JP2022545641A - パラ-キシレン生産のための非芳香族化合物除去システム - Google Patents

パラ-キシレン生産のための非芳香族化合物除去システム Download PDF

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Abstract

パラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスからの非芳香族炭化水素の選択的除去は、キシレン回収ループ内に配置された膜ユニットを使用して達成される。膜ユニットは、一段又は多段(例えば、二段)膜システムを含み得、キシレン回収ループから除去することができる、非芳香族化合物に富む流れから膜ユニット生成物流れを分離するために構成され得る。膜ユニットは、約60gm/m2/hr/psiのキシレン透過係数及び約15のキシレン対非芳香族化合物透過係数比を有し得る。

Description

本開示は、非芳香族化合物除去システムを、より具体的には、パラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するためのシステム及び方法を指向する。
キシレン異性体のうちで、パラ-キシレンは、商業的用途向けに、特に多くの工業化学物質の生産のための原材料としてはるかに最も重要である。現在のキシレン異性化プロセスは、様々な方法を用いてメタ-及びオルト-キシレン異性体からパラ-キシレン異性体を生成する及び分離することを目指している。典型的には、これらのプロセスは、原材料、例えば、混合キシレン及び非芳香族化合物(non-aromatic compounds)(又は非芳香族化合物(non-aromatics))を含む、リフォーメートの使用を伴う。
パラ-キシレンの分離後に、未転化のメタ-及びオルト-キシレンは、非芳香族化合物と一緒に、異性化反応器にリサイクルして戻される。非芳香族化合物を含有する新しい原料が異性化反応器供給物に添加され続け、パラ-キシレンがリサイクルループから取り去され続けるので、非芳香族化合物の濃度は、リサイクルループ内で増加し続ける。このために、非芳香族濃度は、リサイクルループ中に増成し続け、パラ-キシレン収率、並びに全体プロセス効率及びキャパシティに悪影響を及ぼす。
現在の商慣行において、非芳香族化合物の濃度のこの増加は、リサイクル流れの一定量をパージすることによって制御されており、それは、非芳香族化合物と一緒にキシレンの損失をもたらす。増成される非芳香族化合物を制御するのに連続的なパージが不十分である、いくつかの場合には、全体リサイクル物が定期的に放出される。
したがって、収率、及び全体プロセス効率、及びキャパシティを改善するために、パラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を選択的に除去するための改善されたシステムが必要とされている。開示されるシステム及び方法は、これらの及び他の考慮事項を克服することを指向する。
様々な態様において、パラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するためのシステム及び方法が提供される。非芳香族化合物除去システムは、キシレンスプリッター、パラ-キシレン回収ユニット、異性化ユニット、脱ヘプタン塔ユニット及び粘土処理装置を含み得る、キシレン回収ループの1つ以上の構成要素、並びに応用に応じてキシレン回収ループ内に戦略的に配置された膜ユニット(例えば、一段若しくは多段システム)を含み得る。キシレン回収ユニット内のその場所にかかわらず、膜ユニットは、それが、たとえそれらの他の分子を透過させても、他の分子(例えば、非芳香族化合物)をキシレンよりも遅く透過させるように、キシレンを優先的に透過するために構成され得る。このようにして、キシレン回収ループが効率的に及び効果的に(例えば、除去された非芳香族化合物の空間を占有することができる、キシレン含有流れについてより高い収率及び/又はキャパシティレベルで)、残存流れ及び/又は新リフォーメート流れを処理しながら、非芳香族化合物に富む流れを除去することができるように、膜ユニットは、キシレン回収ループ内で他の流れから非芳香族化合物流れを分離する。非芳香族化合物に富む流れを除去することによって、キシレン回収ループは、キシレン含有流れのためのより高いキャパシティ、及びより低い費用と共に、より高い収率で、より効率的に及び効果的に動作することができる。それはまた、非芳香族化合物をパージする努力の一環としてキシレン回収ループの内容物を放出するためのキシレン異性化プロセスの停止を必要とすることなしに連続的に動作することができる。膜ユニットは、5~150gm/m/hr/psi(例えば、いくつかの実施形態においては約40~80gm/m/hr/psi及び他の実施形態においては約60gm/m/hr/psi)のキシレン透過係数並びに3~70(例えば、いくつかの実施形態においては10~25及び他の実施形態においては約15)のキシレン対非芳香族化合物透過係数比を示すために構成され得る。性能を向上させるためにキシレン透過係数及びキシレン対非芳香族化合物透過係数比の両方を最大限にすることが有利であるが、キシレン透過係数とキシレン対非芳香族化合物透過係数比とは互いに逆相関している(例えば、1つの値の上昇は、他方を低下させる)ので、そうすることは、2つの値のバランスをとることを必要とする。キシレン透過係数の上昇は、膜ユニットにとって必要とされる膜表面積を低減するのに役立つ。キシレン対非芳香族化合物の透過係数比の上昇は、キシレンと非芳香族化合物との間のよりきれいな分離を提供する(例えば、15の比において、キシレンは、非芳香族化合物よりも15倍速く膜を透過する)。膜ユニットのインプット、アウトプット、及び効率は、キシレン回収ループ内のその場所に基づいて変わる。
例えば、一態様において、膜ユニットは、それが、リフォーメートストック流れを受け取り、非芳香族化合物に富む流れ及び膜ユニット生成物流れを生成するために構成されるように、キシレンスプリッターの上流に配置され得る。この構成において(すなわち、膜ユニットがキシレンスプリッターの上流に配置される状態で)、キシレンスプリッターは、膜ユニット生成物流れを受け取り、パラ-キシレン、オルト-キシレン、及びメタ-キシレンを含み得る、混合キシレン流れを生成するために構成され得る。キシレン回収ループの他の構成要素(例えば、パラ-キシレン回収ユニット、異性化ユニット、脱ヘプタン塔ユニット、及び粘土処理装置)は、混合キシレン流れを受け取り、処理するために構成され得、それらは、パラ-キシレン回収ユニットにおいて混合キシレン流れを処理してパラ-キシレンに富む流れ及びパラ-キシレンに乏しい流れを生成すること、異性化ユニットにおいてパラ-キシレンに乏しい流れを処理して異性化ユニット生成物流れを生成すること、脱ヘプタン塔ユニットへ異性化ユニット生成物流れを供給してキシレンに富む流れを生成すること、粘土処理装置を通してキシレンに富む流れを処理して粘土処理流れを生成すること、及びキシレン回収ループ内の再循環のためにキシレンスプリッターへ粘土処理流れを供給して戻すことを含み得る。
