JP2022529032A - ブルートゥーススキャン方法および電子デバイス - Google Patents

ブルートゥーススキャン方法および電子デバイス Download PDF

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Abstract

本出願の実施形態はブルートゥーススキャン方法を提供し、本方法は電子デバイスに適用される。電子デバイスは、ブルートゥースチップおよびブルートゥースエージェントモジュールを備え、ブルートゥースチップは、ブルートゥースエージェントモジュールに接続される。本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示すことを含む。デバイス識別子の第1のデバイス識別子がスキャンを通して取得された場合、ブルートゥースチップは、ブルートゥースエージェントモジュールに通知する。ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイスへのチャネルを確立するか、または、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知する。本出願の実施形態は、サービス実行の利便性を向上させ、電子デバイスの消費電力およびメモリ使用量を低減するために実施される。

Description

本出願は、2019年4月16日に国家知識産権局に提出された、「ブルートゥーススキャン方法および電子デバイス」と題された中国特許出願第201910305349.9号の優先権を主張し、その全体は、参照によりここに組み込まれる。
本出願は、電子技術の分野に関し、特に、ブルートゥース(登録商標、以下同様)スキャン方法および電子デバイスに関する。
電子デバイス上のブルートゥース機能の継続的な開発により、電子デバイス上のブルートゥース機能は、ユーザの生活においてより広く適用されている。電子デバイス上のブルートゥース機能は、ユーザに利便性をもたらすために、車両ロックを解除し、顔による支払いを実行する際に別のデバイスを支援するなどのシナリオで使用され得る。
例えば、ブルートゥース機能は、車両ロックを解除するために使用される。ユーザは、電子デバイス上の車両キーに対応する、アプリケーションおよび電子デバイス上のブルートゥーススキャン機能を開始することができる。電子デバイスのプロセッサが、スキャンを通して、およびブルートゥースチップを使用することによって、車両に対応するデバイス識別子を取得した後、車両は、車両キーに対応するアプリケーションに対してセキュリティ検証を実行することができる。検証が成功した場合、車両ロックは解除される。
ブルートゥース機能を使用して車両ロックを解除する前述のプロセスでは、ユーザのリアルタイム操作が必要とされる。これでは、利便性が低下する。加えて、電子デバイスのプロセッサが車両のデバイス識別子のスキャン結果を長時間監視し続けると、電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量が大幅に増加する。
本出願は、サービス実行の利便性を向上させ、電子デバイスの消費電力およびメモリ使用量を低減するためのブルートゥーススキャン方法および電子デバイスを開示する。
第1の態様によれば、本出願の一実施形態はブルートゥーススキャン方法を提供し、本方法は電子デバイスに適用される。電子デバイスは、ブルートゥースチップおよびブルートゥースエージェントモジュールを備え、ブルートゥースチップは、ブルートゥースエージェントモジュールに接続される。本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示すことを含む。デバイス識別子の第1のデバイス識別子がスキャンを通して取得された場合、ブルートゥースチップは、ブルートゥースエージェントモジュールに通知する。ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイスへのチャネルを確立するか、または、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知する。ブルートゥースエージェントモジュールは、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示す。
第1のデバイス識別子がスキャンを通して取得されることは、第1のデバイス識別子がアプリケーション登録プロセスにおいてブルートゥースチップに格納されることを意味し得る。第1のデバイスは、外部ブルートゥースデバイスである。第1のデバイス識別子は、本出願のこの実施形態における第1のデバイス識別情報である。例えば、第1のデバイス識別子は、外部ブルートゥースデバイスのUUIDである。
電子デバイスがスリープ状態にある(例えば、電子デバイスは画面オフのスリープ状態にある)とき、ブルートゥースチップが、受信されたデバイス識別子がブルートゥースチップに予め格納されたデバイス識別子リストに含まれていないことを検出した場合、ブルートゥースエージェントモジュールは、スリープ状態であり得る。ブルートゥースチップが、受信された第1のデバイス識別子が、ブルートゥースチップに予め格納されたデバイス識別子リストに含まれていることを検出した場合、ブルートゥースチップは、ブルートゥースエージェントモジュールをウェイクアップし、第1のデバイス識別子をブルートゥースエージェントモジュールに送信する。前述のブルートゥーススキャン方法では、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥースチップがスキャンを通してデバイス識別子の中の第1のデバイス識別子を取得した場合にのみ開始される。電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイスのブルートゥースエージェントモジュールおよびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
前述のブルートゥーススキャン方法では、ブルートゥースエージェントモジュールはアプリケーションを実行することができ、ユーザはアプリケーションを手動で実行する必要がない。このようにして、実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。ブルートゥースエージェントモジュールは、アプリケーションを実行し得るが、アプリケーションは、電子デバイス上で常に実行される必要はなく、アプリケーションは、電子デバイスの電力消費量およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションプロセッサによって実行を停止され得る。
前述のブルートゥーススキャン方法では、ブルートゥースエージェントモジュールは、SEに接続され、電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションを実行することなく、ブルートゥースチップとブルートゥースデバイスの間にブルートゥースチャネルを直接確立し得る。ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥース関連サービス実行プロセスのためのブルートゥーススキャン管理プラットフォームをさらに提供する。
本出願のこの実施形態では、アプリケーションを電子デバイスに登録する段階において、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥースチップによってスキャンされる必要があるデバイス識別子を示す。
一可能な実装態様では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて第1のデバイスへのチャネルを確立した後、本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得し、チャネルを通して第1のデバイスにサービス情報を送信することをさらに含む。
任意選択で、ブルートゥースエージェントモジュールは、セキュアな記憶領域(例えば、SEまたはTEE)にさらに接続される。ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得し、チャネルを通して第1のデバイスにサービス情報を送信することは、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報をセキュアな記憶領域から取得し、チャネルを通して第1のデバイスにサービス情報を送信することを含む。
任意選択で、サービス情報は検証情報であり、検証情報は、ローカルに格納された情報および検証情報に基づいて検証を実行するために第1のデバイスによって使用され、検証が成功した場合、対応するサービスが実行される。
一可能な実装形態では、サービス情報は検証結果情報であり、検証結果情報はサーバに送信され、その結果、サーバは検証結果情報に基づいて対応するサービスを実行する。
第1のデバイスは、サーバへの通信接続を確立し得る。例えば、サービス情報は、電子デバイスのSEからの指紋比較結果である。指紋検証はローカルで行われ、次いで検証結果がサーバに送信される。これにより、ユーザ同一性情報(例えば、指紋)のセキュリティを向上させ、情報漏洩のリスクを低減することができる。
一可能な実装形態では、サービス情報は、電子車両キーの検証に関連する情報であり、対応するサービスを実行することは、対応する車両ロックを解除することを指す。
前述の車両ロック解除シナリオでは、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥースチップが、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス)が電子デバイスに登録されていることを検出した後にのみ開始される。電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイスのブルートゥースエージェントモジュールおよびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
前述のサービス実行方法プロセスでは、電子デバイスの消費電力およびメモリ使用量を低減するために、アプリケーションを実行することなく、SEとブルートゥースデバイスの間にブルートゥースチャネルが直接確立される。
前述のサービス実行方法プロセスでは、ユーザはアプリケーションを手動で実行する必要はない。このようにして、サービス実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
前述のサービス実行方法プロセスでは、電子デバイスの消費電力およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションは実行状態に維持される必要はない。本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥース関連サービス実行プロセスのためのブルートゥースチャネルを確立するための管理プラットフォームをさらに提供する。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて第1のデバイスへのチャネルを確立した後、本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知することをさらに含む。アプリケーションは、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得する。アプリケーションは、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報をブルートゥースエージェントモジュールに送信する。ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を、チャネルを通して第1のデバイスに送信する。
アプリケーションは、セキュアな記憶領域(例えば、SEまたはTEE)にさらに接続される。アプリケーションが第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得することは、アプリケーションがセキュアな記憶領域から第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得することを含む。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知した後、本方法は、アプリケーションがユーザにサービス情報を表示するように、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイスからアプリケーションへサービス情報を送信することをさらに含む。
第1のデバイスは体重計であってもよく、サービス情報は体重情報であってもよい。
電子デバイス上のアプリケーションは、ブルートゥースブロードキャスト信号を使用して体重計へのチャネルを確立することができ、体重計は、リアルタイムで検出された体重データをアプリケーションにアップロードすることができる。体重計のデータをアップロードする前述のプロセスでは、ユーザが電子デバイス上でアプリケーションを手動で操作することなく、体重計のデータは気付かないうちにアップロードされ得る。
体重計が体重情報をアプリケーションにアップロードする前述のプロセスでは、ブルートゥースデバイスとブルートゥースチップの間のブルートゥース接続を確立するプロセスにおいて、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥースチップが、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(体重計)が電子デバイスに登録されていることを検出した後にのみ開始される。電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイスのブルートゥースエージェントモジュールおよびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
体重計がアプリケーションに体重情報をアップロードする前述のプロセスでは、ユーザはアプリケーションを手動で実行する必要がない。このようにして、実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
体重計が体重情報をアプリケーションにアップロードする前述のプロセスでは、電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションは実行状態に維持される必要はない。本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥース関連サービス実行プロセスのための管理プラットフォームをさらに提供する。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知することは、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションを実行し、第1のデバイス識別子をアプリケーションに送信することを含む。ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知した後、本方法は、サーバが、アプリケーションによって送信されたサービス情報およびユーザアカウント情報、ならびに第1のデバイスによって取得されたユーザ情報に基づいて検証を行い、検証が成功した場合にサービス取引を実行するように、アプリケーションが、第1のデバイスからサービス情報を取得し、サーバにサービス情報およびユーザアカウント情報を送信することをさらに含む。
一可能な実装形態では、ユーザ情報は顔画像であり、サービス取引を実行することは、ユーザアカウント情報を取引アカウントとして使用して支払い取引を実行することを指す。
任意選択で、アプリケーションが既に実行状態にある場合、アプリケーションを実行する必要はない。
支払い取引シナリオでは、ブルートゥースチップによって受信されたブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイスに登録された後にのみ、ブルートゥースエージェントモジュールが開始される。電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイスのブルートゥースエージェントモジュールおよびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
支払い取引シナリオでは、ブルートゥースエージェントモジュールはアプリケーションを実行することができ、ユーザはアプリケーションを手動で実行する必要はない。このようにして、サービス取引実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス取引プロセスの利便性が改善される。
支払い取引シナリオでは、ブルートゥースエージェントモジュールは、アプリケーションを実行し得るが、アプリケーションは、電子デバイス上で常に実行される必要はなく、アプリケーションは、電子デバイスの電力消費量およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションプロセッサによって実行を停止され得る。
支払い取引シナリオでは、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥース関連サービス取引プロセスのためのブルートゥーススキャン管理プラットフォームをさらに提供する。
支払い取引シナリオでは、サービス情報は、第1のデバイス同一性情報であってもよく、第1のデバイス同一性情報は、ブルートゥースチップによって第1のデバイス識別子と共にブルートゥースエージェントモジュールに送信されてもよい。第1のデバイス同一性情報は、第1のデバイスのデバイスIDであり得る。デバイスIDは、第1のデバイスと一対一に対応する。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示す前に、本方法は、ブルートゥーススキャン機能が無効されていることを検出したとき、ブルートゥースエージェントモジュールが、ブルートゥーススキャン機能を有効することをさらに含む。ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥーススキャン機能を有効にすることができ、その結果、ユーザは、ブルートゥーススキャン機能を手動で有効にする必要がない。このようにして、サービス取引実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス取引プロセスの利便性が改善される。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールは、アプリケーションフレームワーク層でのアプリケーション/インターフェースである。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示す前に、本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、アプリケーションに対して許可検証を実行することをさらに含む。許可検証が成功したとき、ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子をブルートゥースチップに送信し、その結果、ブルートゥースチップは、スキャンを通して第1のデバイス識別子を取得したときにブルートゥースエージェントモジュールに通知する。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールがアプリケーションに対して許可検証を実行することは、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子がローカルに格納された正当なデバイス識別子リストに含まれているかどうかを検出することを含む。第1のデバイス識別子が正当なデバイス識別子リストに含まれるとき、許可検証は成功する。電子デバイスにローカルに格納された正当なデバイス識別子リストは、アプリケーションを検証するために使用され、その結果、検証プロセスを低減することができ、検証プロセスにおけるデバイスのメモリ使用量および電力消費量は低減され得る。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールがアプリケーションに対して許可検証を実行する前に、本方法は、アプリケーションが、サーバからアプリケーションの許可を証明するために使用される第1の証明書を取得することをさらに含む。ブルートゥースエージェントモジュールが、アプリケーションに対する許可検証を実行することには、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1の証明書に基づいてアプリケーションに対する許可検証を実行することを含む。
