JP2023002241A - 放射線照射装置、放射線撮影装置、コンソール及びプログラム - Google Patents

放射線照射装置、放射線撮影装置、コンソール及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】放射線照射装置と放射線撮影装置が無線通信接続された接続されていない状態であっても、複数のフレーム画像を生成する動態撮影をより好適に行えるようにする。【解決手段】放射線照射装置(照射装置1)は、動態画像データを生成する放射線撮影装置(撮影装置2)と無線通信接続され、放射線撮影装置が発する第1パルス信号及び当該第1パルス信号をカウントアップした第1カウント値と同期した第2パルス信号及び当該第2パルス信号をカウントアップした第2カウント値を生成する信号生成部(照射側制御部11)と、放射線撮影装置から無線送信された放射線照射装置が放射線を照射することを許可する照射許可信号の発信タイミングを示す第1タイミングカウント値と、照射許可信号を受信したタイミングを示す第2タイミングカウント値に基づいて、放射線の照射を開始するか否かを判断する第1判断部(照射側制御部11)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、放射線照射装置、放射線撮影装置、コンソール及びプログラムに関する。
従来、放射線を発生させる放射線照射装置と、受けた放射線に基づく放射線画像の画像データを生成する放射線撮影装置と、を備えた放射線撮影システムを用いて、被検体を一定間隔で連続して撮影を行って複数のフレーム画像を得る動態撮影により、被検体の動的な挙動(動態)を解析し、診断を行っている。
動態撮影においては、放射線照射装置に放射線曝射を示す信号が入力されるタイミングと、それに応じて放射線照射装置から放射線曝射が開始されるタイミングとのずれ(放射線曝射開始遅延時間)が発生し得る。また、放射線照射装置に放射線曝射の停止を示す信号が入力されるタイミングと、それに応じて放射線照射装置からの放射線曝射が停止されるタイミングとのずれ(放射線曝射停止遅延時間)が発生し得る。これらの遅延時間が撮影される画像の画像品質に影響を及ぼし得る。
これに関して、特許文献1には、X線曝射を示す信号入力から実際にX線が曝射されるまでのX線曝射開始遅延時間、及びX線曝射の停止を示す信号入力から実際にX線曝射が停止するまでのX線曝射停止遅延時間を測定し、当該遅延時間に基づいてX線曝射を制御する制御装置について記載されている。
特許第5597055号公報
ところで、放射線照射装置と放射線撮影装置が無線通信接続された状態で、互いに同期をとって動作する放射線撮影システムにおいては、放射線撮影装置が画像の生成を開始したタイミングから放射線照射装置が放射線の曝射を開始するタイミングまでの曝射許可通知遅延時間と、放射線照射装置が放射線の曝射を停止したタイミングから放射線撮影装置が画像の生成を終了するタイミングまでの曝射停止通知遅延時間が発生し得る。曝射許可通知遅延時間及び曝射停止通知遅延時間は、放射線照射装置と放射線撮影装置が無線通信接続されているので、通信環境によって不安定となる。
特に、曝射許可通知遅延時間が長くなると、予定したフレーム数の動態撮影ができなくなるケースがあり、動態撮影を好適に実施できなくなる。
特許文献1に記載された制御装置では、曝射許可通知遅延時間及び曝射停止通知遅延時間についての記載がないため、上記した課題を解決することはできない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、放射線を発生させる放射線照射装置と、放射線画像を生成する放射線撮影装置と、が無線通信接続された状態であっても、複数のフレーム画像を生成する動態撮影をより好適に行えるようにすることを目的とする。
前記の問題を解決するため、請求項1に記載の発明の放射線照射装置は、
動態画像データを生成する放射線撮影装置と無線通信接続され、被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置であって、
前記放射線撮影装置が発する第1パルス信号及び当該第1パルス信号をカウントアップした第1カウント値と同期した第2パルス信号及び当該第2パルス信号をカウントアップした第2カウント値を生成する信号生成部と、
前記放射線撮影装置から無線送信された前記放射線照射装置が放射線を照射することを許可する照射許可信号の発信タイミングを示す第1タイミングカウント値と、前記照射許可信号を受信したタイミングを示す第2タイミングカウント値との差である遅延時間に基づいて、放射線の照射を開始するか否かを判断する第1判断部と、
を備える。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の放射線照射装置において、
前記第1判断部は、前記第2タイミングカウント値が、前記第1タイミングカウント値に前記放射線撮影装置が前記動態画像データの生成を開始した時から前記放射線照射装置が放射線を照射するまでの上限時間に対応する第3タイミングカウント値を加えた値以下である場合に、放射線の照射を開始すると判断する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の放射線照射装置において、
前記第1判断部は、前記放射線撮影装置から無線送信された前記放射線撮影装置が前記動態画像データの生成を開始するタイミングを示す第4タイミングカウント値と前記第2タイミングカウント値のどちらが大きいかを判断し、前記第4タイミングカウント値が前記第2タイミングカウント値より大きい場合、前記第2カウント値が前記第4タイミングカウント値に達したときに放射線の照射を開始すると判断する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の放射線照射装置において、
放射線の照射を開始したタイミングの情報を所定の外部装置に送信する第1送信部を備える。
また、請求項5に記載の発明の放射線撮影装置は、
請求項4に記載の放射線照射装置と通信接続される放射線撮影装置において、
前記放射線の照射を開始したタイミングの情報に基づいて、生成した動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する第1特定部を備える。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の放射線撮影装置において、
光、音、および振動のいずれかにより報知する第1報知部と、
前記第1特定部により前記露光画像データを特定できたか否かを判断する第1特定判断部と、
前記第1特定判断部による判断結果に基づいて、前記第1報知部により報知する第1報知制御部と、を備える。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の放射線撮影装置において、
前記第1特定判断部による判断結果を所定の外部装置に送信する第2送信部を備える。
また、請求項8に記載の発明の放射線撮影装置は、
被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置と無線通信接続され、動態画像データを生成する放射線撮影装置であって、
前記放射線照射装置が放射線の照射を開始したタイミングの情報を所定期間内に受信したかを判断する第2判断部と、
前記第2判断部により前記所定期間内に、前記放射線の照射を開始したタイミングの情報を受信したと判断された場合、前記放射線の照射を開始したタイミング以降に生成した動態画像データを所定の外部装置に送信し、前記所定期間内に、前記放射線の照射を開始したタイミングの情報が受信されないと判断された場合に、動態画像データの生成を開始したタイミング以降に生成した動態画像データ、及び前記動態画像データに未露光画像データが含まれる情報を所定の外部装置に送信する第3送信部と、を備える。
また、請求項9に記載の発明は、請求項5から8のいずれか一項に記載の放射線撮影装置は、
回診車に収納することが可能であって、可搬型である。
また、請求項10に記載の発明のコンソールは、
請求項1から4のいずれか一項に記載の放射線照射装置と通信接続されるコンソールにおいて、
前記放射線撮影装置から送信された動態画像データ内の信号値の増減、あるいは形状に基づいて、当該動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する第2特定部を備える。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のコンソールにおいて、
光、音、および振動のいずれかにより報知する第2報知部と、
前記第2特定部により前記露光画像データを特定できたか否かを判断する第2特定判断部と、
前記第2特定判断部による判断結果に基づいて、前記第2報知部により報知する第2報知制御部と、を備える。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載のコンソールにおいて、
