JP2022532986A - ファスナー装着ツール - Google Patents

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Abstract

ファスナー装着ツール(102)は、一連の係留リベット(124)を順次的に装着することができるマンドレル(104)を有する。ツール(102)は、リベット装着のための第1のサイクルか、リベット補充のためツール(102)からのマンドレル(104)の選択的解放のための第2のサイクルの何れかにツールを駆動することができる単一の電気モーター(112)を使用する。ツールは、ツールが動作する第1又は第2のサイクルの何れかを選択するための実際のユーザ操作可能スイッチ(148)を含む。【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に、ファスナー装着ツールに関し、詳細には、限定ではないが、ブラインドサイドリベットを装着するのに使用されるようなかかるツールに関する。
ファスナー装着ツールは、周知であり、いわゆるブラインドサイドリベットの装着に使用されるものは、多くの場合、指定の長さ及び直径のリベットを繰り返し装着するのに使用される。このような繰り返し装着は、例えば、組立ライン又は同様のものなどの製造環境において起こる可能性がある。
リベット(又は他のタイプのファスナー)の繰り返し装着が起こる場合、設置及び装着プロセスの効率を高めるために、このような繰り返し装着をできる限り迅速に行うことも必要とされる場合がある。この場合も同様に、環境が製造組立ラインの場合、リベット装着の速度が重要である。このため、英国アヴデル社により提供されるNeoSpeed(登録商標) Speed Fastening(登録商標)ツールなど、周知の急速装着ツールが存在する。このような急速リベット装着ツールの一例は、例えば、英国特許第2,482,162A号に示されている。この従来技術の開示において、装着用のリベットのマガジンは、リベットの急速連続装着が生じるように、装着ツール内に保持されている。
上述のような急速リベット装着用の装着ツールは、通常、ハイドロニューマチック設計である。通常、リベットを装着するのに使用される原動力は、圧縮空気源を使用して作動する空気圧システムで開始し、ツール内の油圧システムを駆動してリベットを前進及び装着させる。
このようなハイドロニューマチックツールは、これらの設計が、油圧制御システムと空圧制御システムの両方を組み合わせて使用しているので、本質的に複雑であること;ホースを介してツールに供給される圧縮空気の供給源が必要となることに起因して扱いにくい傾向があり、これは、リベットの装着時にツールの操作と保持の両方をしなければならない作業工にとって、これらの繰り返しの長期の使用が厄介なものになることが多い、という特定の欠点を抱えている。
英国特許第2,482,162号 英国特許第1,323,873号
従って、本発明の目的は、ツールの動作を制御するのにハイドロニューマチックシステムの代わりに、電気機械システムを使用する添付の特許請求の範囲によるファスナー装着ツールを提供することによって、上記の欠点を少なくとも軽減することである。これにより、ツールは、これまでの状況よりも手作業でより器用になり、オペレーターが長期間にわたって使用できるという付随の利点を有する。電気機械駆動システムを使用することはまた、ツールの「ダウンタイム」の量を低減することができ、これは、例えば、ツールが保守サービスを必要とする時間であり、この間はツールを使用することができない。
急速装着ツールによって装着されるリベットは、英国特許第1,323,873号に開示されているような、全て貫通リベットである。当該技術において知られているように、これらの貫通リベットは全てブラインドサイド装着ファスナーであり、装着動作では、マンドレルの拡大ヘッドをリベットの本体を貫通して引っ張る必要がある(接合されるワークピースのブラインドサイドから、すなわち、オペレーターサイドに対してツールのオペレーターから遠隔にある)。この動作は、特に連続した急速装着動作として起こる場合、マンドレル、マンドレルヘッド、並びにマンドレルの動作を制御するツールジョーの摩耗をもたらす。これは最終的には、時間の経過に伴って摩耗したツール部品の交換を必要とする。
液圧制御システム及び空気圧制御システムを使用する既知の装着ツールでは、摩耗したツール部品、特にマンドレルを把持し制御するのに使用されるジョーの交換は、非常に長いプロセスであり、多くの場合、ツール全体の少なくとも部分的な分解を必要とする。液圧システム又は空気圧システム何れかへの損傷は、修理するのに高コストとなる可能性があるので、このような分解には特別な注意を払う必要がある。従って、本発明の更なる目的は、マンドレルを保持及び制御するのに使用されるテールジョー用の交換可能なカートリッジのような交換可能要素を使用することによって、このようなツールの分解の必要性を排除することである。
ここで、本発明の実施形態を、以下の図面を参照しながら単に例証として説明する。
