JP2022545321A - 喫煙物品ラッパー - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも1つの被コーティング面領域11及び少なくとも1つの未コーティング面領域12を備える喫煙物品ラッパー10に関し、喫煙物品ラッパー10は、可燃性であり、少なくとも40CUの平均体積流量を提供し、少なくとも1つの被コーティング面領域11は少なくとも4GUの光沢度を提供し、少なくとも1つの未コーティング面領域12は4GU未満の光沢度を提供し、少なくとも1つの被コーティング面領域11と少なくとも1つの未コーティング面領域12との間の光沢度の差は2GUよりも大きい。さらに、本発明は、そうした喫煙物品ラッパー10を備える喫煙物品1、並びに、フレキソ印刷によって喫煙物品ラッパーの一部にポリマーを印刷することによってそうした喫煙物品ラッパー10を備える喫煙物品1を生産する方法に関する。【選択図】図1b

Description

本発明は、提示した請求項1及び13のプリアンブルに記載の、喫煙物品ラッパー及び当該喫煙物品ラッパーを生産するための方法に関する。さらに、本発明は、提示した請求項1に記載の喫煙物品ラッパーを備える喫煙物品に関する。
紙巻たばこ等の喫煙物品は、大量に生産される消費財である。それらは通常、長手方向に延在する略円筒形のロッド内に紙ベースのラッパーによりたばこ刻みフィラーを被包することによって形成されるたばこロッドを備えている。それらの主なたばこを被包する機能以外に、紙ベースの喫煙物品ラッパーはまた、多くの場合、製造業者のためのコミュニケーションサポートも形成し、様々な印刷されたデザイン、色、及び/又はマーキング(透かし、エンボス加工等)を含むかもしれず、これらは、とりわけ、消費者が製品を認識することを可能にするブランディング機能の一部を形成し得る。したがって、紙巻たばこ用紙に視覚的効果を施して、他のブランド由来の紙巻たばこに対する差別化を可能にすること、又は、紙巻たばこ及び/又は紙巻たばこ用紙に上質な外観を施すことが重宝されている。既存のエンボス加工技術では得ることができない、特に高反射性又は光沢のあるパターンが望ましいであろう。
以下において、用語「喫煙物品」及び「紙巻たばこ」は同義的に用いられている。本発明のいくつかの実施形態は、紙巻たばこ又は紙巻たばこ用紙についてのみ説明される。しかし、これらの実施形態は、任意の他の喫煙物品及び/又は喫煙物品ラッパーにも適用可能であってそれらも開示されていると見なされるべきである。
文献としての国際公開第2016208065A1号パンフレットから、光沢効果をカレンダー加工(calendaring)によって達成できることが公知である。しかし、この技術を部分的に適用することはできず、結果として紙巻たばこ用紙の表面の均質な外観を生じさせる。
文献としての欧州特許出願公開第3312340A1号明細書は、少なくとも10%以上の光沢度を有する紙巻たばこ用紙を作成するための方法及び装置を開示している。高光沢度は、光沢を増加させるための充填剤を含む用紙ウェブをスーパーカレンダー加工(supercalendaring)することによって達成される。
文献としての米国特許出願公開第2002/062834A1号明細書から、低副流煙の紙巻たばこが公知である。そうした紙巻たばこは、酸素貯蔵体と、供与体金属酸化物酸化触媒と、当該触媒のための本質的に不燃性の細分された多孔質微粒子添加物とを含む副流煙処理組成物を有する可燃性処理用紙を備える。その添加物は、好適には、平均粒径が1~30μmであり、表面積が20m/g以上である。
定義された透過性(permeability)を保証しなければならないため、紙巻たばこ用紙の表面処理法は極めて限られている。紙巻たばこ用紙の透過性は、所定の単位時間内に紙巻たばこ用紙の特定の領域を通って流れる空気の体積の指標として定義される。それはコレスタ単位(C.U.)で測定される。コレスタ単位は、「1kPaの印加圧力差で基質の1cmの試料を通過する空気の体積流量(cmmin-1)」として定義される。たいていの紙巻たばこ用紙では、1kPaの印加圧力差で、この紙巻たばこ用紙の1cmの試料を通過する少なくとも40cmmin-1の空気の平均体積流量(又は40C.U.)を提供することが望ましい。
