JP2023004418A - 制御システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023004418000001
【課題】電気錠が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制すること。
【解決手段】制御システム10は、取得部11と、認証部12と、制御部13と、を備える。取得部11は、施設の出入口に設けられた入力装置31に入力された認証用情報を取得する。認証部12は、取得部11が取得した認証用情報の認証を行う。制御部13は、認証部12による認証が成功した場合、施設の出入口の開閉部材に設けられた電気錠20の解錠を指示する解錠コマンドを出力する。制御部13は、取得部11が取得した認証用情報が第1認証用情報である場合に、解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気錠の制御システム、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、建物のドアを施錠又は解錠するための電気錠システムが知られている。特許文献1には、屋外から意図に反して解錠されにくい電気錠システムが開示されている。
特開2016-056503号公報
本発明は、電気錠が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制することができる制御システム等を提供する。
本発明の一態様に係る制御システムは、取得部と、認証部と、制御部と、を備える。前記取得部は、施設の出入口に設けられた入力装置に入力された認証用情報を取得する。前記認証部は、前記取得部が取得した前記認証用情報の認証を行う。前記制御部は、前記認証部による前記認証が成功した場合、前記施設の出入口の開閉部材に設けられた電気錠の解錠を指示する解錠コマンドを出力する。前記制御部は、前記取得部が取得した前記認証用情報が第1認証用情報である場合に、前記解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、前記解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する。
本発明の一態様に係る制御方法は、取得ステップと、認証ステップと、制御ステップと、を含む。前記取得ステップでは、施設の出入口に設けられた入力装置に入力された認証用情報を取得する。前記認証ステップでは、前記取得ステップが取得した前記認証用情報の認証を行う。前記制御ステップでは、前記認証ステップによる前記認証が成功した場合、前記施設の出入口の開閉部材に設けられた電気錠の解錠を指示する解錠コマンドを出力する。前記制御ステップでは、前記取得ステップが取得した前記認証用情報が第1認証用情報である場合に、前記解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、前記解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する。
本発明の一態様に係るプログラムは、1以上のプロセッサに、前記制御方法を実行させる。
本発明の一態様に係る制御システム等は、電気錠が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制することができる、という利点がある。
図1は、実施の形態に係る制御システムの全体構成を示す概要図である。 図2は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。 図3Aは、実施の形態に係る情報端末における設定画面の一例を示す概要図である。 図3Bは、実施の形態に係る情報端末における設定画面の一例を示す概要図である。 図4は、実施の形態に係る他の情報端末における通知画面の一例を示す概要図である。 図5は、実施の形態に係る設定装置の一例を示す概要図である。 図6は、実施の形態に係る制御システムの有効モードでの動作例を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態に係る制御システムの制限モードでの動作例を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る電気錠の制御システム(以下、単に「制御システム」とも記載される)の概要について説明する。図1は、実施の形態に係る制御システムの全体構成を示す概要図である。図2は、実施の形態に係る制御システムの機能構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、実施の形態に係る制御システム10は、電気錠20の施錠及び解錠を制御するためのシステムである。制御システム10及び電気錠20は、例えば、施錠及び解錠の対象となる開閉部材60に取り付けられる。開閉部材60は、いわゆる開き戸であり、施設の出入口(例えば、住宅の玄関)に設けられる。実施の形態では、開閉部材60は、ドアである。なお、開閉部材60は、開き戸に限らず、引き戸であってもよい。また、施設の出入口とは、施設の外と中を行き来するための場所に限定されず、施設内の場所であってもよい。さらに、施設は、住宅に限定されず、オフィスビル、病院、又は介護施設等であってもよい。
