JP2023002887A - 建築材料 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易な不燃性の建築材料を提供する。【解決手段】可燃性基材としての幅910mm、長さ1820mm、厚さ12mmのラワン合板の片表面に、厚さ1mmのガラス繊維不織布と、厚さ60μmのアルミニウム箔とが積層された積層シートがシート接着剤により貼付して固定されている。前記アルミニウム箔とガラス繊維不織布との層間は層間接着剤としてのポリエチレン樹脂により接着されて構成されている。前記積層シートの表面には突板としての厚さ0.4mmのスギが突板接着剤としてのエチレン酢酸ビニル共重合樹脂により貼付されている。【選択図】図1

Description

本発明は、建築材料に関する。
従来、可燃性建築材料を不燃化する技術としては、例えば、木材を乾燥する乾燥工程と、木材を減圧する減圧工程と、減圧状態で木材に不燃処理剤を含浸させる減圧含浸工程と、加圧状態で木材に不燃処理剤を含浸させる加圧含浸工程と、をそれぞれ複数回含む不燃木材の製造方法(特許文献1参照。)、木材を温浴中で煮沸する温浴処理工程と、この木材を少なくとも燐酸を含む難燃薬剤溶液中に浸漬して木材に難燃薬剤を含浸する冷浴処理工程と、難燃薬剤が含浸された木材を乾燥する中間乾燥工程と、木材の表面を研削する研削工程と、この木材にアルコキシ金属塩系塗料を塗布する塗装工程と、塗装された木材を乾燥する最終乾燥工程とを備える方法(特許文献2参照。)、木材の木口を高速洗浄水で洗浄し、次いで、50~60℃程度の温水プールに60時間内外浸漬し、次いで、温水を抜き取った後に、(a)50℃以上の温水にポリリン酸(H(n+2)PnO(3n+1))を投入し、(b)次いで、上記ポリリン酸が完全に溶解したら、温度を維持して、リン酸二アンモニウムを投入し、攪拌溶解させ、(c)これが溶解したら、温度を維持したまま、ホウ酸を投入し、攪拌して溶解させ、(d)次いで、上記溶解水にリン酸を投入して溶解させた薬剤を注入し、50~60℃の温度を保って、60時間~120時間浸漬を続け、高速洗浄水で洗浄の後、天日で10日間~20日間養生し、さらに、その後、30℃~40℃の乾燥機内で7日~20日の強制乾燥処理を行った不燃処理木材(特許文献3参照。)、リン系やポリホウ酸系難燃薬剤が含浸された可燃性基材1の表面に、防水性及び防湿性を有するシーラー層3と、モンモリロナイト含有率が85重量%以上の高純度ベントナイトとエマルジョン樹脂とを含む塗料により透明性の高い粘土膜5が形成されている。防水性及び防湿性を有するシーラー層3によって可燃性基材1に含浸された水系の難燃薬剤の溶出を抑制するようにする。また、可燃性基材1に対する難燃薬剤の含浸不良が生じていて、その難燃薬剤のみでは確実な難燃性能が得られていない状態であっても、それを表面の粘土膜5の難燃性が補うようにして、防火性木質材Aの難燃性能を確実に安定して得るようにするもの(特許文献4参照。)等が提案されている。また、木材表面に石こうボードやケイ酸カルシウム板等の不燃材料を貼り付けることでも不燃性を確保することができる。
しかし、これらの難燃薬剤を木材表面に浸透させる方法にあっては、浸透させた薬剤が空気中の水蒸気が木材に吸収放出される過程で溶出し、木材表面に白く析出してしまう(以下、「溶脱」という。)という課題があり、この溶脱によって不燃化性能が低下する恐れもある。また、木材表面に石こうボードやケイ酸カルシウム板等の不燃材料を貼り付ける方法にあっては、石こうボードやケイ酸カルシウム板の厚さが10mm前後と厚く、断面を見ても外観上も木材又は木質材料とは言い難いという課題があった。また重量が大きいため、建築物全体の重量が増加してしまうという課題があった。
本願の発明者らは可燃性基材の片表面に、アルミニウム箔層と抄造シート状ロックウールとを積層させた厚さ0.7~2.0mmの積層シート(加熱によりアルミニウム箔層が分離し空隙が生ずるものを除く)を形成し、最表面に厚さ0.2~0.5mmの突板を設けることにより、上記の課題を解決する発明をしている(特許文献5参照。)。しかし、特許文献5の段落0050(表2)にあるように、コーンカロリーメータ法による不燃性能を得るためにはアルミニウム箔層と抄造シート状ロックウールを複数枚積層することが必要で、構成の簡略化による製造工程削減が課題であった。
特開2003-221412号公報 特開2006-231652号公報 特開2012-081603号公報 特開2016-43685号公報 特開2018-140539号公報
解決しようとする課題は、製造が容易な不燃性の建築材料を提供する点である。
本発明は、可燃性基材の片表面にアルミニウム箔とガラス繊維不織布とが積層されていることを最も主要な特徴とする。