さらに、半透明のセグメントを有する紙巻たばこ用紙が公知である。しかし、半透明セグメントは、これらの領域において茶色がかったたばこの色が見えてしまうという欠点を有する。茶色がかった領域は、汚れているか又は非衛生的でさえあると考えられる可能性がある。
したがって、本発明の目的は、高反射性又は光沢のあるパターンを有する紙巻たばこ用紙及びそうした紙巻たばこ用紙を製造するための方法を提供することにある。さらに、本発明の目的は、そうした紙巻たばこ用紙を備える喫煙物品を提供することにある。
前述の問題は、少なくとも1つの被コーティング面領域と、少なくとも1つの未コーティング面領域とを備える紙巻たばこ用紙であって、紙巻たばこ用紙は、可燃性であり、1kPaの印加圧力差でこの紙巻たばこ用紙の1cmの試料を通過する少なくとも40cmmin-1の空気の平均体積流量を提供し、紙巻たばこ用紙の少なくとも1つの被コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う少なくとも4GUの光沢度を提供し、少なくとも1つの未コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う4GU未満の光沢度を提供し、少なくとも1つの被コーティング面領域と少なくとも1つの未コーティング面領域との間の光沢度の差は、DIN EN ISO2813:2015に従う2GUよりも大きい、紙巻たばこ用紙によって解決される。
DIN EN ISO2813:2015に従う少なくとも4GUの比較的低い光沢度であっても、少なくとも1つの未コーティング面領域に対する光沢度の差がDIN EN ISO2813:2015に従う2GUよりも大きい場合、消費者によって容易に認識され得ることが見出された。しかし、少なくとも1つの被コーティング面領域と少なくとも1つの未コーティング面領域との間の光沢度のより大きな差(例えば、少なくとも4GU、7GU、10GU、20GU、又はそれ以上)は、効果をさらに増加させる。しかし、少なくとも1つの未コーティング面領域の光沢度がDIN EN ISO2813:2015に従う4GU未満である場合、パターンは消費者によって特に良好に認識され得ることが見出された。それらの紙巻たばこ用紙は、向上した視覚的外観を提供し、消費者によって容易に認識され得る。
紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、紙巻たばこ用紙の少なくとも1つの被コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う4~10GUの間、好ましくは5~10GUの間の光沢度を提供する。この範囲の光沢度は、以下に説明するような方法によって提供することができ、消費者に情報を提供するのに十分であるか、或いは他のブランドから紙巻たばこに対する差別化を可能にするのに十分であるか、又は紙巻たばこ及び/若しくは紙巻たばこ用紙の高級な外観を提供するのに十分であることが見出された。10GUよりも大きいさらに高い光沢度は、効果をさらに増加させるが、ほとんどの用途に対して、4~10GUの光沢度で十分であることが見出された。より高い光沢度は、通常、より多くのコーティング材料を必要とし、これは紙巻たばこ用紙の透過性を制限するか、及び/又はコストを増加させる。
紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、少なくとも1つの未コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う1~4GUの間、好ましくは1~3GUの間の光沢度を提供する。上述の範囲内のGU値は、未コーティングの紙巻たばこ用紙の確立された外観を維持することができるが、被コーティング面領域に対して必要とされるGUの差を容易に確立することができるため、特に好適である。
いくつかの公知の紙巻たばこ用紙に関して上で指摘したように、局所的に不透明度が増加すると、結果として欠点を生じる可能性がある。したがって、紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、紙巻たばこ用紙の被コーティング面領域と未コーティング面領域との不透明度の差は、2%未満、好ましくは1%未満である。そうした均質な不透明度によって、茶色がかったたばこが紙巻たばこ用紙を通して局所的に輝くことを回避することができる。好ましくない、汚れた又は非衛生的な外観を回避することができる。