アプリケーションが電子デバイスにインストールされるとき、アプリケーションは、第1の証明書を配信するように要求するために使用されるメッセージをサーバに送信することができ、次いで、サーバは、第1の証明書をアプリケーションに送信する。別の可能な実装形態では、アプリケーションが電子デバイスにインストールされるとき、サーバは第1の証明書をアプリケーションに配信する。サーバによって配信された証明書は、アプリケーションの識別検証に使用される。これにより、ローカル検証が改ざんされる場合が減少し、識別検証のセキュリティが向上する。
インストール中に許可検証が行われるアプリケーションおよびサービス実行プロセスに参加するアプリケーションは、同じアプリケーションであってもよいし、異なるアプリケーションであってもよい。アプリケーションが異なる場合、サービス実行プロセスに参加しているアプリケーションは、サーバおよびブルートゥースエージェントモジュールに接続される。
任意選択で、許可検証が成功したとき、本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、アプリケーションの登録情報を格納することをさらに含む。登録情報は、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイスへのチャネルを確立することを示す。代替的に、登録情報は、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知するブルートゥースエージェントモジュールを示す。
登録情報は、OPTIONを含むことができ、OPTIONは、データ受信エンティティがアプリケーションであることを示すことができる。加えて、ブルートゥースチップは、スキャンを通して第1のデバイス識別子が取得された後にアプリケーションをウェイクアップする。
代替的に、登録情報は、アプリケーションによって証明書と共にブルートゥースエージェントモジュールに送信されてもよい。
一可能な実装形態では、本方法は、アプリケーションが電子デバイスからアンインストールされるとき、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子のスキャンを停止するようにブルートゥースチップに指示することをさらに含む。
任意選択で、ブルートゥースチップは、アプリケーションに対応する格納されたデバイス識別子を削除し得る。ブルートゥースエージェントモジュールは、アプリケーションの登録情報をさらに削除し得る。
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、1つまたは複数のプロセッサ、メモリ、ブルートゥースチップ、およびブルートゥースエージェントモジュールを備える、電子デバイスを提供する。メモリおよびブルートゥースチップは、1つまたは複数のプロセッサに結合され、ブルートゥースチップは、ブルートゥースエージェントモジュールに接続される。メモリはコンピュータプログラムコードを格納するように構成され、コンピュータプログラムコードはコンピュータ命令を含む。1つまたは複数のプロセッサがコンピュータ命令を実行するとき、電子デバイスは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つによるブルートゥーススキャン方法を実行することが可能にされる。
第3の態様によれば、本出願は、コンピュータ命令を含む、コンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ命令が電子デバイス上で動作させられるとき、電子デバイスが第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つによるブルートゥーススキャン方法を実行することが可能にされる。
第4の態様によれば、本出願の一実施形態はコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータ上でコンピュータプログラム製品が実行されるとき、コンピュータは、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つによるブルートゥーススキャン方法を実行することが可能にされる。
第2の態様による電子デバイス、第3の態様によるコンピュータ記憶媒体、または第4の態様によるコンピュータプログラム製品はすべて、第1の態様または第1の態様の可能な実装形態のいずれか1つによるブルートゥーススキャン方法を実行するように構成されることが理解されよう。したがって、達成され得る有益な効果については、対応する方法における有益な効果を参照されたく、本明細書では詳細を繰り返さない。
以下、本出願の実施形態で使用される添付の図面について説明する。
本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイス10の構造の概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイス10のソフトウェア構造のブロック図である。 従来技術によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 従来技術によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 従来技術によるサービス取引方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態によるAPP 102の登録プロセスの概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるアプリケーションインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態によるアプリケーションインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態によるアプリケーションインターフェースの概略図である。 本出願の一実施形態によるサービス実行方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるサービス実行方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるAPP 102の登録解除の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態によるAPP 102の登録プロセスの概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるサービス実行方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。 本出願の一実施形態によるサービス実行方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による電子デバイス10の構造の概略図である。 本出願の一実施形態によるブルートゥーススキャン方法の概略フローチャートである。
これ以降は、本出願の実施形態の添付の図面を参照しながら本出願の実施形態を説明する。実施形態本出願の実装形態で使用される用語は、本出願の特定の実施形態を説明するためにのみ意図され、本出願を限定することを意図されていない。
最初に、本出願の実施形態に関連するアプリケーションシナリオが説明される。ブルートゥース機能は、知覚不可能なサービスにおいてより広く使用されている。知覚不可能なサービスは、知覚不可能な車両ロック解除、知覚不可能な支払いなどを含む。システムアーキテクチャを参照して、以下では、例として知覚不可能な車両ロック解除および知覚不可能な支払いの適用シナリオを別々に使用して説明を提供する。
本出願の実施形態は、前述の適用シナリオに限定されず、別のブルートゥース機能、例えばブルートゥース電子スケールを使用して実施されるサービスプロセスをさらに含み得ることが理解されよう。これについては本出願の実施形態では限定されない。
図1は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図1に示されるように、ブルートゥースシステムは、電子デバイス10およびブルートゥースデバイス20(例えば、車両20)を含む。車両20は、ブルートゥースブロードキャスト信号をブロードキャストすることができる。ユーザが電子デバイス10を携行して車両20の近くに移動するプロセスにおいて、電子デバイス10はブルートゥースブロードキャスト信号を受信することができる。電子デバイス10には、車両20に対応するアプリケーション(application、APP)がインストールされていてもよい。電子デバイス10上のAPPは、ブルートゥースブロードキャスト信号を使用して車両への通信接続を確立し、セキュリティ検証を完了することができる。セキュリティ検証が成功した後、車両20の車両ロックが自動的に解除される。車両20の車両ロックを解除する前述のプロセスでは、ユーザが電子デバイス10上のAPPを手動で操作することなく、車両20の車両ロックは気付かないうちに自動的に解除され得る。
以下では、本出願のこの実施形態におけるブルートゥースシステムの電子デバイス10について説明する。図2は、本出願の一実施形態による電子デバイス10の構造の概略図である。
電子デバイス10は、プロセッサ110、外部メモリインターフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート130、充電管理モジュール140、電源管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、ボタン190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、加入者識別モジュール(subscriber identification module、SIM)カードインターフェース195などを含み得る。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学式近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周囲光センサ180L、骨伝導センサ180Mなどを含み得る。
本発明のこの実施形態に示される構造が電子デバイス10に関して特定の限定を構成しないことが理解され得る。本出願のいくつかの他の実施形態において、電子デバイス10は、図に示されている構成要素よりも多数または少数の構成要素を含んでもよく、あるいはいくつかの構成要素が組み合わせられても、一部の構成要素が分割されてもよく、構成要素の別の配置が存在してもよい。図示されている構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって実装され得る。
プロセッサ110は、1つまたは複数の処理ユニットを含み得る。
メモリは、プロセッサ110にさらに配置され得、命令およびデータを格納するように構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ110のメモリはキャッシュメモリである。メモリは、プロセッサ110によって使用されたばかりの、またはプロセッサ110によって周期的に使用される命令またはデータを格納し得る。プロセッサ110が命令またはデータを再び使用する必要がある場合、プロセッサ110は、メモリから命令またはデータを直接呼び出すことで、繰り返しのアクセスを回避し、プロセッサ110の待機時間を短縮し、それによってシステム効率を改善してよい。
いくつかの実施形態では、プロセッサ110は、1つまたは複数のインターフェースを含み得る。インターフェースには、集積回路間(inter-integrated circuit、I2C)インターフェース、集積回路間サウンド(inter-integrated circuit sound、I2S)インターフェース、パルスコード変調(pulse code modulation、PCM)インターフェース、汎用非同期送受信機(universal asynchronous receiver/transmitter、UART)インターフェース、モバイルインダストリプロセッサインターフェース(mobile industry processor interface、MIPI)、汎用入出力(general-purpose input/output、GPIO)インターフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module、SIM)インターフェース、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)インターフェースなどが含まれてよい。
充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受け取るように構成される。
電源管理モジュール141は、バッテリ142、充電管理モジュール140、およびプロセッサ110に接続するように構成される。電源管理モジュール141は、バッテリ142および/または充電管理モジュール140から入力を受け取り、プロセッサ110、内部メモリ121、外部メモリ、ディスプレイ194、カメラ193、および無線通信モジュール160などに電力を供給する。
電子デバイス10の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサなどを通して実装されてもよい。
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送信および受信するように構成される。電子デバイス10の各アンテナは1つまたは複数の通信周波数帯域をカバーするように構成されてもよい。
モバイル通信モジュール150は、電子デバイス10に適用され、2G、3G、4G、および5Gなどの無線通信技術を含むソリューションを提供することができる。モバイル通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、および低ノイズ増幅器(low noise amplifier、LNA)などを含み得る。モバイル通信モジュール150は、アンテナ1を通して処理された電磁波を受信し、受信された電磁波に対してフィルタリングまたは増幅などの処理を実行し、処理された電磁波を復調のためにモデムプロセッサに送信し得る。モバイル通信モジュール150は、モデムプロセッサによって変調された信号をさらに増幅し、その信号を、アンテナ1を通して放射するための電磁波に変換することができる。
無線通信モジュール160は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks、WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity、Wi-Fi)ネットワーク)、ブルートゥース(bluetooth、BT)、グローバルナビゲーションサテライトシステム(global navigation satellite system、GNSS)、周波数変調(frequency modulation、FM)、近距離無線通信(near field communication、NFC)技術、赤外線(infrared、IR)技術などを含む、電子デバイス10に適用される無線通信ソリューションを提供してもよい。無線通信モジュール160は、少なくとも1つの通信プロセッサモジュールを統合する1つまたは複数の構成要素であってもよい。無線通信モジュール160は、アンテナ2を通して電磁波を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタリング処理を行い、処理された信号をプロセッサ110に送信する。
無線通信モジュール160は、本出願の実施形態で提供されるブルートゥースチップ101、すなわち、図8から図10および図12Aから図19のいずれか1つに示されるブルートゥースチップ101を含む。
いくつかの実施形態において、電子デバイス10のアンテナ1は、モバイル通信モジュール150に結合され、アンテナ2は、無線通信モジュール160に結合され、したがって電子デバイス10は、無線通信技術を使用することによってネットワークおよび他のデバイスと通信することができる。
電子デバイス10は、GPU、ディスプレイ194、アプリケーションプロセッサなどを通して表示機能を実装する。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、ディスプレイ194をアプリケーションプロセッサに接続する。
ディスプレイ194は画像、ビデオなどを表示するように構成される。
電子デバイス10は、ISP、カメラ193、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイ194、およびアプリケーションプロセッサなどを通して撮影機能を実施し得る。
ISPは、カメラ193によってフィードバックされたデータを処理するように構成される。
カメラ193は、静止画像またはビデオを取り込むように構成される。対象物の光学画像がレンズを通して生成され、感光素子上に投影される。感光素子は、光信号を電気信号に変換し、次いで、電気信号をデジタル画像信号に変換するために、電気信号をISPへと送る。
外部メモリインターフェース120は、電子デバイス10の記憶容量を拡張するために、外部メモリカード、例えばMicro SDカードに接続するように構成され得る。外部ストレージカードは、データ記憶機能を実施するために、外部メモリインターフェース120を通してプロセッサ110と通信する。
内部メモリ121はコンピュータ実行可能プログラムコードを格納するように構成されてもよい。実行可能プログラムコードは命令を含む。プロセッサ110は内部メモリ121に格納された命令を実行して、電子デバイス10の様々な機能アプリケーションを実行し、データを処理する。内部メモリ121はプログラム記憶領域とデータ記憶領域とを含んでもよい。
電子デバイス10は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受信機170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、アプリケーションプロセッサなどを通して、音楽再生や録音などのオーディオ機能を実施し得る。
