JP2023003723A - 作業指示システム、作業指示装置、作業指示方法およびプログラム - Google Patents

作業指示システム、作業指示装置、作業指示方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生産現場において、生産設備からの突発的な作業要求の発生から解消までの時間をより短縮する。【解決手段】作業指示システム100は、作業者が携帯する作業者端末2と、作業要求が発生する生産設備3と、要求対応作業に用いる物品の位置を示す物品位置情報を収集する情報収集端末4と、作業者端末2の位置を示す作業者端末位置情報、作業要求を示す作業要求情報および物品位置情報を取得し、作業要求情報に基づいて要求対応作業を特定し、作業者端末位置情報および物品位置情報に基づいて要求対応作業を行う場合の移動時間を算出し、作業者ごとの移動時間情報および技能レベル情報に基づいて、要求対応作業を行う場合の作業時間を算出し、作業者ごとの作業スケジュール情報および作業時間情報に基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定し、担当者に決定した作業者の作業者端末2に作業指示情報を送信する作業指示装置1と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、作業指示システム、作業指示装置、作業指示方法およびプログラムに関する。
生産現場では、生産過程での作業時間のバラつき、不良発生などにより、計画では予測できなかった突発的な作業を要求する作業要求が生産設備で発生することがある。この場合、作業者が生産設備まで行って作業要求に対応する作業を確認後、対応可能であれば対応する。作業要求に対応するか否かの判断を自発的に行うため、作業者が忙しいから後で対応すると判断すれば着手が遅れる。また、対応不可である場合は、更に別の人を呼びに行くことなり対応が遅れる。その結果、作業要求から要求解決までの期間が伸長し、生産性が低下する。
特許文献1には、複数の設備が連なっている工場で複数の作業員が設備のオペレーションを行う場合において、作業効率を向上させるために、作業区画に割り当てる作業人員を最適化する手法が開示されている。
特許第6493717号公報
特許文献1に記載の技術を設備からの作業要求の対応に適用したとしても、各作業者の技能レベルが考慮されていないため、算出された作業時間と実際の作業時間との間に差異が生まれる。差異が積み重なると、実態に即した作業負荷の割り当てができなくなる。その結果、作業要求から要求解決までの期間を十分に短縮することはできない。
本開示は、生産現場において、生産設備からの突発的な作業要求の発生から解消までの時間をより短縮することを目的としている。
上記目的を達成するため、本開示に係る作業指示システムは、作業エリア内にある、複数の作業者がそれぞれ携帯する作業者端末、突発的な作業を要求する作業要求が発生する生産設備、および、作業要求に対応する要求対応作業に用いる物品の位置を示す物品位置情報を収集する情報収集端末と、作業者に要求対応作業を指示する作業指示装置と、を備える。作業者端末は、作業者端末の位置を示す作業者端末位置情報を作業指示装置に送信する。生産設備は、作業要求を示す作業要求情報を作業指示装置に送信する。情報収集端末は、物品位置情報を作業指示装置に送信する。作業指示装置は、情報取得部と、作業特定部と、移動時間算出部と、作業時間算出部と、スケジューリング部と、作業指示部とを有する。情報取得部は、作業者端末から作業者端末位置情報を取得し、生産設備から作業要求情報を取得し、情報収集端末から物品位置情報を取得する。作業特定部は、作業要求情報に基づいて、要求対応作業を特定する。移動時間算出部は、作業者端末位置情報、物品位置情報および作業エリアのレイアウトを示すレイアウト情報に基づいて、要求対応作業を行う場合の作業者ごとの移動時間を算出する。作業時間算出部は、移動時間算出部が算出した作業者ごとの移動時間を示す移動時間情報および生産設備に対する作業者ごとの技能レベルを示す技能レベル情報に基づいて、作業者ごとの要求対応作業を行う場合の作業時間を算出する。スケジューリング部は、作業者ごとの作業スケジュールを示す作業スケジュール情報および作業時間算出部が算出した作業者ごとの要求対応作業の作業時間を示す作業時間情報に基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定する。作業指示部は、スケジューリング部が決定したスケジュールで要求対応作業を行う指示をする作業指示情報を生成し、担当者に決定した作業者の作業者端末に送信する。作業者端末は、作業指示情報を取得すると、作業指示情報を出力する。
本開示によれば、生産現場において、要求対応作業に用いる物品の位置および作業者の位置と、作業者の技能レベルに基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定することで、生産設備からの突発的な作業要求の発生から解消までの時間をより短縮することができる。
実施の形態1に係る作業指示システムの構成例を示す図 実施の形態1に係る作業指示装置の機能構成例を示す図 実施の形態1に係る部材情報の例を示す図 実施の形態1に係る作業者情報の例を示す図 実施の形態1に係る要求対応作業の例を示す図 実施の形態1に係る作業スケジュール情報の例を示す図 実施の形態1に係る幅優先探索法について説明する図 実施の形態1に係る作業スケジュールの例を示す図 実施の形態1に係る作業指示処理を示すフローチャート 実施の形態1に係る作業スケジュールの例を示す図 実施の形態2に係る見学を含む作業スケジュールの例を示す図 実施の形態2に係る作業見学指示処理を示すフローチャート 実施の形態1および2に係る作業指示装置のハードウェア構成の一例を示す図
以下に、本実施の形態に係る作業指示システム、作業指示装置、作業指示方法およびプログラムについて図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。本実施の形態では、生産物が製品であって、生産現場の作業エリアにおいて部材を加工する生産設備からの突発的な作業要求に対応する要求対応作業を作業者に指示する例について説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る作業指示システム100の構成について、図1を用いて説明する。作業指示システム100は、作業者に要求対応作業を指示する作業指示装置1と、作業者が使用する作業者端末2と、部材Pを加工する生産設備3と、部材Pの位置を示す部材位置情報を収集する情報収集端末4と、を備える。作業指示装置1と作業者端末2、生産設備3および情報収集端末4とは、例えば無線で接続されている。作業者端末2、生産設備3および情報収集端末4は、作業エリア内にあるが、作業指示装置1は、作業者端末2、生産設備3および情報収集端末4と接続可能な場所であれば作業エリア内になくてもよい。部材Pは、要求対応作業に用いる物品の例である。
部材Pは、例えば抵抗器、コンデンサなどである。梱包された部材Pには、例えば、ICタグが添付されている。ICタグは、部材Pを識別する部材識別情報、梱包されている部材の数量を示す数量情報を記憶している。ICタグは、現在地を取得する機能を備える。ICタグは、部材識別情報および数量情報を含む、部材Pの位置を示す部材位置情報を定期的(例えば1分ごと)に発信する。部材位置情報は、物品位置情報の例である。