茶色がかったたばこが紙巻たばこ用紙を通して局所的に目立つことを回避するために、紙巻たばこ用紙の被コーティング面領域の不透明度は、好ましくは70%より大きく、好ましくは72%より大きく、より好ましくは73%より大きい。特に、紙巻たばこ用紙の少なくとも1つの被コーティング面領域の少なくとも4GUの光沢度と組み合わせて、この不透明度は、紙巻たばこ用紙の高価値及び/又は高品質の外観を提供する。消費者のために記述され又は描かれた情報が無い場合であっても、この高価値及び/又は高品質の外観は、この紙巻たばこ用紙による紙巻たばこの認知を可能にする。
紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、被コーティング面領域のパーセンテージは、紙巻たばこ用紙の表面領域全体の80%未満、好ましくは50%未満、より好ましくは20%~50%の範囲内である。この寸法のコーティングは、これらのパーセンテージが紙巻たばこ用紙上の文字表記及び/又はイラストを可能にするため好ましい。さらに、紙巻たばこ用紙の必要な通気性が維持される。コーティング領域の高いパーセンテージは、結果として、少なくとも場合によっては、紙巻たばこ用紙の通気性が低下し、その結果、紙巻たばこの望ましくない発火を生させかねない。
紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、被コーティング面領域は、0.5~20g/m、好ましくは2~15g/m、より好ましくは4~10g/mのコーティングを備える。これらの塗布重量において、所望の光沢度が最小の材料コストで提供され得ることが見出された。さらに、コーティング材料の量が多くなると、場合によっては紙巻たばこ用紙の透過性が低下することが示されている。これに対して、上で定義されたような好ましい塗布重量は、紙巻たばこ用紙の必要な透過性を保証する。
紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、被コーティング面領域は、コーティング剤としてポリマーを備える。ポリマーは、最小の塗布重量で所望の光沢を提供する。さらに、少なくともいくつかのポリマーは、残留物なしに熱分解することができるか、及び/又は耐熱性であり、紙巻たばこにおいて生じる温度において不燃性である。これらのポリマーのいずれも好適である。特に好ましいのは、EVA、PVA、任意の他のエチレンのコポリマー、任意の他のプロピレンのコポリマー、PE、及び任意の他のフィルム形成ポリマーを含む群から選択されるポリマーである。そうしたポリマーは、通常、灰又は有害な分解残留物なしに可燃性である。
紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、紙巻たばこ用紙の未コーティング面領域は、1kPの印加圧力差でこの紙巻たばこ用紙の1cmの試料を通過する空気の20~120cmmin-1(20~120C.U.)の範囲内、好ましくは40~100cmmin-1(40~100C.U.)の範囲内、より好ましくは60~85cmmin-1(60~85C.U.)の範囲内の体積流量を提供する。紙巻たばこ用紙の他の領域がコーティングされ、(追加の)コーティングの結果として、低下した透過性及び/又は流量を提供する場合であっても、紙巻たばこ用紙を通る媒体流量を、紙巻たばこの燃焼を維持する及び/又は紙巻たばこの長手方向に沿った十分な流量を維持するために必要な範囲に維持することができるため、これらの流量は好ましいと評価される。
紙巻たばこ用紙の好ましい実施形態において、紙巻たばこ用紙の被コーティング面領域は、1kPの印加圧力差でこの紙巻たばこ用紙の1cmの試料を通過する空気の5~80cmmin-1(5~80C.U.)の範囲内、好ましくは8~90cmmin-1(8~90C.U.)の範囲内、より好ましくは10~60cmmin-1(10~60C.U.)の範囲内の体積流量を提供する。紙巻たばこ用紙の未コーティング面領域の体積流量及び被コーティング面領域の割合に関わらず、上で定義された流量は、紙巻たばこ用紙を通る媒体流量が、紙巻たばこの燃焼を維持するか及び/又は紙巻たばこの長手方向に沿った十分な流量を維持して芳香をユーザの口に輸送するのに十分であることを確実にする。
