JP2022529381A - 高空域長期滞空航空機の飛行計画最適化方法 - Google Patents

高空域長期滞空航空機の飛行計画最適化方法 Download PDF

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Abstract

システム、デバイスおよび方法は、少なくとも1の無人航空機(UAV)(101)と、各UAVに関連付けられた少なくとも1の飛行制御コンピュータ(FCC)(110)であって、各UAVの動きを制御するFCCと、地上管制局(104)に関連付けられた少なくとも1のコンピューティングデバイス(108)とを備え、少なくとも1のFCCが、地上管制局の上方で、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの第1の飛行パターン(103)を維持し、少なくとも1のコンピューティングデバイスが、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの飛行速度に対して設定された閾値を風速が超えることに応答して、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVを第1の飛行パターンから第2の飛行パターン(105)に遷移させるために、遷移信号(168)を少なくとも1のFCCに送信するように構成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、概して、無人航空機(UAV)に関し、より詳細には、UAVの飛行パターンに関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2019年4月25日に出願された米国仮特許出願第62/838,783号、2019年4月25日に出願された米国仮特許出願第62/838,833号、並びに、2019年5月30日に出願された米国仮特許出願第62/854,738号の優先権および利益を主張するものであり、それらすべての内容はあらゆる目的のために引用により本明細書に援用されるものとする。
高空域長期滞空航空機などの無人航空機(UAV)は、制御された持続的な飛行が可能な軽量の飛行機である。UAVは、双方向通信のために地上のオペレータと関連付けられる場合がある。一般的に、UAVは、風のパターンを利用して、地上局の上方を大きく弧を描くパターンで飛行することができる。
システムの実施形態は、少なくとも1の無人航空機(UAV)と、少なくとも1のUAVの各UAVに関連付けられた少なくとも1の飛行制御コンピュータ(FCC)であって、少なくとも1のUAVのうちの各UAVの動きを制御する少なくとも1のFCCと、地上管制局に関連付けられた少なくとも1のコンピューティングデバイスであって、少なくとも1のFCCと通信する少なくとも1のコンピューティングデバイスとを含むことができ、少なくとも1のFCCが、地上管制局の上方で少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの第1の飛行パターンを維持し、少なくとも1のコンピューティングデバイスが、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの飛行速度に対して設定された閾値を風速が超えることに応答して、少なくとも1のFCCに遷移信号を送信して、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVを第1の飛行パターンから第2の飛行パターンに遷移させるように構成され得る。
追加のシステムの実施形態では、FCCが、第1の飛行パターンと第2の飛行パターンとの間に接続飛行経路を生成することによって、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVを第1の飛行パターンから第2の飛行パターンに遷移させるようにさらに構成されるようにしてもよい。追加のシステムの実施形態では、接続飛行経路が、接続飛行経路の大部分にわたって一定の旋回率を可能にする。追加のシステムの実施形態では、接続飛行経路が、接続飛行経路の大部分にわたって緩やかな横傾斜飛行を可能にする。
追加のシステムの実施形態では、第1の飛行パターンおよび第2の飛行パターンが、地上管制局の上方の位置保持パターンであってもよい。追加のシステムの実施形態では、第1の飛行パターンが、Dループ飛行パターンであってもよい。追加のシステムの実施形態では、第2の飛行パターンが、8の字飛行パターンであってもよい。追加のシステムの実施形態では、遷移信号が、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVのFCCが従うための空間座標のセットを含む。
追加のシステムの実施形態では、少なくとも1のコンピューティングデバイスが、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの飛行速度に対して設定された閾値未満に風速が低下することに応答して、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVを第2の飛行パターンから第1の飛行パターンに遷移させるために、少なくとも1のFCCに終了コマンド信号を送信するように構成されるようにしてもよい。追加のシステムの実施形態では、終了コマンド信号が、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVのFCCが従うための空間座標のセットを備える。
方法の実施形態は、1または複数の無人航空機(UAV)の各UAVに関連付けられた少なくとも1の飛行制御コンピュータ(FCC)によって、地上管制局の上方の第1の飛行パターンを維持するステップであって、FCCが、少なくとも1のUAVの各UAVの動きを制御するステップと、設定された閾値に対する風速を測定するステップであって、設定された閾値が、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの飛行速度に対するものである、ステップと、測定された風速が設定された閾値を超えることに応答して、地上管制局に関連付けられた少なくとも1のコンピューティングデバイスにより、少なくとも1のFCCに遷移信号を送信するステップと、1または複数のUAVのそれぞれのUAVに関連付けられた少なくとも1のFCCにより、それぞれのUAVを第1の飛行パターンから第2の飛行パターンに遷移させるステップとを含むことができる。
追加の方法の実施形態では、それぞれのUAVを第1の飛行パターンから第2の飛行パターンに遷移させるステップが、1または複数のUAVのそれぞれのUAVに関連付けられた少なくとも1のFCCによって、第1の飛行パターンと第2の飛行パターンとの間の接続飛行経路を生成するステップをさらに含む。追加の方法の実施形態では、接続飛行経路が、接続飛行経路の大部分にわたって一定の旋回率を可能にする。追加的な方法の実施形態では、接続飛行経路が、接続飛行経路の大部分にわたって緩やかな横傾斜飛行を可能にする。
追加の方法の実施形態では、第1の飛行パターンおよび第2の飛行パターンが、地上管制局の上方の位置保持パターンであってもよい。追加の方法の実施形態では、第1の飛行パターンが、Dループ飛行パターンであってもよい。追加の方法の実施形態では、第2の飛行パターンが、8の字飛行パターンであってもよい。追加の方法の実施形態では、遷移信号が、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVのFCCが従うための空間座標のセットを含む。
