JP2022537397A - 飲料自動販売機内の連続流電磁誘導流体ヒータ - Google Patents

飲料自動販売機内の連続流電磁誘導流体ヒータ Download PDF

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Abstract

飲料を調製するための自動販売機内の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)は、流体のための少なくとも1つのチャネル(7a)を内側に規定する管状体(7)であって、管状体(7)が、少なくとも1つの入口開口部(8)及び1つの出口開口部(10)を含み、加熱されるべき流体が、使用中に、入口開口部(8)を通じてチャネル(7a)に送給され、加熱された流体が、使用中に、出口開口部(10)を通じてチャネル(7a)から流出する、管状体(7)と;使用中に水流によって囲まれるように、少なくとも部分的にチャネル(7a)の内部に配置された加熱要素(13,13’,13”)と;管状体(7)の外面(12)の周りに直接接触して巻き付けられた電気的巻き線(11)であって、電気的巻き線(11)が、電気的に動力を与えられ、電磁誘導場を発生させ、このようにして電磁誘導場の影響によって加熱要素(13,13’,13”)を加熱することができる、電気的巻き線(11)と;を備えている。連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)は、上流流体バッフル(25)をさらに備え、上流流体バッフル(25)が、入口開口部(8)から出口開口部(10)への流体の流れの方向に対して流体的に入口開口部(8)の下流かつ流体的に加熱要素(13,13’,13”)の上流の位置においてチャネル(7a)内に収納され、入口開口部(8)と加熱要素(13,13’,13”)との間において前記流体への流体力学的抗力を減少させるような形状とされている。

Description

関連特許出願の相互参照
本特許出願は、2019年6月18日付けで出願されたイタリア特許出願第102019000009381号からの優先権を主張するものであり、この出願の開示全体は、参照することによって本明細書に組み込まれる。
技術分野
本発明は、全体として、飲料を調製するための自動販売機の分野に関し、特に、無水材料からホット飲料、例えばコーヒー、茶、ホットチョコレート又は同様のものを調製するために、飲料を調製するための自動販売機において流体、特に水、牛乳、空気又は同様のものを加熱するための連続流電磁誘導流体ヒータに関する。
無水材料から飲料、特にホット飲料、例えばコーヒー、茶、ホットチョコレート又は同様のものを調製するための自動販売機が公知である。
このような自動販売機には、水を加熱するように構成された1つ以上のヒータ、例えばボイラ又はケトルが設けられている。公知のヒータは、一般的に、抵抗材料から作られた加熱要素であって、機械のタンク又は容器の内部に保持された水を加熱しやすい、加熱要素を備えている。
より具体的に、加熱要素は、容器内に保持された水の中で恒久的に沈められ、電位差が加熱要素の端部に加えられる。従って、電流が、加熱要素内に発生させられ、加熱要素は、ジュール効果によって、熱の形態のエネルギーを放散し、従って、伝導によって水を加熱する。
従って、飲料の迅速な分配を保証するために、容器内に保持された水を所望の温度に維持することが必要である。
その結果、機械が、長期間作動していないままであると、相当な量のエネルギーが、容器の内部の水を所望の温度に(通常、85℃よりも高い)維持するために消費される。
さらに、上述したヒータは、アキュムレータタイプからなり、すなわち、所定の量の水が容器内に保持されかつ水が所望の温度に加熱及び維持されるタイプからなり、ある量の温水の分配が、対応する飲料を調製するために要求される場合、容器から引き出された温水は、常温の水で補充される。従って、容器内の水は、次の分配が所望の温度で生じることを保証するために、加熱され、再び所望の温度まで高められる必要がある。
容器内の水が、加熱され、再び所望の温度まで高められる必要がある場合、従って、待機期間が、水を再加熱するために必要であり、再加熱の継続は、1回以上の過去の分配中に分配された温水の量に依存する。
温度に加えて、満たされるべき重要な仕様は、分配される温水の流量であり、この流量は、とりわけ、調製されるべき飲料のタイプに依存し、例えば、飲料が可溶性物質により生成される場合、温水の相当な流量(少なくとも10cc/s)が必要とされる。分配される温水の高い流量により、容器内に保持された水の温度が急速に低下し、次の分配のための長い待機期間をもたらすか、又は可溶性物質が形成することができる得られた飲料がかたまることをもたらす。
特許文献1及び2は、飲料を調製するために自動販売機内で水を加熱するための連続流水ヒータの2つの例を説明している。
飲料を調製するために自動販売機内で水を加熱することに関連する上記で説明される問題は、熱慣性から生じ、所定の質量の水が、熱慣性により温まる。
これらの技術的な欠点を軽減するために、水を加熱するために電磁誘導現象を利用する解決法が公知である。
特に、導電性材料から作られたダクト内で寄生電流を発生するために電磁誘導を利用する連続流水ヒータが、公知であり、加熱されるべき水は、ダクトの内部を流れる。寄生電流は、ジュール効果によって、熱の形態のエネルギーを放散し、従って、ダクト、結果としてダクトと接触して流れる水を加熱する。
電磁誘導ヒータは、水の急速な加熱を可能にするので、特に有利であることが公知である。
本出願人の特許文献3は、金属ダクトを備えるヒータを説明しており、ダクトは、らせんの形態で巻かれ、電気的絶縁材料から作られたスプールのキャビティ内に収納され、スプールには、電磁誘導の巻き線が巻き付けられる。
巻き線には、電磁誘導によって寄生電流を発生させる交流電流が供給され、寄生電流は、ジュール効果によって、らせん金属ダクト、従ってらせん金属ダクトの内部を流れる水を加熱する。
スプールは、機械の支持構造に取り付けられるが、金属ダクトは、スプールとの機械的取付部を有しておらず、シンプルな押し込み嵌めにより接続された液圧回路によってシンプルに支持されている。
より具体的に、金属ダクト及びスプールは、自由空間(空隙)によって径方向に分離される。
このように、ヒータのメンテナンス、特に、金属ダクトの交換は、より容易であり、より経済的であり、シンプルにされている。
上記で説明したタイプのヒータは、無水材料から飲料を調製するために自動販売機内で水を加熱するための機能的に実現性のある解決法を表しているが、出願人は、公知のヒータが、特にヒータの全体的な流体力学的効率に関してさらなる改良が可能であることを確認する機会を得た。
中国特許出願公開第107647785号明細書 国際公開第2016/016225号パンフレット 欧州特許出願公開第2868242号明細書
