JP2023002051A - 搬送機構 - Google Patents

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Nair Pramod Manikantan
チェン カイ ペー
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Abstract

【課題】洗浄機構の開口を閉じる蓋を搬送機構に設ける構成において、蓋へのミストの付着、堆積を防止する搬送機構を提供する。【解決手段】ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルで保持されたワークを加工する加工ユニット(第一切削ユニット、第二切削ユニット)と、該加工ユニットで加工が施された該ワークを洗浄する洗浄機構60と、を備えた加工装置に設けられる搬送機構(第二搬送機構50)であって、搬送機構(第二搬送機構50)は、保持テーブルから洗浄機構60へとワークを搬送するものであり、ワークを保持する保持機構と、洗浄機構の筐体61の開口61aを覆うカバー部54aと、保持機構とカバー部54aとを一体的に洗浄機構60に対して移動させる移動ユニットと、カバー部54aに向かって気体を噴射してカバー部54aに液体が付着するのを防止する気体噴射機構51と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、加工装置に備えられ、ワークを搬送するための搬送機構に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、加工されたワークを洗浄機構に搬送する加工装置の搬送機構において、洗浄機構の開口を閉じる蓋を付設した搬送機構が知られている。搬送機構に開口を閉じるための蓋を設けることで、当該蓋を別途設ける必要がないため、装置の簡素化が図られることとしている。
他方、例えば特許文献2に開示されるように、一般に切削加工を行う加工装置では、切削ブレードやワークの冷却の為、また、加工屑を洗い流す為に、加工中に加工液が連続的に供給される。加工液としては純水が広く利用されている他、界面活性剤やグリセリン等が添加された加工液も利用される。高速回転する切削ブレードに供給された加工液は、ミストとなって加工装置内に飛散する。
特許文献2では、飛散したミストが加工装置内の構成要素に付着すると錆の発生や電子機器の故障に繋がるため、排気ダクトを介して切削装置の外部に排出する技術を開示している。
特開2011-159823号公報
特許文献1に開示されるように搬送機構に洗浄機構の開口を閉じる蓋を設けた場合には、この蓋の裏側に飛散したミストが付着することが懸念される。
特許文献2の技術を持ってしても、例えば、蒸発しにくい種類の加工液が使用されている場合や、排気ダクトが接続された吸引源の性能によりミストが十分に吸引されない場合には、加工装置内部でミストが残留し、蓋の裏側にも多く付着してしまうことが懸念される。
蓋の裏側にミストが付着して堆積すると、加工装置内で移動する際に堆積物が落下して他の構成要素に錆を発生させてしまうことや、ワークに堆積物が落下してワークを汚染してしまうおそれがある。
本願発明は、以上に鑑みたものであり、洗浄機構の開口を閉じる蓋を搬送機構に設ける構成において、当該蓋へのミストの付着、堆積を防止するための新規な技術を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
本発明の一態様によれば、
ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルで保持されたワークを加工する加工ユニットと、該加工ユニットで加工が施された該ワークを洗浄する洗浄機構と、を備えた加工装置に設けられる搬送機構であって、
該洗浄機構は、該ワークを保持する洗浄テーブルと、該洗浄テーブルで保持された該ワークに洗浄液を供給する洗浄ノズルと、該ワークの出し入れを許容する開口が形成されるとともに該洗浄テーブルと該洗浄ノズルとを収容する筐体と、を有し、
該搬送機構は、該保持テーブルから該洗浄機構へと該ワークを搬送するものであり、
該ワークを保持する保持部と、