追加の方法の実施形態は、測定された風速が設定された閾値未満に低下することに応答して、地上管制局に関連付けられた少なくとも1のコンピューティングデバイスにより、少なくとも1のFCCに終了コマンド信号を送信するステップと、1または複数のUAVのそれぞれのUAVに関連付けられた少なくとも1のFCCによって、それぞれのUAVを第2の飛行パターンから第1の飛行パターンに遷移させるステップとをさらに含むことができる。追加の方法の実施形態では、終了コマンド信号が、少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVのFCCが従うための空間座標のセットを含む。
図面中の構成要素は必ずしも一定の縮尺である必要はなく、代わりに本発明の原理を説明することに重点が置かれている。同様の参照符号は、様々な図を通じて対応の部品を示す。実施形態は、例として示されており、かつ、添付の図面の図に限定されるものではない。
図1は、一実施形態に係る、Dループ飛行パターンで飛行する無人航空機のためのシステムを示している。 図2は、一実施形態に係る、地上局のオペレータに関連付けられたコンピューティングデバイスの最上階層の機能ブロック図を示している。 図3は、一実施形態に係る、図1の無人航空機のコンピューティングデバイスの最上階層の機能ブロック図を示している。 図4は、一実施形態に係る、図1の無人航空機がDループ飛行パターンから8の字飛行パターンに遷移するためのプロセスを示している。 図5は、一実施形態に係る、図1の無人航空機がDループ飛行パターンから8の字飛行パターンに遷移するための代替的なプロセスを示している。 図6は、一実施形態に係る、図1の無人航空機が8の字飛行パターンからDループ飛行パターンに遷移するためのプロセスを示している。 図7は、一実施形態に係る、図1の無人航空機が8の字飛行パターンからDループ飛行パターンに遷移するための代替的なプロセスを示している。 図8は、一実施形態に係る、無人航空機の飛行計画最適化のための方法の流れ図を示している。 図9は、システムおよびプロセスの一実施形態を実行するためのコンピューティングシステムの上位階層のブロック図およびプロセスを示している。 図10は、一実施形態を実行することができる例示的なシステムのブロック図およびプロセスを示している。 図11は、本明細書に開示のシステムおよびプロセスの一実施形態を実行するためのクラウドコンピューティング環境を示している。
以下の説明は、本明細書に開示される実施形態の一般的原理を説明する目的で行われ、かつ、本明細書に開示される概念を限定することを意味するものではない。さらに、本明細書で説明する特定の特徴は、様々な可能な組み合わせ及び順列の各々において、他の説明する特徴と組み合わせて使用されることができる。本明細書で他の方法で特に定義されない限り、すべての用語は、説明から暗示される意味、並びに、当業者によって理解される及び/又は辞書、論文などで定義される意味を含む、可能な限りより広い解釈を与えられるべきである。
高空域長期滞空ソーラー航空機などの無人航空機(UAV)の飛行パターンは、Dループとすることができる。一例では、航空機が、「Dループ」パターンと呼ばれる円形または長円形のパターンを辿る。Dループ飛行パターンは、風速が低い場合に有利である。風速が速くなると、Dループのサイズも大きくする必要があり、UAVが旋回率やバンク角を最小限に抑えながら地上局の近くに留まるのが難しくなる。Dループでは、UAVは、向きを変える必要があるまで風に向かって飛行する。パターンはほぼ「D」形状を形成しているが、以下に説明するように、円や楕円などの他の形状も可能である。例えば、風が無い場合、Dループは円形になる。Dループの飛行パターンは、風速が低いときには有利であるが、風速が増すに連れて、Dループのサイズも大きくする必要がある。風速が増加し続ける場合は、位置保持のために、よりタイトな飛行パターン形成に移行することが望ましい場合がある。
一実施形態では、風速が飛行速度の約40%に近づくと、航空機は8の字ループに遷移するようにしてもよい。8の字ループは、航空機が地上局の上方でコンパクトな飛行パターンに留まることを可能にし、8の字の交点が地上管制局のほぼ上方に位置するものとなる。
風速が増加すると、Dループから8の字ループに移行するのは困難である。より具体的には、UAVが交点に接近または通過するたびに、どのタイプのループを飛行するかについて決定を下す場合がある。遷移時には、ペイロードがジンバル上にない可能性があるため、バンク角を最小にすることが望ましい可能性がある。そのため、飛行機が傾くと、アンテナビームが傾き、飛行機のビームを向け直す必要がある。代替的には、アンテナビームがより広い角度を持つように設計することもできるが、それは地上管制局での信号強度を低下させる可能性がある。
一実施形態では、UAVが弱風の中を進んで、Dループ飛行パターンをなぞると、Dループ飛行パターンの一部が、8の字パターンの交点となる場所を通過する。風速が飛行速度の約40%以上であれば、航空機は交点でDループからバンクアウトし、8の字ループパターンに遷移することができる。別の実施形態では、航空機のDループ飛行パターンが、8の字飛行パターンの交点を直接通過しない。むしろ、風が飛行速度の40%以上であれば、航空機はそのD字の軌道から、航空機が風に向かって直接飛行することとなる8の字の地点に向かって方向を変えることができる。この方法の潜在的な利点は、UAVが飛行パターン間を遷移する際に、UAVの緩やかな横傾斜飛行が可能になることである。両実施形態とも、風が弱まると、航空機は8の字ループを抜けて、Dループに戻ることが可能である。
図1を参照すると、無人航空機(UAV)101のシステム100飛行計画最適化が図示されている。UAVは、機内パイロットのいない航空機であり、自律的または遠隔的に飛行することができる。一実施形態では、UAV101が高空域長期滞空航空機である。UAV101は、1~40のモータを有し、100フィート~400フィートの翼幅を有することができる。一実施形態では、UAV101が、約260フィートの翼幅を有することができ、翼の表面の少なくとも一部を覆う太陽電池アレイによって駆動される10個の電気モータによって推進することができ、それによりゼロエミッションをもたらすことができる。UAV101は、海抜約65,000フィート、雲の上の高度で飛行し、着陸せずに最大数ヶ月間の連続的な長期ミッションを行うように設計されている。別の実施形態では、UAV101が、海抜60,000フィートで飛行することができる。
UAV101は、UAVの軽量なペイロードに少なくとも部分的に起因して、高高度で最適に機能する。UAV101は、着陸に頼ることなく、かなりの期間の持続的な飛行が可能である。一実施形態では、UAV101は、約3,000ポンドの重量があり、翼パネルセクションおよび中央パネルを含み、翼パネルセクションの相互の着脱および/または中央パネルへの着脱が可能であるため、UAV101の効率的な組立および分解を提供することができる。
UAV101は、高高度での風のパターンを利用して、少なくとも1の地上管制局104の上方の成層圏層内で、大きく弧を描く静止パターンで飛行することができる。一実施形態では、Dループ飛行パターンが略「D」字形を形成する。Dループは、風に直接向かって飛行した後、UAV101が再び風に向くまで定率の360度旋回を行うことで、「D」の形状をなぞることとなる。一実施形態では、飛行パターンが、風が無いときに、円形飛行パターンである。一実施形態では、複数の地上管制局104が存在し得る。