本発明の課題は、非常に信頼性がありかつコストが制限されている連続流電磁誘導流体ヒータであって、公知のヒータに関連して上記で規定された要件を満たすことを可能にする、連続流電磁誘導流体ヒータを実現することである。
本発明によれば、この課題は、添付の特許請求の範囲で規定された、連続流電磁誘導流体ヒータと、当該連続流電磁誘導流体ヒータを備える、ホット飲料を調製するための自動販売機と、によって達成される。
明確にするためにパーツが取り除かれた、本発明の好ましい第1実施形態に従って実現されたヒータを備える供給及び加熱組立体の概略斜視図である。 明確にするために拡大されたスケールでのかつパーツが取り除かれた、図1に示される線II-IIに沿った軸方向断面を示す。 図2に示される線III-IIIに沿った断面を示す。 図2に類似しており、明確にするために拡大されたスケールでのかつパーツが取り除かれた、本発明の好ましい第2実施形態によるヒータの対応する軸方向断面を示す。 図3に類似しており、図4に示されるヒータの対応する断面を示す。 図2に類似しており、明確にするために拡大されたスケールでのかつパーツが取り除かれた、本発明の好ましい第3実施形態に従うヒータの対応する軸方向断面を示す。 図3に類似しており、図6に示されるヒータの対応する断面を示す。
本発明は、飲料を調製するために自動販売機内で利用される他のタイプの流体、特に液体牛乳又は液体牛乳を乳化させるために使用される空気又は水以外の流体を加熱するためにも使用され得るので、結果としていかなる普遍性も放棄することなく、本発明が、水の加熱を参照して以下で説明される。
図1から図3を参照すると、無水材料から、飲料(図示せず)、特にホット飲料、例えばコーヒー、茶、ホットチョコレート又は同様のものを調製するために自動販売機内で流体、特に水を加熱するように構成された連続流電磁誘導流体ヒータが、全体として符号1によって示されている。
特に、ヒータ1は、上述した機械の供給及び加熱組立体2の一部であり、供給及び加熱組立体2は、
- 水、好ましくは常温での水を収容する容器4が設けられ、かつチューブ5により容器4から加熱デバイス1に向かって水の流れを運ぶように構成された(図1に概略的に示された)液圧供給回路3と;
- (図1に概略的に示された)電気回路6と;
を備え、電気回路6の機能は、以下で明らかにされる。
詳細には、ヒータ1は、電気回路6に接続され、液圧回路3と流体接続されている。
図2に示されるように、ヒータ1は、水のための流路7aを内側に規定する管状体7を備えている。従って、管状体7は、中空であり、長手方向軸Aを有し、入口開口部8及び出口開口部10を備え、使用中に、液圧回路3によって運ばれた加熱されるべき水が、入口開口部8を通ってチャネル7aに送給され、使用中に、加熱された水が、出口開口部10を通ってチャネル7aから流出する。
この好ましくかつ非限定的な実施形態によれば、管状体7は、略直線的であるとともに、チャネル7aは、軸Aと同軸で得られ、略円形の断面を有する。
図示されない代替的な実施形態によれば、管状体7及び/又はチャネル7aは、例えば1つ以上の湾曲セクションを含む非直線的な形態を有してもよく、さらに、チャネル7aは、非円形(例えば楕円、長円、正方形、長方形、多角形など)の断面を有してもよい。
管状体7は、詳細には説明されない公知な方式で、機械の内側支持構造(図示せず)に取り付けられる。
特に、ヒータ1は、第1成形上端部分14及び第2成形下端部分15を備え、第1成形上端部分14及び第2成形下端部分15は、管状体7の軸方向の両側に配置され、管状体7に固定され、機械の内側支持構造に連結される(特に、取り付けられる)ように構成されている。
より具体的に、成形部分14及び成形部分15は、軸Aと同軸で配置され、略ドーム形状を有し、管状体7のそれぞれの軸方向閉鎖要素を規定する。
一実施形態では、成形部分14及び成形部分15は、取り外し可能な方式で、例えばねじ山連結により管状体7に連結される。
図1及び図2に示されるように、入口開口部8及び出口開口部10は、成形部分14及び成形部分15それぞれから軸方向に延在するそれぞれの中空突起によって規定される。特に、これらの突起、従って入口開口部8及び出口開口部10は、軸Aと同軸で配置される。
詳細には、成形部分14の軸方向突起は、入口開口部8をチャネル7aに流体接続する通路17を内側に規定し、従って、水がチャネル7aに流入することを可能にする。
同様に、成形部分15の軸方向突起は、チャネル7aを出口開口部10に流体接続する通路18を内側に規定し、従って、水が管状体7から流出することを可能にする。
上述したことを考慮して、入口開口部8及び出口開口部10は、管状体7のそれぞれ反対側の軸方向端部に配置されている。
示される例では、出口開口部10は、出口チューブ16(図1)に流体接続されている。この出口チューブ16は、加熱された水を加熱デバイス1から飲料生成チャンバ(図示せず)に導くように構成され、飲料生成チャンバでは、加熱された水が、通常では事前に穿孔されたカプセル内に収容された無水材料を囲む。従って、得られた飲料は、その後、生成チャンバからディスペンサ(同様に図示せず)へ運ばれ、ディスペンサにより、飲料が機械から排出される。
ヒータ1は、管状体7の外面12上に直接接触して巻き付けられた複数の同心らせん11aによって規定された巻き線11をさらに備えている。
詳細には、巻き線11には、所定の周波数で交流電流が供給されるように構成され、巻き線11は、このようにして、電磁誘導場を発生させるように構成されている。
より詳細には、電気回路6は、使用中に、巻き線11のそれぞれの端部11bに交流電圧を印加し、従って、上述した交流電流及び上述した電磁誘導場を発生させる。
好ましくは、管状体7は、磁化率が0である材料から作られる。
このようにして、管状体7は、最小の程度又は本質的に全くない程度で巻き線11によって発生された電磁誘導場と相互作用し、従って、電磁誘導場の妨害を防止する。
ヒータ1は、加熱要素13をさらに備え、加熱要素13は、使用中にチャネル7aの内部を流れる水の流れによって囲まれるように前記チャネル7aの内部に配置され、使用中に、巻き線11によって発生された電磁誘導場により作動させられ得る。
具体的に、巻き線11に交流電流を供給することによって、交流電磁誘導場が発生させられ、交流電磁誘導場の力線は、チャネルの内部でぶつかり、特に、加熱要素13を通過する。ファラデーの法則によれば、結果として生じる電磁誘導場の磁束の変化は、加熱要素13の内部に寄生電流を発生させ、寄生電流が、ジュール効果によって加熱要素13を加熱する。
加熱要素13は、好都合には、強磁性材料から作られる。このようにして、電磁誘導場の線は、ともに加熱要素13の内部で近くなり、これにより、寄生電流の発生を最適化し、電磁誘導場の線は、管状体7の内部で放散されない。
使用中に、チャネル7aの内部を流れる水は、加熱要素13を囲み、従って伝導による伝熱により加熱される。