本発明の建築材料は、構成が単純で製造が容易であるという利点がある。
図1は本発明の建築材料の例を示した断面図である。 図2は本発明の建築材料に使用する積層シートの例を示した断面図である。 図3は本発明の建築材料を天井材として用いる場合の例を示した概略図である。 図4は本発明の建築材料の木口の別例を示した断面図である。 図5は本発明の積層シートを合板と合板の突合せ部(目地)を覆うように設置した例を示した断面図である。 図6(1)~(2)は本発明の建築材料の別例を示した断面図である。 図7は本発明の建築材料を壁材として用いる場合の例を示した概略図である。
以下、本発明を実施するための具体的な形態について説明する。本発明の建築材料1は例えば以下のように構成される。
図1に示すように、可燃性基材2としての幅910mm、長さ1820mm、厚さ12mmのラワン合板の片表面に、厚さ0.8mmのガラス繊維不織布3と、厚さ60μmのアルミニウム箔4とが積層された積層シート5がシート接着剤により貼付して固定されている。前記アルミニウム箔4とガラス繊維不織布3との層間は層間接着剤としてのポリエチレン樹脂により接着されて構成されている。前記積層シートの表面には突板6としての厚さ0.4mmのスギが突板接着剤としてのエチレン酢酸ビニル共重合樹脂により貼付されている。
前記可燃性基材2は、合板に限らず任意に設定することができる。例えば、製材、単板積層板(LVL)、集成材、直交集成板(CLT)等の木質基材、PP、PE、塩化ビニル樹脂等のプラスチック基材等が挙げられる。

前記木質基材はラワンに限らず、樹種は任意に設定することができる。例えば、スギ、カラマツ、ヒノキ、イチイ等の針葉樹、サクラ、ケヤキ、ブナ、クヌギ、ナラ等の広葉樹が挙げられる。
前記可燃性基材2の幅、長さ、厚さは任意に設定することができる。
前記アルミニウム箔4は火災時の燃焼による輻射熱を反射するために設けられる。アルミニウムを用いることにより軽量な積層シート5を得ることができる。
前記アルミニウム箔4の厚さは30~200μmであることが必要であり、より好ましくは55~100μmである。この範囲にあるとき輻射熱反射性に優れる。
前記ガラス繊維不織布3は対流による伝熱を遅らせるために設けられる。
前記ガラス繊維不織布3の厚さは0.4~3.0mmであることが好ましく、0.5~1.2mmであることがより好ましく、0.6~1.0mmであることが最も好ましい。
前記ガラス繊維不織布3の1m当たりの質量は50~200gであることが好ましい。さらに好ましくは70~150g、最も好ましくは90~120gである。
前記ガラス繊維不織布3はガラス短繊維を抄造等によりシート状に成形したもので、結合材としてのポリビニルアルコール、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂等の合成樹脂を含有させても良い。また、他の無機繊維や水酸化アルミニウム等の結晶水を含有する無機材料を含有させても良い。
前記結合材の好ましい含有量はガラス繊維不織布の全体質量に対して5~20質量%であり、より好ましくは10~15質量%である。
前記アルミニウム箔4とガラス繊維不織布3とを積層させることにより、火災時に炎にさらされて接着剤等の有機物が分解して分解ガスを発生した場合でも、ガラス繊維不織布内に分解ガスが滞留するため、アルミニウム箔4の膨らみは生じにくい。
前記積層シート5の厚さは0.4~3.0mmであることが必要であり、0.5~1.5mmであることがより好ましい。積層シート5の厚さがこの範囲にあるとき、合板の単板1枚分の厚さ以下であるため、建築材料1の断面を見たときに大部分が木質材料から構成されていることを視認することができる。
前記積層シート5の積層構成はガラス繊維不織布3の片面にアルミニウム箔4を積層させた構成である。この構成により、建築基準法に規定されている不燃性能(ISO 5660-1 コーンカロリーメータ法に規定されている発熱性試験において、加熱時間20分間の総発熱量が8MJ/m2以下、最大発熱速度200kW/m2以下)を得ることができる。
前記積層シート5はアルミニウム箔4が設けられている面を火災時に炎にさらされる側に設ける。このように構成することで建築基準法に規定されている不燃性能を得ることができる。
前記アルミニウム箔4とガラス繊維不織布3とを接着する層間接着剤はポリエチレン樹脂に限らず、任意に設定することができる。例えば酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、レゾシノール樹脂、メラミン樹脂、アクリル樹脂等が挙げられる。また、接着剤に限らず、両面テープ等で固定しても良い。