本発明によるツールの部分断面概略図を示す。 図1のツールの主要構成要素の分解図を概略的に示している。 マンドレルが装着用の一連の係留リベットを組み込んだ、本発明のツールと共に使用するためのマンドレルの概略側面図を示している。 図1の主要構成要素の平面側断面図を示す。 ボールナット132を含む、図4のバレルの側断面図を示す。 駆動組立体及びノーズピースの部分側断面図を示す。 図6aの線B-Bに沿ったノーズピースの正面断面図を示す。 ノーズピースが第1の角度方向にある、図6aの線A-Aに沿った断面を示す図である。 ノーズピースが第2の角度方向にある、図6aの線A-Aに沿った断面を示す図である。 マンドレル保持ジョー及びジョーカートリッジの側断面図を示す。 クラッチの駆動側及びその接続された構成要素の部分側断面図を示す。 係合状態のクラッチ機構の側面図を示す。 係合解除状態のクラッチ機構の側面図を示す。 左側にリベット装着サイクルが開始する前のツールのノーズピース部分の側断面図を示し、右側にマンドレルの遠位端の対応する側面図を示す。 リベット装着サイクルが開始する前のツールのクラッチ及びノーズピースの部分断面側面図を示す。 図10bと同じ構成要素の斜視断面図を示す。 装着サイクルのホーム又は開始位置を示す、ツールのリベット装着サイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示す。 図の右側へのマンドレルの前進を示す、ツールのリベット装着サイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示す。 図の右側へのマンドレルの前進を示す、ツールのリベット装着サイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示す。 図の右側へのマンドレルの前進を示す、ツールのリベット装着サイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示す。 左側にジョーカートリッジ及びジョースプレッダーの断面図と、右側にノーズピースの断面図とを示しており、両方がマンドレル解放のためのツールの第2のサイクルの開始中の図である。 第2のサイクルが進行した、図11aの図に対応する図を示している。 マンドレル交換のための第2のサイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示し、第2のサイクルのホーム又は開始位置を示す。 マンドレル交換のための第2のサイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示し、図の左側へのマンドレルの後退を示す。 マンドレル交換のための第2のサイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示し、図の左側へのマンドレルの後退を示す。 マンドレル交換のための第2のサイクル中のツールの特徴的な構成要素の部分断面図を示し、図の左側へのマンドレルの後退を示す。 ツール内のジョーカートリッジ組立体及びその装備具の部分分解図を示す。 機能ツール動作全体のフローチャートを示す。 図10bの波型ばねの斜視図を示す。
最初に図1及び図2を参照すると、本発明によるファスナー挿入ツール102は、遠位端及び近位端を有する軸方向に延びる中空の金属シリンダー(この例ではアルミニウム)として形成されるバレル104を備える。図1では、遠位端は図の右側にあり、近位端は左側にある。ツール102は、作動トリガー108を形成したユーザ把持ハンドル106を含む。これは、バレル104の近位端がツールハンドル106に隣接していることを意味する。
バレル104の遠位端は、ノーズジョー組立体110を形成しており、以下で詳細に説明される。ノーズジョー組立体の目的は、以下に説明されるように、ツール102と、ファスナーが適用されるワークピースとの間の接触ポイントを形成し、ファスナーの装着動作中にファスナーを位置付けることである。
ツール102が動作を行うファスナーは、いわゆるブラインドファスナーであり、この実施例ではリベット124である。ブラインドファスナーは、当業者には周知であり、ワークピースの片側にのみ近づくことができ、その装着は、熟練工がアクセスできないワークピースの遠隔側から作動されるファスナーを備える。
バレル104とは反対側のハンドル106には、電気モーター112がある。電気モーターは、ハンドル106のベースに取り付けられたバッテリー114によって作動し、モーター112が動作可能に結合された駆動組立体116を介してバレル104に原動力を提供する。また、ハンドル106とモーター112との間には、ジョー組立体、ここでは取り外し可能なジョーカートリッジ118がある。
バレル104に装着され、駆動組立体116に結合されているのはユーザ操作可能スイッチ120であり、その動作は、(i)ファスナー装着前バレルの軸方向位置又はジョー動作を設定すること、及び(ii)ファスナー装着とジョー動作との間のバレルの動作モードを選択することの両方を行うことになっている。
ここで図3も参照すると、一連の係留リベット124が装着されているマンドレル122を示す(これらのリベット124のうちの1つが、図1では、ノーズジョー組立体110によって保持されたバレル104の最遠位端に示されている)。マンドレルの最遠位端(図3の右側)は、ファスナー装着の当業者には理解されるように、対称方向に拡大されたヘッド126で終端する。マンドレルの近位端(図3の左側)は、端部ストップ128、ここでは機械的カーソルを含む。端部ストップ128は、ファスナー124が装着されたときに、装着ごとに1個ずつインデックス付きのステップでマンドレル122に沿って移動し、以下に説明されるように、マンドレル122の遠位端に装着するためのリベットを維持するようにする。マンドレル組立体(すなわち、マンドレル及びその係留リベット)は、ツールのユーザによって中空バレル内に装填可能である。これを行うためには、ジョーカートリッジ118内のジョー(以下に説明される)は、マンドレルの近位端を挿入することができるように、解除又は開位置にいる必要がある。