図2に示されるように、加熱要素13は、間隙20により管状体7から、より正確にはチャネル7aの直線セクション19から径方向に間隔をあけられ、水流は、使用中に間隙20の内部を流れる。
具体的に、加熱要素13は、チャネル7aの直線セクション19と接触することさえなく、実質的に成形部分14から成形部分15まで、チャネル7aの内部で軸方向に延在する。より具体的に、加熱要素13は、複数の接続部分23(図3)により管状体7に連結されている。
この好ましくかつ非限定的な実施形態によれば、加熱要素13は、略円形の断面を有し、軸Aと同軸でチャネル7aの内部に収納されている。
従って、間隙20は、略環状の断面を有する。
図示されない代替的な実施形態によれば、加熱要素13は、非円形、例えば楕円、長円、正方形、長方形、多角形などの断面を有してもよい。
図2及び図3に示される例では、加熱要素13は、単一のバー要素を備え、特に単一のバー要素によって構築される。
図1に示されるように、供給及び加熱組立体2は、出口開口部10において水の温度を測定するように構成された温度センサ21をさらに備えている。
特に、センサ21は、少なくとも部分的に成形部分15の通路18の内部に配置され、従って、許容可能な近似度で出口開口部10での水の温度を測定するように構成されている。
組立体2は、センサ21によって測定された温度値を得るように構成された論理ユニット22をさらに備えている。
論理ユニット22は、電気回路6の作動及び作動解除を制御するようにも構成され、また電気回路6によって巻き線11に印加される交流電圧の発信周波数も制御するように構成されている。
使用中に、論理ユニット22は、センサ21によって測定された流出水の温度値に基づいて、発信周波数、従って電気回路6による電力出力を調節する。実際には、より高い温度は、加熱要素13によってジュール効果に起因してより大きい熱が生成される結果として、より大きい電力に対応することが公知である。
このようにして、論理ユニット22は、流出水の温度の変化を制御する。
さらに、ヒータ1には、有利には、チャネル7aの内部に収納された水の流れを偏向するためのバッフル手段24が設けられ、バッフル手段24は、
- 加熱要素13に連結され、特に加熱要素13における入口開口部8に位置決めされた第1端部分に取り付けられた上流バッフル又は分散要素25であって、流体的に入口開口部8及び対応する通路17の下流かつ流体的に加熱要素13の上流の位置に配置されている、上流バッフル又は分散要素25と;
- 加熱要素13に連結され、特に加熱要素13における第1端部分の反対側で出口開口部10に位置決めされた第2端部分に取り付けられた下流バッフル又は分散要素26であって、流体的に加熱要素13の下流かつ流体的に出口開口部10及び対応する通路18の上流の位置に配置されている、下流バッフル又は分散要素26と;
を備えている。
特に、チューブ5から運ばれかつ使用中に開口部8を介してチャネル7aに流入する加熱されるべき水の流れは、加熱要素13と接触する前に上流バッフル25と接触する。
続いて、加熱された水の流れは、出口開口部10を介してチャネル7aを出る前に下流バッフル26と接触する。
このようにして、加熱要素にバッフルが設けられない場合と比較して流体力学的抗力が小さい。同時に、トータルの圧力降下が減少する。
好都合なことに、上流バッフル25及び下流バッフル26は、略ドーム形状を有し、チャネル7aの内部での水流の荒くかつ急激な偏向を回避し、水流のより穏やかな偏向を容易にする。
上流バッフル25及び下流バッフル26は、好都合には、軸A、従って入口開口部8及び出口開口部10と同軸で配置される。このようにして、水流は、チャネル7aの直線セクション19に向かって可能な限り一様に偏向させられる。
図2に示されるように、成形部分14は、チャネル7aの成形セクション27を内側に規定し、成形セクション27は、流体的に入口開口部8、特に通路17の下流かつ流体的に加熱要素13、特に直線セクション19の上流に配置されている。
具体的に、成形セクション27は、少なくとも部分的に上流バッフル25、特に上流バッフル25の外面25aに面し、少なくとも部分的に当該外面25aに従う(又は再トレースする)外形を有する。
このようにして、使用中にチャネル7aの成形セクション27の内部を流れる水の流れは、湾曲しかつ穏やかな軌道、すなわち急激な偏向及び鋭利な曲線のない軌道に従う。これは、チャネル7a内での圧力損失のさらなる制限に寄与する。
同じ方式で、成形部分15は、チャネル7aの成形セクション28を内側に規定し、成形セクション28は、流体的に加熱要素13、特に直線セクション19の下流かつ流体的に出口開口部10、特に通路18の上流に配置されている。
具体的に、成形セクション28は、少なくとも部分的に下流バッフル26、特に下流バッフル26の外面26aに面し、少なくとも部分的に当該外面26aに従う(又は再トレースする)外形を有する。このようにして、使用中にチャネル7aの成形セクション28の内部を流れる水の流れは、湾曲しかつ穏やかな軌道、すなわち急激な偏向及び鋭利な曲線のない軌道に従う。これは、チャネル7a内での圧力降下のさらなる制限に寄与する。
さらに、特に図2及び図3に示されるように、管状体7は、第1送給チャネル29、具体的な例では4つの送給チャネル29を備え、送給チャネル29は、流体的に上流バッフル25の下流に配置され、成形セクション27を直線セクション19に流体接続し、加熱要素13の周りに一様に水流を分散するように構成されている。このようにして、水が流れなくなるエリアの発生を防止し、従って水の加熱の不均一性を回避することによって、水流の一様性を達成することが可能である。
この好ましくかつ非限定的な第2実施形態によれば、送給チャネル29は、軸Aに対して軸対称に分散させられ、すなわち、当該軸Aの周りで角度方向に等間隔にある。
管状体7は、第2送給チャネル30、具体的な例では4つの送給チャネル30をさらに備え、送給チャネル30は、流体的に下流バッフル26の上流に配置され、直線セクション19を成形セクション28に流体接続し、下流バッフル26の周りで水の流れを一様に導く、すなわち一様に分散させやすくする。
この最後の方策は、加熱デバイス1内で、全体的な流体力学的抗力のさらなる減少に寄与する。
本発明によるヒータ1の動作が、特に常温での水が容器4の内部にある初期状態を参照して、以下で説明される。
この状態では、ユーザが、飲料の分配を指示すると、論理ユニット22は、(図1に概略的に示される)公知のタイプのバルブ及びポンプのシステムにより、水の流れが入口開口部8及び通路17を通って管状体7の内部で加熱されることを可能にする。
同時に、論理ユニット22は、巻き線11の端部11bに所定の周波数で交流電圧を印加する電気回路6の作動を制御し、従って、交流電流を発生させ、交流電流は、続いて上述した電磁誘導場を発生させる。
上述したように、この場は、加熱要素13の加熱を引き起こし、加熱要素13は、チャネル7aの内部を流れかつ前記加熱要素13を囲む水を加熱する。