別の例示的な態様において、膜ユニットは、キシレンスプリッターの下流及びキシレン回収ループの残りの構成要素の上流の別の場所に移され得る。この構成において、キシレンスプリッターは、リフォーメートストック流れを受け取り、パラ-キシレン、オルト-キシレン、及びメタ-キシレンを含み得る、混合キシレン流れを生成するために構成され得る。膜ユニットは、それが、混合キシレン流れを受け取り、非芳香族化合物に富む流れ及び膜ユニット生成物流れを生成するために構成されるように、キシレンスプリッターと直接流体連結し得る。パラ-キシレン回収ユニットは、それが、膜ユニット生成物流れを受け取り、パラ-キシレンに乏しい流れを生成するために構成されるように、膜ユニットと直接流体連結し得る。異性化ユニットは、パラ-キシレン回収ユニットと直接流体連結し得、パラ-キシレンに乏しい流れを処理して異性化ユニット生成物流れを生成するために構成され得、異性化ユニット生成物流れは、順繰りに脱ヘプタン塔ユニットへ供給される。脱ヘプタン塔ユニットは、異性化ユニットと直接流体連結し得、キシレンに富む流れを生成するために構成され得、キシレンに富む流れは、次いで粘土処理装置を通して処理することができる。粘土処理装置は、脱ヘプタン塔ユニットと直接流体連結し得、粘土処理装置流れを生成するために構成され得、粘土処理流れは、次いでキシレン回収ループ内の再循環のためにキシレンスプリッターへ供給することができる。
さらなる例示的な態様において、膜ユニットは、キシレン回収ループのキシレンスプリッターの下流で、パラ-キシレン回収ユニットと脱ヘプタン塔ユニッとの間の別の場所に移され得る。この構成において、キシレンスプリッターは、リフォーメートストック流れを受け取り、パラ-キシレン、オルト-キシレン、及びメタ-キシレンを含み得る、混合キシレン流れを生成するために構成され得る。パラ-キシレン回収ユニットは、キシレンスプリッターと直接流体連結し得、キシレンスプリッターから混合キシレン流れを受け取り、パラ-キシレンに乏しい流れを生成するために構成され得る。膜ユニットは、パラ-キシレン回収ユニットと直接流体連結し得、パラ-キシレンに乏しい流れを受け取り、非芳香族化合物に富む流れ及び膜ユニット生成物流れを生成するために構成され得る。膜ユニットは、リフォーメート流れ又は混合キシレン流れよりもむしろパラ-キシレンに乏しい流れを受け取るために構成され得るので、それは、この場所においてより効率的に動作し得る。脱ヘプタン塔ユニットは、パラ-キシレン回収ユニットと(例えば、膜ユニット及び、任意選択的に、異性化ユニット経由で)流体連結し得、炭化水素流れを生成するために構成され得る。任意選択的に、粘土処理装置は、それが、脱ヘプタン塔ユニットからキシレンに富む流れを受け取り、粘土処理流れを生成するために構成されるように、脱ヘプタン塔ユニット及びキシレンスプリッターと直接流体連結し得、粘土処理流れは、次いで、キシレン回収ループ内の再循環のためにキシレンスプリッターに供給することができる。
その上別の例示的な態様において、膜ユニットは、キシレン回収ループの脱ヘプタン塔ユニットの下流の別の場所に移され得る。この構成において、キシレンスプリッターは、リフォーメートストック流れを受け取り、パラ-キシレン、オルト-キシレン、及びメタ-キシレンを含み得る、混合キシレン流れを生成するために構成され得る。パラ-キシレン回収ユニットは、キシレンスプリッターと直接流体連結し得、キシレンスプリッターから混合キシレン流れを受け取り、パラ-キシレンに乏しい流れを生成するために構成され得る。脱ヘプタン塔ユニットは、パラ-キシレン回収ユニットと(例えば、直接に若しくは、任意選択的に、異性化ユニット経由で間接的に)流体連結し得、炭化水素流れを生成するために構成され得る。膜ユニットは、脱ヘプタン塔ユニットと直接流体連結し得、炭化水素流れを受け取り、非芳香族化合物に富む流れ及び膜ユニット生成物流れを生成するために構成され得る。任意選択的に、粘土処理装置は、それが、脱ヘプタン塔ユニットからキシレンに富む流れを受け取り、粘土処理流れを生成するために構成されるように、脱ヘプタン塔ユニット及びキシレンスプリッターと直接流体連結し得、粘土処理流れは、次いでキシレン回収ループ内の再循環のためにキシレンスプリッターに供給することができる。
多様な構成の例示的な開示される非芳香族化合物除去システムの概略図である。 第1構成における図1のシステムと併せて用いられ得る、実例実施形態に従ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法を例示するフローチャートである。 第2構成における図1のシステムと併せて用いられ得る、実例実施形態に従ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法を例示するフローチャートである。 第3構成における図1のシステムと併せて用いられ得る、実例実施形態に従ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法を例示するフローチャートである。 第4構成における図1のシステムと併せて用いられ得る、実例実施形態に従ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法を例示するフローチャートである。
本開示のある種の実施形態が詳細に説明されるが、他の実施形態が考えられることは理解されるべきである。したがって、本開示が、その範囲において、以下の説明に示されるか又は図面に例示される構成要素の構造及び配置の詳細に限定されることは意図されない。本開示は、他の実施形態であることができ、且つ、様々な方法で実行される又は実施されることができる。また、実施形態を記載する際に、明確にするために専門用語が用いられるであろう。各用語が、当業者によって理解されるようなその最も広い意味を考えており、且つ、同様な目的を達成するために同様に動作する全ての技術的同等物を包含することが意図される。