前記層間接着剤の積層シート5中に占める不揮発性有機物の質量(以下、「有機量」という。)は好ましくは10~50g/mであり、より好ましくは15~30g/mである。ここで、不揮発性有機物とは常温下で揮発しない有機物をいう。
前記積層シート5の可燃性基材への固定方法は接着剤に限らず、任意に設定することができる。例えば、両面テープ、建築用ステープル(以下、「タッカー」という。)等で固定しても良い。前記シート接着剤としては積層シート5を可燃性基材に接着するものであれば任意に設定することができる。例えば、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂接着剤、酢酸ビニル樹脂接着剤、アクリル樹脂接着剤、ポリビニルアルコール接着剤、ウレタン樹脂接着剤、エポキシ樹脂接着剤等が挙げられる。
前記突板6は木材を刃物で薄く削そぎ取った板をいい、樹種は桐に限らず任意に設定することができる。例えば、スギ、カラマツ、ヒノキ、イチイ等の針葉樹、サクラ、ケヤキ、ブナ、クヌギ、ナラ等の広葉樹が挙げられる。
前記突板6の厚さは好ましくは0.2~0.5mmであり、より好ましくは0.25~0.4mmである。
前記突板接着剤は突板6を積層シート5に接着するために用いられる。突板接着剤はアクリル樹脂接着剤に限らず任意に設定することができる。例えば、エチレン酢酸ビニル樹脂接着剤、酢酸ビニル樹脂接着剤、アクリル樹脂接着剤、ポリビニルアルコール接着剤、ウレタン樹脂接着剤、エポキシ樹脂接着剤等が挙げられる。
前記突板接着剤の有機量は好ましくは15~200g/mであり、より好ましくは25~100g/mであり、最も好ましくは30~60g/mである。
前記突板6の表面には塗装をしても良い。特にクリヤー塗装をすることにより突板6の木目を生かしたまま耐久性を向上させることができる。
前記塗装に用いる塗料は任意に設定することができる。例えば、ウレタン樹脂塗料、アクリル樹脂塗料、メラミン樹脂塗料等が挙げられる。
前記突板に限らず、加飾性フィルム、壁紙、和紙等を設けても良い。また、何も設けずにアルミニウム箔4の外観としても良い。
前記突板6、積層シート5、突板接着剤、表面塗装に用いられる有機量の合計は好ましくは20~400g/mであり、より好ましくは30~300g/m以下であり、最も好ましくは50~250g/m以下である。
前記シート接着剤に用いられる有機量は好ましくは20~400g/mであり、より好ましくは30~300g/m以下であり、最も好ましくは50~250g/m以下である。
前記シート接着剤に用いられる樹脂は任意に設定することができる。例えば、アクリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、レゾシノール樹脂、メラミン樹脂等が挙げられる。また、接着剤に限らず、両面テープ等で固定しても良い。
以上のように構成された建築材料1は以下のように使用される。
(第一使用形態)
長さ1820mm、幅38mm、高さ12mm、厚さ1.2mmの鋼製野縁受7がコンクリート天井面から吊りボルト8によって910mm間隔で平行に天井面全体に設置されている。前記野縁受7には、長さ1820mm、幅25、高さ19mm、厚さ0.5mmの鋼製シングル野縁9及び長さ1820mm、幅50、高さ19mm、厚さ0.5mmの鋼製ダブル野縁10がシングル野縁9、シングル野縁9、ダブル野縁10の順番で303mm間隔に固定されている。前記シングル野縁9及びダブル野縁10には可燃性基材2としての長さ1820mm、幅910mm、厚さ12mmの合板製天井材がビスによって固定されており、該合板には厚さ1mmの積層シート5が1層だけタッカーによって455mm間隔で留められている。該積層シート5の表面には厚さ0.25mmのヒノキ製突板6が突板接着剤としての酢酸ビニル樹脂接着剤により貼付されている。
火災時に天井まで炎が達するか、又は雰囲気温度が木材の発火温度である約260℃を超えると突板6が燃焼して消失する。該突板6が燃焼・消失しても積層シート5のアルミニウム箔4が火災時の炎の輻射熱を反射して熱伝導を抑制する。続いて、ガラス繊維不織布3が対流を遅らせることにより熱伝導を抑制する。アルミニウム箔4とガラス繊維不織布3の積層は1層だけであるが、輻射熱の反射及び対流の遅延が生じ、火災発生後20分間にわたって可燃性基材2としての合板への火災時の燃焼熱の伝導を抑制することができ、該合板の延焼を防止することができる。
前記建築材料1は天井材に限らず壁材、床材、柱材、梁材、扉等の建築材料、椅子、机等の家具等に用いても良い。また、施工方法はそれぞれの材料に適した通常の建築材料の施工方法に準じて施工することができる。
前記突板6は積層シート5にあらかじめ接着して用いても良い。
前記積層シート5は合板にあらかじめ固定して用いても良い。
