JP2022542048A - 医療用具用のクリーニングキャップ - Google Patents

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Abstract

本開示の雄型突出部を有する医療用具に取り付けるためのキャップは、可動プランジャと、プランジャの並進運動を制限するための深さ止めとを含む。典型的には、キャップは、可動プランジャによって変位される洗浄溶液を含む。深さ止めは、プランジャの表面と雄ルアーの表面との間に均一な気密シールが作られるように、プランジャの変位を制御する。

Description

本出願は、雄型突出部を有する医療用具用のクリーニングキャップに関し、より具体的には、可動プランジャを有するクリーニングキャップに関する。
雄ルアーコネクタは、シリンジ、ポート、又はカテーテル、ドレーン若しくは静脈(IV)ラインのような流体ラインなどの医療デバイス間を液密接続させるための接続具である。雄ルアーは、管腔を画定するテーパ状の雄型突出部を含み、突出部は、スリーブ又はカラーの内壁上に雌ねじを有するスリーブ又はカラーから延びる。
典型的には、医療デバイスは、頻繁に雄ルアーに接続され及び雄ルアーから取り外される。取り外されている間、雄ルアーの露出した端部は汚染されるおそれがある。雄ルアーを保護するための従来の解決策の1つは、雄ルアーコネクタを殺菌することができる洗浄溶液を収容する殺菌用キャップによるものである。クリーニングキャップはまた、可動プランジャを含んでもよく、可動プランジャ内の洗浄溶液は、プランジャの並進運動によって洗浄溶液がキャップの内部空洞から押し出されると、雄ルアーを浸すことができる。
本開示の雄型突出部を有する医療用具に取り付けるためのキャップは、可動プランジャと、プランジャの並進運動を制限するための深さ止めとを含む。更に、プランジャは、プランジャと雄型突出部の頂面との間に気密シールを形成するための封止境界面を含む。典型的には、キャップは、可動プランジャによって変位される洗浄溶液を含む。
雄ルアーは、雄型突出部の頂面に成形による変形を有する場合があり、これがプランジャの封止境界面と雄ルアーの頂面との間の気密シールを妨げる可能性がある。これらの変形は成形バリを含み得る。成形バリは、雄型突出部の内部管腔表面に沿って発生し、外向きに突出する可能性があるため、プランジャに対して完全な封止が形成されるのを妨げる。不良な封止は、雄ルアーの管腔に洗浄溶液を侵入させる可能性がある。雄ルアーはまた、雄型突出部の長さ及びスリーブの深さにバラツキを有する。これにより、キャップがルアーに取り付けられ、様々なプランジャ変位を有することを可能にする。最終的に、キャップが取り付けられた後、移動終了時に、キャップ内のプランジャの「物理的」停止部がない。したがって、キャップがシリンジの雄ルアーに取り付けられると、シリンジ空洞内に十分な圧力が蓄積されたときに、プランジャが雄型突出部の頂面から遠ざかる方に変位する可能性がある。この圧力は、シリンジプランジャが押圧された場合に生じ得る。したがって、シリンジが圧力下にあるときに雄型突出部の頂面からのプランジャの変位を阻止するための機構がなければ、キャップの封止能力が損なわれる可能性があり、流体がシリンジの雄ルアーの管腔から漏れ、殺菌用キャップの外に放出される可能性がある。
本開示の深さ止めを有するキャップは、キャップ内へ入る雄ルアーの深さの制御、したがってプランジャの変位の制御を提供する。深さ止めは、全ての雄ルアーにわたってプランジャの表面と雄ルアーの表面との間に均一な気密シールが作られることを確実にする。更に、プランジャは、雄ルアーの頂面上の成形による変形に適合するように構成された雄ルアー境界面を含んでもよい。
一実施形態では、雄型突出部を有する医療用具用のクリーニングキャップは、ハウジングと、ハウジングの内部空洞内に配置されたプランジャとを備える。ハウジングは、内部空洞と開口部とを画定する内壁を有する。ハウジングは、遠位端と近位端とを有する。内部空洞への開口部は、ハウジングの近位端にある。プランジャは。プランジャは、開口部に面する後方端部と、後方端部の反対側の前方端部とを備える。プランジャは、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である。ハウジングの内部空洞内には、少なくとも1つの深さ止めがある。第1の位置において、プランジャは、開口部から遠ざかる方に自由に並進移動し、第2の位置において、プランジャは深さ止めに当接し、開口部から遠ざかるプランジャの並進運動を阻止する。