地上管制局104は、航空機制御のための中央ハブである。UAV101は、地上管制局104に関連付けられた地上GPS受信機134のビーム幅内にある。GPS受信機134は、地上管制局104および着陸地点の位置を、地上管制局104のオペレータ106およびUAV101に提供するように構成することができる。各UAVは、UAVの位置を計算するための専用GPS受信機を含むことができ、地上管制局104と通信する地上RF受信機132を介して、関連する位置データを地上管制局104に伝えることができる。
地上RFエミッタ124は、UAV101が地上管制局104および/または着陸地点の位置を知ることができるように、UAV101に信号を放出することができる。可視帯域エミッタ122など、UAV101との地上通信用に構成された他のエミッタが含まれるものであってもよい。一実施形態では、地上RFエミッタ124が、UAV101に信号を放出して、通常はUAV101にコマンドを伝えることができる。いくつかの実施形態では、地上管制局104が、地上GPS受信機134、地上RFエミッタ124、地上RF受信機132および/または可視帯域エミッタ122を含むことができる。他の実施形態では、地上管制局104が、地上GPS受信機134、地上RFエミッタ124、地上RF受信機132および/または可視帯域エミッタ122と通信することができる。
一実施形態では、UAV101の飛行パターンの最適化のために、1または複数のオペレータ106が地上管制局104に配置される。UAV101の飛行パターンの最適化のために、複数のオペレータが可能である。オペレータ106は、地上管制局104の少なくとも1のプロセッサおよび/またはUAV101の少なくとも1のプロセッサを介して、UAV101のある飛行パターンから別の飛行パターンへの遷移を制御することができる。飛行パターン間の遷移は、主に風速に基づいて行うことができる。いくつかの実施形態では、飛行パターン間の遷移を、風速、UAVの位置などの1または複数の基準に基づいて自動的に行うことができる。
低風速、例えばゼロ~30ノットでは、UAV101は「Dループ」形状の飛行パターン103を辿ることができる。Dループの飛行パターン103は、低風速において有利である。風速が増加すると、Dループのサイズも増加させる必要があり、UAV101が位置を保持するのが困難になる。風速が増加し続ける場合、オペレータ106は、以下で詳細に説明するように、位置保持のために、UAV101をよりタイトな飛行パターンに遷移させることができる。さらに、オペレータ106は、周囲の風速が低くなるか、または弱まると、UAV101をDループ103に戻るように遷移させることができる。
オペレータ106は人として記載されているが、オペレータ106は、図2に示すような、アドレス可能なメモリを有するプロセッサであってもよい。UAV101の制御および/またはUAV101の飛行パターンの変更は、いくつかの実施形態では、オペレータ106を介して行うことができる。他の実施形態では、UAV101の制御および/またはUAV101の飛行パターンの変更は、地上管制局104、自律システムまたは半自律システムなどを介して行うことができる。
図2は、オペレータ106によって操作されるコンピューティングデバイス108の最上階層の機能ブロック図の一例を示している。コンピューティングデバイス108は、中央処理装置(CPU)などのプロセッサ138、アドレス可能なメモリ140、外部デバイスインターフェース142、例えば、任意選択的なUSBポートおよび関連する処理、および/またはイーサネットポートおよび関連する処理、および任意選択的なユーザインターフェース144、例えば、ステータスライトのアレイおよび1または複数のトグルスイッチ、および/またはディスプレイ、および/またはキーボードおよび/またはポインタ・マウスシステムおよび/またはタッチスクリーンを備える。任意選択的には、アドレス可能なメモリが、例えば、フラッシュメモリ、EPROMおよび/またはディスクドライブまたは他のハードドライブであってもよい。これらの要素は、データバス146を介して相互に通信することができる。いくつかの実施形態では、ウェブブラウザ150およびアプリケーション152のサポート等を行うオペレーティングシステム148を介して、プロセッサ138が、通信チャネルを確立するプロセスのステップを実行するように構成され得る。例えば、プロセッサ138は、UAV101の受信した位置データを処理するために、RF受信機132と通信することができる。
UAVは機内パイロットがいないため、UAVに搭載された飛行制御コンピュータ(FCC)110が、航空機の中央情報部である。FCC110は、オペレータ106から受信したコマンドに基づいて、方向(例えば、飛行パターン)の変更など、UAVの機能性の多くを部分的または完全に制御することができる。また、UAVの機能は、地上管制局によって完全にまたは部分的に制御されるものであってもよい。
図3は、UAV101のFCC110の最上階層の機能ブロック図の一例を示している。FCC110は、少なくとも、中央処理装置(CPU)などのプロセッサ114、アドレス可能なメモリ154と、外部デバイスインタフェース156、例えば、任意選択的なUSBポートおよび関連する処理、および/またはイーサネットポートおよび関連する処理、および任意選択的なユーザインタフェース、例えば、ステータスライトのアレイ、センサ、および1または複数のトグルスイッチを備える。任意選択的には、アドレス可能なメモリが、例えば、フラッシュメモリ、EPROM、および/またはディスクドライブまたは他のハードドライブであってもよい。これらの要素は、データバス160を介して互いに通信することができる。一実施形態では、FCC110が、航空機の現在の飛行状態および健全状態を測定するための一連のセンサを有することができる。
いくつかの実施形態では、アプリケーション164のサポート等を行うオペレーティングシステム162を介して、プロセッサ114が、通信チャネルを確立するプロセスのステップを実行するように構成され得る。例えば、プロセッサ114は、コンピューティングデバイス108からコマンド信号を受信するように構成された受信機112と通信することができる。一実施形態では、コマンド信号が、受信機112によって受信された遷移コマンド信号であり、プロセッサが、UAV101を現在の飛行パターンから異なる飛行パターンに遷移させるためのステップを実行する。別の実施形態では、コマンド信号が、受信機112によって受信された終了コマンド信号であり、プロセッサ114が、UAV101を新しい飛行パターンから抜けて、元の飛行パターン103などの元の飛行パターンに戻るように遷移させるステップを実行する。
FCC110はさらに、一群の衛星から位置データを受信するように構成された全地球測位システム(GPS)に接続されるか、またはそれらと通信することができる。さらに、FCC110は、地上にGPS補正情報を送信するため、かつ/または地上に補助周波数帯域で変換されたGPS位置を地上RF受信機132へと送信するための送信機116を含むことができる。