電子デバイス10はまた、様々なタイプのセンサを含むことができる。
電子デバイス10のソフトウェアシステムは、階層化アーキテクチャ、事象ドリブンアーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、またはクラウドアーキテクチャを使用することができる。本発明のこの実施形態では、電子デバイス10のソフトウェア構造を説明するための一例として、階層化アーキテクチャを伴うAndroidシステムが使用される。
図3は、本出願の一実施形態による電子デバイス10のソフトウェア構造のブロック図である。
階層化アーキテクチャでは、ソフトウェアがいくつかの層に分割され、各層が明確な役割とタスクを有する。層は、ソフトウェアインターフェースを介して互いに通信する。いくつかの実施形態では、Androidシステムは、上から順に4つの層、すなわち、アプリケーション層、アプリケーションフレームワーク層、アンドロイド(登録商標)ランタイム(Android runtime)およびシステムライブラリ、ならびにカーネル層に分割される。
アプリケーション層は、一連のアプリケーションパッケージを含むことができる。
図3に示されるように、アプリケーションパッケージは、「カメラ」、「ギャラリ」、「カレンダー」、「電話」、「マップ」、「ナビゲーション」、「WLAN」、「ブルートゥース」、「音楽」、「ビデオ」、および「メッセージ」などのアプリケーションを含むことができる。
アプリケーションフレームワーク層は、アプリケーションプログラミングインターフェース(application programming interface,API)およびアプリケーション層におけるアプリケーションのためのプログラミングフレームワークを提供する。アプリケーションフレームワーク層は、いくつかの所定の機能を含む。
図3に示されるように、アプリケーションフレームワーク層は、ウィンドウマネージャ、コンテンツプロバイダ、ビューシステム、電話マネージャ、リソースマネージャ、通知マネージャなどを含み得る。アプリケーションフレームワーク層は、本出願の実施形態で提供されるブルートゥースエージェントモジュール105、すなわち、図8から図10および図12Aから図19に示される例のいずれか1つにおけるブルートゥースエージェントモジュール105をさらに含んでもよい。ブルートゥースエージェントモジュール105は、アプリケーションフレームワーク層でのアプリケーション/インターフェースであり得る。
ウィンドウマネージャは、ウィンドウプログラムを管理するように構成される。ウィンドウマネージャは、ディスプレイのサイズを取得し、ステータスバーがあるかどうかを決定し、画面ロックを実行し、画面ショットを撮ることなどができる。
コンテンツプロバイダは、データを保存および取得するように構成され、アプリケーションによってデータにアクセスできるようにする。データは、ビデオ、画像、オーディオ、送受信された通話、閲覧履歴およびブックマーク、アドレス帳などを含み得る。
ビューシステムは、テキスト表示制御またはピクチャ表示制御などの視覚制御を含む。ビューシステムは、アプリケーションを構築するように構成され得る。ディスプレイインターフェースは、1つまたは複数のビューを含み得る。
電話マネージャは、電子デバイス10の通信機能、例えば、通話ステータスの管理(応答または拒否を含む)を提供するように構成される。
リソースマネージャは、アプリケーションに対して、ローカライズされた文字列、アイコン、写真、レイアウトファイル、ビデオファイルなどの様々なリソースを提供する。
通知マネージャは、アプリケーションがステータスバーに通知情報を表示することを可能にし、通知メッセージを伝達するように構成され得る。通知マネージャは、ユーザとの対話なしで、短い一時停止の後に自動的に消えることができる。例えば、通知マネージャは、ダウンロード完了の通知、メッセージ通知などを行うように構成される。代替的に、通知マネージャは、グラフまたはスクロールバーテキストの形態でシステムの上部ステータスバーに表示される通知であってもよい。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示すように構成される。ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子に基づいて、外部ブルートゥースデバイスへのチャネルを確立するか、または外部ブルートゥースデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知するようにさらに構成される。
Android Runtimeは、カーネルライブラリおよび仮想マシンを含む。Android runtimeは、アンドロイド(登録商標)システムのスケジューリングおよび管理を担当する。
カーネルライブラリは、2つの部分、すなわち、java言語によって呼び出される必要がある関数およびアンドロイド(登録商標)のカーネルライブラリを含む。
アプリケーション層およびアプリケーションフレームワーク層は、仮想マシン上で動作する。
システムライブラリは、複数の機能モジュール、例えば、サーフェスマネージャ(surface manager)、メディアライブラリ(Media Libraries)、3次元グラフィックス処理ライブラリ(例えば、OpenGL ES)、および2Dグラフィックスエンジン(例えば、SGL)を含むことができる。
カーネル層は、ハードウェアとソフトウェアの間の層である。カーネル層は、少なくとも、ディスプレイドライバ、カメラドライバ、オーディオドライバ、およびセンサドライバを含む。
以下では、電子デバイス10および車両20の構造を参照して、図1に示されるシナリオで車両20を開始するプロセスを説明する。図4は、従来技術によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図4に示されるように、電子デバイス10は、車両20への通信接続を確立することができ、通信接続はブルートゥース接続とすることができる。具体的には、図1に示されるシナリオでは、ユーザが電子デバイス10を携行して車両20に近づくプロセスにおいて、電子デバイス10は、車両20へのブルートゥース通信接続を確立する。
図4に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101、APP 102、オープンモバイルアライアンスアプリケーションプログラミングインターフェース(open mobile alliance application programming interface、OMA API)103、およびセキュアエレメント(secure element、SE)104を含む。SE 104は、アプレット(applet)を含む。車両20は、車載ブルートゥースチップ201および車載SE 202を含む。車載SE 202は、車載appletを含む。OMA API 103は、豊富な実行環境(rich execution environment、REE)を使用してSEのアプレットを呼び出すためのインターフェースである。代替的に、車載ブルートゥースチップ201および車載SE 202は、車載OMA APIを通して接続されてもよい。SE 104のappletは、ロック解除のための暗号文を含むことができる。車載SE 202は、ロック解除のための暗号文も含む。SE 104のappletの暗号文は、車載SE 202の暗号文と一対一に対応する。
例えば、車両キーサービスが有効にされると、車両工場のバックグラウンドサーバは、電子デバイス10のSE 104および車両20のSE 202とのセキュアなチャネルを別々に確立し、同じ暗号文をSE 104およびSE 202に別々に配置する。
ブルートゥースチップ101は、APP 102に接続される。APP 102は、OMA API 103を通してSE 104との接続を確立する。車載ブルートゥースチップ201は、ブルートゥースブロードキャスト信号を継続的にブロードキャストしてもよい。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号を検出し、次いで、ブルートゥースブロードキャスト信号の発信元の車両20が登録されたデバイスであるかどうかを検出することができる。以下では、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されているかどうかを検出する実装形態について説明する。ブルートゥースチップ101は、車両20のデバイス識別情報(例えば、車両20の汎用一意識別子(universally unique Identifier、UUID))を格納する。車載ブルートゥースチップ201によってブロードキャストされるブルートゥースブロードキャスト信号は、車両20のデバイス識別情報を含む。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号を受信した後、車両20のデバイス識別情報がブルートゥースチップ101に格納されていることを検出する。この場合、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(車両20)が電子デバイス10に登録されていると決定する。
一可能な実装形態では、同じブランドの車両が同じデバイス識別情報を有してもよいし、同じモデルの車両が同じデバイス識別情報を有してもよい。
電子デバイス10のアプリケーションプロセッサ(application processor、AP)は、ブルートゥースチップ101のスキャン結果を監視し得る。ブルートゥースチップ101は、スキャンを通して、車両20が電子デバイス10に登録されたデバイスであることを検出する。電子デバイス10上のAPP 102が実行状態にある場合、車両20は、電子デバイス10上のAPP 102への通信チャネルを確立する。通信チャネルは、サービス実行プロセスにおける車載ブルートゥースチップ201とAPP 102の間の通信に使用され得る。
電子デバイス10の暗号文は、SE 104のappletに格納されることに限定されず、代替的に、別のセキュアな記憶領域に格納されてもよく、例えば、トラステッド実行環境(trusted execution environment、TEE)のアプリケーション(trusted execution environment application、TA)に格納されてもよいことが理解されよう。この場合、ブルートゥースエージェントモジュール105は、車両20へのチャネルを確立し得る。ブルートゥースエージェントモジュール105は、TEEからサービス情報を取得し、チャネルを通して車両20にサービス情報を送信し得る。
車両20は、ブルートゥースチャネルを通して暗号文検証命令を電子デバイス10に送信することができる。暗号文検証命令を受信した後、電子デバイス10は、ブルートゥース接続を通してSE 104のappletの暗号文を車両20に送信する。車両20は、受信した暗号文を車載SE 202における暗号文と比較する。比較が成功した場合(例えば、2つの暗号文が同じである場合、比較は成功する)、車両20の車両ロックが解除される。
車両20の車両ロックを解除する前述のプロセスでは、ユーザは、APP 102を手動で開始し、ブルートゥーススキャンスイッチをオンにする必要がある。これでは、車両20のロックを解除する利便性が低下する。加えて、電子デバイス10のAPは、ブルートゥースチップ101のスキャン結果を監視する必要がある。これにより、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量が増加する。
以下では、本出願の実施形態における知覚不可能な支払いのシナリオについて説明する。図5は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図5に示されるように、ブルートゥースシステムは、電子デバイス10、ブルートゥースデバイス30(例えば、支払いデバイス30)、およびサーバ40を含む。
電子デバイス10は、サーバ40との通信接続を確立することができ、支払いデバイス30は、サーバ40との通信接続を確立することができる。支払いデバイス30は、ブルートゥースブロードキャスト信号をブロードキャストすることができる。ユーザが電子デバイス10を携行して支払いデバイス30の近くに移動するとき、電子デバイス10はブルートゥースブロードキャスト信号を受信することができる。支払いデバイス30に対応するAPPは、電子デバイス10にインストールされ得る。例えば、APPがWeChatである場合、サーバ40はWeChatサーバである。支払いが必要な場合、ユーザは支払いデバイス30に面し、支払いデバイス30は顔画像を収集し、顔画像をサーバ40にアップロードする。サーバ40は、ユーザの顔検証を完了し、支払いサービスプロセスを自動的に完了することができる。前述の顔による支払いプロセスでは、ユーザが電子デバイス10上でAPPを手動で操作することなく、知覚不可能な支払いが実施され得る。
以下では、電子デバイス10および支払いデバイス30の構造を参照して、図6に示されるシナリオにおける知覚不可能な支払いのプロセスを説明する。図6は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図6に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101およびAPP 102を含む。ブルートゥースチップ101は、APP 102に接続される。支払いデバイス30は、ブルートゥースブロードキャスト信号を継続的にブロードキャストしてもよい。
図7は、従来技術によるサービス取引方法の概略フローチャートである。図7に示されるように、図7および図8に記載されたシステムアーキテクチャに基づいて、サービス取引方法はステップS101からS108を含む。
S101:支払いデバイス30は、ブルートゥースブロードキャスト信号をブロードキャストする。
ブルートゥースブロードキャスト信号は、デバイス同一性情報およびデバイス識別情報(例えば、UUID)を搬送する。例えば、デバイス同一性情報は、デバイスIDを含み得る。デバイスIDは、支払いデバイス30を一意に識別することができる。UUIDは、APP 102とサーバ40とを接続することができる支払いデバイスを識別することができる。例えば、Alipayアプリケーションの場合、AlipayアプリケーションとAlipayサーバとを接続することができる支払いデバイスは同じUUIDを有し、UUIDはブルートゥースチップ101に格納され得る。代替的に、AlipayアプリケーションをAlipayサーバに接続することができる支払いデバイスのUUIDは、いくつかのUUIDのうちの1つである。いくつかのUUIDは、ブルートゥースチップ101に格納され得る。
S102:ブルートゥースチップ101は、支払いデバイス30からブルートゥースブロードキャスト信号を受信し、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(支払いデバイス30)が電子デバイス10に登録されているかどうかを検出する。
ブルートゥーススキャン(具体的には、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されているかどうかの検出)については、図2に記載された例における具体的な説明を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥース低エネルギー(bluetooth low energy、BLE)チップであってもよい。この場合、ブルートゥースチップ101は、電子デバイス10上のブルートゥーススキャンスイッチがオンになったときにのみステップS102を実行することができる。
S103:電子デバイス10のアプリケーションプロセッサは、ブルートゥースチップ101を監視し、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(支払いデバイス30)が電子デバイス10に登録されていることを検出するとき、APP 102を実行する。
ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが登録されていることを検出した後、アプリケーションプロセッサは、APP 102が実行されているかどうかを検出し得る。APP 102が実行されていない場合、APP 102を実行するためにステップS104が実行される。アンドロイド(登録商標)8.0よりも後のリリースを有するシステムの場合、電子デバイス10のAPは、ステップS103を実行することによってAPP 102を自動的に実行することができる。
S104:APP 102は、デバイス同一性情報およびアカウントIDを搬送するメッセージをサーバ40に送信する。
APPは、デバイスIDおよびアカウントIDを搬送するメッセージをサーバ40に送信することができる。デバイスIDは、ブルートゥースチップ101によってブルートゥースブロードキャスト信号から取得され、APP 102に送信され得る。サーバ40は、支払いデバイス30からブルートゥースブロードキャスト信号を受信することができる1つまたは複数のアカウントIDを取得することができる。例えば、現在、支払いデバイス30の近くに10個の電子デバイスがあり、Alipayアプリケーションが10個の電子デバイスのそれぞれにインストールされ、知覚不可能な支払いサービスが有効化されている。10個の電子デバイス上の各Alipayアプリケーションは、AlipayアカウントID(例えば、Alipayアカウント)を有する。この場合、10個の電子デバイスの各々について、外部のブルートゥースデバイス51からのサービス情報(例えば、デバイス同一性情報)が、ステップS101からステップS104を使用してAPP 102へ送信されてもよく、APP 102は、サービス情報をサーバ40に送信する。サーバ40は、10個の電子デバイスの各々でAlipayアカウントIDを取得することができる。ステップS105からS108において、顔比較が実行され、どのAlipayアカウントIDが取引プロセスを実行するかを決定する。
S105:支払いデバイス30は顔画像を収集する。
S106:支払いデバイス30は、収集された顔画像およびデバイスIDをサーバ40に送信する。
デバイスIDは、支払いデバイス30と一対一に対応する。
S107:サーバ40は、受信した顔画像およびデバイスIDに基づく認識を通してアカウントIDを取得する。
顔画像およびデバイスIDを受信した後、サーバ40は、デバイスIDに基づいて、アップロードされたサービス情報のアカウントIDを決定することができる(例えば、デバイス同一性情報)。例えば、前述の例では、サーバ40は、支払いデバイス30を通してサーバ40にサービス情報(例えば、デバイス同一性情報)をアップロードするために、デバイスIDに基づいて10個のAlipayアカウントIDを決定することができる。サーバ40は、10個のAlipayアカウントIDの各々に対応する顔画像を取得することができる。次いで、支払いデバイス30から受信した顔画像は、10個の顔画像と比較され、受信した顔画像に対応するAlipayアカウントIDを取得する。
サーバ40は、アカウントIDおよび対応する顔画像を格納することができ、顔画像は、ユーザによって予め格納されてもよい。代替的に、アカウントに対応する顔画像は、サーバ40によって別のデバイス(例えば、電子デバイス10)から取得されてもよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