加熱された水が通路18を通って流れるとき、センサ21は、水の温度を測定し、測定された値を論理ユニット22に送信する。このようにして、測定された温度の閉ループ制御が達成される。
加熱された水は、その後、チューブ16により、選択された飲料を生成するためのチャンバへ運ばれる。
図4及び図5を参照すると、本発明の代替的な好ましい実施形態に従って実現される連続流ヒータが、全体として符号1’によって示される。
ヒータ1’は、構造及び動作がヒータ1と同様であるので、ヒータ1に対する構造的及び機能的差異のみが、以下で説明される。
同じ参照符号は、同様の又は等しいパーツ及び/又は特徴を示すために使用される。
特に、ヒータ1’は、ヒータ1’には、加熱要素13’であって、複数のバー要素を備え、特に複数のバー要素によって構築された、加熱要素13’が設けられている点で、ヒータ1と異なる。
より正確には、加熱要素13’は、加熱デバイス1の加熱要素13を形成する単一のバー要素の直径よりも小さい直径を有するバー要素の束によって構築されている。
詳細には、加熱要素13’のバー要素のそれぞれは、チャネル7aの内部で成形部分14から成形部分15へ軸方向に延在している。
より詳細には、バー要素は、前記バー要素のそれぞれ反対側の軸方向端部分において当該成形部分14,15に固定されている。
使用中に、チャネル7aの内部を流れる水の流れは、バー要素のそれぞれを囲み、バー要素の間のチャネル7aの隙間に入る。伝熱は、加熱要素13’のトータルの伝熱表面が加熱要素13のトータルの伝熱表面よりも大きくなるので、結果として改善される。
図6及び図7を参照すると、本発明の好ましいさらなる実施形態に従って実現される連続流ヒータが、全体として符号1”によって示される。
ヒータ1”は、構造及び動作がヒータ1と同様であるので、ヒータ1に対する構造的及び機能的差異のみが、以下で説明される。
同じ参照符号は、同様の又は等しいパーツ及び/又は特徴を示すために使用される。
特に、ヒータ1”は、ヒータ1”には、加熱要素13”であって、複数の薄い壁シートを備え、特に複数の薄い壁シートによって構築された、加熱要素13”が設けられている点で、ヒータ1と異なる。
具体的に、加熱要素13”のシートのそれぞれは、チャネル7aの内部で成形部分14から成形部分15へ軸方向に延在している。
より具体的に、シートは、前記シートのそれぞれ反対側の軸方向端部分で、これら成形部分14,15に固定されている。
使用中に、チャネル7aの内部を流れる水の流れは、薄い壁シートのそれぞれを囲み、シートの各ペアの間に画定された隙間に入る。伝熱は、加熱要素13”のトータルの伝熱表面が加熱要素13’のトータルの伝熱表面よりもさらに大きくなるので、結果として改善される。
本発明に従って実現されたヒータ1,1’,1”の特徴の試験から、これらヒータによって達成可能にされる利点が明らかになる。
特に、上流バッフル25及び下流バッフル26の存在の結果として、ヒータ1,1’,1”の全体的な流体力学的抗力は、これらヒータにバッフル要素が設けられない場合と比較して減少される。同時に、トータルの圧力降下も減少する。
さらに、上流バッフル25及び下流バッフル26並びに成形セクション27,28の特別な形態の結果として、水流の均質かつ一様な加熱を達成することが可能である。
説明されかつ図示されたヒータ1,1’,1”は、結果として特許請求の範囲によって規定された保護範囲を逸脱することなく修正及び変更され得ることは明らかである。
特に、上流バッフル25及び下流バッフル26は、加熱要素13,13’,13”の一体的パーツであってもよく、従って、それぞれ加熱要素13,13’,13”の第1端部分及び第2端部分によって形成されてもよい。
1,1’,1” 連続流電磁誘導流体ヒータ、3 流体供給回路、6 電力供給回路、7 管状体、7a チャネル、8 入口開口部、10 出口開口部、11 電気的巻き線、12 外面、13,13’,13” 加熱要素、14 第1成形部分、15 第2成形部分、25 上流流体バッフル、25a 外面、26 下流流体バッフル、26a 外面、27 第1成形セクション、28 第2成形セクション、29 送給チャネル、A 長手方向軸
関連特許出願の相互参照
本特許出願は、2019年6月18日付けで出願されたイタリア特許出願第102019000009381号からの優先権を主張するものであ
技術分野
本発明は、全体として、飲料自動販売機の分野に関し、特に、無水材料からホット飲料、例えばコーヒー、茶、ホットチョコレート又は同様のものを調製するために、飲料自動販売機において流体、特に水、牛乳、空気又は同様のものを加熱するための連続流電磁誘導流体ヒータに関する。
特に無水材料からホット飲料、例えばコーヒー、茶、ホットチョコレート又は同様のものを調製するための飲料自動販売機が公知である。
このような飲料自動販売機には、水を加熱するように構成された1つ以上のヒータ、例えばボイラ又はケトルが設けられている。公知のヒータは、一般的に、抵抗材料から作られた加熱要素であって、機械のタンク又は容器の内部に保持された水を加熱しやすい、加熱要素を備えている。
より具体的に、加熱要素は、容器内に保持された水の中で恒久的に沈められ、電位差が加熱要素の端部に加えられる。従って、電流が、加熱要素内に発生させられ、加熱要素は、ジュール効果によって、熱の形態のエネルギーを放散し、従って、伝導によって水を加熱する。
従って、飲料の迅速な分配を保証するために、容器内に保持された水を所望の温度に維持することが必要である。
その結果、機械が、長期間作動していないままであると、相当な量のエネルギーが、容器の内部の水を所望の温度に(通常、85℃よりも高い)維持するために消費される。
さらに、上述したヒータは、アキュムレータタイプからなり、すなわち、所定の量の水が容器内に保持されかつ水が所望の温度に加熱及び維持されるタイプからなり、ある量の温水の分配が、対応する飲料を調製するために要求される場合、容器から引き出された温水は、常温の水で補充される。従って、容器内の水は、次の分配が所望の温度で生じることを保証するために、加熱され、再び所望の温度まで高められる必要がある。
容器内の水が、加熱され、再び所望の温度まで高められる必要がある場合、従って、待機期間が、水を再加熱するために必要であり、再加熱の継続は、1回以上の過去の分配中に分配された温水の量に依存する。
温度に加えて、満たされるべき重要な仕様は、分配される温水の流量であり、この流量は、とりわけ、調製されるべき飲料のタイプに依存し、例えば、飲料が可溶性物質により生成される場合、温水の相当な流量(少なくとも10cc/s)が必要とされる。分配される温水の高い流量により、容器内に保持された水の温度が急速に低下し、次の分配のための長い待機期間をもたらすか、又は可溶性物質が形成することができる得られた飲料がかたまることをもたらす。
特許文献1及び2は、飲料自動販売機内で水を加熱するための連続流水ヒータの2つの例を説明している。