以下の説明では、施設の出入口が施設の外と中を行き来するための場所として説明する。したがって、以下の説明では、施設の中を「屋内」、施設の外を「屋外」ともいう。なお、以下の説明は、施設の出入口が施設内の場所である場合にも同様に適用し得る。この場合、「屋内」を「ユーザA1のみが立ち入りを許可された場所」、「屋外」を「ユーザA1以外の者も立ち入りが許可された場所」と読み替えればよい。
また、実施の形態では、ユーザA1は、特定の場所への立ち入りを恒久的に許可された者の他に、特定の場所への立ち入りを一時的に許可された者を含み得る。前者に相当するユーザA1は、例えば施設が住宅であれば居住者である。後者に相当するユーザA1は、例えば家事代行サービス業のスタッフ等である。
電気錠20は、制御システム10による制御に基づいて開閉部材60を施錠及び解錠する構造体である。電気錠20は、具体的には、デッドボルトと、電動モータと、電動モータの駆動力をデッドボルトに伝達する伝達機構と、を有する。電動モータは、制御システム10から出力されるコマンドに従って駆動する。実施の形態では、電気錠20は、制御システム10から出力されるコマンドに基づいて駆動信号を出力する錠駆動部を有している。このため、電動モータは、錠駆動部から出力される駆動信号に従って駆動する。そして、電動モータの駆動力が伝達機構を介してデッドボルトに伝達されることによって、デッドボルトが施錠位置又は解錠位置に移動する。また、実施の形態では、電気錠20は開閉部材60に対して1つだけ取り付けられているが、2つ以上取り付けられていてもよい。
制御システム10は、図2に示すように、取得部11と、認証部12と、制御部13と、第1設定部14と、第2設定部15と、記憶部16と、備えている。これらの構成要素は、例えば筐体に収容された状態で、開閉部材60のドアハンドル部分に設けられる。なお、制御システム10は、少なくとも取得部11、認証部12、及び制御部13を備えていればよく、第1設定部14、第2設定部15、及び記憶部16は備えていなくてもよい。
取得部11は、施設の出入口に設けられた入力装置31に入力された認証用情報を取得する。実施の形態では、認証用情報は、複数桁の数字で表されるパスワードである。もちろん、認証用情報は、数字以外の文字(例えば、アルファベット等)を含んでいてもよい。具体的には、取得部11は、有線通信回路又は無線通信回路によって実現される。例えば、取得部11は、有線通信回路であれば、入力装置31との間でケーブルを介して有線通信を行い、入力装置31から認証用情報を取得する。また、例えば、取得部11は、無線通信回路であれば、Bluetooth(登録商標)又はWi-Fi(登録商標)等の無線通信の通信規格に従って、入力装置31との間で通信を行い、入力装置31から認証用情報を取得する。
入力装置31は、例えば開閉部材60の近傍の壁に設置され、認証用情報の入力を受け付ける装置である。なお、入力装置31は、例えば門扉又は郵便ポストの近傍の壁等、開閉部材60から離れた場所に設置されていてもよい。実施の形態では、入力装置31は、認証用情報(パスワード)を入力するためのテンキー311を有する。例えば、ユーザA1は、テンキー311を押すことで複数桁のパスワードを入力する。すると、入力装置31は、取得部11との間で通信を行い、入力されたパスワード(認証用情報)を取得部11へ送信する。
実施の形態では、取得部11は、認証用媒体40からも認証用情報を取得することが可能である。この場合の認証用情報は、ユーザA1を個別に識別するためのID(Identifier)情報と、パスワード又は暗証番号等の認証コード情報と、を含む。なお、認証コード情報は、ユーザA1及び後述する他のユーザを含む全てのユーザに共通であってもよいし、ユーザごとに異なっていてもよい。
認証用媒体40は、例えばスマートフォン若しくはタブレット端末等の携帯型の情報端末、又は制御システム10に専用のリモートコントロール用の鍵装置である。実施の形態では、認証用媒体40は、ユーザA1が所持する情報端末41である。すなわち、情報端末41に制御システム10に専用のアプリケーションをインストールすることにより、情報端末41が認証用媒体40として機能している。
この場合、取得部11は、Bluetooth(登録商標)又はWi-Fi(登録商標)等の無線通信の通信規格に従って、認証用媒体40との間で通信を行い、認証用媒体40から認証用情報を取得する。実施の形態では、取得部11は、制御システム10が設置された位置(ここでは、開閉部材60)を基準とした所定の通信範囲内に認証用媒体40が存在する場合に、認証用媒体40との間で通信することにより、認証用媒体40から認証用情報を取得する。
認証部12は、取得部11が取得した認証用情報の認証を行う。具体的には、認証部12は、取得部11が取得した認証用情報が、記憶部16に記憶されている登録情報に含まれるか否かを判定することにより、認証を行う。認証用情報が登録情報に含まれている場合、認証部12は、認証に成功したと判定する。一方、認証用情報が登録情報に含まれていない場合、認証部12は、認証に失敗したと判定する。実施の形態では、認証部12は、例えば、制御部13、第1設定部14、及び第2設定部15と共にマイクロコンピュータにより実現されるが、プロセッサにより実現されてもよい。