S108:サーバ40は、アカウントIDに基づいてサービス取引を完了する。
サーバ40は、ステップS107で取得されたアカウントIDを引落アカウントとして使用して、サービス取引を完了することができる。
前述の知覚不可能な支払いのプロセスでは、ステップS102において、電子デバイス10のアプリケーションプロセッサは、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されているかどうかを監視するために、ブルートゥーススキャンプロセスにおいて常に動作状態にある必要がある。これにより、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量が増加する。加えて、電子デバイス10のブルートゥーススキャンを開始するために使用されるブルートゥーススキャンスイッチは、デフォルトでオフになっている。これはブルートゥーススキャンに影響を及ぼし、支払いプロセスの利便性を低下させる。
本出願の実施形態は、サービス実行プロセスの利便性を向上させ、電子デバイス10の消費電力およびメモリ使用量を低減するためのサービス実行方法を提供する。サービス実行方法に係る電子デバイス10は、ブルートゥースエージェント(bluetooth agent)モジュールを含む。図8は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図8に示されるように、ブルートゥースシステムは、電子デバイス10、ブルートゥースデバイス50(例えば、車両または支払いデバイス)、およびサーバ40を含む。
図8に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101、APP 102、OMA API 103、SE 104、ブルートゥースエージェントモジュール105、TEE 106、APP 1021、およびAPP 1022を備える。APP 1021およびAPP 1022は、異なるサービスアプリケーション(例えば、一方は支払いアプリケーションであり、他方は車両20に関連付けられたアプリケーションである)であり得る。APP 1021およびAPP 1022の各々は、ブルートゥースデバイスに対応する。例えば、APP 1021はブルートゥースデバイス51に対応し、APP 1022はブルートゥースデバイス52に対応する。
本出願のこの実施形態では、インストール中に許可検証が実行されるアプリケーションおよびサービス実行プロセスに参加するアプリケーションは、同じAPPまたは異なるAPPであり得る。APPが異なる場合、サービス実行プロセスに参加するAPPは、サーバ40およびブルートゥースエージェントモジュールに接続される。
APP 1021に対応するブルートゥースデバイスは複数存在してもよい。ブルートゥースエージェントモジュール105およびブルートゥースチップ101には、ブルートゥースデバイスのデバイス識別情報が格納されており、ブルートゥースデバイスは、電子デバイス10上の1つのAPPに対応している。APP 1022に対応する複数のブルートゥースデバイスも存在し得る。例えば、Alipayアプリケーションは複数の支払いデバイスに対応することができ、サービス実行プロセスは複数の支払いデバイス上で完了することができる。
ブルートゥースチップ101、OMA API 103、SE 104、およびTEE 106の説明については、図2に示される例を参照されたい。APP 1021、APP 1022、およびサーバ40については、図6に示される例を参照されたい。
本出願のこの実施形態は、APP 1021が支払いアプリケーションであり、ブルートゥースデバイス51がAPP 1021に対応する支払いデバイスである一例、およびAPP 1022が車両アプリケーションであり、ブルートゥースデバイス52がAPP 1022に対応する車両である一例を使用して説明される。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 1022に接続される。ブルートゥースエージェントモジュール105はTEE 106にさらに接続され、ブルートゥースエージェントモジュール105はOMA API 103を通してSE 104にさらに接続される。
車両ロック解除シナリオでは、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていることをブルートゥースチップ101が検出したときに開始される。ブルートゥースエージェントモジュール105は、外部ブルートゥースデバイスへのチャネルを確立し、ブルートゥースエージェントモジュール105は、SE 104に接続され得、その結果、SE 104におけるサービス情報(例えば、暗号文)が、外部ブルートゥースデバイス(例えば、車両)に送信され得る。ブルートゥースエージェントモジュール105は、TEE 106にさらに接続され、その結果、TEE 106のサービス情報(例えば、暗号文)もまた、外部ブルートゥースデバイス(例えば、車両)に送信され得る。
支払いシナリオでは、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105に接続され、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 1021に接続され、APP 1021は、サーバ40への通信接続を確立する。ブルートゥースデバイス51は、サーバ40との通信接続を確立する。このサービス方法では、ブルートゥースチップ101がスキャンを通してデバイス識別子の第1のデバイス識別子を取得するとき、ブルートゥースチップ101はブルートゥースエージェントモジュール105に通知する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 1021をウェイクアップさせ得、外部ブルートゥースデバイス51からのサービス情報(例えば、ブルートゥースデバイス51のデバイスID)が、APP 1021に送信され得る。APP 1021は、サーバ40への通信接続を確立し、その結果、外部のブルートゥースデバイス51からのサービス情報(例えば、ブルートゥースデバイス51のデバイスID)がサーバ40に送信される。サーバ40は、APP 1021から送信されたサービス情報およびブルートゥースデバイス51から収集されたユーザ情報(例えば、顔画像)に基づいてサービスを完了することができる。ブルートゥースチップ101に格納されたデバイス識別子は、検証に成功したアプリケーションに対応するデバイス識別子である。言い換えれば、電子デバイス10上の、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに対する検証が成功する。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101がスキャンを通してデバイス識別子の中の第1のデバイス識別子を取得した場合にのみ開始される。電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイス10のブルートゥースエージェントモジュール105およびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュールは、APPを実行することができ、ユーザは、APPを手動で実行する必要はない。このようにして、実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 1021を実行することができるが、電子デバイス10上でAPP 1021を常に実行する必要はなく、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションプロセッサによってAPP 1021が実行を停止され得る。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥース関連サービス実行プロセスのためのブルートゥーススキャン管理プラットフォームをさらに提供する。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、SE 104に接続され、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、APP 1022を実行することなく、ブルートゥースチップ101とブルートゥースデバイス60の間にブルートゥースチャネルを直接確立する。
任意選択で、APP 1022はTEE 106にさらに接続されてもよい。この場合、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 1022をウェイクアップさせ得る。APP 1022は、TEE 106からサービス情報(例えば、暗号文)を取得し、そのサービス情報をブルートゥースエージェントモジュール105に送信し得る。ブルートゥースエージェントモジュール105は、外部ブルートゥースデバイスへのチャネルを確立し、外部ブルートゥースデバイス(例えば、車両)にサービス情報を送信する。外部ブルートゥースデバイスは、サービス情報に基づいて、対応するサービス、例えば、車両キーのロック解除を実行することができる。
任意選択で、APP 1022は、OMA APIを通してSE 104にさらに接続されてもよい。この場合、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 1022をウェイクアップさせ得、APP 1022は、SE 104からサービス情報(例えば、暗号文)を取得し、サービス情報をブルートゥースエージェントモジュール105に送信し得る。ブルートゥースエージェントモジュール105は、外部ブルートゥースデバイス(例えば、車両)へのチャネルを確立し、外部ブルートゥースデバイス(例えば、車両)にサービス情報を送信する。外部ブルートゥースデバイスは、サービス情報に基づいて、対応するサービス、例えば車両キーのロック解除を実行することができる。
以下で、本出願の実施形態で提供されるサービス実行方法の例を説明する。以下のシナリオにおけるサービス実行プロセスの例が別々に説明される、すなわち(1)知覚不可能な顔による支払い、(2)知覚不可能な車両ロック解除、(3)体重計のデータの自動的なアップロードである。
(1)知覚不可能な顔による支払い
このサービス実行方法は、図5に記載されたシステムアーキテクチャに基づいている。例えば、サービス実行プロセスは、知覚不可能な顔による支払いを実行することである。ブルートゥースデバイス50は、図5に示される支払いデバイス30であり得る。本出願のこの実施形態では、知覚不可能な顔による支払いのシナリオが説明のための一例として使用され、別のサービスシナリオが代替的に使用されてもよいことが理解されよう。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
図9は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図9に示されるように、ブルートゥースシステムは、電子デバイス10、ブルートゥースデバイス50(例えば、支払いデバイス30)、およびサーバ40を含む。図9に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101、ブルートゥースエージェントモジュール105、およびAPP 102を備える。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105への接続を確立し、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102への接続を確立する。
システムアーキテクチャが知覚不可能な顔による支払いを実行するために使用される前に、ユーザは電子デバイス10にAPP 102をインストールする必要があり、電子デバイス10は登録プロセスを完了する。以下のプロセスが別々に説明される、すなわち(a)登録プロセス、(b)取引プロセス、(c)登録解除プロセスである。
(a)登録プロセス
以下では、図9に示されるシステムアーキテクチャおよび図10に示されるプロセスを参照して登録プロセスを説明する。図10は、本出願の一実施形態によるAPP 102の登録プロセスの概略フローチャートである。APP 102の登録プロセスは、ステップS201からS206を含む。
S201:APP 102が電子デバイス10にインストールされるとき、APP 102は、ブルートゥースエージェントモジュール105に第1の登録情報を送信する。
第1の登録情報は、以下のうちの1つまたは複数を含むことができる。
(1)APP_ID:登録が実行されたAPP 102の識別表示(identification、ID)。
(2)APP_AWAKE_ID:ブルートゥースチップ101がスキャンを通して第1のデバイス識別情報を取得した後、APP 102をウェイクアップするために使用されるID。
(3)CORRESPONDENT_ID:サービス情報伝送中の連絡機構のID。
例えば、連絡機構のIDは、APP 102のIDであってもよい。この場合、APP 102は、ブルートゥースブロードキャスト信号がスキャンを通して検出された場合にウェイクアップされ得る。別の例では、連絡機構のIDは、代替的にTAのUUIDであってもよい。この場合、ブルートゥースブロードキャスト信号がスキャンを通して検出されるとき、APP 102は、外部ブルートゥースデバイスへのチャネルを確立するためにウェイクアップされ得る。別の例として、連絡機構のIDは代替的にapplet識別表示(applet identification、AID)であってもよい。この場合、ブルートゥースブロードキャスト信号がスキャンを通して検出されるとき、APP 102は、外部ブルートゥースデバイスへのチャネルを確立するためにウェイクアップされ得る。
(4)第1のデバイス識別情報:APP 102がスキャンしようとしているブルートゥースデバイスの識別情報、例えば、識別情報は、外部ブルートゥースデバイスのUUIDを含むが、これに限定されない。
一可能な実装形態では、APP 102は1つのUUIDリストに対応する。UUIDリストは、1つまたは複数のUUIDを含む。UUIDリストの各UUIDについて、ブルートゥースエージェントモジュール105は、UUIDに対応する外部ブルートゥースデバイスによってブロードキャストされたブルートゥースブロードキャスト信号を検証する。
(5)OPTION:APP 102、TEE 106のTA、またはSE 104のappletなど、サービス情報を受信するエンティティ、およびスキャンを通して第1のデバイス識別情報を取得した後に、ブルートゥースチップ101がAPP 102をウェイクアップさせるかどうかである。
S202:ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1の登録情報に基づいてAPP 102に対する許可検証を実行する。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、複数のAPPのAPP_IDを格納し得、および複数のAPP_IDは、ブルートゥースエージェントモジュール105によって承認される。ブルートゥースエージェントモジュール105は、格納している複数のAPP_IDの中に、第1の登録情報のAPP_IDが含まれるかどうかを検出する。格納されている複数のAPP_IDの中に、第1の登録情報内のAPP_IDが含まれる場合、許可検証に成功し、ステップS203が実行される。第1の登録情報のAPP_IDが、格納されている複数のAPP_IDに含まれない場合、許可検証に失敗し、プロセスは終了する。
許可検証プロセスの前述の例は、本出願のこの実施形態を説明するために使用されているにすぎず、限定を構成するものではないことが理解されよう。ブルートゥースエージェントモジュール105は、代替的に、別の許可検証方法を有し得る。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、図7に示される例ではアプリケーションフレームワーク層に配置されてもよく、アプリケーションフレームワーク層のアプリケーション/インターフェースであってもよい。ブルートゥースエージェントモジュール105は、アプリケーションフレームワーク層に配置されることに限定されず、別の層に配置されてもよい。
S203:許可検証が成功したとき、ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1のデバイス識別情報をブルートゥースチップ101に送信する。
ブルートゥースチップ101は、許可検証に成功したデバイス識別情報を格納してもよい。例えば、ブルートゥースエージェントモジュール105によってAPP 1に対して実行された許可検証は成功し、APP 1の登録情報は、UUID 1、UUID 2、UUID 3、およびUUID 4を含む。ブルートゥースエージェントモジュール105によってAPP 2に対して実行された許可検証は成功し、APP 2の登録情報は、UUID 5およびUUID 6を含む。この場合、ブルートゥースチップ101は、UUID 1、UUID 2、UUID 3、UUID 4、UUID 5、およびUUID 6を受信し、格納し得る。
本出願のこの実施形態では、デバイス識別情報がUUIDである一例が説明に使用されることが理解されよう。しかしながら、デバイス識別情報は、UUIDに限定されず、代替的に他のデバイス情報であってもよい。
一可能な実装形態では、許可検証が成功したとき、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102の第1の登録情報を格納する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1の登録情報およびブルートゥースチップ101によってスキャンを通して取得されたUUIDを使用して、対応するAPP、TA、またはappletを発見し得る。
S204:ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101のブルートゥーススキャン機能が有効にされているかどうかを検出する。
ブルートゥースチップ101のブルートゥーススキャン機能が有効にされるとき、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号を受信し、ブルートゥースブロードキャスト信号で搬送されたデバイス識別情報がブルートゥースチップ101に格納されているかどうかを検出することができる。ブルートゥースチップ101のブルートゥーススキャン機能が無効にされるとき、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号を受信することができない。
S205:ブルートゥースチップ101のブルートゥーススキャン機能が有効にされていないことを検出するとき、ブルートゥースエージェントモジュール105はブルートゥーススキャン機能を有効にする。
例えば、ブルートゥースチップ101がBLEブルートゥースチップである場合、ブルートゥーススキャン機能を有効にするためにEnableBLEが呼び出されてもよい。
図11(a)、図11(b1)、および図11(b2)は、本出願の一実施形態によるアプリケーションインターフェースの概略図である。アプリケーションインターフェース100は、システム設定アプリケーションにおけるアプリケーションインターフェースである。図11(a)に示されるように、アプリケーションインターフェース100は、ブルートゥーススキャンスイッチ1001、ブルートゥーススキャンプロンプト1002、WLANスキャンスイッチ1011、およびWLANスキャンプロンプト1012を含む。
