JP2023003431A - バルブボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブの操作やメンテナンスを妨げることなく対象機器を配置可能なバルブボックスを提供する。【解決手段】地中に埋設されたバルブ10の上方に配置されるバルブボックス本体110と、対象機器(通信部20及びバッテリ30)を、前記バルブボックス本体110に対して移動可能となるように支持する支持機構140と、を具備した。【選択図】図2

Description

本発明は、地中に埋設されたバルブの上方に配置されるバルブボックスの技術に関する。
従来、水道管等の管路に設けられ、流体の流路を開閉するバルブの技術が知られている。例えば特許文献1には、バタフライ弁内蔵方式の水道管バルブと、その上部に配置されたバルブボックス(弁筐)と、を具備する弁筐付水道管バルブが開示されている。
このようなバルブは管路網において多数設置されているため、このバルブに管路(流路)内の情報を取得するための各種センサ(例えば、水質監視装置や流量計等)を設けることで、管路網の情報を広範囲にかつ恒久的に取得することができると考えられる。
ここで、バルブに上述のような各種センサを設ける場合、当該センサだけでなく、当該センサに付随する各種機器(例えば、バッテリや、検出結果を送信するための通信端末装置等)をバルブボックスに設ける必要がある。
しかしながら、バルブボックス内のスペースには限りがあるため、バッテリ等の機器をバルブボックス内に配置すると、バルブの操作やメンテナンスのためのスペースを確保することが困難となることが懸念される。
特開2000-160608号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、バルブの操作やメンテナンスを妨げることなく対象機器を配置可能なバルブボックスを提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、地中に埋設されたバルブの上方に配置されるバルブボックス本体と、対象機器を、前記バルブボックス本体に対して移動可能となるように支持する支持機構と、を具備するものである。
請求項2においては、前記支持機構は、前記対象機器が取り付けられる取付部と、前記バルブボックス本体の内側面に形成され、前記取付部を移動可能となるように支持する溝部と、を含むものである。
請求項3においては、前記支持機構は、前記取付部を任意の位置に保持する保持機構をさらに含むものである。
請求項4においては、前記保持機構は、前記取付部を所定の方向に付勢することで、前記取付部を任意の位置に保持する付勢部材を具備するものである。
請求項5においては、前記保持機構は、前記付勢部材による付勢力を調整可能な調整機構をさらに具備するものである。
請求項6においては、前記取付部に設けられ、前記対象機器を覆うカバー部材をさらに具備するものである。
請求項7においては、前記バルブボックス本体は、平面断面視矩形状の内側面を有する第一本体部を含み、前記支持機構は、前記対象機器を、前記第一本体部の内側面に対して移動可能となるように支持するものである。
請求項8においては、前記バルブボックス本体は、平面断面視において前記第一本体部と異なる形状を有する第二本体部と、前記第一本体部と前記第二本体部とを接続する接続部と、をさらに含むものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、バルブボックス(バルブボックス本体)に収容される対象機器を、移動可能な状態で支持することができる。これによって、各種作業(バルブの操作、メンテナンス等)を行う際に対象機器を任意に移動させることで、作業のためのスペースを確保し易くなるため、作業性を向上させることができる。
請求項2においては、簡素な構成で、対象機器を移動させることができる。
請求項3においては、対象機器を所定の位置に保持することができ、対象機器が意図せず移動して他の機器等と干渉するのを防止することができる。
請求項4においては、簡素な構成で、対象機器を所定の位置に保持することができる。
請求項5においては、対象機器の保持力を任意に調整することで、対象機器が移動可能な状態と所定の位置に保持された状態とを任意に切り換えることができる。
請求項6においては、対象機器を水や埃等から保護することができる(防塵性、防水性を向上させることができる)。またカバー部材を取付部に設けることで、対象機器の位置にかかわらず、防塵性、防水性を向上させることができる。
請求項7においては、平面断面視矩形状の内側面を有する第一本体部に対象機器を設けることで、バルブボックス内のスペースを有効に利用することができる。
請求項8においては、形状の異なる第一本体部と第二本体部を容易に接続することができる。これによって、対象機器を設けることが可能な第一本体部を、例えば既存のバルブボックス(第二本体部)に対して容易に取り付けることが可能となる。