前記第2報知制御部は、前記放射線撮影装置から送信される、前記放射線撮影装置において露光画像データを特定できたか否かを判断した判断結果に基づいて、前記第2報知部により報知する。
また、請求項13に記載の発明のプログラムは、
動態画像データを生成する放射線撮影装置と無線通信接続され、被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置のコンピューターを、
前記放射線撮影装置が発する第1パルス信号及び当該第1パルス信号をカウントアップした第1カウント値と同期した第2パルス信号及び当該第2パルス信号をカウントアップした第2カウント値を生成する信号生成部、
前記放射線撮影装置から無線送信された前記放射線照射装置が放射線を照射することを許可する照射許可信号の発信タイミングを示す第1タイミングカウント値と、前記照射許可信号を受信したタイミングを示す第2タイミングカウント値との差である遅延時間に基づいて、放射線の照射を開始するか否かを判断する第1判断部、
として機能させる。
本発明によれば、放射線を発生させる放射線照射装置と、放射線画像を生成する放射線撮影装置と、が無線通信接続された状態であっても、複数のフレーム画像を生成する動態撮影をより好適に行うことができる。
本発明の実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成を示すブロック図である。 図1の放射線撮影システムが備える放射線照射装置の具体的構成を示すブロック図である。 図1の放射線撮影システムが備える放射線撮影装置の具体的構成を示すブロック図である。 図1の放射線撮影システムを用いて構成した回診撮影システムの一例を示すブロック図である。 回診撮影システムにおける動態撮影の一例を示す図である。 同期処理を示すフローチャートである。 動態撮影処理を示すフローチャートである。 変形例1の動態撮影処理を示すフローチャートである。 変形例2の動態撮影処理を示すフローチャートである。 変形例3の動態撮影処理を示すフローチャートである。 変形例4の動態撮影処理を示すフローチャートである。 変形例5の動態撮影処理を示すフローチャートである。 変形例6の動態撮影処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明の技術的範囲は、図面に例示したものに限定されるものではない。
<1.放射線撮影システム>
初めに、本実施形態の放射線撮影システム(以下撮影システム100)の概略について説明する。図1は、撮影システム100の概略構成を表すブロック図である。
〔1-1.放射線撮影システムの概略構成〕
本実施形態の撮影システム100は、図1に示すように、放射線照射装置(以下照射装置1)と、一又は複数の放射線撮影装置(以下撮影装置2)と、外部インターフェース(以下、外部IF)と、を備えて構成されている。
(放射線照射装置)
照射装置1は、放射線R(例えば、X線)を発生させ、その放射線Rを被検体及びその背後に配置される撮影装置2へ照射するものであり、放射線制御装置(以下制御装置1a)と、管球1bと、を備えて構成されている。
この制御装置1aの具体的構成については後述する。
(放射線撮影装置)
撮影装置2は、照射装置1から放射線Rを受けることで画像データを生成するものであり、照射装置1と通信することが可能となっている。
この撮影装置2の具体的構成についても後述する。
(外部インターフェース)
外部IFは、例えば、照射装置1と、撮影装置2と、を通信可能に接続するものである。
外部IFは、例えば、通信ケーブル3、撮影装置2を差し込むクレードル、後述する撮影装置2を収納する回診車の収納部7等で構成されている。
また、外部IFは、必要に応じて照射装置1及び撮影装置2のうちの少なくとも一方の装置との接続を解除(例えば、抜去)することが可能となっている。
〔1-2.放射線撮影システムの概略動作〕
このように構成された本実施形態の撮影システム100は、照射装置1から、当該照射装置1と撮影装置2との間に配置された被検体へ放射線Rを照射することにより、被検体の撮影を行うことが可能となっている。
また、本実施形態に係る撮影システム100は、動画の撮影(以下、動態撮影)を行うことが可能となっている。すなわち、一回の撮影操作(後述する曝射スイッチ6aの押下)に基づいて、照射装置1が予め設定された時間幅のパルス状の放射線Rを一定間隔で複数回連続して発生させるとともに、撮影装置2が動画を構成する複数のフレーム画像を生成することが可能となっている。動態撮影には動画撮影が含まれるが、動画を表示しながら静止画を撮影するものは含まれない。また、動態撮影により得られた一連の画像を動態画像と呼ぶ。動態画像には、動画が含まれるが、動画を表示しながら静止画を撮影して得られた画像は含まれない。
また、この撮影システム100は、放射線科情報システム(Radiology Information System:RIS)、画像保存通信システム(Picture Archiving and Communication System:PACS)等の他のシステムや、解析装置と通信可能に構成することもできる。
<2.放射線照射装置>
次に、照射装置1が備える制御装置1aの詳細について説明する。図2は、制御装置1aの具体的構成を表すブロック図である。
〔2-1.放射線照射装置の具体的構成〕
制御装置1aは、図2に示すように、照射側制御部11、高電圧発生部12、記憶部13、照射側インターフェース部(以下照射側IF部14)等で構成されている。
また、制御装置1aの各部11~14は、図示しない電源ケーブル又は内蔵電源によって電力の供給を受けることが可能となっている。
照射側制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備え、照射装置1の各部12~14の動作を統括的に制御するように構成されている。
また、照射側制御部11は、発振器(以下、照射側発振器11a)を備えている。照射側発振器11aは、電源がオンにされると所定周期のクロックを生成する水晶発振子やセラミック発振子等で構成することができる。
照射側制御部11は、照射側発振器11aが生成するクロックを用いて、定期的に計時情報を生成する機能を有している。ここで生成される計時情報には、例えば、タイミング信号(第2パルス信号)や時刻情報が含まれる。タイミング信号は、一又は複数のクロックが生成される度に出力されるパルス状の信号等を指す。時刻情報は、第2パルス信号をカウントアップするカウント値(第2カウント値)等を指す。
また、照射装置1の各部11~14は、照射側発振器11aが生成するクロックを基に動作する。
また、照射側発振器11aは、必要とされる精度等の目的に応じて複数の発振器を使い分けてもよい。
また、照射側制御部11は、後述する同期処理を実行することにより、タイミング信号及びカウント値を撮影装置2と同期する。つまり、照射側制御部11は、放射線撮影装置(撮影装置2)が発する第1パルス信号(後述)及び当該第1パルス信号をカウントアップした第1カウント値(後述)と同期した第2パルス信号及び当該第2パルス信号をカウントアップした第2カウント値を生成する。このとき、照射側制御部11は信号生成部として機能する。
また、照射側制御部11は、後述する動態撮影処理を実行することにより、放射線撮影装置(撮影装置2)から無線送信された放射線照射装置(照射装置1)が放射線を照射することを許可する照射許可信号の発信タイミングを示す第1タイミングカウント値と、照射許可信号を受信したタイミングを示す第2タイミングカウント値との差である遅延時間に基づいて、放射線の照射を開始するか否かを判断する。このとき、照射側制御部11は第1判断部として機能する。
また、照射側制御部11は、後述する動態撮影処理を実行することにより、放射線の照射を開始したタイミングの情報を所定の外部装置に送信する。このとき、照射側制御部11は第1送信部として機能する。
高電圧発生部12は、照射側制御部11からタイミング信号を受信したことに基づいて、予め設定された撮影条件(例えば撮影モード(静止画撮影、動態撮影)、撮影対象部位、体格等の被検体に関する条件や、管電圧や管電流、照射時間、電流時間積等の放射線Rの照射に関する条件)に応じた電圧を管球1bに印加するようになっている。
撮影条件に含まれる撮影モードとは、例えば静止画撮影や動態撮影といった撮影方法に関する情報である。撮影システム100は、予め撮影モードを設定できるようになっており、高電圧発生部12は、撮影モードの設定に応じて撮影モードに適した動作を行う。
撮影条件に動態撮影が含まれている場合には、タイミング信号を受信する度にパルス状の電圧を所定間隔で繰り返し印可するようになっている。
管球1bは、高電圧発生部12から電圧が印加されると、印加された電圧に応じた線量の放射線Rを発生させる。具体的には、高電圧発生部12からパルス状の電圧が印加されればパルス状の放射線Rを照射する。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体メモリー等により構成され、各種処理プログラム、及び当該処理プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。