一実施形態では、クリーニングキャップは、1つ以上の深さ止めを含んでもよい。第1の深さ止めは、少なくとも1つの内向きに延びる当接特徴部を含んでもよく、少なくとも1つの内向きに延びる当接特徴部は、キャップハウジングの遠位端に近接し、キャップの内壁から内部空洞に向かって延び得る。第2の深さ止めは、段部を含んでもよく、段部は、ハウジングの中間部分に近接し、内壁から内部空洞に向かって延びてもよい。プランジャは、ハウジングの内部空洞内に配置されており、第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり得る。プランジャが第1の位置にあるとき、プランジャは、開口部から遠ざかる方に自由に並進移動する。プランジャが第2の位置にある間、外向きに延びる隆起部が内向きに延びる段部に当接し、前方端部が少なくとも1つの内向きに延びる当接特徴部に当接して、プランジャの並進運動を阻止する。更に、プランジャが第2の位置にあるとき、プランジャの後方端部にある雄型突起境界面は、プランジャと雄型突出部との間に気密シールを形成し得る。
深さ止めは、可能な最短長さの雄ルアー構成によりプランジャが第1の深さ止め又は第2の深さ止めに当接することを依然として可能にするように構成されてもよい。したがって、深さ止めは、ルアーコネクタの長さにかかわらず、全ての雄ルアーデバイス上でキャップが一定距離を移動することを可能にし得る。これにより、プランジャの並進変位はいずれの雄ルアーでも同じであり、カラーの深さ又は雄ルアーの雄型突出部の高さに依存しないため、全ての雄ルアーにおける洗浄溶液の一定な分配を可能にする。
一実施形態では、雄型突出部を有する医療用具用のクリーニングキャップは、ハウジングと、ハウジング内のプランジャとを備える。ハウジングは、内部空洞と開口部とを画定する内壁を有する。ハウジングは、遠位端と近位端とを有する。内部空洞への開口部は、近位端にある。プランジャは、ハウジングの内部空洞内に配置されている。プランジャは、開口部に面する後方端部と、後方端部の反対側の前方端部とを備える。プランジャは、可撓性スカートと突起部とを備える。可撓性スカートは、後方端部から開口部に向かって延び、外向きに広がってハウジングの内壁に当接する。突起部がプランジャの後方端部に近接し、かつハウジングの内部空洞へと延びる。突起部が雄型突出部に当接し、プランジャと雄型突出部との間に気密シールを形成する。
キャップの代替的実施形態は、キャップの開口部の近傍に可撓性タブを画定する環状切抜部を含む。プランジャが空洞内で並進的に変位される間、可撓性タブは、雄ルアーをキャップ内の洗浄溶液で濡らすことを可能にし得る。その後、プランジャがもはや移動していないとき、可撓性タブは雄ルアーに対して封止することができる。
1つ以上の実施形態の詳細を、添付の図面及び以下の説明で明らかにする。他の特徴及び利点は、発明を実施するための形態及び図面から、並びに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
クリーニングキャップ、プランジャ、及び医療用具の分解断面図である。
プランジャが第1の位置にある状態の医療用具及びクリーニングキャップの断面図である。
プランジャが第2の位置にある状態の医療用具に取り付けられたクリーニングキャップの断面図である。
プランジャの拡大断面図である。
図3のセクション5の拡大断面図である。
切抜部を含むクリーニングキャップの代替的実施形態の断面図である。
本開示のキャップは、雄ルアー上に配置するためのものである。キャップは、ハウジングと、可動プランジャと、雄ルアーによって引き起こされるプランジャの並進変位を制御するための深さ止めとを含む。典型的には、キャップ内には洗浄溶液が収容されている。キャップ上に雄ルアーを移動させると、プランジャが移動し、洗浄溶液を変位させ、雄ルアーを汚染から保護する。深さ止めは、プランジャの移動を制御する。図1~図5は、キャップの一実施形態を示す。図6は、洗浄溶液がキャップの内部空洞から出ることを可能にするための切抜部と可撓性タブとを含むキャップの一実施形態を示す。
図1は、クリーニングキャップ1、プランジャ2(キャップから取り外された状態で示される)、及び典型的には雄型突出部8を有する雄ルアー6である医療用具3の一実施形態の分解断面図である。
キャップ1は、内部空洞20及び開口部22を画定する内壁15を有するハウジング10を含む。内部空洞20は、遠位端24と、近位端26と、遠位端24と近位端26との間の中間部分25とを有する。内部空洞20は、近位端26にある開口部22を除いた、遠位端24を含む全ての面で閉じている。