飲料自動販売機内で水を加熱することに関連する上記で説明される問題は、熱慣性から生じ、所定の質量の水が、熱慣性により温まる。
これらの技術的な欠点を軽減するために、水を加熱するために電磁誘導現象を利用する解決法が公知である。
特に、導電性材料から作られたダクト内で寄生電流を発生するために電磁誘導を利用する連続流水ヒータが、公知であり、加熱されるべき水は、ダクトの内部を流れる。寄生電流は、ジュール効果によって、熱の形態のエネルギーを放散し、従って、ダクト、結果としてダクトと接触して流れる水を加熱する。
電磁誘導ヒータは、水の急速な加熱を可能にするので、特に有利であることが公知である。
本出願人の特許文献3は、金属ダクトを備えるヒータを説明しており、ダクトは、らせんの形態で巻かれ、電気的絶縁材料から作られたスプールのキャビティ内に収納され、スプールには、電磁誘導の巻き線が巻き付けられる。
巻き線には、電磁誘導によって寄生電流を発生させる交流電流が供給され、寄生電流は、ジュール効果によって、らせん金属ダクト、従ってらせん金属ダクトの内部を流れる水を加熱する。
スプールは、機械の支持構造に取り付けられるが、金属ダクトは、スプールとの機械的取付部を有しておらず、シンプルな押し込み嵌めにより接続された液圧回路によってシンプルに支持されている。
より具体的に、金属ダクト及びスプールは、自由空間(空隙)によって径方向に分離される。
このように、ヒータのメンテナンス、特に、金属ダクトの交換は、より容易であり、より経済的であり、シンプルにされている。
上記で説明したタイプのヒータは、飲料自動販売機内で水を加熱するための機能的に実現性のある解決法を表しているが、出願人は、公知のヒータが、特にヒータの全体的な流体力学的効率に関してさらなる改良が可能であることを確認する機会を得た。
中国特許出願公開第107647785号明細書 国際公開第2016/016225号パンフレット 欧州特許出願公開第2868242号明細書
本発明の課題は、非常に信頼性がありかつコストが制限されている連続流電磁誘導流体ヒータであって、公知のヒータに関連して上記で規定された要件を満たすことを可能にする、連続流電磁誘導流体ヒータを実現することである。
本発明によれば、この課題は、添付の特許請求の範囲で規定された、連続流電磁誘導流体ヒータと、当該連続流電磁誘導流体ヒータを備える、ホット飲料を調製するための自動販売機と、によって達成される。
明確にするためにパーツが取り除かれた、本発明の好ましい第1実施形態に従って実現されたヒータを備える供給及び加熱組立体の概略斜視図である。 明確にするために拡大されたスケールでのかつパーツが取り除かれた、図1に示される線II-IIに沿った軸方向断面を示す。 図2に示される線III-IIIに沿った断面を示す。 図2に類似しており、明確にするために拡大されたスケールでのかつパーツが取り除かれた、本発明の好ましい第2実施形態によるヒータの対応する軸方向断面を示す。 図3に類似しており、図4に示されるヒータの対応する断面を示す。 図2に類似しており、明確にするために拡大されたスケールでのかつパーツが取り除かれた、本発明の好ましい第3実施形態に従うヒータの対応する軸方向断面を示す。 図3に類似しており、図6に示されるヒータの対応する断面を示す。
本発明は、飲料自動販売機内で利用される他のタイプの流体、特に液体牛乳又は液体牛乳を乳化させるために使用される空気又は水以外の流体を加熱するためにも使用され得るので、結果としていかなる普遍性も放棄することなく、本発明が、水の加熱を参照して以下で説明される。
図1から図3を参照すると、特に無水材料からホット飲料、例えばコーヒー、茶、ホットチョコレート又は同様のものを調製するために飲料自動販売機(図示せず)内で流体、特に水を加熱するように構成された連続流電磁誘導流体ヒータが、全体として符号1によって示されている。
特に、ヒータ1は、上述した飲料自動販売機の供給及び加熱組立体2の一部であり、供給及び加熱組立体2は、
- 水、好ましくは常温での水を収容する容器4が設けられ、かつチューブ5により容器4から加熱デバイス1に向かって水の流れを運ぶように構成された(図1に概略的に示された)液圧供給回路3と;
- (図1に概略的に示された)電気回路6と;
を備え、電気回路6の機能は、以下で明らかにされる。
詳細には、ヒータ1は、電気回路6に接続され、液圧回路3と流体接続されている。
図2に示されるように、ヒータ1は、水のための流路7aを内側に規定する管状体7を備えている。従って、管状体7は、中空であり、長手方向軸Aを有し、入口開口部8及び出口開口部10を備え、使用中に、液圧回路3によって運ばれた加熱されるべき水が、入口開口部8を通ってチャネル7aに送給され、使用中に、加熱された水が、出口開口部10を通ってチャネル7aから流出する。
この好ましくかつ非限定的な実施形態によれば、管状体7は、略直線的であるとともに、チャネル7aは、軸Aと同軸で得られ、略円形の断面を有する。
図示されない代替的な実施形態によれば、管状体7及び/又はチャネル7aは、例えば1つ以上の湾曲セクションを含む非直線的な形態を有してもよく、さらに、チャネル7aは、非円形(例えば楕円、長円、正方形、長方形、多角形など)の断面を有してもよい。
管状体7は、詳細には説明されない公知な方式で、機械の内側支持構造(図示せず)に取り付けられる。
特に、ヒータ1は、第1成形上端部分14及び第2成形下端部分15を備え、第1成形上端部分14及び第2成形下端部分15は、管状体7の軸方向の両側に配置され、管状体7に固定され、機械の内側支持構造に連結される(特に、取り付けられる)ように構成されている。
より具体的に、成形部分14及び成形部分15は、軸Aと同軸で配置され、略ドーム形状を有し、管状体7のそれぞれの軸方向閉鎖要素を規定する。
一実施形態では、成形部分14及び成形部分15は、取り外し可能な方式で、例えばねじ山連結により管状体7に連結される。
図1及び図2に示されるように、入口開口部8及び出口開口部10は、成形部分14及び成形部分15それぞれから軸方向に延在するそれぞれの中空突起によって規定される。特に、これらの突起、従って入口開口部8及び出口開口部10は、軸Aと同軸で配置される。
詳細には、成形部分14の軸方向突起は、入口開口部8をチャネル7aに流体接続する通路17を内側に規定し、従って、水がチャネル7aに流入することを可能にする。
同様に、成形部分15の軸方向突起は、チャネル7aを出口開口部10に流体接続する通路18を内側に規定し、従って、水が管状体7から流出することを可能にする。
上述したことを考慮して、入口開口部8及び出口開口部10は、管状体7のそれぞれ反対側の軸方向端部に配置されている。
示される例では、出口開口部10は、出口チューブ16(図1)に流体接続されている。この出口チューブ16は、加熱された水を加熱デバイス1から飲料生成チャンバ(図示せず)に導くように構成され、飲料生成チャンバでは、加熱された水が、通常では事前に穿孔されたカプセル内に収容された無水材料を囲む。従って、得られた飲料は、その後、生成チャンバからディスペンサ(同様に図示せず)へ運ばれ、ディスペンサにより、飲料が機械から排出される。