ここで、図4及び図5も参照すると、バレル104は、その軸方向範囲の一部に沿って外部螺旋形溝130を形成しており、その溝に回転可能なボールナット132が取り付けられることが分かる。バレル104上の溝130と嵌合する螺旋形の雌ねじ形態を有するボールナット132は、回転のみ可能で軸方向には移動できないように、駆動組立体のケーシング134内に保持される。従って、バレルがその軸(図4のA-A)に沿って前後の直線移動を受けることしかできないので、ボールナット132の回転により、バレル104の軸方向移動を引き起こす。ボールナット132の回転は、駆動シャフト136によってボールナット132に結合されているモーター112の動作によって達成される。当該技術において一般的であるように、駆動シャフト136の両端は、ジャーナル支持されたピニオン138,140を保持している。
中間駆動シャフトピニオン140及びボールナット132は、クラッチ、この例では、双方向性クラッチ142であり、クラッチは、特に図9に関して以下でより詳細に説明される。クラッチ142は、2つの条件:i)バレルが前方又は後方移動の限界に達すること、又はii)ボールナット132に加わるトルクが所定の限界を超えることの1つが発生するまで、駆動組立体(136、138、140)を介してモーター112からボールナット132に回転駆動が伝達されることを正常に許容するように作用する。バレルは、2つの方向(軸方向前方又は軸方向後方)のうちの一方で移動することができるので、クラッチは、双方向性である。
バレル104の近位端から、螺旋形溝130の一端の限界にてジョースプレッダー144がある。ジョースプレッダーは、バレルがその後方向の限界まで移動したときにのみ、次いで以下に説明される他の状況下でのみ、ジョーカートリッジ118内に保持されたジョーを開くのに使用される。螺旋形溝130の他端には、完全ストップ部146が形成されている。完全ストップ部は、螺旋形溝130がバレル104の本体と交わるバレル表面の移行部に形成され、リベット124の装着中にバレル104の前進移動(すなわち、図の右側へ)がオーバーストロークするのを防止する作用をする。
上記において図5を参照すると、この図は、クラッチ142の従動サイドのみを示していることが理解されるであろう。
ここで図6も見ると、駆動組立体ケーシング134の前方端には、ユーザ操作可能スイッチ、この実施例では回転可能ノーズピース148が形成されている。ノーズピースは、ハウジング134に軸方向に固定されているが、バレル104の2つのサイクルのうちの1つを選択するために回転することができる。サイクルのうちの1つでは、バレル104の前後移動により、リベットの装着、及び次の連続するリベットの装着のためのリセットを達成する。一方、他のサイクルにおいて、バレル104の前後移動により、ジョーカートリッジ118内のジョー150によるマンドレル122の解放又は保持を達成する。好ましい実施形態では、第1のサイクル又は第2のサイクルを選択するためのそれぞれの位置の何れかへのノーズピース148の回転はまた、駆動組立体116に対するバレル104の所定の軸方向位置を設定することができる。これは、ケーシング134に対するバレル104の軸方向開始位置が、バレルの第1のサイクルと第2のサイクルとで異なっていてもよいことを意味する。しかしながら、添付図に示される実施例では、バレル104は、第1及び第2のサイクルの両方に共通の単一の開始(又は「原点」)位置を有する。本明細書では詳細には説明されないが、当業者であれば、ノーズピース148の回転が上述の2つのサイクルのうちの選択の1つを開始することができる多くの方法があることを理解するであろう。例えば、ノーズピース148の内面上の2つのマイクロスイッチの位置は、その後に適切なサイクルのルーチンを開始する電気回路を開始又は遮断することができる。
ノーズピース148は、タブの2つのセット176、178を内部に形成しており、この実施例では、正反対のペア176、178を含む。図6aから最も容易に分かるように、タブのペアは、軸方向にオフセットされている。タブ176の第1のセットは、第1のバレル104サイクルを作動させるために使用され、タブ178の第2のセットは、第2のバレル104サイクルを作動させるために使用される。タブの2つのセット176、178は、ここでは、第1のバレルサイクル又は第2のバレルサイクルの何れかの間でツール102を切り替えるために、ユーザがノーズピース148を45°回転させる必要があるように選択される。
ここで図7を考慮して、マンドレル122がジョーカートリッジ118のジョー150によって保持及び解放される方法について説明する。最も頻繁には、装着するための新しいリベット124を備えたマンドレルを補充するために、定期的にマンドレル122をバレルから取り外すことが必要となる。しかしながら、マンドレルの安全な保持は、規定の位置にあって、ユーザが、ツール102からマンドレル122を意図せずに取り外すことができないようにすべきである。この理由から、ジョーカートリッジ内のジョーの「フェイルセーフ」位置は、マンドレル122と係合してバレル104内にマンドレルを拘束することである。これを達成するために、ジョー150は、圧縮ばね152によってばね付勢されて、マンドレルと係合するようにする(図7には示されていない)。ジョー(これは、図7の断面図で見ることができ、図示の実施形態では、180°間隔で円周方向に離間された2つのジョーが存在する)は、リテーナナット156の円錐テーパー154内で半径方向内側又は外側にのみ移動することができる。ジョーの内面158は、マンドレル上でのこれらの把持を強化するために鋸歯状である。
