JP2023003969A - スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラム - Google Patents

スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023003969A
JP2023003969A JP2021105380A JP2021105380A JP2023003969A JP 2023003969 A JP2023003969 A JP 2023003969A JP 2021105380 A JP2021105380 A JP 2021105380A JP 2021105380 A JP2021105380 A JP 2021105380A JP 2023003969 A JP2023003969 A JP 2023003969A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
internal
slave
master device
oscillation circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021105380A
Other languages
English (en)
Inventor
充志 有留
Mitsuji Aritome
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2021105380A priority Critical patent/JP2023003969A/ja
Publication of JP2023003969A publication Critical patent/JP2023003969A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

Figure 2023003969000001
【課題】通信装置間の時刻同期に必要なハードウェアや、処理を簡素化することが可能なスレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラムを提供すること。
【解決手段】本開示にかかるスレーブ装置2は、内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻をそれぞれ定めるマスター装置1と通信をおこなうスレーブ装置である。スレーブ装置2は、スレーブ側発振回路21、スレーブ側内部時刻決定部22、および時刻精度誤差補正部23を備える。スレーブ側発振回路21は時間を計測しており、スレーブ側内部時刻決定部22は、スレーブ側発振回路21の計測する時間に基づいて、自身の内部時刻を決定する。
【選択図】図1

Description

本開示は、スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラムに関する。
昨今のネットワーク通信における通信装置は、各装置が独自にもつ時間計測手段を用いて内部時刻を計測している。これらの装置を用いて通信をおこなう場合、通信をおこなう装置同士の内部時刻は高精度に同期されている必要があり、その誤差は数十~数百ns以内に抑える必要がある。しかしながら、通信装置の時間計測手段には装置毎に異なる計測精度誤差が存在し、これに起因して通信装置間の内部時刻の誤差は徐々に大きくなっていく。そのため、通信装置間の内部時刻は定期的に同期をする必要がある。
昨今よく用いられる時刻同期方法として、PTP(Precision Time Protocol)やNTP(Network Time Protocol)等の時刻同期プロトコルがあげられる。これらを実行する場合、時刻同期をおこなう装置同士は時刻同期に必要な情報を通信によってやり取りする必要がある。そのため、何らかの原因によって装置同士の通信が切断されてしまった場合、各装置は内部時刻を同期することができなくなる。この場合、数分から数時間で通信装置間の内部時刻の誤差は、ユーザデータの通信に影響を及ぼす可能性がある程度にまで増大する場合がある。すなわち、これらの時刻同期プロトコルには、装置間同士の通信が切断されると、深刻な時刻同期ずれが発生する可能性があるという問題点がある。
特許文献1には、この問題を解決することを目的として、通信をおこなう装置間の発振回路(時間計測手段)の周波数偏差を測定する手段と、前述の周波数偏差から時刻補正値を生成する手段と、を備えた光伝送通信装置が開示されている。
国際公開第2013/088492号
特許文献1に係る光伝送通信装置は、周波数偏差を測定するために、通信相手側の装置から受信した情報に基づいて、通信相手側の内部時刻を再現してやる必要がある。そのため、先行文献1に係る光伝送通信装置には、ハードウェアや、時刻同期のための処理が複雑化するという課題があった。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、通信装置間の時刻同期に必要なハードウェアや、処理を簡素化することが可能なスレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラムを提供することを目的とするものである。
本開示に係るスレーブ装置は、
内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻を定めるマスター装置と通信をおこなうスレーブ装置であって、
時間を計測するスレーブ装置側内部発振回路と、
前記スレーブ装置側内部発振回路の計測する時間に基づいて、自身の内部時刻を決定するスレーブ装置側内部時刻決定部と、