また、記憶部13は、照射側制御部11が行う処理の過程で生成された各種データ(例えば計時情報等)を記憶することが可能となっている。
照射側IF部14は、外部IFと接続可能で、各種情報(信号やデータ)の送信と受信を行うことが可能に構成されている。
具体的には、通信ケーブル3を差し込むためのコネクター等で構成することができる。
〔2-2.放射線照射装置の具体的動作〕
このように構成された照射装置1の照射側制御部11は、記憶部13に記憶されたプログラムに従って以下のような動作をする。
例えば、照射側制御部11は、各種撮影条件(撮影モード(静止画撮影、動態撮影)、撮影対象部位、体格等の被検体に関する条件や、管電圧や管電流、照射時間、電流時間積、フレームレート等の放射線Rの照射に関する条件)を設定する。
また、照射側制御部11は、照射許可信号を受信したことに基づいて、高電圧発生部12を制御し、曝射(放射線の照射)を開始する。
撮影条件に動態撮影が含まれている場合には、フレームレートに応じた周期で曝射を実施する。
<3.放射線撮影装置の構成>
次に、上記撮影システム100が備える撮影装置2の具体的構成について説明する。図3は、撮影装置2の具体的構成を表すブロック図である。
〔3-1.放射線撮影装置の具体的構成〕
本実施形態に係る撮影装置2は、図示しない筐体の他、図3に示すように、撮影側制御部21、放射線検出部22、読み出し部23、記憶部24、撮影側インターフェース部(以下撮影側IF部25)等を備えている。
また、撮影装置2の各部21~25は、図示しない電源ケーブル又は内蔵電源によって電力の供給を受けることが可能となっている。
撮影側制御部21は、CPU、RAM等で撮影装置2の各部22~25の動作を統括的に制御するように構成されている。
また、撮影側制御部21は、発振器(以下、撮影側発振器21a)を備えている。撮影側発振器21aは、電源がオンにされると所定周期のクロックを生成する水晶発振子やセラミック発振子等で構成することができる。
撮影側制御部21は、撮影側発振器21aが生成するクロックを用いて、定期的に計時情報を生成する機能を有している。ここで生成される計時情報には、例えば、タイミング信号(第1パルス信号)や時刻情報が含まれる。タイミング信号は、一又は複数のクロックが生成される度に出力されるパルス状の信号等を指す。時刻情報は、第1パルス信号をカウントアップするカウント値(第1カウント値)等を指す。ここで生成される計時情報の形式は、照射装置1が生成する計時情報と合わせるのが好ましい。
また、撮影装置2の各部21~25は、撮影側発振器21aが生成するクロックを基に動作する。
また、撮影側発振器21aは、必要とされる精度等の目的に応じて複数の発振器を使い分けてもよい。
また、撮影側制御部21は、後述する動態撮影処理を実行することにより、放射線の照射を開始したタイミングの情報に基づいて、生成した動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する。このとき、撮影側制御部21は第1特定部として機能する。
放射線検出部22は、外部から受けた放射線Rの線量に応じた電荷を直接的又は間接的に発生させる放射線検出素子、及び各放射線検出素子と配線との間に設けられ放射線検出素子と配線との間の通電が可能なオン状態又は通電が不能なオフ状態に切り替え可能なスイッチ素子を有する画素が二次元状に複数配列された基板を有するものであればよく、従来公知のものを用いることができる。
すなわち、撮影装置2は、シンチレーターを備え、シンチレーターが放射線Rを受けることで発した光を検出するいわゆる間接型のものであってもよいし、シンチレーター等を介さずに放射線Rを直接検出するいわゆる直接型のものであってもよい。
読み出し部23は、複数の放射線検出素子にそれぞれ蓄積された(放射線検出素子が発生させた)電荷の量に応じた信号値を読み出し、各信号値を基に放射線画像の画像データを生成することが可能に構成されていればよく、従来公知のものを用いることができる。
記憶部24は、HDDや半導体メモリー等により構成され、各種画像処理プログラムを含む各種処理プログラム、当該プログラムの実行に必要なパラメーターやファイル等を記憶している。
また、記憶部24は、撮影側制御部21が行う処理の過程で生成された各種データ(例えば計時情報等)を記憶することが可能となっている。
撮影側IF部25は、外部IFと接続可能で、各種情報(信号やデータ)の送信と受信を行うことが可能に構成されている。
具体的には、通信ケーブル3を差し込むためのコネクター等で構成することができる。
なお、撮影装置2を、内蔵電源から電力の供給を受けるように構成する場合、内蔵電源は、リチウムイオンキャパシタ(LiC)としてもよいし、リチウムイオンバッテリー(LiB)としてもよいし、その他の電源としてもよい。
リチウムイオンキャパシタは、急速充電が可能で、発火しないため、撮影(例えば、回診撮影)を終えた後、短い時間で次の撮影を行うことができる。
一方、リチウムイオンバッテリーは、安価で容量が大きいため、撮影装置2の製造コストを下げることができるとともに充電の回数を減らすことができる。
いずれの構成としても、複数回の撮影をこなす上で好ましい。
〔3-2.放射線撮影装置の具体的動作〕
このように構成された撮影装置2の撮影側制御部21は、記憶部24に記憶されたプログラムに従って以下のような動作をする。
例えば、撮影側制御部21は、撮影装置2の状態を、「初期化状態」、「蓄積状態」、「読み出し・転送状態」のうちのいずれかの状態に切り替える機能を有している。
「初期化状態」は、各スイッチ素子にオン電圧が印加され、放射線検出素子が発生させた電荷が各画素に蓄積されない(電荷が信号線に放出される)状態である。
「蓄積状態」は、各スイッチ素子にオフ電圧が印加され、放射線検出素子が発生させた電荷が画素内に蓄積可能となる(電荷が信号線に放出されない)状態である。
「読み出し・転送状態」は、各スイッチ素子にオン電圧が印加されるとともに、読み出し部23が駆動して、流れ込んできた電荷に基づく信号値を読出すことが可能な状態である。
なお、動態撮影を行う前に上記初期化状態とする動作の繰り返しは、多くの電力を消費する。
そこで、撮影装置2は、ユーザーにより所定操作がなされたことを契機として動態撮影前の初期化状態とする動作の繰り返しを開始するようになっていてもよいし、ワークフロー相当の時間をwaitとして設定しておき、wait経過後に自動的に開始するようになっていてもよい。
このようにすれば、一連のワークフローの中で、電力の消費を抑えることができる。
<4.回診撮影システム>
次に、上記撮影システム100を用いて構成した回診撮影システム100Aの詳細について説明する。図4は回診撮影システム100Aの一例を示すブロック図である。
〔4-1.背景〕
病院の撮影室に設置されている撮影台を用いて撮影を行う場合、撮影台に設置された撮影装置2には通信ケーブルや電源ケーブルを接続し、照射装置1との間で情報の送受信や、撮影装置2への電力の供給等を行うことができる。
例えば、上記撮影装置2との接続に通信ケーブルを用いる場合、通信ケーブルの制御信号にパルス信号やタイミング信号を含ませることで、照射装置1と撮影装置2のタイミングを合わせて撮影することが可能となる。
しかし、例えば撮影室における撮影でも、車椅子やベッドに乗せたままの状態で撮影を行わなければならない場合があり、そのような場合に撮影装置2に通信ケーブルを接続したままの撮影では、
・通信ケーブルが邪魔になる
・通信ケーブルが抜けて通信不能になる危険性がある
・通信ケーブルが被検体に触れるので衛生面で問題がある
といった問題があり、通信ケーブルを用いない撮影を行いたい、といった要望があった。
一方、回診撮影システム100Aで移動して撮影を行う場合には、被検体が療養している病棟にて撮影を行うこととなる。この場合には被検体が寝ているベッドにて撮影することとなり、収納部7から撮影装置2を取り出し、被検体とベッドとの間に撮影装置2を入れて撮影を行う必要がある。この場合、上記撮影室で撮影を行う場合以上に、通信ケーブルが邪魔になる、通信ケーブルが抜けて通信不能になる危険性がある、通信ケーブルが被検体に触れるので衛生面で問題がある、といった問題があり、通信ケーブルを用いない撮影を行いたいといった要望があった。
特に、CR(Computed Radiography)を用いた撮影では、撮影時に通信ケーブルが不要であったため、撮影装置2を用いた撮影においても、CRと同等の操作の容易性を得るために通信ケーブルを用いない撮影を行いたいといった要望があった。
そこで、上記のように構成された本実施形態の撮影システム100を、回診撮影システム100Aとして用いることも可能である(勿論、病院の撮影室等に据え付けて用いることも可能である)。
〔4-2.回診撮影システムの具体的構成〕
回診撮影システム100Aは、図4に示すように、回診車1Aと、上記撮影装置2と、で構成されている(図4では管球1bの図示を省略)。
回診車1Aは、上記制御装置1aの他、コンソール5と、操作盤6と、収納部7と、充電部8と、アクセスポイント9と、図示しない車輪を備え、移動可能に構成されている。