ジョー150は、それ自体が半径方向にのみ移動することができるが、軸方向移動可能なタレット160内に保持されている。このようにして、タレット160の軸方向移動は、ジョーを半径方向に移動させるようにする(タレット160が図7の左側に移動する場合は内側に、ホルダー、ここではジョータレット160が図7の右側に移動する場合は外側に)。タレット160は、図7の右側に(すなわち、テーパー154の内壁に向かって、それから係合する)付勢されるので、ジョー150が、半径方向内側に押し付けられる傾向があり、従って、間に挿入されたマンドレル122を把持する傾向がある。
カートリッジ118は、マンドレル端部ストップ128を含む。端部ストップ128の更なる目的は、ユーザがマンドレル118をツールのバレル104に挿入するときに、ツールがその機能を開始する前にマンドレルが繰り返し既知の位置に位置決めされることを確実に行なうことである。端部ストップ128とばね152の両方は、調整可能なスクリューキャップ162によって所定の位置に保持される(ばねは、これらに加えられる既知の張力を有する)。スクリューキャップ162とハウジング164の協働可能な最前部とは、共にジョーカートリッジ118の外側シェルを形成する。
ここで、図8及び図9も見ると、クラッチ142機構の構造についてより詳細に説明する。モーター112の作動時に、駆動シャフト136は、ピニオン140の同時回転を引き起こすように回転する。ピニオン140が、クラッチケーシング168の外面上に形成されたスプールギア166と噛み合うので、クラッチ142も回転する。クラッチ142の回転は、2つのトルク条件のうちの1つが発生しない限り、ボールナット132の同時回転を起こすことになる。
クラッチ142は、双方向性クラッチであり、噛み合う先細の歯形の2つのセット(170、172)から形成され、図9a及び図9bに最も明確に示される。歯の2つのセット、すなわち、駆動サイドの歯170と従動サイドの歯172のセットは、ばね、この例では波形ばねである、この例では圧縮ばね174(図14に詳細を示す)を介して、協働して係合するように付勢される。ばね174の張力は、既知の方法で選択され、歯のセット170、172が、間に所定のトルクが存在するまでのみ係合することを確実にする。この所定のトルクでは、第1のセット170(図9a及び9bから、第2のセット172よりも軸方向に延びていないことが分かる)は、2つの歯のセットの係合面の間に形成されたランプに押し上げられる。このランプ移動は、ばね174の張力に逆らってセット170の軸方向移動(図8及び9の左側)を引き起こし、従って、ボールナット132への駆動を係合解除する。また、図9a及び図9bから、歯170の第1のセットは、わずかに丸みを帯びた端面を有し、第2のセット172よりも浅いランプ面を提供し、従って、クラッチ駆動が係合解除されたときに、歯172の第2のセットにわたって第1のセット170の滑らかなランプを確保することが分かる。当業者であれば、これがクラッチ142の必要な機能ではなく、好ましい機能であることを理解するであろう。同様に、異なるランプ角は、歯のセット170と172の間で共有とすることができ、又は各歯のセット内で均一に混合することができる。滑らかなランプの目的は、この原理の何れかの変形例によって達成することができる。
クラッチ駆動の係合解除(これについては以下で説明する)は、次の2つの条件:
i)バレル104がその前方又は後方の移動の何れかの限界に達した場合。この状態は、リベット124が装着されたとき、又はバレルが完全に後退してジョー150を開けたとき(完全ストップ部146がジョーカートリッジ118内での移動の後方限界に達したとき)に発生する。又は、
ii)リベットの装着不良又はツール内の内部駆動妨害物のような、オーバートルク状態が発生した場合。
の何れにおいても必要となる。何れの場合も、ツール機構に対する損傷が起こらないように、モーター112からボールナット132への駆動を切断することが重要である。バレルは、前方及び後方の軸方向の両方で動作するので、クラッチ142は、双方向である必要がある。
ここで、ツール102の動作と、並びに上記で簡単に説明した機能がこのような動作中にどのように共に動作するかについて目を向けて、図10(a)~図10(c)を更に参照する。上記のように、バレル104は、2つのサイクルの何れかで動作可能である。第1のサイクルは、リベット124をワークピース内に装着するのに使用され、第2のサイクルは、ジョー150をそれぞれマンドレル122上にクランプする、又はマンドレル122から解放するのに使用される。
第1のサイクルを考慮すると、バレル104は、必須ではないが、好ましくは、ホームポジションから開始することができる。これは、バレル104が作動していないときに、再開してそこから何れかの動作を開始する休止位置である。ホームポジションが好ましい理由は、この実施例では、バレル104の軸方向前後移動が、ボールナット132によって行われた転回した数をカウントすることによって制御され、これによりバレル104の線形前進又は後退(ボールナット132の回転感知に応じて)を決定付けるためである。本実施例では、バレルの前方移動は、バレルの後方移動とは異なる軸方向範囲である。