管理システムの全体模式図。 第一実施形態に係るバルブボックス及びバルブの側面一部断面図。 (a)バルブボックスの斜視図。(b)バルブボックス本体の平面図。 図3のA-Aにおける一部断面図。 支持機構の背面図、及び、一部拡大断面図。 支持機構が取り付けられる様子を示した図。 バルブボックス本体に取り付けられた支持機構が移動する様子を示した背面図。 (a)調整ブロックを用いない例を示した図。(b)調整ブロックを1つ用いた例を示した図。(c)調整ブロックを2つ用いた例を示した図。 (a)第一実施形態に係る第一本体部を示した図。(b)第二実施形態に係る第一本体部を示した図。(c)第三実施形態に係る第一本体部を示した図。 (a)第四実施形態に係る第一本体部を示した図。(b)第一本体部を2つ接続した例を示した図。(c)第一本体部を3つ接続した例を示した図。 (a)第五実施形態に係るバルブボックス本体の斜視図。(b)同じく、分解斜視図。 (a)第五実施形態に係るバルブボックス本体の分解側面断面図。(b)接続部の平面図。(c)接続部の側面断面図。(d)接続部の底面図。 (a)第六実施形態に係る支持機構の側面図。(b)同じく、支持機構の背面図、一部拡大図、及び一部拡大断面図。 (a)第七実施形態に係るカバー部材と、脱着可能な開閉カバーを示した図。(b)同じく、カバー部材と、スライド可能な開閉カバーを示した図。(c)同じく、カバー部材と、揺動可能な開閉カバーを示した図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F及び矢印Bで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向及び後方向と定義して説明を行う。なお、説明の便宜ため、図には各部材を模式的に示しており、具体的な形状や寸法等は図示されたものに限定されない。
以下では図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係るバルブボックス100を用いた管理システム1について説明する。
管理システム1は、後述するバルブ10を用いて流路内の流体の管理を行うものである。より詳細には、管理システム1は、上下水道施設に設けられ、送配水施設Pから供給され、水道管P1(流路)内を流通する水の管理を行う。例えば、管理システム1は、水道管P1内の情報(例えば、水圧等)を取得して確認することができる。管理システム1は、バルブ10、バルブボックス100、通信部20、バッテリ30、携帯型端末40、サーバ50及び管理者端末60を具備する。
バルブ10は、水道管P1内の水の流通を制御するためのものである。バルブ10は、弁体によって水道管P1内の流路を開閉する弁(例えば、仕切り弁、バタフライ弁等)によって構成される。バルブ10は地中に埋設され、水道管P1の中途部に設けられる。バルブ10には、水道管P1内の情報を測定可能な各種のセンサS(例えば、圧力センサ、振動センサ、マイク等)が設けられる。
バルブボックス100は、バルブ10の上方に空間を形成するためのものである。バルブボックス100は地中に埋設され、バルブ10の上方に配置される。バルブ10の上部(弁体を操作するための弁棒11の上部等)は、バルブボックス100内に露出するように配置される。
通信部20は、バルブ10と他の機器(本実施形態では、サーバ50)との間で情報のやり取りを行うための機器である。通信部20は、例えば携帯電話回線を介してサーバ50と情報のやり取りを行うことができる。通信部20は、電源となるバッテリ30に接続される。バッテリ30からの電力は、通信部20を介してセンサSへと供給することができる。通信部20及びセンサSは、バッテリ30からの電力を用いて作動することができる。通信部20及びバッテリ30は、バルブボックス100内に配置される。
携帯型端末40は、水道管P1に関する作業(例えば、メンテナンス作業等)を行う作業者A1が所持する端末である。携帯型端末40は、作業者A1が携帯可能な機器(例えば、スマートフォンやタブレット端末等)によって構成される。携帯型端末40は、サーバ50で処理された情報(通信部20を介して受信したバルブ10の情報)を閲覧することで、バルブ10が取得した水道管P1内の情報を得ることができる。
サーバ50は、他の機器からの要求に応じて適宜処理を行うものである。サーバ50は、例えばクラウドサーバ(厳密には、クラウドサーバ内に仮想的に構築されたサーバ)によって構成される。サーバ50は、通信部20を介してバルブ10からの信号を受信することで、当該バルブ10が取得した水道管P1内の情報を得ることができる。また、サーバ50は、当該水道管P1内の情報に対して処理を行うことができる。
管理者端末60は、水道管P1の管理を行う管理者A2が使用する端末である。管理者端末60は、演算装置(例えば、CPU等)、記憶装置(例えば、HDD等)及び入出力装置(例えば、マウス、キーボード及びディスプレイ等)を具備する。管理者端末60は、ネットワーク回線を介してサーバ50と接続される。管理者端末60は、サーバ50に信号を送信することで、サーバ50から所定の情報(例えば、水道管P1内の情報や当該情報をサーバ50で処理した結果等)を取得することができる。
以下では、図1及び図2を参照してサーバ50の処理について説明する。