本明細書では、「有する(having)」、「有する(has)」、「含む(including)」、又は「含む(includes)」などの用語の使用は、オープンエンドであり、「含む(comprising)」又は「含む(comprises)」などの用語と同じ意味を有することを意図し、他の構造、材料、又は行為の存在を排除しない。同様に、「できる(can)」又は「し得る(may)」などの用語の使用は、オープンエンドであること及び構造、材料、又は行為が必要ではないことを反映することを意図するが、そのような用語の不使用は、構造、材料、又は行為が絶対不可欠であることを反映することを意図しない。構造、材料、又は行為が絶対不可欠であると目下考えられる範囲まで、それらは、そのようなものとして特定される。
「含む(comprising)」又は「含有する(containing)」又は「含む(including)」とは、少なくとも指定された化合物、要素、粒子、又は方法ステップが、組成物又は物品又は方法中に存在するが、他の化合物、材料、粒子、方法ステップの存在を、たとえ他のそのような化合物、材料、粒子、方法ステップが指定されているものと同じ機能を有するとしても、排除しないことを意味する。
範囲は、「約」若しくは「およそ」1つの特定値から及び/又は「約」若しくは「およそ」別の特定の値までとして本明細書では表現することができる。そのような範囲が表現される場合、別の実施形態は、1つの特定の値から及び/又は他の特定の値までを含む。
用語「芳香族」は、少なくとも1つの芳香環を含有する炭化水素ベースの有機化合物を指定するために本明細書では用いられる。用語「非芳香族」は、芳香核を全く持たない炭化水素化合物を指定するために本明細書では用いられる。用語「混合キシレン」は、メタ-キシレン、オルト-キシレン、及びパラ-キシレンを含む混合物を指定するために本明細書では用いられる。
1つ以上の方法ステップの言及が、追加の方法ステップ又は明確に特定されるそれらのステップ間の介在方法ステップの存在を排除しないことも、方法ステップが明確に特定される順番によって本開示が限定されないこともまた理解されるべきである。同様に、システムにおける1つ以上の構成要素の言及が、追加の構成要素又は明確に特定されるそれらの構成要素間の介在構成要素の存在を排除しないことも、構成要素が明確に特定される順番によって本開示が限定されないこともまた理解されるべきである。
本開示の様々な要素を構成するとして本明細書で以下に記載される構成要素は、例示的であり、限定的でないことを意図する。本明細書で記載される構成要素と同じ又は類似の機能を果たすであろう多くの好適な構成要素は、本開示の範囲内に包含されることを意図する。本明細書で記載されないそのような他の構成要素としては、例えば、目下開示される主題の開発後に開発される類似の構成要素を挙げることができるが、それらに限定されない。
上で記載されたように、パラ-キシレン生産のための現在のキシレン異性化プロセスは、一定量の非芳香族化合物を含有する原材料を使用する。これらの非芳香族化合物は、パラ-キシレンの分離後に未転化オルト-及びメタ-キシレンと一緒に異性化反応にリサイクルして戻される。リサイクルループ内の非芳香族化合物の濃度は、非芳香族化合物を含有する新しい原材料が異性化反応器供給物に添加され続けるので、増加する。システム中の非芳香族化合物の継続的な増成は、キシレン含有流れのための低下したリサイクルループキャパシティ(例えば、リサイクルループ内の非芳香族化合物によって占められる空間のために)、効率、及びパラ-キシレン収率をもたらす。一定量のリサイクル流れが、それ故、定期的にパージされ又は更に完全に放出されなければならず、非芳香族化合物と一緒にキシレンの損失をもたらす。
それ故、システム内の1つ以上の場所に膜ユニットを用いることによってパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を選択的に除去するためのシステム及び方法が、本明細書で開示される。膜ユニットは、プロセスから非芳香族化合物を連続的に除去し、いかなるプロセス流れもパージする又は放出する必要性を最小限にする/排除する。これを達成するために、膜ユニットは、他の分子からキシレンを分離するために他の分子(例えば、非芳香族化合物)を透過しないか、それらの他の分子をよりゆっくりと透過するかのどちらかでありながら、キシレンを優先的に透過し得る。この分離は、分子のサイズに基づくろ過によって達成されないが、むしろキシレンが非芳香族化合物よりも優先的に膜ユニットを通して溶ける及び拡散することを可能にすることによって達成される。
その例が添付の図面において例示され、本明細書に開示される、開示技術の実例実施形態にこれから詳細に言及される。便利な場合にはいつでも、同じ部分又は似た部分を言及するために同じ参照番号が図面の全体にわたって用いられる。
図1は、いくつかの実施形態に従ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための多様な使用中構成を有する非芳香族化合物除去システム100を例示する。示されるように、システム100は、キシレンスプリッター110、パラ-キシレン回収ユニット120、異性化ユニット130、脱ヘプタン塔ユニット140、及び粘土処理装置150の1つ以上の構成要素を含み得る、キシレン回収ループ101、並びにシステム100内に示されるように配置された膜ユニット160A、160B、160C、及び160Dの少なくとも1つを含み得る。例えば、以下により詳細に記載されるように、膜ユニット160Aは、システム100の第1構成においてキシレンスプリッター110の上流に配置され得、膜ユニット160Bは、システム100の第2構成においてキシレンスプリッター110とパラ-キシレン回収ユニット120との間に配置され得、膜ユニット160Cは、システム100の第3構成においてパラ-キシレン回収ユニット120と異性化ユニット130との間に配置され得、膜ユニット160Dは、システム100の第4構成において脱ヘプタン塔ユニット140の下流に配置され得る。いくつかの実施形態において、ただ一つの膜ユニット又は多数の膜ユニット160A~Dが、システム100内で使用され得る。システム100の構成要素は、直接に若しくは間接的に、互いに流体連結しており、リフォーメート流れを受け取り、パラ-キシレンに富む流れ、非芳香族化合物に富む流れ、並びにC9及びC10炭化水素を含み得る重質炭化水素流れを生成するために集合的に構成される。
キシレンスプリッター110は、それが、リフォーメートストック流れ102(例えば、システム100の外部供給源からの)又は膜ユニット生成物流れ162A(例えば、膜ユニット160Aからの)を、直接に若しくは間接的に、受け取るために、並びにキシレンに富む流れ112とC9及びC10炭化水素を含み得る重質炭化水素流れ114とをアウトプットするために構成されるように、リフォーメート流れ、膜ユニット160A、膜ユニット160B、パラ-キシレン回収ユニット120、及び粘土処理装置150の1つ以上と直接流体連結し得る。キシレンスプリッター110は、分別蒸留塔、選択的収着ユニット、又は当技術分野において公知の他の技術を含み得る。