前記マスター装置の内部発振回路と、前記スレーブ装置側内部発振回路と、の時間計測の誤差を前記マスター装置と自身の内部時刻に基づいて推定し、推定した時間計測の誤差に基づいて自身の内部時刻を補正する時刻精度誤差補正部と、を備えるスレーブ装置である。
本開示に係る時刻同期方法は、
内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻をそれぞれ定めるマスター装置及びスレーブ装置を備える通信網における前記スレーブ装置の時刻同期方法であって、
前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差を、前記マスター装置および自身の内部時刻に基づいて推定し、
前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差に基づいて、自身の内部時刻を補正する時刻同期方法である。
本開示に係る通信プログラムは、
内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻を定めるマスター装置と通信をおこない、自身も自身の内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻を定めるスレーブ装置に搭載される時刻同期プログラムであって、
前記マスター装置の内部発振回路および前記スレーブ装置の内部発振回路間の時間計測の誤差を、前記マスター装置と前記スレーブ装置の内部時刻に基づいて推定し、
前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差に基づいて自身の内部時刻を補正する動作を、
前記スレーブ装置に実行させる時刻同期プログラムである。
本開示により、通信装置間の時刻同期に必要なハードウェアや、処理を簡素化することが可能なスレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラムを提供することができる。
実施の形態1に係る通信網の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る通信網の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るスレーブ装置の処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態2に係る情報通信の流れと内部時刻との関連を示す図である。 実施の形態2に係る情報通信の流れと内部時刻との関連を示す図である。 実施の形態2に係る情報通信の流れと内部時刻との関連を示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本開示に係る実施の形態について説明する。
図1は本実施の形態に係る通信網の構成を示すブロック図である。本実施の形態1に係る通信網1001は、マスター装置1およびスレーブ装置2を備える。本実施の形態では、このマスター装置1およびスレーブ装置2の内部時刻を同期する。マスター装置1およびスレーブ装置2間の時刻同期は、スレーブ装置2側の内部時刻を、マスター装置1側の内部時刻に合わせるように補正することによっておこなわれる。
マスター装置1は、マスター側発振回路11およびマスター側内部時刻決定部12を備える。マスター側発振回路11は、所定の周波数の交流の電気エネルギーを発生させる装置である。さらに、マスター側発振回路11は、この一定の周波数の交流の電気エネルギーに基づいて、時間を計測することができる。マスター側発振回路11は、計測した時間情報をマスター側内部時刻決定部12に出力する。
マスター側内部時刻決定部12は、マスター側発振回路11から入力した時間情報に基づいて、マスター装置1の内部時刻を決定する。マスター側内部時刻決定部12は、決定した内部時刻情報を時刻精度誤差補正部23に出力する。
スレーブ装置2は、スレーブ側発振回路21、スレーブ側内部時刻決定部22、および時刻精度誤差補正部23を備える。スレーブ側発振回路21は、所定の周波数の交流の電気エネルギーを発生させる装置である。さらに、スレーブ側発振回路21は、この一定の周波数の交流の電気エネルギーに基づいて、時間を計測することができる。スレーブ側発振回路21は、計測した時間情報をスレーブ側内部時刻決定部22に出力する。
スレーブ側内部時刻決定部22は、スレーブ側発振回路21から入力した時間情報に基づいて、スレーブ装置2の内部時刻を決定する。スレーブ側内部時刻決定部22は、決定した内部時刻情報を時刻精度誤差補正部23に出力する。
時刻精度誤差補正部23は、マスター側内部時刻決定部12およびスレーブ側内部時刻決定部22から、マスター装置1およびスレーブ装置2の内部時刻を入力する。時刻精度誤差補正部23は、マスター装置1およびスレーブ装置2の内部時刻に基づいて、マスター側発振回路11およびスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差を推定する。時刻精度誤差補正部23は、推定したマスター側発振回路11およびスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差に基づいて、スレーブ側内部時刻決定部22の出力したスレーブ装置2の内部時刻を補正する。
このような構成にすることによって、マスター装置1およびスレーブ装置2それぞれの内部時刻を同期することができる。また、本実施の形態に係るスレーブ装置2は、少なくともマスター装置1および自身の内部時刻情報を得る事ができれば、マスター装置1と時刻同期可能であるため、関連する技術の通信装置と比較して簡素なハードウェアや処理で時刻同期をおこなうことができる。
