2工具20の使用方法について、図7~図8を用いて説明する。
第2工具20は、第1工具10Aまたは10Bによって、接近された2本のき電線に、束合金具を装着して束合させるのに使用する工具である。本工具の使用に際しては、先ず図7(A)に示すように、スライド部材24と保持部材25を下方へ位置させた状態にて、保持部材25の締め付けネジ25dによって束合金具40の蝶番のピンを挟持して半管状拘束部材を開いた状態で束合金具40を保持させる。
続いて、電線W1,W2を電線収容プレート27A,27Bの凹部に収納させてから、ロープ31を引っ張ってフック部材29の先端のフックを外して引っ張りバネ26A,26Bの張力で、図7(B)に示すように、保持部材25を上昇させてき電線W1,W2の下面中央に束合金具40の蝶番を接触させる。続いて、操作棒34を回してスライド部材24を上昇させて、図8(A)に示すように、押圧ピン24bの先端を束合金具40の半管状拘束部材の下面に当接させる。
その後、操作棒34を回してスライド部材24を上昇させると、押圧ピン24bが束合金具40の半管状拘束部材を押し上げて回動させ、図8(B)に示すように、束合金具40の2つの筒状部が重なった状態(中心が一致した状態)になる。
ここで、ロープ33を引っ張って、操作ピン30cを90度回転させると、プッシュピン30aのロックが外れ、圧縮バネのバネ力でプッシュピン30aが押されて突出し、保持部材25に保持されている束合金具40の連結ピン43を押圧して筒状部44A~44C内へ押し込む。これによって、束合金具40によってき電線W1,W2が束合された状態となる。
その後、操作棒34を逆方向へ回してスライド部材24を下降させ、所定位置まで下降した時点で、ロープ31を引っ張って保持部材25を降下させると、引っ張りバネ29cによってフック部材29が回動して自動的にロックがかかるので、操作棒34の先端を後方(図8では左方)へ移動させて、電線収容プレート27A,27Bをき電線W1,W2から外す。続いて、第1工具10Aまたは第1工具10Bをき電線より外して作業が完了する。
なお、第1工具10Aは操作棒34を回転させて上部ローラ14と下部ローラ18A,18Bとの間隔を広げ挟持していたき電線を開放することによって、また第1工具10Bはロープ117を緩めると案内ハンド113が自重で斜め下方へ移動してフックF1,F2との間隔を広がってき電線を開放することによって、き電線より外すことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、第1工具10Aでは、上部ローラ14と下部ローラ18A,18Bが、本体フレーム12と保持フレーム16にそれぞれ回転自在に装着されていると説明したが、表面の摩擦抵抗が少なく円柱もしくは円筒のように滑らかな曲面を有する部材を回転不能な状態にて装着するようにしても良い。
また、前記実施形態では、第2工具20の電線収容プレート27A,27Bとして横向きのJ字状をなす部材を使用しているが、下辺が上辺と同じ長さを有する横向きの細長いU字状をなす部材を使用することも可能である。
また、本発明に係るき電線束合金具取付け工具および束合方法は、き電線に限定されず、対をなして高所に敷設されている電線に束合金具を取り付けて束合する場合に広く利用することができる。
10A 第1工具A
10B 第1工具B
11 連結スリーブ
11a 雄ネジ部
12 本体フレーム
14 上部ローラ
15A,15B ガイドロッド
16 保持フレーム
17A,17B 水平軸
18A,18B 下部ローラ
19 ナット
111 保持体
112 水平軸
113 案内ハンド
114 ローラ
115A,115B 引っ掛けロッド
116 係止部
117 ロープ
118 ホルダ
119 抜け止め部材
20 第2工具
21 連結スリーブ
22 ベース部材
23A,23B ガイドロッド
24 スライド部材
25 保持部材
26A,26B 引っ張りバネ
27A,27B 電線収容プレート
28 梁部材
29 フック部材
30 収納パイプ
30a プッシュピン
30b 圧縮バネ
30c 操作ピン
31 第1のロープ
32 第2のロープ
33 第3のロープ
34 操作棒
40 束合金具
41A,41B 半管状拘束部材
42 蝶番
43 連結ピン
44A,44B,44C 筒状部

Claims (6)

  1. 支持構造物より垂下され対をなして敷設されている2本のき電線を、蝶番により連結された一対の半管状拘束部材を有する束合金具によって束ねるのに使用するき電線束合金具取付け工具であって、
    第1操作棒の先端部に装着され、離れている2本のき電線を接近させるための第1工具と、
    第2操作棒の先端部に装着され、互いに近接している前記2本のき電線に、前記束合金具を前記一対の半管状拘束部材が開いた状態で取り付けて、前記一対の半管状拘束部材を回動させて閉塞し前記蝶番と反対側の端部の筒状部に連結ピンを挿入するための第2工具と、を備え、
    前記第2工具は、
    前記第2操作棒の先端部に連結され、上方へ突出した状態の雄ネジ部が設けられている連結部材と、
    前記連結部材に軸受け部材を介して回転可能に装着されたベース部材と、
    前記ベース部材に上方へ向かって互いに平行して延びるように固着された一対のガイドロッドと、
    前記ガイドロッドに沿って上下移動可能に設けられ束合金具を保持可能な保持部材と、
    前記一対のガイドロッドの上端部に固着され水平方向に延設された電線収容部材と、