上述の如く、サーバ50には、通信部20を介してセンサSによる測定結果が送信される。この際、サーバ50には、バルブ10を一意に特定する情報(例えば、所定のID等)及び測定日時が測定結果と関連付けて送信される。サーバ50は、こうして送信された情報を適宜記憶する。具体的には、例えば、サーバ50は、予め構築された所定のデータベースにセンサSの測定結果を登録する。
サーバ50は、こうして記憶されたセンサSの測定結果に対して適宜処理を行う。具体的には、例えば、サーバ50は、管理者端末60等からの要求に応じて、データベースからデータを抽出して画面(例えば、html(HyperText Markup Language)ドキュメント等で作成された画面)を生成し、生成した画面を管理者端末60等から閲覧可能とする。
より具体的には、サーバ50は、管理者端末60からの要求に応じて、水道管P1に接続された各バルブ10のセンサSで測定された結果(以下では、一例として「圧力」が測定されたものとする)を表示する画面を生成する。管理者端末60において当該画面を表示することで、管理者A2は、複数の場所における圧力を確認することができる。管理者A2は、当該確認結果に基づいて、送配水施設Pのポンプ運転の最適化を図ることができる。また、管理者A2は、圧力の異常の有無に基づいて、水道管P1において大規模な漏水が発生しているか否かを判断することもできる。
また、サーバ50は、管理者端末60からの要求に応じて、地図情報にバルブ10の位置情報(例えば、緯度及び経度)及び圧力の測定結果を重畳させた画面を作成する。管理者端末60において当該画面を表示することで、管理者A2は、圧力と位置情報との関係を確認可能となる。これにより、管理者A2は、漏水場所及び漏水に対する対策(例えば、どのバルブ10で流路を閉じるのか等)を速やかに判断することができる。
また、サーバ50は、携帯型端末40からの要求に応じて、所定のバルブ10で測定した圧力を表示する画面を生成する。携帯型端末40において当該画面を表示することで、作業者A1は、圧力の測定結果に基づいてバルブ10を開閉動作させるか否かを判断することができる。
以下では、本発明の第一実施形態に係るバルブボックス100の構成について説明する。
図2及び図3に示すバルブボックス100は、バルブ10の上方に空間を形成する箱状の部材である。バルブボックス100は、主としてバルブボックス本体110、底板120、蓋部材130、支持機構140及びカバー部材150を具備する。
図3及び図4に示すバルブボックス本体110は、主にバルブボックス100の側面を形成する部材である。バルブボックス本体110は、主として第一本体部111を具備し、必要に応じて後述する調整ブロック112(図8参照)をさらに具備する。
第一本体部111は、平面断面視矩形状に形成される中空状の部材である。具体的には、第一本体部111は、上部及び下部が開放された中空のブロック状に形成される。第一本体部111の外側面及び内側面は、それぞれ平面視矩形状に形成される。第一本体部111には、凹部111a、上側溝部111b及び下側溝部111cが形成される。
凹部111aは、第一本体部111の内側面を外側に向かって凹ませるように形成される部分である。凹部111aは、第一本体部111の内側面の全周に亘って(平面視矩形状に形成された内側面の各辺に)形成される。凹部111aは、第一本体部111の内側面の上下中途部に形成される。
なお、図4は、図3のA-A断面(第一本体部111の一側面の断面)を示したものである。以降の図では、説明の便宜上、図4と同様に第一本体部111の一側面の断面のみを示している場合がある。
上側溝部111bは、凹部111aの上部に形成された溝状の凹部である。上側溝部111bは、凹部111aの上部を上方に向かって凹ませるように形成される。上側溝部111bは、凹部111a全体に亘って(すなわち、第一本体部111の内側面の全周に亘って)形成される。
下側溝部111cは、凹部111aの下部に形成された溝状の凹部である。下側溝部111cは、凹部111aの下部を下方に向かって凹ませるように形成される。下側溝部111cは、凹部111a全体に亘って形成される。
図2及び図3に示す底板120は、主にバルブボックス100の底面を形成する部材である。底板120は、板状の部材により形成される。図例では、底板120は、バルブボックス本体110より一回り大きい平面視矩形状に形成されている。底板120の中央部には、当該底板120を上下に貫通する開口部が形成されている。この底板120の開口部を介して、バルブ10の弁棒11の上部がバルブボックス100内に露出するように配置されている。底板120は、バルブボックス本体110の下部に設けられる。
蓋部材130は、主にバルブボックス100の上面を形成する部材である。蓋部材130は、板状の部材により形成される。図例では、蓋部材130は、バルブボックス本体110の上部の開口部を覆うことができる程度の径を有する平面視円形状に形成されている。蓋部材130は、バルブボックス本体110の上部に設けられる。蓋部材130は、バルブボックス本体110に対して開閉することができるように設けられる。蓋部材130を開放することで、地上からバルブボックス100内の各種作業(バルブ10の操作、メンテナンス等)を行うことができる。