ヒータ1は、管状体7の外面12上に直接接触して巻き付けられた複数の同心らせん11aによって規定された巻き線11をさらに備えている。
詳細には、巻き線11には、所定の周波数で交流電流が供給されるように構成され、巻き線11は、このようにして、電磁誘導場を発生させるように構成されている。
より詳細には、電気回路6は、使用中に、巻き線11のそれぞれの端部11bに交流電圧を印加し、従って、上述した交流電流及び上述した電磁誘導場を発生させる。
好ましくは、管状体7は、磁化率が0である材料から作られる。
このようにして、管状体7は、最小の程度又は本質的に全くない程度で巻き線11によって発生された電磁誘導場と相互作用し、従って、電磁誘導場の妨害を防止する。
ヒータ1は、加熱要素13をさらに備え、加熱要素13は、使用中にチャネル7aの内部を流れる水の流れによって囲まれるように前記チャネル7aの内部に配置され、使用中に、巻き線11によって発生された電磁誘導場により作動させられ得る。
具体的に、巻き線11に交流電流を供給することによって、交流電磁誘導場が発生させられ、交流電磁誘導場の力線は、チャネルの内部でぶつかり、特に、加熱要素13を通過する。ファラデーの法則によれば、結果として生じる電磁誘導場の磁束の変化は、加熱要素13の内部に寄生電流を発生させ、寄生電流が、ジュール効果によって加熱要素13を加熱する。
加熱要素13は、好都合には、強磁性材料から作られる。このようにして、電磁誘導場の線は、ともに加熱要素13の内部で近くなり、これにより、寄生電流の発生を最適化し、電磁誘導場の線は、管状体7の内部で放散されない。
使用中に、チャネル7aの内部を流れる水は、加熱要素13を囲み、従って伝導による伝熱により加熱される。
図2に示されるように、加熱要素13は、間隙20により管状体7から、より正確にはチャネル7aの直線セクション19から径方向に間隔をあけられ、水流は、使用中に間隙20の内部を流れる。
具体的に、加熱要素13は、チャネル7aの直線セクション19と接触することさえなく、実質的に成形部分14から成形部分15まで、チャネル7aの内部で軸方向に延在する。より具体的に、加熱要素13は、複数の接続部分23(図3)により管状体7に連結されている。
この好ましくかつ非限定的な実施形態によれば、加熱要素13は、略円形の断面を有し、軸Aと同軸でチャネル7aの内部に収納されている。
従って、間隙20は、略環状の断面を有する。
図示されない代替的な実施形態によれば、加熱要素13は、非円形、例えば楕円、長円、正方形、長方形、多角形などの断面を有してもよい。
図2及び図3に示される例では、加熱要素13は、単一のバー要素を備え、特に単一のバー要素によって構築される。
図1に示されるように、供給及び加熱組立体2は、出口開口部10において水の温度を測定するように構成された温度センサ21をさらに備えている。
特に、センサ21は、少なくとも部分的に成形部分15の通路18の内部に配置され、従って、許容可能な近似度で出口開口部10での水の温度を測定するように構成されている。
組立体2は、センサ21によって測定された温度値を得るように構成された論理ユニット22をさらに備えている。
論理ユニット22は、電気回路6の作動及び作動解除を制御するようにも構成され、また電気回路6によって巻き線11に印加される交流電圧の発信周波数も制御するように構成されている。
使用中に、論理ユニット22は、センサ21によって測定された流出水の温度値に基づいて、発信周波数、従って電気回路6による電力出力を調節する。実際には、より高い温度は、加熱要素13によってジュール効果に起因してより大きい熱が生成される結果として、より大きい電力に対応することが公知である。
このようにして、論理ユニット22は、流出水の温度の変化を制御する。
さらに、ヒータ1には、有利には、チャネル7aの内部に収納された水の流れを偏向するためのバッフル手段24が設けられ、バッフル手段24は、
- 加熱要素13に連結され、特に加熱要素13における入口開口部8に位置決めされた第1端部分に取り付けられた上流バッフル又は分散要素25であって、流体的に入口開口部8及び対応する通路17の下流かつ流体的に加熱要素13の上流の位置に配置されている、上流バッフル又は分散要素25と;
- 加熱要素13に連結され、特に加熱要素13における第1端部分の反対側で出口開口部10に位置決めされた第2端部分に取り付けられた下流バッフル又は分散要素26であって、流体的に加熱要素13の下流かつ流体的に出口開口部10及び対応する通路18の上流の位置に配置されている、下流バッフル又は分散要素26と;
を備えている。
特に、チューブ5から運ばれかつ使用中に開口部8を介してチャネル7aに流入する加熱されるべき水の流れは、加熱要素13と接触する前に上流バッフル25と接触する。
続いて、加熱された水の流れは、出口開口部10を介してチャネル7aを出る前に下流バッフル26と接触する。
このようにして、加熱要素にバッフルが設けられない場合と比較して流体力学的抗力が小さい。同時に、トータルの圧力降下が減少する。
好都合なことに、上流バッフル25及び下流バッフル26は、略ドーム形状を有し、チャネル7aの内部での水流の荒くかつ急激な偏向を回避し、水流のより穏やかな偏向を容易にする。
上流バッフル25及び下流バッフル26は、好都合には、軸A、従って入口開口部8及び出口開口部10と同軸で配置される。このようにして、水流は、チャネル7aの直線セクション19に向かって可能な限り一様に偏向させられる。
図2に示されるように、成形部分14は、チャネル7aの成形セクション27を内側に規定し、成形セクション27は、流体的に入口開口部8、特に通路17の下流かつ流体的に加熱要素13、特に直線セクション19の上流に配置されている。
具体的に、成形セクション27は、少なくとも部分的に上流バッフル25、特に上流バッフル25の外面25aに面し、少なくとも部分的に当該外面25aに従う(又は再トレースする)外形を有する。
このようにして、使用中にチャネル7aの成形セクション27の内部を流れる水の流れは、湾曲しかつ穏やかな軌道、すなわち急激な偏向及び鋭利な曲線のない軌道に従う。これは、チャネル7a内での圧力損失のさらなる制限に寄与する。
同じ方式で、成形部分15は、チャネル7aの成形セクション28を内側に規定し、成形セクション28は、流体的に加熱要素13、特に直線セクション19の下流かつ流体的に出口開口部10、特に通路18の上流に配置されている。
具体的に、成形セクション28は、少なくとも部分的に下流バッフル26、特に下流バッフル26の外面26aに面し、少なくとも部分的に当該外面26aに従う(又は再トレースする)外形を有する。このようにして、使用中にチャネル7aの成形セクション28の内部を流れる水の流れは、湾曲しかつ穏やかな軌道、すなわち急激な偏向及び鋭利な曲線のない軌道に従う。これは、チャネル7a内での圧力降下のさらなる制限に寄与する。