制御部13は、認証部12による認証が成功した場合、施設の出入口の開閉部材60に設けられた電気錠20の解錠を指示する解錠コマンドを出力する。言い換えれば、制御部13は、認証部12による認証が失敗した場合、特に何も実行しない。このため、例えば電気錠20が施錠された状態で、認証部12による認証が失敗した場合、電気錠20は解錠されず、施錠されたままとなる。
実施の形態では、取得部11が入力装置31から取得した認証用情報に基づいて認証部12による認証が成功した場合、制御部13は、解錠コマンドを出力する。これにより、電気錠20が解錠される。
また、実施の形態では、取得部11が認証用媒体40から取得した認証用情報に基づいて認証部12による認証が成功した場合、制御部13は、解錠コマンドを出力可能な状態となる。そして、この状態において、例えば認証用媒体40におけるユーザA1の解錠操作、又は操作受付装置30におけるユーザA1の解錠操作を受け付けると、制御部13は、解錠コマンドを出力する。
ここで、操作受付装置30は、ユーザA1が電気錠20を施錠又は解錠するために行う操作を受け付ける装置である。操作受付装置30は、例えば開閉部材60のドアハンドルの部分に設けられるスイッチ、又はドアハンドルの一部等である。例えば、電気錠20を解錠させる場合、ユーザA1は、ドアハンドルに設けられたスイッチを押す、又はドアハンドルを握る等の操作を行えばよい。
また、制御部13は、開閉センサ50の検知結果に基づいて、電気錠20を自動的に施錠する機能を有している。開閉センサ50は、いわゆるドアセンサであり、開閉部材60の開閉状態を検知し、検知結果を制御システム10に出力する。開閉センサ50は、例えば開閉部材60及びドア枠61のうちの一方に取り付けられた磁石と、開閉部材60及びドア枠61のうちの他方に取り付けられたマグネットセンサとにより実現される、磁力式のセンサである。制御部13は、開閉センサ50の検知結果が開閉部材60の開状態から閉状態に遷移すると、電気錠20の施錠を指示する施錠コマンドを出力することにより、電気錠20を自動的に施錠する。
なお、開閉センサ50は、開閉部材60及びドア枠61のうちの一方に取り付けられたRFID(Radio Frequency Identifier)タグと、開閉部材60及びドア枠61のうちの他方に取り付けられたRFIDリーダとによって実現される、電波式のセンサであってもよく、開閉センサ50の具体的態様は、特に限定されない。
ここで、制御部13は、取得部11が取得した認証用情報が第1認証用情報である場合に、解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する。実施の形態では、第1認証用情報は、複数桁のパスワードである。以下、第1認証用情報を「第1パスワード」ともいう。第1パスワードは、例えば特定の場所(ここでは、住宅)への立ち入りを一時的に許可されたユーザA1(ここでは、家事代行サービス業のスタッフ)が用いる認証用情報であって、一時的に使用可能なパスワード(言い換えれば、使い捨て型のパスワード)である。
つまり、制御部13は、制限モードでの動作中においては、認証部12が第1パスワードに基づく認証に成功した場合であっても、解錠コマンドを出力しない。一方、制御部13は、有効モードでの動作中においては、認証部12が第1パスワードに基づく認証に成功した場合、解錠コマンドを出力する。
なお、実施の形態では、取得部11が認証用媒体40から取得した認証用情報に基づいて認証部12による認証が成功した場合、制御部13は、上記の動作モードに依らず、解錠コマンドを出力可能な状態となる。
実施の形態では、後述する第2設定部15で制限モード及び有効モードのいずれか一方の動作モードを設定されている場合を除き、制御部13は、第1時間帯において制限モードで動作し、第1時間帯とは異なる第2時間帯において有効モードで動作する。つまり、実施の形態では、制御部13は、基本的に時間帯に応じて制限モード及び有効モードのうちのいずれか一方の動作モードで動作する。実施の形態では、第1時間帯及び第2時間帯は、後述する第1設定部14により適宜設定可能である。
例えば、第1時間帯が午前9時~午前10時であり、第2時間帯がその他の時間帯である、と仮定する。この場合、制御部13は、午前9時~午前10時においては、認証部12が第1パスワードに基づく認証に成功した場合であっても、解錠コマンドを出力しない。一方、制御部13は、午前9時~午前10時を除く時間帯においては、認証部12が第1パスワードに基づく認証に成功した場合、解錠コマンドを出力する。
また、実施の形態では、制御部13は、有効モードでの動作中において、第1パスワード(第1認証用情報)に基づく解錠コマンドが所定回数出力された場合に、制限モードでの動作に移行する。所定回数は、第1パスワードが有効である回数であって、例えば1回であってもよいし、2回以上であってもよい。つまり、実施の形態では、制御部13は、たとえ有効モードでの動作中であっても、第1パスワードに基づく認証に成功したことによる電気錠20の解錠が所定回数行われた場合には、以降、制限モードで動作することになる。なお、所定回数は、例えば後述する第1設定部14において新たに第1パスワードが設定された場合に、リセットされる。