図4及び図5に示す支持機構140は、支持の対象となる機器(対象機器)をバルブボックス本体110に対して移動可能となるように支持するものである。なお本実施形態における対象機器としては、バルブボックス100内に配置される通信部20及びバッテリ30を想定している。支持機構140は、主として取付部141及び保持機構142を具備する。また支持機構140には、バルブボックス本体110に形成された上側溝部111b及び下側溝部111cも含まれる。
取付部141は、対象機器が取り付けられる部材である。取付部141は、適宜の厚さを有する矩形板状に形成される。取付部141の側面には、ボルト等の適宜の固定部材により、対象機器を取り付けることができる。取付部141には、収容部141aが形成される。
図5に示す収容部141aは、後述する保持機構142が収容される部分である。収容部141aは、取付部141の上端面から下方に凹むような凹状に形成される。収容部141aは、取付部141の左右両端部近傍にそれぞれ形成される。
保持機構142は、取付部141を任意の位置に保持するためのものである。保持機構142は、主としてローラ142a及び付勢部材142bを具備する。
図4及び図5に示すローラ142aは、所定の回転軸142cを中心として回転可能な円板状の部材である。ローラ142aは、回転軸142cを前後に向けた状態で、収容部141aに収容される。ローラ142aは、上下に移動可能となるように配置される。
図5に示す付勢部材142bは、ローラ142aを所定の方向(本実施形態では、上方)に向かって付勢する部材である。付勢部材142bは、収容部141aに収容される。付勢部材142bは、ローラ142a(回転軸142c)を上方に向かって常時付勢する。図5では付勢部材142bを模式的に図示しているが、付勢部材142bとしては、例えばバネ板やコイルバネ等、種々の部材を用いることが可能である。
図2から図4までに示すカバー部材150は、取付部141に取り付けられた対象機器(通信部20及びバッテリ30)を覆うものである。カバー部材150は、中空の箱状に形成される。カバー部材150は、取付部141に取り付けられた通信部20及びバッテリ30を覆うように配置された状態で、ボルト等の適宜の固定部材により、取付部141に固定される。カバー部材150によって、埃や水から対象機器を保護することができる。
以下では、上述のように構成されたバルブボックス100において、バルブボックス本体110に支持機構140を取り付ける方法について説明する。なお本実施形態では、図3(b)等に示すように、バルブボックス本体110の前側面に支持機構140を取り付ける例を示している。
支持機構140をバルブボックス本体110に取り付ける場合、取り付け作業を行う作業者は、図6に示すように、取付部141を傾けた状態で、取付部141の上部を凹部111aに差し込む。この際、ローラ142aを上側溝部111bに押し付けることで、ローラ142aが付勢部材142bの付勢力に抗して取付部141の内側へと入り込む。この状態で、取付部141の下部を凹部111aに収容することで、取付部141全体を凹部111aに収容することができる(図7参照)。
取付部141を凹部111aに収容すると、ローラ142aが付勢部材142bの付勢力によって再び上方に突出し、ローラ142aが上側溝部111bを押圧する。この付勢部材142b(ローラ142a)の押圧力の反力によって、取付部141は下側溝部111cに押し付けられる。このようにして、付勢部材142bの付勢力によって、取付部141は凹部111a内(上側溝部111b及び下側溝部111c)に上下に押し付けられるため、その位置に保持される。この状態では、多少の外力(振動等)が取付部141に作用しても、取付部141が移動するのを防止することができる。
また、取付部141が凹部111a(上側溝部111b及び下側溝部111c)に取り付けられた状態では、図7に示すように、作業者が意図的に取付部141を左右に押すことで、取付部141を凹部111a(上側溝部111b及び下側溝部111c)に沿って左右に移動させることができる。この際、取付部141の上部にローラ142aを設けているため、比較的容易に取付部141を移動させることができる。また本実施形態では、ローラ142aを取付部141の上部に設けているため、取付部141や対象機器の重量の影響で付勢部材142bの弾性が低下するのを抑制することができる。
なお、対象機器(通信部20及びバッテリ30)は、取付部141が凹部111aに取り付けられる前後の任意のタイミングで、取付部141に取り付けることが可能である。
このように本実施形態では、平面視矩形状に形成されたバルブボックス本体110の内側面に対象機器(通信部20及びバッテリ30)が取り付けられるため、一般的な平面視円形状のバルブボックスが用いられる場合に比べて無駄なスペース(円弧状の内側面と、対象機器との隙間)が生じにくく、バルブボックス本体110内のスペースを有効利用することができる。