コンソール5は、他のシステム(HIS、RIS等)から取得した撮影オーダー、又はユーザー(例えば放射線技師)によって操作盤6になされた操作に基づいて、制御装置1a及び撮影装置2のうちの少なくとも一方の装置に、撮影条件(撮影モード(静止画撮影、動態撮影)、管電圧、管電流と照射時間又は電流時間積(mAs値)、撮影部位、撮影方向等)を設定することが可能となっている。
また、コンソール5は、撮影装置2が生成した放射線画像の画像データを取得し、それを自身に保存したり、他の装置(PACS、動態解析装置等)へ送信したりすることが可能となっている。
また、コンソール5は、後述する動態撮影処理を実行することにより、放射線撮影装置(撮影装置2)から送信された動態画像データ内の信号値の増減、あるいは形状に基づいて、当該動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する。このとき、コンソール5は第2特定部として機能する。
操作盤6は、曝射スイッチ6aを備えている。
そして、曝射スイッチ6aが押下されたことに基づいて、コンソール5は、撮影開始信号を制御装置1aに送信するようになっている。すなわち、曝射スイッチ6aの押下が曝射開始操作である。また、曝射スイッチ6aが解放されたことに基づいて、コンソール5は、撮影停止信号を制御装置1aに送信するようになっている。すなわち、曝射スイッチ6aの解放が曝射停止操作である。
収納部7は、撮影装置2を収納可能に構成されている。
また、収納部7は、撮影装置2が収納されたときに撮影側IF部25と接続される外部IFを有する。具体的には、収納部7の内部における撮影側IF部25と対向する箇所に、通信ケーブル3の先端部が取り付けられている。
充電部8は、撮影装置2の内蔵電源を充電するためのものである。
充電部8は、外部電源(例えば病院のコンセント)から電力の供給を受けて充電するものであってもよいし、回診車1Aが備える電源から電力の供給を受けて充電するものであってもよいし、自らが有する電源を用いて充電するものであってもよい。
アクセスポイント9は、無線LAN(Local Area Network)等を用いて、撮影装置2との無線通信を行う。
<5.回診撮影システムを用いた動態撮影>
〔5-1.動態撮影動作〕
次に、図5に示す回診撮影システム100Aが行う動態撮影動作について説明する。
まず、回診撮影システム100Aにおいて、ユーザーによって曝射開始操作である曝射スイッチ6aの押下がなされると、制御装置1aから撮影装置2に曝射許可要求が送信され、撮影装置2において画像データ生成が開始される。この時のタイミングをT1とする。
次に、撮影装置2から制御装置1aに照射許可信号である曝射許可通知が送信され、制御装置1aは曝射を開始する。この時のタイミングをT2とする。
ここで、T1~T2を曝射許可通知遅延時間とする。当該曝射許可通知遅延時間において、曝射が行われていない状態で生成された画像データである未露光画像データが生成される。
その後、ユーザーが撮影することのできる上限数である撮影可能数を撮り切る前に、ユーザーによって曝射停止操作である曝射スイッチ6aの解放がなされると、制御装置1aは曝射を停止し、撮影装置2に照射停止信号である曝射停止通知を送信する。この時のタイミングをT3とする。
次に、撮影装置2は、受信した曝射停止通知に基づいて画像データの生成を停止する。この時のタイミングをT4とする。
ここで、T3~T4を曝射停止通知遅延時間とする。当該曝射停止通知遅延時間において、未露光画像データが生成される。
回診撮影システム100Aにおいて生成できる画像データ数は、撮影装置2の記憶部24の記憶領域や、経時によるノイズ影響などの設計上の制約による上限がある。生成できる画像データ数が上限に達し、画像データが生成できない状態で、曝射が行われると無駄被ばくとなる。そこで、無駄被ばくを防ぐために、撮影可能数と曝射許可通知遅延時間に生成される未露光画像データ数を合わせた数が、設計上の制約による生成画像データ数の上限数である撮影上限数以下である必要がある。
また、診断に用いるための診断画像として、曝射が行われている状態で生成された露光画像データのみを取得する必要があり、また、動態画像の解析を行う動態解析装置において、動態画像を正しく解析するためにも、露光画像データのみを取得する必要があるため、撮影装置2で生成された画像データの中から露光画像データを特定することが必要である。
上記要求を実現するために、回診撮影システム100Aにおいて、図6~図13に示す処理が実行される。
〔5-2.同期処理〕
まず、ユーザーが、制御装置1aの照射側制御部11及び撮影装置2の撮影側制御部21による計時開始の契機となる動作を行う(例えば回診撮影システム100Aの各機器の電源をオンにする等)。すると、照射側制御部11及び撮影側制御部21がそれぞれ計時を開始する。このとき、各機器の電源がオンにされるタイミングが異なれば、照射側制御部11の計時開始タイミングと撮影側制御部21の計時開始タイミングも異なることとなり、制御装置1aによる計時情報の生成タイミングと撮影装置2による計時情報の生成タイミングは、この段階では異なることとなる。
ここで、撮影装置2を収納部7に収納し、制御装置1aの照射側IF部14と撮影装置2の撮影側IF部25とを接続すると、制御装置1a、撮影装置2及びコンソール5において、図6に示す同期処理が開始される。
同期処理において、まず、コンソール5は、計時情報同期指示を撮影装置2に送信する(ステップA1)。
次に、計時情報同期指示を受信した撮影側制御部21は、計時情報同期開始要求を制御装置1aに送信する(ステップA2)。
次に、計時情報同期開始要求を受信した照射側制御部11は、時刻情報であるカウント値を初期化し、生成した計時情報を撮影装置2に送信する(ステップA3)。
次に、計時情報を受信した撮影側制御部21は、当該計時情報の受信時における自身の計時情報を、受信した計時情報に基づいて同期する(ステップA4)。具体的には、撮影側制御部21は、制御装置1aが送信してくるタイミング信号に基づいて、立ち上がりのタイミングがタイミング信号と等しいコピー信号を生成し、また、カウント値を同期する。
なお、当該コピー信号は立ち下がりのタイミングを起点としてもよいし、必要とされる精度以内の誤差を含んでいてもよい。
つまり、照射側制御部11と撮影側制御部21は、同じタイミングで同じカウント値の計時情報を生成するようになる。
次に、撮影側制御部21は、計時情報同期完了通知をコンソール5に送信する(ステップA5)。
次に、コンソール5は、計時情報同期完了通知を受信し、処理を終了する。
その後、ユーザーが、照射側IF部14と撮影側IF部25との接続を解除する(撮影装置2を撮影位置へ移動させる)と、撮影装置2は独自に計時を行う。このとき、制御装置1aと撮影装置2の計時情報は同期されている状態である。
〔5-3.動態撮影処理〕
次に、制御装置1a、撮影装置2及びコンソール5において実行される、図7に示す動態撮影処理について説明する。制御装置1aと撮影装置2の計時情報が同期している状態の回診撮影システム100Aにおいて、ユーザーによって曝射スイッチ6aの押下がなされると、当該動態撮影処理が実行される。
動態撮影処理において、まず、コンソール5は、撮影開始信号を制御装置1aに送信する(ステップB1)。
次に、撮影開始信号を受信した照射側制御部11は、曝射許可要求を撮影装置2に送信する(ステップB2)。
次に、曝射許可要求を受信した撮影側制御部21は、画像データの生成を開始する。そして、撮影側制御部21は、画像データ生成開始時のカウント値n1(第1タイミングカウント値)に、曝射許可通知遅延時間の上限時間に対応するカウント値m(第3タイミングカウント値)を加えたN1(=n1+m)の情報を、曝射許可通知とともに制御装置1aに送信する(ステップB3)。当該曝射許可通知遅延時間の上限時間は、撮影上限数と撮影可能数に基づいて、予め設定されている。
次に、曝射許可通知とN1の情報を受信した照射側制御部11は、曝射許可通知受信時のカウント値n2(第2タイミングカウント値)は、N1以下であるか否かを判断する(ステップB4)。
n2がN1以下である場合(ステップB4;YES)、照射側制御部11は、高電圧発生部12を制御し、曝射を開始する(ステップB5)。
また、n2がN1より大きい場合(ステップB4;NO)、照射側制御部11は、曝射を不許可とし(ステップB6)、本処理を終了する。
これにより、曝射許可通知遅延時間に生成される画像データ数(n2-n1)は、曝射許可通知遅延の上限時間に対応するカウント値m以下となる。つまり、撮影可能数と曝射許可通知遅延時間に生成された画像データ数を合わせた数が、撮影上限数以下となり、無駄被ばくを防ぐことができる。
ステップB5後に、照射側制御部11は、放射線の照射を開始したタイミングの情報としてn2の情報を撮影装置2に送信する(ステップB7)。
次に、n2の情報を受信した撮影側制御部21は、n2以降に生成した画像データをコンソール5に順次送信する(ステップB8)。