作業者端末2は、例えばスマートフォン、タブレット端末、ヘッドマウントディスプレイなどの作業者が携帯する端末である。作業者端末2は現在地を取得する機能を備える。また、作業者端末2は、作業者端末2の位置を示す作業者端末位置情報を定期的(例えば1分ごと)に作業指示装置1に送信する。作業者端末位置情報は、作業者端末2を識別する作業者端末識別情報を含む。作業者は1人1台の作業者端末2を携帯しており、作業エリアでは、2人以上の作業者が作業を行う。
生産設備3は、例えば端子自動挿入機である。本実施の形態1では、生産設備3の作業エリアにおける配置は変更可能であるものとする。生産設備3は、現在地を取得する機能を備える。生産設備3は、生産設備3の位置を示す生産設備位置情報を定期的(例えば1分ごと)に作業指示装置1に送信する。生産設備位置情報は、生産設備3を識別する生産設備識別情報を含む。また、生産設備3は、作業要求が発生したときに、作業要求を示す作業要求情報を作業指示装置1に送信する。作業要求情報は、生産設備識別情報を含む。なお、作業要求情報には、生産設備3における要求対応作業を行う場所を示す情報を含んでもよい。作業エリアには、1台以上の生産設備3が配置されている。
情報収集端末4は、例えば無線LANルータである。情報収集端末4は、梱包された部材Pに添付されたICタグから定期的(例えば1分ごと)に発信される部材位置情報を収集し、作業指示装置1に送信する。作業エリアには、1台以上の情報収集端末4が配置されている。
作業者端末2、生産設備3、および、部材Pに添付されたICタグが、現在地を取得する技術としては、例えばGPS(global positioning system)を用いる。
作業指示装置1は、受信した部材位置情報、作業者端末位置情報、生産設備位置情報および作業要求情報に基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定する。要求対応作業を指示する作業指示情報を担当者に決定した作業者が使用する作業者端末2に送信する。
作業者端末2は、受信した作業指示情報を出力する。作業指示情報の出力方法は、例えば、画面表示でもよいし、音声出力でもよい。作業者は、作業者端末2に出力された作業指示情報を確認して、対応可能であれば、要求対応作業に着手する。対応できない場合には、作業者は対応不可であることを示す対応不可情報を作業者端末2に入力する。作業者端末2は、対応不可情報を作業指示装置1に送信する。対応不可情報は、作業者端末識別情報を含む。
作業指示装置1は、対応不可情報を受信すると、対応不可である作業者を除外して、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定する処理を行い、要求対応作業を指示する作業指示情報を担当者に決定した作業者が使用する作業者端末2に送信する。
以下の説明では、例として、作業エリアがX軸方向に20、Y軸方向に10の区画に区切られており、作業エリアにおける位置は、(X,Y)で表されるものとする。また、作業エリアには、生産設備3として生産設備E1および生産設備E2が配置されており、作業者W1および作業者W2が作業するものとする。
ここで、実施の形態1に係る作業指示装置1の機能構成について図2を用いて説明する。作業指示装置1は、作業者端末2、生産設備3および情報収集端末4から各種情報を取得する情報取得部11と、各種データベースを備える記憶部12と、要求対応作業を特定する作業特定部13とを備える。以下、データベースをDBと略す。また、作業指示装置1は、作業者の移動時間を算出する移動時間算出部14と、作業者の要求対応作業の作業時間を算出する作業時間算出部15と、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定するスケジューリング部16と、作業指示情報を生成して作業者端末2に送信する作業指示部17とを備える。
情報取得部11は、作業者端末2から作業者位置情報および対応不可情報を取得する。情報取得部11は、生産設備3から生産設備位置情報および作業要求情報を取得する。情報取得部11は、情報収集端末4から部材位置情報を取得する。情報取得部11は、取得した作業者位置情報および部材位置情報を移動時間算出部14に送る。情報取得部11は、生産設備3から作業要求情報を取得した場合は、作業特定部13に作業要求情報を送る。情報取得部11は、作業者端末2から対応不可情報を取得した場合は、スケジューリング部16に対応不可情報を送る。
記憶部12は、部材に関する部材情報を記憶する部材DB121と、作業者に関する作業者情報を記憶する作業者DB122と、要求対応作業のマスタである要求対応作業マスタを記憶する要求対応作業DB123と、各作業者の作業スケジュールを示す作業スケジュール情報を記憶する作業スケジュールDB124と、作業エリアのレイアウトを示す作業エリアレイアウト情報を記憶する作業エリアレイアウトDB125とを備える。
部材DB121について、図3を用いて説明する。図3は、部材DB121が記憶する部材情報の例である。部材情報は、部材Pの名称を示す「部材」、同じ区画に存在する部材Pの数量を示す「数量」、および、部材Pの位置を示す「位置情報」の項目を有する。「数量」の項目の単位は、個である。
例えば、抵抗器001は、2000個が(X,Y)=(18,7)の区画に保管されている。「部材」の項目は、部材の名称に限らず、部材識別情報に対応する情報であればよい。情報取得部11は、情報収集端末4から取得した部材位置情報に含まれる部材識別情報を「部材」に、数量情報を「数量」に、部材位置情報が示す部材Pの位置を「位置情報」に記憶させる。同じ位置の同じ部材Pがある場合は、数量を加算する。
作業者DB122について、図4を用いて説明する。図4は、作業者DB122が記憶する作業者情報の例である。作業者情報は、作業者名を示す「作業者」、作業者の移動速度を示す「移動速度」、作業者の位置を示す「位置情報」、作業者の生産設備E1に対する技能レベルを示す「生産設備E1技能」、および、作業者の生産設備E2に対する技能レベルを示す「生産設備E2技能」の項目を有する。作業者情報は、技能レベル情報の例である。「作業者」、「移動速度」、「生産設備E1技能」および「生産設備E2技能」の項目は、予め登録されていてもよいし、外部から取得してもよい。また、技能レベルは1~3に限らず、その他の数値、ランクなどを設定してもよい。「移動速度」の項目の単位は、km/hである。
例えば、作業者W1の移動速度は4km/hであって、位置は(X,Y)=(2,5)、生産設備E1および生産設備E2に対する技能レベルはいずれも3である。「作業者」の項目は、作業者名に限らず、作業者を識別可能な情報であればよい。情報取得部11は、作業者端末2から取得した作業者位置情報が示す作業者端末2の位置を「位置情報」の項目に記憶させる。なお、作業者の移動速度が一律である場合には、「移動速度」の項目はなくてもよい。