キシレン回収ループ101内でキシレンスプリッター110の下流に配置される、パラ-キシレン回収ユニット120は、それが、混合キシレン流れ112(例えば、キシレンスプリッター110からの)又は膜ユニット生成物流れ162B(例えば、膜ユニット160Bからの)を、直接に若しくは間接的に、受け取るために、並びにパラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124をアウトプットするために構成されるように、キシレンスプリッター110、膜ユニット160B、膜ユニット160C、異性化ユニット130、及び脱ヘプタン塔ユニット140の1つ以上と直接流体連結し得る。パラ-キシレン回収ユニット120には、例えば、結晶化ユニット、吸着ユニット(PAREX(商標)ユニット又はELUXYL(商標)ユニットなどの)、反応分離ユニット、膜分離ユニット、抽出ユニット、蒸留ユニット、抽出蒸留ユニット、分別蒸留ユニット、疑似移動床型の回収ユニット、又はそれらの任意の組合せなどの、当技術分野において公知のパラ-キシレン回収ユニットのいずれかの1つ以上が含まれ得る。
キシレン回収ループ101内で更に下流に配置される、異性化ユニット130は、それが、水素流れ104(例えば、システム100の外部の供給源からの)及びパラ-キシレンに乏しい流れ122(例えば、パラ-キシレン回収ユニット120からの)又は膜ユニット生成物流れ162C(例えば、膜ユニット160Cからの)を、直接に若しくは間接的に、受け取るために、並びに異性化ユニット生成物流れ132をアウトプットするために構成されるように、パラ-キシレン回収ユニット120、膜ユニット160C、及び脱ヘプタン塔ユニット140の1つ以上と直接流体連結し得る。異性化ユニット130は、およそ約50重量%のメタ-キシレン、約26重量%のオルト-キシレン、及び約24重量%のパラ-キシレンの平衡キシレン比を生成し得る。他の実施形態において、パラ-キシレンの平衡キシレン比は、24%未満であり得、メタ-キシレン及びオルト-キシレンについての比は、比例してより高いであろう。異性化ユニット130はまた、ある種の炭化水素を分解して、燃料ガスとして分類される、より軽質の分子、並びにある種の芳香族化合物を形成し得る。異性化ユニット130は、例えば、十分なキシレン転化のための触媒を含むユニットなどの、当技術分野において公知の任意のタイプの異性化ユニットであり得る。
キシレン回収ループ101内で異性化ユニット130の下流に配置される、脱ヘプタン塔ユニット140は、それが、パラ-キシレンに乏しい流れ122(例えば、パラ-キシレン回収ユニット120からの)、膜ユニット生成物流れ162C(例えば、膜ユニット160Cからの)、又は異性化ユニット生成物流れ132(例えば、異性化ユニット130からの)を、直接に若しくは間接的に、受け取るために、並びにキシレンに富む流れ142、燃料ガス流れ144、及びC6芳香族化合物と、C7芳香族化合物と、非芳香族化合物とを含み得る炭化水素流れ146をアウトプットするために構成されるように、パラ-キシレン回収ユニット120、膜ユニット160C、異性化ユニット130、及び粘土処理装置150の1つ以上と直接流体連結し得る。脱ヘプタン塔ユニット140は、例えば、トレイ付き蒸留塔などの、当技術分野において公知の任意のタイプの脱ヘプタン塔であり得る。
キシレン回収ループ101内で脱ヘプタン塔ユニットの下流に配置された、粘土処理装置150は、それが、キシレンに富む流れ142(例えば、脱ヘプタン塔ユニット140からの)を、直接に若しくは間接的に、受け取るために、並びにキシレンスプリッター110へフィードバックされ得る、粘土処理流れ152をアウトプットするために構成されるように、脱ヘプタン塔ユニット140及びキシレンスプリッター110の1つ以上と直接流体連結し得る。当技術分野において公知のいかなるタイプの粘土処理装置であり得る、粘土処理装置150は、キシレンに富む流れ142中のオレフィン分子を反応させるために用いられ得る。
1つ以上の膜ユニット160A、160B、160C、160Dが、図1に示されるようにシステム100内に配置され得、システム100内の膜ユニット160A、160B、160C、160Dの場所は、以下の各実施形態に関してより詳細に記載されるようにシステム100内の膜ユニット160A、160B、160C、160D及び他の構成要素の機能に影響を及ぼす。システム100内のその場所に関係なく、膜ユニット160A、160B、160C、160Dは、それぞれ、(例えば、1つ以上の入口及び1つ以上の出口を介して)プロセス流れを受け取る及び発生させるために構成され得る。膜ユニット160A、160B、160C、160Dは、それぞれ、ポンプを用いて約300~1500psigの入口圧力でプロセス流れ(プロセス流れは、約1~25%の非芳香族化合物、混合キシレン、C6芳香族化合物、及びC7芳香族化合物を含有する)を受け取るために更に構成され得る。いくつかの実施形態において、入口圧力は、一定で、およそ200~2000psigであり得る。他の実施形態において、入口圧力は、一定で、およそ800psigであり得る。さらなる実施形態において、プロセス流れは、およそ16.5%の非芳香族化合物、混合キシレン、C6芳香族化合物、及びC7芳香族化合物を含有し得るが、この百分率は変わり得る。機能的に、膜ユニット160A、160B、160C、160Dは、それぞれ、5~150gm/m/hr/psi(例えば、いくつかの実施形態においてはおよそ40~80gm/m/hr/psi及び他の実施形態においてはおよそ60gm/m/hr/psi)のキシレン透過係数及び3~70(例えば、いくつかの実施形態においては約10~25及び他の実施形態においては約15)のキシレン対非芳香族化合物透過係数比を有し得る。性能を向上させるためにキシレン透過係数及びキシレン対非芳香族化合物透過係数比の両方を最大限にすることが有利であるが、キシレン透過係数とキシレン対非芳香族化合物透過係数比とは互いに逆である(例えば、1つの値の上昇は、他方を低下させる)ので、そうすることは、2つの値のバランスをとることを必要とし、膜ユニットを構築するのをより困難にする。キシレン透過係数の上昇は、必要とされる膜表面積を低減する。キシレン対非芳香族化合物透過係数比の上昇は、キシレンと非芳香族化合物との間のよりきれいな分離を提供する(例えば、15の比において、キシレンは、非芳香族化合物よりも15倍速く膜を透過する)。インプット、アウトプット、及び膜ユニットの効率は、キシレン回収ループ内のその場所に基づいて変わる。