以上から、本実施の形態に係るスレーブ装置によれば、通信装置間の時刻同期に必要なハードウェアや、処理を簡素化することができる。
実施の形態2
以下、図2~6を参照して、本実施の形態に係る通信網の時刻同期について詳しく説明する。図2は、本実施の形態に係る通信網の構成を説明するためのブロック図である。本実施の形態に係る通信網1001はマスター装置1およびスレーブ装置2を備えている。このマスター装置1およびスレーブ装置2は無線もしくは有線によって、通信をおこなっている。なお、簡単のため図2ではスレーブ装置2が1台しか記載されていないが、スレーブ装置2の台数はこれには限られず、2台以上であってもよい。
たとえば、マスター装置1およびスレーブ装置2は、中央管理サーバと中央管理サーバに収容される端末という組み合わせであってもよいし、中継基地に設置された時刻計測機と中継基地を利用して通信をおこなう端末という組み合わせであってもよい。また、マスター装置1およびスレーブ装置2がいずれも端末であってもよい。さらに、マスター装置1が標準時刻同期用サーバで、スレーブ装置2が標準時刻同期用サーバを利用して標準時刻に時刻を同期するサーバであるような構成にしてもよい。
マスター装置1の構成について説明する。マスター装置1は、マスター側発振回路11、マスター側内部時刻決定部12、マスター側通信部13、およびマスター側PTP処理部14を備えている。
マスター側発振回路11は、所定の周波数の交流の電気エネルギーを発生させる装置であり、たとえば、水晶振動子やセラミック発振子を組み込んだ回路である。さらに、マスター側発振回路11は、この一定の周波数の交流の電気エネルギーに基づいて、時間を計測することができる。マスター側発振回路11は、計測した時間情報をマスター側内部時刻決定部12に対して出力する。
マスター側内部時刻決定部12は、マスター側発振回路11から入力した時間情報に基づいて、マスター装置1の内部時刻を決定する。マスター側内部時刻決定部12は、決定したマスター装置1の内部時刻を、マスター側PTP処理部14に対して出力する。
マスター側通信部13はスレーブ装置2と通信をおこなう。具体的には、マスター側通信部13は、マスター側PTP処理部14から入力したマスター装置1のPTP処理情報を、スレーブ側通信部24に対して送信する。また、マスター側通信部13は、スレーブ側通信部24からスレーブ装置2のPTP処理情報を受信し、受信したスレーブ装置2のPTP処理情報を、マスター側PTP処理部14に対して出力する。
なお、ここでいうPTP処理情報とは、マスター装置1とスレーブ装置2をPTPによって時刻同期する際にマスター装置1とスレーブ装置2の間でやり取りすることが必要な4つのパケットと、これらのパケットを送受信した時の各装置の内部時刻のことを指す。具体的には、4つのパケットとは、Syncメッセージ、Follow Upメッセージ、Delay Reqメッセージ、Delay Respメッセージのことを指す。また、これらのパケットを送受信した時の各装置の内部時刻とは、特に、Syncメッセージを送信した時のマスター装置1の内部時刻、Syncメッセージを受信した時のスレーブ装置2の内部時刻、Delay Reqメッセージを送信した時のスレーブ装置2の内部時刻、およびDelay Reqメッセージを受信した時のマスター装置1の内部時刻のことを指す。これらの情報に基づいて行われる時刻同期の詳しい処理については、後ほど詳しく説明する。
マスター側PTP処理部14は、マスター側内部時刻決定部12から入力したマスター装置1の内部時刻と、マスター側通信部13から入力したスレーブ装置2のPTP処理情報に基づいて、マスター装置1のPTP処理情報を作成する。マスター側PTP処理部14は、作成したマスター装置1のPTP処理情報をマスター側通信部13に出力し、スレーブ装置2に対して送信させる。
続いて、スレーブ装置2の構成について説明する。スレーブ装置2は、スレーブ側発振回路21、スレーブ側内部時刻決定部22、時刻精度誤差補正部23、スレーブ側通信部24、およびスレーブ側PTP処理部25を備えている。
スレーブ側発振回路21は、所定の周波数の交流の電気エネルギーを発生させる装置であり、たとえば、水晶振動子やセラミック発振子を組み込んだ回路である。さらに、スレーブ側発振回路21は、この一定の周波数の交流の電気エネルギーに基づいて、時間を計測することができる。スレーブ側発振回路21は、計測した時間情報をスレーブ側内部時刻決定部22に対して出力する。
スレーブ側内部時刻決定部22は、スレーブ側発振回路21から入力した時間情報に基づいて、スレーブ装置2の内部時刻を決定する。スレーブ側内部時刻決定部22は、決定したスレーブ装置2の内部時刻を、スレーブ側PTP処理部25に対して出力する。また、スレーブ側内部時刻決定部22は、スレーブ側PTP処理部25もしくは時刻精度誤差補正部23から内部時刻補正情報を入力すると、入力した内部時刻補正情報に基づいてスレーブ装置2の内部時刻を補正する。
時刻精度誤差補正部23は、スレーブ側PTP処理部25からマスター装置1及びスレーブ装置2のPTP処理情報を入力する。さらに、時刻精度誤差補正部23は、入力したPTP処理情報に基づいて、マスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差を推定する。また、時刻精度誤差補正部23は、スレーブ側PTP処理部25からPTP処理を中断した旨の通知を受けた場合、推定した時間計測の誤差に基づいて内部時刻補正情報を作成し、スレーブ側内部時刻決定部22に出力する。