また、バルブボックス本体110に取付部141が取り付けられた状態において、取付部141に設けられた通信部20及びバッテリ30は、図2に示すようにバルブ10の上端部(弁棒11)よりも上方に位置している。これによって、バルブ10の操作やメンテナンス等の作業を行う際に、通信部20やバッテリ30が邪魔になるのを防止することができ、作業性を向上させることができる。さらに取付部141は上側溝部111b及び下側溝部111cに沿って任意に移動させることができるため、作業のためのスペースを確保し易くなり、より作業性を向上させることができる。
なお、図例ではバルブボックス本体110の前側面に取付部141(対象機器)を取り付けた例を示しているが、取付部141はバルブボックス本体110の前後左右の任意の側面に取り付けることが可能である。
また、図例ではバルブボックス本体110の概ね中央にバルブ10の弁棒11が位置している例を示しているが(図2参照)、バルブ10の中心位置(弁棒11の位置)をバルブボックス本体110の中央からずらして配置し、弁棒11を対象機器から離れた位置に配置することも可能である。これによって、作業のためのスペースをより確保し易くなり、より作業性を向上させることができる。
なお、図8に示すように、第一本体部111と概ね同一の断面形状(平面視矩形状)を有する調整ブロック112を、第一本体部111と底板120との間に適宜設けることで、設置深さの異なるバルブ10にバルブボックス100を設けることが可能である。
例えば図8(a)には、比較的浅い位置にバルブ10が設置されている場合に、調整ブロック112を用いることなくバルブボックス100を設置した例を示している。また図8(b)及び図8(c)には、バルブ10の深さに応じて調整ブロック112を設けた例を示している。このように第一本体部111の下部に調整ブロック112を配置する(第一本体部111を最上段に配置する)ことで、第一本体部111に設けられた対象機器が地下水等によって水没するリスクを低減することができる。
但し、図8では第一本体部111の下部に調整ブロック112を配置した例を示しているが、第一本体部111の上部、又は、上部及び下部の両方に調整ブロック112を配置することも可能である。
以上の如く、第一実施形態に係るバルブボックス100は、
地中に埋設されたバルブ10の上方に配置されるバルブボックス本体110と、
対象機器(通信部20及びバッテリ30)を、前記バルブボックス本体110に対して移動可能となるように支持する支持機構140と、
を具備するものである。
このように構成することにより、バルブボックス100(バルブボックス本体110)に収容される対象機器を、移動可能な状態で支持することができる。これによって、各種作業(バルブ10の操作、メンテナンス等)を行う際に対象機器を任意に移動させることで、作業のためのスペースを確保し易くなるため、作業性を向上させることができる。
また、前記支持機構140は、
前記対象機器が取り付けられる取付部141と、
前記バルブボックス本体110の内側面に形成され、前記取付部141を移動可能となるように支持する溝部(上側溝部111b及び下側溝部111c)と、
を含むものである。
このように構成することにより、簡素な構成で、対象機器を移動させることができる。
また、前記支持機構140は、
前記取付部141を任意の位置に保持する保持機構142をさらに含むものである。
このように構成することにより、対象機器を所定の位置に保持することができ、対象機器が意図せず移動して他の機器等と干渉するのを防止することができる。
また、前記保持機構142は、
前記取付部141を所定の方向に付勢することで、前記取付部141を任意の位置に保持する付勢部材142bを具備するものである。
このように構成することにより、簡素な構成で、対象機器を所定の位置に保持することができる。
また、バルブボックス100は、
前記取付部141に設けられ、前記対象機器を覆うカバー部材150をさらに具備するものである。
このように構成することにより、対象機器を水や埃等から保護することができる(防塵性、防水性を向上させることができる)。またカバー部材150を取付部141に設けることで、対象機器の位置にかかわらず、防塵性、防水性を向上させることができる。
また、前記バルブボックス本体110は、
平面断面視矩形状の内側面を有する第一本体部111を含み、
前記支持機構140は、
前記対象機器を、前記第一本体部111の内側面に対して移動可能となるように支持するものである。
このように構成することにより、平面断面視矩形状の内側面を有する第一本体部111に対象機器を設けることで、バルブボックス100内のスペースを有効に利用することができる。
なお、本実施形態に係る通信部20及びバッテリ30は、本発明に係る対象機器の実施の一形態である。
また、本実施形態に係る上側溝部111b及び下側溝部111cは、本発明に係る溝部の実施の一形態である。
以下では、本願発明の別実施形態について説明する。