また、実施の形態では、制御部13は、認証部12が第1認証用情報とは異なる第2認証用情報での認証に成功した場合、動作モードに依らず、解錠コマンドを出力する。実施の形態では、第2認証用情報は、第1認証用情報と同様に、複数桁のパスワードである。以下、第2認証用情報を「第2パスワード」ともいう。第2パスワードは、例えば特定の場所(ここでは、住宅)への立ち入りを恒久的に許可されたユーザA1(ここでは、居住者)が用いる認証用情報であって、恒久的に使用可能なパスワードである。
つまり、制御部13は、たとえ制限モードでの動作中であっても、第2パスワードが入力装置31に入力されることで第2パスワードでの認証に成功すれば、電気錠20を解錠する。
第1設定部14は、第1時間帯及び第2時間帯を設定するための第1設定入力を受け付けると、第1設定入力に基づいて第1時間帯及び第2時間帯を設定する。また、実施の形態では、第1設定部14は、第1パスワード及び第2パスワードを設定するための入力も、第1設定入力として受け付け、第1設定入力に基づいて第1パスワード及び第2パスワードを設定する。
実施の形態では、第1設定部14は、ユーザA1が所持する情報端末41との間で通信することにより、情報端末41でのユーザA1の操作に応じた第1設定入力を受け付ける。ここでいうユーザA1は、例えば施設が住宅であれば世帯主等であって、管理者権限を有する。具体的には、ユーザA1は、例えば情報端末41にて制御システム10に専用のアプリケーションを起動し、当該アプリケーションにて第1パスワード及び第2パスワード、並びに第1時間帯及び第2時間帯を設定する操作を行う。この操作は、例えば情報端末41がタッチパネルディスプレイを備えている場合であれば、ユーザA1がタッチパネルディスプレイに指で触れる等することで行われる。そして、情報端末41は、各パスワード及び各時間帯を設定する操作を受け付けると、各パスワード及び各時間帯についての情報を含む信号を、制御システム10に対して送信する。これにより、第1設定部14は、当該信号を受信することで、第1設定入力を受け付けることになる。
以下、情報端末41を用いた第1パスワード及び第2パスワード、並びに第1時間帯及び第2時間帯の設定の具体例について、図3A及び図3Bを用いて説明する。図3A及び図3Bは、それぞれ実施の形態に係る情報端末41における設定画面の一例を示す概要図である。ユーザA1が情報端末41を操作して上記アプリケーションを起動すると、図3Aに示すような設定画面が情報端末41のディスプレイ410に表示される。この設定画面における第1領域411には、第1パスワード及び第2パスワードの一覧が表示されており、第2領域412には、各パスワードに対応する第1ラジオボタン412A及び第2ラジオボタン412Bが表示されている。
ユーザA1が第1ラジオボタン412Aを選択した場合、当該ラジオボタン412Aに対応するパスワードが第1パスワードとして設定される。一方、ユーザA1が第2ラジオボタン412Bを選択した場合、当該ラジオボタン412Bに対応するパスワードが第2パスワードとして設定される。なお、ユーザA1が第1ラジオボタン412A及び第2ラジオボタン412Bのいずれも選択しなかった場合、当該ラジオボタン412A,412Bに対応するパスワードは、第1パスワード及び第2パスワードのいずれにも設定されない。
なお、図3Aに示す設定画面には図示していないが、例えばユーザA1が任意の文字列を入力可能なテキストボックスが表示されていてもよい。この場合、テキストボックスに表示された文字列を第1パスワード及び第2パスワードのいずれか一方に設定することが可能である。
図3Bは、図3Aに示す設定画面にて設定された第1パスワードの第1時間帯及び第2時間帯を設定するための設定画面を表している。図3Bに示すように、情報端末41のディスプレイ410には、第1時間帯の開始時間を入力するための第1テキストボックス413と、第1時間帯の終了時間を入力するための第2テキストボックス414と、が表示されている。ユーザA1は、各テキストボックス413,414に所望の時間を入力することで、第1時間帯を設定することが可能である。なお、ここでは、第1時間帯が設定されると、それ以外の時間帯が第2時間帯に設定されることになる。もちろん、図3Bに示す設定画面には、第2時間帯を設定するためのテキストボックスが更に表示されていてもよい。
第1設定部14が設定した第1パスワードに関する情報は、例えば家事代行サービス業のスタッフ等の第1パスワードの利用者に対してメールで送信することも可能である。図4は、実施の形態に係る他の情報端末400における通知画面の一例を示す概要図である。他の情報端末400は、第1パスワードの利用者の所持する情報端末であって、上記メールを受信すると、受信したメールの内容を含む通知画面をディスプレイ401に表示する。当該利用者は、通知画面を見ることで、第1パスワードに関する情報を把握することが可能である。図4に示す例では、通知画面には、第1パスワードと、その有効期間及び時間帯(つまり、第1時間帯)と、その種類とが表示されている。ここでは、第1パスワードの種類として「ワンタイムキー」が設定されている。つまり、ここでは、第1パスワードが有効である所定回数は、1回に設定されている。