図4には、2つの飛行パターンが例示されている。一実施形態では、UAV101が、第1の飛行パターン103で飛行することができる。一実施形態では、第1の飛行パターン103がDループであってもよい。より具体的には、UAV101が、風に直接向かって飛行し、その後、UAV101が再び風に向くまで定率の360度旋回を行うことで、「D」の形状を辿るものとなる。UAV101は、風速が低いときに第1の飛行パターン103で飛行することができる。別の実施形態では、UAV101が、第1の飛行パターン103を反対の反時計回りの方向に飛行することができる。UAV101は、通常、地上管制局104で位置保持することができ、zベクトルで示すように、地上管制局104の上方を高高度、例えば、海抜約65,000フィートで飛行することができる。Dループ103の中心点は、地上管制局104の真上にあってもよい。また、UAV101は、風速が飛行速度の約40%以上であるときに、8の字飛行パターンなどの第2の飛行パターン105を辿ることができる。風速が飛行速度の約40%以上に増すと、Dループ飛行パターン103のサイズが増加する。具体的には、Dループ飛行パターン103のうち、ほぼ風に向いている部分と、Dループ飛行パターン103のうち、ほぼ風下を向いている部分とが増加するが、Dループ飛行パターン103のうち、風向きにほぼ垂直な部分は増加しない。このため、Dループ飛行パターン103はより広くなるのではなく、Dループ飛行パターン103はより長くなり得る。UAV101が40%の風速を超えて地上管制局104の規定された中心点、例えば後述する交点165から離れて移動する総距離は、8の字飛行パターン105を使用することによって最小化される。8の字飛行パターン105は、UAV101のよりタイトな飛行経路を提供し、それによりUAV101がDループパターン103よりも地上管制局104に通常は近づくことを可能にする。
8の字飛行パターン105は、UAV101が完全な第2の飛行パターン105を辿るたびに、UAV101が通過する交点165を有することができる。さらに、第2の飛行パターンまたは8の字飛行パターン105は、UAV101が交点165から移動する距離を最小化しながら、UAV101が高風速で移動することを可能にする。一実施形態では、交点165が地上管制局104のほぼ真上に位置する。
矢印は、UAV101が各飛行パターン103、105を進む際のUAV101の方向を示している。UAV101が第1の飛行パターン103を辿るときに、第1の飛行パターン103が、交点165を通過するようにしてもよい。風速101が飛行速度の約40%以上に増加した場合、UAV101は、交点165で第1の飛行パターン103からバンクアウトし、符号180で示すように、8の字ループパターン105に遷移することができる。一実施形態では、UAV101の軌道を変更して、第1の飛行パターン103から第2の飛行パターンまたは8の字ループ105に遷移するために、遷移コマンド信号166が、オペレータ106または地上管制局104のコンピューティングデバイスから、UAV101のFCCに送信され得る。一実施形態では、遷移コマンド信号166が、UAV101のFCCが従う空間座標のセットであってもよい。
風速は、いくつかの実施形態では、UAV101で測定することができる。他の実施形態では、外部センサを使用して風速を測定することができる。他の実施形態では、複数のUAVを使用することができ、1または複数のUAVでの風速測定値を記録して、複数のUAVのうちの少なくとも1の他のUAVに送信することができる。風速の閾値は、UAV101の飛行経路全体の平均風速など、平均風速に基づくものであってもよい。異なるパターン103、105間の遷移点は、本明細書に開示するように、いくつかの要因に依存し得る。異なるパターン103、105間の遷移は、いくつかの実施形態では、地上管制局の地上のコンピュータによって指令することができる。他の実施形態では、異なるパターン103、105間の遷移は、UAVの飛行制御コンピュータによって自律的に決定することができる。Dループ第1の飛行パターン103の形状は、航空機の基準点と風に基づくものであってもよい。Dループ第1の飛行パターン103は、参考のみを目的として示されるものであって、縮尺通りに、あるいは形状に合わせて描かれていない。一実施形態では、Dループ第1の飛行パターン103の風下の直線部分が、図に示すような行程よりも遥かに短いか、または存在しなくてもよい。Dループ第1の飛行パターン103が定率の360度旋回を含む実施形態では、飛行経路が連続する細長い旋回であるため、直線的な風下の行程が存在しない。いくつかの実施形態では、Dループ第1の飛行パターン103が、風に向かう行程などの直線的な行程と、UAV101が直線的な行程に戻る前に長い旋回を行う旋回する行程とを含む。
いくつかの実施形態では、パターン103、105間の遷移が、所望のロイターポイントへの所望の近接性に基づくものであってもよい。例えば、UAV101が、ロイターポイントまたは地上管制局からの設定された閾値距離の外に出ないようにする遷移を選択することができる。いくつかの実施形態では、パターン103、105間の遷移が、集団内の他の航空機またはUAVに基づくものであってもよい。例えば、バッテリレベルの低い航空機のための遷移を優先し、航空機間の所望の距離を維持するために、遷移は、他のUAVの位置、バッテリレベルなどに依存することができる。いくつかの実施形態では、パターン103、105間の遷移が、時刻に基づくものであってもよい。例えば、遷移は、風に対する太陽の位置に基づくものであってもよく、特に、特定の飛行パターンが太陽エネルギーの吸収を制限する可能性がある日の出および日の入りに近い場合には、風に対する太陽の位置に基づくものであってもよい。いくつかの実施形態では、パターン103、105間の遷移が、1年のうちの時期に基づくものであってもよい。例えば、冬には、各UAV101が再充電するための日の出と日の入りの間の時間が短くなり、遷移は、UAV101が必要に応じて太陽エネルギーを受け取り続けることができるように、所望のパターンおよび/または遷移に対する太陽の角度を考慮する可能性がある。いくつかの実施形態では、遷移および/または選択されたパターン103、105は、非最適な飛行パターン103、105を飛行するのに必要な追加のエネルギーと比較して、各飛行パターン103、105でUAVを充電するために使用することができる太陽エネルギーを考慮することができる。
遷移コマンド信号166は、地上管制局104のプロセッサからRFエミッタ124に伝達することができる。RFエミッタ124は、UAV101で受信されるように信号166を送信する。信号166は、無線周波数信号であり得る。さらに、図3に示すように、FCC110の受信機112は、RFエミッタ124と同じ周波数に同調され得る。一実施形態では、遷移コマンド信号166は、近傍に他のUAVが存在する場合に信号が他のUAVに送信されないようにするために、UAV101など、遷移コマンド信号166を伝える特定のUAVの固有の識別子コードを有する。UAV101のFCC110で遷移コマンド信号166を受信すると、FCC110は、UAV101が交点165を通過する際に、UAV101の進路を8の字飛行パターン105に変える。
図5には、図4の第1の飛行パターン103および8の字飛行パターンまたは第2の飛行パターン105が示されており、8の字ループ105の交点165が、Dループ103の中心にほぼ位置している。風速が飛行速度の約40%以上に増加した場合、オペレータ106または地上管制局104のプロセッサは、UAV101がDループ103から徐々に進行方向を変えて、接続飛行経路182で示される飛行経路を辿るように遷移コマンド信号166を送信する。UAV101は、交点165を通過し、新たな8の字経路105を辿る。接続飛行経路182の緩やかな遷移により、Dループ103の大部分にわたって一定の旋回率が可能になり、UAV101が飛行パターン間を遷移する際に、より緩やかな横傾斜飛行が可能になる。