上述の第一実施形態では、図9(a)に示すように、第一本体部111は1つのブロック状に形成されるものとしたが、図9(b)や図9(c)に示す別実施形態(第二実施形態及び第三実施形態)ように、第一本体部111を分割して形成することも可能である。
図9(b)に示す第二実施形態では、第一本体部111をセンターブロック111C、上部ガイドブロック111U及び下部ガイドブロック111Dに分割して形成した例を示している。具体的には、センターブロック111Cの上下にそれぞれ上部ガイドブロック111U及び下部ガイドブロック111Dを設けることで、第一本体部111を形成している。
上部ガイドブロック111Uは、第一本体部111のうち凹部111aよりも上側を形成している。下部ガイドブロック111Dは、第一本体部111のうち凹部111aよりも下側を形成している。上部ガイドブロック111Uの下面には、上側溝部111bが形成される。また下部ガイドブロック111Dの上面には、下側溝部111cが形成される。
このように、各溝部(上側溝部111b及び下側溝部111c)を分割されたブロックに形成することで、各ブロックの形状を簡素化することができ、第一本体部111を成形するための金型構造の簡略化や、加工の簡略化を図ることができる。
さらに、図9(c)に示す第三実施形態では、上部ガイドブロック111Uと下部ガイドブロック111Dを同一形状に形成している。これによって、上部ガイドブロック111Uと下部ガイドブロック111Dで部品を共通化することができ、製造コストの削減を図ることができる。
また、上述の第一実施形態では、図8に示すように、第一本体部111に調整ブロック112を設けることで設置深さの異なるバルブ10に対応する例を示したが、図10に示す別実施形態(第四実施形態)のように、第一本体部111と調整ブロック112の部品を共通化する(第一本体部111を調整ブロック112の替わりに利用する)ことも可能である。
図10(a)に示す第四実施形態に係る第一本体部111は、調整ブロック112として利用することができる形状に形成されたものである。第四実施形態に係る第一本体部111には、突出部111d、第一溝部111e及び第二溝部111fが形成される。
突出部111dは、第一本体部111の上端部から内側に向かって突出するように形成された部分である。突出部111dの上下両面に、それぞれ第一溝部111e及び第二溝部111fが形成される。
このように形成された第一本体部111を、図10(b)に示すように上下に接続することで、上側の第一本体部111の第二溝部111fと、下側の第一本体部111の第一溝部111eとの間で取付部141を支持することができる。
また、図10(c)に示すように、第一本体部111を適宜の数だけ接続することで、設置深さの異なるバルブ10にバルブボックス100を設けることが可能である。
また、上述の第一実施形態では、平面視矩形状の第一本体部111及び調整ブロック112を用いたバルブボックス本体110を例示したが、図11に示す別実施形態(第五実施形態)のように、平面視において異なる形状を有する部材(第二本体部113)を用いることも可能である。
図11及び図12(a)に示す第五実施形態に係るバルブボックス本体110は、平面視矩形状に形成された第一本体部111と、平面視円形状に形成された第二本体部113とを、接続部114によって接続することで形成されている。
図12(b)から図12(d)までに示すように、接続部114の上面には、平面視矩形状の外形を有する凸部114aが形成される。また接続部114の下面には、底面視円形状の内形を有する凹部114bが形成される。
図11(b)及び図12(a)に示すように、接続部114の凸部114aを、第一本体部111の底面に形成された底面視矩形状の凹部111gに嵌め合わせると共に、接続部114の凹部114bを、第二本体部113の上面に形成された平面視円形状の凸部113aに嵌め合わせることで、第一本体部111と第二本体部113を接続することができる。
このように、第一本体部111及び第二本体部113とそれぞれ嵌合可能(接続可能)な接続部114を用いることで、形状の異なる第一本体部111と第二本体部113とを接続することができる。これによって、例えば平面視円形状を有する既存のバルブボックス(第二本体部113)に対して、対象機器を支持することが可能な第一本体部111を取り付けることが可能となる。
なお、接続部114の形状は特に限定するものではなく、形状の異なる第一本体部111及び第二本体部113とそれぞれ接続可能な形状であればよい。また本実施形態では、接続部114は凹凸形状によって第一本体部111及び第二本体部113とそれぞれ嵌合される構成を例示したが、必ずしも嵌合される必要はなく、例えばボルト等で固定するなど、種々の方法で第一本体部111及び第二本体部113と接続することができる。
以上の如く、第五実施形態に係る前記バルブボックス本体110は、
平面断面視において前記第一本体部111と異なる形状を有する第二本体部113と、
前記第一本体部111と前記第二本体部113とを接続する接続部114と、
をさらに含むものである。