また、実施の形態では、第1設定部14は、設定装置70との間で通信することにより、設定装置70でのユーザA1の操作に応じた第1設定入力を受け付ける。ここで、設定装置70は、ユーザA1の第1設定入力を受け付ける装置である。図5は、実施の形態に係る設定装置70の一例を示す概要図である。設定装置70は、例えば屋内に設置されており、管理者権限を有するユーザA1のみが知り得る特定の操作(例えば、専用キーでの扉の解錠等)を行うことにより、利用可能である。つまり、設定装置70は、基本的に管理者権限を有するユーザA1以外の者は操作することができないようになっている。
設定装置70は、第1スイッチ71と、第2スイッチ72と、第3スイッチ73と、7セグメントディスプレイ74と、テンキー75と、備えている。ユーザA1は、第1パスワードを設定したい場合であれば、第2スイッチ72を押した後、テンキー75を押して所望の文字列を入力し、その後、第1スイッチ71を押せばよい。また、ユーザA1は、第2パスワードを設定したい場合であれば、第3スイッチ73を押した後、テンキー75を押して所望の文字列を入力し、その後、第1スイッチ71を押せばよい。ユーザA1が入力した文字列は、7セグメントディスプレイ74に表示される。なお、図5には図示していないが、設定装置70は、第1時間帯及び第2時間帯を設定するための入力を受け付けるインタフェースを更に備えていてもよい。
第2設定部15は、制限モード及び有効モードのいずれか一方のモードに設定するための第2設定入力を受け付けると、第2設定入力に基づいて制御部13の動作モードを設定する。なお、第2設定部15で制御部13の動作モードが設定された場合、第1設定部14での第1時間帯及び第2時間帯の設定は無効になるが、第2設定部15での制御部13の動作モードの設定が解除された場合、第1設定部14での第1時間帯及び第2時間帯の設定は有効となる。
実施の形態では、第2設定部15は、第1設定部14と同様に、情報端末41又は設定装置70を介して、第2設定入力を受け付ける。例えば、ユーザA1は、情報端末41であれば、設定画面に表示される制限モードに対応するラジオボタン(図示せず)と、有効モードに対応するラジオボタン(図示せず)とのいずれかを選択することにより、制御部13の動作モードを設定することが可能である。また、例えば、ユーザA1は、設定装置70であれば、制限モードに対応するスイッチ(図示せず)と、有効モードに対応するスイッチ(図示せず)とのいずれかを押すことにより、制御部13の動作モードを設定することが可能である。なお、情報端末41にて制限モード及び有効モードにそれぞれ対応するラジオボタンと、設定装置70にて制限モード及び有効モードにそれぞれ対応する押釦スイッチと、がいずれも選択されていない(押されていない)状態は、制御部13の動作モードの設定を解除した状態に相当する。
記憶部16は、認証部12が認証を行う際に用いられる登録情報、制御部13が電気錠20を制御するために実行する制御プログラム、第1設定部14により設定された情報、及び第2設定部15により設定された情報が主として記憶される記憶装置である。記憶部16は、例えば半導体メモリによって実現される。登録情報は、登録済みのユーザA1ごとの認証用情報を含む。登録情報は、例えば操作受付装置30又は情報端末41等でユーザA1が特定の入力を行うことにより、記憶部16に記憶させることが可能である。
[動作]
以下、実施の形態に係る制御システム10の動作の一例について説明する。図6は、実施の形態に係る制御システム10の有効モードでの動作例を示すフローチャートである。図7は、実施の形態に係る制御システム10の制限モードでの動作例を示すフローチャートである。なお、図6に示す例では、有効モードでの動作中において、第1認証用情報に基づく解錠コマンドの出力が所定回数に達していないこととする。また、以下では、取得部11が取得する認証用情報は、入力装置31で入力された認証用情報(つまり、パスワード)であることとして説明する。
まず、有効モードでの動作例について説明する。ユーザA1が入力装置31にてテンキー311を押すことで複数桁のパスワードを入力すると、取得部11は、入力されたパスワードを認証用情報として取得する(S11)。処理S11は、制御方法における取得ステップST1に相当する。次に、認証部12は、取得部11が取得した認証用情報の認証を行う(S12)。処理S12は、制御方法における認証ステップST2に相当する。
取得した認証用情報が第1パスワード及び第2パスワードのいずれでもなく、認証部12が認証に失敗した場合(S13:No)、電気錠20は解錠されず、施錠されたままとなる。一方、取得した認証用情報が第1パスワード及び第2パスワードのいずれかであって、認証部12が認証に成功した場合(S13:Yes)、制御部13は、解錠コマンドを出力する(S14)。これにより、電気錠20が解錠される。処理S14は、制御方法における制御ステップST3の一部に相当する。