構造上、膜ユニット160A、160B、160C、160Dは、それぞれ、一段又は多段(例えば、二段)膜システムを含み得る。一段システムは、入口流れ中に存在する芳香族化合物(芳香族化合物は、混合キシレンを含む)のおよそ10%を失いながら、入口流れ中に存在する非芳香族化合物のおよそ50%を除去するために構成され得る。二段又は他の多段膜システムは、一段膜システムのそれの半分まで芳香族化合物の損失を低減しながら、入口流れ中に存在する非芳香族化合物のおよそ50%を除去し得る。膜ユニットに段を追加すると、構築する及び維持するのにより多くの費用がかかるが、好ましくは透過するキシレンの純度を上げる。
膜ユニット160A、160B、160C、160Dを構成する膜の構造及び材料は変わり得る。同様に、膜の構造及び材料のように、キシレン回収ループ101内の膜ユニット160A、160B、160C、160Dの場所は、その性能及びシステム100の全体性能に影響を及ぼし得る。それらのそれぞれの場所における膜ユニット160A、160B、160C、160Dの機能性は、以下により詳細に記載される。
膜ユニット160A
システム100の一実施形態において、膜ユニット160Aは、それが、リフォーメートストック流れ102を(例えば、システム100の外部の供給源から)受け取るために構成される、且つ、キシレンスプリッター110と直接流体連結するようにキシレンスプリッター110の上流に配置され得る。リフォーメートストック流れ102は、非芳香族化合物、混合キシレン、C6芳香族化合物、及びC7芳香族化合物を含み得る。この配置で、膜ユニット160Aは、膜ユニット生成物流れ162A及び非芳香族化合物に富む流れ164Aを生成するために更に構成され得る。
システム100のこの構成において、キシレンスプリッター110は、膜ユニット160Aと直接流体連結し得、(例えば、1つ以上の入口を介して)膜ユニット生成物流れ162Aを受け取り、混合キシレン流れ112とC9及びC10炭化水素を含み得る重質炭化水素流れ114とを生成し、(例えば、1つ以上の出口を介して)それらを吐き出すために構成され得る。
パラ-キシレン回収ユニット120は、キシレンスプリッター110と直接流体連結し得、混合キシレン流れ112を受け取り、パラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124を生成するために構成され得る。パラ-キシレン回収ユニット120は、製品としてシステム100からパラ-キシレンに富む流れ124を導き、さらなる処理のためにシステム100内の下流に、混合キシレンを含む、パラ-キシレンに乏しい流れ122を導くために構成され得る。
異性化ユニット130は、それが、パラ-キシレン回収ユニット120からのパラ-キシレンに乏しい流れ122及びシステム100の外部の水素供給源(示されていない)からの水素流れ104を受け取り、異性化ユニット生成物流れ132を生成するために構成されるように、パラ-キシレン回収ユニット120及び脱ヘプタン塔ユニット140と直接流体連結し得る。異性化ユニット130は、脱ヘプタン塔ユニット140に異性化ユニット生成物流れ132を導くために構成され得る。
脱ヘプタン塔ユニット140は、それが、異性化ユニット130から異性化ユニット生成物流れ132を受け取り、キシレンに富む流れ142、燃料ガス流れ144、及び炭化水素流れ146を生成するために構成されるように、異性化ユニット130及び粘土処理装置150と直接流体連結し得る。炭化水素流れ146は、C6芳香族化合物、C7芳香族化合物、及び非芳香族化合物を含み得る。脱ヘプタン塔ユニット140は、粘土処理装置150にキシレンに富む流れ142を導き、システム100の外部に燃料ガス流れ144及び炭化水素流れ146を導くために構成され得る。
粘土処理装置150は、それが、脱ヘプタン塔ユニット140からキシレンに富む流れ142を受け取り、キシレンスプリッター110へフィードバックされ得る、粘土処理流れ152を生成するために構成されるように、脱ヘプタン塔ユニット140及びキシレンスプリッター110と直接流体連結し得る。
膜ユニット160B
システム100の一実施形態において、膜ユニット160Bは、それが、混合キシレン流れ112を(例えば、キシレンスプリッター110から)受け取るために構成される、且つ、キシレンスプリッター110と直接流体連結するようにキシレンスプリッター110とパラ-キシレン回収ユニット120との間に配置され得る。この配置で、膜ユニット160Bは、膜ユニット生成物流れ162B及び非芳香族化合物に富む流れ164Bを生成するために更に構成され得る。
システム100のこの構成において、キシレンスプリッター110は、膜ユニット160Bと直接流体連結し得、及び(例えば、1つ以上の入口を介して)リフォーメートストック流れ102を受け取り、混合キシレン流れ112とC9及びC10炭化水素を含み得る重質炭化水素流れ114とを生成し、(例えば、1つ以上の出口を介して)それらを吐き出すために構成され得る。
パラ-キシレン回収ユニット120は、膜ユニット160Bと直接流体連結し得、膜ユニット生成物流れ162Bを受け取り、パラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124を生成するために構成され得る。パラ-キシレン回収ユニット120は、製品としてシステム100からパラ-キシレンに富む流れ124を導き、さらなる処理のためにシステム100内の下流に、混合キシレンを含む、パラ-キシレンに乏しい流れ122を導くために構成され得る。
異性化ユニット130、脱ヘプタン塔ユニット140、及び粘土処理装置150は、膜ユニット160Aの実施形態において前に記載されたのと同じように又は同様に動作するために構成され得る。
膜ユニット160C
システム100の一実施形態において、膜ユニット160Cは、それが、パラ-キシレンに乏しい流れ122を(例えば、パラ-キシレン回収ユニット120から)受け取るために構成される、且つ、パラ-キシレン回収ユニット120と直接流体連結するようにパラ-キシレン回収ユニット120と異性化ユニット130との間に配置され得る。この配置で、膜ユニット160Cは、膜ユニット生成物流れ162C及び非芳香族化合物に富む流れ164Cを生成するために更に構成され得る。
システム100のこの構成において、キシレンスプリッター110は、パラ-キシレン回収ユニット120と直接流体連結し得、(例えば、1つ以上の入口を介して)リフォーメートストック流れ102を受け取り、混合キシレン流れ112とC9及びC10炭化水素を含み得る重質炭化水素流れ114とを生成し、(例えば、1つ以上の出口を介して)それらを吐き出すために構成され得る。