図1に示されるような一実施形態では、ハウジング10は円筒形であり、内部空洞20も同様に円筒形である。しかしながら、ハウジング10及び内部空洞20の代替的構成が企図されてもよい。例えば、ハウジング10及び/又は内部空洞20は、矩形、楕円形、又は平行四辺形であってもよい。ハウジング10は、使用者の指による把持を可能にするための1つ以上のリブ、隆起部、フランジ、又はタブなどを有することができる。
一実施形態では、内壁15は、開口部22に近接する1つ以上のベント28を含んでもよい。いくつかの実装形態では、ベント28は、開口部22における切抜部、切込部、若しくは差込部、又は開口部22の残りの部分よりも増大した直径を有する領域であり得る。ベント28は、キャップ1が雄ルアー6上に取り付けられたときに洗浄溶液30(図2)をキャップ1の内部空洞20から放出することを可能にするように構成されてもよい。
ハウジング10の外側表面32は、キャップ1を雄ルアー6上に保持するために雄ルアースリーブ38のねじ山と係合するための1つ以上のねじ山、突出部、フランジなどを更に含んでもよい。1つ以上のねじ山は、開口部22においてハウジング10の両側から延びる少なくとも2つの部分のねじ山を含んでもよい。あるいは、開口部22の近傍でハウジング10の全周に延びる1つのねじ山が存在してもよい。内壁15は、実質的に均一な直径の円筒形であってもよいが、内壁15の直径は、開口部22の直径において直径が再び狭くなる前に、1つ以上の凹部34(即ち内部空洞20の最大直径)を有する、より広い直径の領域によって開口部22及び近位端26に向かって広くなる。1つ以上の凹部34はまた、凹部34において内壁15の周囲に凹状内壁(即ち大径)を含むことができる。あるいは、1つ以上の凹部34は、内壁15の全周未満を占めることができる。凹部34は、プランジャ2を雄ルアー6上に取り付ける前に第1の位置に保持するのに役立ち得る。これについては以下でより詳細に説明する。
内部空洞20の中間部分25において、内壁15は、中間部分25から長手方向軸線L及び遠位端24に向かって内向きにテーパ状になっていてもよい。長手方向軸線Lは、近位端26から遠位端24まで延び、キャップ1の中心軸線を画定し得る。環状段部40は、キャップ1の中間部分25の近傍において内壁15から長手方向軸線Lに向かって延びてもよい。環状段部40は、ハウジング10の内壁15の周囲360度に長手方向軸線Lに向かって延びる第1の当接表面42を有する。当接表面42は、内壁15にほぼ垂直に延び、内部空洞20の直径はサイズが減少される。環状段部40は、プランジャ2の直径よりも小さい内壁15の直径であってもよく、プランジャ2が第2の位置にあるときに、ハウジング10の遠位端24に向けたプランジャ2の並進運動を阻止するための第1の深さ止め80として機能し得る。内壁15の遠位端24から長手方向軸線Lに向かって延びているのは、少なくとも1つの当接特徴部50であり得る。当接特徴部50は、プランジャ2の前方端部60に当接するように構成された当接面52を有してもよく、ハウジング10の遠位端24に向けたプランジャ2の並進運動を更に阻止する。当接面52は、長手方向軸線Lに向かって内壁15から約90度で延びてもよく、平坦表面であってもよい。あるいは、当接面52は、プランジャ2の前方端部60の湾曲態様に適合するように構成された弓形延長壁であってもよい。当接特徴部50は、第2の深さ止め90として機能してもよい。
図1のプランジャ2は、キャップ1から取り外された状態で示される。しかしながら、図2に示されるような組み立てられた形態では、プランジャは、キャップ1内に配置されている。プランジャ2は、プランジャ2がキャップ1内にあるときにキャップ1の開口部22に面する後方端部62と、後方端部62の反対側にあり、内部空洞20の遠位端24に面する(図2)前方端部60とを含む。プランジャ2は、円筒形であってもよく、かつ洗浄溶液30に面する丸みを帯びた前方端部60を有してもよい。後方端部62は、突出部境界面64を含んでもよく、これについては以下で更に詳細に説明する。前方端部60は、キャップ1内におけるプランジャ2の取り付けを容易にするために、丸みを帯びた形又はピル形状であってもよい。プランジャ2は、可撓性材料で出来た封止スカート66を更に含んでもよい。封止スカート66は可撓性であり、プランジャ2を凹部34及び内壁15に対して保持するために又は凹部34及び内壁15に対して力を加えるために、凹部34及び内壁15よりもわずかに広くなるようにサイズ設定されてもよく、これにより、プランジャ2の移動を抑止することができるとともに、洗浄溶液30を内部空洞20内に保持することができる。