次に、制限モードでの動作例について説明する。ユーザA1が入力装置31にてテンキー311を押すことで複数桁のパスワードを入力すると、取得部11は、入力されたパスワードを認証用情報として取得する(S21)。処理S21は、制御方法における取得ステップST1に相当する。次に、認証部12は、取得部11が取得した認証用情報の認証を行う(S22)。処理S22は、制御方法における認証ステップST2に相当する。
取得した認証用情報が第1パスワード及び第2パスワードのいずれでもなく、認証部12が認証に失敗した場合(S23:No)、電気錠20は解錠されず、施錠されたままとなる。また、取得した認証用情報が第1パスワード及び第2パスワードのいずれかであって、認証部12が認証に成功した場合(S23:Yes)、制御部13は、以下の2通りの処理のいずれかの処理を実行する。すなわち、認証用情報が第1パスワードであれば(S24:Yes)、制御部13は、解錠コマンドの出力を制限する(S25)。この場合、電気錠20は解錠されず、施錠されたままとなる。一方、認証用情報が第2パスワードであれば(S24:No)、制御部13は、解錠コマンドを出力する(S26)。この場合、電気錠20が解錠される。処理S24~S26は、制御方法における制御ステップST3の一部に相当する。
[利点]
以下、実施の形態に係る制御システム10の利点について、比較例の制御システムとの比較を交えて説明する。比較例の制御システムは、制御部が常に有効モードで動作しており、制限モードで動作する機能を有していない点で、実施の形態に係る制御システム10と相違する。比較例の制御システムでは、例えば施設が住宅であって、家事代行サービス業のスタッフ等の住宅への立ち入りを一時的に許可された者に対して認証用情報(パスワード)を教えた場合に、以下のような課題が生じる。
すなわち、上記の者が立ち入りを許可された許可時間だけでなく、許可時間外においても、認証用情報を用いて電気錠20を解錠することが可能である、という課題がある。この場合、上記の者は第三者に相当すると言える。また、上記の者から認証用情報を聞き出す等して窃取した第三者が、許可時間外において認証用情報を用いて電気錠20を解錠することが可能である、という課題もある。いずれにせよ、比較例の制御システムでは、電気錠20が第三者に不正に解錠されてしまう、という課題がある。
これに対して、実施の形態に係る制御システム10では、制御部13は、取得部11が取得した認証用情報が第1認証用情報である場合に、解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する。このため、例えば制御部13が許可時間において有効モードで動作し、許可時間外において制限モードで動作すれば、許可時間外においては電気錠20を解錠することができない。つまり、実施の形態に係る制御システム10では、必要に応じて第1認証用情報を有効にしたり無効にしたりすることが可能である。したがって、実施の形態に係る制御システム10では、電気錠20が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制することができる、という利点がある。
(変形例)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。以下、実施の形態の変形例について列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせてもよい。
実施の形態では、制御部13は、制限モードでの動作中において、認証部12での認証用情報の認証に成功し、かつ、認証用情報が第1認証用情報(第1パスワード)である場合に解錠コマンドの出力を制限しているが、これに限られない。例えば、制御部13は、制限モードでの動作中において、取得部11が第1認証用情報を取得した時点で、認証部12での認証を行わずに解錠コマンドの出力を制限してもよい。
実施の形態では、制御部13は、有効モードでの動作中において、第1認証用情報(第1パスワード)に基づく解錠コマンドが所定回数出力された場合に、制限モードでの動作に移行するが、これに限られない。例えば、制御部13は、第1認証用情報に基づく解錠コマンドの出力の回数に依らず、第1設定部14で設定された第1時間帯になるまで、又は第2設定部15で制限モードに設定されるまで、有効モードでの動作を維持してもよい。
実施の形態では、開閉センサ50の検知結果に基づいて電気錠20を自動的に施錠しているが、これに限られない。例えば、開閉部材60は、ユーザA1が手動で電気錠20を施錠可能な機構を有していてもよい。この場合、開閉センサ50はあってもよいし、無くてもよい。
実施の形態では、第1パスワード及び第2パスワード、並びに第1時間帯及び第2時間帯を設定する手段として、設定装置70及び情報端末41の両方が用意されているが、いずれか一方のみが用意されていてもよい。例えば、情報端末41のみで各パスワード及び各時間帯を設定する場合であれば、設定装置70を設置しなくてもよい。