ブルートゥーススキャンスイッチ1001がオン状態のとき、ブルートゥーススキャン機能が有効にされる。ブルートゥーススキャンスイッチ1001がオフ状態のとき、ブルートゥーススキャン機能は無効にされる。ブルートゥーススキャンスイッチ1001がオフ状態であるとき、ブルートゥーススキャン機能を有効にするために、ステップS105を使用してブルートゥーススキャンスイッチ1001はオン状態に変更され得る。
図11(a)に示されるように、ブルートゥーススキャンプロンプト1002は、ブルートゥースが無効にされていても、アプリケーションおよびサービスがいつでも近くのデバイスを求めてスキャンすることを許可されることを促す。これは、位置ベースの特徴およびサービスを改善するために使用され得る。ブルートゥースが無効にされ、ブルートゥーススキャンスイッチ1001がオンのとき、ブルートゥースチップ101は引き続き、ステップS206においてスキャンを実行することができる。
WLANスキャンスイッチ1011がオン状態のとき、WLANスキャン機能が有効にされる。WLANスキャンスイッチ1011がオフ状態のとき、WLANスキャン機能は無効にされる。WLANスキャンプロンプト1012は、WLANが無効にされていても、アプリケーションおよびサービスがいつでもWLANネットワークを求めてスキャンすることを許可されることを促す。これは、位置ベースの特徴およびサービスを改善するために使用され得る。
S206:ブルートゥースチップ101がスキャンを実行する。
スキャンプロセスにおいて、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号を受信し、ブルートゥースブロードキャスト信号で搬送されたUUIDがブルートゥースチップ101に格納されているかどうかを検出することができる。
ステップS201からS206を使用して、電子デバイス10へのAPP 102の登録が完了される。登録が完了された後、電子デバイス10は、ユーザ操作に応答してAPP 102上のアカウントにログインすることができる。例えば、Alipayアプリケーションの場合、登録が完了された後、電子デバイス10は、ユーザ操作に応答してAlipayアプリケーション上のAlipayアカウントにログインすることができる。Alipayアカウントは、電子デバイス10上のAlipayアプリケーションのアカウントIDとすることができる。アカウントにログインするプロセスでは、例えば、アカウントIDに対応するアカウントパスワードが検証される必要がある。
いくつかの可能な実装形態では、電子デバイス10上の設定インターフェースは、ブルートゥースエージェントモジュールの設定エントリを含み得る。図11(b1)に示されるように、設定インターフェース200は、ブルートゥースエージェントモジュールの設定エントリ201を含む。ブルートゥースエージェントモジュールの設定エントリ201に対するユーザによるユーザ操作、例えばタップ操作に応答して、電子デバイス10は、ブルートゥースエージェントモジュール設定インターフェース300を表示する。図11(b2)に示されるように、ブルートゥースエージェントモジュール設定インターフェース300は、ブルートゥースエージェントモジュールスイッチ301、スイッチ指示302、および登録されたアプリケーションのリスト303を含む。詳細は以下のとおりである。
ブルートゥースエージェントモジュールスイッチ301上でユーザによって実行されたタップ操作に応答して、ブルートゥースエージェントモジュールは、アプリケーション登録を完了するために、すなわち、ステップS201からステップS206を実行するために、アプリケーションに対して許可検証を実行し得る。
スイッチ指示302は、ブルートゥースエージェントモジュールスイッチ30の機能を示し得る。具体的には、スイッチがオンにされた後、ブルートゥースエージェントモジュールは、インストールされたアプリケーションの同一性を検証することを許可され、その結果、アプリケーションは、知覚不可能な支払い、知覚不可能な車両ロック解除などを実施することが可能にされる。
登録されたアプリケーションのリスト303は、ステップS201からS206を使用して電子デバイス10に登録されたアプリケーションの識別子を含むことができる。例えば、登録されたアプリケーションのリスト303は、Alipay識別子3031およびブルートゥース車両キー識別子3032を含む。任意選択で、登録されたアプリケーションのリスト303のアプリケーション識別子は、アプリケーションカテゴリに基づいて分類され、例えば、支払いアプリケーションおよび別のアプリケーションとして分類されて表示されてもよい。
(b)取引プロセス
登録が完了され、アカウントがログインされた後、電子デバイス10は、本出願の実施形態によるサービス実行方法を実行することができる。図12Aおよび図12Bは、本出願の一実施形態によるサービス取引方法の概略フローチャートである。サービス取引方法は、図9に示されるシステムアーキテクチャに基づいており、サービス取引方法は、ステップS301からS310を含む。
S301:ブルートゥースデバイス50は、ブルートゥースブロードキャスト信号をブロードキャストする。
ブルートゥースブロードキャスト信号は、第1のデバイス識別情報(例えば、第1のUUID)および第1のデバイス同一性情報(例えば、第1のデバイスID)を搬送し得る。第1のデバイス同一性情報はブルートゥースデバイス50と一対一に対応する。
S302:ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号を受信し、受信したブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス50)が電子デバイス10に登録されているかどうかを検出する。
電子デバイス10がスリープ状態にある(例えば、電子デバイス10は画面オフのスリープ状態にある)とき、ブルートゥースチップ101が、受信したブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていないことを検出した場合、ブルートゥースエージェントモジュール105は、スリープ状態であり得る。
S303:受信したブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されているとき、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105をウェイクアップし、第1のデバイス識別情報を送信する。
ブルートゥースエージェントモジュール105が既に開始状態にある場合、第1のデバイス識別情報は、ブルートゥースエージェントモジュール105をウェイクアップさせることなく、ブルートゥースエージェントモジュール105に送信され得る。
S304:ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1のデバイス識別情報および第1の登録情報に基づいてAPP 102を実行する。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、図9に示された登録プロセスにおけるステップS203において、第1の登録情報を格納する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1のデバイス識別情報を使用して第1の登録情報を発見し、第1の登録情報のAPP_AWAKE_IDを使用してAPP 102を発見して実行する。
第1の登録情報における(5)OPTIONは、データ受信エンティティがAPP 102であることを指示してもよく、ブルートゥースチップ101は、スキャンを通して第1のデバイス識別情報を取得した後にAPP 102をウェイクアップする。ブルートゥースエージェントモジュール105は、OPTIONに基づいて、APP 102が実行される必要があるとさらに決定し得る。そして、APP 102は、第1の登録情報のAPP_AWAKE_IDを使用して実行される。
任意選択で、APP 102が既に実行状態にある場合、APP 102を実行する必要はない。
S305:ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1のデバイス同一性情報をAPP 107に送信する。
第1のデバイス同一性情報は、ステップS303において、ブルートゥースチップ101によって、第1のデバイス識別情報と共にブルートゥースエージェントモジュール105に送信され得る。
S306:APP 102は、サーバ40に、第1のデバイス同一性情報および第1のアカウントIDを搬送するメッセージを送信する。
ステップS301からS306が実行され、その結果、外部ブルートゥースデバイス50からのサービス情報(例えば、ブルートゥースデバイス50のデバイスID)がAPP 102に送信され得、APP 102は、後続の取引プロセスの準備のためにサーバ40にサービス情報を送信する。第1のアカウントIDは、APP 102のログインアカウントのIDである。例えば、Alipay APPのアカウントIDはAlipayアカウントであってもよい。
ステップS306の後、ユーザは、例えば顔検証または指紋検証などの検証方式で取引プロセス(例えば、知覚不可能な顔による支払い)を実行することができる。詳細については、ステップS307からS310を参照されたい。ステップS307からS310については、図7に示される例のステップS105からS108の説明を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
S307:ブルートゥースデバイス50は、第1の顔画像を収集する。
S308:ブルートゥースデバイス50は、第1の顔画像および第1のデバイス同一性情報を搬送するメッセージをサーバ40に送信する。
S309:サーバ40は、第1の顔画像および第1のデバイス同一性情報に基づく認識を通じて第1のアカウントIDを取得する。
S310:サーバ40は、第1のアカウントIDに基づいてサービス取引を完了する。
前述のサービス取引方法プロセスでは、ブルートゥースチップ101によって受信されたブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録された後にのみ、ブルートゥースエージェントモジュール105が開始される。電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイス10のブルートゥースエージェントモジュール105およびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102を実行することができ、ユーザは、APP 102を手動で実行する必要はない。このようにして、サービス取引実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102を実行することができるが、電子デバイス10上でAPP 102を常に実行する必要はなく、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションプロセッサによってAPP 102が実行を停止され得る。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥース関連サービス取引プロセスのためのブルートゥーススキャン管理プラットフォームをさらに提供する。
一可能な実装形態では、ステップS302におけるブルートゥーススキャン機能は、ユーザがブルートゥーススキャンスイッチ1001を手動でオンにすることによって実装されてもよい。図11(a)、図11(b1)、および図11(b2)を参照されたい。別の可能な実装形態では、ブルートゥーススキャン機能は、代替的に、ブルートゥーススキャン機能が有効にされていないことを電子デバイス10が検出したときに有効にされてもよい。例えば、図12Aおよび図12Bで説明した登録プロセスの例では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ステップS204およびS205を実行することによってブルートゥーススキャン機能を有効にする。代替的に、登録が完了された後、ブルートゥースエージェントモジュール105は、サービス取引プロセスにおいてブルートゥーススキャン機能を自動的に有効にすることができる。ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥーススキャン機能を有効にすることができ、その結果、ユーザは、ブルートゥーススキャン機能を手動で有効にする必要がない。このようにして、サービス取引実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス取引プロセスの利便性が改善される。
(c)登録解除プロセス
電子デバイス10上の登録されたAPP 102は、ユーザ操作に応答してさらに登録解除されてもよい。以下では、本出願のこの実施形態による登録解除プロセスを具体的に説明する。図13は、本出願の一実施形態によるAPP 102の登録解除の概略フローチャートである。APP 102の登録解除プロセスは、ステップS401からS406を含む。
S401:APP 102がアンインストールされたことを検出するとき、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101に第1の通知を送信する。第1の通知は、ブルートゥースチップ101に第1のデバイス識別情報のスキャンを停止するように指示する。
第1のデバイス識別情報は、登録中にAPP 102の登録情報に含まれる第1のデバイス識別情報である。例えば、登録中にAPP 102の登録情報に含まれる第1のデバイス識別情報は、UUID 1、UUID 2、UUID 3、およびUUID 4である。この場合、第1の通知は、ブルートゥースチップ101に、UUID 1、UUID 2、UUID 3、およびUUID 4のスキャンを停止するように指示する。ステップS402が実行された後、ブルートゥースブロードキャスト信号がUUID 1、UUID 2、UUID 3、およびUUID 4を含むことを検出するとき、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていないとみなし、ブルートゥースエージェントモジュール105をウェイクアップさせない。
本出願のこの実施形態では、アプリケーションプロセッサは、APP 102がアンインストールされたことを検出し、APP 102がアンインストールされたことを示すブロードキャストをブロードキャストすることができる。ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102がアンインストールされたことを示すブロードキャストに基づいて、APP 102がアンインストールされたことが検出されたと決定し、ステップS401を実行する。
S402:ブルートゥースチップ101は、第1の通知に基づいて、第1のデバイス識別情報のスキャンを停止する。
ブルートゥースチップ101は、APP 102に対応する格納されたデバイス識別情報を削除し得る。ステップS401の例では、ブルートゥースチップ101は、格納しているUUID 1、UUID 2、UUID 3、およびUUID 4を削除してもよい。
S403:ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102の登録情報を削除する。
代替的に、ステップS403は、ステップS402の前に実行されてもよい。
APP 102の登録解除プロセスが実行された後、ブルートゥースブロードキャスト信号が第1のデバイス識別情報を含むことを検出するとき、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていないとみなす。加えて、ブルートゥースエージェントモジュール105はウェイクアップされず、ブルートゥースチャネルは確立されない。
(2)知覚不可能な車両ロック解除
このサービス実行方法は、図1に記載されたシステムアーキテクチャに基づいている。例えば、サービス実行プロセスは、車両ロックを気付かないうちに解除することである。ブルートゥースデバイス60は、図1に示される車両20であり得る。本出願のこの実施形態では、知覚不可能な車両ロック解除のシナリオが説明のための一例として使用され、別のサービスシナリオが代替的に使用されてもよいことが理解されよう。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
図14は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図14に示されるように、ブルートゥースシステムは、電子デバイス10、ブルートゥースデバイス60(例えば、車両20)、およびサーバ70を含む。図14に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101、ブルートゥースエージェントモジュール105、APP 102、OMA API 103、SE 104、およびTEE 106を含む。ブルートゥースシステムは、OMA API 103に接続されたSE 104またはTEE 106のいずれかを含んでもよいし、SE 104とTEE 106の両方を含んでもよい。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105との接続を確立する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、TEE 106に接続され、ブルートゥースエージェントモジュール105は、OMA API 103を通してSE 104に接続される。
システムアーキテクチャが知覚不可能な車両ロック解除に使用される前に、ユーザは電子デバイス10にAPP 102をインストールする必要があり、電子デバイス10は登録プロセスを完了する。以下のプロセスが別々に説明される、すなわち(d)登録プロセスおよび(e)サービス実行プロセスである。本出願のこの実施形態では、APP 102の登録解除プロセスについては、図13に示される例の特定の説明を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
(d)登録プロセス
以下では、図14に示されるシステムアーキテクチャおよび図15に示されるプロセスを参照して登録プロセスを説明する。図15は、本出願の一実施形態によるAPP 102の登録プロセスの概略フローチャートである。APP 102の登録プロセスは、ステップS501からS506を含む。
S501:APP 102が電子デバイス10にインストールされるとき、APP 102は、サーバ70から第1の証明書を取得する。
本出願のこの実施形態では、APP 102のAPP IDがブルートゥースエージェントモジュール105に格納されない場合、APP 102は、サーバ70から第1の証明書を取得し得る。第1の証明書は、ブルートゥースエージェントモジュール105に対してAPP 102の許可を証明するために使用され得る。
一可能な実装形態では、APP 102が電子デバイス10にインストールされるとき、APP 102は、第1の証明書を配信するように要求するために使用されるメッセージをサーバ70に送信することができる。次いで、サーバ70は、第1の証明書をAPP 102に送信する。別の可能な実装形態では、APP 102が電子デバイス10にインストールされるとき、サーバ70は、第1の証明書をAPP 102に配信する。
S502:APP 102は、第1の登録情報および第1の証明書をブルートゥースエージェントモジュール105に送信する。