該洗浄機構の該筐体の該開口を覆うカバー部と、
該保持部と該カバー部とを一体的に該洗浄機構に対して移動させる移動ユニットと、
該カバー部に向かって気体を噴射して該カバー部に液体が付着するのを防止する気体噴射機構と、を備えた搬送機構とするものである。
また、本発明の一態様によれば、
該気体噴射機構は、
該筐体の該開口を該カバー部で閉じた状態において、
該カバー部の内側に向けて気体を噴射する、こととするものである。
本発明の一実施形態によれば、気体噴射機構を設けることにより、カバー部にミストが付着したり、堆積することを防止することができ、ミストが堆積して落下し、他の構成要素に錆を発生させてしまうことや、ワークに堆積物が落下してワークを汚染してしまうことを防止できる。
また、本発明の一実施形態によれば、筐体の開口をカバー部で閉じた状態において気体を噴射することとすることで、ミストの堆積物を洗浄機構の筐体内へと落下させて捕捉することができる。
加工装置の一実施形態の一側について示す図。 加工装置の一実施形態の他側について示す図。 第一搬送機構と第二搬送機構の部分について示す拡大図。 洗浄機構の構成について説明する斜視図。 洗浄機構と第二搬送機構の構成について説明する側面断面図。 (A)は気体噴射機構について説明する斜視図。(B)は気体噴射機構について説明する斜視図。 洗浄機構をカバー部で閉じた状態について説明する側面断面図。 (A)は気体噴射機構の他の実施形態について説明する斜視図。(B)は気体噴射機構をカバー部の外側に配置する実施形態ついて説明する斜視図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1,図2は本発明を適用する加工装置2の外観斜視図である。
図1及び図2に示すように、加工装置2の機構部は、複数のパネルを組み合わせて形成された外装カバー4内に収容されている。
加工装置2は、ワークを保持する保持テーブル6を有する。保持テーブル6は、その下方に設けられる図示せぬ回転駆動機構により、Z軸を中心とするθ方向に回転可能に設けられる。また、保持テーブル6は、その下方に設けられる図示せぬ加工送り機構により、加工送り方向となるX軸方向に移動可能に構成される。保持テーブル6の周囲には、ウェーハユニットUの環状フレームFを挟持するクランプ機構7が設けられている。
加工装置2は、保持テーブル6で保持されたワークを加工する加工ユニットとなる第一切削ユニット10と第二切削ユニット20とを有する。第一切削ユニット10と第二切削ユニット20は、Y軸方向に対向して配置されて対向式切削機構を構成し、加工装置2がデュアルダイサーとして構成される。第一切削ユニット10及び第二切削ユニット20は、Y軸方向に移動可能であるとともに、Z軸方向にも移動可能に設けられる。なお、本発明は、加工ユニットとして一つの切削ユニットのみを有する構成においても適用可能である。
第一切削ユニット10と第二切削ユニット20は、モーターにより回転駆動されるスピンドルと、スピンドルの先端に固定される切削ブレードと、切削ブレードによる加工点に対し加工中に加工液を供給するための加工液ノズル、などを備えて構成され、ワークに設定された分割予定ラインに沿って切削加工を行うものである。
加工装置2は、内部に複数枚のウェーハWを収容したカセット13を載置するカセット載置台14を有する。カセット載置台14は、上下方向(Z軸方向)に移動可能に構成されている。
カセット13に収容されるワークとなるウェーハユニットUは、ウェーハWと、ウェーハWが貼着されるテープTと、ウェーハWを取り囲むようにテープTに貼着される環状フレームFと、を有して構成される。ウェーハWは、半導体ウェーハや光デバイスウェーハなどであり、特に限定されるものではない。
加工装置2は、クランプ機構42と、保持機構44と、をL字状のロワーアーム45に設けてなる第一搬送機構40を有する。クランプ機構42は、ウェーハユニットUのフレームFを掴んで、ウェーハユニットUをカセット13とガイドレール12の間で搬出入させるためのものである。保持機構44は、ガイドレール12上の加工前のウェーハユニットUを保持テーブル6上に移動させ、また、洗浄機構60内の洗浄後のウェーハユニットUをガイドレール12上に移動させるためのものである。