スカート66は、より広い直径又はテーパ状の直径領域のテーパに実質的に対応する角度で、プランジャ2から遠ざかる方にかつ開口部22に向かって下向きに広がり、雄型突出部8の境界面64の一部又は全体を取り囲んでもよい。封止スカート66は、長手方向軸線L及び遠位端24に向かってテーパ状であってもよい。プランジャ2の側壁68は、可撓性スカート66の端部を画定する環状隆起部70を含んでもよい。環状隆起部70は、プランジャ2の側壁68からキャップ1の内壁15に向かって延び、プランジャ2及び可撓性スカート66の大径を画定してもよい。プランジャ2の内部74は、プランジャ内壁78によって画定されるプランジャ空洞76を画定し得る。内壁78は、後方端部62の近傍に封止突出部境界面64を有してもよく、封止突出部境界面64は、雄ルアー6の雄型突出部8と係合し、プランジャ2と雄ルアー6との間に気密シールを形成するように構成されている。
図2及び図3を参照すると、可動プランジャ2は、キャップ1の内部空洞20内にあり、プランジャ2が雄ルアー6の雄型突出部8によって押されるまで内部空洞20内に洗浄溶液30を保持するように構成されている。プランジャ2は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能であってもよい。
図2は、雄ルアー6の雄型突出部8の挿入後、かつプランジャ2の変位前における、キャップ1のハウジング10の内部の、第1の位置にあるプランジャ2を示す。第1の位置(図2)にある間、プランジャ2は、プランジャ2の後方端部62が開口部22及び近位端26に近接している状態で、内部空洞20内にある。凹部34は、可撓性スカート66を収容することができ、それにより、可撓性スカート66は、凹部34にて内壁15に接触することができ、プランジャ2が第1の位置から押し出されるまでプランジャ2の移動を阻止する。更に、プランジャ2が第1の位置にある間、可撓性スカート66と内壁15との間の接触により、内部空洞20内に洗浄溶液30を封止することができる。洗浄溶液30は、雄ルアー6によってプランジャ2が移動されるまで、キャップ内でプランジャ2の下方にある。その後、キャップ1は、雄ルアー6上に取り付けられてもよく、キャップ1のねじ山が雄ルアー6のねじ山に係合し、キャップ1を雄ルアー6上に保持する。
キャップ1が雄ルアー6上に取り付けられると、雄型突出部8は、プランジャ2の後方端部62に係合し、プランジャ2を遠位端24に向かって上向きに内部空洞20内へと押しだす。キャップ1が雄ルアー6に締結されると、プランジャ2は、雄型突出部8により内部空洞20内で長手方向軸線Lの方向に沿って並進的に押される。プランジャ2は、プランジャ2がキャップ1の内部空洞20内で第1の深さ止め80又は第2の深さ止め90に係合するまで並進移動する。プランジャ2が第1の深さ止め80又は第2の深さ止め90に係合すると、プランジャ2は、遠位端24に向かって更に並進運動(図3)しないように第2の位置に保持され得る。
図3は、ハウジング10内に挿入され、雄型突出部境界面64を介してプランジャ2に接触し、これにより、雄型突出部8の管腔19を封止し得る雄ルアー6を示す。雄型突出部8とプランジャ2の雄型突出部境界面64との間の接触により、雄型突出部8とプランジャ2との間に気密シールを形成する。気密シールは、雄型突出部8の管腔19に28洗浄溶液30が入るのを阻止し、洗浄溶液は、プランジャ2による圧力下で、管腔19に入るのではなく、最小抵抗の経路をとり、ベント28を通って流出する。更に、雄型突出部8とプランジャ2の雄型突出部境界面64との間の気密シールは、シリンジ又はその他の医療デバイスに圧力がかけられたときに管腔19内の流体が雄型突出部8から漏れ、キャップ1から出るのを阻止することができる。
第2の位置にある間、プランジャ2は、ハウジング10の遠位端24に向けたプランジャ2の並進運動を阻止するために、キャップ1の内壁15上に存在する少なくとも1つの深さ止め80、90に係合するように構成されている。
一実施形態では、キャップ1は、第1の深さ止め80を含む。第1の深さ止め80は、当接表面42においてプランジャ2の環状隆起部70に係合するように構成され得る環状段部40を含んでもよい。環状段部40は、プランジャ2の直径よりも小さい直径を有する内部空洞20の領域であり、これにより、雄型突出部8又は管腔19内の流体がプランジャ2を内部空洞20内に更に押し込むことを阻止する。環状段部40は、ハウジング10の内壁15の周囲360度に延びてもよい、あるいは、プランジャ2が第2の位置にあるときにプランジャ2の環状隆起部70にそれぞれ当接する、内壁15から延びる複数の当接面を含んでもよい。