スレーブ側通信部24はマスター装置1と通信をおこなう。具体的には、スレーブ側通信部24は、スレーブ側PTP処理部25から入力したスレーブ装置2のPTP処理情報を、マスター側通信部13に対して送信する。また、スレーブ側通信部24は、マスター側通信部13からマスター装置1のPTP処理情報を受信し、受信したマスター装置1のPTP処理情報を、スレーブ側PTP処理部25に対して出力する。さらに、スレーブ側通信部24は、マスター装置1との通信が不可能になった場合、その旨をスレーブ側PTP処理部25に対して通知する。
スレーブ側PTP処理部25は、スレーブ側内部時刻決定部22から入力したスレーブ装置2の内部時刻と、スレーブ側通信部24から入力したマスター装置1のPTP処理情報に基づいて、スレーブ装置2のPTP処理情報を作成する。スレーブ側PTP処理部25は、作成したスレーブ装置2のPTP処理情報をスレーブ側通信部24に出力し、マスター装置1に対して送信させる。また、スレーブ側PTP処理部25は、マスター装置1及びスレーブ装置2のPTP処理情報を時刻精度誤差補正部23に対して出力する。さらに、スレーブ側PTP処理部25は、作成したスレーブ装置2のPTP処理情報に基づいて内部時刻補正情報を作成する。スレーブ側PTP処理部25は、作成した内部時刻補正情報をスレーブ側内部時刻決定部22に対して出力する。また、スレーブ側PTP処理部25は、スレーブ側通信部24からマスター装置1との通信が不可能になった旨の通知を受けた場合、PTP処理を中断し、時刻精度誤差補正部23にその旨を通知する。
以下、図2~6を用いて、本実施の形態に係る時刻同期方法の処理動作について詳しく説明する。図3は、本実施の形態に係るスレーブ装置2の時刻同期処理の流れの概要を示すフローチャートである。まず初めに、スレーブ装置2は、マスター装置1およびスレーブ装置2が通信可能であるかを判定する(S1)。S1において判定がYesであった場合、スレーブ装置2は、マスター装置1とPTP処理情報の交換をおこなう(S2)。次に、スレーブ装置2は、PTP処理をおこない自身の内部時刻を補正する(S3)。最後に、スレーブ装置2は、PTP処理情報に基づいて、時間計測の誤差を推定する(S4)。また、S1において判定がNoであった場合、スレーブ装置2は、マスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差に基づいて、自身の内部時刻を補正する(S5)。以下、それぞれのステップについて、対応する図を参照しながら詳しく説明する。
まず初めに、図3のS1における判定がYesだった場合の処理(図3のS2~4)の流れについて、詳しく説明する。図4は、マスター装置1とスレーブ装置2が、PTP処理情報を交換するステップ(図3のS2に対応)について詳しく説明するための模式図である。図中のt1及びt4は、マスター装置1の内部時刻を表し、t2及びt3は、スレーブ装置2の内部時刻を表している。また、図中の矢印101a、102a、103a、及び104aは、マスター装置1とスレーブ装置2の間でのPTP処理情報のやり取りを示している。さらに、図中のdは、マスター装置1とスレーブ装置2の間での情報の送受信に必要な時間を表しており、oは、マスター装置1とスレーブ装置2の間での内部時刻の誤差、すなわちオフセット値を示している。なお、このオフセット値oは、ある時点におけるスレーブ装置2の内部時刻から、同じ時点におけるマスター装置1の内部時刻を引いた時間として定義される。つまり、マスター装置1の内部時刻がt1である時点では、スレーブ装置2の内部時刻は、t1+oとなっている。本実施の形態に係るマスター装置1およびスレーブ装置2は、IEEE1588にて定義されたPTP通信をおこなう。まず初めに、マスター装置1の内部時刻がt1である時点で、マスター装置1がスレーブ装置2に対してSyncメッセージ101aを送信する。スレーブ装置2は、Syncメッセージ101aを、スレーブ装置の内部時刻がt2である時点で受信する。次に、マスター装置1は、時刻t1の値を添付したFollow UPメッセージ102aをスレーブ装置2に対して送信する。スレーブ装置2は、Follow UPメッセージ102aを受信すると、スレーブ装置2の内部時刻がt3である時点で、Delay Reqメッセージ103aを送信する。マスター装置1は、このDelay Reqメッセージ103aを、マスター装置1の内部時刻がt4である時点で受信する。最後に、マスター装置1が時刻t4の値を添付したDelay Respメッセージ104aをスレーブ装置2に送信し、スレーブ装置2がこれを受信することで、PTP処理情報を交換するステップは完了する。スレーブ装置2は、マスター装置との通信によって取得した時刻の値t1、t2、t3、t4をスレーブ側PTP処理部25に記憶させておく。
引き続き図2および4を用いて、スレーブ装置2が自身の内部時刻を補正するステップ(図3のS3に対応)について詳しく説明する。まず、スレーブ装置2は自身の内部時刻を補正するために、マスター装置1の内部時刻とスレーブ装置2の内部時刻の誤差、すなわち図4中のオフセット値oを算出する必要がある。スレーブ側PTP処理部25は、前述したPTP処理情報を交換するステップにて取得したt1~4の値を用いて、このオフセット値oを算出する。図4によると、時刻t1~t4、時間d、オフセット値oの間には、以下の数式1及び2で表される関係式が成り立つことがわかる。
Figure 2023003969000002
・・・数式1
Figure 2023003969000003
・・・数式2
これら2つの関係式に基づいて連立方程式を解くと、オフセット値oは数式3のように表されることがわかる。
Figure 2023003969000004
・・・数式3