要求対応作業DB123について、図5を用いて説明する。図5は、要求対応作業DB123が記憶する要求対応作業マスタの例である。要求対応作業マスタは、作業要求を識別する番号である「作業要求番号」、要求対応作業の内容を示す「内容」、作業要求に対応する部材を示す「部材」、作業要求に対応する部材の数量を示す「数量」、作業者の技能レベルが1であるときに要求対応作業にかかる時間を示す「技能1所要時間」、作業者の技能レベルが2であるときに要求対応作業にかかる時間を示す「技能2所要時間」、および、作業者の技能レベルが3であるときに要求対応作業にかかる時間を示す「技能3所要時間」、の項目を有する。「数量」の項目の単位は、個である。「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の項目の単位は、分である。要求対応作業マスタは、予め登録されていてもよいし、外部から取得してもよい。「作業要求番号」の項目は、番号に限らず、作業要求情報に対応する情報であればよい。
図5の例では、要求対応作業の内容として在庫補充のみ記載されているが、これに限らない。例えば要求対応作業の内容が設備修理である場合、修理に必要な道具を部材Pと同様に扱い、「部材」の項目には修理に必要な道具、「数量」の項目には、修理に必要な道具の数量が登録される。なお、要求対応作業の内容が1種類のみである場合には、「内容」の項目はなくてもよい。
作業スケジュールDB124について、図6を用いて説明する。図6は、作業スケジュールDB124が記憶する作業スケジュール情報の例である。作業スケジュール情報は、作業者名を示す「作業者」、作業要求を識別する番号である「作業要求番号」、作業を開始する時刻を示す「作業開始時刻」、および、作業を終了する時刻を示す「作業終了時刻」の項目を有する。例えば、作業者W1は、10:00~10:31の間に作業要求番号001_R001の作業要求に対応する要求対応作業を行う。図6の例では、要求対応作業以外の他の作業については、「作業要求番号」に“-”を記載しているが、他の作業を識別する番号を記載してもよい。
図2に戻り、作業エリアレイアウトDB125が記憶する作業エリアレイアウト情報は、作業エリアのレイアウト図を示す。情報取得部11は、生産設備3から取得した生産設備位置情報に基づいて、作業エリアレイアウト情報が示す作業エリアのレイアウト図上に生産設備3を配置する。
作業特定部13は、情報取得部11から受け取った作業要求情報と、要求対応作業DB123が記憶する要求対応作業マスタとに基づいて、要求対応作業を特定する。具体的は、作業特定部13は、受け取った作業要求情報が示す作業要求番号を要求対応作業マスタの「作業要求番号」と照合し、「内容」、「部材」、「数量」、「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の値を取得する。例えば、受け取った作業要求情報が示す作業要求番号が001_R001であるとき、作業特定部13は、「内容」、「部材」、「数量」、「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の値としてそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個、60分、45分、30分を取得する。
作業特定部13は、情報取得部11から受け取った作業要求情報と、要求対応作業マスタから取得した「内容」、「部材」、「数量」、「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の値とを含む要求対応作業特定情報を、移動時間算出部14および作業時間算出部15に送る。なお、作業要求情報に生産設備3における要求対応作業を行う場所を示す情報が含まれる場合には、作業特定部13は、要求対応作業特定情報に要求対応作業を行う場所を示す情報を含む。
移動時間算出部14は、作業特定部13から要求対応作業特定情報を受け取ると、部材DB121が記憶する部材情報と、作業者DB122が記憶する作業者情報と、作業エリアレイアウトDB125が記憶する作業エリアレイアウト情報とに基づいて、要求対応作業特定情報が示す部材Pの位置から生産設備3の位置までの移動時間と、作業者情報が示す各作業者の位置から要求対応作業特定情報が示す部材Pの位置までの移動時間とを算出する。以下、要求対応作業特定情報が示す部材Pを対象の部材Pといい、要求対応作業特定情報が示す生産設備3を対象の生産設備3という。
具体的には、移動時間算出部14は、部材情報に含まれる「部材」および「位置情報」の項目を参照し、作業エリアのレイアウト図上に部材Pを配置する。次に、移動時間算出部14は、対象の部材Pの位置から対象の生産設備3の位置までの移動距離と、作業者情報が示す各作業者の位置から、対象の部材Pの位置までの移動距離を算出する。移動時間算出部14は、距離を算出する手法として、例えば幅優先探索法を用いる。幅優先探索法は2次元レイアウト上に障害物がある状態で任意の開始地点と終了地点を定め、開始地点から終了地点までの最短経路を求める手法である。
ここで、幅優先探索法について図7を用いて説明する。図7に示すように、作業エリアレイアウト情報が示す作業エリアのレイアウト図は、X軸方向に20、Y軸方向に10の区画に区切られており、生産設備E1、生産設備E2および部材Pが配置されている。生産設備E1および生産設備E2にはそれぞれ、開始地点または終了地点に用いる代表区画が予め決められている。例えば、(X,Y)=(18,7)の対象の部材Pの区画から(X,Y)=(3,6)の対象の生産設備E1の代表区画までの距離を算出する場合、移動時間算出部14は、障害物である他の部材Pおよび生産設備E2を避けながら対象の部材Pから対象の生産設備E1までの最短経路として斜線で網がけした経路を求め、その距離を算出する。同様に、各作業者の位置から対象の部材Pまでに距離を算出する場合、移動時間算出部14は、作業情報に含まれる「作業者」および「位置情報」の項目を参照し、障害物である他の部材P、生産設備E1および生産設備E2を避けながら各作業者の位置から対象の部材Pまでの最短経路を求め、その距離を算出する。
なお、要求対応作業特定情報に要求対応作業を行う場所を示す情報を含む場合には、移動時間算出部14は、対象の部材Pの区画から対象の生産設備E1の要求対応作業を行う場所の区画までの最短距離を求める。
移動時間算出部14は、算出した距離と作業者DB122が記憶する作業者情報に含まれる移動速度に基づいて各作業者の移動時間を求める。例えば、対象の部材Pから生産設備E1までの最短経路の距離が50m、作業者W1の位置から対象の部材Pまでの距離が15m、作業者W1の移動速度が4km/hであったとすると、移動時間算出部14は、作業者W1の移動時間を、小数点以下1桁を四捨五入して1分と算出する。なお、移動時間には、対象の部材Pのピックアップにかかる時間を加算してもよい。また、移動時間の単位は分でなくてもよい。作業者の移動速度が一律である場合には、移動時間算出部14は、予め記憶している一律の移動速度を用いて各作業者の移動時間を求める。移動時間算出部14は、算出した各作業者の移動時間を示す移動時間情報を作業時間算出部15に送る。
作業時間算出部15は、移動時間算出部14から受け取った移動時間情報と、作業特定部13から受け取った要求対応作業特定情報と、作業者DB122が記憶する作業者情報とに基づいて、要求対応作業の作業時間を算出する。