紙巻たばこ用紙の被コーティング面領域は、インジケータ機能を提供することが好ましい。インジケータ機能は熱インジケータ機能であることが好ましい。熱は色の変化によって示されることがより好ましい。色変化は恒久的な色変化であることが好ましい。しかし、別の実施形態において、一時的な色変化が好ましい。一時的な色変化は、熱に敏感な物質又はユーザの皮膚と当接させてはならない高温の表面領域を示すために有用であり得る。恒久的な色変化の1つの利点は、そうした恒久的な色変化によって、使用されたことで熱くなっている喫煙物品を明確に識別できることである。これは、特に、所望の温度に加熱されるだけであるが燃焼させない現代の喫煙物品に適している。そうした表示がなければ、使用された喫煙物品を識別し、未使用のものからそれらを区別することは、困難であることが多い。
インジケータ機能に関して、被コーティング面領域の色変化は、未コーティング面領域のあり得る色変化とは異なることが好ましい。用紙自体は、例えば、熱処理の結果としてその色を変化させ得る。通常、紙巻たばこ用紙の色は、高温で処理されると茶色又は茶色がかった色に変化する。この場合、用紙自体が喫煙物品の使用を示すため、さらなる表示は必要ない。しかし、被コーティング面領域は、未コーティングのものとは異なる色にその色を変化させることが好ましい。これは、特別な効果及びユーザに対するさらなる情報の表示を可能にする。好ましい実施形態では、喫煙物品の供給者の名称及び/又は商標を使用後に紙巻たばこ用紙の表面に出現させることができる。
被コーティング面領域の色が加熱後に変化するため、消費者は、加熱スティックが使用済みであることを外観として容易に理解することができる。加えて、この技術によって、喫煙の後にのみ見ることができるデザインを紙巻たばこ用紙に適用することができる。これは、消費者にとって有益であり、他のブランドのものに対してそうした喫煙物品を区別することができる。
好ましい実施形態において、被コーティング面領域は、用紙、喫煙物品、又はたばこの特性を示す文字又は他の記号を形成する。これにより、ユーザは、使用後であっても(喫煙)物品を識別することができる。
上述したうちのさらなる問題は、上で説明したような紙巻たばこ用紙を含む喫煙物品によって解決される。そうした紙巻たばこ用紙を含む喫煙物品は、向上した視覚的外観を提供し、消費者によって容易に認識され得る。それは、高い価値及び/又はプレミアム品質の外観を提供し、消費者によって容易に認識され得る。紙巻たばこ用紙の半透明セグメントを回避し得るため、そうした喫煙物品は、紙巻たばこ用紙を通して茶色がかったたばこの色が見えてしまうという欠点を有しない。したがって、汚れている又は非衛生的であると見られるかもしれない茶色がかった領域が軽減される。これは、さらに、高価値及び/又は高品質の外観を向上させる。
好適には、喫煙物品は、マウスピースと、エアロゾル発生基材とを備え、エアロゾル発生基材は、上で説明したような紙巻たばこ用紙に被包される。好適には、エアロゾル発生基材は、たばこであり、又はたばこを含む。エアロゾル発生基材は、加熱され又は燃焼され、それによってエアロゾルを発生させる。上で説明したようにエアロゾル発生基材を紙巻たばこ用紙に被包することは、製品の光学的外観を向上させるか、及び/又は消費者に情報を提供する可能性を提供する。
上述したうちの別の問題は、紙巻たばこ用紙を含む喫煙物品を生産するための方法によって解決され、上記紙巻たばこ用紙は、表面のいくつかの部分においてDIN EN ISO2813:2015に従う少なくとも4GUの光沢度を有し、その表面の他の部分においてDIN EN ISO2813:2015に従う4GU未満の光沢度を有し、これらの部分の間の光沢度の差はDIN EN ISO2813:2015に従う2GUよりも大きい。この方法は、さらに、フレキソ印刷(flexography)によって紙巻たばこ用紙の一部にポリマーを印刷するステップを含む。フレキソ印刷は、コーティングされるべきこれらの領域に選択的にポリマーを塗布することに適している。さらに、フレキソ印刷は、極めて高速な印刷及び高スループットを可能にする。これは、紙巻たばこ用紙のような大量生産品にとって特に望ましい。