任意選択で、APP 102は、第1の証明書をブルートゥースエージェントモジュール105にさらに送信してもよい。第1の証明書は、ステップS503でAPP 102に対して行われる許可検証が成功するように、ブルートゥースエージェントモジュール105に対してAPP 102の許可を証明し得る。
S503:ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1の登録情報および第1の証明書に基づいてAPP 102に対する許可検証を実行する。
S504:許可検証が成功したとき、ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1のデバイス識別情報をブルートゥースチップ101に送信する。
S505:ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101のブルートゥーススキャン機能が有効にされているかどうかを検出する。
S506:ブルートゥースチップ101のブルートゥーススキャン機能が有効にされていないことを検出するとき、ブルートゥースエージェントモジュール105はブルートゥーススキャン機能を有効にする。
S507:ブルートゥースチップ101がスキャンを実行する。
以下では、ステップS502の第1の証明書およびステップS503の許可検証プロセスについて説明する。
第1の証明書は、認証局(certificate authority、CA)によってデジタル署名されたデジタル証明書である。認証局は、ブルートゥースエージェントモジュール105によって承認される。第1の証明書は、サーバ70の公開鍵、サーバ70の名前、および認証局のデジタル署名を含み得る。ブルートゥースエージェントモジュール105が、第1の証明書を使用して同一性認証を実行するとき、第1の証明書はランダムに同一性コードを生成し得る。各デジタル証明書は対応する同一性コードを生成できるが、毎回生成される同一性コードは異なる。
第1の証明書は、認証センタによって審査され発行された、サーバ70の同一性情報を含む電子データである。したがって、第1の証明書は、認証局のデジタル署名を使用してブルートゥースエージェントモジュール105に、サーバ70が認証局によって認証されていることを証明することができる。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、認証局の公開鍵を格納し、認証局の公開鍵を使用して、第1の証明書における認証局のデジタル署名に対して検証を行う。検証が成功するとき、許可検証が成功する。その後、ステップS504からS507が実行される。
ステップS504からS507については、図10に示される例のステップS203からS206の説明を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
(e)サービス実行プロセス
登録が完了され、アカウントがログインされた後、電子デバイス10は、本出願の実施形態によるサービス実行方法を実行することができる。図16は、本出願の一実施形態によるサービス実行方法の概略フローチャートである。サービス実行方法では、外部ブルートゥースデバイス60とSE 104の間でブルートゥースチャネルが確立される一例が使用される。外部ブルートゥースデバイス60とTEE 106の間のブルートゥースチャネルの確立も同様である。サービス実行方法は、図14に示されるシステムアーキテクチャに基づいており、サービス実行方法は、ステップS601からステップS608を含む。
S601:ブルートゥースデバイス60は、ブルートゥースブロードキャスト信号をブロードキャストする。
ブルートゥースブロードキャスト信号は、第1のデバイス識別情報(例えば、第1のUUID)および第1のデバイス同一性情報(例えば、第1のデバイスID)を搬送し得る。第1のデバイス同一性情報はブルートゥースデバイス50と一対一に対応する。
S602:ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースデバイス60からブルートゥースブロードキャスト信号を受信し、受信したブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されているかどうかを検出する。
電子デバイス10がスリープ状態にある(例えば、電子デバイス10が画面オフのスリープ状態にある)とき、ブルートゥースチップ101が、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス50)が電子デバイス10に登録されていないことを検出した場合、ブルートゥースエージェントモジュール105は、スリープ状態であり得る。
S603:ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていることを検出したとき、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105をウェイクアップし、第1のデバイス識別情報を送信する。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、図10に示された登録プロセスにおけるステップS203において、第1の登録情報を格納する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1のデバイス識別情報を使用して第1の登録情報を発見する。第1の登録情報における(5)OPTIONは、データ受信エンティティがTEE 106であることを指示してもよく、ブルートゥースチップ101は、スキャンを通して第1のデバイス識別情報を取得した後にAPP 102をウェイクアップしない。ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていることを検出するとき、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースデバイス60へのチャネルを確立し得る。この場合、ブルートゥースエージェントモジュール105と外部ブルートゥースデバイスの間のチャネルは、ステップS601からステップS603を使用して確立され、ブルートゥースエージェントモジュール105は、TEE 106のサービス情報を取得し、サービス情報を外部ブルートゥースデバイスに送信し得る。
ステップS603の後、ユーザが電子デバイス10を携行し、ブルートゥースデバイス60の近くに移動するとき、ユーザは取引プロセス(例えば、車両ロックを気付かないうちにロック解除する)を実行することができる。ステップS604からS608を参照されたい。ステップS307からS310については、図7に示される例のステップS105からS108の説明を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
例えば、ブルートゥースデバイス60が車両20の車両ロックを解除するシナリオでは、車両20と電子デバイス10の間の距離が特定の距離(例えば、30メートル)以下であることを検出したとき、車両20は、ブルートゥースエージェントモジュール105へのブルートゥースチャネルを確立するためにステップS601からS603を実行することができる。ステップS601からS603を使用してブルートゥースエージェントモジュール105と車両20の間のチャネルが確立された後、車両20は、電子デバイス10と車両20の間の距離をリアルタイムで検出し得る。車両20と電子デバイス10の間の距離が特定の距離(例えば、10メートル)以下であることを車両20が検出したとき、車両20は、検証プロセスを完了するためにステップS604からS607を実行することができる。車両20と電子デバイス10の間の距離が特定の距離(例えば、3メートル)以下であることを車両20が検出したとき、車両ロックを解除するためにステップS608が実行される。
S604:ブルートゥースデバイス60は、チャネルを通してブルートゥースエージェントモジュール105に暗号文検証命令を送信する。
暗号文検証命令は、デジタル署名を使用して暗号化された後に送信されてもよい。暗号文検証命令は、ブルートゥースデバイス60のデジタル署名、例えば、ブルートゥースデバイス60の秘密鍵を含むデジタル署名を含むことができる。ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースデバイス60の秘密鍵に対応する公開鍵を格納し得る。暗号文検証命令を受信した後、ブルートゥースエージェントモジュール105は、最初に、公開鍵を使用してブルートゥースデバイス60のデジタル署名を検証する。検証が成功した場合、ステップS605が実行される。
S605:ブルートゥースエージェントモジュール105は、SE 104のappletから第1の暗号文を取得する。
S606:ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101を通してブルートゥースデバイス60に第1の暗号文を送信する。
ステップS606の伝送プロセスでは、伝送のために第1の暗号文が暗号化されてもよい。暗号化方法は、本出願のこの実施形態では限定されない。
S607:ブルートゥースデバイス60は、第1の暗号文をSEの暗号文と比較する。
S608:暗号文の比較が成功した場合、ブルートゥースデバイス60は、ブルートゥースデバイス60の車両ロックを解除する。
例えば、第1の暗号文がブルートゥースデバイス60のSEのappletにある暗号文と同じである場合、比較は成功する。
前述のサービス実行方法プロセスでは、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101が、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス60)が電子デバイス10に登録されていることを検出した後にのみ開始される。電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイス10のブルートゥースエージェントモジュール105およびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
前述のサービス実行方法プロセスでは、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量を低減するために、APP 102を実行することなく、SE 104とブルートゥースデバイス60の間にブルートゥースチャネルが直接確立される。
前述のサービス実行方法プロセスでは、ユーザは、APP 102を手動で実行する必要はない。このようにして、サービス実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
前述のサービス実行方法プロセスでは、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、APP 102を実行状態に維持される必要はない。本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥース関連サービス実行プロセスのためのブルートゥースチャネルを確立するための管理プラットフォームをさらに提供する。
一可能な実装形態では、ステップS602におけるブルートゥーススキャン機能は、ユーザがブルートゥーススキャンスイッチ1001を手動でオンにすることによって実装されてもよい。図11(a)、図11(b1)、および図11(b2)を参照されたい。別の可能な実装形態では、ブルートゥーススキャン機能は、代替的に、ブルートゥーススキャン機能が有効にされていないことを電子デバイス10が検出したときに有効にされてもよい。例えば、図15に記載された登録プロセスの例では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ステップS505およびS506を実行することによってブルートゥーススキャン機能を有効にする。代替的に、登録が完了された後、ブルートゥースエージェントモジュール105は、サービスプロセスにおいてブルートゥーススキャン機能を自動的に有効にすることができる。ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥーススキャン機能を有効にすることができ、その結果、ユーザは、ブルートゥーススキャン機能を手動で有効にする必要がない。このようにして、サービス実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
本出願のいくつかの他の実施形態では、APP 102は、OMA API 103を通してSE 104への接続をさらに確立することができる。第1の登録情報における(5)OPTIONは、データ受信エンティティがSE 104であることを指示してもよく、ブルートゥースチップ101は、スキャンを通して第1のデバイス識別情報を取得した後にAPP 102をウェイクアップする。ステップS603の後、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102をウェイクアップする。ブルートゥースエージェントモジュール105は、外部ブルートゥースデバイス60へのチャネルを確立し、ブルートゥースエージェントモジュール105は、SE 104に接続され得、その結果、SE 104におけるサービス情報(例えば、暗号文)が、ブルートゥースデバイス60(例えば、車両)に送信され得る。
本出願のこの実施形態では、ブルートゥースデバイス60は、図14に示されるように、サーバ70への通信接続をさらに確立することができる。ブルートゥースデバイス60は、通信接続を通してサーバ70とサービス情報を交換することができる。例えば、サービス情報は、電子デバイス10のSE 104からの指紋比較結果である。
具体的には、ブルートゥースエージェントモジュール105と外部ブルートゥースデバイスの間にチャネルが確立された後、サーバ70が取引プロセスにおいて電子デバイス10上のユーザ同一性を検証する、例えば、ユーザの指紋または顔画像を検証する必要がある場合、検証が完了された後、電子デバイス10は、ブルートゥースデバイス60を通してサーバ70に比較結果を送信することができる。一例として、指紋検証が使用される。最初に、電子デバイス10は、検出された指紋を予め格納された指紋と比較し、比較結果を電子デバイス10のSE 104に格納する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、SE 104から比較結果を取得する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥース接続を通してブルートゥースデバイス60に比較結果を送信する。ブルートゥースデバイス60は、ブルートゥースデバイス60とサーバ70の間の通信接続を通してサーバ70に比較結果を送信して、取引プロセスを完了する。
ブルートゥースデバイス60とサーバ70の間の通信接続は、前述の機能例に限定されず、サービス実行プロセスにおいて他のサービス情報を送信するためにさらに使用されてもよいことが理解されよう。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
知覚不可能な車両ロック解除のサービス実行プロセスのために、サーバ70は、代替的に、APP 102の登録プロセスにおいて必要とされなくてもよい。ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102のAPP_IDを格納し、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102のAPP_IDを使用して、APPに対する許可検証を実行し得る。具体的には、図17は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図17に示されるように、ブルートゥースシステムは、電子デバイス10およびブルートゥースデバイス80(例えば、車両20)を含む。図17に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101、ブルートゥースエージェントモジュール105、APP 102、OMA API 103、SE 104、およびTEE 106を備える。ブルートゥースシステムは、OMA API 103に接続されたSE 104またはTEE 106のいずれかを含んでもよいし、SE 104とTEE 106の両方を含んでもよい。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105との接続を確立する。ブルートゥースエージェントモジュール105は、TEE 106に接続され、ブルートゥースエージェントモジュール105は、OMA API 103を通してSE 104に接続される。
APP 102が電子デバイス10にインストールされた後、APPの登録プロセスが完了される必要がある。登録プロセスについては、図10に記載された実施形態を参照されたい。登録プロセスは、電子デバイス10に対してのみ完了される。サービス実行プロセスについては、図16に記載された実施形態を参照されたい。登録プロセスもサービス実行プロセスもサーバとの対話を必要としない。サービス登録解除プロセスについては、図13に示された例の具体的な説明を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
(3)体重計のデータの自動的なアップロード
このサービス実行方法では、サービス情報(例えば、体重情報)が電子デバイスに気付かないうちにアップロードされる一例が説明に使用される。ブルートゥースデバイス50は、体重計90であり得る。本出願のこの実施形態では、体重計90のデータを自動的にアップロードするシナリオが説明のための一例として使用され、別のサービスシナリオが代替的に使用されてもよいことが理解されよう。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。電子デバイス10は、ブルートゥースブロードキャスト信号を受信し得る。電子デバイス10には、体重計90に対応するAPP 102がインストールされてもよい。電子デバイス10上のAPP 102は、ブルートゥースブロードキャスト信号を使用して体重計90へのチャネルを確立することができ、体重計90は、リアルタイムで検出された体重データをAPP 102にアップロードすることができる。体重計90のデータをアップロードする前述のプロセスでは、ユーザが電子デバイス10上でAPP 102を手動で操作することなく、体重計90のデータは気付かないうちにアップロードされ得る。
図18は、本出願の一実施形態によるブルートゥースシステムのアーキテクチャの概略図である。図18に示されるように、ブルートゥースシステムは、ブルートゥースデバイス(例えば、体重計90)および電子デバイス10を含む。
図18に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101、ブルートゥースエージェントモジュール105、およびAPP 102を備える。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105への接続を確立し、ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102への接続を確立する。