例えば、受け取った移動時間情報が示す作業者W1の移動時間が1分、作業者W2の移動時間が2分であったとし、受け取った要求対応作業特定情報に含まれる作業要求情報が生産設備E1および作業要求番号001_R001を示しており、「内容」、「部材」、「数量」、「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の値がそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個、60分、45分、30分であったとする。作業時間算出部15は、作業者情報の「作業者」および「生産設備E1技能」の項目を参照し、作業者W1の生産設備E1に対する技能レベル3と、作業者W2の生産設備E1に対する技能レベル1とを取得する。
作業時間算出部15は、受け取った要求対応作業特定情報に含まれる「技能3所要時間」および「技能1所要時間」の項目を参照し、作業者W1が要求対応作業にかかる時間30分、および、作業者W1が要求対応作業にかかる時間60分を取得する。作業時間算出部15は、作業者W1が要求対応作業にかかる時間30分に移動時間1分を加算して、作業者W1の作業時間31分を算出する。同様に、作業時間算出部15は、作業者W2が要求対応作業にかかる時間60分に移動時間2分を加算して、作業者W2の作業時間62分を算出する。作業時間算出部15は、算出した各作業者の作業時間を示す作業時間情報をスケジューリング部16に送る。作業時間算出部15は、受け取った要求対応作業特定情報に含まれる生産設備識別情報、「内容」、「部材」および「数量」の値を含む要求対応作業情報を作業指示部17に送る。
スケジューリング部16は、作業時間算出部15から受け取った作業時間情報と、作業スケジュールDB124が記憶する作業スケジュール情報とに基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定する。
ここで、スケジューリング部16の要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定する方法について図8を用いて説明する。図8は、作業スケジュール情報が示す作業者W1および作業者W2の作業スケジュールの例である。作業要求が発生した時刻が9:30であって、受け取った作業時間情報が示す作業者W1の作業時間が31分、作業者W2の作業時間が62分であったとする。スケジューリング部16は、作業者W1の他の作業が終わる時刻10:00を作業者W1の要求対応作業の開始時刻とし、作業要求発生時刻9:30を作業者W2の要求対応作業の開始時刻とする。スケジューリング部16は、作業者W1の作業時間が31分、作業者W2の作業時間が62分をそれぞれの要求対応作業の開始時刻に加算し、10:31を作業者W1の要求対応作業の終了時刻とし、10:32を作業者W2の要求対応作業の終了時刻とする。図中、塗りつぶした時間帯は他の作業を行う時間を表している。斜線で網がけした時間帯は、要求対応作業を行った場合の時間を表している。
スケジューリング部16は、各作業者のうち、要求対応作業の終了時刻が最も早い作業者を、要求対応作業の担当者に決定し、算出した要求対応作業の開始時刻および終了時刻を作業スケジュール情報に登録する。図8の例では、作業者W1の方が、要求対応作業の終了時刻が早いので、スケジューリング部16は、作業者W1を要求対応作業の担当者に決定し、要求対応作業の開始時刻10:00および終了時刻10:31を作業スケジュール情報に登録する。スケジューリング部16は、決定した要求対応作業の担当者およびスケジュールを示すスケジュール情報を作業指示部17に送る。
図2に戻り、作業指示部17は、作業時間算出部15から受け取った要求対応作業情報およびスケジューリング部16から受け取ったスケジュール情報に基づいて、要求対応作業を指示する作業指示情報を生成し、担当者に決定した作業者が使用する作業者端末2に送信する。例えば、スケジュール情報が示す要求対応作業の担当者が作業者W1で、要求対応作業の開始時刻が10:00、終了時刻が10:31であったとする。要求対応作業情報に含まれる生産設備識別情報が生産設備E1で、「内容」、「部材」、「数量」の値がそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個であったとすると、作業指示部17は、生産設備E1に200個の抵抗器001を在庫補充する要求対応作業に10:00に着手し、10:31に完了させる指示を示す作業指示情報を生成し、作業者W1の作業者端末2に送信する。なお、作業指示情報には、対象の部材Pの区画(X,Y)=(18,7)を含んでもよい。また、要求対応作業の内容が1種類のみである場合には、作業指示部17は、予め記憶している要求対応作業の内容を用いて作業指示情報を生成する。
作業者端末2は、受信した作業指示情報を出力する。作業者W1は、出力された作業指示情報を確認して、対応可能であれば、生産設備E1に200個の抵抗器001を在庫補充する要求対応作業に10:00に着手する。対応できない場合には、作業者W1は対応不可であることを示す対応不可情報を作業者端末2に入力する。作業者端末2は、対応不可情報を作業指示装置1に送信する。
スケジューリング部16は、情報取得部11から対応不可情報を受け取ると、対応不可である作業者を除いて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定する処理を再度行う。
ここで、作業指示装置1が実行する作業指示処理の流れについて、図9を用いて説明する。図9に示す作業指示処理は、作業指示装置1に電源が投入された時に開始する。作業指示装置1の情報取得部11が、生産設備3から作業要求情報を取得しない場合(ステップS11;NO)、処理はステップS19に移行する。情報取得部11が、生産設備3から作業要求情報を取得した場合(ステップS11;YES)、作業特定部13に作業要求情報を送る。
作業特定部13は、情報取得部11から受け取った作業要求情報と、要求対応作業DB123が記憶する要求対応作業マスタとに基づいて、要求対応作業を特定する(ステップS12)。作業特定部13は、要求対応作業特定情報を移動時間算出部14および作業時間算出部15に送る。
例えば、受け取った作業要求情報に含まれる生産識別情報が生産設備E1であって作業要求番号が001_R001であるとき、作業特定部13は、図5に示す要求対応作業マスタを参照し、「内容」、「部材」、「数量」、「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の値としてそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個、60分、45分、30分を取得する。作業特定部13は、生産設備識別情報および作業要求番号がそれぞれ生産設備E1および001_R001で、「内容」、「部材」、「数量」、「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の値がそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個、60分、45分、30分である要求対応作業特定情報を移動時間算出部14および作業時間算出部15に送る。
図9に戻り、移動時間算出部14は、作業特定部13から要求対応作業特定情報を受け取ると、部材DB121が記憶する部材情報と、作業者DB122が記憶する作業者情報と、作業エリアレイアウトDB125が記憶する作業エリアレイアウト情報とに基づいて、対象の部材Pの位置から生産設備3の位置までの移動時間と、作業者情報が示す各作業者の位置から対象の部材Pの位置までの移動時間とを算出する(ステップS13)。移動時間算出部14は、移動時間情報を作業時間算出部15に送る。