パラ-キシレン回収ユニット120は、キシレンスプリッター110と直接流体連結し得、混合キシレン流れ112を受け取り、パラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124を生成するために構成され得る。パラ-キシレン回収ユニット120は、製品としてシステム100からパラ-キシレンに富む流れ124を導き、さらなる処理のためにシステム100内の下流に、混合キシレンを含む、パラ-キシレンに乏しい流れ122を導くために構成され得る。
異性化ユニット130は、それが、膜ユニット生成物流れ162C及びシステム100の外部の水素供給源(示されていない)からの水素流れ104を受け取り、異性化ユニット流れ132を生成するために構成されるように、膜ユニット160Cと直接流体連結し得る。異性化ユニット130は、脱ヘプタン塔ユニット140に異性化ユニット生成物流れ132を導くために構成され得る。
脱ヘプタン塔ユニット140及び粘土処理装置150は、膜ユニット160Aの実施形態において前に記載されたのと同じように又は同様に動作するために構成され得る。
膜ユニット160D
システム100の一実施形態において、膜ユニット160Dは、それが、(例えば、脱ヘプタン塔ユニット140から)炭化水素流れ146を受け取るために構成される、且つ、脱ヘプタン塔ユニット140と直接流体連結するように脱ヘプタン塔ユニット140の下流に配置され得る。この配置で、膜ユニット160Dは、膜ユニット生成物流れ162D及び非芳香族化合物に富む流れ164Dを生成するために更に構成され得る。
システム100のこの構成において、キシレンスプリッター110は、膜ユニット160Cの実施形態において前に記載されたのと同じように又は同様に動作するために構成され得る。
パラ-キシレン回収ユニット120及び異性化ユニット130は、膜ユニット160Aの実施形態において前に記載されたのと同じように又は同様に動作するために構成され得る。
脱ヘプタン塔ユニット140は、それが、異性化ユニット130からの異性化ユニット生成物流れ132を受け取り、キシレンに富む流れ142、燃料ガス流れ144、及び炭化水素流れ146を生成するために構成されるように、異性化ユニット130、膜ユニット160D、及び粘土処理装置150と直接流体連結し得る。炭化水素流れ146は、C6芳香族化合物、C7芳香族化合物、及び非芳香族化合物を含み得る。脱ヘプタン塔ユニット140は、キシレンに富む流れ142を粘土処理装置150に、燃料ガス流れ144をシステム100の外部に、及び炭化水素流れ146を膜ユニット160Dに導くために構成され得る。
粘土処理装置150は、膜ユニット160Aの実施形態において前に記載されたのと同じように又は同様に動作するために構成され得る。
実例実施形態に従ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための実例方法が以下に記載される。これらの方法は、多様な構成において図1のシステムと併せて用いられ得る。
図2は、第1配置における膜ユニット160Aを使ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法200を例示する。図2に示されるように、方法200は、膜ユニット生成物流れ162A及び非芳香族化合物に富む流れ164Aを生成するために構成され得る、膜ユニット160Aにリフォーメートストック流れ102を供給することで操作202から始まり得る。操作204において、160Aは、混合キシレン流れ112及び重質炭化水素流れ114を生成するために構成され得る、キシレンスプリッター110に膜ユニット生成物流れ162Aを供給し得る。操作206において、キシレンスプリッター110は、パラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124を生成するために構成され得る、パラ-キシレン回収ユニット120に混合キシレン流れ112を供給し得る。操作208において、パラ-キシレン回収ユニット120は、異性化ユニット生成物流れ132を生成するために構成され得る、異性化ユニット130にパラ-キシレンに乏しい流れ122を供給し得る。操作210において、異性化ユニット130は、キシレンに富む流れ142、燃料ガス流れ144、及び炭化水素流れ146を生成するために構成され得る、脱ヘプタン塔ユニット140に異性化ユニット生成物流れ132を供給し得る。操作212において、脱ヘプタン塔ユニット140は、粘土処理流れ152を生成するために構成され得る、粘土処理装置150にキシレンに富む流れ142を供給し得る。操作214において、粘土処理装置150は、キシレン回収ループ101内の再循環のためにキシレンスプリッター110に粘土処理流れ152を供給し得る。或いは、粘土処理流れ152は、キシレン回収ループ101を通って再循環されるよりもむしろ、システム100からアウトプットされ得る。方法200は、その工程のアウトプット流れが別の処理プラントに受け入れられる状態で任意の操作工程で停止され得ることが指摘されるべきである。
図3は、第2配置における膜ユニット160Bを使ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法300を例示する。図3に示されるように、方法300は、混合キシレン流れ112及び重質炭化水素流れ114を生成するために構成され得る、キシレンスプリッター110にリフォーメートストック流れ102を供給することで操作302から始まり得る。操作304において、キシレンスプリッター110は、膜ユニット生成物流れ162B及び非芳香族化合物に富む流れ164Bを生成するために構成され得る、膜ユニット160Bに混合キシレン流れ112を供給し得る。操作306において、膜ユニット160Bは、パラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124を生成するために構成され得る、パラ-キシレン回収ユニット120に膜ユニット生成物流れ162Bを供給し得る。この時点で、方法300は、アウトプットパラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124が別の処理プラントに受け入れられる状態で停止され得る。或いは、示されていないけれども、方法300は、異性化ユニット130、脱ヘプタン塔140、粘土処理装置150、及び/又は1つ以上の追加の膜ユニット160C、160Dの1つ以上にさらなる処理のために、それらのアウトプット流れの1つ以上を導くことを進め得る。