実施の形態では、取得部11は、複数桁の数字で表されるパスワードを認証用情報として取得しているが、これに限られない。例えば、取得部11は、ユーザA1の指紋、又は顔画像を認証用情報として取得してもよい。前者の場合、入力装置31は、テンキー311の代わりに指紋読取装置を備えていればよい。また、前者の場合、認証部12は、取得部11が取得した指紋に基づいて、指紋認証を行えばよい。後者の場合、入力装置31は、テンキー311の代わりに撮像装置を備えていればよい。また、後者の場合、認証部12は、取得部11が取得した顔画像に基づいて、顔認証を行えばよい。
また、実施の形態では、電気錠20は開閉部材60に設けられているが、ドア枠61に設けられていてもよい。
また、実施の形態では、制御システム10は、単一の装置によって実現されたが、複数の装置によって実現されてもよい。制御システム10が複数の装置によって実現される場合、制御システム10が備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。また、実施の形態では、制御システム10は、電気錠20と共に開閉部材60に設置された装置により実現されているが、これに限られない。例えば、制御システム10は、施設内に設置される制御装置、又は施設外に設置されるサーバ装置等によって実現されてもよい。施設内に設置される制御装置は、例えば、EMS(Energy Management System)コントローラなどである。また、制御システム10は、電気錠20に内蔵されていてもよい。
また、実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサ等のプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(又は集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、電気錠制御装置として実現されてもよいし、電気錠制御装置を備える開閉部材60として実現されてもよい。本発明は、実施の形態の制御システム10等のコンピュータが実行する電気錠20の制御方法として実現されてもよい。本発明は、電気錠20の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
(まとめ)
以上述べたように、制御システム10は、取得部11と、認証部12と、制御部13と、を備える。取得部11は、施設の出入口に設けられた入力装置31に入力された認証用情報を取得する。認証部12は、取得部11が取得した認証用情報の認証を行う。制御部13は、認証部12による認証が成功した場合、施設の出入口の開閉部材60に設けられた電気錠20の解錠を指示する解錠コマンドを出力する。制御部13は、取得部11が取得した認証用情報が第1認証用情報である場合に、解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する。
このような制御システム10によれば、必要に応じて第1認証用情報を有効にしたり無効にしたりすることが可能であり、電気錠20が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制することができる、という利点がある。
また、例えば、制御システム10では、制御部13は、第1時間帯において制限モードで動作し、第1時間帯とは異なる第2時間帯において有効モードで動作する。
このような制御システム10によれば、例えば施設の管理者が立ち入りを許可する許可時間帯以外の時間帯において、電気錠20が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制することができる、という利点がある。
また、例えば、制御システム10は、第1時間帯及び第2時間帯を設定するための第1設定入力を受け付けると、第1設定入力に基づいて第1時間帯及び第2時間帯を設定する第1設定部14を更に備える。
このような制御システム10によれば、第1時間帯及び第2時間帯を例えば施設の管理者の所望する時間帯に変更することができるので、利便性が向上しやすい、という利点がある。
また、例えば、制御システム10は、制限モード及び有効モードのいずれか一方のモードに設定するための第2設定入力を受け付けると、第2設定入力に基づいて制御部13の動作モードを設定する第2設定部15を更に備える。
このような制御システム10によれば、動作モードを例えば施設の管理者の所有する動作モードに変更することができるので、利便性が向上しやすい、という利点がある。
また、例えば、制御システム10では、制御部13は、有効モードでの動作中において、第1認証用情報に基づく解錠コマンドが所定回数出力された場合に、制限モードでの動作に移行する。
このような制御システム10によれば、電気錠20が不必要に何度も解錠されてしまうのを抑制することができる、という利点がある。
また、例えば、制御システム10では、制御部13は、認証部12が第1認証用情報とは異なる第2認証用情報での認証に成功した場合、動作モードに依らず、解錠コマンドを出力する。
このような制御システム10によれば、第2認証用情報を知る者であればいつでも電気錠20を解錠することができるので、利便性が向上しやすい、という利点がある。
また、例えば、制御システム10では、入力装置31は、認証用情報を入力するためのテンキー311を有する。
このような制御システム10によれば、指紋読取装置等を用意する場合と比較して、安価な手段で認証用情報を入力する手段を実現することができる、という利点がある。