図6に関して、上述したように、8の字飛行パターン105は、UAV101が、地上管制局104の上方で位置保持しながら、高い風速において移動することを可能にする。さらに、8の字飛行パターンまたは第2の飛行パターン105は、UAV101が交点165からの移動した距離を最小化することを可能にする。風速101が飛行速度の約40%未満に低下した場合、UAV101は、交点165で8の字ループ103からバンクアウトし、接続飛行経路184を介してDループパターン105に遷移することができる。一実施形態では、8の字ループ105から抜けてDループ103に戻るようにUAV101の軌道を変更するために、オペレータ106または地上管制局104のプロセッサからUAV101のFCCに終了コマンド信号168が送信される。終了コマンド信号168は、UAV101が従う新しい空間座標のセットであってもよい。
終了コマンド信号168は、RFエミッタ124に伝達され、RFエミッタは、UAV101で受信されるように信号168を放出する。終了コマンド信号168は、無線周波数信号であってもよい。さらに、FCC110の受信機112は、RFエミッタ124と同じ周波数に同調され得る。一実施形態では、終了コマンド信号168は、近傍に他のUAVが存在する場合に信号が他の航空機に送信されないようにするために、UAV101など、通信する特定の航空機の固有の識別子コードを有する。UAV101のFCC110で終了コマンド信号168を受信すると、FCC110は、UAV101が交点165を通過する際に、UAV101の進路を8の字飛行パターン105に変える。
図7には、図5のDループまたは第1の飛行パターン103および8の字飛行パターンまたは第2の飛行パターン105が示されている。一実施形態では、風速101が飛行速度の約40%未満に低下した場合、オペレータ106または地上管制局104のプロセッサ104は、UAV101に交点165を通過させ、接続飛行経路186の漸進的な遷移によって示される飛行経路を辿ってDループ飛行パターン103を辿るようにするために、終了コマンド信号168を送信する。接続飛行経路186の漸進的な遷移は、Dループ103の大部分にわたって一定の旋回率を可能にし、UAV101が飛行パターン間で遷移する際に、より緩やかな横傾斜飛行を可能にする。
図8には、無人航空機(UAV)の飛行計画最適化のための方法200のフローチャートが例示されている。UAVは、風速がUAV飛行速度の約40%未満であるときに、第1の飛行パターンを辿ることができる(ステップ202)。一実施形態では、UAVが、風に直接向かって飛行し、その後、UAVが再び風に向くまで定率の360度旋回を実行することにより、「D」の形状を辿る。UAVは、風速が低いときにこのDループの飛行パターンを飛行することができる。地上管制局のオペレータまたはプロセッサは、風速がUAV飛行速度の約40%以上である場合に、UAVの軌道を変更するための遷移コマンド信号を送信することができる(ステップ204)。UAV飛行速度の40%を一例として使用しているが、UAV飛行速度に対して他の設定閾値が可能であり、企図されている。設定された閾値量は、UAVの寸法、利用可能なバッテリ電力、気象条件などに基づくものであってもよい。UAVの飛行制御コンピュータ(FCC)は、遷移コマンド信号を受信することができる(ステップ206)。FCCは、UAVを第1の飛行パターンから(例えば、交点で)、第2の飛行パターンに遷移させるステップを実行することができる(ステップ208)。一実施形態では、第2の飛行パターンが8の字ループパターンである。一実施形態では、遷移コマンド信号は、UAVが従う空間座標のセットであってもよい。8の字型の飛行パターンは、UAVが高風速で移動しても、地上局の上方に留まることを可能にする。
オペレータまたはプロセッサは、風速がUAV飛行速度の約40%未満であるときに、UAVの軌道を変更するために、終了コマンド信号を送信することができる(ステップ210)。FCCは、終了コマンド信号を受信する(ステップ212)。FCCは、受信した終了コマンド信号に基づいて、UAVを第2の飛行パターンから遷移させ、第1の飛行パターンに戻すステップを実行することができる(ステップ214)。一実施形態では、終了コマンド信号は、UAVが従うべき空間座標の新たなセットであってもよい。一実施形態では、終了コマンド信号が、オペレータによって無線周波数(RF)エミッタに伝達され、RFエミッタが、UAVのFCCで受信されるように信号を放出する。
一実施形態では、風速が飛行速度の約40%未満に低下した場合、UAVは、交点で8の字ループからバンクアウトし、接続飛行経路を介してDループパターンに徐々に遷移することができる。徐々に遷移することで、Dループの大部分にわたって一定の旋回率が可能になり、UAVが第1の飛行パターンと第2の飛行パターンとの間を遷移する際に、より緩やかな横傾斜飛行が可能となる。
図9は、本明細書に開示される、システム及びプロセスの一実施形態を実施するのに有用なコンピュータシステムを備えるコンピューティングシステムを示すハイレベルブロック図500である。システムの実施形態は、異なるコンピューティング環境で実施され得る。コンピュータシステムは、1以上のプロセッサ502を含み、かつさらに、(例えば、グラフィックス、テキスト及び他のデータを表示するための)電子ディスプレイデバイス504と、メインメモリ506(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM))と、ストレージデバイス508と、リムーバブルストレージデバイス510(例えば、リムーバブルストレージドライブ、リムーバブルメモリモジュール、磁気テープドライブ、光ディスクドライブ、コンピュータソフトウェア及び/又はデータをその中に格納したコンピュータ可読媒体)と、ユーザインタフェースデバイス511(例えば、キーボード、タッチスクリーン、キーパッド、ポインティングデバイス)と、通信インタフェース512(例えば、モデム、ネットワークインタフェース(イーサネットカードなど)、通信ポート、又はPCMCIAスロット及びカード)と、を含むことができる。通信インタフェース512は、ソフトウェア及びデータがコンピュータシステムと外部デバイスとの間で転送されることを可能にする。システムはさらに、前述のデバイス/モジュールが示されるように接続される通信インフラストラクチャ514(例えば、通信バス、クロスオーバーバー又はネットワーク)を含む。
通信インタフェース514を介して転送される情報は、信号を伝送し、かつ、ワイヤ又はケーブル、光ファイバ、電話回線、携帯電話/携帯電話リンク、無線周波数(RF)リンク及び/又は他の通信チャネルを使用して実装され得る通信リンク516を介して、通信インタフェース514によって受信されることができる電子、電磁、光又は他の信号などの信号の形態であり得る。本明細書のブロック図及び/又はフローチャートを表すコンピュータプログラム命令は、コンピュータ、プログラム可能なデータ処理装置又は処理装置にロードされて、そこで一連の操作を実行させて、コンピュータ実装プロセスを生成し得る。