一実施形態では、キャップ1は、第2の深さ止め90を含む。第2の深さ止め90は、当接特徴部50を含んでもよい。当接特徴部50は、プランジャ2が第2の位置にあるときにプランジャ2の前方端部60に係合するように構成されてもよい。当接特徴部50の当接面52は、プランジャ2の前面の形状及び構成に適合するように構成され得る。いくつかの実施形態では、当接特徴部50は、内部空洞20内にあるいは空洞の直径にわたって延びる単一部材であってもよい。他のいくつかの実施形態では、ハウジング10の遠位端24に近接する内壁15に沿って異なる位置から延びる複数の当接特徴部50が存在してもよい。
図1~図3に示されるように、キャップ1は、第1の深さ止め80及び第2の深さ止め90の両方を含んでもよい。この場合、プランジャ2が第2の位置にあるとき、プランジャ2は、第1の深さ止め80及び第2の深さ止め90の両方に同時に当接するように構成されている。あるいは、キャップ1は、第1の深さ止め80又は第2の深さ止め90のみを含んでもよい。
第1の深さ止め80及び第2の深さ止め90の位置は、雄ルアーのISO規格に基づいており、プランジャ2の最短移動をもたらすルアー6とスリーブ38の組み合わせと協働するように設計されている。雄ルアーテーパの直径は、ISO規格であり、ルアーテーパ角度は、ISO規格であるため、雄型突出部8の最短長さ及びスリーブ38の最短長さによってキャップ1の近位端26からの深さ止め80、90の位置が決定される。例えば、雄型突出部8が雄ルアー6のスリーブ38よりも長い又は短い場合、プランジャ2は依然として、キャップ1が医療用具3に完全に固定されると第1の深さ止め80又は第2の深さ止め90に接触し得る。更に、深さ止め80、90は、雄ルアー6の構成要素の可能な最短長さに適合するように構成されている。したがって、キャップ1は、プランジャ2が第2の位置にある間に第1の深さ止め80又は第2の深さ止め90のうちの1つに完全に当接すること、及び雄型突出部8の長さ又はスリーブ38の長さにかかわらず、雄型突出部8と雄型突出部境界面64との間に気密シールがあることを確実にする。更に、深さ止め80、90の位置により、プランジャ2が第2の位置にある間に近位端26が医療用具3のカラー面56に接触するのを阻止することを確実にできる。深さ止め80、90の位置により、プランジャ2が第1の位置から第2の位置まで移動する距離を全てのコネクタにわたって一定にとどめることを確実にする。これにより、広範囲の雄ルアーにわたって等量の洗浄溶液30が適用されることも確実にし、雄ルアーの複数の設計にわたる殺菌を確実にする。最終的に、深さ止め80、90により、キャップ1が遠位端24に向かって雄ルアースリーブから実質的に遠ざかる方に突出することを可能にし、それによりキャップ1を容易に取り付け及び取り外しできる。
図4は、キャップ1内にあり、ハウジング10の内部空洞20内に洗浄溶液30を保持するように構成されている可動プランジャ2の断面図である。雄ルアー6の雄型突出部8によるプランジャ2に対する移動は、洗浄溶液30を変位させる。プランジャ2は、ハウジング10の遠位端24に向けられ得る丸みを帯びた又は滑らかな前方端部60を有してもよい。プランジャ2の可撓性封止スカート66は、プランジャ2がキャップ1内にあるときに後方端部62からキャップ1の近位端26に向かって下向きに延びるフランジ100を含む。内部プランジャ壁78は、プランジャ2内に内部プランジャ空洞76を画定し得る。内部プランジャ壁78は、後方端部62に近接する突出部境界面64を更に画定し得る。境界面64は、内部プランジャ壁78から下向きに延びる1つ以上の突起部102を含んでもよい。突起部102に隣接するのは、内部プランジャ壁78内の1つ以上の間隙104及び1つ以上の窪み106であり得る。
図5は、雄型突出部8の頂面112に接触しているときのプランジャの突出部境界面64の拡大断面図である。図5に示されるように、突起部102は、プランジャ2が第2の位置にあるとき、プランジャ2と雄ルアー6との間に360度封止面を画定する。突起部102は、雄型突出部8の頂面112と係合するように構成されている。雄ルアー6の管腔19から突出し得る成形バリなどの表面欠陥に適合するために、典型的な成形バリよりも大きい深さを有する窪み106が突起部と封止スカート66との間にある。例えば、窪み106の深さは、0.005~0.02インチであってもよい。突起部102は、一般的に突出部材として示される。しかしながら、その代わりに、突起部102は、突出部境界面64に2ショット成形により形成された平らな部品であってもよい。