オペレーターが、ノーズピース148の角度位置を第1のサイクル(バレル動作)を選択するような適切な位置に設定すると、ソフトウェア(その詳細な動作は、本発明に密接な関係がないので、本明細書では説明しない)は、モーターの動作を制御し(図13のソフトウェア制御フローチャートも参照)、次いで、モーター112を正しい検知で回転させるように設定して、バレルが前方向(全ての図の右側)に移動するようにボールナット132の回転を引き起こす。ノーズピース148の内側には、リベット124を装着するときにバレル104が極端に離れて前進出来ないことを確実にするように設計されたバレル前進ストップ部材180が配置されている。ストップ部材180は、ボールナット132と共に回転しないが、(バレル104のように)回転に対して保持され、線形軸方向の前進又は後退だけが許可される。バレル104の前方移動中に、ストップ部材180がノーズピースの内側スリーブ186と接触すると、クラッチ歯170の第1のセットが第2のセット172にわたって傾斜するので、バレル104の更なる前進が妨げられ、従って、ボールナット132からのバレル104への駆動を係合解除する。しかしながら、回転計数ルーチンは、その時以前は、ボールナット132の必要な回転数が発生したことを計数しており、モーター112の回転検知の反転が生じていたので、このような状態は通常は起こらないことが理解されるであろう。バレル104の前方移動の限度では、リベット124が装着されることになる。このリベット装着は、それ自体はブラインドリベット装着の当業者であれば周知のことであるので、本明細書では説明されない。当業者であれば、本発明による各ファスナーの装着時に、このような速度のリベット打ちが全てのファスナー装着に対してマンドレルが損傷を受けない状態である必要があるので、マンドレルステムが破損する結果にはならないことは理解されるであろう。
その前端において、バレル前進ストップ部材180は、互いに正反対に2つのバヨネットタブ182、184を形成している。バヨネットタブ182、184は、ノーズピースの回転方向(すなわち、設定されるサイクル)及びバレル104の軸方向前進の程度に応じて、ノーズピースタブ176、178(図6(b))と選択的に係合する。図10(a)、(b)及び図10(d)において最も容易に分かるように、ホームポジション(すなわち、第1のサイクルにおけるバレル移動の開始前)では、バヨネットタブ182、184は、ノーズピース148の左側にある。図10(d)にも示されるように、マンドレル122上に保持されたリベット124は、前進しておらず、従って最遠位のリベットは、ノーズジョー組立体110に保持されている。当業者であれば、ノーズジョー組立体の動作及びリベット124を装着することがどのように機能するかを理解するであろう。リベットの装着は、それ自体が、本発明に密接に関係していないので、本明細書では詳細には説明されない。しかしながら、本発明は、リベット装着後にステムが非破壊状態のままでいるマンドレルからの複数のブラインドサイドリベット装着の一般的な動作の実用的な知識を必要とすることは理解される。
ノーズピース148は、内側スリーブ186と機械的に連結されていることは理解されるであろう。従って、ノーズピース148が反時計回りに回転する場合(図6cで分かるように)、これによって第1のサイクルを選択する。タブペア176及び178は、ノーズピース148と共に回転して、バヨネットタブ182及び184が軸方向前方に移動するためのチャネルを生成する(図11の右側)。タブ178は、バヨネットタブ182及び184が軸方向後方向に過剰作動するのを防ぎ、ひいては機械的限度を生成する。これにより、ボールナット132の回転をロックし、過負荷が検出されて、クラッチ142をスリップさせる。タブペア176は、この第1のサイクルの動作中にツールユーザがノーズピース148を回転させるのを防ぐガイドとして機能する。
また、図6dに示すように、ノーズピースが時計回りに回転するときに、これが第2のサイクル(ジョー150のクランプ又は解放)を作動させることは理解されるであろう。タブペア176及び178は、ノーズピース148と共に回転して、バヨネットタブ182及び184が軸方向後方(又は図11の左側)に移動するためのチャネルを生成する。タブペア176は、バヨネットタブ182及び184が前方向で軸方向に過剰作動するのを防ぎ、従って機械的限度を生成する。これにより、ボールナット132の回転をロックし、検出されたあらゆる過負荷が、クラッチ142をスリップさせる。タブペア176は、この第2のサイクルの動作中にツールユーザがノーズピース148を回転させるのを防ぐガイドとして機能する。
ここで図10d~図10gを参照すると、リベットの装着サイクルを示す。モーター112が回転し、ボールナット132の同時回転を引き起こすと、バレル104は、図の右側に軸方向に前進する。また、バレルストップ部材180は、軸方向移動に抗してバレル104の螺旋形溝130に保持されているが、その周囲を自在に回転可能であるので、バレル104が前進するにつれてバレルストップ部材も前進する。図10(e)は、図10(c)と比較してバレルが右に10mm前進したことを示す。図10(c)から、前進するバレル104に起因して、マンドレル122のヘッド126がリベット124を通って引っ張られ始めたことが分かる。これは、通常のリベット装着プロセスの一部である。