次に、コンソール5は、撮影可能数を撮り切る前に、ユーザーによって曝射スイッチ6aは解放されたか否かを判断する(ステップB9)。
曝射スイッチ6aが解放されていない場合(ステップB9;NO)、コンソール5は、本処理をステップB9に移行する。
曝射スイッチ6aが解放された場合(ステップB9;YES)、コンソール5は、撮影停止信号を制御装置1aに送信する(ステップB10)。
次に、撮影停止信号を受信した照射側制御部11は、高電圧発生部12を制御し、曝射を停止する(ステップB11)。
次に、照射側制御部11は、曝射停止通知とともに、曝射停止時のカウント値n3の情報を撮影装置2に送信する(ステップB12)。
曝射停止通知とn3の情報を受信した撮影側制御部21は、画像データの生成を終了し、n3までに生成した画像データをコンソール5に送信し(ステップB13)、本処理を終了する。ここで、撮影側制御部21は、n2~n3に生成された画像データを露光画像データであると特定する。
(変形例1)
次に、上記実施形態の変形例1について説明する。
図8は、本変形例の動態撮影処理を示すフローチャートである。以下では、上記実施形態との差異を中心に説明する。本変形例の回診撮影システム100Aの構成は、上記実施形態の回診撮影システム100Aと同一である。
図8に示す本変形例の動態撮影処理において、まず、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB1と同様のステップC1を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB2と同様のステップC2を実施する。
次に、撮影側制御部21は、所定時間経過後に画像データの生成を開始するとする。当該所定時間後のカウント値はna(第4タイミングカウント値)である。また、当該所定時間は、曝射許可通知遅延時間の平均値等に設定すればよい。そして、撮影側制御部21は、naの情報と、当該naに、曝射許可通知遅延時間の上限時間に対応するカウント値mを加えたN2(=na+m)の情報を、曝射許可通知とともに制御装置1aに送信する(ステップC3)。
次に、naの情報、N2の情報、及び曝射許可通知を受信した照射側制御部11は、曝射許可通知受信時のカウント値であるn2は、na未満か否かを判断する(ステップC4)。
n2がna未満である場合(ステップC4;YES)、照射側制御部11は、カウント値はnaになったか否かを判断する(ステップC5)。
カウント値がnaになっていない場合(ステップC5;NO)、照射側制御部11は、本処理をステップC5に移行する。つまり、照射側制御部11は、カウント値がnaになるまで待機する。
カウント値がnaになった場合(ステップC5;YES)、照射側制御部11は、高電圧発生部12を制御し、曝射を開始する(ステップC6)。また、同時に撮影側制御部21は、画像データの生成を開始し、生成した画像データをコンソール5に順次送信する(ステップC7)。
また、n2がna未満でない場合(ステップC4;NO)、照射側制御部11は、n2は、N2以下であるか否かを判断する(ステップC8)。
n2がN2以下である場合(ステップC8;YES)、照射側制御部11は、本処理をステップC6に移行する。この場合、次に、照射側制御部11は、放射線の照射を開始したタイミングの情報としてn2の情報を撮影装置2に送信する。その後、ステップC7の代わりに、n2の情報を受信した撮影側制御部21は、n2以降に生成した画像データをコンソール5に順次送信する。
また、n2がN2より大きい場合(ステップC8;NO)、照射側制御部11は、曝射を不許可とし(ステップC9)、本処理を終了する。
ステップC7後、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB9、B10と同様のステップC10、C11を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB11、B12と同様のステップC12、C13を実施する。
次に、撮影側制御部21は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB13と同様のステップC14を実施し、本処理を終了する。
ここで、撮影側制御部21は、na~n3(n2≦naの場合)、あるいはn2~n3(n2>naの場合)に生成された画像データを露光画像データであると特定する。
変形例1の動態撮影処理において、n2がna未満である場合、曝射許可通知遅延時間に未露光画像データが生成されることを防ぐことができる。
(変形例2)
次に、上記実施形態の変形例2について説明する。
図9は、本変形例の動態撮影処理を示すフローチャートである。以下では、上記実施形態との差異を中心に説明する。本変形例の回診撮影システム100Aの構成は、上記実施形態の回診撮影システム100Aと同一である。
本変形例の動態撮影処理では、露光画像データの特定を、画像データ生成終了後にコンソール5が実施する。
図9に示す本変形例の動態撮影処理において、まず、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB1と同様のステップD1を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB2と同様のステップD2を実施する。
次に、撮影側制御部21は、画像データの生成を開始する。そして、撮影側制御部21は、画像データ生成開始時のカウント値n1に、曝射許可通知遅延時間の上限時間に対応するカウント値mを加えたN1(=n1+m)の情報を、曝射許可通知とともに制御装置1aに送信する。そして、撮影側制御部21は、生成した画像データをコンソール5に順次送信する(ステップD3)。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB4~B6と同様のステップD4~D6を実施する。
次に、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB9、B10と同様のステップD7、D8を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB11と同様のステップD9を実施する。
次に、照射側制御部11は、曝射停止通知を撮影装置2に送信する(ステップD10)。
曝射停止通知を受信した撮影側制御部21は、画像データの生成を終了し、生成した画像データをコンソール5に送信する(ステップD11)。
次に、コンソール5は、曝射を実施したカウント値の範囲の送信要求を、制御装置1aに送信する(ステップD12)。
次に、照射側制御部11は、曝射を実施したカウント値の範囲を、コンソール5に送信する(ステップD13)。
次に、コンソール5は、受信した曝射を実施したカウント値の範囲に基づいて、撮影装置2から送信された画像データの中から露光画像データを特定(ステップD14)し、本処理を終了する。
(変形例3)
次に、上記実施形態の変形例3について説明する。
図10は、本変形例の動態撮影処理を示すフローチャートである。以下では、上記実施形態との差異を中心に説明する。
本変形例の回診撮影システム100Aの撮影装置2は、放射線を検出する放射線センサーを備え、当該放射線センサーの検出値の増減に応じて、未露光画像データと露光画像データを特定する。
また、撮影装置2は、読み出し部23で読み出された信号値の増減に応じて、未露光画像データと露光画像データを特定してもよい。
また、撮影装置2は、生成された画像データ内の形状に応じて、未露光画像データと露光画像データを特定してもよい。
図10に示す本変形例の動態撮影処理において、まず、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB1と同様のステップE1を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB2と同様のステップE2を実施する。
次に、撮影側制御部21は、画像データの生成を開始する。そして、撮影側制御部21は、画像データ生成開始時のカウント値n1に、曝射許可通知遅延時間の上限時間に対応するカウント値mを加えたN1(=n1+m)の情報を、曝射許可通知とともに制御装置1aに送信する。そして、撮影側制御部21は、生成した画像データのうち、上記特定方法により露光画像データと特定した画像データをコンソール5に順次送信する(ステップE3)。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB4~B6と同様のステップE4~E6を実施する。
次に、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB9、B10と同様のステップE7、E8を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB11と同様のステップE9を実施する。
次に、照射側制御部11は、曝射停止通知を撮影装置2に送信する(ステップE10)。