突起部102は、医療用具3の頂面112上に存在する任意の表面欠陥又は成形バリに適合するために、より軟質の材料で構成されてもよい。この場合、平らなプランジャ境界面64の上に第2の層として熱可塑性エラストマーなどの平らな2ショット成形ポリマー層を使用してもよい。したがって、突起部102は、頂面112の表面欠陥に適合するために変形することが可能であり、雄型突出部8と雄型突出部境界面64との間の完全な気密シールを確実にする。突起部102と雄型突出部8の頂面112との間の気密シールは、管腔19の内部の流体が雄ルアー6から漏れないことを確実にするとともに、洗浄溶液30が雄ルアー6に入るのを阻止する。プランジャ2の可撓性スカート66と雄型突出部8との間の第2の接点114は、間隙104に隣接し得る。
図6は、切抜部200を含むクリーニングキャップ1の代替的実施形態の断面図である。ハウジング10は、キャップ1が雄ルアー6上に取り付けられたときに曲がるように構成された可撓性タブ202を画定する360度の切抜部200を含んでもよい。可撓性タブ202及び凹部134は、プランジャが第1の位置から第2の位置に移動するときに洗浄溶液30がキャップ1の開口部22を通って流れ、雄ルアー6を浸すことを可能にする。キャップ1が雄ルアー6上に取り付けられ、雄型突出部8がプランジャ2を空洞20内に更に押し込むと、洗浄溶液30は、雄型突出部8の外側壁に沿って押し出され、流体圧力が上昇し、可撓性タブ202を切抜部200内へと曲げ、洗浄溶液30がキャップ1から流れ出て、雄ルアー6の残りの部分を浸すことができる。プランジャ2が第2の位置に移動すると、凹部134は、雄ルアーの壁に対して封止し、キャップ1への流体の更なる流入又はキャップ1からの更なる流出を阻止し得る。したがって、最小抵抗の経路は、キャップの開口部22を通過する経路であるため、可撓性タブ202及び凹部134は、キャップ1内における圧力の上昇を阻止するとともに、洗浄溶液30がキャップ封止面の周囲及び管腔内に押し出されることを阻止する。このようにして、切抜部200によって、洗浄溶液30が空洞20から出られるように可撓性タブ202が曲がることが可能となるため、キャップ1は、内部ベントを有することなく構成されて、内部空洞20から洗浄溶液30を放出することができる。
キャップ1及びプランジャ2は、アルコール又は他の洗浄剤の存在下で安定するポリエチレン又は別の材料で作製することができる。洗浄溶液30は、細菌若しくは更にはウイルス性微生物の部位を洗浄する任意の化学物質、物質若しくは材料、又はそのような化学物質、物質若しくは材料を含有する任意の担体であり得る。洗浄剤の例としては、イソプロピルアルコール、クロロヘキシジン、ポビドンヨード、過酸化水素、石鹸、及び塩酸が挙げられる。
本発明はその適用が、明細書で説明した又は図面に示される構造の詳細及び構成要素の配置に限定されるものではない。本発明は、他の実施形態も可能であり、様々な方法で実践又は実行することが可能である。また、本明細書において使用される語法及び専門用語は説明を目的としたものであり、限定するものとみなしてはならないことを理解されたい。「前」、「後」、「上」、「下」などの用語は、互いに関係する要素について説明するためにのみ使用され、デバイスの特定の向きについて記述すること、デバイスの必要な若しくは必要とされる向きを指示若しくは示唆すること、又は本明細書に記載する本発明が使用の際にどのように使用され、取り付けられ、表示され、若しくは配置されるかを指定することを一切意味しない。更に、本明細書における「含む」、「備える」、又は「有する」、及びこれらの変化形の使用は、その後に列記される項目及びこれらの均等物、並びに追加的な項目を包含することを意味する。いくつかの実施形態を上記で詳細に説明してきたが、他の修正形態が可能である。他の実施形態は、以下の特許請求の範囲内とすることができる。

Claims (37)

  1. 雄型突出部を有する医療用具用のクリーニングキャップであって、
    内部空洞と開口部とを画定する内壁を有するハウジングであって、遠位端と近位端とを有し、前記内部空洞への前記開口部は前記近位端にある、ハウジングと、
    前記ハウジングの前記内部空洞内に配置されたプランジャであって、前記開口部に面する後方端部と、前記後方端部の反対側の前方端部とを備え、前記プランジャは、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である、プランジャと、
    前記ハウジングの前記内部空洞内に配置された少なくとも1つの深さ止めと、