実施形態は、実施形態に係る方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート図及び/又はブロック図を参照して説明された。そうした例/図の各ブロック又はそれらの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施されることができる。コンピュータプログラム命令は、プロセッサに提供されると、プロセッサを介して実行する命令がフローチャート及び/又はブロック図で特定された機能/動作を実施するための手段を作成するように、機械を生成する。フローチャート/ブロック図の各ブロックは、実施形態を実施するハードウェア及び/又はソフトウェアモジュール又はロジックを表し得る。代替の実施では、ブロックに示されている機能は、図に示されている順序から外れて、同時に発生し得る。
コンピュータプログラム(すなわち、コンピュータ制御ロジック)は、メインメモリ及び/又は補助メモリに格納される。コンピュータプログラムはまた、通信インタフェース512を介して受信され得る。そうしたコンピュータプログラムは、実行されると、コンピュータシステムが本明細書で論じられるような実施形態の特徴を実行することを可能にする。特に、コンピュータプログラムは、実行されると、プロセッサ及び/又はマルチコアプロセッサがコンピュータシステムの特徴を実行することを可能にする。そうしたコンピュータプログラムはコンピュータシステムのコントローラを表す。
図10は、一実施形態が実施され得る例示的なシステム600のブロック図を示している。システム600は、1以上のサーバコンピューティングシステム630に接続された、家庭用電子機器などの1以上のクライアントデバイス601を含む。サーバ630は、情報を通信するためのバス602又は他の通信メカニズムと、情報を処理するための、バス602に結合されたプロセッサ(CPU)604と、を含む。サーバ630はまた、プロセッサ604によって実行される情報及び命令を格納するための、バス602に結合された、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は他の動的ストレージデバイスなどのメインメモリ606を含む。メインメモリ606はまた、実行中の一時変数又は他の中間情報、若しくは、プロセッサ604によって実行される命令を格納するために使用され得る。サーバコンピュータシステム630は、プロセッサ604のための静的情報及び命令を格納するための、バス602に結合されたリードオンリーメモリ(ROM)608又は他の静的ストレージデバイスをさらに含む。磁気ディスク又は光ディスクなどのストレージデバイス610が、提供され、かつ、情報及び命令を格納するためにバス602に結合される。バス602は、例えば、ビデオメモリ又はメインメモリ606をアドレス指定するための32本のアドレスラインを包含し得る。バス602はまた、例えば、CPU604、メインメモリ606、ビデオメモリ及びストレージ610などのコンポーネント間及びコンポーネントの中でデータを転送するための32ビットデータバスを含み得る。代替として、別個のデータライン及びアドレスラインの代わりに、多重化データ/アドレスラインが使用され得る。
サーバ630は、バス602を介して、コンピュータユーザに情報を表示するためのディスプレイ612に結合され得る。情報及びコマンド選択をプロセッサ604に通信するため英数字及び他のキーを含む入力デバイス614がバス602に結合される。別のタイプ又はユーザ入力デバイスは、プロセッサ604への方向情報及びコマンド選択を通信するため、かつ、ディスプレイ612上のカーソル移動を制御するためのマウス、トラックボール又はカーソル方向キーなどのカーソル制御616を備える。
一実施形態によれば、メインメモリ606に包含される1以上の命令の1以上のシーケンスを実行するプロセッサ604によって機能が実行される。そうした命令は、ストレージデバイス610などの別のコンピュータ可読媒体からメインメモリ606に読み込まれ得る。メインメモリ606に包含される命令のシーケンスの実行により、プロセッサ604は、本明細書に記載のプロセスステップを実行する。マルチプロセッシング構成の1以上のプロセッサが採用されて、メインメモリ606に包含される命令のシーケンスを実行し得る。代替の実施形態では、ハードワイヤード回路が、ソフトウェア命令に代えて又はソフトウェア命令と組み合わせて使用されて実施形態を実施し得る。したがって、実施形態は、ハードウェア回路及びソフトウェアの特定の組み合わせに限定されない。
「コンピュータプログラム媒体」、「コンピュータ使用可能媒体」、「コンピュータ可読媒体」及び「コンピュータプログラム製品」という用語は、一般に、メインメモリ、補助メモリ、リムーバブルストレージドライブ、ハードディスクドライブにインストールされたハードディスク及び信号などの媒体を示すために使用される。これらのコンピュータプログラム製品は、コンピュータシステムにソフトウェアを提供するための手段である。コンピュータ可読媒体は、コンピュータシステムが、コンピュータ可読媒体からデータ、命令、メッセージ又はメッセージパケット及び他のコンピュータ可読情報を読み取ることを可能にする。コンピュータ可読媒体は、例えば、フロッピーディスク、ROM、フラッシュメモリ、ディスクドライブメモリ、CD-ROM及び他のパーマネントストレージなどの不揮発性メモリを含み得る。例えば、データ及びコンピュータ命令などの情報をコンピュータシステム間で転送する場合に役立つ。さらに、コンピュータ可読媒体は、コンピュータがそうしたコンピュータ可読情報を読み取ることを可能にする有線ネットワーク又は無線ネットワークを含むネットワークリンク及び/又はネットワークインタフェースなどの一時的な状態媒体(transitory state medium)におけるコンピュータ可読情報を含み得る。コンピュータプログラム(コンピュータ制御ロジックとも呼ばれる)は、メインメモリ及び/又は補助メモリに格納される。コンピュータプログラムはまた、通信インタフェースを介して受信され得る。そうしたコンピュータプログラムは、実行されると、コンピュータシステムが本明細書で論じられるような実施形態の特徴を実行することを可能にする。特に、コンピュータプログラムは、実行されると、プロセッサマルチコアプロセッサがコンピュータシステムの特徴を実行することができるようにする。したがって、そうしたコンピュータプログラムは、コンピュータシステムのコントローラを表す。
一般に、本明細書で使用される「コンピュータ可読媒体」という用語は、実行のためにプロセッサ604に命令を提供することに参加した任意の媒体を指す。そうした媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体及び伝送媒体を含むがこれらに限定されない多くの形態をとり得る。不揮発性媒体は、例えば、ストレージデバイス610などの光学ディスク又は磁気ディスクを含む。揮発性媒体は、メインメモリ606などの動的メモリを含む。伝送媒体は、バス602を構成するワイヤを含む同軸ケーブル、銅線及び光ファイバを含む。伝送媒体は、電波や赤外線データ通信中に生成されるものなど、音響波又は光波の形態をとることもできる。
コンピュータ可読媒体の一般的な形態は、例えば、フロッピーディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ又は他の任意の磁気媒体、CD-ROM、他の任意の光学媒体、パンチカード、紙テープ、孔のパターンを有するその他の任意の物理媒体、RAM、PROM、EPROM、FLASH-EPROM、その他のメモリチップ又はカートリッジ、以下で説明する搬送波又はコンピュータが読み取ることができる任意の他の媒体を含む。