曝射停止通知を受信した撮影側制御部21は、画像データの生成を終了し、生成した画像データうち、上記特定方法により露光画像データと特定した画像データをコンソール5に送信し(ステップE11)、本処理を終了する。
(変形例4)
次に、上記実施形態の変形例4について説明する。
図11は、本変形例の動態撮影処理を示すフローチャートである。以下では、上記実施形態との差異を中心に説明する。本変形例の回診撮影システム100Aの構成は、上記実施形態の回診撮影システム100Aと同一である。
本変形例の動態撮影処理では、コンソール5が露光画像データの特定を撮影装置2により送信された画像データについて順次実施する。
図10に示す本変形例の動態撮影処理において、まず、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB1と同様のステップF1を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB2と同様のステップF2を実施する。
次に、撮影側制御部21は、画像データの生成を開始する。そして、撮影側制御部21は、画像データ生成開始時のカウント値n1に、曝射許可通知遅延時間の上限時間に対応するカウント値mを加えたN1(=n1+m)の情報を、曝射許可通知とともに制御装置1aに送信する。そして、撮影側制御部21は、生成した画像データをコンソール5に順次送信する(ステップF3)。
次に、コンソール5は、送信された画像データ内の信号値の増減、あるいは形状に基づいて、送信された画像データのうち、露光画像データを特定する(ステップF4)。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB4~B6と同様のステップF5~F7を実施する。
次に、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB9、B10と同様のステップF8、F9を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB11と同様のステップF10を実施する。
次に、照射側制御部11は、曝射停止通知を撮影装置2に送信する(ステップF11)。
曝射停止通知を受信した撮影側制御部21は、画像データの生成を終了し、生成した画像データをコンソール5に送信する(ステップF12)。
次に、コンソール5は、送信された画像データ内の信号値の増減、あるいは形状に基づいて、送信された画像データのうち、露光画像データを特定し(ステップF13)、本処理を終了する。
(変形例5)
次に、上記実施形態の変形例5について説明する。
図12は、本変形例の動態撮影処理を示すフローチャートである。以下では、上記実施形態との差異を中心に説明する。本変形例の回診撮影システム100Aの構成は、上記実施形態の回診撮影システム100Aと同一である。
本変形例の動態撮影処理は、上記実施形態のように撮影可能数を撮り切る前に、ユーザーによって曝射スイッチ6aが解放されることなく、撮影可能数を撮り切る場合である。
図12に示す本変形例の動態撮影処理において、まず、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB1と同様のステップG1を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB2と同様のステップG2を実施する。
次に、撮影側制御部21は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB3と同様のステップG3を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB4~B7と同様のステップG4~G7を実施する。
次に、撮影側制御部21は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB8と同様のステップG8を実施する。
次に、照射側制御部11は、撮影装置2においてn2以降に生成された画像データは、撮影可能数に達したか否かを判断する(ステップG9)。
撮影可能数に達していない場合(ステップG9;NO)、照射側制御部11は、本処理をステップG9に移行する。
撮影可能数に達した場合(ステップG9;YES)、照射側制御部11は、高電圧発生部12を制御し、曝射を停止する(ステップG10)。
また、ステップG8後、撮影側制御部21は、撮影装置2においてn2以降に生成された画像データは、撮影可能数に達したか否かを判断する(ステップG11)。
撮影可能数に達していない場合(ステップG11;NO)、撮影側制御部21は、本処理をステップG11に移行する。
撮影可能数に達した場合(ステップG11;YES)、撮影側制御部21は、画像データの生成を終了し、生成した画像データをコンソール5に送信し(ステップG12)、本処理を終了する。
ここで、撮影側制御部21は、n2以降に生成された画像データを露光画像データであると特定する。
制御装置1aと撮影装置2の計時情報は同期されているため、本変形例の動態撮影処理のステップG10における曝射の停止と、ステップG12における画像データ生成の終了を同時に実施することができる。そのため、曝射停止通知遅延時間に未露光画像データが生成されることを防ぐことができる。
(変形例6)
次に、上記実施形態の変形例6について説明する。
図13は、本変形例の動態撮影処理を示すフローチャートである。以下では、上記実施形態との差異を中心に説明する。
本変形例の撮影装置2は、ユーザーに光、音、振動等で報知する第1報知部(図示無し)を備える。またコンソール5は、ユーザーに光、音、振動等で報知する第2報知部(図示無し)を備える。
また、本変形例の動態撮影処理は、図7に示す上記実施形態の動態撮影処理において、ステップB3後に制御装置1aと撮影装置2間で通信不良が発生した等で、制御装置1aと撮影装置2間で通信ができなくなった場合であり、且つ撮影可能数を撮り切る前に、ユーザーによって曝射スイッチ6aが解放されることなく、撮影可能数を撮り切る場合である。
図13に示す本変形例の動態撮影処理において、まず、コンソール5は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB1と同様のステップH1を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB2と同様のステップH2を実施する。
次に、撮影側制御部21は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB3と同様のステップH3を実施する。
次に、照射側制御部11は、上記実施形態の動態撮影処理のステップB4~B7と同様のステップH4~H7を実施する。
次に、照射側制御部11は、撮影装置2においてn2以降に生成された画像データは、撮影可能数に達したか否かを判断する(ステップH8)。
撮影可能数に達していない場合(ステップH8;NO)、照射側制御部11は、本処理をステップH8に移行する。
撮影可能数に達した場合(ステップH8;YES)、照射側制御部11は、高電圧発生部12を制御し、曝射を停止する(ステップH9)。
また、ステップH3後、撮影側制御部21は、n2の情報を制御装置1aから受信したか否かを判断する(ステップH10)。
図7に示すように、制御装置1aと撮影装置2間で通信ができる状態であり、撮影側制御部21がn2の情報を受信できた場合(ステップH10;YES)、撮影側制御部21は、本処理を図7のステップB8に移行する、つまり、n2以降に生成した画像データをコンソール5に順次送信する。
n2の情報が受信されない場合(ステップH10;NO)、撮影側制御部21は、カウント値はN1になったか否かを判断する(ステップH11)。
カウント値がN1になっていない場合(ステップH11;NO)、撮影側制御部21は、本処理をステップH10に移行する。つまり、撮影側制御部21は、カウント値がN1になるまで、n2の情報が受信されるのを待つ。これは、N1までに照射側制御部11から放射線の照射を開始したタイミングの情報としてn2の情報が撮影装置2に送信される可能性があるからである。
また、カウント値がN1になった場合(ステップH11;YES)、撮影側制御部21は、n1以降に生成した画像データを、n1以降に生成した画像データに未露光画像データが含まれるという情報とともに、コンソール5に順次送信する(ステップH12)。n1以降に生成した画像データに未露光画像データが含まれるのは、制御装置1aと撮影装置2間で通信ができなくなったために、撮影側制御部21が曝射を実施したカウント値を取得できず、露光画像データが特定できていないからである。
つまり、ステップH10、H11において、撮影側制御部21は、放射線照射装置(照射装置1)が放射線の照射を開始したタイミングの情報(n2)を所定期間内(カウント値がN1に達するまで)に受信したかを判断する。ここで、撮影側制御部21は第2判断部として機能する。