    を備え、
    前記第1の位置において、前記プランジャが前記開口部から遠ざかる方に自由に並進移動し、前記第2の位置において、前記プランジャが前記深さ止めに当接して、前記開口部から遠ざかる前記プランジャの並進運動を阻止する、
    クリーニングキャップ。
  2. 前記少なくとも1つの深さ止めは、少なくとも1つの当接特徴部を備える、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  3. 前記プランジャが前記第2の位置にあるとき、前記少なくとも1つの当接特徴部は、前記プランジャの前記前方端部に当接している、請求項2に記載のクリーニングキャップ。
  4. 前記少なくとも1つの当接特徴部は、前記ハウジングの前記遠位端に近接して前記内部空洞内に配置されている、請求項2に記載のクリーニングキャップ。
  5. 前記少なくとも1つの当接特徴部は当接面を有し、前記第2の位置において、前記当接面は、前記プランジャの前記前方端部に当接するように構成されている、請求項2に記載のクリーニングキャップ。
  6. 前記深さ止めは、前記内壁から前記内部空洞に向かって延びる環状段部を備える、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  7. 前記環状段部は、前記ハウジングの前記遠位端と前記近位端との間にある、請求項6に記載のクリーニングキャップ。
  8. 前記プランジャは、前記前方端部と前記後方端部との間に配置された環状隆起部を備え、前記第2の位置にあるとき、前記環状段部は、前記環状隆起部に当接するように構成されている、請求項6に記載のクリーニングキャップ。
  9. 前記プランジャが前記第2の位置にある間、前記近位端は、前記医療用具のカラー面に接触することを阻止される、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  10. 前記ハウジングは、前記医療用具を係合するための雄ねじを備える、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  11. 前記雄型突出部と前記プランジャとの間の接触は、前記プランジャを前記第2の位置に並進的に変位させる、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  12. 前記内部空洞は、前記プランジャの前記前方端部と前記ハウジングの前記遠位端との間に配置されている、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  13. 前記プランジャが前記第1の位置にある間、前記内部空洞は洗浄溶液を収容している、請求項12に記載のクリーニングキャップ。
  14. 前記プランジャの並進運動は、前記洗浄溶液を前記雄型突出部の外壁と接触させる、請求項13に記載のクリーニングキャップ。
  15. 前記ハウジングは、前記ハウジングの前記近接端に近接する凹部を備える、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  16. 前記凹部は、前記キャップの前記内壁の周囲360度に延びている、請求項15に記載のクリーニングキャップ。
  17. 前記第1の位置にある間、前記プランジャは、前記凹部より下かつ前記深さ止めより上にある、請求項15に記載のクリーニングキャップ。
  18. 前記プランジャが前記第2の位置にある間、前記プランジャに当接する複数の深さ止めを更に備える、請求項1に記載のクリーニングキャップ。
  19. 雄型突出部を有する医療用具用のクリーニングキャップであって、
    内部空洞と開口部とを画定する内壁を有するハウジングであって、遠位端と近位端とを有し、前記内部空洞への前記開口部は前記近位端にある、ハウジングと、
    前記ハウジングの前記内部空洞内に配置されたプランジャであって、前記開口部に面する後方端部と、前記後方端部の反対側の前方端部とを備え、前記プランジャは、可撓性スカートと突起部とを備える、プランジャと、
    を備え、
    前記可撓性スカートは、前記後方端部から前記開口部に向かって延び、外向きに広がって前記ハウジングの前記内壁に当接し、
    前記突起部が前記プランジャの前記後方端部に近接し、かつ前記ハウジングの前記内部空洞へと延び、
    前記突起部が前記雄型突出部に当接し、前記プランジャと前記雄型突出部との間に気密シールを形成する、
    クリーニングキャップ。