このように構成することにより、形状の異なる第一本体部111と第二本体部113を容易に接続することができる。これによって、対象機器を設けることが可能な第一本体部111を、例えば既存のバルブボックス(第二本体部113)に対して容易に取り付けることが可能となる。
また、図13に示す別実施形態(第六実施形態)のように、支持機構140に設けられた付勢部材142bによる付勢力を調整可能な調整機構142dを設けることも可能である。以下、具体的に説明する。
図13に示す第六実施形態に係る保持機構142は、調整機構142dを具備している。調整機構142dは、主として可動部142e、固定部142f及び調整ボルト142gを具備している。
可動部142eは、付勢部材142bを支持すると共に、上下に移動可能な部材である。可動部142eは、取付部141に形成された開口部141bを介して、収容部141aから取付部141から後方に突出するように設けられる。
固定部142fは、取付部141の後面に固定され、後述する調整ボルト142gを支持する部分である。固定部142fは、可動部142eの上方に固定される。
調整ボルト142gは、可動部142eの上下位置を調整するためのものである。調整ボルト142gは、固定部142fを上下に貫通するように設けられると共に、可動部142eに形成された雌ねじ孔に螺合される。
このように構成された調整機構142dにおいて、調整ボルト142gを適宜回動させることで、可動部142eの上下位置を任意に変更することができる。例えば可動部142eを上方に移動させることで、付勢部材142bが持ち上げられるため、付勢部材142bがローラ142aを上方に付勢する付勢力が強くなる。一方、可動部142eを下方に移動させることで、付勢部材142bが引き下げられるため、付勢部材142bがローラ142aを上方に付勢する付勢力が弱くなる。このように、調整ボルト142gを回動させることで、付勢部材142bによる付勢力を任意に調整することができる。
例えば、支持機構140(取付部141)をバルブボックス本体110に取り付ける際(図6参照)に、付勢部材142bによる付勢力を弱めることで、ローラ142aが取付部141の内側へと入り込み易くなるため、取り付け作業を容易に行うことができる。また、支持機構140(取付部141)をバルブボックス本体110に取り付けた後で、取付部141を容易に移動させることができる。
一方、支持機構140(取付部141)をバルブボックス本体110に取り付けた後(図7参照)に、付勢部材142bによる付勢力を強めることで、取付部141を移動し難くする(取付部141の保持力を強める)ことができる。これによって、取付部141が意図せず移動するのを防止することができる。
以上の如く、第六実施形態に係る前記保持機構142は、
前記付勢部材142bによる付勢力を調整可能な調整機構142dをさらに具備するものである。
このように構成することにより、対象機器の保持力を任意に調整することで、対象機器が移動可能な状態と所定の位置に保持された状態とを任意に切り換えることができる。
また、上述の第一実施形態では、取付部141にボルト等によって固定されるカバー部材150を例示したが、図14に示す別実施形態(第七実施形態)のように、取付部141とカバー部材150とを一体的に形成することも可能である。
図14に示す第七実施形態に係るカバー部材150は、取付部141と一体的に形成されている。すなわちカバー部材150は、取付部141に対して脱着不能となるように固定、若しくは、取付部141と一体成形されている。この場合、カバー部材150の内部に通信部20やバッテリ30を収容したり、当該通信部20等のメンテナンスを行うために、カバー部材150を開閉可能な開閉カバー151(保護カバー)を設けることも可能である。
例えば図14(a)には、カバー部材150の後面に開口部150aが形成され、この開口部150aを閉塞可能な開閉カバー151が、カバー部材150に対して脱着可能となるように設けられた例を示している。この例では、開閉カバー151を適宜脱着することで、開口部150aを開閉することができる。
また図14(b)には、開閉カバー151がカバー部材150に対して所定の方向(図例では、上下方向)にスライド可能となるように設けられた例を示している。この例では、開閉カバー151を上下方向にスライドさせることで、開口部150aを開閉することができる。
また図14(c)には、開閉カバー151がカバー部材150に対して揺動可能となるように設けられた例を示している。具体的には、図例では、開閉カバー151の下端部が、回動支点151a(ヒンジ等)を介してカバー部材150の下端部に揺動可能となるように連結されている。この例では、開閉カバー151の上部を前後に揺動させることで、開口部150aを開閉することができる。特に図例では、開閉カバー151の下部に回動支点151aを設けたことによって、開閉カバー151を上方から開閉することができるため、バルブボックス本体110の上方(地上)から容易にバッテリ30のメンテナンス等を行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、管理システム1(バルブ10)は、上下水道設備に設けられるものとしたが、バルブ10の適用対象は上下水道設備に限定されるものではなく、種々の設備に適用可能である。