例えば、移動時間算出部14は、距離を算出する手法として、幅優先探索法を用いる。図7に示すレイアウト図で、(X,Y)=(18,7)の部材Pの区画から(X,Y)=(3,6)の生産設備E1の代表区画までの距離を算出する場合、移動時間算出部14は、障害物である他の部材Pおよび生産設備E2を避けながら対象の部材Pから生産設備E1までの最短経路として斜線で網がけした経路を求め、その距離を算出する。同様に、各作業者の位置から対象の部材Pまでに距離を算出する場合、移動時間算出部14は、作業情報に含まれる「作業者」および「位置情報」の項目を参照し、障害物である他の部材P、生産設備E1および生産設備E2を避けながら各作業者の位置から対象の部材Pまでの最短経路を求め、その距離を算出する。
移動時間算出部14は、算出した距離と作業者DB122が記憶する作業者情報に含まれる移動速度に基づいて各作業者の移動時間を求める。例えば、対象の部材Pから生産設備E1までの最短経路の距離が50m、作業者W1の位置から対象の部材Pまでの距離が15m、作業者W1の移動速度が4km/hであったとすると、移動時間算出部14は、作業者W1の移動時間を、小数点以下1桁を四捨五入して1分と算出する。
図9に戻り、作業時間算出部15は、移動時間算出部14から受け取った移動時間情報と、作業特定部13から受け取った要求対応作業特定情報と、作業者DB122が記憶する作業者情報とに基づいて、各作業者の要求対応作業の作業時間を算出する(ステップS14)。作業時間算出部15は、作業時間情報をスケジューリング部16に送り、要求対応作業情報を作業指示部17に送る。
例えば、受け取った移動時間情報が示す作業者W1の移動時間が1分、作業者W2の移動時間が2分であったとし、受け取った要求対応作業特定情報に含まれる作業要求情報が生産設備E1および作業要求番号001_R001を示しており、受け取った要求対応作業特定情報に含まれる「内容」、「部材」、「数量」、「技能1所要時間」、「技能2所要時間」および「技能3所要時間」の値がそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個、60分、45分、30分であったとする。
作業時間算出部15は、作業者情報に含まれる「作業者」および「生産設備E1技能」の項目を参照し、作業者W1の生産設備E1に対する技能レベル3と、作業者W2の生産設備E1に対する技能レベル1とを取得する。作業時間算出部15は、受け取った要求対応作業特定情報に含まれる「技能3所要時間」および「技能1所要時間」の項目を参照し、作業者W1が要求対応作業にかかる時間30分、および、作業者W1が要求対応作業にかかる時間60分を取得する。
作業時間算出部15は、作業者W1が要求対応作業にかかる時間30分に移動時間1分を加算して、作業者W1の作業時間31分を算出する。同様に、作業時間算出部15は、作業者W2が要求対応作業にかかる時間60分に移動時間2分を加算して、作業者W2の作業時間62分を算出する。作業時間算出部15は、算出した作業者W1の作業時間31分および作業者W2の作業時間62分を示す作業時間情報をスケジューリング部16に送る。作業時間算出部15は、生産設備識別情報が生産設備E1で、「内容」、「部材」、「数量」の値がそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個である要求対応作業情報を作業指示部17に送る。
スケジューリング部16は、作業時間算出部15から受け取った作業時間情報と、作業スケジュールDB124が記憶する作業スケジュール情報とに基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定する(ステップS15)。スケジューリング部16は、スケジュール情報を作業指示部17に送る。
例えば、図8に示すように、作業要求が発生した時刻が9:30であって、受け取った作業時間情報が示す作業者W1の作業時間が31分、作業者W2の作業時間が62分であったとする。スケジューリング部16は、作業者W1の他の作業が終わる時刻10:00を作業者W1の要求対応作業の開始時刻とし、作業要求発生時刻9:30を作業者W2の要求対応作業の開始時刻とする。スケジューリング部16は、作業者W1の作業時間が31分、作業者W2の作業時間が62分をそれぞれの要求対応作業の開始時刻に加算し、10:31を作業者W1の要求対応作業の終了時刻とし、10:32を作業者W2の要求対応作業の終了時刻とする。スケジューリング部16は、作業者W1の方が、要求対応作業の終了時刻が早いので、スケジューリング部16は、作業者W1を要求対応作業の担当者に決定し、要求対応作業の開始時刻10:00および終了時刻10:31を作業スケジュール情報に登録する。スケジューリング部16は、担当者が作業者W1、要求対応作業の開始時刻10:00および終了時刻10:31であるスケジュール情報を作業指示部17に送る。
図9に戻り、作業指示部17は、スケジューリング部16から受け取ったスケジュール情報および作業時間算出部15から受け取った要求対応作業情報に基づいて、要求対応作業を指示する作業指示情報を生成し(ステップS16)、担当者に決定した作業者が使用する作業者端末2に送信する(ステップS17)。
例えば、スケジュール情報が示す要求対応作業の担当者が作業者W1で、要求対応作業の開始時刻が10:00、終了時刻が10:31であったとする。要求対応作業情報に含まれる生産設備識別情報が生産設備E1で、「内容」、「部材」、「数量」の値がそれぞれ、在庫補充、抵抗器001、200個であったとすると、作業指示部17は、生産設備E1に200個の抵抗器001を在庫補充する要求対応作業に10:00に着手し、10:31に完了させる指示を示す作業指示情報を、作業者W1の作業者端末2に送信する。
作業者端末2は、受信した作業指示情報を出力する。作業者W1は、出力された作業指示情報を確認して、対応可能であれば、生産設備E1に200個の抵抗器001を在庫補充する要求対応作業に10:00に着手する。対応できない場合には、作業者W1は対応不可であることを示す対応不可情報を作業者端末2に入力する。作業者端末2は、対応不可情報を作業指示装置1に送信する。
情報取得部11が、作業者端末2から対応不可情報を取得した場合(ステップS18;YES)、スケジューリング部16に対応不可情報を送る。処理はステップS15に戻り、ステップS15~ステップS18を繰り返す。情報取得部11が、作業者端末2から対応不可情報を取得しない場合(ステップS18;NO)、作業指示装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS19;NO)、処理はステップS11に戻り、ステップS11~ステップS19を繰り返す。電源がOFFになると(ステップS19;YES)、処理は終了する。