加工装置2は、保持機構54をL字状のアッパーアーム55に設けてなる第二搬送機構50を有する。保持機構54は、保持テーブル6上の加工後のウェーハユニットUを洗浄機構60に移動させるためのものである。
加工装置2は、タッチパネル式の表示モニタ8を有する。表示モニタ8を通じてオペレータは装置の操作指令を入力できるとともに、装置の稼働状況が表示モニタ8上に表示される。
加工装置2は、上述した各種の装置を自動制御するためのコントローラ80を備える。コントローラ80の制御により、カセット13に収容されたウェーハユニットUは、第一搬送機構40のクランプ機構42により掴まれてガイドレール12上に搬入され、第一搬送機構40の保持機構44に保持されて保持テーブル6上に搬入される。保持テーブル6で保持されたウェーハユニットUは、図示せぬ加工液ノズルから加工液が供給されつつ、第一切削ユニット10と第二切削ユニット20により切削加工される。
切削加工後、ウェーハユニットUは、第二搬送機構50の保持機構54により保持されて洗浄機構60に移動され洗浄される。その後、ウェーハユニットUは、第一搬送機構40の保持機構44に保持されてガイドレール12上に移動され、第一搬送機構40のクランプ機構42により掴まれてカセット13へと搬出される。
図3は、第一搬送機構40と第二搬送機構50の部分について示す拡大図である。
第一搬送機構40は、クランプ機構42と、保持機構44と、を有して構成される。
第一搬送機構40のクランプ機構42は、Y軸方向、及び、Z軸方向に移動する略L字状のロワーアーム45の下部の水平部に設けられる。ロワーアーム45の垂直部は、外装カバー4の前面4aにおいてY軸方向に移動する第一移動部47に対し、昇降機構48を介して接続される。
第一移動部47は、第一Y軸方向移動機構46によってY軸方向に移動する。第一Y軸方向移動機構46は、水平方向に伸びるボールねじ46aと、ボールネジ46aを駆動するパルスモーター46bと、ボールねじ46aの上下において水平方向に伸びる一対のガイドレール46c,46cと、を有して構成される。
ロワーアーム45の水平部には、ガイドレール12と保持テーブル6の間でウェーハユニットU(図1)を移動させる際にウェーハユニットU(図1)を保持する保持機構44が構成される。
この保持機構44は、円盤状のカバー部44aと、カバー部44aの下方に配置される二本のアーム部44bと、アーム部44bの両端に設ける保持部44cと、を有して構成される。保持部44cは合計四か所に配置され、図示せぬ吸引源に接続され、ウェーハユニットU(図1)の環状フレームF(図1)を吸着保持する。
第一搬送機構40と高さ位置をずらすようにして、第二搬送機構50が設けられる。第二搬送機構50は保持機構54を有して構成される。
第二搬送機構50の保持機構54は、Y軸方向、及び、Z軸方向に移動する略L字状のアッパーアーム55の下部の水平部に設けられる。アッパーアーム55の垂直部は、外装カバー4の前面4aにおいてY軸方向に移動する第二移動部57に対し、昇降機構58を介して接続される。
第二移動部57は、第二Y軸方向移動機構56によって、Y軸方向に移動する。第二Y軸方向移動機構56は、水平方向に伸びるボールねじ56aと、ボールネジ56aを駆動するパルスモーター56bと、ボールねじ56aの上下において水平方向に伸びる一対のガイドレール56c,56cと、を有して構成される。
アッパーアーム55の水平部には、保持テーブル6と洗浄機構60の間でウェーハユニットU(図1)を移動させる際にウェーハユニットU(図1)を保持する保持機構54が設けられる。
この保持機構54は、円盤状のカバー部54aと、カバー部54aの下方に配置される二本のアーム部54bと、アーム部54bの両端に設ける保持部54cと、を有して構成される。保持部54cは合計四か所に配置され、図示せぬ吸引源に接続され、ウェーハユニットU(図1)の環状フレームF(図1)を吸着保持する。
以上の第二搬送機構50において、保持部54cとカバー部54aとを一体的に洗浄機構60に対して移動させる移動ユニットが構成される。本実施例では、移動ユニットは、アッパーアーム55と、昇降機構58と、第二移動部57と、第二Y軸方向移動機構56を含んで構成される。