また、上記実施形態では、通信部20は携帯電話回線を介してサーバ50と情報をやり取りする構成を例示したが、通信部20の通信経路はこれに限るものではない。例えば、災害等の発生により携帯電話回線が使用できなくなった場合等に備えて、別途の通信手段(無線通信等)を介して通信部20と外部との通信を可能としてもよい。これによって、例えばデータロガーと通信部20とを直接通信させて、サーバ50等を介することなく流路内の情報を直接取得することも可能である。
また、上記実施形態では、支持機構140が支持する対象機器として通信部20及びバッテリ30を例示したが、本発明はこれに限るものではなく、任意の機器を支持機構140によって支持することが可能である。
また、上記実施形態の支持機構140は、溝部(上側溝部111b及び下側溝部111c)によって取付部141を移動可能に支持するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、対象機器(取付部141)を移動可能に支持することが可能であれば、支持機構140の具体的な構造は限定するものではない。例えば、レール部材をバルブボックス本体110の内側面に取り付け、このレール部材に沿って対象機器を移動可能に設けることも可能である。
また、上記実施形態の保持機構142は、付勢部材142bの付勢力を用いて取付部141を任意の位置に保持するものとしたが、本発明はこれに限るものではなく、保持機構142の具体的な構造は限定するものではない。例えば、ボルト等の締結部材を用いて、取付部141を固定(保持)する構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、取付部141の上部にローラ142aを設けるものとしたが、ローラ142aの配置はこれに限るものではない。例えば、取付部141の下部や、上部及び下部の両方に設けることも可能である。また、ローラ142aを設けない構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、平面断面視矩形状に形成されたバルブボックス本体110(第一本体部111)を例示したが、本発明はこれに限るものではなく、任意の形状に形成することが可能である。但し、対象機器を内側面に取り付けた際の無駄なスペースを削減する観点からは、少なくともバルブボックス本体110の内側面の一部を平面状に形成し、この平面状の内側面に対象機器を取り付けることが望ましい。また、第一本体部111と接続される第二本体部113(図11等参照)についても同様に、形状を限定するものではない。
10 バルブ
20 通信部
30 バッテリ
100 バルブボックス
110 バルブボックス本体
111 第一本体部
111b 上側溝部
111c 下側溝部
113 第二本体部
114 接続部
140 支持機構
141 取付部
142 保持機構
142b 付勢部材
142d 調整機構
150 カバー部材

Claims (8)

  1. 地中に埋設されたバルブの上方に配置されるバルブボックス本体と、
    対象機器を、前記バルブボックス本体に対して移動可能となるように支持する支持機構と、
    を具備するバルブボックス。
  2. 前記支持機構は、
    前記対象機器が取り付けられる取付部と、
    前記バルブボックス本体の内側面に形成され、前記取付部を移動可能となるように支持する溝部と、
    を含む、
    請求項1に記載のバルブボックス。
  3. 前記支持機構は、
    前記取付部を任意の位置に保持する保持機構をさらに含む、
    請求項2に記載のバルブボックス。
  4. 前記保持機構は、
    前記取付部を所定の方向に付勢することで、前記取付部を任意の位置に保持する付勢部材を具備する、
    請求項3に記載のバルブボックス。
  5. 前記保持機構は、
    前記付勢部材による付勢力を調整可能な調整機構をさらに具備する、
    請求項4に記載のバルブボックス。
  6. 前記取付部に設けられ、前記対象機器を覆うカバー部材をさらに具備する、
    請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載のバルブボックス。
  7. 前記バルブボックス本体は、
    平面断面視矩形状の内側面を有する第一本体部を含み、
    前記支持機構は、
    前記対象機器を、前記第一本体部の内側面に対して移動可能となるように支持する、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のバルブボックス。
  8. 前記バルブボックス本体は、
    平面断面視において前記第一本体部と異なる形状を有する第二本体部と、
    前記第一本体部と前記第二本体部とを接続する接続部と、
    をさらに含む、
    請求項7に記載のバルブボックス。
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