実施の形態1に係る作業指示装置1によれば、生産現場において、要求対応作業に用いる部材Pの位置および作業者の位置と、作業者の技能レベルに基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定することで、生産設備3からの突発的な作業要求の発生から解消までの時間をより短縮することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、作業指示装置1のスケジューリング部16は、各作業者のうち、要求対応作業の終了時刻が最も早い作業者を、要求対応作業の担当者に決定するため、技能レベルの低い作業者よりも技能レベルの高い作業者が要求対応作業を担当することが多くなる。このため、技能レベルの低い作業者は、技能レベルを向上させる機会が少なくなり、作業者間の技能レベルの差が開いてしまうことがある。そこで、実施の形態2では、技能レベルの高い作業者が要求対応作業を行う間、技能レベルの低い作業者に他の作業のスケジュールがなければ見学をさせる構成にする。以下、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態2に係る作業指示システム100の構成および作業指示装置1の機能構成は、実施の形態1と同様である。作業指示装置1のスケジューリング部16は、要求対応作業の担当者に決定した作業者が熟練者であるか否かを判定する。例えば、技能レベル3以上を熟練者と判定する。熟練者である否かの判定の閾値は3に限らず、最も低いレベル以外であればよい。
要求対応作業の担当者に決定した作業者が熟練者であった場合、スケジューリング部16は、要求対応作業の担当者に決定した作業者以外の作業者に非熟練者がいるか否かを判定する。例えば、技能レベル1以下を非熟練者と判定する。非熟練者である否かの判定の閾値は1に限らず、熟練者の閾値よりも小さければよい。
要求対応作業の担当者に決定した作業者以外の作業者に非熟練者がいる場合、スケジューリング部16は、非熟練者の作業スケジュール情報を参照し、熟練者が要求対応作業を行う時間帯に、非熟練者が他の作業をする予定があるか否かを判定する。熟練者が要求対応作業を行う時間帯に、非熟練者が他の作業をする予定がない場合、スケジューリング部16は、非熟練者の作業スケジュールの熟練者が要求対応作業を行う時間帯に「見学」を登録する。
スケジューリング部16が行う見学を登録する処理について、図10および図11を用いて説明する。図10は、図8に示した作業スケジュール情報が示す作業者W1および作業者W2の作業スケジュールに、作業者W1を要求対応作業の担当者に決定し、要求対応作業の開始時刻および終了時刻を登録した作業スケジュールを示す。作業者W1は技能レベルが3であるので、熟練者であるものとする。また、作業者W2は、技能レベルが1であるので、非熟練者であるものとする。図10に示すように、作業者W1が要求対応作業を行う時間帯10:00~10:31に作業者W2は、他の作業をする予定がないので、図11に示すように、スケジューリング部16は、作業者W2の作業スケジュールの作業者W1が要求対応作業を行う時間帯10:00~10:31に「見学」を登録する。
スケジューリング部16は、見学を決定した非熟練者、見学の対象の熟練者および生産設備3、ならびに、見学のスケジュールを示す見学情報を作業指示部17に送る。作業指示部17は、スケジューリング部16から受け取った見学情報に基づいて、見学を指示する見学指示情報を生成し、非熟練者が使用する作業者端末2に送信する。例えば、見学情報が示す非熟練者が作業者W2で、見学の対象の熟練者および生産設備3がそれぞれ作業者W1および生産設備E1で、見学の開始時刻が10:00、終了時刻が10:31であったとする。作業指示部17は、生産設備E1に10:00に行って作業者W1が行う要求対応作業を見学し、10:31に戻る指示を示す見学指示情報を、作業者W2の作業者端末2に送信する。
作業者端末2は、受信した見学指示情報を出力する。作業者W2は、出力された見学指示情報を確認して、見学可能であれば、生産設備E1に10:00に行く。見学できない場合には、作業者W2は見学不可であることを示す見学不可情報を作業者端末2に入力する。見学不可情報は、作業者端末識別情報を含む。作業者端末2は、見学不可情報を作業指示装置1に送信する。
ここで、作業指示装置1が実行する作業見学指示処理の流れについて、図12を用いて説明する。図12に示す作業見学指示処理は、作業指示装置1に電源が投入された時に開始する。ステップS21~ステップS28は、図9に示したステップS11~ステップS18と同様であるので、説明を省略する。作業指示装置1の情報取得部11が、作業者端末2から対応不可情報を取得しない場合(ステップS28;NO)、スケジューリング部16は、要求対応作業の担当者に決定した作業者が熟練者であるか否かを判定する(ステップS29)。例えば、技能レベル3以上を熟練者と判定する。
要求対応作業の担当者に決定した作業者が熟練者でない場合(ステップS29;NO)、処理はステップS34に移行する。要求対応作業の担当者に決定した作業者が熟練者である場合(ステップS29;YES)、スケジューリング部16は、要求対応作業の担当者に決定した作業者以外の作業者に非熟練者がいるか否かを判定する(ステップS30)。例えば、技能レベル1以下を非熟練者と判定する。
要求対応作業の担当者に決定した作業者以外の作業者に非熟練者がない場合(ステップS30;NO)、処理はステップS34に移行する。要求対応作業の担当者に決定した作業者以外の作業者に非熟練者がいる場合(ステップS30;YES)、スケジューリング部16は、非熟練者の作業スケジュール情報を参照し、熟練者が要求対応作業を行う時間帯に非熟練者が他の作業をする予定があるか否かを判定する(ステップS31)。熟練者が要求対応作業を行う時間帯に非熟練者が他の作業をする予定がある場合(ステップS31;YES)、処理はステップS34に移行する。熟練者が要求対応作業を行う時間帯に非熟練者が他の作業をする予定がない場合(ステップS31;NO)、スケジューリング部16は、非熟練者の作業スケジュールの熟練者が要求対応作業を行う時間帯に「見学」を登録し、見学を決定した非熟練者、見学の対象の熟練者および生産設備3、ならびに、見学のスケジュールを示す見学情報を作業指示部17に送る。
作業指示部17は、スケジューリング部16から受け取った見学情報に基づいて、見学を指示する見学指示情報を生成し(ステップS32)、非熟練者が使用する作業者端末2に送信する(ステップS33)。作業指示装置1の電源がOFFになっていなければ(ステップS34;NO)、処理はステップS21に戻り、ステップS21~ステップS34を繰り返す。電源がOFFになると(ステップS34;YES)、処理は終了する。
実施の形態2に係る作業指示装置1によれば、生産現場において、要求対応作業に用いる部材Pの位置および作業者の位置と、作業者の技能レベルに基づいて、要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定することで、生産設備3からの突発的な作業要求の発生から解消までの時間をより短縮することができる。また、技能レベルの低い作業者の能レベルを向上させる機会を増やし、作業者間の技能レベルの差が開くことを抑制することができる。
作業指示装置1のハードウェア構成について図13を用いて説明する。図13に示すように、作業指示装置1は、一時記憶部101、記憶部102、計算部103、入力部104、送受信部105および表示部106を備える。一時記憶部101、記憶部102、入力部104、送受信部105および表示部106はいずれもBUSを介して計算部103に接続されている。