また、例えば、制御方法は、取得ステップST1と、認証ステップST2と、制御ステップST3と、を含む。取得ステップST1では、施設の出入口に設けられた入力装置31に入力された認証用情報を取得する。認証ステップST2では、取得ステップST1が取得した認証用情報の認証を行う。制御ステップST3では、認証ステップST2による認証が成功した場合、施設の出入口の開閉部材60に設けられた電気錠20の解錠を指示する解錠コマンドを出力する。制御ステップST3では、取得ステップST1が取得した認証用情報が第1認証用情報である場合に、解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する。
このような制御方法によれば、必要に応じて第1認証用情報を有効にしたり無効にしたりすることが可能であり、電気錠20が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制することができる、という利点がある。
また、例えば、プログラムは、1以上のプロセッサに、上記の制御方法を実行させる。
このようなプログラムによれば、必要に応じて第1認証用情報を有効にしたり無効にしたりすることが可能であり、電気錠20が第三者に不正に解錠されてしまうことを抑制することができる、という利点がある。
10 制御システム
11 取得部
12 認証部
13 制御部
14 第1設定部
15 第2設定部
20 電気錠
30 操作受付装置
31 入力装置
311 テンキー
41 情報端末
60 開閉部材
70 設定装置
A1 ユーザ
ST1 取得ステップ
ST2 認証ステップ
ST3 制御ステップ

Claims (9)

  1. 施設の出入口に設けられた入力装置に入力された認証用情報を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記認証用情報の認証を行う認証部と、
    前記認証部による前記認証が成功した場合、前記施設の出入口の開閉部材に設けられた電気錠の解錠を指示する解錠コマンドを出力する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記取得部が取得した前記認証用情報が第1認証用情報である場合に、前記解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、前記解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する、
    制御システム。
  2. 前記制御部は、第1時間帯において前記制限モードで動作し、前記第1時間帯とは異なる第2時間帯において前記有効モードで動作する、
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記第1時間帯及び前記第2時間帯を設定するための第1設定入力を受け付けると、前記第1設定入力に基づいて前記第1時間帯及び前記第2時間帯を設定する第1設定部を更に備える、
    請求項2に記載の制御システム。
  4. 前記制限モード及び前記有効モードのいずれか一方のモードに設定するための第2設定入力を受け付けると、前記第2設定入力に基づいて前記制御部の動作モードを設定する第2設定部を更に備える、
    請求項1に記載の制御システム。
  5. 前記制御部は、前記有効モードでの動作中において、前記第1認証用情報に基づく前記解錠コマンドが所定回数出力された場合に、前記制限モードでの動作に移行する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の制御システム。
  6. 前記制御部は、前記認証部が前記第1認証用情報とは異なる第2認証用情報での認証に成功した場合、前記動作モードに依らず、前記解錠コマンドを出力する、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 前記入力装置は、前記認証用情報を入力するためのテンキーを有する、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の制御システム。
  8. 施設の出入口に設けられた入力装置に入力された認証用情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップが取得した前記認証用情報の認証を行う認証ステップと、
    前記認証ステップによる前記認証が成功した場合、前記施設の出入口の開閉部材に設けられた電気錠の解錠を指示する解錠コマンドを出力する制御ステップと、を含み、
    前記制御ステップでは、前記取得ステップが取得した前記認証用情報が第1認証用情報である場合に、前記解錠コマンドの出力を制限する制限モードと、前記解錠コマンドを出力する有効モードと、のいずれか一方の動作モードで動作する、
    制御方法。
  9. 1以上のプロセッサに、
    請求項8に記載の制御方法を実行させる、
    プログラム。
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