様々な形態のコンピュータ可読媒体は、実行のためにプロセッサ604に1以上の命令の1以上のシーケンスを保持することに関与され得る。例えば、命令は、最初に、リモートコンピュータの磁気ディスク上で実行され得る。リモートコンピュータは、命令を動的メモリにロードし、かつ、モデムを使用して電話回線を介して命令を送信することができる。サーバ630にローカルなモデムは、電話回線でデータを受信し、かつ、赤外線送信機を使用してデータを赤外線信号に変換することができる。バス602に結合された赤外線検出器は、赤外線信号で保持されたデータを受信し、かつ、そのデータをバス602に配置することができる。バス602は、データをメインメモリ606に伝送し、そこからプロセッサ604が命令を読み出して実行する。メインメモリ606から受信された命令は、任意選択的に、プロセッサ604による実行の前又は後のいずれかで、ストレージデバイス610に格納され得る。
サーバ630はまた、バス602に結合された通信インタフェース618を含む。通信インタフェース618は、現在一般にインターネット628と呼ばれている世界規模のパケットデータ通信ネットワークに接続されているネットワークリンク620に結合する双方向データ通信を提供する。インターネット628は、デジタルデータストリームを保持する電気信号、電磁気信号又は光信号を使用する。様々なネットワークを介した信号及びネットワークリンク620上の信号並びにサーバ630へ及びサーバ630からデジタルデータを保持する通信インタフェース618を通じた信号は、情報を伝送する例示的な形態又は搬送波である。
サーバ630の別の実施形態では、インタフェース618は通信リンク620を介してネットワーク622に接続されている。例えば、通信インタフェース618は、ネットワークリンク620の一部を構成することができる対応のタイプの電話回線へのデータ通信接続を提供するための統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)カード又はモデムであり得る。別の例として、通信インタフェース618は、互換性のあるLANへのデータ通信接続を提供するためのローカルエリアネットワーク(LAN)カードであり得る。無線リンクも実装され得る。そうした任意の実装において、通信インタフェース618は、様々なタイプの情報を表すデジタルデータストリームを保持する電気電磁信号又は光信号を送受信する。
ネットワークリンク620は、通常、1以上のネットワークを通じて他のデータデバイスへのデータ通信を提供する。例えば、ネットワークリンク620は、ローカルネットワーク622を通じて、ホストコンピュータ624又はインターネットサービスプロバイダ(ISP)によって操作されるデータ機器への接続を提供し得る。次に、ISPは、インターネット628を通じてデータ通信サービスを提供する。ローカルネットワーク622及びインターネット628は両方とも、デジタルデータストリームを保持する電気信号、電磁気信号又は光信号を使用する。様々なネットワークを通じた信号及びネットワークリンク620上の信号並びにサーバ630へ及びサーバ630からデジタルデータを伝送する通信インタフェース618を通じた信号は、情報を伝送する例示的な形態又は搬送波である。
サーバ630は、ネットワーク、ネットワークリンク620及び通信インタフェース618を通じて、電子メールを含むメッセージ及びデータ、プログラムコードを送受信することができる。さらに、通信インタフェース618は、USB/チューナを備えることができ、ネットワークリンク620は、サーバ630をケーブルプロバイダ、衛星プロバイダ、又は、別のソースからのメッセージ、データ及びプログラムコードを受信するための他の地上伝送システムに接続するためのアンテナ又はケーブルであり得る。
本明細書で説明される実施形態の例示的なバージョンは、サーバ630を含むシステム600などの分散処理システムにおける論理演算として実装され得る。実施形態の論理演算は、サーバ630内で実行される一連のステップとして、及び、システム600内の相互接続された機械モジュールとして実装され得る。実装は、選択の問題であり、実施形態を実施するシステム600の性能に依存することができる。したがって、実施形態の前記例示的なバージョンを構成する論理演算は、例えば、演算、ステップ又はモジュールと呼ばれる。
上述したサーバ630と同様に、クライアントデバイス601は、プロセッサ、メモリ、ストレージデバイス、ディスプレイ、入力デバイス、及び、サーバ630との通信用のインターネット628、ISP又はLAN622にクライアントデバイスを接続するための通信インタフェース(例えば、電子メールインタフェース)を含むことができる。
システム600は、クライアントデバイス601と同じ方法で動作するコンピュータ(例えば、パーソナルコンピュータ、コンピューティングノード)605をさらに含むことができ、ユーザは、1以上のコンピュータ605を利用して、サーバ630内のデータを管理することができる。
ここで図11を参照すると、例示的なクラウドコンピューティング環境50が示されている。示されるように、クラウドコンピューティング環境50は、例えば、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、スマートウォッチ、セットトップボックス、ビデオゲームシステム、タブレット、モバイルコンピューティングデバイス又は携帯電話54A、デスクトップコンピュータ54B、ラップトップコンピュータ54C、及び/又は、自動車コンピュータシステム54Nなどのクラウド消費者によって使用されるローカルコンピューティングデバイスが通信し得る1以上のクラウドコンピューティングノード10を備える。ノード10は互いに通信し得る。それらは、物理的又は仮想的に、上述したプライベート、コミュニティ、パブリック又はハイブリッドクラウド、若しくは、それらの組み合わせなどの1以上のネットワークにグループ化され得る(図示せず)。これにより、クラウドコンピューティング環境50は、クラウド消費者がローカルコンピューティングデバイス上でリソースを維持する必要がないサービスとして、インフラストラクチャ、プラットフォーム及び/又はソフトウェアを提供することができる。図11に示すコンピューティングデバイス54A~Nのタイプが例示のみを意図していること、及び、コンピューティングノード10及びクラウドコンピューティング環境50が、任意のタイプのネットワーク及び/又はネットワークアドレス可能接続を介して(例えば、ウェブブラウザを使用して)任意のタイプのコンピュータ化されたデバイスと通信することができることが理解される。
上記の実施形態の特定の特徴及び態様の様々な組み合わせ及び/又は部分的組み合わせが、行われてもよく、かつ、依然として本発明の範囲内にあるものと考えられる。したがって、開示された実施形態の様々な特徴及び態様は、開示された発明の様々なモードを形成するために、互いに組み合わせられるか又は互いに置き換えられ得ることが理解されるべきである。さらに、例として本明細書に開示される本発明の範囲は、上述した特定の開示された実施形態によって限定されるべきではないことが意図される。

Claims (20)

  1. 少なくとも1の無人航空機(UAV)(101)と、
    少なくとも1のUAVの各UAVに関連付けられた少なくとも1の飛行制御コンピュータ(FCC)(110)であって、前記少なくとも1のUAVの各UAVの動きを制御する少なくとも1のFCCと、
    地上管制局(104)に関連付けられた少なくとも1のコンピューティングデバイス(108)であって、前記少なくとも1のFCCと通信する少なくとも1のコンピューティングデバイスとを備え、