スレーブ側PTP処理部25は、上記数式3に対して、t1~4の値を代入することで、オフセット値oを算出する。スレーブ側PTP処理部25は、算出したオフセット値oを内部時刻補正情報としてスレーブ側内部時刻決定部22に出力する。スレーブ側内部時刻決定部22は、現在計測していた内部時刻から、スレーブ側PTP処理部25から入力したオフセット値oを引くことによって、自身の内部時刻を補正する。
なお、これらの処理はマスター装置側の内部時刻がt1である時のオフセット値oと、t4である時のオフセット値oが等しく、マスター装置1とスレーブ装置2の間での情報の送受信に必要な時間dが常に一定であるという近似に基づいて成り立っている。実際には、前述したとおりマスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21との間に精度誤差が存在しているので、マスター装置側の内部時刻がt1である時のオフセット値oと、t4である時のオフセット値oは完全には一致しない。また、マスター装置1とスレーブ装置2の間での情報の送受信に必要な時間dが常に一定であることも現実には起こりえない。しかし、この近似に起因するマスター装置1とスレーブ装置2の時刻同期の誤差は十分に小さいものであり、通信をおこなう上で支障をきたすものではないので、本実施の形態では上述した近似に基づいて処理をおこなっている。
このように、本実施の形態では、マスター装置1およびスレーブ装置2が通信可能である場合は、マスター装置1から送信される時刻情報に基づいて、スレーブ装置2が自身の内部時刻を補正することで時刻同期をおこなう。具体的には、マスター装置1およびスレーブ装置2が通信可能な場合は、PTP(Precision Time Protocol)によって、スレーブ装置2が自身の内部時刻を補正する。
続いて、図2及び図5を用いて、スレーブ装置2がPTP処理情報に基づいて時間計測の誤差を推定するステップ(図3のS4に対応)について詳しく説明する。図5は、マスター装置1とスレーブ装置2のPTP処理情報のやり取りと、それぞれの装置の内部時刻を関連付けた模式図である。本実施の形態に係るスレーブ装置2は、2回分のPTP処理で得られたPTP処理情報に基づいて、マスター装置1とスレーブ装置2の時間計測の誤差を算出する。そのため、図5には、2回分のPTP処理に必要なPTP処理情報のやり取りが、一部省略されて記載されている。具体的には、矢印101aが1回目のSyncメッセージのやり取りを、矢印101bが2回目のSyncメッセージのやり取りを表している。また、t1及びt5は該当する時点でのマスター装置1の内部時刻を、t2及びt6は該当する時点でのスレーブ装置2の内部時刻をそれぞれ表しており、oは1回目のPTP処理にて算出されたオフセット値を表している。スレーブ側PTP処理部25は、これらの値を時刻精度誤差補正部23に対して出力する。そして、時刻精度誤差補正部23がこれらの値に基づいて時間計測の誤差を算出する。
図5によると、マスター装置1は内部時刻t1で1回目のSyncメッセージを送信し、内部時刻t5で2回目のSyncメッセージを送信する。そのため、1回目と2回目のSyncメッセージを送信する間に、マスター側発振回路11は、t5-t1で表される時間を計測していることになる。一方、スレーブ装置2は内部時刻t2で1回目のSyncメッセージを受信し、内部時刻t6で2回目のSyncメッセージを受信する。ここで、スレーブ装置2の内部時刻は、内部時刻t2から内部時刻t6の間で、1回目のPTP処理で算出されたオフセット値oによる補正を受けている。そのため、1回目と2回目のSyncメッセージを送信する間に、スレーブ側発振回路21は、t6―t2+oで表される時間を計測していることになる。ここで、マスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の1秒間あたりの時間計測の誤差がj秒であるとする。すなわち、マスター側発振回路11が1秒を計測する間に、スレーブ側発振回路21が1+j秒を計測するものであるとする。すると、以下の数式4で表される関係式が成り立つ。
Figure 2023003969000005
・・・数式4
この数式4を、時間計測の誤差jについて整理すると以下の数式5で表される関係式が成り立つ。
Figure 2023003969000006
・・・数式5
時刻精度誤差補正部23は、この数式5に対して、スレーブ側PTP処理部25から入力した時刻t1、t2、t5、t6、およびオフセット値oを代入することで、マスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の1秒間あたりの時間計測の誤差jを算出する。時刻精度誤差補正部23は、このようにして算出した時間計測の誤差jの値を、次回のPTP処理に伴って更新されるまで記憶しておく。
このように、本実施の形態に係るスレーブ装置2は、マスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差を、マスター装置1およびスレーブ装置2が通信可能であるときに推定しておくようにしている。さらに具体的に言うと、マスター装置1がSyncメッセージを送信したときのマスター装置1の内部時刻t1及びt5と、スレーブ装置2がSyncメッセージを受信したときのスレーブ装置2の内部時刻t2及びt6と、マスター装置の内部時刻およびスレーブ装置2の内部時刻間のオフセット値oと、に基づいて、スレーブ装置2が、マスター側発振回路11と、スレーブ側発振回路21と、の時間計測の誤差jを推定している。