図4は、第3配置における膜ユニット160Cを使ったパラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法400を例示する。図4に示されるように、方法400は、キシレン回収ループ101に(例えば、具体的にはキシレンスプリッター110に)リフォーメートストック流れ102を供給することで操作402から始まり得る。次に、操作404において、キシレンスプリッターが、混合キシレン流れ112及び重質炭化水素流れ114を生成するために構成され得る。操作406において、混合キシレン流れ112がパラ-キシレン回収ユニット120にダウンストリームし続けるので、パラ-キシレン回収ユニット120は、パラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124を生成するために構成され得る。操作408において、パラ-キシレン回収ユニット120が膜ユニット160Cにパラ-キシレンに乏しい流れ122を供給した後に、膜ユニット160Cは、キシレンを好ましくは透過させて非芳香族化合物に富む流れ164Cから膜ユニット生成物流れ162Cを分離するために構成され得る。操作410において、膜ユニット160Cが異性化ユニット130に膜ユニット生成物流れ162Cを供給した後に、異性化ユニット130は、膜ユニット生成物流れ162Cを処理して異性化ユニット生成物流れ132を生成するために構成され得、流れ132は、次いで脱ヘプタン塔ユニット140に供給することができる。操作412において、脱ヘプタン塔ユニット140は、キシレンに富む流れ142、燃料ガス流れ144、及び炭化水素流れ146の1つ以上の流れを生成するために構成され得、少なくともキシレンに富む流れ142は、粘土処理装置150に下流に供給され得る。操作414において、粘土処理装置150は、粘土処理流れ152を生成するために構成され得、流れ152は、次いで、操作416においてキシレン回収ループ101内の再循環のためにキシレンスプリッター110に供給することができる。或いは、粘土処理流れ152は、システム100からアウトプットされ得る。非芳香族化合物に富む流れ164Cを分離することによって、それは、システム効率又は有効性に悪影響を及ぼすことなしに(例えば、キシレンでより濃縮されている流れを捨てなければならない及び/又は運転を停止することなしに)システム100から除去することができる。
図5は、パラ-キシレン生産のためのキシレン異性化プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法500を例示する。図5に示されるように、方法500は、混合キシレン流れ112及び重質炭化水素流れ114を生成するために構成され得る、しキシレンスプリッター110にリフォーメートストック流れ102を供給することで操作502から始まり得る。操作504において、キシレンスプリッター110は、パラ-キシレンに乏しい流れ122及びパラ-キシレンに富む流れ124を生成するために構成され得る、パラ-キシレン回収ユニット120に混合キシレン流れ112を供給し得る。操作506において、パラ-キシレン回収ユニット120は、異性化ユニット生成物流れ132を生成するために構成され得る、異性化ユニット130にパラ-キシレンに乏しい流れ122を供給し得る。操作508において、異性化ユニット130は、キシレンに富む流れ142、燃料ガス流れ144、及び炭化水素流れ146を生成するために構成され得る、脱ヘプタン塔ユニット140に異性化ユニット生成物流れ132を供給し得る。操作510において、脱ヘプタン塔ユニット140は、膜ユニット生成物流れ162D及び非芳香族化合物に富む流れ164Dを生成するために構成され得る、膜ユニット160Dに炭化水素流れ146を供給し得る。この時点で、方法500は、アウトプット膜ユニット生成物流れ162Dが別の処理プラントに受け入れられる状態で停止され得る。或いは、示されていないけれども、方法500は、粘土処理装置150及び/又は1つ以上の追加の膜ユニット160Dの1つ以上に、さらなる処理のためにそれらのアウトプット流れの1つ以上を導くことを進め得る。
本開示は、様々な図において例示され、上記で考察されたように、複数の例示的態様に関連して記載されてきたが、他の類似の態様が用いられ得ること、又はそれらから逸脱することなしに本開示の同じ機能を行うために記載された態様に修正及び追加が行われ得ることは理解される。例えば、本開示の様々な態様において、方法及び組成物は、目下開示される主題の態様に従って記載された。しかしながら、これらの記載された態様に同等の他の方法及び組成物もまた、本明細書での教示によって熟慮される。それ故、本開示は、いかなるただ一つの態様にも限定されるべきではなく、むしろ添付の特許請求の範囲に従った広がり及び範囲で解釈されるべきである。
本明細書で開示される実施形態及び特許請求の範囲は、それらの適用で、本説明に示される及び図面に例示される構成要素の構造及び配置の詳細に限定されないことが理解されるべきである。むしろ、本説明及び図面は、想像される実施形態の例を提供する。本明細書で開示される実施形態及び特許請求の範囲は、更に、他の実施形態であることができ、様々な方法で実行する及び実施することができる。また、本明細書で用いられる表現法及び専門用語は、説明の目的のためであり、特許請求の範囲を限定すると見なされるべきではないことが理解されるべきである。
したがって、当業者は、本出願及び特許請求の範囲がベースとしている概念が、この出願において提示される実施形態及び特許請求の範囲の幾つかの目的を実施するための他の構造物、方法、及びシステムの設計への基盤として容易に利用され得ることを十分理解するであろう。それ故、特許請求の範囲は、そのような同等の構成を含むと見なされることが重要である。
更に、前述の要約の目的は、様々な特許庁、並びに特許及び法律用語又は表現法に詳しくない当技術分野における専門家を一般に、及びとりわけ含む公衆が、本出願の技術的開示の性質及び本質を一見して迅速に決定することを可能にすることである。要約は、本出願の特許請求の範囲を画定する意図もないし、それは、クレームの範囲を決して限定する意図もない。代わりに、本発明は本明細書に添付される特許請求の範囲によって画定されることが意図される。

Claims (20)

  1. パラ-キシレン生産プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法であって、
    キシレンスプリッター、パラ-キシレン回収ユニット、膜ユニット、異性化ユニット、脱ヘプタン塔ユニット、及び粘土処理装置を含むキシレンリサイクルループへ、リフォーメートストック流れを供給する工程と;
    前記リフォーメートストック流れを受け取るために構成された前記キシレンスプリッターによって、パラ-キシレン、オルト-キシレン、及びメタ-キシレンを含む混合キシレン流れを生成する工程と;
    前記混合キシレン流れを受け取るために構成された前記パラ-キシレン回収ユニットによって、パラ-キシレンに乏しい流れを生成する工程と;