図10(f)は、バレル104がそのホームポジションから右に20mm移動したことを示している。ストップ部材180がノーズピース148内で更に右側にあり、ここでマンドレルヘッド126が遠位リベット124を通って完全に移動したことが分かる。従って、この段階でリベットは、ワークピース内に装着されている。
通常の動作では、ボールナット132の回転を計数することは、リベット124が装着されていて、モーター112の回転が反転されて、バレル104をそのホームポジションに戻すようにされることを意味する。しかしながら、遠位リベット124の適切な装着ができないこと、又はボールナット132の回転数の不正確な計数などの何らかの理由でこのことが起こらない場合、図10(g)に示される状況が起こり得る。この図では、最大限の前方向移動(ここでは、図10(d)のバレルホームポジションの右に25mm)が達成されたことが分かる。バヨネットタブ182、184がそれらのそれぞれのノーズピースタブ176、又は178に接触しただけでなく(これによりバレル104の更なる前進が防止される)、クラッチ142が、歯172にわたって傾斜する歯170によって係合解除され、従って、更なる駆動トルクがモーター112によってボールナット132に加えられるのを防止する。
図13のフローチャートによれば、図10(g)に示す状態が発生した場合(すなわち、バレル104の最大の前方向移動、或いはクラッチ142の係合解除)、そのときにモーターは、直ちにバレル104を図10(d)のホームポジションに戻すように回転を反転させる。
バレル104が図10(d)のホームポジションに戻されると(及び前のリベット124が装着されており、例えば、誤って装着されたことによってノーズジョー組立体110を塞いでいないと仮定すると)、マンドレル122に保持された一連のリベット124の次のリベットを装着することができる。次の連続するリベットの装着を開始するために、ツール102のオペレーター(ノーズピース148を第1のサイクル位置に設定したままにする)は、トリガー108を単に押下して、上記のように第1のサイクルを再びスタートさせる。
ある段階では、ツール102のオペレーターは、第1のサイクルを使用することによるリベット装着を中止することを希望することがある。これは、マンドレル122に保持された一連のリベット124が全て装着された場合、又は装着されるリベットの寸法を変更する必要がある場合(例えば、より大きな、又はより小さなリベットのために)に起こる可能性がある。これは、新しい(又は新たにリベットが装填された)マンドレルをツール102に装着できるように、ジョー150によるマンドレル122の解放を必要とすることになる。マンドレル122を解放して交換するために、ノーズピース148は、ツールがその第2のサイクルで動作する第2の位置に向かって回転する必要がある。
ノーズピースが第2のサイクルの動作のために正しい方向に回転すると、オペレーターはトリガー108を作動させ、これによりモーター112がボールナット132の同時回転を引き起こすような回転をし、バレル104を後方(全ての図の左側に)に移動させる。図11(a)は、第2のサイクルのためのホームポジションを示す。この例では、これは第1のサイクル用と同じホームポジションであるが、必ずしもそうである必要はない。第1及び第2のサイクルのためのホームポジションは、ツールの内部寸法及び/又はマンドレルの長さに応じて異なることができることは理解されるであろう。
図11(a)のホームポジションにおけるノーズピース148のバヨネットタブ182、184は、ノーズピーススリーブ186とストップリング188との間の中間の軸方向位置にある。ストップリング188は、その後方サイクル中に端部ストップ180の全ての更なる後退を阻止する。
マンドレル122の近位端に形成されたジョースプレッダー144は、図11(a)において、カートリッジ118の範囲の右側及び外側にあることが分かる。ジョースプレッダー144のこの軸方向位置は、ジョー150に作用する合力が、ばね152の作用を受ける圧縮力であることを意味する。この合力により、ジョー150が図の右側に押し進められ、従って、リテーナナット156の円錐テーパー154によって半径方向内側に押し付けられ、ひいてはマンドレル122の近位端に対してジョー150をクランプする。
図11(c)を更に参照すると、ノーズジョー組立体110も示されているので、第2のサイクルのホームポジションがより詳細に分かる。当業者であれば、第2のサイクル中に、ノーズジョー組立体110の重要な機能は、マンドレル122の遠位端を解放して、オペレーターが図の右側に引っ張ることによってマンドレルをツールから取り外すことができるようにすることであることが理解されるであろう。これはまた、マンドレルがジョー組立体110を含む、単一のユニットとして供給される場合に達成することができる。図11(c)のそれぞれの部分の各々の図11(d)に示される拡大図は、ホームポジション及び第2のサイクルが開始するときのツール102の主要な機能領域を示している。
図11(d)及び図11(e)は、第2のサイクルがホームポジションと比較して6mm後方(図の左側に)の軸方向にバレル104を移動させた状況を示している。ここで、モーター112の回転がボールナット132の同時回転を引き起こすと、バレル104が軸方向後方に6mm移動し、ジョースプレッダー144が、カートリッジ118の範囲内で移動して、可動ジョータレット160の最前(すなわち右側)に接することが分かる。