続いて、図2および図6を用いて、図3のS1における判定がNoだった場合の処理、すなわち、図3におけるS5の処理について詳しく説明する。図6は、マスター装置1およびスレーブ装置2が通信不可能な場合におけるマスター装置1とスレーブ装置2の内部時刻の対応関係を表した図である。図6に示すようにPTP処理情報を送信することができない場合、スレーブ装置2は、時刻精度誤差補正部23に記憶された、マスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差jに基づいて、自身の内部時刻を補正する。図6中のt7は、最後にマスター装置1とスレーブ装置2の内部時刻が同期された時刻を表している。なお、ここでいう最後の時刻同期とは、前述したPTP処理による時刻同期でもよいし、後述する時間計測の誤差jに基づく時刻同期でもよい。また、このt7の値は、最後の時刻同期がPTP処理によるものであった場合は、スレーブ側PTP処理部25から時刻精度誤差補正部23に対して出力される。さらに、このt7の値は、最後の時刻同期が時間計測の誤差jに基づくものであった場合は、スレーブ側内部時刻決定部22から時刻精度誤差補正部23に対して出力される。マスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21との間には時間計測の誤差jが存在しているので、PTP処理による時刻同期が行われない場合、マスター装置1とスレーブ装置2の内部時刻の誤差は時間が経過するのに伴って大きくなる。そのため、内部時刻t7からある長さの時間が経過したマスター装置1の内部時刻がt9を示す時点では、スレーブ装置2の内部時刻はt9とは異なる値であるt8を示している。ここで、t8とt9の間には以下の数式6に示す関係式が成り立つ。
Figure 2023003969000007
・・・数式6
この数式6をt9について整理することによって、数式7を得ることができる。
Figure 2023003969000008
・・・数式7
時刻精度誤差補正部23は、時間計測の誤差jと時刻t7の値を、内部時刻補正情報として、スレーブ側内部時刻決定部22に対して出力する。スレーブ側内部時刻決定部22は、時刻精度誤差補正部23から時間計測の誤差jと時刻t7の値を入力すると、上述した数式7に示す関係式にこれらの値を代入して、スレーブ装置2の内部時刻を補正する。
スレーブ装置2は、マスター装置1とスレーブ装置2の通信が回復するまで、上述した時間計測の誤差jに基づく補正を所定の周期で繰り返しおこなう。マスター装置1とスレーブ装置2の通信が回復した場合は、スレーブ装置2は上述した時間計測の誤差jに基づく補正を解除し、PTPによる時刻同期を再開する。
このように、本実施の形態に係るスレーブ装置2は、マスター装置1及びスレーブ装置2が通信不可能な場合は、マスター側発振回路11と、スレーブ側発振回路21と、の時間計測の誤差jに基づいて、自身の内部時刻を補正する。
以上説明したように、このような構成にすることによって、マスター装置1とスレーブ装置2の内部時刻を同期することができる。本実施の形態に係るスレーブ装置2は、マスター装置1および自身の内部時刻に基づいてマスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差jを算出するので、関連技術に係る通信装置よりも簡素なハードウェアで時刻同期をおこなうことができる。
本実施の形態のように、マスター装置1とスレーブ装置2が通信可能なときの時刻同期方法としてPTPを用いた場合、PTPに用いられる一般的なパラメータを利用してマスター側発振回路11とスレーブ側発振回路21の時間計測の誤差を推定することができるので、本開示に係る技術は特に効果を奏する。
その他の実施の形態
実施の形態2に係るスレーブ装置2では、スレーブ側PTP処理部25から独立して時刻精度誤差補正部23が備えられていたが、時刻精度誤差補正部23はスレーブ側PTP処理部25の内部に存在していてもよい。また、スレーブ側PTP処理部25に時刻精度誤差補正部23の機能のみを追加するような形にしてもよい。このようにした場合、時刻同期に必要なハードウェアがより簡略化される。
実施の形態2に係るスレーブ装置2では、マスター装置1とスレーブ装置2が通信可能なときの時刻同期方法としてPTPを用いていたが、他の通信プロトコルを用いてもよく、たとえばNTPであってもよい。
以上説明してきた実施の形態に係るスレーブ装置2の時刻同期処理は、スレーブ装置に搭載されたプログラムに基づいて、スレーブ装置が実行してもよい。
なお、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、実施形態で説明された1又はそれ以上の機能をコンピュータに行わせるための命令群(又はソフトウェアコード)を含む。プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体に格納されてもよい。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体又は実体のある記憶媒体は、random-access memory(RAM)、read-only memory(ROM)、フラッシュメモリ、solid-state drive(SSD)又はその他のメモリ技術、CD-ROM、digital versatile disc(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク又はその他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ又はその他の磁気ストレージデバイスを含む。プログラムは、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体上で送信されてもよい。限定ではなく例として、一時的なコンピュータ可読媒体又は通信媒体は、電気的、光学的、音響的、またはその他の形式の伝搬信号を含む。