好ましい実施形態において、上記方法は、適切なポリマーを選択するステップを含む。ポリマーは、好適には、EVA、PVA、任意の他のエチレンのコポリマー、任意の他のプロピレンのコポリマー、PE、及び任意の他のフィルム形成ポリマーを含む群から選択される。これらのポリマーは、印刷プロセス、特にフレキソ印刷に、特に適していることが見出された。
ポリマーは、EVA、PVA、任意の他のエチレンのコポリマー、任意の他のプロピレンのコポリマー、PE、及び任意の他のフィルム形成ポリマーを含む群から選択されることが好ましい。これらのポリマーはいずれも、フレキソ印刷によって紙に塗布することに特に適している。
上記方法の好ましい実施形態において、ポリマーは、エマルジョン、懸濁液、又は溶融形態で印刷される。これは、ポリマーの取り扱い及び均一な分布を容易にする。エマルジョン、懸濁液、又は溶融ポリマーは、紙巻たばこ用紙へのその塗布後に乾燥されることが好ましい。さらに好ましい実施形態において、これは少なくとも一時的に増加した圧力下で行われる。少なくとも場合によっては、増加した圧力は、被コーティング面領域の光沢度をさらに高める。さらに、ポリマーは紙に対してより強固に結合できるはずである。
本方法に関して開示した全ての特徴は、紙巻たばこ用紙及び/又は喫煙物品に、変更すべきところを変更しつつ適用されるものとし、紙巻たばこ用紙及び/又は喫煙物品に関する全ての開示する特徴は、上記方法に、変更すべきところを変更しつつ適用されるものとする。
本発明のさらなる利点、目的、及び特徴を、添付の図面を参照する以下の記載において、あくまで一例として説明する。図面において、異なる実施形態における類似の構成要素は、同一の参照記号で表される場合がある。
本発明に係る被コーティング面領域及び未コーティング面領域を有する紙巻たばこ用紙によって囲まれたたばこスティックの画像。 図1aのたばこスティックの略図。 被コーティング面領域及び未コーティング面領域を有する図1aのたばこスティックの詳細画像。 図1bのたばこスティックの略図。 用紙上にコーティングされた剥離パターンを有する本発明に係る紙巻たばこ用紙の画像。 紙巻たばこ用紙上の被コーティング面のあり得る形態の画像。 紙巻たばこ用紙上の被コーティング面のあり得る形態の画像。
図1aは、本発明に係る被コーティング11及び未コーティング12の表面領域を有する紙巻たばこ用紙10によって囲まれる、たばこスティック1の画像を示している。紙巻たばこ用紙10は、たばこ(図示せず)から作成されるシリンダ2(幾何学的により詳細には、直円柱)の側方領域を取り囲んでいる。
紙巻たばこ用紙10は、部分的に、即ち被コーティング領域11において、光沢コーティング13でコーティングされている。図示する実施形態において、このコーティングは、平面紙巻たばこ用紙10上に交差ストライプで塗布され、次いで、たばこシリンダ2の周囲に巻回される。紙巻たばこ用紙10のこの湾曲形態において、被コーティング領域11は螺旋形状を有する。
この実施形態を、さらに、図2bの略図によって説明する。この図において、コーティングの2つのストライプが互いに交差し、紙巻たばこ用紙10及び/又はたばこスティック1上に市松模様(checkered pattern)を形成することが見て取ることができる。
図3は、紙巻たばこ用紙10のさらなる実施形態を示している。被コーティング領域11のパターン14はストライプ状である。原紙はポリマーで局所的にコーティングした。この実施形態において、紙巻たばこ用紙の重なり合う端部を互いに取り付けるための接着剤としてたばこ産業において以前に用いられていたポリマーが用いられた。塗布は、印刷によって、この場合はフレキソ印刷によって行った。ポリマーを、印刷面積当たり約6g/mの量で塗布した。この実施形態において、紙巻たばこ用紙10の上側表面全体の約43%(好ましくは40~50%)がポリマーでコーティングされた。
図3に示す紙巻たばこ用紙10の実施形態において、被コーティング領域11の5.46GU(ISO2813による5.46光沢単位)の増加した光沢度を特定することができた。これに対して、未コーティング領域12の光沢度は、僅か2.68GUであると測定された。図3から導き出すことができるように、被コーティング領域11と未コーティング領域12との光沢度についての上述の値の間の差は、人間の目によって容易に気付くことができるものであった。被コーティング領域11及び未コーティング領域12の不透明度も測定した。これらの領域の測定された不透明度の差は極めて低かった。被コーティング領域11の不透明度は74.9%であると特定され、未コーティング領域12の不透明度は75.6%であると測定された。