    前記一対の半管状拘束部材が開いた状態で前記保持部材によって保持されている前記束合金具の前記一対の半管状拘束部材を、前記第2操作棒が回転されることに応じて閉塞させる閉塞手段と、
    前記一対の半管状拘束部材が閉塞された状態で前記蝶番と反対側の端部の所定部位に連結ピンを挿入させるピン押し込み手段と、
    前記ベース部材に回転可能に取り付けられ第1のロープの一端が係止される係止部を有するフック部材と、を備えていることを特徴とするき電線束合金具取付け工具。
  2. 前記第2工具は、前記保持部材を上方へ付勢するための引っ張りバネを備え、前記第1のロープが引かれると前記フック部材がフック解除方向へ回動されて、前記保持部材が前記引っ張りバネのバネ力で上方へ移動されるように構成され、
    前記閉塞手段は、前記ベース部材と前記保持部材との間に配設され、前記連結部材の前記雄ネジ部に螺合されたナット部および上方へ向かって突出する一対の押圧ピンを有し前記ガイドロッドに沿って上下移動可能に設けられたスライド部材を備え、
    前記スライド部材は前記第2操作棒が回転されることに応じて上昇して前記一対の押圧ピンを上昇させ、前記一対の半管状拘束部材に当接して閉塞する方向へ回動させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のき電線束合金具取付け工具。
  3. 前記ピン押し込み手段は、前記束合金具の前記連結ピンと同一軸上に移動可能に配設されたプッシュピンと、当該プッシュピンを前方へ押圧する圧縮バネと、前記プッシュピンおよび圧縮バネを内蔵する収納パイプとから構成され、前記収納パイプは前記電線収容部材の所定部位に固着され、
    前記プッシュピンには、当該プッシュピンの軸と直交する方向へ突出した操作ピンが固設され、
    前記収納パイプには前記操作ピンが挿通される螺旋状の溝が形成され、
    前記操作ピンには第2のロープの一端が係止され、前記第2のロープが引かれるとロックが外れて前記圧縮バネのバネ力によって前記プッシュピンが前記収納パイプから突出する方向へ移動して、前記一対の半管状拘束部材の前記蝶番と反対側の端部の所定部位に前記連結ピンを挿入させるように構成され、
    前記保持部材には第3のロープの一端が係止されていることを特徴とする請求項2に記載のき電線束合金具取付け工具。
  4. 前記第1工具は、
    前記雄ネジ部が上方へ突出した状態で前記第1操作棒の先端部に連結された前記連結部材に軸受け部材を介して回転可能に装着された本体フレームと、
    前記本体フレームの上部に水平軸周りに回転自在に装着された上部ローラと、
    前記本体フレームの上部より前記上部ローラの回転軸と平行に延設された一対のガイドロッドと、
    前記連結部材に設けられている前記雄ネジ部に螺合された保持フレームと、
    前記保持フレームによって水平な回転軸の周りに回転自在に保持された下部ローラと、を備え、
    前記回転軸の一端は前記保持フレームの外側へ突出し、その突出部が前記本体フレームの側面に接触して摺動可能であって、前記保持フレームの前記本体フレームに対する回転を阻止するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のき電線束合金具取付け工具。
  5. 前記第1工具は、
    前記第1操作棒の上端部に結合されたU字状の保持体と、
    前記保持体に固着された水平軸に回転自在に装着された案内ハンドと、
    前記水平軸に回転自在に装着されたローラと、
    先端に下向きのフックを有し前記案内ハンドの上部より水平方向前方へ向かって延設された一対の引っ掛けロッドと、
    前記引っ掛けロッドの先端に設けられた係止片に一端が固着され前記ローラの上部に接するように捲回されたロープと、
    を備え、前記引っ掛けロッドは、前記案内ハンドの上部に軸方向へスライド可能に装着され、前記案内ハンドは、下部に前方へ向かって突出する突出片と前記引っ掛けロッドとにより、束合対象の2本のき電線を収納可能な収納凹部を形成するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のき電線束合金具取付け工具。
  6. 請求項4または5に記載のき電線束合金具取付け工具を用いて、支持構造物より垂下され対をなして敷設されている2本のき電線を、蝶番により連結された一対の半管状拘束部材を有する束合金具によって束ねるのに使用するき電線の束合方法であって、
    前記第1工具を用いて、離れている2本のき電線を互いに接近させる工程と、
    前記スライド部材および前記保持部材を降下させた状態にて、前記保持部材に前記束合金具を前記一対の半管状拘束部材が開いた状態で保持させる工程と、
    前記第1のロープを下方へ引っ張って前記フック部材を解除させ、前記保持部材を前記引っ張りバネのバネ力で上方へ移動させる工程と、
    前記第2操作棒を回転させて前記スライド部材を上昇させて前記一対の押圧ピンを前記一対の半管状拘束部材に当接させて上方へ押し上げて閉塞する方向へ回動させる工程と、
    前記第2のロープを下方へ引っ張ってロックを外して前記圧縮バネのバネ力によって前記プッシュピンを前記収納パイプから突出する方向へ移動させて、前記一対の半管状拘束部材の前記蝶番と反対側の端部の所定部位に前記連結ピンを挿入させる工程と、
    を有することを特徴とするき電線の束合方法。
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