1 マスター装置
2 スレーブ装置
11 マスター側発振回路
12 マスター側内部時刻決定部
13 マスター側通信部
14 マスター側PTP処理部
21 スレーブ側発振回路
22 スレーブ側内部時刻決定部
23 時刻精度誤差補正部
24 スレーブ側通信部
25 スレーブ側PTP処理部
101a、101b Syncメッセージ
102a Follow Upメッセージ
103a Delay Reqメッセージ
104a Delay Respメッセージ
1001 通信網

Claims (8)

  1. 内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻を定めるマスター装置と通信をおこなうスレーブ装置であって、
    時間を計測するスレーブ装置側内部発振回路と、
    前記スレーブ装置側内部発振回路の計測する時間に基づいて、自身の内部時刻を決定するスレーブ装置側内部時刻決定部と、
    前記マスター装置の内部発振回路と、前記スレーブ装置側内部発振回路と、の時間計測の誤差を前記マスター装置と自身の内部時刻に基づいて推定し、推定した時間計測の誤差に基づいて自身の内部時刻を補正する時刻精度誤差補正部と、を備えるスレーブ装置。
  2. 前記マスター装置から送信される時刻情報に基づいて、自身の内部時刻を補正する時刻同期処理部を備え、
    前記マスター装置と通信可能な場合は、前記時刻同期処理部が、前記マスター装置から送信される時刻情報に基づいて、自身の内部時刻を補正し、
    前記マスター装置と通信不可能な場合は、前記時刻精度誤差補正部が、前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の前記時間計測の誤差に基づいて、自身の内部時刻を補正する請求項1に記載のスレーブ装置。
  3. 前記時刻精度誤差補正部は、前記マスター装置と通信可能な状態であるときに、前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差を推定する請求項1又は2に記載のスレーブ装置。
  4. 前記時刻同期処理部は、前記マスター装置と通信可能な場合は、前記マスター装置から送信される時刻情報に基づいて、PTP(Precision Time Protocol)によって、自身の内部時刻を補正する請求項2に記載のスレーブ装置。
  5. 前記時刻精度誤差補正部は、
    前記マスター装置が、PTPにおけるSyncメッセージを送信したときの、前記マスター装置の内部時刻と、
    自身が、PTPにおけるSyncメッセージを受信したときの、自身の内部時刻と、
    PTPにおける前記マスター装置の内部時刻および自身の内部時刻間のオフセット値と、に基づいて、
    前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差を推定する請求項1及至4のいずれか1項に記載のスレーブ装置。
  6. 前記時刻同期処理部は、前記マスター装置と通信可能な場合は、前記マスター装置から送信される時刻情報に基づいて、NTP(Network Time Protocol)によって、自身の内部時刻を補正する請求項2に記載のスレーブ装置。
  7. 内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻をそれぞれ定めるマスター装置及びスレーブ装置を備える通信網における前記スレーブ装置の時刻同期方法であって、
    前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差を、前記マスター装置および自身の内部時刻に基づいて推定し、
    前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差に基づいて、自身の内部時刻を補正する時刻同期方法。
  8. 内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻を定めるマスター装置と通信をおこない、自身も自身の内部発振回路の計測する時間に基づいて内部時刻を定めるスレーブ装置に搭載される時刻同期プログラムであって、
    前記マスター装置の内部発振回路および前記スレーブ装置の内部発振回路間の時間計測の誤差を、前記マスター装置と前記スレーブ装置の内部時刻に基づいて推定し、
    前記マスター装置の内部発振回路と、自身の内部発振回路と、の時間計測の誤差に基づいて自身の内部時刻を補正する動作を、
    前記スレーブ装置に実行させる時刻同期プログラム。
JP2021105380A 2021-06-25 2021-06-25 スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラム Pending JP2023003969A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021105380A JP2023003969A (ja) 2021-06-25 2021-06-25 スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021105380A JP2023003969A (ja) 2021-06-25 2021-06-25 スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023003969A true JP2023003969A (ja) 2023-01-17

Family