さらに、特に図2及び図3に示されるように、管状体7は、第1送給チャネル29、具体的な例では4つの送給チャネル29を備え、送給チャネル29は、流体的に上流バッフル25の下流に配置され、成形セクション27を直線セクション19に流体接続し、加熱要素13の周りに一様に水流を分散するように構成されている。このようにして、水が流れなくなるエリアの発生を防止し、従って水の加熱の不均一性を回避することによって、水流の一様性を達成することが可能である。
この好ましくかつ非限定的な第2実施形態によれば、送給チャネル29は、軸Aに対して軸対称に分散させられ、すなわち、当該軸Aの周りで角度方向に等間隔にある。
管状体7は、第2送給チャネル30、具体的な例では4つの送給チャネル30をさらに備え、送給チャネル30は、流体的に下流バッフル26の上流に配置され、直線セクション19を成形セクション28に流体接続し、下流バッフル26の周りで水の流れを一様に導く、すなわち一様に分散させやすくする。
この最後の方策は、加熱デバイス1内で、全体的な流体力学的抗力のさらなる減少に寄与する。
本発明によるヒータ1の動作が、特に常温での水が容器4の内部にある初期状態を参照して、以下で説明される。
この状態では、ユーザが、飲料の分配を指示すると、論理ユニット22は、(図1に概略的に示される)公知のタイプのバルブ及びポンプのシステムにより、水の流れが入口開口部8及び通路17を通って管状体7の内部で加熱されることを可能にする。
同時に、論理ユニット22は、巻き線11の端部11bに所定の周波数で交流電圧を印加する電気回路6の作動を制御し、従って、交流電流を発生させ、交流電流は、続いて上述した電磁誘導場を発生させる。
上述したように、この場は、加熱要素13の加熱を引き起こし、加熱要素13は、チャネル7aの内部を流れかつ前記加熱要素13を囲む水を加熱する。
加熱された水が通路18を通って流れるとき、センサ21は、水の温度を測定し、測定された値を論理ユニット22に送信する。このようにして、測定された温度の閉ループ制御が達成される。
加熱された水は、その後、チューブ16により、選択された飲料を生成するためのチャンバへ運ばれる。
図4及び図5を参照すると、本発明の代替的な好ましい実施形態に従って実現される連続流ヒータが、全体として符号1’によって示される。
ヒータ1’は、構造及び動作がヒータ1と同様であるので、ヒータ1に対する構造的及び機能的差異のみが、以下で説明される。
同じ参照符号は、同様の又は等しいパーツ及び/又は特徴を示すために使用される。
特に、ヒータ1’は、ヒータ1’には、加熱要素13’であって、複数のバー要素を備え、特に複数のバー要素によって構築された、加熱要素13’が設けられている点で、ヒータ1と異なる。
より正確には、加熱要素13’は、加熱デバイス1の加熱要素13を形成する単一のバー要素の直径よりも小さい直径を有するバー要素の束によって構築されている。
詳細には、加熱要素13’のバー要素のそれぞれは、チャネル7aの内部で成形部分14から成形部分15へ軸方向に延在している。
より詳細には、バー要素は、前記バー要素のそれぞれ反対側の軸方向端部分において当該成形部分14,15に固定されている。
使用中に、チャネル7aの内部を流れる水の流れは、バー要素のそれぞれを囲み、バー要素の間のチャネル7aの隙間に入る。伝熱は、加熱要素13’のトータルの伝熱表面が加熱要素13のトータルの伝熱表面よりも大きくなるので、結果として改善される。
図6及び図7を参照すると、本発明の好ましいさらなる実施形態に従って実現される連続流ヒータが、全体として符号1”によって示される。
ヒータ1”は、構造及び動作がヒータ1と同様であるので、ヒータ1に対する構造的及び機能的差異のみが、以下で説明される。
同じ参照符号は、同様の又は等しいパーツ及び/又は特徴を示すために使用される。
特に、ヒータ1”は、ヒータ1”には、加熱要素13”であって、複数の薄い壁シートを備え、特に複数の薄い壁シートによって構築された、加熱要素13”が設けられている点で、ヒータ1と異なる。
具体的に、加熱要素13”のシートのそれぞれは、チャネル7aの内部で成形部分14から成形部分15へ軸方向に延在している。
より具体的に、シートは、前記シートのそれぞれ反対側の軸方向端部分で、これら成形部分14,15に固定されている。
使用中に、チャネル7aの内部を流れる水の流れは、薄い壁シートのそれぞれを囲み、シートの各ペアの間に画定された隙間に入る。伝熱は、加熱要素13”のトータルの伝熱表面が加熱要素13’のトータルの伝熱表面よりもさらに大きくなるので、結果として改善される。
本発明に従って実現されたヒータ1,1’,1”の特徴の試験から、これらヒータによって達成可能にされる利点が明らかになる。
特に、上流バッフル25及び下流バッフル26の存在の結果として、ヒータ1,1’,1”の全体的な流体力学的抗力は、これらヒータにバッフル要素が設けられない場合と比較して減少される。同時に、トータルの圧力降下も減少する。
さらに、上流バッフル25及び下流バッフル26並びに成形セクション27,28の特別な形態の結果として、水流の均質かつ一様な加熱を達成することが可能である。
説明されかつ図示されたヒータ1,1’,1”は、結果として特許請求の範囲によって規定された保護範囲を逸脱することなく修正及び変更され得ることは明らかである。
特に、上流バッフル25及び下流バッフル26は、加熱要素13,13’,13”の一体的パーツであってもよく、従って、それぞれ加熱要素13,13’,13”の第1端部分及び第2端部分によって形成されてもよい。
1,1’,1” 連続流電磁誘導流体ヒータ、3 流体供給回路、6 電力供給回路、7 管状体、7a チャネル、8 入口開口部、10 出口開口部、11 電気的巻き線、12 外面、13,13’,13” 加熱要素、14 第1成形部分、15 第2成形部分、25 上流流体バッフル、25a 外面、26 下流流体バッフル、26a 外面、27 第1成形セクション、28 第2成形セクション、29 送給チャネル、A 長手方向軸

Claims (13)

  1. 飲料を調製するための自動販売機内の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)であって、
    - 流体のための少なくとも1つのチャネル(7a)を内側に規定する少なくとも1つの管状体(7)であって、前記管状体(7)が、少なくとも1つの入口開口部(8)及び1つの出口開口部(10)を含み、加熱されるべき前記流体が、使用中に、前記入口開口部(8)を通じて前記チャネル(7a)に送給され、加熱された前記流体が、使用中に、前記出口開口部(10)を通じて前記チャネル(7a)から流出する、管状体(7)と;
    - 使用中に前記流体によって囲まれるように、少なくとも部分的に前記チャネル(7a)の内部に配置された加熱要素(13,13’,13”)と;