計算部103は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。計算部103は、記憶部102に記憶されている制御プログラムに従って、情報取得部11、作業特定部13、移動時間算出部14、作業時間算出部15、スケジューリング部16および作業指示部17の処理を実行する。
一時記憶部101は、例えばRAM(Random-Access Memory)である。一時記憶部101は、記憶部102に記憶されている制御プログラムをロードし、計算部103の作業領域として用いられる。
記憶部102は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD-RAM(Digital Versatile Disc - Random Access Memory)、DVD-RW(Digital Versatile Disc - ReWritable)などの不揮発性メモリである。記憶部102は、作業指示装置1の処理を計算部103に行わせるためのプログラムを予め記憶し、また、計算部103の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを計算部103に供給し、計算部103から供給されたデータを記憶する。記憶部12は、記憶部102に構成される。
入力部104は、キーボード、ポインティングデバイス、音声入力機器などの入力装置と、入力装置をBUSに接続するインターフェース装置である。入力部104を介して、ユーザが入力した情報が計算部103に供給される。作業指示装置1にユーザが直接情報を入力する場合には、入力部104に入力する。
送受信部105は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインターフェースまたはLAN(Local Area Network)インターフェースである。送受信部105は、情報取得部11および作業指示部17として機能する。
表示部106は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(electroluminescence)ディスプレイなどの表示装置である。作業指示装置1にユーザが直接情報を入力する場合には、表示部106は、入力画面を表示する。
図1に示す作業指示装置1の情報取得部11、記憶部12、作業特定部13、移動時間算出部14、作業時間算出部15、スケジューリング部16および作業指示部17の処理は、制御プログラムが、一時記憶部101、計算部103、記憶部102、入力部104、送受信部105および表示部106などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、前記のハードウェア構成およびフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
計算部103、一時記憶部101、記憶部102、入力部104、送受信部105、表示部106などの作業指示装置1の処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc - Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc - Read Only Memory)などのコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する作業指示装置1を構成してもよい。また、インターネットに代表される通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロードすることで作業指示装置1を構成してもよい。
また、作業指示装置1の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体、記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して提供することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、通信ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを提供してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できる構成にしてもよい。
上記の実施の形態1では、生産設備3の作業エリアにおける配置は変更可能であるが、これに限らない。生産設備3が固定されている場合には、作業エリアレイアウト情報が示す作業エリアのレイアウト図上に生産設備3が予め配置されており、生産設備位置情報を作業指示装置1に送信しない構成にしてもよい。
上記の実施の形態1では、要求対応作業に対応できない場合には、担当者は対応不可であることを示す対応不可情報を作業者端末2に入力し、作業指示装置1に送信する。これに限らず、例えば、作業スケジュールDB124が記憶する作業スケジュール情報が作業者のすべての作業、休憩などを網羅している場合には、この構成はなくてもよい。あるいは、スケジューリング部16は、対応不可情報を情報取得部11から受け取ると、対応不可である作業者の作業スケジュール情報の対応不可である時間帯に対応不可であること(例えば、他の作業を行う予定があること)を示す情報を登録する構成にしてもよい。
上記の実施の形態1では、生産物が製品であって、生産設備3は、部材を加工する装置であったが、これに限らず、生産工程を行う装置であればよい。例えば、生産物が製品である場合には、生産設備3は、部材を組み立てる装置でもよい、製品を梱包したりする装置でもよい。あるいは、生産物が農作物である場合には、農作物を洗浄する装置でもよいし、箱詰めする装置でもよい。
1 作業指示装置、2 作業者端末、3 生産設備、4 情報収集端末、11 情報取得部、12 記憶部、13 作業特定部、14 移動時間算出部、15 作業時間算出部、16 スケジューリング部、17 作業指示部、100 作業指示システム、101 一時記憶部、102 記憶部、103 計算部、104 入力部、105 送受信部、106 表示部、121 部材DB、122 作業者DB、123 要求対応作業DB、124 作業スケジュールDB、125 作業エリアレイアウトDB、P 部材。

Claims (6)

  1. 作業エリア内にある、複数の作業者がそれぞれ携帯する作業者端末、突発的な作業を要求する作業要求が発生する生産設備、および、前記作業要求に対応する要求対応作業に用いる物品の位置を示す物品位置情報を収集する情報収集端末と、作業者に前記要求対応作業を指示する作業指示装置と、を備える作業指示システムであって、
    前記作業者端末は、
    前記作業者端末の位置を示す作業者端末位置情報を前記作業指示装置に送信し、
    前記生産設備は、
    前記作業要求を示す作業要求情報を前記作業指示装置に送信し、
    前記情報収集端末は、
    前記物品位置情報を前記作業指示装置に送信し、
    前記作業指示装置は、
    前記作業者端末から前記作業者端末位置情報を取得し、前記生産設備から前記作業要求情報を取得し、前記情報収集端末から前記物品位置情報を取得する情報取得部と、