ID=85101161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021105380A Pending JP2023003969A (ja) 2021-06-25 2021-06-25 スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023003969A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118502A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Mitsubishi Electric Corp 時刻同期装置、無線端末および時刻同期システム
JP2013152095A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Sony Corp 時刻制御装置、時刻制御方法、およびプログラム
JP2015014536A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 三菱電機株式会社 クライアント装置
JP2018191226A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 キヤノン株式会社 同期信号出力装置、制御方法、及び、プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013118502A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Mitsubishi Electric Corp 時刻同期装置、無線端末および時刻同期システム
JP2013152095A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Sony Corp 時刻制御装置、時刻制御方法、およびプログラム
JP2015014536A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 三菱電機株式会社 クライアント装置
JP2018191226A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 キヤノン株式会社 同期信号出力装置、制御方法、及び、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102031268B1 (ko) 시간-인식 디바이스들 사이에 시간 정보를 통신하는 방법 및 장치
JP3993508B2 (ja) 無線アクセスネットワークシステム、無線通信方法、同期サーバ及びノード装置
JP6192995B2 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法およびコンピュータプログラム
CN102144363B (zh) 用于使通信网络中的时钟同步的方法
EP2382829B1 (en) Method of synchronisation within a base station system
JP5911584B2 (ja) 補正パラメータ算出装置及びシステム及び補正パラメータ算出方法及びコンピュータプログラム
WO2013020499A1 (zh) 自动补偿1588链路非对称性时延的实现方法及系统
KR20090032306A (ko) 네트워크상의 타임 동기화 시스템 및 방법
WO2017032113A1 (zh) 一种时间同步偏差检测方法和装置
WO2017054554A1 (zh) 一种时钟同步方法、装置及通信设备
WO2009043299A1 (en) A determining method and device for the synchronization port of a transparent clock equipment
EP4010777A1 (en) Systems for timestamping events on edge devices
JP2014216669A (ja) 通信システム、同期システム、通信方法
JP6254028B2 (ja) スレーブノード及び時刻同期方法
JP6010802B2 (ja) 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム
CN114389735A (zh) 一种基于ieee802.1as冗余主时钟的时钟同步方法
JP2023003969A (ja) スレーブ装置、時刻同期方法、及び時刻同期プログラム
US20170117980A1 (en) Time synchronization for network device
JP2012175567A (ja) 同期システムおよび同期システムの同期方法
KR20100048124A (ko) 근거리 통신망에서의 시간 동기화 방법
CN113037418B (zh) 一种网络授时的误差校正方法及相关装置
KR20190072745A (ko) 안정적인 네트워크 기반 시간동기화 방법
JP6085864B2 (ja) 時刻同期システム、時刻同期方法、スレーブノード及びコンピュータプログラム
CN113794529A (zh) 时钟同步系统
JP6845522B2 (ja) 情報通信システム、情報通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20221007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230905