    前記少なくとも1のFCCが、前記地上管制局の上方で前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの第1の飛行パターン(103)を維持し、
    前記少なくとも1のコンピューティングデバイスが、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの飛行速度に対して設定された閾値を風速が超えることに応答して、前記少なくとも1のFCCに遷移信号(168)を送信して、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVを前記第1の飛行パターンから第2の飛行パターン(105)に遷移させるように構成されていることを特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記FCCが、前記第1の飛行パターンと前記第2の飛行パターンとの間に接続飛行経路(182)を生成することによって、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVを前記第1の飛行パターンから前記第2の飛行パターンに遷移させるようにさらに構成されていることを特徴とするシステム。
  3. 請求項2に記載のシステムにおいて、
    前記接続飛行経路が、前記接続飛行経路の大部分にわたって一定の旋回率を可能にすることを特徴とするシステム。
  4. 請求項2に記載のシステムにおいて、
    前記接続飛行経路が、前記接続飛行経路の大部分にわたって緩やかな横傾斜飛行を可能にすることを特徴とするシステム。
  5. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記第1の飛行パターンおよび前記第2の飛行パターンが、前記地上管制局の上方の位置保持パターンであることを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  6. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記第1の飛行パターンが、Dループ飛行パターンであることを特徴とするシステム。
  7. 請求項6に記載のシステムにおいて、
    前記第2の飛行パターンが、8の字飛行パターンであることを特徴とするシステム。
  8. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記遷移信号が、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの前記FCCが従うための空間座標のセットを含むことを特徴とするシステム。
  9. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    前記少なくとも1のコンピューティングデバイスが、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの飛行速度に対して設定された閾値未満に風速が低下することに応答して、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVを前記第2の飛行パターンから前記第1の飛行パターンに遷移させるために、前記少なくとも1のFCCに終了コマンド信号(168)を送信するように構成されていることを特徴とするシステム。
  10. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    前記終了コマンド信号が、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの前記FCCが従うための空間座標のセットを含むことを特徴とするシステム。
  11. 1または複数の無人航空機(UAV)(101)の各UAVに関連付けられた少なくとも1の飛行制御コンピュータ(FCC)(110)によって、地上管制局(104)の上方の第1の飛行パターン(103)を維持するステップであって、前記FCCが、前記少なくとも1のUAVの各UAVの動きを制御する、ステップと、
    設定された閾値に対する風速を測定するステップであって、前記設定された閾値が、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの飛行速度に対するものである、ステップと、
    測定された風速が前記設定された閾値を超えることに応答して、前記地上管制局に関連付けられた少なくとも1のコンピューティングデバイス(108)により、前記少なくとも1のFCCに遷移信号(168)を送信するステップと、
    前記1または複数のUAVのそれぞれのUAVに関連付けられた前記少なくとも1のFCC(110)により、それぞれのUAVを前記第1の飛行パターンから第2の飛行パターン(105)に遷移させるステップとを備えることを特徴とする方法。
  12. 請求項11に記載の方法において、
    それぞれのUAVを前記第1の飛行パターンから前記第2の飛行パターンに遷移させるステップが、前記1または複数のUAVのそれぞれのUAVに関連付けられた前記少なくとも1のFCCによって、前記第1の飛行パターンと前記第2の飛行パターンとの間の接続飛行経路(182)を生成するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、
    前記接続飛行経路が、前記接続飛行経路の大部分にわたって一定の旋回率を可能にすることを特徴とする方法。
  14. 請求項12に記載の方法において、
    前記接続飛行経路が、前記接続飛行経路の大部分にわたって緩やかな横傾斜飛行を可能にすることを特徴とする方法。
  15. 請求項11に記載の方法において、
    前記第1の飛行パターンおよび前記第2の飛行パターンが、前記地上管制局の上方の位置保持パターンであることを特徴とする方法。
  16. 請求項11に記載の方法において、
    前記第1の飛行パターンが、Dループ飛行パターンであることを特徴とする方法。
  17. 請求項16に記載の方法において、
    前記第2の飛行パターンが、8の字飛行パターンであることを特徴とする方法。
  18. 請求項11に記載の方法において、
    前記遷移信号が、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの前記FCCが従うための空間座標のセットを含むことを特徴とする方法。
  19. 請求項11に記載の方法において、
    前記測定された風速が前記設定された閾値未満に低下することに応答して、前記地上管制局に関連付けられた前記少なくとも1のコンピューティングデバイスにより、前記少なくとも1のFCCに終了コマンド信号(168)を送信するステップと、
    前記1または複数のUAVのそれぞれのUAVに関連付けられた前記少なくとも1のFCCによって、それぞれのUAVを前記第2の飛行パターンから前記第1の飛行パターン(105)に遷移させるステップとをさらに含むことを特徴とする方法。
  20. 請求項19に記載の方法において、
    前記終了コマンド信号が、前記少なくとも1のUAVのそれぞれのUAVの前記FCCが従うための空間座標のセットを含むことを特徴とする方法。
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