前記積層シート5は合板と合板の突合せ部(目地)を覆うように設置しても良い。このように構成することにより、火災時の燃焼熱が合板と合板の突合せ部を通して侵入することを抑制することができる。
前記積層シート5を合板の木口を覆うように設けても良い。このように構成することで合板の木口から火災時の燃焼熱が侵入することを抑制することができる。
前記タッカーの留め付け間隔は好ましくは100~1000mm、より好ましくは150~800mm、最も好ましくは200~500mmである。
前記野縁受7の吊りボルト8への固定方法は、吊りボルト8に設けたハンガ等に固定しても良い。
前記野縁受7、シングル野縁9、ダブル野縁10の長さ、幅、高さは任意に設定することができる。
前記野縁は鋼製に限らず通常の野縁に用いられる建築材料を任意に設定することができる。例えば、木製、アルミニウム製、プラスチック製等が挙げられる。また、形状も任意に設定することができる。
前記天井材の野縁への留付方法はビスに限らず、通常の建築材料を任意に設定することができる。例えば釘等が挙げられる。
(第二使用形態)
長さ1820mm、幅67mm、高さ40mm、厚さ0.8mmの鋼製ランナー11がコンクリート天井面12及び床面13に設置されており、該ランナー11には垂直方向に長さ1820mm、幅65mm、高さ45mm、厚さ0.8mmの鋼製スタッド14が303mm間隔で設けられている。該スタッド14にはランナー11に対して平行に長さ1820mm、幅25、高さ10mm、厚さ1.2mmの鋼製振れ止め15がビス留めされており、開口部16のスタッド14及び振れ止め15には開口部16の形状に合わせて幅60、高さ30mm、折り曲げ部10mm、厚さ2.3mmのリップ溝型鋼17が接合されている。前記スタッド14には可燃性基材2としての長さ1820mm、幅910mm、厚さ15mmの合板製壁材がビスによって固定されており、該合板には厚さ1.3mmの積層シート1層がタッカーによって455mm間隔で留められている。該積層シート5の表面には厚さ0.4mmの桐製突板6が両面テープにより貼付されている。
前記第一及び第二使用形態は例であり、本発明の使用形態を限定するものではない。
以下、実施例及び比較例を用いて本発明の効果を説明する。
試験は不燃試験としてISO 5660-1 コーンカロリーメータ法に規定されている発熱性試験を行い、総発熱量と最大発熱速度を測定することにより行った。加熱時間は不燃仕様である20分とした。評価は所定の加熱時間経過時の総発熱量が7.2MJ/m以下であるものを○、8MJ/m以下であるものを△、8MJ/m2超であるものを×とした。また、最大発熱速度については200kW/m2以下であるものを○、200kW/mを超えた時間が10秒以内であるものを△、200kW/mを超えた時間が10秒超であるものを×とした。なお、試験に使用したなお、試験に使用したロックウールシートはロックウール79質量%、パルプ6質量%、ガラス繊維9質量%、ポリビニルアルコール6%のものを使用し、ガラス繊維不織布はガラス繊維87質量%、ポリビニルアルコール13質量%のものを使用した。
試験体の構成及び結果を表1に示す。試験体の構成は、特に指定のない限り上の行から下の行にかけて積層されており、最下行(突板6)側が火災時に加熱を受ける面である。また、実施例のガラス繊維不織布とアルミニウム箔との接着にはポリエチレン樹脂を用い、その有機量は30g/mとした。また、積層シート5と突板6との接着にはエチレン酢酸ビニル共重合樹脂接着剤を用いて、その有機量は30g/mとした。比較例のロックウールシートとアルミニウム箔との接着及び積層シート5と突板6との接着にはアクリル樹脂を用い、それぞれの有機量は45g/mとした。実施例、比較例ともに積層シート5の可燃性基材2への固定はエチレン酢酸ビニル共重合樹脂接着剤を用いて、その有機量は30g/mとした。
Figure 2023002887000002
1 建築材料
2 可燃性基材
3 ガラス繊維不織布
4 アルミニウム箔
5 積層シート
6 突板

Claims (4)

  1. 可燃性基材の片表面にアルミニウム箔とガラス繊維不織布とが積層されていることを特徴とする建築材料。
  2. 可燃性基材、ガラス繊維不織布、アルミニウム箔の順番に積層されていることを特徴とする請求項1に記載の建築材料。
  3. 前記アルミニウム箔の表面に突板が貼り合わせてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建築材料。
  4. 請求項1~請求項3に記載の建築材料に用いる積層シートであって、該シートが厚さ30~200μmのアルミニウム箔と厚さ0.4~2.0mmのガラス繊維不織布とを積層させてあることを特徴とする積層シート。
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