APP 102が電子デバイス10にインストールされた後、APPの登録プロセスが完了される必要がある。登録プロセスについては、図10に記載された実施形態を参照されたい。登録プロセスは、電子デバイス10に対してのみ完了される。
登録が完了され、アカウントがログインされた後、電子デバイス10は、本出願の実施形態によるサービス実行方法を実行することができる。図19は、本出願の一実施形態によるサービス実行方法の概略フローチャートである。図19に示されるように、サービス実行方法はステップS701からS706を含む。
S701:ブルートゥースデバイス90は、ブルートゥースブロードキャスト信号をブロードキャストする。
ブルートゥースブロードキャスト信号は、第1のデバイス識別情報(例えば、第1のUUID)および第1のデバイス同一性情報(例えば、第1のデバイスID)を搬送し得る。第1のデバイス同一性情報はブルートゥースデバイス50と一対一に対応する。
S702:ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースブロードキャスト信号を受信し、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス90)が電子デバイス10に登録されているかどうかを検出する。
電子デバイス10がスリープ状態にある(例えば、電子デバイス10が画面オフのスリープ状態にある)とき、ブルートゥースチップ101が、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス90)が電子デバイス10に登録されていないことを検出した場合、ブルートゥースエージェントモジュール105は、スリープ状態であり得る。
S703:ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていることを検出したとき、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105をウェイクアップし、第1のデバイス識別情報を送信する。
S704:ブルートゥースエージェントモジュール105は、第1のデバイス識別情報および第1の登録情報に基づいてAPP 102を実行する。
ステップS701からS704の説明については、図12Aおよび図12Bに記載されたサービス実行方法のステップS301からS304の具体的な説明を参照されたい。
ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイスが電子デバイス10に登録されていることを検出するとき、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ステップS701からステップS704を使用してブルートゥースデバイス90へのチャネルを確立し得る。ブルートゥースデバイス90からのサービス情報(例えば、体重情報)は、ブルートゥースエージェントモジュール105に送信されてもよい。ブルートゥースエージェントモジュール105は、APPをウェイクアップし、サービス情報(例えば、体重情報)をAPP 102へ送信してもよい。
任意選択で、外部ブルートゥースデバイス90からのサービス情報(例えば、体重情報)は、代替的に、ブルートゥースチップ101によってブロードキャスト信号の形態で受信され、ブルートゥースエージェントモジュール105に送信されてもよい。次いで、ブルートゥースエージェントモジュール105によってAPP 102にサービス情報が送信される。
S705:ブルートゥースデバイス90は、体重情報を検出する。
体重情報は、体重値、体脂肪値、健康指標などのデータを含み得る。例えば、体重情報は、ブルートゥース接続を通してAPP 102に送信され得る。
S706:ブルートゥースデバイス90は、ブルートゥースデバイス90とAPP 102の間のチャネルを通してAPP 102に体重情報を送信する。
APP 102は、体重情報を格納してもよく、APP 102は、体重情報をさらに表示してもよい。
前述の方法プロセスでは、ブルートゥースデバイス90とブルートゥースチップ101の間のブルートゥース接続を確立するプロセスにおいて、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101が、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス90)が電子デバイス10に登録されていることを検出した後にのみ開始される。電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイス10のブルートゥースエージェントモジュール105およびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
体重計がアプリケーションに体重情報をアップロードする前述のプロセスでは、ユーザはAPP 102を手動で実行する必要がない。このようにして、実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
体重計が体重情報をアプリケーションにアップロードする前述のプロセスでは、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、APP 102は実行状態に維持される必要はない。本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥース関連サービス実行プロセスのための管理プラットフォームをさらに提供する。
別の可能な実装形態では、ブルートゥーススキャン機能は、代替的に、ブルートゥーススキャン機能が有効にされていないことを電子デバイス10が検出したときに有効にされてもよい。例えば、登録プロセスの例では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥーススキャン機能を有効にする。代替的に、登録が完了された後、ブルートゥースエージェントモジュール105は、サービス実行プロセスにおいてブルートゥーススキャン機能を自動的に有効にすることができる。ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥーススキャン機能を有効にすることができ、その結果、ユーザは、ブルートゥーススキャン機能を手動で有効にする必要がない。このようにして、サービス実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
図20は、本出願の一実施形態による電子デバイス10の構造の概略図である。本方法は、電子デバイス10上で実行される。電子デバイス10は、図8、図9、図14、図17、または図18の任意のシステムアーキテクチャの電子デバイス10であってもよい。図20に示されるように、電子デバイス10は、ブルートゥースチップ101およびブルートゥースエージェントモジュール105を含む。ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105に接続される。
図21は、本出願の一実施形態によるブルートゥーススキャン方法の概略フローチャートである。図21に示されるように、図20に記載された電子デバイス10および図8、図9、図14、図17、または図18の任意のシステムアーキテクチャに基づいて、ブルートゥーススキャン方法はステップS801からステップS803を含む。
S801:ブルートゥースエージェントモジュールは、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示す。
本出願のこの実施形態では、アプリケーションを電子デバイスに登録する段階において、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥースチップによってスキャンされる必要があるデバイス識別子を示す。アプリケーションの登録段階については、図10および図15に記載されている例を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
デバイス識別子は、外部ブルートゥースデバイスのUUIDである。
S802:デバイス識別子の第1のデバイス識別子がスキャンを通して取得された場合、ブルートゥースチップは、ブルートゥースエージェントモジュールに通知する。
第1のデバイス識別子がスキャンを通して取得されることは、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションの登録プロセスにおいて、第1のデバイス識別子がブルートゥースチップに格納され、ブルートゥースチップは、第1のデバイス識別子がブルートゥースチップに格納されていることを検出することを意味し得る。言い換えれば、電子デバイス10には、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元である第1のデバイスが登録される。本出願のこの実施形態では、第1のデバイスは、外部ブルートゥースデバイス、例えば、支払いデバイスまたは車両であってもよい。
S803:ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子に基づいて第1のデバイスへのチャネルを確立するか、または第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知する。
電子デバイス10がスリープ状態にある(例えば、電子デバイス10は画面オフのスリープ状態にある)とき、ブルートゥースチップ101が、受信されたデバイス識別子がブルートゥースチップ101に予め格納されたデバイス識別子リストに含まれていないことを検出した場合、ブルートゥースエージェントモジュール105は、スリープ状態であり得る。ブルートゥースチップ101が、受信された第1のデバイス識別子が、ブルートゥースチップ101に予め格納されたデバイス識別子リストに含まれていることを検出した場合、ブルートゥースチップ101は、ブルートゥースエージェントモジュール105をウェイクアップし、第1のデバイス識別子をブルートゥースエージェントモジュール105に送信する。前述のブルートゥーススキャン方法では、ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥースチップ101がスキャンを通してデバイス識別子の中の第1のデバイス識別子を取得した場合にのみ開始される。電子デバイス10では、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量を低減するために、ブルートゥースエージェントモジュール105およびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
前述のブルートゥーススキャン方法では、ブルートゥースエージェントモジュール105はAPP 102を実行でき、ユーザは、APP 102を手動で実行する必要がない。このようにして、実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。ブルートゥースエージェントモジュール105は、APP 102を実行することができるが、電子デバイス10上でAPP 102を常に実行する必要はなく、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、アプリケーションプロセッサによってAPP 102が実行を停止され得る。
前述のブルートゥーススキャン方法では、ブルートゥースエージェントモジュールは105、SEに接続され、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、APP 102を実行することなく、ブルートゥースチップ101とブルートゥースデバイスの間にブルートゥースチャネルを直接確立し得る。ブルートゥースエージェントモジュール105は、ブルートゥース関連サービス実行プロセスのためのブルートゥーススキャン管理プラットフォームをさらに提供する。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、SEに接続され、電子デバイス10の電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、APP 102を実行することなく、ブルートゥースチップ101とブルートゥースデバイス60の間にブルートゥースチャネルを直接確立し得る。
一可能な実装態様では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて第1のデバイスへのチャネルを確立した後、本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得し、チャネルを通して第1のデバイスにサービス情報を送信することをさらに含む。
ブルートゥースエージェントモジュール105は、外部ブルートゥースデバイス(第1のデバイス)へのチャネルを確立し、ブルートゥースエージェントモジュール105は、SE(またはTEE)に接続され得、その結果、SE(TEE)におけるサービス情報(例えば、暗号文)が、外部ブルートゥースデバイス(例えば、車両)へ送信され得る。
例えば、サービス情報は検証情報であり、検証情報は、ローカルに格納された情報および検証情報に基づいて検証を実行するために第1のデバイスによって使用され、検証が成功した場合、対応するサービスが実行される。例えば、サービス情報は、図16に示される例では暗号文である。
一可能な実装形態では、サービス情報は検証結果情報であり、検証結果情報はサーバに送信され、その結果、サーバは検証結果情報に基づいて対応するサービスを実行する。
例えば、検証結果情報は、電子デバイス上の指紋比較結果または顔比較結果である。支払いプロセスまたは車両ロック解除プロセスは、比較結果が比較成功を示すときにのみ実行される。
一可能な実装形態では、サービス情報は、電子車両キーの検証に関連する情報であり、対応するサービスを実行することは、対応する車両ロックを解除することを指す。
車両ロック解除のサービス実行プロセスについては、図16に示される例を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて第1のデバイスへのチャネルを確立した後、本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知することをさらに含む。アプリケーションは、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得する。アプリケーションは、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報をブルートゥースエージェントモジュールに送信する。ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を、チャネルを通して第1のデバイスに送信する。
例えば、サービス情報は検証情報であり、検証情報は、ローカルに格納された情報および検証情報に基づいて検証を実行するために第1のデバイスによって使用され、検証が成功した場合、対応するサービスが実行される。例えば、サービス情報は、図16に示される例では暗号文である。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知した後、本方法は、アプリケーションがユーザにサービス情報を表示するように、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイスからアプリケーションへサービス情報を送信することをさらに含む。
例えば、第1のデバイスは代替的に体重計であってもよく、サービス情報は体重情報であってもよい。体重情報伝送のサービス実行プロセスについては、図19に記載された例を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
前述のサービス実行方法プロセスでは、ブルートゥースデバイスとブルートゥースチップの間のブルートゥース接続を確立するプロセスにおいて、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥースチップが、ブルートゥースブロードキャスト信号の送信元のデバイス(ブルートゥースデバイス)が電子デバイスに登録されていることを検出した後にのみ開始される。電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量を低減するために、電子デバイスのブルートゥースエージェントモジュールおよびアプリケーションプロセッサは、常に動作状態にある必要はない。
本出願のこの実施形態では、ユーザは、APPを手動で実行する必要はない。このようにして、サービス取引実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス実行プロセスの利便性が改善される。
本出願のこの実施形態では、電子デバイスの電力消費およびメモリ使用量をさらに低減するために、APPは実行状態に維持される必要はない。本出願のこの実施形態では、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥース関連サービス取引プロセスのための管理プラットフォームをさらに提供する。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知することは、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションを実行し、第1のデバイス識別子をアプリケーションに送信することを含む。ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子に基づいて、第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知した後、本方法は、サーバが、アプリケーションによって送信されたサービス情報およびユーザアカウント情報、ならびに第1のデバイスによって取得されたユーザ情報に基づいて検証を行い、検証が成功した場合にサービス取引を実行するように、アプリケーションが、第1のデバイスからサービス情報を取得し、サーバにサービス情報およびユーザアカウント情報を送信することをさらに含む。
ユーザ情報は顔画像であり、サービス取引を実行することは、ユーザアカウント情報を取引アカウントとして使用して支払い取引を実行することを指す。知覚不可能な支払いのサービス取引プロセスについては、図12Aおよび図12Bに記載された例を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示す前に、本方法は、ブルートゥーススキャン機能が無効されていることを検出したとき、ブルートゥースエージェントモジュールが、ブルートゥーススキャン機能を有効することをさらに含む。
例えば、登録プロセスの一例では、ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥーススキャン機能を有効にする。代替的に、登録が完了された後、ブルートゥースエージェントモジュールは、サービス取引プロセスにおいてブルートゥーススキャン機能を自動的に有効にすることができる。ブルートゥースエージェントモジュールは、ブルートゥーススキャン機能を有効にすることができ、その結果、ユーザは、ブルートゥーススキャン機能を手動で有効にする必要がない。このようにして、サービス取引実行プロセスはユーザにとって知覚不可能であり、サービス取引プロセスの利便性が改善される。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールは、アプリケーションフレームワーク層でのアプリケーション/インターフェースである。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールが、デバイス識別子を求めてスキャンすべきブルートゥースチップを示す前に、本方法は、ブルートゥースエージェントモジュールが、アプリケーションに対して許可検証を実行することをさらに含む。許可検証が成功したとき、ブルートゥースエージェントモジュールは、第1のデバイス識別子をブルートゥースチップに送信し、その結果、ブルートゥースチップは、スキャンを通して第1のデバイス識別子を取得したときにブルートゥースエージェントモジュールに通知する。