    前記膜ユニットによって前記パラ-キシレンに乏しい流れ中のキシレンを優先的に透過させて膜ユニット生成物流れから非芳香族化合物に富む流れを分離する工程と;
    前記異性化ユニットにおいて前記膜ユニット生成物流れを処理して異性化ユニット生成物流れを生成する工程と;
    前記異性化ユニット生成物流れを受け取るために構成された前記脱ヘプタン塔ユニットによって、キシレンに富む流れを生成する工程と;
    前記粘土処理装置を通して前記キシレンに富む流れを処理して粘土処理流れを生成する工程と;
    前記キシレンリサイクルループ内の再循環のために前記キシレンスプリッターへ前記粘土処理流れを供給する工程と
    を含む方法。
  2. 前記リフォーメートストック流れは、非芳香族化合物、混合キシレン、C6芳香族化合物、及びC7芳香族化合物を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記膜ユニットによる前記パラ-キシレンに乏しい流れからのキシレンの優先的透過は、200~2000psigの一定圧力で前記膜ユニットへ前記パラ-キシレンに乏しい流れを供給する工程を更に含む、請求項1~2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記膜ユニットは、一段膜システムを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記膜ユニットは、多段膜システムを含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記膜ユニットは、60gm/m/hr/psiのキシレン透過係数及び15のキシレン対非芳香族化合物透過係数比を示す、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記脱ヘプタン塔ユニットによって、炭化水素流れを生成する工程を更に含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記異性化ユニット生成物流れは、50重量%のメタ-キシレン、24重量%のパラ-キシレン、及び26重量%のオルト-キシレンを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記炭化水素流れは、C6芳香族化合物、C7芳香族化合物、及び非芳香族化合物を含む、請求項7~8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 非芳香族化合物除去システムであって、
    リフォーメートストック流れを受け取り、混合キシレン流れを生成するために構成されたキシレンスプリッターと;
    前記キシレンスプリッターと直接流体連結した及び前記キシレンスプリッターから前記混合キシレン流れを受け取り、パラ-キシレンに乏しい流れを生成するために構成されたパラ-キシレン回収ユニットと;
    前記パラ-キシレン回収ユニットと流体連結した及び炭化水素流れを生成するために構成された脱ヘプタン塔ユニットと;
    前記パラ-キシレンに乏しい流れ及び前記炭化水素流れの1つ以上の流れを受け取り、非芳香族化合物に富む流れを生成するために構成された膜ユニットであって、前記膜ユニットが、60gm/m/hr/psiのキシレン透過係数及び15のキシレン対非芳香族化合物透過係数比を示す膜ユニットと
    を含むシステム。
  11. 請求項10に記載のシステムであって、前記脱ヘプタン塔ユニットが、キシレンに富む流れを生成するために更に構成され、前記システムが、前記脱ヘプタン塔ユニット及びキシレンスプリッターと直接流体連結した粘土処理装置を更に含み、前記粘土処理装置は、前記脱ヘプタン塔ユニットから前記キシレンに富む流れを受け取り、粘土処理流れを生成し、前記粘土処理流れを前記キシレンスプリッターに供給するために構成されているシステム。
  12. 前記パラ-キシレンに乏しい流れは、200~2000psigの一定圧力で前記膜ユニットへ供給される、請求項10~11のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 前記炭化水素流れは、200~2000psigの一定圧力で前記膜ユニットへ供給される、請求項10~12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 前記膜ユニットは、一段膜システムを含む、請求項10~13のいずれか一項に記載のシステム。
  15. 前記膜ユニットは、多段膜システムを含む、請求項10~13のいずれか一項に記載のシステム。
  16. パラ-キシレン生産プロセスから非芳香族化合物を除去するための方法であって、
    キシレンスプリッターへリフォーメートストック流れを供給し、前記キシレンスプリッターが、混合キシレン流れを生成し、前記混合キシレン流れが、パラ-キシレン、オルト-キシレン、及びメタ-キシレンを含む工程と;
    膜ユニットに前記混合キシレン流れを供給し、前記膜ユニットが、非芳香族化合物に富む流れ及び膜ユニット生成物流れを生成する工程と;
    パラ-キシレン回収ユニットにおいて前記膜ユニット生成物流れを処理し、前記パラ-キシレン回収ユニットが、パラ-キシレンに乏しい流れを生成する工程と;
    異性化ユニットにおいて前記パラ-キシレンに乏しい流れを処理し、前記異性化ユニットが、異性化ユニット生成物流れを生成する工程と;
    脱ヘプタン塔ユニットへ前記異性化ユニット生成物流れを供給し、前記脱ヘプタン塔ユニットが、キシレンに富む流れを生成する工程と;
    粘土処理装置を通して前記キシレンに富む流れを処理し、前記粘土処理装置が、粘土処理流れを生成する工程と;
    前記キシレンスプリッターへ前記粘土処理流れを供給する工程と
    を含む方法。
  17. 前記混合キシレン流れは、200~2000psigの一定圧力で前記膜ユニットへ供給される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記膜ユニットは、一段膜システムを含む、請求項16~17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記膜ユニットは、多段膜システムを含む、請求項16~17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記膜ユニットは、60gm/m/hr/psiのキシレン透過係数及び15のキシレン対非芳香族化合物透過係数比を示す、請求項16~19のいずれか一項に記載の方法。
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