図3に示す紙巻たばこ用紙10の燃焼特性が特定された。紙巻たばこ用紙10の上側表面全体の43%のコーティング比では、紙巻たばこ用紙10は依然として可燃性であり、LIP効果(低着火性)及び燃焼速度に対する負の効果は何も特定されないことが見出された。これに対して、紙巻たばこ用紙10の上側表面全体の100%までの極めて高いコーティング比は、燃焼性の低下をもたらす可能性があることが見出された。100%のコーティング比は、FASE試験において0となる。さらに、多孔度は、そうした高度にコーティングされた原紙について、約80から僅か5CUまで劇的に減少した。これに対し、図3に示すような紙巻たばこ用紙10の43%のコーティング比は、約45CUの多孔度をもたらす。
図4及び図5は、紙巻たばこ用紙10上の被コーティング面11のあり得る実施形態の画像を示している。両紙巻たばこ用紙では、コーティングのパターン14が相違する。両実施形態において、パターンは文字及び/又は他の記号を形成している。約60CUの透過性を提供する原紙を、ポリマーで局所的にコーティングした。塗布は、印刷によって、この場合はフレキソ印刷によって行った。ポリマーを、印刷面積当たり約4.3g/mの量で塗布した。図4に示す紙巻たばこ用紙10の局所コーティング12は、紙巻たばこ用紙10の供給者を示している一方で、図4に示す紙巻たばこ用紙10の局所コーティング12のパターン14は、紙自体及び/又は封入されるたばこの特別な特性を示している。
本出願人は、本願の明細書に開示する全ての特徴が、先行技術に照らして、個別に又は組み合わせて新規である限り、それらの特徴を本発明の本質的な特徴であるものとして特許請求する権利を留保する。さらに、図において、個別に有利であり得る特徴が記載されていることに留意されたい。当業者であれば、図に開示された特定の特徴は、この図のさらなる特徴を取り入れなくても有利であり得ることを直ぐに認識するであろう。さらに、当業者であれば、1つ又は様々な図に開示された多様な特徴の組み合わせから利点が発展し得ることを認識するであろう。
1 たばこスティック
2 シリンダ
10 紙巻たばこ用紙
11 被コーティング面領域
12 未コーティング面領域
13 コーティング
14 パターン

Claims (15)

  1. 喫煙物品ラッパーであって、言うなれば紙巻たばこ用紙であり、少なくとも1つの被コーティング面領域及び少なくとも1つの未コーティング面領域を備え、前記喫煙物品ラッパーは、可燃性であり、1kPaの印加圧力差でこの喫煙物品ラッパーの1cmの試料を通過する少なくとも40cmmin-1の空気の平均体積流量を提供し、
    前記喫煙物品ラッパーの前記少なくとも1つの被コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う少なくとも4GUの光沢度を提供し、前記少なくとも1つの未コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う4GU未満の光沢度を提供し、前記少なくとも1つの被コーティング面領域と前記少なくとも1つの未コーティング面領域との間の光沢度の差は、DIN EN ISO2813:2015に従う2GUよりも大きい、
    ことを特徴とする、喫煙物品ラッパー。
  2. 前記喫煙物品ラッパーの前記少なくとも1つの被コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う4~10GUの間の、好ましくは5~10GUの間の光沢度を提供する、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の喫煙物品ラッパー。
  3. 前記少なくとも1つの未コーティング面領域は、DIN EN ISO2813:2015に従う1~4GUの間の、好ましくは1~3GUの間の光沢度を提供する、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の喫煙物品ラッパー。