バレル104の継続的な後方移動は、バレル104がホームポジションから左に10mm移動した図11(f)に見られるように、ばね152の圧縮力は、ボールナット132の回転を介して作用されるモーター112のトルクに打ち負かされる結果となる。バレル104の図11(f)のこの位置では、ジョースプレッダー144は、ジョー150が現在マンドレル122からフリーとなっているこのような程度までテーパー154に沿って半径方向外側に移動した左側にまで、ジョータレット160を移動させたことが分かる。ツール102のオペレーターは、ここでマンドレル122を取り外すことができる。
オペレーターが新たなマンドレルをツール102に挿入すると、トリガー118を再び作動させて、第2のサイクルを完了することができる。図13のフローチャートの通り、これは、モーター112の回転している感覚を反転させ、従ってボールナット132も反転させて、バレル104をそのホームポジションまで軸方向前方に移動させる。第1のサイクルと同様に、第2のサイクルは、これがジョー150を解放又はリセットするかどうかに関係なく、ボールナット132の回転数を計数することによって制御される。第1のサイクルと同様に、バレル104の過剰移動(前方又は後方の何れか)を引き起こす制御エラーの場合には、オーバートルク状態が起こる前に、クラッチ142がスリップすることになる。
上記のように、本発明のこの実施例では、ジョー150は、交換可能なカートリッジ118の一部である。このようなカートリッジは、図12により詳細に示されている。ここで、モーター112の出力は、ピニオン188であり、カートリッジ118がツール102に装着されるときに、ピニオン138と動作可能に係合して、駆動シャフト136に回転駆動を与えることが分かる。ツール102に組み込まれた個別のジョーの代わりに、交換可能なジョーカートリッジ118の利点は、保守整備が簡単な操作になることである。例えば、ジョーが摩耗した場合に熟練工が実施する必要がある全てのことは、ラッチ190を操作してカートリッジをツール102から解放し、ハンドル192を介してツールからカートリッジを持ち上げて、カートリッジ118を新しいものと交換することである。
ここで、図13の制御/動作フローチャートを見ると、ノーズピース148の回転に関して上記のように、ツール102のユーザは、ノーズピースの角度方向に応じて、サイクルを第1(「ツールを装着ストロークに設定」)、又は第2(「ツールをテールジョーストロークに設定」)の何れかに設定できることが分かる。このサイクル設定は、例えば、上記のように、マイクロスイッチが電気回路を完成させることによって決定される。しかしながら、当業者であれば、望ましいツールサイクルの設定を達成するための何れかの適切な方法が効果的であることは理解されるであろう。
前述のことから、第1のサイクル(マンドレル122からの連続するリベット124の装着)中、ジョー150の移動は不可能であることが理解されるであろう。言い換えれば、ジョー150は、第1のサイクル全体を通してクランプされた(半径方向内側の)位置に留まることが必須である。同様に、第2のサイクル(ジョーの解放及び再装着)の間、リベットマンドレル104がリベット装着サイクルで動作することができないことは必須である。これは、第1と第2のサイクルが相互排他的であり、一方の操作が完全に完了するまで、一方の操作が他方の操作を妨げることを意味する。
当業者であれば、上記のことから、駆動組立体が、モーター112の回転出力を取得し、これをバレル104の線形軸方向移動に変換する全ての機能を備えることを理解するであろう。従って、上記の例では、これは、ピニオン138、140、及びこれらの係合駆動シャフト136及びボールナット132を含むが、他の部品もまた、この駆動の伝達に関与することができる。実際に、当業者であれば、モーターの回転出力を取得し、これを線形バレル移動に変換する代替手段が実施可能であることは理解するであろう。例えば、ラックアンドピニオン又はタイミングベルト構成もまた、良好に機能することになる。
上述において、とりわけ図10bを参照すると、波形ばねによるクラッチ142の付勢は重要な特徴である。当業者であれば、このような順方向付勢(すなわち、通常はクラッチ142をその係合位置に付勢すること)が、従来のコイル状圧縮ばねによって達成されることを理解するであろう。しかしながら(また、ここで図14を更に参照して)、波形ばね174は、従来のコイル状ばねに優る有意な利点を提供するように選択されている。特に、張力/圧縮力の損失を伴う、波形ばねに関連する重量及びスペースの節減は、本発明の利点である。波形ばねはまた、コイル状ばねよりも一貫した戻りばね定数を提供する傾向がある。軽量化は、同じ機械的張力を提供するコイル状ばねよりも高密度の圧縮領域を提供する、複数の分離及び接触ポイント(それぞれ、図14の194と196)を使用することによって実現する。これはまた、線形メートルあたりの張力が結果として大きくなるので、スペース節減を可能にする。
上記において、ツールが動作している間ボールナット1332の回転数を計数することが記載された。当業者であれば、このような計数のための何れかの適切な方法を利用できることは理解されるであろう。例えば、機械的カウンター又はICに具現化されたソフトウェアも同様に利用することができる。
102 ツール
104 バレル
106 ハンドル
108 トリガー