図4及び図5は、洗浄機構の構成について示す図である。
洗浄機構60は、加工ユニットである第一切削ユニット10と第二切削ユニット20で加工が施されたワークを洗浄するためのものである。
洗浄機構60は、ウェーハユニットUを保持する洗浄テーブル62と、洗浄テーブル62で保持されたウェーハユニットUに洗浄液を供給する洗浄ノズル63と、ウェーハユニットUの出し入れを許容する開口61aが形成されるとともに洗浄テーブル62と洗浄ノズル62とを収容する筐体61と、を有して構成される。この開口61aが第二搬送機構50(図5)のカバー部54aで開閉される。
洗浄テーブル62の上面は、円形状の吸着保持面62aにて構成される。洗浄テーブル62は、回転駆動機構62bによって回転駆動される。洗浄テーブル62の吸着保持面62aの周囲の外周縁部には、ウェーハユニットU(図5)の環状フレームFを着脱自在に保持する複数のクランプ62cが等間隔をおいて配設されている。これらクランプ62cは、洗浄テーブル62が回転して遠心力が発生すると環状フレームFを上方から押さえ付けるように作動する。
洗浄テーブル62は、図示せぬエアシリンダ等の昇降機構によって、筐体61の開口61aの高さ付近のユニット受け渡し位置と、筐体61内の下部の洗浄位置との間で昇降する。
洗浄ノズル63は、洗浄テーブル62と筐体61の内面との間に配されたノズル基部66に水平旋回可能に支持されている。洗浄ノズル63からは洗浄のための洗浄液が噴射される。使用される洗浄液としては、例えば、純水等である。
また、洗浄ノズル63と平行するように乾燥ノズル64が設けられる。乾燥ノズル64からはエアーブローのための乾燥した空気が噴射される。
また、洗浄機構60には、上記の二つのノズルに加え、例えば、ウェーハW(図1)の表面に保護膜層を形成するための保護膜剤を供給するノズルが設けられるものであっても良い。
図6(A)(B)は、第二搬送機構50の気体噴射機構51の構成について示す図である。
気体噴射機構51は、カバー部54aに向かって気体を噴射して、カバー部54aに液体が付着するのを防止するためのものである。使用される気体としては、例えば、乾燥した空気である。
図6(A)に示すように、本実施例では、カバー部54aがアッパーアーム55の水平部55aに固定され、水平部55aの先端に、図示せぬエアー供給源に接続される二つのノズル51aが設けられる。このノズル51aにより気体噴射機構51が構成される。
カバー部54aは、円盤状の平板部54dと、平板部54dの外周部から下方に垂設される周壁部54eと、を有して構成され、各ノズル51aから噴射される気体は、周壁部54eの内側に向けて噴射される。周壁部54eに当たった気体は、周壁部54eの内側を伝うようにして周壁部54eに沿って流れ、この気体の流れによりエアーカーテンが形成される。
以上の構成により、図7に示すように、洗浄機構60においてウェーハユニットUが洗浄や乾燥される際には、第二搬送機構50のカバー部54aにより洗浄機構60の開口61aが閉じられるとともに、洗浄テーブル62を回転しつつウェーハユニットUに対して洗浄液や乾燥した空気が供給される。この際、筐体61内では洗浄液がミストとなって飛散する。
このようにミストが飛散する状況において、カバー部54aの内側では気体噴射機構51によってエアーカーテンが形成される。これにより、カバー部54aの平板部54dの下面や、周壁部54eの内側へのミストが付着することを防止することができる。また、カバー部54aの内側に配置され、ウェーハユニットUを保持するためのアーム部54bや保持部54cへのミストの付着も防止することができる。
また、図6(B)に示すように、例えば、洗浄後や乾燥後において、気体噴射機構51にてエアーブローすることにより、カバー部54aやアーム部54b等に付着してしまったミストを筐体61内へと落下させて除去することができる。
また、図6(B)に示すように、洗浄機構60で生じるミストのみならず、第一切削ユニット10(図1)や第二切削ユニット20(図1)での切削時に使用される加工液がミストとなってカバー部54aやアーム部54b等に付着してしまった場合でも、気体噴射機構51にてエアーブローすることで除去することができ、ミストが堆積することによって落下してしまうことを防止できる。例えば、定期的に洗浄機構60の上方に第二搬送機構50を移動してエアーブローを行い、筐体61内へと堆積物を落下させることなどが考えられる。