  4. 前記喫煙物品ラッパーの前記被コーティング面領域と前記未コーティング面領域との不透明度の差は、2%未満、好ましくは1%未満である、
    ことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパー。
  5. 前記喫煙物品ラッパーの前記被コーティング面領域の前記不透明度は、70%よりも大きく、好ましくは72%よりも大きく、より好ましくは73%よりも大きい、
    ことを特徴とする、請求項1~4のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパー。
  6. 前記被コーティング面領域のパーセンテージは、前記喫煙物品ラッパーの表面領域全体の80%未満、好ましくは50%未満、より好ましくは20%~50%の範囲内である、
    ことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパー。
  7. 前記被コーティング面領域は、0.5~20g/m、好ましくは2~15g/m、より好ましくは4~10g/mのコーティングを備える、
    ことを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパー。
  8. 前記被コーティング面領域は、コーティング剤としてポリマーを備え、前記ポリマーは、好ましくは、EVA、PVA、任意の他のエチレンのコポリマー、任意の他のプロピレンのコポリマー、PE、及び任意の他のフィルム形成ポリマーを含む群から選択される、
    ことを特徴とする、請求項1~7のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパー。
  9. 前記喫煙物品ラッパーの前記未コーティング面領域は、1kPの印加圧力差でこの喫煙物品ラッパーの1cmの試料を通過する空気の20~120cmmin-1の範囲内、好ましくは40~100cmmin-1の範囲内、より好ましくは60~85cmmin-1の範囲内の体積流量を提供する、
    ことを特徴とする、請求項1~8のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパー。
  10. 前記喫煙物品ラッパーの前記被コーティング面領域は、1kPの印加圧力差でこの喫煙物品ラッパーの1cmの試料を通過する空気の5~80cmmin-1の範囲内、好ましくは8~90cmmin-1の範囲内、より好ましくは10~60cmmin-1の範囲内の体積流量を提供する、
    ことを特徴とする、請求項1~9のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパー。
  11. 請求項1~10のいずれか一項に記載の喫煙物品ラッパーを備える喫煙物品。
  12. マウスピースと、エアロゾル発生基材とを備え、前記エアロゾル発生基材は、請求項1~10の少なくとも一項に記載の喫煙物品ラッパーに被包される、
    ことを特徴とする、請求項11に記載の喫煙物品。
  13. 喫煙物品ラッパーを含む喫煙物品を生産するための方法であって、前記喫煙物品ラッパーは、その表面のいくつかの部分においてDIN EN ISO2813:2015に従う少なくとも4GUの光沢度を有し、その表面の他の部分においてDIN EN ISO2813:2015に従う4GU未満の光沢度を有し、これら部分の間の光沢度の差はDIN EN ISO2813:2015に従う2GUよりも大きく、
    前記喫煙物品ラッパーの一部にフレキソ印刷によってポリマーが印刷される、
    ことを特徴とする、方法。
  14. 前記ポリマーは、EVA、PVA、任意の他のエチレンのコポリマー、任意の他のプロピレンのコポリマー、PE、及び任意の他のフィルム形成ポリマーを含む群から選択される、
    ことを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ポリマーは、エマルジョン、懸濁液、又は溶融形態で印刷され、前記喫煙物品ラッパー上へのその塗布後に、好ましくは少なくとも一時的に増加した圧力下で乾燥される、
    ことを特徴とする、請求項13又は14に記載の方法。
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