110 ノーズジョー組立体
112 電気モーター
114 バッテリー
116 駆動組立体
118 ジョーカートリッジ
120 スイッチ
122 マンドレル
124 リベット
126 マンドレルのヘッド
128 マンドレル端部ストップ
130 バレル外部螺旋形溝
132 ボールナット
134 駆動組立体ケーシング
136 駆動シャフト
138 ピニオン
140 ピニオン
142 クラッチ
144 ジョースプレッダー
146 完全ストップ部
148 ノーズピース
150 カートリッジのジョー
152 圧縮ばね
154 円錐状テーパー
156 リテーナナット
158 ジョー鋸歯
160 ジョー可動式ホルダー
162 調節可能スクリューキャップ
164 ジョーカートリッジハウジングの前部
166 クラッチスプールギア
168 クラッチケーシング
170 クラッチ歯の第1のセット
172 クラッチ歯の第2のセット
174 波形ばね
176 ノーズピースタブ1
178 ノーズピースタブ2
180 バレルストップ部材
182 バレルストップ部材バヨネットタブ1
184 バレルストップ部材バヨネットタブ2
186 ノーズピース148のインナースリーブ
188 モーター出力ピニオン
190 カートリッジラッチ
192 カートリッジハンドル

Claims (13)

  1. ファスナー装着ツール(102)であって、前記ツールが提示されるワークピースに一連のファスナー(124)を連続装着し、前記ファスナーが、軸方向に延びるマンドレル(122)上に拘束されており、
    前記ツールは、
    可動バレル(104)であって、前記バレル内に前記マンドレルを挿入することができ、前記ファスナーに対する前記バレルの軸方向移動が、前記ファスナーの装着を達成する、可動バレル(104)と、
    複数のジョー(150)を有するジョー組立体(118)であって、前記複数のジョーの各ジョーが、前記バレルの移動の影響を受けて、前記マンドレルを軸方向移動から拘束するか、又は前記マンドレルをそこから解放するように選択的に移動可能である、ジョー組立体(118)と、
    前記バレルを移動させる原動力を(i)ファスナーの装着又は(ii)ジョーの移動のために選択的に提供する電気モーター(112)と、
    前記電気モーターの回転を前記バレルの移動に変換して、ファスナーを装着する又はジョーを移動させるか選択的に行うための駆動組立体(136、132、130)と、
    (i)ファスナーの装着又は(ii)ジョーの移動の何れかのために前記バレルを移動させる前記電気モーターの選択を制御するよう前記ツールのユーザによって操作可能なスイッチ(148)と、
    前記電気モーターから前記駆動組立体への駆動を選択的に係合又は係合解除するためのクラッチ(142)と、
    を備える、ファスナー装着ツール(102)。
  2. 前記バレルの移動は、前記ファスナーが装着される第1のサイクルか、又は前記ジョーを前記マンドレルの拘束又は解放のために移動する、第2のサイクルの何れかとすることができ、前記第1のサイクルと前記第2のサイクルの両方が、前記バレルの軸方向の前方後方移動を含む、請求項1に記載のファスナー装着ツール。
  3. 前記スイッチの操作は、前記バレル(104)が受ける前記第1のサイクル又は前記第2のサイクルのどちらかを決定付ける、請求項2に記載のファスナー装着ツール。
  4. 前記クラッチ(142)は、前記第1のサイクル又は前記第2のサイクルの何れかにおいて前記バレルによって所定の移動限界に達すると、前記駆動組立体(118)から前記バレルへの駆動を解放することができる、請求項2又は請求項3の何れかに記載のファスナー装着ツール。
  5. 前記クラッチ(142)が双方向性クラッチである、請求項1~4の何れか1項に記載のファスナー装着ツール。
  6. 前記ジョー組立体が取り替えカートリッジ(118)を含む、請求項1~5の何れか1項に記載のファスナー装着ツール。
  7. 前記駆動組立体が、前記電気モーター(112)と前記バレルとの中間に配置されたボールナット(132)を含み、前記ボールナット132が、前記電気モーターの回転出力を前記バレルの前記軸方向の移動に変換する、請求項1~6の何れか1項に記載のファスナー装着ツール。
  8. 前記クラッチが、前記電気モーターと前記ボールナット(132)との中間にある、請求項4又は請求項5に記載のファスナー装着ツール。
  9. 前記バレル(104)が近位端及び遠位端を含み、前記近位端にはジョースプレッダー(144)が形成されている、請求項1から8の何れか1項に記載のファスナー装着ツール。
  10. 前記バレルが近位端及び遠位端を含み、前記遠位端にて、前記ファスナーを前記マンドレルからワークピースに移送するためのノーズジョー(110)が形成される、請求項1から9の何れか1項に記載のファスナー装着ツール。
  11. 前記ジョー(150)の選択的な移動は、前記マンドレルの軸方向範囲に対する半径方向移動を含む、請求項1~10の何れか1項に記載のファスナー装着ツール。
  12. 前記ジョーの前記選択的移動が、前記マンドレルに対する軸方向移動である、請求項1~11の何れか1項に記載のファスナー装着ツール。
  13. 前記クラッチが、波形ばね(174)によって係合位置に向かって付勢される、請求項5に記載のファスナー装着ツール。
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