    前記作業要求情報に基づいて、前記要求対応作業を特定する作業特定部と、
    前記作業者端末位置情報、前記物品位置情報および前記作業エリアのレイアウトを示すレイアウト情報に基づいて、前記要求対応作業を行う場合の作業者ごとの移動時間を算出する移動時間算出部と、
    前記移動時間算出部が算出した作業者ごとの移動時間を示す移動時間情報および前記生産設備に対する作業者ごとの技能レベルを示す技能レベル情報に基づいて、作業者ごとの前記要求対応作業を行う場合の作業時間を算出する作業時間算出部と、
    作業者ごとの作業スケジュールを示す作業スケジュール情報および前記作業時間算出部が算出した作業者ごとの前記要求対応作業の作業時間を示す作業時間情報に基づいて、前記要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定するスケジューリング部と、
    前記スケジューリング部が決定したスケジュールで前記要求対応作業を行う指示をする作業指示情報を生成し、前記担当者に決定した作業者の前記作業者端末に送信する作業指示部と、
    を有し、
    前記作業者端末は、
    前記作業指示情報を取得すると、前記作業指示情報を出力する、
    作業指示システム。
  2. 前記作業者端末は、
    前記作業指示情報を出力すると、作業者からの前記要求対応作業に対応不可であることを示す対応不可情報の入力を受け付け、前記対応不可情報が入力されると前記対応不可情報を前記作業指示装置に送信し、
    前記スケジューリング部は、
    前記情報取得部が前記対応不可情報を取得すると、前記要求対応作業に対応不可である作業者を除外して、前記要求対応作業の担当者およびスケジュールを再度決定する、
    請求項1に記載の作業指示システム。
  3. 前記スケジューリング部は、
    前記要求対応作業の担当者に決定した作業者が熟練者であるか否かを判定し、前記熟練者であった場合、前記要求対応作業の担当者に決定した作業者以外の作業者に非熟練者がいるか否かを判定し、前記非熟練者がいる場合、前記非熟練者の前記作業スケジュール情報に基づいて、前記熟練者が前記要求対応作業を行う時間帯に前記非熟練者が他の作業をする予定があるか否かを判定し、前記熟練者が前記要求対応作業を行う時間帯に前記非熟練者が他の作業をする予定がない場合、前記非熟練者が前記熟練者の前記要求対応作業を見学することを決定し、
    前記作業指示部は、
    前記熟練者の前記要求対応作業の見学を指示する見学指示情報を生成し、前記非熟練者の前記作業者端末に送信する、
    請求項1または2に記載の作業指示システム。
  4. 作業エリア内にある、複数の作業者がそれぞれ携帯する作業者端末、突発的な作業を要求する作業要求が発生する生産設備、および、前記作業要求に対応する要求対応作業に用いる物品の位置を示す物品位置情報を収集する情報収集端末に接続する作業指示装置であって、
    前記作業者端末から前記作業者端末の位置を示す作業者端末位置情報を取得し、前記生産設備から前記作業要求を示す作業要求情報を取得し、前記情報収集端末から前記物品位置情報を取得する情報取得部と、
    前記作業要求情報に基づいて、前記要求対応作業を特定する作業特定部と、
    前記作業者端末位置情報、前記物品位置情報および前記作業エリアのレイアウトを示すレイアウト情報に基づいて、前記要求対応作業を行う場合の作業者ごとの移動時間を算出する移動時間算出部と、
    前記移動時間算出部が算出した作業者ごとの移動時間を示す移動時間情報および前記生産設備に対する作業者ごとの技能レベルを示す技能レベル情報に基づいて、作業者ごとの前記要求対応作業を行う場合の作業時間を算出する作業時間算出部と、
    作業者ごとの作業スケジュールを示す作業スケジュール情報および前記作業時間算出部が算出した作業者ごとの前記要求対応作業の作業時間を示す作業時間情報に基づいて、前記要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定するスケジューリング部と、
    前記スケジューリング部が決定したスケジュールで前記要求対応作業を行う指示をする作業指示情報を生成し、前記担当者に決定した作業者の前記作業者端末に送信する作業指示部と、
    を備える作業指示装置。
  5. 複数の作業者がそれぞれ携帯する作業者端末が実行する、
    前記作業者端末の作業エリア内の位置を示す作業者端末位置情報を送信するステップと、
    突発的な作業を要求する作業要求が発生する生産設備が実行する、
    前記作業要求を示す作業要求情報を送信するステップと、
    前記作業要求に対応する要求対応作業に用いる物品の前記作業エリア内の位置を示す物品位置情報を収集する情報収集端末が実行する、
    前記物品位置情報を送信するステップと、
    作業指示装置が実行する、
    前記作業要求情報に基づいて、前記要求対応作業を特定するステップと、
    前記作業者端末位置情報、前記物品位置情報および前記作業エリアのレイアウトを示すレイアウト情報に基づいて、前記要求対応作業を行う場合の作業者ごとの移動時間を算出するステップと、
    前記作業者ごとの移動時間および前記生産設備に対する作業者ごとの技能レベルに基づいて、作業者ごとの前記要求対応作業の作業時間を算出するステップと、
    作業者ごとの作業スケジュールおよび作業者ごとの前記要求対応作業の作業時間に基づいて、前記要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定するステップと、
    決定したスケジュールで前記要求対応作業を指示する作業指示情報を生成し、前記担当者に決定した作業者の前記作業者端末に送信するステップと、
    を有する作業指示方法。
  6. 作業エリア内にある、複数の作業者がそれぞれ携帯する作業者端末、突発的な作業を要求する作業要求が発生する生産設備、および、前記作業要求に対応する要求対応作業に用いる物品の位置を示す物品位置情報を収集する情報収集端末に接続するコンピュータを、
    前記作業要求を示す作業要求情報に基づいて、前記要求対応作業を特定する作業特定部、
    前記作業者端末の位置を示す作業者端末位置情報、前記物品位置情報および前記作業エリアのレイアウトを示すレイアウト情報に基づいて、前記要求対応作業を行う場合の作業者ごとの移動時間を算出する移動時間算出部、
    前記移動時間算出部が算出した作業者ごとの移動時間を示す移動時間情報および前記生産設備に対する作業者ごとの技能レベルを示す技能レベル情報に基づいて、作業者ごとの前記要求対応作業を行う場合の作業時間を算出する作業時間算出部、
    作業者ごとの作業スケジュールを示す作業スケジュール情報および前記作業時間算出部が算出した作業者ごとの前記要求対応作業の作業時間を示す作業時間情報に基づいて、前記要求対応作業の担当者およびスケジュールを決定するスケジューリング部、および、
    前記スケジューリング部が決定したスケジュールで前記要求対応作業を行う指示をする作業指示情報を生成し、前記担当者に決定した作業者の前記作業者端末に送信する作業指示部、
    として機能させるプログラム。
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