  20. 前記突起部は、前記プランジャの内面に沿って配置されている、請求項19に記載のクリーニングキャップ。
  21. 突起部は、前記プランジャの内壁内の間隙に隣接している、請求項20に記載のクリーニングキャップ。
  22. 前記突起部は、前記プランジャの前記後方端部から前記ハウジングの前記近位端に向かって延びている、請求項19に記載のクリーニングキャップ。
  23. 前記突起部は、前記雄型突出部の頂面に当接して、前記雄型突出部の頂面の周囲に360度のシールを形成する、請求項19に記載のクリーニングキャップ。
  24. 前記突起部は、可撓性材料を含む、請求項19に記載のクリーニングキャップ。
  25. 前記プランジャは、前記後方端部に配置された窪みを備え、前記窪みは、雄ルアーの頂面の成形歪みに適合するように構成されている、請求項19に記載のクリーニングキャップ。
  26. 前記プランジャが前記医療用具の前記雄型突出部の頂面に当接しているとき、前記気密シールは、流体が前記医療用具から出ることを阻止する、請求項19に記載のクリーニングキャップ。
  27. 前記医療用具を係合するための雄ねじを更に備える、請求項19に記載のクリーニングキャップ。
  28. 雄型突出部を有する医療用具用のクリーニングキャップであって、
    内部空洞と開口部とを画定する内壁を有するハウジングであって、遠位端と、近位端と、前記遠位端と前記近位端との間の中間部分とを有し、前記内部空洞への前記開口部は、前記近位端にあり、前記ハウジングは、少なくとも1つの当接特徴部と段部とを更に備え、
    前記少なくとも1つの当接特徴部は、前記内壁から前記内部空洞に向かって、かつ前記ハウジングの前記遠位端に近接して延びており、
    前記段部は、前記ハウジングの前記中間部分にあり、前記内壁から前記内部空洞に向かって延びている、ハウジングと、
    前記ハウジングの前記内部空洞内に配置されたプランジャであって、前記開口部に面する後方端部と、前記後方端部の反対側の前方端部とを備え、前記プランジャは、第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、前記プランジャは、隆起部と突起部とを更に備え、
    前記突起部が、前記後方端部に近接し、かつ前記内部空洞へと延びている、プランジャと、
    を備え、
    前記第1の位置において、前記プランジャが前記開口部から遠ざかる方に自由に並進移動し、
    前記第2の位置において、前記隆起部が前記段部に当接し、前記前方端部が前記少なくとも1つの当接特徴部に当接して、前記プランジャの並進運動を阻止し、かつ前記突起部が前記雄型突出部に当接し、前記プランジャと前記雄型突出部との間に気密シールを形成する、
    クリーニングキャップ。
  29. 前記隆起部及び前記前方端部は、前記段部及び前記少なくとも1つの当接特徴部に同時に接触する、請求項28に記載のクリーニングキャップ。
  30. 前記内壁は、前記開口部に近接する凹部を備え、前記凹部は、前記プランジャの前記可撓性スカート及び前記プランジャを前記第1の位置に保持する、請求項28に記載のクリーニングキャップ。
  31. 洗浄溶液は、前記プランジャの前記前方端部と前記ハウジングの前記遠位端との間の前記ハウジングの前記内部空洞内に保持される、請求項30に記載のクリーニングキャップ。
  32. 前記プランジャの並進運動は、前記洗浄溶液を前記雄型突出部の外壁と接触させる、請求項31に記載のクリーニングキャップ。
  33. 前記プランジャが前記第2の位置にあるとき、前記突起部は、前記雄型突出部の頂面に当接して、気密シールを形成し、前記雄型突出部の管腔からの流体の変位を阻止する、請求項32に記載のクリーニングキャップ。
  34. 前記内壁に沿って配置された複数のベントを更に備え、前記プランジャが前記第1の位置から前記第2の位置に移動するときに洗浄溶液が前記雄型突出部の外壁に沿って誘導される、請求項33に記載のクリーニングキャップ。
  35. 前記突起部は、前記雄型突出部に当接すると変形する可撓性表面を備える、請求項28に記載のクリーニングキャップ。
  36. 前記突起部は、前記プランジャと前記雄型突出部との間に360度の気密シールを形成する、請求項28に記載のクリーニングキャップ。
  37. 前記近位端に切抜部を更に備え、前記切抜部は可撓性タブを画定し、前記可撓性タブが曲がって前記内部空洞から洗浄溶液を放出する、請求項28に記載のクリーニングキャップ。
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