登録プロセスにおける許可検証の説明については、図10に記載された例のステップS202を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールがアプリケーションに対して許可検証を実行することは、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子がローカルに格納された正当なデバイス識別子リストに含まれているかどうかを検出することを含む。第1のデバイス識別子が正当なデバイス識別子リストに含まれるとき、許可検証は成功する。
ローカルに実行される許可検証プロセスについては、図10に記載された例のステップS202を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
一可能な実装形態では、ブルートゥースエージェントモジュールがアプリケーションに対して許可検証を実行する前に、本方法は、アプリケーションが、サーバからアプリケーションの許可を証明するために使用される第1の証明書を取得することをさらに含む。ブルートゥースエージェントモジュールが、アプリケーションに対する許可検証を実行することには、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1の証明書に基づいてアプリケーションに対する許可検証を実行することを含む。
サーバ側で証明書を使用して許可検証を実行するプロセスについては、図15に記載された例のステップS501からS503を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
一可能な実装形態では、本方法は、アプリケーションが電子デバイスからアンインストールされるとき、ブルートゥースエージェントモジュールが、第1のデバイス識別子のスキャンを停止するようにブルートゥースチップに指示することをさらに含む。
APP登録解除プロセスについては、図13に記載された例を参照されたい。本明細書では詳細は繰り返し説明されない。
本出願のこの実施形態では、説明のための一例としてブルートゥーススキャンが使用されることが理解されよう。しかしながら、本出願のこの実施形態は、ブルートゥーススキャンによって実行されるサービスに限定されない。代替的に、他の短距離スキャン、例えばWi-Fiスキャン、Wi-Fi接続、またはZigBee接続が使用されてもよい。これは、本出願のこの実施形態では限定されない。
例えば、Wi-FiスキャンまたはWi-Fi接続シナリオでは、ブルートゥースエージェントモジュール105は、Wi-Fiエージェントモジュールであり得る。ブルートゥースエージェントモジュール105と同様に、Wi-Fiエージェントモジュールは、Wi-Fiチップに接続され、対応するアプリケーションに接続される。Wi-Fiエージェントモジュールは、Wi-Fiチップに、デバイス識別子を求めてスキャンするよう指示し、デバイス識別子に基づいてデバイスへのチャネルを確立し、またはデバイス識別子に対応するアプリケーションに通知するよう構成される。
この出願の一実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、命令を格納する。命令がコンピュータまたはプロセッサ上で実行されると、コンピュータまたはプロセッサは、前述の方法のいずれか1つによる1つまたは複数のステップを実行することが可能にされる。
本出願の一実施形態は、命令を含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータまたはプロセッサ上で実行されると、コンピュータまたはプロセッサは、前述の方法のいずれか1つの1つまたは複数のステップを実行することが可能にされる。
前述の実施形態では、機能の全部または一部がソフトウェア、ハードウェア、またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせを使用して実装され得る。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用される場合、実施形態の全部または一部は、コンピュータプログラム製品の形で実装され得る。コンピュータプログラム製品は1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータでロードおよび実行されると、本出願の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータがアクセスできる任意の使用可能な媒体、または、1つまたは複数の使用可能な媒体を統合した、サーバやデータセンタなどのデータ記憶デバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、もしくは磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD)、または半導体媒体(例えば、ソリッドステートディスク(solid state disk、SSD))などであり得る。
以上の説明は本出願の実施形態の具体的な実装形態にすぎず、本出願の実施形態の保護範囲を限定するためのものではない。本出願の実施形態で開示された技術範囲内の変形または置換は、本出願の実施形態の保護範囲内に入るものとする。したがって、本出願の実施形態の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
1 アンテナ
2 アンテナ
10 電子デバイス
20 ブルートゥースデバイス(車両)
30 ブルートゥースデバイス(支払いデバイス)
40 サーバ
50 ブルートゥースデバイス
51 ブルートゥースデバイス
52 ブルートゥースデバイス
60 ブルートゥースデバイス
70 サーバ
80 ブルートゥースデバイス
90 ブルートゥースデバイス(体重計)
100 アプリケーションインターフェース
101 ブルートゥースチップ
102 APP
103 オープンモバイルアライアンスアプリケーションプログラミングインターフェース(OMA API)
104 セキュアエレメント(SE)
105 ブルートゥースエージェントモジュール
106 セキュアな記憶領域(TEE)
110 プロセッサ
120 外部メモリインターフェース
121 内部メモリ
130 ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート
140 充電管理モジュール
141 電源管理モジュール
142 バッテリ
150 モバイル通信モジュール
160 無線通信モジュール
170 オーディオモジュール
170A スピーカ
170B 受信機
170C マイクロフォン
170D ヘッドセットジャック
180 センサモジュール
180A 圧力センサ
180B ジャイロセンサ
180C 気圧センサ
180D 磁気センサ
180E 加速度センサ
180F 距離センサ
180G 光学式近接センサ
180H 指紋センサ
180J 温度センサ
180K タッチセンサ
180L 周囲光センサ
180M 骨伝導センサ
190 ボタン
191 モータ
192 インジケータ
193 カメラ
194 ディスプレイ
195 加入者識別モジュール(SIM)カードインターフェース
200 設定インターフェース
201 車載ブルートゥースチップ、設定エントリ
202 車載SE
300 ブルートゥースエージェントモジュール設定インターフェース
301 ブルートゥースエージェントモジュールスイッチ
302 スイッチ指示
303 リスト
1001 ブルートゥーススキャンスイッチ
1002 ブルートゥーススキャンプロンプト
1011 無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)スキャンスイッチ
1012 WLANスキャンプロンプト
1021 APP
1022 APP
3031 Alipay識別子
3032 ブルートゥース車両キー識別子

Claims (19)

  1. 電子デバイスに適用される、ブルートゥーススキャン方法であって、前記電子デバイスは、ブルートゥースチップおよびブルートゥースエージェントモジュールを備え、前記方法は、
    前記電子デバイスの前記ブルートゥースチップによって、第1のデバイスによって送信された第1のデバイス識別子を受信するステップと、
    前記電子デバイスによって受信した前記第1のデバイス識別子に応答して、前記電子デバイスによって、前記第1のデバイスが前記電子デバイスに登録されているかどうか決定するステップと、
    前記第1のデバイス識別子および前記第1のデバイスが前記電子デバイスに登録されていると決定する前記ステップに基づいて前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記電子デバイスに、前記第1のデバイス識別子に対応するアプリケーションを実行するように指示するステップとを含む、ブルートゥーススキャン方法。
  2. 前記電子デバイスによって、前記第1のデバイスが前記電子デバイスに登録されているかどうかを決定する前記ステップが、前記電子デバイスによって、前記第1のデバイス識別子を、登録されたデバイスのものであり、前記ブルートゥースチップに格納されているデバイス識別子と比較するステップを含む、請求項1に記載のブルートゥーススキャン方法。
  3. 前記方法は、前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に基づいて、前記第1のデバイスへのチャネルを確立するステップと、
    前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に対応するサービス情報を取得し、前記チャネルを通して前記第1のデバイスに前記サービス情報を送信するステップとをさらに含む、請求項1に記載のブルートゥーススキャン方法。
  4. 前記サービス情報は検証情報を含み、前記検証情報は、ローカルに格納された情報および前記検証情報に基づいて検証を実行するために前記第1のデバイスによって使用され、前記検証が成功した場合、対応するサービスが実行される、請求項3に記載のブルートゥーススキャン方法。
  5. 前記サービス情報は検証結果情報であり、前記検証結果情報はサーバに送信され、その結果、前記サーバは前記検証結果情報に基づいて対応するサービスを実行する、請求項3に記載のサービス取引方法。
  6. 前記サービス情報は、電子車両キーの検証に関する情報であり、前記対応するサービスを実行することは、対応する車両ロックを解除することを指す、請求項4または5に記載のブルートゥーススキャン方法。
  7. 前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に基づいて前記第1のデバイスへのチャネルを確立する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記アプリケーションに通知するステップと、
    前記アプリケーションによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記サービス情報を取得するステップと、
    前記アプリケーションによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記サービス情報を前記ブルートゥースエージェントモジュールに送信するステップと、
    前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記サービス情報を、前記チャネルを通して前記第1のデバイスに送信するステップとをさらに含む、請求項3に記載のブルートゥーススキャン方法。
  8. 前記第1のデバイス識別子に基づいて前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記アプリケーションに通知する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記アプリケーションがユーザに前記サービス情報を表示するように、前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイスから前記アプリケーションに前記サービス情報を送信するステップをさらに含む、請求項7に記載のブルートゥーススキャン方法。
  9. 前記第1のデバイス識別子に基づき前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記アプリケーションに通知する前記ステップは、
    前記第1のデバイス識別子に基づく前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記アプリケーションを実行し、前記第1のデバイス識別子を前記アプリケーションに送信するステップを含み、
    前記第1のデバイス識別子に基づく前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子に対応する前記アプリケーションに通知する前記ステップの後に、前記方法は、
    サーバが、前記アプリケーションによって送信された前記サービス情報およびユーザアカウント情報ならびに前記第1のデバイスによって取得されたユーザ情報に基づいて検証を行い、前記検証が成功する場合、サービス取引を実行するように、前記アプリケーションによって、前記第1のデバイスから前記サービス情報を取得し、前記サービス情報および前記ユーザアカウント情報を前記サーバに送信するステップをさらに含む、請求項7に記載のブルートゥーススキャン方法。
  10. 前記ユーザ情報は顔画像であり、前記サービス取引を実行することは、前記ユーザアカウント情報を取引アカウントとして使用して支払い取引を実行することを指す、請求項9に記載のブルートゥーススキャン方法。
  11. 前記ブルートゥースエージェントモジュールは、アプリケーションフレームワーク層にあるアプリケーション/インターフェースである、請求項1から10のいずれか一項に記載のブルートゥーススキャン方法。
  12. 前記電子デバイスが、前記第1のデバイスが前記電子デバイスに登録されているかどうかを決定する前に、前記ブルートゥースエージェントモジュールは、デバイス識別子を求めてスキャンすべき前記ブルートゥースチップを示す、請求項1に記載のブルートゥーススキャン方法。
  13. 前記ブルートゥースエージェントモジュールが、前記デバイス識別子を求めてスキャンすべき前記ブルートゥースチップを指示する前に、前記方法は、
    前記アプリケーションによって、前記ブルートゥースエージェントモジュールにブルートゥーススキャン登録情報を送信するステップであって、前記ブルートゥーススキャン登録情報は、少なくとも前記第1のデバイス識別子および前記第1のデバイス識別子に対応するアプリケーション情報を含む、ステップと、
    前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記アプリケーションに対する許可検証を実行するステップと、
    前記ブルートゥースチップは、スキャンを通して前記第1のデバイス識別子を取得したときに前記ブルートゥースエージェントモジュールに通知するように、前記許可検証が成功したとき、前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子を前記ブルートゥースチップに送信するステップとをさらに含む、請求項12に記載のブルートゥーススキャン方法。
  14. 前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記アプリケーションに対する許可検証を実行する前記ステップは、
    前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子がローカルに格納された正当なデバイス識別子リストに含まれているかどうかを検出するステップであって、前記第1のデバイス識別子が前記正当なデバイス識別子リストに含まれているとき、前記許可検証は成功する、ステップを含む、請求項13に記載のブルートゥーススキャン方法。
  15. 前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記アプリケーションに対する許可検証を行う前記ステップの前に、前記方法は、
    前記アプリケーションによって、サーバから前記アプリケーションの許可を証明するために使用される第1の証明書を取得するステップをさらに含み、
    前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記アプリケーションに対する許可検証を行う前記ステップは、
    前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1の証明書に基づいて前記アプリケーションに対する許可検証を行うステップを含む、請求項14に記載のブルートゥーススキャン方法。
  16. 前記方法は、
    前記アプリケーションが前記電子デバイスからアンインストールされたときに、前記ブルートゥースエージェントモジュールによって、前記第1のデバイス識別子を求めてスキャンすることを停止するように前記ブルートゥースチップに指示するステップをさらに含む、請求項12から15のいずれか一項に記載のブルートゥーススキャン方法。
  17. 前記第1のデバイス識別子に対応する前記アプリケーションは、共通端末オペレーティングシステムのアプリケーション、トラステッド実行環境のアプリケーション、またはセキュアエレメントのアプリケーションのうちのいずれか1つまたは複数を備える、請求項1から16のいずれか一項に記載のブルートゥーススキャン方法。
  18. 電子デバイスであって、前記電子デバイスは、1つまたは複数のプロセッサ、メモリ、ブルートゥースチップ、およびブルートゥースエージェントモジュールを備え、前記メモリおよび前記ブルートゥースチップは、前記1つまたは複数のプロセッサに結合され、前記ブルートゥースチップは、前記ブルートゥースエージェントモジュールに接続され、
    前記メモリは、コンピュータプログラムコードを格納するように構成され、前記コンピュータプログラムコードは、コンピュータ命令を含み、前記1つまたは複数のプロセッサが前記コンピュータ命令を実行するとき、前記電子デバイスは、請求項1から17のいずれか一項に記載のブルートゥーススキャン方法を実行することが可能にされる、電子デバイス。
  19. 命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が電子デバイスで実行されるとき、前記電子デバイスは、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
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