    - 前記管状体(7)の外面(12)の周りに直接接触して巻き付けられた電気的巻き線(11)であって、前記電気的巻き線(11)が、電気的に動力を与えられ、電磁誘導場を発生させ、このようにして前記電磁誘導場の影響に起因して前記加熱要素(13,13’,13”)を加熱することができる、電気的巻き線(11)と;
    を備え、
    前記連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)が、上流流体バッフル(25)をさらに備え、前記上流流体バッフル(25)が、前記入口開口部(8)から前記出口開口部(10)への前記流体の方向に対して流体的に前記入口開口部(8)の下流かつ流体的に前記加熱要素(13,13’,13”)の上流の位置において前記チャネル(7a)内に収納され、前記入口開口部(8)と前記加熱要素(13,13’,13”)との間において前記流体への流体力学的抗力を減少させるような形状とされていることを特徴とする連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  2. 前記上流流体バッフル(25)が、前記加熱要素(13,13’,13”)に連結されているか、又は前記加熱要素(13,13’,13”)の一体的パーツを形成していることを特徴とする請求項1に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  3. 前記上流流体バッフル(25)が、前記加熱要素(13,13’,13”)における前記入口開口部(8)に配置された第1端部分に取り付けられているか、又は前記第1端部分によって規定されていることを特徴とする請求項2に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  4. 前記管状体(7)が、前記チャネル(7a)の第1成形セクション(27)を内側に規定する第1成形部分(14)を備え、前記第1成形セクション(27)が、流体的に前記入口開口部(8)の下流かつ流体的に前記加熱要素(13,13’,13”)の上流に配置され、前記上流流体バッフル(25)に面し、前記第1成形セクション(27)が、少なくとも部分的に前記上流流体バッフル(25)の外面(25a)に従う外形を有することを特徴とする請求項3に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  5. 前記管状体(7)が、送給チャネル(29)をさらに備え、前記送給チャネル(29)が、前記第1成形セクション(27)を前記チャネル(7a)における前記第1成形セクション(27)の下流の残りのセクションに流体接続するために流体的に前記上流流体バッフル(25)の下流に配置され、前記加熱要素(13,13’,13”)の周りで前記流体を分散しやすくすることを特徴とする請求項4に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  6. 前記連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)が、下流流体バッフル(26)をさらに備え、前記下流流体バッフル(26)が、前記入口開口部(8)から前記出口開口部(10)への前記流体の方向に対して流体的に前記加熱要素(13,13’,13”)の下流かつ流体的に前記出口開口部(10)の上流の位置において前記チャネル(7a)内に収納され、前記加熱要素(13,13’,13”)と前記出口開口部(10)との間において前記流体への流体力学的抗力を減少させるような形状とされていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  7. 前記下流流体バッフル(26)が、前記加熱要素(13,13’,13”)に連結されているか、又は前記加熱要素(13,13’,13”)の一体的パーツを形成していることを特徴とする請求項6に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  8. 前記下流流体バッフル(26)が、前記加熱要素(13,13’,13”)における前記第1端部分の反対側で前記出口開口部(10)に配置された第2端部分に取り付けられているか、又は前記第2端部分によって規定されていることを特徴とする請求項7に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  9. 前記管状体(7)が、前記チャネル(7a)の第2成形セクション(28)を内側に規定する第2成形部分(15)を備え、前記第2成形セクション(28)が、流体的に前記加熱要素(13,13’,13”)の下流かつ流体的に前記出口開口部(10)の上流に配置され、前記下流流体バッフル(26)に面し、前記第2成形セクション(28)が、少なくとも部分的に前記下流流体バッフル(26)の外面(26a)に従う外形を有することを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  10. 前記管状体(7)が、長手方向軸(A)を有し、前記入口開口部(8)、前記出口開口部(10)、前記上流流体バッフル(25)及び前記下流流体バッフル(26)が、前記長手方向軸(A)と同軸で配置されていることを特徴とする請求項1を引用する請求項6に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  11. 前記上流流体バッフル(25)及び前記下流流体バッフル(26)が、略ドーム形状を有することを特徴とする請求項1を引用する請求項6に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  12. 前記加熱要素(13,13’,13”)が、
    - 特に略円形状の断面を有するバー要素と;
    - 特に対応する略円形状の断面を有する複数のバー要素と;
    - 複数の薄い壁シートと;
    の形態のうちの1つから選択されることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)。
  13. - 請求項1から12のいずれか一項に記載の連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)と;
    - 前記連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)に流体を供給するために前記連続流電磁誘導流体ヒータ(1,1’,1”)に流体接続された流体供給回路(3)と;
    - 前記電気的巻き線(11)に電気的に動力を与えるために前記電気的巻き線(11)に電気的に接続された電力供給回路(6)と;
    を備えていることを特徴とする飲料を調製するための自動販売機。
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