図8(A)は、第二搬送機構50に設ける気体噴射機構51Aの別実施例について示す図である。この気体噴射機構51Aでは、カバー部54aの内側に円環状の管部材51nが設けられ、管部材51nの複数個所にノズル51mを設ける構成とするものである。
このような気体噴射機構51Aにより、円周方向の複数個所から乾燥した空気を噴射することで、カバー部54aの内側にエアーカーテンを形成することしてもよい。なお、この形態は、カバー部54aにおいて周壁部54eを設けない構成において特に好適である。
図8(B)は、第二搬送機構50に設ける気体噴射機構51Bの別実施例について示す図である。この気体噴射機構51Bでは、カバー部54aの外側に向けて乾燥した空気を供給するためのノズル51xを設ける構成とするものである。
このような気体噴射機構51Bにより、カバー部54aの外側面に乾燥した空気を噴射することで、カバー部54aの外側面に付着した洗浄液や加工液のミストをエアーブローによって除去することができ、これらが堆積することによって落下してしまうことを防止できる。
以上に説明した気体噴射機構は、単独で実施してもよいし、組み合わせて実施してもよい。また、第二搬送機構50のカバー部54aにのみ設けることとするほか、第一搬送機構40のカバー部44a(図3)についても設けることとしてもよい。
以上のようにして、図6(A)(B)に示すように、洗浄機構60の開口61aを閉じる第二搬送機構50のカバー部54aに気体噴射機構51を設けることで、カバー部54aにミストが付着したり、堆積することを防止することができ、ミストが堆積して落下し、他の構成要素に錆を発生させてしまうことや、ワークに堆積物が落下してワークを汚染してしまうことを防止できる。
また、図6(B)及び図7に示すように、筐体61の開口61aをカバー部54aで閉じた状態において気体を噴射することとすることで、ミストの堆積物を洗浄機構60の筐体61内へと落下させて捕捉することができる。
2 加工装置
6 保持テーブル
10 第一切削ユニット
20 第二切削ユニット
40 第一搬送機構
42 クランプ機構
44 保持機構
44a カバー部
44b アーム部
44c 吸着部
45 ロワーアーム
46 第一Y軸方向移動機構
50 第二搬送機構
51 気体噴射機構
51a ノズル
54 保持機構
54a カバー部
54b アーム部
54c 吸着部
54d 平板部
54e 周壁部
55 アッパーアーム
56 第二Y軸方向移動機構
60 洗浄機構
61 筐体
61a 開口
62 洗浄テーブル
62a 吸着保持面
63 洗浄ノズル
64 乾燥ノズル

Claims (2)

  1. ワークを保持する保持テーブルと、該保持テーブルで保持されたワークを加工する加工ユニットと、該加工ユニットで加工が施された該ワークを洗浄する洗浄機構と、を備えた加工装置に設けられる搬送機構であって、
    該洗浄機構は、該ワークを保持する洗浄テーブルと、該洗浄テーブルで保持された該ワークに洗浄液を供給する洗浄ノズルと、該ワークの出し入れを許容する開口が形成されるとともに該洗浄テーブルと該洗浄ノズルとを収容する筐体と、を有し、
    該搬送機構は、該保持テーブルから該洗浄機構へと該ワークを搬送するものであり、
    該ワークを保持する保持部と、
    該洗浄機構の該筐体の該開口を覆うカバー部と、
    該保持部と該カバー部とを一体的に該洗浄機構に対して移動させる移動ユニットと、
    該カバー部に向かって気体を噴射して該カバー部に液体が付着するのを防止する気体噴射機構と、を備えた搬送機構。
  2. 該気体噴射機構は、
    該筐体の該開口を該カバー部で閉じた状態において、
    該カバー部の内側に向けて気体を噴射する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の搬送機構。
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