また、撮影側制御部21は、第2判断部により所定期間内に、放射線の照射を開始したタイミングの情報を受信したと判断された場合、放射線の照射を開始したタイミング(n2)以降に生成した動態画像データを所定の外部装置(例えば、コンソール5)に送信し、所定期間内に、放射線の照射を開始したタイミングの情報が受信されないと判断された場合に、ステップH12において、動態画像データの生成を開始したタイミング(n1)以降に生成した動態画像データ、及び送信する動態画像データに未露光画像データが含まれる情報を所定の外部装置(例えば、コンソール5)に送信する。ここで、撮影側制御部21は第3送信部として機能する。
次に、撮影側制御部21は、撮影装置2において画像データ生成開始後(n1以降)に生成された画像データは、撮影上限数に達したか否かを判断する(ステップH13)。
撮影上限数に達していない場合(ステップH13;NO)、撮影側制御部21は、本処理をステップH13に移行する。
撮影上限数に達した場合(ステップH13;YES)、撮影側制御部21は、画像データの生成を終了し、送信する画像データに未露光画像データが含まれているという情報とともに、生成した画像データをコンソール5に送信する(ステップH14)。
次に、撮影側制御部21は、第1報知部を制御して、送信した画像データに未露光画像データが含まれていることを示す報知を実施する(ステップH15)。
次に、画像データに未露光画像データが含まれている情報と画像データを受信したコンソール5は、第2報知部を制御して、画像データに未露光画像データが含まれていることを示す報知を実施する(ステップH16)。
次に、コンソール5は、曝射を実施したカウント値の範囲の送信要求を、制御装置1aに送信する(ステップH17)。
次に、照射側制御部11は、曝射を実施したカウント値の範囲を、コンソール5に送信する(ステップH18)。
次に、コンソール5は、受信した曝射を実施したカウント値の範囲に基づいて、撮影装置2から送信された画像データの中から露光画像データを特定し(ステップH19)、本処理を終了する。
上記変形例6のステップH15、H16において、画像データに未露光画像データが含まれていることを示す報知を実施することで、ユーザーによる画像の確認及び未露光画像の削除を促すことができる。
ここで、上記実施形態、変形例1、変形例3及び変形例5の撮影装置2は、変形例6と同様の第1報知部を備えてもよい。また、上記実施形態、変形例1、変形例3及び変形例5において、撮影側制御部21は、露光画像データと特定するとした。ここで、撮影側制御部21は、第1特定部により露光画像データを特定することができたか否かを判断してもよい。ここで、撮影側制御部21は、第1特定判断部として機能する。そして、撮影側制御部21は、第1特定判断部による判断結果を所定の外部装置(例えば、コンソール5)に送信する。ここで、撮影側制御部21は、第2送信部として機能する。そして、撮影側制御部21は、第1報知部を制御して、第1特定判断部による判断結果を示す報知を実施する。ここで、撮影側制御部21は、第1報知制御部として機能する。
また、コンソール5は変形例6と同様の第2報知部を備えてもよい。撮影装置2から送信される、撮影装置2において露光画像データを特定できたか否かを判断した判断結果を受信したコンソール5は、第2報知部を制御して、当該判断結果を示す報知を実施する。
なお、制御装置1a等の他装置が報知部を備える構成であり、撮影側制御部21は、第1特定判断部による判断結果を他装置に送信し、当該判断結果を受信した他装置は、報知部を制御して、当該判断結果を示す報知を実施する構成であってもよい。
また、上記変形例2、変形例4及び変形例6において、コンソール5は、露光画像データと特定するとした。ここで、コンソール5は、第2特定部により露光画像データを特定することができたか否かを判断してもよい。ここで、コンソール5は、第2特定判断部として機能する。そして、コンソール5は、第2報知部を制御して、第2特定判断部による判断結果を示す報知を実施する。ここで、コンソール5は、第2報知制御部として機能する。
〔効果〕
以上説明してきた本実施形態に係る放射線撮影システム100(回診撮影システム100A)が備える放射線照射装置(照射装置1)は、動態画像データを生成する放射線撮影装置(撮影装置2)と無線通信接続され、被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置であって、放射線撮影装置が発する第1パルス信号及び当該第1パルス信号をカウントアップした第1カウント値と同期した第2パルス信号及び当該第2パルス信号をカウントアップした第2カウント値を生成する信号生成部(照射側制御部11)と、放射線撮影装置から無線送信された放射線照射装置が放射線を照射することを許可する照射許可信号の発信タイミングを示す第1タイミングカウント値(n1)と、照射許可信号を受信したタイミングを示す第2タイミングカウント値(n2)との差である遅延時間に基づいて、放射線の照射を開始するか否かを判断する第1判断部(照射側制御部11)と、を備える。
従って、放射線を発生させる放射線照射装置と、放射線画像を生成する放射線撮影装置と、が無線通信接続された状態であっても、第1判断部により通信状態の良否を判断できることとなって、複数のフレーム画像を生成する動態撮影をより好適に行うことができる。
また、放射線照射装置において、第1判断部は、第2タイミングカウント値が、第1タイミングカウント値に放射線撮影装置が動態画像データの生成を開始した時から放射線照射装置が放射線を照射するまでの上限時間に対応する第3タイミングカウント値(m)を加えた値以下である場合に、放射線の照射を開始すると判断する。
従って、画像データが生成できない状態で、曝射が行われる無駄被ばくを防ぐことができる。
また、放射線照射装置において、第1判断部は、放射線撮影装置から無線送信された放射線撮影装置が動態画像データの生成を開始するタイミングを示す第4タイミングカウント値(na)と第2タイミングカウント値のどちらが大きいかを判断し、第4タイミングカウント値が第2タイミングカウント値より大きい場合、第2カウント値が第4タイミングカウント値に達したときに放射線の照射を開始すると判断する。
従って、n2がna未満である場合、曝射許可通知遅延時間に未露光画像データが生成されることを防ぐことができる。
また、放射線照射装置は、放射線の照射を開始したタイミングの情報を所定の外部装置に送信する第1送信部(照射側制御部11)を備える。
従って、放射線の照射を開始したタイミングの情報に基づいて、露光画像データを特定することができる。
また、放射線撮影装置は、放射線照射装置と通信接続される放射線撮影装置において、放射線の照射を開始したタイミングの情報に基づいて、生成した動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する第1特定部(撮影側制御部21)を備える。
従って、放射線撮影装置において、露光画像データを特定することで、未露光画像データの削除等を行うことができる。
また、放射線撮影装置は、光、音、および振動のいずれかにより報知する第1報知部と、第1特定部により露光画像データを特定できたか否かを判断する第1特定判断部(撮影側制御部21)と、第1特定判断部による判断結果に基づいて、第1報知部により報知する第1報知制御部(撮影側制御部21)と、を備える。
従って、撮影側制御部21が露光画像データを特定できない場合に、ユーザーに報知を実施することでユーザーによる画像の確認及び未露光画像の削除を促すことができる。
また、放射線撮影装置は、第1特定判断部による判断結果を所定の外部装置に送信する第2送信部(撮影側制御部21)を備える。
従って、撮影側制御部21が露光画像データを特定できない場合に、その旨を外部装置に送信し、ユーザーによる画像の確認及び未露光画像の削除を促すことができる。
また、放射線撮影装置は、被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置(照射装置1)と無線通信接続され、動態画像データを生成する放射線撮影装置(撮影装置2)であって、放射線照射装置が放射線の照射を開始したタイミングの情報を所定期間内に受信したかを判断する第2判断部(撮影側制御部21)と、第2判断部により所定期間内に、放射線の照射を開始したタイミングの情報を受信したと判断された場合、放射線の照射を開始したタイミング以降に生成した動態画像データを所定の外部装置に送信し、所定期間内に、放射線の照射を開始したタイミングの情報が受信されないと判断された場合に、動態画像データの生成を開始したタイミング以降に生成した動態画像データ、及び動態画像データに未露光画像データが含まれる情報を所定の外部装置に送信する第3送信部(撮影側制御部21)と、を備える。
従って、撮影側制御部21が放射線の照射を開始したタイミングの情報を得られず露光画像データを特定できない場合は、コンソール等の所定の外部装置において、露光画像データを特定することができる。
また、放射線撮影装置は、回診車に収納することが可能であって、可搬型である。
従って、通信ケーブルを用いない撮影を実施することができる。
また、放射線照射装置と通信接続されるコンソール5において、放射線撮影装置から送信された動態画像データ内の信号値の増減、あるいは形状に基づいて、当該動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する第2特定部(コンソール5)を備える。
従って、コンソール5において、露光画像データを特定することで、未露光画像データの削除等を行うことができる。
また、コンソール5は、光、音、および振動のいずれかにより報知する第2報知部と、第2特定部により露光画像データを特定できたか否かを判断する第2特定判断部(コンソール5)と、第2特定判断部による判断結果に基づいて、第2報知部により報知する第2報知制御部(コンソール5)と、を備える。
従って、コンソール5が露光画像データを特定できない場合に、ユーザーに報知を実施することでユーザーによる画像の確認及び未露光画像の削除を促すことができる。
また、コンソール5において、第2報知制御部は、放射線撮影装置から送信される、放射線撮影装置において露光画像データを特定できたか否かを判断した判断結果に基づいて、第2報知部により報知する。
従って、撮影装置2が露光画像データを特定できない場合に、ユーザーに報知を実施することでユーザーによる画像の確認及び未露光画像の削除を促すことができる。
なお、本実施形態における記述は、本発明に係る好適な放射線撮影システムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態の動態撮影処理において、撮影側制御部21は、n2~n3に生成された画像データをコンソール5に送信するとしたがこれに限らない。n2~n3に生成された画像データに露光画像データである情報を紐づけ、n2より前に生成された画像データ及びn3より後に生成された画像データに未露光画像データである情報を紐づけてコンソール5に送信する。そして、コンソール5において、露光画像データである情報を紐づけられている画像データのみを表示するとしてもよい。また、これらの動作を切り替えることを設定できる構成であってもよい。
また、上記実施形態及び変形例の動態撮影処理において、放射線照射装置と放射線撮影装置が無線通信接続された状態である放射線撮影システム100としたがこれに限らない。放射線照射装置と放射線撮影装置がケーブル等で有線通信接続された放射線撮影システムにおいても、上記実施形態及び変形例の処理を実行することができ、複数のフレーム画像を生成する動態撮影をより好適に行うことができる。
その他、放射線撮影システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
100 放射線撮影システム
1 放射線照射装置
1a 放射線制御装置
11 照射側制御部(信号生成部、判断部、第1送信部)
11a 照射側発振器
12 高電圧発生部
13 記憶部
14 照射側インターフェース部
1b 管球
2 放射線撮影装置
21 撮影側制御部(第1特定部、第2判断部、第1特定判断部、第1報知制御部、第2送信部、第3送信部)
21a 撮影側発振器
22 放射線検出部
23 読み出し部
24 記憶部
25 撮影側インターフェース部
3 通信ケーブル
100A 回診撮影システム
1A 回診車
5 コンソール(第2特定部、第2特定判断部、第2報知制御部)
6 操作盤
6a 曝射スイッチ
7 収納部
8 充電部
9 アクセスポイント
R 放射線

Claims (13)

  1. 動態画像データを生成する放射線撮影装置と無線通信接続され、被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置であって、
    前記放射線撮影装置が発する第1パルス信号及び当該第1パルス信号をカウントアップした第1カウント値と同期した第2パルス信号及び当該第2パルス信号をカウントアップした第2カウント値を生成する信号生成部と、
    前記放射線撮影装置から無線送信された前記放射線照射装置が放射線を照射することを許可する照射許可信号の発信タイミングを示す第1タイミングカウント値と、前記照射許可信号を受信したタイミングを示す第2タイミングカウント値との差である遅延時間に基づいて、放射線の照射を開始するか否かを判断する第1判断部と、
    を備える放射線照射装置。
  2. 前記第1判断部は、前記第2タイミングカウント値が、前記第1タイミングカウント値に前記放射線撮影装置が前記動態画像データの生成を開始した時から前記放射線照射装置が放射線を照射するまでの上限時間に対応する第3タイミングカウント値を加えた値以下である場合に、放射線の照射を開始すると判断する請求項1に記載の放射線照射装置。
  3. 前記第1判断部は、前記放射線撮影装置から無線送信された前記放射線撮影装置が前記動態画像データの生成を開始するタイミングを示す第4タイミングカウント値と前記第2タイミングカウント値のどちらが大きいかを判断し、前記第4タイミングカウント値が前記第2タイミングカウント値より大きい場合、前記第2カウント値が前記第4タイミングカウント値に達したときに放射線の照射を開始すると判断する請求項1または2に記載の放射線照射装置。
  4. 放射線の照射を開始したタイミングの情報を所定の外部装置に送信する第1送信部を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の放射線照射装置。
  5. 請求項4に記載の放射線照射装置と通信接続される放射線撮影装置において、
    前記放射線の照射を開始したタイミングの情報に基づいて、生成した動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する第1特定部を備える放射線撮影装置。
  6. 光、音、および振動のいずれかにより報知する第1報知部と、
    前記第1特定部により前記露光画像データを特定できたか否かを判断する第1特定判断部と、
    前記第1特定判断部による判断結果に基づいて、前記第1報知部により報知する第1報知制御部と、を備える請求項5に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記第1特定判断部による判断結果を所定の外部装置に送信する第2送信部を備える請求項6に記載の放射線撮影装置。
  8. 被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置と無線通信接続され、動態画像データを生成する放射線撮影装置であって、
    前記放射線照射装置が放射線の照射を開始したタイミングの情報を所定期間内に受信したかを判断する第2判断部と、
    前記第2判断部により前記所定期間内に、前記放射線の照射を開始したタイミングの情報を受信したと判断された場合、前記放射線の照射を開始したタイミング以降に生成した動態画像データを所定の外部装置に送信し、前記所定期間内に、前記放射線の照射を開始したタイミングの情報が受信されないと判断された場合に、動態画像データの生成を開始したタイミング以降に生成した動態画像データ、及び前記動態画像データに未露光画像データが含まれる情報を所定の外部装置に送信する第3送信部と、を備える放射線撮影装置。
  9. 回診車に収納することが可能であって、可搬型である請求項5から8のいずれか一項に記載の放射線撮影装置。
  10. 請求項1から4のいずれか一項に記載の放射線照射装置と通信接続されるコンソールにおいて、
    前記放射線撮影装置から送信された動態画像データ内の信号値の増減、あるいは形状に基づいて、当該動態画像データのうち、放射線が照射された状態で生成された露光画像データを特定する第2特定部を備えるコンソール。
  11. 光、音、および振動のいずれかにより報知する第2報知部と、
    前記第2特定部により前記露光画像データを特定できたか否かを判断する第2特定判断部と、
    前記第2特定判断部による判断結果に基づいて、前記第2報知部により報知する第2報知制御部と、を備える請求項10に記載のコンソール。
  12. 前記第2報知制御部は、前記放射線撮影装置から送信される、前記放射線撮影装置において露光画像データを特定できたか否かを判断した判断結果に基づいて、前記第2報知部により報知する請求項11に記載のコンソール。
  13. 動態画像データを生成する放射線撮影装置と無線通信接続され、被写体に対して放射線を順次照射するための制御を行う放射線照射装置のコンピューターを、
    前記放射線撮影装置が発する第1パルス信号及び当該第1パルス信号をカウントアップした第1カウント値と同期した第2パルス信号及び当該第2パルス信号をカウントアップした第2カウント値を生成する信号生成部、
    前記放射線撮影装置から無線送信された前記放射線照射装置が放射線を照射することを許可する照射許可信号の発信タイミングを示す第1タイミングカウント値と、前記照射許可信号を受信したタイミングを示す第2タイミングカウント値との差である遅延時間に基づいて、放射線の照射を開始するか否かを判断する第1判断部、
    として機能させるプログラム。
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